山内惠子

やまうちけいこ



当選回数回

山内惠子の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○山内(惠)委員 社会民主党の山内惠子です。  初めに、小泉総理の、女の涙は武器であるというあの発言につきましては、他の委員会でも取り上げられているんですけれども、改めて、遠山大臣、この言葉をどのように受けとめられて、お考えになって、次の質問のときに、率直に表現するのは人格の魅...全文を見る
○山内(惠)委員 政治は最大の教育というふうに私はいつも申し上げているんですけれども、大臣の今回の所信の六ページに、男女共同参画社会の形成、環境教育、人権教育の充実に努めますという文言があるんですけれども、小泉総理や大臣の発言はマスコミにものりますので、子供たちにとっても、大きな...全文を見る
○山内(惠)委員 差別というのは、本人が差別しようとかしないとか考えたからそうだったということでは全然ないということがあります。法律ができても意識の改革には百年かかると言われています。それだけに、学校現場で、子供たちの意識改革、保護者の性別役割分業に対しての意識改革には、大変時間...全文を見る
○山内(惠)委員 このことを長く話をすれば、きっときょうの時間全部を使って話し合わなければならないかと思いますけれども、ということは、札幌弁護士会の出された勧告は間違っているということなんでしょうか。  実は、国旗・国歌法が制定されたときに、元官房長官であった野中さんは、子供の...全文を見る
○山内(惠)委員 三月一日に子供たちの卒業式が参ります。そこで子供たちがどんな結論を出すかは子供たちの判断だと思いますから、基本的には、この弁護士会を……(発言する者あり)これは小学生じゃありませんよ、高校生ですよ。そこのところをしっかり受けとめて、決して処分なんかしないでいただ...全文を見る
○山内(惠)委員 学年通信が、本来あるべき姿が何かの文章で書かれているわけでもなくて、実はこれは、過去の戦争を考えようということで、親子で考えていただけたらとなお思ったと思いますが、これは私の実践ではありませんけれども、できれば、こういうことをもう少し丁寧にごらんになっていただき...全文を見る
○山内(惠)委員 受験勉強ははげ落ちる学力と表現した人がいます。受験勉強をなさった経験のある皆さんだったら覚えているかもしれませんが、ペーパーテストに書いた後、しばらくたつとみんな忘れていく学力という傾向がある。それだけに、このことを、新しい学力観とか生きる力をと言われた当時のこ...全文を見る
○山内(惠)委員 今のような学力観を考えて、生きる力、新しい学力観ということでいかれる一方で、今回のアピールなさった放課後の勉強だとか朝の読書だとか宿題をちゃんとやれとかいう発想は、相当大きな矛盾があるというふうに思います。  これは、読者の声の欄で、ゆとりと教育を取り上げまし...全文を見る
○山内(惠)委員 また改めてゆっくり別の機会に質問したいと思いますが、今回の大臣の所信全体を通して、全ページ一貫して流れている問題に、人材・教育・文化大国の実現、科学立国、この国のために人材があるかのような記述であることを大変私は残念に思っているところです。この言葉も投資としての...全文を見る
○山内(惠)委員 本当はここも深くお話し合いしたいと思いますけれども、女が産む、産まないを御夫婦なりで御相談されるような幸せな状況にあるときはこの方が言うことも一理あるときがあると思うのですけれども、まだまだ日本も男中心社会です。男の子が生まれなければ、次も産んでほしい、どんどん...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。このような考えが根底にない活動をぜひ考えていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
04月03日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子でございます。  きょうは、四人の参考人の方々、本当にありがとうございます。  私は北海道出身ですので、有珠山にはこちらの皆さんと御一緒に視察に行っているんですけれども、後からこの災害対策委員会に入りましたので、まだ三宅島は見ておりません。そ...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。わかりました。  北海道の例を廣井先生に褒めていただきましたので言いますと、私は小学校でしたから、子供たちの修学旅行にとっては、火山の勉強は、修学旅行が唯一の遠くから来るチャンスでしたので、もしかしたら、三宅島でもそのやり方の小さなもの...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。私も一夜漬けの勉強できょうに臨みましたので、本当にアンケートのことまで間違っていたりして失礼いたしました。  有珠山のときの話の中にも、高齢者はやはり一階を望んでいるということがありましたから、この後のことではそういうことを生かしていけ...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  学校に関するものは、もしかしたら文科省のところでもまた質問したり何かをしておいた方がいいのかなと思っています。  実は今回、先ほど、避難所というところが都営住宅であったというのは、住み心地はいいという点では仮のプレハブの建物よりよ...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございます。  この間、一月だけではなく、その後も随分の御支援もあったそうで、本当に子供たちには、音楽会を催したり劇団の公演があったり、いろいろな意味で子供たちを励まされた皆さんもいたということに、きっと子供たちも受けとめていると思うんですね。  ...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  四月からいよいよ完全学校五日制が始まり、総合的な学習の時間も、小中学校、高校で実践されることになりました。このことにつきましてなんですけれども、教育予算の中で総合学習に充てることのできる予算のことを確認させていただきたいんですが、どの...全文を見る
○山内(惠)委員 今回の総合的な学習、今のお話でおよそのことがわかりますが、例えばということで、総則に「国際理解、情報、環境、福祉・健康」等のテーマを挙げていらっしゃるんですが、この一つのテーマに対してこの予算をということはありませんね。なければお返事は要りませんが、あるのであれ...全文を見る
○山内(惠)委員 お答えいただいたことを改めてもう一度言われると私の時間も減ってしまいますので、短くで結構です。  それで、この教育支援交付金というのを電源特会のこの会計のところに入れるのは問題だということを事前に何度かお話し合いをしましたけれども、違法ではない、違法ではないと...全文を見る
○山内(惠)委員 これは、電源特会の予算から一般会計に移すということではないわけですね。そのことでいえば、やはり電源特会というのは原子力発電ということも含めて原子力を推進していくという会計ですから、その意味で私たちは教育基本法に反するということを指摘しているわけです。その意味で、...全文を見る
○山内(惠)委員 きょう、資料を配りましたので、それをごらんになってそのようなお答えをくださったんだと思います。直接この冊子という形でないとしても、予算を出しているということを後で証明——もう皆さんおわかりかと思いますけれども。  ところで、これは形を変えて出された学事出版のも...全文を見る
○山内(惠)委員 私は要りません。感想ですから、大臣、お聞かせください。何度も言います。大臣、お聞かせください。まだ一度も大臣、お話しになっていらっしゃらないのですよ。質問を出したときにも、基本は大臣とお話ししてあるので、担当者が出られることも今回はあえて受けましたが、大臣、お聞...全文を見る
