山田健一

やまだけんいち



当選回数回

山田健一の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第120回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○山田健一君 それじゃ、引き続いて御質問申し上げたいと思います。  私は、一九九一年度予算の評価に関連をしてまず大臣の決意をひとつお伺いをいたしたい、このように思っているわけであります。  今回の予算につきましても、郵政当局、随分努力をされました。私たちも非常に重大な関心を持...全文を見る
○山田健一君 大臣、私も山口県でございまして、その意味では非常に親近感を持っておりますので頑張ってやっていただきたい、こういうことをぜひ申し上げておきたいというふうに思っております。  特に今一般会計、特別会計、こうお話があったわけでありますが、この中の一般会計、確かに大変郵政...全文を見る
○山田健一君 そういう専門的な一つの意見も参考にしながら、そしてまた研究をいろんな角度から進められていく。それはそれで私言いましたように結構なんでありますが、問題は一つの政策決定、方向づけをしていく場合に、この研究会の報告が極めてやっぱり大きな影響を持ってくる。これは、事実そうだ...全文を見る
○山田健一君 もちろんそういう立場はわかっております、言われるように。ただ、我々もこういう形でいろいろ審議をしながら、あるいはまた議論をしながら、できるだけこの時代の状況に即応していけるような一つの政策決定に少なくとも国会という場を通じてかかわっておるというのが今日の現状でありま...全文を見る
○山田健一君 それなりに取り組みがなされておるということでございます。特に簡保あたりはいわゆる若年層の加入率が低いというのが一つの課題にずっとなってきておるわけでありますから、そういったところにターゲットを絞っていくといいますか、そういう戦略も、ある意味では若い人にいいおじさんが...全文を見る
○山田健一君 大臣の言われたこと、さらには森本局長がおっしゃったことで別に言葉じりをどうこうということじゃないんですが、私たちもただ単にこれは株主対策という観点だけではなしに、今言われましたようにやはり一つの電気通信事業が自由化をされる、そして制度改革が行われた、五年経過した、こ...全文を見る
○山田健一君 できるだけ早い機会に答申を得たいと、こういう今気持ちが述べられましたので、その点についてはぜひ早く一つの結論を出していただく、しかも前向きにと、こういう気持ちで次に移りたいと思っております。  もう一つは、やはりこれ絡んでおりますが、例のエクイティーファイナンスの...全文を見る
○山田健一君 スムーズにできるようにということ、これは日本語で言うと円滑にと、こういうことで、先ほどお尋ねしたのはそのことなんであります。  確かに現状でどうかと言われれば、この問題ちょっと今現状では困難だというのはこれはだれが見てもそうでありますが、いずれにいたしましても、こ...全文を見る
○山田健一君 もう時間が余りないようでありますので、いろいろ御質問申し上げようと思っていたわけでありますが、エクイティーの関係で言えば、今おっしゃいましたように、当然そういう円滑に実施ができるように、こういう基本的なスタンス。そしてまた、三分の一保有条項については今のところそうい...全文を見る
03月12日第120回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○山田健一君 おはようございます。早速今議題となっております電気通信基盤充実臨時措置法案、これについて御質問申し上げたいと思います。  この法案は、またまたと言うべきか、通信・放送衛星機構を通じて、一つには新しい世代の通信網といいますか、そういうものを構築していく高度通信施設を...全文を見る
○山田健一君 基本的な考えは全く一緒だという前提で以下質問をさせていただきたいと思います。  確かに社会的な一つの重要な資本整備をしていくという立場からいえば、こういう必要な重大な政策、施策の一環ということになりますが、やはり今いろいろ言われておりますけれども、こういった電気通...全文を見る
○山田健一君 確かに今大臣おっしゃいましたように、一つは人材の面といいますか、ソフト面で全国的にそういう不足をしておる状況の中でそういった研修を通じて養成をしていこう、これはそれなりに理解できるわけであります。  問題はハード面といいますか、施設整備の面で立ち上がりを支援をする...全文を見る
