山田俊昭

やまだとしあき



当選回数回

山田俊昭の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第142回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田です。総務庁にお尋ねをいたします。  私の尋ねることは、先ほど小川先生もちょっと触れられた点なんでありますが、最近というか目下大蔵と金融機関との癒着、いわゆる贈収賄事件についてであります。  銀行業界から大蔵への過剰な接待、それに伴ういろんな、M...全文を見る
○山田俊昭君 まあ一生懸命やっていらっしゃる。この大蔵と金融の癒着が行政監察局の活動の不十分さ、すべて責任がそこにあるとは、ほかにもいろんな要因、原因があるわけであって、ひとり総務庁を責めるわけではないんですが、一生懸命やっておるということです。きょうも先ほどからいろいろ、行政監...全文を見る
○山田俊昭君 いろいろと問題があると思うのであれですが、さらなる御健闘、効果あることを期待するものであります。  それと、大蔵省の今回の不祥事が、ノンキャリアを犠牲にして、いけにえにして大蔵がキャリアを救ったと言われている論評があるんですが、総務庁としては、今大蔵に対する行政監...全文を見る
○山田俊昭君 時間がないのであれなんですが、大蔵省を初めとする官僚の汚職事件というのは、ほとんどキャリア組でなくてノンキャリアの人たちが多い。これは何に起因するか。やっぱり我が国官僚制度の不備というのか、いわゆるキャリア組を優遇してノンキャリアを極めて冷遇している。これは、そうじ...全文を見る
○山田俊昭君 ぜひぜひ見直しをして、しかるべき人材登用を希望いたしまして、私の質問を終わります。
03月11日第142回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田です。よろしくお願いいたします。  金本参考人にお尋ねをいたします。  調査会から与えられた資料によりますと先生の論文が紹介されているわけですが、その第二部の「会計検査院によるプログラム評価 アメリカGAOから何を学ぶか」というテーマで、非常に興...全文を見る
○山田俊昭君 もう少し会計検査院について突っ込んだ質問をしたかったんですが、山本先生にぜひ質問したいので。  先生のレジュメの五ページに、「我が国における政策評価制度のあり方」というところで、個々の政策評価は基本的にはまず行政府が実施すべきだ、行政府で実施されがたい評価、すなわ...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
03月12日第142回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。  法務委員会での初質問でございますので、何か格調の高い質問をいろいろ考えたんですが、結局思いつくままのアトランダムの質問でありますが、よろしくお願いをいたします。  まず最初、極めて俗な質問でありますが、警察職員をいわゆる第一次的...全文を見る
○山田俊昭君 今の答弁に関連するんですが、今回、中央省庁再編で検察庁と法務省との分離といいますか、検察の独立の議論がほとんどなされない。今、大臣が御答弁なさったように、法務省と検察との関係がどうなっているのか、法務大臣というのは検察官を指揮監督し、個別事件に関しては検事総長にいわ...全文を見る
○山田俊昭君 いろんな本を読んでみても、検察と法務省との関係に関してちょっとわからないところもあるわけです。いろんな問題はあるんでしょうけれども、最終的に人事院みたいな、法務省からの検察の独立ということも考えられていいのではなかろうかということを私見として御提案申し上げておきます...全文を見る
○山田俊昭君 現在、大蔵批判は中央省庁に共通する、国家公務員Ⅰ種試験のみを人事で優遇するいわゆるキャリアシステムそのものの批判にまで発展しております。  本来、捜査、公訴の提起、公判の維持遂行、適正な刑罰法規の執行を責務とするいわゆる検事が一般行政官庁たる法務省本省の課長以上の...全文を見る
○山田俊昭君 独占はされなくても、本省には検事さんの肩書を持った人がたくさんいらっしゃることは事実だと思うんです。  私があえて申し上げたい一つですが、検事の身分を持った法務省の役人は一般の行政官よりははるかに高給をもらっているんじゃなかろうか。本来は事務官とか技官をもってその...全文を見る
○山田俊昭君 次に、大臣は所信表明の中で人権擁護行政の充実ということについて述べられておりますので、人権擁護の観点から二、三質問をさせていただきます。  まず、被疑者、被告人、受刑者の家族、親類縁者に対する学校とか職場とか地域社会での不当な差別の問題であります。  刑事責任は...全文を見る
