山岡賢次
やまおかけんじ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月20日 | 第116回国会 参議院 予算委員会 第1号 議事録を見る | ○山岡賢次君 今、前島議員から朝鮮総連のことについていろいろ御質問がございました。その関連でひとつ質問をさせていただきます。 朝鮮総連は危険な団体であり当局に監視されていると、さきの衆議院の予算委員会で公安調査庁がこのように指摘をいたしました。その危険な朝 鮮総連から献金を...全文を見る |
○山岡賢次君 よくわかりました。 次に、パチンコ疑惑に関する社会党の見解につきまして、自民党総裁といたしまして海部総理にお尋ねを申し上げます。 社会党はこの十三日に山口書記長の名におきまして、いわゆるパチンコ疑惑についての見解、こういうものを発表いたしました。私は、この見...全文を見る | ||
○山岡賢次君 それでは、具体的な例をお聞きいたします。社会党とパチンコ業界の一部癒着の構造を示す具体的例の一つでございます。 昭和六十一年、兵庫県三木市におきまして、営業許可の失効したパチンコ店の営業を再開させるために、某国会議員から——先輩議員でもあり同僚議員でもございます...全文を見る | ||
○山岡賢次君 今、働きかけがあったと、こういうお答えでございますが、その県条例の改正の内容について説明をしてください。 | ||
○山岡賢次君 結果はそういうことかもしれません。しかし、(発言する者あり)何が悪いかと言っておられるが、そのプロセスが悪いのでございます。 国民は、一つのパチンコ店の営業を再開するために特例を設けてこのような県の条例の改正を行う、そういう必要がどこにあったのだろうか、非常に不...全文を見る | ||
○山岡賢次君 働きかけがあったのは事実だと。(発言する者あり)圧力じゃないと、こうおっしゃっておりますが、その働きかけによって警察は大変困りましたか。 | ||
○山岡賢次君 それでは、昭和六十一年十月に参議院議員会館の某室におきまして、その議員に仲介にて、この兵庫県三木市の休業パチンコ店の営業を再開することにおいて、遊技場業界の幹部に警察の担当者が無理に引き合わされたと、こういうふうに報道をされておりますが、これは事実でありましょうか。 | ||
○山岡賢次君 面会した事実があると。その事実だけで、もうあとは聞かなくて十分な内容でございます。 さらに、その国会議員は、このパチンコ店の問題が解決しない限りシートベルトの国会審議には応じないと、こういうふうに警察に迫ったと聞いておりますが、これも事実でありましょうか。 | ||
○山岡賢次君 いま一度お伺いいたします。 シートベルトの国会審議を行っている最中に働きかけがあったと、こういうふうに言われましたか。 | ||
○山岡賢次君 それでは、さらに詳しくお聞きしたいと思います。 昭和六十一年十月七日、参議院地方行政委員会風俗営業等に関する小委員会におきまして、この兵庫県三木市のパチンコ店の営業許可のことの質疑が行われたと。議事録によってその内容を説明していただきたいと思います。 | ||
○山岡賢次君 問題は、その言っていることが堂々たるものを論じているのではないのであります。この審議においては、道交法の政令改正のシートベルト着用に関する審議を行っていたのであります。その内容ではございません。突如として、兵庫県の地方都市の一パチンコ店に関する質疑が行われた。つまり...全文を見る | ||
10月30日 | 第116回国会 参議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○山岡賢次君 質疑に入るに先立ちまして、次のことを強く要請いたします。 去る二十日の予算委員会の前島議員の質問に対する私の関連質問の最中に、社会党の理事より審議を中断せしめられましたことはまことに遺憾なことであります。 かつて野党議員がみずからの質問に対する政府側答弁を不...全文を見る |
○山岡賢次君 それでは社党議員の問題については理事会での審議を待つことといたしまして、また明日からの衆議院予算委員会における集中審議においても論議されると聞いておりますので、きょうは触れないことといたします。 本日は、朝鮮総連の問題に関する質問から始めさせていただきます。 ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 そのようなことから北朝鮮と朝鮮総連との関係についてお伺いいたしますが、両者は親子のように極めて密接で一体的な関係にあると言えるのでありましょうか、公安調査庁。 | ||
