山口わか子

やまぐちわかこ



当選回数回

山口わか子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第149回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○山口(わ)委員 いよいよ最後の質問となりました。大変おなかがすいてまいりまして、皆さん大変だと思いますが、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。  まず最初に、農林大臣にお伺いをいたします。  日ごろは国民の農林水産業発展に御尽力をされまして、国民の期待にこたえられるよ...全文を見る
○山口(わ)委員 今お答えをいただきましたように、本来、牛乳は新鮮でより安全な処理をした形で消費者に提供することが重要だと考えております。  ところが現実は、牛乳と呼んで販売しているものは加工乳、還元乳、乳飲料など種類も多く、例えば骨太君とかビフィズス菌入りなど健康に必要だと思...全文を見る
○山口(わ)委員 お答えをいただきましたように、表示の問題というのがこれからはかなり重要になってくるというふうに思います。  今までは、この表示というのを見てみますと、公正取引委員会の牛乳の表示に関する規約を見ましたけれども、牛乳という表示の中には、牛乳だけではなくて、今言った...全文を見る
○山口(わ)委員 本来、牛乳は、加工しなくても牛乳そのものが完全食品と言われている大変重要な栄養素を含んでいるものでございますから、やはり消費者の皆さんに生乳を積極的に飲めるような機会をこれからつくっていただくためにも、ぜひ前向きに表示のことは御検討いただければありがたいと思って...全文を見る
○山口(わ)委員 本当に、過去最悪の規模となった集団中毒ですけれども、HACCPという最先端の衛生管理システムを導入しながら、私は、最も基本的な、人間の目で、あるいはにおいで衛生管理を行わなかったという、最新のシステムを入れたから基本的なものはなくてもいいというふうに思われたか、...全文を見る
○山口(わ)委員 O157でかなり問題になったこの毒素につきましては、やはり細心の注意を払う必要があると思いますし、HACCPについての工程がとても大変だということもお聞きしていますし、全従業員がこのシステムについて共通の認識を持ってしなければいけないということになりますと、これ...全文を見る
○山口(わ)委員 今回の中毒事件の原因ですけれども、超高温殺菌をしているから食中毒が起きないと考えたこと、そして、細菌は死んでも毒素は残るということ、どんな場合でも、どの工程でも、どのような道具や機械を操作するときでも、事食品に関する限り、徹底的な手洗いをする、手に多少でも傷のあ...全文を見る
○山口(わ)委員 最後でおなかがすいているところでございます。五分前でございますけれども、これでやめさせていただきます。ありがとうございました。
08月08日第149回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○山口(わ)委員 社民党の山口でございます。最後の御質問をさせていただきます。  介護保険制度についてでございますけれども、介護保険制度が四月からスタートいたしまして四カ月が経過いたしました。この制度を実施するに当たりまして、多くの国民が戸惑いと不安を持ち、介護を必要とする人も...全文を見る
○山口(わ)委員 それでは、二、三の内容について御質問させていただきます。  まず、介護認定についてでございますが、制度のスタート前から多くの問題が出されていました。コンピューターによる認定の是非、体の状況のみを重視し、精神面や住居の状況とか家族や地域の状況など、認定するための...全文を見る
○山口(わ)委員 確かに、アンケート調査の結果でもおおむね理解されている、あるいはサービスも順調にいっている部分もありますけれども、三割くらいの方がやはりこのサービスが受けられない、お金がなくて受けたくても受けられない皆さんがいらっしゃることも事実です。そういう意味では、この介護...全文を見る
○山口(わ)委員 私も、やはりこの介護保険制度というのは、だれでも、どこにいても、たとえ家族がいても、一人の人間が自立して生活していくように支援するものでなければならないというふうに思っております。  財源の問題、あるいは各市町村の独自の介護の施策の問題、あるいは国や都道府県の...全文を見る
○山口(わ)委員 どうもありがとうございました。
11月07日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○山口(わ)委員 社会民主党・市民連合の山口わか子でございます。  私は、農地法を過去何回か改正してくる中で、戦後進められてきた農業政策の基本について質問をさせていただきます。  農地法制定当初の法の目的は、私が申し上げるまでもございませんが、農地はその耕作者みずからが所有す...全文を見る
○山口(わ)委員 農地法の一部改正は、政府の説明によりますと、担い手不足を解消し、すぐれた農業経営者を育成するために必要とのことですけれども、担い手の育成が重要かつ緊急の課題であることは社民党も同じ認識でございます。  しかし、株式会社が農業生産法人に参入すると、どうして担い手...全文を見る
○山口(わ)委員 今この農業生産法人の選択肢を幾つかふやすというふうにお答えをいただきましたけれども、こういうふうな農業の現状になったのは大分前からだというふうに思っています。農業の担い手不足のことを心配する必要はどうなのか、この株式会社の参入で本当に解消する、もし、今おっしゃる...全文を見る
○山口(わ)委員 農業就業人口の激減はもう先ほどから皆さんの御質問で出ていますが、農地面積も減少してきていると思います。昭和六十一年には六百万ヘクタールだった農地が、現在では四百八十六万ヘクタールであり、この十四、五年の間に約百二十万ヘクタールの農地が失われています。農業政策の重...全文を見る
○山口(わ)委員 これからの農業には、国土の保全とか水源の涵養、自然環境の保全、良好な景観形成、文化の伝承など、多面的な機能を発揮することが求められています。このことは基本計画でも強調されているところでございます。  こうした観点からも、地域農業とその担い手である家族農業経営を...全文を見る
○山口(わ)委員 やはり農業の基本は何といっても家族農業経営ですし、農業を行うことが難しい、困難な地域においても、そこで生活していく農家が維持できるような体制づくりが大切だ、そのことを私は訴えたいと思っています。いろいろな選択肢があるにしても、農業が成り立っていかない限りどうにも...全文を見る