○山田俊昭君 次に、いわゆる罪を償った者に対する差別と偏見の追放という点であります。  我が国の行刑は、いわゆる教育刑主義をとっているんだと思います。もちろん、応報刑主義も加味されている面はあるわけですけれども、いわゆる前科者に対する不当な差別や偏見が再犯、累犯を助長しているの...全文を見る
○山田俊昭君 法務省には人権擁護機関というのがあると思うんですが、この人権擁護のための機関を国民がほとんど知らないと思われます。そういう実情を踏まえて、もっと人権擁護機関の啓発というか存在を一般に知らしめる、人権侵害者の救済のために法務省はこうしているんだよという宣伝をもっとすべ...全文を見る
○山田俊昭君 あとまだ一、二分私の質問時間が残っておりますので、俗な質問に始まって俗な質問で終わって恐縮でございますけれども、フォーカスの三月十八日号が、大阪高等検察庁の加納次席検事がいわゆるおやじ狩りに遭った、「二人組の少年に、現金二万円入りの祝い袋と六百円が入った小銭入れを奪...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
03月19日第142回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○山田俊昭君 私は、先回、検察実務に携わっていない検察官の問題についてお尋ねをいたしました。きょうは、裁判実務に携わっていない裁判官についてお尋ねをいたします。  裁判官の数をふやすこと自体は、裁判の迅速を担保して国民の便宜に資するということであれば、私は基本的に賛成するもので...全文を見る
○山田俊昭君 重要な司法行政に裁判官みたいな専門家が必要であるということはわかるんですが、しかし総務とか人事とか経理の三局ですね、民事、刑事、行政、家庭の四局長についてはその職務の性質上判事をもって充てることは多少首肯できるものを持っているわけでありますけれども、なかんずく、経理...全文を見る
○山田俊昭君 私は裁判官が勉強のため、研修のためいろんなところへ出向されることをとやかく言うものではないんです。  さらに調べてみますと、高裁の事務局長八名全員が裁判官なんですね。反対に地裁とか家庭裁判所の事務局長全員が事務官ということになっているんです。全く対照的だと思うんで...全文を見る
○山田俊昭君 それなりの御説明なんですが、とにかく裁判官百三十人が裁判実務に当たっていなくてそういう事務職をやっているという現実の中で、裁判官をことし二十人ふやすんですけれども、むしろそういう事務なんかをやっている裁判官を裁判実務に当たらせる方が重要なのではないのかというのが率直...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
03月27日第142回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。  きょうは、南先生、どうも御苦労さまでございます。時間の関係で奥島先生にだけ限って御質問させていただきます。  先生のお話をきょうお伺いしたわけですが、私も法律を多少かじる者として、今回の改正が非常に恐ろしいという表現は妥当かどう...全文を見る
○山田俊昭君 商法学者はほとんど反対されていて、実務というか経団連の要請に従って急遽この法案が提出されたという流れだと思うんですが、日本の商法学者のほとんどは反対されているんでしょうか。
○山田俊昭君 今回、この悪法を成立させることは断じて許されるべきではないという先生の御見解で、この小手先というか木に竹を接ぐような、商法の基本的な原理原則、理論を破って株価対策をしようとするということは悪法で絶対認められるべきではないという先生の御見解はわかったんですが、本衆の株...全文を見る
○山田俊昭君 もう一点なんですが、これ新聞記事からの質問ですが、今回の金融機関の自社株買いということにつきましては、優先株、劣後債の買い取りを通じて十三兆円の公的資金が投入されるわけであります。その十三兆円のお金が金融機関に入ってそれが自社株買いの原資に回るということになりますと...全文を見る
○山田俊昭君 中川先生、今の私の質問に対してもしお答えいただければお願いしたいと思うんです。
○山田俊昭君 今私の質問しているのはある学者が問題提起しているところなんですが、ことしの二月十二日、日経新聞に植田和男東大教授が問題提起されている質問なんでありますが、金融機関の今度の自社株買いということに対して、かつて十三兆円投入して優先株とか劣後債を買うという形で公的資金が投...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。よろしくお願いいたします。  最初に私の意見を少し述べさせていただきまして、基本的なことを二、三御質問させていただきます。  株式会社のようないわゆる物的会社は、会社の財産が債権者に対する唯一の担保になっていることは言うまでもありません。そ...全文を見る