○山田健一君 大体わかったような気もいたしますけれども、こういった高度通信施設の整備といいますか、そういう非常に大事な基幹通信網を整備していくという大きな仕事を抱えておるわけでありますから、地域間格差の是正ということを一つの大きな柱にして極力このタイムラグが余りないような施策をぜ...全文を見る
○山田健一君 今局長から御説明いただいたわけですが、そういうことを取りまとめた、新世代通信網の整備によってどうなるという郵政省としての一つのビジョンは示されておりますか。
○山田健一君 確かに私も、「九〇年代の通信政策ビジョン」なりまた光ファイバーシティー懇談会、今御指摘になりましたけれども、広帯域のISDNが構築をされていってどういう形になるのか、こういうことについてはこの「通信政策ビジョン」の中にもきちっとそのイメージが描かれているとは決して言...全文を見る
○山田健一君 今お話がありましたように、確かに世界各国で今新しいこういった新世代通信網の構築といいますか、そういう方向に向けて取り組みが行われておりますし、光ファイバー等々についてももう既に投資が開始をされておるというような状況もあったり、あるいは交換機についてももう現実にいろい...全文を見る
○山田健一君 ありがとうございました。それでは、今のISDNに関連をしては、現状といいますか、大体そういう状況で動いているということについては理解をさせていただきます。  続いて、臨時措置法案という名前がついておるように、今回のこの法案は十年間の時限立法、こういうことになってお...全文を見る
○山田健一君 今おっしゃることはわかるんです。かなりいろんな速いスピードで動いておりますんで、十年後にはもう一度状況等々勘案をして再検討するということでありますが、今くしくもおっしゃいましたように、一般家庭まで全体に行き渡っていく、先ほどお話がありましたように光ファイバーがずっと...全文を見る
○山田健一君 おっしゃいますようにいわゆるハード面、これでいえば確かに今お答えのようにとりあえず十年間そうやってやってみるんだということで、これはそれなりに理解できるわけであります。  しかし問題は、同時にソフトの面といいますか人材の研修、育成、こういうことになりますと文字どお...全文を見る
○山田健一君 今ちょうど人材研修の関係について白井さんの方からお答えをいただきましたけれども、あわせてお尋ねをしたいと思うんですが、確かに今いろんなソフトが不足をしておる。とりわけ人材の面でということで、今回も人材研修センターという構想が打ち出されているわけでありますが、現実にこ...全文を見る
○山田健一君 いや、将来十数年後に二十数万人不足をする、間接的な研修効果を考えれば十万人、決して乖離があるというんじゃなしに、そんなにたくさん効果があるかなという気もむしろしないわけでもないのであります。言ってみれば約半分ですね。それだけの研修の効果が上がれば、陰に陽にいろいろ各...全文を見る
○山田健一君 ありがとうございました。大体そこら辺のすみ分けでといいますか、対象者といいますか、レベルといいますか、その辺も随分内容を異にしているんだなという気が今いたしております。  時間が参りましたんで、最後に一点だけお尋ねをしたいと思います。  今回これに伴っていろんな...全文を見る
○山田健一君 わかりました。終わります。
03月26日第120回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○山田健一君 きょうは時間が大変短いんで、御答弁の方も簡潔にお願いを申し上げたいというふうに思います。  きょう私は衛星放送を中心にお伺いをしたいと思いますが、まず三月十九日、BS3a、NHKの第一、第二、JSB三波が同時に停波をするというトラブルが発生をいたしました。とりあえ...全文を見る
○山田健一君 きょうは通信・放送衛星機構の方からもお見えでございますが、そちらの方から状況がわかればお話をいただきたいと思うんですが、今原因を究明中、こういうことで御答弁をいただいたんです。原因が究明をされないままに、現状言ってみればそのまま放送が中継をされておる、継続をされてお...全文を見る
