山田敏雅

やまだとしまさ



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山田敏雅の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第156回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○山田(敏)委員 民主党の山田敏雅でございます。  きょうは、補正予算の中身についてちょっとお聞きしたい点がございますので、質問に立たせていただきました。  消防庁に防災関係の予算が出ております。東海、東南海・南海地震対策、これは非常に喫緊の課題なんですが、先日、阪神大震災の...全文を見る
○山田(敏)委員 今のお答えなんですけれども、実際これを見ていると、非常に、今説明されたように、ピントがずれているんですよね。例えば、今おっしゃった消防ポンプ自動車をやりましょうとか、今おっしゃった緊急援助隊というのをやろうとか、阪神大震災の本質的な問題からいって、ちょっとピント...全文を見る
○山田(敏)委員 今の説明はちょっと納得いかないんですがね。  大臣、これからこういう大規模震災が起こる、災害が起こる、そしてそれを、大切な教訓を、現場の指揮官の方は、今申し上げましたように、本当に心から号泣され、悔しい、人の命を救えなかった、自分たちができなかったことがたくさ...全文を見る
○山田(敏)委員 ぜひその点はよく考えて、今後こういう委員会をつくらないようにお願いいたします。  そこで、この後の問題にも関係するんですけれども、実は、大震災のときに情報ネットワークというのは寸断されるんですね。そうすると、どこでどんな状況でどんな人がどういう救助が必要かとい...全文を見る
○山田(敏)委員 それで、今大変な経済でございますけれども、IT産業を興そうということでもう二年ぐらいやっていらっしゃるんですが、どうも世界的に見ると日本のIT産業化はおくれているし、非常に遅々として進まない。これについては何か御意見がございましたら、どうぞ。
○山田(敏)委員 これもまた同じ問題なんですけれども、大臣の任命された、今度は情報通信審議会というのがあるんですけれども、これも報告書をつくっておられます。この審議会も三十名いらっしゃるんですけれども、これ、過半数の方が大学の先生なんですよね。何が好きで大学の先生を入れていらっし...全文を見る
○山田(敏)委員 大臣、そう考えていらっしゃるんですけれども、予算は全く反対の方になっておりまして、今度の補正予算で二百七十七億のIT関係をやります、人材の育成には六億円を使いましょうと。今おっしゃったことと反対のことを予算でやっていらっしゃるんです。  さっきの、私が申し上げ...全文を見る
○山田(敏)委員 高度IT人材育成というのが非常に重要なんですね。これは、今私が指摘しましたように六億円ですので、ぜひもう一回ちょっと真剣に考え直さなきゃいけないと思います。  もう一つは、IT戦略本部、ここで、各省庁がばらばらにやっている政策を何かまとめて、国としてむだのない...全文を見る
○山田(敏)委員 せっかくの御答弁なんですけれども、なかなか各省間の壁が払われていない。今おっしゃったように、みんなばらばらにやって、それぞれ違う条件で話をしているという現状があると思います。これもぜひ、今大臣、やるということで言っていただいたので、次回のIT戦略本部の計画は期待...全文を見る
02月25日第156回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○山田(敏)委員 きょうは本当にありがとうございました。  最初に、水野公述人にお伺いいたします。  最初の一ページに、今度の予算案、税制改正案について述べておられますけれども、最初のところで積極的に評価をしたいと思うと書いていらっしゃるんですが、よくお聞きしてよく見ると、余...全文を見る
○山田(敏)委員 現場の声を聞きますと、これは非常に大きな心理的な負担になるというふうに私は聞いております。先生の、税の効果というのは非常に心理的な面というか、そういうものも大きいんだということを言っておられましたけれども、これは大いに懸念する問題だと思います。  そこで、もう...全文を見る
○山田(敏)委員 今年度の税制改革なんですけれども、贈与税と相続税を一体化して、特に住宅の振興を図ろう、こういうことでスタートいたしました。  きのう私は、ある一戸建ての住宅メーカーさんの販売の会議に行ってまいりました。御存じのように、三千五百万円を贈与してもいいです、どうぞ家...全文を見る
○山田(敏)委員 先生は、法人税率、これをいじっても余り、ほとんど効果がない、それよりは個人所得税の方が目に見えていろいろな精神的な意味というか意欲の面で影響があるんだということをおっしゃったわけですが、私は、個人所得税が非常に、累進性及び各種の特別控除が複雑怪奇、これを、フラッ...全文を見る
