山口敏夫

やまぐちとしお



当選回数回

山口敏夫の1973年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号
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○山口(敏)政府委員 このたび厚生政務次官に就任いたしました山口敏夫でございます。  七十一国会社会労働委員会の審議にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。  ただいま厚生大臣の齋藤さんから所信表明もございましたが、今日における福祉国家実現への国民の皆さま方の声...全文を見る
02月22日第71回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
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○政府委員(山口敏夫君) 私、先般、厚生政務次官に就任いたしました山口敏夫であります。  第七十一回国会における社会労働委員会の御審議に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま厚生大臣からもお話がございましたが、今日の社会ほど国民の福祉充実を求める声が大きくなっ...全文を見る
02月23日第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
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○山口(敏)政府委員 先ほど土井先生の御質問の中で、大臣がいろいろ見解が変わってきているではないか、こういう御指摘があったわけでありますけれども、もちろん厚生省の立場としては、法律のもとに公の仕事をする行政当局でありますから、当然法律的な適用の範囲内でものごとを処していかなければ...全文を見る
○山口(敏)政府委員 食品衛生法の対象はあくまでも食品に限るわけでありますから、確かに飼料を食べた豚なり鶏なりが、また人の口に入る、からだに入る。そういう食物連鎖の中で濃縮されたものがどういう人的な害があるかということについて、素朴な心配なり疑問を社会的に生み出すのは当然だと思う...全文を見る
○山口(敏)政府委員 いろいろ世上御批判もございましたけれども、厚生省が特に石油たん白の問題の中で各省あるいは企業ともいろいろ話し合いを進めていく過程においては、法律の適用範囲内あるいは行政のワク、外ということよりも、こういった国民の皆さん方にいろいろ不安を与えておる現状に対して...全文を見る
○山口(敏)政府委員 この石油たん白を研究開発されている企業が製造を中止したということは、これは鶏が先か卵が先か、どちらがその会社の気持ちを動かしたかということについては、いま先生おっしゃったように、大きな国民的な不安というものが企業をして社会的使命の立場から、責任の立場から今回...全文を見る
○山口(敏)政府委員 もちろん法律をつくる過程における姿勢というものは、あくまで国民の皆さんのサイドに立ってのことでございますし、その法律がつくられる過程における社会的な状況や背景、国民の皆さんの認識というものが当然生かされなければ新しい法律をつくる意味がないわけでありまして、当...全文を見る
○山口(敏)政府委員 先ほど食品衛生法の改正等の問題に対して、いままた土井先生からも委員会で十分追及をしたい、こういうことでございましたけれども、冒頭申しましたように、厚生省の仕事やあるいは問題というものは、お互いがひとつ十分御理解をいただいて、少しでも生活環境をよくしていく、こ...全文を見る
○山口(敏)政府委員 いろいろ、食品衛生調査会のほうの発表が出る段階において、企業から出したデータをもとにしているとか、あるいは癒着しているとかという御批判も実際ございました。しかし、あくまで厚生省といたしましては、企業の利潤追求とか、あるいは生産主義よりもこれは何と言ったって国...全文を見る
○山口(敏)政府委員 先ほど来からお答えさしていただいておりますように、いろいろ厚生大臣の御判断が変わっておるという御指摘ですけれども、これは判断が変わっているということではなくて、できるだけ現行法の中でそうした国民の皆さん方の不安を解消するにはどういう結論の出し方がいいか。たと...全文を見る
○山口(敏)政府委員 ですから、要するに厚生省としては、農林省が一つの許認可の直接官庁ですから、農林省に対して食品衛生調査会の結論を提示したわけですね。企業側に対して厚生省が直接合格点を出しましたよ、こういうような通達というものは、これはもう当然常識として出てないわけです。ただ私...全文を見る
○山口(敏)政府委員 ただいまの書類につきましては、さっそく調べまして、しかるべく責任のある措置を講じたいと思います。
○山口(敏)政府委員 今回の石油たん白に関する食品調査会は、現段階における最も科学的な究明を十分はかって、特に調査会のほうからも二十二項目でしたかを出して、それをチェックしている。その上において、実験段階における安全度という一つの結論を出したわけですね。しかし、いま土井先生が御指...全文を見る
