山下栄一

やましたえいいち



当選回数回

山下栄一の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第142回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○山下栄一君 公明の山下です。簡潔に質問させていただきたいと思います。  まず初めに、参議院の予算委員会、本日の冒頭、総理から、今回の大蔵不祥事に対しまして総理として、また大蔵大臣として、両方だったと思いますけれども、決意表明がございました。この総理の決意は深刻な実態を踏まえて...全文を見る
○山下栄一君 過剰接待とそれに見合った官僚の収賄という問題であります。大蔵行政の根幹にかかわる、そして国内のみならず国際社会からも日本の金融行政を中心としてこの国の経済行政はどうなっているんだという大変な不信が高まっている。単に金融部門だけじゃなくて大蔵省そのものの大改革を求めら...全文を見る
○山下栄一君 過去五年にさかのぼって、現役だけじゃなくてOBも含めて実態調査をするということでしょう。だから、私はそれは金融部門だけじゃなくて大蔵全体に広げて、接待の実情をも含めてきちっと調査したらどうだ、こういうことを申し上げているわけです。
○山下栄一君 午前中の質疑にまた関連してですけれども、MOF担の問題がございました。  それに関連して、総理は民間からの行政への出向者をなしにしているとかいう御答弁だったと思いますが、人事交流、一方通行じゃなくて官僚の天下りも同時になしにするということでないと、MOF担の問題を...全文を見る
○山下栄一君 腐敗が大きな問題になり、うみを徹底的に出し尽くすという観点から私は質問しているわけでございまして、二度と起こらぬようにするためには、この癒着が大きな問題になっているわけですから、最後に総理もおっしゃいましたけれども、官僚の金融機関の頭取や会長や相談役等への天下り問題...全文を見る
○山下栄一君 この問題は先ほど問題にいたしました事態の徹底究明の内部調査にかかわる話ですから、今不十分だとおっしゃいましたけれども、私はでたらめだと申し上げているわけでございまして、また同じように徹底してやるという言葉自身が口先だけで、実はいいかげんにやるということが繰り返される...全文を見る
○山下栄一君 総理の気持ちはわからぬでもないけれども、事態の徹底究明をやるとか、生まれ変わって出直すとかということを何度も繰り返してまた今回の事態になっておるわけですから、二度と起こらないように的確な、二度と起こらないようにするといっても、総理そのものの命がけの覚悟がないとこれは...全文を見る
○山下栄一君 建設大臣、この道路公団の監督官庁は建設省でございます。今回の事件につきましては非常に深刻な認識をされていると思うわけでございますけれども、今の問題、どのように感じられますか。内債の幹事会社を一つの銀行が独占し続けてきている、今も続いているというこの問題、いかがでしょ...全文を見る
○山下栄一君 では、建設大臣、今おっしゃった改革の観点なんですけれども、独占している状態をやめるということですか。どうですか。
○山下栄一君 だから、独占状態を見直すことも含めて考えていらっしゃるということですね。  ほかの大臣の皆さんもお聞きいただきたいわけでございますけれども、道路公団だけじゃなくて他の特殊法人が発行する政府保証債、これについても債券発行の引受幹事が日本興業銀行である、またその債券の...全文を見る
○山下栄一君 総理大臣、そんなのだめですよ。今回の大蔵OBの事件はこの幹事会社をめぐる不祥事であるわけでございまして、そういう大変メリットのある、後から申しますけれども、その引受幹事会社、登録機関が日本興業銀行に独占されている。日本道路公団を初めとして公営企業金融公庫、日本道路公...全文を見る
○山下栄一君 初めて知ったということ、やむを得ない面があるわけですけれども、ぜひ勉強していただいて、抜本的な見直しをお願いしたいと思うわけでございます。  日本道路公団法に基づいてこういう債券を発行できる、そして道路債券令では第二条に「道路債券の発行は、募集の方法による。」と書...全文を見る
○山下栄一君 今回の道路公団の理事、元大蔵OBの問題でございますけれども、この資料2―①の発行機関、もう一度ごらんになっていただきたいと思います。  ここには書いてございませんが、日本道路公団からずっと書いてございますね、特殊法人の名前が。この日本道路公団の財務担当理事が井坂容...全文を見る
