山崎拓

やまさきたく



当選回数回

山崎拓の1973年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月11日第71回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第7号
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○山崎(拓)委員 私は、せっかくのよい機会でございますから、いままで各議員からいろいろ指摘されました個別的な問題ではなくして、最も基本的なことをお尋ねしたいと思います。  それは、商社の社会的な責任、それから社会的な役割り等について、今日、これまでるる御指摘があり、かつ皆さま方...全文を見る
04月16日第71回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第8号
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○山崎(拓)委員 私は、このたび提案されました生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律案に関連をいたしまして、物価対策諸般について御質問申し上げたいと思います。  去る四月十三日に日銀より発表されました卸売物価の統計によりますと、三月でございますが、前月比一...全文を見る
○山崎(拓)委員 年間を通じて当初の経済運営の見通しにおさめたいという長官のお話でございましたが、当面の事態に対する認識でございます。物価は鎮静に向かった、こういうお話でございますが、国民全般といたしましてはそういうふうには受けとめていないと私は思います。最近の値動きを見ておりま...全文を見る
○山崎(拓)委員 通貨に対する信認等、人心の安定が必要だというお話であったわけです。  そこで、国際的に考えまして、ドルの権威が失墜してきて、世界単一経済の機構というのが崩壊しつつあるという考え方がございます。で、スミソニアン体制も崩壊いたしましたし、ブロック経済化の方向をたど...全文を見る
○山崎(拓)委員 確かにおっしゃるとおりだと思います。日本はブロック化になることが一番困ると思われるわけでございまして、そういう点からいたしますと、今日の国際経済情勢、通貨情勢、あるいは国内の物価騰貴の情勢等考えますと、私は、やはり非常に重大な事態におちいっておるというふうに強く...全文を見る
○山崎(拓)委員 住宅の問題につきましては、従来、これは個人の責任と負担において住宅が求められておったわけでございますが、今後は相当社会政策的に、ある程度財政で負担しても住宅を、それも従来のような、アメリカで言えばスラム的な住宅でなくして、人間が住むにふさわしい人間的な住宅という...全文を見る
○山崎(拓)委員 私がそのような御質問を申し上げましたのは、アダム・スミス的なレッセ・フェール経済のときには、見えざる手によって利潤を追求していけば公共の利益につながるという思想でございましたが、今日ではそうはまいらないわけでございまして、そういう点から今回の法案も提案されておる...全文を見る
○山崎(拓)委員 物価局で、ある程度組織的に強化されたというお話でございましたが、私、今度の法案を見ておりまして感じます点は、もう少し強い権限を経済企画庁に与えないと、この法律の実施もそれから物価対策全般もうまくいかないのではないかという印象を持っておるわけです。「価格の動向及び...全文を見る
○山崎(拓)委員 この法案が有効に実施されるためには、価格調査官というのがございますが、価格調査官の数と質の問題が充実しなければ、実際はなかなか実態調査等を行なうことはむずかしいと思うのでございますが、これについての予算措置あるいは今後の方針等ございましたら、国民生活局長にお伺い...全文を見る
○山崎(拓)委員 時間が参りましたので、最後に大蔵省銀行局長に御質問を申し上げたいのですが、過剰流動性対策といたしまして、預金準備率の二回にわたる引き上げ、それから公定歩合の引き上げ等、行なわれてきたわけです。これは確かに有効に作用しておることは間違いないのですが、私どもが心配を...全文を見る