○山岡賢次君 公安調査庁はどのような根拠に基づいてそのような認識を持っておられるのでありましょうか。 | ||
○山岡賢次君 よくわかりました。 次に、警察庁にお伺いをいたしますが、最近の北朝鮮の関係した国際テロ事件にはどのようなものがあり、どんな内容であったか、御説明いただきたいと思います。 | ||
○山岡賢次君 もう日本じゅうの人が知っているから、結構でございます。 それでは、北朝鮮の関係した国内の秘密工作事件にはどのようなものがあり、どんな内容であったか、御説明をいただきたいと思います。 | ||
○山岡賢次君 警察庁、ところで北朝鮮あるいは朝鮮総連の関与をしました最近のココム違反事件にはどんなものがあったか、御説明をいただきたいと思います。 | ||
○山岡賢次君 法務省にお伺いいたします。 そのココム違反で摘発された今言った東明商事という会社が先日、すなわち五日前の今月の二十五日に静岡地裁において有罪判決を受けたと聞いておりますが、どういう判決内容であったのか、また関係者の国籍等もあわせて御説明をいただきたいと思います。 | ||
○山岡賢次君 法務省、ところで北朝鮮国籍を有する者が代表者となっております自動販売機製造会社の脱税事件の判決で、北朝鮮関係と通じて架空経費を計上して脱税したという犯行の手段等が記載されているものがあると聞いておりますが、その判示内容についてお伺いをいたします。 | ||
○山岡賢次君 今、在日本朝鮮人商工連合会、朝鮮商工新聞社、金剛山歌劇団というものを通して脱税を行った、こういう説明でありますが、そのような団体はいかなる団体であるのか、公安調査庁、御説明いただきたいと思います。 | ||
○山岡賢次君 当初に公安調査庁が説明いたしました朝鮮総連の現職国会議員五人のうち、全演植氏は朝鮮総連副議長兼商工連会長と説明をされましたが、その会長とはまさに今法務省が説明いたしました脱税事件の判決の中に出てくる在日本朝鮮人商工連合会の会長であるのでありましょうか。また、この全演...全文を見る | ||
○山岡賢次君 パチンコ業界の団体であります全遊協の副理事長であり、また全遊連の副会長でありました柳勲氏は、その商工連のどのような立場にあった人でありましょうか。 | ||
○山岡賢次君 以上の事件の説明で明らかなとおり、商工連等々を含めた朝鮮総連は、さきの予算委員会で公安調査庁が、危険な団体であり当局が監視していると言うまさにその団体であるということがよくわかりました。 さて、その朝鮮総連が一九八八年八月八日付で総連各本部委員長及び中央団体、事...全文を見る | ||
○山岡賢次君 またこの文書の中に、「不当なカード制度の導入を阻止するための商工会の闘争を直ちに掌握し、よく指導しなければならない、具体的な内容については、商工連地方協議会、八月三日を通じて県商工会に浸透させている」ということが記載されておりますが、この八月三日というのは、まだパチ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 朝鮮総連と業界の一部がプリプイドカード導入に反対している反対理由についてどのように考えるか、警察庁、御説明いただきます。 | ||
○山岡賢次君 さらにその文書の中には、「この制度が導入されたならば、「各店舗の売上高はもちろん、経営状態が掌握され企業活動の自由な発展と公正な競争が困難になり、経営活動に大きな支障を来す」とか、「各店舗の経営内容が大企業と日本当局に掌握され、当局の監視と統制のもとで、我が遊技業者...全文を見る | ||
○山岡賢次君 このように、北朝鮮と表裏一体である朝鮮総連がパチンコ業界のプリペイドカード導入に反対する指令を出している。特に国会議員との活動をよく行い、日本の国会で問題化させなければならないと国会議員に働きかけるように指令をしております。 さらに、朝鮮総連は一九八八年十一月二...全文を見る | ||
○山岡賢次君 それではここにおいて、そのパチンコ業界とプリペイドカード導入の問題、さらにはそれにまつわる社会党議員及び社会党との関係の問題に入ります。 まず、パチンコ業界へのプリペイドカード導入問題について警察庁にお伺いをいたします。プリペイドカードは既にいろいろな業界に導入...全文を見る | ||
○山岡賢次君 パチンコ業界は、さきの衆議院予算委員会においても質問がございましたが、脱税ワーストワンと言われております。これというのも全く領収書なしの現金商売であるからでありまして、もしプリペイドカードを導入するということになりますと脱税対策面でも非常にプラスになると思いますが、...全文を見る | ||