○山口(わ)委員 私はこれからの農業を考えるときに、農地は農地として適正に耕作、利用されなければならないという原則をもっと明確にするべきだろうと思います。そして、この精神は、最初に申し上げました農地法制定当初の目的と一致しなければならないと思っています。このことは、農地政策の公共...全文を見る
○山口(わ)委員 今まで、私は農業の基本について御質問させていただきました。農地法の改正につきましては、次の菅野さんにバトンタッチをしたいと思っています。  ありがとうございました。
11月09日第150回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
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○山口(わ)委員 社会民主党・市民連合の山口わか子でございます。  大変おなかがすいてまいりまして、本会議も近づいてまいりまして、きっと気もそぞろだと思いますが、もうちょっとの辛抱です。よろしくお願いいたします。  現在策定中の原子力長期計画案について御質問をさせていただきま...全文を見る
○山口(わ)委員 先ほども申し上げましたように、非常に国民は不安を抱えています。安全性についても本当にこれでいいのかどうか、やはり何といっても自然エネルギーへ転換していくべきではないかということを考えている国民は非常に多いと思いますので、やはりこの辺は、多くの意見を入れて策定をし...全文を見る
○山口(わ)委員 それでは続きまして、今の、技術的に難しいという問題を踏まえて御質問させていただきますが、「もんじゅ」にかかわる今後の予算はどのくらい見込んでいるのか科学技術庁に資料をお願いしましたところ、資料をいただきました。これ全部読むと時間がなくなってしまいますので。実は、...全文を見る
○山口(わ)委員 私は素人ですけれども、現在、改修をこれからしなければいけない、めどが立たない、そして、とにかく維持するだけでも百億もかかるなんていいますともうびっくりしちゃいまして、それでも後どうなるのかまだ具体的な計画がないというのは、なかなか素人には信じがたいものでございま...全文を見る
○山口(わ)委員 どうもありがとうございました。  いずれにしても、計画策定までに多数の御意見を聞くと思いますので、とにかく安全だけは絶対に守っていただきたいし、やはり原子力を自然エネルギーに変えていただきたいと最後に申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうござ...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○山口(わ)委員 最後になりました。社会民主党・市民連合の山口わか子でございます。  今回の口蹄疫の発生に伴う防疫措置の実施について、明らかになった課題について御質問をさせていただきます。  まず第一に、ことし三月、宮崎県で口蹄疫の発生が確認されたわけです。北海道で発生するま...全文を見る
○山口(わ)委員 わかりました。  続きまして、北海道の飼育農家につきましてですが、七百五頭飼育していたそうです。そのうち二頭の牛から口蹄疫ウイルスの遺伝子の断片が疑似患畜と診断されたと聞いております。しかも、全く発症をしていなかったそうです。この二頭についての殺処分を行った以...全文を見る
○山口(わ)委員 今回はこういうふうに七百五頭という大変大量の殺処分が行われたわけでして、このようなことが繰り返されますと、農家は飼育する意欲も失われますし、大変なショックだというふうに思っています。  ですから、感染経路とかウイルスの実態解明、ワクチンの完備、予防技術の向上な...全文を見る
○山口(わ)委員 この農家の方は、やむなく営業中止をしたというふうに聞いております。ですから、皆さんのことを考えて、これからもできるだけ運用面で対応できれば大変いいのではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、三月に発生して以来、いまだに発生原...全文を見る
○山口(わ)委員 原因が特定できませんと、対策も十分な対策が立たないということもありますので、原因究明についてはしっかりやっていただきたいというふうに思っております。  続きまして、平成九年の法改正時に附帯決議が付されています。  その中で、「病原性大腸菌O—一五七による被害...全文を見る
○山口(わ)委員 それは後で質問します。  HACCP方式の導入というのは、大変だと思うんです。人手、時間もかかりますし、雪印食中毒問題でもこのHACCP方式で本当にいいのかどうかという議論になりました。小さい事業所では、このHACCP方式を導入することはいろいろな意味で経済的...全文を見る
○山口(わ)委員 本当に思わない事故というのは、予期せずして起こります。ですから、やはりそれに対する事前の準備あるいは人的な対応なども、これからぜひ十分考慮して実施していただきたいというふうに思っております。  今回の口蹄疫での国内防疫体制の整備について、幾つかの課題が今までの...全文を見る
○山口(わ)委員 時間が参りました。ありがとうございました。
11月17日第150回国会 衆議院 本会議 第15号
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○山口わか子君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案に対して、反対討論を行います。  反対の第一の理由は、この法案がなぜ今提出されなければならないのか、その根拠が全く示されていない点です。必要性がみじんも感じられないからでござ...全文を見る
11月30日第150回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○山口(わ)委員 社会民主党・市民連合の山口わか子でございます。  先ほどからお話を聞いていまして、憲法についての認識が随分私とは違うという思いで聞いておりました。歴史認識を正しく持たなきゃいけないというお話でしたので、私は、一人の人間として、私の自分史について少し歴史を振り返...全文を見る
○山口(わ)委員 確かに、アメリカから与えられたというのは百歩譲っても、当時の国民はこの憲法を、ああ、よかった、これから本当にあの暗黒時代の憲法から解放され、物が言えるようになった、そして男女平等の世界も来たということで喜んだわけですね。そして、五十数年たった今でも、私たちはその...全文を見る
○山口(わ)委員 本当に見解の相違だというふうに思いますけれども、私は、戦争はやはり絶対いけない。この戦争に対する私たちの考え方が定まらない、直らない限り、日本の社会も、暴力という行為がなくならないとさえ私は思っています。  そして最後に、国際貢献でございますけれども、国際貢献...全文を見る