○山内(惠)委員 いろいろあるな、大変だなと、そんな感想でこの教育予算四億八千三百万、それでもう一つ、経済産業省から五億七千万、お金が来るのですよ。もう少し厳しくお答えいただきたいと思います。  いや、だめです、大臣にお聞きしているのです。きょうは厳しく、大臣にお聞かせいただき...全文を見る
○山内(惠)委員 では、お聞きします。  今回の予算を執行するに当たって、交付要領というのを出されるというふうに聞いています。前回お聞きしたときは、予算がまだ決まっていないというふうにおっしゃったのですが、予算が通りました。交付要領にはどのようなことを書かれるおつもりか、これは...全文を見る
○山内(惠)委員 一般的には要らないです。時間がないのです。たくさん聞きたいし、こんなチャンスは二度とないじゃありませんか。今度、もっとつくっていただきたいです。(発言する者あり)では、そのことはわかりました。次、ぜひやってください。  これは交付要領の中で、危険性をしっかり書...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほどバランスに関することをおっしゃられましたので、プラス面もマイナス面もあるとしたら、このような一方的な推進のものではないということが大変重要だと思います。でも、今まで出されているもの、ほとんどこのマイナス面については書かれていません。危険性について書かれてい...全文を見る
○山内(惠)委員 現場で判断するというお言葉をしっかりと受けとめておきたいと思います。  それにしても、「エネルギーと環境」をつくった日本原子力文化振興財団のこれは、本当に危険について書いていません。このような推進というものを電源特会の予算からこのような形で、文科省を通して、財...全文を見る
○山内(惠)委員 このほかにいろいろ資料があります。私は、全部持ってこれないぐらい本当にありました。これは「かんでんが「総合的な学習の時間」を応援します!」企業がこれだけお金をかけて、教育にしゃしゃり込んでくる。この総合的学習は本当は自由な観点でやるはずの教科だったじゃありません...全文を見る
○山内(惠)委員 学校の御判断とおっしゃるにしては、このあらゆる資料が、企業の主張、そして中身は推進、この問題でつくられた資料ばかりが学校に配られることによって、この次の部分になるんですね。もし教職員の皆さんがこれに対して危険だということを主張して資料の中に入れたいと考えたときに...全文を見る
○山内(惠)委員 文科省がかかわり、経済産業省がかかわって、そしてできた「エネルギーと環境」、この中にあなたのおっしゃったような大事なこと、書かれていますか、全く書かれていない。これからは地方の自主性でつくられるかもしらないけれども、そんなことは全く書かれていない。経済産業省がつ...全文を見る
○山内(惠)委員 新しいエネルギーの問題も、大変問題があります。廃棄物の再利用だなんてとんでもないことを考えながら新エネルギーなんて言っていることも問題です。私は、ここの問題を……(発言する者あり)まだたくさん問題がありますが……
○山内(惠)委員 風力発電だって、買い上げを限定で、もっとつくっていくのも、買いたたきをして限界を決めて、そしてやっているではありませんか。本当に中立の政策ではないものを学校現場に持ってくることについて、何回も言います。賛否両論の、国論を分けるようなこの問題を教育の中に持ってくる...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○山内(惠)分科員 社民党の山内惠子です。  国内希少野生動植物に指定されたシマフクロウと北海道横断自動車道釧路—根室間の道路について質問したいと思います。  初めに、国土交通省にお聞きしたいと思います。  北海道横断自動車道、これからこの区間のことでいえば釧路—根室間道路...全文を見る
○山内(惠)分科員 ありがとうございました。  私の質問の時間が限られていますので、次の件につきましては短くお答えいただきたいということ、くれぐれもよろしくお願いいたします。  北海道のブランドはと問われれば、それは間違いなく自然だと思います。その意味で、私たち北海道に住む者...全文を見る
○山内(惠)分科員 済みません、その三十カ所でモニタリングというのは、シマフクロウに関してということですね。そして、釧路—根室間のところに三十カ所あるという意味ですか。
○山内(惠)分科員 釧路を出てから根室のところに何カ所あるのかということと、保護をしている方との合意をどうしているのかと、死亡原因、済みません、時間がないので短くお願いいたします。
○山内(惠)分科員 わかりました。それでは、どこの箇所についているのかは、後ほど詳しくお聞きしたいと思います。それから、地元との合意について検討会の関係はどうなっているのかは、後でも結構ですから、お聞かせいただきたいと思います。  時間の関係上、次は環境省の方に質問したいと思い...全文を見る
○山内(惠)分科員 では、ある意味ではほとんど同義語と押さえてよろしいということでしょうね。  それでは、日本では百二十羽になって絶滅のおそれがあるということを言われているんだそうですけれども、実は、私の調べた調査では、私のというよりは、保存活動に必死になってボランティアで頑張...全文を見る
○山内(惠)分科員 この山本純郎さんとおっしゃる方は、この「シマフクロウ」という本を出されて、絶滅の状況をサハリンまで調査に行っているというふうに聞いています。しかし、日常生活のことでいえば、大阪から通って十年間、本当にカメラでとらえるのも難しかった、人間が行っても姿が見えない、...全文を見る
○山内(惠)分科員 ありがとうございました。  六万円というのは御本人に渡る報酬と聞いています。えさ代としては既に百万円というふうに聞いていますから、六万円でやっているわけではありませんが、えさ代だけを見ても二百三十万円はかかるという試算をしておりますので、きょうは決算委員会で...全文を見る
○山内(惠)分科員 ありがとうございます。  環境省それから皆さんの努力によって例えば二百羽にふえたとしますね。そうすると、すめる環境がないというのが山本さんの御意見でした。この間、シマフクロウの死で交通事故が一番多いそうです。それから高圧電線、一般の電線にひっかかって死ぬ。そ...全文を見る
○山内(惠)分科員 どうもありがとうございます。  私としては、今のお言葉が大変重要です。同じ北海道出身でいらっしゃるので、本当におわかりと思いますけれども、農産物それから森、そして道路、共生しなくちゃならない絶滅種の鳥、動物、生物、本当にたくさんあるのが北海道。自然の宝庫だと...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  今回の教員免許法の改正に当たって、教育の基本にかかわる問題について先に質問したいと思います。  戦後だけでも学校六日制というのは五十六年間ですか、もともと、戦前も入れると百二十年間続いた学校六日制を学校五日制にするということを決めた...全文を見る
○山内(惠)委員 随分前というわけではないと思うのですね、試行の期間というのは六年ぐらいですから。  その意味では、時数を減らすということがはっきりしているのが、六日制から五日制に変わったわけですから、その中でいえば、教課審の段階で、どのぐらい減らすためにはということでいえば、...全文を見る
○山内(惠)委員 学校五日制を推進するという段階で、教課審その他で教科統合は考えられたという例は、私は聞いています。例えば生活科というような形で新たに誕生したのもありましたし、音楽だとか美術だとか、芸術科として統合してはどうかとか、それから市民科というようなことはどうだろうかとか...全文を見る
○山内(惠)委員 今局長にお答えいただきましたが、いよいよこの四月から学校五日制が始まるわけですから、今のくらいのことは大臣がしっかりとお答えいただく内容だったんじゃないかと私は思います。五日制を進めるに当たって、学力低下論が出てくるときに、このことをしっかりお答えいただけること...全文を見る