○山田健一君 先ほども申し上げましたが、このBS3aにつきましては、当初から発生電力が若干足りないというようなこともありまして、七年間という一つの期間を見ていたわけですが、これが果たして大丈夫か、どうも難しいんじゃないかというような話まで実は出ていたわけです。こういう段階で今回の...全文を見る
○山田健一君 御指摘のように確かに衛星の運用管理といいますか、そこら辺については衛星機構という今お話がありました。NHKはただそれを借りてやっておるんだから、そこの安全管理、運用等については衛星機構の方でやってくれ、こういうことで言われておるという今のお話でありました。  それ...全文を見る
○山田健一君 後ほど及川委員の方から通信・放送衛星機構の方に御質問があるようでありますから、関連をしてぜひこの点についての対応策というものを明らかにしていただきたい、こういうふうに要望しておきたいと思います。  次に、この春の四月ですか、間もなく予定をされておりますBS3Hの問...全文を見る
○山田健一君 寿命保険の方については、バックアップ、もう一つ3bが出てくるし、その状況を見ながら検討する、こういうことでございますか。
○山田健一君 わかりました。  それでは、要するに補完がある場合は掛けないでいく、こういうことなんですか。保険をどういう場合には掛けてどういう場合には掛けないか、基本的なそのスタンスといいますか考え方というのをお示しいただきたいと思います。
○山田健一君 わかりました。ただ、いずれにしてもリスクが伴うわけでございまして、その意味では万全の体制をやっぱり常に考えていただきたい。このことは申し上げておきたいというふうに思います。  そして、先ほど言いましたようにBS3H、これは四月になったらどうも打ち上げられるようであ...全文を見る
○山田健一君 私は、郵政の考え方もそうでありましょうし、NHKとすればNHK独自でいわゆるこれから将来の衛星放送のあり方等を含めてお考えがあるのではないかなという気持ちがあったものですから、NHKは別に遠慮しないで考えがあれば述べていただいて結構でございますので、そういう意味で今...全文を見る
○山田健一君 わかりました。NHKとすれば、会長のそういう姿勢を踏まえて、今後も衛星放送のあり方というものを前向きにとらえてやっていかれよう、こういう状況にあるんだなという大体の気持ちは理解できたような気がいたします。  そこで、BS3bについてもあわせてお尋ねをしたいと思いま...全文を見る
○山田健一君 ということでございますが、NHKの方とすれば、そういうことになりますと第二で今行われておりますいわゆる実験放送、これが恐らくなくなっていくんだろうというふうに思っております。八時間ぐらい流せるようでありますが、NHKのハイビジョンの放送の計画というものについてお尋ね...全文を見る
○山田健一君 今、島会長の方から率直に、いわゆる赤字をかなり強調されながら気持ちをお述べになったんだろうと思いますから、引き続きぜひ率直に会長のお答えをいただきたいと思っております。  というのは、今も申されましたように、大変な金が要るわけであります。今受信料でかなり衛星放送料...全文を見る
○山田健一君 いろいろ会長としては言いたいこともあるんでしょうが、精いっぱいきょうのところはそこまでしか言えない、こういうことでございますので、逆に私たちも宿題を今いただいたような感じになりましたが、また折を見て発言なり提言なり申し上げさせていただきたい、こういうふうに思っており...全文を見る
○山田健一君 既にこれは平成元年二月の「衛星放送の将来展望」という報告書をいただいておりすが、いわゆる調達法人の形態、これはこの中では「公的資金の導入を前提とすると、公的機関、第三セクタ等の形態が適当である。」、こういう言い方が実はされておるわけであります。それとはまた別に、先ほ...全文を見る
○山田健一君 どうも通信・放送衛星機構を改組するんじゃないかとかいろんな話も聞いておるわけでありますが、近々のうちにという、今なかなか言いにくいようでありますが、具体的なスケジュールといいますか、どういう段取りになっていますか。
○山田健一君 もう月末なんですよね。だから、大体のスタンスといいますか、あるいはもうほぼわかっているのかなと、こういう気持ちでお尋ねをさせていただいたんですが、それじゃその結果をぜひまた見せていただいて検討するということにいたしたいと思います。  八チャンネルの例の利用の方でご...全文を見る
