山内徳信

やまうちとくしん



当選回数回

山内徳信の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第183回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○山内徳信君 ただいまから沖縄及び北方問題に関する特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○山内徳信君 ただいまの尾立君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山内徳信君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に猪口邦子君を指名いたします。     ─────────────    〔猪口邦子君委員長席に着く〕
02月27日第183回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、幾つかの基本的な問題を総理大臣にお伺いしたいと思います。  政治の基本は、国民を平等に扱い、民意を尊重するのが現在の民主主義の政治と思っております。そういう観点に立って安倍政権は政治を進めると考えたいわけでござい...全文を見る
○山内徳信君 そういうことを私は聞いておるんじゃないんです。  政治の基本は、国民を平等に扱い、民意を尊重するのが基本だと思っています。現在の安倍政権はそういう基本認識に立って政権を進めておると受け取ってよろしゅうございますね。
○山内徳信君 民意の尊重も私はお伺いしておるんです。民意というものを尊重する政権であると受け取ってよろしゅうございますね。
○山内徳信君 二月二十二日の日米首脳会談は日本の将来を占う極めて重要な会談だったと私も考えております。TPP問題、尖閣問題、そして県民の厳しい抵抗に遭っている名護市辺野古への新基地建設問題など、極めて困難な問題が話合いされておると思います。  安倍総理は、オバマ大統領に対して、...全文を見る
○山内徳信君 新しい基地を造るとか、国家的なプロジェクトを進める場合には、必ずそこには当事者がおります。辺野古新基地建設、沖縄の基地問題を推進していくためには当事者は日米両政府だけでいいと考えていらっしゃるのか。少なくとも、私は、辺野古新基地建設の当事者は三者、日本政府とアメリカ...全文を見る
○山内徳信君 私は、官僚が書いた答弁を、このような答弁は何度も聞いております。したがって、新しく総理になられた安倍総理の新鮮な感覚から出てくる回答が欲しいと思って、お尋ねしておるんです。  次に進めてまいりますが、辺野古新基地建設問題は、当事者は沖縄県民、沖縄県であるということ...全文を見る
03月29日第183回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、最初に防衛大臣にお伺いしたいと思っております。  三月の二十二日に防衛省沖縄局は県知事あてに公有水面埋立て承認申請書を出しました。時間がありませんから、その提出の仕方については、県知事を始め北部土木の職員たちも怒...全文を見る
○山内徳信君 評価ランクⅠはどういう表現になっておりますか。読み上げていただきたいと思います。
○山内徳信君 重要なところを少し読み上げていらっしゃいませんね。自然環境の保全に関する指針、これは海域におけるものでございまして、私たち沖縄県民は、辺野古新基地建設計画予定の場所は評価ランクⅠ、そして、このランクⅠというところは自然環境の厳正な保護なんです。単なる自然環境の保護と...全文を見る
○山内徳信君 終わります。ありがとうございました。
04月24日第183回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○山内徳信君 私は、社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  最初に、四・二八主権回復の日記念式典についてお伺いいたします。  一九五二年四月二十八日はサンフランシスコ講和条約が発効した日であります。その結果、日本本土は晴れて独立したのです。沖縄と奄美大島、小笠原諸島は米軍...全文を見る
○山内徳信君 政府は、四月二十八日を日本の主権回復の日として、天皇皇后両陛下をお迎えして記念式典を開催することになっております。沖縄では、四月二十八日は屈辱の日として抗議県民大会が開催されます。  総理の立場は、切り捨てられた島の人々、そして、異民族統治下に放置された人々の立場...全文を見る
