山口敏夫

やまぐちとしお



当選回数回

山口敏夫の1969年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第61回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○山口(敏)委員 私は、昭和四十四年度のNHK予算に関しまして、日本放送協会並びに担当官庁であります郵政省に対しまして若干の質疑を行ないたいと思います。  一千五十二億円というたいへん膨大な数字だと思いますが、いろいろ現在のわが国における放送事業、また、世界的な観点からのこれか...全文を見る
○山口(敏)委員 規模が非常に大きくなりますと、国民の意思であるとか希望とかいったものがなかなか吸収しにくくなるという弊害があるわけでございますが、懇談会であるとか、いろいろな会合を通じて逐次国民の支持と協力を求めるという前向きな姿勢でやっていただいておる、たいへん私はけっこうだ...全文を見る
○山口(敏)委員 私は、昭和四十四年度のNHK予算に関しまして、日本放送協会並びに担当官庁であります郵政省に対しまして若干の質疑を行ないたいと思います。  一千五十二億円というたいへん膨大な数字だと思いますが、いろいろ現在のわが国における放送事業、また、世界的な観点からのこれか...全文を見る
○山口(敏)委員 規模が非常に大きくなりますと、国民の意思であるとか希望とかいったものがなかなか吸収しにくくなるという弊害があるわけでございますが、懇談会であるとか、いろいろな会合を通じて逐次国民の支持と協力を求めるという前向きな姿勢でやっていただいておる、たいへん私はけっこうだ...全文を見る
○山口(敏)委員 よくわかりました。そこで、働きながら学べるNHK高等学園であるとか、私、たいへん高くこらした活動に対して評価をしておるわけでありますが、スポーツにおけるアマチュアスポーツのほうを特に重点的にやるとか、その他芸術の問題、いろいろな形で御努力をいただいておるというこ...全文を見る
○山口(敏)委員 政権放送がむずかしい、また、実行の段階について最大の御努力をいただいているということでありますけれども、そうすると、たとえば関東近県を一つの例にとってみましても、浦和であるとか、あれは前橋ですか、そういうような形でそれぞれ放送はしていないけれども、中継所的なもの...全文を見る
○山口(敏)委員 そうしますと、たとえば、次の総選挙や何かにおいては、テレビでの政権放送であるとか、あるいは技術的にむずかしい点もあろうかと思うのでありますが、立ち会い演説会の中継であるとか、こういった点については期待はできないわけでありますね。
○山口(敏)委員 それでは、昨年の参議院選挙のときは多少テレビ中継の実施をやったというふうな話も聞いておるわけでありますけれども、その点、実施状況はどうですか。
○山口(敏)委員 それでは、NHKとしてはかなりの努力をしつつ、一刻も早くそうした政権放送あるいはテレビによる立ち会い演説会等の実況中継ということも考えておるということでございますけれども、次の選挙に間に合うかどうか、これはわからない。  そこで、もし間に合うとするならば、これ...全文を見る
○山口(敏)委員 そうした選挙のときにおける放送と同時に、やはり日ごろの国会を中心とした政治的な番組であるとか、あるいは委員会の中継ですね。これは予算委員会を一応重点的に取り上げておるわけでありますけれども、しばしば第三チャンネルの開放――国会開会中は各委員会に持ち込んで、その審...全文を見る
○山口(敏)委員 私が盛んに国会や何かのテレビ中継というものにこだわるのは――必ずしも私は予算委員会のテレビ中継の視聴率が高いとは思わないのです。むしろほかの番組に比べて、政治家及びその周辺の人たちの自己満足的なものであって、必ずしも高いとは、国民がチャンネルをそこに集中してくれ...全文を見る
○山口(敏)委員 前田会長の一つの前田理念といいますか、前田哲学といいますか、そうした会長の姿勢、私も非常に共感を覚えるわけであります。どうか、その会長自身の気概と意思というものが全NHKに十二分に浸透し、啓発されますように私は切にお願いしたいと思うわけであります。  時間もた...全文を見る
○山口(敏)委員 時期的な調整とか免許の許可というようなものは、具体的な点についてはまだなかなかむずかしい点が多いわけでございますか。