○山田健一君 時間ですから終わりますが、もう一度確認をしておきたいと思います。  先ほど言われましたように、逆算をしていきますと、調達法人の設立はことしじゅうということですね。逆算しますと平成三年から四年ということでありましたが、さっき言われたように、もう時期が来ておるというこ...全文を見る
○山田健一君 終わります。
04月17日第120回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○山田健一君 おはようございます。  それでは、きょうは長官の所信等を含めてお尋ねいたしたいというふうに思います。  当委員会において先般、長官の所信の表明が行われたわけでありますが、この中において「内外の環境問題を克服し、快適で住みよい社会を実現していくためには、社会経済活...全文を見る
○山田健一君 そうしますと、環境庁としての当初の意気込みといいますか、一つのリサイクルに向けての理念、あるいはまた、この報告書で述べられているようなそういう循環型の社会を目指していこうという意向はこの二法に十分反映をされておるというふうにお考えになっていらっしゃるわけですか。
○山田健一君 リサイクル法の中にもというお話が今ありましたんですが、いろいろ経過をお伺いしておる過程で、あるいはまたリサイクル法といいますか、再生資源利用促進法、これの関係で環境庁とのかかわりというものをつぶさに検討させていただきますと、まず目的にしたって、「環境の保全」というの...全文を見る
○山田健一君 気持ちとしては、この二法作成の過程において、ある意味では環境庁が一つの体系的な法案をつくり上げていくという意味で、むしろ総合的な調整役としてイニシアチブなり、そういうものが十分発揮されたのかどうなのか、こういうことを私どもとしては実は危惧しておりまして、先ほどのよう...全文を見る
○山田健一君 そういうお気持ちだろうというふうに思いますし、私もやっぱり、片一方が成立して片一方が成立しない、現実に法が動き出すということになれば、再生資源の方はどんどん進んでいくと。言われたように、廃棄からそして再生資源を回収していくというところが、その前段がきちっとしていない...全文を見る
○山田健一君 それと関連をいたしまして、私もこの経過の中で環境保全上の環境庁の出番といいますか、環境庁がどうかかわってチェックをしていけるのか、長官の位置づけを含めてそうでありますが、ここら辺に非常に強い関心を持って実はこの経過を見てまいりました。どうも、主務大臣の中に取り込まれ...全文を見る
○山田健一君 基本方針の中にしっかりと意向を盛り込むということなんでありますから、そういうことをひとつ私も期待をしたいというふうに思っておりますが、同時に、確かに言われるように事業所管官庁でない一つの限界というものも一方ではありますし、そしてまた一方では、やはりこういう時代であり...全文を見る
○山田健一君 トータルとして示していくというのはなかなか難しいんでしょうけれども、先ほど言いました循環型社会システム検討会の中でもかなり議論され、一定の報告が出されておるわけでありまして、これから見れば、今言われるように有識者の皆さんの英知を拝借しながら一定の目標というものもでき...全文を見る
○山田健一君 せっかくのこの貴重な報告書をまとめられたわけでありますから、ぜひ今後の施策においても、やはりこういう循環型社会システムを形成していく、基本的なそういう立場に立って御活用をいただきたいということも申し上げておきたいと思います。  最後に、長官にお尋ねをいたしたいと思...全文を見る
○山田健一君 長官の決意を決意として受けとめて次にまいりたいと思います。  同じく所信の中で、「経済社会構造を環境保全型に変えていくことを世界に提唱し、国際的地位にふさわしい積極的な環境外交を進めていくとともに、世界に先駆けて環境保全型社会の実現に遇進してまいる所存であります。...全文を見る
○山田健一君 いろいろ前段の部分でお聞かせいただきましてありがとうございました。  そうすると、今言われた話だと、生物保護の専門家の派遣というのは、これは民間ボランティアレベルでやれる、環境庁としてこういうものはタッチをしなくてもいいんだと。本来であれば私は環境庁が、例えば獣医...全文を見る
○山田健一君 今の説明は理解をするわけでありますが、例えばこういった今回の湾岸の環境汚染に対して、緊急に対策をとらなきゃならぬというような状況で、そういった面では予算的な措置を十分して待っておるというわけになかなかまいりませんから、その意味では大変苦心をなさっておる部分があるんで...全文を見る
