山田俊昭

やまだとしあき



当選回数回

山田俊昭の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第140回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号
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○山田俊昭君 皆さん方みたいに勉強してないからあれですけれども。  この調査会に私は最初からメンバーでいるんですけれども、きょうはフリートーキングということで自由に何でもテーマなしでということなんですが、やはりある程度テーマを絞られた形で、これからの目的をどう絞るか。再三出てい...全文を見る
02月21日第140回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○山田俊昭君 私は、ペルー事件についてお尋ねしようかと思ったんですが、午前中、保坂先生が詳しく御質問されて、足立先生もちょっと触れられましたので、一点だけお伺いしたいと思います。  今回のペルー事件におけるテレビ朝日系列の記者のいわゆる侵入取材、それと、取材用の無線機というんで...全文を見る
○山田俊昭君 これはペルーで起きた事件でございますが、我が国においても当然起こり得る可能性を持っている。いわゆる放送機関の報道の自由と人命の尊重が対立する場面というのは、我が国の犯罪の一つである身の代金目的の誘拐事件あるいは人質事件というものが考えられるわけであります。  そこ...全文を見る
○山田俊昭君 倫理綱領を一般化してよく守らせるということで、完全明白に人質に危険を当たらしめる取材行為がなされたとしても、法的規制は確かにいろんな意味で、憲法上の表現の自由、その裏にある取材の自由を侵すというものを持っているわけでありますけれども、やはり人の命というのは地球よりも...全文を見る
○山田俊昭君 確かに放送が国民に与える影響力というのは大きいわけでありまして、人権侵害がいささかもあってはならないことだと思います。  今るる説明されたんですが、いわゆる苦情処理機関を設ける、訴訟に行く前の段階で解決しようということで。今郵政省がおっしゃっているところの第三者苦...全文を見る
○山田俊昭君 いや、第三者機関を設けて放送に対する規制、いわゆる放送事業者だけじゃなくて、個人的な、自主的な規制じゃなくて、第三者がそれを規制していくという。
○山田俊昭君 その意見に従う意思はないかという質問なんですが、いいです。  非常に難しい問題でございますので、十分な配慮をされた処理を希望いたします。  次に、俗悪番組に対する青少年への影響という観点からこれまでも何度か質問させていただいているんですが、いよいよアメリカではV...全文を見る
○山田俊昭君 わかりました。結構です。  もう一問だけぜひ聞きたいんですが、いわゆるいたずら電話、迷惑電話、無言電話というのが非常に横行している。これ調査をしますと、調査対象の七割までが被害を訴えてきているということを聞いております。こういう状況下にあって、このいたずら電話をど...全文を見る
○山田俊昭君 年内全国実施ということで、一般の方が余り知られていないので、いささか今驚いているような次第でございますけれども、自分が電話をかけまして自分の電話番号を相手に知られたくないというのが、これもNTTの調査かどうかあれですけれども、一七・九%もあると聞いているんです。そこ...全文を見る
03月07日第140回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。よろしくお願いいたします。  第二次橋本内閣は、国と地方を合わせて四百四十二兆円にも上る長期債務を抱える中、平成九年を財政の健全化を促進するための財政構造改革元年と位置づけられました。そして、平成十七年までのできるだけ早い時期に国及び...全文を見る
○山田俊昭君 総理官邸の危機管理に対する適応的な技術、装備の充実というのはもちろんよくわかるわけでありますけれども……
○山田俊昭君 スペースね、そこら辺のところの費用もいろいろかかるのでありましょうけれども、私は危機管理において最も重要なのは、いろんな情報収集の施設やそのスペースを設けて早くキャッチすることは必要だとは思うんですが、一番大切なことは総理ほかスタッフが的確に迅速に判断することだと思...全文を見る
○山田俊昭君 よくわかりましたので、総理のその意向をぜひ反映された形で対応されることを期待いたします。  次に、行政庁の行政事務には、福祉や教育や社会資本の充実といった国民生活にとってなくてはならないものと、単に大臣や局長などの高級官僚の権威を保ち、あるいは日ごろの不勉強を補う...全文を見る
○山田俊昭君 よろしくお願いします。  むだは行政事務だけではなく行政組織にもあるようであります。各省庁の職員録を開きますと、審議官、参事官、調査官、専門官、企画官などといった、局長、課長、係長といったラインからはみ出た膨大な数のいわゆるスタッフ職を目にしますが、これを国民の目...全文を見る
○山田俊昭君 時間がないのであれなんですが、外務大臣にお尋ねをいたします。  ペルーの大使公邸占拠事件に関してであります。  昨年の十二月十八日に起こったテロリストによるペルー大使公邸占拠事件は、我が国の領土の延長とも言うべき在外公館の一部が不逞のやからによってほしいままに占...全文を見る
03月14日第140回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○山田俊昭君 どうも、総理を初め閣僚の皆さん、連日本当に御苦労さんでございます。  中国人などによる密航事件について、関係各大臣にお伺いをいたします。  昨今、蛇頭、スネークヘッドなどと称する中国の密航あっせん組織の手引きによる中国人密航事件が急増し、さらに不法入国した中国人...全文を見る
○山田俊昭君 次に、海上保安庁に伺います。  不法入国を企てる者に対しては何よりもいわゆる水際での阻止が有効だと思われます。日本での密入国者の摘発、逮捕率はわずか一割程度だと言われております。約九割が日本国内に密入国し、野放しの状態にあるわけであります。無法国家と言われても言い...全文を見る
○山田俊昭君 海上保安庁から私のところに届けていただきました資料等を検討いたしますと、本当に現場で大変な御苦労をなさっていることがよくわかりました。  しかしながら、先ほど申し上げたように、密入国者が無法状態で簡単にはいれることだけは避けてもらわぬと、難民救済とわけが違うんです...全文を見る
○山田俊昭君 警察庁のさらなる御努力を期待申し上げます。  次に、法務省、警察庁、海上保安庁が幾ら国内や領海において懸命に努力されたとしても、肝心の密出国側である中国政府が何らの対応策も打ち出さないのでは意味がありません。  そこで、外務大臣にお尋ねをいたします。  外務省...全文を見る
○山田俊昭君 外務大臣、よろしく。とにかく、密出国、中国が完全にそういう組織を持たないと、単なる申し入れだけでなく、確実になくなるまで継続して御努力をいただきたいと思います。  次に、法務大臣にお尋ねをいたしますが、いわゆる帝銀事件に対する元東京高検の検事長発言についてでありま...全文を見る
