山口敏夫

やまぐちとしお



当選回数回

山口敏夫の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第96回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○山口(敏)委員 私は、新自由クラブと社会民主連合が院内会派を結成をいたしまして新自由クラブ・民主連合を代表して、総理を初め関係閣僚に、当面するわが国の内外諸情勢につきまして御質問申し上げたいと思います。  本会議における各党の代表質問、また予算委員会における総括質疑を承ってお...全文を見る
○山口(敏)委員 いわゆる増税なき財政再建を図り、そして思い切った行革を進めながら減税財源を捻出していく、そういう総理の基本的な姿勢である、こう受けとめてよろしいわけですね。  そこで、総理の御決意のとおりこれが進むことをわれわれは期待をするわけでありますが、われわれが野党の立...全文を見る
○山口(敏)委員 一応行政改革、財政再建の方向づけをした、したがって、この秋の総裁選以降は別な人に譲ることも含めて心配ない、こういうふうに受けとめてよろしいわけですな。
○山口(敏)委員 現状、自民党の総裁が内閣総理大臣ということでありますから、まあ党内で決まることであろうと思いますが、われわれがその人事に関心を持ちますのは、いま総理が国会で御答弁いただいている中身が、公約がそのままことしから来年にかけて実行されるということはきわめてむずかしい、...全文を見る
○山口(敏)委員 前段においては、大体経済見通しはなかなか当たらないのが妥当であるというような説明があり、後半の部分においては、大体景気の回復も何とかなるから税収見通しも軌道が修正されるだろうと、非常に矛盾しておる御答弁でありまして、そのぐらい厚かましくなければ大蔵大臣は務まらな...全文を見る
○山口(敏)委員 いろいろありましたけれども、何を根拠に、歳入欠陥、何とか伸びが期待できるか、税収の伸びをどこに期待しているのか、これはわれわれといたしましては、五十七年度予算審議の中で非常に重大なことでございまして、大蔵大臣と主税局長からお話がありましたけれども、経済政策の元締...全文を見る
○山口(敏)委員 大蔵大臣も経企庁長官も大変景気の見通しについて楽観的、税収についても非常に楽観的に見ておりますけれども、日銀総裁がつい最近、日銀総裁の考えとして、輸出の増勢が数量ベースでも鈍り、かげりが広がってきた、内需不振に加えて輸出増勢の鈍化で景気回復のテンポが従来以上に遅...全文を見る
○山口(敏)委員 私は鈴木総理から経済学や財政学の講義を承るために聞いておるんではないので、その一兆六千億なり二兆三千億の歳入欠陥が出た場合の、たとえば補正予算を組むとか、また総理のいわゆる政務の総括責任者としての責任といいますか、その場合における決意を私は確認しておきたい、こう...全文を見る
○山口(敏)委員 歳入欠陥があるとは思っていないと。しかし、これもそんな言葉を信じている人はだれもいないんです。経済のイロハがわからなくても、財政状況がどうかということは皆わかっておる。  これは総理、いままでの経済運営と違いまして、とにかく日本自身もよその国の例を見習ったりあ...全文を見る
○山口(敏)委員 ですから、とにかく国民総生産が三十兆円、五十兆円の時代と違うわけですから、とにかく三百兆に近いGNPの時代において一%数字がずれても二兆円、三兆円という状況ですから、大蔵大臣のおっしゃることもわかります。  したがって、私が申し上げたいのは、もし歳入欠陥が出た...全文を見る
○山口(敏)委員 大蔵大臣、こういう大事な問題を、やはり大臣みずから政治生命をかけて財政再建に取り組んでいるんですから、私は何も大蔵大臣の責任を追及するということでなく、実際の問題として補正予算を組むというようなこともあり得る。しかしどうもいまの鈴木総理や大蔵大臣の姿勢を見ると、...全文を見る
○山口(敏)委員 補正を組むということをなかなか明言をしないということになると、国債整理基金の取り崩しまで含めないと、私どもの分析では歳入欠陥を穴埋めすることはできないということになるわけですよ。これは赤字国債の償還財源に手をつけるということですから、鈴木総理が言っておる財政再建...全文を見る
