山口和之

やまぐちかずゆき



当選回数回

山口和之の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之と申します。  三・一一から約三年過ぎました。改めまして、犠牲になられた方々に対して心から哀悼の意を表します。また、まだうちに帰れないなど、生活を元に戻すということができなく、今の生活を余儀なくされている方々に対して、心からお見舞い申し上げます...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。地域包括支援センターというのは本来プラットホームであって、町づくりの要であるわけでございます。ただ、以前より地域包括支援センターはあったわけなのですけれども、現実的には介護予防で精いっぱいのところがあって、町づくりであったりいろんな町の資源を使...全文を見る
○山口和之君 離職率を見ますと、離職される方々の四分の三は三年未満の方と。キャリアアップを図るといってもなかなか難しいところもありますし、介護はすばらしい仕事だというふうに入ってきても、なかなかそれが続かないというふうなこともあるのだと思います。また、介護の特有なものかもしれませ...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  都道府県を主体としてそういったイメージアップを図っていくのだろうと思いますけれども、教育の現場というのは極めて重要だと思うのですけれども、その介護の理解の促進に文科省と連携して更に強力に取り組むべきだと思うのですけれども、いかがでしょうか...全文を見る
○山口和之君 どうもありがとうございます。  イメージアップ、あるいはモチベーションをしっかりと持っていただく。ただ、学生だけではなく我々もその介護をもしかしたら若干誤解しているところがあるかもしれません。しっかりとした介護は、障害を小さくして、この超高齢化社会に対してかなりの...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  少子高齢化社会を本当に乗り切ろうと思えば、優秀な人材が集まってきて、リハビリテーションと介護がしっかり充実した体制を取ることが世界のモデルになるということだと思いますので、大臣の御認識には敬意を表します。  またちょっと話がそれるかもし...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  絶対に勘違いしてはいけないなと思うのは、介護の労働状況が過酷だから、日本人はしないからほかの国の人にやっていただこうという考えは決して持たないでいただきたいと思います。日本の誇るすばらしい介護を世界の方と共有するのだというぐらいの考え方に...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございました。
03月17日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  ただいまの医師の勤務実態は非常に過酷なところで行われておりますので、しっかりとどういうことが理想的なものなのかということは把握した上で医師数の検討をされてはいかがと思います。自分は医療機関におりましたので、とてもとてもいい勤務...全文を見る
○山口和之君 これは、看護基準とは違って比率で出しております。比率で出しておるということは、介護福祉士が一定以上の人数そこに勤務されておって、それ以外の者がそれ以下であるということにならなければならないのですけれども、例えば、介護職というのは募集をするのに非常に、例えばハローワー...全文を見る
○山口和之君 今日は深くは話しませんけれども、介護福祉士がたくさんいたり介護職がたくさんいるところはやはり自立支援がしっかりしていたり、あるいは老健において在宅復帰がしっかりしている施設がたくさんあります。介護の現場が少ない人数がいるということはどうなるかというと、勉強の時間も取...全文を見る
○山口和之君 十三日には給与所得を上げる、上げていかなければならないという話がありましたけれども、やはりやりがい、生きがい、専門性をしっかり高めていくということも極めて重要だと思いますので、是非ともこれを続けていただきたいと思います。  次に、特別養護老人ホームの生活支援、在宅...全文を見る
○山口和之君 ちょっと時間がなくなってきたので少し飛ばさせていただきますけれども、資料四なのですが、在宅・入所相互利用加算を取っている施設の状況です。ここの特徴は、介護予防、要支援者の自立支援、認知症ケア、地域での家族の方々への認知症ケアの仕方、あるいは在宅・入所相互利用、おむつ...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  私、福島県で生活している者ですけれども、通告していなくて大変申し訳ございませんが、総理に一言お伺いしたいことがあって、それは、東日本大震災の追悼式でなんですが、衆議院議長の伊吹先生が原発ゼロへ私たちはかじを切ったという話をされ...全文を見る
○山口和之君 内容的には、新聞に載っている記事などを見ますと、そちらの方にかじを切ったという話がありましたので。  山口個人としても、昔、原発事故の前、福島県では、自分自身はどう思っていたかというと、原発というのはもう油田と同じだと、これもういっぱい造って、油田と同じようにしっ...全文を見る
○山口和之君 超高齢化社会は、もうこれは世界に類を見ない大変なことなんですけれども、この二〇二五年に目標に向かうとされていますけれども、これからの十年を語るとすれば、今までの十年はどうだったのかということは大事だと思います。  幸いにして、約十年前ぐらい、二〇〇三年ですけれども...全文を見る
○山口和之君 この高齢者介護研究会の中でうたわれてきたことは、介護予防とそれからリハビリテーションの充実と、いわゆる自立支援をしっかりやっていくべきであろうということが提言されていました。パネルをお願いしたいと思います。(資料提示)  資料二ですが、介護保険法の抜粋です。第二条...全文を見る
○山口和之君 二〇一五年のときもそのような話で広げていくということになったんですけれども、なかなか難しかったということをやはり踏まえなきゃいけないと思いますし、その当時よりも地縁、血縁は非常になくなってきているわけで、これを市町村事業の中でやっていこうとすると非常に大変な状況だと...全文を見る
○山口和之君 是非とも被災地をモデルにしていただきたいなと思います。(発言する者あり)はい、分かりました。総理にお聞きする予定でしたが、ちょっと時間がなくて、申し訳ございません。  どうもありがとうございました。
03月25日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之と申します。子育てをしてこなかった一人として非常に反省しております。  先ほど大臣と津田委員との議論の中で、職能、職業能力評価制度、検討していきますという話がありました。介護も含まれると思いますけれども、様々な達人がつくられてくることは日本の底...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。価値観を変える、日本のこれから大きく変わっていくところの価値観を評価していくという意味で、このイクメン企業アワードというのは非常に画期的というか面白いというふうに自分は思います。  福島県のリハビリテーションと老健の合築された病院なんですけれ...全文を見る
○山口和之君 いろいろ原因が出てくるのですけれども、資料の一をもう一度見ていただきますと、資料の一の左側に原因が載っているわけですが、今回の法改正は、取りにくい理由のうち、収入が減って苦しくなることに大分改善されますけれども、それ以外の原因への対応策はどういうふうに考えられておる...全文を見る
○山口和之君 第十五回イクメンの星ということに選ばれた今田さんという方が体験談として載せているんですけれども、職場では、何よりも仕事を優先しなければいけない空気、残業をしなければいけない空気、休みを取ってはいけない空気があり、皆がその空気を読んで仕事をしていた。まあ忙しいというの...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  やはり、先ほど一番最初にもお話しさせていただきましたけれども、価値観を変えていく、マイナスからプラスへ変えていく。例えば、子供を育てることによって子供に対する考え方が変わってくる、あるいは育てることによって自分の人生観も変わっていく、いろ...全文を見る
○山口和之君 子供は国の宝という考え方に基づいて、子供を産むことによって昇給しないということはないように是非していただきたく、公務員の場合、聞くところによると、それはもう是正されて、昇給しないあるいは昇格しないということはないというふうにお聞きしておりますので、何とかいろんな手法...全文を見る
○山口和之君 田村大臣には、是非、シングルマザーについてどういった配慮がもっと必要かということを検討していただきたい。ちょっと話はそれますけれども、シングルマザーでも未婚の母の場合は寡婦控除の中でちょっと差別、区別があるので、それも含めてちょっと検討していただければと思います。 ...全文を見る
○山口和之君 時間がないので質問はしませんけれども、生活支援給付金、四十五歳以下ということについて、これから介護は百万人必要だと言われています。そういうことから鑑みていくと、四十五歳以下で切るのはどうかなというのもあります。  それからもう一つ、ちょっと話がそれますけれども、不...全文を見る
03月27日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  遠藤さんと新谷さんにお聞きしたいんですけれども、遡って考えて、育児休暇を取りますか。