○山田俊昭君 この一連の記事は、国民の司法に対する信頼を大きく揺るがす大問題だと私は考えるわけであります。それが今、新聞報道されたのは事実無根で全く異なったということであれば、やはり何らかの形で新聞報道の訂正なり何かされない限り、この藤永発言のもたらす意味というのは本当に刑事裁判...全文を見る
○山田俊昭君 真相をぜひ国民に知らしめて、司法の信頼を失うことのないよう御配慮をぜひお願いいたします。  さらに、法務大臣にもう一点お尋ねをいたします。  昨年の十二月、福岡の拘置所内で、死刑判決を受けた上告中の被告が脱走しようとして未遂に終わる事件が発生して、本年三月五日、...全文を見る
○山田俊昭君 とにかく、日本では前代未聞の事件であるわけであります。アメリカとか中南米では脱獄ということはあるようでありますけれども、とにかく私どもには、なぜ看守がのこぎりまで与えて拘置所を脱走する図面まで与えたかという理由、内容がよくわかりません。新聞とか雑誌程度でございます。...全文を見る
○山田俊昭君 小さな子供を抱えて、准看護婦で看護婦を目指しながらなかなかなれないという現実も私は知っております。ぜひそういう人たちのためにも厚生大臣のさらなる御努力をお願いするものであります。  質問を終わります。どうもありがとうございました。
03月17日第140回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。  両先生、どうもきょうは御苦労さまでございます。  丸尾先生に医療問題についてお尋ねをいたします。  近年、新薬の開発ラッシュと検査機器の普及は、病巣の早期発見と迅速かつ適正な治療を可能にし、国民の健康な生活の確保に大きく貢献し...全文を見る
○山田俊昭君 私、行財政調査会というところに属していまして、ことし京都、奈良を視察に行ったんですが、そこで行政相談員というものの実態を熱心に相談員たちのお話を伺って、市民にいかに行政相談員が役立っているかということを目の当たりに視察しまして感じました。  そこで、今言ったように...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
03月18日第140回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○山田俊昭君 本年四月より実施されます消費税率の引き上げに伴って多くの公共料金が引き上げられる中、郵便料金が据え置かれたことはまことに結構なことだと思います。  現在、郵便事業は膨大な黒字を計上しており、平成七年度末の累積黒字は一千三百六十三億円にも上っておると聞いております。...全文を見る
○山田俊昭君 郵政省、赤字財政になれば黒字へ頑張れと、黒字になるともうけ過ぎじゃないかということで、御苦労はよくわかるわけでありますけれども、余りもうけ過ぎると、小泉厚相じゃないんですが、これだけもうけていて税金も何も払わないというような批判も出てきて、民営化への道も必然かと思わ...全文を見る
○山田俊昭君 昨年の十二月に行政改革委員会の官民活動分担小委員会が行政関与のあり方に関する判断基準を示しました。その中で、民間でできるものは民間に委ねるという考えに基づき、行政の活動を最小限にという基本原則が掲げられました。この原則によるならば、ヤマト運輸との激しい親書論争を経て...全文を見る
○山田俊昭君 民への圧迫がないような御配慮をお願いいたします。いろいろと議論があるところではありましょうが、お願いをしておきます。  一問目と多少矛盾する質問になるかと思うんですが、大臣は、先ほど上田議員の質問に対して、消費税値上げに伴う転嫁をせずにやっていくと御答弁されたわけ...全文を見る
○山田俊昭君 平成七年度における郵便事業の累積黒字が約千二百億円だと。単純に計算しますと、いわゆる値上げ分四百億円をそれだけ毎年負担していくわけですから、七年度にある一千二百億の累積黒字が三年間でゼロになって以後赤字になっていくという単純計算をするわけなんですが、郵便料金の据え置...全文を見る
○山田俊昭君 ぜひ消費税値上げに伴う郵便料金への転嫁をされない形での郵便事業の継続を希望いたします。  終わります。
03月24日第140回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田です。  きょう最後の質問者なんですが、ずっと聞いていまして、あなた自身、オレンジ共済事件を通じて国民に迷惑をかけたり、いろんな政界工作をされたというようないろんな報道がされているんですが、あなた自身はどうなんですか、自分はそういうことをしたことに...全文を見る
○山田俊昭君 そうすると、まあこちらから声が出たんですが、やはり迷惑をかけた、いろんな人へ、政界の人たちへの加害者だという認識は全くないんですか。
○山田俊昭君 被害者ではないとおっしゃるからあれなんですが、きょう証言を聞いていて、あなたが選挙に出るということで一生懸命オレンジ共済で集めたお金をいろんな人たちが、言葉は悪いかしらぬけれども、たかったんじゃないのかというような気がしますが、そういうふうに御自身でお考えになること...全文を見る
○山田俊昭君 わからない。例えば、齋藤衛なる人は元暴力団なんかの幹部でいた方なんですが、そういう人たちがあなたに対して、オレンジで稼いだお金を、あなたを当選させるから出しなさいというような脅迫なり恐喝を受けたようなことはないんですか。
○山田俊昭君 そうすると、いろいろと選挙には金がかかる、集めたお金を、あなたが集めた金が六十六億で、これがだんだんだんだんなくなっていっているという事実は認識していたわけですか。
○山田俊昭君 わからないって、あなたはオレンジ共済会の役員ではないけれども実質的な、実態を把握している経営者の立場に等しいと思うんですよね。そういうお金を集めて、幾ら集まっているとか、それが何に使われているとかいうような認識は全くなかったんですか。
○山田俊昭君 関与をしていないとおっしゃるんですが、あなた自身、その金の流れですか、集めた金が大体幾らぐらいで、今度発表されているところによると使途不明金というのが非常に多いんですよ。そういうお金がどういうところに使われているのか、悪いけれども、ひょっとしてあなたが隠匿しているん...全文を見る
○山田俊昭君 きょうの証言を聞いていて、知りません、でたらめです、わかりませんの連発なんですが、ちょっと説明という形で、あなた自身自分で語っていただきたいなと思うんですけれども。  先ほどもマスコミに対して、いやあれはでたらめを報道する、人権侵害だと、こうおっしゃるんですが、例...全文を見る
○山田俊昭君 その一点だけなんですかね。マスコミというのはある程度取材して、ある程度真実、確信を持って報道されていると思うんですが。  きょういろいろ先生方の質問を聞いて、あなたの姿勢というのか態度はよくわかったから、あえてお尋ねはいたしませんけれども、一つだけ最後に、オレンジ...全文を見る
