山岡賢次

やまおかけんじ



当選回数回

山岡賢次の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第132回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○山岡委員 農林水産業の振興の問題について主にお考えをお聞きしたいと思います。  質問に先立ちまして、過般の阪神大震災におきましてお亡くなりになられた方、被災された方に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。また、復旧、復興に大変御尽力をされている皆様に心から敬...全文を見る
○山岡委員 翌々日というのは、被災された皆さんが、まだ瓦れきに閉じ込められている人もたくさんいたわけでございました。現に、私ごとですが、私の義理の弟の父親も一階に寝ていて結果的には死亡したわけでございますが、それが発見されたのが二十一日でございました。そして、つい最近まで生きてい...全文を見る
○山岡委員 それでは農水大臣、初動のおくれに影響はなかったから問題なかった、そういうことをお答えなんですね。もう一回言ってください。問題なかったと言っているんですね。
○山岡委員 全く問題なかった、こう言っておりますが、例えばスイス政府から日本への捜査犬の派遣、こういうことの申し出があったわけでございますが、そのことに対して農水省は、農水省というか大臣は関与していないと思いますけれども、御存じなかったと思いますけれども、そのことについての対応の...全文を見る
○山岡委員 私は、十九日に決心をしなかったという話をしているのじゃないのです、そういう問題もたくさんあるでしょうと。(発言する者あり)いやいや、違う違う。何言っている。間違えてない。そんなことわかっている。十九日に行って、十九日に犬が来ているのは書いてあるからわかっていますよ。 ...全文を見る
○山岡委員 はっきりしておきますが、その十九日に出かけたからこれができなかったと私は言っているんじゃないですよ。十九日の話は姿勢の話を申し上げているのです、大臣の。そういう姿勢の話と、一事が万事そうであるということを言っているのですよ、いいですか。  それで、例えば「スイスから...全文を見る
○山岡委員 大臣が青森に行っているときに状況はどうなったか。「政府、試される危機管理能力」「救援態勢なお整わず」「一日にジュース一本だった」「食料・薬・毛布…供給手間どる」「政府危機管理の甘さ露呈」「指導力不足の指摘」、当時のこと宣言えばこういう状況であったわけです。そういう状況...全文を見る
○山岡委員 それでは、これだけの対応のおくれと国民からの指摘もあって我々も指摘を申し上げているところですが、そういうときに選挙の応援に行っていたということは何ら問題はなかったと、そういうことですね。もう一回言ってください。
○山岡委員 これだけ再々政府の対応についての問題が提起されていて、そのおくれが、十分でないというのにもかかわらず、この三大臣が、しかも私が申し上げているのは発生直後の話でございまして、初期の態勢を整えることが極めて重要な災害において、その直後にこの三閣僚が出かけている。そういうこ...全文を見る
○山岡委員 今、自給力を強化するというお話、この後、当然、そういうことですからお聞きをいたしますが、この認識を、やはり新聞にも雑誌にもあると、さっとこうみんな目を通していますが、このことが、どれだけこれからの農業政策にこの位置づけが大きくなるか、こういうことについて外務大臣、いか...全文を見る
○山岡委員 私が今質問をしておりましたことに農水大臣からお答えいただきましたが、外務大臣はいかがお考えですかと。
○山岡委員 ちなみに、この認識をしっかり持っておいていただかないと先に進みませんので、大蔵大臣と総理の御所見も承っておきたいと思います。
○山岡委員 関心を持っていただく程度じゃ困るのでございまして、細川内閣であろうと村山内閣であろうと、これはもう日本のこれからの生存の道でございますから、こういう大災害が起こったときに特にまた改めて喚起をしなきゃいけないんじゃないかと思いますが。  これはもう地球規模の、言うなれ...全文を見る
○山岡委員 ぜひそういう認識をしっかりと持ち続けていただきたい、特に総理にはいただきたいわけでございます。  先ほど外務大臣にちょっと聞き直していただきましたが、そのこともちょっと触れていただきましたが、東西の冷戦は確かに終わったのでございまして、一説によれば平和になったという...全文を見る
○山岡委員 天災あるいはそういう自然の成り行きについては、皆様ひとしく御同意、危機感をいただきましたが、今後の紛争状態、確かに予測は難しいし、人類の英知には期待をしたいと思います。しかし、事食糧、こういうことになった場合には英知によって解決されるだろう、私は、そういう方向で考えて...全文を見る
○山岡委員 いろいろなことを考えて対応していく必要がある、それはまさにそのとおりなんですが、私が伺っているのは、具体的にそういうことを念頭に置いてやっているかということを聞いて、必要だと思いますというのは私の言っていることと同じことなんで、それじゃ、お答えにならないんですけれども...全文を見る
