山下八洲夫

やましたやすお



当選回数回

山下八洲夫の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第102回国会 衆議院 本会議 第11号
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○山下八洲夫君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました昭和六十年度地方財政計画並びに地方交付税法等の一部改正案につきまして、総理を初め関係各大臣に質問をいたします。  まず本論に入る前に、私は一年余、議場の最前列の議席で総理の施政方針並びに質問に対する答弁...全文を見る
04月16日第102回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
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○山下(八)委員 まず最初に三点ばかり、私にとっては基本的な問題を大臣にお尋ねさせていただきたいと思います。  まず最初に、二月二十一日の地方行政委員会の自治大臣の所信表明をお聞かせいただいたわけでございます。そういう中で、私もこの所信表明につきましては相入れるところが随分たく...全文を見る
○山下(八)委員 補助金カットの問題やら地財計画などについて触れたいと思うわけですが、そのときに今の大臣のお話に対してもっと深く触れさせていただきたいと思いますが、その前にあと二点ばかり大臣にお尋ねしておきたいわけでございます。  私も百一国会で不公平税制の問題について質問させ...全文を見る
○山下(八)委員 ただいまの御答弁を私もしっかり胸に刻んで、ぜひ実行していただくように重ねてお願いをしておきたいと思います。  自治省に先にちょっと触れておきたいと思うわけです。けさの委員会の参考人質問のところでもちょっと出たわけでございますが、よく三割自治、三割自治と言われて...全文を見る
○山下(八)委員 今、約三千三百の団体があるわけでございますが、都道府県で交付税の不交付団体が幾つぐらいあるか、また市町村で幾つぐらいあるか、おわかりになったらちょっと教えていただきたいと思います。
○山下(八)委員 冒頭大臣にお尋ねさせていただいたわけでございますが、同時にまた決意を聞かせていただいたわけでございますが、現実に五十九年度不交付団体が都道府県で二つ、市町村で百三十六、私も正確には調べておりませんのでわかりませんが、多分推測では東京と大阪ぐらいではないかな。——...全文を見る
○山下(八)委員 地方の自主財源が拡大される、あるいは強化されない限り、幾ら演説で言っても立派な町づくりやら村づくりはなかなかできないと私は思うわけです。今地方裕福論がちょこちょこ言われておりますけれども、地方は本当に血の出るような努力をして一生懸命頑張っていると思うわけです。後...全文を見る
○山下(八)委員 生活保護法にしましても最終的には国が責任を負う。今また義務教育の方では、授業料は取らないという最高裁の判決も確かに出ていることは私も承知しております。そういう中で、特に生活保護法で申し上げますと、最終的な責任は国が負うという形で今回一割カットをされているわけです...全文を見る
○山下(八)委員 確かにおっしゃることはわかるわけです。生活保護者自身が十割給付されることは明らかですが、地方の持ち出しが一割ふえることは事実なんです。これは、本来国の仕事を地方が一部かわって行っていると私は理解をしているわけです。そういう意味で言いますと、当然十創見るのが当たり...全文を見る
○山下(八)委員 三大臣合意覚書などは私も承知しているわけでございますが、これからそんなに時間はないと思うわけです。概算要求はもう夏にはするわけでございますし、その前にこれはきちっと方針が出ていない限り私は心配で仕方がないわけです。といいますのは、いろいろなところでいろいろな発言...全文を見る
○山下(八)委員 そのような問題を抱えながら、もう一つはこの一括法案が成立をされていない。予算は成立をしたけれどもということで、何か地方団体は大変困っている状況でございますが、大蔵省としてはこの生活保護費の手当ては、いつ地方団体にお配りになるわけですか。交付するわけですか。
○山下(八)委員 そうしますと、その間地方団体が仮に立てかえをしなければ、生活保護家庭、生活保護者はどうやって生活をすればいいのですか。
○山下(八)委員 資金繰りが地方団体でつくとかつかないとかいう以前に、二、三日前の新聞ですけれども、「自治体音を上げる 立て替え、四月は八百七十億円」、その中で、約四百億円が四月分として立てかえに必要だ、また今月末には四百七十億円必要だという状況に追い詰められているわけですね。こ...全文を見る
○山下(八)委員 今十分の八の現行法は生きているのですね。死んでいないですね。そういうことであって、一方予算が十分の七でしか組んでいない、だから交付できないということなのですね。会期は四月二十九日までなのですね。その間これが通らなかったらどうするのですか。
○山下(八)委員 昨日も先輩の佐藤先生が質問されましたので余りくどくどしたくないわけでございますが、それこそ四月の二十九日が会期であって、また四月の末には五月分を四百七十億円立てかえないといけないということになってくるわけですね。だけれども、四月二十九日まで、私は参議院が幾ら早く...全文を見る
○山下(八)委員 そうじゃなくて、そんな難しい話じゃなくて、会期内に通らなかったらどうするのですか、その一言だけを聞いているのです。
○山下(八)委員 もう一つわからないのですけれども、要するに会期内に成立をしなかったら、七割であれ八割であれ生活保護費の補助金は交付しないのですか。
○山下(八)委員 そうしますと、会期は二十九日までですから、二十九日までに補助金は現行法あるいは成立したら新法でそれぞれ交付するのですね。
○山下(八)委員 ほかの質問ができなくなりますのでもうこの辺でおきますが、いずれにしましても地方団体は大変困っているわけです。大蔵省に強く要望しておきますけれども、これは少なくとも現行法があるわけでございますから概算交付という方法もあるでしょうし、そういう方向でそれぞれ至急に交付...全文を見る
○山下(八)委員 地財計画やら交付税を若干お尋ねしたかったわけですが、時間がなくなりましたので、一つどうしても質問しておきたいことがありますので、そちらに先に入らせていただきたいと思います。  消防問題で若干質問を先にさしていただきたいと思います。消防力の整備というのでございま...全文を見る
○山下(八)委員 充足率はどういう状況ですか。
○山下(八)委員 私も消防庁からもらった資料でその七七・九というのを承知しているわけでございますが、これは一応全国計ということで、私ちょっと北海道の消防職員協議会というところの資料を見ますと、これは北海道だけでございますが、人員の充足率の平均が四六・二%と大変低いわけでございます...全文を見る
