山田健一

やまだけんいち



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山田健一の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第118回国会 参議院 逓信委員会 第1号
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○山田健一君 ただいま日本放送協会の平成二年度収支予算、事業計画及び資金計画の概要の御説明をいただいたわけでございますが、ちょうど私の持ち時間百二十分ということでございますので、ひとついろんな角度からお伺いをしてみたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  きのう...全文を見る
○山田健一君 それなりにNHKとして努力をされたことはわかるのでありますが、特に今の御答弁にもありましたように、今回はいわゆる値上げ絡みということもありまして、御存じのように国会で今いろいろ議論が、あるいはまた国民の間で議論がなされているわけでありますけれども、お話がありました長...全文を見る
○山田健一君 今お話がありました十八名のメンバーがここに載っておるわけでありますが、この審議会で実際にやられたのは四回、小委員会六回、こういうふうにお話しになっているわけでありますが、この名簿を見ましても、座長平岩外四さん初め大変な名立たる方が入っていらっしゃるわけであります。確...全文を見る
○山田健一君 気持ちはよくわかるのでありますが、それだけに十分審議をする期間も一方では必要ではないかということを実は私たちは感じているわけでありますから、そのことも申し添えさせていただきたいと思いますし、ただいまお話のありました長期展望に関する審議会のいわゆる提言がなされているわ...全文を見る
○山田健一君 いろいろ書かれていることは事実であります。ただ問題は、私は中身のことを言っておるのでありまして、どうもこれを読んでみますと、言われたように多くのメディアが存在をする。その中でNHKが公共放送として一体どういう役割を果たしていくのかということが問われていることも事実で...全文を見る
○山田健一君 これはまた別の機会にいろいろ議論をしたいと思っておりますが、今ちょうどこの審議会の関係で少しお話をさせていただきましたので触れさせていただいたような次第であります。今回も結局この審議会が一定の値上げやむなし、こういう一つの値上げの方向を是認していく、こういう一つの方...全文を見る
○山田健一君 かなりいろんな角度から、またいろんな場で、また局内外を含めて随分協議がなされてきた、できるだけの手段は尽くしたというふうにおっしゃっているわけでありますが、外には全然これが見えてこないという部分があることも事実であります。それから、先ほど言いましたように審議会、これ...全文を見る
○山田健一君 しかし、これは読まれたと思いますが、かなり詳しく書いてあります。出てきた、先ほど申し上げました長期展望の提言とほとんど変わっていないです、中身、内容的にも。そして、この段階では十二月に提出をされる予定であった、十二月に提出される審議会答申をもとにNHKはやるんだ、こ...全文を見る
○山田健一君 今回の場合、そういった意味では大変国民にとっても、また私たちにとってもそうでありますが、値上げに至る経過の中で審議会の果たしてきた役割を含めてどうだったのかなという疑問を抱かざるを得ないような経過があったことも私は事実だと思っておりますし、また一方では、皆さんが先ほ...全文を見る
○山田健一君 これは毎年NHKが出される場合に大臣の意見がつけられるわけです。その後に「記」として一から五項目目までこういうふうにやりなさいということが書いてあるわけですが、これはワンパターンで例年大体同じですね。今回も協会としていろんな効率化をやれあれをやれ、こういうことが書い...全文を見る
○山田健一君 一つの形式というものもあるでしょうから、ぜひこれは要望として申し上げておきたいと思いますが、こういうワンパターンなものじゃなしに、もっと血が通うといいますか、そういう一つの形式にぜひしていただきたい。  今いみじくも申されましたけれども、「合理化、効率化の実施状況...全文を見る