○山内(惠)委員 強制するものではない、それはそのとおりですよ。教育は強制からは育ちません。でも、このアピールの力というのは、ある意味で、現場の者には相当強く響くものだということを一言言いたかったわけです。強制だと言っているわけでもないし、そのように受けとめたわけでもありません。...全文を見る
○山内(惠)委員 そういう支援だとおっしゃったんですが、実はこの四月から、もう既に試行はされていましたが、総合的な学習が入ってくるわけですね。その意味で言えば、免許法の改正でそれなりの内容を検討されたということはわかるんですけれども、具体的に、総合的な学習をするというときのイメー...全文を見る
○山内(惠)委員 大学の連携については、今のでお答えに入っていますか。座られていることで入ったと、それでは人材活用ということで受けとめておきたいと思います。  先ほど、私の質問のときじゃないときに、矢野局長は、学校現場で教員の持ち時間は減らさないでやっていくということをおっしゃ...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほど申しましたように、それでも臨時でもいいからと六カ月頑張ったような卒業生を次は正規にするような、一度そういうふうに頑張った人を評価していくような道筋をぜひ御検討いただきたいと思います。  他校種免許状による専科担任制度について、先ほどからたくさんの方がおっ...全文を見る
○山内(惠)委員 そのお答えはさっきから何度も聞いていますので、そうなんだと思いますが、学校五日制に変えていくという時点で、教育の改革の一つとして教科の専門化だけを充実しようと考えたこと自体が、私はこの免許制度のあり方にすごく問題があると思っています。  先ほど、これは岸田副大...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。私の読んだのにはそんなに大きな間違いはなかったと思いますので、そうだということがわかりました。確認をしました。  しかし、先ほどの私の地元の私学の例でいいますと、高校の先生が、もう少し別な教科も勉強して取りたいという方が、この地元の大学の夜間部、...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。二つの方法がある、それから連携も検討していくんだということでわかりました。  現在、研修のあり方も、もっと考えていただきたいのが初任者研修の問題点、最初の一年、担任をしたけれども、初任者研修に半分ぐらい出ていって、その間かわりの先生で、ある先輩の...全文を見る
○山内(惠)委員 そのことを私が十分存じていなくて失礼いたしましたが、その方向であるということで、今後は一歩前進していくと思いますので、その進み方を期待したいと思っています。  先ほど、学士要件の撤廃についても皆さん相当おっしゃっているからその部分はよろしいんですが、私はよろし...全文を見る
○山内(惠)委員 要求はありますけれども、時間が来ましたので、これで終わります。
○山内(惠)委員 山内です。  私は、この間、一年十カ月、文部科学委員会で審議にかかわってまいりましたが、今回の法案も、子供が元気になるために教職員も元気にならなければならないのだけれども、その方向の改正案ではないという観点で、反対をするための討論をさせていただきたいと思います...全文を見る
05月16日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  初めに、大臣にお聞きしたいと思います。  私は北海道出身ですので、有珠山の災害のときに、観光地としての復興計画について質問させていただきましたが、計画書が出た段階で十二分に予算のことも検討するとおっしゃってくださって、あのときも大変...全文を見る
○山内(惠)委員 こうやって努力して来てくださっているんですから、このようにダブることがないような開催というのは、今後のところで要求していきたいというふうに思っています。  先日、NHKのテレビで「プロジェクトX」が放映されまして、随分たくさんの方々もごらんになったと思うんです...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。  それでは大臣にはまた後で一度質問したいと思っています。ありがとうございました。  生活支援についてお聞きしたいと思いますが、今回、東京都から岡部部長、御参加ありがとうございます。前回の四月三日の委員会のときに、廣井参考人が、就労あっせんは当...全文を見る
○山内(惠)委員 母子世帯に関しては、児童扶養手当の削減問題まで起こっていますので、数については改めてお聞かせいただきたいと思っています。  時間の関係上、ここのところは短く質問したいと思いますが、生活支援に関しては、一時金だけではなくて、日常的に現金支給が欲しいというのが随分...全文を見る
○山内(惠)委員 やはり住宅が無料であるということは大変ありがたいことだと思いますけれども、衣食住の食のことを考えても、現金支給がどんなに必要かということを考えましたら、ぜひぜひ現金での月々の支給を早急に御検討いただき、実施していただきたいという要望にかえさせていただいて、次の質...全文を見る
○山内(惠)委員 高齢者の方たちが、特に都営住宅の中でも高いところに住んでいることが大変つらいというふうに、前回のときお聞きしているんですけれども、私の地元でも、高齢者の方がお一人のときには住宅一階を優先しているという状況があるんです。その辺も、この後、やはりこのまままだ長くとい...全文を見る
○山内(惠)委員 確かに、まだ復興の途上ですから、総括というのは難しいと思います。  それにしても、前回の参考人の長谷川参考人が、御自分の年齢四十三歳とおっしゃっていましたが、御自分の人生で三回噴火を体験した、今回が最もひどかったということのようですけれども、そのことを考えまし...全文を見る
○山内(惠)委員 少し話が飛びますが、先に聞いておきたいことがあります。  三宅島の学校の被害状況が、私もこの間一緒に視察に行かせていただいたんですけれども、途中、学校の前を通ったんですが、あそこでおろしていただく計画を要求しなかったものですから、これはきょう聞くしかないなと思...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。子供たちのことですので、本当に何があっても安全であるような対策ということは重要だと思います。  もう一つ、子供たちの心の問題ということについても対策が重要だと思いますので、今回の対応の仕方につきまして、先ほど問題は聞いていないということもありまし...全文を見る
○山内(惠)委員 きょうは担当者がお一人で来てくださっているから、難しい質問なのかもわかりませんけれども、教育委員会として、村に対してこのようなアンケートをせいというような状況ということはあり得ないことなんでしょうか。  村の方がいらしたら、そこで聞くことはまたできるんですけれ...全文を見る
○山内(惠)委員 中学生は、まだ避難の、秋川高校ですか、残られているんですね。  高校生は、やはり年齢が高くなった分だけ、集団生活の中から得るものもあったという声もあるわけですから、そこはある意味では心配ないのかなとも思いますけれども、高校生も、受験とか自分の将来を考えると、ス...全文を見る
○山内(惠)委員 四月を何度も迎えられているんですから、把握していないというのは、これは都教委は把握していないんでしょうかね。把握、当然すべきだと思うんですね。自分はどこの学校に行こうかと、親は相当悩んでいるということも含めて、秋川の高校にこの子たちが行くのかという状況も含めたら...全文を見る
○山内(惠)委員 アンケートも、子供たちの声も聞いていない。一応先生方の声をお聞かれになっただろうと推測で今お話しされたんですけれども、六月の二十六日に、噴火のおそれがあって、大噴火があって、八月の二十九日に学童疎開を決められた。その前までは、低学年の子供たちは親と一緒のはずだっ...全文を見る