○山口和之君 イクメン企業アワード大賞を取ったところが身近に、近くにあるんですけれども、自分は福島県ですので、福島県の須賀川市に、リハビリテーション病院なんですが、そこにあるんですけれども、そこの、元々は猛烈な、猛烈社員の企業だったんですけれども、イクメンを取ろうという、あるいは...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  新谷さんにお聞きしたいんですけれども、先ほど来、非正規雇用が大事だと。もちろん少子化対策としても、原因が非正規雇用、格差、あるいは女性の労働機会が少ないということ、いろんな面が出てくるんですけれども、先ほど来、非正規雇用で育児ができない、...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  少子化の中で働く人が少なくなってきて取り合いがいろいろ出てきたりもするかもしれませんけれども、でもベクトルを合力として合わせて、日本が全体、経営者と労働者が一緒になって力を合わせれば大きな力に変わってくるわけですので、人というのはとても大...全文を見る
○山口和之君 どうもありがとうございました。
04月01日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  先ほど小西さんの方からリハ職が地域に少ないという話もありましたけれども、確かにカリキュラムが医療中心で来ていますので病院の中でということが多いですね。それで、卒業してから地域の中で学んでいきましょうとか、そういうようなイメージ...全文を見る
○山口和之君 三月二十七日にも調査されているということで、その報告を待つことになるんですけれども、三年たって今初めて調査するのか、あるいはそういった原因を以前にも調査しているのか、ちょっと質問通告はしていなかったんですけれども、今回の調査が初めてなのか、あるいは以前にもこういった...全文を見る
○山口和之君 今までには行われていたんでしょうか。例えば昨年、一昨年と。
○山口和之君 自殺の原因あるいはその傾向、そういうのを見た上で、今やっている事業が正しいのかどうか、あるいはその事業がどういうふうに形を変えていくべきなのかというフィードバックというのがやはり大事なところじゃないでしょうか。今まで自殺対策にどのようなことを取り組まれてきたのか、内...全文を見る
○山口和之君 とはいえ、結果として福島県では増えているのは、これは致し方がないことなのか、それは防御できなかったのか。結果として自殺者が増えているんですけれども、何が課題だったんでしょうか。
○山口和之君 内閣から先に、じゃ。
○山口和之君 ちなみに、自殺された方々が福島県では五十二名なんですけれども、この方々は、その心のケアあるいはそれ以外の今言っていただいたような支援を受けたんでしょうか、受けていないんでしょうか。
○山口和之君 つまり、いろんなことをやったんだけれども、そこには引っかかってこなかった方々ということですね。自分も福島県において介護予防というのをよくやっておったんですけれども、各市町村で講演あるいはそういう指導をやると、大体集まってこられる方は同じ顔なじみの方がほとんどで、本当...全文を見る
○山口和之君 昔から日本の中では、特別養護老人ホームは施設というイメージが非常に強いんです。住まいは自分が、利用される方が主役ですけれども、施設に入ると主役ではなくなってきて、運営側がどちらかというと主役っぽいような形になってきます。この住まいという考え方を是非その特養あるいは施...全文を見る
○山口和之君 多分、いい施設の視察が多い可能性もあるので、正直言って、お一人の機能訓練の担当者だけで、百人に対して一人いて、それ以外の方がいらっしゃらないような特養もたくさんあるわけですね。だから、現実的に言えば、特養に入ったらば重介護はしていただけるかもしれませんけれども、それ...全文を見る
○山口和之君 大変申し訳ないんですけれども、自分は福島県で機能訓練担当者の指導者をしておりましたが、大きな差がやっぱりどうしてもあります。しっかりとその辺を見据えた上で、これは医療と介護の大改革、これから日本で行われるわけですから、そこを視野に入れて、住まいとして考えて必要なサー...全文を見る
○山口和之君 今回の医療の大改革、そして地域包括ケアシステムを地域の中でやっていく、それを被災地をモデルにして日本の新しい未来をつくっていく、安心して地域の中で生活して、先ほどの小西委員のところでもありましたけれども、尊厳を持ってその中で生きていける、これはもう大きな大改革の絶好...全文を見る
○山口和之君 どうもありがとうございます。  特養でもし重度の方を見るようにシフトしていくのであれば、低所得者対策をしっかり、低所得者の要介護の軽い方の問題、ここがクリアされないと、そちらをハードルを高くしたとしてもそちらの方が浮いてしまいますので、どうしても在宅に住めない方っ...全文を見る
04月08日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  元の職場が病院でしたので、病院では全く敷地内禁煙になっております。その前までは正直言って吸っておりました。ヘビースモーカーでした。ヘビースモーカーでしたが、どこへ行っても吸えなくなって、これやめようかという話になりました。(発...全文を見る
○山口和之君 お渡ししました資料一を見ていただきたいんですけれども、この喫煙によって十二万八千人の方が亡くなられるんですけれども、予防できる最大の因子は禁煙ですよ。禁煙を、予防することによって高血圧も予防できるわ、高血糖も予防できるわ、糖尿病も予防できるわ、まあ完全ではないですけ...全文を見る
○山口和之君 そう考えますと、やはりグローバル化がどんどん進んで、日本は世界の見本にならなきゃいけないというような形になってきますと、ここは禁煙、分煙もしっかりして、ちゃんとした社会をつくっていく、健康社会をつくっていく、もうこれ田村大臣の肝煎りでやっていただきたいような気はしま...全文を見る
○山口和之君 産業医は健康管理を行う認識でよろしいでしょうか。もう一度お願いします。
○山口和之君 それでは、平成二十三年に成立した歯科口腔保健の推進に関する法律第一条では口腔の健康はどのように位置付けられているのか、お答え願います。
○山口和之君 そうしますと、歯科の中で、健康を維持していくために口腔衛生が大事だという話だと思いますが、労働者の口腔と全身の健康の関係について厚労省の見解を伺います。
○山口和之君 済みません、全身に影響する、健康に資するということで、じゃ、どこで実際に労働者の方々が口腔の指導を受けたりいろんなことを受けたりするんでしょうか。  もし、大切なんであれば、そういう指導が大事なんであれば、どちらで受けるんでしょうか。歯医者さんに行ってやるんでしょ...全文を見る
○山口和之君 大事ですよね。大事だというのは分かりました。  一般の健診、健康診断も大事だけれども、その指導も大事。それで、今度、歯科口腔の指導も大事、健診も大事となったときに、どこで受けるんですか、労働者の方々はという質問です。
○山口和之君 済みません、THP、昔盛り上がったときありましたけれども、今ほとんど動いていないですよね。これでやっていると言われたら、やっていないに等しい状態ですよ。やっていないですよね。  そう考えると、影響を及ぼすと認識されているのであれば、やはり歯科によるしっかりとしたチ...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございました。産業医ならではの答弁、ありがとうございました。  最後に大臣にお願いしたいんですが、労働者は使い捨てではないというふうに考えればしっかりと健康を守っていく、そして、命は費用対効果ではないというふうに考えれば義務化は当たり前という社会になって...全文を見る
04月10日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  今日は、職場における腰痛対策についてお伺いしたいと思います。    〔委員長退席、理事古川俊治君着席〕  資料一を見ていただきたいんですけれども、ちょっと古い資料なんですね。いい資料が見付からずに二〇〇四年の資料を出しまし...全文を見る
○山口和之君 質問が毎回毎回なものですから自転車操業に近いところがあって、資料提出をすぐにお願いしますとかそういう状況があったので、ちょっと弁護させていただきますとヒューマンエラーがあったということだと思います。でも、気付いていただいただけでもよかったなと思って、オープンになる前...全文を見る
○山口和之君 調べてあるのは四日以上休んだ方であって、実際それ以外で腰痛を抱えている方、あるいは病院や診療所にかからなくても腰痛になっている方、あるいはそれ以外の代替医療にかかっている方々、たくさん、もっとすごい数いる可能性あります。    〔理事古川俊治君退席、委員長着席〕 ...全文を見る
○山口和之君 どの数字が正しいかちょっと分からないんですけれども、欧米で数字を出してきているのがインターネットの中でありますけれども、相当な数字だというふうに出てくるんですね。これから労働人口がどんどん減っていくというふうに考えていくと、あなた、腰が痛いから辞めてくださいなんとい...全文を見る
○山口和之君 いずれにしても、この社会福祉施設、介護が主な人材だとは思いますけれども、その方々の腰痛というのが非常に多く出ていると思います。ましてや、増えているということになっていますけれども、社会福祉施設に対して腰痛対策をどのようにしているのか、お伺いしたいと思います。
○山口和之君 ありがとうございます。  田村大臣の方から、多分これ全国でやりなさいということで一斉に、一斉というか、全国で始まった指導であると思っています。非常に自分としては評価しておるんですけれども、ただ、ちょっと時間が短かったり、研修の内容、でも、ないよりはもう全然ましな話...全文を見る
○山口和之君 日本は超高齢化社会、世界で最速で高齢化社会を迎えています。介護は大事な一つの支援策ですけれども、これは世界の見本にならなきゃいけない、本来であればそうならなきゃいけないことです。  そう考えていくと、従来の対応の仕方ではとても減っているとは思えない。ここは少し、思...全文を見る