○山下(八)委員 北海道は私もちょっと低過ぎるなと思うわけでございますが、全国平均の約七八%、これも決して高いとは思わないわけです。一〇〇%といかなくてもせめて九〇%台をクリアしているということならまあまあかなと言えると思うわけですが、消防業務もある面では人命と財産を守る大変重要...全文を見る
○山下(八)委員 条例で決めるということであれば全くそのとおりであるわけですけれども、例えば市町村の職員は消防のようにばらつきはないと思うのです。市町村の一般職の職員も条例で決めて何ら自治省の指導やらそのようなものはないのですか。
○山下(八)委員 しつこいようで申しわけないわけですが、必要に応じて指導なさっているのであれば、私は、特に消防の場合は、ほかの市町村の一般職と違って、幾ら条例で決定をしたといたしましても、全国を見ますといろいろと余りにもばらつきがあると思うわけです。もう少し幅を狭める、そのような...全文を見る
○山下(八)委員 公安職給料表がぴしっと適用されていれば、消防職員ももう少しはにこやかな顔をしているんじゃないかと思うわけです。私はそんなに給与がいいとは思っておりません。  その辺はいいとしまして、消防署の職員の勤務状態には、二交代制あるいは三交代制という方法が一番多いわけで...全文を見る
○山下(八)委員 そうしますと、今の御答弁では、特殊な勤務だから休憩時間も余り遠くへ行ってはいけない、できれば庁舎の中で休憩をしていただきたいということは、何か事が起きたらすぐ職務につける状態で休憩をしてほしいということであろうと思うわけです。それは、確かに考え方によれば休憩時間...全文を見る
○山下(八)委員 労働省いらっしゃいますか。——休憩時間とか仮眠時間というのは、労働基準法上どのようになっているのですか。
○山下(八)委員 では、休憩時間で、例えば今消防庁長官から御答弁がありましたように、できれば庁舎内で休息をするのが一番好ましい、簡単に言いますと、何か起きたらすぐ職場に戻れる状況にいるのが望ましいというのは拘束時間であることは間違いないと私は思いますけれども、これは労働時間には入...全文を見る
○山下(八)委員 時間がなくなってまいりましたので、ちょっと先へ進みたいと思いますが、消防職員は法律によって団結権が否認をされているわけでございます。諸外国で消防職員の団結権のない国はどのような国がございますか。
○山下(八)委員 世界で団結権を認めていない国がたったの三カ国であるわけです。その中へ日本も入っておるわけですね。団結権を早急に認めようという気持ちはないのですか。同時に、日本は先進諸国だと言われながら、こういうことについてはなぜなかなか世界の趨勢の仲間入りをしないとしているのか...全文を見る
○山下(八)委員 日本には軍隊があるわけでありませんし、また、消防と警察は全然別個のものであります。一緒のものではないわけです。また一方、消防は、例えば市町村なりあるいは広域組合方式で今運営をなされているわけです。警察はまた全然運営の仕方が違っていることは御案内のとおりであるわけ...全文を見る
○山下(八)委員 どうもありがとうございました。
04月24日第102回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会地方行政委員会連合審査会 第1号
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○山下(八)委員 質問に先立ちまして、一言、失礼かもわかりませんが、まず冒頭、シートベルトのことでお伺いをさせていただきたいと思うわけです。  きょう、古屋大臣もあるいは警察庁の太田交通局長さんもきっと自動車を使って国会に見えたと思うわけです。当然それぞれ後ろ座席に乗車してきた...全文を見る
○山下(八)委員 今、大変重要なシートベルトを中心とした道交法の改正でございますから、私は当然着用していただいているものだという気持ちで質問をさしていただいたわけでございます。シートベルトの問題につきましては交特の委員会で相当議論されていると思いますので、後ほど触れさせていただき...全文を見る
○山下(八)委員 そういう中で、特に交通にかかわりのある部分をちょっと拾ってみたわけです。  交通警察に必要な経費の中で、この経費は、交通安全に関する広報及び運転者対策に必要な物件費及び交通取り締まり指導のための旅費等に一億九千百万円ぐらい、あるいはまた都道府県警察費補助に必要...全文を見る
○山下(八)委員 せっかく反則金を徴収しているわけでございますし、同時に今交通戦争と言われて、そういう中で死亡事故も、あるいはまた死亡はしなくても負傷事故等を含めまして、やはり相当な事故が起きているわけです。このような不幸なことを少しでもなくしていくということであれば、本来の交通...全文を見る
○山下(八)委員 今の御答弁は告知や公示を具体的に行っているんだということであろうと思うわけでございますが、現行法五十一条の六の告知や公示は具体的に運用されてきたのかなというふうに私は思うわけです。自動車というのは自転車と違って持ち主というのは厳格でございますし、今お話しございま...全文を見る
○山下(八)委員 ちょっと先へ進めていきたいと思いますが、そのような問題を抱えた中で、今回法改正がされているわけでございます。そういう中で、若干憲法上問題点があるのではないかなと思うわけです。特に、所有者に告知あるいは弁解防御の機会を与えることなく第三者所有物を没収する関税法百十...全文を見る
○山下(八)委員 ちょっとまだ積み残しがあるわけですが、その前に、大臣が十時に見えなくなりますので、大臣に二言だけ、先に違った問題でちょっとお尋ねしておきたいと思います。  車庫証明の関係でございますけれども、今車庫証明の許可を得まずのは警察署長になっているわけです。特に、各市...全文を見る
○山下(八)委員 それでは、この問題につきましては後ほど若干のいろいろな角度から議論をさせていただきますので、ぜひ会議録もしっかり読んでおいていただきたいと思います。  先ほどの問題にちょっと戻るわけでございますが、そういう中で、今回の法改正では六カ月で県に帰属するという規定に...全文を見る
○山下(八)委員 もう時間がありませんので次へ進みたいと思いますが、特に八十一条問題あるいは五十一条問題については、十分に検討を重ねていただきたいと要望しておきたいと思います。  今大臣に一言触れたわけでございますが、車庫証明の問題あるいはまた駐車禁止の問題等について、もう一度...全文を見る
○山下(八)委員 今、日本の国土で道路が百十二万キロぐらいと言われているわけです。その中で、歩道を必要とする道路が二十三万キロぐらい必要としているらしいのです。そういう中で、現在歩道はたったの七万キロメートルしかまだでき上がっていない。特に盲人用の点字ブロックの入ったような歩道は...全文を見る