○山下栄一君 現役官僚の汚職事件だけじゃなくて、今申し上げたのは大蔵OBの道路公団理事の汚職事件にかかわる、まさに同じ構図が実は道路公団だけじゃなくてあるんだということを御指摘して、事態の深刻さを私は申し上げたわけでございます。  残された時間、自民党総裁にお伺いしたいというふ...全文を見る
○山下栄一君 担保、返済計画は。──わからない。事前に申し上げておいたんですけれども。  献金を自粛されているというお話を既にお伺いしているわけでございますけれども、(図表掲示)借りた銀行は大手八行、献金を受けている銀行は三十行。これは借入金を充当するための献金と言えないと。い...全文を見る
○山下栄一君 私が申し上げているのは、総理が先日の衆議院予算委員会でおっしゃったからですよ。  要するに、住専以来献金は自粛している、それは借金の返済分の献金についてはもらっているけれどもと、こういう話があったわけです。ところが、借りている銀行は八行で、もらっている銀行は三十行...全文を見る
○山下栄一君 金融安定化法案、参議院でも審議される、衆議院でも審議されておるわけでございますけれども、自民党が銀行から献金を受けているということ、このことについては非常に今回の法案にかかわる大きな問題である。  銀行を公的資金で救済する、その銀行から献金をもらうということは、公...全文を見る
02月05日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第4号
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○山下栄一君 公明の山下でございます。  まず私は、財源確保のためのスポーツ振興くじ導入の前提の話をきょうは少し提案者の方また文部省にお聞きしたいと、このように思うわけでございます。  スポーツの振興は極めて重要であり、またスポーツ議連が中心となって今日まで取り組んでまいりま...全文を見る
○山下栄一君 学校、企業中心のスポーツから地域スポーツの振興へというその理念はすばらしいというように思っているわけです。ただ、それを行政主導型でやるのはよくない、こういう考え方に私立っておりまして、地域におけるコミュニティーづくりの重要性みたいなものは叫ばれているわけですけれども...全文を見る
○山下栄一君 先ほど柳沢提案者が、日本の場合はスポーツ振興、スポーツの生活とのかかわりの中でゆがみがあったということをおっしゃっていましたけれども、私もそう思っておりまして、今も体育局長からお話がございましたけれども、例えば体育指導委員という方が市町村に任期二年で非常勤でスポーツ...全文を見る
○山下栄一君 いたしたいのはよくわかっているんですけれども、文部省の取り組みの中に総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業ですか、これが平成八年から始まった。こういうモデル事業にあちこちから、自治体主導型じゃなくて、もちろん自治体を通さにゃいけないかもわからないけれども、自治体にそ...全文を見る
02月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○山下栄一君 斎藤参考人にちょっとお聞きしたいんですけれども、先生のお考えは、今回の法案の中身は本来は賭博罪に当たる、そういう内容を導入しようとしているというお考えなんですけれども、今回の法案の名称はスポーツ振興くじ法案になっているんですけれども、スポーツ振興賭博法案というふうに...全文を見る
○山下栄一君 黒須参考人にちょっとお聞きしたいんですけれども、私もスポーツ振興の必要性、特に地域スポーツ、これはもう大変重要であると。これからの日本のさまざまなことを考えて、地域の観点からのスポーツ振興は大変重要であるというように思っております。ただ、財源確保でくじというのは、こ...全文を見る
○山下栄一君 長沼会長に、スポーツ指導者の養成、活躍の場ということからちょっとお聞きしたいんですけれども、私は、そういう専門的な教育、スポーツ、体育の教育を受けた方、そしてスポーツの能力のある方が活躍する場が本当に限られている、これが非常に大きな問題になっていると思うんですね。 ...全文を見る
○山下栄一君 という観点から、私は、本来の国の予算の中で総合型地域スポーツクラブの構想を実現するための取り組みを基本的にはやっていくべきであると、この辺の議論が余りにも今まで少なかったということを感じております。  もう一点、今回の振興くじには子供が参加できない、年齢制限がある...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第8号