○山崎(拓)委員 これで私の質問を終わりますが、最後にお願いをしておきますが、今回の物価高騰の問題は、やはり政治体制の根幹をゆるがすような非常に大きな問題に発展するおそれがありますので、政府といたされましては、万全の、積極的な対策をもって当たられますように御要望を申し上げる次第で...全文を見る
06月08日第71回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○山崎(拓)委員 ただいま審議をされております国立学校設置法等の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をさしていただきたいと思います。  まず、質問に入ります前に、この委員会の委員の一人として特に発言をしておきたいことがあります。それは、この法律案の審議にあたりまして、今...全文を見る
○山崎(拓)委員 四十四年の七月二十四日に東京教育大学の意思決定が行なわれたという過程は、あくまでも民主的であったということを国民の前にもう少し明らかにしておきませんと、一部の者が、五学部のうち文学部はこれに参加しないというような喧伝をいたしておりますので、その点について要望をし...全文を見る
○山崎(拓)委員 答弁を承りますと、宮島学長不信任の問題は、事務的な取り扱いに対する問題であって、この新構想大学のビジョンに対する本質的な異論が発生したということではないようでございます。そのようなことをもってこの東京教育大学の評議会の決定が非民主的であったのではないかという疑問...全文を見る
○山崎(拓)委員 もう一つの議論の立て方といたしまして、学群と学系と分けるということはすなわち研究と教育と切り離すということであるから、研究から切り離された教育というものは、学問体系と無関係の低水準の教育になる、こういう議論の立て方があるわけでございます。この点に  つきまして...全文を見る
○山崎(拓)委員 ただいま局長の答弁の中で指摘されました教育のシステムの問題あるいはカリキュラムの問題でございますが、大学の教員は教育の内容を決定する権限を持たなければならない。そのことが大学自治の一つの重要な要素であるということがいわれておりますが、そこで、この研究と教育の分離...全文を見る
○山崎(拓)委員 次に、管理運営体制の重要な改革点につきまして少しずつ承ってまいりたいと思います。  まず、副学長の制度でございますが、今日まで教授会を中心といたしますいわゆる学部の自治が、学問の自由を守るとりでになってきたんだということを言う人があるわけでございますが、この副...全文を見る
○山崎(拓)委員 この副学長の選任の問題でございますが、これは学長が副学長を任命するのではなくして、学長の推薦により文部大臣が任命するということになっておると思うのでありますが、この任命の方法が非常に不明確ではないかという議論がございますので、この副学長の任命の方法につきましてち...全文を見る
○山崎(拓)委員 ただいまの点でございますが、文部大臣が学長の申し出に基づいて任命するのではなくて、申し出を受けて高い識見を有する者を任命するという点が問題だという議論をする人があるわけでありまして、この点について正確なお答えをいただきたい。  すなわち、学長の申し出に基づいて...全文を見る
○山崎(拓)委員 参与会の問題でございますが、この参与会につきましては、これは開かれた大学の一つの機能となるわけでございましょうが、ためにする議論によりますと、実質的には大資本の利益を代弁する者が選任されるであろう、こういうことでございまして、この参与会のメンバーの選任にあたりま...全文を見る
○山崎(拓)委員 この参与会の構想は非常に大切な構想でございまして、今日までの大学が大学内部の方々の考え、あるいは知識、感覚等によってのみ運営されてきたというところに大きな問題点があるわけでございまして、そういう閉鎖性というものが、まあ象牙の塔という表現によってあらわされてきてお...全文を見る
○山崎(拓)委員 この管理運営の問題の中で非常に大きく取り上げられておりますのが、学生の大学自治に対する参加の問題でございます。この今度の構想の中では、学生自治会の位置づけというものはないように思われるわけでございますが、正当な自治会活動を認められるのか認められないのか、その点に...全文を見る