○山田(敏)委員 先生は、私たちがちょっと若干誤解していたレーガノミックス、これについて明確に言っておられるんですけれども、投資減税とか超加速の償却というものは、それによって経済がよくなったわけではないということなんですが、今私たちが、この十五年度の税制改革、投資減税、設備投資減...全文を見る
○山田(敏)委員 相続税についてちょっと御意見をお伺いしたいと思います。  世界の流れの中で、相続税を廃止しようという動きが過去十年間続いております。十年前にオーストラリアは相続税を廃止いたしました。それに続いてニュージーランドも相続税を廃止した。カナダ、スイスは、一部、相続税...全文を見る
○山田(敏)委員 今、相続税の課税対象の七〇%は土地なんですね。それで、相続税がかかってきた人は、もちろん現金は持っていないんですが、土地があるわけです。もちろん、これに対して五千万払いなさい、一億払いなさいと。払えないわけですね。ですから、いろいろな悲劇が今起こっているわけです...全文を見る
○山田(敏)委員 加藤公述人にお伺いいたしますが、わかりやすく、コール市場のこともよくわかりました。結論は一つで、おっしゃったことは、ヘドロのように沈殿している、こういうことだと思うんですね。  今政府がやろうとしている、日銀が頑張ればいいんだ、日銀しっかりやれ、日銀もっとやれ...全文を見る
○山田(敏)委員 侘美公述人にお伺いいたします。  日本の今の状況、デフレスパイラルというふうに定義されまして、九七年から続いている、こういうことでございますけれども、デフレスパイラルの一つの大きなポイントになるのが寡占的な状況であるというふうにおっしゃいましたですね。通常のデ...全文を見る
○山田(敏)委員 わかりました。  あと、先生の一番のポイントは、日本の財政出動は生産性と研究開発に絞ってやれ、こういうお話だったと思います。今やるべきことはそれだ、こういうことでございますけれども、冒頭にも申し上げましたように、日本の今の投資意欲、特に中小企業ですね、非常に、...全文を見る
○山田(敏)委員 時間が参りましたので、私の質問は終わります。ありがとうございました。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○山田(敏)分科員 民主党の山田敏雅でございます。  大臣、きょうはお時間をいただき、ありがとうございます。私のきょうの持ち時間は三十分なんですが、大変重要な、重たい問題をきょうは御提起したいと思います。  ここに何人かお見えになっていますけれども、実は、椎名先生という方が「...全文を見る
○山田(敏)分科員 大臣、これは約百年前にできた規定なんですね。現在では、この規定に基づいて、日本は印鑑を、実印を押すとこれが真正に成立したものと推定するということです。外国では、少なくとも今このような制度をとっている近代的な民主国家はございません。それは、印鑑を使うことと署名を...全文を見る
○山田(敏)分科員 今おっしゃった中で、印鑑というのは、だれかほかの人に預けたとか、何かの都合でだれか持っていったという場合は、本人が押したかどうかわからないわけですね。ところが、今から四十年前に、最高裁、昭和三十九年に判例が出ました。これは、この判例、ここにございますけれども、...全文を見る
○山田(敏)分科員 そこで、大臣にお伺いしますけれども、一応、社会的に大きな問題が起こったときには、やはり法律を改正しなきゃいけないと思います。特に、今言いましたように、印鑑が押してあればこれは本人の意思に基づくという判例が起こって、これによってたくさんの方が被害が起こった場合は...全文を見る
○山田(敏)分科員 だから、最初に私は言ったでしょう。あなたは実際に起こったケースを知らないからそんなことを言っているんです。これは何万件とあるんですよ。そんなケースじゃないんですよ。実際に預けて、その判決が出ているじゃないですか。  何でかといったら、紙の上に印鑑があって、そ...全文を見る
○山田(敏)分科員 せっかく政務官、副大臣お見えになっているので、今、私のことをお聞きになってどう思われましたか、一言どうぞ。
○山田(敏)分科員 大臣、副大臣も政務官もこれはなるほど問題があるというふうにおっしゃっていただいたんですが、これは冷静に、今私が言いましたように外国のケースをよく考えていただいて、日本は、四十年間もあるいは百年間もこれを放置して、非常に時代おくれな、原始的な制度になっているんで...全文を見る
○山田(敏)分科員 なかなか、なるかもしれないというような微妙な言い方で、よくわからないんですが、おっしゃることはわかりました。  最近、ピッキングという事件が頻発、一日に二、三十件あるそうですが、これは預金通帳を盗まれます。その預金通帳の印影を見て印鑑が簡単に偽造できます。そ...全文を見る
