山田正彦

やまだまさひこ



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山田正彦の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○山田(正)委員 今輸入の魚だけで、前回もお聞きしましたが金額にして一兆七千億、言ってみれば石油に次ぐ輸入高になってしまって、漁民は魚価の低迷に大変あえいでいるわけですが、その中で、実はこの三年ぐらい野菜の輸入が大変急増している。きょうは、野菜の輸入の急増の問題と、それから二百海...全文を見る
○山田(正)委員 タマネギなのですが、タマネギだけで聞いてみますと、平成四年三万五千トンが、平成五年は六万一千八百九トン、約倍ぐらいふえています。さらに、平成六年になると二十万六千八百四十九トン。またことしも、恐らく二十三万から四万トンぐらいになると思うのですが、たった三年前に三...全文を見る
○山田(正)委員 国内産の半値ぐらい、しかも平成六年に急激に二十万トン、それまで三万五千が六万トンになったものがこうふえたということは、そのときの干ばつでそうなったということでしたが、平成七年もそれを上回る勢いで輸入が伸びている。これは生産者に対しての影響というものはあると思うの...全文を見る
○山田(正)委員 ニンニクについてですが、平成四年に六千六百九十トンあったものが、ことしは一万二千トンを超えるのじゃないか、そう思われます。これは私の知っているニンニクの産地、長崎県の壱岐においても、つい三年、四年前までは随分ニンニクもやっておったのですが、もう採算がとれないとい...全文を見る
○山田(正)委員 ショウガについても、平成四年は一万五千九百二十一トンだったのが、平成七年度はその倍以上、三万四千五百トンを超える数量になりつつあるようです。いわゆる主要な野菜がほとんどこうしてどんどん輸入はふえてきているわけですが、その中でもニンジンについてちょっと聞いてみたい...全文を見る
○山田(正)委員 ではもう一つだけ。シイタケについてお聞きしたいのです。  シイタケも平成四年、平成五年と、かなりの量が入ってきているようですが、実はこれによってその影響を大変受けてきたというのが、長崎県の対馬において私ちょっと調べてみましたら、昭和五十六年当時は四百七十三トン...全文を見る
○山田(正)委員 半分以上のものがそうして入ってくる。中国からのシイタケの輸入が大半だ、そう聞いておりますが、当初は中国産のシイタケを質が悪いとか云々とか言って国産品は自信を持っておったようですが、そのうちに日本人が中国に行って日本人向けの実に品質のいいシイタケを生産するようにな...全文を見る
○山田(正)委員 大臣からひとつ前向きに検討しようというありがたいお言葉でございまして、私どももぜひそうしてもらいたいわけですが、しからば具体的に、セーフガードはどういう手続をとって、どういう内容でいわば輸入を制限することができるものか、ひとつ事務当局の方からその中身について説明...全文を見る
○山田(正)委員 今、説明をいただきましたが、国内産業に重大な損害、これは事実、ニンジンとかニンニクとか、そういった種類については、その減反面積等々を見れば既に重大な損害を与えているということは立証できるんじゃないか、そう私は思いますが、このガットの条項でいくと、その「おそれがあ...全文を見る
○山田(正)委員 そのときの日ロ漁業協定とか、いろいろな交渉の経緯等はあると思うのですが、私が理解するところは、外交上の交渉によって二百海里をこれから批准するとなると、当然、韓国と中国との問題が生じてくると思いますが、その交渉によって決めていく外交事項と、それと、国連海洋法を批准...全文を見る
○山田(正)委員 この国連海洋法の批准に向けて水産庁も大変今は努力している、それはよくわかるのですが、新聞等々によりますと、今操業している韓国、中国等の漁船についてどういう扱いをするか。例えば七七年、日本も東経百三十五度より以東の方ですか、線引きをしたところ、福井県の沖より北の方...全文を見る