○山岡賢次君 ただいまの国税庁の答弁をお聞きいたしますと、プリペイドカードの導入は業界の健全化並びに脱税防止に大変プラスになるということでありました。 御案内のとおり、このプリペイドカードの導入をめぐって昨年来、パチンコ業界では大混乱が続いております。パチンコの愛好者は既に三...全文を見る | ||
○山岡賢次君 では、公明党からの圧力があったのでございましょうか。 | ||
○山岡賢次君 それでは、民社党の国会議員から圧力を受けたことがありますでしょうか。 | ||
○山岡賢次君 では、社会党の国会議員からの圧力があったのでありましょうか。 | ||
○山岡賢次君 もう一度お伺いいたします。 自民党、公明党、民社党からの圧力があったのかどうか。(発言する者多し) | ||
○山岡賢次君 それでは、社会党からの圧力があったでしょうか。 | ||
○山岡賢次君 その社会党からの圧力は、いつごろからであったのでありましょうか。 | ||
○山岡賢次君 その時期は、朝鮮総連がプリペイドカード導入反対を指令した時期、すなわち八月三日とほぼ軌を一にしているということでありましょうか、警察庁。 | ||
○山岡賢次君 このように社会党の国会議員からプリペイドカードの導入をやめるようにという圧力があったと警察庁が言っているのにもかかわらず、社会党は去る十三日に発表いたしました「いわゆる「パチンコ疑惑」についての見解」の中で、「プリペイドカード導入について「反対」の立場はとったことは...全文を見る | ||
○山岡賢次君 大蔵大臣のお答えのとおり、パチンコプリペイドは本来警察の指導権限内のものであり、社会党が厳重に注意する必要など全くないものであります。(発言する者多し) | ||
○山岡賢次君 さきに指摘をいたしましたとおり、このパチンコ業界のプリペイドカード導入に対する猛烈な反対運動を行っている朝鮮総連と社会党は友好関係にあったことが社会党見解にもはっきりと書いてあります。そして、九月二十五日には朝鮮総連の大会に土井委員長が出席をして熱烈なエールを送って...全文を見る | ||
12月07日 | 第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第15号 議事録を見る | ○山岡賢次君 もう定刻の、本来でしたら六時になったわけでございまして、発議者の皆様におかれましては大変御苦労さまでございます。 自民党もずっと御質問を続けてまいったわけでございまして、総括、ここに井上真打ちが残っておりますが、大体我が方は最後でございまして、今まで提案をしてい...全文を見る |
○山岡賢次君 わかりました。 それでは、そういうふうにつくられているという前提で解釈をしてまいりますと、今申し上げました附則の第十八条、「輸入品に対する内国消費税の徴収等に関する法律」、普通輸徴法こう言っておりますが、その一部改正が行われておりまして、その内容についてお伺いを...全文を見る | ||
○山岡賢次君 そのことを問うているわけじゃございませんから、そういうことが書いてあるということで結構でございます。 問題は、その輸徴法第十三条におきまして、特定物品を輸入した場合関税とともに内国消費税を免除することとしておりますが、野党が物品税を創設する際に現行法の第十三条三...全文を見る | ||
○山岡賢次君 せっかくのお答えですが、全然お答えになっていないわけでございます。全く答えになっていない。私も無理にこのことで内容についていろいろ申し上げるつもりはございませんが、先に申し上げておきますと、簡易税率の質問と間違えているんじゃないですか。全然違いますよ。もうそれじゃ質...全文を見る | ||
○山岡賢次君 それは大変奇妙なお答えでして、私もそういう筋書きでお答えいただくと思っていないものですから非常に困るのでございますが、余り筋書きが違い過ぎて困るんですが、この法律が今あるわけですね、ある。じゃ、この法律は直さない、そうですね。そして、別途直すときに直すとこう言ってお...全文を見る | ||
○山岡賢次君 いや、私へのお答えになっていないんですけれども。最初のことを繰り返していただいても困るんで、これは物品税法案をやっているんです、物品税法案。附則第十八条ですよ。いいですか、物品税ですよ。これはもうきのうのレクで細かくお話ししてあるはずなんだけれども。話が食い違うとち...全文を見る | ||
