山下八洲夫

やましたやすお



当選回数回

山下八洲夫の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第104回国会 衆議院 本会議 第8号
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○山下八洲夫君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました昭和六十一年度地方財政計画並びに地方税法、地方交付税法等の一部を改正する法律案について、中曽根総理を初め関係各大臣に質問をいたします。  本論に入る前に、私は、第百二国会において総理に対し、「美辞麗句、...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○山下(八)分科員 実は、国鉄問題に大変なエキスパートの大物大臣と、また、過去にたしか二回だと思いますけれども、国鉄再建に取り組まれましたまた大ベテランの国鉄総裁でございますので、その大物お二人の方に全く国鉄問題では素人の私が質問いたしますから、懇切丁寧に、だれにでもわかるような...全文を見る
○山下(八)分科員 今お願いをしている御答弁をいただいたわけでございますが、本当に今地方というのは大変な苦しい思いをしているわけであります。と申しますと、地方財政計画の中で見ていただいてもおわかりでございますし、同時にもう一つは、地方行財政改革がどんどん行われている。自治省の指導...全文を見る
○山下(八)分科員 確かに、今私の手元にあるので三千九百人ですか、約四千人ある。今の鉄道公安員の二千八百八十二名が入っているわけですから、これを外しますと大したことはないですね。  県数でいきますと十数県ですか、十数県の二十幾つの市町村が今一応申し出をされているという状況であろ...全文を見る
○山下(八)分科員 いずれにしましても、国鉄を分割・民営化しようというのは政府がその方向を出しているわけでございまして、その最高責任者は運輸大臣でございます。同時に、国鉄総裁も職員に対する最高の責任者でもあろうと思うわけです。だから、何人たりとも路頭に迷うようなことは絶対してはい...全文を見る
○山下(八)分科員 「国鉄においても了解済み」となっているのですね。国鉄で退職金を支払って、一遍退職してから受け入れますよ、こういうことを自治省は指導しているのです。だけれども、今日の国鉄職員は、国の機関であろうと民間機関であろうと、あるいは地方の公共機関であろうと、行こうとされ...全文を見る
○山下(八)分科員 そんな答弁をされたら、だんだん横道へ入って質問がしにくくなってくるのだけれども、希望希望と言いますが、あのアンケートにしたって強制でしょう。しなかったら、駅長さんや助役さんが呼びつけているのですよ。そんなごまかしを言ってはいかぬですよ。そんなことをおっしゃるな...全文を見る
○山下(八)分科員 時間がなくなったようですから最後にしたいと思うわけですが、私は全く逆だと思うのです。鉄道の恩恵をこうむっているところでも、採用したくても採用できるほどの基盤がないのですね、残念ながら地方自治体にしましても。  私は、名古屋駅から各駅停車の鈍行で行って一時間二...全文を見る
○山下(八)分科員 終わります。
03月20日第104回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○山下(八)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、政府案に反対の討論を行います。  既に当委員会におきましては、地方自治確立のための地方財源、とりわけ自主税源の確保、そして、高まりつつある国民の租税負担の...全文を見る
04月08日第104回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○山下(八)委員 まず、交付税の件で、基本的な問題について大臣を中心に若干質問させていただきたいと思います。  まず最初に、国庫負担金の削減についてであるわけでございますが、国庫負担金の削減に関しまして、六十年度においては五十九年度末に大蔵そして自治、厚生の三大臣の間で、一律カ...全文を見る