○山田俊昭君 自社株取得の必要性、いわゆる社会的ニーズというのは、不況の中にあって好況を呼ぶための一つの万やむを得ない手段としてとられたというようなことなんでしょうけれども、先生みずからお認めになったように、今回の法改正は極めて臨時的であって異例であって、本来の本道を完全に逸脱し...全文を見る
○山田俊昭君 先生のお立場から、現在、日本の経済界が要請するニーズにこたえるための必要な手段だということはわかるわけでありますが、それだからといって基本的なものが失われていいのかどうか多分に疑問に思うものであります。  この点の議論が二つに分かれて一致点を見ないわけでありますの...全文を見る
○山田俊昭君 時間がないので、まだ二、三聞きたいところがありますが、はしょってお尋ねしますけれども、今回の改正はいわゆるインサイダー取引をさらに助長するのではないのか。定款にさえ記載すればいつでも自己株取得ができるという取締役会の決議もできるわけですから、もし今回の法改正をするな...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
03月31日第142回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。よろしくお願いいたします。  この法案に対する質問も六人目になりますともうほとんど質問が出尽くしておりまして、私が質問通告してあるのを一つずつ消していきましたらほとんどなくなってしまいまして、後にいらっしゃる矢田部先生は何を聞かれるか...全文を見る
○山田俊昭君 確かに問題はあると思うんですが、大原先生御指摘のように何らかの形でもう少し統一的な時価算出の根拠、ないからこういう形になっておるのかもしれませんけれども、もう少し国民が納得する時価の算出基準が示されたらなという気は強く持つものであります。  次の質問なんですが、与...全文を見る
○山田俊昭君 私の質問は、いわゆる企業会計の国際的な流れは株式や債権などの金融資産だと言うんだよ。土地を入れないのが国際的な企業会計の原則で、そういう流れがあるところに日本がまた今ごろ土地なんかを評価して、企業の諸表に入れてくるというのは企業会計の国際的な流れに反しないかという質...全文を見る
○山田俊昭君 何度か出ていますけれども、いわゆる時価と簿価との差があり過ぎて、その差が含み資産、隠し資産だというところで日本の企業というのは海外の投資家、国内の投資家から非常な非難を受けているわけです。簿価なのか時価なのか資産がはっきりわからない、極めて不透明じゃないかと。  ...全文を見る
○山田俊昭君 最後の質問ですけれども、いわゆる貸し渋りの原因が、今回の早期是正措置ではなくして銀行の採算性重視路線というんですか、そこに貸し渋りの原因があるんだという意見があるわけなんです。貸し渋りの真の原因がどちらなのかのとらえ方によって異なってくると思うんですけれども、もし貸...全文を見る
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。  終わります。
04月02日第142回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○山田俊昭君 私は、今回の改正である職務経験期間、もう一つの職務範囲を広げるという本法改正に関しては規制緩和の推進という観点から賛成するものであります。  しかし、我が国の弁護士制度は極めて閉鎖的であって、サービス産業の自由化や外国企業の日本進出を推進するという観点からはさらな...全文を見る
○山田俊昭君 弁護士活動がビジネスであると割り切る外国の弁護士から見れば、大変な思いをしてまで日本で弁護活動をする必要がない、むしろ本国で頑張った方がいいというようなことなのかもしれませんけれども、いろんな形でグローバル化されている現状をかんがみるとき、相互主義とかいろんな制約が...全文を見る
○山田俊昭君 本改正の法律案についての質問はこれまで出ておりますので、ちょっと関連というか、弁護士問題を二、三質問したいと思うんです。これは古くして新しい問題というか、昔から言われているんだろうと思うんですが、この機会をかりての質問という形になるんですが、いわゆる法律事務所の法人...全文を見る
○山田俊昭君 もう一点、法務省にお尋ねをしたいんですが、いわゆる弁護士の宣伝、広告、業務広告の問題であります。  日弁連のアンケート調査によりますと、法的サービスの利用者は弁護士がどこにいるのかわからない、どの弁護士がどのような仕事に精通、通暁しているかわからない等、いわゆる弁...全文を見る
○山田俊昭君 よろしくお願いします。終わります。
