山内徳信

やまうちとくしん



当選回数回

山内徳信の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○山内徳信君 私は、社会民主党・護憲連合の山内徳信でございます。各大臣におかれましては、担当職員が準備した答弁資料じゃなくして、私と各大臣との生の声で質疑答弁をお願い申し上げたいと思います。  最初に防衛大臣にお伺いいたします。それは、酸素ボンベのバルブ閉鎖事件と私がこの名称は...全文を見る
○山内徳信君 それは、やった人は私やりましたと普通は言いません。  そして、妨害行為と大臣はおっしゃっておりますが、沖縄の人は県民投票でも名護の市民投票でも新しい基地はもう要りませんと、基地を受け付けないという市民投票の結果が多かったわけです。しかし、日米両政府は強引に押し付け...全文を見る
○山内徳信君 時間も限られておりますから、私は、これで最後になると思いますが、町村官房長官に質問をいたします。  政府提案の対テロ補給法案は国民にとって重要な事項を意識的に伏せた欠陥法案と言わざるを得ません。重要なシビリアンコントロールなし、情報公開なし、無償での外国艦船への給...全文を見る
○山内徳信君 時間ですから、終わります。
○山内徳信君 私は、同じ時代を生きてきた一人の人間として、五点、総理大臣に質問をいたします。  最初に、総理大臣の憲法観といいますか、そういうものをお伺いしたいと思います。  戦後、福田総理が平和憲法に最初に出会ったとき、時代のコペルニクス的大転換を感じられたのか、あるいは軍...全文を見る
○山内徳信君 政治家総理大臣にとって憲法九条とは何ですかと、こういうふうに実は次は質問をしようと思って準備しておるんです。  私が最初に質問しましたのは、恐らくこの憲法が制定されましたときに、福田首相は十四、五歳の、あっ、そんな行ってなかったでしょうね、青少年だったと思います。...全文を見る
○山内徳信君 それ以外にも、前文にも九条にも、九十九条は憲法擁護義務がうたわれております。  さて、三番目でございますが、私は、今回の新テロ補給法案を強引に制定しようとする政府の意図は後方支援の一環であり憲法九条の精神に反すると考えております。参議院の意思を無視し、何が何でも衆...全文を見る
○山内徳信君 内政という基盤をきちっと確立をして、信なくば外交立たずと、こういう言葉もあります。したがいまして、内なる問題についても真剣に取り組んでいただきたいということであります。  今回の政府提案の新法案の背景には、権力者のおごりを私は感じております。アメリカ追従の法案であ...全文を見る
○山内徳信君 次の問題は、総理大臣と石破防衛大臣にお答えいただきたいと思います。  防衛省の防衛利権をめぐる一連の不祥事は更に末広がりにと申し上げると言葉強いのかもしれませんが、私は、昨日の秋山参考人の証言を聞いて、やはりこれはもっと解明せぬといかぬという、そういう印象を受けて...全文を見る
○山内徳信君 あと一点だけ。──時間でございます。終わります。
○山内徳信君 社会民主党・護憲連合、山内徳信でございます。  私は、社会民主党・護憲連合を代表し、内閣提出のテロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案に対して反対の討論を行います。  まず最初に申し上げたいのは、自衛隊の海外派兵という重要な議題が審議さ...全文を見る
01月18日第169回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○山内徳信君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○山内徳信君 ただいまの小林君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山内徳信君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に市川一朗君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔市川一朗君委員長席に着く〕
02月28日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  先般の守屋前事務次官の問題をめぐって、腐れ切った防衛省と申し上げましたときに、大臣は、それは違うと、しっかりした元気のある職員たちもおるよと、こういうふうにおっしゃっておりました。私は、今日は、武力を持っている集団...全文を見る
○山内徳信君 国民の率直な疑問は、なぜ最新鋭のイージス艦が衝突を回避できなかったのか、漁民二人を救えなかったのかにあります。レーダーや衝突防止装置があり、装備としては漁船の存在を感知しているが、それを見ている人間、自衛隊員は一体どうなっているんだ、このことが国民の、多くの国民の疑...全文を見る
○山内徳信君 事故が起きた海域は黒潮と親潮が合流する豊かな漁場として知られております。また、北米航路など海上交通の要所であり、航行量が非常に多い海域としても知られております。私は昨日の艦長の記者会見の言葉を聞いて、私自身の耳を疑いました。艦長が、漁船が多い海域と理解していなかった...全文を見る
○山内徳信君 私は、今回の事故以外でも、事故、事件が起こったときにいつも問題になりますのは、初動の調査でございます。  漁業関係者はこう言っております。何で衝突したときその場ですぐ助けなかったんだろう、その気になればすぐ見付かり、助けられたんじゃないのか、こういうふうな声を私た...全文を見る
03月24日第169回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○山内徳信君 社会民主党・護憲連合の山内徳信でございます。  昨日、沖縄県では、二月十日に発生した米兵による女子中学生暴行事件に対し、米兵によるあらゆる事件、事故に抗議する県民大会が開催されました。大雨の中、怒りに満ちた大会で、私も参加してまいりました。大会の趣旨は、基地あるが...全文を見る
○山内徳信君 戦後六十三年間も米軍基地を押し付けられてきた沖縄県民の意識の中に、基地は諸悪の根源であるという言葉が使われます。日米地位協定の抜本的改正は時代の要請となってまいりました。外務大臣の決意は固まりつつあると思いますが、お気持ちをお聞かせください。
○山内徳信君 政府の答弁は、判こを押したように、事件が起きても運用改善。もしあなたの近くの、あるいは身内の、あるいは地域の人があのような事件の被害者になったら、そういうときでも外務大臣は運用改善運用改善と。  この地位協定は一度も改定されたことがございません。もう一度、人間外務...全文を見る
○山内徳信君 私どもも韓国の地位協定、ヨーロッパの地位協定等々も調べてございます。もう少し外務省は外国の地位協定も調べてほしいし、そしてやはり主権国家として独立国家として日本の立場から主体的に判断をしていただかなければ次々と起こります。例の横須賀におけるタクシーの死傷事件も起こり...全文を見る
○山内徳信君 加害者米兵は軍法会議にかけられるのですか、どうなるんですか、お答えください。
○山内徳信君 不起訴になるケースについて防衛省は補償の対象とする事件としてカウントされますかどうか、お伺いいたします。
○山内徳信君 事実としてあったわけであります。告訴を取り下げたというだけでございます。被害の実態は残っております。  したがいまして、基地を提供し、そして日本政府としてそのことについて補償はちゃんと果たしてほしいと、こういうことを申し上げて、前に進めていきます。  日本に基地...全文を見る
○山内徳信君 時間ですからここで終わりますが、もっと真剣に地位協定の改正を政府は考えていただきたいと思います。  以上です。終わります。
○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は質問事項は多くはございません。したがいまして、答弁は、せっかくお見えでございますから総理大臣にお願いいたします。  日本人の人権とアメリカ人の人権は同じく尊重され、同じ価値があると総理大臣は常日ごろからお考えでいら...全文を見る
○山内徳信君 日本人とアメリカ人の間に人権上、法制度上、不公平、不平等があってよいとお考えですか。どうぞ。
○山内徳信君 日米地位協定の抜本的改正についての総理の決断を求めたいと思います。  日本国憲法は国民の平和的生存権をうたっております。総理の目指す国づくりは、憲法の精神を具現化するものでなければいけないと思います。  最近、在日米軍人による事件、事故が続発しており、大きな問題...全文を見る