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○山下栄一君 公明の山下でございます。  限られた時間でございますけれども、私は一つだけきょうは御質問したい、問題提起を行いたいと思っております。  文部大臣、先ほど萱野委員の御質問の関係の中で、戦後五十年過ぎまして学校教育の制度的疲労という、六三三四制の見直しという観点でお...全文を見る
○山下栄一君 緊急的な対応としてナイフを持ってくるのはだめだということは、もちろんそういうことも必要だと思いますけれども、もう一方で、中教審の方で議論をされているわけです。僕は、現場に根差した議論が大事だ、なかなかそれが起こってこない背景があると思っているんです。  それは、学...全文を見る
○山下栄一君 どうもありがとうございました。
03月31日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第11号
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○山下栄一君 国立学校設置法の改正案に関連いたしまして、きょうは限られた時間でございますけれども質問させていただきたいと思います。  午前中も議論がございました看護職員の育成、そしてそれを育成される教官の育成、そういう観点から医療技術短期大学の三年制から四年制への改組が今回の法...全文を見る
○山下栄一君 これは学校の中に配置しようというわけですから、それほど問題は切実であるというふうに思うわけです。地域の教育センターにそのカウンセラーの方を配置することも大事でしょうけれども、それも進んでおるわけですが、学校の中に配置する、非常勤の形で週二回ということですので、具体的...全文を見る
○山下栄一君 いただいた資料でございますけれども、スクールカウンセラーとして配置されている方々は、例えば臨床心理士の資格を持っている方、場合によっては医学の観点から精神科医の方、また大学の教授というのはそういう心の教育の専門家ではないかなと、心の専門家といいますか、そういう観点か...全文を見る
○山下栄一君 局長からそういう御報告をいただいたわけですけれども、聞くところによりますと、学部段階でもそういう学科を持っている学科の入学試験は大変難しくなっている。そして、具体的に臨床心理を専攻する段階でも物すごく希望者が多くて、定員が少ないのでなかなか入っていけない。まして大学...全文を見る
○山下栄一君 私は、今大臣が答えられた観点とちょっと違う観点で申し上げておりまして、足らない分は学校の先生の経験者で補っていこうということじゃなくて、教員免許を持っておられるということじゃなくて、心の専門家としての心理学、特に臨床心理学の充実強化、そういう教育の段階、それはやっぱ...全文を見る
○山下栄一君 終わります。
04月01日第142回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○山下栄一君 公明の山下でございます。  何点か大事な問題を取り上げさせていただきたいと思っておりますけれども、時間の配分に悩んでおりまして、できるだけ御出席の大臣に漏れなくお聞きしたいというふうに思っておるわけでございます。  最初に取り上げさせていただきたい問題は、二カ月...全文を見る
○山下栄一君 入札制度を採用することによって、政府引受債につきましては富士銀行が落札したということを、今御報告ございませんでしたが、というふうに聞いております。  手数料が興銀のときと比べると十分の一以下で落札した、このように聞いておるわけでございます。十分の一というと、これは...全文を見る
○山下栄一君 ちょっと具体的に答えていただきたい。今回六千億の債券発行についての政府引受債の具体的な問題でございます。  手数料の割合が興銀と比べると著しく低い。入札制度を導入することで、私は十分の一以下と聞いておるわけでございますけれども、今までよりも相当安い手数料で富士銀行...全文を見る
○山下栄一君 明確にございましたように、興銀の場合は六千億の政府引受債の発行に伴ってやる手数料が一億を超えていた。総理、しっかり聞いていただきたいんですけれども、富士銀行になることによって八百万円になった。十分の一以下というか、そういう意味でございます。ということは、今までいかに...全文を見る
○山下栄一君 総務庁長官からまとめてというか、総理、私は具体的に見直しがもう始まっておるというふうに聞いておりまして、道路公団については不祥事があったからいち早くそういう見直しが具体的に始まっておる。しかし、ほかのところも始まっておるのを聞いておりましたので具体的にお聞きしたいと...全文を見る