○山田健一君 テレビ等を通じて国民の皆さんにこういうあれですよというのを流していかれる、こういうことですか。
○山田健一君 それでは、次に移りたいと思います。  経営計画に関連いたしまして若干お尋ねをしたいと思うんですが、昨年もちょうど島会長は逓信委員会で、大変な今放送を取り巻く環境はここ数年で革命的な一つの変化だというふうに言われておりました。今回NHKとしての一つの見通し、経営計画...全文を見る
○山田健一君 おっしゃるように、大変なこれから予測しがたいような状況も含めて世界全体も速いテンポで動いていくという一方の状況もありますし、それを可能にさせておる情報の持つ力というものも今回改めて私たちは再認識いたしておるわけですが、そういった中での一つの公共放送の使命というものを...全文を見る
○山田健一君 今御説明を聞きまして、五カ年間の事業を決めてできるだけその中でやらなきゃいけないものはやる、削減をしなきゃならないものはすると、こういうことでいろいろ努めていって結果五千四十八億円、こういう一つの試算がNHKの資料で出されているわけであります。それで三百円ということ...全文を見る
○山田健一君 私が言っておるのは、要するに五年間のこれからの事業計画を立ててこれだけ足らない、だからそれを計算すれば、ならしていこうとすればどうしても三百円の値上げが必要であるという立場でこられたのか。それは事業計画ですからいろいろやれば切りがない。それとも最初四百円でいきたい、...全文を見る
○山田健一君 実は、出されております収支見通し、これを見ますと、いろんな経過はあったにせよ、平成六年度できちっと収支の過不足の累計がゼロ、こういう形でつくられております。確かにこれで見れば、ははあなるほど平成六年度でちょうどこれは全部今までのあれもなくなるんだなということになるわ...全文を見る
○山田健一君 これは恐らく五年間のタームで切っていますから、恐らくことし来年ぐらいはそうでもないでしょうが、平成二年度は百十七億ですか、立ち上がりということもありますが、またこれはいずれ多少のずれが五年間の経営計画ですから出てくるんじゃないか。これはやむを得ぬ部分があるだろうと思...全文を見る
○山田健一君 どこでどういう経過があったのか、内部的な事情というのは私たちは関知しませんけれども、いろいろやっぱり世間として、今の一連の出来事といいますか、そういうものを受けとめる限りは、一体NHKはどうなっておるのか、そういう気持ちを持って見ておる国民というのは多いと思うんです...全文を見る
○山田健一君 直接NHKにあててということですから、そういう実態なのかもしれません。ただ、御存じのように、昨年来消費税の問題これあり、あるいはまた、この四月から一連の公共料金の引き上げの問題これあり、こういう状況の中で、少なくともどんどんNHK値上げをしてやれ、そういう感覚を持っ...全文を見る
○山田健一君 営業現場、ここが一番視聴者、国民との接点でありますから、今回の値上げに対してかなりいろんな意見が出されるだろうし、実質それはそうですね、徴収すれば二カ月ですから四月、五月分でしょう。今度はカラーで衛星、こうなれば二千三百円で二カ月分ですから四千六百円つなぐわけですか...全文を見る
○山田健一君 ぜひ今お答えになりましたように、必要なものは必要なものでやるということでこれからもそういったところの充実した体制、こういうものはNHKにとってもここは一番大事なところですから、そのつもりで、何でもとにかく経費を引き下げればいいというものでもありませんので、そこら辺を...全文を見る
○山田健一君 大体の方向づけというのを今お伺いしたわけでありますが、衛星第二の関係で難視聴の問題に今触れられました。午前中も衛星放送機構法でこの問題はいろいろ取り上げられていましたので若干重複する面がありますけれども、お尋ねをしたいと思っております。  午前中も放送行政局長です...全文を見る
○山田健一君 ですから、それはもう皆最初からわかっておることです、現地に行ってやるというのは。それで三千の目標を立てられたわけでしょうから。それが現実にはほとんど前に向いて進んでいない、いろんな要因があろうかと思います。  ただ、これはもう午前中とあれになりますから、これから衛...全文を見る