05月08日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  本法案に入る前に若干質問させていただきたいんですが、四月一日に質問させていただきましたけれども、福島県における災害関連自殺者数増加に関して、三月末に福島県に調査に入ったと、内閣府ですけれども、その調査後、判明したことを少し教え...全文を見る
○山口和之君 連携強化を図っていらっしゃるということなんですけれども、具体的にどういう連携強化が行われているのか。あるいはまた、その改善策をどういうふうに取りまとめて、どういうふうに発信していくのか。もしよかったら教えていただきたいと思います。
○山口和之君 福島県任せというところが一つあることと、人材育成についてはこれから検討していきたいということなんですけれども、三月末に調査が入って既にもう五月に入っているわけでございまして、そう考えていきますと、もう早急な対応策及び手当てというのが必要になってくるような気がします。...全文を見る
○山口和之君 以前お聞きしたときは、自殺された方々は、心のケアのところには関与していないというか、支援を受けてはいなかったという方々であるという話をお聞きしています。要するに、その実態があっても見逃す方が多いということ、逆に言えば、見逃さなければ自殺につながることは少なくなるのか...全文を見る
○山口和之君 予算も分散していろんな事業があちこちで立ち上がるのはいいんですけれども、結果的にどうなっているかというと、自殺者の数が増えているということと、関連で亡くなられる方の数が非常に増えているというふうに考えていくと、実際に横串の機能の効果はあるのかどうか。本来、復興庁は、...全文を見る
○山口和之君 省庁によっていろいろ視点が違っていろんな事業が出てくるのはいいんですけれども、現場においてはやっぱり一つであってほしいし、私は子供しかやりませんのでそっちは見ませんなんてことはないわけですから、その連携がまず必要なことと、人材不足というのはこれはもう前から言われて、...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  ただ、この事業、お渡しした事業全部見ますと、やはり集約されているのはそこだろうと思いますし、縦割りでいくと高齢者と何とかと分かれるかもしれませんけれども、地域にしてみればそんなの関係ない話であって、どうやって安心して暮らすかなんですよ。だ...全文を見る
○山口和之君 午前中での答弁でもありましたけれども、目玉となるテーマというのは何で、そのために統合しますというようなものはどちらかといえば余り見受けられずに、統合したらこうなるだろうと、こういうふうなことが予想できるだろうという話だった気がします。  また、効率化の話が先ほど来...全文を見る
○山口和之君 スリム化については、これから肥大化にならないように検討するというふうに思ってよろしいでしょうか。
○山口和之君 また、運営費交付金というものがあって、医薬が七十五億、先ほども出ましたけど、健康・栄養が六・四億、これの効率化についても先ほど質問出ましたけれども、そのときの答えとしては、今後検討していきたいということだったんですけれども、それも間違いないでしょうか。
○山口和之君 統合前にある程度の見込みというものはあってもいいのかなというふうには思いますけれども、そういうふうに考えると、日本再興戦略において、独立行政法人日本医療開発機構の設立に当たっては、スクラップ・アンド・ビルドの原則に基づき行うこととし、公的部門の肥大化は行わないとされ...全文を見る
○山口和之君 そうすると、研究の目的が明確に出ているわけでもなく、あるいはそのスリム化をどの程度するということでもなく、まあどちらかというと、数合わせという言葉が午前中来出ていますけれども、どうしてもそういうふうに解釈されてしまうんですけれども。  その閣議決定に基づく統合とい...全文を見る
○山口和之君 閣議決定でなされているわけですから、そのスリム化、合理化あるいは相乗効果というものをしっかりと発揮していただきたいなと思います。  午前中から出ている話では、単なる数合わせという言葉のほかにも、ちゃんと研究ができるような環境をつくっていかないといけないだろうという...全文を見る
05月13日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  今日は、介護福祉士の資格取得の方法の見直しの施行を一年延長する話と、午前中にも出ましたけれども、技能実習制度について質問させていただきたいと思います。  また介護かいという話だと思うんですけれども、自分はリハビリをずっとやっ...全文を見る
○山口和之君 今そういう試験をすることによって介護になろうとする人が少なくなるんじゃないかという懸念もされるという声が出ているという話なんですが、実際そうなのかということを、多分ここにいらっしゃる皆さんはもしかしたら違うんじゃないかと思っているんじゃないかと思います。  例えば...全文を見る
○山口和之君 介護人材、非常に大事なんですけれども、生産人口がどんどん減って、質のいい方がしっかりと自立して、を支援して、長期間、介護状態悪化しないように、あるいはならないように支援をするための人材というのは非常に大事なところですし、そこにやりがいも出てくるし、生きがいも出てくる...全文を見る
○山口和之君 もし労働力として入れてそういうふうに考えていくと、日本の介護というのは全く違う方向に行ってしまう可能性があると。それによって不幸になる方もたくさんいらっしゃる。本来の技能実習で、自分の国で日本の介護をしっかり提供するために学びに来るということであれば話は別ですけれど...全文を見る
○山口和之君 是非厚生労働省の方からはくぎを打っていただきたいと思うんですけれども、介護のビジョン、いわゆるあるべき姿、教育のあるべき姿、スタンスをしっかりと構えた上で、それで国際貢献なりそういうことに広げていくということをしないと間違った方向に行ってしまう可能性があります。従来...全文を見る
○山口和之君 どうもありがとうございます。  間違っても、資格取得方法の見直しの施行を一年間延長したことは介護を確保するためにハードルを低くするんだということは絶対ないようにしていただきたいことと、もう一つは、海外からの受入れについては慎重にしっかりと考えていただきたいなと思っ...全文を見る
05月14日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  衆議院でもいろいろ質疑を行われて、附帯決議も出てきて、今日は参議院の中で、十五分という時間と、各質疑者から質問が来ます。そうすると、何十年間の思いのたけをこの時間でやるといったら大変なことだし、しかも質問で自分の言いたいことは...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。もう何百倍も言いたいことがあるんでしょうけれども、一言で大事なところを言っていただいて。  ようやく日本が成熟した社会に向けて何か走り出してきた、障害者のこともそうですけれども、大切なものは何かということがだんだん少しずつ伝わってきているよう...全文を見る
○山口和之君 どなたでも。
○山口和之君 決議と附帯決議とどっちでもいいですけれども、もう少しここを強く……
○山口和之君 済みません。
○山口和之君 福田参考人の、福島県ももうとてもじゃないけど対応できないと、もう本当に抜本的なもの、抜本的な支援をお願いしたいと先ほど福田参考人の方もおっしゃいましたけれども、それ、具体的に抜本的というと、簡単に言うとどんなことでしょうか。先ほど抜本的な改革はしてほしいということで...全文を見る
○山口和之君 はい、福田参考人。
○山口和之君 ありがとうございます。  福永参考人にお聞きしたいんですけれども、研究が思い切って進む、加速的に進むために必要なことってあるんでしょうか。疾患も希少ですし、ドクターも希少、少ない世界で、ここで研究をいろいろ広げていかなきゃいけないわけなんですけれども、もっと加速的...全文を見る
○山口和之君 社会全体で支えるということですし、障害者の方に難病が入るんですけれども、難病は難病独自のその障害があるわけですから、それに準ずるというよりは新たなものをつくっていくというような感覚でいたいなと思っております。  ありがとうございました。
05月15日第186回国会 参議院 内閣委員会 第14号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。ふだんはこちらの方におるわけではなくて、厚生労働委員会の方におりますが、今日は出向してこちらの方に参りました。  先ほど来、すばらしいプレゼンテーションを三人の先生方、参考人の方々にお聞きしました。まずは、医療分野での先端的研究開...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  濱口先生の資料の三ページなんですけれども、アメリカと比較してはという話もありましたけれども、例えば日本の場合はファンディング機能のみのようなイメージがあるんですけれども、米国のNIHはファンド機能のほかに病院機能、研究機能が一つの組織内に...全文を見る
○山口和之君 今、ばらばら、縦割りという話も少し出ましたけれども、類似の研究を行う文科省の科学技術振興機構あるいは経済産業省の新エネルギー・産業技術総合開発機構の健康・医療関連部門及び医薬基盤、健康・栄養研究所、今度統廃合になるところがあるんですけれども、こういうものを統廃合すべ...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  先生方のパワーポイント資料を見ますと、各々課題が載っておるんですけれども、解決には相当時間を要するのか、もうちょっとこういうふうにしていただければ解決の道は近くなるというものがございましたらお願いします。三名の先生方。
