山田健一

やまだけんいち



当選回数回

山田健一の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月01日第116回国会 参議院 逓信委員会 第1号
議事録を見る
○山田健一君 山田でございます。初質問でございまして、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  まず最初に、我が党はこのお年玉付郵便葉書等に関する法律の一部を改正する法律案、これに賛成の立場をまず表明をさせていただいて関連する質問を行ってまいりたい、このように考えており...全文を見る
○山田健一君 今のところ、そういう全体的な予約状況も好調だという話でございまして、寄附金つきの方も心配ないという判断に立たれているようでございますが、四億枚という枚数も、これからの対応の仕方もあると思うんですが、昭和二十四年から始まりまして、十年ぐらい前といいますか、四十四年から...全文を見る
○山田健一君 そこで、具体的な配分の問題に移りますけれども、手続については我が党の先輩の大森委員の提案もありまして最近改善をされたというようなことも聞いているわけでありますが、問題は、去年は七億、その前は八億幾らありましたけれども、それだけの配分をしていく場合に、今回新たに二分野...全文を見る
○山田健一君 大変バランス感覚をお持ちのようですから、ぜひそのバランス感覚を働かせていただいて、そこら辺はきちっといわゆる対外的にも、そしてまた受け取る方もそういう趣旨の寄付金だということが筋が通っていくようなものにぜひしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る
○山田健一君 一応そういう形で適切に利用されておるようでございますので、今回も二分野拡大をされていくということで、ぜひ国民のそういった福祉向上に向けて活用されていくように期待をいたしたいと思っております。  そこで、郵政事業全般にわたり少しお尋ねをいたしたいというふうに思ってお...全文を見る
○山田健一君 確かに言われるのはわかるんですが、消費税相当額の試算は出るわけですよね、出してあります。それに基づいて具体的ないわゆる利子収入といいますか、そこら辺も出てきます。それは、要するに入ってきて結果的に業務収入というか収支が好転をしていく、料金値上げをしなくて済むようにと...全文を見る
○山田健一君 政府全体の動きを見てということでございますが、もちろん郵政省だけが突出をしてやるという、政府の一員として立場もあろうかと思いますが、その関連で言いますと、本来郵便料金等についての消費税のかかわり方、これは今回の消費税の前の売上税のときには課税対象から除外をされており...全文を見る
○山田健一君 政府みずからも今要するに見直しの検討をされているわけですから、本来こうしたものが消費税にはなじまないという立場を明確にされていく必要があるんではないかというふうに私自身は思っております。確かに政府の一員という立場はありますが、政府みずからが今見直しの検討をやっておる...全文を見る
○山田健一君 今大臣がおっしゃっていましたけれども、確かに来年度の重要施策の要求、これを見ましてもかなり画期的な中身があるということについては私もそれなりに評価をしたいというふうに思っております。「地域社会の振興への貢献」、「地域の特性に応じた窓口機能の充実」あるいは「窓口サービ...全文を見る
○山田健一君 ちょっと時間があれですから、また後で詳しく今度お伺いをしたいと思います。  来年度予算要求との関連でもう一点だけちょっとお尋ねをしたいと思うんですが、これは郵貯の関係です。  「金融自由化への対応」という大くくりの中で「資金運用制度の改善・充実」、この中に「地方...全文を見る
○山田健一君 窓口をずっと広げていく中でそういう形にしたいということのようですが、できれば、本当であれば、こういう一つの財投との絡みもあります、大蔵の方の関係がありますけれども、本来、筋からいえばこれはこれとして郵貯が活用されていく、言ってみれば自立をしていく、そういう方向でこの...全文を見る
○山田健一君 今御答弁のように、重点要求の中でもかなり労働条件の改善の問題を含めて「勤労意欲の向上に資する能率給の改善・充実」、こういう項目まで入っておるというのはそれなりに結構なことだと思いますし、それから、今御存じのように第七次の定員削減計画が一方で進められておるということで...全文を見る
○山田健一君 時間があれですから簡潔にお答えをいただきたいと思うのですが、今郵務局長の方からそういうお答えをいただきまして、確かに民営的な手法をいろいろ活用していくというのはこれは必要なことだろうと思いますし、その基盤である郵政三事業は今郵務局長がお答えになったとおりであるという...全文を見る