○山田健一君 前段の部分はNHKとしてもかなり信頼をしておっただけに大変なショックもあったろうし、責任を感じておるというお話でありました。後段の部分は、何とかやっぱり補完機、バックアップの体制が必要だということで今探しておるんだというような報告がなされたわけであります。  いず...全文を見る
○山田健一君 国会なり郵政の方にもあれば相談をするということですね。だからNHKとすれば補完機はどうしてもやるという基本的な考え方のもとにきておるわけでしょう。そうであるならば、せめて、予算措置はできないにしても、経営計画なり具体的事業計画の中にそういうものを今回のこの予算提出に...全文を見る
○山田健一君 いずれにしても、大変国民の間に、せっかく衛星放送をつけろと言うからつけたと、やってみたらまだ一機でどうなるかわからぬ、こういう形で不安なり動揺なりを与えておることは事実であります。そういう状況の中で、NHKとしての今後の対応というものが今問われているわけであります。...全文を見る
○山田健一君 それは料金はそうでしょう。そうでなきゃ、そういう人までいただいたらえらいことになります。料金はそうでありますが、いろんな設備を買われた人もいるわけです。そういう人たちはどうなるんですか。
○山田健一君 それは気持ちはわかりますし、私もそのように、ほとんどそういう危険性はないという、一〇〇%に近い確信と自信を持って今会長が決意を申されたというふうに受けとめさせていただきたいと思います。  次に、今度は若干国際放送の関係についてお尋ねをしたいと思います。  まず、...全文を見る
○山田健一君 昭和五十五年を一〇〇とすると一五九ぐらいの交付金になっておる。全体が膨らんできておるわけでありますから全体的には額としてはふえてきております。ただ、国際放送経費そのものが範囲が広がっておるわけですから、交付金の占める比率というのは昭和六十年が二五・七%、平成二年度の...全文を見る
○山田健一君 基本的には郵政がということですね。ただ、そうは言ってもということで、あれはたしか国際交流基金から三カ年で、もう今はないということでありますが、国際放送そのものの持っておる性格、そういうものからしても、ある意味では外務省なりあるいはまた教育的な配慮を考えれば文部省を含...全文を見る
○山田健一君 あわせてちょっとNHKの方にお尋ねをしたいと思います。  国際放送の充実強化ということに向けていろいろ努力をされておられるわけでありまして、放送時間の延長だとか、あるいは今度南西アジア、この辺の受信状況を改善するためにスリランカの方に中継を開始する、そういう姿勢が...全文を見る
○山田健一君 かなり積極的な姿勢につきましては評価したいと思っております。  先ほどもちょっとお話があったわけでありますが、国際化の時代、国際交流も進めていかなきゃならぬという観点から、映像をパッケージで送るというような話もありました。あるいはまた通信衛星を利用した映像を提供し...全文を見る
○山田健一君 わかりました。映像の分野で資金調達を含めてかなり大変だということで、第三セクター化に向けて取り組んでいくという方向づけを今お伺いしました。こういった意味でも、国際化の時代で、国際放送のあるべき姿というものを追求していく中で、やはりやむを得ないかなという気もいたしてお...全文を見る
○山田健一君 何か具体的なそこら辺の目標といいますか、大体何割ぐらい、何%ぐらいというような一定の基準、そういうものはお考えになっていないですか。
○山田健一君 具体的に歯どめをこのぐらいでということは今考えていないということでありますが、こういった番組編成等を含めて、確かに御発言されましたように、一定のやっぱり歯どめといいますか、そういうものをNHKは内部的にでもぜひきちっと確立して進めていかれないと会長がおっしゃられたよ...全文を見る
○山田健一君 終わります。
04月18日第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号