○山下(八)委員 時間がなくなりましたので、簡潔にまとめて、お尋ねしておきたいところだけ質問させていただきたいと思います。  一つは、せっかく自治体がない財政で一生懸命道路を拡幅しても、それが拡幅すればした分だけ駐車場、違法駐車に変わってしまうという悩みを各市町村長はたくさんお...全文を見る
○山下(八)委員 どうもありがとうございました。
05月31日第102回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号
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○山下(八)委員 最近、高等学校の先生の体罰による若干の事件がございましたので、それに関連をしながら体罰あるいは暴力の問題、それについて若干の質問をさせていただきたいと思います。  今自治大臣がいらっしゃいませんので、ちょっと横の方から入っていきたいと思いますが、特に私も教育は...全文を見る
○山下(八)委員 例えば五十九年度で申し上げますと、北海道は八万八百十人から入学しているのですよ。そして仮に退学者が三千人出たとしますよ、そういう数字が何で出せぬのですか。東京にしたって、十六万二千七百七十五名ですか、それだけ入学しているのですよ。そして何人退学者が出たか、そうい...全文を見る
○山下(八)委員 この問題ばかりつついていますと時間がなくなりますので先に進みたいと思いますけれども、ぜひこれは理事会で決めて出させていただきたいと思います。そのことを強く要求しておきたいと思うのです。
○山下(八)委員 では、そういうことでお願いしたいと思います。  続きまして、私は体罰、暴力の底辺にこのような問題があるのではないかなと思いますので、そのことについて若干触れてみたいと思うわけです。  一つは、冒頭申し上げましたとおり、学区制がない方がいいという父母もみえるし...全文を見る
○山下(八)委員 小学区、一学区に一つという小学区をしいておりますのが京都だけです。完全小学区ではないのですが、沖縄県がそれにやや近い状況でなされているわけです。私は小学区制にすることが大変いいのではないかと思うのです。と申しますのは、やはり大部分の方はそこで生まれ、そこで育ち、...全文を見る
○山下(八)委員 京都は知事がかわったからそうなったのかもわかりませんが、次へ移らせていただきたいと思います。  広辞苑でちょっと調べてみたのですが、「暴力―乱暴な力。無法な力。」「体罰―身体に直接に苦痛を与える罰。」「しごく―きびしく訓練する。」「指導―目的に向かって教えみち...全文を見る
○山下(八)委員 自治大臣、同時に国家公安委員長でございますし、関連してお答えをいただきたいと思うわけですが、私の郷里岐阜県で不幸な事件が起きました。同時に国家公安委員長の郷里でもあるわけでございます。中津商業高校の女生徒が自殺をされ、あるいは岐陽高校の男子生徒が先生の体罰で不幸...全文を見る
○山下(八)委員 私は、最初に資料要求でなぜあのような厳しいことを申し上げたか、ちょっと踏み込んでいきたいと思うわけです。  竹内さんにしましても高橋さんにしましても、県の教育委員会を通じまして、その死亡事件にかかわる報告が当然来ていると思うわけです。そして私たち社会党の調査団...全文を見る
○山下(八)委員 今大変無責任な、体罰がないと聞いておりますと。私たちは社会党の調査団を出して具体的に調査しているんですよ。体罰はいっぱいあるんですよ。大変きれいごとをおっしゃったって、それはだめですよ。だからさっき言いましたでしょう。文部省からもらった事実関係、「その際カッとな...全文を見る
○山下(八)委員 それでは、ひとつ強く要求しておきたいと思います。  続いて中津商業の問題にも若干触れたいわけでございますが、中津商業と岐陽高校を、文部省としてもぜひ一度現地調査をしていただきたいと思います。答弁をお願いします。
○山下(八)委員 なかなか前へ進まないのですけれども、ちょっと話題を変えたいと思います。  部活というのは、あれはカリキュラムに組み込まれた学校教育なのか、それとも社会教育なのか、どちらですか。
○山下(八)委員 そうしますと、週一時間以外の部活は社会教育と理解してよろしいのですね。
○山下(八)委員 公立の高等学校でも最近、岐阜県だけでなくて全国的に同じ状況だと思うわけです。例えばそこの高等学校へ入れば、必ず卒業するまで何かの部活へ入らないといけない。入ると毎日五時、六時まで練習がある、このような公立高校はいっぱいあるわけですね。そして一度入ると、やめたいと...全文を見る
○山下(八)委員 学校が判断して――そうしますと、部活に入るのが嫌だと言えば、結局退学しろということと一緒なのですけれども、どうなんです、その辺。校則違反になるでしょう。
○山下(八)委員 なかなか答弁してくれないのですけれども、部活で毎日毎日、日曜日は別にして月曜から土曜日、夏は六時まで、冬は日が沈むのが早いから五時まで、そういうふうに部活で毎日管理されるのはどうなのですかと聞いているのですよ。そういうのが今いっぱいあるのですよ。
○山下(八)委員 ちょっと時間が来ていますが、加藤委員に了解を得まして時間をもらいましたのでよろしくお願いしたいと思います。  それでは、二つの例を出してきましたので、もっと突っ込んでいきたいと思います。  中津商業にいたしましても、これはスポーツ部だけじゃないのです。そろば...全文を見る
○山下(八)委員 部活が退学をふやしている、そこへ決めつけてお話ししておるわけではないのです。部活も行き過ぎればその一つの原因であろう。校則もどんどん行き過ぎればその一つになるだろう。また偏差値、そういう中でランクづけされた学区制によっての、偏差値輪切りでの退学もあるだろう。いろ...全文を見る
○山下(八)委員 社会党の国会、県議団を中心に岐阜県の教育長に申し入れをいたしました。その一つは、管理教育と詰め込み教育の是正と体罰の絶対禁止、二つ目に教師と生徒の信頼関係は愛情と話し合いによって確立せよ、教師と保護者との連携、コミュニケーションの強化で生徒の非行防止、次代を担う...全文を見る
○山下(八)委員 もう時間が過ぎましたのでこれでおきたいと思いますが、私も教育につきましては大変難しさもわかりますし、同時に底の深さもわかります。ぜひきょうの質問に対しましても御尽力を心からお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月04日第102回国会 衆議院 地方行政委員会 第16号
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○山下(八)委員 ただいま提案のございましたスライド法案につきまして、数点の確認をとりながらの質問をさせていただきたいと思います。特に、何か近い将来、共済年金を初めとします年金の大改正の法案が政府から提出されるようでございますが、提出されておりませんので、その辺に踏み込まないよう...全文を見る