○山田健一君 わかりました。  もう時間が参りましたので最後になりますが、大臣に最後にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほども言いましたように、要員の問題を含めて、今の郵政三事業をしっかりと支えて今日まで大変職員の皆さんも頑張っておられるわけであります。郵政事業の言ってみれ...全文を見る
○山田健一君 終わります。
11月30日第116回国会 参議院 逓信委員会 第2号
議事録を見る
○山田健一君 ただいま御説明をいただいたわけでございますが、日本放送協会、NHKと言わせていただきますが、協会の財政等に絡んで少しお尋ねをいたしたいと思っております。  今六十一年度決算が議題になっているわけでありますが、五十九年度から六十一年度まで経営三カ年計画の最終年という...全文を見る
○山田健一君 今御回答いただいたんですが、大体予算と見込みどおりの不足といいますか、そういうような形で推移をしているようでございますし、NHKにとっても一番やはり大きな課題というのは財政構造といいますか、ここら辺を見まして数年置きには受信料の値上げをしなくちゃ収支が相償しない、こ...全文を見る
○山田健一君 基本的にそういった収支の構造を抱えているだけに、その中でいろいろ苦労されながら進めておられるんだろうと思いますが、まず会長に、こういったような一つのNHKの置かれておる財政状況、一方で受信料等にしてもそんなに伸びが期待できないというか鈍化しておるというような状況の中...全文を見る
○山田健一君 今会長の方から、来年、年が明けて早々にでも取りまとめていきたい、こういうことのようでございまして、お話の中にありましたように、NHKの長期展望に関する審議会等でもいろいろ今やられておるようでございますので、そういったものを踏まえてこれからの五カ年長期見通しを出してい...全文を見る
○山田健一君 確かに、大変に現場では苦労して契約なり収納活動をされておるようでございますが、ただ、約百万件、九十八・一万件、これだけ滞納件数がある中で、そのうちの約四割近くが制度、番組への批判というのがあるんです、これが約三十四万件。これと、契約を拒否しておる方、これが約十五万件...全文を見る
○山田健一君 私も、そうは言いましても、受信料制度が現実に定着をしてこれだけあるわけですから、それを否定しておるわけでもありませんし、これはやはりきちっと持っていかなきゃいけない。ただ、いろいろ衛星放送等も入ってまいりましたが、これからハイビジョンあたりもどんどんやろうという時代...全文を見る
○山田健一君 それでは、ちょっとついでにお尋ねをいたしたいと思いますが、かなりNHKも今ハイビジョンに力を入れてやろうということでおられます。このあたりも今からどういう形の料金体系か、いずれこれは考えていかなきゃいけない時期が来るだろうと思いますし、衛星放送なりこういったものを今...全文を見る
○山田健一君 いずれにいたしましても、BS3から少しハイビジョンもやっていこうというような計画になっているわけですから、今のところまだそういうことは出せないにしても、いずれ考えていかなきゃならぬだろうと思いますし、その場合の料金体系といいますか料金政策というものも俎上に上がってく...全文を見る
○山田健一君 それはそうでしょう、大変難しいだろうと思います。これは現実にそういう形で免除措置がとられておって、その中で教育なりあるいは福祉、こういったところに着目して今まで政策的に導入をされているわけでありますから、これはNHKが本来その部分のしわ寄せを受けるというのは私は本当...全文を見る
○山田健一君 わかりました。その問題はそういうことで今後ともぜひ御努力をお願い申し上げたいと思っております。  次に、少し衛星放送に関連をしてお尋ねいたしたいと思っております。  今いろいろテレビを見ておっても衛星放送のPRが随分積極的に行われておるなというふうに受けとめてい...全文を見る
○山田健一君 あと実質的には三、四カ月で、大変なことだろうと思うんです。十月末で約五十万台、まだ少し足らぬということになっておるようでございます。  一方、受信契約の方ですけれども、年度末で二百三十万台、これを見通して約六〇%の百三十八万台の契約を見込んでおられました。それで約...全文を見る
○山田健一君 そうすると、百八十万台ぐらい普及をしていて、実際に契約がなされておるのが六十万台、三分の一ということです。かなり契約が低い現状にあることは、これは事実だろうというふうに思います。そこで、八月から衛星料金、値上げをされて従来のカラーに加えて二千円、この料金のあり方がど...全文を見る