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○山田健一君 お三方の参考人の先生方、先ほどから大変貴重なお話をお伺いさせていただきましてありがとうございます。お礼を申し上げたいと思います。  何点か問題をお伺いしてみたいと思っておるものですから、できればひとつ簡潔にというわけにもいかぬでしょうが、できるだけ先生方の御意向も...全文を見る
○山田健一君 それで、先ほどもちょっとドイツの問題が出ておりましたが、やはり統一ドイツがどうなっていくのかが国際情勢をこれから左右する一つの大きな問題だろうというふうに私たちも見ております。統一に当たって何点か課題も現実にあるわけでありまして、通貨の問題、あるいはまたポーランドと...全文を見る
○山田健一君 前田参考人にお伺いをしたいと思いますが、ソ連の言ってみればアジア政策、とりわけ朝鮮半島にかかわる部分でありますが、先ほどもありましたように、ソ連と韓国との年内国交樹立の合意、こんな問題も出ていますし、先般は、これはソ連がいわゆる仲立ちという形になったのかどうなのかわ...全文を見る
○山田健一君 最後になりますが、もう時間が来ていますのでよろしくお願い申し上げたいんですが、三人の参考人の方から政府に対して外交政策上の要望というものがあればお伺いをしたいと思っております。  とりわけ、先ほどお話がありましたように、例の北方領土問題、この問題についていろいろ一...全文を見る
○山田健一君 ありがとうございました。
06月01日第118回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○山田健一君 私は、平成二年度予算に関連いたしまして数点お尋ねをいたしたいと思っております。  まず、ことしの予算の特徴といいますか、何といいましても大きな柱に、午前中も松前先生の方から御指摘がありましたように、国際社会にどう貢献をしていくのかということが一つ大きな課題として挙...全文を見る
○山田健一君 大変懇切丁寧に御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  いろいろお伺いをしようと思っておりましたが、今ちょっとお触れになりましたように、国際郵便の追跡システムなり、あるいは外国郵政庁との郵便情報ネットワークの構築、あるいは開発途上国の郵便関係職員の受け入れ...全文を見る
○山田健一君 それで、ちょっと関連をしますが、郵政省として、もちろん外務省との関係もあるだろうと思いますけれども、いわゆる国際協力のそういった一つの中期的な見通しといいますか、そういうものをきちっと据えられて対応していかれるということが私は本当に今求められているのではないか。具体...全文を見る
○山田健一君 時間がきょうは余りありませんので、一つの体系的な国際協力のあり方について基本的な視点を持ってそれぞれの分野で事業展開が行われていくように、これはぜひ要望しておきたいというふうに思っております。  次に、郵貯の関係についてお尋ねをいたしたいと思います。  郵貯の関...全文を見る
○山田健一君 今まあまあのところではないかと。確かに職員を含めて大変な御苦労の中でこの取り組みが展開をされているということは私たちもよく承知をいたしておるわけでありますが、考えてみれば去年一年間の純増分が約一兆四千億であります。今回約二兆ちょっと超えた分だけ純減と。これから向こう...全文を見る
○山田健一君 大変な時期を迎えて随分御苦労が多いんだろうと思いますが、ぜひそういった全体的な状況を考えながら、この郵貯の問題については非常に国民的にも大きな影響を与えるものでありますだけに、しっかりとした取り組みをお願い申し上げたいというふうに思っております。  一方で、こうい...全文を見る
○山田健一君 今率直な感想ということでお述べいただいたわけでありますが、確かにそのとおりだろうと思います。  ただ、郵貯の場合は、民間といろんな意味でよく言われるのでありますが、運用が資金運用部という形でもうほとんど決められておる、金利そのものも預託金利規制がかかっておるわけで...全文を見る
○山田健一君 かなり考え方はお示しいただいたんですが、私がお伺いしたいのは、今大臣の答弁にあったように、郵政省としてこういう自由化対策に向けての目安をきちっとつくっていかなきゃならぬというお話がありましたので、それは恐らくさっき言われた研究会等での一つの答申を得ながらやっていくこ...全文を見る