○山内徳信君 私は、ちょうどその日は読谷高校の二年生でした。新聞でそのことを知って、恐らく県下どの高等学校の生徒たちも沈痛な、憂うつな、切り捨てられたという、その悲しい思いを昨日今日のように覚えております。  歴代の内閣は四・二八の光と影の部分を認識されていたと考えられます。し...全文を見る
○山内徳信君 私は十年です。
○山内徳信君 私がなぜ副総理に答弁を求めたかというと、あなたは、今の自由民主党あるいは内閣において、そういう重鎮的な、そういう役割を果たす仕事もありますよということを申し上げたかったからであります。  次、進めていきます。  四月五日、安倍首相とルース駐日大使は嘉手納以南の基...全文を見る
○山内徳信君 それ引きますと、幾らになるんですか。
○山内徳信君 あれだけマスコミを通して宣伝しても、嘉手納以南返還、返還といっても、〇・七%ということであります。  キャンプ・キンザーの今回の返還面積は何ヘクタールでございますか。そのパーセントも出してください。
○山内徳信君 何%かと聞いていますよ。
○山内徳信君 全体の面積は二百七十四ヘクタール。今回の返還面積は何ヘクタールかと聞いておるんです。そして、それは何%なのかと質問しておるんです。
○山内徳信君 二百七十四。
○山内徳信君 私がお答えします。  キャンプ・キンザーは二百七十四ヘクタール。今回の返還面積は何ヘクタールかとお聞きしました。一ヘクタールです。西側の進入道路でしょう。そしてそれは〇・四%になるんです。いや、もういい。
○山内徳信君 次の一点で私は終わりますが、キャンプ瑞慶覧は五百九十六ヘクタールあります。今回の返還面積は何ヘクタールなのか、それはパーセントでいうと何%になるのかということです。
○山内徳信君 こういう細切れ返還は、これは都市計画とか町づくりの計画が、細切れでございますから、一%とか何%と、一〇%以上は全くないわけです。どういうふうにきちっとした都市計画ができるのかと、こういうことを指摘を申し上げて、終わります。  ありがとうございました。
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○山内徳信君 私は、質問に入ります前に一言申し上げたいことがあります。  国会議員にとっても政府答弁者にとっても、この場所は神聖な場所でございます。したがいまして、答弁者の側に座っておる方々の表情一つにもいろんな表情がございます。最近、総理大臣の発言をめぐってアジアの国々を刺激...全文を見る
○山内徳信君 それはルール違反かと聞いておるんです。ルール違反がもしあったときに学校当局はどういう責任を取ればいいのか、この二点は追加答弁をしてください。
○山内徳信君 公明正大に政治は進めなければいかぬと思います。  質問、次に移りますが、私は、今回の政権与党の憲法九十六条改正について、いろんな側面から質問をしていきたいと思います。  私は最初に、安倍総理はこの日米安保条約が締結された二年前の御誕生でしたか。ああ、二年後。そう...全文を見る
○山内徳信君 平和の尊さを学ばれたと、それが教訓であり、反省だとおっしゃったわけです。  私はいっぱい申し上げたいことありますが、私も四年ほど前に硫黄島を見ておきたいと思って参りました。なぜ硫黄島へ行ったかというと、硫黄島の玉砕の後、サイパン、テニアン、硫黄島といって、沖縄に戦...全文を見る
○山内徳信君 戦後六十七年もなるのに予算云々はおっしゃらぬようにしてください。政治の決断のみに懸かっておると思います。  次に進めていきます。  憲法改正の動きが急に高まってきております。そして、憲法九条とか前文の改正が狙いだと思われますが、そこから手を着けると具合悪いと、ハ...全文を見る
○山内徳信君 総理が取り消してほしいとおっしゃるならば、取り消すのはやぶさかではございません。取り消しましょう。私の真意は日本のヒトラーになってはいかぬという、そういう意味で申し上げておるわけでございます。  さて、皆さん、もう一つは、憲法を改正するために今の三分の二を二分の一...全文を見る
○山内徳信君 アメリカは、国民投票なくても地方議会のそういう賛同が、圧倒的多数の議会が賛同しなければできないという仕組みです。  最後に一言お伺いしておきたいのは、総理は戦後レジームからの脱却とおっしゃっています。そのために憲法を改悪をしようという動きになっておると私は考えてお...全文を見る