○山下栄一君 自治大臣から簡単にお願いします。
○山下栄一君 特に、今の中では中小企業金融公庫が三月の政府保証債、そして政府引受債、それぞれ興銀ではない。具体的には政府保証債は富士銀行だと思います。政府引受債は第一勧銀が落札している。そして、手数料が半分になったというお話でございました。公営企業についても入札制度導入に向けて検...全文を見る
○山下栄一君 一番上です。国鉄清算事業団を初めとして二十七機関がずっとございます。日本道路公団、中小企業金融公庫、公営企業金融公庫も入っております。  それぞれ特殊法人は国内債として政府保証債、政府引受債、縁故債、こういう三種類の債券を発行しておる。政府保証債は、二十七機関を合...全文を見る
○山下栄一君 本来は不祥事が起こってからとかじゃなくて、四十年以上続いてきた癒着の極めて厳しい慣行であったというふうに私は強く確信いたしますので、総理にこのことを申し上げているわけです。もう見直しが始まったからいいじゃないかという問題じゃない。もっときちっとこういうことは早く気が...全文を見る
○山下栄一君 事実はそうじゃないということを私は申し上げておきます。  「ファイナンス」という雑誌がございます。この雑誌の一九八八年、十年前ですけれども、十二月号、八九年十一月号、ここで大蔵省理財局総務課長補佐寺田稔という人です、現在官房広報室長。松田学さん、現在大蔵省大臣官房...全文を見る
○山下栄一君 保証をつける場合の相談に乗るとかそういうことを今おっしゃっておったわけでございますけれども、それは結局かかわっていないのじゃなくてかかわっていて、ここの論文では実質的に理財局総務課と日本興業銀行との間で行われている、こういうふうにおっしゃっているわけですよ。今、局長...全文を見る
○山下栄一君 いや、理解できない。旧来の悪い慣行の中で行われてきた、日本興業銀行頭取が出席するのは政府保証債を独占的に引き受けているからそうなってきただけの話だと思うんです。  今、見直しが始まっています。だから、日本興業銀行がなぜ毎回出席する必要があるのかということから考えて...全文を見る
○山下栄一君 だから、今こういう金融不祥事が続いて金融機関に対する不信感が物すごくあるわけですよ、金融行政そのものに対して。健全性を確保するために考えてきたというものじゃなくて、非常に不透明な形でこういうことが行われてきた。その見直しが今始まっているにもかかわらず、大事な国債発行...全文を見る
○山下栄一君 次の問題に移ります。  日本銀行の役員人事についてでございます。  日本銀行幹部の不祥事によりまして日本銀行総裁が交代されました。新体制になって改めて役員の顔ぶれを見ましたら、総裁、副総裁、理事、監事──監事が三人いらっしゃいます。この中に矢崎さんという元会計検...全文を見る
○山下栄一君 だから、国政の観点から、全体の観点から私は申し上げているんですよ。会計検査院の使命、これほど厳しい財政状況なので、執行状況というのを極めて厳格にチェックしなきゃいかぬ、国民の立場に立って会計検査院の使命は重大である。その会計検査院の院長を経験された方が日本銀行の役員...全文を見る
○山下栄一君 そういう、何というか、白々しい答弁はやめてくださいよ。
○山下栄一君 これ別に何とも、おかしいと思いませんか。会計検査の対象の日本銀行に会計検査院長をやっておられた方がいらっしゃって、まともな検査が行われますか、国民から見て。
○山下栄一君 信じておりますと言うのは勝手ですけれども、会計検査院の権威は守れませんよ、こんなのじゃ。国民への使命を果たせませんよ。
○山下栄一君 そんなことないことない。  時間がもうなくなってまいりましたけれども、運輸大臣、今から申し上げる問題は運輸大臣が非常に積極的に発言されている問題でございます、前向きに。  これは、運輸省の職員が出張する際の航空券を民間航空会社よりただで、公務出張なんですけれども...全文を見る
○山下栄一君 予算を伴う問題か知りませんけれども、これが平成八年度、二年前の実績でございます。(図表掲示)一、二、三、四、五、六、七社、JALから始まりまして一番下は琉球エアーコミューターまで。本省関係、地方の役人。本省関係三百六十五件、地方二千七百三十六件。これは、要するに無料...全文を見る
○山下栄一君 関連をお願いします。
04月23日第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