○山内徳信君 私も日米安保条約とか地位協定についても知っておるつもりでございます。しかし、戦後六十三年たちます。そして、次々と事故、事件が起こっていて、これは、日米地位協定の改正はもはや運用改善等々では対応できない、そういう状況に来ておると思います。したがいまして、時代の要請でご...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  二月に、沖縄及び北方特別委員会は、二日間にわたって沖縄の産業経済あるいは基地問題の調査で参りました。その場でも強い要請がございましたが、また今日も、私から普天間飛行場の一日も早い閉鎖、撤退、返還を求めての質問を行います。...全文を見る
○山内徳信君 少なくとも、主権国家、独立国家の日本国内におけるアメリカの海兵隊の飛行場がこのような、滑走路の向こうの方に、いわゆるクリアゾーン地域に小学校があるということはこれは大変異常な状況でございますから、外務大臣も防衛大臣もこの深刻な状態を認識をしていただきたいと思います。...全文を見る
○山内徳信君 クリアゾーンについての今説明もございましたが、いずれにしろ、この普天間飛行場というのは、アメリカ軍が上陸をしてきて、そして早い時期にそこに九つもあった集落を全部そこから立ち退きをさせて飛行場できていくんですね。そして、その向こうの方に飛行場ができて、その近くに小学校...全文を見る
○山内徳信君 はい。じゃ大臣、一緒に飛行機乗りましょうという。
○山内徳信君 よろしくお願いします。  終わります。
03月28日第169回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、二月十二日から十四日にかけまして沖縄及び北方問題特別委員会は、沖縄の振興開発及び基地問題等に関する実態調査ということで沖縄に参りました。そういう実態調査をしていただきました委員会の皆さん方に、沖縄出身の国会議員の一...全文を見る
○山内徳信君 二番目に、中部の市町村長会から少女暴行事件問題と、そして普天間飛行場の早期返還が強く訴えられておりましたし、その中で特に絞って最後に訴えておりましたのが、沖縄県中部市町村長会から強い要請のありました事項として、沖縄振興中部国際文化交流センター建設構想の件がございまし...全文を見る
○山内徳信君 大臣の予算の概要説明の中にもございましたが、離島、へき地の医療確保対策ということが強調されてございました。  沖縄本島の離島、宮古群島とか八重山群島、そして北部の市町村長たちとお話合いをしましたときにも出てまいりましたのが医療の問題でした。とりわけ、宮古に参りまし...全文を見る
○山内徳信君 私が通告いたしましたのはその三点でございます。  もう少し持ち時間残っておりますから、あと一点ぐらい付け加えて質問をいたしますが、私は、読谷に二つ飛行場がありまして、日本軍の造った旧読谷飛行場、米軍の造ったボーローポイントという飛行場がございます。ボーローポイント...全文を見る
04月08日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、今日は最初に環境省にお伺いいたします。  人類にとってあるいは国際社会にとって今最も重要な問題は、地球環境あるいは自然環境をいかに守っていくかということが大きな課題であると思います。そこで、二〇〇八年を国際サンゴ...全文を見る
○山内徳信君 国民への周知方はどのような方法を取っていらっしゃいますか。
○山内徳信君 今年の一月三十日、沖縄県の名護市の東、太平洋に面した大浦湾でアオサンゴの大群落が発見されたという報道がなされました。三月二十二日から、WWFJ、いわゆる世界自然保護基金日本は、衛星利用測位システム測量や潜水によるアオサンゴ群落の形状、分布、環境調査を行っております。...全文を見る
○山内徳信君 環境省にあと一点だけお伺いしておきたいんですが、環境省は報告を受ける省庁ですか。こういうこれだけのまれに見るのが発見されたときには、胸を躍らせて部下の課長かあるいは係長ぐらい三、四名行って現場、現地をちゃんと見てカメラに写してこいと、このぐらいは臨機応変に動かなけれ...全文を見る
○山内徳信君 その報告を受けてその後必要な調査をやりたいと、こういうふうに受け取っておいてよろしゅうございますか。
○山内徳信君 次は外務省の方にお伺いいたします。ほとんど日米地位協定に関する問題で私の持ち時間は終わるかと思います。じっくり外務大臣と論議を深めていきたいと思います。  民主党、国民新党、社民党は、日米地位協定の改正案を四月三日、三党の幹事長始め関係国会議員そろって町村官房長官...全文を見る
○山内徳信君 ケビン・メア在沖米総領事は、三日の定例記者会見で、日米地位協定改定の動きについて次のように言っております。ある政治家と団体が政治的に利用し、政争の具にしようとしていることは非常に残念だと批判をしております。日米地位協定の改正要求は、事件、事故が発生するたびごとに県民...全文を見る
○山内徳信君 日本の外務大臣として、一介の総領事のこの発言に対して余りかばい立てするようなそういう答弁は私は望みません。もっと毅然として、やはり日本の外務大臣だと、こういう発言を私も含めて国民は期待しておるんです。  次に進めていきますが、ケビン・メア総領事は事あるたびごとに県...全文を見る
○山内徳信君 私は基地の村の村長を二十四年やってきて、フェザーストーンさんという当時の総領事、そして歴代の総領事と毎年数回ずつ会う、そういう機会がございましたが、みんなさすが外交官だと私は思いました。ところが、このケビン・メアさんが来られてから、本当に沖縄で事故、事件が起こるたび...全文を見る
04月09日第169回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第6号
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○山内徳信君 私は、WWFジャパンの顧問をしていらっしゃいます鮎川先生にお伺いしたいと思います。  今年は、二〇〇八年を国際サンゴ礁年として国際的な取組が進んでおりますが、なかなか、日本国内ではそういうPRも不十分のような感じがいたします。  そこで、国際サンゴ礁年にふさわし...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございました。
04月17日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○山内徳信君 通告書には書いてございませんが、あらかじめ防衛大臣にお伺いしたいのは、地方局の局長、いわゆる那覇防衛局の局長は、事故、事件が起こったり、やっては県民感情を逆なでするような事態が起こったときには、在沖米軍に厳重に申入れをしたり抗議をしたり、そういう権限も与えられており...全文を見る
○山内徳信君 私は、政府関係者がお聞きになりますと少し表現が大き過ぎるとおっしゃるのかもしれませんが、私は、沖縄の島です、沖縄の島は米軍基地のいけにえになって、赤い血を流して今怒り狂っておると、こういうことを最初に申し上げておきます。  これは全部答弁をいただく気持ちはございま...全文を見る
○山内徳信君 沖縄、復帰前はほとんどそういう状態でした。基地の外で事故、事件を起こしてもMPが来て連れていく。そういうふうな状況があって例のコザ騒動も起こっていくんです。  私は、もう時間もあと三分でございますが、今幾つかの沖縄の現地のこういう米軍による事故、事件等を申し上げま...全文を見る
○山内徳信君 終わります。
04月18日第169回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○山内徳信君 私は、持ち時間で昨日の違憲判決の問題と防衛省改革の検討結果についてお伺いをしたいと思います。  最初に、イラクにおける航空自衛隊の空輸活動は憲法九条に違反するという判決が昨日、名古屋高等裁判所で判決が出ております。もう既に御承知のとおり、航空自衛隊による米兵の輸送...全文を見る
○山内徳信君 やはり裁判でございますから、国が主張したいイラク全体の実態あるいはバグダッドにおけるそういう状況をやはり資料としてちゃんと出して訴えるべきじゃなかったかと、こういうふうな感じも私は持っております。  次に進めてまいりますが、防衛大臣として、今回の米兵の輸送活動を憲...全文を見る
○山内徳信君 この件につきましては、やはり戦闘地域、後方支援だとかいっぱい論議のあったことでございますから、少なくとも今はバグダッドを中心にしてそういう空自の活動はあるわけですが、それは結果としてやはり戦闘行為に結び付いていくという判断をしたんだろうと、こういうふうに思います。 ...全文を見る
○山内徳信君 大臣おっしゃっておりますが、裁判は勝訴したと、勝ったとおっしゃっておるんですが、裁判は形式的には勝ったのかもしれませんが、実態はそう簡単に勝った勝ったと言えるようなものではないと思います。少なくとも、やはり憲法九条との関係、そしてずっと今日まで、憲法ができて今日まで...全文を見る