04月07日第142回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○山田俊昭君 幾つか質問通告してございますけれども、最初に、いわゆる盗聴社会と法の不備という観点から質問をさせていただきます。  この問題はもう大分前からいろいろと問題提起されて、何とかしなきゃいけないと言われつつ、現在に至るも何らの対応がなされていないという現状だろうと思いま...全文を見る
○山田俊昭君 重要ではあるけれども十分な論議はまだなされていない。この問題が提起されて、大きな社会問題、個人のプライバシー侵害だと叫ばれてもう相当年数がたっていると思うんです。  これまで盗聴に対する捜査もしにくい、いろんな被害者もすぐにわからないという大きな捜査上の問題がある...全文を見る
○山田俊昭君 こんな状況であるとは思っていなかったんですが、私も弁護士をしておりますが、いわゆる妻からの夫の浮気調査の証拠を私どものところへ持ってくるんです。調査の民間会社ですけれども、盗聴した電話の、いわゆる夫が愛人とかけている電話の全部会話状況が書かれたものを依頼者本人が持っ...全文を見る
○山田俊昭君 三月二十三日に報告がなされて、私もそれを読ませていただいて、いわゆる法律扶助制度の具体像などを見ることができるんですが、一刻も早いこの具体化というか、法化されることを希望するものであります。  要するに、この法律扶助のいわゆる研究会が法務省にも設けられていろいろ出...全文を見る
○山田俊昭君 よろしくお願いします。  次に、聞きにくい質問ですけれども、いわゆる裁判官の健康管理ということをちょっとお尋ねしたいんです。  憲法七十八条を見ますと、裁判官は、裁判により、心身の故障のために職務を執ることができないと決定された場合を除くほか、弾劾裁判以外は職を...全文を見る
○山田俊昭君 もう時間がありませんので、終わります。
04月09日第142回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○山田俊昭君 法案に対する質問はほとんど出ているのですが、ただ一点、今回の改正によっていわゆる台湾住民の我が国への出入国事務処理が合理化されて、非常に効率化が図られるということですが、具体的にこの改正によって手続が簡易化されることによって相当時間が短縮される。従事されていた人たち...全文を見る
○山田俊昭君 前田先生もいらっしゃるんですけれども、平成七年四月二十六日の衆議院の法務委員会で、富田委員の質問に対して前田法務大臣が次のようにお答えになっているわけです。議事録をそのまま読ませていただきますが、  今後のこうした入管行政のいわば抜本的な改善を図らなければならない...全文を見る
○山田俊昭君 今、具体的に問題提起されて、それぞれ四項目の検討結果を出されてやっていらっしゃるという話ですが、この入管手続に対するいろんな苦情とか文句というようなものが入国管理局とか市町村役場に出されているケース、いわゆる苦情が非常に多いと思うんですけれども、入管ではこういう苦情...全文を見る
○山田俊昭君 平成九年の三月に総務庁から外国人の在留に関する行政監察というのが行われました。総務庁の行政監察というのは非常に問題点が多いところなんですけれども、平成九年三月に総務庁から直接そちらの方に出された勧告に対してどう対応されたか。私、細かい質問をもっと長く用意したんですが...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
04月14日第142回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○山田俊昭君 私は本改正に対して賛成の立場から質問を二、三させていただきますが、いつも私のところに来ますと用意した質問はほとんど出尽くしておりまして、重複があるかもしれませんけれども、お許しをいただいてお尋ねをさせていただきます。  今回の改正は、全国組織でなくて地方のブロック...全文を見る
○山田俊昭君 現在、任意団体の地方だけで支障がないから全国組織にしないとか、いろいろおっしゃるんだけれども、支障がなくても、全国組織にした方が私ははるかにいいのではないかという、立法論というか提案なのであります。  国と保護司とのコミュニケーションが図られるためには、最低限、全...全文を見る
○山田俊昭君 現状で十分だということですか、私の意見も検討に値するというような御答弁がいただけるかと思ってお願いしたんですけれども。私はやっぱり全国的な形での組織化されることが理想のような気がいたしますので、くどいようですが、あえて御検討いただきたく御要望申し上げておきます。 ...全文を見る
○山田俊昭君 保護司法の十三条、これは先ほどの平野先生と私は反対の意見なんです。保護司には報酬を与えろ、長年奉仕してくれた人には表彰をして、生存者叙勲の対象も勲五等よりもはるかに高い勲章を与えたらどうかというような御意見であったわけでありますが、保護司制度の本質はボランティアなの...全文を見る