○山田俊昭君 質問の最後で、あなたは新進党という党、あるいはほかの党でもいいですが、あるいは党の幹部あるいは政治家に、あなた自身、あなたの部下あるいは息子さん、百男さんですね、あるいは奥さんたちがオレンジ共済から得たお金を何らかの形でお支払いになったということは認められますね。
○山田俊昭君 時間が来ました。終わります。
03月25日第140回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○山田俊昭君 郵政事業の職員が簡保等の契約を成立させますと保険募集手当というのを受け取るわけでありますが、この保険募集手当を職員がなぜ受け取れるかということでちょっと条文を調べてみましたら、昭和四十九年に制定されております郵政事業職員特殊勤務手当支給規程、これによって特殊勤務手当...全文を見る
○山田俊昭君 もうその程度で結構です。たくさんの簡保の契約を成立せしめると、成績向上のためだとかいろいろあるとは思われるんですが。  平成八年十二月三十一日の読売新聞の記事によるんですけれども、簡保の勧誘を担当する郵便局職員が受け取った簡保の勧誘手当の平成七年度の総額が一千百八...全文を見る
○山田俊昭君 平成七年度に全国の一般職の国家公務員の懲戒処分を受けている統計をちょっと見てみますと、郵政省がもう圧倒的に多いんです。もちろん、数が郵政省が多いことも事実でありましょうけれども、一般職の国家公務員の総数が一千四百十名、そのうち八七・二%を占める千二百二十九名が郵政省...全文を見る
○山田俊昭君 数が多いから遅刻、欠席の懲戒が多いということはわかるけれども、収入格差が懲戒処分に何らかの因果関係があるように僕は思うので、十分その点を調査して、何かもう少し是正されることを希望いたします。  一人平均で三百十万円もの簡保の手当をもらっているんです。それだけ払う余...全文を見る
○山田俊昭君 払う根拠はわかりましたから。
○山田俊昭君 よくわからないあれだったんですが、この募集手当についてさらにお尋ねします。  普通郵便局と特定郵便局の職員の給与というのは全く同じだと思うわけですし、そのとおりなようなんですが、この募集手当の支給に関しては特定郵便局と普通郵便局と格差があると伺っておるんですが、本...全文を見る
○山田俊昭君 先ほど、収入が職員間によって格差が出てくるから最高受け取る上限を一定額までにしよう、そしてもらう歩合の割合も縮小していこう、こういう努力をなさっている、こういう局長の答弁だったんですけれども、そもそも国家公務員というのは、いわゆる金で魂を売るようなことはない誇りを持...全文を見る
○山田俊昭君 それなりの理由はあるかと思いますが、国家公務員の本来のあり得べき姿という観点からも、金をぶら下げて能率を図らしめるというような国家公務員のあり方は私は疑問と思いますので、さらなる検討を期待するものであります。  最後に、大臣にお尋ねをいたします。  郵政省は、少...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
○山田俊昭君 きょうはNHKの予算審議だということで何かいい質問はないかということでずっと考えていたんですが、さすがNHKというか、民放のようにトラブルがないので、NHKを困らせるような質問がないので困っているわけであります。そして、幾つかの質問を用意してきたんですが、ほとんど前...全文を見る
○山田俊昭君 附帯決議での精神的なものの取り組みを聞いたわけですが、今衛星放送が非常によく伸びているという。去年、私はこのNHKの審議の段階で、衛星放送の加入者が一千万件になった、一千万。それで、実際その受信料を払っているのが七割にしかすぎないということのお答えだったもので、いわ...全文を見る
○山田俊昭君 二人以上の家族からは九割近い受信料を取ることができるけれども、単身者が半分ぐらいしか払ってないというのが問題だから、NHKとしてはそれをどう取るかという質問をしたら、今後の問題だとおっしゃって具体策はないようなんですが、ぜひぜひ公平の感覚から、受信契約している人から...全文を見る
○山田俊昭君 二十名で、忙しいから欠席率が高いというのはいささか問題だと思うんですが、どんな基準でこの委員が選ばれているのか、だれがどういう形で欠席しているのか、ちょっと聞きたいところでありますけれども、せっかく今度国会で番組審議機関の活性化のためにいろいろ言われているわけであり...全文を見る
○山田俊昭君 いろんな形で番組でそういうものをたくさん取り上げていただいているというのは非常に結構なことだと思います。私、知りませんでしたので、どうも。  これは要望でありますけれども、NHKは総合テレビを二十四時間続けて放送されるということなんですが、深夜の時間帯でも結構であ...全文を見る
○山田俊昭君 二十四時間放送の趣旨はよくわかりました。その中に入れてくれということ、ぜひ御検討いただければありがたいと思います。  それから、先般NHKの女性アナウンサーの退職が週刊誌などで話題になりました。民放へ移籍するのではないかという情報もありました。私は職業選択の自由か...全文を見る
○山田俊昭君 まだ私に与えられた時間があるので、質問通告してなくて申しわけないんですが、日銀総裁初めいわゆる特殊法人のトップの給料が非常に高い、年収が高過ぎるんじゃないかというような指摘がされているんですが、NHKの会長というのは幾らぐらいもらっているのか。  役員の報酬なんか...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
03月27日第140回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○山田俊昭君 平成九年度の予算折衝で郵便貯金関係で認められた主な施策という中に郵便貯金の磁気カードのICカード移行のための実証実験というのがありますので、その点についてお尋ねをいたします。  現在我が国では、磁気カードがキャッシュカード等に利用されて一般に普及しているわけであり...全文を見る
○山田俊昭君 現在、民有金融機関でいわゆる金融カードのICカード化に備えてICカードの標準化仕様の策定に取り組んでいると聞いておるわけですが、郵便貯金カードのICカードへの移行について世界的な標準化の流れとの整合性が必要だと思われます。郵貯カードのICカード化における標準化への対...全文を見る
○山田俊昭君 埼玉県の大宮周辺における実証実験ですか、磁気カードをICカードに移行するための実験において民有金融機関などから、この実証実験はいわゆる郵貯の電子マネー業務への新たな進出であって電子マネーの発展を損なうものであるという指摘もなされている。先ほどの質問といささかちょっと...全文を見る
○山田俊昭君 きょう電子マネーについて質問するので、きのうの夜からちょっと新聞の材料だけですがざっと読んだのだけれども、今おっしゃつたように電子マネーの概念というか定義というのか、二種類あったり三種類あったりどうもはっきりしないところがあるので質問する立場としてもあれなんですが、...全文を見る