○山内徳信君 最後の質問にしたいと思いますが、米兵等の輸送活動については、憲法九条一項だけではなく、イラク特措法二条二項の武力行使の禁止、三項の非戦闘地域に限定した活動にも違反していると判断しております。  米兵等の輸送活動については少なくとも即時中止すべきではないでしょうか。...全文を見る
○山内徳信君 終わります。
04月22日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○山内徳信君 辺野古の新基地問題に入ります前に、私は、思いやり予算から出ておると言われております家賃だとか光熱水費の問題についてはずっと質問が続いておりまして、政府答弁も出たのかなと、出ておるというふうに受け取っておるんですが、基地の中に住んでおる米軍人と基地の外に住んでおる米軍...全文を見る
○山内徳信君 今お答えいただきましたのを中心にした、それに関する資料を是非後でお届けいただけますか。よろしゅうございますね。ここでの答弁はよろしゅうございます、もう。資料が欲しいというだけです。お願いします。  次に、例の少女暴行事件が起こりまして、告訴は取り下げたわけでござい...全文を見る
○山内徳信君 取扱いは是非誠意を持って進めておいていただきたいと思います。  次に、辺野古の新基地の機能について質問をいたします。  私は、今回建設が計画されております辺野古の新基地は、普天間基地のヘリ部隊を移設するだけの機能だけではなく、将来的にもっと大きな様々な機能を持っ...全文を見る
○山内徳信君 それは、今は答弁できないという答弁でございますね。  大浦湾の水深、深さを防衛省は測定していらっしゃいますか。しておる、していないでいいですよ。私も深入りはしません。どうぞ。
○山内徳信君 北カリフォルニア連邦地裁のジュゴン裁判に米国防総省が出した書類に、米軍再編合意が発表される直前の二〇〇六年四月の日米協議の資料がございます。その中に、アメリカ側は二〇〇一年の会議で二百十四メートルの岸壁が必要だということを確認したということがございまして、アメリカ側...全文を見る
○山内徳信君 今までの答弁は全部、明快な答弁はできないというふうにおっしゃっていますね。こういう体質では困りますよ。  進めていきます。  アメリカ側はやはり二百十四メートルの岸壁を要求をしておるわけです。それに対して今答えられないとおっしゃっておりますが、そういうアメリカ側...全文を見る
○山内徳信君 この二百十四メートルという岸壁の長さは、佐世保を母港とする輸送揚陸艦ジュノー、これの長さは百七十三・七メートルございますが、こういう輸送揚陸艦が接岸できる長さになるわけであります。私は、新基地がそのような軍港機能を持つことを懸念しているわけであります。そのままアメリ...全文を見る
○山内徳信君 岸壁の利用について、「今後、米側の所要も踏まえて検討」すると書かれておりますが、具体的に米側の所要とは何の意味ですか、どういうことですか、お伺いします。
○山内徳信君 日本はアメリカに引っ掛けられてというお話がさっきございました。私はどうもそういうふうな感じがしてなりません。その犠牲は沖縄に押し付けられておるような私の予感でございます。  今大臣もおっしゃいましたとおり、恒常的に兵員や物資の積み卸しを機能とするようないわゆる軍港...全文を見る
○山内徳信君 現状においては考えられない、しかし将来は何とも言えないと、非常に不安な今答弁になっておるわけでございますが、沖縄側としては、将来にわたっても、現在大臣が考えていらっしゃるように、普天間基地の代替施設というのが大前提でございますから、普天間にはそういう岸壁もございませ...全文を見る
○山内徳信君 これは単に二か所か三か所かという問題ではありません。洗機場は多くの水や薬品を使います。洗浄水による環境汚染が非常に心配されるわけであります。ですから、二が三になるのは、それだけでも汚染源が増えるわけであります。重大な問題だと受け止めております。  そこで質問いたし...全文を見る
○山内徳信君 嘉手納飛行場からの汚染につきまして、嘉手納町内の特に屋良地域の井戸は全部ガソリンが出てまいりました。燃える井戸というふうに言われたあの汚染の実態がございます。したがいまして、この洗機場をただアメリカが三つ欲しい、三つ欲しいと言うからといって、そういうのをそうですかと...全文を見る
○山内徳信君 釈迦に説法になりますが、水俣病の大きな教訓が日本国民にはございます。そういうふうな事態が起こるようなことがあっては大変でございます。  この汚染水がそのまま海に流された場合の魚介類や環境への影響が大きく、県民の反発が予想されるが、そのことについてどのように受け止め...全文を見る
○山内徳信君 あの一帯の昔真っ白い砂浜であったところ、そしてかつて石川で漁業に従事していた人々が、あるいは金武とかあるいは更に宜野座、久志、今の名護市です、そこで東海岸で漁をしていた人々が全部今国頭辺りまで追いやられております。それはなぜか。海の汚染ですね、海の汚染。  ですか...全文を見る
○山内徳信君 そのままそこに。  要するに、業者任せではなくして、事業主体である皆さんとしては環境アセスは入れないと、こういうふうに受け取ってよろしゅうございますね。
○山内徳信君 私は十九日の土曜日、辺野古ダム周辺を視察をしてまいりました。辺野古岳とそのすそ野の一帯を地元の人に案内してもらい、現場を調査してきました。世界の自然の宝庫とも言うべき非常に自然の豊かな場所であることを、向こうへ行きまして改めて実感いたしました。  辺野古ダムは県民...全文を見る
○山内徳信君 いや、それを聞いておるんじゃない。この区域が水源涵養林として機能しておると皆さんの方法書には書かれておりますが、それは間違いないかと聞いておるんです。
○山内徳信君 はい、分かりました。  なぜこの場所を、いわゆるダムのあるところ、現に住民が水を飲んでいるそのダムのあるところを土砂の採取の場所に選定したのですか、お答えください。
○山内徳信君 そのまま座っておいてください。  全部国の都合、国のいいように、海も陸も国ならば何でもやっていいという発想がそこにあるわけです。そういう発想が許せないというんです。  このダムは、やはり住民の飲料水です。周囲から土砂を採取すればダムは汚染されます。地元ではこのダ...全文を見る
○山内徳信君 皆さんが沖縄県に出した資料を見ますと、図になっていますね。ダムが真ん中にあって、その周辺七十ヘクタールから樹木を切り倒して、土砂を掘り起こして、そして近くの予定地に運び込むと、こういうことになっておりますね。それがいかにダムを汚染させるか。させないという保証があるん...全文を見る
○山内徳信君 申し上げておきますが、沖縄県民、本島におる中南部の人々の水がめと言われておるのが北部のダム群であります。その一つになるわけです。そういう人間が生きていくための飲料水の場所まで手も入れ足も入れるんですか、あんた方は。
○山内徳信君 よろしくお願いされません。私は、この七十ヘクタールの場所をすべて削り取ってしまうこと自身が重大な環境破壊になると思っております。  そして、皆さんの資料によると、環境への影響をできる限り低減すると書かれておりますが、できる限りでは県民としては困るわけであります。今...全文を見る
○山内徳信君 これは無理な計画がいっぱいあるんです、無理な計画。アメリカ軍、アメリカ・ペンタゴンに押し付けられた計画ありますよ。そういう指摘をしておきます。  次は、是非大臣の心の声を聞きたいと思います。  北海道では、地球温暖化防止、自然環境を守るための洞爺湖サミットの国際...全文を見る
○山内徳信君 私は、苦渋の選択とおっしゃいました。しかし、名護のお二人の首長の名前を前に出してあります。今回、沖縄県知事は、普天間飛行場の三年以内の危険除去を政府に求めておるわけです。宜野湾市長の伊波市長は現地の市長として、余りにも危険なこの飛行場をやはり国の計画どおりは待てない...全文を見る
○山内徳信君 これは日米双方の新しい基地ができるまでは伏せておこうと、そういうふうないわゆる水面下に伏せられた、そういうことはありませんか。
○山内徳信君 このことについて外交交渉に当たる外務大臣にも確認をしておきたいと思います。  これから先も将来にわたってオスプレーの配備はあり得ないと、こういうふうに受け止めておいてよろしゅうございますか。──いや、大臣、大臣がいいですよ、大臣ですよ。
○山内徳信君 外務大臣の今のお話は、直近での大臣の認識と受け止めておいてよろしゅうございますか。
○山内徳信君 このオスプレーについては沖縄県民は非常に危機感を持っています。大変危険な飛行機というふうに受け止めております。既に、これも釈迦に説法でございますが、アメリカにおいてはかなり事故を起こして多くのアメリカ兵が死亡しております。そして、爆音についても、在来の機種よりはるか...全文を見る
