山内徳信

やまうちとくしん



当選回数回

山内徳信の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月10日第168回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○山内徳信君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○山内徳信君 ただいまの円君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山内徳信君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に市川一朗君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔市川一朗君委員長席に着く〕
10月17日第168回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○山内徳信君 このたびの参議院選挙で比例区から当選してまいりました、沖縄出身の社民党の山内徳信でございます。  総理大臣を始め関係閣僚への質問のできますことに誇りを感じ、同時に、国民に対する責任の重大さをひしと感じております。  そこで、総理にあらかじめ次の三点についてお尋ね...全文を見る
○山内徳信君 二つ目は、沖縄の面積は国土面積の〇・六%、人口は約一%であります。その狭い沖縄に在日米軍専用基地の七五%が押し付けられております。それにもかかわらず、更に新基地建設計画が進められようとしております。  本土と比較してこの七五%というのは異常で差別的取扱いだとは思い...全文を見る
○山内徳信君 三つ目は、日本国憲法は平和主義に立脚しております。そこで、現在の防衛省を改編し、平和省と位置付ける。自衛隊を二分割し、一つは自然災害等に対するレスキュー隊、いま一つは福祉貢献隊として、地方や離島における福祉や介護、その他に従事するマンパワーとして位置付ける。新しい平...全文を見る
○山内徳信君 質問でございます。(発言する者あり)いえ、あらかじめ総理に三点と申し上げてあります。
○山内徳信君 次に、文科大臣にお伺いいたします。  今国会の大きな問題点の一つが教科書検定問題であります。  県民大会の意思は、撤回と記述の復活でございます。総理を始め関係者の答弁は、県民大会の意思を重く受け止めている、文科省で真摯に検討していると強調されております。しかし、...全文を見る
○山内徳信君 二つ目は、今回の教科書改ざん問題は文部省内部の職員によってしむけられたとの指摘があります。この事態の責任を文科省はどのように取る考えか、お答えください。(発言する者あり)
○山内徳信君 三点目に、今回の事態を反省し、検定制度の真実性、中立性、客観性、透明性を今後どのように確保していくお考えか、お答えください。  特に、私はここで真実性を提起をしてございます。これにつきましては、御努力をしていただきたいということで、答弁は求めずに、時間がありません...全文を見る
○山内徳信君 教科書問題で、最後に総理大臣にお伺いしたいと思います。  そのことは、総理は沖縄の声を重く受け止めると言われておりますが、事態がここまで来れば、行政の最高責任者としてこの事態の収拾のために総理御自身の決断が必要なときではありませんか。首相談話を出すことを含めて、総...全文を見る
○山内徳信君 次に、日々苦悩の果てない基地の島沖縄から、総理大臣、外務大臣、防衛大臣に率直に沖縄の現状を申し上げておきます。  自然環境とジュゴンの生息している海域を破壊することは、個人にとっても政府にとっても許せません。名護市辺野古海域は沖縄県においては保全すべき第一級の海域...全文を見る
○山内徳信君 時間ですから、また細かい具体的なことは外交防衛委員会で質問させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
10月25日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○山内徳信君 各党からずっと指摘をされてまいりました給油量の取り違いの件と、二点目は守屋次官について質問をいたします。そして最後に、今、辺野古の海域を対象にした新基地建設のアセスメントについて私は質問をしたいと思います。  まず最初に、細かいことを申し上げる時間がありませんから...全文を見る
○山内徳信君 時間ありませんから二番目に移りますが、守屋前事務次官の一連の問題についてお伺いしたいと思います。  私は、新聞に出ましたときに、ついに出たかという印象を受けました。そして、権力は必ず崩壊をしていくと。守屋さんは権力者になっていたんです、守屋さんは。したがいまして、...全文を見る