○山崎(拓)委員 学生が大学の財政について、あるいは人事等の決定について参加をすることが妥当であるかどうか、私は妥当でないと考えておる者の一人でございますが、文部省の御意見をお伺いしたいと思うのです。
○山崎(拓)委員 市民参加のお話が出ましたので、開かれた大学という観点に戻りますが、筑波大学が持つ開かれた大学としての特性は、参与会において学外の方が参加をして意見を具申することができるというところにだけあるのかどうか。たとえば筑波研究学園都市との関連あるいは学問、と研究上の交流...全文を見る
○山崎(拓)委員 波筑大学が従来の大学と違いまして、大学の環境自体が非常によくなるんだということが期待されるわけでございますが、たとえば大学教官の生活の環境、あるいは大学の研究の施設あるいは環境、そういったものがやはり著しく改善を見るということが、こういった新しい大学の構想が打ち...全文を見る
○山崎(拓)委員 先ほど松永委員から御質問が出ておったところでございますが、この筑波大学の改正法案の中に、学校教育法等の一般的規定の改正が含まれておるわけでございまして、学部にかわる研究教育組織、副学長制、医学教育の六年一貫化、こういった大学制度の弾力化が今度の改正点になっておる...全文を見る
○山崎(拓)委員 質疑を重ねてまいりまして、私といたしましてはこの法案につきまして十分理解を深めたわけでございますので、これをもって質疑を終わりますが、大学紛争が非常に盛んであった時期からすでに数年を経て、まあ何ら——といってはあれでございますが、大学の改革というものはまだ手がつ...全文を見る
07月25日第71回国会 衆議院 文教委員会 第34号
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○山崎(拓)委員 学校教育法の一部を改正する法律案の質疑を行なわしていただきますが、その前に、本委員会のメンバーの一人といたしまして、一言申し上げたいことがございます。  それは、本国会第二回目の会期延長の初日におきまして、従来の陋習を破り、直ちに国会の審議を再開されました委員...全文を見る
○山崎(拓)委員 ただいま大臣が御指摘をされましたとおり、福岡県におきましては、従来校務運営内規によりまして、職員会議が最高の議決機関とされてきたわけであります。この根拠につきましては、日教組は、学校は人間教育の場であって教師一人一人が直接生徒に対して責任を持って教育を進めなけれ...全文を見る
○山崎(拓)委員 今日もなお福岡県下の二十数校で、管理職、これは教務部長、生徒部長、総務部長等々という肩書きがついておりますが、管理職の選挙を組合管理下の職員会議で行なっておる。しかも、職員会議は、即、実態的に組合の分会である、こういう実情であります。こういう実情ではたして学校の...全文を見る
○山崎(拓)委員 このたびの県教委の通達によりますと、教頭は「校長を直接に補佐し、校務を整理するもので、校務運営上重要な地位にあり、各校務組織間の連絡調整を図るとともに、各校務分掌組織の運営について指導助言するものであるから、校務運営組織上、その地位を明確に位置づける必要がある」...全文を見る
○山崎(拓)委員 全国の公立学校教頭会が、教頭の職務内容についての調査を行なっております。この調査の内容を見ておりますと、たとえばただいま申し上げました校長不在のときの代行権がはっきりせずに困っておるというようなお考えをお持ちの方が、非常に多い数字が出ておるわけであります。また同...全文を見る
○山崎(拓)委員 まあ教頭先生は管理職でございますから、組合に入っていないのは当然であるわけであります。教頭先生が管理職であるという考え方につきましては、今日まで非常に歴史的な経過があるようでございますが、戦前、昭和十六年制定の国民学校令におきましては、「教頭ハ学校長ヲ輔佐シ校務...全文を見る
○山崎(拓)委員 その後昭和三十二年に文部省令であります学校教育法施行規則の一部改正が行なわれて、第二十二条の二の第三項において「教頭は、校長を助け、校務を整理する。」という一項が入れられたわけであります。しかし戦前の国民学校令では「教頭ハ学校長ヲ輔佐シ校務ヲ掌ル」、今日の学校教...全文を見る
○山崎(拓)委員 その後昭和三十五年以来管理職手当が支給されております。また昭和四十一年のILO第八十七号条約批准に伴い、ILOの体制に入ったわけでございますが、人事院規則の別表改正によりまして、国立学校の校長、教頭が「管理職員等」と規定されたわけであります。それに伴って文部省は...全文を見る