○山内徳信君 低いが、この計画書には記載されていない。そして、アメリカからも次期機種として入れておけとも言ってこない。しかし、これはおかしいですよね。おかしい。これはやはり秘密がありますよ。いや、そのことを少し明らかにしておきましょう。  在日米軍の高官からは、オスプレーの日本...全文を見る
○山内徳信君 あと三分残っておりますから、質問を続けたいと思います。  この間の四月九日の第七回目の普天間飛行場の移設協議会の概要報告書を読ませていただきました。その中で大臣は、一日も早い普天間飛行場の移設に向けて努力したいということをおっしゃっております。そのお気持ちは分かる...全文を見る
○山内徳信君 沖縄県知事は三年以内の閉鎖ということを公約にして知事選挙を勝ち抜いてこられたわけです。三年以内の閉鎖、そういうふうにして普天間基地の危険性の除去に当たりますというのが公約でございます。もう既に一年半経過しております。  そこで、防衛省のそういう危険性の除去について...全文を見る
○山内徳信君 時間ですから、終わります。
04月24日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○山内徳信君 私は、思いやり予算の功罪について最初に申し上げたいと思います。  沖縄に住んでおる人と東京に住んでおる人、あるいは関係省庁の皆さん方の答弁を聞いておりますと、随分認識に差があるなと、こういうふうに考えております。私は、軍人でございますから基本的には基地の中に住むの...全文を見る
○山内徳信君 以下の答弁は、長い答弁は結構ですから、結論的なことだけおっしゃってくださいね。  二〇〇一年以降は、何といいますかね、基地の外は一切支払をしていないと、こういうお答えが過去にありましたが、その支払をやめた理由は何ですか。
○山内徳信君 思いやり予算から支払っていった時期があるわけですね。それは基地の中も基地の外もそういう対応をした時期があるわけですが、そのときはちゃんとした、やはり実際に消費した、実際に使われた、そういう資料は政府としてはちゃんと掌握していらっしゃいますか。
○山内徳信君 二十二日の委員会で、基地の外に住む米兵や家族のための米軍の住宅手当が上限二十七万という答弁がございました。そのことについては最初に少し触れておいたんですが、これは基地の周辺に住んでいる人からすると、この二十七万という金額についてはやはりかなり高いと、かなり高い家賃を...全文を見る
○山内徳信君 アメリカ兵の平均的な、標準的な給与は、あるいは月給は幾らぐらいもらっていますか。
○山内徳信君 これはもう少し私も研究をしてから、また次の機会に譲りたいと思いますが、これだけの予算を執行した後のやはりその執行状況とか、決算に結び付いていく話になるわけでありますが、そのことについてお伺いしておきたいと思います。  思いやり予算の執行についてでございますが、沖縄...全文を見る
○山内徳信君 時間もありませんから、指摘だけ申し上げて私の質問は終わる予定でありますが、沖縄返還に向けてずっと問題になってきました密約がありましたね。その中身については申し上げません、よく御承知のことですから。  私は、その当時、復帰後、読谷の村長で、市町村会の役員しておりまし...全文を見る
○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合を代表して、在日米軍駐留経費負担特別協定について、反対の立場から討論をいたします。  まず、我が国の大原則たる憲法の基本理念との関係で申し上げます。  日本国憲法は平和主義の大原則を取っております。先日、名古屋高裁でイラクでの航空自衛隊の活...全文を見る
05月13日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合、山内徳信でございます。  今日は、最初に、かねてから指摘されてまいりました在日米国大使館の敷地等の賃貸料について最初にお尋ねいたします。  この件につきましては、衆議院の照屋寛徳議員の質問で、在日米国大使館の敷地等の賃貸料が十年にわたって...全文を見る
○山内徳信君 経過につきましては、今お答えございましたとおり、よく分かりました。  次に、沖縄大使の配置の理由と目的についてお伺いしたいと思います。  諸外国に在外公館を設置する意義はよく理解しておるつもりでありますが、日本政府は、一九九七年に外国でない沖縄に沖縄大使、外務省...全文を見る
○山内徳信君 次に進めていきます。  多くの日本国民が心打たれた「ビルマの竪琴」という映画がありました。そのビルマは今はミャンマーという国名になっております。ミャンマーのサイクロン被害は深刻であります。国連人道問題調整事務所が十一日に推計したところでは、死者、行方不明者等を合わ...全文を見る
○山内徳信君 軍事政権が国際社会の人的支援の受入れを拒んでいることについて、福田首相は国連にもっと積極的に介入を求めたいと表明されておりますが、日本政府として、ミャンマーの軍事政権へもっと積極的に具体的に働きかける、そういう予定はございませんか。
○山内徳信君 ミャンマーの民主化と人権問題、国民主権を抑圧し続けているのは軍事政権であります。ODA国別ハンドブックによれば、二〇〇六年度までのミャンマーに対する援助実績は、円借款四千三十億円、無償資金協力約千七百八十六億円、技術協力約三百四十四億円です。これだけ多額の資金が日本...全文を見る
○山内徳信君 時間ですから、これで終了いたします。
05月14日第169回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第9号
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○山内徳信君 今日は、御三名の先生方にはいろいろいいお話を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  私は、外務省の官房広報文化交流を担当していらっしゃる山本さんに質問をしたいと思います。  私は、今の日本の政治、あるいは歴史といいますか、これを静かに遠いところから眺め...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございました。
○山内徳信君 もう今日はこのぐらいで。
05月20日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○山内徳信君 承認を求める三つの案件につきましては賛成することをあらかじめ表明をして、以下の質問をいたします。  最初の質問は、米兵裁判権放棄問題についてであります。  最初に、外務大臣の基本姿勢からお伺いしたいと思います。  日本は、日米関係において、主権国家として、イコ...全文を見る
○山内徳信君 二番目に、アメリカ側の公文書によれば、日米政府は日本に駐留する米兵らの事件をめぐり、一九五三年に重要な案件以外日本側は裁判権を放棄するとの密約に合意した。日本側はその後、五三年から五七年までの約五年間に起こった約一万三千件の米兵関連事件で裁判権を放棄したのは九七%、...全文を見る
○山内徳信君 政府答弁というのはこういうものですか。アメリカはちゃんと公文書館にそういう資料を保存されているのに、資料を最も大事にするのが行政でしょう。そういう答弁では通りません。
○山内徳信君 外務省ね、五万件の年金が消えた話も有名でしょう。(発言する者あり)五千万件ですよ、五千万件。今の話は、外務省にそういう記録はありませんと、そういう話で国民をだます考えですか。外務大臣、どう思いますか。冗談じゃない。
○山内徳信君 外務省にお尋ねしますが、この外人関係の事件の記録はさかのぼって何年ごろからはありますか。
○山内徳信君 いや、さかのぼって何年ごろからは資料として残っておるかを今聞いておるんです。
○山内徳信君 当時の岸信介首相は裁判権の放棄が外部に漏れたら恥ずべき事態であると、こういうふうに首相はおっしゃっておるんです。外務大臣は恥ずべき事態と認識しますか、しませんか。要するに、このような九七%裁判権を放棄していた時代、五三年から五七年というともう既に独立国家、主権国家に...全文を見る
○山内徳信君 これはアメリカ側の公文書からの資料でございます。是非、外務省としてこの事実関係を調べていただきたいと思います。  そこで、この件の最後の質問でございますが、私は、五八年から二〇〇〇年までの米兵関連事件の件数と裁判権を放棄した件数、日本側が裁判に付した件数、大臣から...全文を見る
○山内徳信君 そうです。
○山内徳信君 次の問題に移ります。  一九七四年、伊江島の米兵発砲事件の裁判権放棄についての覚書がございますが、その点についてお伺いいたします。  七四年の七月十日、沖縄県の伊江島で発生した米兵による至近距離からの住民狙撃事件であります。  アメリカ側は当初、公務外だったと...全文を見る
○山内徳信君 今答弁のありましたことは私も承知しております。私の質問は、現在の外務大臣として、現在、現時点においてね、こういう裁判権の放棄は正しかったのかということをお伺いしておるんです。いや、大臣に聞いておるのに。どうぞ。