05月09日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○山内徳信君 今、日本国民の目は、尖閣列島をめぐる中国の動き、台湾の動き、そしてその動きに対して、尖閣は日本固有の領土であると、国際的に見ても法的に見てもこれは日本のものであるということを強く主張していらっしゃいます。是非、その線を貫いてほしいという立場でございます。  ところ...全文を見る
○山内徳信君 これからは非常に重要なルールづくりの作業に入っていくわけです。  そこで、そういう台湾側と日本を代表してルール作成に出ていく主管は水産庁なのか外務省なのかを私は聞いておるんです。
○山内徳信君 いや、そういうことを私は聞いておるんじゃないんです。窓口として対応するのは、台湾もそういうふうな、いわゆる漁業組合みたいなところが窓口になっておると、このことは聞いておるんです。  水産庁、ここにおりませんか。今までの協定の締結に向けて水産庁が日本側の交渉の当事者...全文を見る
○山内徳信君 細かい説明は私は聞いていないから。私が聞くから。
○山内徳信君 水産庁がリードしていくということを今伺いました。  もう一つ確認をしておきたいんですが、この協定をめぐる前の段階で、沖縄側からの、いわゆる八重山とか宮古とかそういう漁業組合関係者を含めて、沖縄全体の漁業組合の責任者たちが要請をしに行ったときに関係省庁に出向いており...全文を見る
○山内徳信君 副大臣としておきます。副大臣のお言葉として、沖縄の漁業者の意向は理解していると、頭越しに協定を締結することはしませんと、こういう趣旨のお話をされておるわけです。そして、沖縄側の関係者もその言葉に、水産庁とか外務省に大きな期待を寄せていたわけですが、協定が結ばれて、そ...全文を見る
○山内徳信君 外務大臣の決意と、今水産庁の決意を伺いました。私はそのことは沖縄の関係者にも伝えておきたいと思います。  ところが、七日の漁業委員会では、結局台湾は強気だ、強気で水掛け論をやっておる、そういうふうな印象を受けております。しかも、平行線で、ずっと引っ張っていこうと。...全文を見る
○山内徳信君 時間が限られておりますから、少し、これも外務省と防衛省に頑張っていただこうという意味の質問でございますが、二番を今残しておいて、四番目の方に入ります。これは沖縄から海兵隊をハワイの方にという件でございます。防衛大臣と外務大臣、この写真、後で必要でしたら、是非活用して...全文を見る
○山内徳信君 あと三分ぐらいありますから、問題点の指摘だけにとどめておきたいと思います。  オスプレイの訓練は、政府もアメリカ軍もちゃんと決めたとおり守っておると言いますが、守らぬ側にとって、人にとって、守っておる守っておると言うんです。  そして、嘉手納飛行場の北にある読谷...全文を見る
05月10日第183回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○山内徳信君 私は、質問通告に入ります前に希望として申し上げておきたいのは、今日のこの委員会をずっと聞いておりますと、徳永先生からも長谷川先生からも紙先生からも、北方問題、歯舞、色丹、国後、択捉をどうするんだと、こういう本当に必死の訴えなんですね。私は胸の張り裂ける思いで聞いてい...全文を見る
○山内徳信君 沖縄担当大臣として、沖北の担当大臣だからこそ外務大臣にも迫っていけるんです。是非お願いしたいと思います。そして、歴史に残るような大臣だったと言われるような評価が出るように頑張ってください。お願いします。  それでは、時間も余りありませんから結論だけお伺いいたします...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございます。  私は、全国の米軍基地の七四%が沖縄に押し付けられておる。基地は経済的な再生産はしないのです。ところが、行かれて御承知のように、那覇の新都心だとか、あるいは北谷のハンビー飛行場の跡とか、読谷のボーローポイントの跡とか、御覧になるとよく分かり...全文を見る
○山内徳信君 復帰の年はたしか、基地経済が支えておる県民総所得に占める割合は一五、六%ぐらい行っていたんです。現在は、基地が復帰後ある程度返還されて、県民が使うようになって、その分だけ観光が盛んになってきたんですね。したがいまして、今、基地経済と観光経済は逆転をしていまして、基地...全文を見る
○山内徳信君 通告はしてございませんが、今日の大臣のこの新年度の予算の説明を聞いておりまして、そこにこうあるんですね。新たな公共交通システムの在り方の検討のため、これまでの調査結果等を踏まえ、より詳細な検討を行う調査を実施するための経費を計上していますと、こうあるんです。  要...全文を見る