○山田(敏)分科員 さっきより大分前に進んできましたので、ありがとうございます。  ぜひ審議会、私も中小企業の個人保証の問題で大臣にお聞きしましたけれども、あれも破産法部会でやったそうですが、個人保証の問題も、たくさんの中小企業の方が今自殺をされますね。日本の場合は、身ぐるみは...全文を見る
○山田(敏)分科員 私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。
03月06日第156回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○山田(敏)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、地方税法等の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  二〇〇二年十二月の完全失業率は、五・五%と前月より〇・二ポイント上昇し、過去最悪の水準に並びました。二〇〇二年度の平均では五・四%と、過去最悪の失業率を...全文を見る
03月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○山田(敏)委員 おはようございます。山田です。  昨今、急に日本の経済情勢、危機的な状況になってまいりました。小泉さんが、大胆かつ柔軟に、あるいはまた、奇策をやらないで王道をやれと。これ、日本語の意味はよくわかるんですけれども、今議論しております、きょうも日経新聞に載っており...全文を見る
○山田(敏)委員 大臣の個人的な御意見では、株価対策については特にないという御意見ですね、今お聞きしたところ、このままでいいと。株価対策には大胆かつ柔軟にやる必要はない、こういうことだと思うんですが、けさの日経に六名のアナリストの人たちの評価が、さっき申し上げたのは私の意見じゃな...全文を見る
○山田(敏)委員 森総理のときに、就任されたときには株価は二万円だったわけですね。御存じのように、小泉さんが就任されると一万四千円ですよね。今八千円の議論をしている。今、大臣の認識とは別に、やはり経済界はもう本当にとっくの昔に危機ラインを突破しているという認識なんですけれども、今...全文を見る
○山田(敏)委員 なかなか立派な答弁で。  これからイラクの戦争が始まってさらに原油あるいは株価というところで、国民、経済界は、非常に大きな不安と大きな危機感が今蔓延しております。ですから、今の答弁をずっとこれから繰り返されると大変なことになると私は思いますので、経済産業省とし...全文を見る
○山田(敏)委員 では、結論はどういうふうになっているんでしょうか。
○山田(敏)委員 こういう縦割りで、法務省がやっている。では、オブザーバーで経済産業省から課長は出ています、こういう形だと思うんですけれども、法務委員会でも言いましたけれども、その審議会の部会の委員が七割の方が学者さんですね、大学の先生。一度も個人保証をやったことのない、一度も個...全文を見る
○山田(敏)委員 そこで、今西川副大臣の話もありましたけれども、担保と個人保証に頼って今まで間接金融をやっているわけですね。平沼プラン、新しい企業、新しい事業をどんどん育てていこう、こういうことを言われました。  私も、地元のいろいろな、元気のある、これからどんどん伸びていく、...全文を見る
○山田(敏)委員 私が今議論申し上げた、確かに去年、かなり進歩して、五百万円とか一千万で創業しようという方はかなり救われたと思うんですけれども、今日本の経済は、大きく飛躍しようと思うと、もうちょっと先のベンチャービジネスの方たちがもう一段事業を大きくしよう、そういうことが日本の各...全文を見る
○山田(敏)委員 中小企業再生支援協議会についてお尋ねいたしますけれども、各県に一つの協議会をつくるというプランだそうですが、大体一月に何件ぐらい相談に来るんだろうかという予想をされているんでしょうか。
○山田(敏)委員 今おっしゃった、三月一日から十二日に三十二件。一月に大体百件近くという数字を今挙げられたんですが、では、その中身、何を協議会でやるのかということを今おっしゃったんですけれども、個別の企業が再生について案件を持ち込んでくる、それを相談して、それについて専門チームを...全文を見る
○山田(敏)委員 この支援協議会は、各県に、例えば商工会議所の副会頭とか、十人程度で上げて、そしてこの会社を再生するか、あるいは倒産してください、こういうふうにやることになっているんですね。  ところが、その十人の協議会のメンバーの方は、今言いましたように、商工会議所の副会頭で...全文を見る
○山田(敏)委員 去年、法改正等で中小企業の信用の枠の問題とか新しい担保の問題をやりましたので、私は地元でその件について二百社ぐらいでセミナーをやったんです、前に申し上げましたけれども。それをやって以降、個人的に相談に来られる方がだんだんふえてまいりまして、その方の中身を聞くと、...全文を見る