○山岡賢次君 ぜひ御理解できないんです。 それでは、別な角度からいま一度お伺いいたします。 今のお話では、いずれかのときに法律改正のときに直すんだと、こう言っていますね。しかし、これは法案を出して通ればもう法律で動き出すんです。いいですか。次に直すからいいんだよと、そうい...全文を見る | ||
○山岡賢次君 これもまたおかしなことを言われるんで、今法律を出そうとしているわけなんです、法律を。何で成立し次第三月まで待って直さなきゃならないのか。最初から直してお出しになったらいいんじゃないですか。不思議なことを言われますな。どうして今直さないんですか。 | ||
○山岡賢次君 言っておられることはわかります。必要最小限度に変えようと思っているから、最初にお聞きしたとおり、同じ法体系としているんですねと言ったらそうですと、こういうことを答えるわけですね。それは必要最小限に決まっているわけです。だから、それはそれで結構なんですが、必要最小限に...全文を見る | ||
○山岡賢次君 それは私よくわかっているんです。そのように受け取っているんです。だから、そのときにそういうふうにお変えになるのは自由です。それはもうお変えください。しかし、今の法律は、そのときに問題があったら変えようということで、旧体系で最小限でおやりになっているとこういうわけです...全文を見る | ||
○山岡賢次君 ぜひやらしていただきたいと。おやりになるのは結構なんです。ぜひそれはおやりいただいていいんですが、それからいま一つ一万円以下のものというのはまだ聞いていないんです。これから聞こうというのを先に答えられてもこれもまた困る話でございまして、どれか読めば当たるだろうという...全文を見る | ||
○山岡賢次君 それじゃ、一万円のことを言われましたから一万円のことも一緒に聞いておきましょう、進みませんから。問題はそれだけではないわけでございまして、一万円の問題もあるわけでございます。 現行輸徴法第十三条第一項の規定においては、少額一万円以下輸入物品については輸入者、税関...全文を見る | ||
○山岡賢次君 それでは、同じように考えているということはミスはあるが次の直すときまで変えない、こういうことですか。 | ||
○山岡賢次君 繰り返していても切りがないんですけれども、同じことを読まれないで内容をわかるように御説明いただきたいんです。 要するに、この物品税法案の附則の第十八条のこの品物について、また一万円以下のこの品物について、これはそのままにしておくんですか、それでは。 | ||
○山岡賢次君 もう同じことを繰り返しているんでは論議がかみ合いません。これじゃ質問できない。私が言っているのは、改正されるのも結構、それじゃ今のままにするのか、こう言ってもするともしないとも言わない。ミスと認めるのか。どうするのか。これじゃ、同じことを読んでいるだけでは全く進みま...全文を見る | ||
○山岡賢次君 これは出そうという提案でしょう。出そうという提案をいずれ直しゃいいというわけにはいかないんですね、今我々に出しておるわけですから。直すならここで直すか、あるいは欠陥はあっても直さないと、それはどっちでもそちらの答弁は御自由でございます。私がどうせいこうせいと言ってい...全文を見る | ||
○山岡賢次君 これも同じようなことを答えているわけでございますが、要するに今のままで、提出法案のままでいきますと、消費税率三%を廃止して、例えば革のハンドバッグについては物品税が八%、金のネックレスについては物品税一〇%、そういうふうに野党さんは定めているわけでございますから、関...全文を見る | ||
○山岡賢次君 まっことおかしいことを言っておられるんですけれどもね。それを言うなら、法律は別なように決めておく、施行日までに別なように直しゃいいんだと、こういう話ですね。いかがですか。法律は決めておくが、それが施行されるのは四月一日だ、それまでに直しゃいいんだ、そんなばかなことを...全文を見る | ||
○山岡賢次君 よくわかったそうですが、不思議な方がいらっしゃるわけでございまして、関税の動向を見きわめて法律を直すのは結構でございます。法律はいつ何どきにおいたって、古くなったあるいはこうしたいということでお直しになるのは結構です。しかし、今つくる法律は今のやり方でやるのであって...全文を見る | ||
○山岡賢次君 検討をしたんじゃなくて、検討していないからこういうことになったわけで、これ以上はもう続けても同じことを繰り返すことになるので、よく研究された方がよろしいんじゃないかと思います。 これ以上、審議は続けられません。 | ||
