山崎拓
やまさきたく
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月23日 | 第96回国会 衆議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○山崎(拓)委員 ただいま提案されましたいわゆる在勤法について御質問を申し上げます。 わが国は、申すまでもなく、国際社会の中で孤立して生きていくことのできない国であります。また、これだけの経済大国になりました以上は、応分の国際社会に対する貢献をなしていかなければならぬという点...全文を見る |
○山崎(拓)委員 ただいま外務大臣の御答弁の中で、外交体制は必ずしも十分でない、五千人の体制強化を考えているという趣旨のお話がございました。確かに、外交は人がやるものでございますから、人員の増強と申しますか定員の増強ということは大変重要な事柄であると考えます。 そこで、戦前の...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 ただいま伺いますと、人員の面でも、これだけ国際社会が複雑化してまいりまして一層外交機能を強化しなければならないときに、逆方向になっておるという認識を持つのであります。これから私どもも大いにバックアップしてまいりたいと思いますが、さらに一層の外務省の努力をお願いし...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 ただいまの御答弁によると、情報の密度というのは大変濃くなっているというお話で、そうであれば大変結構なんでありますが、ただ先ほど申しましたように、諸外国の情勢の変化についていままで的確な情報収集が行われたというふうには私は必ずしも評価していない。そこで、在外公館勤...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そこで、法案の中身について少し御質問申し上げますが、今回大使館を設置されようとするアルバニア人民社会主義共和国でありますけれども、確かに、アルバニアという国は日本にとりましてきわめて閉鎖的な国になっているということは承知をいたしておりました。しかし、大使館すら設...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 次に、アンカレジ領事館を総領事館に昇格させる理由について御説明してください。 | ||
○山崎(拓)委員 改正の第三点は、在外職員の在勤基本手当の額を定めるものとなっておりますが、この給与に関する改正の内容につきまして御説明いただきたいと思います。 | ||
○山崎(拓)委員 せっかくの機会でございますから、外務大臣にお伺いをいたします。 外交方針なるものは国際情勢をどう認識するかによって樹立されるべきものである、かように考えます。 そこで、一九八〇年代の国際情勢と申しますか国際軍事情勢というふうにしぼって申し上げてもいいと思...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 外務大臣の御答弁の中で、今日米ソの軍事バランスは均衡状態にあるというお話があったわけでございますが、そうであるとするならば、一九六二年のキューバ事件のときと一九七九年のアフガニスタン事件のときの米側のソ連への警告に対するソ連側の対応がまるきり違ってきておるという...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そういうことであるとするならば、外務大臣がお話しされました、今日核戦力を含めまして米ソの軍事バランスが均衡状態に入ったということ、外務大臣は、特に欧州におきます戦域核兵器の問題でソ連が、SS20の二百数十基の配備のことをお取り上げになったと思いますが、むしろ優位...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 外務大臣は、非軍事的な安全保障の面についてお触れになったわけでございますが、軍事的な安全保障の見地から申し上げますと、このようなソ連の著しい軍事的な増強に対処いたしまして、これは自由主義陣営全体としていかなる対処をするかという点もございますし、またわが国は憲法上...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 日米関係の重要性については、これは日本側からの認識だけではなくて、アメリカ側だって、日米関係は非常に重要であるという認識は当然あると思うのですね。そういうことでありますが、アメリカも民主主義の国家であり、世論政治でありますから、アメリカ国民世論の中にいわゆる安保...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 時間が参りましたので、終わります。 | ||
04月12日 | 第96回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第3号 議事録を見る | ○山崎(拓)委員 まず、伊藤防衛庁長官にお伺いをいたしますが、防衛力整備の方向を考えていく上におきまして非常に大切な要件といたしまして、国際軍事情勢に対する認識があろうかと思います。そこで、先月末ワインバーガー国防長官が来日をされまして、日米防衛首脳協議の場が持たれたのであります...全文を見る |
○山崎(拓)委員 最近、新聞報道等によりますと、米ソの軍事バランスを考える上におきまして非常に重要なポイントになっておりますいわゆる核戦力、なかんずく戦略核戦力のバランスについて米国内においてもいろいろ議論があって、これはICBMだけで比較するのはどうかというような議論のようであ...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そこで、先ほど伊藤長官が御紹介されましたジュネーブ会議の問題なんですが、戦略核兵器におきましても参事官のお話のようにいろいろな問題点が出てきておる。特に、戦域核戦力については従来から米ソ間に相当の大きな隔たりというものができてしまっておる、こういうふうに私も認識...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そこで、ソ連側のSS20の方でありますが、昨年の米国国防省の発表によりますと、欧州サイドに百七十五基、それから極東サイドに七十五基、合わせて二百五十基がすでに配備が行われておる、しかるに、引き続いて五十基増強される見通しだということでありますが、その後の極東配備...