山田俊昭

やまだとしあき



当選回数回

山田俊昭の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第136回国会 参議院 逓信委員会 第1号
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○山田俊昭君 九州班の委員派遣の報告をさせていただきます。  私は、及川委員長、広中理事、景山委員及び北岡委員とともに、去る一月十六日から十八日までの三日間、九州地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。特に、今回の委員派遣では、離島における逓信関係業務に焦点を当て、長崎...全文を見る
02月07日第136回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。  私に与えられた時間はわずか十分でございますので、恐縮でございますが、簡潔にお答えいただければ幸いでございます。  オンブズマンについてお尋ねをいたします。  今、オンブズマンに余り期待しないような先生方のお話だったので、私は大...全文を見る
○山田俊昭君 間違っているんですか。またこれ教えてください。  きょうはその行政型はちょっと除いておいて、議会型のオンブズマン制度、いわゆるスウェーデンのオンブズマンの権限のところを見てみますと、調査とか意見表明だとかいろんな勧告だとかいうのはどんなオンブズマンにも大抵与えられ...全文を見る
○山田俊昭君 使われない理由は何ですか。
○山田俊昭君 スウェーデンでは訴追権をオンブズマンに与えていながら、現実には訴追した事例がないということのようなんですけれども、僕は行政のいわゆる非を責めるというかチェックするという意味で、強大な訴追権限はその意味があると思っているんですね。全くないんですか、最近スウェーデンでは...全文を見る
○山田俊昭君 なくなったというのは、公務員の非違行為とか不当行為がなくなった、それは司法官に任せておけば足りるんだということで、いわゆるオンブズマン制度で訴追権が与えられてきた理由というか根拠、沿革というようなものは、かつてはやはり行政官の不正、不当を徹底的にたたくという意味で訴...全文を見る
○山田俊昭君 スウェーデンでそういう形であるのを改めて言うのもあれなんですが、訴追権のような強い権限のあるオンブズマンを日本に設けるということはどうお考えですか。
○山田俊昭君 鎌田先生にちょっとお尋ねしたいんですが、いわゆる議会型オンブズマン制度、これを日本が採用するためには憲法の改正が必要である、もう一つのガンは日本の風土に合わない、こういうことをおっしゃっている。現行のオンブズマン制度というのは、事実を公表して世論を喚起したり、国民と...全文を見る
○山田俊昭君 もう少し私の質問に答えていただきたいんです。国政調査権というのは確かに間接的には行政をチェックできる議員に与えられた大きな機能ではあるけれども、しかし、それは調査にすぎないんです。  いわゆる国会を基礎としたオンブズマンというものを参議院に置いて行政をチェックする...全文を見る
○山田俊昭君 どうもありがとうございます。時間が超過して済みません。
02月14日第136回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号
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○山田俊昭君 きょうのテーマでここまで質問が出ますと、私が用意した質問はほとんど出尽くしていまして、あるいは重複になるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  議会型のいわゆるオンンブマン、これを前提にいたしますけれども、これを我が国が採用することは制度上も問題はな...全文を見る
○山田俊昭君 論者が三権分立とか議院内閣制を持ち上げてくるんですが、先生の御意見とまさしく私も同じ考えを持つもので、意を強くいたしました。  先ほど山下委員の質問で、先生が御主張なさっているところの議会型オンブズマン制度の権限について尋ねられたところ、先生は我が国の議会型オンブ...全文を見る
○山田俊昭君 これは水かけ論で、不必要だからということで、先生は、いわゆるオンブズマンにいろんな調査権ですね、問題提起して追及していくだけで十分事足りるというお話なんですが、この前、一週間前に来られた先生によりますと、スウェーデンでは訴追権が現実に行使されていないという状態にある...全文を見る