○山内徳信君 私が聞く限り、放棄とか行使しなかったというふうに言葉を使い分けしていらっしゃいますが、少なくともアメリカ側は最初は公務外だと言ったわけです。公務外ならば、当然、第一次裁判権は日本にあるのが当たり前でしょう。それを途中から公務中だったといって裁判権を取り上げていったわ...全文を見る
05月21日第169回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第10号
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○山内徳信君 私は、各論的なことは申し上げる段階には至っておりません。昨日、日ごろ私が考えておること、思いを一生懸命まとめてみました。それを読み上げさせていただきます。  地球温暖化の波が地球に襲いかかってきた。緑の大地をつぶすな、美しい森をつぶすな、豊かな海をつぶすな、それが...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  宮崎証人は今七十歳になられます。
○山内徳信君 いやいや、いや、ちょっと待ってください。
○山内徳信君 大変失礼いたしました。  私は新聞で見たんですが、その新聞が去年のものだったですから、ああ、今年はもう七十歳になっていらっしゃるなと思いまして、私のちょっと見間違いで失礼いたしました。  私は、宮崎証人はいろんな職業を体験され、御苦労がいっぱいあったと思っており...全文を見る
○山内徳信君 そういう聞き方をしますのは、私も七十代の人間です。だから、私たちの人生を本当に大事にしたいという思いがあるから、あらかじめそういう質問をしておるわけでございます。  宮崎さんは、防衛省から受注された仕事関係を振り返って、どうにも許せない、どうしても我慢ができない、...全文を見る
○山内徳信君 今、宮崎証人として具体的なお名前は出されませんでしたが、やはりこれではいかぬのじゃないかと思う人の名前を企業関係者数名あるいは政治家を数名、名前を挙げていただきたいと思います。名前だけで結構です。説明は要りません。どうぞ。
○山内徳信君 少し一瞬迷われて、名前出すとやばいなと、こう思われたんでしょう。それで、私は最初に、人生最後の、唯一最後のチャンスですよと、真実を語ってくださいと申し上げたんです。ここは真実を語る場所です、偽りを語ると偽証罪に問われますよ。よろしゅうございますか。いや、これ言ってお...全文を見る
○山内徳信君 さっきはそういうことをおっしゃっていましたよ。そういう感情がなければ、ここに呼ばれるような人じゃなくして神様みたいなものですよ。  それで時間を費やしてはいけませんから質問を移りますが、このパネルは御存じですね。(資料提示)これは苅田港化学兵器処理の一期、二期工事...全文を見る
○山内徳信君 この百万ドルが私が調べた範囲では、日米平和・文化交流協会の専務理事の秋山直紀氏が事実上管理運営している安全保障研究所に支払いされたとされておるんです。そういう記憶はございませんか。  そして、百万ドルは秋山さんの方に支払いされて、そのうち、この六十万になるんですね...全文を見る
○山内徳信君 トータル百万ドルです。
○山内徳信君 いや……
○山内徳信君 はい。
○山内徳信君 いや、それは、この四十万ドルですね、今、宮崎証人はそういう事実はないとおっしゃったわけでありますが、しかし、私が調べた資料、あるいは新聞等々を調べても、こういう動きがあるという報道は既になされておるんです。  改めて、最後の答弁になるかと思いますが、事実関係をおっ...全文を見る
○山内徳信君 終わります。
05月23日第169回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合、山内徳信でございます。  私は、沖縄問題を二点、北方領土問題二点、お伺いしたいと思います。  沖縄県中部の読谷村にある民間業者が経営する安定型産業廃棄物最終処分場から採取された水や土壌から、環境省が二〇〇五年に調査した化学物質の全国平均値の約千...全文を見る
○山内徳信君 沖縄担当の行政機関として、この深刻な状況を改善し、住民生活を安定させる観点から、沖縄県読谷村と提携をされてやはり公的機関として調査するとか、互いに情報交換や問題解決のために担当大臣としても是非御努力を賜りたいと思っております。そのお気持ちのほどをお伺いしておきたいと...全文を見る
○山内徳信君 北方領土の問題に入ります前に、私は、先ほどの民主党の方からも産業廃棄物の件の質問がございました。沖縄の産業廃棄物だとかアメリカ軍の兵舎を改築をするとか、そういうのが戦後、長期にわたってそういうところに運び込まれた形跡があるわけであります。したがいまして、この問題は、...全文を見る
○山内徳信君 私は、これも提案でございますが、こういう正規の沖北の特別委員会のこういう形じゃなくて、メンバーは沖北のメンバーを中心として、やはり広く多くの人が集まって、北方問題を解決するためにどうした方がいいのかと。私は、質問をしておる方と答弁をしておる方との間には、立場も違いま...全文を見る
05月28日第169回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第11号
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○山内徳信君 私は、日本の発信力の強化について基本的な問題を提起をしておきたいと思っております。  発信力という場合、日本人としての心の中から発する主体の問題と発信の技術や機能の問題があると思います。私は、発信の技術や機能の問題についてはこの報告書の中にもいっぱいありますから、...全文を見る
10月28日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、官房長官に答弁をお願いしたいと思います。  ブッシュ政権は情報操作をし、大義なきイラク戦争を開始しました。ブッシュ大統領はテロとの戦いを強調し、各国に対し、テロに付くかアメリカに付くかと強引に迫ってきました。 ...全文を見る
○山内徳信君 アフガンやイラクの現状を見ると、結果として武力によるテロとの戦いは根本的な解決はできないというのが識者や専門家、市民の声であります。そういう立場から考えてみますと、今のようなテロとの戦いをずっと続けていくということは、やはりベトナムのあの泥沼化と同じような結果をもた...全文を見る
○山内徳信君 私は、やはり敗戦を経験した日本国民、そして唯一沖縄は地上戦を体験いたしました。そういう体験を踏まえて申し上げますならば、今の日本政府がやっておる方法は間違っておると、率直に申し上げれば、力に頼る、そういう武力による制圧が中心になっておりますが、そのことは間違っておる...全文を見る
○山内徳信君 官房長官のお答えは大体そういうものだろうと思っていました。  私は、現下の、今国民の生活、ガソリン価格の高騰の問題、生活の貧困の問題、労働者の問題そして金融危機の現在の状況下で判断いたしますと、テロ特措法の継続反対の声は、今官房長官が言われたものより反対の方が高く...全文を見る
○山内徳信君 終わります。
○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、持ち時間二十分でございます。質問も努めて簡略に、答弁も簡単明瞭にお願いしたいと思います。  さて、ブッシュ大統領は、テロに付くかアメリカに付くかと声を大にして、しかも大量破壊兵器が存在することを理由にして戦争に突...全文を見る
○山内徳信君 今、総理大臣が答弁していただきましたように、私も新聞を通して承知しておりますが、そういう大量破壊兵器は存在しなかったとする、こういうふうな報道でございました。  したがいまして、この時点においてでも結構ですから、やはり日本が今回の戦争に参加したということはこれは過...全文を見る
○山内徳信君 今の答弁は前任者から何度もお伺いしております。したがいまして、私は、そういうアメリカの経過を踏まえて、日本の政治の責任者も、やはりそれは間違っていたと、こういうふうに国民に言うべきだろうというのが私の意見であります。私の質問であります。  次に、政府はアフガンだと...全文を見る
○山内徳信君 不幸なことに、アフガンで貢献的に働いていたペシャワール会の伊藤和也さんが何者かに拉致され殺害されるという悲しいことが起こりました。これは、アフガン戦争、イラク戦争を実質的に支援している日本政府への警告ではなかろうかと、私はこのように受け止めておるわけであります。総理...全文を見る
○山内徳信君 今、政治あるいは政府の中で声を大きくして中止する選択肢はないと、こういうふうに口をそろえていらっしゃいます。これが国益だ、国益だとおっしゃっております。私はそういう言葉を聞くにつけ、私は小学校四年生でしたが、戦争のときは、そのときの言葉が頭に浮かんでくるわけでありま...全文を見る