○山田(敏)委員 それから、一番のポイントは、今副大臣もおっしゃったように、人材の養成、これをきちっとできるという人たち、これは二十億ということですので、非常に少ないですから、もう一気に十倍ぐらいやってもまだ間に合わないんじゃないかというふうに思いますので、その点もまた指摘してお...全文を見る
○山田(敏)委員 今、大臣がおっしゃったとおりなんです。私も、保証協会に行って同じことを言いました。  広島県の信用保証協会は、去年から赤字になりました。総合的な判断をやっている場合じゃない、自分のところが赤字になって、今返済能力を見ないとできない、こういう現実も起こっています...全文を見る
○山田(敏)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
03月18日第156回国会 衆議院 本会議 第15号
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○山田敏雅君 民主党、山田敏雅でございます。  本日の本会議は、一時開会の予定でございました。一時十五分に始まりました。聞くところによりますと、小泉総理がイラク問題について一時から記者会見をしている、こういうことであったというふうに聞いております。これは、国会を軽視する、まず国...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○山田(敏)委員 山田敏雅でございます。よろしくお願いします。  きょうは、政治家ですから、ちょっと政治的な質問をさせていただきます。  私は、ヨーロッパのジュネーブで働いておりました。ロンドンでも働いたことがございます。アメリカでもございます。日本のテレビ放送と外国の、まあ...全文を見る
○山田(敏)委員 そういうふうにお答えされるだろうと思ったんですけれども、公平に報道している、中立にやっている、こういうコードだと思うんですけれども、実際の運用面で本当に実際どんなことが起こっているのか。  正確なデータがあるわけじゃないんですけれども、例えばニュースで、今回の...全文を見る
○山田(敏)委員 朝の六時の報道で本当に大変な、例を三つ挙げていただきました。  会長、私が申し上げたのはそういうことじゃないんですよ。報道する、ニュースを伝えるという理念の問題を言っているんですね。どういう思想とどういう理念を持ってやるか、こういうことなんですね。  ニュー...全文を見る
○山田(敏)委員 今、会長御自身が答えられたように、では民主党の政策は、朝六時の放送がありました、朝六時半の放送がありました、夜、この三つありましたと答えたでしょう。これだけしか数えられないということなんですよ。  私が申し上げたのは、もう一回言いますが、BBCのレギュレーショ...全文を見る
○山田(敏)委員 同じ質問で同じ答えをされるので申しわけないんですが、また来年あると思いますのでまたやりますが、もう一回私が今言ったことをよく考えていただいて、それをもう一回来年、どういうふうに変わったか、私もちょっとデータをとってみますので、政策の伝え方、これについてもう一回根...全文を見る
○山田(敏)委員 時間が来たので終わりますけれども、とりあえず意見を聞いていただいたというふうに思います。  ありがとうございました。
03月26日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○山田(敏)委員 山田敏雅でございます。  質問の前に、一つ、もう一年以上前からになるんですが、破産法の改正について最近ニュースが入りましたので、ちょっと質問させていただきます。  中小企業の事業主の個人保証制度並びにその連帯保証制度、これが、日本の場合、もしもの場合には身ぐ...全文を見る
○山田(敏)委員 法務省の倒産法部会、前にも言いましたけれども、七割の方は大学の先生がやっていらっしゃるんですね、ゆっくり、学問的に時間をかけて。非常に緊急だとか人の命がかかっているとか、そういうのが全然感じられない。今、中小企業庁の課長がオブザーバーとして出ていらっしゃる、ある...全文を見る
○山田(敏)委員 けさの公取委員会の法案のときに同じ話題が出まして、公正取引委員長は、こういう優越的な地位を利用してどんどんやらせるということは今後是正していく、要するに公序良俗に反することだという意味も含めまして、そういう決意を語られました。  さっき私が申し上げたのは、経済...全文を見る
○山田(敏)委員 あと二つあるんですが、ちょっと時間がなくなってまいりました。  地球温暖化の問題、今、奥田委員からも議論がありました。一九九八年に、総合エネルギー調査会では、二〇一〇年までに十六基から二十基の原子力発電所が必要であります、こういうことを報告されました。その後、...全文を見る
○山田(敏)委員 ちょっと林野庁の人に来ていただきました。  森林吸収量三・九%、相当大きな量で、これで議定書を守ろう、こういう計画を皆さん御存じだと思うんですけれども、その中身は、森林の植栽をやる、下刈りをやる、間伐をやる、こういうことなんですね。林野庁全体の予算が四千五百億...全文を見る