○山田健一君 もうこれで最後ですが、再度大蔵省の方にお尋ねをいたします。  平成三年度は確かに三千四百七十六万円という形で、これは資料をいただいておるわけでありますが、その適正な執行はもちろんなんでありますけれども、さっき言いましたように、来年度に向けていろいろ国際会議等もこれ...全文を見る
○山田健一君 終わります。
04月23日第120回国会 参議院 逓信委員会 第11号
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○山田健一君 おはようございます。  それでは、電波法の一部を改正する今回の法律案につきまして御質問を申し上げたいと思います。  今提案理由の御説明がありましたが、今回の改正案につきましては、一九九二年、来年の二月いわゆるSOLAS条約の発効を見る、それに伴ってGMDSSが導...全文を見る
○山田健一君 前段の部分はともかくといたしまして、今局長の方からお話がありました後段の部分で、世界的にいろいろ実証実験が行われてまいりまして有効性が確認をされたと。  実証実験のいろいろデータ等もせんだってより拝見をさせていただいております。また、実証実験の時期を追っての取りま...全文を見る
○山田健一君 型式検定の問題は後ほどお伺いをいたします。  今申し上げましたように、いろいろデータが出されております。ただ、技術的には確かに先進国だと言われる日本で、このGMDSSの導入に当たって、いろんな気象条件のもとでやったきちっとしたデータに基づいて、その上に立って初めて...全文を見る
○山田健一君 今DSCの関係のお話がありました。そして、EPIRBのものも衛星一個という話ですが、四個ぐらいあるんですかね、六個ですか、次が来るまでまた時間かかるわけですから、その意味では一個だからそのぐらいの確率というふうに言われると、これまた実は困るのであります。そういった最...全文を見る
○山田健一君 この問題だけでも一時間ぐらいどうも本当ならかかりそうでありますが、まだほかにもちょっとただしたいこともありますので、大臣、こういったいろいろと今まで実証の実験も行われ、データについてもいろいろまとめてまいりましたが、なおかつ十分だと、そして本当に有効性が確認をされて...全文を見る
○山田健一君 そういうふうにぜひお願いを申し上げたいと思います。  次に参ります。  三十四条の関係でございますが、義務船舶局等の無線設備の条件ということで、今度の設置をする場所の問題でございます、無線設備の設置について。聞くところによると、これは衆議院でもいろいろ指摘をされ...全文を見る
○山田健一君 従来の通信室の概念がなくなってくるということに伴って、それじゃ例えばインマルの設備なんかはどうするんだということが必ず出てまいります。要するに警報が出るにしても、今度は船内のそういった組織、船舶職員との関係も出てまいりますので、そこら辺の判断なり連絡なりという問題も...全文を見る
○山田健一君 ちょっと質問を、私が言うことをよう聞いておいてください。私は、陸上なり海上での保守を今お伺いしたんじゃないんです。最初の「予備設備を備えること。」ということに関連をして今お尋ねをしたわけでありますが、この問題は後ほどいただきます。  その三十五条の二、今御説明のあ...全文を見る
○山田健一君 選択の問題はわかっておるわけですよ。一または二、そして海域によってはどれか二つを選択しなきゃならぬ、こういうことになっているわけであります。  この二号で示されておる「定期に点検を行い、」ということになっておりますが、陸上で保守をする場合の定期点検というのは、具体...全文を見る
○山田健一君 だから、そういうメーカーなり修理業者が考えられるわけでありますが、これもそれなりの高度な技術というものがやっぱり求められておる。したがって、その行う者については一定の条件なり資格というものが必要になってくるんではないかということを今お尋ねをしたわけであります。  ...全文を見る
○山田健一君 もう一つお尋ねをしますが、今の三十五条の三に関連をして、いわゆる航行中に行う整備、船上での保守の関係でございます。これは従来、当然これが大前提という形で船舶の安全という問題についてはとられてきた。その観点からいえば、この船上保守といいますか、これがやはり私は基本でな...全文を見る