○山内(惠)委員 ぜひアンケート、これは今、子供にとおっしゃったんですけれども、子供も当然ですけれども、そこでともに暮らした教職員のアンケートもしていただきたいと思うんですね。教職員の側、私はその側を一つ提起するとしたら、自分も避難しなければならない家族を持っていたんじゃないでし...全文を見る
○山内(惠)委員 そうですね。ありませんね。わかりました。  本当にありがとうございました。今後の検討に期待したいと思います。  子供たちは親元に行けばたくさんの学校が受け入れてくれるわけですから、別な道はあったと思います。今後とも、御検討をし、子供たちのよりよい幸せのために...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  今回の法案二つにつきましては、国内法を整備し、批准をするということは当然なことだと思います。その意味で、なぜ三十年間も放置したのかという疑問は私も同じように思いました。先ほどのお答えでは本当にお答えが不十分というふうに思います。  ...全文を見る
○山内(惠)委員 大臣のお気持ちをお聞きしたかったんですが、詳しい中身でしたので回答者が違うということはわかりますのでよろしいですが、やはり盗難で、しかも日本の民法が壁となって盗難品をこのような形で国内に置いておくということ自体、世界に対して本当に申しわけないことだと私は思います...全文を見る
○山内(惠)委員 この後、時間も余りありませんので、まとめて質問したいと思います。  五条の(d)項、現地保存のことについて、適用法は何なのか。それから(e)項のところでは、この規則の遵守を確保するという意味で政令等を用意しているのか。それから(f)の項目で、すべての国の文化遺...全文を見る
○山内(惠)委員 今の最後のところで、教育というところが大事だと思います。日本の条約の批准が遅かったということで今回法整備をされても、先ほどのキプロスの作品のように、イコンのように、これは盗難されたものと言われているということを、教育上どうやって私たちは子供たちに教えていくのか。...全文を見る
○山内(惠)委員 もしかしたら、先ほどの批准が三十年間かかったということを考えると、粛々とということが三十年というふうにならないようにというふうに思うんですが、当面、ハーグ条約を批准してこなかった理由に、我が国は武力紛争を国内では想定していないから締約国となっていないのだというふ...全文を見る
○山内(惠)委員 ハーグ条約の中の七条に、平和時においてこの条約を遵守する、確保するような規定を軍事上の規則または訓令の中に入れることというのがあるんですね。その意味では、日本が別な理由をつけて批准をしてこなかったということが大変問われる問題だというふうに思います。  アメリカ...全文を見る
○山内(惠)委員 今、私たちは必要のない議論だと言いたいような有事法制三法案が、事態対処特別委員会で論議なされていますけれども、このような形での備えではなくて、人類が築いた文化を大事にすることによって平和が守られるんだという意味でこそ、文部科学省の仕事として大きなものがあると思い...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  今回の著作権法改正の問題に入る前に、EYEマークの普及についてお聞きしたいと思います。  昨年の法案審議のときに参議院で附帯決議がついて、その後の衆議院での審議のときに私がEYEマークの普及についてお聞きしましたところ、前向きに検討...全文を見る
○山内(惠)委員 きのう、このことを質問事項に入れておりませんでしたので、申しわけないと思います。  昨年の審議のときに、EYEマークを大きく拡大して見ていただいたことを御存じだと思うんですけれども、EYEマークというのは、ボランティアの優しい愛情、土壌と著作権者や出版社の福祉...全文を見る
○山内(惠)委員 やり方、方法は、私の素人的な発言で言いましたから、わかっていないことがあるかと思いますけれども、ノーマライゼーションの時代であり、インクルージョンということで、普通学校の中にも障害のある子供たちが来る時代を迎えた、しかし、ずっと子供たちは、平等という意味では、本...全文を見る
○山内(惠)委員 十分に反映された法律ということですから、そのようであるといいなと思っていますが、いろいろな方たちから要望が出ている中に、固定化された放送及び有線放送の規定については今回の保護の対象になっていないということがあるんですけれども、この部分についてはなぜ対象としなかっ...全文を見る
○山内(惠)委員 今おっしゃられた回答の中であるように、インターネット上での侵害が横行しているということでは、ぜひ固定化された放送についても、放送事業者の送信可能化権の創設をしてほしいという声がありますよね。そのことを御理解の上で今のお返事だったと思うんですけれども、これを放置す...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。  それにしましても、著作権というこの考え方については、人々の意識がまだまだ不十分だということで、そのことを十分にする法案が今回提案されているんだと思います。それにしても、人々の意識の問題があるので、著作ということに関しても、盗作などもいろいろ事...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。  昨年まではまだ学習指導要領には盛り込まれていなかったけれども、実は昨年質問したときに御紹介いただいた後、ことしもまた新しい著作権に関する学校現場に送られている資料を今回いただきまして、これを大変すばらしいと思って私は評価をして...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。  著作権ということを学ぶ側の子供の側からいうと、子供にとっては、先ほどの紹介、内容に書かれているように、自分も権利の主体者であって、自分がつくったものも保障されるんだ、それからもう一つ、他の人がつくった作品なり人のもの、そういうことも保障される...全文を見る
○山内(惠)委員 そういう意味で、あえてここのところでお聞きしたのは、権利というのは子供自身にもあるんだ、権利は、権利の主体者である子供という発想が重要だというふうに思います。  その意味で、著作権という一つの問題だけではないと私は思っているんですけれども、子供たちは、権利とい...全文を見る
○山内(惠)委員 今回、法案は、今大臣がおっしゃったように、盗作その他横行しているだけに、著作権はしっかり守るんですよということを教えるためにこれはつくられていると思いますから、私が権利を抜き出して言ったんですけれども、当然このことを守りましょうということがわかるようなパンフレッ...全文を見る
○山内(惠)委員 それは、きょうはこのことが主ではありませんので、では、また改めて、あのときの回答そのまま使って質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。(発言する者あり)
○山内(惠)委員 それでは、今回の学校教育を通じての著作権思想の普及啓発を進めるということについては大変重要だと思っていますし、教職員にも広めるということが大変重要だと思います。  そのことにつきましてですけれども、著作権の普及啓発につきましては、文部科学省だけでなく、さまざま...全文を見る
○山内(惠)委員 今そちらでも把握していらっしゃるようですから、わかりました。  文部科学省だけではなく、民間でやっている方たちとそれぞればらばらに行うというよりは、どうぞ連携してそのことを強化していただきたいというふうに思います。  最後の質問になりますが、今回の法案は世界...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  私の質問の意図がよく伝わっていないという問題もあったそうですので、改めて丁寧に説明をしましてお答えいただくようにしたいと思います。きょうは少し早目ですけれども、本当は、いただいたお答えによってお聞きしたいことがあったんですけれども、...全文を見る