○山田俊昭君 欧米では電子マネーの研究というんですか実用化、いわゆるICカード導入が非常に急がれているのにかかわらず、日本は欧米と比べると相当おくれているという理解でいいのか、あるいは欧米と同じような研究が進められているのか、まずそこら辺のところをお伺いしたいと思うんです。  ...全文を見る
○山田俊昭君 まだ二、三質問通告していて申しわけないんですが、これで終わります。
04月04日第140回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号
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○山田俊昭君 きょうのフリートークのテーマ、第二種委員会を設置することに対する討論ということなんですが、私なりにいろいろと考えて、いい方法論はないかと模索しながら確信的なものを得られないまま一応まとめてきましたので、報告させていただきます。  私、原則論と譲歩論という二つの案を...全文を見る
04月10日第140回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○山田俊昭君 本件特別法における立法趣旨は、これまでの先生方の質問でよく理解はいたしました。説明を聞く限りには極めていい法案だと思うわけでありますが、今、上田先生が指摘された点を重ねて私なりに、この改正の趣旨の不合理性と、もし改正がなされた後どういう弊害が出てくるかを多少危惧いた...全文を見る
○山田俊昭君 しかし、今の答弁は極めて疑問を感ずるんですけれども、株主平等の大原則を破るわけです。  一般株主の利益を害して特定な人たち、役員、従業員だけが利益を得る。それが必ずしも、利益なり価値なり、将来成功するかわからぬというような答弁はいささか問題があるように思うが、いか...全文を見る
○山田俊昭君 もしこの法案が可決されますと、役員や従業員のうちのだれに特に有利な発行価額をもって新株を発行するのか、渡すのか。この判断権は認定会社に行くわけです。極めて恣意的な判断が行われる可能性があって、非常にその点を危惧するものですが、この点はどのように考えていらっしゃるんで...全文を見る
○山田俊昭君 そこのところの議論は水かけになるので次に移りますけれども、先ほど上田先生からちょっと言われたように、かつてのリクルート事件のように、認定会社に影響力を持つ官僚とか政治家とか総会屋などが未公開株の割り当てを受けて不当の利益を受けた、つい最近の歴史的事実にかんがみまして...全文を見る
○山田俊昭君 株主総会特別決議で氏名まで当たってだれに新株を引き受けさせるかを決めるのでその心配、危惧は一切要らないというような、しかも、大臣の取り消し権という担保もあるから不正は行われないという御答弁だと伺ったわけですけれども、僕が心配するのは、いわゆるその選ばれた第三者引き受...全文を見る
○山田俊昭君 次に、法案を離れて二、三質問をさせていただきます。  上田先生と違って私なんか全然資料のない状況の中で、せいぜい新聞ぐらいを引用する程度でありまして申しわけないんですけれども、通信・放送機構の家賃未払い問題というのが昨年十二月十日の東京新聞に出ておったわけです。い...全文を見る
○山田俊昭君 別な問題でもう一点だけ。  これも本年二月二十一日の朝日新聞によりますと、政府保有のいわゆるNTT株があるわけです。その配当金で民間の基礎技術研究を支援する通産省と郵政省所管の特別認可法人基盤技術研究促進センターの投資事業をめぐりまして二千二百億円超もの政府資金の...全文を見る
○山田俊昭君 研究開発にお金がいろいろかかることとか長期的に見ろとかということはもう私自身よくわかるんですが、とにかく二千二百億円投入してわずか七億かそこらしか回収できない。まだ研究途上もあるというふうに言われるんですけれども、国民というのは小額の税金を滞納しただけでも延滞金払っ...全文を見る
04月11日第140回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○山田俊昭君 簡単な質問ですので、簡潔に答えてください。  あなたはマスコミで政界工作人とか政治ブローカーだと言われていますけれども、これはお認めになりますか。
○山田俊昭君 あなたは、政治に関するお仕事は一切なさっていませんか。
○山田俊昭君 自分で思わないんだけれども、友部親子に、少なくも私は政界に顔がきく、政治家たくさん知っているから当選させる力もあるんだよというようなことをおっしゃったことはありますね。
○山田俊昭君 友部百男氏が、あなたに対してそのように思っているし、そういうふうに聞いたということを言っているようなんですが、友部百男さんは全くうそを言っていると、こう御証言なさるんですか。
○山田俊昭君 友部百男はうそを言っているのかどうか、一連の友部証言が、百男証言がうそだとあなたは断言できるかどうかという質問です。
○山田俊昭君 断言できる。
○山田俊昭君 あなたは、警察で十数回事情聴取あるいは取り調べを受けているというふうにお答えになったんですが、これは容疑は何なんですか。
○山田俊昭君 いや、あなたが刑事訴追を問われるようなことまでは聞いていないんですよ。警察でどういう容疑でお取り調べを受けていらっしゃるか、これだけのことなんです。
○山田俊昭君 ああ、そうですが。  きょういろいろと、お金を受け取ったか受け取ってないか、委員長を初め片山委員その他の質問に対して、その段階になると刑事訴追を受ける、刑事責任を問われるということで証言を拒否されているんですけれども、あなたは証言を拒否しなきゃいけないようなそんな...全文を見る
○山田俊昭君 時間が来ました。終わります。
04月22日第140回国会 参議院 逓信委員会 第9号
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○山田俊昭君 今回の法改正は、無線局の検査に認定点検事業者制度が導入される。これまで国が行ってきた検査を民間事業者ができるようになったということで、民でできるものは民でという行政改革の理想に合致する規制緩和の一環として極めて結構な法改正だと思います。  ところで、この法改正によ...全文を見る
○山田俊昭君 検査は民間に任せていいけれども、その証明はちょっと公共性があるから民間に任せられないというふうに理解していいかと思うわけですけれども、やはり検査も認めたら、要するにラベルを張るだけでしょう、それが公共性がある、それは天下御免の国が認める証明である、間違いないあれだと...全文を見る
○山田俊昭君 郵政省のお立場なんでしょうけれども、やはり証明についても民間ができるような形へ将来されることを希望いたします。頑として絶対これは動かし得ないものだ、これだけは公共性で確保しなきゃいかぬというようにも思われないように私は考えますので、素人でございますけれども、よろしく...全文を見る
○山田俊昭君 電磁波が人体、医療機器、航空機に与える影響、その他いろんな問題があるかと思いますが、人間の生命、身体の安全ということで、一つ間違えたなら大変な問題を起こすだけに、因果関係の立証は極めて難しいことを十分理解しながら、私どもは、あえて早急な対策と因果関係がありゃなしやの...全文を見る
