山内惠子

やまうちけいこ



当選回数回

山内惠子の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第156回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第1号
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○山内(惠)小委員 社民党の山内惠子です。  きょうは、お二人の参考人には、貴重な御意見をありがとうございました。お二人に一つずつまとめて質問したいと思いますので、お答えをどうか短くお願いしたいと思います。  鳥居参考人には、戦前と戦後の教育論その他をお聞かせいただきましたが...全文を見る
○山内(惠)小委員 時間がありませんので、中身を、いろいろな問題も御質問したいところですけれども、例えば、そのようにして開催されたけれども、特に、中間報告をまとめるという段階で、十五回目は七人であった、十六回目は六人しかいなかったとなったときに、こんなに急いで結論を出さなければな...全文を見る
○山内(惠)小委員 現行の教育基本法ということが、あえてフタコブラクダの子供たち、できる子がこんなに、一方で、言葉がふさわしくないんですけれども、理解できないでいる子供たちがどんどんふえているという状況を是正するのにも、現在の教育基本法がどんな役割ができるか。
○山内(惠)小委員 もう時間もないので、深くということはなかなかできないのが残念に思います。私も、できる、できないはかぎ括弧つきで考えておりましたので、今の御回答、大変うれしく重く受けとめさせていただきました。  ありがとうございました。
○山内(惠)小委員 山内です。  きょうの参考人、来ていただきまして、十分しかないというのは本当にきついなというふうに思いました。本当に時間をかけて、この問題はぜひ長い時間、今後の論議もしていただきたいというふうに思います。  中央教育審議会は、法の中で、人格が高潔で、教育に...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。遠山大臣に質問いたします。  所信表明をなされました八ページに、男女共同参画社会の形成について述べていらっしゃいますが、実は、きのうの質疑の際に配付されました資料の「自己決定から子供救え」という記事とその発言に私は驚きました。また、性と生...全文を見る
○山内(惠)委員 今回の、性と生殖に関する権利が男女共同参画社会基本法の趣旨に逸脱しているという報道ともあわせてお聞きするともっとよかったかと思うんですけれども、先日、福田康夫官房長官が、十七日でしたかの記者会見で、性の自己決定の規定を盛り込んだ条例について、男女共同参画社会基本...全文を見る
○山内(惠)委員 ただいまのお答えは大臣のおっしゃられたことの趣旨とニュアンスが違うと私は思います。  私がきょう、たくさんの方に来ていただいているところに丸をつけているのは、具体的にどうなっているかということをお聞きするときにどうしても呼びたいとおっしゃったことを、それではと...全文を見る
○山内(惠)委員 最初から大臣お一人にお聞きするというふうに絞った方がよかったのかということを今あえて思いました。  私が質問したのは、きのうの議員の見解についてどうなのかなんということを一つも聞いておりません。そのことと全く別に、私は、この基本法と照らして大臣がどう考えるかを...全文を見る
○山内(惠)委員 性の自己決定権というのを盛り込んだ規定がこれに逸脱していないということを大臣が今おっしゃってくださったということで確認をしたいと思います。  それで、内閣府の男女共同参画局長に質問いたします。  文科省としては今のようなお答えだったんですけれども、これらの報...全文を見る
○山内(惠)委員 ただいまのお答えのとおり、やはり各地で相当苦労していらっしゃいますので、ぜひ支援をしていただきたい。基本法はこの精神でいくんだという先ほどの確認を、全国の皆さんに知っていただきたいというふうに思います。  昨日の議員の発言の中で、出会い系サイト関連事件が相当ふ...全文を見る
○山内(惠)委員 ただいまの言葉の中に何回も買春という言葉を使われていますが、実は今回の、出会い系サイトというのは十八歳未満の子供が随分対象になっているということを憂慮している、私もそのことは憂慮しているわけです。  そのことで、国会では、子供買春・子供ポルノ禁止法というのを、...全文を見る
○山内(惠)委員 何回も申し上げますけれども、過去、現在も売春防止法という法律がありますが、売る春と書く言葉とはあえて変えて、買う春と書いてカイシュンと読むんだという造語をこの国会で決めたんです。そのことをお間違えになられること自体に私は大変問題があると思いますので、今後、お間違...全文を見る
○山内(惠)委員 子供がどれだけの情報を持っているか、子供たちが何を望んでいるかということを考えると、慎重にということはよくわかりますけれども、回収をするような問題ではなかったというふうに思います。  それで、買春防止ということは、大人の意識を変えなければ、こういう情報を出会い...全文を見る
○山内(惠)委員 ジェンダーフリーということは、ジェンダーということを世界的に人口会議などで規定して、一、二、三と書いているわけですけれども、今申し上げました、性別に基づく固定的な役割分業意識にとらわれずという趣旨で使っていくということであれば理解できますねという質問をしたわけで...全文を見る
○山内(惠)委員 すべてということは、民族学校の卒業生も年齢が来れば認めているということを今おっしゃったんですか。(発言する者あり)失礼しました。大検は開かれているとおっしゃったんですね。わかりました。  それで、インターナショナルスクールの卒業生に対しては大検を受けなくても大...全文を見る
○山内(惠)委員 今のお答えは、検討中ということでよろしいんですね。  朝日新聞の二月二十二日の社説だったんですけれども、朝鮮学校や韓国学校など民族学校には従来どおり受験資格を認めない方向でと書かれていたことを私は大変心配していますので、ぜひこの方たちにも同様の措置を与える方向...全文を見る
○山内(惠)委員 どういう人を入学させて教育するかというのは、本来大学が判断することだと思います。その意味では、最初から窓口を制限してハードルを高くしてということのないように、ぜひと思います。  新聞報道によれば、こんなことも書いてありますよね、「学生の人生を左右する教育上の判...全文を見る
○山内(惠)委員 鳥居会長がこの二回のことについて、二度とこのようなことのないようにしたい、指摘のとおりだとおっしゃったんです。こういう出席すべき人が過半数に満たなかったという状況で論議をしたものが中間報告にいくということ自体、国民に顔向けのできないふまじめさであった、私はそのよ...全文を見る
○山内(惠)委員 オープンであることについては、オープンではありません。私たち議員が傍聴することはできていません。最終報告の前に、しっかりと参考人として呼んでいただくという石井議員の発言に私は賛成ですので、集中審議を御検討ください。  ありがとうございました。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○山内(惠)分科員 大臣、山内惠子です。昨日に引き続き、御苦労さまでございます。  きょうは、私は、原子力・エネルギー教育支援事業交付金につきまして、質問取りの中でも申し上げてありますけれども、この交付金は教育基本法に反する法律だと私は考えています。その意味で、この予算の削除、...全文を見る
○山内(惠)分科員 大臣が名を連ねたんですから、大臣のお言葉をいただきたいと思います。
○山内(惠)分科員 私は、これは、そのようにおっしゃられるけれども、本当に一人一人が自由に考えられる財源となっていない。出どころが電源特会ですから、目的があるわけです。原子力推進の会計から使うという意味では、財政上も問題があるんじゃないかというふうに思っています。大臣がそのことを...全文を見る