○山下(八)委員 そういたしますと、六十一年度以降の補助率の取り扱いにつきましては、大蔵、自治、厚生三省間で改めて協議をするとの覚書の趣旨に基づきまして、補助金問題閣僚会議と補助金問題検討会が設置をされ、十二月二十日の同じ日に検討会が報告書を出したわけでございますが、同じくこの十...全文を見る
○山下(八)委員 今大臣の答弁をお聞きしていまして、当然のお答えだと思うわけでございます。私も二年数カ月この地方行政委員会にお世話になり、その間自分なりに自治省を見させていただいたつもりでございます。私も例えば地方団体の応援団あるいは自治省の応援団の一人になって取り組んでいるつも...全文を見る
○山下(八)委員 十一月二十七日の地方制度調査会は、「地方税財政に関する当面の措置について」という答申を出されているわけでございます。その中では、国庫補助金の整理合理化に当たっては対象事業の廃止縮小を行うこと、国の財政負担を地方に転嫁してはならないこと、国は義務的に支出すべき国庫...全文を見る
○山下(八)委員 それでは、十二月十三日に地方財政審議会も「昭和六十一年度の地方財政についての意見」を自治大臣に提出をいたしているわけです。その中でやはり次のとおり指摘をしているわけです。「国は、早急に中長期に及ぶ財政再建の具体的な方策とスケジュールを明らかにすべきである。」この...全文を見る
○山下(八)委員 国庫補助負担率の引き下げについて、自治、大蔵両大臣の覚書で「三年間の暫定措置とする。」この期間内においては「国・地方間の財政関係を基本的に変更するような措置は講じないものとする。」などが決められていますが、まず、なぜ三年間になったのか。  それと同時に、補助金...全文を見る
○山下(八)委員 それでは、たばこ消費税の問題について一、二点お尋ねしておきたいと思います。  「増税なき財政再建」の「増税なき」とは、「全体としての租税負担率の上昇をもたらすような税制上の新たな措置を基本的にはとらない、」と理解されるわけでございますが、たばこ消費税の増税は租...全文を見る
○山下(八)委員 たばこ消費税の増税は六十一年五月一日から六十二年三月三十一日までの臨時措置とされているため、六十二年からは税率をもとに戻して、地方交付税の特例加算分としての国のたばこ消費税ももとに戻すということになると思うわけです。国庫負担金の補助率削減は三年間の継続措置である...全文を見る
○山下(八)委員 それでは、地方財源不足の対策について若干お尋ねしておきたいと思います。  六十一年度地方財政は、国庫負担補助率の引き下げを行わない前提では収支が前年度に引き続き均衡することとなったわけですが、なぜ収支均衡となったのか。地方財政の財源不足額の算出方法について毎年...全文を見る
○山下(八)委員 国庫補助金の地方負担分一兆一千七百億円の補てん対策は、経常経費分六千百億円分については地方たばこ消費税増収分の千二百億円、地方交付税特例加算分千二百億円、これは国のたばこ消費税の増収分で補てんされ、あと残り三千七百億円は建設地方債の増発で補てんされることになって...全文を見る
○山下(八)委員 経常経費分六千百億円のうち交付団体分四千八百八十億円は、地方たばこ消費税増収分八百五十億円、交付税特例加算千二百億円、合計二千五百億円の一般財源が付与されるが、残りの二千八百四十億円は、建設地方債の発行、つまり借金をしなければ補てんできない。また、借金をするとし...全文を見る
○山下(八)委員 まだ句点がお尋ねしたいわけですが、ちょっと先を急ぎたいものですから、最後にこの関係でもう一点だけお尋ねしておきたいと思います。  経常経費の三千七百億円分については、経常経費ではあるが投資的経費から財源を捻出する形となり、調整債という形で建設地方債を発行するこ...全文を見る
○山下(八)委員 だんだんと適債事業は少なくなってきているというふうに思うわけですが、次、ちょっと国鉄の問題に移らしてもらいたいと思います。  今国鉄の中でも日本国有鉄道改革法案が出ておりますし、そういう中でまだこの改革法の審議に入っておりませんので、私も触れない範囲で、できれ...全文を見る
○山下(八)委員 今度は国鉄の方にちょっとお尋ねしておきたいと思いますが、何か国鉄は随分余剰人員を抱えて今一生懸命に走り回っている。余剰人員という言葉がよくないわけですけれども、結局は私も、今の国鉄を分割して民営する、こんなのはよくないな、現行の国鉄でバラ色の再生をすればいいわけ...全文を見る