07月03日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○山内(惠)委員 山内惠子です。  先日、私の北海道の北の外れにある稚内市で大きな火災がありまして、そのときの市民の皆さんが避難したのもやはり学校でしたので、内閣府の調査の、校舎の五四%が耐震性に疑問という記事を見まして、このことについて私も質問したいと思っておりましたが、時間...全文を見る
○山内(惠)委員 校長が決めると今おっしゃったのですけれども、政府が今回出されている政府報告の二回目の報告の中に、このような文章があります。同じく先ほどの項目の、学習指導要領の一つ前の段落のところにある文章なんですけれども、「児童も国民の一部として、こうした意見表明の機会に積極的...全文を見る
○山内(惠)委員 実は、今回のこの政府報告を書かれるに当たって、きっと一九九八年五月の第一回目の報告に関して、国連子どもの権利委員会の指摘というのが背景にあってこのような報告がなされたんじゃないかと思って私は読みました。  その中での懸念という項目で、我が国の子供たちの状況につ...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  本当に、不登校というのが何がきっかけで、どのような状況で起こるかということでいえば、どの子にも起こるという状況を文科省が認めているということについて、ぜひ今後も支援をしていただきたいと思います。  フリースクールに通う小中学生が、...全文を見る
○山内(惠)委員 不登校の子供たちが本当に気持ちよく学校に帰ってこれるような教育内容ということでは、私たちのこれからの努力も必要と思いますけれども、当面、本当に引きこもりになってしまいそうな子供たちがフリースクールへ行っているという状況を考えたときに、公的な支援が本当に必要だと思...全文を見る
○山内(惠)委員 五月十三日付で通知を出されたということですので、後ほどその通知を見せていただきたいと思います。  それにしても、この二十六人のうちの一人だけは、三十秒も被曝をしてしまった結果、これは私は単位が難しくてよく理解ができませんけれども、六グレイという被曝だそうですが...全文を見る
07月11日第154回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。藤原市長を初め参考人の皆様、お忙しい中、きょうは本当にありがとうございます。  二〇〇〇年の十一月のこの特別委員会で、市長さんが参考人として国会に来られたのは二十年ぶりだということをお聞きして、そのことにも大変びっくりをしたんですが、その...全文を見る
○山内(惠)委員 きょうは、お三人いらしていらっしゃるんですけれども、市長に集中的にお聞きしたいことがあります。  ただいまの後継者の部分につきましては、学校教育ということが大変重要だということや、それから教職員の研修ということまで深めていらっしゃるということで、私も、この間訪...全文を見る
○山内(惠)委員 法改正という意味では、今おっしゃられたことが本当に重要だと思います。  私、二〇〇〇年の十一月に質問しましたときに、独自に策定した振興計画の五分野二十六事業達成のための財政上の援助ということをおっしゃられたんですが、今との関連で、あのとき言われた市立根室病院の...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。ありがとうございます。  それと、前にお聞きしたときのことでとても気になっていることが、私の質問した部分の中でですけれども、もしかしたらこの北方基金の運用益の減少のことと関連があったのかなと今思っているんですけれども、例えば、小中学校のグラウンド...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。  沖縄振興特別措置法のように政令で事業ごとに定めてほしいという問題と、それから運用益の目減りによって打撃を受けて、それが一般財源で出していくしかないという状況であれば、根室市の財政が厳しい中で本当に大変なことだと思います。その意...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。  私も、北方問題を考えるようになったきっかけがこの委員会でありましたし、地元、根室市というところに個人的に関心もありましたので、きょう皆様が参考人としてお話しされたことが、本当に皆さんの期待にこたえる、政治としてあるべきだと思う...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第4号
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○山内(惠)分科員 社民党の山内惠子です。どうぞよろしくお願いいたします。  武部大臣、私も北海道出身です。大臣に、きょうは北海道の問題を中心に質問をしたいというふうに思っています。  一つ、農薬空中散布と健康被害について質問させていただきたいと思います。  農薬の空中散布...全文を見る
○山内(惠)分科員 今のお話ですと、大気中の濃度が基準を超えたことがないというふうに把握していらっしゃるそうなんですね。  それで、今現在はそうだとおっしゃっているんですけれども、では、健康被害が発生した場合、どのような対処、指導をしようとなさっているのかとお聞きするしかないで...全文を見る
○山内(惠)分科員 そういう健康被害が発症しないように努力をしているということで今の御回答だったと思いますが、私の地元旭川に、化学物質過敏症の発症で苦しんでいる方が何人もいらっしゃいます。  私も、今回の土曜日、旭川に帰りました折に、最近なおまだ苦しいという方に、三人ほどお目に...全文を見る
○山内(惠)分科員 実態に応じてなさるということであるけれども、メカニズムが解明されていないので、なかなかそのことが対応できないというのが何年も続いているわけです。ですから、もう本当に、苦しいときには窓から飛び出したくなるような症状にもなられているわけですから、そのことについて具...全文を見る
○山内(惠)分科員 隣町でも広報をこの後徹底していくというお答えでございますね。とすれば、近隣のところをぜひやっていただきたいと思います。  実は、旭川市とその間にある忠別川は、水道の水をも取水しているというところなんです。そのことを考えると、では旭川市は知っていたかというと、...全文を見る
○山内(惠)分科員 徹底していただきたいと思います。手まきの場合は千倍から二千倍に薄めて使うものを、無人ヘリでやる場合は、この新聞にあるように、八倍から十倍という物すごく濃度の濃い状況でまかれているわけですから、そこのところは責任を持って調査していただきたいことと、通知された文書...全文を見る
○山内(惠)分科員 健康に関してのことは大臣に後でお聞かせいただきたいと思います。今後、対策を強化しようと思っていらっしゃるかどうかは、後でお聞かせください。  それで、いろいろお聞きしたいことがあるんですけれども、時間が限られていますので、空中散布、飛散状況の調査をしているか...全文を見る
○山内(惠)分科員 せっかく規制を強化しようというふうな方向でこの間進んできているわけですから、やはり被害に遭っている人の代表、住民の代表はぜひ入れていただきたいというふうに思いますし、有機農法で私たちの願う野菜その他をつくっている方の声というのも大事ですから、今言われたように、...全文を見る
○山内(惠)分科員 前向きのお答え本当にありがとうございます。ぜひ今後のところでそこは強化していただきたいと思います。  また、公共的な空間には、低空で無人ヘリコプターを飛ばしてやっているという報告もございました。それは前より前進したかと思いますが、農薬を使わない方法で、公共施...全文を見る
07月30日第154回国会 衆議院 本会議 第51号