○山田(敏)委員 ちょっと、今のお話、全然答えにも説明にも何にもなっていない。  幾ら使って、今あなた、この中に書いてある、国内森林の七割、千七百五十万ヘクタール、これを何人、幾らで、何にも答えていないじゃない。ということは、あなた、さっきおっしゃったのは、三・九%を大幅に達成...全文を見る
○山田(敏)委員 では、次の質問。  本会議の質問の再質問を、大臣、きょうはさせていただきたいんですが、例のラピカの問題で私が指摘したことは、今後こういうことが二度と起こらないようにしようと。それでは、一番ポイントは何だったのか、何でこんなことが起こったのかというところをしっか...全文を見る
○山田(敏)委員 会計検査院の調査及び衆議院の調査局の調査ではそういうふうになります、それは当たり前なんですよ。今言いましたように、アメリカでは、こういう何十億という血税がわけわからなくなったら、必ずFBIと一緒に行くんですよ。そうしないと、わかるわけないんですよ。会計検査院にも...全文を見る
○山田(敏)委員 時間が来ました。ありがとうございました。
04月15日第156回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○山田(敏)委員 民主党の山田敏雅です。  きょうは、退職制度の問題でございますので、公務員の退職についていろいろお伺いしたいと思います。  渡り鳥というのがあるんですけれども、これは、高級官僚が天下りした後、何カ所も回っていく、こういう実態があるわけですが、この渡り鳥を禁止...全文を見る
○山田(敏)委員 その五十四年の閣議了解というのはここにあるんですけれども、さっきおっしゃった、やむを得ない場合には異動してもいいですと。それからもう一つの規約は、非常に高齢であって長期にわたってそこに居続ける、これはいかぬ、こう書いてあるんですが、それも、やむを得ない場合には構...全文を見る
○山田(敏)委員 余人をもってかえがたい、だからこれでいくんだ、こういうことで、結論はそうなんですが、余人をもってかえがたいというのはだれが判断するかというと、監督官庁が判断するんですね。その監督官庁が、その特殊法人に天下りをしている、その本人なんですね。そこが、だれがやるか知ら...全文を見る
○山田(敏)委員 大臣、それはいつごろまでに、どういう機関で、どういうふうにその仕組みをつくるおつもりなんですか。
○山田(敏)委員 実は、この特殊法人の渡り鳥の禁止の規約ですね、これは非常に大きな落とし穴があります。これは、特殊法人だけに限ってということなんですね。特殊法人がつくった子会社については一切触れない、こういうことになっているんですね。  これは実例があるんですが、ある公団の高級...全文を見る
○山田(敏)委員 十四年度から、公表しますということをやるということなんですけれども、では、十四年度以前は全くわからなかった、こういうことだと思うんですけれどもね。ただ、公表しましたと、それで一体何ですかと。何人います、何人います、これじゃ何にも問題の解決にはならないので、やはり...全文を見る
○山田(敏)委員 公表するだけで何もしないということでは本当に困るので、大臣、前向きに今答弁していただいたと思いますので、よろしくお願いします。  さっきの問題に返るんですけれども、特殊法人の監督官庁から天下りが来るという仕組みは、監督が実態上、機能上果たされないということが現...全文を見る
○山田(敏)委員 根本さん、私の質問と全然違う答えを言われて、私の質問と違うでしょう、それ。本質的な問題は、監督官庁が天下りすることを禁止すべきではないか、天下りをするのは、民間へ行ったり、いろいろなところは構わないんですが、監督するところに行けばどんなことが起こるか。  去年...全文を見る
○山田(敏)委員 それでは、その検討とか基準の中に、今私が言ったこと、監督官庁から監督する方に天下りすることは禁止すべきだという議論は入っていないということですね。
○山田(敏)委員 何か、起こっている問題を、実態をよく把握していらっしゃらない議論だと思うんですが、私は、この公団の投書があって、実際にその子会社を二十社ほどピックアップして訪ねていきました。実際あの役員は、何で一時間新聞を読んで家に帰るのか、仕事はどういうことをやっていらっしゃ...全文を見る
○山田(敏)委員 時間が参りましたので、今の質問で終わります。
04月23日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○山田(敏)委員 山田敏雅でございます。  法案の審議の前に、緊急の課題がございますので、ちょっと大臣のお時間を一、二分いただきたいと思います。  三月の二十六日にも質問いたしましたけれども、中小企業の経営者の個人保証の問題。これは御存じのとおり、たくさんのみずから命を絶たれ...全文を見る