○山内徳信君 一億九千万というと、二千万ぐらい、一千万ぐらい増えたということですね。幾ら増えていますか。
○山内徳信君 ありがとうございます。それで内閣府担当大臣の熱意が具体的にお伺いできまして、喜んで知事にも関係者にも報告しておきたいと思います。  ありがとうございました。
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  今日は時間が十分ちょっとでございますから、総理の答弁は極めて簡潔にお願いしたいと思います。  さて、ずっと続いておる質疑の中で、村山談話についての質疑と、それから侵略をめぐる見解、さらに大阪の橋下市長のあの発言、それに...全文を見る
○山内徳信君 私は、憲法九十六条の問題に入る前に一言、憲法制定の経緯について申し上げておきたいと思います。  憲法改正したいという立場の人々は、えてして、この憲法はマッカーサーに押し付けられた憲法だと、こういうふうに言われる方がいらっしゃいます。  私はそうは思わぬのです。こ...全文を見る
05月21日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○山内徳信君 私は、アメリカとの関係も大事ですが、第二次安倍内閣ができてから、近いはずのアジアの国々が遠い国になっていくような感じがしております。したがいまして、あの戦争の時代にまいた種はきちっと早い時期に刈り取って正常な関係をつくらなければ将来に禍根を残しますよと私は一九七〇年...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございます。  防衛大臣も、外務大臣への質問でございましたが、非常に重要な歴史認識を確認をしておきたいと思いまして、あえて防衛大臣のお気持ちも伺っておきたいと思います。
○山内徳信君 そういう認識を持って、私も一緒に、いい日本の外交、いい日本がアジア、世界の中で位置していけるようなことを毎日毎日願っておるところでございます。そうしませんと、先ほど尖閣列島のお話、質問もございました。そういうふうな歴史上の、かつおぶし工場を造ってあの小さい島で必死に...全文を見る
○山内徳信君 数字的には今の説明で理解できましたが、私の質問は、米軍基地が集中し国際結婚の多い沖縄など、遠隔地の人が当事者になる可能性は大きいわけであります。高裁所在地の家庭裁判所八庁、八か所ですね、八庁に沖縄那覇家庭裁判所を加えて九庁、九か所で対応すべきではないのかと。今の皆さ...全文を見る
○山内徳信君 いや、それはいい。
○山内徳信君 日本の憲法は法の下に平等とうたっておるんです。それを件数が少ないから東京、大阪という発想は、この憲法の平等の精神に反するんです。したがって、是非全国の家庭裁判所にそういう窓口をつくっていただくと、わざわざ東京から沖縄や北海道やあるいは長崎、九州、四国辺りに出張して裁...全文を見る
○山内徳信君 私は異議あるんです。もう少し積極的にできるものでもやってもらわぬといかないという、そういう気持ちでおるんです。是非、後日検討をしていただきたいと思います。  それでは、次に進めてまいります。  私は、日米合同委員会で嘉手納以南の施設の返還について予算委員会でも質...全文を見る
○山内徳信君 これは統合計画ですね。その統合計画がどうして基地の返還、返還という、そういう言葉を強調されるのか。どういうことですか。
○山内徳信君 統合するときに、例えばキャンプ・キンザーとかキャンプ瑞慶覧は返しますよと、そして、今キャンプ・キンザーにある、瑞慶覧にあるものをどこに移していくかということも、大々的に、これは表と裏の関係でしょう、移設をするというんだから統合していく、その統合されていく部分、移設先...全文を見る
○山内徳信君 今日は時間ですからこれ以上は続けませんが、私が指摘をしておきたいのは、移設先の社会的な地域的ないろんな実態を全く勘案をせずに、配慮もせずに、キャンプ・キンザーのものは、あの倉庫群ですね、ベトナム戦争に使った、威力を発揮したキャンプ・キンザーのものがトリイ・ステーショ...全文を見る
05月29日第183回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○山内徳信君 事前の通告はしてございませんが、既に尾辻先生からも紙先生からも質問がありました。昨日の九時前、八時四十五分ごろだったかと思いますが、沖縄の東の海域は太平洋でございます。そこにホテル・ホテルというアメリカ軍の訓練区域がございまして、そこで嘉手納飛行場所属のF15戦闘機...全文を見る