○山内徳信君 あと三分というメモが入っておりますから、次ののは、私は、ラムズフェルド元国防長官と石破大臣との認識を問いたいと思っていましたが、これはまた次の機会にしたいと思います。  今、私の手元に、辺野古で行われております、こういう環境アセスメントの方法書があります。私はこれ...全文を見る
○山内徳信君 そういう問題点を指摘をして、私はさらにまた後日この問題をただしていきたいと思います。  今日は、少し時間過ぎまして申し訳ありませんでした。以上で終わります。ありがとうございました。
10月31日第168回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第2号
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○山内徳信君 私は、二点、質問と同時に、これは私の意見であります。  そして、今日のこの初めての調査会に参加しまして、全国から出てきた議員と政府当局の皆さん方がこういう意見の交換ができますことを私は大変喜んでおります。  まず林野庁にお伺いしたいんですが、私は全国比例でござい...全文を見る
11月15日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○山内徳信君 私は、あらかじめ、先ほどの浅野委員の質問に対しまして、GEのエンジンについてはよく承知していないという趣旨の答弁であったかと思っておりますが、それでよろしゅうございますか。
○山内徳信君 会議を経てエンジンが決まったことについてであります。
○山内徳信君 そうです。
○山内徳信君 そうですか。今、ここにパネルを持ってきてあります。(資料提示)このパネルをごらんいただくとよく分かります。山田洋行が提案をしたエンジンがここにあります。したがいまして、私は、こういう大事な参考人になってもらって、社長から今いろいろ質疑を通して問題点を明らかにしようと...全文を見る
○山内徳信君 会社を守るためならばどういう手段を使ってもいいということでありますか。
○山内徳信君 先ほども二回出ておりましたが、改めて私は、皆さんの会社のマークアップというその言葉を社長自らの言葉で簡単に説明をしてください。
○山内徳信君 今、社長はそういうふうに説明していらっしゃいますが、実際は、先ほども指摘ありましたように、書類を偽造して何倍かにして販売してもうければいい、このもうけのうまみから防衛省との関係を深め、守屋との癒着あるいは接待を続けるということになったと多くの国民、多くの関係者は受け...全文を見る
○山内徳信君 今、山田洋行と日本ミライズは損害賠償の提訴をして裁判中だと伺っております。山田洋行の社長として、元専務、宮崎専務に対して、今の心境をお聞かせください。
○山内徳信君 米津社長はGE東京支店長とお会いになったことはありますか。
○山内徳信君 GEを代表する東京事務所の責任者です。
○山内徳信君 昨年の秋、山田洋行の執行役員の方がそのGE社の東京支店長に会いに行ったということはありませんか。
○山内徳信君 私は一連のこの社長の答弁を聞いていて、本当にこれで企業倫理と言えるのかと、そういうふうな感じをいたします。  今回のこういう証人に来ていただいてのこの質問も、結局は、官僚や一部の政治家とつるんで税金を食い物にした、そういう疑惑はますます深まったと思っております。 ...全文を見る
○山内徳信君 終わります。
○山内徳信君 私は、質問に入ります前に守屋さんにどうしても一言申し上げたいことがあります。  本省にあっては、守屋前次官のこの癒着問題、あなたの腹心の部下が、那覇防衛施設局長、前の局長でございます、その醜態問題が今県民からひんしゅくを受け、大きな不信と反発を買っております。これ...全文を見る
○山内徳信君 グアムでの米軍基地建設に日本が七千億円負担する話が出ていますが、米側と合わせるとどれぐらいの事業規模になりますか。
○山内徳信君 私が調べた範囲で申し上げますと、約百億ドル、日本円で一兆二千万円、そういう規模の移設事業になると、こういうふうに考えております。  次の質問は、アメリカのオーシャン・デヴェロップメント社というコンサル会社を守屋さんは知っていらっしゃいますか。
○山内徳信君 ここにパネルを準備しております。(資料提示)これを通して説明をしてまいりますが、日本ミライズの内部資料と思われる計画書でございます。日本ミライズが、在日米軍再編事業、グアムでの事業についてこのアメリカのコンサル会社と業務の委託契約を進めていることは、守屋さん、御存じ...全文を見る