○山内(惠)分科員 今、直接白川局長がおっしゃられたように、昨年の年度途中で、しかも、第一回目は八月十五日という、場所によっては夏休み中にこの公募をなさって、十五日間の間にその公募をなさって、ですから今言われたように少なかったんだと。でも、その前に、学校の運営というのを御存じです...全文を見る
○山内(惠)分科員 学校でこういうことをするに当たって、それだけの準備期間がかかるわけですから、何も現在、二〇〇二年度にやる必要がなかったと私はまず思います。それだけの手続をして、万端整えてから新年度からやったらいかがだったんですか。  しかも、八月八日にと今おっしゃった文言を...全文を見る
○山内(惠)分科員 時間が本当に限られた時間ですので、短くお答えいただきたかったので、次のことを申し上げてこの部分については終わりにしたいと思います。  具体的な取り組み内容はこういうことだと書かないで、そして六県に予算だけはつけて、そしてその後に、しかも今おっしゃられたように...全文を見る
○山内(惠)分科員 安全審査は、今おっしゃったように幾重にもするというのであれば、その上でなお、今回高裁で出された心配なことについて今後どうしようということが先にあるべきだと思うんですね。ほとんど論議もしないうちに上告をしてしまうということは、私はもってのほかだと思います。考えら...全文を見る
○山内(惠)分科員 今、事業者がそれを計画するとおっしゃったんですけれども、国はそのことを把握もしないでやるんですか。ということは、数字を示さないということをおっしゃったんですか。
○山内(惠)分科員 「もんじゅ」はこのような状況にある、プルサーマルもこのような状況にあるというときに、今のおっしゃり方というのは全く具体的なことではありません。  それで、これまでの高速増殖炉の開発に当たって、「もんじゅ」へは約七千八百億円など含めて、一兆三千億円を超える国の...全文を見る
○山内(惠)分科員 本当にあいまいな記述になっていて、今回の判決をも否定することができるのかわからないんですけれども、プルトニウムを何に使うのかも決めていない、それからいつそのことが明らかになるのかもわからない。使い道がはっきりしていない限り、国連の核査察も厳しくなることが予測で...全文を見る
○山内(惠)分科員 「もんじゅ」の判決が出たときの各種の新聞の主張も、今やはり原子力政策を見直すときが来ているのではないかと言っています。日本の原子力政策は、見直すという決断をなかなかしないできた。しかし、これだけの判決が出たときに、先ほど申し上げましたように、安全性の問題は、本...全文を見る
03月13日第156回国会 衆議院 本会議 第14号
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○山内惠子君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、食品安全基本法について質問を行います。(拍手)  私の質問は、すべて谷垣大臣にお答えいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  この食品安全基本法案は、BSE調査検討委員会が提出した報告書を参考にして、食品安全行...全文を見る
03月14日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。きょうはお二人の参考人、お忙しい中おいでいただきまして、ありがとうございます。  初めに、横山参考人にお聞きいたします。  私は小学校の現場に三十年勤めておりまして、東京の財政は全国一よいというふうに思っていたんですけれども、それでも決...全文を見る
○山内(惠)委員 今の最後のところをもう少し具体的にお聞かせいただけませんか。全国の学校でこのことは苦労していると思いますので、何らかのの部分をもうちょっと詳しくお聞かせいただきたいと思います。
○山内(惠)委員 ありがとうございます。  本当はここのところもいろいろお聞きしたいところですけれども、本当にどの自治体も、何かしようと思えば財政ということが大きいので御苦労なさっていると思いますので、私としても、国庫負担はきちんと今までどおりやってもらいたいな、何で今までどお...全文を見る
○山内(惠)委員 本当にここの部分なんですよね。私も、これは財務省がそもそもこのきっかけの口火を切ったというふうに思っているんです。私から見れば、増税への地ならしなのかなというところまで思って見ているんですけれども。  先ほど、やむを得ない選択というふうにおっしゃったんですね。...全文を見る
○山内(惠)委員 その意味でいえば、苦渋の選択ということに力を入れて先ほど何度かおっしゃったということは、やはり、ここの義務教育のところだけは国庫負担でということに力を置かれて、そして将来展望ということにつなげられたと解釈してよろしいでしょうか。
○山内(惠)委員 ありがとうございます。  今回のぎりぎりの選択であったからやむを得ないという言葉は、本当は言えないのが自分の気持ちで、やはり二千二百万円、その後、退職手当、児童手当へと行く、今後のところがずっと続いているわけですから、公教育の役割という観点からここのところは保...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございます。  教育というのは、特に義務教育というのは、いろいろな形で子供たちの教育、社会が子供を育てるということも大きくありますが、公教育としての義務教育ということを考えるとき、やはり一人の子供の、今おっしゃったように、親の財政に関係なくしっかりと...全文を見る
○山内(惠)委員 時間がなくなってきたんですけれども、国の財政破綻が今回の問題を生み出しているとしたら、やはりもう一度ここのところは考え直す必要があると思うんですね。今までどおりでなぜだめなのか。その意味でいうと、財政破綻の部分を、どの分野で先にもう少し削るべきところがあるのでは...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  本当に、私たちの社会が、どんな教育に力を入れ、そしてこの経済が疲弊している社会を希望ある社会に変えていくかということは、私たちも国会での論議を十分にしていく必要があると思います。  きょうは大変貴重な御意見、ありがとうございました...全文を見る
○山内(惠)委員 山内惠子です。  大臣には先日、二月二十六日の文部科学委員会で、大臣の所信に対する質問で、民族学校の卒業生の大学入学資格について質問しました際、大臣は、「今のもよくわからない御質問なんでございますけれども、」とおっしゃいながら答弁に立たれました。質問内容がわか...全文を見る
○山内(惠)委員 そのような措置がなされていることは知っていますけれども、このように国庫負担の費用がそれぞれ一般財源に振り込まれていくというような方向の中で、大変心配をなさっての声だったと思います。義務教育の国庫負担制度は、全国どこでも同じレベル、同じ条件の教育を保障する、これが...全文を見る
○山内(惠)委員 ただいま言われましたように、本当に必須のことですので、国庫負担の制度を本当に堅持していただきたいのがこのことです。  次のところにあります、「補助負担金制度等が地方の自由な判断を事実上制約するようなことは適当ではない。」これが総務省の考え方として出されたんだと...全文を見る
○山内(惠)委員 それはこういうことではないんでしょうか。今回の共済の問題と災害の問題、そういうようなことに対応するのに今回はそれなりの措置をしたとおっしゃっているけれども、例えば今後給与費を一般財源化したというときに、そのことに縛ってはいけないということを言っているんじゃないん...全文を見る
○山内(惠)委員 次のところにこのように書いてありました。「そして何より、教育への投資という面から経費負担を捉えれば、見据えるべきは教員ではなく生徒であるべきである。」というのを先ほどお答えになったんですけれども、もう一度ここのところでこの言葉が出てくるんですね。「見据えるべきは...全文を見る
○山内(惠)委員 先日から似たような質問をしていますのでダブっていることもおありかと思いますけれども、この文章に対しては断固として闘ってくださるということのお答えに近いのかな、国庫負担で堅持するということのお答えだったのかというふうに思うんですが、この後のところで、やはり総務省は...全文を見る