○山下(八)委員 今修正率を掛けているというようなお話があったわけでございますが、確かに今回も、本来必要とされる保険料率を修正率を掛けまして八〇%に落とし財源率を制定しているわけでございますが、その不足分が結局は後代負担の増大をだんだん招いていく結果になるのではないか。この危険性...全文を見る
○山下(八)委員 次へ移っていきたいと思いますが、今回も年金スライドがかなり抑制されているのではないかと思うわけです。その中で、人事院勧告を無視した政府の公務員給与の改定によりまして、例えば凍結とか抑制とかは、現役の公務員労働者だけでなく共済年金受給者に関連するわけでございます。...全文を見る
○山下(八)委員 深く追及はいたしませんけれども、今も答弁の中で、年金以外の収入で生活をエンジョイしろというような御答弁もありましたが、そのような職場環境があれば高齢者の皆さんも幸せだと思うわけです。大臣が一番御存じだと思うわけですが、大臣の選挙区で高齢者になって職場を探そうと思...全文を見る
○山下(八)委員 人事院勧告完全実施がなされないところで、また年金の方もかなり圧縮されているのは今の数字からも明らかであろうと思うわけです。人事院勧告の凍結及びこの抑制によって、昭和五十八年度以降の完全実施によります年金スライド率の人勧並みの場合と比較して、地公共済年金全体で幾ら...全文を見る
○山下(八)委員 標準的共済年金受給者の受給額は昭和五十八年度以降幾らになっているのか、同じように各年度ごとに明らかにしてほしいと思うわけです。人勧完全実施が行われたとするならば同じようにそれぞれ幾らになってくるのか、御報告いただきたいと思います。
○山下(八)委員 今スライド問題につきまして四点ばかりお尋ねさせていただいたわけでございますが、厚生省の方にこの年金スライド抑制関係につきまして二点ばかりお伺いしておきたいと思います。  今自治省に質問いたしましたとおり、厚生省の方も厚生年金あるいは国民年金について当然同じよう...全文を見る
○山下(八)委員 では、次に移らせていただきますが、行革一括法案によります国庫負担四分の一カット問題について一、二点お尋ねしておきたいと思います。  さきに行革関連法の一部の延長によって、公的年金に対します公経済負担分、地共済の場合は先ほどもお話ございましたが、全体の一五・八五...全文を見る
○山下(八)委員 大臣にお尋ねしたいと思いますが、今約二千二百十五億円ということであるようでございますが、この国庫負担削減額は、元利とも将来返還する旨過去にも政府答弁がなされているわけでございます。いつ、どのように返還をしてくださるのか、具体的に、例えば何年度から何カ年計画でそれ...全文を見る
○山下(八)委員 今大臣の答弁をお聞きしておりましたら、いつ返していただけるのか、返しますよということだけで、中身的にはさっぱりわからないわけでございますが、きょうは以上をもちまして私の質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
06月12日第102回国会 衆議院 文教委員会 第17号
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○山下(八)委員 時間がありませんから、冒頭、大臣に、答弁はなるべく簡潔にお願いしたいということを要望しておきたいと思います。  まず最初に、私は、大臣は法律と教育の専門家だ、そのように深く敬意を表しているわけです。そういう中で、まず一言簡潔にお答えいただきたいと思うわけですが...全文を見る
○山下(八)委員 それでは、そういう意味ではますます専門家としてお尋ねしていきたいと思いますが、その前に文部省の方、簡潔に質問いたしますので簡潔に答えていただきたいと思います。  私は、五月三十一日の地方行政委員会で一時間二十分ぐらいやらせていただきましたので、今の岐陽高校ある...全文を見る
○山下(八)委員 この報告書を読みまして文部省としては何ら疑問を感じなかったのですか。同じ日付のものでこれだけ内容が変わってきた。先ほどの岐陽高校の件につきましては、勾留中だからまた結論は出ない、これはそれでわかりますよ。これは勾留されていないのですからね。疑問を感じないのかどう...全文を見る
○山下(八)委員 先ほど渡辺委員が冒頭質問に入りましたときに、かなり詳しく竹内恵美さんの事件について御答弁をなされていましたね。そういう中で三月二十二日、自殺をされた前日です。この日につきまして体罰はなかったという御答弁をされたのです。私もここで聞いていました。体罰はなかったとい...全文を見る
○山下(八)委員 それこそ、時間がありませんから余りくどく追及しませんが、渡辺委員への冒頭の答弁では、三月二十二日を含めて過去に体罰はなかったと答弁をなさったのです。ですから、私はあえてこの問題について今強く追及をしているわけなんです。これは岐阜県の県教委からいただいたんじゃない...全文を見る
○山下(八)委員 それでは、もうこれ以上進みませんので、次へ移っていきたいと思います。  先ほど暴力とか体罰とかあるいはしごきとか指導とか、いろいろな面で議論があったわけですが、私は、体罰というのは殴る、ける、立たせる、あるいは正座、あるいは教室の外へ出す、すべて体罰だと思うわ...全文を見る
○山下(八)委員 先ほど渡辺委員からも要請がございましたが、私も重ねて委員長に、ぜひ文教委員会におきまして現地をしっかりと調査していただきますことをお願いしまして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
11月08日第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○山下(八)委員 私はきょう、公職選挙法の問題、特に百四十三条の問題につきまして一、二点お伺いしておきたいと思います。と申しますのは、私自身の解釈の仕方と自治省の解釈の仕方が違いますと今後の問題に大きくかかわるからでございます。  特にこの百四十三条は選挙運動の分野と政治活動の...全文を見る
○山下(八)委員 例えば、この中に文章では出てこないのですけれども、そっくり人形を立てた場合にはどのようになりますか。そっくり人形です。例えば私の選挙区に山下八洲夫にそっくり似た人形を、私はそういうものはつくりませんけれども、つくって自分の選挙区へ立てた場合にはどうなりますか。
○山下(八)委員 実はせんだってマスコミでも大変話題になったわけでございますが、十月二十八日に新潟県南魚沼郡大和町、これは新潟三区で、上越新幹線の浦佐駅前に立派な銅像が除幕されました。これは言うまでもなく元総理大臣であります、今でも現職の代議士でございます田中角榮氏でございます。...全文を見る