○山岡賢次君 言っていることはわかっているんです。だから、それはそのときに改正されればいいのであって、それじゃ今の法律はこのままなんですかと、こういうことを聞いているんです。不思議なことは聞いていませんでしょう。改正されるのは結構ですと。しかし、今この出された法案は、それじゃこの...全文を見る | ||
○山岡賢次君 この法案をこのまま出したということになりますと、直さないということになりますと傷口はますます深くなるわけでございまして、これは大変なことなんです。 といいますのは、今申し上げたとおり簡易税率というのはこれは関税と消費税を合わせて一緒に払っているわけですから、これ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 これは胸を張って堂々とお答えになっておられますが、それはなかなか御立派ですけれども、しかしそれなら今の法律は今の法律のままにして、改正は改正でおやりになるのは別に結構ですよとこう言っているんです、しかし今の法律のままであって、例えば何カ月であろうともこれは法律になる...全文を見る | ||
12月08日 | 第116回国会 参議院 税制問題等に関する特別委員会 第16号 議事録を見る | ○山岡賢次君 連日御苦労さまでございます。昨日、物品税法の一部につきまして御質問を申し上げたわけでございますが、お答えは修正をされない、こういうことでございますので、原案どおり提出、こういうふうに承っております。いずれお変えになるならないの問題ではなくて、このままで出される、こう...全文を見る |
○山岡賢次君 委員会において取り扱うのは事実でございますが、私が申し上げているのは、この法案がこういう国会法、国会法というのはまあ我が国会の憲法でございますから、参議院規則、それにのっとった手続をとられていないのではないですか、こういうことを申し上げているわけでございます。 | ||
○山岡賢次君 今、受理されて審議しているんだから問題はないんだと、こういうお言葉でございますが、提案をされて審議されることは別に結構なんです。しかし、これが予算法案であるのかどうなのかということが意味をなすわけでございまして、審議をしていても、これはどのことだって提案されれば受け...全文を見る | ||
○山岡賢次君 今、不備はないとこうおっしゃるわけでございますが、これはもし予算法として採決をし向こうに出したということになりますと、大変な不備になるわけでございます。院としての重大な問題になるわけでございまして、これは私はきょうは極めて丁重にお伺いを申し上げているわけでございます...全文を見る | ||
○山岡賢次君 考えていないということですと、これ以上は話がまた堂々めぐりになるわけでございまして、受理されて審議はしたと、だから問題なかろうと、これはこの中の問題でございますが、三権分立の問題からいったら、これは次は内閣の問題になるわけでございまして、添付されていない法律案を審議...全文を見る | ||
○山岡賢次君 次の質問ですね。別な質問ですね。はい、わかりました。 それでは、法人税の問題についてお聞きを申し上げます。 まず、連合参議院の笹野さんにお尋ねを申し上げますが、十一月八日の本会議における代表質問で、連合参議院の古川太三郎議員は、法人間配当を我が国において二〇...全文を見る | ||
○山岡賢次君 連合参議院がやった話を聞いているんです。おたくのやった話を聞いているんじゃないんです。どうして連合参議院の代表質問を社会党さんがお答えになるんですか。 | ||
○山岡賢次君 どうぞ。 | ||
○山岡賢次君 それはともかくとして、それはそれでも一応お答えの一つとして承ります。 それでは、今度の法律では二〇%、こういうふうに今定めてあるのが問題である、連合参議院さんの代表質問で問題である、こういうふうに言われておりますので、連合参議院としてはこれはどういうふうに問題な...全文を見る | ||
○山岡賢次君 世が世であればまたここでとまる話なんですが、今笹野さんのおっしゃっている私たちが提案した二〇%はというのは間違いでございます。これは今まで政府がやっているものに対する批判でございますから、私たちは違うものを提案されているわけでございまして、私たちが提案したこの二〇%...全文を見る | ||
○山岡賢次君 私は大変理解をしているつもりでございまして、勉強もしているつもりでございます。言い方がわからなかったんだろうと、こう言われますと、親切に申し上げていることも申し上げにくくなってくる。あなたは、今私どもが提案している二〇%はと言うから、違いますよと、こう申し上げている...全文を見る | ||