○山田俊昭君 その議論はそこまでにしておきまして、オンブズマンというのは中立性と独立性がやっぱり担保されなきゃいけないということで、行政府からの独立、いわゆる議会型オンブズマンがいいということは先生がきょうも、著書でも一貫して御主張なさっているところであります。  先ほど来広議...全文を見る
○山田俊昭君 最後に一点だけ。オンブズマンというのはやっぱり中立・独立てなきゃいかぬ、しかも国会に基礎を置くということになると、最終的には公選制によるべきだとお考えかどうか。  そして、選ばれたオンブズマンの資格保障、いわゆる憲法では裁判官の身分保障をしております。減俸されない...全文を見る
○山田俊昭君 どの程度の身分保障が必要ですか。
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。
02月22日第136回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。  大臣はお忙しいからテレビなど見る機会が少ないと思いますけれども、いわゆる俗悪番組についてのテレビ番組のあり方という観点から御感想なり御意見をお伺いしたいと思います。    〔委員長退席、理事陣内孝雄君着席〕
○山田俊昭君 おっしゃるとおり、俗悪番組と一般に言われるわけですが、何をして俗悪番組か極めてはっきりしないところであります。  放送法の三条の二というのを見てみますと、放送事業者というのは番組編成に当たって公序良俗を害しないようにやらなきゃいかぬ、こういう規定があるわけでありま...全文を見る
○山田俊昭君 アメリカでことしの二月八日、いわゆるバイオレンスチップという連邦新放送法が追加条項の形で成立しております。それはどういう条項かというと、アメリカというのは非常に暴力というものが若者に与える影響が多いということで、テレビ番組に対する一般の家庭、親権者たちからの何とかな...全文を見る
○山田俊昭君 次に、質問を変えますが、午前中、河本委員が携帯電話のことで医療機器との関係を聞かれました。重複する部分もあるいはあるかもしれませんが、その関連として、私自身極めて重要なテーマだと、問題だと思いますので、確認の意味も含めましてお尋ねをいたします。  ことしの毎日新聞...全文を見る
○山田俊昭君 ガイドラインの作成程度で事足りるのかどうか、早急にこの因果関係の立証をやっていただきたい。アメリカではもう訴訟が起きているんですね。携帯電話を使ったために腎盂炎になったということで損害賠償請求訴訟が起こされた。因果関係の立証不十分ということで請求棄却にはなっておりま...全文を見る
○山田俊昭君 人体に影響を与えて、今や携帯電話をかけているとがんになつちゃうなんというデマまで飛び込んでいる。そういう状況は御存じかどうかわかりませんけれども、まさしく人体に与える影響、この携帯電話というものの影響度が非常に叫ばれている。ぜひ郵政省として明確な検証、調査、研究の結...全文を見る
○山田俊昭君 次に、私はことしの一月に本委員会で及川委員長初め五人で離島、長崎県の対馬を視察してまいりました。そこでのいろんな問題、離島特有の問題、僻地の問題があるわけですけれども、厚生省との絡みもあってあれなんですが、純粋に郵政省関係に関する問題を一点だけ感じましたことを質問し...全文を見る
○山田俊昭君 よくわかりました。  電話回線による映像、脳のCTは白黒で判断可能だそうですけれども、内臓、胃とか腸だとカラーでないとどうしようもないというようなお話も聞きました。カラーにすると白黒と比べると何か相当高いということで、電話回線によるCTスキャンによるカラーの映像伝...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
03月14日第136回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○山田俊昭君 きょうのテーマである高度情報通信と直接かかわりがないわけで、申しわけない質問かもしれませんけれども、最近私ゆゆしき問題だと思っているのが盗聴なんです。盗聴にもいろいろあるんですが、電話盗聴ということで、郵政省がこの盗聴対策に対して何か防止策などを考慮されているかどう...全文を見る
○山田俊昭君 デジタル電話でもできるんでしょう。