○山田(正)委員 その結果、今大変北海道の漁民も困っている、全国の沿岸漁民が困っておられる。実際にあの当時も二百海里の線引きを沿岸漁民としては大変主張したようですが、資本漁業の立場、いわゆる中国周辺の黄海、東海まで出るまき網船団とかあるいは以西底びき船団とか、そういった資本漁業に...全文を見る
○山田(正)委員 韓国の船がどんどん日本の近海でそうして漁をしていて、日本の漁民は非常に困っているということもさることながら、最近、中国漁船、これが大変目立っておりまして、中国のイカ釣りも、漁民の話を聞きますと、フェリーみたいに大きいイカ釣り船で、こっちの五トン未満の小さなイカ釣...全文を見る
○山田(正)委員 今回、二百海里の線引きで、中国との間、韓国との間、まさに今、日中漁業協定、日韓漁業協定があるわけですが、その中で、その協定があるから、韓国との話し合い、中国との話し合いによってということになったら、これは私の推測ですけれども、合意ということになれば、いつになって...全文を見る
○山田(正)委員 今竹島の話も出ましたが、韓国では竹島の問題で随分扇動的な報道、そういったものがなされております。軍艦とか軍事訓練とか、あるいは波止場をつくるとか、いろいろやっているようですが、日本国有の領土ということもあり、その中で、竹島問題を今大臣は棚上げしてもというお話でご...全文を見る
○山田(正)委員 竹島も尖閣諸島もそうですが、いわば領土問題化、いわゆる政治問題化せずに互いに粛々と二百海里の線引きをする、早く線引きをする、完全実施をするということは一番大事なことではないか、私はそう考えております。  その中で、調べてみますと、同じようなことが一九七七年です...全文を見る
○山田(正)委員 まだいろいろ国連海洋法の批准についてお聞きしたいことはあるのですが、これから国会等々の審議も始まると思いますので、またいっか機会があったら詳しくお聞きしたいと思います。  時間が参りましたので、ここで終わらせていただきます。
02月23日第136回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○山田(正)委員 法務省の行政の中での、登記所の出張所、これのいわば統廃合が現在進められておりますが、それについていろいろお聞きしてみたい、そう思っております。  まず、どういう基準で、その基準の、例えば何人の人がどれくらい利用するから云々という基準ではなくて、もう中身はいいで...全文を見る
○山田(正)委員 民事行政審議会の答申、今聞きましたら、答申に従ってやっているということですが、答申の中には二つあるわけですね。いわば適正配置を実施するについての基準、それともう一つは、適正配置を実施するについて留意すべき事項、大きくこの二つあるわけですが、これを二つとも同じよう...全文を見る
○山田(正)委員 局長は、その留意すべき事項というのは十分読まれていると思うのですが、まず最初に答申があったのが昭和四十七年の九月。最初の、登記所の適正配置に関する民事行政審議会の答申ですが、この中には、「ここ数年間に実施すべき登記所の整理統合は、おおむね第一に掲げる基準によるこ...全文を見る
○山田(正)委員 こういうことをしたい、ああいうことをしたい、きれいごとを言ってもらうのは結構なのです。本当に住民にとっては、今困っている、それに対してコンピューター、これは将来やりたい将来やりたいじゃ話にならないので、ひとつ大臣に、いつまでにどういう方法でコンピューター化を図っ...全文を見る
○山田(正)委員 今実際にどこを取り組んでいるのか、どうしているのか、予算もどれくらいかかるのか、廃止するところからまず始めようという気はないのか、それについて回答をいただきたい。
○山田(正)委員 私が聞きたいのは、全国に廃止される法務局がある、不便をこうむる、そういうところを優先的にする気があるのかないのか、その一点だけ答えていただければいい。
○山田(正)委員 局長も大臣もこの答申の内容をよく読んでいただきたい。いわゆる登記事務においてコンピューターで住民サービスを図りながら統廃合をやっていく。であれば、当然いわばそれによってサービスの低下等がないように、まずそちらの方から配慮するというのがいわば国民主権の、住民重視の...全文を見る