○山口和之君 済みません、時間がちょっと過ぎちゃうんですけれども、永井参考人に。  被災地東北は、今医療産業あるいは医療のメッカにしていきたいと、とりわけ福島県ではそういうアピールがなされているんですけれども、全く無関係なのか、それとも復興の未来は日本の未来だということでどれだ...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございました。  福島県は世界でも有名な県ですけれども、世界一安全で世界一医療がすばらしい県、そういうふうになるように仕掛けていきたいなと思います。どうぞよろしくお願いします。  ありがとうございました。
05月20日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  少しずつ成熟した社会に近づいてきているような雰囲気があります。ただ、消費税がなければこういうことができないというような社会ではなくて、ほかの事業がお金がないというんだったら分かるんですけれども、こちらの方の事業には、消費税を上...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  ただ、イメージとすると、今までの船よりも大きな船を造ったぞと、ですので、もっと乗れる人がいます、ただ、ちょっと切符を買ってくださいと。切符を買って乗れる人がいます。ただ、切符を買えない人、乗れない人がやっぱり出てくることは間違いないんです...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  そのほかに、船に乗る切符代じゃないですけれども、自己負担分というのがあるんだと思うんですけれども。  今回、軽症者であって、かつ医療費の少ない患者さんを三年後に支援対象から外す方針と聞いております。大体外される方は何人ぐらいになると試算...全文を見る
○山口和之君 大ざっぱでいいから教えてください。
○山口和之君 外れることによって、今までの生活が苦しくなるとか大変な状況になるということは絶対にないようにしていただきたいと思うんですね。ましてや、先ほど東委員からの質問にも、それから小西委員からの質問にもあったと思うんですけれども、軽い段階からしっかりとした治療をしていかないと...全文を見る
○山口和之君 他の患者さんと比較して公平ですよというふうな話をしますと、従来のあるものが正しいという話になるわけで、今回、難病の患者さんたちが先行的にいい対応、すばらしい対応にしていって、後からほかの患者さんたちが付いてきていただくということだって考えられるわけで、何もそっちに合...全文を見る
○山口和之君 大変な方が出ないように、先行事例でもいいですし、すばらしい案でもいいですから、これからどんどん開発していただきたいなと思います。  難病指定医や専門医の数は十分とは言えないと思います。  例えば、私、福島なんですけれども、神経筋疾患の専門医はそんなに多いとは言え...全文を見る
○山口和之君 医師の偏在の話も今出ましたけれども、今の交通費の問題は、障害児の方々、家族の方々にとってもまた同じようなことが起きているわけですので、これは成熟した社会の中ではどういうふうに支えていくのかということを是非検討していただきたいと思います。  医師の偏在の話ですけれど...全文を見る
○山口和之君 形をつくるだけだと、多分できないことはないですが、結局、患者さんたちはほかの県に行ったり隣県に行ったり、大きな病院に行ったり離れたところに行ったりという形になってしまう可能性もないわけではないと思います。ここをしっかりとやらないとやはり支える体制ができるとは言い難い...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  また高齢者の話をするかもしれませんけれども、地域ケア会議は、自分としてはすごい画期的と思っています。なぜなら、お一人お一人のニーズをそこの地域の政策につないでいくということで、既存のものに当てはめるという考え方から、その地域に必要なものは...全文を見る
○山口和之君 大きなハンディを背負っているわけですから、そのハンディをできるだけ小さくするような体制にしていただきたいと思います。  ちなみに、この難病相談事業に関節リウマチの方々はどういうふうな形になるんでしょうか。
○山口和之君 使えないということになるんですか。
○山口和之君 面倒ですよね。どこで線を引いて、どこからは、あなたはこちらで、あなたはこちらですと、縦割りと。非常に面倒なんですね。だから、その地域に必要な資源あるいはサービス、ニーズ、あるいはどういう体制をやっていくか、あるいは就労していくか、それから就学していくか、いろんなこと...全文を見る
○山口和之君 出てくる課題は恐らく同じような課題がたくさん出てきて、解決するところはまた同じようなところが解決するんだと思いますので、是非断らずに、それは余りにも冷たいじゃないですか、大臣。どこかで聞いたフレーズですけれども、失礼しました。是非そういうハードルがない社会にしていた...全文を見る
○山口和之君 介護施設を経営している方々も含めて、本当に真面目に上げてくれという話が被災直後、その後も出て、大変切実な話でした。応急的な処置としていろいろ行われるんでしょうけれども、今、福島で起きていることは日本の縮図、未来の姿みたいな状況です。この状況をしっかりと改善する手だて...全文を見る
○山口和之君 もう国策として、今の数を聞いただけでもすごい数です。ましてや、慢性になる以前にうまく止めれば数も少なくなりますし、慢性になったときにはもう学際的な対応をしないと話になりません。現状で、その十一大学の話ですけれども、現実的には手弁当でやっているようなぐらいのレベルにな...全文を見る
○山口和之君 以前に、就労のところで慢性腰痛の話もさせていただきましたけれども、そういうところから、ほとんど寝ていなければ、もう動きたくもなくひどい痛みに悩まされる方々もいらっしゃる。痛みは死そのものよりも恐ろしい暴君であるとシュバイツァー博士も言っているそうです。そういうことか...全文を見る
○山口和之君 かなり悲惨な病気のようです。本人たちは、客観的な診断基準やあるいは希少、余り関係ない話。救える手だてを是非検討していただきたいし、大臣には会っていただきたいなと、多分会っているかもしれませんけれども、思います。是非大臣でいらっしゃる間に会っていただきたいなと思います...全文を見る
○山口和之君 一般的には、n数が少ないとなかなか確率、確実性というのは見ていくのも大変だと思いますが、大臣にお伺いしたいんですけれども、世界規模で連携すれば希少疾患ではなくなります。そうすると、もっと早い段階でいろんな連携が取れて創薬も進んでいくような気がしますけれども、その辺に...全文を見る
○山口和之君 最後に、本来であれば消費税に関係なく、ほかが少なくなってもこっちだけはしっかり確保を大臣にしていただきたいなと思っておりますが、消費税が一〇%になったらもっと確保してもっと充実した体制になるんでしょうか。
○山口和之君 大臣には、各省庁に負けずにたくさんのお金を持ってきていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月29日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  元々、病院に勤務しておりました。病院に勤務しておるときは、たばこを吸っている人は犯罪者扱いされるぐらいの大変な状況下でありましたが、確かに通るときにもくもくといい香りがしてまいりますので、うなずいている方もたくさんいらっしゃい...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  七十五歳からもらってもいいぞという人は、恐らく本当は一握りいればいいなと。大概の方が、働ける環境をつくっていただいて働きたい人が働けるようになったとしても、大体は年金と一緒にハイブリッドの生活になるんだと思いますけれども、豊かな老後を迎え...全文を見る
○山口和之君 今回の改正案は、納付率の向上等ということで、納付猶予制度対象者の拡大、保険金全額免除制度等の見直し、いわゆる分母を小さく見せるような雰囲気なんですけれども、今大臣がおっしゃったように、本来の姿である分子をしっかりと大きくしていく、つまり年金に対する信頼の回復等々は極...全文を見る
○山口和之君 先ほど来、薬師寺委員の方からも出ておりましたけれども、国民年金だけの話ではなくて、厚生年金保険法では全ての法人事業所、原則として従業員常時五人以上の事業所が適用事業所とされています。  先ほど数字は出ませんでしたけれども、実際には、二〇〇六年の総務省行政評価による...全文を見る
○山口和之君 そういうことをやってきましたということは分かるんですけれども、具体的に、そうすると、この二〇〇六年の全体の三割ぐらいだろうというところが今どれぐらいに縮まっているんでしょうかね。
○山口和之君 二十三万事業所のうち八千事業所、その残りはどうして入らないんでしょうかね。
○山口和之君 最後に、薬師寺委員からも出ていましたけど、シチズンシップ教育、先ほど文科省が隣にいらっしゃいましたけれども、厚労省から文科省にもっとちゃんとこういうふうにやってくれと、もう少ししっかり教育してくれと言うことはないんでしょうか。  例えば、先ほど来あったのは、学生に...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございました。
06月03日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  少子高齢化、そして地縁、血縁が希薄になって、独身も増えて、家族は当たり前じゃなくなってきております。パラダイムの大転換期と言われておりますけれども、今までのやり方では到底対応できない社会になってきているんだろうと思います。そう...全文を見る