○山田俊昭君 一一九番については解決をしたわけですが、一一〇番通報、全国の警察に昨年一年間に寄せられた件数、携帯電話を使って一一〇番したのが六百万件を突破したと。これは前年度に比べると二倍になっている。全件数の二〇%が携帯電話で一一〇番通報しているということが報告されております。...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
05月13日第140回国会 参議院 逓信委員会 第10号
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○山田俊昭君 今回の放送法改正の眼目の一つが放送法第三条の四に規定する放送番組審議機関の活性化と活動状況の公開であります。しかし、どんな法改正も肝心な番組審議機関が形骸化して本来の機能を発揮しないのでは意味がありません。  言うまでもありませんが、放送番組審議機関は、憲法二十一...全文を見る
○山田俊昭君 もちろん表現の自由は民主主義の基礎であって、放送を第三者がチェックすることはいかなる理由があっても許されないことは私も重々知った上での質問なんです。公権力の不当な介入を回避すれば、自主的機関としてみずから自浄するという機関が、放送してしまってからでは遅いから事前に何...全文を見る
○山田俊昭君 番組審議機関というものの法的性質、もちろんそこから派生するんですけれども、郵政省の行政指導の一環として、そういう立法論として御考慮をいただければということをあえて要望して、次の質問に移りたいと思います。  民放連の酒井さんがせっかくおいでいただいておりますので、幾...全文を見る
○山田俊昭君 次に、やはり民放連の酒井専務にお尋ねをするんですが、誤った事実の報道や、歴史上の人物を一方的に悪人と決めつけるような番組制作は、視聴者に誤った認識や偏った先入観を植えつけ、大変有害であります。それと同じぐらい有害なのが無知、無教養なニュースキャスターによるあやふやな...全文を見る
○山田俊昭君 ぜひ何らかの基準なり一般視聴者をして納得せしめるキャスターの起用をお願い申し上げておきます。  次に、スポンサーの介入による番組編成権の侵害と法整備の不備について。  かつて放送事業者の報道の自由や番組編成の自由を侵害するおそれがある最大の脅威は公権力であろうと...全文を見る
○山田俊昭君 いや、干渉しちゃいかぬのだけれども、現実に干渉しているから何とかせいと、こういう意見を申し上げたつもりなんですが。  次に同じような質問を民放連にさせていただきます。  前に紹介しました荘宏という人の「放送制度論のために」という本の中に、「広告主は広告効果の増大...全文を見る
○山田俊昭君 時間が来てあれなんですが、率直に言って、私もこの質問をするために随分いろんな本を読ませていただいて、今先生御指摘のように、十年前に書かれておるんで古典的になって、しかし、これは古くて新しき問題といいますか、やはりいろいろ現代においても、私かつて十年以上前に広告主が番...全文を見る
06月05日第140回国会 参議院 逓信委員会 第12号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田です。きょうは、どうも御苦労さまでございます。  最初に、私は、本改正と株主の権利についてお尋ねをいたします。  独禁法の九条の改正によっていわゆる持ち株会社が解禁されました。NTT法、日本電信電話株式会社法によって、このたび持ち株会社が創設され...全文を見る
○山田俊昭君 それともう一つ、NTTというのは特別法によって特殊会社という形であるわけですけれども、これは一般の商法上の株主の権利という角度から、NTTのいわゆる特殊会社に関しては一般の商法上の株式会社と差があるかどうか、その点をちょっと確認させてください。
○山田俊昭君 そうすると、NTTの株主も一般の会社と同じように株主代表訴訟権とか帳簿閲覧請求権、配当請求権というような株主固有の権利が、要件を満たした上であるわけですが、認められるということになるんです。  そうしますと、今回の改正によって東と西それからNTT長距離の株が全部持...全文を見る
○山田俊昭君 そうしますと、従来のNTTの株主というのは大きく広い一切の資産とかいろんなものを持った企業体としてのNTTの株主であったわけですが、今度の改編によって、従来の株主の地位は単なる持ち株会社、いわゆる株式保有と基盤的研究開発のみを目的とする会社の株主の権利ということにな...全文を見る
○山田俊昭君 今のお話で、帳簿閲覧に関してはいわゆる子会社に対してもできるということは理解できるんですが、代表訴訟に関して、実際不祥事を起こす役員といいますのは、持ち株といわゆる基盤開発だけを目的とする持ち株会社ではなく、実際の業務を執行するところの下の二つの会社だろうと思うわけ...全文を見る
○山田俊昭君 ちょっとくどいようで申しわけないんですが、ちなみに日弁連はこのことを非常に、このことというのは持ち株会社制度が採用されることによって株主代表訴訟が制限されるということを非常に憂慮いたしまして、ことしの三月に純粋持ち株会社解禁に関する意見書というものを公表いたしました...全文を見る
○山田俊昭君 これだけ株主の権利に影響を及ぼす、いわゆる大手術を行ったとも思われるわけでありますけれども、本改正に当たって、筆頭株主である大蔵大臣、政府は当然納得の上でしょうけれども、本改正に対してそれだけ影響力を受けるであろう一般株主との了承と申しますか、対話と申しましょうか、...全文を見る
○山田俊昭君 NTTにお尋ねをいたしますが、私も余り詳しくはないんだけれども、株価指標の一つに、PERといいますか株価収益率、株価を一株当たりのNTTの年間税引き後利益で割ったものをいうのだそうでありますけれども、それからもう一つPBR、株価の純資産倍率、株式の資産価値の判断基準...全文を見る
○山田俊昭君 何かちょっと私の質問の意図と大分外れた御回答をいただいているのであれなんですが、株価が動く、それはわかるんですが、例えば現在のNTT株が幾らだから今度再編後にはどうなるか。それから、持ち株一〇〇%だから資産に影響ないというお話ですが、素人の私ですけれども、NTTとい...全文を見る
○山田俊昭君 そこのところ、またもう一度私の質問の機会が与えられておりますので、ちょっと勉強して再度そこを質問させていただきたいと思うんです。  一つあれなんですが、持ち株会社の株は従来のNTTのあれなんですが、下のいわゆる子会社は、一〇〇%純粋持ち株会社が持つわけですが、この...全文を見る
○山田俊昭君 長距離NTTに関しては、何か条文を読んでみると「当分の間」と、こういう表現ですよね。当分の間というのはいつごろのことを指すんですか。
○山田俊昭君 株価の指標の問題と同じことになるかもしれませんけれども、我々普通の会社という場合、NTTが解散することはないと思うんですが、解散した場合における解散価値というのをよく言うんですね。例えば、今会社を清算した場合、配当して株主に幾らぐらい行くんだろうか、今会社が終わって...全文を見る