○山岡委員 そのことをぜひここで強くお願いをしておきたいわけでございまして、これは与野党問わず、極めて重要な問題でございますから。  総理に、先ほど若干明快でないような気もしたのでもう一回お尋ねしておきますが、やっぱり自然環境とか国際状況、こういうことが非常に厳しい環境にある。...全文を見る
○山岡委員 ぜひ今からしっかり対応を考えておいていただきたいと思います。  農林大臣、先に先にとお答えいただくんでございますが、これから自給率をお聞きしようと思っているのでございますが、翻って、そういう世界の厳しい状況、この自然環境あるいは国際関係、こういうことが予想される中に...全文を見る
○山岡委員 それじゃ、新聞記事だそうでございますが、新聞記事とは変わっていないと。私は最近調べたら、これは一〇〇%に近づきつつあるという、イギリスの方から聞いたから聞いたのでございまして、日本の記事はまだ新聞程度、こういうことに相なるわけですが、この数字を私は問題にして言おうと思...全文を見る
○山岡委員 五〇%よりももっと強化をすべきだというふうに承りましたが、具体的な数字目標はありますか。
○山岡委員 計数的に予定しているわけじゃありません、こういうふうに言われますが、これは先進各国が一〇〇%以上、ほとんど一〇〇%のときに、我が日本国は計数をいろいろやると五〇%ぐらいかな、しかし計数的に言っているわけじゃありませんと。  やはりこれは国民的な感情からいえば、食べ物...全文を見る
○山岡委員 ここでこういう機会にはっきりさせでおきたいのですが、今度の災害のことは非常に生々しいものですから、当然ですが、大変関心を持たれております。そうしますと、最大の努力をしましたということで済む問題なのか。こういう地震が来てこういうことになった場合にはこれだけのことをやるよ...全文を見る
○山岡委員 日本国の大蔵大臣が素人だからわからぬ、こういうことでは国は成り立たないわけで、私は事前にあなたに質問の通告をしているわけでしょう。通告をしているでしょう。お聞きになっているでしょう。それに対して具体的なお答えはないのですか。
○山岡委員 大蔵大臣、そうすると、日本の自給率はどのくらいに置くべきだ、国としてどのくらいに考えるべきだ、こういうことは大蔵大臣としてはお考えになっていない、こういうことですか。
○山岡委員 今言われたのは、農水大臣の御決定に従う、そういうことですね。わかりました。  これは、総理、いかがですか。社会党としても、さきがけとしても聞きたかったのですけれども。
○山岡委員 堂々めぐりをしていても進みませんから、とにかく自給率を高める、そういう皆様のお話と受けとめておきます。  そこで、備蓄の問題でございますが、これもまた非常に重要な問題、また金もかかる問題でございます。この日本の備蓄をどの程度にしておくべきであるか、お伺いしたいと思い...全文を見る
○山岡委員 その百五十万トン、米の種類によってもいろいろ考えられますが、どのくらいの予算を見積もっていらっしゃるのでしょうか。
○山岡委員 総理、備蓄はどのくらい必要とお考えですか、日本の米の。
○山岡委員 世界の食糧状況あるいは国家紛争は非常に厳しくなる、備蓄もふやさなければならない、こういうときでありますが、現実に行われておる農政は、先般の緊急輸入米の残が百万トン、そしてミニマムアクセスによる輸入が四十万トン、そして今度は天候が好転しましたから、豊作によってかれこれ三...全文を見る
○山岡委員 そのミニマムアクセスはまだ入っていないのはもちろんそうでございますが、そういう段階であるのにもかかわらず、政府は既に都道府県段階にまでおろして、水張り休田を含めて、三百万トンに対応した生産調整の数値の取りまとめを行っている、こういうふうに現地からは聞いておりますが、そ...全文を見る
○山岡委員 まあそれは強制的とは言われないでしょう。しかし、強制的に減反を言われている、これは一般の農業従事者は既に現に受け取っているわけでございまして、非常に難しい問題であることはよく心得ております。  片や、世界状況等々を考えたときには食糧の自給体制を整えなきゃいけない、こ...全文を見る
○山岡委員 そのことはよく心得ているんですが、現に今度はKR食糧援助によってラオス等に二万トン援助をする、それは量が少ないからいいだろう、こういうことだろうとは思いますが、極めてこの条約もデリケートな条約で、これだという確定的な根拠ではないことは大臣おっしゃっているとおりでござい...全文を見る
○山岡委員 そこら辺が、当然我々も国家に責任を持つ者ですから財政のことを考えながらやっていかなきゃならないと思って、そういう解決策を先にお聞きをしているんですが、きょうは時間がないので、この後またウルグアイ・ラウンドで同僚がお聞きをすると思います。  国内の農業問題を考えたとき...全文を見る
○山岡委員 もう時間ですから聞きませんが、そのことはこの次に聞くと今言ったのであって、その答えを聞いているのじゃないのです。それをやるのには、こういうことをよく認識しておかないと、予算もかかるし、なかなかコンセンサスが得られませんよ、こういうことを申し上げているのです。  総理...全文を見る