○山下(八)委員 確かに多大な功績を日本にもなされたでしょうし、場合によれば、特に新潟三区に対しましては多大な功績があったように私も伺っております。その功績というのはあくまでも政治家として政治的な功績であったと思うわけです。そのことをあくまでもやはり政治的に活用している、あるいは...全文を見る
○山下(八)委員 公職の候補者等の氏名や氏名類推事項または後援団体の名称を表示する第十五項各号以外の政治活動用文書図画の掲示は何人も時期のいかんを問わず禁止されている、このようになっているわけですね。これ、十分御承知ですね。その上で御答弁なさっていると思うわけですが、功績をたたえ...全文を見る
○山下(八)委員 新幹線の浦佐駅前に全体で八メートル五十センチもあるものが建てられていて、それと今おっしゃいました例えば何か箱物の建物ができた、そこへ知事の名前を挿入した、それとは意味合いが全然違うでしょう。公衆の面前に、見てください、拝んでくださいというふうに建てたのですよ。こ...全文を見る
○山下(八)委員 じゃ功績というのはどういう功績ですか。具体的に大臣答えてください。どういう功績があったのですか。
○山下(八)委員 地元の人が感謝をして——確かにそうだと思います。この代表発起人には自民党の県会議員の方がなって、やはり政治的に動いてつくられたことも事実であるわけでございます。その一連のものを見、また当日の除幕式には知事まで見えていらっしゃるわけでございますが、これはいかに政治...全文を見る
○山下(八)委員 もうちょっと具体的にお尋ねしたいと思います。特に選挙運動の中で選挙期間中のことにちょっと触れてみたいと思います。  百四十三条の一号ですけれども、「選挙事務所を表示するために、その場所において使用するポスター、立札、ちょうちん及び看板の類」、それ以外にまだ五ま...全文を見る
○山下(八)委員 ですから、例えば常設の山下八洲夫事務所の前に、私そういうことはしませんけれども、山下八洲夫とそっくりの人形を立てておいても、選挙期間中であろうと選挙外であろうとこれは何ら今の選挙法には抵触をしないというふうに理解してよろしいのですねということを聞いているのです。...全文を見る
○山下(八)委員 私は、過去に随分功績があった方の銅像は建てられていると思うわけです。あの吉田総理であり、あるいは芦田、池田、大平総理、それぞれ銅像は建てられているわけです。私はそれを否定するわけではございません。本当に功績があれば大変いいことだと思うわけです。ただ、実際にはこの...全文を見る
○山下(八)委員 最後にしますけれども、今大臣が、どういう目的で建てられたか知りません、ここが大変大事だと思うわけです。先ほどの小笠原選挙部長さんは、功績があったとおっしゃっていたのですからね。どういう目的で建てられたかわからない、これは本当だと思うのです。本当、大臣の方が素直で...全文を見る
11月19日第103回国会 衆議院 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会農林水産委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第1号
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○山下国務大臣 せっかくでございますけれども、ただいまの御質問に対する資料を今手元に持ちませんので……。
○山下国務大臣 国鉄の共済年金問題につきましていろいろお心を煩わせまして、所管大臣として大変恐縮に存ずる次第でございます。  先ほど来御指摘でございました例えば欧州との比較等につきましては、実は私もまだそういう問題で視察をいたしたことはございませんけれども、少なくとも今回監理委...全文を見る
11月20日第103回国会 衆議院 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会農林水産委員会社会労働委員会運輸委員会連合審査会 第2号
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○山下国務大臣 国鉄改革の実現のためには、民鉄並みの生産性を前提とした効率的な要員配置となることが不可欠でございます。したがいまして、国鉄再建監理委員会の意見では、これに関しまして昭和六十二年度の頭首における国鉄の在籍職員数を約二十七万六千人と想定をいたし、このうち二万人について...全文を見る
○山下国務大臣 今のお話は年金でございますか、先ほどは退職金でございましたが……(沢田委員「年金」と呼ぶ)年金はそのように御理解いただいて、おっしゃるとおりだと思います。
○山下国務大臣 国鉄の再建計画が具体化してまいりますと、当初の三共済からの援助だけでは足りなくなるのは当然でございます。したがいまして、それに伴って、何としても共済年金の支給に事欠かないだけの措置をとらなければなりませんが、その手順、具体的な方策につきましては、きのう総理あるいは...全文を見る
○山下国務大臣 この問題につきましては、今私が答弁申しました前に大蔵大臣から統一見解として、とにかく資金に支障のないような方策について政府が責任を持って立てるというふうにお答えになっております。私もそのとおりだと理解いたしております。  私の方としましては、あなたのおっしゃるよ...全文を見る
○山下国務大臣 国鉄改革における民営・分割は、これは至上課題でございまして、何としても私どもはこの意見に沿ってやり遂げなければならぬ。そこで、そのためにこれを六十二年の四月一日から実施できるように目下法律案の作成を急いでおるわけでございますが、この民営・分割をやるためには、どうし...全文を見る
○山下国務大臣 今、大蔵大臣から御答弁があったとおりでございまして、とにかく国鉄年金はもう破綻の寸前であり、他の共済関係からいろいろ御配慮をちょうだいしているという時期でございますから、せめて財政調整期間中ぐらいは職域年金相当部分を支給停止されるということはやむを得ない、お互いに...全文を見る
○山下国務大臣 どうも御質問の趣旨が私にはよくわからないのですけれども、八つ当たり的にいろいろおっしゃいましたけれども、国鉄再建監理委員会は、再来年の四月一日いよいよ会社として発足するには三十七兆三千億円の債務を処理しなきゃならぬということで、その内容にっきましては意見でもって十...全文を見る
○山下国務大臣 御質問の趣旨はよくわかりました。そこで、現職の職員、それから0Bの方々に御不安のないように十分配慮していきたいと思います。
11月26日第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○山下(八)委員 本日まで、この地行委におきましては地共済また連合審査等いろいろな審議が共済関係で進められているわけでございますが、私は、その間でちょっと気になった点につきまして最初に三、四点お伺いしておきたいと思うわけです。  まず最初に、早速でございますが自治大臣に対しまし...全文を見る