○山岡賢次君 間違いとか、わからないとか、もうさっと言っていただければ次に行きますから、そんなことをほじくろうと思っておりませんから。私も人柄はいい方ですから、早く進めたいと、こう思っているんですけれども、どうも進めにくくなるんで、中身でいきましょう、中身で。 それでは、いま...全文を見る | ||
○山岡賢次君 連合さんにかわって答弁するわけですな。 | ||
○山岡賢次君 いや、だって連合さんの意見を聞いているんです、これは。四党派が言ったことじゃないんですよ。連合さんの言ったことですから、連合さんにかわって答えるんですか。 | ||
○山岡賢次君 今八〇%と言われましたが、それも若干間違っているわけでございます。事実は、米国においても法人間の受取配当は、配当を受け取る法人が配当を行う法人の持ち株をどれぐらいの比率で所有しているか、こういう比率に応じて七 〇%から一〇〇%、割合に応じて益金不算入となっているわ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 当然でございますとこういうふうに言われ、なおかつ政府も一部やっておるじゃないか、こういうことでございまして、いかにも法人間配当が政策減税的であるからいただくんだ、こういう御趣旨でございますが、これは税理論からいくと全く違うのでございます。 答えを先に申し上げます...全文を見る | ||
○山岡賢次君 それもおかしいんです。正しいものは幾らふえたって正しいんです。正しいのがふえたからやっつけてやろう、これは法理論上そういう論理は成り立たないんです。しかし、そういうお金があるから、政府も取っておるからいただいておきましょう、これなら理屈としてはそれなりに成り立つんで...全文を見る | ||
○山岡賢次君 私が今お聞き申し上げたのは、特例優遇措置によりと、こういうふうに言っておら れるので、どういう特例とかどういう優遇措置があるのか、こういうふうにお聞きを申し上げたんです。そのお答えではないんですが、それでは今のお答えは、その実質の負担税率をあらわすこれがメジャーと...全文を見る | ||
○山岡賢次君 話が次々とつけ足されて飛ばれると、一個ずつやらなければならないのにどんどん進んでいっちゃって困るのでございまして、大蔵省がけしからぬ話は私に言っていただいても仕方ありませんから、それはそういう御見解で結構でございますが、今私が申し上げたのは赤字法人の話じゃなくて、こ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 何かお説教を受けているような感じですが、大蔵省がけしからぬのだから私は知らないで当然だとか、そういう論理を私に言ってもらっても困るので、朗々と、胸を張ってけしからぬと大演説を今までずっとお聞き申し上げてきたわけでございますから、それはそれなりの根拠、中身があって言っ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 わざわざそこまで言われないでもいいんじゃないかと思いますが、大蔵省が言ったのは途中経過の数字で、そういう数字だけれどもそれはこの控除額を除いているよ、控除額を足せばこうなりますよとわざわざ言っているのを、途中経過を言ったのは確かだ、そしてそれが結論だと。それでは論理...全文を見る | ||
○山岡賢次君 法人税が高い。 | ||
○山岡賢次君 どういうふうに適切でないんですか。余り立派なお答えになっていないんですね。法人税率が高いということじゃないと思うんですが、私がお聞きしているのはもう抽象論じゃないんです。きょうは私はもう大詰め、二巡の大詰めでございますから、最後のところでございまして、もう総論、考え...全文を見る | ||
○山岡賢次君 そうですね。そういふうにお調べいただくように申し上げたわけでございまして、そうなりますと、これは国税収入の三五%、日本では法人税で賄っているんです。そして今お答えのとおり米国の場合にはわずか一六%、こういうことになる、こういうふうに今お答えでございます。そうなります...全文を見る | ||
○山岡賢次君 だからそれは前に聞きましたし、おっしゃるとおりだと、こう言っているんです。そのとおりです、課税ベースや何かを広げる必要がある、こう言っているわけですから、それじゃ もうここまで来たら具体的に課税ベースというのはどういうものなんだ、何を言っているんだと、こういうこと...全文を見る | ||