○山口和之君 元々、介護保険が出てきたときにはまだこのような大変な状況にはなっていない時代ですが、そのときから、また地域包括支援センターというものがつくられ、できてきた背景の中には、町づくり、地域づくりをちゃんとやっていこうと、従来の介護保険サービスだけではとても対応できないから...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  元々、日本にはそういう結いであったり、結いの党ではございませんが、そういう地域の結び付きというものがあったはずなんですけれども、どうも違った方向に来て、孤立化して、各家庭がつながりがなくなってくる、そういう社会が大体今多いのではないかなと...全文を見る
○山口和之君 御当地ケアシステムをしっかりとつくっていくと。新たなコミュニティーをつくる、チャレンジしていくということは、自分としては非常に本当は評価しているところでございます。  ただ、そう簡単ではないと。全国に格差が生じて、逆に悪化される方がたくさん出てきたのでは、これは話...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  これからの要支援者に対する介護予防に、ボランティアの方やあるいはNPO、あるいは民間事業者等の専門職以外が関与するということになっているんですけれども、主に何をサポートするのか、教えていただきたいと思います。
○山口和之君 介護予防で大事になってくるのは閉じこもり予防になるので、そう考えていくと、その地域にそういった出ていくところができていくこと、これはすごく大事なことだとは思います。  ただ、今ごみ出しの話がありましたけれども、介護予防給付要支援者に対するサービスで問題になっていた...全文を見る
○山口和之君 この厚生労働委員会でも和光市とそれから柏市を視察させていただきましたけれども、その視察の中身は、やはりプロが関与してしっかりとした支援をしておったと思います。そう考えていくと、そこのうまく連携を取らないと非常に難しいというか、危険なことが広がっていくと思いますし、今...全文を見る
○山口和之君 従来からインフォーマルサービスというものがあって、介護保険サービスとそれ以外にサロンとかいろんなもの、これ全然進まなかったですけれども、インフォーマルサービスをマネジメントの中で、しっかりと専門的なサービスとそれからインフォーマルなサービスを組み合わせて、その方の自...全文を見る
○山口和之君 おっしゃるとおりに、ディマンズでは駄目で、本来のニーズにサービスを提供していく、これが一番いいんですが、そうなんですが、本人がインフォームド・コンセントあるいはインフォームド・コオペレーションとか言われて納得してサービスを受けるといった場合に、いや、私はもう従来のサ...全文を見る
○山口和之君 納得しない介護予防は介護予防にならないでしょう。おっしゃるとおりだと思います。  ただ、皆さんやっぱり心配しているのは、現在のサービスがなくなってしまうのではないかという心配事ですね。受けたくても受けられなくなるんだという心配事なんですよ。だから、本来のニーズに沿...全文を見る
○山口和之君 福島県の石川町では、町の重点事業として、予算ゼロだったんですけれども、重点事業としてサロン化ということで三十ぐらいのサロンを設けて、そこには障害のある方やあるいは高齢者の方、近所のお茶飲みの方々もいらっしゃって、そこに、たまにですけれども、プロが関与をしていくと。そ...全文を見る
○山口和之君 町づくりや、先ほど、インフォーマルサービス等が成功しなかった一つの理由としては、目標に向かってニーズをしっかりと把握して、地域の中で何をつくっていくかと。自立支援としてのサービスの提供というのが欠如していたことも、全部が全部ではないです、すばらしいところはちゃんとあ...全文を見る
○山口和之君 介護保険が始まった辺りのときに、ケアマネジャーの点数が低いのではないかと、報酬が少ないんではないかという質問をしたときに、自分は普通の一般人でしたけれども、質問したときに、その事業所に一緒に付いていると、だから事業所全体でもうけてくれみたいな話が回答であったんです。...全文を見る
○山口和之君 自分は医療機関にずっと働いておりましたので、これはそう簡単にいかないぞと、機能分化してベッドを減らしていくという話もちょっと、ベッドを削減していく話もそう簡単にいかないぞと思います。  稼働していない病床の削減の要請なんというのもありますけれども、稼働していない休...全文を見る
○山口和之君 大量に医師を養成するというのはこれは難しい話ですし、インセンティブをどう働かせるか、これもなかなか難しいところ。全国一斉にインセンティブを働かせているわけですから、みんな競争ですよ。なかなかこれは無理な話です。規制、強制するかという話になってきますよね。  地域医...全文を見る
○山口和之君 在宅リハビリテーション、地域で生活する上で非常に重要なところでございます。東京都内において、都内八区、荒川区、世田谷区、台東区、中野区など八区の中で登録されている百二十九の訪問看護ステーションがあるんだそうですが、そのうち百十三件がリハビリ専門職による訪問サービスの...全文を見る
○山口和之君 時間となりました。どうもありがとうございました。     ─────────────
06月10日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  先ほど櫻井さんがいらっしゃったんですけれども、今はいなくなってしまってあれなんですけれども、パワーリハのところで予防の効果がなかったと、どこのデータを切っておっしゃっているのかよく分からないんですが。  私は、パワーリハをず...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  お医者さんだけ頑張ってくださいと、あるいはお医者さんだけ質を向上してください、これはもうそういう時代ではなくて、本当に総合力で底上げしていく、医療全体を底上げしていくと、これは極めて大事なことだと思っています。  そのチーム医療の質の向...全文を見る
○山口和之君 先ほど櫻井委員からのお話もありましたけれども、給与の問題も、やっぱり医療職、大臣も先ほど、介護だけではなくというお話がありましたけど、実際そういう話なんですね。どこに価値を持つか、大切なところをどこに持つかというふうに考えていくと、総合的に考えていかないと、いい人材...全文を見る
○山口和之君 命があっての物種、やっぱりベースがしっかりして安心して健康でいられるという状態をつくった上で、その上の経済であったりいろんなことが広がりが見せるわけですから、短期間に集中して治療ができて、いい効果が出されて結果がいいという、これが当たり前の社会になるようにしなければ...全文を見る
○山口和之君 ニーズを把握する目利き、いわゆるちゃんとしっかりと判断できる人が関わらなければ、分からない間に通り過ぎてしまいます。例えば、プロの介護といっても、本来であれば家事あるいは掃除、それを代行しちゃったのでは自立の支援もできないし何もできないという、プロでさえ危ないのに、...全文を見る
○山口和之君 以前に、要支援も幅があって、要介護に行ったり要支援に来たり、あるいは要介護状態から要支援になられた方、生活を今までずっと見ていただいて地域ケアを行ってきた方々も、そうしたら自分のケアマネジャーさんを使えなくなるということですか。  例えば、要介護状態になっていた方...全文を見る
○山口和之君 何というんでしょうかね、顧問弁護士じゃないですけれども、代弁者で、自分の人生をマネジメントしてもらうときに、これをお願いできないということ自体がそれはちょっとおかしな話だし、今までの経緯を知っていらっしゃる方々が関与していけば一番いいわけです。今まで、地域包括支援セ...全文を見る
○山口和之君 自分も、通達で優先順位を重度の方からという話があって、それはそうだよね、当たり前だよねとずっと思っていたんですけれども、ちょっと違うぞと最近、最近違うぞと思うようになりました。  資料の五の一を見て、介護保険法を見ていただくんですが、「国及び地方公共団体は、被保険...全文を見る
○山口和之君 いろいろそういうふうに考えていくと、特養だけがやっぱり違和感があるんです。なぜ違和感があるかというと、まとめてどんと重度の人だけがそこにいる社会というのは、重度の人だけが百人いる社会というのは不思議な社会なんですよ、やっぱり。だから、そう考えていくと、特養という形が...全文を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  石橋参考人にまずお聞きしたいんですけれども、先ほど、通所介護と訪問介護が地域支援事業の方に、介護保険サービスから外れることについてはそんなに強くおっしゃっていなかったんですけれども、御意見はないんでしょうか。
○山口和之君 つまり、しっかりとしたニーズ、プロに関わるニーズが把握できていれば、それに対してそこにちゃんとサービスがあてがわれるようなことをしなければどんどん悪循環、悪化していきますよと、そういうことでよろしいんでしょうか。
○山口和之君 次に、勝田参考人にお聞きしたいんですけれども、そもそも認知症と要介護認定は正しく合っているんでしょうか。
○山口和之君 つまり、そのニーズに対してサービスが追い付いていない、あるいは、改善するためにも、安心するためにも、地域で暮らすためにも、今の区分けあるいは判定ではちょっと合わないんじゃないかということでしょうか。
○山口和之君 ありがとうございます。  ただ、プライドとプライバシーをしっかり守っていくためには、地域と一体的にその方あるいは家族を支援していくという在り方というのは、これは山口としては賛成なんですね。それで、そういう意味では、地域づくりというのがまずベースにあって、それで必要...全文を見る
○山口和之君 あっ、ごめんなさい、石橋参考人。
○山口和之君 済みませんでした。石橋参考人でよかったんです、申し訳ございません。  四百五十時間の研修をするということなんですが、果たして四百五十時間で満足なんでしょうか。