○山下(八)委員 そうしますと、旅客の安全な運行とか、あるいは今で言いますと貨物の安全な輸送とか、そういう業務は鉄道公安官というのは全然関係ないのですか。
○山下(八)委員 そうしますと、治安維持が本来の仕事であってそれ以外は本来の仕事ではなかったということであるのなら、昭和二十五年だったと思いますが鉄道公安制度ができたというところからいきますと、確かに今御答弁ありましたとおり治安維持が中心であることは事実であるわでございますが、そ...全文を見る
○山下(八)委員 今、大体私鉄にしましても、私は不思議なわけでございますが、百貨店にしても工場にしても、一定の治安維持は一生懸命自分のところで努力してやっているわけですね、ガードマンの方を採用したりしていろいろと。そういう中で今度は仮に、仮の話で申しわけないわけでございますが、こ...全文を見る
○山下(八)委員 数はまだ全く白紙ですか。一万とか一万一千とか、公的部門三万というのは、あれは勝手にひとり歩きしている数字ですか。
○山下(八)委員 公務員部長さんにお尋ねしたいんですが、自治省としても地方には一生懸命協力お願いをされているようですけれども、数は全く白紙でお願いしているんですか。国鉄あるいは運輸省から数はどれぐらいというお願いのことも言ってきてないんですか。
○山下(八)委員 じゃ、準じた形でいくということで、数字は全くないということですね。一万とか一万一千とかいろいろなあれはうわさ話であるというふうに理解しておかないと間違うということでございますね。そうしますと、それぞれ地方自治体に受け入れろというお願いといいますかあるいは行政指導...全文を見る
○山下(八)委員 さっき忘れましたけれども、警察庁、ごめんなさい、もういいです。ありがとうございました。  こんなことで押し問答やったって時間がもったいないですから、ちょっと角度を変えたいと思います。  そういう中で、これは自治省あるいは地方自治体からすれば当然なことだと思う...全文を見る
○山下(八)委員 国鉄職員が地方自治体に大勢希望がある、それは希望があるのではないのですよ。そういう環境をつくってしまったのですよ。国鉄を分割して民営化していこう、そして私からすれば意識的に余剰人員をつくって仕事を取り上げていく、そして国鉄職員に不安感を与えていく。そういう中でだ...全文を見る
○山下(八)委員 もう余り深く申し上げませんけれども、いずれにしましてもこれはその職員一人の身にとってみれば、通算されるかされないかということは大変大きな問題だと思うわけです。通算されなくても、おれは何とか地方公務員でもなれたから運がよかったという方も見えるかもわかりませんけれど...全文を見る
○山下(八)委員 そういうことをおっしゃるからまた一言発言しないといけなくなったのですけれども、確かにおっしゃるのはわかるのです。鉄道公安官業務が今度は警察へ移るのだから、その分だけ、二千八百八十二名必要なんだ、そうおっしゃりたいのでしょう。本当に二千八百八十二名必要なのかという...全文を見る
○山下(八)委員 時間がなくなってきましたから、この国鉄問題はこれで終わります。なるべく五時に終わろうと思ったのですけれども、御協力できなくて申しわけないです。  急いで最後に、これは誤解をしないでお聞きいただきたいと思うのですが、市町村議会議員の選挙での選挙区制、通常小選挙区...全文を見る
○山下(八)委員 全国で町が千九百九十九、村が六百四の中で、村はそういう選挙区というのは一つもないわけですね。町でいいますと、富山県に一つ、和歌山県に一つ、長崎県に一つ、政令都市とか大きい市は別としまして、町でそれだけあるわけです。異常とも思えるわけですが、それ以外に岐阜県に六つ...全文を見る
○山下(八)委員 これは新聞記事ですから正しいか正しくないか、よくわかりませんが、「穂積町では、さる二十九年に旧穂積、本田、牛牧、生津の四町村が合併していらい、全町四区の選挙区制を採っていたが、自治省の指導もあって」、ここはちょっと正確かどうかわかりませんが、「自治省の指導もあっ...全文を見る
○山下(八)委員 じゃ、持ち時間十五分ありますが、協力のためにおきたいと思います。  ただ、最後に一言、この穂積町につきましては強い関心を示しておいていただきたいと思います。  以上で終わりたいと思います。      ————◇—————
04月22日第104回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号