○山田俊昭君 その程度ですか。  もう一点だけ質問。今携帯電話の方が盗聴しやすいわけね、携帯電話の方がより盗聴しやすいと。家庭に敷設されている電話というのは盗聴しにくいということは明らかなんですか。私知らなくて申しわけないんですが、どちらかというその一点と、中央官庁は携帯電話に...全文を見る
03月26日第136回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○山田俊昭君 あと一人を残しまして、本日十四番目の質問者でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  私は、昨年の秋、放送と人権という問題を質問いたしました。放送をする者にとって国民の人権、名誉とか肖像権だとかプライバシーというようなものは十分に尊重され保護されなければな...全文を見る
○山田俊昭君 幾つかのすばらしい委員会があるわけであって、あればいいというものじゃなくて、問題は私は中身だと思いますので、十分に成果を発揮されますように。そして、そういう委員会がどういう活動をして、いい放送をしようと努力されているかということも一般の国民にもう少し知らせていただい...全文を見る
○山田俊昭君 放送現場でのそういう人権保障という意味においても十分に配慮された放送を期待するものであります。  民放と比較してというと語弊があるかもしれませんけれども、さすがNHKだなというふうに思うのは、人権のトラブルがNHKにほとんどなくて民放にたくさんある。比較じゃありま...全文を見る
○山田俊昭君 完全に徴収するのは非常に難しいとは思うんですが、やはり受信料の負担の公平という観点から、払わないのが得するというようなことだけはないようにしてもらいたいと思うんです。郵政大臣、放送法でテレビを持っている者は受信料支払いの締結義務があって払わなきゃいかぬ、こう書いてあ...全文を見る
○山田俊昭君 会長、どうですか。
○山田俊昭君 非常に難しい問題ではあるけれども、やはり公平ということを十分に踏まえた改善を期待しております。  次に、視聴覚障害者に対する放送の問題ですけれども、統計を見まして、目の見えない人、耳の聞こえない人が一日にテレビを見る平均が一時間から三時間あるということを聞きました...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
04月02日第136回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。  今さら言うまでもありませんが、報道の自由は民主主義の基礎であります。根幹であります。その報道の自由の中に、取材の自由と編集の自由が含まれているということはもとよりであります。そして、その自由の与えられているジャーナリストには、取材...全文を見る
○山田俊昭君 元最高裁判事の佐藤弁護士に委嘱して、一カ月をめどにして調査をする、こういうことです。  先ほど磯崎参考人は、いわゆる社内調査の限界だとか困難だとおっしゃっているけれども、こんな調査は極めて簡単だと私は思うんです。関係者五名が正直に話せばこんなものは一日もあれば足り...全文を見る
○山田俊昭君 事実を隠ぺいすることなく、慎重な正確な調査をなされるために多少の時間は必要かもしれませんけれども、速やかなる正確な虚偽のない調査報告を出されることを期待いたします。  次に問題を変えますが、報道機関というのは、ジャーナリズムすべてでありましょうが、いわゆる真実を報...全文を見る
○山田俊昭君 私の持ち時間が来ましたので終わりますが、このTBS問題の解決は、TBSみずからの持つ使命を十分に自覚されまして、吉村委員が指摘されたように、まさしく社の生命をかけた自浄努力をなされる以外に解決はないと私は思います。期待しまして私の質問を終わります。
04月09日第136回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○山田俊昭君 きょう私が質問を予定したというか、きのう質問告知しました九割方がもう既に質問で出ちゃいまして、一問だけ残っておりますので質問したいと思います。  大臣もおっしゃったように、存在そのものが文化だ、それが郵便局。全国に二万四千ある。そのうち四分の三ですか、七五%が特定...全文を見る
○山田俊昭君 去年とことしと比べると特定郵便局数がふえていることは間違いないんですか。
○山田俊昭君 一般局は減っているんですね。そういう理解でよろしゅうございますか、一般郵便局は。