○山田健一君 そうです、金利のあり方。
○山田健一君 わかりました。  それで、金融自由化対策資金の問題についても実は今答弁の中でいろいろお話しいただきました。六十二年からスタートして、ずっと年々五千億ずつ積み増していって四兆円、平成三年度で累計十五兆ということになっていくわけであります。今も、いわゆるこの運用に当た...全文を見る
○山田健一君 今の時点ですから、平成三年度、来年度までが示されているわけですから、それ以降のものについてこれから来年度にかけて具体的に取り組みが進められていくということになるんだろうというふうに受けとめております。  資金枠の拡大については、これはどちらにしても自主運用といいま...全文を見る
○山田健一君 放送法の改正によってというお話もございました。一般的に私たちが認識をしておるいわゆる放送というのは、放送法の最初に書いてありますように、公衆といいますか不特定多数によって受信をされることを目的にしたいわゆる無線通信の送信である、こういう規定がうたわれている。通信とい...全文を見る
○山田健一君 基本的には、いろんな新しいニューメディアが登場してくる、サービスを行おうとするもののしっかりした目安なり区分の基準なりというものが明確になっていないとなかなか立ち上がっていけないという現実があるので、そこら辺にもきっちりこれから対応していきたいというようなことを今申...全文を見る
○山田健一君 先ほど言いました盗聴のケースにしても、こういう場合にしても、いわゆる指導するといっても全部わかるわけじゃないわけでして、一定の、こういう場合はこうですよというのをきちっと示していかないと、郵政省が全部この部分はあなただめですよというふうにやっていくわけにいかないでし...全文を見る
06月05日第118回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○山田健一君 おはようございます。きょうはトップでまたやらせていただくわけですが、私たちも基本的にこの三法には賛成という立場もありますので、ひとつ前向きにしっかりと、後から見てこの実施がよかったなと言えるような中身になるように御答弁の方もよろしくお願い申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○山田健一君 今ちょうど御答弁いただきましたけれども、いわゆる公的保障の充実はそれなりに大きな使命を持ってこれはこれで進められなきゃならぬけれども、郵政省の果たすべき立場とすれば、言ってみれば私的な個人年金なり保険なりという形でそこら辺の不足している部分を補っていく、こういう位置...全文を見る
○山田健一君 それぞれの地域でいろんな取り組みが展開され、地域からも非常に歓迎され喜ばれておる部面も随分出てまいりましたので、ぜひそれを生かしていただいて、積極的に三事業がまさに一体となってこういう高齢化社会に向けての取り組みを展開し、その姿がやはり国民の目にしっかり映ってそれら...全文を見る
○山田健一君 今、気持ちを含めて分析をしていただきまして、まだまだ非常に有望な市場だということなんでありますが、確かに最近の簡保、年金それぞれの保有契約状況を見ますと、過去五年間で見ましても大変な勢いで伸びてきておることは事実であります。特に年金は、制度も新しいということもありま...全文を見る
○山田健一君 かなり積極的な平成三年度としての件数あるいはまた金額だろうというふうに思います。年金の方は今四十万件ということですから、少しそこら辺は低めかなという気はするんですが、簡保全体の三%、こういう目標のようであります。  今言われましたように、かなり郵便局なりセールスの...全文を見る
○山田健一君 ことしの重点施策といいますか、皆さんが掲げておられるのを読ませていただきましたが、職域サービスセンターを充実させていくということなり、あるいは担当職員がコンサルタントができるような、そういう職員の養成も含めてやっていかなきゃならぬということが確かに書いてあるわけであ...全文を見る