○山下(八)委員 今の精神をしっかり生かしていただき、そして地方自治体も職員採用ということになれば大変厳しい環境ではございますが、やはり国鉄の事情も酌みながら、ぜひ前向きに善処していただきたいと思います。  次に、ちょっと厚生省の関係にお尋ねしたいと思うわけですが、たしかこの委...全文を見る
○山下(八)委員 まあ総理府の統計からということでございますけれども、統計上はそうであろうかと思いますが、実態的な生活からいきますとこれは生活保護費より少ないわけでございますから。生活保護費というのもある面ではそういう意味では最低生活の保障でございますが、そこがやはり基礎的な部分...全文を見る
○山下(八)委員 何か、一つは保険料を納めやすい環境にまだ十分なってないというような御答弁のように受け取れるわけでございますが、私はそれが第一義的な理由ではないと思います。何といいましても、やはり保険料が高いということが一番大きな理由で落ち込んできているのではないか、私はそのよう...全文を見る
○山下(八)委員 私も疑問を感じましたのは、この方は六十歳で厚生年金を受給する資格を得るわけでございますけれども、もし六十歳未満で亡くなられますと、この地方議会の互助年金だけで、それはカットされてしまうという大変な矛盾を今感じたわけです。少なくとも今問題がありますのは、この議員年...全文を見る
○山下(八)委員 それでは地共済本来の方で、これから先に支給開始年齢の問題と消防職員の問題を中心に質問させていただきたいと思うわけでございますが、その前に厚生省と自治省の方に、後ほどの質問に関連してまいりますので、一つだけお尋ねしておきたいと思います。  退職年金と老齢年金の違...全文を見る
○山下(八)委員 それでは支給開始年齢に関する質問をさしていただきたいと思います。  まず最初に自治大臣にお尋ねしたいわけでございますが、地方公務員法第四十三条には退職した場合における退職年金制度が規定されているわけでございます。その三項では、前項の退職年金に関する制度は、退職...全文を見る
○山下(八)委員 その上に立ちまして、共済年金は、今お話しございましたとおり老齢年金ではなくあくまでも退職年金だと思うわけです。改正案でも報酬比例年金については退職共済年金ということになっているわけでございます。決して老齢年金にはなっていません。ところが、この改正案を読んでみます...全文を見る
○山下(八)委員 六十歳から六十四歳の間には基礎年金相当額を含めた退職共済年金を特別支給することになっている。しかし本則は六十五歳となっているわけです。そうすると、公務員の定年制を今六十五歳にする考えがあるのか、もし考えがないとすれば、先ほどの質問にいたしましてもやはり本則六十歳...全文を見る
○山下(八)委員 確かに今の環境で公務員の六十五歳定年というのは大変難しいと思います。この問題につきまして深く議論をしようと思いませんが、定年の延長の計画は当面、今のお話ではないというふうに理解をさせていただいたわけでございますが、そういたしますと、厚生年金とのバランスというお話...全文を見る
○山下(八)委員 地方公務員法では、第四十三条の四項で、「国の制度との間に権衡を失しないように適当な考慮が払われなければならない。」と書いてあるわけですが、他の公的年金との関係については書いてないわけでございます。国家公務員にももちろんそういうことはございません。他の公的年金との...全文を見る
○山下(八)委員 そうしますと、ちょっと譲っていきたいと思うわけですが、基礎年金の支給開始年齢が六十五歳であるといたしましても、従来の共済年金は、一階部分も二階部分も分けずに六十歳支給であったわけです。基礎年金部分も含めて本則は六十歳にするのが当然でございますけれども、まあ百歩か...全文を見る
○山下(八)委員 先ほどからのまた繰り返しになるかわかりませんが、厚生年金と共済年金は、老齢年金と退職年金の違いがあるわけです。特に共済の場合は、六十五歳であっても、先ほどの御答弁では大変高給者が多いということでございましたが、これは併給禁止、併給と言ったらおかしいですけれども、...全文を見る
○山下(八)委員 厚生省にちょっとお尋ねしたいのですが、厚生省の方は、厚生年金の特別支給をやめて六十五歳支給にする計画があるのかどうか。特に、昭和七十三年に六十一歳に繰り延べて、三年に一歳刻みで繰り延べて八十五年に六十五歳にするというようなことがあっちこっちから聞こえてくるわけで...全文を見る
○山下(八)委員 この問題ばかりやっておりますと先に進まなくなりますから、ちょっと大臣にお尋ねしたいと思います。  私も同じ選挙区の隣町の大臣に一年間おつき合いさせていただきましたし、またこれからも長く長く大臣としておつき合いをさせていただきたいなというふうに思っているわけです...全文を見る
○山下(八)委員 それでは次に、ちょっと変えまして、特別支給の期間の公的負担についてお尋ねしたいわけでございます。  六十歳から六十四歳の間は公的負担が全くないわけでございますけれども、それはどういうことでないのですか。
○山下(八)委員 また定年制がぶり返したり、また退職年金制度がぶり返したりするわけでございますが、定年制が変更されない限り共済年金の支給開始年齢を六十歳とするのは、先ほどから何回か私も申し上げておるとおり当然でございます。ところが、特別支給期間の公的負担ゼロは結局は年金財政をうん...全文を見る
○山下(八)委員 これは自治省からいただいた資料でございますけれども、「公的負担額の将来見通し」、五十九年度価格で六十一年、六十五年、七十年、七十五年、八十年、八十五年、九十年と五年刻みで現行制度の公的負担額と改正後の公的負担額を見ていきますと、六十一年度につきましてはマイナス百...全文を見る
○山下(八)委員 消防庁と協議をなさったということですが、特に年金の対象者というのは現場職員が一番目を向けていかなければならない部分だと思うわけです。その消防庁のお話ではなくて、現場の職員の話なんかはお聞きになられたのでしょうか。どのような状況でしょうか。
○山下(八)委員 消防長が現場を一番掌握している、当然のことでございますが、これにつきまして現場の職員はあっちこっちからなかなか我々の意見は聞いてくれないというようなことが、私のところにも届いているわけですが、そのことにつきましては後ほど触れていきたいと思います。  昨年の前半...全文を見る
○山下(八)委員 今保険料の掛金率が高いというようなこともお話があったわけでございますが、この(5)の中に、ちょっと読みますけれども、「なお、現在、退職年金の支給開始年齢については、一般職員と特定消防職員とで一歳しか違わないので、高い掛金を支払う程のメリットが余りないという意見が...全文を見る