○山内(惠)委員 ぜひぜひ文科省、頑張っていただきたい。  特に、今回の財政問題から国の役割と地方の役割、地方分権ということを何度もおっしゃられているので、学習指導要領のこととか国が指導することとか、いろいろ国の根幹にかかわって皆さんに回答されているのをお聞きしているのですけれ...全文を見る
○山内(惠)委員 今、学習指導要領の大綱化というところに力を入れておっしゃられましたので、そのことは本当に今後もそのようにあっていただきたいというふうに思います。  そうであるなら、私は一般質問のときにでももう少し丁寧に発言したい問題があります。それは今回配られた心のノートの問...全文を見る
○山内(惠)委員 義務教育費の国庫負担の問題を、一般財源化の方にずっと道を開いてしまっては、本当にそこのところはしないでくれというのが午前中のお二人の参考人の声でもありました。その意味で、私は大臣にも文科省にもエールの声を送りたいのがここの部分としてなんですけれども、文科省として...全文を見る
○山内(惠)委員 根幹を守るということではなくて、退職手当から児童手当まで、次のところまで道を開いてしまったということを何とか撤回していただきたい。これは本当に全国民が応援することではないかという意味でアクションプランもということを今申し上げたんですけれども、今後の課題としていた...全文を見る
○山内(惠)委員 山内惠子です。  義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、反対討論をいたします。  国の財政が破綻しているからといって、義務教育費負担制度について詳細な見直し内容を盛り込んだ地方分権改革推進会議の中間報告が六月に...全文を見る
04月02日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○山内(惠)委員 山内惠子です。  今回の中教審答申、現行の教育基本法を貫く個人の尊厳、人格の完成、平和的な国家及び社会の形成者などの理念は、憲法の精神にのっとった普遍的なものとして今後も大切にしていく、きょうは何度も何度もこのことを繰り返しおっしゃられていましたので、その観点...全文を見る
○山内(惠)委員 悲惨なものである、早くやめてほしい、だれでもが思うと、そこのところまでは同じかもしらないんですけれども、このたびのイラクへの戦争というのは、かつての戦争と少し違ったんじゃないでしょうか。  国連査察をあと何カ月か続けることができれば、大量破壊兵器のすべてをあそ...全文を見る
○山内(惠)委員 あえてきょうこのことをお聞きしたのは、前の、アフガニスタンでのときにも大臣に質問したんですけれども、あのときは副大臣しかお答えいただかなかったので、改めて、もう一度言いますと、大臣はユネスコの総会に出席されてごあいさつをされているわけですね。このユネスコ憲章のこ...全文を見る
○山内(惠)委員 内閣の一員として支持するとおっしゃることと個人の関係ということを問われるんですけれども、戦前のところでいえば、なかなか個人の意見が主張し切れなかったところがたくさんの悲劇を生んだんじゃないかと思うので、今回、川口大臣と比べるわけにはいきませんけれども、あのテレビ...全文を見る
○山内(惠)委員 氏名を報告せいということを今言ったのではありません。書かれた文章、お一人の方が、前段、後段があって、この項目でこういう意見を述べたということが見えることの方がよかったという意味で、この質問をさせていただいたんですが。  この教育基本法を扱うに当たって、これは理...全文を見る
○山内(惠)委員 ここに寄せられた声を見るだけでも、新聞紙上のことを先ほど山元議員もおっしゃいましたけれども、賛否両論、三論、いろいろあるわけですから、単なるPRのためにするんではなくて、やはり反論にもしっかりと耳を傾けるような計画を立てていただきたいし、また、こういう委員会の場...全文を見る
○山内(惠)委員 今の説明で納得できるような内容ではないんじゃないですか。文部科学省でずっとこのことにかかわってこられた、諮問した側のトップの本人ですよ。その方が、幾ら臨時委員といえども、審議の中心の中に入っていっているんじゃないですか。臨時委員は、全く中心ではないとしても、今回...全文を見る
○山内(惠)委員 今のお答えを聞いても、やはりおかしいじゃないですか。新聞にまで書かれています。結局かじをとったのは文科省の事務局だとある委員が言っている。これは別な委員がそのように言っているんですよ。これも新聞の活字になっています。諮問をする側のトップにいた人が諮問される中にい...全文を見る
○山内(惠)委員 解任したかどうかが問題だと私は思いません。そうじゃなくて、幅広く有権者から意見を聞き、公正に意思決定するのがこの審議会の役目じゃないですか。それを、諮問する側の方、しかもそれが単なる一般的にいた担当者じゃなくて、この諮問をする中身に精通した方、そちらのお言葉でい...全文を見る
○山内(惠)委員 結局かじをとったのは文科省の事務局だと委員が言っている、強引に改正へのレールを敷いたのは文科省だったと。しかも、最初のところに戻りますと、諮問する中身も大変きめ細かく、初めに改正ありきだと言われている、その中に人まで配置してまとめていったと。しかも、毎回シンポジ...全文を見る
○山内(惠)委員 鳥居会長がどういう趣旨で言ったかを私は質問したのではありません。それは、御本人が参考人としていつかここに来ていただくチャンスを私たちがつくって、そのときお聞きすればいいことです。  それで、改めてもう一度聞きます。  単一民族の国だということについて、今のや...全文を見る
○山内(惠)委員 厳密な意味でということでいえば、調査した人がいましたので、ちょっと調べたのですが、日本に居住する外国人登録者数は百五十万人と書いています。国籍、民族も数十カ国から成り、客観的には、この国もエスニック集団から成る多文化共生社会になっている、そのように押さえるべきだ...全文を見る
○山内(惠)委員 時代にそぐわないというのは全く見当違いです。男女共学というのは、男女がともにいればいいという話ではないんです。三点あると思います。そこのところを解説しているとまた時間がかかりますので、この男女共学の削除ということには私は強く反対します。なぜ世界の人たちが女性差別...全文を見る
○山内(惠)委員 まくら言葉であってはならない。ところが、現行理念をのみ込む追加理念の危険性というふうに指摘された方がいるんですが、前段としてこの理念は尊重すると言っていながら、一たび国家がこのような言葉をつけたとき、次の行で、「新しい時代を切り拓く心豊かでたくましい日本人を育成...全文を見る
○山内(惠)委員 ここで論議する時間がなくなりましたから、この続きは、いずれ論議する場所をいただいてまたやりたいと思います。  憲法の二十六条、教育を受ける権利を保障しているんですが、国家が教育に関して規範的な枠組みをつくっていくというやり方に二つの方法がある、これはもうだれで...全文を見る
○山内(惠)委員 そうですか。では、わかりました。結構です。またこの次に続けて質問したいと思います。終わります。
04月16日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  この法案について皆さん質問なさっている中に、なぜ法人化をしなければならないかということを質問していますけれども、なかなか納得できるような内容ではないと私も答弁をお聞きして思っていました。この法案の第一条に目的が書いてありますね、「この...全文を見る
○山内(惠)委員 大臣に質問したいんですが、今のお答えを聞いても、今までもこたえる努力をしてきた、これからもこたえていくんだというのであれば、法人化する必要はないんじゃないでしょうか。大臣、その辺はどうお考えでしょうか。
○山内(惠)委員 戦後、五十七年間ですか、たってこれを変えるということですから、それでは別なことからお聞きしますが、変えなければならない問題について、どのように総括をしてきたのか、その総括も少しお聞かせいただけませんか。大臣にお聞きしたいと思います。