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そこで、先ほど、伊藤長官が首脳協議でこの問題はグローバルに判断すべき問題であると御発言をされたと承りましたが、全くそのとおりだと思うのでありまして、これは欧州戦域におきましてSS20あるいはNATO側の戦域ミサイルについていかにこれを制限交渉いたしましても、極東...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 次に、長官のお話の中で、米中関係については、台湾に対する武器供与の問題もあるけれども、米中間の意見の相違というものは決定的なものではないのだというお話があったのであります。そこで、これは外務大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、米中関係あるいは中ソ関係というの...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 ただいま外務大臣のお話のとおり、タシケントのブレジネフ演説があって、中ソ関係に修復の兆しが見える。一方では、米国の台湾武器供与の問題がある。そういうことではあるけれども、大綱に書いてあるような、わが国周辺地域において米ソ中三国間に一種の均衡が成立している状態とい...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 世界で自由主義陣営と共産主義陣営とが緊張した場面を持っておると申しますか、それは欧州、極東並びに中東であります。 近年、特に私どもが心配をいたしておりますのは中東情勢なんでありますが、その中東情勢も、過去四次にわたる中東戦争がございましたイスラエルと周辺アラ...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 いま外務大臣のお話の中にございましたように、わが国は中東に石油の七割を依存しておる。欧州と申しますか、西側、EC諸国もほぼ五割依存しておる。アメリカも一割強依存しておる。そういうエネルギー供給のソースとして非常に重要な役割りを中東地域が果たしておる。そこの安全の...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 さすれば、先ほど申し上げましたように、自由主義陣営と共産主義陣営の対立が見られる三つの正面と申しますか、その中で欧州フロントにつきましてはもうアメリカにとってバイタルな地域でございますから、これはアメリカは守り抜くであろうというように私は考えます。さらに、中東フ...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 非常に重要な点なのでありますが、一カ二分の一戦略が修正されたということでございますと、たとえば第七艦隊がインド洋にシフトされまして、つまり、西太平洋の安全保障にとってかけがえのない戦力である第七艦隊の戦力が、従来はたとえば三隻の航空母艦のうち二隻は常時インド洋に...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 先ほど伊藤長官の日米防衛首脳協議についての御報告がございましたが、その中で北西太平洋の日米防衛分担の問題が公式に提案されたという新聞報道もあるのであります。先ほど長官のコメントの中にはございませんでしたが、その点についてはいかがですか。 | ||
○山崎(拓)委員 一千海里のシーレーンの防衛の問題ですが、この点についてはどういう話し合いが行われたのですか。 | ||
○山崎(拓)委員 外務大臣にお伺いしますが、千海里防衛は対米公約である、在日米軍司令官のドネリーさんが講演したというような報道もございますし、そういう指摘がアメリカ側からときどきなされるのでございますが、昨年の日米首脳会談で、確かに鈴木首相は両国での適切な役割り分担というものを公...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 公約ではないけれども、プレスクラブで総理がそういうお話をされたということは、それなりの重みがあるということであろうかと思うのです。 そこで、確かに防衛庁は、海上交通の保護の対象といたしまして、航路帯を設ける場合はおおむね千海里程度の周辺海域を考えているという...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 これは外務省にお伺いしますが、アメリカの下院の日本関係公聴会ですね、三月一日でありますが、ボルドリッジ国務次官補証言のテキストを私はいまここに持っておりますけれども、その中で、日本は周辺地域及び千海里のシーレーンの防衛には主要な責任を負うべし、こういう発言があり...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 これは全部の水域で主要な責任を負うのだということは不可能であることは当然でありますけれども、従来言われております二つのシーレーンと申しますか、南東、南西というのですか、この二つのシーレーンで主要な責任を負うことができるようなレベルに、それでは「防衛計画の大綱」の...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そこで、大事な点は、南西、南東両航路においていわゆる海上交通保護の作戦を行うに当たり、海上自衛隊が主体的な役割りを果たす、こういうことなんですね。それはいままでの質疑を通じまして大変明確になってきたところである。 さすれば、わが国は六億トンの資源を輸入いたし...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 いまのお話の中で、四個護衛隊群があれば、これは「防衛計画の大綱」の水準でありますが、両航路の海上交通保護が理論上可能になる。しかし、素人が考えましても本当に理論上の話なんで、四個護衛隊群しかないものを、これが有時の際にこれに専念するということはあり得ないことであ...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そこで、御要望申し上げておきますが、総合安全保障と申しますと、軍事的な安全保障のほかに、エネルギーの確保あるいは食糧の確保といったところが柱になっている。でありまするから、いま申し上げた点は、いわゆる資源の確保というのは食糧の確保であり、エネルギーの確保——その...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 〇・三三%上げまして六百人ということでありますが、行財政改革の折から、この人員充足率の向上の問題は政治的にいろいろな障害があったと思いますけれども、それを克服して、六百人といえどもこれを向上せしめることになったということは、大変英断である、かように私は考えており...