○山内徳信君 次は、沖縄における新基地建設をめぐる問題を総理大臣にお伺いいたします。  武士に二言はないという格言があります。麻生総理大臣は現在の武士たちの頂点に立っておられます。武士に二言なしというこの格言を総理の信念、信条として受け止めたいのですが、よろしゅうございますか。...全文を見る
○山内徳信君 この格言が、武士には二言がないというように書かれておるものですから武士という言葉を使ったんです。恐らく日本の、ラスト武士に、最後の、(発言する者あり)ラストサムライ、ラスト武士、そういうことになるのかもしれません。私は、国家の宰相に就かれる方でございますから、あのと...全文を見る
○山内徳信君 今年は世界サンゴ年であります。そして、世界的にこのサンゴを残そうという、そういう運動もございます。それから、政策変更は、「基本的に首相の話だ。」、政調会長時代のお言葉でございます、「政調会長ではない。私が首相になったら、さっさと変える」と強調された。  そこでお伺...全文を見る
○山内徳信君 総理大臣は既に第九十二代目の総理大臣でいらっしゃいます。国民の頂点に立っておられます。沖縄県民投票、名護市民投票、去る六月の県議会議員選挙の与野党逆転による民意は、辺野古新基地建設反対、東村高江のヘリパッド建設反対であります。武士に二言はありません、私が首相になった...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございました。
10月30日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○山内徳信君 私は、最初に、今日、午前に配付されましたアフガニスタンの調査報告書を一読しての感想を申し上げます。  この報告書は報告書の名に値しないということを感じました。調査項目は書かれておりますが、調査に行かれた皆さん方の調査の内容とか実態が全く書かれておりません。したがい...全文を見る
○山内徳信君 外務大臣、簡単にお願いします。
○山内徳信君 認識のほどをお伺いいたしました。  それでは、通告をしてあります質問に入ります。  今回もまた、名護市で米軍所属のセスナ機が墜落いたしました。これは、十月二十四日、沖縄県名護市において、嘉手納基地所属のセスナ機がキビ畑に墜落するという事故が発生しました。事故現場...全文を見る
○山内徳信君 この四名の米兵の所属、身分、氏名等についての報告はありますか。
○山内徳信君 これはあるなしでいいですので、どうぞ。
○山内徳信君 この事故は、当然、米軍人らによる公務外の事故と思われます。この点について、ケビン・メア在沖米総領事もそういう見方をしております。政府は現時点でどのような認識をお持ちでしょうか。
○山内徳信君 現場では、沖縄県警察と米軍とが合同で現場検証をしておりましたが、米軍は県警の事故機の差押えを拒否し、解体して嘉手納基地に持ち帰っております。  公務外の事故、事件は日本側に第一次裁判権があるわけでありますが、立件するためには、証拠物件であります事故機の日本側の差押...全文を見る
○山内徳信君 今回のこのセスナ機は航空法九十七条によります飛行計画を出しておりません。そういうふうにして勝手に、やりたい放題に嘉手納飛行場から奄美空港に行き、奄美空港から沖縄に戻る、そういう途中の墜落事故であるようであります。これは指摘だけにしておきます。したがいまして、政府とし...全文を見る
○山内徳信君 ちょっと待ってください。同じ答弁になる……
○山内徳信君 答弁が良ければ御三名にお伺いしたいと思いましたが、外務大臣の答弁に、同じ答弁になるということを予想されますから、お二人はよろしゅうございます。  そのためにも、戦後半世紀以上にわたる日米のこの関係を正常な関係に持っていくにも、やはり政権は替わっていただかなければい...全文を見る
○山内徳信君 見事な逃げの答弁ですね、浜田さん。浜田さんらしくない。私は怒りを込めておるんです。  ここに高見澤防衛政策局長がいらっしゃいますか。いらっしゃいましたら、ここら辺にいらしてください、ここら辺に。  あなたは四月二十二日の本委員会において、私の質問にこういうふうに...全文を見る
○山内徳信君 簡単に答えてください。記憶があるかどうかです。
○山内徳信君 簡単にやってください。
○山内徳信君 質問想定書は、那覇防衛施設局から沖縄県及び地元への説明のためのQアンドAというふうに書かれております。これを書かれたのは高見澤さんということになっております。  そこで、最初に申し上げましたアメリカ海兵隊が、〇六年のこの計画発表でも、それから今月の二〇〇九年の海兵...全文を見る
○山内徳信君 これで終わりますが、一言よろしゅうございますか。
○山内徳信君 浜田さん、そうすると、これに出ておるアメリカの海兵隊の〇九年のこの計画は事実でないということですね。そういうことになりますが、それでいいんですか。──いやいや、もう高見澤さん、いいです。これはまた次の委員会で引き続きやりますから。高見澤さんは、そういう状態でこれは許...全文を見る
11月05日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○山内徳信君 本日は、参考人の皆さん方には、長時間になりまして大変お疲れのところでございますが、私の持ち時間、二十八分でございます。どうぞ最後まで、皆さん方のお話を私たちは今後に生かしていきたいという思いで勉強させていただきたいと思います。  私は、社民党・護憲連合の山内徳信で...全文を見る
○山内徳信君 二点目は、日本政府は対テロ戦争の一環として新テロ特措法を延長し、引き続きインド洋上でアメリカ等多国籍の軍艦に無償給油を続けるため、法案の一部改正の提案がされ、今参議院外交防衛委員会で審議中であります。  アフガン戦争やイラク戦争を目の当たりにされている中村哲さんは...全文を見る
○山内徳信君 三点目は、先般発生しました不幸な悲しい出来事について質問をさせていただきます。  ペシャワール会の現地スタッフの一員でありました伊藤和也さんが何者かに拉致され殺害されるという痛ましい事件が起こりました。伊藤和也さんの捜索のために険しい山岳地帯を多くのアフガンの人々...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございます。  私は、踏んでいる者は踏まれている者の痛みを知らない、この言葉を沖縄にいてよく使ってまいりました。今、民主主義だとかきれいなことを言って外国の軍隊がアフガンやあるいはイラクに入ってきたわけです。ところが、状況は御承知のとおり、ベトナムと同じ...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございました。  これをもって終わります。
11月06日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○山内徳信君 私は、アフガニスタンの調査報告の準備をたくさんやっておりましたが、今日はその前に、今各委員から指摘されております点について私も触れていきたいと思います。  航空自衛隊トップの幕僚長の件は、これは国家の根幹にかかわる問題だと私は思っております。これに対し政治的責任は...全文を見る
○山内徳信君 防衛大臣にお伺いいたします。  かつてGHQの最高司令官として敗戦後日本に君臨をしたマッカーサー、朝鮮戦争が始まったときに、彼は朝鮮戦争国連軍最高司令官という地位に就きました。ところが、朝鮮戦争をめぐる当時のアメリカの大統領との見解が異なりまして、トルーマン大統領...全文を見る
○山内徳信君 私は、シビリアンコントロールのアメリカにおける文民統制の見事さをそのとき感じました。マッカーサー解任されたことについての、日本の防衛大臣としてのそのお気持ちといいますか、こうあらねばならぬというお気持ちがありましたら、少し聞かせてください。
○山内徳信君 先ほどまでの政府答弁を聞いておりますと、田母神さんを早く片付けるために、現職からやはり退かすために余りにも急ぎ過ぎた、拙速であった、あるいは別の言い方をすれば勇み足であったと、同時に身内には甘いなと、こういうふうに国民は考えておるわけであります。  そこで、事務方...全文を見る
○山内徳信君 今読み上げてもらいました宣誓の文言の中に我が国の憲法と法律を守っていくと、こういう大前提がございますが、今回の田母神論文は、まあ論文と言わせておきますが、これはこの服務の宣誓の精神に沿ったものかどうか、お伺いいたします。
○山内徳信君 私は、今回の取扱いは当然懲戒処分をすべきであったと思っております。その理由を申し上げます。  自衛隊法第四十六条第一項には、「隊員が次の各号のいずれかに該当する場合には、これに対し懲戒処分として、免職、降任、停職、減給又は戒告の処分をすることができる。」とあります...全文を見る