○山田健一君 船上保守ということになれば二級以上という今一定の考え方をお示しになられたわけでありますが、これと関連をして五十条で遭難通信責任者というのを今度配置することになります。これはどういう資格なり能力を持った人を想定されておられますか。
○山田健一君 そうすると、要するに無線通信士の一級、二級、三級、これはもう関係なく遭難通信責任者、場合によってはあり得る、こういうことになりますか。
○山田健一君 そうすると、前回の改正で、主任無線従事者というのがこの前のときに出てまいりました。これと遭難通信責任者との関係というのはどうなりますか。
○山田健一君 そうなると、さっき言いました三級というのは、いわゆる通信の部門の運用だけですね。あれは保守はできない。そうなると運用だけ。そうして、主任でもし仮に遭難通信責任者ということになれば、これはもう全くの運用だけ。しかも、主任ということになれば、資格のない人にやらせるわけで...全文を見る
○山田健一君 これは、例の条約の関係で言えば、ファーストREC、セカンドREC、GOCそれからROC、こう分かれるわけですね、資格は。それに対応するものとして、GOCというのは三級海上無線通信士、船舶職員法上のそれに対応するのが三級海技士(電子通信)と、こういう形になるんだろうと...全文を見る
○山田健一君 理屈上の話を今ちょっと確かに申し上げました。現実問題としては、そういうことには恐らくならないだろうし、それなりのやっぱり能力のある方がしっかりと対応されるということに現実にはなるだろうというふうに私も期待をいたしておりますけれども、どうもここら辺の規定のあり方という...全文を見る
○山田健一君 したがって、だから任務的には通信長はその移行の後、通信長イコール遭難通信責任者という形になってくるのかなというふうに思っておるんですが、そこら辺はどうなんですか。現実にそういうものはまた任務として規定をしていくということになるのかどうなのか、そこら辺をちょっと今聞い...全文を見る
○山田健一君 もう時間ですからこれで一応私終わりますが、最後にこの五十条、さっきちょっと局長も言われましたが、条約船といいますか、国際航海に従事するものの義務船舶局にこういう形で遭難通信責任者を配置する、こういうことなのでありますが、例えば非条約船というか、国内を航行しておる船で...全文を見る
○山田健一君 終わります。
04月25日第120回国会 参議院 逓信委員会 第12号
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○山田健一君 三重野委員から六十二年度、六十三年度決算に関連をして今お尋ねがございました。三重野委員の御質問に関連をいたしまして、さらに私も先般の四月十九日のBS3Hの打ち上げ失敗、この件に関してまずお尋ねをいたしたいと思います。  この四月十九日の失敗についてNHK会長の談話...全文を見る
○山田健一君 不幸としか言いようがないんですが、NHKで2Xそして今度は3H、補完機をということで別に取り組まれてこられた、これがことごとく失敗をする、こういう状況で、何とか早く補完機をと言われる会長の気持ちもわかります。  実は、私は去年の三月の逓信委員会で、これは2Xの失敗...全文を見る
○山田健一君 いや、もう一回ちょっとお尋ねしますが、3bに対して特別な措置をとる必要はない、間違いないですか、それで。
○山田健一君 それならわかります、3bは特別あれしなくてもいいというように今受けとれましたので。これは、もうこの前も言いましたように、BS3aの評価、宇宙開発委員会が出しておりますね、あれを見ても3aと3bは全く一緒だ と、同じような製造工程を踏んでできておるわけでありますから...全文を見る
○山田健一君 一応五月末までは大丈夫だという今の御説明をそのまま受けとめさせていただきます。  3aについては、つい先般も通信・放送衛星機構、宇宙開発事業団が、五月中旬から八月の中旬、こういう言い方になっておりますが、八月中旬までは結局三チャンネルは難しいということで、JSBと...全文を見る
○山田健一君 いや、それはまた聞きますけれども、3aの一機体制で、補完のない状況で2bが要するに五月で切れるわけでしょう。それ以降の状況というのは、結局またそれこそ神に祈るようなつもりで待っておるということしかないのですかということを私は聞いているんです。