○山口(敏)政府委員 公開制の問題については、やはり問題が問題ですから、公開制も含めて、十分国民の皆さん方に信頼と安心をしていただけるような方法で運営をしていかなければならない。ですから、石油たん白等の問題に対しましても、どういう調査会の発表やあるいは先生方のお手元に届く資料とい...全文を見る
○山口(敏)政府委員 食品衛生調査会の先生方もこれ消費者でありますし、それぞれ健康の問題に対しては十分考えておられるわけでありますけれども、いま土井先生がおっしゃったように、やはり国民感情を、ぜひ信頼を得られる立場において運営をしていくということについては、特に厚生省、ほかの役所...全文を見る
○山口(敏)政府委員 食品あるいは飼料の検査、規制の問題に対しましては、先ほど来答弁しておりますように、飼料から食物連鎖で体内に入るという一つの過程を経る、そうした事態を十分理解して、飼料に対してまでも十二分なる調査なりができるように、法的な改正を検討したい。なお、今国会に、これ...全文を見る
○山口(敏)政府委員 事実問題としては、四十九年度に生産を開始するということは、これはもう完全に中止をされたわけでありますから、政治問題ということがいま指摘がありましたけれども、高度の社会的な判断で、それからまた国民の皆さん方の世論の中で製造が中止をされた。私は法律的にチェックす...全文を見る
○山口(敏)政府委員 そういういま御指摘にございましたような点を、十分行政的使命を果たすという意味において、企業側とも率直に話し合ったわけでございまして、もちろんこうした問題が盛り上がる過程において、消費者グループの方々を中心とした国民的な世論というものが盛り上がり、その中で行政...全文を見る
○山口(敏)政府委員 厚生大臣も、再三、社会労働委員会はじめ石油たん白の問題に関係する委員会において、飼料に対しても十二分チェックできるような法案を整備したいという見解をはっきりしておりますので、できる限り今国会に提出をしたいというふうに思っております。
○山口(敏)政府委員 いわゆる大日本インキあるいは鐘淵化学のトップの方の厚生省クラブにおける会見においてもこれが有害であるから製造を中止するということではなくて、いわゆる食品衛生調査会の現段階における安全度というものの結論は尊重しているわけです。したがいまして、一応製造を中止した...全文を見る
○山口(敏)政府委員 林委員の御指摘、私は御見識のとおりだと思います。ただ、私どもにいたしましてもあるいは委員の先生方にいたしましても、政治家としての立場から総体的にどう判断すべきかということになりますと、かなりの弾力的な一つの結論というものを導き出すことはできるわけでありますけ...全文を見る
02月27日第71回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○政府委員(山口敏夫君) いまの先生が御指摘いただいたような心配は、当然、飼料の中に植物の連鎖作用によって人体にどう影響してくるか、出てくるわけでございますので、御承知のとおり、現行法ではそうした規制措置が厚生省の食品衛生法ではできないという立場が、今度の石油たん白の問題でも、か...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 前国会におきましても、食品衛生調査会の委員の構成につきまして、いわゆる食品関係業者及び学識経験者に切りかえた、そういう点につきましては、大橋先生からもたいへんけっこうなことだという御支持もいただいたわけでありますけれども、やはり国民的連帯感を必要とする今...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) これは先生御承知のとおり、石油たん白の問題の経緯の中から、大臣が事務当局に指示して、今国会でこうした飼料にまで、この規制措置が必要だ、こういう見解からいま検討しておりますので、いま性格、あるいは内容等につきましても、まだここでこういう杉でなると思いますと...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 十二分承って大臣にも報告しておきたいと思います。
03月01日第71回国会 参議院 議院運営委員会 第7号
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○政府委員(山口敏夫君) 中央社会保険医療協議会の公益を代表する委員圓城寺次郎及び土屋清の両君は、二月十四日に任期満了となりましたが、両君を再任いたしたく、社会保険審議会及び社会保険医療協議会法第十五条第五項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  両君...全文を見る
03月26日第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第9号
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○山口(敏)政府委員 大橋先生の御指摘のように、この痛ましい事件の教訓からいたしましても、患者の方々の病院の収容区分については十分医務局におきましても検討して、しかるべき指示なり方法を考えていかなければならぬことだということを思うわけであります。