○山田(敏)委員 法務省に従来ずっと言ってこられて一年半たったわけなんですけれども、これからも努力して法務省に言っていただくという答弁をいただいて本当に心強いんですが、法務省は法務省の考えで、法律の専門家が動いているわけですね。経済産業省は、今の中小企業の人たち、特にこれから日本...全文を見る
○山田(敏)委員 ありがとうございました。  不正競争防止法についてお伺いいたします。  今回、我が国で初めて刑事罰を導入するということでございます。我が国には、各国の情報機関、これはCIAだとかいろいろな機関が存在しているやに聞きます。これは主に任務は、私の聞いたところでは...全文を見る
○山田(敏)委員 我が国は今まで非常におくれていたわけで、初めて第一歩を踏み出したわけですけれども、技術立国というか、技術開発が我が国の安全保障上非常に重要な問題だという認識に立てば、私は、今桑田さんがおっしゃったように、アメリカの経済スパイ法並みのものをやっていかないと、ちょっ...全文を見る
○山田(敏)委員 公正取引委員長にちょっとお伺いします。  先ほど中山議員からもございましたけれども、誇大広告、これは国の文化をあらわすものだなというふうに思います。  実は私、三百ヤード飛ぶクラブを買いまして、いまだに一度も三百ヤード飛んだことがないのですが、まあ民主党の知...全文を見る
○山田(敏)委員 ぜひ、そういうことを厳しくやっていただきたいと思います。  最後に、今回の特許の問題でございます。  私も前から申し上げているのですが、日本の特許の問題、根本的な問題は何かというと、中小企業がほとんど、この数字をもらっているのですけれども、大体一割ぐらいです...全文を見る
○山田(敏)委員 大臣、私は実用新案を出願したことが個人でございます。ダイニングテーブルなんですけれども、それをとるとピンポンができる、ひっくり返すとビリヤードができる、それで折り畳んで収納できる、こういうのを出願いたしました。大ヒットしまして、二万台ぐらい売れまして、それをやっ...全文を見る
○山田(敏)委員 最後に、長官、今のポイント、これから先どうするのか、ちょっと言ってみてください。
○山田(敏)委員 ちょっと今の答弁では全然前に進んでいないみたいなんですが、自動翻訳を待っていたら何とかなる、そういう話じゃなくて、やはり中小企業の助成制度とか補助金とか、あるいは、なぜそんなアメリカの弁護士に頼まなきゃいけないのか、百万円もかけて。あるいは、翻訳をどうして一件百...全文を見る
○山田(敏)委員 時間が参りました。終わります。ありがとうございました。
05月08日第156回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○山田(敏)委員 山田敏雅です。  まず、法案提出者にお伺いいたしますけれども、今回の目玉であります通信・放送委員会、これを設置する趣旨をまず述べていただいて、それから、総務省の所掌事務から情報通信の規律、まあ規制というのを規律という言葉で言うんですが、規律に関する部分を分離し...全文を見る
○山田(敏)委員 規律と振興ということですね。原子力行政もそうだったんですが、規制をする側と振興する側が同じ場所で物事をやると、いつの間にか、一生懸命振興しなければいけない立場の人間が、今度は国民のために厳正な規制をしなければいけないということが非常にあいまいになってくる、これが...全文を見る
○山田(敏)委員 アメリカのFCCは、規制業務と振興業務というのが一緒に今、形の上ではそうなっているんですが、ここで提出者にお伺いしたいんですが、アメリカの事情と今の日本の事情、これはどういうふうに違うんでしょうか。
○山田(敏)委員 今回の提出法案で政府の意見をいろいろ聞いたんですが、一つの意見で、行革に逆行しているんじゃないかという意見があります。その辺について、ちょっと組織的な見直しも含めてお答えいただければと思います。
○山田(敏)委員 総務省にちょっとお伺いいたしますが、電監審と情報通信審議会の事務局はどこが務めていますでしょうか。
○山田(敏)委員 ちょっとついでに答えていただきたいんですが、電監審の幹事は何名で、だれですかということと、総務省の八条委員会のうち、国会の同意人事を必要とするのは幾つでしょうか。この質問、ちょっと答えてください。
○山田(敏)委員 今お答えになったように、電監審も情報通信審議会も全く役所の、総務課というところがやっているわけですけれども、その電監審の幹事も総務省の職員が当たっている。本当に役所の中でがんじがらめにコントロールをする、そういう体制が見えてくるんですが。  そこで、今回、法案...全文を見る
○山田(敏)委員 主観的な御意見をよくお伺いしましたけれども、法案提出者、今の件について御意見ありますか。