○山内徳信君 今の答弁は既に何度か聞いております。  そこで質問いたします。田母神氏は、今回の問題がなければ、あと何年勤務できますか。
○山内徳信君 簡単に。
○山内徳信君 そこまではよろしゅうございます、そこまでは。
○山内徳信君 要するにあと二年あるという話ですよね。
○山内徳信君 そういうふうに答えてください。  現職のままでしたらあと二か年間勤務できると。ところが、その幕僚長が今回の問題を起こしてしまって、これは早く片付けなければ麻生内閣にも響く。今日まで次々と起こってきた防衛省疑惑とか防衛省の不祥事、本当に先ほどもありましたように次々と...全文を見る
○山内徳信君 大臣の答弁を聞くにつけ、私は、今の防衛省の問題処理の実態といいますか、それが分かります。  そこに問題を起こした人がおれば、そのままの状態で懲戒処分をして懲戒の手続を取っていくべきであって、今、あと二年あるというのはそれは一つの基準であってとおっしゃっておりますが...全文を見る
○山内徳信君 そのままにしておくと給料の支給もせぬといかない、だから早くやったと。ところが、そのままの籍に置いておいても、それはやはり行政でございますから、その代わりの業務をやはり別にやってもらって、幕僚長はそのまま、懲戒手続をするまでやはり機能を停止しておくという方法だって私は...全文を見る
○山内徳信君 最後に一つだけお伺いいたしますが、アフガンのこの調査報告につきましては、私は、今回の報告書も読ませていただいておりますが、釈然としない、こういうふうな気持ちでおります。これが報告書なのかと、こういうふうな思いでおりますが、最後の質問として、今回のアフガンのこの報告書...全文を見る
○山内徳信君 終わります。
11月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○山内徳信君 社民党・護憲の山内徳信でございます。  私は、今日の田母神参考人の答弁を聞いていまして、日本は、戦前の軍隊が暴走したその少し前まで、そういう状況に立ち至っておるという危機感を感じております。したがいまして、防衛大臣もしっかり答弁をして、この委員会終わればという気持...全文を見る
○山内徳信君 日本の海軍軍縮が軍部の方から軟弱外交として批判された歴史があります。国会審議の中で制服を着た軍人が黙れと言ったことがあります。そういう流れの中で、私たちは五・一五を学びました。二・二六事件を学びました。そして、いよいよ日本は大陸への、東南アジアへの侵略戦争、挙げ句の...全文を見る
○山内徳信君 このような発言が出てくる今の自衛隊の中身でございます。大臣、しっかりと胸に刻んでこれから再点検、再教育をやってください。自衛隊を一部の講師でやりますとそういうふうになります。風通しのいい、国民からやはり理解されるような、そういう教育でなければいかぬだろうと思います。...全文を見る
○山内徳信君 私があなたに質問したいのは、あなたは我が国が侵略国家だったなどというのはまさにぬれぎぬであると、こういう表現もございます。  私はここで申し上げておきますが、あなたはお一人の、幕僚長というお一人の立場での動きではないと思っております。今、去年から今年にかけまして、...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  去る十一日、田母神参考人からゆゆしい発言がございました。それを受けまして、本日は麻生総理の御出席を賜りまして、私はこの場で日本の基本的な見解を総理大臣から賜りたいと思って質問をいたします。  田母神前幕僚長は、彼...全文を見る
○山内徳信君 国家の最高責任者として、十一日時点では民間人になっておりますからという、そういう発言はやはり総理大臣としてはふさわしくありません。十一日時点で参考人は委員会に出てこられましたが、そこに出てこられたことは、あの人が幕僚長であった時点についての問題を追及しておるわけであ...全文を見る
○山内徳信君 総理の答弁としては、私は今の答弁には承服できません。適切な表現ではないと思っております。  次に移ります。  田母神氏は、「鵬友」という機関誌に「航空自衛隊を元気にする十の提言」、パートツー、パートスリーという文章を掲載しております。その中で、専守防衛は相手にと...全文を見る
○山内徳信君 このような人を幕僚長に任命した総理と防衛大臣の政治的責任は重いものがあると思います。そのことについて総理大臣からお答えを求めたいと思います。
○山内徳信君 質問の三番目でございますが、田母神氏は懲戒免職が相当であったと思っております。そのことは私は既に前の委員会でも質問申し上げておりますが、あえてこの場で質問を繰り返しておりますが、定年退職の扱いの判断は、これは大きなミスであったと思います。時間が掛かろうがやはり自衛隊...全文を見る
○山内徳信君 時間があればこのことをもう少し意見を交わしておきたいと思いましたが、あと一点だけ質問いたします。  本年四月十七日、名古屋高裁判決での自衛隊のイラク派遣違憲判決に関して、田母神航空幕僚長はその時点で、そんなの関係ねえやとこういう発言をしております。今回の田母神論文...全文を見る
○山内徳信君 そんなの関係ねえよと言って司法の判断をもう彼は切って捨てたんですね。そのことについてです。
○山内徳信君 意見を述べて、時間ですから終わりますが、田母神氏は既にその時点、あるいはその前から今問題になっているそういう見解に立っていたわけであります。  そこで、防衛省として、改めて今日のこの深刻な事態に対処するために、真剣に防衛省、自衛官内部のそういう反憲法的、政府の見解...全文を見る
11月26日第170回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○山内徳信君 第二次世界大戦の悲劇がまだ解決されていない北方領土の問題を今日はずっと聞かせていただきました。私は沖縄返還闘争の中を生きてきた一人でございまして、是非、政府におかれましては、本気で北方四島を勝ち取るような闘いをしていく、そういうお気持ちが担当大臣にあられるかどうかを...全文を見る
○山内徳信君 私は、これも通告はしておりませんが、セスナ機の墜落事故について、外務大臣は衆議院での答弁の中で、私としてはこれは公務外であるというふうに考えておるという趣旨の答弁があったというふうに記憶しておりますが、今日現在、アメリカ軍から、公務中であったとか公務外であるとか、そ...全文を見る
○山内徳信君 私の持ち時間は十五分であります。五分過ぎておりまして、長い答弁書を読み上げての答弁はお断りいたします。関係者の知見をもって、生の声で簡単明瞭にお願いしたいと思います。  四次にわたる沖縄振興策の結果は、社会資本の整備とか一定の成果は私たちは評価をしております。しか...全文を見る
○山内徳信君 環境省にお伺いいたします。  米軍普天間飛行場代替施設、いわゆる名護市辺野古沿岸に飛行場建設計画がございます。建設予定地に面した大浦湾で、昨年九月にアオサンゴの群落が発見されております。今月二十二日、沿岸環境学を専門としていらっしゃいます灘岡和夫東京工業大学教授は...全文を見る
○山内徳信君 長い説明じゃなくていい。
○山内徳信君 次は、外務大臣にお伺いいたします。  沖縄の米軍基地は日本全体の七五%であります。これは理不尽に押し付けられておると沖縄県民は考えております。明らかに差別であると。憲法第十四条は、「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政...全文を見る
○山内徳信君 私の質問は、公平と思いますか、差別的実態かを聞いておるんです。お答えできないということは、差別的実態だということをおっしゃっておるんだろうと思います。  次に質問を進めていきます。  我が国の安全を守るのが米軍駐留の目的であるとするならば、沖縄側から新たな提案を...全文を見る
○山内徳信君 それじゃ、四分の三を沖縄に押し付けておいて、外務大臣としてこのことを公平か差別かの答弁ができませんでしたが、前の外務大臣は、野党そろって地位協定の改正の要請に行かれましたときに、私の質問に対して、基地を見るとそれは差別的実態であるという趣旨のお答えをいただいておりま...全文を見る
○山内徳信君 憲法論まで出して、差別ではないとおっしゃいました。
○山内徳信君 ああ、そうですか、私が。  これはやはり憲法違反ですよ。十四条違反ですよ。ですから、そのことは指摘申し上げておきます。  そして、全国にあるから沖縄も我慢せよとおっしゃるんでしたら、普天間飛行場にのしを付けて中曽根大臣の選挙区の方にお贈りしたいと思います。今後、...全文を見る
12月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○山内徳信君 私は、質問に入ります前に所感の一端を申し上げたいと思います。  田母神氏の問題が発生してから何回か委員会開かれてきましたが、今日の委員会における質問、答弁、とりわけ答弁を静かに聞いておりますと、見解は差し控えておきたいとか、自らの認識を努めて示さないような答弁が目...全文を見る