○山口(敏)政府委員 当然何らかの障害やあるいは事情があって入院されておる患者の方々が、こういった悲劇的な事件に遭遇したときに、相手に補償能力があるなしによって必要以上のさらに御苦労なりをされることについては、何らかの措置をしなければならないということで、先ほど大臣の答弁にもあり...全文を見る
04月06日第71回国会 参議院 大蔵委員会 第14号
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○政府委員(山口敏夫君) ただいま野々山先生の御指摘のとおり、かりそめにも人の健康に害またはそのおそれのある問題については、これはもう十二分過ぎるほどの慎重な配慮というものが必要なことは当然でございまして、これからのこうした問題につきましても、法的規制のあるものについては、一そう...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) いま、直接人の口に入る、そして食品等の問題につきましては、食品添加物あるいは薬品等における食品衛生法あるいは薬事法、毒物及び劇物取締法等の規定の中で、十分遺憾のないように運用をする。また、いわゆる食物連鎖といいますか、いま野々山先生御指摘の肥料あるいは飼...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 当然時代的必然性あるいは国民的要請の中で、行政が対応していかなければならないわけでありますから、国民生活に、かりそめにも不安や不信を与えるようなことのないように、法的整備をはかっていかなきゃならない。ただ、いま飼料等からくる一つの問題にいたしましても、農...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) いま野々山先生の御指摘の部分に沿った法案整備と、再検討ということだと思います。
○政府委員(山口敏夫君) 先般、理事会におきまして野々山先生にもお話し申し上げさしていただきましたように、食品衛生調査会が、御承知のように各方面の学識経験者等によって構成されておるわけでありますが、これは社会労働委員会におきまして、厚生大臣か、委員の方々から——そうした調査会等に...全文を見る
04月17日第71回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○政府委員(山口敏夫君) ただいま私どもも三人の参考人の方々の率直な、またまことに心情、われわれ銘記すべき貴重なお話を伺いまして、一そうの身障者対策、あるいは問題に対する努力と、また社会的啓発をはかっていかなければならないということを十分感じさせられたわけでございますが、特に、い...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 先ほどお答えさせていただきましたように、当然身障者の方々のお立場やお気持ちあるいは御判断、あるいは体験を通じて提言される御意見、これはもう厚生省の仕事を進める上においてきわめて大事なことでありますし、いままでにおきましても身障者の審議会等の中で一部御意見...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) それぞれ参考人の方方の御発言の中にも、十分私ども考え、また実行していかなきゃならない問題の一つとして、いま先生が御指摘になったいわゆる身障者の方のより理解と教訓を呼ぶための人権宣言のような形で、より社会的な啓蒙、啓発の中で、からだにハンディのある方々の諸...全文を見る
04月24日第71回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○政府委員(山口敏夫君) 先般、先生御指摘のように脳性麻痺の方あるいは車いすの身障者の方々の御意見、また本日そうした専門的立場に携わっておられます参考人の方々の御意見を伺っておりまして、やはり身障者問題に対する、社会に対する決意と願いというものは、共通の基盤に立っているわけであり...全文を見る
05月10日第71回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○政府委員(山口敏夫君) ちょっと専門的な病名の見解でございますので、政府委員からお答えさしていただきます。
○政府委員(山口敏夫君) ただいま先生の御指摘になりましたような事件的な背景というものにつきましては、当然そういうふうな問題あろうと思うんですが、ただ一般論といたしましては、医師が作成する診断書に対する信憑性というものは、やはりいろいろ官公庁に添付する書類等、あるいはわれわれの国...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 当然お医者さんの診断書は医師の良心に基づいて正確に行なわれなければならないわけでございますし、またその診断書が当事者並びに関係者の方々により多くの影響を与えるという場合には、やはり慎重を期すに越したことはないわけだということは、十分理解するところでござい...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 私、先ほども申し上げさしていただきましたように、いわゆる医師の診断書が、患者さんをはじめ家族の方々、あるいはいろいろ社会的、経済的影響もありますし、きわめて重要な内容を伴うわけですから、これはもう正確に慎重に診断されなきゃならないという見解については申し...