○山口和之君 試験をしないことで介護職が増えてくると考えている方もいらっしゃるようですけれども、何が必要かといえば、質の高い介護サービスが提供できることはいろんな広がりを見せてくると思うし、多職種の連携においても重要だと自分は思います。  永松参考人にお伺いしたいんですが、首長...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございました。  当事者の方もプロの方も地域の方も、もう総合力で日本、地域を支えていくんだということでいきたいなと思います。ありがとうございました。
06月13日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  本来ならば薬師寺委員の方が五十分一本勝負で行きたかったんですけれども、前回、田村大臣の方でうんとうなずいていただけなく、ううんってなったものですから、十五分くださいということで十五分いただきましたが、ちょっとあと十分ぐらいしか...全文を見る
○山口和之君 総合的に診れるドクターが地域の中にどれぐらい必要なのかという、そういう目標がなければ育成もできないんだと思いますし、相手にしていないのかと思ってしまうわけです、目標がないということはですね。  柏市を見学させていただきましたけれども、地域で総合的に診るドクターを研...全文を見る
○山口和之君 介護保険が始まって、地域でいろんな互助、いわゆるNPOであったり、そういうものは広げていきましょうといいながら、なかなか広まらなかった、専門的なサービスオンリーになってしまった。その根源とすれば、根源というかその原因とすれば、地域包括支援センターが本来町づくりまでし...全文を見る
○山口和之君 そうしましたら、介護保険サービスの要支援の方の訪問介護、通所介護、わざわざ外さなくても、マネジメントがしっかりしていればいいわけで、支払がどこからするかだけの話の問題ですから、わざわざ外して問題を、事を大きくしなくてもいいんじゃないかなと思いますが、(発言する者あり...全文を見る
06月16日第186回国会 参議院 厚生労働委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  先ほど来、すばらしい意見をいただきまして、本当にありがとうございます。  京都式地域包括ケアシステム、以前より京都さんの方ではいろんなチャレンジをされ、あるいは特区申請もたくさんの特区申請されて、それが全国知事会の中で認めら...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  たくさんの試みをされてきた中で、要支援のサービスを、つまり訪問介護、通所介護を予防給付から外して地域支援事業にやることの意義はあると思われますでしょうか。
○山口和之君 要となるところなんですけれども、今まで十分機能してこなかった、ここは自分としてはとっても大事なところだと思うのは、地域包括支援センター、この役割が本来町づくりの要になるところだと思っているんですけれども、今まで全国そんなにうまくいっていなかった。それは予防給付で忙し...全文を見る
○山口和之君 古賀公述人にお聞きしたいんですけれども、先ほど来出ています介護職のブランドなんですけれども、例えば今までは予防給付の中で、訪問あるいは通所の中で、正直言って専門職じゃなくてもできるところがあるだろうということは確かにあると思うんです。先ほど古賀公述人の方が言われまし...全文を見る
○山口和之君 大賛成です。しっかりと階層をつくって、試験をして、担保をして、その分野は負けない仕事であるということをプライドを持って仕事を続ける。そうしないと、介護職になり手になろうとする人がどれだけいるかということです。どうでもいいけれども、ここしか仕事が空いていませんというこ...全文を見る
○山口和之君 大変なときこそ大きく変わるとき、皆さんと一緒に頑張っていきたいなと思います。どうぞよろしくお願いします。  ありがとうございました。
06月17日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  少し、通告はしていないんですけれども、先ほど総理入りのときに薬師寺委員の方から出ました、グループ医療からチーム医療へ進化してはどうだと、今、ドラッグラグ、あるいはデバイスラグを改善して世界の標準に向かっているところだと思います...全文を見る
○山口和之君 今後の方向性で、いい方向に向かうのか、あるいはまたマイナスに向かうのかも含めてしっかり検討していただいて、いわゆるコメディカルの教育年数も含めて世界標準に向かっていっていただきたいと。うなずいていただいておるので非常にうれしいんですけれども、うなずいていただいたこと...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  今まで大きく抜けてきた、介護保険が始まって十五年ですけれども、大きく抜けてきたところが活動と参加、特に参加の部分が非常に抜けてきたと思っています。したがって、しっかりとした町づくり、先ほど津田委員の方からもありましたけれども、地域包括支援...全文を見る
○山口和之君 では、もう一つ、今度は障害のある高齢者の方々の居場所についてお伺いしたいと思うんですけれども、長期化する社会的入院、あるいは老健での長期入所などなど、これについてどういうふうに対応されるのか、お伺いしたいと思います。
○山口和之君 ありがとうございます。  自分は医療機関にずっとおりましたので、医療機関はやはりベクトルが治療の方に走っております。そういう意味で、生活の場ではないところに住んでいる方がたくさんいらっしゃるわけで、長期に入院されている方がいらっしゃいます。医療依存度が高くて、病院...全文を見る
○山口和之君 特養、こういう形も提案できるぞというお話があったので、それは非常に自分としてはいいなとは思います。  ちょっと順番は違うんですけれども、六番目にお願いしようと思っていたんですが、社会福祉法人の改革について、社会福祉法人の本来の意義とは何かをお伺いしたいんですけれど...全文を見る
○山口和之君 確認しますと、福祉をするところというふうに思っていいんだと思うんですけれども、今まで病院の運営であったりあるいは老健の運営であったり、必ずしも福祉というところではないところで役割を果たしてきたところもあると思います。  今大臣が、どうしても重い方々がそこに入られる...全文を見る
○山口和之君 現在はいわゆる地域の方々の通いの場所というイメージしかないんですけれども、大臣にお伺いしたいんですが、サ高住、サービス付き高齢者住宅に低所得者対応居住を設けて、加えてリハ機能を付加した小規模多機能を組み合わせることにより重度の障害高齢者が住めると思うんですけれども、...全文を見る
○山口和之君 現在の特養は百人に一人の機能訓練担当者ということで、特に理学療法士であろうが何であろうが構わないという形になっているので、これは正直言ってアリバイづくりにしか見えないと思います。  資料の二を見ていただくと、これは自立支援介護とリハを加えた特別養護老人ホーム、何回...全文を見る
○山口和之君 これは大規模なんでなかなかあれなんですけれども、もう少し小規模ですと費用も少なくて済みますし、本当に重度になったときは最後のみとりを見ていただく。  それから、先ほど地域包括ケアシステムの中で、ボランティアの方、いろんな方々が専門職以外のところでここでお手伝いをし...全文を見る
○山口和之君 これで六時間座りましょう、日中はこれで過ごしましょうというのが今の日本の社会です。搬送用の車椅子でずっと暮らすんです。そうではなくて、経済的に世界第三位の日本は、もっとしっかりとこちらの方に目を向けていく必要があると思います。  安心できる地域社会に是非ともしてい...全文を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  私は、みんなの党を代表しまして、ただいま議題となりました政府提案、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律案について、反対の立場から討論を行います。  みんなの党として反対する理由は...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  今回は、アレルギー疾患対策基本法案と医療機器開発・普及促進法案、またもう一つ、介護・障害福祉従事者の人材確保処遇改善法案について質問させていただきます。基本法と促進法、基本的なところだと思いますので、質問も大きく三つに分けてお...全文を見る
○山口和之君 三本柱で来ているということなんですが、発議者に質問をしたいんですけれども、現状を踏まえて何が不足で、基本法案は何を目指すのかということをお伺いしたいと思います。
○山口和之君 ありがとうございます。  大きく変わるところはどこなのかというところまで含めてお答えいただきました。  厚労省だけではなく、横断的に幅広くこの法律は進めていくんだという話だったと思います。とすれば、この法案によってどのように強化されていくのか、厚労省としてはどん...全文を見る
○山口和之君 進む可能性は非常に高いというふうに評価していると思ってよろしいんだと思います。  この疾患だけではないんですけれども、人類の問題、これは日本だけの問題ではないと思うんですけれども、世界共通の課題であるし、これは世界との協業が必要なんではないかというふうに思うんです...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  世界との連携を図って、共通の課題ですし、売るとかもうけるとかという、そういうレベルの話ではなくて、共同して開発していく、あるいは研究していくということを是非入れていただきたいなと思います。  続きまして、医療機器研究開発・普及促進法案に...全文を見る
○山口和之君 検査機器は輸出は非常に強いと。治療機器は弱いと。つまり、でも、検査機器が強いということは、体制さえ変わればその治療機器に対しても勝負できる、世界と。それだけの技術を持っているというふうに判断していいんですか。ざっくりですが。