○山内(惠)委員 先ほど佐藤委員にお答えになった幾つかのことをお聞きしながら、なおのこと私は疑問に思いました。  国立大学というのは、今の文科省がしっかりかかわっている国立大学ですから、それでだめだった、だから今度法人化するんだということですよね。その意味で、先ほどのお言葉の中...全文を見る
○山内(惠)委員 国立大学ですから、文科省がかかわる。私は先ほどびっくりしたんですよね。教授会自治で改革がおくれている、それで、民間的発想を取り入れて大学が社会に開かれた方向に行くように、内に閉じこもるのではなくて、大学が社会に開かれたものになるようにと。私は、大学が社会に開かれ...全文を見る
○山内(惠)委員 質問取りのときにあえて申し上げたんですけれども、私は大臣一人に全部お聞きしたいと思っているんです。でも、ちょっとサービスとして担当者にいていただいてもよろしいということで、私は部分的にしていただきたいと申し上げたんです。ですから、答弁されるのが悪いとは申しません...全文を見る
○山内(惠)委員 済みません、繰り返して言っていただけませんか。
○山内(惠)委員 恐れ入ります、大臣、今お答えくださったんですから、続けてお聞きしたいと思います。学部と大学院のバランスというのはどういうことですか。
○山内(惠)委員 それは、学部が理工系だったら大学院も理工系という意味では連携をとれということで、今おっしゃっているんですか。  それで、学問のバランスというのは一体どういうバランスなんですか。それから、地域間のバランスというのも。この二点、もうちょっとお聞かせください。
○山内(惠)委員 なかなかちょっと、バランスという言葉を使われれば使われるほど、何かよくわからないんですけれども、今回、いろいろ説明されている中に、やはり二十一世紀COEなんかのように競争原理を導入していく。それから、先ほどおっしゃった言葉の中には、世界のトップクラスの人たちと肩...全文を見る
○山内(惠)委員 その世界のトップクラスに肩を並べるような人たちは、全国に同じようにというのは難しいと今御自身でもおっしゃいました。しかし、さっきから何度も何度もおっしゃっているけれども、全国バランスとれたということを主張するにしては、これは、トップクラスの人たちが育つような大学...全文を見る
○山内(惠)委員 語られるときに、自主性、自律性を配慮するということがあるからこそ教育研究の特性に常に配慮するというお言葉が続いているんだと思うんですね。その意味でいえば、学問の研究には自主性、自律性は欠かせないということだというふうに、その意味での教育研究の特性だということで押...全文を見る
○山内(惠)委員 国立大学と私学の違いということを先ほど何度も言われていましたけれども、私なりに考えると、国立大学の役割というのは、まず何よりも教育研究を担うことにあると思うんですね。その意味で、自律的でなければならないし、自主的でなければならない。そう考えるとき、経営というのは...全文を見る
○山内(惠)委員 いろいろ説明が長かったんですけれども、大学の役割というのは、やはり教育研究だ、それを経営は支えていくんだ、その支えていく経営のあり方を、今回は民間発想をプラスしていくんだというところにつながるんだと思うんですけれども、この民間発想というのは、どのようなことを期待...全文を見る
○山内(惠)委員 トップマネジメント手法の導入などという言葉が使われているように、この民間の、学外の方を導入することで経営がうまくいくだろう、それから利潤もうまくいくだろう、はっきり言って、金もうけの上手な人に入っていただきたいと。  私は、ある意味では、どんな企業のイメージを...全文を見る
○山内(惠)委員 どんな企業をモデルとしているのかという趣旨で今お聞きしたんですけれども、民間、学外の方に対して相当プラス思考で考えていらっしゃると思うんです。民間の方を入れれば利潤追求がうまいだろうと。でも、私が知る限り、そういう企業ばかりではありません。  私の知っている北...全文を見る
○山内(惠)委員 何といっても、国立大学は教育の場なんですよね。直接つながらないかもしらないけれども、学校教育の場に、義務教育の場に、民間で大成功していた銀行の方を学校長にした。研修はたった二日間しかしなかった。そして、学校現場を見たこともなかった人が管理職になった。それで、教頭...全文を見る
○山内(惠)委員 教授会というのは学校教育法の五十九条にあるということは知っていたんですが、驚いたのは、この参考資料の中にあえて五十九条は抜いてあるんですね。これは、今回の国立大学法人法案の中には教授会の位置づけは全く見えないんですね。教授会こそ、大学の人たちの重要なことを、言っ...全文を見る
○山内(惠)委員 教授会というのはほとんどないがしろにされていくんじゃないですか。教育研究に特化してと言われているんですけれども、この大学はどんな研究を進めていこうかというようなことを大学で生かしていく重要な場所にないじゃないですか。役員会が一番トップのところにあるんですよね。そ...全文を見る
○山内(惠)委員 自主性、自律性をとうとぶので学内で選考会議をつくるということであれば、例えば、一般教職員も含めて、選挙でそれなりに決めた人を決めていくなどということも認めようとしているんですか。
○山内(惠)委員 ということは、自主性、自律性を大事にして大学でという言葉とは裏腹に、学外の人が半数入ったところで選考委員会がなされると。  なぜ一番民主的な選挙を否定されるんですか。
○山内(惠)委員 自主性、自律性を大事にする、このように前におっしゃっていますね。四月三日でしたか、本会議場での大臣の言葉の中に、「憲法上保障されている学問の自由に由来する大学の自治の基本は、教員の人事を大学自身が自主的、自律的に行うことにある」、そのように考えると答弁なさってい...全文を見る
○山内(惠)委員 さまざまな問題が見えてきました。その意味で、次にまたつないでいきたいと思います。問題があるということを指摘して、終わりたいと思います。
05月07日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  参考人の方々には、大変貴重な御提言をありがとうございました。  私は、小学校の教員を三十年しておりましたので、大学問題といえば一番関心が強くあるのは、入試はこれで変わるのかということがあるんですけれども、そのことは法案とちょっと離れ...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  本当に大学の自由度が増すということを私は願いたいところですけれども、今回の法案を見る限り、そこは大変難しいのではないかというふうに思っています。  時間も短いので、次に山岸参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど御提言いただき...全文を見る
○山内(惠)委員 何か大分たくさん御説明をお願いしたんですけれども、開かれた大学をどのようにつくっていくのかということ、それから、なぜ開かれていないのかも含めてお聞かせいただきたい。
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。  本当に、もう少しいろいろお聞きしたいことがありますが、先ほど、大学セクターへの行政権力の介入が強くなるだろうということを山岸参考人はおっしゃられたわけですから、そこの部分でいえば、ますます富士山化して中央集権化するということを...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  私は、今回の改革案のいろいろを考えたときに、地方の国立大学と私学は財政力が違うので、私学に行く子供たちは高い授業料を払わなければならない、しかし、その保護者は、それだけではなくて、国立大学への税金をも払っているということを考えるとき...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  きょうの午前中、午後を通して皆さんの質問をお聞きしていまして、本当につくづくとこの法案がこのまま通っていいのかという疑問を持ってお聞きしていました。少なくとも国家公務員が非公務員化されるとしたら、労働基準法はどうなっていくのか、それか...全文を見る