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 先生が御指摘いただいている点の意味は十分私自身も理解しておるところでございますけれども、やはり事件の経緯とか、あるいは状況等を考えますときに、医師の診断書に対する信憑性を厚生省が判断せよという厚生省に対する一つの審判官としての権威をお認めいただける点につ...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 当然、こうした一つの診断書をめぐりまして大きな政治的な問題にも発展し、また社会的な内容も含んでおるということでございますから、まあ厚生省の立場といたしましては、大野病院に対しまして、どういう経緯にあったのかというような、一つのこの患者さんを診断した経緯に...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) ですから、こうした一つの問題の中に、厚生省として大野病院に対しまして、患者さんを診察をした、またその後の経緯、診断書に対する確信を当事者の医師に聞いてみるということはやぶさかでないということでございます。  ただ、先生から御指摘ありましたように、診断書...全文を見る
06月14日第71回国会 参議院 逓信委員会 第10号
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○政府委員(山口敏夫君) 森先生が最初に御指摘になりましたように、経済成長の政治的考えから福祉社会を実現しようと、大きな流れのあることも事実でございますし、そうした意味におきましては、医療保障制度の中におきますところの国民的制度や施策のたてまえと実際面における開きの点につきまして...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) ただいまお答えいたしましたように、森先生の御指摘につきましては、私ども十分理解するところであります。
○政府委員(山口敏夫君) 先ほどお答えさせていただいたとおり、十分理解させていただきます。
○政府委員(山口敏夫君) 簡易保険の加入者の方々のこの保険に対する認識なり理解の上に立って、この疾病傷害特約制度が、いずれ、森先生ただいま御指摘のような方向の中で、解決されるということが望ましいというふうに私ども考えております。
06月15日第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第28号
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○山口(敏)政府委員 ただいま川俣先生の御指摘のとおり、福祉社会の中で、特に重症身障児をはじめ身障者の方々に対する社会的な理解や共感というものがより必要であるということは、もう当然でございますし、また、そうした施設に働いておられます職員の方々の待遇を少しでも改善しなければならない...全文を見る
○山口(敏)政府委員 決して私自身が施設の視察の問題に対しまして、これを避けているとか、あるいは逃げておるとかいうような気持ちがかりにも自分の心の中にありますれば、そうした懇談のときも、あるいは陳情を承ったときも、しいて私のほうからぜひ訪問したい、実情を伺いたいというようなことは...全文を見る
○山口(敏)政府委員 できるだけ早い機会に実際を拝見さしていただいて、またいろいろ御意見も承るということについては、はっきり約束できます。
06月15日第71回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○政府委員(山口敏夫君) 先生御指摘のとおり、経費の性格上十分スピードアップで事を措置したいというふうに考えるわけでございますが、厚生省関係におきましては、診療施設等の七月の被災に際しまして、直ちに職員と患者の危険のないよう、また施設の運営に支障のないよう、応急の措置を講じた後、...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 先生御指摘のように、身体にハンデあるがゆえに精神的、肉体的、あるいは経済的なハンデを背負っている、特に重度身体障害者の方々の行動半径を拡大する施策というものは、積極的に推進をしていかなければならないというふうに考えておるわけでございます。厚生省といたしま...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 二宮先生御指摘のように、大いなる時代の変革期の中で、福祉社会に対する国民の皆さんの決意と願いというものが十分そこにあるわけでございますから、当然その福祉を直接的につかさどる厚生省の立場といたしましても、先ほど局長の答弁にもございましたが、身体障害者の方々...全文を見る
06月20日第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第28号