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○山下(八)委員 きょうは道交法の委員会審議でありますけれども、その前に、まず一言だけお尋ねしたいことがございますので、冒頭質問させていただきたいと思います。  大変マスコミをにぎわしましたから、それこそもう皆さんも御案内のとおり、四月二十一日午前二時ごろ、静岡県河津町の峰温泉...全文を見る
○山下(八)委員 もう一点だけ、ちょっと消防庁の方へ御確認をとらせていただきたいと思うわけでございます。  マル適は安全でない、最低基準だという御答弁であるわけでございますが、国民一般からしますと、マル適があるかないかで一定の安全度をはかって、また宿泊をしようではないか、こうい...全文を見る
○山下(八)委員 それでは、本来の道交法に移らせていただきます。消防庁、結構です。ありがとうございました。  まず、最初に長官にお尋ねしたいわけでございますが、昨年も道交法の改正が行われました。今回も提案されて、きょうこうやって質問させていただくわけでございますが、その前を調べ...全文を見る
○山下(八)委員 今回の改正の大きな内容としましては、駐車対策、これが含まれているわけです。去年、昭和六十年度に一気に違法駐車の問題がクローズアップされたわけじゃない。もう長い長い時間、長い時を経過しているわけです。そうしますと、この問題なんかは、昨年の道交法の中で一緒に解決して...全文を見る
○山下(八)委員 無線の場合は免許を取るとか許可を得るとか、そうすれば設置できるわけでございますし、電波につきましては郵政省ですし、また運輸省の方では車検を中心としました車両の最低限の安全をチェックする、こういう機関でもあるわけです。また同時に、今道交法のお話がありましたとおり、...全文を見る
○山下(八)委員 今、いろいろな形で交通事故もなかなか減少しない。交通事故を減少させるために一生懸命また道交法の改正がなされたりして努力がなされているわけです。そういう意味では、例えば友達からの応答で、それを受けてつい夢中になっておしゃべりしている間に赤信号に気づかず事故に遭った...全文を見る
○山下(八)委員 なぜ利用率が低いのですか。
○山下(八)委員 今回の改正の内容で、違法駐車対策についてということで、車の運行には駐停車場所の確保が不可欠である。その中で特に駐車問題は都市づくりそのものにかかわる問題である。警察としては、従来路外に十分な量の駐車場が整備されることを期待しつつ、都市内においてほぼ全面的に駐車禁...全文を見る
○山下(八)委員 先ほど建設省の方から、大体路外駐車場は三割程度しか利用されていない、このような答弁がございました。一方では、確かにどこに駐車場があるのかわかりにくい、こういう点で利用の落ちる面もあろうと思います。同時に、路上駐車はなぜあんなに多くしているか。これは少なくとも、や...全文を見る
○山下(八)委員 ちょっと一歩先へ進みたいと思います。  現在都内には七千七百基ですか、パーキングメーターがある。今回、二万台ぐらいにしたい。あるいはまたパーキングチケット制度、一定の五十メーター、百メーターの距離でメーターを設置して、歩道のないところでも今度は設置しやすいとか...全文を見る
○山下(八)委員 路外駐車場と料金の違いが余りないということより、私はやはり路外駐車場を育てる方向で考えていただかないといけないと思うわけです。特に、道路を何のために広くしたのかということだと思うのですね。これは少なくとも円滑に車が通過できるようにつくられていると思うわけです。や...全文を見る
○山下(八)委員 いや、今日でもそんなこと、ないですよ。名古屋駅の新幹線口、あそこへ行っていただければ一番よくわかると思うのです。あの辺はいっぱい路外駐車場があるのですよ。そのわきに、今幾らでもパーキングメーターが立っているのです。今おっしゃったこと、私は全然納得できませんよ。全...全文を見る
○山下(八)委員 民活導入が今回されて、これにつきましても大きな問題点をたくさん抱えていて、私は後ほど質問しようと思ったわけですが、時間がありませんので、これは困ったなと思っているわけです。  今、私が質問しましたのは、そんなことじゃないのですよ。先ほどの答弁から申し上げますと...全文を見る
○山下(八)委員 終わります。
05月13日第104回国会 衆議院 本会議 第28号