○山田健一君 会長の談話にもありますように、BS3aの状況は完全とは言えない、こういう状況で迷惑かけないようにしなけりゃならぬ、こういうふうに言われておるのであります。今のところ3aは大丈夫ですと、これは何にもないわけですからもうしょうがない、そういう答弁になるんだろうと思います...全文を見る
○山田健一君 今日までの一連の経過を踏まえて、それをしっかり教訓として受けとめて、そういう状況がないようにぜひこれは放送政策の中できちっと位置づけをしていただくということが、私は今日ほど重要になってきているときはないのではないかというふうに受けとめております。  そしてまた、先...全文を見る
○山田健一君 手順はわかりました。手順はわかりましたが、これはNHKの方に聞いた方がいいんですかね。2bは多少北と南の方でずれるかもしらぬけれどもというお話ですが、八月中旬まで結局二チャンネルでしょう、3aは。それまで2bは大丈夫なんですか。
○山田健一君 最初は一月までと言われて、さっきも五月末で大体切れる、いやそうは言いながらも八月ぐらいの大半はカバーできる、こういうことの答弁なんですが、これはやっぱり視聴者といいますか国民の方にとってみれば本当に大丈夫なのかな、それはもう必ず不安というのは出てきますし、信頼性とい...全文を見る
○山田健一君 それはやっぱり九州の一部と北海道の一部の人は、そういう考え方では文句を言いますよ。それは当然でしょう。  これは、ちょっとNHKにお伺いしますが、どういう形の調整になるのか。またいろんな3aのトラブルがあるかもしれない、そういう状況の中で、仮に二チャンネルを一チャ...全文を見る
○山田健一君 とにかく会長の談話にもあるように、受信者に迷惑をかけることのないように、まずこれが第一点。さらには、衛星放送に対する信頼をどうきちっと回復していくのかということもやっぱり一つの大きな課せられた課題だというふうに思いますので、その点は十分踏まえて今後の対応をお願い申し...全文を見る
○山田健一君 言ったのは事実で表現がオーバーだったんだということのようでございますが、衛星放送関係では最後にお尋ねをいたします。  これは郵政省の方ですが、この3Hの失敗、その前段の3aのトラブル、今までいろいろありましたが、つい先般、郵政省の諮問機関の次期放送衛星問題研究会、...全文を見る
○山田健一君 何かわかったようなわからぬような答弁ですが、時間がなくなりましたので、最後に一点だけNHKにお尋ねをいたしたいと思います。  さっき三重野委員の方からもいろいろ技術研究の関係でお話がありましたけれども、放送技術研究所はちょうど六十周年を迎えられたということでござい...全文を見る
09月20日第121回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号
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○山田健一君 それでは、私から参考人の方に御質問さしていただきたいと思います。  この外交安保調査会で、けさもレスター・ブラ、ウンさんをお招きして大変いいお話を聞きました。まさにイデオロギーの時代からエコロジiの時代、こういう形で外交安保調査会で地球環境問題についても集中的に調...全文を見る
○山田健一君 全く話が変わりますが、環境庁国立環境研究所地球環境研究センター、こういうことでありますのでちょっとお尋ねをしてみるんですが、先ほどから異常気象の例もありました。地球環境が人為的な、人間としてのこれは後いろいろ歴史的に評価をされるでしょうけれども、このたびの湾岸戦争に...全文を見る
○山田健一君 なかなか大変だと思いますが、観測体制も十分でないということで、しっかり調査を含めてさらに進めていただきたいと思います。  次に、竹内参考人にお尋ねしたいと思います。  国際政治の中で地球環境問題の位置づけをされまして、お話を聞いて全く同感であったわけでありますし...全文を見る
○山田健一君 ありがとうございます。  もう余り時間がありませんので、最後に、百瀬参考人に一点だけお尋ねいたします。  論文をちょっと読ませていただきまして、昨年の段階でバルト三国についてはいろいろ歴史的な経過を踏まえて、いろんな曲折はあるにせよこの三国はいずれ自立をする、独...全文を見る