○山内(惠)委員 焦点を絞って私は質問をしたつもりです。皆さんが疑問に思っていることに、今御自分でもおっしゃったけれども、テープレコーダーのように同じことを言うことが誠意ではないです。  私は、やはり具体的にイメージするときに、文科省は出されたものを書き直させることはいたしませ...全文を見る
○山内(惠)委員 調査検討会議のことにつきましても、改めてそこのところはお聞きしたいことがありますので、きょうはそこのところの質問はやめさせていただきます。それから、労働安全衛生法、雇用保険などについてもお聞きしたいと思っていますが、きょうはそこのところはちょっと改めてのところに...全文を見る
○山内(惠)委員 一九九七年の行政改革会議の最終報告の部分なんですが、これについての説明は要らないんですけれども、最終報告の内容だけ、ちょっと大臣、御紹介いただけますでしょうか。
○山内(惠)委員 今お読みになってくださったとおりだったと思います。その意味で、このときは、国立大学を独立法人化するという方針は出ていなかったと言えると思います。今の文言でいえば、「一つの選択肢となり得る可能性」があるというだけであって、独立行政法人以外の方策の可能性の方が高いと...全文を見る
○山内(惠)委員 今お読みになったとおりだと私も把握しています。必要な改革をしなければならないけれども、それが独立法人化だとはそこにも書いていないということが、今の文章でおわかりだと思います。  このことに関して、石井議員が既に御指摘されているんですけれども、一九九七年、当時の...全文を見る
○山内(惠)委員 今おっしゃられたとおりだと思いますので、確認をしていただきましたが、今申し上げましたように、一九九七年、九八年の時点では、国立大学を独立行政法人化しないというのが政府の意思であり、国会の意思でもあったということが言えると思います。私は、ここに町村大臣の発言された...全文を見る
○山内(惠)委員 今の発言された中にあるように、改革の一環としてということでおっしゃっているんですけれども、九八年の基本法までの時期には国立大学を独立行政法人化しないとされていたのが、なぜこの閣議決定では今までの方針と反対の独立行政法人化をしたのか、変更したのか。町村大臣は、これ...全文を見る
○山内(惠)委員 通則法ができて、財政措置の問題が起きてというふうに言われたんですね。大学がみずから主体的にこういう改革をしたいから独立法人化をしたいというふうな発言がおありだったということを、今のお言葉はおっしゃっているんでしょうか。九七年、九八年は、明確に法人化には反対という...全文を見る
○山内(惠)委員 ただいまの御答弁も大変苦しくお聞きしたんですよ。小渕総理が二〇%削減と打ち出されて、それから通則法で財政問題のことを言われていて、でもそこで大学の自主性という発想では、今の遠藤局長のお答えじゃなかったですよね。上から改革が求められていてでしょう。大学の中からの改...全文を見る
○山内(惠)委員 大学にふさわしい設置形態がほかにはないだろうか、設置形態の問題で大学は自分の大学を改革したかったんですか、そういう発想で、どこの大学でそんなことをおっしゃったんですか。今、たくさんの傍聴者の方が来られていますけれども、みずからの大学のあり方に、設置形態を問うとい...全文を見る
○山内(惠)委員 結局、公務員を削減するにはここのことしかないというふうに御判断されたというふうに、私は今の御答弁もそう思って聞きました。  実は私の手元に、いただいた資料、大学関係者の方からいただいたという意味ですが、現在最高裁判事の藤田宙靖先生がジュリストに論文を寄稿なさっ...全文を見る
○山内(惠)委員 藤田論文の観察が大変説得力のあるもの、私はそのように読みました。今、遠藤局長の言葉も相当苦しいものがあって、独立行政法人化しなければ削減が難しいという論議もあったということに私は今押さえさせていただいて、間違いでなければそのように進みます。  大臣、この法案が...全文を見る
○山内(惠)委員 何度も何度も繰り返されていますのでそこのところは私もわかっていますが、大学改革を検討する、そういうことで何度もおっしゃるんですけれども、それでは、今回の閣議決定のところには独立行政法人化という言葉が閣議決定されているわけですけれども、もしもこの削減問題が先でない...全文を見る
○山内(惠)委員 全体の問題でお答えできないというのはどういう意味ですか。公務員を削減するという方針は、一方に明らかにこの小渕総理の発言以降全体にあるわけですよね。だから、そのことと合わせて国立大学もそれは除外規定ではないんだという趣旨で進んできているんではないですか。
○山内(惠)委員 今のお答えは、そういう論議はあったけれども、削減をするということはもう計画の中にも何もない、法人化をするということだけだ、そういうお答えですか。
○山内(惠)委員 それでは、もう一回改めて聞きたいと思います。  大学改革の観点から独立行政法人化が望ましいという選択がなされたとおっしゃるのであれば、九七年、九八年の方針をどういう議論によって変更されたのか、その議論を証明するような会議があったのか、逆にそのことをお聞かせくだ...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほどの遠藤局長のお話は、小渕総理の発言された二〇%削減という問題とこの法人化問題をあわせて考えることによってそのことを実現していくのがやりやすい方法だというふうにお話しされたように私は受け取ったんですけれども、大臣が違う発言をなされた後の発言が、ニュアンスが私...全文を見る
○山内(惠)委員 だから、その決定はわかっているんです。その意味で、文科省としては、それを覆す方向に行くに当たって、それなりの説得力のある理屈がない限り、いろいろなスキームが見えてきたかもしれないけれども、大学の自主的な改革を促すことにつながらないじゃないですか。  全国の大学...全文を見る
○山内(惠)委員 ああ、そうですか。済みません。いつも時計とにらめっこで、きょうは最初の予定が、遅く始まったことが抜けていましたので、では、第二問の入り口だけ質問させていただきたいと思います。国立大学法人の管理運営組織についてです。  まず、学長選考手続についてお聞かせいただき...全文を見る
○山内(惠)委員 では、二点目は、先ほどからやめようと思いましたので、ではきょうはこれでやめます。どうも失礼いたしました。私、四十八分までと思っていましたので、本当に失礼いたしました。  終わります。
05月16日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  国立大学法人関連六法案に反対の立場で意見を申し上げます。  私は、大学は改革されるべきだと思っています。しかし、今回の法案は、多くの人々の願いにこたえるものではありません。どなたかがおっしゃったように、文科省による文科省のための改革...全文を見る
05月22日第156回国会 衆議院 本会議 第33号
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○山内惠子君 社会民主党・市民連合を代表いたしまして、国立大学法人関連六法案に反対の立場で意見を申し上げます。(拍手)  私は、大学は改革されるべきだと思っています。しかし、今回の法案は、多くの人々の願いにこたえるものではありません。文科省による文科省のための改革と言われても仕...全文を見る
05月28日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○山内(惠)委員 山内惠子です。  きょうは、中教審答申についてを中心に質問する予定なんですけれども、ちょっとその前に質問を一つだけさせてください。  民族学校の国立大学入学資格問題についてなんですが、遠山大臣は白紙撤回ではないとおっしゃっていましたが、その後どうなったでしょ...全文を見る
○山内(惠)委員 検討している段階ということはわかっていたんですけれども、国民の多くの人は、あのとき、アジア系民族学校になぜ資格を与えないのかというのがとても大きな声であったと思います。同時に、税制上の配慮をしないのも問題だというのもありましたので、ぜひこの税制に関しても前向きな...全文を見る