○山田俊昭君 きょう私が一番聞きたいのは、俗に特定郵便局の局長というのは世襲制で行われているんじゃないかということの素朴な国民の疑問に対してきょうは明らかにしていただきたいから質問をするわけであります。  おととしと比べると、去年は七十局ばかり特定郵便局がふえているということで...全文を見る
○山田俊昭君 適正、有効に局長が選ばれているというお話ですが、一般に国家公務員というのは競争試験に勝ってなっていくわけなんです。今のお話だと、一応試験科目はあるけれども、競争試験ではなくして単なる選考という形でされているわけですか。そして、選考されるためには、僕のちょっと知識が不...全文を見る
○山田俊昭君 一般に局長になるための選考試験とか、試験があるんだそうですが、そういうものを一般の人たちが余り認識していないという現状にあるんですね。それは、局長の一族、内輪同士で局長を推薦し、つくっていくという暗黙の中の家族制度的な形で特定郵便局の局長が選ばれているという実情があ...全文を見る
○山田俊昭君 統計があるかなと思って私も調べたんですが、ないんです。今後、そういうことを調べられるという予定はございませんか。
○山田俊昭君 現在、非常に不況で、いろんな方たちに職種の門戸は開かれるべきだと思うんです。局長になりたいという希望者がどういう形でなれるかということのもっと一般的な、公開をして、門戸を多く開かれた形で、特定郵便局の局長にすばらしい立派な人が多く選ばれることを期待いたします。  ...全文を見る
○山田俊昭君 局舎の所有は、今九二%は個人から借り入れている、こういう理解でよろしいんですか。
○山田俊昭君 その中で第三者というか、特定郵便局長個人の資産、土地、建物を借り入れている数はいかほどでしょうか。
○山田俊昭君 そうです。
○山田俊昭君 特定郵便局の局長の持っている土地、建物を国が借りて郵便局業務を行う、そういう形態は、ほかに例えば交番とか駐在所、郵政省の方に聞いてもわからぬけれども、国家がそういう個人から借り入れて公共のことを行うという施設はほかに何かあるんですかね。恐らく僕はこの郵便局だけだろう...全文を見る
○山田俊昭君 賃料算出の根拠は今示されてわかるけれども、契約書を取り交わされて、期間などもどの程度かという具体的な内容の国と個人の局長との間の建物の賃貸借契約書、当然交わされていると思うんですが、そこら辺の期間などを聞きたいと思うんです。  時間がないのであわせて聞きますが、今...全文を見る
○山田俊昭君 そうすると、一本だけなのに、地代と建物の評価を別々にして、地代はこれだけ、建物の借り料はこれだけ、それを合わせて一本にした契約をしているんですか。  その点は、時間が来ましたのであれなんですが、いわゆるバブルの崩壊によって土地、建物の固定資産評価が、相当実勢の価値...全文を見る
○山田俊昭君 その見直しをどういう形でされたのか、具体的にお示しをしていただけるとやっぱり国民は納得すると思うんです。この特定郵便局、私もまだ勉強不足であれなんですが、いろいろと調べるといろいろお聞きしたいことがいっぱい出てきまして、また改めて質問をしたいと思っております。  ...全文を見る
○山田俊昭君 今の答えを聞くと、一つだけ聞きたいんですけれども、いいですか。
○山田俊昭君 そうすると、ふえているというのは、やっぱり郵便局は現状において不定しているということなんでしょうか。しかも、一般局よりも特定郵便局の数がふえていく統計があるということは、その必要性がさらにあって、今後もますます特定郵便局はふやし続けていかなければならない現状にある、...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
04月30日第136回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。  金融システムの安定という必要性は言うまでもないわけでありますが、これは大企業のみならず一般預金者にとって、いわゆる危ない金融機関か健全な金融機関かの識別基準が、その経営情報が公開されない、情報開示がされないということは極めて問題だ...全文を見る
○山田俊昭君 時間がないんですが、宗田先生に一問お尋ねをいたします。  先生は住専処理に対して会社更生法の適用を考えるべきだということでありますが、このたびの政府の提出している住専処理法の、いわゆる商法における株式会社の形をとるわけなんですけれども、その中でも、この政府案に従っ...全文を見る
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。終わります。