○山田健一君 わかりました。  それではちょっと二、三お伺いいたしたいと思いますが、簡保の保障限度額の問題でありますけれども、先ほどもお話がありましたように、市場調査をやっても、万一の場合は必要な生活費が五千五百二十四万円、こういう期待すべき数字が出ているわけでありますが、現在...全文を見る
○山田健一君 あわせてお伺いいたしますが、年金の加入限度額は七十二万ということなんですが、これについても同様のお考えでしょうか。
○山田健一君 この方は今ちょっと慎重な御回答だったというふうに思いますが、いずれにいたしましても、さきの市場調査でも出ておりますように、夫婦が老後に必要と考える生活費というのが現在の物価水準で平均で三一・二万円、こういう結果が出ているわけでありまして、今の月額六万円、少なくとも公...全文を見る
○山田健一君 今ちょうど大臣から、資金、積立金ですね、これの効率的な運用にしっかり対処していかなきゃいけない、こういうことであったわけでありますが、次に、積立金の運用に関しての一部改正が今回提案をされているわけであります。  一つは、効率的な運用、運用の対象を広げていく、こうい...全文を見る
○山田健一君 店頭取引の場合だとほとんど、お話しのように金融機関が中心になるわけですがそういった心配はないと。特に私も今、外国証券会社の場合どうなのかなというのをちょっと思っていたわけでありますが、今お尋ねにお答えをいただきましたので、それをもって了解をしたいというふうに思います...全文を見る
○山田健一君 もちろんそうだろうと思いますが、具体的にどの程度ぐらいまで考えておられるかということはありませんか。
○山田健一君 それじゃ大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、こういう状況の中でかなり資金運用の効率化、高度化をしていかなきゃならぬということで今いろいろ進められているわけでありますけれども、今回、平成二年度の予算要求段階で、例の積立金に入れられる前の余裕金の問題も実は出ていたわけ...全文を見る
○山田健一君 特に、第三セクターを含めて地域還流といいますかそういった観点から有効、有意義に生かしていただくということは以前から話があるわけでありますから、そういった検討をぜひお願い申し上げたいというふうに思っております。  最後に、簡保年金福祉事業団法の改正に関連いたしまして...全文を見る
○山田健一君 あわせてお尋ねをいたしますが、もちろん加入者ホームということで今回初めてこういう試みに着手をされるわけでありますが、その場合、入居し得る人の条件といいますか範囲といいますか、あるいはまた入居に当たっての基準といいますか、そういうものはどのようにお考えになっていらっし...全文を見る
○山田健一君 最後になりますけれども、大臣にお尋ねをしたいと思います。  今回こういう形で、言ってみれば加入者の福祉向上に向けて介護つきの終身利用型ホーム、一番最初に申し上げましたように、郵政省として長寿社会に対応していく上での一つの施策展開だというふうに受けとめさせていただい...全文を見る
○山田健一君 ショートステイそのものはこれは今いろいろ厚生省の方で、あるいは各それぞれの地域で逐次進められておりまして、私が申し上げたのは、そういうふうなショートステイ機能とあわせながら、お年寄りはそういうショートステイでやる、介護をなさっておられる方はリゾート施設なり何なりそう...全文を見る
06月19日第118回国会 参議院 逓信委員会 第9号
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○山田健一君 それでは、放送法及び電波法の一部改正に関して数点質問をしたいと思います。  今回、この法改正によって受信障害対策中継放送という一つの考え方といいますか、そういうものが導入をされたわけであります。この法案の中でいろいろ書いてあるわけでありますが、まず最初にちょっと確...全文を見る
○山田健一君 この「建築主等」、「地方自治体等」というのの「等」というのはどういうふうなものを含んでいるんですかという質問です。
○山田健一君 恐らく地方自治体、地方公共団体といいますか、このところが大体想定をされているんだろう、いろいろ後で出てくるかもしれぬから「等」というのが入っておるんだろうと思いますが、一応そういう前提で話をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、都市の受信障害対策...全文を見る