○山田俊昭君 次にもう一点、先ほども出ていましたけれども、このNTT再編に伴ういわゆる譲渡益課税の優遇措置についてであります。NTTは今回の再編によって、私聞くところによるんですが、正確な資料がなくて申しわけないんですが、六兆円規模の土地や設備があって、それを三社に振り分けるとい...全文を見る
○山田俊昭君 国策遂行上、今回特別にこういう措置をとられたということでありますが、現在、財政改革が叫ばれております。多くの庶民が消費税の増税によってあえぎ苦しむという実情を考えるとき、原則どおりNTTに対しても譲渡益課税を行って、その分一般国民に減税措置をとられるような方が世のた...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 逓信委員会 第13号
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○山田俊昭君 前回の委員会で私は株価の指標というものを、いわゆるPBR、それが今回の再編でどう影響するかという質問をいたしまして、今回改めて再度質問させていただくと申し上げておったんですが、私の事務所に書面で懇切丁寧に図解入りで届けていただきまして、よく理解いたしました。どうもあ...全文を見る
○山田俊昭君 郵政省からの出向されている人、四名、十二名なんですが、今度再編されることによってその人たちの身分というのですか、どういうことになるのか、お尋ねをいたします。
○山田俊昭君 今回の法改正は、持ち株会社の役員、いわゆる監査役、取締役が郵政大臣の認可、一般の事業会社に関してはそれは必要でない、こういうことなんでありますが、これだといわゆる持ち株会社の社員が三つの子会社にいわゆる天下っていくといいますか、天下りを助長して、人事権といいますか、...全文を見る
○山田俊昭君 天下りすべからく悪いところばかりだとは、今大臣が言われたように、極めて専門的知識を生かした形で有能な才能が生かされればいいんですが、天下りによる弊害はいろんな形でいろんなところでもう言い尽くされているわけであります。  だから、今、天下りの長所、短所、それによって...全文を見る
○山田俊昭君 今、電話加入権という権利は財産権として質権の対象になったりいろいろだとおっしゃったんですが、電話加入権というのがだんだん安くなっていくという話で、いずれはゼロにするというふうに聞いているんですが、その点はどうですか。間違いない情報ですか。
○山田俊昭君 長い答弁を伺ったんだけれども、加入権はやがてゼロになるかどうかということだけを端的に答えていただければよかったんですが、間違っても加入権はゼロにするわけにいかぬと。  現在、福井地裁で訴訟が起こされているんだそうですね。これは七万二千円の価値が下がっていってしまう...全文を見る
○山田俊昭君 福井地裁のその裁判の進行はどうなんですか。勝てそうなんですか。  今おっしゃったように、いわゆる絶対返還すべきでないという被告の立場でNTTドコモは頑張っていらっしゃるんだけれども、もし負けると大変なことになりますね、今言ったような形で。そこら辺のところ、被告サイ...全文を見る
○山田俊昭君 次の質問に移ります。経営陣に労働組合のことを聞くのも筋違いかと思うんですが、簡単な質問でございます。  NTTの再編によって既存の労働組合、全電通があるわけですけれども、この既存の労働組合はどういうことになるのか、これは分割されていくのかへ既存のまま残るのか、お答...全文を見る
○山田俊昭君 今までNTTの労働組合がありますね。それが持ち株会社になりまして子会社に分けられますと、いわゆる現場で働くというか子会社の社員の皆さん、従業員の皆さんはかってのNTTのトップ経営陣に対する労使交渉権を失ってしまうわけですね、当然のことながら。それは当事者能力が今回の...全文を見る
○山田俊昭君 かつて国鉄の分割・民営化のときには、どの社に配属されるか、今回三つなんですけれども、それによって社員、従業員の希望がかなえられずに生活の本拠地と新配属会社が遠くかけ離れてしまって、実質上退職を余儀なくされたという者が多々あったと聞いておりますけれども、今回のNTT再...全文を見る
○山田俊昭君 余剰人員を出さずにうまく配分するということでそういう問題を起こさない、こうおっしゃったので、期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  分割されることによって、東日本と西日本で西日本が赤字会社だと、こう言われているんですが、いずれは競争するからおのずと賃金...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
06月11日第140回国会 参議院 逓信委員会 第14号
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○山田俊昭君 参考人の先生方、きょうは御苦労さまでございます。  三人の先生にそれぞれ質問をしたいんですが、私に与えられている時間は十分でございますので、岩崎参考人に限って二、三質問させていただきます。  先生の資料をいろいろ調べさせていただいたら、たまたま日経産業新聞、平成...全文を見る
○山田俊昭君 このマスコミのインタビューの記事、僕はきょう質問する気になったのは、極めて威勢のいい先生のインタビューを見まして、これはまた私と意気同感するところがあるから。ぽんぽんと今回の法案に対するクレームなどが出るかと思って期待して以後また質問するわけですから。  このイン...全文を見る
○山田俊昭君 いささか後退している訂正的な御答弁であれなんですが。  また、同じここの中で参考人は、企業が競争し、「コストを下げる努力をすれば企業間で料金格差が生じるのは当然」で、「料金が高ければ顧客から批判され、経営努力で引き下げようとする。その相乗作用が消費者にメリットを生...全文を見る
○山田俊昭君 時間が来ました。終わります。
06月12日第140回国会 参議院 逓信委員会 第15号
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○山田俊昭君 きのう参考人として出席されてお話を伺いました林敏彦大阪大学教授が、その著書「情報通信の発展とNTTの今後」という中で、NTTが普通の会社になるためには現行法第十八条以下の収賄罪の規定の全廃が絶対に必要だ、こう書いておられます。  なぜ民営化されて、さらに分割再編さ...全文を見る
○山田俊昭君 ちなみに、NTTが民営化後、法第十八条から二十条の規定に基づいて起訴されて、また有罪の判決を受けたNTT職員は何名いらっしゃるか、数字でお答えいただきたいと思います。
○山田俊昭君 起訴六名、有罪五名というのは無罪が一つあったわけですね。それで、一つ二つ具体的に、こういうことをなさったから収賄罪に問われてこういう刑を受けたという、二、三御紹介をいただきたいと思います。
○山田俊昭君 民営化、今回の再編で、長距離NTTは一般の会社となったわけですが、特殊法人という性質からみなし公務員の制度というか規定は、今リクルートに絡んでNTT役員の収賄行為に対して罪を問えないというのは多少現時点では問題があるかもしれませんけれども、本来の民営化、いわゆる自由...全文を見る