○山内徳信君 私は、今日は最初からの質問をじっと聞いておりまして、既にこの件につきましては、安全性の確保について米側に働きかけていきたいと大臣はおっしゃいました。安全性の確保というのは一体何だろうと私はここに座って考えていたんです。それから、事故、事件については再発防止に努めたい...全文を見る
○山内徳信君 実現したときにありがとうございましたと申し上げます。  これは、私ももとより沖縄担当大臣の所管でないことは承知の上でございます。ところが、復帰して四十一年にもなるのに、公立と認可は防音事業で対策講じておるのに無認可は全く対象にならない。ところが、嘉手納と普天間飛行...全文を見る
05月30日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○山内徳信君 安倍首相は、四月の参議院予算委員会での答弁の中で、侵略という定義は学界的にも国際的にも定まっていない、国と国との関係で、どちらから見るかで違うと答弁されました。これは間違った答弁だと私は思いました。そこで、国際社会から日本の安倍首相の見識が問われる重大な問題だと思っ...全文を見る
○山内徳信君 その決議の第一条は侵略の定義、第二条は武力の最初の使用、第三条は侵略行為がそれぞれ規定をされております。  したがいまして、安倍総理の先般のこの答弁は間違った答弁だと思います。是非、両大臣を通して官邸を始め首相にもお伝えをして、以後このような間違い答弁がないように...全文を見る
○山内徳信君 長い答弁は求めていません。
○山内徳信君 これは、国連で七か年掛けていろんな立場、いろんな角度から検討した結果がこの侵略に関する決議でございます。そして、これは一九七四年でございますから、既に日本は国際社会に復帰をして相当の時間がたっておるわけです。  こういう国際連合の中で決議されたことを真面目に真摯に...全文を見る
○山内徳信君 歴史的な、何といいますか、侵略について否定したことはないということは、言葉を逆に言えば、過去のアジア太平洋戦争の中では侵略行為もあったと、こういうふうに認めたということになるわけでございます。  それでは次、二番目に進めていきます。これは主として防衛大臣にお伺いし...全文を見る
○山内徳信君 その答弁書は誰が書きましたか。後ろに座っている皆さんか。昨日、八名ぐらい来ていましたよ、私の部屋に。私は親切に教えてやりました。銃剣を突き付けてきた占領軍と必死に人間的な交渉をしたのが黙認耕作という、それを認めるという条件だと。これはすごい人間的な、寛容とか和解のた...全文を見る
○山内徳信君 私は、皆さんがやらなければ、アメリカ領事館からアメリカ大使館にこのことを伝えます。そして、トリイ・ステーションの隊長たちとはいつでも会えますから、あなた方さえ、あなた方もここにはおれなくなるよと、こう言いますよ。そこまで、私なんかが出かけていかぬでも、そのために外務...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○山内徳信君 社民党・護憲連合の山内徳信でございます。  私は、去る五月二十八日、この場で外務大臣の所信表明を拝聴しておりました。そのときの、外務省から配られたのがこれでございます。  今日は、この所信表明の八ページにあることについてお伺いをいたします。  その所信表明の中...全文を見る
○山内徳信君 そうでなければいけないと思います。  そうすると、この会議に参加をしていた外交官が、その外交官の個人的な見解で共同声明に署名しなかったと、こういう受け止め方でよろしゅうございますか。
○山内徳信君 残念であったと、これでは済まぬのじゃないかと思います。  私は、その前後の新聞を全部読んでみたんです。そうしますと、広島市長のコメントが出ておりました。これは、広島、長崎のあの体験をした自治体の首長としては、市民の意を体して日本政府はこういうふうなものには積極的に...全文を見る
○山内徳信君 少なくとも、日本政府ですよ、そして人類初の被爆国の日本政府が国民と一緒に、願いは核廃絶への願い、ところが、その国民の願いをも裏切る行為になるんです。署名しないということはそういうことじゃないでしょうか。
○山内徳信君 私は、核問題については国際社会で人後に落ちてはいかぬと思っています。少なくとも、被爆国の日本政府として、外務省として国際社会をリードしていく、そういう姿勢が必要だと思います。  先ほど、次の国連総会での共同声明については署名をしていきたいと、こういう決意でございま...全文を見る