09月24日第121回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○山田健一君 おはようございます。  この臨時国会で逓信委員会開催ということになりまして、しかも朝一番ということで気持ちよくやりたいのでありますが、余り気持ちのいい問題でもありませんが、きょうはNHKに御出席いただきまして、まず一連の先般から問題になっております問題、NHKの対...全文を見る
○山田健一君 今、会長の方から、NHKとしてこれから視聴者と向き合っていく基本的な姿勢、あるいはやっぱり番組でこれから勝負をするわけでありますから、そこら辺についての決意をお伺いいたしましたが、私はもちろんそのことによってあの一連の経過というものに対して免罪符が与えられるというこ...全文を見る
○山田健一君 今、小山さんの方から役員の体制を含めて反省とそれから決意が述べられたわけでありますが、どうもあの間の一連の流れを私たちも見ておりまして、確かに虚偽発言をした、これは国会でうそを言ったということですから問題になることは確かであります。同時に、それに伴っていろんな問題が...全文を見る
○山田健一君 川口会長個人についてということではありませんので、特にNHKという日本放送協会をめぐる問題として十分留意をされてそうした対応というものを考えていかなきゃならぬだろうし、我々の側もそういった点は十分踏まえた対応というものをこれからしていかなきゃいけないだろうというふう...全文を見る
○山田健一君 一部を除いて今月末といいますか、今月中に一定の結論を出して、そして取り組んでいくという今御回答をいただいたわけでありますが、その中で事務処理のルールについても確かに問題があるという話、特に島前会長が、言ってみれば国際化、情報化、こういう時代の中で特に受信料のあり方と...全文を見る
○山田健一君 何点か今会長の方から問題点の御指摘があったわけでありますけれども、受信料を基本にということで、この辺が一番の問題がなという気がいたしております。島前会長の場合は、これで二十一世紀を迎える、多メディア化してくる、こういった状況の中で果たして今の受信料でやっていけるのか...全文を見る
○山田健一君 今のGNNについては会長の方のそういう意向ということを承りました。  あわせて、MICOの問題にしても民放との協力関係ということで今お話がありましたけれども、いろいろ民放あたりからもNHKのいわゆる保有メディアについて多過ぎるんじゃないか、九波という状況でいいのか...全文を見る
○山田健一君 今、九波についてもいわゆる多メディア、多チャンネル化を迎えて見直しをしていく、こういう会長の方の意向であります。また改めてこの問題については議論をさせていただきたいと思います。  それから、最後になりますが、やっとこの前衛星も無事に上がったということで、我々もある...全文を見る
○山田健一君 それでは一応NHKの方は、最初に私が申し上げましたように、会長みずからも今回の一連の発言訂正問題についてはこれで終わったわけじゃないというこの気持ちは、やはりスタート、出発点だろうというふうに思っておりますし、今後とも決意を新たにして、その意味では公共放送としての役...全文を見る
○山田健一君 今、御答弁いただいたとおりだと思いますし、機器のメー力ーに対してもそういうことを指導していかなきゃならぬだろうということであります。メーカーもそうであります。それから販売店の問題もあろうかと思います。  昭和六十二年度に電波法が改正をされまして、今回のこの不法無線...全文を見る
○山田健一君 確かに今言われた三つの要件というものがあって勧告が発動できるということでありますが、現実の問題としてこの勧告を発するに至っていない、要するにこれが現実に有効に機能をしていないということなんですね。機能していない。  結局、考えてみますと、この勧告という制度そのもの...全文を見る
○山田健一君 私もその点についてもお伺いをしようと思っていたんですが、今森本さんの方から御答弁いただきましたが、この製造業ももちろんそうであります、それから販売の関係もいわゆる基準不適合設備ですか、違法のコードレス電話とかそういうやつならこれはもうわかるんですが、最初から基準不適...全文を見る
○山田健一君 ちょっともう一度。  だから電波利用料云々、こういうことではなしに、それで監視のシステムをつくり上げていかなきゃならぬということじゃなしに、さっきも言いましたように、この百二条の十一だって勧告制度も全く機能していない、有効な手だてが現状の中でとれるだけ。あるいはま...全文を見る