○山田(敏)委員 大変わかりやすかったです。  大臣がおっしゃったように、議院内閣制、やはりこれは、国民の代表である政治家がしっかり国民の利益を行政に反映するという重要な役割があるので、今さっき総務省の方に答弁していただきましたけれども、今の審議会は全く役所のコントロールの中に...全文を見る
○山田(敏)委員 最後に、法案提出者、今の御意見にちょっとコメントしていただけますか。
○山田(敏)委員 委員会の話になりましたけれども、公正取引委員会のような役割を持っていくということをきのう政府の方に申し上げたんですね。そのときに、総務省の方は、委員会というのは事後規定には向くんだ、事前規定にはなじまないんだ、こういう理屈をおっしゃいました。  政府委員、御存...全文を見る
○山田(敏)委員 電波及び通信、情報、これからの日本の行く末を決める大変重要な分野です。これを間違うと日本は世界から取り残される、成功すると非常に大きな可能性と雇用が生まれる、非常に重要なポイントだと思うんですね。  先ほどから、委員会、例えば公正取引委員会、これが議院内閣制と...全文を見る
○山田(敏)委員 時間が参りましたので、質問を終わります。
○山田(敏)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、民主党提出の電波法の一部を改正する法律案及び通信・放送委員会設置法案に賛成し、政府提出の電波法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  急速な技術進歩に伴い、電波利用の需要は高まる一方であります。各国でも...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○山田(敏)委員 山田敏雅でございます。  きょうは、銀行の貸し手責任、これをちょっとお伺いしたいと思います。  去年の十一月二十七日に、竹中大臣は私の質問に対して、金融消費者、金融機関からお金を借りて被害に遭った人たち、この消費者を守る法体系が日本は諸外国に比べておくれてい...全文を見る
○山田(敏)委員 バブル後に、恐らく百万人近い方がこの金融被害に遭っているんですが、それ以来、国会でこの問題が取り上げられるたびに、今の局長の答弁、個別の案件だから答えられない、民事裁判をやっているから私には関係ありません、こういうことを繰り返してきたんですね。  私が今質問し...全文を見る
○山田(敏)委員 大臣は、銀行の貸し手責任というのは何のことかよくわからぬと今おっしゃったんですね。アメリカの裁判所で、はっきりこの基準があれば銀行の貸し手責任ですというのが五つございます。今申し上げます。  一つは、普通でないような借り手に対するコントロール。要するに、この人...全文を見る
○山田(敏)委員 銀行法の中に、今僕が言った銀行の貸し手責任というのがはっきりあらわれてこないんですね。ですから、今言ったような答弁になるんですが、実は去年、監督局に、個別のことでよくわからないとおっしゃったので、ちゃんと僕は担当者に説明してあります。  こういうケースがありま...全文を見る
○山田(敏)委員 大銀行というのは、何十人も弁護士がいて、訴えられたら、裁判で幾らうそをついても、偽証罪というのは今までないんですよ。記憶間違いでした、これは事業計画もまともでした、担保価値もちゃんとありました、それで終わりなんです。ところが、訴える方は個人でやっているんだから弁...全文を見る
○山田(敏)委員 きのう法務大臣に申し入れに行ってまいりました。これは金融被害の方と、それから貸し手責任のこと、もう一つは、「ハンコが凶器になる」というアエラの最新の記事です。この方、印鑑の問題で大きなトラブルが起こっているんですが、そのときに今の議論をしました。  そうしたら...全文を見る
○山田(敏)委員 ちょっとゆっくり考えてもらわないと。きょう僕が質問したから、責任を転嫁して、いや、難しいですからと、そういう問題じゃないんですね。百万人の方が被害を受けているんですから、真剣に、これは指針でも政令でも何でもできるじゃないですか、大臣なんだから。ちゃんと議論してや...全文を見る
○山田(敏)委員 外国の銀行はコンプライアンスというのがあるんですね。会社の中に、自分の銀行の中で、銀行員が変なことをしたり、変な融資をするのを事前に防ぐ。日本の場合は、これは法務部となっているんですよ。銀行員が何か罪を犯したとか、不正なことをやったとか、それを銀行の中で監視する...全文を見る
○山田(敏)委員 大臣、全然現場をわかっていないね。今おっしゃった、コンプライアンスがちゃんと、今何とおっしゃったか、非常に重要な検査項目に入っているとおっしゃったね、コンプライアンス。では、三和銀行のコンプライアンス、どういう基準で、どんな条件でやったのか、それを教えてください...全文を見る
○山田(敏)委員 法令違反があるかどうかチェックしますなんて、そんなのんきなことを言っている場合じゃないですよ。法律に書いてあることがどうこうというんじゃなくて、今僕が言っているのは、アメリカの例のように、本当に銀行の貸し手責任が日本では問われていないということを言っているんです...全文を見る