○山口(敏)委員 それで、いま一つ別な点ですけれども、お伺いしたいのは、いわゆる航空基地だとか何かの一つの基地問題が非常に問題にもなっているわけですけれども、特に放送のほうの関係から逓信委員会で考える場合には、やはり基地周辺の電波障害であるとか、そういったものに対する減免措置がい...全文を見る
○山口(敏)委員 事実は小説よりも奇なりで、科学において現実の実情に必ずしも合理的に割り切れる問題ではないと思うのであります。やはり数字的に割り出せる面だけでこうした問題をごらんいただかないで、実際は滑走路の延長上に位置して、ジェット機の離陸であるとか、あるいは基地周辺と全く同じ...全文を見る
○山口(敏)委員 それでは、NHKのほうからその話を伺いたいと思います。
○山口(敏)委員 とにかく国民のNHKですからね。実際困っておるところもあるわけですから、いまそういうものを検討しておる区域は非常に少ないということはわかりましたけれども、それではひとつ、前向きにこうした問題に対しましても取り組んでいただきたい、再検討もいただきたいということを約...全文を見る
○山口(敏)委員 いろいろ放送の持つ公共性、またその影響というものの点から、民主主義社会を健全に育成するという上においても非常に大きな役割りを背負っていただきたいということをきょうの中心的な質問の材料にしたわけでありますけれども、最後に、いろいろ具体的なプログラムとして、ことしは...全文を見る
05月07日第61回国会 衆議院 建設委員会 第16号
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○山口(敏)委員 ただいま坪川建設大臣から都市一再開発法案についての御説明があったわけでございますが、私は、この法案を拝見いたしまして、都市の一つのこうした低迷といいますか、非常に住みにくい状態にある一つの都市をどういう形で再開発していくかという点について、たいへん画期的な法案で...全文を見る
○山口(敏)委員 いま大臣からおっしゃられましたように、公害であるとか、あるいは住宅難であるとか、あるいは交通戦争であるとか、非常に都市機能というものが麻痺をしておる。さらに、そうした過密にあえぐ都市と同時に、過疎の問題もまたわれわれの前に大きく提起されておる。こういうような現状...全文を見る
○山口(敏)委員 私は、過密の問題一つ見ましても、過密地帯、いわゆる人口増、世帯増等の地帯は、都市のみならず、ヘレン・ケラーならぬ二重、三重の苦しみを背負っておると思うのです。その無計画な、あるいは無秩序な人口増というものが、どんどん新しい土地を求めてやってくる人々にも、しわ寄せ...全文を見る
○山口(敏)委員 いわゆる都市集中というか、その辺の総合的なバランスのとれたわが国の国土開発というものはもちろん大切でありますし、そうしてもらわなければならないわけでありますけれども、この都市再開発法によって住宅難や何かも非常に解消される、いわゆる都市に住宅を持ち、職場と住居と近...全文を見る
○山口(敏)委員 快適な商業地区であるとか、あるいは快適な都市づくり、当然そういう形になっていってほしいわけでありますけれども、そうした公共施設の設備等に関しましても、これは大臣はじめ建設当局の基本的な話を聞きましたものですから、また法案等の内容に触れていきたいと思うのですけれど...全文を見る
○山口(敏)委員 私、正確には記憶していないのですけれども、西ドイツですか何かには、空閑地不利用税というのがあって、この通りは六階建て以上の建物を建てなければいかぬという一つの法律があって、それが二階なり三階建ての建物しか建っておらないと、空閑地不利用税というものが取られるという...全文を見る
○山口(敏)委員 私は、決して税金を取るのが目的ということじゃなくて、「天と地」じゃありませんけれども、やはり天と地は万民が共有するものであるという一つの発想から、土地の効果的な活用というか、使用のためのいわゆる方法論をいろいろな角度から検討をいただいて、ひとつその推進をしていた...全文を見る
○山口(敏)委員 そうすると、融資等の点につきましては、一応別ワクでこの法案に伴ってこれだけの一つの政府融資的なものを考えるとか、あるいは特にこういう機関を窓口にして便宜をはかるとか、その辺の具体的な検討はまだされていないわけですか。