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○山口(敏)政府委員 魚介類の水銀の許容基準等につきまして、四十六年から水銀の慢性毒性試験を実施しておりまして、基準の設定作業を進めておったわけでありますけれども、このたびのこうした有明湾等の事例にかんがみまして、水銀汚染、特に魚介類の摂取等の暫定基準を早急に設定をしたい。特にい...全文を見る
○山口(敏)政府委員 先生御指摘のとおり、基準の設定は一日も早いほうがいいわけでありますから、二十三日をめどとして早急にいま結論を出したい。国民の皆さんの食生活の健全な運用の面からも、ひとつ作業を一そう進めたい、こういうことを申し上げておきたいと思います。
○山口(敏)政府委員 あくまで純粋な医学的な問題追跡というものは、これはもう当然でございますし、そうしたあくまで医学的な立場からの一つの結論というものを私どもは十分尊重しなければならないというふうに思います。しかし同時に、いま林先生の御指摘のように、専門家の方々でもその判断や見解...全文を見る
○山口(敏)政府委員 ただいまの林先生の各面にわたる御意見、また政治的な理念は、私もすべて同感でございます。特に変革期にあるわが日本の国民的政治に対する要求、要望というものを、政府も国会も地方議会も含めまして、どう受けとめ、これに対決をしていくかというところに尽きると私は思うので...全文を見る
06月28日第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第36号
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○山口(敏)政府委員 安心できる老後、その中における一つの年金制度の確立、これは時代的な必然性、また要求が非常に強いものがあることは先ほど御指摘のとおりでございますが、また老人問題のいろいろな今日的な課題を検討しておりますときに、やはり変革期の中における、ひとつの社会福祉の中にお...全文を見る
○山口(敏)政府委員 小宮先生のおっしゃっている御趣旨は非常によく了承しておるわけでございますが、人間とパンダちゃんとどちらを大事にするか、これはもう人間を大事にするのはあたりまえのことでございます。しかし、私どもといたしましても、生活扶助の問題等につきましても、いろいろ長期的な...全文を見る
07月05日第71回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
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○政府委員(山口敏夫君) 今回の厚生省のとりました措置につきまして先生の御理解、またたいへん恐縮をしておるわけでございますが、御指摘のとおり、週間の摂取許容量等の問題あるいは安全基準等の中におきまして、いわゆる妊産婦をはじめ幼児も一般成年も同じ安全基準という形は、まことにもって大...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 御指摘のとおりでございます。
○政府委員(山口敏夫君) 先ほどもちょっと触れましたように、また安全基準の〇・三PPMあるいは〇・四PPMというものが、いわゆる子供さんや御家族の食卓を預かる主婦の立場からいいますと、大体どの程度の実生活においては許容量になるかと、当然素朴なそしてまた切実な疑問が出てくるわけでご...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) ただいま、先生の御指摘のいわゆる水銀の分析機器につきましては、正直のところ、私も初めてこの委員会出席の前においても説明を受けたわけでございますが、当然国民生活における動物たん白の吸収、特に魚の安全につきましては、業者とか、あるいは魚屋さんだけではなくて、...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 先ほどもお答えさしていただきましたように、今日の魚の安全性とその確認、また、国民の皆さんの食生活の混乱というものは、早急に、いま一刻も早く解決をしなければならない絶対的な使命を帯びておるわけでございますので、先生のただいまの御指摘につきましても、十分前向...全文を見る
07月10日第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第40号
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○山口(敏)政府委員 ただいま労働大臣からの御見解がございましたように、厚生省のほうといたしましても、陸上労働者の場合に準じて取り扱うように処置したいと思っております。
07月17日第71回国会 衆議院 社会労働委員会 第42号
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○山口(敏)政府委員 ただいま羽生田先生の御見解のように、経済成長社会の中におきまして、やはり物質文明の中で国民的な連帯あるいは安定というものを求めるのは、ひとえに福祉の面でどういう政治があるいは行政が機能を果たすかということに尽きるわけでございますし、そうした意味からいいまして...全文を見る