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そこで、継戦能力の問題と関連いたしますが、予備自衛官の制度、これは現行予算措置だけですけれども四万二千人になっている。これは防衛三法が通らぬことには四万二千にはならぬわけでありますけれども、十五万五千人の実員を持つ陸上自衛隊が四万二千人の予備自衛官、目標は四万五...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 継戦能力の中で非常に重要な要素である弾ですね、私も防衛庁に行って初めて聞いたのでありますが、「たまに撃つ弾がないのが玉にきず」といって、弾薬の不足を現役自衛隊隊員が嘆いておる、そういう川柳もあるぐらいであります。最近四年連続いたしまして二五%弾薬の補充を向上させ...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 陸については、いろいろ指摘したい点はあるのですが、以上のとおりといたしまして、海上自衛隊につきましても先ほど海上交通法の問題で議論をいたしましたので、航空自衛隊につきまして少し問題点を議論しておきたいと思うのです。 私は防衛庁に参りまして、私の高校時代の同級...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 いま一部について御説明があったわけでございますが、航空自衛隊の問題点を私から申し上げると、有事即応能力については、たとえば飛行訓練の不足による練度の低下の問題があるはずであります。訓練時間が非常に不十分である、訓練空域が遠隔で狭隘である、あるいは射爆場が不足して...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 五六中業の考え方について、陸海空それぞれにポイントだけを聞いておきたいと思うのです。 まず、陸上自衛隊に関してでありますが、継戦能力の面で、弾薬の備蓄量の増加ということは当然考えられていると思うのですが、その点についてどうかということと、さらに、燃料の備蓄に...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 次に、海上自衛隊ですが、即応能力の向上の点で特に問題になりますのは、魚雷、機雷、ミサイル等の備蓄あるいは実装魚雷の艦艇搭載の問題でありますが、実装魚雷の方は五十五年度から五カ年計画で艦艇の二分の一定数を搭載するという方針だと伺っております。五六中業では一体どの辺...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 航空自衛隊の問題ですが、先ほど抗堪性の問題等についてはいろいろ議論いたしましたので、これはどの辺まで考えておるのかということをお伺いしたいと思いますが、さらに、私がNATOに参りましたときに、NATOで非常に重視しておりましたのは電子戦能力の問題なんです。航空自...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 そこで、いまわが国自衛隊が持っておりますさまざまな欠陥についてお話があったところでありますが、それをこの五六中業で相当な改善をしていかなければならぬということになるのですけれども、その検討をなさっておる。五六中業で基盤的防衛力の達成、つまり「防衛計画の大綱」の水...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 五六中業で「防衛計画の大綱」の水準を達成することを私どもは強く希望するわけでございますが、その際に問題になってくるのは、当然のことながら財政上の見地であります。 そこで、五十八年度、これは五六中業の初年度になるのでございますが、この予算がどうなるかということ...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 臨調の第一部会におきましても、防衛に関しましてこう述べているのですね。「防衛力は、専守防衛という基本理念のもとに、わが国の安全をできる限り自らの手で守るという、明確な国民的な決意に立脚した有効な能力を備えたものであるべきだ」「日米安全保障体制の枠の中で、適切な範...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 確かにこのGNP一%以内の問題は、鈴木内閣ではこれを維持していく、こういう話なのでありますが、五六中業の期間というのは五十八年度から六十二年度までの間でありまして、これは長官も鈴木内閣の一員でございますから、あるいはいまのような御発言になろうかと思うのです。しか...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 先ほど、自衛隊の持っておりますさまざまな欠陥、その中で有事即応態勢の問題についても主としてハードな面で御指摘をいたしまして、また、御答弁もありました。しかし、ソフトな面、つまり有事法制の問題もございます。昨年の四月二十二日に中間報告が出されたのでございますが、そ...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 いま状況について御説明があったのですが、この中間報告によりますと、先ほど申しましたように「第一分類を優先的に検討することとし、第二分類については第一分類に引き続いて検討する」こういうことになっておりました。そこで、こういう行革の時期でもあって、ハードな面ではいろ...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 今後統合演習等をおやりになるときには、もちろん演習そのものは現行法制でやることはわかっておりますけれども、しかし、前回のように対馬に向けてやるということになれは、当然問題が出てくる、問題点はわかってくるというように考えるのです。たとえば、防衛出動命令後に有事法制...全文を見る | ||
○山崎(拓)委員 時間が参りましたので、これで私の質問を終わりますが、最後に、防衛庁長官に御要望申し上げておきます。 わが国の防衛力というのはハリネズミになるのだという議論がございます。ハリネズミになるということは、詰まるところ、きちんとした侵略抑止力を持つのだ、トラやオオカ...全文を見る | ||
05月06日 | 第96回国会 衆議院 内閣委員会恩給等に関する小委員会 第1号 議事録を見る | ○山崎小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、私が当恩給等に関する小委員会の小委員長に選任されました。恩給問題を調査する本小委員会の重大な使命にかんがみ、誠心誠意その職責を全ういたす所存でございます。何とぞ、各位の格段の御協力...全文を見る |