○山内(惠)委員 たくさんからのヒアリングをしたということも私は承知しています。  では、私は、委員会の中でもぜひと申し上げたり、憲法調査会でも会長がいらしていましたから会長にも申し上げたんですけれども、子どもの権利条約を批准した我が国ですから、そのことにのっとった方針を出して...全文を見る
○山内(惠)委員 出された答申を見て、検討されたとはとても思えないような内容です。  しかも、中で委員として参加された市川委員はこのようにおっしゃっています。本来、中教審というのは、政令があって、そこには審議会をどう構成するとか審議をどう進めるとか手続などが書いてあるんですが、...全文を見る
○山内(惠)委員 実は、このもっと前の段階から問題があって、今回は教育改革国民会議が色濃く投影された。しかも、メンバーが、教育改革国民会議のメンバーから六人、しかもそのうち四人が基本問題部会の方に出ていた。そういうことも含めると、方向というのを相当強く打ち出して論議がされていると...全文を見る
○山内(惠)委員 幅広くとおっしゃるときに、皆さん、その方の方針というのは賛否が相当わかって人選なさるんだと思うんですね。その意味では、私は一日中教審のときの東京を見ましたが、賛成が圧倒的に多かったです。福岡は、新聞報道によれば反対の人が多かった。あとの三カ所はおよそ半々だったか...全文を見る
○山内(惠)委員 いろいろな意見はメールで、はがきで、お手紙で出せるということがあるわけですけれども、わざわざ会場まで来て、意見を述べたいと思って来る人たちにそのような形でするというのは、本当に余りにも私は不自然だと思います。時間の制約があるとおっしゃるのであれば、人数制限されて...全文を見る
○山内(惠)委員 なぜ変えるのか、どこの条項が悪いのかということもなく、普遍的な問題だけはちゃんと残すんだとおっしゃることに相当の問題があると私は思っています。なぜ変えるのかお答えになっていません。そして、しかも、元文科省にいらした方が、何の理由がなくても変えて何で悪いという居直...全文を見る
○山内(惠)委員 新しい時代のことにつきまして、今おっしゃったことは書かれていましたので、読んでおります。  それで、新しい時代のことについては、河村副大臣は不透明な時代とおっしゃっているし、遠山大臣は日本が直面している危機的状況ということをおっしゃっていらっしゃって、今のよう...全文を見る
○山内(惠)委員 過去の歴史認識を十分にということで、今、戦争のない時代、戦争のあった時代の全体主義に戻らないようにということを河村副大臣はおっしゃったんだと思うんですけれども、教育改革については、明治維新以降、明治の学制に続いて、教育勅語の発布という時代がありました。だから、そ...全文を見る
○山内(惠)委員 ちょっと読みます。「しかしながら、」の後の部分です。「新しい時代を切り拓く」「たくましい日本人を育成する観点から重要な教育の理念や原則が不十分」なので見直しをすると言っているじゃないですか。歴史じゃないですよ、この見直しは。その意味では、先に「たくましい日本人を...全文を見る
○山内(惠)委員 抜かした言葉に私は意味を持てなかったので読まなかったわけなんですけれども、たくましい日本人を育成する観点から見直そうという発想は、最初に理想像がおありでしょう。そこから見直さなければならないとおっしゃっているんですよね。  先ほどのところに戻りますと、新しい時...全文を見る
○山内(惠)委員 答申にはこのことが載っていないんですが、日本人と日本国民とはどう違うんでしょうか。そのことを、では今お聞かせいただきたいと思います。日本人と日本国民はどう違うのか、同じなのか。
○山内(惠)委員 今のようなお答えであれば、本当にいいかげんなものだと思います。これを法律で定義できなければ私はだめだと思います。今まで日本人という言葉は法律に載ってこなかったわけですから、定義していただきたいと思います。  ところで、鳥居会長は、この日本国民についておっしゃっ...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  きょうは、坂口大臣に御質問させていただく初めての機会ですので、どうぞよろしくお願いいたします。  大変古い話なんですけれども、元官房長官であり、元私の出身の旭川の市長でもあった五十嵐広三議員が、今から十六年前、一九八七年の五月十五日...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございました。  きょう、わざわざ大臣にお越しいただきましたのは、アイヌの問題について、ぜひ改めてこの機会に受けとめていただきたいなという願いも込めて来ていただいた次第です。  今回、私は、このアイヌ共有財産問題につきまして質問するに当たりまして、...全文を見る
○山内(惠)委員 政府の方々は共有者に返還したとおっしゃって、今回の質問主意書にもそのようにお答えくださっていますが、この数字で、私は、例えば河西郡芽室村旧土人共有、旧土人法はもう廃止になりましたからこの言葉がなくなったんですけれども、こんな言葉が平成九年まで残っていたということ...全文を見る
○山内(惠)委員 返還された土地というふうにおっしゃっているんですけれども、それは実測されたんでしょうか。二点について、実測したのかということと、金銭になっているもの、平成九年の前の話ですけれども、この金額の根拠はなんだったんですか。
○山内(惠)委員 私が質問したのは十八件についてだったので、厚岸小島に関しては後ほどお聞きしようと思っていた件なんです。  ここで金額がずっと出ているんですけれども、明細がおありかということについてはまだお答えいただいていないんですけれども、きっとないんでしょう。ないと確認させ...全文を見る
○山内(惠)委員 本当に共有財産に関する公文書はないのかということに、今、なくなっても当たり前というふうにおっしゃっているんですね、やむを得ないとおっしゃいましたか。でも、その土地を持っていたアイヌの方たちにとって、やむを得ないで済まされる話ではないということを改めて申し上げてお...全文を見る
○山内(惠)委員 印鑑の問題は、実はきょうの毎日新聞に、「ハンコが凶器になる」ということで民訴法の改正を求めるシンポがあったというふうに、新聞記事にもなっているんですけれども、「「ハンコさえ押してもらえばこっちのもの」という悪徳商法をなくそう」というのがこの集会であったと書いてあ...全文を見る
○山内(惠)委員 この釧路国支庁長が判を押したのは、昭和二十八年ですから、一九五三年ということです。そのときは、知事の権限が廃止されたときではありません。そのことは御確認ください。  それで、納得をしていない方たちは、一九八五年八月二十六日付の厚岸町長の公文書で明らかなように、...全文を見る
○山内(惠)委員 実測もしていない、それからアイヌの方たちの土地がどこなのかも確認されていない、しかし学校用地としては転売をする、そしてアイヌの人たちが持っていた土地については波浪により海に没したと。こんな説明で納得されると思われますか。私は、納得なんかできるわけがないと思います...全文を見る
○山内(惠)委員 では、最後に一言、大臣のお言葉をいただいて、きょうは私は終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○山内(惠)委員 今後その精査をすることを、私も努力したいと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。
06月06日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○山内(惠)委員 山内惠子です。  独立行政法人海洋研究開発機構法案について、最初に、白川研究開発局長にお聞きいたします。先ほど黄川田議員も質問をされましたけれども、持続可能な地球環境問題にかかわって、私も質問したいと思います。  四日の新聞に「キンメダイ摂食 妊婦は週二回ま...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほどの黄川田議員が長時間かけて質問されていたお答えも私はお聞きしました。その意味で、環境問題、CO2の問題というのは、今後研究を重視していくというふうなお答えだったと思います。そのことでは、国際的な関連の研究の方たちとも共同してやっていくというふうにお聞きしま...全文を見る