○山田健一君 わかりました。最後のところに来ておるということですから、大変でしょうけれども、先ほど三割の受信契約と言いましたが、その中でも共同受信、CATV関係は二割ぐらいしかできていないわけでありまして、そういったことが大きく影響しておる部分も見逃せないだろうと思っておりますの...全文を見る
○山田健一君 今基本的なお考えをお示しいただいたわけでございまして、これから年末にかけて大変な意気込みでやられるということなんでありますが、いろいろできれば、民放並みのあれではないかというような、いろんな意見も出されておるときであります。分別を持った対応をぜひお願いしながら、それ...全文を見る
○山田健一君 それはしかし、現実には来年の夏に3aを打ち上げるわけでしょう、そういう方針でいかれるはずなんですけれども。百四十五億円実はかけられておるわけです。そして2bをバックアップしていくという形で、これは来年一月以降になるか知りませんが、打ち上げられる。まさに来年にもう迫っ...全文を見る
○山田健一君 一つは周波数のそういった調整、国際的な意味を含めての調整が必要だということと、それから、今度のBS3の補完機としてそのまま周波数が一部一緒だから使えるんではないか、こういうことで考えておられるようでございますが、活用していく方法があるんであれば、せっかくこれだけの高...全文を見る
○山田健一君 同時にNHKにもお尋ねをしたいと思うんですが、先般ちょうどこの問題に関連をいたしましてアメリカの議会ですか、これは新聞報道でちょっと私は見たんですが、輸入をするのは困難だというふうに大使館の方に何かNHKからあったということが向こうで取り上げられた。しかし、NHKの...全文を見る
○山田健一君 最後ですが、ハイビジョンの関係も、せっかく会長がお見えですから少しお尋ねをしたいと思います。  ハイビジョンの取り組みを今期かなり積極的になさろうとしておるわけですが、結局これから将来のことでありますが、今NHKの保有メディアといいますか、そこら辺について先ほどお...全文を見る
○山田健一君 終わります。
12月05日第116回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
議事録を見る
○委員以外の議員(山田健一君) 遺族年金がない理由、すなわち遺族年金、弔慰金、これを特別給付金とした理由についてでございます。  まず、私たちの基本的な考え方を申し上げますと、先生先ほど来御指摘がございましたように、来年度は被爆を受けて四十五周年を迎える。しかし、今日に至るも国...全文を見る
○委員以外の議員(山田健一君) 所要経費の概要と現行費用との差についてのお尋ねでございますが、ただいま提案を申し上げております援護法の施行に要する経費として、元年度の平年度ベースで二千三百七十二億五千四百三十四万円を見込んでおりますが、本年度の政府の被爆者対策予算が一千二百十九億...全文を見る
○委員以外の議員(山田健一君) 先ほど来、被爆者の悲惨な状況についていろいろ御指摘をいただいております。私も実は発議者の一人として今回名前を連ねさしていただいておりますが、広島、長崎に次いで山口県は被爆者が多いということもありますが、同時に私の両親も実は被爆者でございまして、その...全文を見る
12月05日第116回国会 参議院 逓信委員会 第3号
議事録を見る
○山田健一君 私は、きょうは国際通信に関連してお尋ねいたしたいと思っております。  昭和六十年に法改正が行われまして、確かに制度的には通信の自由化、そういうことが保障され、新規参入の条件整備がなされたわけでございます。それを受けてITJなりIDC、これが六十一年ごろからスタート...全文を見る
○山田健一君 料金の問題もさることながら、前段で御発言がありましたように、今日までの経過なりあるいは現在の置かれておる状況、こうしたものを考えた場合に、やはり基幹的な一つの通信事業者としての位置づけというものはあるだろうと思いますし、また、その意味では公益的なあるいは公共的な責任...全文を見る
○山田健一君 今、対米国そして香港、十月、十一月の実績をお示しいただいたわけでございますが、常識的に考えればこれが第二KDDのシェアということになるのだろうというふうに思いますが、郵政省はこういった市場占有の状況、そういうものをどのように分析されておるのか、郵政省の方からその点に...全文を見る
○山田健一君 同時に、これはKDDの方にもお尋ねをいたしたいと思いますが、今米国向けの通話料の数字を示していただきましたけれども、特に国際通信においては国内と違いまして、米国なり、先ほどお示しになった香港という例もありますが、地域によってかなりその使われる量に隔たりがある、偏在を...全文を見る