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○山下八洲夫君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  本論に入る前に、私は、この国鉄関連法案の質問をするに当たり、子供...全文を見る
10月09日第107回国会 衆議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第5号
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○山下(八)委員 まず最初に、総理にお尋ねをいたしたいわけでございますが、実は十月七日に、私たちの同僚でありまた先輩の、この委員会の理事でもございます嶋崎委員の質問に対します総理の答弁について、確認を含めて私まず最初に伺いたいと思うわけです。  そのときの質問の内容を簡単に申し...全文を見る
○山下(八)委員 今の総理の御答弁をお聞きしていますと、何か日本人は大変情にもろい、その情によってこのような重要な内容の署名も行う、結論を申し上げますとそのような答弁のようでございますが、私は、このような署名的なもの、これは場合によれば政治の流れを大きく変える問題でもございますし...全文を見る
○山下(八)委員 この問題はいつまでやっても切りがありませんので、この辺でおきたいと思います。  いろいろと国鉄の用地問題が議論をされているわけでございます。今、六万六千二百三十ヘクタール、そういう中で、簿価では一定の数字がわかっているわけでございますが、きょう私のところの上田...全文を見る
○山下(八)委員 国鉄用地を中心に、国鉄というもの自身は国民の共有する大変重大な、また重要な財産であるわけでございます。今回の大改革を行おうという中で、少なくとも国民に対します負担を軽減するという考え方はあろうかと思いますが、国民の財産を三千三百三十ヘクタール、一応民間あるいは公...全文を見る
○山下(八)委員 御案内のとおり、社会党は民営的手法は取り入れますけれども、全国一社制で国鉄を再建しよう、こういう法律案を提案させていただいていることは御案内のとおりであるわけでございます。そういう中で、本当にこの貴重な国民の財産であります用地を、軽々と言いますと言葉はちょっと悪...全文を見る
○山下(八)委員 私、資料を持ってきたつもりでどうも忘れているようで、推測で、数字的には若干狂いは生じるかわかりませんが、私がある建築の専門家に若干の試算をしていただいたわけでございます。そういう中で、建設省の基準で三LDK、かなり立派なマンションだそうでございますが、大体九十一...全文を見る
○山下(八)委員 それは確かに大変な赤字であることは事実なんですよ。だけれども、実際、それを一方では土地売却で一部国民負担を軽減していく、あるいは分割・民営にして、後ほどまた地方税の問題で触れたいと思っておりますが、あらゆるところで保護政策をとって、そして何とか将来やっていく、こ...全文を見る
○山下(八)委員 私は、公社制だから、同時にたとえ民営的手法であってもこれだけ巨大企業であるから、分割して民営化しない限りきめ細かな、サービスを含めましてなかなか管理運営が難しいだろう、このようなことは時代錯誤もいいところだろうと思うわけです。今や世界じゅうに進出をしまして企業も...全文を見る
○山下(八)委員 この辺で議論しておりますと、持ち時間で後に支障がありますので次へ移っていきたいと思いますが、いずれにしましても、社会党案をもっともっと深くお互いに議論をする場もつくっていただきたいな、そのようにも思います。  若干雇用問題に触れさせていただきたいと思うわけです...全文を見る
○山下(八)委員 そういたしますと、六十一年四月一日現在二十七万七千人の職員だというふうに私は理解をしているわけでございますが、せんだってのこの委員会の中でも希望退職者の数が出たようですが、一万六千幾つだったかな、出たようでございますが、最終的には一応二万人ということで希望退職を...全文を見る
○山下(八)委員 大体今年度中に二十五万二千人を予定なさっているということでございますね。そういたしますと、二十五万二千人から二十一万五千人を引きますと三万七千人でございますか、たしか三万七千になると思いますけれども、このような言葉は使いたくないわけでございますが、このような国家...全文を見る