○山内徳信君 あなたは、日本ミライズの社長に声が掛かったことはありませんか。  そして、今年の六月、西日本の重機メーカー会長に数億円の融資を頼みに宮崎社長と行ったという報道がございますが、これは事実ですか。
○山内徳信君 守屋さんが否定しても、次第次第に明らかになってくると思います。このパネルは、そういうふうないわゆる日本ミライズが準備をして営業に使ったものでございます。時間余りありませんから、守屋さん、聞いておいてください。  それから、海外の米軍基地の建設に日本の巨額の税金をつ...全文を見る
○山内徳信君 はい。
○山内徳信君 大臣の決裁も得たということを今伺いました。その問題は後で外交防衛委員会でやります。ペンタゴンの顧問弁護士からも問題点の指摘が既になされております。  次に、あなたは沖縄の辺野古の基地建設にも深くかかわりを持って、何度も名護市を始め沖縄に出入りをされました。沖縄の業...全文を見る
○山内徳信君 沖縄の人の話によりますと、守屋さんの事務次官室に沖縄の業者らしい人の写真が額に入って飾られておると、こういう話を耳にしておりますが、それは事実ですか。
○山内徳信君 時間ですから、あと二、三点お伺いしたいのがありましたが、これをもって終わります。  ありがとうございました。
11月27日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○山内徳信君 私は、最初に、イラク戦争の大義について問いたいと思います。  イラク戦争の大義名分は、大量破壊兵器の存在でありました。しかし、その大量破壊兵器は存在しないことが明らかになりました。アメリカ政府に追従し、イラク戦争に加担した日本政府の責任は大きいものがあります。 ...全文を見る
○山内徳信君 大変重大な外務大臣の発言と思っております。それは、イラク戦争に加担するための、それは国連の以前にあった決議を参考にして侵攻に加わったと、こういうふうに私は受け取るわけでございます。アメリカが非を認め、イギリスの首相が非を認めるのに、どうして日本は、やはりこれは大義で...全文を見る
○山内徳信君 防衛省にお伺いしたいんですが、なぜイラク国内の空港できりもみ着陸という着陸があるんでしょうか。簡単に説明してください。
○山内徳信君 私は言葉のやり取りをやっておるんじゃないんです。要するに、そういう言葉が一般的に使われておるということは、やはりイラク国内の空港が大変危険だと、こういう事実を表しておる言葉だと思います。そういうことを反論を申し上げて、次に進んでいきたいと思います。  戦時中、日本...全文を見る
○山内徳信君 イラク戦争の犠牲者の実態についてお伺いしたいと思います。  戦争は人類最大の罪悪であり最大の悲劇であると私は考えております。そのことを指摘した上で、次のことをお聞きしたいと思います。  イラク戦争における多国籍軍の死者は今年十月十一日現在で四千百七名、民間人の死...全文を見る
○山内徳信君 多くの民間人の犠牲者を出す結果になりました。どうして復興支援とか人道支援という言葉でイラク戦争への加担を肯定することができるでありましょうか。それは明らかに矛盾しておると思います。  そういう意味で私は質問を求めたいわけでありますが、時間があと数分しかありませんか...全文を見る
○山内徳信君 私は今の件についても後日防衛大臣と議論を深めていきたいと思います。  やはり国連から要請があれば、今の平和憲法を有する日本として何でも出掛けていっていいということにはならないと思います。  それで、今、日本国民の声は、十月十六日、朝日新聞の世論調査がございます。...全文を見る
○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合を代表して、今回審議されましたイラク特措法廃止法案に賛成する立場から討論を行います。  現在適用されておりますイラク特措法の廃止を支持し、日本国憲法の精神に基づき自衛隊の早期撤退を求める理由は以下のとおりであります。  まず第一は、自衛隊の...全文を見る
11月28日第168回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○山内徳信君 岸田沖縄担当大臣、少しお疲れのようでございますが、お元気出してください。  二点だけ質問をいたします。大臣の決意のほどをお伺いしたいと思います。  復帰後、第四次にわたる沖縄振興開発計画が実施され、社会資本の整備を始め、多くの成果を上げてまいりました。政府御当局...全文を見る