○山田俊昭君 法第十二条には、かつて保護司であったけれども何らかの理由によって保護司たる地位を失う、いわゆる解嘱という条項があるわけでありますけれども、これまで法第十二条によって保護司を解嘱された件数はあるのかないのか。そして、あるとすれば、いかなる事由によって解嘱されたか、解嘱...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
○山田俊昭君 二院クラブの山田です。よろしくお願いします。  オウムの破産財団の貸借対照表を見でみますと、一般の破産事件の財団と全然違いまして、土地、建物とかその他がほとんどなくて預貯金が大半を占めているという極めて変則的な財団、このオウムの破産事件の特異性から来ていると思うん...全文を見る
○山田俊昭君 さらにこの貸借対照表のところを見るんですが、お布施の返還請求権というのが入っているわけですけれども、このお布施返還請求債権というのはどういう債権なのか、ちょっと説明していただければありがたいと思います。
○山田俊昭君 今よくわかったのですが、現実問題として、オウム真理教を完全に信じて入った狂信的信者と本当にだまされて入ってお布施をした人との区別というのは非常に難しい。債権の認否で、それは裁判で確定して認否されるんでしょうけれども、ここら辺のところはどういう区別をされているのですか...全文を見る
○山田俊昭君 今回の特例法案は国の債権放棄だけで、きょうの本会議で運輸大臣が営団地下鉄も放棄をしていただけるという御答弁があったんですけれども、営団地下鉄や、先ほど橋本先生もお尋ねになっていたんですが、地方自治体の債権放棄は法律的にどうなんですか。国の放棄だけでなくて自治体も営団...全文を見る
○山田俊昭君 先ほどの橋本先生の質問の続きなんですけれども、自治省にちょっとお尋ねします。  各自治体が放棄すれば自治省はそれなりの対応をされるという御答弁だったんですけれども、新聞報道によりますと、自治省自身が、条例解釈など各自治体の債権を事実上放棄することが可能だという見解...全文を見る
○山田俊昭君 終わります。
04月16日第142回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田です。よろしくお願いします。  先ほどの橋本先生の質問のちょっと続きみたいなことを関連でお聞きしたいんです。いわゆる司法試験の問題のディスクロージャーを先生は質問されたけれども、答えが十分返っていないので改めて聞きますが、司法試験の択一問題とか論文...全文を見る
○山田俊昭君 検討の余地があるんじゃなくてぜひ公表へ向けて、今お聞きしていると、問題を公表しない理由として納得できる話は一つもないんです。むしろ、逆に過去の問題を覚えられると困ってしまうと。司法試験を受けようと思う人は、司法試験を受けて合格するにはどうしたらいいかという手がかりは...全文を見る
○山田俊昭君 その司法試験問題、いわゆる自分の試験の結果に対するディスクローズをぜひぜひお願いいたします。  私は落ちこぼれ人間でして、相当受験回数受けて合格してきた者なんですが、いわゆる司法試験にのめり込んだために人生を棒に振ってしまった人間の人権の保障という問題、これは法務...全文を見る
○山田俊昭君 よろしくお願いいたします。  合格者の平均年齢は最近二十九歳から二十六歳になったということですが、受験生の平均年齢といいますか、最高どれくらいで、最低は在学生だろうと思うんですけれども、受験者の平均年齢、わかったら教えてください。  そして、受験回数の一番多い人...全文を見る
○山田俊昭君 合格者のあれを言っていないですか。僕が聞いているのは受験生の平均年齢。
○山田俊昭君 今聞いて、司法試験受験浪人の人権というか、大変な労力、これはむだとは言わないんですが、合格してその能力を発揮できる地位が与えられればいいんですが、そうでなく、今も悶々と受験生活をしているという人を多々知っているだけに思うんです。法務省は口癖のように若くて優秀な人材確...全文を見る
○山田俊昭君 今のお答えを聞いて、年齢のことは余り考えられていない様子ということで安心をいたしました。  次に、きょう朝から元検事の接待汚職という問題が出てきているんですが、私はここで法曹人の倫理という問題をお尋ねしたいと思うんです。倫理というのは、法律以前の道徳とかというのは...全文を見る
○山田俊昭君 倫理という非常に難しい問題で、法曹養成の理念が国民の負託にこたえられる法曹を養成する、国民の負託にこたえられる法曹とは何か、広い視野と高い識見と柔軟な思考だと、こう御答弁なさっているんですが、それらを培う教育というのは非常に難しいと思うので、これはもうどうしろああし...全文を見る