○山内徳信君 私は、日本国民挙げて北朝鮮の核問題についてはみんな深刻に受け止めておる、そういう状況もあります。  そして、アメリカのオバマ大統領は核なき世界を目指してと、こういうふうなことを国際社会に表明をしてノーベル平和賞をいただいたわけですね。ですから、アメリカとの関係を気...全文を見る
○山内徳信君 終わります。ありがとうございました。
06月11日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○山内徳信君 私は、質問に入ります前に一言感謝の言葉を申し上げたいと思います。  本日の外交防衛委員会に当たりまして、加藤委員長を始め筆頭理事の柳田先生、末松先生始め理事各位におかれましては、今期で勇退をしていく山内に時間の配慮をしていこうと、こういう配慮の下、本日は六十分の時...全文を見る
○山内徳信君 棒グラフにした方が一番委員会の中でも御理解いただきやすいんじゃないかと思って、こういう資料作成を要求しておいたんです。  言葉で七四%とか、あるいは青森が四捨五入して八%、神奈川が六%、さらに東京が四・二七%ですね、山口県が四捨五入して三%、長崎が一・五%と。以下...全文を見る
○山内徳信君 まだ具体的な話もないのに、どうしてトリイ・ステーションの中では、そこで黙認耕作をしておる人々が不安に駆られて、そして右往左往しておる状況。そして、沖縄市の東門市長が先週別件の要請で東京に来られましたときに、私は倉庫群が沖縄市の北の弾薬庫地域にも移るという情報が入って...全文を見る
○山内徳信君 私は戦後の首相を何名か名前を申し上げたいんですが、やはりそれなりに私は吉田茂首相も頑張っておる姿はよく知っておるつもりです。そして、中国との関係を戦争状態であってはいけないといって、田中角栄、必死に日中の平和条約を結ぶ、その条件整備に必死に頑張られたと思います。あの...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございます。  小野寺防衛大臣にも伺いたいんですが、宮城県の主人公は宮城県民だという御認識をお持ちだと思いますが、それでよろしゅうございますか。
○山内徳信君 余り国民と絡ませて説明されない方がいいんです。主権在民というのは、やはりそこに住んでおる人々が主人公という、そういう憲法の理念だと思います。  両大臣の御認識を伺いました。したがいまして、沖縄の主人公は沖縄県民であるというしっかりとしたお考えを持っていらっしゃると...全文を見る
○山内徳信君 ありがとうございます。  今、沖縄と極めて関係の深い外務大臣、そして防衛大臣の主権在民論をお伺いいたしました。沖縄における主人公は沖縄県民であると、こういうふうにこの場で確認をしておきます。  以後、重要な問題については、沖縄県民の関係者、県知事とか、あるいは首...全文を見る
○山内徳信君 防衛大臣とダニエル・イノウエ発言をめぐってここで論争をするために提起しておるんじゃないんです。ダニエル・イノウエさんは、第二次世界大戦で、私たちは日本から来た移民ではあると、しかしアメリカ国籍を持っておるアメリカ人であるといってヨーロッパ戦線に行ってああいうように負...全文を見る
○山内徳信君 一九五〇年代というのは、日本がサンフランシスコ講和条約を結んで独立を達成した、同時に、五〇年代は朝鮮戦争が起こったわけです。独立国家に海兵隊がおるのはそれは余り好ましくないと、こういう趣旨の下に、沖縄にどんどん移ってきたんですね。なぜ沖縄県民が、政府は主権回復の記念...全文を見る
○山内徳信君 もう少し頭を柔軟にされたらどうですか。  反論、いい反論をされましたね。安全保障のためとおっしゃった。沖縄県民だけの安全保障ですか、これは。日本国民の安全保障の話でしょう、防衛大臣。どうして、日本国民みんなで負担しようとか、あるいは、この際思い切って辺野古を造らず...全文を見る
○山内徳信君 はい。  そういうふうにして、皆さんのこそくなやり方も国民に見抜かれておりますよ。憲法九条を改正したいというのに、本当の狙いは。それを、手続の九十六条から手を着けると、こういうことは立憲政治に反しますよ。  改めて、今日の質問の最後の言葉として申し上げますが、私...全文を見る
06月13日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○山内徳信君 私は、防衛大臣に最初にお伺いいたします。  二年後の二〇一五年には日本が敗戦から七十年の歳月を迎えます、これは二年後でございますが。そこで、十五年にわたる日中戦争とかアジア太平洋戦争というのがあったわけです。ところが、政府として権威のある、まあ権威のあるという言葉...全文を見る