○山田俊昭君 どうも御苦労さまでございます。  鷲尾公述人にお尋ねというか、御意見をちょうだいしたいと思います。  本年の三月二十八日、東京地裁で、過労による自殺ということで電通に対して一億二千万円の損害賠償を命じました。私は、この判決を画期的なものとして評価しているわけであ...全文を見る
○山田俊昭君 もう一点、別なあれですが、超高齢化社会を迎えまして介護保険制度というものの早急な実施が必要だと思われるわけです。先ほどいただきましたパンフレットの中にもあります。  いわゆる介護保険制度に対してはいろいろと問題点はあるかと思うんです。私は、この介護をするスタッフと...全文を見る
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。終わります。
○山田俊昭君 福井先生に教えていただきたいんです。  不勉強でちょっとわからないところもあるんですが、きょう、この「規制緩和等について」というレジュメをいただきまして、その二番目に定期借家権の創設というところでいろいろと御説明をいただいたわけです。この定期借家権の創設によって家...全文を見る
○山田俊昭君 戦後、借地借家における弱者というのは借り手を指していたように思うんです。現在、貸し主の方もむしろ弱者じゃないかと言われている世相なんですが、先生自身、借り手と貸し手とどちらを弱者と見受けられているか、お尋ねをいたします。
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。  終わります。
05月23日第136回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第3号
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○山田俊昭君 本日の調査会のテーマはオンブズマン制度を創設することが憲法にどの程度抵触をするか、違憲なところはどこなのかなということなんであります。  先ほど来から伺っておりますと、山下議員の質問にもありましたけれども、そのときの先生のお答えの中で、憲法六十五条と七十六条の司法...全文を見る
○山田俊昭君 先ほど質問の前提で、私は当然議会型オンブズマンを前提にして質問をしたわけなんです。いわゆる行政府型のオンブズマンに関しては憲法上の疑義、もちろん人権侵害、司法権の独立の問題等あるんですが、当然に議会型オンブズマンに関する憲法上の問題はもうほとんどないと、こういうふう...全文を見る
○山田俊昭君 小山議員が冒頭、小林先生に意見が変わったことを御質問になったんですが、私は先ほどの先生の説明がちょっと理解できないんで改めてお尋ねをするわけであります。  先生はジユリストの中で、いわゆる行政府型はいいんだけれども、国会型のオンブズマンなんてとんでもないと。これは...全文を見る
○山田俊昭君 その点もうちょっと質問したいんですが、時間がございません。  川野先生にオンブズマンの選出方法でちょっとお尋ねしたいんですが、先ほどから人格高潔、参議院が非常に利点があるから参議院議員の中からオンブズマンを設けるのがいいんだという御説なんですが、例えばオンブズマン...全文を見る
○山田俊昭君 済みません、小林先生にも同じ質問ですが。
○山田俊昭君 現憲法上の地位が憲法上見当たらないということは、憲法改正をしない限り公選制というのは認められないと、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
○山田俊昭君 終わります。
○山田俊昭君 調査室から与えられたこの資料の中に掲載されている元山先生の論文を拝見いたしました。憲法六十二条の国政調査権と議会型オンブズマンとのかかわりについての論及があるんです。  そこで、国政調査権というものをどうとらえるか。いわゆる補助的機能なのか独立的な機能かということ...全文を見る
○山田俊昭君 さっき僕、間違えたね、失礼。
○山田俊昭君 先生の論文でその点がちょっとあいまいだったから確認させていただいた。いずれも、どちらの説に立っても合憲であるということにおいてはよろしゅうございますね。  オンブズマンに対しては組織だとか権限だとかいろんな問題があるんですが、私、権限についてお尋ねします。  き...全文を見る
○山田俊昭君 何か今のお話だと、議院には強い国政調査権があるから告訴、告発まで認める必要がないというような論法なんだけれども、告訴、告発、訴追まで認めるということは司法権の侵害というか、行政権の侵害になるということが論拠になるんではないんでしょうか、先生。簡単で結構です。それは僕...全文を見る