○山口(敏)政府委員 羽生田先生の御指摘のとおり、保健福祉さらにまた生活の安定のための社会福祉、当然私どもが福祉の中で国民の皆さんに進めていかなければならない重大な諸施策は、先生御指摘のその二点に十分ウエートを置いていかなければならない、かように考えておる次第でございます。
○山口(敏)政府委員 羽生田先生の御見解のとおり、まさに国民の皆さんの健康と命にかえ得る重いものはないわけでございまして、そういう点からいいましても、医療福祉の体制というものが少しでも整備していかなければならない、その立場に立ちまして厚生大臣も当委員会でも再三申し述べておるわけで...全文を見る
○山口(敏)政府委員 いわゆるこの医療体制の制度や保健的な保険制度の一つのたてまえが整備されることによってのみ国民の医療福祉に貢献できるということではもちろんないわけでございまして、現実的な運用過程におきまして、ただいま羽生田先生が御指摘になりましたような、やはり現状の健康保険、...全文を見る
○山口(敏)政府委員 ただいま先生の計数のとおり、大体厚生省関係の医療費関係は一兆円前後でございますし、まあ環境庁その他いろいろ予防、治療等も含めますと、わが国の当面の医療費関係の予算は一兆五、六千億になろうと思います。まあ申し上げるまでもなく、今年度の厚生省関係予算二兆一千億で...全文を見る
○山口(敏)政府委員 国民の健康と命、これがもうとにかく先ほど来の先生の御指摘のように、何ものにもかえがたい一番大切な基本認識でなければならないわけでございますから、ただいまの御提言も一つの考え方として私は大いに検討を進める余地は十分にあろうと思うわけでございますが、先生も御承知...全文を見る
○山口(敏)政府委員 国民の皆さま方の生命を守る、健康をはかる、こういう立場からの予算の充実というものは一そう進めていかなければならないわけでございますが、先生御指摘のように、脳卒中あるいは循環器系統の死亡率が非常に高いわが国の現状を十分考慮いたしまして、先生御承知のとおり、今年...全文を見る
○山口(敏)政府委員 国民の皆さんの平均寿命が延びている中に、いわゆる脳卒中やあるいはガン等で貴重なかけがえのない命をなくす、それは単に御本人ばかりでなく、ある意味においては国家的な大きな損失にもなり得るわけでございますし、そういう点ではベテランの医学者の方々や若い学究の方々が、...全文を見る
○山口(敏)政府委員 現在、社会の中におきまして、先生が先ほどから言われておるようないわゆる難病といいますか、精神的あるいは肉体的な負担をかかえる患者さんに対しまして、必然的に社会的な要請に十分沿った医療面における施策を講じなければならない、かように考えております。いま厚生省でも...全文を見る
○山口(敏)政府委員 先ほど総務長官から決意の披瀝もあったわけでございますし、国民の基本的な人権を守る立場からの八木先生の同和対策に対する御指摘、私どもも先ほど来の一生懸命この問題に取り組んでおる省の一つというふうに確信をしておるわけでございまして、そういう点におきまして、いろい...全文を見る
○山口(敏)政府委員 ただいま寺前先生御提示のように、ハンセン氏病は、遺伝でもなければ、伝染力がきわめて強いというものでもございませんし、率直に申しまして、かつてはなかなかなおりにくい病気でございましたけれども、今日においては、完全になおる、一般慢性伝染病として特別な扱いをする必...全文を見る
○山口(敏)政府委員 先ほど私がお答えさせていただきましたように、近代医学におきましては、いわゆるハンセン氏病につきましても完全になおる病気であるということは明らかでございますし、そういう立場から考えますと、ただいま先生がお読みいただいた教科書等の内容につきましては、公衆衛生の意...全文を見る
○山口(敏)政府委員 ただいま寺前先生の御指摘のとおり、いわゆるハンセン氏病の患者の方々の医療につきましては、国立病院それから国立療養所等におきましても、できる限り協力する体制を整えておるわけでございますけれども、いろいろ現状運用の点につきまして御指摘いただいたような点、率直に今...全文を見る
○山口(敏)政府委員 先ほど来から坂口先生の実践的な活動や御体験の中からの御判断や幾つかの御提言に対しまして、局長からの答弁の中にもございますように、幾つかの御教示もいただいたと思うわけでございますが、いずれにいたしましても、福祉社会あるいは医療福祉のたてまえや制度が確立をしたか...全文を見る
○山口(敏)政府委員 いわゆる献血の受け入れ体制といいますか供給体制、あるいは献血思想の普及、あるいはそのたよりとするところの善意の問題等いろいろ考えますと、坂口先生の御指摘のように、無料で献血されたものを無料で供給するという原則の上に立って献血事業が運営されることも大きな必要性...全文を見る
○山口(敏)政府委員 先ほど来から和田先生の御提言や、あるいは御教示に対しまして薬務局長も答弁申し上げておりますように、かりそめにも国民の健康や、いろいろ関連する医薬品の問題でございますから、国民に健全に運用していただけるような立場で厚生当局といたしましても、十二分なチェックと健...全文を見る
08月30日第71回国会 参議院 農林水産委員会 第26号