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○山内惠子君 山内惠子です。  社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております小泉内閣不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  小泉総理、あなたは、八〇%を超える支持率の中、さっそうと登場されました。しかし、今、私たちは、あなたに不信...全文を見る
08月07日第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○山内(惠)委員 山内です。最後の質問者となりましたので、皆さんの質問と相当ダブることもあるかと思いますけれども、七月の三日の委員会で中西議員が質問した際にお答えになった中にも、過去、経常経費補助金の不交付あるいは減額措置された大学が相当数あったということを御報告いただいたと思い...全文を見る
○山内(惠)委員 法人本部の学事課が作成したと。  では、もう一度聞きますけれども、合否に関してなんですけれども、各学部の中には入試事務局だとか教務課とか、そういうのはないんでしょうか。入試委員会のようなものがこの大学にはないんですか。
○山内(惠)委員 教務課はそれぞれの学部にある、しかし、入試関係の、例えば入試委員会は各学部にはないというふうに今お答えになったということですね。法人本部事務局に学事課があって、そこが行うと。  じゃ、もう一度聞きたいと思いますけれども、「教授会において、」というこの教授会なん...全文を見る
○山内(惠)委員 ということは、他の学部も調べるということは今後だとおっしゃったんですけれども、基本的に、合否に関しては本部が一切牛耳っているという意味ですか。そうなんですね。じゃ、そうだというふうに押さえて、次の質問に行きたいと思います。  この文一つ一つお聞きしたいと思いま...全文を見る
○山内(惠)委員 合否は先ほども、ここで総長より公表されるというわけで、それは何人の賛同を得て、例えば、今言われた人数の総計の過半数をもってするとかいうような内規というものはないんでしょうか。ちょっと細かく聞きたいので、恐れ入りますが、ずっといていただいて聞いた方が早いかもしれな...全文を見る
○山内(惠)委員 ちょっとお聞きしますが、過半数で成立していて、出席者の半数以上で決まるということなんですね。  それで、総長と学部長の権限の違いは何なんですか。
○山内(惠)委員 わかりました、今のお二人のことについては。  じゃ、これは、合否の判定は「医学部を含む全学部」と書いているんですけれども、この文章上読み取れるのは、総長と学部長等が見ながらと書いていますね。見ながらというのは、プリントを自分で実際もらえないで、総長はもらえるん...全文を見る
○山内(惠)委員 そういう意味で、それじゃ、もうほかの学部では、学部長の役割も、すべて法人本部事務局の学事課が入試の判定をするわけだから、この方たちは、特別、全くここで異議を申せるような状況にないということも言えるような状況の中で、過半数でということの意味もよくわからないような報...全文を見る
○山内(惠)委員 そうすると、成績順に並べてとか言われたさっきの一部作成されたものにしても、それぞれの学部が管理を一切していないものということは、今回の追及、本当に不思議ですね。私も、質問しながら、何か茫然としてしまうようなやり方をしているんだということが見えてきました。  そ...全文を見る
○山内(惠)委員 それで、もう本当に驚くんですけれども、この人は合格する、この人は合格しないというのは成績順でという、その成績順の一覧表も、氏名を隠してでも、それはごらんになってらしたんですか。  本当は調査はどなたが行かれたか、氏名報告というのは、このプリントには載っていませ...全文を見る
○山内(惠)委員 それであれば、先ほど皆さんもおっしゃっているように、寄附の額によってどうだったかということを、もしできれば、氏名は報告なくても、ABCDでも一番二番でも結構ですけれども、私の想像するには、八十点台といっても、一点刻みか同点か、山ほどある数字だと思うんです、もっと...全文を見る
○山内(惠)委員 寄附金の額が全部多かったなんということはやるわけがないと思います。一定の合格者数、それを最初から数を少なくしておいて、寄附をしてくれる人をここに置いて、そしてその中で判定してとか、いろいろ疑惑というのは想像できますよね。そのことをどう調査されたかということがとて...全文を見る
○山内(惠)委員 よくわかりません。「歴代の事務局長が、」とあえて書いているのに、長野名義は変わらない。では、ここの意味はどういう意味なんですか。
○山内(惠)委員 それじゃ、ここのところで読み取れるのは、ポストの人がかわってもこの通帳にお金が入るということが組織的に合意されていたということじゃないですか。そういうことで言えば、組織的な関与はないと、相手が組織的な関与はないと言ったら、信じられることなんですか、そこのところを...全文を見る
○山内(惠)委員 先方の主張はいいです、こんなことはない、ない、ないと全部言ってくるので。文部科学省として、これをどう受け取られるんですか。これは組織的関与とは思いませんか。
○山内(惠)委員 今おっしゃったことであれば、これは文部科学省の調査ですから、今のようなことをお書きになる必要があったんじゃないのでしょうかね。これはやはり、組織的な関与はなかったと相手が言っているが、ここに疑念があるということですね。そのことをやはり、これは相手が言っている、言...全文を見る
○山内(惠)委員 それは、過去、全部お返しになっているということをお聞きになっていらしたということですか。
○山内(惠)委員 では、そのことはまた改めて続きをお聞きしたいというふうに思います。入学しないのに払った人が、返せという裁判を起こしている方もいらっしゃるんですけれども、そのことを、私は、ちょっと中途で、やめておきたいと思います。  卒業生が医師国家試験を受けるのは、医学部に入...全文を見る
○山内(惠)委員 では、きょうはおわかりにならないということですので、後ほどでも結構ですから、帝京大学の卒業生がどれぐらいの方が医師になっているかはぜひお聞かせいただきたいというふうに思います。  ところで、文部科学省はこの大学に補助金を出していて、それを返してもらうんだという...全文を見る
○山内(惠)委員 お金に関してのチェックということで今のお答えだったと思うんですけれども、私は、大学のあり方として、チェック機能ということの一つに、先ほどのお話を聞いていても、学部が最終的な責任を負う状況の合否判定にいっていませんね。管理しているのも、例えば医学部であれば医学部の...全文を見る
○山内(惠)委員 今のでぜひ本当に刷新、天下りがなくなるようなことを文部科学省として取り組んでいただきたいと思います。  それで、先ほどもう一つ質問するのを忘れましたが、安積高校の例では、狙撃した人に対して謝礼なんかも上げているというのが、空出張、工事費の水増しによって謝礼のお...全文を見る
○山内(惠)委員 さまざまな疑問が残っていますけれども、また次のチャンスがありそうですので、そのときに回したいと思います。ぜひ文部科学省、本気で刷新に向けて頑張っていただきたいと思います。
11月01日第155回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  今回の学校教育法の一部を改正する法律案につきましてですが、新しい時代の法律家養成のための法科大学院が含まれる専門職大学院の創設ということですけれども、きょうは特に、法科大学院もこの分野の一部ということで、現行の制度がどのような欠点や限...全文を見る
○山内(惠)委員 今言われました高度な知識がやはり必要だということを先ほどからも強調されております。  それにしても、今回の司法制度改革審議会が、国民の期待にこたえる司法制度、司法制度を支える法曹のあり方、それから国民的基盤の確立というようなことを挙げていますけれども、今おっし...全文を見る