○山下(八)委員 私も本来なら六万一千人、この数字の方が正しいと思います。そういう中で、この六万一千人の方も退職まで国鉄で勤め上げる、本当にこういう気持ちで国鉄職員になられたと私は思うわけです。私がちょうど少年時代といいますか幼年時代といいますか、少年時代と言った方がいいと思うわ...全文を見る
○山下(八)委員 また私の町が出て恐縮でございますが、岐阜県というのは内陸で海がないわけですが、その中の人口五万三千という小さな町に私は住んでおります。人口は五万三千です。その中で国鉄職員が今日でも五百名ぐらいいらっしゃるわけです。私のところにも毎日のように、例えば市役所へ入れぬ...全文を見る
○山下(八)委員 では一歩進めたいと思いますが、国鉄にお尋ねしたいと思うわけです。  特に地方の自治体に再就職をする場合、一日以上の空白期間を置かないといけない、このように少なくとも国鉄と自治省の間で、どういう公文書で約束を交わされたかわかりませんが、きちっとなされていると思い...全文を見る
○山下(八)委員 自治大臣にお尋ねしたいと思うわけですが、地方自治体も公機関でございますから、自治省の御努力も感謝をするわけでございますが、これにつきましても、先ほどの運輸大臣との議論ではございませんが、一万一千五百ですか、そのようなみみっちい話ではなくて、もっともっとたくさん採...全文を見る
○山下(八)委員 そういうことはおおよそ見当はつくわけでございますが、今現場におきましては、この「五を乗じた数」、このようなものがあるから、一方で職員は大変不安を感じているわけです。本当に不安を感じているから、採用試験を受けたい方がたくさんいらっしゃるわけです。希望者がたくさん出...全文を見る
○山下(八)委員 愛知県はこの枠を外していらっしゃるんです。また近々採用試験があるようでございますけれども、愛知県は外していらっしゃるわけです。希望者が仮に百人いたとすれば、その百人の中から採用する側は選ぶべきじゃないか、そう言って外しているわけです。私はそれが一番公平な試験制度...全文を見る
○山下(八)委員 通例であるんなら、わざわざ何でこうやって通達を出されるのですか。そうでしょう。通例であるなら出す必要はないじゃないですか。現場に任せばいいじゃないですか。そうじゃないですか。
○山下(八)委員 そんなあいまいな、出してほしい、この文章からいきますと、そう理解できないですよ。まあ行ったり来たりになってしまいますからこれ以上申し上げませんが、強く要望しておきたいと思います。自治大臣、これは撤廃をしていただきたい、そのように強く要望しておきたいと思います。も...全文を見る
○山下(八)委員 それから、全然角度は違うわけでございますが、国鉄職員は最終的に何名がいいのか、こういうような議論もたびたび出ております。何か監理委員会の回帰式でやりますと十八万三千になった、そして国鉄の積み上げ方式でやりますと十八万六千人でございますか、そのようになった、そして...全文を見る
○山下(八)委員 いや、その線区別が出ない——私は今の御答弁を聞いても不思議で仕方がないのです。例えば電気なら電気で、Aという区間で仮に百人要るとしますね、Bというところで百人要る、だけれども、両方あわせば例えば百五十人で済む、そうすれば括弧くくりで出るじゃないですか。それが現場...全文を見る
○山下(八)委員 そんなことないですよ。例えば高山線に列車が何本走っている、それに対して機関士さんが何人要る、車掌さんが何人要る。例えば今度東海道へ、名古屋なら名古屋を拠点にして、東海道には何人要る、それすべてわかるのでしょう。またがっている、けれども、それをあわせて結局は括弧で...全文を見る
○山下(八)委員 だから、そういうことで出せるじゃないですか。それはちょっと委員長、理事会で検討してくださいよ。もう時間がなくて次をやらなくてはならない。(発言する者あり)
○山下(八)委員 時間がなくなりますので、もうこの問題は終結をします。  地方税の問題について質問したいと思います。特に今回の八法案の中の一つに地方税の問題がございます。私は、地方税の問題はなるべく簡潔に、そして明快な御答弁をいただきたいと思います。茶の木畑に入りますと時間がな...全文を見る
○山下(八)委員 今私は政府の考えは変わっていないという答弁をいただきましたので、そうしますと、固定資産税の課税において、資産所有者の収益の状況によって納税者の間に税負担で差を設けるのは固定資産税の性格に反すると思いますけれども、それは間違いございませんね。