○山内(惠)委員 そのように取り組まれるということですから、六年後のときにも私はここのところに関心を持ち続けていたいと思いますが、この研究が、本当に基礎的なもので、目に見えなくて、企業などに評価されにくい分野ということの問題点を大変危機的に思っている方たちもいらっしゃいますので、...全文を見る
○山内(惠)委員 現在、十四万四千人の方が希望していてとおっしゃったんですか。私、ちょっと一瞬聞き逃しました。その四割が、五万七千人、その方が予約をしていらっしゃるという現状をおっしゃったのね、済みません、聞き逃しまして。それで、次は、状況を見てふやすとおっしゃったんですか。その...全文を見る
○山内(惠)委員 はい、そうですか。  現在でも、無利子の方で四万人、有利子の方で七万人と文科省の担当者からお聞きしたんですが、これを合わせると十一万人になっているんですが、今の五万七千人という数は、何か随分少ないように思うんですけれども、それをふやすのかというのは、現状を見て...全文を見る
○山内(惠)委員 わかりました。時代が時代なだけに、希望する方たちが皆さん予約して奨学金があるということが本当に大変重要ですので、今後ぜひ拡充をしていただきたいと思います。  次の質問なんですが、これも先日、石井議員が質問されたというふうに聞いているんですが、改めてもう一度、こ...全文を見る
○山内(惠)委員 おおよそのことはわかりました。  それで、私学と国立大学の方では、だんだん格差も縮まっているというふうに今おっしゃられたわけですし、それだけの具体的な数字でパーセントをおっしゃられるのであれば、個人名を挙げるわけでもないわけですから、やはり公表して、それは説明...全文を見る
○山内(惠)委員 それでは、公表できるものはしていただくということで、なぜできないかの部分は後ほどまたと思います。  次の質問に行きます。たくさん質問がありますので、何が何でも聞いておきたいことを先にさせていただきまして、副大臣に質問いたします。  大学に入学するに当たって、...全文を見る
○山内(惠)委員 きっとそのお答えをきょうはお変えにならないと思いますので、質問としてはここで打ち切りますけれども、入学料というのは、今施設、諸経費、手数料という言葉をおっしゃられたんですけれども、入学をした者は施設を使っていくと思います。でも、施設を使ったのは、試験を受ける日か...全文を見る
○山内(惠)委員 お答えはそうなんだと思いますが、このことについて訴訟も起こっていると聞いています。ぼったくり入学金・授業料返還弁護団が、このような文書をいろいろやっていまして、やりとりもおありだと思います。でも、一人の学生にとって、二十八万二千円というのは大変重い金額です。奨学...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございます。ぜひ御検討いただきたいと思います。  少子化の中でこんな金額が取られるということは、次の大学に行くに当たってもまた入学金、それから授業料、みんな払わなくちゃならないわけですから、本当に緊急の課題として受けとめておいていただきたいと思います...全文を見る
○山内(惠)委員 授業料が本当に高いのが日本、そして奨学金が低いということは多くの皆さんが指摘してきたことですけれども、授業料を安くすることが難しければ、それぞれの大学では免除制度もつくっていると聞きましたが、それでも希望する者がみんな当たっていないということを考えると、やはり奨...全文を見る
○山内(惠)委員 山内惠子です。  独立行政法人日本学生支援機構法案と独立行政法人海洋研究開発機構法案の両方の法案に反対する立場で意見を述べさせていただきます。  初めに、この日本学生支援機構法案の方についてですが、けさも、大学院の学生から、院生の命綱ともいうべき奨学金制度が...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  大臣には、いつもは最初に質問させていただきましたけれども、今回は最後に質問させていただきたいと思います。恐れ入ります。それで、担当の方にはたくさん質問したいと思っておりますので、端的にお答えいただけたらと思います。  今回、著作権法...全文を見る
○山内(惠)委員 ありがとうございます。  ということは、著作権を侵害した側がその侵害行為によって得た利益を著作権を侵害された著作権者の損害額とみなすということ、これが、今のお答えとはちょっとニュアンスが違うんでしょうか、そのことだと思いますが、いかがでしょうか。
○山内(惠)委員 わかりました。  では、そのことで次の質問に入りたいと思います。  実は、私が今回質問したいのは、教材出版社による著作権侵害問題についてなんです。これは資料の中には入れていないんですけれども、市販のテスト、学校現場では、私も学校にいましたが、自分たちで作成し...全文を見る
○山内(惠)委員 それらの団体、今おっしゃったところですけれども、ほかにもあるというふうに聞いているんですが、児童文芸家協会、そういうところも結んでいらっしゃると聞いているんですけれども、それでよろしいですね。では、次に行きます。  それらの団体はすべて文科省所管の団体のようで...全文を見る
○山内(惠)委員 著作権法を今回しっかり改正するわけですから、未払いをやったり何かするところがあるわけですから、それはやはり関与していただきたいというふうに思います。  今、日図協が今まで小学校、中学校の国語の教科書に作品が掲載された著作権者に対して、無断で作品を使用してきて、...全文を見る
○山内(惠)委員 文科省としては、教科書に載せる教材に当たっては正式な手続をなさっているわけですよね。それが教材として市販されていく場合に著作権者がその正当な金額を受け取っていないという状況があるときに、この法案が今回生かされるわけですよね。そうなると、違反していることについては...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほどお答えいただいた中に、未解決者の数字、それから解決者の数字をお答えいただきましたけれども、これは日図協からお聞きになったんですよね。そうですね。そうなると、この日図協が大事なことをやっていないということになりますので、では、引き続いて次に行きます。  今...全文を見る
○山内(惠)委員 せっかく法改正するわけです。しかも、計算方法もおっしゃっているわけですから、世の中に市販されているわけです、学校現場で使っているものです、そのことを考えると、この数字自体が本当におかしいものなので、これはちょっと精査しないと受け取ることができないとか内金としてと...全文を見る
○山内(惠)委員 流出することは問題だと思われるからお願いをするわけです。やはり流出することは問題ですよね。だから、流出させないようによろしくお願いしますとお願いなさっているということですよね。  そうなると、この流出は本当に問題だと私は思いますが、この入手先を、どこだったのか...全文を見る
○山内(惠)委員 不正があるときに、子供たちが使う教科書から市販のテスト、ワークブック、ドリルなどに使われているということが、もう裁判にまでなっているわけですから、そこのところは、お願いというのをやはり強化して、どういう形だったのか調査をしていただきたいということを申し上げて、次...全文を見る
07月01日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○山内参考人 急遽時間をいただきまして、ありがとうございます。山内惠子です。  これは学校なんですけれども、ユニセフの支援も来ない学校でした。(写真を示す)この前に戦車がありましたので、治安のために学校を監視しているのかと思いましたら、これは病院のためだそうですけれども、子供た...全文を見る
○山内参考人 山内惠子です。  戦前と戦後と二回を見て、今回は本当に大きな風景の違い、そして悲劇が本当に大きかったので、二つほど。  大きかった衝撃というのは、病院です。湾岸戦争時には生まれていなかった三歳、四歳、五歳の子が劣化ウラン弾の被害と思われる白血病それから末期がんに...全文を見る