○山内徳信君 沖縄本島における自立型経済社会の発展を目標にして、バランスある定住圏の整備、産業の育成、発展、産業経済圏の拡大等によって均衡ある沖縄本島の形成が必要であります。沖縄の将来への発展の基盤として、南部、那覇圏と中部、北部圏を結ぶ鉄軌道の実現が絶対必要であると考えておりま...全文を見る
○山内徳信君 この話は夢がありますから、この短い時間ではとても言い尽くせませんから、そのうち事務所にお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。  これから外務大臣にお伺いいたしますが、時間があれば二回、大臣のお言葉を伺いたいと思っていましたが、最後、時間もありませんから...全文を見る
○山内徳信君 時間でございますから、この件につきましてもまた後日、是非事務所にもお伺いしてゆっくり話合いをさせていただきたいと思います。  そして、防衛省に一言だけ申し上げておきますが、ああいうふうな欠陥だらけの、違法とも言えるああいうアセスメントで基地を造るということは大変な...全文を見る
11月29日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○山内徳信君 私は今回の防衛省職員の給与改正について、これは一般職に準じ、若年層を対象としたものであり、防衛省は今国民から大きなひんしゅくを買っておる状況の中ではありますが、基本的には職員の生活給というふうに受け止めまして、賛成の立場を取りたいと思います。  さて、質問に入りた...全文を見る
○山内徳信君 私は、そういうところが甘かったし、落とし穴であったと思っております。私はこの席から、今防衛省の事務次官という、その頂点に立っていた責任者がやってきた腐敗したこの姿、そして基地行政のトップにいた、そういう悪い面が、腐敗した面が浮き彫りに出てきたわけでございます。  ...全文を見る
○山内徳信君 私も石破防衛大臣とは事務所にお訪ねしまして一杯話合いをしたいのはございます。やはり石破さんも防衛行政については随分御苦労もしていらっしゃるし、自信も持っていらっしゃいます。私もそういう石破さんとやはり防衛の在り方とか平和とか戦争というものをじっくり語ってみたい、こう...全文を見る
○山内徳信君 最後に、時間は取りませんが、やはり抑止力、抑止力の名の下に日本はずっと自衛隊の増強を図ってきました。  昨日、東京湾に中国の艦船が入りました。自衛隊が迎えました。都民も出ておると思います。そういうふうな時代に、友好を深めていこうという時代に、抑止力の名においてアメ...全文を見る
○山内徳信君 はい、お願いします。
12月05日第168回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第4号
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○山内徳信君 山内徳信でございます。  私は、御三名の先生方のお話を伺いまして、南の沖縄出身でございますが、参議員になった喜びを今日はかみしめております。ありがとうございます。  山崎先生のお話から、知識人の影響の問題が指摘されました。私は、今こそ日本の知識人の影響力を具体的...全文を見る
○山内徳信君 はい、終わります。  そういうことで、日本の知識人、あるいは政治以外の人々が話合いをして朝鮮半島への道を、知識人による道、あるいは日本の良識と言われる人々による問題解決のための道が開かれる、そういう方法はないんだろうかと、こんなことを感じたわけでございます。  ...全文を見る
○山内徳信君 いや、先生方お一人お一人のそのことについての先生方のお答えをお願いしたいと思います。
○山内徳信君 ありがとうございました。
12月06日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○山内徳信君 私は、今回提案されております新テロ特措法案は多くの問題を含んでおります。  今日は、最初にシビリアンコントロールの問題から質問に入りたいと思います。  第二次大戦の大きな代償を払って平和憲法体制ができました。その中で文民統制が確立されたと思っております。今審議を...全文を見る
○山内徳信君 私たちは、あるいは日本国民は、やはり前の轍を踏んではいかないと、こういう思いで最初に町村官房長官にお尋ねをしたわけであります。  次に、新テロ特措法案にシビリアンコントロールとしての国会の事前承認の規定がありません。政府は、その理由として、必要な事項は全部法律の中...全文を見る