○山田健一君 ただいまいろんな共同受信施設なりあるいはSHFあるいは吸収体の関係とか状況をお話しをいただいたわけです。SHF帯を利用しての中継といいますか、一万二千世帯、こういうことなんでありますが、昭和五十二年からこSHFのテレビジョン放送局の免許方針、これが示されて電波監理局...全文を見る
○山田健一君 今お答えいただいたわけであります。最近はまたSHFがかなり見直されてきたということのようでございまして、ただ、これはついこの前の例の機構法の改正のときに、関連をして、都市の受信障害の関係ですが、大臣もお答えになっておるわけであります。今まで都市型のCATVとかSHF...全文を見る
○山田健一君 後段の部分の見通しはわかりました。  前段で私が申し上げたのは、いわゆる都市の受信障害、辺地のやつは後で私お伺いしますけれども、今都市の受信障害の対策についてお伺いをしているのでありまして、私が先般の機構法の改正のときのと言ったのは、何もそのものを基金三十億つくっ...全文を見る
○山田健一君 そういうふうにお答えをいただければわかるわけであります。  次に、おっしゃいました辺地の関係をお伺いしますけれども、都市の受信障害は、確かに今言われましたように大変発生源を特定していくというのが困難になっておるし、恐らく原因者負担主義を貫いていくというのも一つの限...全文を見る
○山田健一君 今局長の方からも民放の放送普及の努力義務といいますか、そういうものについてもお触れになりました。今回のこの改正によりまして、ソフトとハードを一体として放送事業者がやるという例外規定を設けて、受信障害対策中継放送という形を一つ入れて、これでもっていわゆる市町村なり今お...全文を見る
○山田健一君 民放全体で六千六百局、NHKが約七千局ということで、大変民放の方がおくれておることは事実なんですね。こういう中で、民放にしても経営上の問題を含めていろいろ御指摘がありましたように一定の限界があるというふうに今おっしゃって、だからと、こういうことになっておるんですが、...全文を見る
○山田健一君 きょうは余り時間がないのではしょってお尋ねをいたしておりますが、一つは、さっきお尋ねをしたいわゆる民放の中継局設置についての特利融資の利用状況、これどうなっておるのかということ。引き続きそういう形で民放の中継局設置についてはきちっと指導していく、積極的にやるようにや...全文を見る
○山田健一君 結局、これから地方の自治体といいますか、そっちのサイドにしてみれば、地方自治体も要するに中継局の開設ができる、民放もしっかりやれと、こういうことでしょう。そこら辺の、これから将来どうせ出てくると思いますが、調整の問題が必ず出てくるわけですよね。  地方自治体の方に...全文を見る
○山田健一君 今民放がやるべきだ、その前提のもとでと、こういうふうに考え方として言われました。それは一体、これは民放がきちっとやるべきだ、あるいはまたこれは地方自治体で中継局を開設しなさい、だれがその判断をするんですか。
○山田健一君 そこが一番やっぱりこれから問題になると思うんです。いわゆる受信者の立場といいますか、辺地の難視聴という場合に、一般的な辺地難視聴、要するに電波がなかなか届かない、あるいは届いていても一定のレベルに達しないから見えない、あるいは今回のように届いているけれども自然の受信...全文を見る
○山田健一君 きょうはちょっとNHKにも、お忙しい中御苦労さまです。ひとつ、今回の放送区域という関係もありますので。放送区域が原則的には県単位でセットされているという状況の中で、若干ローカルな問題になりますが、私の山口県の下関、ここの受信状況についてちょっとお尋ねをし、これから対...全文を見る
○山田健一君 そこで、今それぞれ共通する部分なり交互にというお話がありました。その受信指導が徹底をすればいいんですが、なかなかそうなってない。そういう状況の中で、少しでもメディアの多い方にどうしてもアンテナが向くということで、それぞれ共通する部分をやるし、ローカルな部分はそれぞれ...全文を見る