○山崎(拓)委員 「管理職員等」というのは、どういう定義で説明できますか。「管理職員等」について説明してください。
○山崎(拓)委員 管理職というのは、地公法によりますれば、「管理若しくは監督の地位にある職員」となっておるわけでありますが、日教組は、教頭は特に職員の監督者ではない、こういう解釈をいたしておるわけでありますが、その根拠といたしまして、学校教育法の中に明確な教頭の職務の位置づけがな...全文を見る
○山崎(拓)委員 先ほどの公立学校教頭会の調査によりますと、教頭先生が、教頭の職務の中で特に重要と考えておる項目の中で最大のものは、校長の補佐、その次は管理運営、さらに職員指導、こういう順序になっておるわけであります。これらはいずれもいわゆる管理者として最も重要な職務でございます...全文を見る
○山崎(拓)委員 時間が参りましたので、これで私の質問を終わらしていただきますが——それではもうしばらく続けさせていただきます。  この教頭の職務上の権限について少しお伺いしたいのでございますが、教頭は職務命令を発する権限あるいはただいまのこの法律案の中に明確に出ておりますよう...全文を見る
○山崎(拓)委員 ただいまお話のありました点ですが、教頭先生が、今度の改正案の中にもありますように、児童生徒の教育をつかさどるという教員の仕事を実際やっておられる。この調査によりましても一時間から五時間やっておられる方が四二%、六時間から十時間やっておられる先生が二六%、したがっ...全文を見る
○山崎(拓)委員 ただいまの問題は、たとえば教頭の研修の問題これにつきましても、研修は先生にとって非常に大事なことでありますけれども、教頭先生はなかなかその時間がとれない、実態的には一時間から、二時間の研修しか行なっていない教頭先生というのは二〇%も存在する、あるいは全く研修が行...全文を見る
○山崎(拓)委員 最後に、もう一つお聞きしておきたいのですが、校長先生、教頭先生というふうに、学校の管理運営の体制について整備を進めておられるわけでございますが、さらに学年主任、教務主任等、中間管理層と申しますか、そういった管理体制の整備につきまして、これをどのように考えておられ...全文を見る
○山崎(拓)委員 時間が参りましたのでこれで終わりますが、今日の教育界の実態を考えてみますと、まさしく教育の現場に組合管理の弊害が著しく出ておる、私はこのように感じるものでございます。そもそも、職員団体が、学校の管理運営に容喙することが許されないわけでございまして、この実態につき...全文を見る
09月21日第71回国会 衆議院 本会議 第61号
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○山崎拓君 私は、自由民主党を代表して、ただいま上程されました文部大臣奧野誠亮君不信任決議案に対しまして、正当なる文部行政を擁護する立場から、反対の討論を行なうものであります。(拍手)  本決議案によりますと、まず奧野文部大臣が、今日まで暴言を繰り返してきたと主張し、不信任の理...全文を見る
○山崎拓君(続) 最後に、重ねて申し上げますが、日教組は革命の戦士を育てることが教育の目的であるとするのでありますが、人を愛し、国を愛する知情意のバランスのとれた人間を育成すること、すなわち人格の完成こそが教育の本旨なのであります。糾弾さるべきは、人格高潔なる信念の人奧野文部大臣...全文を見る
12月12日第72回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○山崎(拓)委員 ただいまの質問に関連してさらにお伺いをいたしますが、長洲参考人は消費者心理が今日の物価の高騰を生んでおる一つの原因であるという御指摘でございますが、確かにその面もあると思います。しかし十月、十一月ごろの物価騰貴の現象を見ておりますと、主として小売り物資の買い占め...全文を見る
○山崎(拓)委員 これに関連をいたしまして鈴木参考人にお伺いいたしますが、鈴木参考人は、とりあえず当面とにかく総需要の抑制が最も緊急の対策であるということを御指摘なさったわけでありますが、その点私も同感でありますが、ただ当面非常に需給のバランスがくずれておって、供給不足の状態にお...全文を見る