○山田俊昭君 時間が来てしまいましたので終わります。
04月21日第142回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。  きょうは先生方、どうも御苦労さまでございます。本日最後の質問者でございますので、いましばらくおつき合いのほどをお願い申し上げます。  堀野先生にお尋ねをいたしますが、いわゆる司法改革論というと、法曹三者、法務省、裁判所、日弁連、...全文を見る
○山田俊昭君 関連ですが、上野先生、日弁連新聞平成九年十月一日二百八十五号で、修習期間短縮による「法曹の粗製濫造は、結局は国民自身が被害を被ることなのですから、多くの国民がこのような制度改悪を望むわけがありません。」と、こう断言されているんですね。これは今の堀野先生に対する質問と...全文を見る
○山田俊昭君 堀野先生、もう一度ちょっと伺うんですが、司法試験に十五年以上チャレンジしている者が昨年のデータによりますと二千七百七人だとこの前法務省から聞いたわけですが、受験者で割りますと十五年以上チャレンジしている受験者が一丁四七%あるわけですね。それで、その合格率たるや十人程...全文を見る
○山田俊昭君 佐木先生にお尋ねをいたします。  最初、傍聴席から見た刑事裁判ということでいろいろお話を伺いまして、後からいろんな先生から質問をされまして、そのお答えの中に、陪審制度の問題、裁判の長期化、憲法三十七条違反じゃないかとか、法曹人が一番わかりにくい言葉を使っているんじ...全文を見る
○山田俊昭君 そこら辺のところはいろんな形で論議すれば時間がもっと必要だと思うんです。  先ほど、理想は、いわゆる刑事裁判というのは教育の場じゃなきゃいかぬ、こうおっしゃったんだけれども、これは現実の刑事裁判の実情から見ると理想論に近くて、被告人なんというのは、有罪か無罪か、量...全文を見る
○山田俊昭君 青山先生にお尋ねをいたしますが、世間にはいわゆる司法試験産業というのがあって、大学に行ってまじめに学校の授業を受けるよりもそこへ入った方がはるかに合格者数は多いというこの現実をどのようにお考えになっているか、大学教授としての目から見た御意見をお伺いいたしたい。  ...全文を見る
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。  終わります。
05月07日第142回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田でございます。よろしくお願いいたします。  大蔵大臣に御質問させていただきます。  大蔵省はこの大蔵の一連の不祥事に対しまして、四月二十七日、調査結果とその処分内容を発表されました。合計百十二名に及ぶ処分対象者でありました。大臣も言われるように、...全文を見る
○山田俊昭君 大臣、恐縮ですが、私は時間が少ないので、簡単に。
○山田俊昭君 公務員の倫理観の欠如、当然持たなきゃいけない全体の奉仕者として要請される倫理、これは倫理は倫理である限り各個人の問題に帰するような気もするわけですが、今回の大蔵の不祥事は個人の倫理観の欠如が大蔵全体の構造上の問題として必然的に出てきたような感じもしないわけではないわ...全文を見る
○山田俊昭君 時間が来ました。終わります。
05月11日第142回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第3号
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○山田俊昭君 これ、持ち時間の制限は別にありませんか。
○山田俊昭君 余りしゃべることもあれですが、本日は行政評価に対するフリートークということで、何でもありと理解してきょう出席したわけなんですが、先ほど亀谷委員から会長への質問で、この本調査会が発足してから今日に至るまでの経過、した仕事どきょうの調査会のテーマ、行政評価をどうまとめて...全文を見る
○山田俊昭君 いや、調査室の人に聞いていただくとわかるが、後から来られたような気がするけれどもね。
○山田俊昭君 そうですか。それは失礼いたしました。
05月28日第142回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田です。  これまで法案に対する質問が大分出ていまして、重複をお許しいただきたいと思います。  本法律案の立法の趣旨といいますか、債権の流動化による企業の資金調達の必要性ということから本法律が立法されるということのようでありますが、この債権流動化に...全文を見る
○山田俊昭君 ニーズが法人であって個人には必要なかった、こうおっしゃるんですが、これは何を根拠にそうおっしゃるのでしょうか。