○山岡賢次君 今回提案しておりますというのはわかっているんです、提案して出ているんですから。それははっきりしています。これからやります。 しかし、提案しているのにもかかわらず、そのことがあるのにもかかわらず、こういう協議会においてそういう整理合理化をいたします、こううたわれて...全文を見る | ||
○山岡賢次君 今出ているものとかそういうのはいいんですけれども、ここにわざわざ今もうお出しになったんだ。問題があるということでお出しになった。これはよくわかります。しかし、わざわざ項目を立て整理合理化しようと言っているんですから、あとが問題で、例えば、例えばでいいですよ、全部とは...全文を見る | ||
○山岡賢次君 私はとお答えになりましたが、そちらでお答えいただくときは四野党さん全部だ、こういう解釈で受けとめております。 そういうことで企業の役割ということを評価されていらっしゃるわけでございますが、その点は同意見でございます。 ただ、やっぱり若干誤解がおありになるんじ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 極めて御懇切な説明をいただいたわけでございまして、しかし私は全面的にこれほど私と意見を同じにする正しい認識を伺ったのは初めてでございまして、私は、これが民社党さんだけではなく、私がと言われた四野党さん全体であることを心から望むものでございますが、四野党案は残念ながら...全文を見る | ||
○山岡賢次君 午前中に引き続きまして、質問を続けさせていただきます。 今まで御発言をいただいたところ、あるいは各党を代表して御発言をされたところで、質疑の中で御質問を申し上げたいところがまだまだたくさんあるのでございますが、論議の十分厚みのないところというのもたくさんございま...全文を見る | ||
○山岡賢次君 今、外国ではやっていないところもあると言われたのでいいといたしますが、具体的にはといきたいところですが、今最後に企業経営に悪影響をもたらさない、こういうふうにおっしゃったわけでございますが、私はこの賞与引当金というものの考え方は、企業経営という考え方よりもこれをもら...全文を見る | ||
○山岡賢次君 そうなんです。今、全廃を前提としておっしゃっているんですね、いずれにしても。すぐであるかはともかく、廃止を前提としている。そういうお考えが、むしろ今まで野党さんの御主張されていた従業員のお立場を守る、こういう考えに逆行するんじゃないか、考え方が私は正反対ではないかと...全文を見る | ||
○山岡賢次君 そういうお考えであったのはよく理解しているわけでございますが、今不公平税制と言いましたが、それはお考え方はいろいろなのかもしれませんが、これは私は不公平税制ではないと思うわけでございまして、これは従業員の権利、幾ら三カ月先の話であろうと、もうそれは自分の所有権と同じ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 貸倒引当金は必要である、こういう御認識は持っていただいているわけでございますが、どうも貸倒引当金というと、何となく政策税制的なものではないんだろうか、こういうニュアンスがあるので、これに課税を強化していこう、こういうお考えがあるんじゃないかと思うわけでございます。今...全文を見る | ||
○山岡賢次君 それはこれからよく聞いてまいります。まだ金融の問題は出していないのでございます、お答えにならなくて結構でございます。そういうものだということをぜひ御理解いただきたいわけでございます。 また、この貸倒引当金は、中小企業に対しまして、中小企業の認定ですが、期末資本金...全文を見る | ||
○山岡賢次君 考え方はわかりました。そうなっているということを申し上げているのでございます。 今、繰り入れ率を実態に合わせてと、また貸し倒れ実績はこういう実態だ、こういうことを一部御説明いただいたわけでございますが、私はその数字はそのとおりだと思うわけでございます。しかし、そ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 私が申し上げているのは、余裕があるとおっしゃっているのは平均同士で余裕があるということですね。それはそうです、平均同士なら余裕があるんですが、果たして貸倒引当金の趣旨が平均同士でよろしいのかな、むしろ平均より悪いところが貸し倒れ率が高いのであって、平均より高いところ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 残しておくということは結構なんです。それはよくわかりましたと今も申し上げているんですが、残しておくかどうかという論議ではなくて、むしろ貸倒引当金というのはもっと緩めてやるような時代になっているのにどうして圧縮をするんですかと、こういうことを私はお聞きをしているのでご...全文を見る | ||