○山田俊昭君 いわゆる公選制の論拠の一つに、行政権に対する控除説に立って、明文規定のないようなものは立法に任せているというのが通説的見解だと思うんですね。そこら辺の論拠からいって、憲法改正が必要でなくて法律によってそういうオンブズマン公選制というのはできるんじゃないかというふうに...全文を見る
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。
05月30日第136回国会 参議院 逓信委員会 第10号
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○山田俊昭君 お忙しい先生、恐縮ですが、二院クラブの山田でございます。  佐藤参考人にお尋ねしたいんですが、一連のオウムに関連する調査をTBSから依頼を受けて調査をなさって報告書が出たということなんですが、先生がこれを受けて調査報告書を出される、受けて立つ立場というのはどんなも...全文を見る
○山田俊昭君 先生の主観的な今後のTBS及びテレビ放送の……
○山田俊昭君 機構法の一部改正について、単純な質問で恐縮ですが、研究開発債務保証業務の追加というのが機構法の改正の概要なんですけれども、先ほど山口局長は、過去の実績というか、現在までわずか一件しか債務保証していない、こういうお答えだったんですが、わずか一件しかない過去の実績のもの...全文を見る
○山田俊昭君 そうですが心全くない、新しくやろうということですか。それはちょっと誤解していまして、申しわけありません。  しからば、新しくそういう債務保証をして企業を助けよう、情報通信の研究開発に適用しようという趣旨はよくわかるんですけれども、例えば債務保証を受けようと思う場合...全文を見る
○山田俊昭君 よくわかりました。  次に、きょう、警察庁の方が来ていただいているということで、質問させていただきますが、前にプリペイドカードについて質問が出たということであれなんですが、私はクレジットカードのセキュリティーの問題をちょっとお尋ねしたいんです。  先日、我が国に...全文を見る
○山田俊昭君 よろしくお願いをいたします。  この通信・放送機構においても、今の関連なんですが、情報通信セキュリティーのための予算の取り入れが平成七年度で一般会計が三億五千万、八年度で一億七千万の予算が一応情報通信セキュリティーの予算費用として一般会計に組まれているんですが、こ...全文を見る
○山田俊昭君 私、この方に弱いんですけれども、すべからくこれから現金でなくて電子によって決済がなされて、キャッシュによるあれがなくなっていくんだろうということで、電子マネーということを今おっしゃったわけですが、電子マネーはいろいろと将来の研究課題として日本でも今研究されているんで...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
05月31日第136回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第4号
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○山田俊昭君 調査会も今一年迎えて何らかの中間報告を出さなきゃいけないという状態だということなんですが、行政相談、行政監察、それぞれ問題はあるかと思いますけれども、やはりこの調査会はオンブズマンだろうと思うんですね。  オンブズマン制度の設置論、ほとんどのメンバーが賛成だろうと...全文を見る
06月04日第136回国会 参議院 海洋法条約等に関する特別委員会 第3号
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○山田俊昭君 私も竹島問題を質問しようとして準備したんですが、一、二点だけお尋ねをいたします。  現在の竹島の実情はどうなっているか、ひとつ教えていただければありがたいと思います。  伝え聞くところによりますと、韓国は竹島に港湾施設を建設する工事に着手して、来年末には完成させ...全文を見る
○山田俊昭君 実効的支配がないと、こうおっしゃるわけだけれども、ただ日本のそのやり方が、抗議を繰り返していくだけというのがどうかと思うんですね。果たして将来にわたって韓国とのこの竹島問題を解決する上において賢明な方法、解決を保証するものかどうか、極めて疑問に思うわけであります。む...全文を見る