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○政府委員(山口敏夫君) まあ多様的な社会の状況の中にありまして、きめのこまかい国民の皆さんの要望や声というものを行政の場に生かすという点につきましては、それぞれの年金制度の役割りが果たされておると思うわけでありますけれども、まあそれにしてもこうした一つの制度の中におけるアンバラ...全文を見る
09月19日第71回国会 参議院 議院運営委員会 第33号
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○政府委員(山口敏夫君) 中央社会保険医療協議会の公益を代表する委員篠原三代平及び高橋正雄の両君は、八月二十七日に任期満了となりましたが、高橋正雄君を再任し、また篠原君の後任として山田雄三君を任命いたしたいので、社会保険審議会及び社会保険医療協議会法第十五条第五項の規定により、両...全文を見る
09月21日第71回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第11号
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○政府委員(山口敏夫君) 野々山先生がいろいろ大所高所からの大臣に対する見解を問いだすということで、本来たいへん役不足で私恐縮でございますけれども、実は、大臣は、皇居のほうに、これは差しつかえがあるのかどうかわかりませんが、保健文化賞の受賞者をお連れして陛下のほうに参内に伺ってお...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) そういう重要な見解につきましては、むしろ私よりも野々山先生のほうが十分御承知のことだと思うのでありますけれども、決して国会を軽々に認識をしておるということではございませんで、当然、国権の最高機関である国会の審議を優先されるべきことは当然でございますが、他...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) はい。
○政府委員(山口敏夫君) 今日、私どもの市民生活におきまして食品の問題はきわめて大事なところでございますし、特に食品公害等の関連の中におきましても、食品衛生調査会は、端的に申し上げますれば、国民の食生活のいわば生命線ともいえる権威ある一つの委員会のあり方でなければいけないわけでご...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) たいへんことばが行き渡らず恐縮でございますが、私、先ほどから申し上げさしていただきたいと思いますことは、食品衛生調査会の委員会自体は委員長の責任と管理の上に健全に運営されるべきでありまして、そのためのまた責任者でもあるわけでございますが、したがいまして、...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 行政の責任の経緯を釈明するわけではないのでございますが、食品衛生調査会の委員長の発言の真意を私自身まだ確認をしておりませんので、少なくとも調査会の責任と管理は委員長の名のもとに運営されておるわけでありますから、その委員長が資料等の疑問点も含めて再審査した...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 先ほど石丸局長が御説明いたしましたように、食品衛生調査会は、大臣の諮問に基づいて問題を研究し議論する一面また、食品衛生調査会自身の責任において大臣に対して建議するという二つの性格を持っておるわけでございまして、私が申し上げさしていただきたいと思います点は...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) ですから、そこで、異例でありますけれども国民の食生活におきましてきわめて重要な問題であるわけですから、そうした経緯とか異例云々は別として、しかるべき現実に即して対応しなければならない。そのためには、私ども、食品衛生調査会を存続しておる一つの意味というもの...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 厚生省が結果といたしましては国民の食生活の問題すべてにつきまして少なくとも責任を持たなければならないわけでございますが、そうした飼料の問題に対しまして厚生省は認定をするというまでの権限も有しないわけでありますし、また、その法的根拠もないわけでございまして...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) その契約書の中における日本国厚生省というものは、私どもの役所をさしておると思いますが、私どもといたしましては、認定をしておらないということでございます。
○政府委員(山口敏夫君) 野々山先生の御指摘の真意というものは私どもも十分承知するところでございますし、また、今日の科学文明の進歩発達の中におきまして、いろいろ国民生活にプラスの反面、多くの公害なりあるいは生活そのものを脅かす事柄が出ている経緯ということも十分われわれも認識を深め...全文を見る
○政府委員(山口敏夫君) 率直にそういう方向で努力をしたいということでございますが、食品衛生調査会の会長が御指摘のような点を十分検討して努力をしたい、こういうことでございます。