○山田(正)委員 局長、答弁する際に同じようなことを何度も繰り返したり——具体的に私の問いにだけ答えていただければいいんで、私が言っているのは、因島の件については昨年の二月ごろから話があったようだ、そういうふうに佐藤守良先生は聞いている。郵便局と話をしたり、それからいわゆる予算措...全文を見る
○山田(正)委員 その検討の期間に一年間も要する、いわゆる答申の中にははっきりとそのサービスをしろとそう書いてあるわけですよ、これは廃止するところは。それは本当に郵便局に交渉したのか、いつ交渉したのか、これは調べてみたい、そう思っておりますが、いずれにしても、五、六年前、長崎県の...全文を見る
○山田(正)委員 局長は勝本の法務局においてファクシミリの話はなかったはずだ、私がうそを言ったのではないかという言い方でしたが、それなら私、この委員会に坂口義信さんという司法書士を呼んできて、聞いてもらっていい。聞いてもらっていいですよ。ここで明らかにしてもらいたい。  局長、...全文を見る
○山田(正)委員 その理事者というのは町長のことを指すのかどうか。町長にただ話せばそれで今までやってきたのか。実際に町長から言われて、その地域住民の代表、町内会の会長さん方にも、因島と豊玉については話したことがあるのかどうか、その辺。また、もう一つ、理事者に対してどういう説明をし...全文を見る
○山田(正)委員 町長に話して、議長に話した。あるいは、今はっきりわからなかったのだけれども、因島でなのか豊玉なのか、住民に、代表に説明したのかどうか。  因島で、私が聞いている限りでは、住民側は今でも説明会を求めている。私の方も、豊玉の方では説明会を求めているけれども、それを...全文を見る
○山田(正)委員 では、今住民サイドから説明を求められている、それについてなぜ説明をしないのか。この答申の内容では、ここにちゃんと、第五項に、「目的について十分説明をして、その理解と協力を求める」となっているでしょう。住民から説明を求められている、それに対してなぜ今していないのか...全文を見る
○山田(正)委員 局長は今大変重大なことを話したわけです。局長は、いわゆる法務局を利用する人はめったに年にいないじゃないかと、今確かにそう言われた。そして、法務局の方に来てくれる人に対して何人かと話し合いをしてきた。法務局の側が出張っていって説明会をしたのかどうか、それについては...全文を見る
○山田(正)委員 当初、私は法務局に聞いたときに、町長と理事者に話せばいいじゃないかと。そして私が長崎の法務局長に聞いたら、どういう説明をしたかと言ったら、もちろん留意事項については話してない、留意事項については町長にも議長にも話してないと。町長さんにも聞いてみたら、いや、そんな...全文を見る
○山田(正)委員 御希望があればということは、向こうから要求がなければ法務省側は十分な説明をしないということだ。そういうことですね。御希望がなければ住民に説明はしない。そこをはっきりしていただきたい。
○山田(正)委員 税務署も、郵便局も、それぞれ、それこそ住民側に各廃止する場合には十分な説明に行っている。この答申の中でも「十分説明をして、」と書いている。  ところが、今の局長のお話だと、向こうから希望があればと。向こうから話がなければこれから先もいわゆる住民側に説明する気は...全文を見る
○山田(正)委員 お聞きして、いわゆる要望があって——まあその法務省の立場、態度というものはこの民事行政審議会の答申に明らかに違反している。  私は、きのうおとといから、加藤一郎先生、この審議会の会長さんを、どうしても会いたいと思って探しておったのですが、出張中で会えなかった。...全文を見る
○山田(正)委員 局長は豊玉の法務局の土地の提供の問題については今初めて聞いたような、よく知らないようなことを言っていますが、私は前回この委員会でそれを聞いている。それについてまた何にも調べずに、今みたいによくわからないような答弁しかしない。本当に私は、法務省のこの態度というのは...全文を見る