○山内徳信君 私は、やはり法律を制定して、そしてそれを発動するまでには状況も変わってくると思います。したがいまして、やはり法律の中にきめ細かく書き込んであるからそれで国会の審議をあるいは事前承認というそういうシビリアンコントロールを外すということは、これは非常に危険性を将来に残す...全文を見る
○山内徳信君 米軍当局に直接申入れをしていただきまして、その御努力を多とするものであります。しかし、結果はこういう状況でございまして、このことも一朝一夕には解決は付かぬと思います。したがいまして、やはりこれからも引き続きそういうことがあってはならないと思いますから、御努力をお願い...全文を見る
○山内徳信君 私は、このPAC3が、十二月四日、国道五十八号を利用して移動訓練をしたと、その現場の状況を関係者にお伝えしておきたいと思うんですが、東西に横断をしていったその近くには福祉関係の陽明会という身障者の作業場があります。それから、さらにその近くにはハム工場がございます。ゴ...全文を見る
○山内徳信君 時間がもうありませんから、これは御返事はいただけないのかもしれませんから、問題点だけ防衛庁長官に申し上げておきたいと思います。  辺野古の新基地建設をめぐって、一戸一億円でその集落全体を移転させようと、こういう動きがあったということが三日の朝日新聞に載っております...全文を見る
12月11日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○山内徳信君 私は石破防衛大臣にお伺いしたいと思います。  石破大臣の著書「軍事を知らずして平和を語るな」というタイトルの本を興味深く読ませていただきました。そして、大臣の軍事について、平和についての考え方もよく勉強できました。私の印象としては、ある種の危うさも感じました。 ...全文を見る
○山内徳信君 私は、政府の今回のイラク戦争に対して自衛隊を派遣するに当たって、前線と後方を切り離しての論議がずっと続いておりました。そういうことは過去の歴史において、あるいは今行われておるイラク、アフガンの戦争行為の背景を見ても、これはやはり一体論で考えていくべきだと、こういうこ...全文を見る
○山内徳信君 掃海母艦の本来の任務を聞いております。
○山内徳信君 今年の五月に掃海母艦「ぶんご」が沖縄における米軍基地の建設に向けて現況調査に出動しております。私は、当選して後、八月の九日に防衛前事務次官の守屋さんに会いに行きました。沖縄の基地問題についての基本的な考え方をお伺いしたいということで行ったときに、守屋さんはこの「ぶん...全文を見る
○山内徳信君 「ぶんご」の出動に当たりまして、守屋前事務次官が深くかかわっております。私が入手した情報によりますと、守屋前次官はこんなことを言っております。こんなものにびびるなという、まあその他ありますが、びびるなと周囲を叱責をしながら海上幕僚部の反対を押し切って決めたと言われて...全文を見る
○山内徳信君 沖縄では、沖縄戦の日本軍による行為などの悲しい経験もありまして、この「ぶんご」が出動したというその情報に接したとき、沖縄県知事を始め県民は鋭く反応いたしました。県民を威嚇する意図を持っておると、こういうふうに受け止めた人々も多くいたわけでございます。自衛艦「ぶんご」...全文を見る
○山内徳信君 私の手元に、防衛省が行政文書開示決定通知書という大きなタイトルを付けて出されたこの文書があります。これについて申し上げたいわけでありますが、沖縄における新基地建設をめぐる問題がこの文書の中に書かれております。  その一部を読み上げたいと思いますが、今後の同種の作業...全文を見る
○山内徳信君 この件についてはもっと論議を深めたいと思いますが、この場ではこの程度にしておきたいと思います。  私は最後に防衛大臣にお伺いしたいと思います。  近年、我が国の自衛隊の自殺者の数が増えております。これは異常と思います。防衛省の資料によりますと、過去十年間の自衛官...全文を見る
○山内徳信君 イラク戦争が始まってから、この数字を見ますと、数が増えてきておるんです。したがいまして、これを借財等と個人の問題に転嫁することはこれ易しいと思います。一つの団体でございますから、やはり全体的にそういうことを防いでいく、そういう策が必要だろうと思っております。  最...全文を見る
12月13日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○山内徳信君 私は、最初に外務大臣の方にお尋ねしたいと思います。難しい質問ではございません。大臣が決断していただくかどうかだけの話です。    〔理事浅尾慶一郎君退席、委員長着席〕  戦後六十二年、日朝間は国交回復もなく、不幸な状態が続いております。とりわけ深刻な問題として拉...全文を見る