○山内(惠)委員 今大臣がおっしゃられたような安全な社会ということ、本当に私たちも願っている社会です。国民が根源的に求めているものというのは、今のお言葉と共通しますが、安心して暮らせる社会だと思います。この安心して暮らせる社会というのは、基本的に、やはり私たちの人権が保障される、...全文を見る
○山内(惠)委員 社会の医者養成のようなものだというお言葉でしたが、本当に裁判所なども、裁判所は人権擁護の最後のとりでとよく言われますし、弁護士も裁判所に劣らず人権擁護の最後のとりでということを考えれば、本当に社会の医者養成に通じる。お医者さんの問題も、随分人権感覚その他問われて...全文を見る
○山内(惠)委員 今お話しされたようなことをこの専門職大学院でやるということになれば、一方で、学部で専門職養成を続けてきているところで、他方で今のような中身を充実するとおっしゃるんですけれども、今ある五年間の中でその方法を入れるということになるのか。そのこともできると思うんですね...全文を見る
○山内(惠)委員 それだけの大学が今準備中だ、そして、これからももしかしてふえるかもしれないですね。  そういう状況の中で、司法試験合格者が現在千人前後というふうに資料の中に書かれていましたが、過去長いこと五百人前後であったものが千人になるというのは、倍ふえた状況にあるわけです...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほどの準備段階でも百五校、そして今回は司法試験に三千人ほどの合格者を考えて計画を立てていらっしゃるという中で、今後、この大学が動いていった段階で、結果として、試験を受けた者がたくさん出た大学は、ああこれでよかったということでしょうけれども、例えば、ある大学で一...全文を見る
○山内(惠)委員 設立準備を進めている大学院が、多くは東京都、その周辺というあたりに固まっているというふうに聞いています。関西を加えても相当一部の地域に集中することが予想されるというふうに私は読んでいるんですけれども、その結果、今以上に法曹人口がある地域に固まって、弁護士の過疎過...全文を見る
○山内(惠)委員 あくまでも自発的にということで今おっしゃっているんですけれども、この少子化の時代、大学の生き残りを考えれば、この専門職大学院を何とか設立したいと考えている地方の学校、大学は相当数あるとこれまた聞いています。しかし、その条件がなかなか整えられないのであきらめたとい...全文を見る
○山内(惠)委員 法曹人口が少ない地方が現在あるということと、もう一つ、チャレンジする学生のことも関連があると思います。その意味で、今回のこの大学院をつくるとして、授業料は年間どれくらいと試算していらっしゃるのでしょうか。
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  過疎地の問題、それから公平な入学者選抜にかかわっても大変重要な課題があるというふうに思います。予備試験も残せという声も私のところにも随分届いております。それから、評価にかかわっては大変重要な、この法案でも大変大きな課題と思っています...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 法務委員会文部科学委員会連合審査会 第1号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  私の持ち時間も十五分と大変短いので、質問したいことがたくさんございますので、短い言葉で御回答いただければと思います。  初めに、森山法務大臣に質問したいと思います。  新しい時代の法律家養成のために法科大学院を設立するということが...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございます。  今回のこの審議会の一ページ目のところに、「今般の司法制度改革の基本理念と方向」というのが書かれておりまして、この四行目に、「法の精神、法の支配がこの国の血肉と化し、「この国のかたち」となるために、一体何をなさなければならないのか」と書...全文を見る
○山内(惠)委員 私は、当然、法の精神、あらゆる法を指すということはわかりますが、基本のところに憲法があるかということで質問したのです。ありがとうございました。  文部科学大臣に次のところから質問したいと思います。  新しい事業を起こすときには予算なくしてはできないと考えます...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございます。  大学院の設立に関して前回のときも質問しまして、適正配置に配慮をするというお答えもありましたが、このことも追求すれば大変時間がかかりますので、また改めてというときに考えたいと思います。  私としては、きょう一番にお聞きしたいのが、第三...全文を見る
○山内(惠)委員 それで、評価機関を文科省が想定しているのはどういうところかということを、先ほどの方のお答えの中に大学評価・学位授与機構とか日弁連とかとおっしゃったんですけれども、そのほかにも検討しているところはおありと思いますが、急いでお答えいただきたいと思います。
○山内(惠)委員 大学基準協会とか私立大学協会などというのも部会での説明ではちょっとお聞きしておりましたが、それ以外にも民間機関がこの事業に参入するということも御検討なさっているというふうにお聞きしましたが、この人たちが参入するための条件整備としてどのようなことを考えていらっしゃ...全文を見る
○山内(惠)委員 新しいことをするのには本当に予算がかかると思いますので、いろいろな意味で文科省が財務省からたくさんの予算を獲得するように、私もエールを送りたいと思っているところです。  その意味で、大学評価・学位授与機構というのに文科省の予算がついているとお聞きしましたが、ど...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  私の調べたのは、平成十三年度の当初予算のところで六億二千五百八十四万円の予算がついている。その中で、大学評価にかかわっては、人件費が入っていないという計算をしたもので四億円くらいかかっているというふうに聞いています。  そのことを...全文を見る
○山内(惠)委員 公平な評価をということを極力追求するとしましたら、現在ある大学評価をしている学位授与機構に出す金額と、民間参入する人たちの機関に同じような金額の予算を配置する、もしくは、それは今おっしゃったように、国からの委託ではないので自主的にやれというのであれば、こちらの方...全文を見る
○山内(惠)委員 基本的に身内の評価であってはならないということは、そうだと思います。その意味で第三者ということをあえてもう既に書かれているわけですから、第三者の評価を義務づけるということで、私はその一点、やはり今まで自主的になされていたところもあるけれども、なかなかやっていない...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  学校教育法の一部を改正する法律案に反対する立場からの討論をさせていただきます。  この法案の中の専門職大学院の創設にかかわって、今後、ほかの大学院、現在ある大学院にとっても、大学改革のあり方に大きな影響をする問題であるだけに、今回の...全文を見る
11月20日第155回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子と申します。  堺屋参考人には、移転のコンセプトの二つ目に時代精神の転換ということをおっしゃっていますが、そのことについて二点、一つは、その時代精神をどのようにお考えなのか、二つ目、それは首都移転がなければ転換できないのかということをお聞きした...全文を見る
11月27日第155回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  最初に、大臣にお聞きします。相当たくさん質問したいときょうも思っているんですが、時間が短くてあれですので、お答えは短くいただければありがたいです。  女性差別ということが、この後いろいろまだ課題があるんですが、女性差別ということを大...全文を見る