○山田(正)委員 もう時間がなくなりましたが、いいですか、民事の訟廷官が検事という名前を使うならわかる。しかし、この揖斐潔さんの名刺には「登記所適正配置対策室長」、これに何で検事という名刺が要るのだ。
○山田(正)委員 もう時間が過ぎておりますのでやめますが、最後に。  何もその検事の名刺が云々とは言っていないのですが、こういう適正配置の問題等をやっていて、各市町村長とかそういった方々とも接するときに、本当に行政にタッチしているのに肩書に検事とつけている、こういう体質を私は問...全文を見る
02月26日第136回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○山田(正)委員 新進党の衆議院議員の山田正彦です。  この住専問題は、国民の税金六千八百五十億を絶対使っちゃいけない。ところが、国会ではその論議はいろいろやってまいりましたが、実際になぜこの住専がここまで至ったかという責任の問題、例えば刑事事件においてどのように処理していくか...全文を見る
○山田(正)委員 それでは、あなたが秘書を、言ってみればだれでもそうですが、自分の手足のようにいろんな形でいろんな仕事をやってもらう、そういう関係だと思われますが、長い政治家生活の中で、あなたが一番信頼してきた秘書、いろんな今まであなたの小林さんに関する国会答弁、読まさせていただ...全文を見る
○山田(正)委員 それでは総理、あなたが政治家として、秘書の仕事の中身でありますが、いわゆる融資のあっせん等を頼まれる、そのようなことについてはどういうお考えをされておりましたか。例えば、人から頼まれたら、個人的な関係で、先ほどのてんぷら屋をやっておりました尾花さんの関係でもそう...全文を見る
○山田(正)委員 総理の二月八日のこの予算委員会での答弁でありますが、この中に、奥田敬和議員の質問に対して、「同時に、これは議員もおわかりをいただけると思うのでありますが、確かに私がよく利用する店の一つである、」いわゆる今言った尾花さんのお店だと思います。「あるいは私の個人的な友...全文を見る
○山田(正)委員 私が聞き及んでいるのは、つい最近まで、例えば、あなたは国会で十二月の半ばまでは私の秘書であったと小林さんのことを言っておりますが、つい最近までは言ってみればそういう融資のあっせんをしておったと、あなたの事務所の秘書の方が、小林さんではありませんよ、そう言っておら...全文を見る
○山田(正)委員 それではお聞きいたしますが、あなたはあなたの秘書を通して、間違っていたらもう間違っていたで結構ですが、興銀の頭取に対して、いわゆる住専の大手の借り入れ先であります桃源社、当時桃源社は、蒲田駅前の国鉄の跡地、これを競落いたしまして、千億からの。プロジェクト、そのう...全文を見る
○山田(正)委員 あなたの秘書、小林さんはどうですか。
○山田(正)委員 総理、あなたはうそを言っているのじゃありませんか。この前の、二月五日のこの委員会での答弁で、平田委員があなたにこの問題を問うておりますが、そのときに、小林さんは、今あなたは覚えていないと言った、そういう言い方でしたが、この議事録によりますと、「今お話しのようなこ...全文を見る
○山田(正)委員 総理はそういうお答えでありますが、それでは、この委員会の参考人質疑で、興銀の黒澤頭取が、二度にわたって電話があり、その中で、桃源社の佐佐木社長に会ってひとつ話を聞いてやってくれ、そういう内容の電話があったとはっきり言っております。これについて総理はどう考えており...全文を見る
○山田(正)委員 頭取がこの参考人質疑のときに、小林秘書から電話があった、そうはつきり日にちまでここで答えられた。随分、四年半ぐらい前の話ですね。ということは、興銀にある記録に基づいて、七月の十日に電話があった、六月に電話があった、その内容まではっきりと明確に言われたものだと。こ...全文を見る