○山田俊昭君 竹島問題は、隣の先生と重複する部分もあるのでこの程度にします。  今度は運輸省にお尋ねをいたしますが、今回の海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の改正の骨子の一つであります海洋汚染事犯における担保金制度について御質問をいたします。  この制度は、同法の規定に違...全文を見る
○山田俊昭君 日本にも保釈制度が刑事訴訟法にあるわけですけれども、主務大臣、つまり運輸大臣が担保金を徴求するわけですね。その担保金は一体どのような基準に基づいてどういう額を算出していくのか、具体的な基準などがあったら教えていただきたいんです。
○山田俊昭君 同法に基づく釈放と日本の刑事訴訟法八十八条以下の保釈との相違というのはどこにあるんですか。
○山田俊昭君 次に、海上保安庁法の一部改正についてお尋ねするんですが、この改正によって機能発動要件が明確化されて、かつ海上犯罪の摘発の主体であるところの海上保安官制度についてお尋ねをいたします。  海上保安官の機能といいますか、逮捕とか捜査とか、それから差し押さえだとか押収とい...全文を見る
○山田俊昭君 海が活動の拠点であるところの海上保安官については何よりも国際協力が求められるというふうに思うわけですけれども、その海上保安官については警察におけるICPOのような国際協力機関というものはあるのかないのか。私は不勉強で知らないので、もしあればその概要について御説明いた...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
06月04日第136回国会 参議院 逓信委員会 第11号
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○山田俊昭君 今の上田先生の関連になるかと思いますけれども、調査室からいただきました資料に基づきますと、「不法無線局の出現及び措置数の推移」というのがあるわけですけれども、不法無線局が年々増加の一途をたどっているわけであります。平成七年度を見てみますと、三万三千九百四十六件の不法...全文を見る
○山田俊昭君 郵政省がなさる措置というのは警察に対する告発、平成七年度が三百四十五件だということですが、あと指導というような形だとおっしゃったんですが、例えば当局が告発された三百四十五件中、いわゆる有罪率はどの程度あるか、おわかりですか。
○山田俊昭君 次に、最近、都内や近郊の電車の車両基地から緊急時に電車を停止させるいわゆる防護無線機が盗まれている。この無線機を悪用した怪電波によって運転妨害が頻発していると聞いております。幸いにして、今のところ大きな事故は聞いておりませんけれども、この無線機盗難に基づく当局の電波...全文を見る
○山田俊昭君 次に、携帯電話からの一一九番通報についてお尋ねをいたしますが、携帯電話の普及によって、いわゆる一一九番通報が昨年の平成七年度には百本に一本が携帯電話によってなされているという実情なんだそうであります。この携帯電話による一一九番通報によって、消防本部が市町村、県庁所在...全文を見る
○山田俊昭君 技術的に御検討なさってやっていただくのはもちろん大切だと思いますけれども、携帯電話によって一一九番、一一〇番は大丈夫だということなんですが、緊急の火事だとか何かを連絡するのに携帯電話を使用した場合は非常にそういう問題があるということを一般国民は知らないんだと思うんで...全文を見る
○山田俊昭君 済みません。大臣に対して質問通告しておりながら、時間の配分でできなくて申しわけありません。  終わります。
12月12日第139回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。最初に私見を述べさせていただきまして、二、三の質問をいたします。  我が国の国政調査権の機能状況を概観いたしますと、行政事務、一般調査についてはおおむね正常に機能していると思われます。しかしながら、国民の最大の関心事とも言うべき具体的...全文を見る
○山田俊昭君 時間が来てしまって、どれを一つ聞こうかあれなんですが、調査の手段についてお尋ねをします。  現行法の国政調査権というのは、証人の出頭と証言及び記録の提出を求めているわけですけれども、実効性がどうもないこれは過去の例から明白だということで、それぞれの先生すべてが国政...全文を見る
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。  終わります。