○山田(敏)委員 金融大臣ですから、今おっしゃったことをはっきり聞きましたので、金融庁でできること、これを具体的にいつまでにやるんですか。もう一回言ってください。
○山田(敏)委員 時間が来ましたので終わります。
05月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○山田(敏)委員 山田敏雅でございます。  きょうは、中小企業の個人保証の問題、ちょっとおいておきまして、午前中から自由化の問題、いろいろ聞いておりましたけれども、皆さんお聞きになったことは、自由化の最終的な目的というのは何なのかというところをやはりお聞きになったと思うんですが...全文を見る
○山田(敏)委員 では、自由化の最終的な目的は高コスト構造の是正をするんだというふうに今私は受け取りました。いろいろな政策もあるけれども、では、自由化を進める目的は高コストの構造を是正する、こういうことだと思います。  ただ、自由化の本当の目的は、そういうことではなくて、やはり...全文を見る
○山田(敏)委員 ちょっと今、非常に定性的な話をされたんですけれども、今の流通設備ですか、それを一つ具体的に申し上げます。  例えば送電というもののコスト、これはちょっと比較しただけでも、日本の送電コストというのは外国と比べてちょっと高いなということは大体わかるんですが、そうい...全文を見る
○山田(敏)委員 今まで多少うまくいったということがちょっとありましたけれども、これから先は、後で述べますが、自由化を進めていくといろいろ難しいことが起こってくる、特に小売部門にいきますと。  ということは、やはり今コスト分析をしっかりやって、今おっしゃったように、外国に比べて...全文を見る
○山田(敏)委員 今の数字は、電力会社としての、会社としての健全性、これは今の比率で非常に適正だと私も思います。おっしゃったとおりだと思います。  ただ、今の自由化の議論の中で、どういう発想なのかというと、電力会社はもうけ過ぎているんじゃないか、では競争してぎりぎり締めたらコス...全文を見る
○山田(敏)委員 かつて資源エネルギー庁が電力会社を指導したと言うとオーバーですけれども、こういうことが望ましいとか、行政上のいろいろな指摘をするとか、そういうことをして電力会社を育ててきたと言うとオーバーですけれども、そういうことをやってきたわけですね。  今までは非常に高コ...全文を見る
○山田(敏)委員 責任ある供給主体ということで午前中からいろいろ議論がございました。今、会社が健全に経営されること、これも一つだと思うんですけれども、ちょっともう一回、責任ある供給主体というのはどういうことなんでしょうか。
○山田(敏)委員 エネルギー政策というのを私は環境エネルギー政策と、二十一世紀はそういうふうに呼ばなきゃいけないというふうに常々申し上げているんですね。エネルギーというのは、二十一世紀は環境エネルギー政策である。そこで、環境税の問題が出てきます。それから新エネルギーですね、風力と...全文を見る
○山田(敏)委員 今、例えば風力にしても太陽発電にしましても、コストで電力会社が買っているんじゃなくて、売った値段で買っているわけですね。それで北海道なんかは、供給の体制もあると思うんですけれども、一応四十五万キロワット以上は買いません、風力はもうこれで終わりですというようなこと...全文を見る
○山田(敏)委員 今の新エネルギーのこともそうですが、最近の新しい燃料電池ですね。燃料電池の導入による分散型の電源、各家庭、各工場にそれぞれ電源をつくる、それで送電のコストが要らなくなるという試みがいろいろやられておりますけれども、今の段階ではまだもう少しコストが高い。あと二年後...全文を見る
○山田(敏)委員 例えばそういう話、それからさっき言いました環境エネルギー政策、これは、環境税にしても風力の推進にしても、非常に強制的な力が働かないとこの環境エネルギー政策というのは実行していかれないわけですね。今やろうとしていることは、自由化するということは、それに非常に反する...全文を見る
○山田(敏)委員 長官、今の自由化の見直し及び時期、それについて何かお考えがあったら言ってください。
○山田(敏)委員 現場の声も、やはり自由化というのは非常に危ない、突き進んでいくと非常に大きな問題が起こってくるという危惧を、現実にはこういう制度で、こういう法律でいくんですけれども、現場ではそういう危惧を持っていらっしゃるということをよく考えていただきたいと思います。  最後...全文を見る
○山田(敏)委員 五・九円という試算コストを出されて、そして一方で、この今の私の前提の中でこれは十・三円、これはもう大変なコストの違いなんですね。さっきのバックエンドの考え方、使用済み核燃料の再処理とか、それから財政資金、こういうものの考え方もちょっと入れて、またもう一回よく見直...全文を見る