07月09日第156回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  出席者の数は大丈夫ですか、何か成立を心配しているんですけれども。  前回の委員会で著作権法の一部改正案が通りました。この法案が本当に着実に実施されることを望む者として、きょうはもう一度このことについて質問したいと思います。  特に...全文を見る
○山内(惠)委員 ということは、質問を変えて言いますと、もし法令に違反するような行為があった場合には、適切な指導なり処分等を行うというふうにとってよろしいですか。
○山内(惠)委員 前回の回答では、小学校向け教材にかかわる著作権者が三百五十四人、それから中学校では三百十一人について、既に十年間分の損害補償金が支払われているというふうにお答えになられましたが、日図協が著作権者に支払った過去分の補償金の根拠となる数字、例えば発行部数とか教材の販...全文を見る
○山内(惠)委員 仮にあっても介入できない。そうですか。  日図協は、以前に文科省に対して虚偽報告をしてきた団体だというふうに言ってもいいと思います。それは、ことしの二月二十七日予算委員会で木下議員におわびをしている。覚えていらっしゃいますか。虚偽報告であったということをおわび...全文を見る
○山内(惠)委員 ということは、日図協が虚偽の報告を文科省にしていたから、お答えを次のとき変えなければならなかったということで、留保つきだけれども、そのとおりだったと思います。今のお答えのとおりお答えになったと思います。  ということは、日図協が過去分の補償金に対して、著作者に...全文を見る
○山内(惠)委員 今回の法案でいえば、海賊版の例で数字まで挙げて、掛け算の式まで挙げて支払われるべきだというふうになっているわけですから、やはり間違いなく海賊版の問題として、白表紙本がテストその他をつくるに当たって問題を起こしているということは御存じだと思います。  次に行きま...全文を見る
○山内(惠)委員 こういう状況のことを天下りと私たちは言いますが、でも、先ほどの言葉で言えば、天下りとしてではなくて堪能な方が行かれているというのであれば、文科省としては、この方を通してでもきちんとこの支払ったものを開示する、そういうふうに指導するべきだと思うんですね。もし、文科...全文を見る
○山内(惠)委員 著作権の権料について、ではもうちょっと後で続きをしたいと思います。  次の質問に行きます。  先般、私が文科省に対しまして、白表紙本が検定以前に教材出版社の業界団体である日図協に大量に流れている問題について質問しましたが、その際、矢野局長は、白表紙本というの...全文を見る
○山内(惠)委員 ただいま今年度からとおっしゃったんですけれども、それでよろしいんですか。文科省の検定規則実施細則には、「申請図書は、検定審査終了後初等中等教育局教科書課長の指定する場所と日時において閲覧することができる。」つまり、教科書課長の許しがないと白表紙本は見られないとい...全文を見る
○山内(惠)委員 私に回答されたときには、このようにおっしゃっている。先ほど確認したんですけれども、白表紙本は教科書会社のものだから、勝手に流れてしまっても、文科省としてはそういうことをしないようにお願いするだけだとこの間言ったんです。後から言ったのには、協力を要請していると言っ...全文を見る
○山内(惠)委員 理解できるものではありません。法令があるからこそ、現実に何か問題が起これば指導していくということをこの「教科書制度の概要」では言っているんじゃないですか。現実に問題が起こっている場合に、指導はできません、お願いするばかりです、このお答えは全く虚偽報告、虚偽の答弁...全文を見る
○山内(惠)委員 それをする必要もないというところまで今言い切られたということに、今後問題が起こると私は思います。ぬれぎぬを着せられている方にとっては名誉にかかわる問題だと思います。  改めて聞きます。この教科書執筆者や編集委員に、例えば私、または私の党として聞き取り調査を直接...全文を見る
○山内(惠)委員 白表紙本が流れて、海賊版とも言える市販テストその他が出ていて、それでもなおかつできないとなれば、今回法案ができた意味がないじゃないですか。そこは問題ではありませんか。海賊版が出て、売られて、そしてその部数によってそれなりの収入があるわけです。そのときに、その収入...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほどの図式のように、この中はすべて文科省の所管です。その所管の日図協から、そういう販売をしているルートがずっとあるわけです。お得意の日図協に調査をさせてはいかがでしょうか。
○山内(惠)委員 必要も感じていないというのはどういうことですか。何かあるたびに、先ほどの石井議員のときも、本当に必要がないのに全国調査を実施するじゃないですか。そういう例があるのかないのかぐらい、なぜ調査できないんですか。子供たちにつけた点数を教職員がこんなところに、一民間企業...全文を見る
○山内(惠)委員 先ほども申しましたように、私たち地方公務員として、いろいろな制限を受けた現場に私はいました。そして、私は学校現場にいて、こういうものを買ったときと買わないときとがございます。物によります。これは国語とは限りません。理科もあれば社会もあれば、地図なんかのコピーとか...全文を見る
○山内(惠)委員 お答えになられたのが矢野局長というところは訂正させてください、私あのとき焦りましたので。主張書面という裁判での資料を入手しています。そこのところは間違いでございました。債権者が谷川俊太郎さん、債務者が、青葉出版の方がそのようにおっしゃっています。  それにして...全文を見る
○山内(惠)委員 今回の裁判では一億一千万円の賠償命令まで出ているという結論があることを御報告し、この法案がこういうことにしっかり対応できるように、法案を利用していただきたいということを申し述べて、終わりたいと思います。
07月18日第156回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○山内(惠)委員 社民党の山内惠子です。  川口大臣には、きょう初めて質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  私は、昨年の十二月、戦争前のイラクへ一週間、旅行日程を入れてですけれども、ことしの六月の十七日から一週間、社民党のイラク調査団としてイラクに行...全文を見る
○山内(惠)委員 きょうの新聞報道で、バグダッド空港ではC130輸送機がミサイルで攻撃を受けました。そのことを御存じと思いますけれども、その空港も危険だということがわかった証拠だと思います。  きょうの新聞報道はもう一つありました。インドは要員派遣を見送りました。そう考えると、...全文を見る
○山内(惠)委員 恐れ入ります。十三の病院に関して、本当にケアしていただきたいという強い要望がありましたので申し上げました。  先ほど申し上げました劣化ウラン弾の影響については、先ほどUNEPとかWHOの調査報告による報告をなさったんですけれども、私が具体的に見た子供たち、がん...全文を見る
○山内(惠)委員 ぜひ、その調査は、劣化ウラン弾との因果関係ということで、日本政府として力を入れた調査をしていただきたいと思います。  川口大臣、先ほどUNEPやWHOの報告を言われましたけれども、この劣化ウラン弾に使われているウラン238というのはどういうものか御存じですか。...全文を見る
○山内(惠)委員 今私が聞いたのは、そこに使われているウラン238のことなんですけれども、この半減期は四十五億年だと、先日私は参考人に来られた藤田先生からお聞きいたしました。四十五億年、地球誕生にまでさかのぼるような年限がたっても半分にしか減らないというのがこのウラン238だそう...全文を見る
○山内(惠)委員 もう一度強くアメリカに明らかにするように要求をしていただきたいということをお願いいたします。  この調査をした民間シンクタンクの核政策研究所の方も、アメリカの政府に対して速やかな使用停止を求めています。アメリカの国内でおっしゃっているけれども、日本もイラクへ行...全文を見る
○山内(惠)委員 どうもありがとうございました。終わります。