○山岡賢次君 過去の実績といいますと、いろいろな中身があるんです。例えば、どういうことを言っておられるのかといえば、金融機関は過去の実績が非常に少ない、こういう意味のことを言っておられるのだと思いますが、しかもボリュームがたくさんある、だからその分が余裕があるんじゃないか、こうい...全文を見る | ||
○山岡賢次君 直接関係がないと。名前は違うわけでございますが、中身の体力と私が申し上げたわけでございまして、分類をどっちなのかと、こういう話で申し上げていくならそういう論理の仕方もあるわけでございますが、揚げ足取りみたいになるから私はやめているのでございまして、考え方の問題を伺っ...全文を見る | ||
○山岡賢次君 配慮しようというお考えはあるということを承りましたが、今配慮していると言われましたが、大体全部率が同じで、結果的には、金融のボリュームが高いから、ボリュームで言えばそうかもしれませんが、特別に配慮しているということじゃないと思います。今までのものを踏襲して移している...全文を見る | ||
○山岡賢次君 配慮を加えているとお口で言われても、それじゃどう配慮を加えているんですか。貸倒引当金を現に圧縮しているわけでございますから、配慮を加えていると言っても、これはそういういろいろな問題が起こりますよ、こういうことを申し上げているんです。いいですか、私は、これで金が幾ら確...全文を見る | ||
○山岡賢次君 考え方は先ほども伺いましてよくわかりましたと申し上げているんです。配慮してやっているとおっしゃるから、どういうふうに配慮しているかと、こういうふうにお伺いを申し上 げたわけでございます。 まとめて申し上げますと、金融機関の場合は、累積債務問題への対応、国際的な...全文を見る | ||
○山岡賢次君 将来目指している割には何ゆえに源泉分離をこうやって強化していくのか、将来目指しているものと逆行するじゃありませんかということを言っているんです。いずれやることと正反対のことを一生懸命強化していくというのもおかしいじゃないですか、私の申し上げたいのはそういうところでご...全文を見る | ||
○山岡賢次君 おっしゃるとおりですね、わざわ ざ言わせて申しわけなかったんですが。要するに、法人が株を売って得たものは法人税なんです。ちゃんとそれは払うわけですから、このキャピタルゲイン課税というのは別に法人が売った株のもうけに課税しているんじゃないんです。これはそもそも違うん...全文を見る | ||
○山岡賢次君 このように、世の中で株に対する大変な誤解があるわけでございまして、まず法人は別な税制なんだ、そして、個人も今おっしゃったように大変な数になっているわけでございます。むしろ、これからの我が国株式市場のあり方ということを考えますと、個人投資家の存在というものがあらゆる面...全文を見る | ||
○山岡賢次君 今、全体の八、九割と言っていましたが、九三%、九割の方が源泉分離を選ぶんですね。だから、もう大体みんなそうしているんだ、一般の方というのは申告してやりゃいいじゃないかと言ったってそうはいかないんだ、こういう前提を持ってお考えいただきたいと思うわけでございます、ああい...全文を見る | ||
○山岡賢次君 笹野先生もそう思う、こう言っておられるわけでございまして、そういう意味で、このコストアップということは個人投資家にとっては非常に大きな問題になるわけでございます。個人投資家の株式投資において税コストというものが非常に重要な判断基準になると今お答えをいただきましたが、...全文を見る | ||
○山岡賢次君 ありがとうございます。 私は大体勝木先生と認識が合うんですが、その点は認識というよりも実態がちょっと違うんじゃないか。今個人の中でも一部の金持ちだと、こう決めつけられましたが、実際に投資したり、もう何とか商事にまで投資する、あんな危ないところにまでやるような風が...全文を見る | ||
○山岡賢次君 今の法律でそういう持てない者の分というのはないわけですから、考えていただくだけというのじゃ絵にかいたもちでございまして、私はもう時間がありませんからこれで終わらしていただきますが、申し上げたかったことは、個人投資家を直撃する、また、私はさらにここで申し上げたかったの...全文を見る |