○山内(惠)委員 条約からということをお聞きしませんでしたから、今のお考えが大臣のお言葉だということだと思いますが、差別撤廃条約では、第一条、女性に対する差別とはという意味では、区別、制限、排除という、このことを差別と言っています。世界の行動計画では、平等とはと言うとき、今大臣が...全文を見る
○山内(惠)委員 思春期にある子供たちというのは、大変性の問題について悩んでいます。私も各教室にいたときに、自分のクラスの子供でない高学年の子からも問い合わせ、相談、いろいろな形でありましたから、中学生や高校生となると、もっと悩みは大きいんじゃないか。  そういう意味では、我が...全文を見る
○山内(惠)委員 慎重であるということについていえば、慎重であっていいと私も思いますが、でも、情報を発信させないという状況こそ間違った判断だと私は思います。かつて悪書追放というような歴史も世界じゅうのあちこちにもありますけれども、この情報を上手に使う現場にはその知恵があるというふ...全文を見る
○山内(惠)委員 十一月の十四日にこのまとめを大臣に提出された中教審の委員がこのように記者団に感想を発表しているという新聞報道がありますが、通常、諮問の中身は数行程度だが、今回は諮問自体異常に詳細で長く、初めから結論が決まっていたとこの委員が言っているんですね。そしてこの委員は、...全文を見る
○山内(惠)委員 全回出席をした委員がこのようにおっしゃっているということは、そのような感想を持たれたということは受けとめておいていただきたいと思います。  ところで、大臣は、新しい時代にふさわしい教育の理念となる教育基本法の見直しについて、国民的な議論が不可欠ということをきょ...全文を見る
○山内(惠)委員 やはり国民的な議論が不可欠と思うような、はっきり言って、一九四七年以降初めて手直しをするということですから、それぐらいの丁寧な、発言者がだれなのかぐらいは書いておくべきだというふうに思います。  ところで、公聴会、今回のは、「「一日中央教育審議会」意見発表者・...全文を見る
○山内(惠)委員 五百人会場に六百を超える人たちが希望があるということで、少し私はほっとしましたが、それにしても、地域バランスと何度もおっしゃるんですけれども、土曜日の開催だけだったものに日曜日を足すと考えた時点で地域バランスの本当の意味を追求していただきたかったです。今、飛行機...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。  先ほどのお話の中に教育基本法のことについて知らない人が八四%もいるという状況であるとしたら、もしかしたらきょうこのように審議していることも多くの人々は知らない状況にあるかもわからないと思います。その意味で、PR、先ほどホームページにもとかいろ...全文を見る
○山内(惠)委員 出席の状況も全部調べてみました。本当にきちっと全部参加された方は三人しかいないという状況で、五〇%に満たない会合がある。これは本当に問題だったというふうに思います。  その意味で、もう一つお聞きしますが、素案の文章をまとめた方、中間報告を文章化してまとめたのは...全文を見る
○山内(惠)委員 基本的に、文章もきめ細かく、このように検討してほしいということも丁寧に書き、そして審議したものをまとめていく、文科省が諮問をするわけですから、ここのところはやはり随分問題があると私は思っています。  次のところに行きます。  今回、なぜ教育基本法を見直さなけ...全文を見る
○山内(惠)委員 国家が教育を重視するというのは、それはそうですよ。でも、国家戦略という言葉は、諸外国もそのように使ってはいないんじゃないでしょうか。今のお答え、時間がないから、私は、そういう言葉を使われること自体に、子供の一人一人の人権を大事にしていないからそんなことを当たり前...全文を見る
○山内(惠)委員 時間がもっとあると思って話をしていましたのです。時間がなくなってしまったようなんですけれども、今回の中間報告の中に、道徳などの徳目を法律に盛り込むような提案がなされているように私は思います。これは、憲法第十九条の保障する思想、良心の自由に反すると私は思っています...全文を見る
○山内(惠)委員 考えているかいないかではなくて、法律で縛るというのは、本当に間違っていると思います。そのことを強く言っておきたいと思います。  それで、先ほど、教育基本法の第十条、「教育は、不当な支配に服することなく、」ということは今後もずっと大事にされるとおっしゃいましたの...全文を見る
11月28日第155回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第1号
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○山内(惠)小委員 社民党の山内惠子です。  きょうは、本当に私も共感するお話をしていただきましたことを大変うれしく思っています。  私は、小学校で三十年教員をしてまいりました。それで、私の見ていた一例を申しますと、学習塾に通っている、ピアノを習っている、おうちへ行ってもステ...全文を見る
○山内(惠)小委員 ありがとうございます。  私は、教育基本法の中教審の中間報告に対して、中学の先生が、本当に学校や子供の現実から乖離している論議をしていることを怒って書いていらっしゃる方がいて、学校にいると、子供たちの意欲の減退をひしひしと感じる、高校を出ても就職が難しくなる...全文を見る
○山内(惠)小委員 ありがとうございました。  私は、最後のところ、本当にそう思います。実態から出発する教育改革をと願っていますし、財政支援というのを本当に地方にしっかりやってもらいたいと思っていましたので、きょうはありがとうございます。
○山内(惠)小委員 ありがとうございます。  ここの場所に初めて出てきて、一番最初に質問するというのは大変心配だったので、本当は後からと思ったんですけれども、では、先に発言させていただきます。  私は、学校にいて、いつも、平等ということはどういう状況を平等というんだろうという...全文を見る
12月12日第155回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  基本的人権に関しまして、先日、小委員会で苅谷参考人の階層格差が学力の格差を拡大させているというお話に質疑をさせていただきまして、きょうは教育問題を中心に基本的人権について私の意見を述べさせていただきます。  戦後、改憲論が出されたと...全文を見る
○山内(惠)委員 教員だからこそ、学校教育の中で憲法を尊重した教育をしたい。戦争への反省から生まれた憲法と教育基本法がつくられたのであるから、教育行政による人権侵害の片棒を担ぎたくはないということを言っている。これこそ個人の覚せいここにありの訴えだと思います。  どうかこの調査...全文を見る
○山内(惠)委員 多文化共生という思想から考えて、私たちの国だけの問題で我が国の教育を考えることこそ間違いだと思います。私たちがこの国に住んでいること、地球上の人々とどのように連帯するかということこそ重要な、私たちの子供たちの二十一世紀をつくる教育思想でなければならないという点で...全文を見る
○山内(惠)委員 社民党は、武力によらない平和構想ということで、武力によっては平和は実現しないという根本的な考え方を持っています。アジアとの和解もなくして平和は実現しないという意味で、北東アジア平和構想などを打ち立てています。その意味で、私たちは外交によって平和を実現したい。 ...全文を見る
○山内(惠)委員 党の見解は今のとおりです。そして、教育問題で答えたいと思います。  ユネスコ憲章にこのような前文があります。戦争は人の心の中に生まれるものだから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。その意味で、憲法の第九条の精神、そして平和への道筋というものを具体...全文を見る