○山田健一君 もう時間があれですが、最後にぜひ努力の要請をしておきたいと思います。  山口県の方も三局目の許可を一応枠だけはいただいておるんですが、まだ民放二局ということ、しかもその民放もどこでどうなっているのかどうもわかりません。大体番組も九州の方で流すよりか二、三週間おくれ...全文を見る
06月21日第118回国会 参議院 逓信委員会 第10号
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○山田健一君 おはようございます。  郵貯に関連いたしまして数点お尋ねしたいと思いますが、きょうは日銀、経企庁、大蔵省それぞれ御出席をいただきましてありがとうございます。  まず、これはつい先般日銀が調査されて明らかにされた日本の貯蓄率の低下ということでありますけれども、報道...全文を見る
○山田健一君 今の郵政省の基本的な考え方ですが、確かに財投に、資金運用部資金に郵貯が行っておるという状況から考えれば、そこの一つの大きな役割を果たしておる、こういう立場で、公共投資の分野あるいはこれから海外援助の分野で非常に大きな使命といいますか役割を担っておることは間違いない、...全文を見る
○山田健一君 ありがとうございました。  確かに貯蓄増強中央委員会から広報という名前に変えられたというのは、そこら辺の戦後からの流れの中で貯蓄一本やりという印象を和らげたい、こういうような背景があったんだろうと思いますし、折しもいろいろ貿易摩擦等ということも出てまいりました。た...全文を見る
○山田健一君 ありがとうございました。  確かに要因というのは、これだという決め手といいますか、かなり複合的にいろんなでこぼこがあって出てくるんだろうというふうに私も思っておりますが、ただ、全体としてはそういう形でずっと低下をしてきておるということは間違いない。そのことが、さっ...全文を見る
○山田健一君 そこで、郵貯の存在といいますか、いわゆる財投との関連で今大蔵省の認識をお尋ねしたわけでありますけれども、郵貯の場合は民間の金融機関と違いまして言ってみれば資金運用部資金という形に縛られているわけでありまして、確かにその中で郵貯の重要性、あるいはまたこれから先をにらん...全文を見る
○山田健一君 いや、その方が効率的とおっしゃいますが、決して効率的じゃないんですね。私なんかもいろいろ公務員の方からもお話を聞きますが、郵便局が全国あまねくそれぞれサービスをやっておられる中で、どうしても金融機関になると限定をされてくるという状況、これが果たして効率的と言えるのか...全文を見る
○山田健一君 決してそうなっていないんですよ。農協といったって今、御存じですか、農協はどんどん合併をやっておるんですよ。漁協にしてもそうです。そういう状況の中で、例えばの話、これから金融自由化がどんどん進んでいくということになりますね。そうすると、私今ここに資料を持っていますが、...全文を見る
○山田健一君 私が質問したことに答えていらっしゃらないんですよ。今くしくも言われましたが、行革審の答申とか、官業は民業を圧迫するようなことがないようにとか、まさに民間金融機関の立場としてはそうかもしれません。民間金融機関の立場ですよ、それは。国民の利便性を考えた上での立場というの...全文を見る
○山田健一君 まあ慎重に検討してというのは、普通は大体やらないんですよ、お役所は。いつもそうなんです。私はこれはどう見ても本当におかしいと思うんですよ。国家公務員が国の機関を使えない。じゃあ逆にこれが民間だったらどうなんですか。それでなくても今、系列企業のあり方、系列問題、日米構...全文を見る
○山田健一君 今言われましたように、国庫金のいろいろ取り扱い等、それにとって効率的と、こう言われるんですよ、あなたは。僕が言っているのはそうじゃない。国民にとってどう利便性が上がり効率的なのか、こういうことでしょう。あなた方の立場あるいは民間金融機関の立場に立ってこれが効率的とい...全文を見る
○山田健一君 まあこれは、ここでずっと一日やってもあなたは慎重に慎重にと言いそうですから私はもうこれで終わりますけれども、ぜひ国民の立場に立って判断をしていただく。その意味では私たちも大蔵省に期待しておるわけですから、ぜひそういう国民の利便性、立場、そして国民のニーズに沿ったそう...全文を見る
○山田健一君 終わります。