○山口和之君 自分の感想ですけれども、環境さえ整えば世界と戦える、勝算はあると思っています。研究される方々が日本から出ていかない環境、世界から日本に来るような環境に変わってくると、大きく変わってくると思っています。  さて、じゃ、不足分が何で、この法案の目的は何かというところを...全文を見る
○山口和之君 資源がない国ですから、これを資源にしていくというぐらいの覚悟は必要だと思います。この法案ができることによって医療機器研究開発の取組がどのように変わっていくのか、強化されていくのか、厚労省の方の見解をお伺いしたい。
○山口和之君 今、話に出ましたベンチャーや中小企業なんですけれども、大半が、七〇%ぐらいが中小企業だという話と、自分の周りですけれども、なかなかベンチャーで立ち上げるのが大変だ、研究するお金がないと、頭脳はあってもなかなか行けないと、もうしようがないからほかの国とくっつくかなんと...全文を見る
○山口和之君 いずれにせよ、勝算はある、この分野は非常に可能性がある分野ですので、厚労省だけの話ではなく、広げて国全体で対応していくようにお願いしたいと思います。  介護・障害福祉従事者の人材確保について質問させていただきます。  この法案は何を目指して、目標としているのか、...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  来年の四月までということですので、具体的に何を狙っているのか、お聞きしたいと思います。
○山口和之君 ありがとうございます。  大臣も上げると言っていましたから、うなずいていますし、だから多分大丈夫だと思うんですけれども、大臣からもお伺いしたいと思います。
○山口和之君 どうもありがとうございます。突然申し訳ないです。  ただ、今までちょっといろいろお聞きしていることと、自分の意見も少し入れさせていただきたいんですが、先ほど発議者の方からもあったんですけれども、対症療法ともう一つはビジョンアプローチがあると思います。  介護のイ...全文を見る
○山口和之君 様々な方法を是非検討していただきたいと思いますが。  EPAの介護の方々がいらっしゃるんですけれども、非常に質が高いという評価は自分の周りではございます。ある意味、どの分野を、どこをどう担うのかというのを、担う場所によってやっぱり若干違ってくるのかと思いますので、...全文を見る
○山口和之君 四月からですからそんなに時間がたっていないんですけれども、次の一手はないんですかね。  というのは、進んでいないじゃないか、まずは。あと、ほかの人に聞いても、ちょっと首をひねると。実際、この作戦で介護職が集まってくるか非常に疑問だという声がやっぱり出るんですけれど...全文を見る
○山口和之君 もし集まらないときは、是非国を挙げて全力で応援していただきたいと思います。  何か最近いろんな言葉が飛び交って、福島県の話が風化しつつあるような大臣の発言等々、田村大臣じゃないですよ、あります。これは、福島県民だけではなく被災地の人たちを含めて皆さん思っていること...全文を見る
○山口和之君 心のケアなんですが、これも集まらない。正直言って、働いている人が全国に散らばっているかもしれませんけれども、これも集まる状況じゃないと。少し国を挙げて考えていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
10月16日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  私の方からも、広島の土砂災害、それから御嶽山での噴火、そして台風で被災された方々のお悔やみとお見舞いを申し上げさせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事福岡資麿君着席〕  そして、塩崎大臣、就任おめでとうござ...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  老健協会の東会長から緊急記者会見で猛烈抗議ということで、もう完全にやっていけないと、もしこれで下がったらもう老健としては成り立たないというお話もあります。  ちょっと質問通告はしていないんですけれども、もしできたらなんですが、収支差益、...全文を見る
○山口和之君 一般的に……
○山口和之君 一般的に、こういう介護施設あるいは介護サービス事業所というところの収益が少ないところというところは、どんなところが収益が少ないと思われますか。
○山口和之君 おっしゃるとおりで、ありがとうございます。  ただ、介護施設のほとんど費用というのは人件費が六割ぐらいを占めています。また、それ以上のところもあると思うんですけれども、いいサービスをしっかり提供して自立を支援している場所、ここについては利益率は非常に低いんですね。...全文を見る
10月21日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  今回の有期雇用特措法案の中で、無期転換ルールの特例、その中でも、定年後も引き続いて雇用される者というものがありますけれども、そのことによって雇い止めが減るという前提の下に質問させていただきます。  資料一を見ていただきたいん...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  元々、六十歳や六十五歳で切っていくんですけれども、昔と違って今の高齢者の方々は非常に元気で体力もあって、そういう意味では、生産力として考え、生産人口としてしっかりと高齢者の方、高齢者と言うからちょっと何となく働き手に見えないんですけれども...全文を見る
○山口和之君 我が国は、超高齢化社会を迎えて、課題先進国として世界に見本を見せていかなければいけないというふうなところであります。  そこで、健康寿命を考えてみますと、健康寿命は男性では七十一歳、女性では七十四歳と。男性の場合、平均寿命まであと九年、あるいは女性は十二年とありま...全文を見る
10月23日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  すぐ質問に入らせていただきたいんですけれども、まずちょっとはっきりしていないので全員の方にお伺いしたいんですが、想定されている一千七十五万円あるいは国家資格等々が出てくるんですけれども、一千七十五万円かつ国家資格なのか、又はな...全文を見る
○山口和之君 それでは、岩村参考人にお伺いしたいんですけれども、その一千七十五万という年収水準というのは先生の考えの中では妥当性はどうなんでしょうか。
○山口和之君 新谷参考人にお伺いしたいんですけれども、この同じく一千七十五万についてはボーダーラインとして極めて重要なのか、またそれ以上を求めるのかということをお伺いしたい。
○山口和之君 それでは、もう一度、鈴木参考人にお伺いしたいんですけれども、この一千七十五万円のラインというのはしっかり守られて、もしこれで通れば守られていくものなのか、もっと低い要件でというのは希望されるのか、お伺いしたいんですけれども。
○山口和之君 国家資格等々、ここには出てくるんですけれども、なかなかイメージができないところがあるんですが、鈴木参考人の方にお伺いしたいんですが、国家資格等々と出てくるところでのイメージを教えていただければと思います。
○山口和之君 鈴木参考人にお伺いしたいんですが、ボリューム感で、その高度専門労働者というのはニーズとして今お話しされている内容があるんだと思いますけれども、どれぐらいあるものなんでしょうか。どれぐらいと言われてもちょっと難しいかもしれませんけれども、想定しているのはどれぐらいのボ...全文を見る
○山口和之君 新谷参考人にお伺いしたいんですけれども、いただいた資料の四ページのところに、高度専門労働者の範囲、万が一特例措置を講じるのであればということであるんですけれども、真に高度な専門能力を有する労働者に限定することができるような制度設計ということなんですけれども、この辺具...全文を見る
○山口和之君 時間となりましたので、どうもありがとうございました。
10月28日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  ただいまの質問に若干継続させていただきたいと思うんですけれども、労政審の報告では、法案成立後、厚生労働大臣が作る基本方針の中身について、高度専門労働者は労働者が自ら能力の維持向上を図る機会の付与、高齢者においては高年齢者雇用安...全文を見る
○山口和之君 そうしますと、今までの有期雇用者にそういった危惧されていたことがたくさん起きていたということになるんでしょうか。つまり、今、例えば育児休暇、介護休暇もありましたけれども、そういうことを含めて有期雇用の場合は不利になっている方が多かったというふうに考えてよろしいんでし...全文を見る
○山口和之君 恐らく過去の例で有期雇用に対する労働環境は余り良くないというふうな判断もどこかに入っているんだと思いますし、先ほど来、データをしっかり取っていく必要があるでしょうということも含めて考えていきますと、そこをしっかりしないと、まずこの法案について、賛成する、賛成しないと...全文を見る
○山口和之君 済みません、もう一度なんですけれども、どのように確認をするんでしょうか。しっかりと施行されているぞと、守ってやっているぞということをどうやって確認するのか、教えていただきたい。
○山口和之君 出てきたもので認定をします。それは計画ですね、あくまでもこういうふうにしますよという。実際計画は出しているんだけれども、守られているかどうかを確認する作業はどのように行うんでしょうか。
○山口和之君 そうすると、守られていないですよという労働者の方からの報告があって、その後、確認をするということが今考えられることだということでしょうか。
○山口和之君 是非しっかり確認できるようにしていただきたいのと、どうやって取り消すのかも含めて検討していただきたいなと思います。  もう一つ質問があるんですけれども、これ先ほど藤田委員の方から出て大臣がお答えになっているものですので、一つ飛ばさせていただいて、前回資料を出しまし...全文を見る