○山下(八)委員 じゃあ、先ほど答弁をいただいてお聞きしなかった、全国のそれぞれの消防長の皆さんが現場の意見をいろいろと集約してこのような制度にされたという御答弁があったわけですけれども、消防には御案内のとおり団結権はございません。任意団体のように消防職員協議会があるわけですけれ...全文を見る
○山下(八)委員 この問題だけではなくて、特に今触れましたとおり消防につきましてはまだ日本の場合団結権が認められていないわけですから、もっともっと懇切丁寧にやはり現場職員の意見をしっかりと聞いていく、そういうルールを確立していただきたいと思います。  ちょっと先に急ぎたいと思い...全文を見る
○山下(八)委員 だけれども、昭和五十四年の地方公務員等共済組合法改正の際に特例として制度化されたものですね。そのときに制度化した理由は、ある程度これにも関連があるわけでございますけれども、やはりそれなりの理由があったと思うわけです。五十四年から今昭和六十年ですから五年ちょっとし...全文を見る
○山下(八)委員 消防職員の年齢別退職者数を消防庁からいただいたわけでございますけれども、これを見てまいりましても——私が手元に持ってまいったのとちょっと数字が違うものですから、この消防庁でいただいたのでちょっとお話ししたいと思うわけです。昭和五十七年度消防職員の退職者数が五十五...全文を見る
○山下(八)委員 自治大臣にお尋ねしたいわけです。  今いろいろと議論をしているわけでございますけれども、私のところへ手紙も来ているわけですが、特に現場の消防職員には特例を残してほしいという声が比較的高くあるわけであります。それはなぜかといいますと、また後ほど質問で触れていきた...全文を見る
○山下(八)委員 段階的に廃止だということですけれども、消防庁の方にお尋ねしたいと思うわけですが、そうしますと六十歳まで勤務可能な条件整備もかなりでき上がってきた、そのように理解をしていいわけですか。その方はその方で別のものだよ、差し当たってこの特例存続だけはやめていくのだ、切り...全文を見る
○山下(八)委員 今、条件整備の問題がかなり具体的に出てきたわけでございますけれども、私は特に消防の場合充足率が大変悪いと思っているわけです。時間がありませんから深く入りませんけれども、例えば機械にいたしましてもあるいは消防職員にいたしましても、特に職員の方は大変充足率が悪いわけ...全文を見る
○山下(八)委員 経過措置に該当しない、年齢的には四十五歳以下といいますか、昭和十五年四月二日以降の方と言った方がいいと思うわけですが、結局は、今消防職員の場合は、一般職員と違って保険料率が高いわけですね。消防職員全員そうですけれども、そういう中で、昭和十五年四月二日以降に生まれ...全文を見る
○山下(八)委員 今の御答弁は共済あるいは年金一般に通用する部分ではあるわけですけれども、やはり当事者としましては多分なかなか腹に落ちない面があるのではないかと思ったりするわけです。例えば、百六十五・五分の百七十三というふうに読みかえたりして、厚生年金には坑内夫のような四分の五で...全文を見る
○山下(八)委員 どうもありがとうございました。
12月06日第103回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○山下国務大臣 今回の事件は、帝都の交通を麻痺させる等まことに遺憾のきわみであると存じておりますが、従来から空港とか鉄道施設につきましての防備体制はかねがね指示をいたしてきたところでございます。しかし、今回の事件にかんがみ、さらにこれではいけないなということを深く反省をいたしてお...全文を見る
○山下国務大臣 特定地方交通線につきましては、基本的には十月十一日の閣議決定「国鉄改革のための基本的方針」、これに基づいて、監理委員会の「意見」の趣旨に沿って施策を引き続き推進していくことといたしておりますが、今お話がございました協議の中断あるいはまた今後の三次線につきましては、...全文を見る
○山下国務大臣 余剰人員対策は、国鉄事業再建の成否にかかる極めて重要な問題であることは御承知のとおりでございます。このような余剰人員対策を推進するに際しまして、職員に不安を抱かせることのないようにということがまず第一の問題であろうかと存じております。  このような観点から、政府...全文を見る
○山下国務大臣 炭鉱離職者対策の当時のことを私もある程度、私のところも産炭地帯でございますから、承知をいたしておりまして、皆さん方の非常な御努力によって一応決着がついたと申しましょうか、御不満ながらもとにかく離職者対策は一応遂行されたということでございます。  今回の場合は、特...全文を見る
○山下国務大臣 私は就任以来二十一世紀に向けての総合交通体系ということに非常に心をいたしまして、それぞれの交通機関の持つ特性というものをいかに生かしていくべきか、特性とは一体何かということについて、私は私なりに心を砕いてきたつもりでございます。その中にあって、例えば鉄道というもの...全文を見る
○山下国務大臣 先ほど来申し上げましたように、私が大臣になりまして、少なくとも幾つかの条件のもとに、これは最終的に与党と私の間で判こを押したわけでございますから、判こを押したこと自体私は一つの進歩であったなとあの時点に思いましたし、さらにその進歩を前進し続けなければならぬという気...全文を見る
○山下国務大臣 新幹線建設の責任者といたしまして、その促進をこいねがうもの決して私は先生に落ちるものではございません。それだけに今日まで、先ほどから申し上げておるように、関係方面といろいろ折衝をしながら心を砕いてきたつもりでございます。ただ、昨年の十二月二十八日、判を押したあの項...全文を見る
○山下国務大臣 先ほど申し上げましたが、私の地域の長崎整備新幹線だって、知事を初め大変な要望をしている。それぞれどこでも強い要望があります。しかし、同じ五線のうちでも、それはおいて、第一順位である東北と北陸だけはまず進めなければならぬ。私は、地元のこともおいて、そっちを先にしなけ...全文を見る
○山下国務大臣 先ほど来総裁からもいろいろと御説明申し上げましたように、とにかくこういった破壊活動によって帝都の一つの秩序を破壊するというような、そんなことに特に公務員等が参加しておったということ、これはまさに言語道断であります。その取り調べについては、警察当局で今鋭意おやりいた...全文を見る
○山下国務大臣 計数的にどうということは私も判断がつかないのでございますが、現況からすれば、この程度はやむを得ないのではないか、そのように思っておる次第でございます。
○山下国務大臣 前々から都市内及び都市周辺において、ごく一部を除いて国鉄の方が高いということは、私も承知いたしておりまして、運賃改定の折に、それは十分考慮すべきであるということを私も申し上げてまいりました。今具体的な例をお示しいただいて、なるほどそんなに違うのかなと、まことにうか...全文を見る