○山田健一君 そうしますと、実質的にはほとんどもう完全に競争状況に入っていく、こういうことになるわけでありまして、そうした場合、利用者、ユーザーの立場とすれば当然料金が問題になってくるわけでございますが、この十月からKDDより二三%安いということをふれ込んでITJ、IDCがサービ...全文を見る
○山田健一君 値下げそのものについては、私たち使う方とすれば大変安くなって結構だ、こういう立場も一方であろうかと思っておるわけであります。それは確かに結構なことであるという認識が示されましたが、十一月にそういった形でKDDが値下げをされる。そして続いて、ちょっと報道等で目にしたわ...全文を見る
○山田健一君 いまお示しいただきましたが、現段階では具体的に検討はしていないが、将来に向けて、値下げ競争ということで、どうしても料金は大きなファクターであるけれども、それに目をとられるだけじゃなくてサービスの多様化を含めて対応していきたいという旨の今答弁をいただきました。  確...全文を見る
○山田健一君 そういう状況の中で、現実に今言われたように約三割近い、これは分数で今示されました。中身的にはいろいろ利用の実態というものも随分動いてきておるようなお話もお伺いしておるわけでありますが、これから五年後には約三千五百億円ぐらいの市場になるというふうに今御説明をいただいた...全文を見る
○山田健一君 郵政の立場としてはそういう形に恐らくなるだろうとは思いますが、私が先ほどからいろいろ値下げの問題を取り上げて話をしておるのは、一番心配しておるのは、これでもってまたKDDも値下げをされるというような事態なり、そういう形のものが恐らく近い将来またあるんではないかなとい...全文を見る
○山田健一君 今大臣の方から少しKDDの方の経営状況についてもお触れになったわけであります、需要も伸びておると。KDDの方もいろいろ苦労しながらやられておるんだろうが、先ほども御指摘があったように、値下げが必ずしも需要の増加に結びついていないというような現実も若干あると。大臣は、...全文を見る
○山田健一君 わかりました。  確かに競争体制下に入って大変厳しい状況も展開をされております。KDDならではのサービスも現実に展開をされておるという中でトラフィックの多いところにもどんどん新規参入で入ってくる、大変厳しい状況になると思いますが、今日までの経過、KDDとしての生い...全文を見る
○山田健一君 郵政省の方にお尋ねをいたしますが、今もお話がありましたように、ファクシミリの利用の伸びが大変著しいという状況でございます。せんだって日英間で国際VANによるファクシミリの利用が合意をされたということなんでありますが、そのことによっていろいろ影響等も出てくるだろうとい...全文を見る
○山田健一君 それでは、時間も余りないようですから最後にもう一点、KDDのいわゆる国際放送の実施に伴う負担の問題についてであります。  先般、NHKの決算をここで審議したときにKDDの国際放送専用業務の収支状況が示されまして、確かに収支は改善をされておるというような報告がされた...全文を見る
○山田健一君 ぜひ、最大限の努力をということでございますので、要望をいたしておきたいと思います。  次に、CATVの関係で少しお尋ねをいたしたいというふうに思っております。  もともと電波障害の解消といいますか賭視聴地域を対象に開始をされまして、今や高度情報通信時代といいます...全文を見る
○山田健一君 現実に大同団結をしようということで話はもう何度も出ているんですが、なかなかそうはいかない。先を見越して一軒でもぜひエリアを広げたい、こういうような状況で実はずるずると今日に至っておりまして、来年度からCATVもかなり思い切って普及させていこう、支援措置もとっていこう...全文を見る
○山田健一君 これはもう現実に今調整なり指導なりなされておりますか。
○山田健一君 国の方も、CATV、こういった小さいやつは一行政区一施設というような方針があるようでございまして、一本化が要望されておる。それは国の立場としてもそうでありましょうし、また、そこに住んでおる地域の市民、住民にとっても同様の要望というのはあるわけであります。したがって、...全文を見る
○山田健一君 時間が来ましたので最後にしますけれども、今ちょっとお話の中にもありましたが、スペース・ケーブルネットをかなり充実させていこうということで、聞けばもうこの十月ぐらいからいろんなデモンストレーションも行われているようでございますが、これについての概要と今後の取り組みの方...全文を見る