○山内徳信君 私も、関係省庁で断片的に、その省庁に関する部分はその省庁にあると。例えば戦死者の資料は以前の厚生省にあるわけですね。あるわけです。そういうふうに承知しておりますが、日本政府としてこの種の問題にきちっと調査をしたという対応はないわけです。  そして、国家予算の何割が...全文を見る
○山内徳信君 私も、独立した調査委員会というのは、防衛省だけではこれは荷が重過ぎると思っています。したがいまして、その道の専門家とか大学の教授たちとか、そういう第三者も含めまして、行政も学識経験者も含めて調査委員会がスタートできたら有り難いということでの今日の問題提起でございます...全文を見る
○山内徳信君 私たちは一人の犠牲者も出さなかったということは、政治の上でも行政の上でも誇りにすべきだと思います。そのバックボーンになったのは現在の日本の憲法だと思っておるわけです。したがいまして、憲法の枠の中で特措法を作って派遣をしていったわけですね。そこは今後も大事にすべき視点...全文を見る
06月18日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○山内徳信君 私は、日本国民にとりましては八月は、広島、長崎の原爆投下によって想像を絶するような被害を受けてきた、そういう日本国民でございます。あれから六十八年経過しております。    〔委員長退席、理事柳田稔君着席〕  さらに、六月といいますと、沖縄は六月に入ると同時にあの...全文を見る
○山内徳信君 時間ですから御答弁は求めません。防衛大臣に、あの辺野古、あの金武、宜野座の海域からあなたの好きなモズクは取れるんです。漁業組合は容認派でしたが、それは西海岸ですよ、西海岸。是非、防衛大臣は、新しい辺野古の基地を造らない、そういう決意をされて慰霊祭に臨んでいただきたい...全文を見る
06月20日第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○山内徳信君 国会もあと残り少なくなっていまして、私は、この残り少ない委員会で極めて重要な点について質問をしておきたいと思っております。  私がこの委員会で一貫してこれは失敗しますよと言い続けてきたのは、普天間、辺野古、グアムへのパッケージ論でした。これはムカデ競走みたいなもの...全文を見る
○山内徳信君 私は十六分には終わらぬといかぬのです。だから一点だけおっしゃってくださいと、こういうふうにお願いしておるのに、いつも聞く話ばかり今日も申し上げて。  私が欲しいのは、両大臣、お互い大人であり国会議員ですよ。参議院の外交防衛委員会での審議ですから、大臣の真心から出て...全文を見る
○山内徳信君 よく分かりました。  それで、前回、沖縄の基地のパーセントを縦グラフにしてここで配付をして見ていただきましたね。ああいう実態が復帰して四十一年間も、戦後六十八年間も続くというのは、国内植民地でないならばないように他府県と同じようにやってください。山内だけのお願いじ...全文を見る
○山内徳信君 実態は植民地状態ですよ。国連の植民地解放宣言にも反しますよ。それでいいのか。いいならばいいとおっしゃってください。悪ければ是正するとおっしゃってください。防衛大臣。
○山内徳信君 誠心誠意もいいです、重く受け止めるもいいです、言葉遊びで基地問題に対応されては困るんです。基地問題は命が懸かっているんです。人権が懸かっているんですよ。本土の基地の実態とは違うんですよ。違うから、沖縄の人々は立場を超えて一本になって皆さんに訴えて訴えてきておるんです...全文を見る
○山内徳信君 外務大臣、今の、私もそういうふうに受け止めておりますと、その言葉を大臣の言葉として私の胸に刻んでおきたいと思います。  時間ももう迫っていますから、最後の質問は、大自然、その中の生態系を含めて破壊をして辺野古新基地建設計画を進めていこうということは、多くの環境学者...全文を見る
○山内徳信君 私がなぜタイタニック号の話をここでやっているか、その深い意味さえも防衛大臣は理解できていないんです。話の前半はいいですよ。ところが、政府はなんて言い始めるから、そこに間違いがありますよ。そういう発想を改めない限り、日米同盟はタイタニック号と同じように沈没させていいの...全文を見る
○山内徳信君 以上です。終わります。  ありがとうございました。