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○山下栄一君 何点かポイントだけ質問させていただきたいと思います。  今、文部省におかれましても心の教育の問題が緊急の課題になっております。学校、地域、家庭。そういうときに今回のこの法案、すぐれた芸術作品、美術品に触れる機会をふやすという非常に大事な趣旨であろうというふうに思い...全文を見る
○山下栄一君 東京国立博物館。
○山下栄一君 それと、ちょっと時間が余りありませんので、留学生についても私は入場の無料化の対象にしたらどうかなというふうに思っております。せっかく日本に来られて何年か過ごされて日本のことを学ぶ機会もあると思うんですけれども、日本の文化がどれだけ理解されているか,日本の国のことを理...全文を見る
○山下栄一君 もちろん、美術館等で子供だけじゃなく大人の方も全部含めて、したがって留学生も入ると思うんです。常設展の場合に無料開放をやると思うんですけれども、留学生の方々にこの日は無料開放しますよという、例えば記念の日を選んで、終戦記念日でもいいですし、また戦後の駐留が終わった後...全文を見る
○山下栄一君 今おっしゃったことも大変重要な観点だと思いますけれども、僕は美術館に教室を移動して鑑賞教室、移動教室をやるということの推進をもう少し活発化したらどうかなというお話をさせていただきましたので、また御検討ください。  最後に、税の優遇措置の話ですけれども、この美術品登...全文を見る
08月21日第143回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○山下栄一君 まず最初に、ダイオキシン類による環境汚染問題、厚生大臣、環境庁長官に御質問したいと思います。  大阪の最北部に能勢町という町がございます。環境すばらしい地域でございますけれども、今住民が環境問題で苦しんでおります。  昨年の能勢町の一般ごみ焼却場の問題でございま...全文を見る
○山下栄一君 地元の大阪ということで象徴的に出てきた問題であって、これは大気を通じただけでももう今、環境庁のこの前の推定ですけれども、日本列島には北海道から沖縄まで二・五キログラムのダイオキシンが降り注いでいると。場所は土であり水であり、また食べ物の中にも入っているということを言...全文を見る
○山下栄一君 具体的に大阪府の方から、予算のシーズンですから、どこの場所に、工事計画もあるわけですよ、農地敷地内に保管と。それも最高濃度の二万三千ピコグラムの土壌を水処理した上で固形化処理を行って敷地内に保管するという案が出てきているわけです。それに基づいて積算をして、そして予算...全文を見る
○山下栄一君 いずれにしましても、財政支援について明快な対応をしていただきたい。  総理大臣、どうですか。
○山下栄一君 冒頭、環境基準の話を申し上げましたけれども、大気についての環境基準はある、排出ガス濃度の基準はあると。それが水に落ち土に落ち、土がどれだけ汚染すれば問題なのか、また問題ないのか。子供たちが遊ぶ場所、農地はどうなんだという基準が全くない。大気の基準だけあって水質の汚染...全文を見る
○山下栄一君 では、大阪府の今現在汚れている土は国が決めてから除去したらいいと、こういうお考えですか。長官どうでしょうか。
○山下栄一君 大阪府立能勢高校の農場内が今も汚染されたままになっているんです。その周辺には子供たち近寄れない、そういう状態がもう去年の十二月から続いているわけです。どうするんだと、これは。この問題をのんきに、のんきというか、もちろん厳しく検討会をして基準をつくらにゃいかぬけれども...全文を見る
○山下栄一君 日本道路公団にかかわる問題について質問させていただきたいと思います。  日本道路公団の関連会社、日本ハイカという会社がございます。これは高速道路のプリペイドカード、ハイウェイカードを日本道路公団から独占委託されておる会社でございますけれども、ここの資金回収、プリペ...全文を見る
○山下栄一君 建設大臣並びに公団総裁のこの問題に対する認識がどこまで深刻かということを私はちょっと確認したいと思っておるわけでございます。  この日本ハイカという会社は、役員十二名中十一名が公団OBでございます。そして、そこだけで年間四千四百億円の仕事をしている。高速道路料金は...全文を見る
○山下栄一君 百貨店とかパーキングエリア、サービスエリア、コンビニエンスストアじゃなくて、とにかく二千七百社の中には料亭福田家とか喫茶何とかとか、会社であるはずなのに個人の何とかさんとか、再委託販売契約を個人と結ばれている。また、神社とも契約を結んだりとか、酒屋さんももちろんある...全文を見る