○山田俊昭君 NTTは電話債権、電話料を払わないからといって差しとめて使用できない状態にしておいて、私が知っているのが偶然たまたま交通事故で入院して、戻ってきたら電話が切られちゃっていて、それはいいとしても、その全く使えない状態の期間の基本料の請求だけが来る。これは一体どういう根...全文を見る
○山田俊昭君 今、多分NTTの方は先回の答弁であったように、債権保全のため約款に基づいて強制的にそういうことになっているからそうするんだ、お客さんすべて個別的に契約で判を押してもらっているからNTTはそういうことができるんだ、こういう御答弁をされるかと思っていたんですが、私、約款...全文を見る
○山田俊昭君 ぜひお願いをいたします。  身体障害者の雇用促進ということに関連して、一点だけちょっと御質問させていただきます。  障害者の雇用の促進等に関する法律十四条は一般事業主の雇用義務ということで、同施行令で一般事業主の場合は一・六%、それから一定の特殊法人、NTTは一...全文を見る
○山田俊昭君 いや、ちょっと不勉強で申しわけありませんでした、僕は当然十条の二の適用だと思っていたんですが。不思議ですな、なぜ、NTTは特殊法人だけれども、一般の事業者とみなした一・六%にしているんですか。それをちょっと教えてくれませんか。
○山田俊昭君 いや、今そのパーセンテージはと聞きますと、一般事業者が一・六%で特殊法人は一・九%が義務づけられているんだけれども、NTTはその真ん中の一・七四%だと、身体障害者の雇用率が。ということで、もし特殊法人だと満たさなくて、一般の事業の適用をNTTは受けるから辛うじてクリ...全文を見る
○山田俊昭君 取締役の男女の比率はどうなっているんでしょうか。
○山田俊昭君 では、管理職の中ではどうでしょうか。
○山田俊昭君 電話交換業務の電話案内は圧倒的に女性が多いわけですけれども、これはどうしてでしょうか。
○山田俊昭君 ILOが一九九三年に行ったいわゆる管理的職業従事者の女性比率の調査によりますと、アメリカ、カナダがともに四一%、日本が八・二%と極端に低い水準にあることが明らかになっております。今伺いますと、NTTの取締役が女性はゼロで管理職がわずか二%、日本の平均事業と比べると極...全文を見る
○山田俊昭君 よろしくお願いをいたします。  質問通告していなくて申しわけないんですが、答えられる範囲で結構ですが、極めて個人的なあれで、いわゆる逆探知というのがあって、私どもテレビか映画でしか知識がないんであれですが、何かテレビを見ていると機械を装置してもっと引き延ばせとかな...全文を見る
○山田俊昭君 それは遠ければ時間がかかるというのはわかるんだけれども、身の代金誘拐とか恐喝とか、今無言電話だとか嫌がらせ電話があるわけです。あれをもっと短時間に、瞬時にかけている方がわかるような技術開発というのはできないのかなという気がするわけであります。身の代金誘拐で青森の犯人...全文を見る
○山田俊昭君 連日にわたるNTT関連三法案の最後の質問としては極めて次元の低い質問であったかもしれませんけれども。  終わります。
06月16日第140回国会 参議院 逓信委員会 第16号
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○山田俊昭君 重複の質問も二、三ありますが、角度を変えて質問したいと思います。  かつて欠格事由を設けて、そして今これを削除する。削除するには合理的な理由がなければなりません。そういう観点から、何点かお尋ねをいたします。  今回の改正の対象である電気通信事業法第十一条第一項の...全文を見る
○山田俊昭君 それなりの理由があった。しかし、それが今世界の国際化からそういう必要性というか、時代の流れだということなんだろうと思うんですが、どう見てもこの立法をされた、これ立法されたのが十年前ですかね、その当時と今度開放される十年ばかりの間に、かつて懸念された欠格事由が完全排除...全文を見る
○山田俊昭君 よくわかりましたが、電波の希少性という意味においては、立法時も現在もほとんど変わらないように思うんですが、この点はいかがでしょうか。
○山田俊昭君 これは大臣にお尋ねをする形になるかと思いますが、新人物往来社版の「歴史読本」というのがあります。これは古い雑誌を引用して恐縮でございますが、この昭和六十三年六月の増刊号によりますと、こう書かれているわけであります。  日本は外国スパイに対して最も甘い国であり、昭和...全文を見る
○山田俊昭君 認めなかったものを認めてでき上がった。でき上がったものに対して改善命令だとか罰則があるから大丈夫だというような御答弁かと思うんですけれども、今まで完全にそういう状態にならなかったものがその危険性が生ずるということで大きな心配と不安を持つわけでありますが、私の心配と不...全文を見る
10月14日第141回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。総理にお尋ねをいたします。  大臣及び政務次官の任命基準についてお尋ねをいたします。  憲法第六十八条は、国務大臣の過半数は国会議員の中から選ばれなければならないと規定しております。半数未満、すなわち九名は国会議員でない者を任命する...全文を見る
○山田俊昭君 九名まで国会議員以外から任命できるわけなんです。過去歴代内閣が、一名ないし二名と言ったんだけれども、私の記憶では一人ぐらいじゃなかろうかと思うんです。それをお飾りという表現が不適切でしょうか。  私は、九名、総理大臣の権限として憲法に保障されているその権限を行使さ...全文を見る
○山田俊昭君 私に与えられている時間がないので、それに関連した質問をしたいんですが、次に政務次官の問題をちょっとお尋ねするわけです。  政務次官に国会議員を充てることは、単に若手議員の名誉欲を満足させて新たに族議員を生み出すだけで、百害あって一利なしたというふうに言われておるわ...全文を見る
○山田俊昭君 次の質問ですが、野党の一部には官僚による政府委員の制度を廃止して、大臣のほかに副大臣や政務補佐官を設けて、もっと国会の議論を活性化しようという意見があります。もし副大臣や政務補佐官に国会議員を充てるのであれば、少しも活性化にはつながらないと思われるのであります。 ...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
10月15日第141回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○山田俊昭君 ゼネコンの粉飾決算と公認会計士制度について、公認会計士の監督官庁であられる大蔵大臣に質問をさせていただきます。  ことしの夏、東海興業、多田建設、大都工業のいわゆる中堅ゼネコン三社が相次いで会社更生法を申請いたしまして、事実上倒産いたしました。ところが、不思議なこ...全文を見る
○山田俊昭君 マスコミその他で相当騒がれている問題なので、当然大蔵省としては事情聴取だとか真相究明はされたのであろうと思うんですが、その点の調査状況報告をしていただけるとありがたいんですが、いかがでしょうか。