○山口和之君 時間なんですけれども、働くことが一番だという社会なのか、あるいはワーク・ライフ・バランスじゃないですけれども、人生の質というふうに考えていくと、お渡しした資料を見ていただくと、日本と韓国だけが突出して働いている人が多いわけで、ドイツ、フランス、イタリアなどを見ると、...全文を見る
10月29日第187回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  私の方からも福島県の復興について御質問をさせていただきたいと思います。一部、若松委員と質問が重複しておりますので、御了承願いたいと思います。  まず、竹下大臣にお伺いしたいと思います。  まずは、新大臣になられまして福島県...全文を見る
○山口和之君 そのときに、福島県の十月八日に緊急要望として出した内容の中に大きなところがあったんですけれども、国主導によって、電力系統の広域運用の強化、配送電網の増強など、電力供給の調整力を強化し、再生可能エネルギーの受入容量拡充のための抜本的な対策を早期に講じてほしいとありまし...全文を見る
○山口和之君 いずれにおきましても、福島県のエネルギー対策ですか、自然エネルギーを活用した福島県全ての電力を賄うような体制を取るということは、日本の未来にとっても非常に重要なことだと思われますので、是非国策として、電力会社に任せるのではなく、国が主導権を握ってやっていただきたいな...全文を見る
○山口和之君 会社間連系線を活用して広域運用強化を図るとか、需要を超える電力については大都市の方に流していくとか、あるいは揚水発電所四十一か所あるということですので、これをしっかりと活用していくなど、様々な観点から加速的に進めるように是非ともお願いしたいと思います。  これで質...全文を見る
10月30日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  白熱した議論が続いて、譲ってもいいかなと、時間を少し、思ったんですけれども、前回、みんなの党の薬師寺委員に時間を譲ったところ、一問の道半ばで倒れてしまいましたので、今日は先にやらさせていただきます。  先ほど藤田委員の方から...全文を見る
○山口和之君 介護保険が始まって十四年たっておるんですけれども、本当に質の問題というのは大きな問題で、要介護状態が改善する、以前にもこの委員会の中で話させていただきましたけれども、特別養護老人ホームに入ってきた方々の七割が要介護度が改善しているというような事例があったり、そういう...全文を見る
○山口和之君 介護予防で重要なところは閉じこもり予防ということで、その地域の中に出ていく先、あるいは生きがい、やりがい、参加というところが重要なところであるわけでございます。したがって、その家事援助あるいは掃除、洗濯がたくさんあるから、それは介護予防から外して地域でやっていくんだ...全文を見る
○山口和之君 もう一つ大切なところ、リハビリ評価していただいて有り難いと思うんですけれども、ケアマネジメントが極めて重要なんですけれども、そのケアマネジメントも、働いているところが介護サービスの施設であったり、そういうところで働いていると独立性がないわけですね。ベストなサービスを...全文を見る
○山口和之君 午前中の石田委員のときの発言にもありましたけれども、これは日本の将来の縮図が今あそこで起きているわけで、したがって全国平均で物事を考えて、あそこは過疎地と同じだからしようがないよというわけにはいかず、しっかりと見本にしていかなきゃいけないんだと思います。  大臣の...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  今、震災関連自殺者、福島県においては今まで計上するようになってから五十六人、宮城県で三十七人、岩手県で三十一人というふうに出ておりますけれども、今年になって福島県十人、宮城県二人、岩手県一人というふうに自殺者が、関連で亡くなられている方が...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  日本は、高齢化課題先進国、福島県も被災地も課題先進県、あるいは地域で過疎地域、それも課題先進地域です。これは、モデル的なものをしっかりつくってそれを全国に広めていくと、そういうことを是非ともお願いしたいと思います。  ありがとうございま...全文を見る
11月04日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  本日は、お忙しい中、こちらの方に出向いていただいてありがとうございます。  さて、日本はこういうことについては先進国だと、あるいは世界でも進んでいると思っているんですけれども、先ほど来、教育の問題、いろんな話を聞くと、医師に...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございました。  やはりある程度、お任せではなく、国を挙げてそういう体制をつくっていかなきゃいけないというお話は三人の参考人の方々から読み取れたところでございます。    〔委員長退席、理事福岡資麿君着席〕  加藤参考人の方にお伺いしたいんですけれど...全文を見る
○山口和之君 ある程度の体制、地域の中で、地域というか、最初からそこに行くわけではなく、いろんなところを経由して行くわけですから、そこでの体制がしっかりしていなきゃいけないとは思うんですね。  そこで渡邊参考人さんにお聞きしたいんですけれども、診療報酬を付けていく、あるいは誘導...全文を見る
○山口和之君 どうもありがとうございました。参考になりました。
11月11日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  先ほど津田委員の方から厳しい突っ込みがあったところなんですけれども、自浄作用というのが非常にやっぱり大事だなと思います。是非ともそれは進めていただきたいと思いますが。  今後、社労士が果たすべき役割をどのように考えているのか...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  雇用する側される側とウイン・ウインの関係が本来であれば一番いいところなんだと思いますけれども、紛争解決における中立性に疑問があるという声も一部にあることをお聞きしますが、この中立性に対してどう担保していくのか、どう対応していくのか、お伺い...全文を見る
○山口和之君 やはり、ウイン・ウインの関係、雇用・労働側のウイン・ウインの関係をしっかり保つことが成熟した社会としては必要になってくると思いますので、是非ともこの中立性を担保していくことを努力していただきたいと思っております。  あと、それに加えまして、やはりどうしても弱い立場...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  日本は余り契約ということを重視しなくて、取りあえず雇ってもらったので後はサインして終わりみたいな感じで、本来であれば自分の身を守るし、それから会社側としてもそれをしっかり守っていくという、こういう習慣が非常に何か少ないような気がします。働...全文を見る
○山口和之君 いい仕事であり続ける、あるいは企業体がいい企業体であり続ける、あるいは働く人も気持ちよく働ける、そのことが企業の発展に非常に寄与するところだと思いますので、是非とも活用して、そのことによってすばらしい国日本ができるよう期待いたします。  以上です。ありがとうござい...全文を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  今日は午後から介護の日ということで、たくさん介護の話が余り飛び交ってはおりませんが、介護給付費は約十兆円、二〇二五年には二十一兆円と予測されており、これかなり大切なことであろうと思っています。世界の手本になるのか、あるいは切捨...全文を見る
○山口和之君 訪問介護によって地域で安心して暮らせる、あるいは家庭が崩壊されずに安心して暮らせるという意味では、訪問介護というのは非常に重要なところだと思っています。  配付されました資料の一、何回使うんだって思われるかもしれませんけれども、見ていただきたいと思うんですが、ここ...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  資料の二番目を見ていただきたいんですけれど、ここには、「できるADL」、つまり能力、この方の能力ですね、例えば調理はできる、あるいは入浴ができる、食事ができる。「しているADL」というのは、実際能力としてあるんですが、いろんな理由があって...全文を見る
○山口和之君 リハビリテーション前置主義プラス自立支援介護の重要性を大臣には見解として述べていただいたと思います。非常に有り難いと思いますし、これは御本人さん、そして家族、そして専門職あるいはその取り巻く関係する皆さんと一緒になって地域の中で行っていかないと、後々、塩崎大臣のとき...全文を見る
11月18日第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
議事録を見る
○山口和之君 みんなの党の山口和之でございます。  連日、報道、テレビで解散するぞという話が飛び交っておりまして、その中で、何で解散するんですかという話がすごく多くあります。約七百億円ぐらいお金が掛かると。さらに、ストップすることによって、もしかしたら七百億円どころか何千億円の...全文を見る
○山口和之君 ありがとうございます。  在宅の環境と病院の環境、医療機関の環境、大きく違っていて、しかも、手厚いリハビリテーションが医療機関で行われて高まった機能が在宅に行ったときにがくんと落ちてしまうと。よく聞く話ですけれども、在宅で何とか生活している方がちょっとショートステ...全文を見る
○山口和之君 社会参加につなげていくということは非常に大事なことなんですが、ちょっと勘違いされるのが、地域ができていないと参加ができないんですよ。今までどこに参加していたかというと、デイサービスに参加することが社会参加なんですよ。それ以外はほかに何か参加する場所があるのというのは...全文を見る