○山内徳信君 やはり、従来の発想だけじゃなくして、ここら辺で思い切って国民の力も一緒にして懸案解決に当たってほしいという、そういう提案でございます。  次に、辺野古新基地建設をめぐる環境アセスメントの件について防衛大臣にお尋ねいたします。  辺野古の環境アセスに関して沖縄県の...全文を見る
○山内徳信君 今回のアセス方法書には、陸上部のアセスが何も書かれていません。米国防総省が出した資料にも、埋立て土砂が発生する辺野古ダムなどの陸上区域に関して動植物の生息地や計画事項について言及するように勧告ということが書かれております。米国防総省さえもこのような勧告をしております...全文を見る
○山内徳信君 機能についてはほとんど防衛省が明らかにしておりません。環境アセスをやりようがないわけです。  大浦湾に造ると言われております新基地の突堤の問題についてお聞きしたいと思います。  防衛省は軍港にはしないと言っておりますが、在沖米総領事は会見の中で、故障ヘリの運搬の...全文を見る
○山内徳信君 沖縄県の審査委員会の西平名桜大学教授が、建設予定の大浦湾に、沖縄本島で知られるサンゴの中で最大のアオサンゴを確認しております。消滅すれば沖縄の環境界に大きな損失をもたらすと、こういうふうに指摘をしております。  このことについて、大臣はどういう認識をしていらっしゃ...全文を見る
○山内徳信君 これも事務方に答弁していただくわけでございますが、ジュゴンは天然記念物でございます。環境省も絶滅危惧種に指定し、また国際的にもその保護が叫ばれております。そういうジュゴンの生息しておるこの辺野古の海について、基地建設とジュゴンの保護の問題は両立しないと思います。そう...全文を見る
○山内徳信君 次は、掃海艦「ぶんご」と自衛隊の海底調査についてお伺いいたします。十一日に質問いたしましたが、まだ明快でございませんでしたので、今日もお尋ねいたします。  石破大臣は十一日の答弁で、自衛隊を出すときの自衛隊でなければならないという非代替性について、そういう論議が行...全文を見る
○山内徳信君 前回示した行政文書開示決定通知書の非開示理由の中に、今後の同種の作業が妨害行動によって阻害されるおそれがあると、今後の出動の可能性を書いている。また、十一日の大臣の答弁でも、今後仮にそういうことがありとせば、と答弁されました。これは、沖縄県民として過去の戦争の体験か...全文を見る
○山内徳信君 終わります。
12月20日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  私は、給油問題について官房長官に質問をいたします。  国内政治は、防衛省問題、年金問題、C型肝炎問題その他、混沌としております。政策展望が行き詰まったとき、国民の目を国外に向けさせてきた過去の歴史を国民は知っております。現在の新...全文を見る
○山内徳信君 原油高騰の影響は国民生活全般に深刻な生活不安を与えております。製品別には、石油、石炭が約二〇%上昇、バス、タクシーなど交通機関、スーパーの品物など軒並みに値上がりして国民生活が脅かされておる昨今、なぜアメリカの艦船に無償で給油活動を続ける新法を作るというのですか。国...全文を見る
○山内徳信君 次は、防衛大臣に御質問いたします。  防衛大臣にはこれで環境アセスメントについては二度目になります。辺野古沿岸域に計画されておりますV字形滑走路付飛行場建設に向けて石破大臣が決裁されました環境影響方法書について、十二月十七日、沖縄県環境影響審査会は審査の結果を知事...全文を見る
○山内徳信君 審査会は答申できちっとした方法書を出してほしいと要求しております。津嘉山会長は四日の会合で、このままの内容では審査不可能だと説明しております。  審査会は那覇防衛局に対し、三十五項目、七十六問の質問事項を提出しておりますが、十分なる回答はなかったと言われております...全文を見る
○山内徳信君 私は、大臣の鳥取県の砂丘を例に取って説明を申し上げたいと思います。  島根県には、島根砂丘など貴重な保護すべき自然があります。辺野古の新基地建設場所を含むやんばるの大自然は、知床と並んで世界自然遺産の候補地となっている貴重な亜熱帯の自然の宝庫と言われております。こ...全文を見る
○山内徳信君 私は、防衛省をめぐる報償費を流用した裏金づくりについて質問いたします。  時間も残り少なくなっておりまして、質問は三点お伺いする予定でございましたが、時間がありませんから、質問要旨を全部読み上げて、最後にお答えを願いたいと思います。  防衛省OB関係者によると、...全文を見る
○山内徳信君 終わります。