○山下(八)委員 政策的配慮の点についてはちょっと保留しておきます。政策的な配慮があるということでございますけれども、今の考えも、政府の考えが変わっていないと私は確信しました。三島の旅客会社は、国鉄再建監理委員会が言いましたように、営業損益で赤字が生ずるという点で本州の旅客鉄道会...全文を見る
○山下(八)委員 三島が厳しいといっても、三島は黒字なんです、あれがこうなってきますと。「昭和六十二年度以降五か年間の旅客鉄道会社経営見通し」というのがあるわけですが、北海道会社にしましても、租税公課を見ますと六十四年度からぐっと伸びていますし、東日本にいたしましてもあるいは東海...全文を見る
○山下(八)委員 確かに経営基盤が怪しい……(「怪しいのじゃない、弱いんだよ」と呼ぶ者あり)じゃ訂正します、経営基盤が弱いということで軽減している。そうしますと、幾ら政策的といいましても、私は物税の税の本質が本当に破壊するのではないかと思うわけです。確かに今御答弁がありましたとお...全文を見る
○山下(八)委員 本州会社の路線がある会社よりもその公益性を高く認めなければならないのが本当だと私は思うわけですが、その辺が不明なわけですね。だから、公共性が高くなれば固定資産税の軽減措置で差を設ける理由にはならないと思うわけです。三島会社の地域の方が旅客会社がなくなることによる...全文を見る
○山下(八)委員 ちょっと私は大蔵大臣にお尋ねしたいと思うわけですが、これは国税じゃないから関係ないとおっしゃらないでほしいわけです。やはり国税と地方税は表裏の関係にありますからちょっとお尋ねしたいと思うわけです。  近年、自民党の税調の方は大変参加希望者が多いようでございます...全文を見る
○山下(八)委員 整理をする、当然私はそのとおりだと思います。整理ではなくて、今回国鉄が分割・民営されますと、ますます煩雑に拡大をしていくわけですね。ですから、私はこの観点から見ましても大変な誤りだと思うわけですが、その辺は大蔵大臣、いかがでしょうか。
○山下(八)委員 余り担当大臣でない大蔵大臣に申し上げるのは恐縮であるわけですが、大変いい答弁が返ってくるものですから、つい重ねてお尋ねしたくなるわけです。  確かに今政策減税、私は理解しないと言いません。だけれども、今度の国鉄の分割・民営の、例えば東日本にいたしましても東海会...全文を見る
○山下(八)委員 一般の民鉄と同じような措置がとられる、そうおっしゃるからまたここで質問が出てくるわけですが、一般の民鉄の措置以上に随分されておるのですよ、今回の措置は。
○山下(八)委員 一般の民鉄は固定資産は軽減されていないのです。今度は三島につきましては四分の一に軽減されておるのです。本州の会社については二分の一軽減されておるのです。民鉄は軽減されていないのです。
○山下(八)委員 いや、なぜこのような質問をするかといいますと、一つは運輸大臣、それこそ分割して民営化すればいろいろな、一地方税だけでもこのような膨大な措置が行われているわけですよ。そうしないと特に三島は成り立たない。だから安定基金まで予定をされる。いろいろな手を尽くされるわけで...全文を見る
○山下(八)委員 自治大臣、今から質問します。一応十年たちましたらこれは激変緩和を解くのですか。
○山下(八)委員 今の考えでは十年後ということでございますが、それを私はきちっと守っていただきたいと思うわけですが、それであっても実質的には十年であるわけですね。六十二年度と六十三年度につきましては現行どおり納付金制度で行う。なぜ納付金制度で行うのですか。同時に、納付金制度はこの...全文を見る
○山下(八)委員 固定資産税においては、納税義務者である所有者のほかその固定資産の価額と必要事項を固定資産課税台帳に登録をしないといけないということになっているわけです。けれども実際、きのうですか資料が出されたようでございますが、何か国鉄用地というのは未登記の用地三百三十ヘクター...全文を見る
○山下(八)委員 最大限努力といいますけれども、これだけの膨大なものを二年間で整理できるというふうには私は思わないわけですが、そうしますと、本当にまた大きな問題を、汚点を残すのではないか、そのように思います。  本当は地方税の問題、まださわり程度しか質問をしていないわけでござい...全文を見る
○山下(八)委員 ありがとうございました。