○山口(敏)委員 いま局長さんがおっしゃったように、この法律を実際的に運用していくためには、あくまで融資の問題が一番大きな点ではないかというふうに思うわけでございます。いろいろお伺いしたい点はまだ何点かございますけれども、この法案には多少まだ行き届かない点——というよりも、むしろ...全文を見る
06月20日第61回国会 衆議院 内閣委員会 第34号
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○山口(敏)委員 二月十二日に本会議で趣旨説明が行なわれ、五月十五日に本委員会で提案理由説明をされて以来、連日深夜にわたってたいへん熱心な討議が行なわれたわけであります。すでに佐藤総理等に対する質問をやって、あらゆる角度から防衛論議がされたわけでありますし、すでにもう採決してもい...全文を見る
○山口(敏)委員 いま中距離弾道弾であるとか、あるいは航空機に搭載可能な核であるとか、いろいろまた七〇年代に予測されるICBMの開発等の問題について中共の核の問題が出たわけですけれども、そうした名称ではなく、こういった、たとえば一つのMRBMというような核爆弾は、大体中共の持ち得...全文を見る
○山口(敏)委員 朝鮮戦争であるとか、あるいはベトナム戦争であるとか、またラオスにおける国内紛争であるとか、いろいろアジアの中においてもいま防衛局長が指摘されたように数限りない局地戦争というか、紛争というものが起きているわけです。同時に、一番われわれの身近な問題である中共において...全文を見る
○山口(敏)委員 確かに核兵器というものが人類の恐怖をかき立てて、非常にせつな的な感じ、あるいは人間自身を非常に厭世的にしている面もあるわけです。若い人たちは、どちらかというと、非常に実存主義的な生き方をしておる。いわゆる平和への願いによって先輩の方々が幾ら戦争の恐怖だとかあるい...全文を見る
○山口(敏)委員 長官が言われたように、わが国の安全という問題に対して、国民の理解というか、関心が非常に薄いのではないか。それと同じように、われわれは核の問題からのがれることはできない。できないとするならば、もっと真剣にこの問題を考えるべきだと思う。また同時に、あくまで核は持たな...全文を見る
○山口(敏)委員 そこで、確かに海上自衛力というものが一審おくれておる。日本自身は貿易立国でありますから、そうしたマラッカ海峡等を航行する船等について、いろいろ日本の国益やあるいは国民の生活基盤を守るということは、私は必要だと思うのです。そこで、海上保安庁の方来ていますか。――実...全文を見る
○山口(敏)委員 そこで、私が長官に申し上げるのはあるいは筋が違うかもしれませんけれども、よく総理をはじめ政府は、国民感情を尊重してということを何かのときにしばしば伺うわけです。私は、こうしたソ連の、いま保安庁の発表にもありましたように、毎年三十五隻から四十五隻に近い日本の漁船が...全文を見る
○山口(敏)委員 時間の関係もありますからはしょりますけれども、いま長官が言われたように一あまりこまかい点について追及していると時間がありませんが、いま、自衛隊に対する理解も非常にふえてきたと言われる。確かにそのとおりです。一番最近の日本の安全をどう見るかという世論調査なんかにお...全文を見る
○山口(敏)委員 長官の最高責任者としての隊員に対する愛情というものは、よく姿勢はわかりますけれども、文部省の大学学術局長が来ておられるので、いま長官が、ことしはいろいろ問題があってすでにおそかったけれども、来年はそうした不祥な百態というものは起こさないようにしたいということを言...全文を見る
○山口(敏)委員 いま局長がおっしゃったような立場に立って、来年はこうした不公平な状態というものをぜひ取り除いてもらいたいと思うのです。これは大体大学がおかしいですよ。これは、やはり国会なんか、だって、いろいろ考え方の違う人があっても、お互いに議論し合って一緒に審議することができ...全文を見る
○山口(敏)委員 いや、けっこうです。要は、経済協力というものは、その所管が非常に各省にまたがっておって、考え方自身も必ずしも一貫していないわけです。そこで私はいま言いましたように、やはり日本の平和と安全、国民の生活を守り、財産を守り、生命を守るという点においては、経済協力という...全文を見る