○山田俊昭君 現段階で法人のニーズが多いということですが、今後、先ほど申し上げたように商行為を業とする個人的な人たちもこの債権の流動化による資金調達がぜひ必要である、ぜひお願いしたいということであれば、個人もこれに含まれるような形の法律は考えていらっしゃるわけですか。
○山田俊昭君 先ほどから法人と個人という形をとっているわけですが、民法上、主体たり得るのは法人と自然人であるわけです。この法人の範囲についてお伺いしますけれども、民法上の組合とか権利能力なき社団だとか、民法上の営利を目的としない民事会社あるいは信用組合、農業協同組合等の特別法に基...全文を見る
○山田俊昭君 次の質問なんですが、これも午前中千葉先生から出ていた質問と関連するんですが、いわゆる債務が成立するのか、あるのかないのかということで債権者と債務者との間に争いがあるという債権債務、これは現にいろんなケースがあるわけですが、これが債権譲渡登記がなされることによって真に...全文を見る
○山田俊昭君 今、民事局長がお答えになったように、こういう登記には公示力だけですよ、対抗力だけです、民法は。そこに公信力がないことはわかるわけで、私が今申し上げているのは、局長が今最後の方に言われたが、大概一般の国民は登記されていればあたかも債権があって本当の債権が譲渡されるよう...全文を見る
○山田俊昭君 そこら辺のところ、この法律の成立によって債務者が泣くようなこと、悲劇が発生しないことを祈るわけであります。  この債権譲渡登記を認めると、今言ったような問題で、公信力がないからと言うけれども、それは公示されることによって債務者の借金があることを公表されるわけですか...全文を見る
○山田俊昭君 ぜひ貸し渋りのないように金融機関に対する徹底をしていただきたいと思います。  次に、今度の債権譲渡の登記はいわゆる磁気ディスクで調製する債権譲渡登記ファイルで行う、こういうことになっているようでありますが、このコンピューターだとか磁気だとかいうものに対して、銀行の...全文を見る
○山田俊昭君 先ほど照屋委員から、本法律案がことしの十月一日を施行予定とされているようであるので、人的、物的対応が十分かという質問がなされたんですが、登記官の方に特別な研修というのか、そんなようなものが当然必要になってくると思うんですが、この立法に伴う登記官の研修体制はどの程度進...全文を見る
○山田俊昭君 そんなにたくさんな体制を予定していないということですが、研修制度は進められていると思うんですが、法務局としては研修体制を十分とっていらっしゃるんだろうと思うんですけれども、僕らは想像すると相当大変だなという気がするんだけれども、それほどでもないんですか。ちょっと簡単...全文を見る
○山田俊昭君 それから、この与えられた資料を見ますと、登記官処分を不当とする者がする審査請求の規定についてお尋ねするんですが、例えば、登記官が誤ったようなことをした場合に、行政不服審査法の適用を排除したのはどうしてですか。
○山田俊昭君 その処分を不当とする者がする審査請求についての規定の内容を教えていただければありがたいと思うんです。
○山田俊昭君 終わります。
06月04日第142回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○山田俊昭君 二院クラブの山田です。基本的な疑問点というか、お尋ねをいたします。  法人が有しているところのいわゆる債権、その流動化を図るということなんですが、企業の資金調達に関する問題であって、本来資金の需要供給というのは市場原理と個々の企業努力に任されるべきである、こう言わ...全文を見る
○山田俊昭君 先ほど小野先生、この法律が通っても紛争が起こることはまれだ、大丈夫だというようなことをおっしゃったんだけれども、端的に考えて、この法律が通ると率直に言って暴力団とか事件屋、取り立て屋の活動を助長するという不安を私は持つわけですが、この点に対してどうお考えですか。
○山田俊昭君 それから、池田先生が、登記手続を省令できちっと決めてくれという意見と御要望みたいなことをおっしゃったけれども、もともとこれは不動産登記と同じように手続に従って法律で定めるのが筋だとはお思いになりませんか。
○山田俊昭君 池田先生が、今回、債務者保護という観点から債務者に不利益変更は全然ないから大丈夫だというようなことをおっしゃったんですが、現実に譲渡は転々としていくわけであって、最終的な譲受人が通知、承諾と登記証明書を添付すればいいわけですけれども、それはやっぱり一般に公開されてし...全文を見る
○山田俊昭君 もう一点だけですが、債務者のいわゆるもう払ってしまっているのに間違った登記だとか、登記には公示力だけで公信力はないと言われればそれまでなんだけれども、そういう場合の債務者のいわゆる異議申し立てみたいな救済的な制度というのはないわけですね。これは設けられるべきだと思う...全文を見る
○山田俊昭君 どうもありがとうございました。  終わります。