○山口(敏)委員 いつもは堂々たる自信家の大蔵大臣が、目をしばたたかせ、くるくる回しながら、テレビには映らないけれども、なかなかうその説明をしておるという良心の苛責だけはわれわれ感じ取ることができるわけでありますが、私は一言申し上げたいのは、五十六年度減収対策としては、国債の償還...全文を見る
○山口(敏)委員 河本大臣は、再三景気の停滞を早くから予測して、景気対策から来る内需の喚起、そしてまた税収増というものを主張しておられたわけでありますが、そういう立場に立っても結果としてその主張が取り入れられなかった。しかし、歳入欠陥、補正予算もしくは償還財源の取り崩し、こういう...全文を見る
○山口(敏)委員 いま河本長官は、アメリカの高金利政策が非常に内外の経済の足を引っ張りておる、こういう御指摘もありました。しかし、アメリカの高金利政策だけではなくて、日本の内需喚起の政策のおくれというものも大変諸外国の経済政策の足を引っ張っておるのじゃないか。  この六月ですか...全文を見る
○山口(敏)委員 私が先ほど申し上げたような立場から、通産大臣と労働大臣からも、野党が要求している減税の問題についてみずからの所管する責務においてどういう御判断を持っておられるか、御答弁を伺っておきたいと思います。
○山口(敏)委員 労働大臣も、春闘だけで可処分所得を埋めるということになりますと、やはり物価等々にもこれは影響してくるわけでありますから、閣内において減税の問題についても十分深い関心と御努力を私はこの席から要望しておきたいと思うのです。  大蔵大臣、河本長官初め各関係閣僚はこの...全文を見る
○山口(敏)委員 大蔵大臣も、減税も一つの内需喚起の重要な施策である、こういう御判断もあるということで、ひとつそれを実現するために、やはりもっともっと、知恵のある方のようでありますから、御検討もいただかなきやならないと思うのですが、たまたま、この予算審議の過程において、近代経済学...全文を見る
○山口(敏)委員 河本長官もいろいろなところで御講演されておる中身を聞きますと、一兆円減税どころか、二兆円減税も必要だというぐらいの明確な提案もなされておるわけでありますが、どうも、予算委員会の場所に参りますとたてまえに閉じこもってしまうというようなうらみなきにしもあらずと感じて...全文を見る
○山口(敏)委員 大蔵大臣、私の先ほどの質問にもう一度大臣としてちょっとお答えいただきたいのですけれどもね。要するに、やはり五十九年の赤字脱却が非常に厳しい、六十一年の問題、その間にその三公社の問題もきちっと歯どめをかけて、そして減税の問題、間接税の問題、いろいろ抜本的な、小手先...全文を見る
○山口(敏)委員 国民の側からすれば、五十九年の赤字国債の完全脱却、行政改革を思い切ってやります、そして一兆円減税も五十八年度以降については検討します、こういうことですべて解決をすれば、これはめでたしめでたしということになるわけでありまして、われわれはそれを政府に強く約束せしめる...全文を見る
○山口(敏)委員 そこまで総理、大蔵大臣が決意しておるのに、財政事情が厳しいから政府に国会においても協力して、もう少し第二案、また甲論乙論議論し合おう、こういうことを申し上げたわけでありますが、ひとつ公約のとおり、公約実現のために御努力いただきたい。しかし、公約が実現できない、国...全文を見る
○山口(敏)委員 第二次オイルショックの後の経済動向を見ますと、第一次ショックと違いまして個人部門、個人の消費等に非常に影響が出てきている、こういうことを考えまして、私はぜひひとつ減税の問題について総理以下さらに真剣に御検討をいただきたいと思うのです。そのための財源の問題は、何と...全文を見る
○山口(敏)委員 外交、防衛の問題、また新自由クラブは結党以来行政改革と教育改革の問題にも真剣に取り組んできたわけでありますが、そうした問題、さらに同僚議員であります河野洋平氏が本会議質問で取り上げた軍縮の問題、いろいろ御質問申し上げたかったわけでありますが、時間の関係もございま...全文を見る
06月21日第96回国会 衆議院 本会議 第26号
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○山口敏夫君 私は、新自由クラブ・民主連合を代表し、当面の政局の諸問題について、総理に質問を申し上げます。  ベルサイユ・サミット、国連軍縮特別総会など、まず、このたびの外遊に対して、鈴木総理に対し敬意と御慰労を申し上げる次第でございます。  総理の帰国後の政局は、財政再建、...全文を見る