○山内徳信君 私の見解は、発言権が個人にあるにしろ、基本的人権であるにしろ、こういう職責の人がああいう発言、ああいう論文は許されない。それが許されるならば、それは大変であります。  したがいまして、今日のこの総括質疑の後、私は、政府側から、今回の田母神発言あるいは言動等々を許し...全文を見る
○山内徳信君 小さい質問は元々私の性格には合わないんですが、責任論の立場からあと一点お伺いいたしますが、大臣は今回の田母神問題で、御自身は何か、新聞で見たんですか、一月分の云々がありましたが、それはどうなっていますか。
○山内徳信君 はい。私はもう世の中の奇妙さといいますか、それを感ずるんです。問題起こしたのは田母神さんでしょう。そして、シビリアンコントロール、その上司としてきちっと指導できなかった責任を大臣は取られて、自ら自主的に返納されたと。問題起こした人はぬくぬくと満額受領すると。こういう...全文を見る
○山内徳信君 大臣の答弁を聞いておりますと、自衛隊の士気の問題とか現場に目が向いておることはよく知っておりますが、全体的な、やはりシビリアンコントロールというこの問題についてはまだ具体的な手付けていないと、こういうふうに理解していいですね。いや、余り説明要らぬですよ。
○山内徳信君 認識を持つということと、具体的に検討に入ったとか内部で議論しておるということとは意味が違うと思います。  私は、やはり政治家と行政関係者が議論を深めていくことは非常に基本であり、大事と思っております。私も、この問題が起こってから、やはりみんなシビリアンコントロール...全文を見る
○山内徳信君 田母神氏の論文、発言、講話等について政府の基本方針、基本認識を、田母神のこの論文、発言等についてそれは違うんだと、政府の基本方針はこれなんだと、そういう基本方針とか政府の基本認識を一冊、そんな分厚いものは要らぬと思います、やはりブックレットぐらいにまとめて、国民に政...全文を見る
○山内徳信君 政府は、それぞれ省庁には国民向けの宣伝用の予算もいっぱいありますから、これはやはり是非やってほしいと、そういうやっていくという前向きの答弁であったと認識しておいてよろしゅうございますね。
○山内徳信君 私は、もう浜田大臣にすごい大臣だと、そういうふうになってほしいのよ。いつも一言、片足脱いでおるじゃないですか。これじゃいかぬのよ。任せておけと、このぐらいおっしゃってくださいよ。どうですか。
○山内徳信君 今の話を外務大臣、官房長官お聞きですから、ひとつよろしくお願いします。  私、基地問題やあるいはこの間WTOの件でも外務省をお訪ねして、この委員会のたびに外務大臣とか防衛大臣等々をいつも厳しくといいますか、いや、温かく叱咤激励をしておるわけです。ですから、その後中...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございます。  私は、こういう条約の締結にとどめるんじゃなくして、人類初の原子爆弾を撃ち込まれた被爆国でございます。したがいまして、日本の政治として、日本の外交としてやはり核兵器の廃絶、このことは、私も何度か広島、長崎のあの大会に出ておりますが、やはり被...全文を見る
○山内徳信君 私は、三十分までの持ち時間、あと十何分間しかありませんから、両大臣の答弁は取り消しておきます。  ただ、官房長官、長々と後ろに座っている職員が書いたのを読み上げるんじゃなくて、官房長官は政治家だから、アメリカのブッシュはそう言った、日本がやはりイラク戦争を検証して...全文を見る
○山内徳信君 よく分かりました。  外務省はこれを受けて、補正予算編成時にアフガン関連の国連機関への拠出金として約四百億円を組み込むことを検討したと報道されておりますが、これは事実でしょうか。
○山内徳信君 ありませんね。
○山内徳信君 よく分かりました。  現在の金融危機、国民経済はもう危機に瀕しておる状況であります。したがいまして、二兆円の支援などとんでもない話であります。ただ、アメリカは本音でしょうね。この間、先週でしたか、何げなくテレビにアメリカ大使が、現在の大使が映っていたんです。そうし...全文を見る
○山内徳信君 私もその後確かめてもないんですが、テレビに駐日アメリカ大使が映っていたんです、大使が。そして、それ、ちょっと通りすがりでしたから全部は聞いてないんですが、日米再編について、グアム移転について相当経費掛かるんでひとつ日本政府も協力してくれよとか、決められた負担は持って...全文を見る
○山内徳信君 私が不信感を感じたのは、なぜ大使ともあろう者がテレビを通してそういうのを国民に向けて訴えると。日本の外務大臣とかあるいは総理大臣がアメリカのテレビを通してアメリカ国民にそういうお金の話とか経費の話までやりますか。ここまで、いやいや、答弁要らぬですよ。ここまでやるのは...全文を見る
○山内徳信君 実力集団は、日本もアメリカ軍も、やはり責任ある立場のそういう意見も聞かない、やりたい放題にやっているんですね。そして、ホワイトビーチには無通告の原子力潜水艦がもう何度も入っておるんです。  そういう状況があって、今日は、騒音防止協定は日本の外務省としてあるいは政府...全文を見る
○山内徳信君 私は、是非、首相官邸か外務省に米軍の責任者を呼んで、外交防衛委員会でも問題になっておると、双方で決めたのは守ろうやと、こういうふうに強くおっしゃってください。そのことをお願いをして、最後の質問に移ります。  麻生総理は、今回の金融危機を百年に一度の経済危機とおっし...全文を見る
○山内徳信君 私は、敗戦後、難民の経験がございます。そういう経験を含めて、今多くの日本国民が戦争への道を歩んではいかないという多くの声があります。そういうのを含めまして、社会民主党・護憲連合を代表し、内閣提出のテロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の一部...全文を見る
12月16日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○山内徳信君 私は、可能な限り、今日は午前中の現場視察の結果について質問しようと思っておりましたが、戻ってまいりますと、沖縄の方から現地の新聞がいっぱい送られてまいりまして、そのことについて質問をいたします。  沖縄県の金武町伊芸区における米軍演習場からの可能性の高い流弾事故が...全文を見る
○山内徳信君 そこで、事実関係を一日も早く公表をしていただきたい。同時に、訓練の即時中止を求めることの決意を防衛大臣に求めたいと思います。決意のほどをおっしゃってください。
○山内徳信君 防衛大臣に。あなたに聞いておるんじゃない。防衛大臣に、これ決意だから。
○山内徳信君 何かありますと遺憾に思いますとかおっしゃるんですが、この遺憾という言葉は、運用改善の運用と同じように、国民とか国会で審議しておる人々の質問をはぐらかす、そういうふうな言葉です。もっと意味が明確に伝わるような言葉を使ってください。  いや、その事実関係が明らかになる...全文を見る
○山内徳信君 もう一つは、レンジ4は危険だから、近いから集落に、もっと奥に移しますという、そういう予算も持っておるでしょう、皆さん方は。ですから、この場で、一刻も早くレンジ4は危険だから奥の方に移しますと、この答弁を求めたいと思います。
○山内徳信君 ちょっとお伺いしたいんですが、レンジ4に手を付けておりますか、答弁してください。
○山内徳信君 よく聞いておいてくださいよ。私は沖北で現場へ行ったんです。ところが、一番危険なレンジ4を後回しにして、米軍は常時使いたいから、やはり、そういう米軍の意向が反映されてレンジ4の移設が遅れておるんですよ。  だから、防衛大臣、危険性のあるものから移させるぐらい、主権国...全文を見る
○山内徳信君 外務省にも二、三お伺いしたいと思います。今日は外務大臣じゃなくして北米局長が御出席でございますから。  沖縄はアメリカの軍事的な植民地なのですか、どうですか。
○山内徳信君 そういう認識はあっても、やはり憲法にうたわれている法の下の平等を実現させようとかそういう気持ちで、七五%ならばこれを二五とか二〇%ぐらいに減らそうと、そういう努力をしないならば、アメリカ軍と一緒になって沖縄を軍事的植民地というそういう認識で、多くの国民が知らない、遠...全文を見る
○山内徳信君 私は最後の意見にしたいと思いますが、日米再編という名の下に負担軽減とおっしゃっておりますが、負担軽減ならば嘉手納飛行場から南を計画的に返すべきであって、世界一危険だと言われている普天間飛行場にも手を付けない、それの代わり辺野古の海を埋めて新たな基地を造ると、パッケー...全文を見る
○山内徳信君 いや、答弁はもう何十回も聞いておる答弁ですから、私の要求だけ言っておきます。