12月25日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。私は、基本的な問題、二、三点お伺いしたいと思います。  加藤参考人は、日本の安全保障は防衛産業の基盤が強化されていけばおのずからそれは保障されていくと、こういう見解に立っていらっしゃるのでしょうか。それをお伺いしたいと思います。
○山内徳信君 やはり、太平洋戦争、そして、戦前の財閥と言われたそういう大手の企業が戦後解体をされていったわけです。そして、日本の戦後の政治家たちはあるいは政府は、やはりそういう悲惨な戦争体験もありましたから、そこに新しい憲法ができ、そして、経済を中心とした国家経営をしてこられたわ...全文を見る
○山内徳信君 私は、今回、前防衛事務次官守屋さんの件を思うにつけ、防衛関係の入札が大半随意契約で行われております。この随意契約を減らしていくあるいは一般競争入札に移していく、そのことについて、加藤さんの立場から提案だとかこういう方法があるとかいうふうな御意見がありましたらお聞かせ...全文を見る
○山内徳信君 今の加藤さんのお話のような話は、随分防衛省も同じことを言っているんです。しかし、私が考えるのに、やはり随契であっても、今回起こったような水増しの問題あるいは見積額の問題を、きちっとそれを踏まえて随契という行為が防衛省内においてやはりできるんだろうと私は思うんですよ。...全文を見る
○山内徳信君 終わります。ありがとうございました。
○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。私は、最初に日米安全保障戦略会議についてお伺いしたいと思います。  今年の四月二十七日から五月六日にかけて、安全保障議員協議会の皆さん七名、防衛産業関係者二十名が訪米され、五月一日、第九回日米安全保障戦略会議が開かれております。その件...全文を見る
○山内徳信君 分かりました。  報告書が届いておるということでございますから、それを外交防衛委員会に提出をお願いしたいと思っております。よろしゅうございますか。
○山内徳信君 四月二十八日土曜日は終日フォートグリーリー基地視察、五月五日金曜日は午前中エドワード空軍基地の視察をされております。  どういう特徴のある基地でありますか、お伺いします。
○山内徳信君 その日程を見ていきますと、夕食会がアメリカ側主催で三回開かれております。四月三十日月曜日の夕食会はロッキード・マーチン社、五月一日の夕食会はボーイング社、五月四日金曜日の夕食会はノースロップ社となっております。この三社はアメリカの航空関係の会社だと思います。  そ...全文を見る
○山内徳信君 五月一日の昼食会の中に、防衛省のコウジ・ウエダという横文字の名前がございます。防衛省の職員というふうに書かれておりますが、このウエダコウジさんは出張申請による研修会への参加なんでしょうか。
○山内徳信君 分かりました。  次に進めてまいります。  次は、山田洋行から毒ガス弾処理事業への企業を通しての一億円献金が、十一月三十日の新聞報道がございました。それによりますと、山田洋行が旧陸軍の毒ガス弾処理事業の下請受注などに絡んで、社団法人日米平和・文化交流協会常勤理事...全文を見る
○山内徳信君 歴代の防衛大臣が理事を務めている団体です。こういう不明瞭な金の動きがあってよいはずはありません。この一億円の金は山田洋行が受注のお礼として払ったものと言われております。大臣の現在のこの問題に対する、防衛大臣としてやはり指導、助言だとか、問題があればそれは指摘する必要...全文を見る
○山内徳信君 環境問題についてお尋ねいたします。  普天間飛行場代替施設建設とされる辺野古沿岸域への米軍基地建設に対する環境影響評価方法書に対する知事の意見が十二月二十一日午後、那覇防衛局へ提出されましたが、大臣は全文をお読みになりましたでしょうか。  お答えは最後にお願いい...全文を見る
12月27日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○山内徳信君 社民党の山内徳信でございます。  私は、最初に海上警備巡視艇の件につきましてお伺いいたしますが、これは、十二月二十日に財務省は二〇〇七年度の補正予算を計上しておりますが、その中身が防衛省とも関係があると思って質問をいたします。  日米合意によって辺野古の海上基地...全文を見る
○山内徳信君 私は次に、在日米軍再編に伴って、地方自治体の苦悩とその地域の住民が分断されている状況をひとつ申し上げておきたいと思います。  これはさきにも申し上げたことでございますが、沖縄への基地の押し付けに伴って、名護市長の比嘉鉄也さんのお話申し上げました。その後継者の岸本建...全文を見る
○山内徳信君 終わります。