○山下国務大臣 国民をこのような不安に陥れないためにも、二度とこういうことがあってはいけない。そういう観点から警察当局に対して、私の方から強くお願いをしてまいりたいと思います。
○山下国務大臣 今後とも国鉄を指導してまいりたいと思います。
12月10日第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○山下(八)委員 大臣が見えないものですから、冒頭大臣にお尋ねしたいことがあったものですから今きょとんとしておるのですが、それはそれでいいとしまして、きょうは特に私は、今国鉄の再建監理委員会、私はこれは再建という言葉はきれいだけれども、解体監理委員会と言った方がいいと思うわけです...全文を見る
○山下(八)委員 この問題はもうそれ以上追及いたしませんが、いずれにいたしましても、このような事件が二度と再び起きないようにぜひ御要望しておきたいと思います。  冒頭申し上げましたとおり、特に私は自治体、地方行政にかかわる問題について、国鉄の分割・民営に伴う関係について質問をさ...全文を見る
○山下(八)委員 お聞きしてない分まで先に答えられたようですけれども、今地方公務員としてという御答弁をいただいたわけでございますが、これにつきましては後ほど触れていきたいと思うわけです。  そういう中で、国鉄の新経営形態での鉄道施設内での犯罪捜査等でございますが、鉄道にかかわる...全文を見る
○山下(八)委員 警察庁は昭和六十一年度の概算要求におきまして——国鉄再建監理委員会「意見」で鉄道公安制度の廃止が打ち出されたわけでございますが、鉄道施設内では年間約一万五千件の刑法犯と約四十万件の諸法令違反が認められている。鉄道公安制度の廃止によって鉄道施設内の治安維持機能に空...全文を見る
○山下(八)委員 先ほど地方公務員ということであったわけでございますが、鉄道警察隊として地方公務員に所属した場合、特に電車に乗る機会が大変多いと思うわけです。そうしますと、特に最近は新幹線ひかり号ではございませんが、地方公務員の身分として所属した場合、例えば東京駅から名古屋までと...全文を見る
○山下(八)委員 そうしますと、例えば四十七都道府県あるのですけれども、二千八百八十二名を四十七都道府県にばらまくということですか。それとも、私は少なくとも、どういう名称になるかは別にしまして、鉄道は鉄道を中心に、やはり鉄道公安官のように鉄道警察隊としてだと思うのですが、安全確保...全文を見る
○山下(八)委員 そのことはわかっているわけですが、ただ私が申し上げたいことは、仮に東京なら東京あるいは愛知県なら愛知県、そのように二千八百八十二名を拠点をつくって地方公務員にするのか、あるいは先ほど申し上げましたように、沖縄は鉄道がないわけですけれども、沖縄を除いた全国にその鉄...全文を見る
○山下(八)委員 そうしますと、鉄道警察隊のような組織は特につくらない、そうでなく、警察官としてその都道府県でそれぞれ配置をされた方が電車へ乗られて安全確保のための行動を起こすというふうに理解すればいいのですか。そうでなくて、鉄道警察隊は当然つくりまして、そして専門職として特に鉄...全文を見る
○山下(八)委員 時間が過ぎますので次へ移りたいと思いますが、そうしますと、現在います鉄道公安職員を大体警察で引き継いで受け入れる、そのように理解してよろしいですね。同時に、その場合には適格者の基準とかあるいは再訓練のあり方とかそういう問題もあろうかと思うわけですが、その辺はいか...全文を見る
○山下(八)委員 先ほどもちょっと話が出たわけですが、警察庁の六十一年度の概算要求では、二千八百八十二名の増員に伴い各都道府県警察で必要となる経費のうち全額国庫支出とされるものとして、警察法の三十七条の三項ですか、二千万円を計上しております。同時に、なお増員分の給与費は地方警察官...全文を見る
○山下(八)委員 このことでちょっと一言だけ国鉄へお尋ねしておきたいと思います。  国鉄は余剰人員対策として、警察でそれこそ鉄道公安職員を受け入れていただけるといえば本当に大変うれしいのではないかと思うわけです。これは後ほど余剰人員問題で触れたいと思っていたわけですが、やはり今...全文を見る
○山下(八)委員 山田長官、お急きですね。もうよろしいです。  それでは、今の問題も後ほどまた関連してお尋ねしていきたいと思いますが、特に余剰人員問題に絞って何点か確認をとっていきたいと思います。  同じように国鉄再建監理委員会の答申によりますと、昭和六十二年四月の新事業体へ...全文を見る
○山下(八)委員 今日までに運輸省は率先して四十数名努力をされたということでございますが、このことにつきましてもまた後ほど触れていきたいと思うわけですが、聞きたいことを先に進めさせていただきます。  私は、どう考えてもこの問題につきましては政府の責任だと思うわけです。そういう意...全文を見る
○山下(八)委員 時間がありませんので飛びたいと思います。  実は、余剰人員の中で、六万一千人の中で二万人は希望退職、あるいはその四万一千人のうち民間と国、地方でどれだけ採用するか、マスコミに出たりいろいろなところでいろいろな話が出ているわけです。全体的に今だんだん定着しそうに...全文を見る
○山下(八)委員 そうしますと、まだ詰めている段階だから数としては全く白紙であるということに理解していいのですね。そういう中で私は、いずれにしてもこの三万人というのはだんだん定着しつつある、またそれぐらいがやはり最終的には要求されるのではないか、そのように思うわけです。そういう中...全文を見る
○山下(八)委員 いずれにしましても空論で話をしていてもなかなか前へ進みませんから難しいわけですが、例えば新聞に出ていたわけですけれども、国家公務員を来年度は四千人純減をするという状況でもあるわけです。同時に、地方自治体といたしましても地方行革大綱で職員をなるべく減らしていく、こ...全文を見る
○山下(八)委員 これは率直に国鉄にお尋ねしたいと思うわけですが、国鉄は特に余剰人員を抱えると大変だと思いますので、いろいろな機関で最大限努力をして余剰人員対策として受け入れてもらいたいというのが本音であろうと思うわけです、そういう意味で、もしそういう受け入れ先が少なくなればなる...全文を見る
○山下(八)委員 ちょっと具体的にお尋ねしたいと思うわけですが、私は岐阜県の中津川市というところに住んでおります。人口は五万三千人ぐらいです。国鉄職員がまだ五百名弱現実に見えると思うわけです。古屋自治大臣のところは人口が三万五千人くらいだと思うのですが、そこでも国鉄職員が現職で少...全文を見る
○山下(八)委員 細かいことをお話しすればまだまだ今の答弁にもたくさんあるわけですけれども、時間がありませんので、最後に一言申し上げて質問を終わりたいと思います。  先ほど触れました北海道にいたしましても一万三千名からの余剰人員が出る。そして、九州にいたしましても一万四千名から...全文を見る