○山下栄一君 引責辞任したはずの四名の役員、社長さんは日本ハイカ創設以来ずっと社長をされていて、引責辞任されたのは三年前ですけれども、公団元理事でございますが、この方を含めて四人の方々の再就職を公団があっせんしたということは事実ですか。
○山下栄一君 総裁、その再就職先が問題なんです。公団のファミリー会社に全部就職しているわけですよ。社長さんも東日本ハイウェイ・パトロールという会社。あと専務さんも新日本道路サービス顧問というふうにして、そういうことが大問題である。こんなチェックもほとんど、民間会社という名のもとに...全文を見る
○山下栄一君 大臣、先ほど私が申し上げました、首都高と同じように直接委託販売方式にしたらどうだと。日本道路公団は全国に支社があるわけです。そして、日本ハイカも実は一々売りに行っているのではなくて、現金を持ってこさせて仕事をさせていると。別にそんなに人員も要らないという実態なわけで...全文を見る
○山下栄一君 最後に、二〇〇八年オリンピックの問題でございますけれども、ちょうど一年前に国内候補地として大阪市が決まったわけでございます。来年、再来年、もう一年ちょっとで正式の立候補表明をしなきゃならないという状況の中で国の取り組みがまだ決まっていない、財政的支援も含めて。  ...全文を見る
○山下栄一君 閣議了解は大体いつごろかということを総理にお聞きしたいと思います。
09月24日第143回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○山下栄一君 引き続き、公明でございますが、山下でございます。  有馬大臣は中央教育審議会の会長をされておったわけでございまして、教育分野の最高権威といいますか、実質的にもそういうお立場から今回大臣になられたわけでございまして、今、日本の学校教育、学校教育だけじゃなくて教育の機...全文を見る
○山下栄一君 合格を国立大学院の側が認定した以上、御本人が入学を希望すれば入学は認めざるを得ないということですね。だけれども、受験資格を与えたことについてはよくないとお考えですか、どうなんでしょうか。
○山下栄一君 これは、法令上もそれを拒否するような法令の仕組みになっているんですか。
○山下栄一君 ということは、法令上は受験資格を与えていないと。  学校教育法施行規則七十条の五号、大学院が、「大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者」ということで今回も受験資格を与えておるわけでございますが、そういう学校教育法施行規則七十条五号に当たるから受験資格を与...全文を見る
○山下栄一君 背景はいろいろあったかもわかりませんけれども、国際性が求められている時代、できるだけ前向きに解釈をしていくといいますか、というよりも、もっと明らかに門戸を開くような、そういう仕組みになっていないなら仕組みに変えていくというふうにしないと、日本はいつまで古い仕組みにし...全文を見る
○山下栄一君 二十一世紀を目前にしまして、国の垣根といいますか、どんどん低くなっているというふうに時代は進んでいくと思うんですね。経済も国際化、ビッグバンと言われる金融部門もそうでございますけれども、環境にしてもそうでございます。また、こういう国を越えた連帯、子供のレベルの連帯、...全文を見る
○山下栄一君 時間もございませんけれども、住民の健康調査の話が出ているんですけれども、それを広げて、先ほど申しましたように、ここには住んでいないけれども通っていた子供たち、教職員もそこに住んでいる人は少ないわけでございまして、まさにそこで学校生活をしていた人たちにもきちっとその健...全文を見る
○山下栄一君 どうもありがとうございました。
10月01日第143回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○山下栄一君 余り時間がないんですけれども、少子化の観点からちょっとお話しさせていただきたいと思うんです。  少子化の要因の中に育児への心理的負担、また心理的不安ということが、子供を育てる、また産むことについての大きな障害になっているということが指摘されているわけですけれども、...全文を見る
12月04日第144回国会 参議院 本会議 第4号
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○山下栄一君 私は、公明党を代表し、先ほどの財政演説に対し、質疑を行います。  本題に入る前に、演説された宮澤大蔵大臣の辞意表明問題について伺います。  経済再生に内閣の命運をかけるはずの小渕内閣の最重要閣僚が、国会審議を前に辞任を口にすることは、景気対策への責任をみずから放...全文を見る