○山田俊昭君 時間が来て申しわけないんですが、ゼネコンのこのような決算の不明瞭さが、国民に対しましてあとどれだけのゼネコンがつぶれるかわからないという信用不安をかき立てまして、株価の低迷を招いているとも考えられます。  そこで、決算の適正化を担保して信用不安を払拭するためにも、...全文を見る
○山田俊昭君 よろしくお願いします。  終わります。
12月04日第141回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  特定郵便局長についてお尋ねをいたします。  従来、特定郵便局長については、多々問題点が指摘されておるところであります。代々世襲制が多いと言われる特定郵便局長の選考任用制の問題、あるいは経費として特...全文を見る
○山田俊昭君 もう一つ。行革の目玉、中心とも言われております郵政三事業の民営化、この民営化は特定郵便局長といわゆる族議員が一体となってつぶしたというマスコミ報道、新聞報道がありますが、この点に関する大臣の御所見をお伺いいたします。
○山田俊昭君 全国三千三百二の自治体の地方議会のうち三千二十三の自治体がいわゆる郵政三事業民営化反対決議をしております。これは九一・六%にも及ぶものであります。  なぜかくも地方自治体がかかる決議をなされたかという背景を新聞その他のマスコミは分析をしております。これはまさしく特...全文を見る
○山田俊昭君 もちろん私には調査能力があるわけでなく、今申し上げているのは新聞とか雑誌を根拠にして申し上げているわけでありますけれども、それが事実と違うとするのなら、特定郵便局長が国家公務員の地位にあるなら、そこら辺の疑惑がこれほどマスコミを通じて報道されているなら、それは違うん...全文を見る
○山田俊昭君 これだけ国民世論といいますか、一般的にそれがあたかも真実かのごとく伝えられているという事実はお認めになられるかどうか、お尋ねをいたします。
○山田俊昭君 かかる国民全部から疑惑を向けられているという事実に対して、郵政省は当然その疑惑払拭のためにいろんな方法を通じて真相を明らかにされるべき義務があるように思うのですが、いかがでしょうか。大臣の所見をお伺いいたします。
○山田俊昭君 釈迦に説法ですが、特定郵便局長というのは国家公務員であります。国家公務員法第百二条は公務員の政治的中立性、政治行動の制限を設けております。かかる意味において特定郵便局長に政治への関与があるという疑惑があるのなら、郵政大臣は徹底的に疑惑解明のために御努力をして真相を明...全文を見る
○山田俊昭君 もちろん特定郵便局長の任用規程といいますか、形式的な書面審査といいますか面接が大半を占め、国家公務員でありながら、特定郵便局長というものの試験要項だとか試験日だとか試験に対する中身が一般国民に全然公示されていない。密室閉鎖性をもって特定郵便局長が選ばれているという一...全文を見る
○山田俊昭君 これだけいろんな観点から私も疑問に思うわけでして、かかる問題、疑惑が投げかけられている以上、郵政省としては速やかにその数なり統計をお示しになるべきではないかと思うんですが、この御用意なり、おつもりがあるかどうかお尋ねをいたします。
○山田俊昭君 任用規程というのがあって、いわゆる特定郵便局長になるにはこれこれしかじかだというものがあるわけでありますけれども、他の国家公務員の試験とか採用制度と比較しますと極めて閉鎖的であると私は思うんですが、この点に関する御意見はいかがでしょうか。
○山田俊昭君 水かけ論になるかもしれませんのであえて申しませんけれども、部内から推薦だとか特定郵便局長の推薦を優先的に採用していくという実態があるやに聞いているわけですが、国家公務員である限り、試験日はいつで試験の内容はどうで何人を応募するんだとか、そこら辺のところをもっと徹底し...全文を見る
○山田俊昭君 十九億もの金が公費として、実行委員会の名目の口座かもしれませんが、入れられている。しかし、会長を経験した某特定郵便局長の談話によりますと、自分のポケットマネーでトロフィーを買ったり商品をつくったりして、これは極めて自由に出せるという、相当裁量のある支出ができるという...全文を見る
○山田俊昭君 ぜひそういう方が、特定郵便局長が任命されないことを強く要望しておきたいと思います。  もう少し時間がありますので、これは郵政省に対する提案、提言といいますか、二、三申し上げたいと思うんですが、いわゆる電話とか切手を広告媒体とされたらどうか、こういうことの提言であり...全文を見る
○山田俊昭君 一つのことをするにはいろんな法律の規制があるから、できるだけ規制緩和をしていただいて、そういういいものはどしどし取り入れる制度ができ上がることを希望するものであります。  もう一つはカナダのことなんですが、四年ほど前からカナダでは切手にコマーシャルを入れている。何...全文を見る
○山田俊昭君 もう一問。  次はイギリスでありますけれども、イギリスは、いわゆる郵便を出すと消印をするわけですね、その消印は郵政省がするわけですけれども、その消印の中にやはり広告を入れている。何とかチョコレートとか、何とかキャラメルとかやっているんだそうであります。イギリスのそ...全文を見る
○山田俊昭君 はがき広告があるということは、私、知りませんでした。例えば、今五十円ですね、これは幾らになっているんですか。スポンサーに幾ら負担させているんですか。これはほとんどの人が知らないから、郵政省はもっと宣伝しないとまずいと思うんです。
○山田俊昭君 終わります。
12月25日第141回国会 参議院 逓信委員会 閉会後第1号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。よろしくお願いします。  私は、テレビ東京の本件に関する刑事責任、民事責任という点から二、三質問したいと存じます。  この件発生以来十日を経過しておりますが、テレビ東京は検察あるいは警察当局から事情聴取なり取り調べを受けたことがある...全文を見る
○山田俊昭君 今回の事件は、放送行為と、被害者が六百人に及ぶという、身体的障害を受けたり入院したりという事実、私は、刑法上の業務上過失傷害罪、二百十一条の構成あるいは二百九条の単純な過失傷害罪が成立するケースではなかろうかと思うんですが、テレビ東京としてはこの事案を刑事責任面から...全文を見る
○山田俊昭君 先ほど冒頭での一木参考人のお話の中に、これはアニメではずっと使っていた、新しい手法ではない、これがまさかショックを与えるとは思っていなかった、問題はないと判断して放送したと御発言なさったんです。  これは、テレビ東京の責任者の発言としては極めて僕は無責任だと思うん...全文を見る
○山田俊昭君 揚げ足を取るようですが、これから努力していただくのは当然のこととして、防ぎようがなかった、やむを得なかったという御発言なんですが、しからば今回の事件を一木参考人は不可抗力であったとおっしゃるわけですか。お尋ねいたします。
○山田俊昭君 刑事責任、民事責任、今、一木参考人の御答弁を聞いていろいろと考えるところもありまして、時間があればもっとお聞きしたいことがあるんですが、限られた時間で最後に質問なんですが、被害者が六百人も七百人もいる。みんなこれ民事訴訟を起こして損害賠償請求を起こされたら、テレビ東...全文を見る