○山田(正)委員 まあ総理にも、公務員の職権乱用というものはいかに厳しいか、ひとつ勉強していただきたいと思っております。  次に、桃源社の佐佐木社長はこの予算委員会の参考人質疑で、小林さんから四千万円の要求を受けた、こうはつきり証言いたしております。この要求があったということは...全文を見る
○山田(正)委員 橋本総理は、小林さんのおっしゃっておることを信じられて、そして桃源社の佐佐木社長の四千万請求された、要求されたということはどうかなという、そういう今の御答弁だったと思いますが、実は私は、桃源社の佐佐木社長に三回にわたってお会いいたしました。そして、随分とそのお話...全文を見る
○山田(正)委員 その中で、私も二十年以上弁護士やってまいりましたが、いろいろな刑事事件も弁護いたしましたが、本当に佐佐木さんの話が信用できるか信用できないか、これは私の長い経験からして、私は、佐佐木さんの話は信憑性がある、そう思ったわけです。  どうしてかと申し上げますと、佐...全文を見る
○山田(正)委員 総理は、あなたの秘書、小林さんを随分信じておられるようですが、それでは、小林さんが、実は平成八年の一月二十六日に講談社の野間佐和子代表取締役あてにいわば内容証明郵便、通知書を出しております。私は、小林さんがうそを言う、あの方の話は信頼に値しないということをこれか...全文を見る
○山田(正)委員 小林さんのもう一つのうそ、これは、いわばこの通知書の中に、桃源社の常務佐藤守宏さんとは面識がない、この通知書、内容証明郵便ではこの一月二十六日にそうなっております。  ところが、もう一つ。ここに、小林さんが弁護士さんを通じて、いわゆる桃源社の佐佐木社長並びに週...全文を見る
○山田(正)委員 このような話をしてもしようがないのですが、小林さんが本当か佐佐木社長が本当か、両方この委員会で証人喚問すれば、四千万円の要求をしたのが事実か否か、これによっては、ロッキード事件に次ぐ大変大きな収賄罪になるのじゃないか、私はそう考えておりますが、次に進みたいと思い...全文を見る
○山田(正)委員 今、十二月の二十日にやめられたというお話でございました。ところが、小林さんは、ことしの年賀状の中に、「橋本総裁にとりましては、自民党の命運をかけた」云々と、時間がありませんのでもう省略いたしますが、「本年もよろしく」と、いわばあなたのことを書かれて、そして橋本龍...全文を見る
○山田(正)委員 今のお話を聞いておりますと、溜池倶楽部の代表をやっている。ということは、いわば橋本龍太郎という政治家の後援会事務所、従来どおりの仕事をなさっているんじゃないかと、いわゆる通称金庫番と言われている仕事を今でもなさっているんじゃないかと、そういうふうに私は考えますが...全文を見る
○山田(正)委員 先ほど奥田委員が全部明らかにしてはおりませんでしたが、その尾花万里子さんの口座にどこからお金が振り込まれてきたか、これは次、時間があれば明らかにさせていただきたい、私も一緒になって明らかにさせていただきたい、そう思っておりますが、その事実を明らかにしていけば、そ...全文を見る
03月27日第136回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○山田(正)委員 新進党の衆議院議員山田正彦でございます。  ただいまから、いわゆる住専がこういうことに至ったいわば責任、言ってみれば法的、民事あるいは刑事の責任等について少し質問させていただこう、そう思っております。  一昨日、二十五日ですか、東京高裁が、鉄骨加工会社共和、...全文を見る
○山田(正)委員 総理、私が聞いているのは総裁でございまして、総裁が任命した幹事長、その幹事長が住専処理に当たっている、その幹事長、いわゆる住専処理に当たっている幹事長が、住専から大手の貸出先、七十三億という貸出先から金をもらっておった、その会社が倒産して迷惑をかけている。そうな...全文を見る
○山田(正)委員 今お伺いしまして、東京地検特捜で捜査中である、今加藤紘一さんは被疑者としての扱いを受けているということで私も安心いたしたわけでありますが、実は、私自身、直接水町さんに当たって事実関係を聞いてみました。  非常にリアルないきさつを私どもに話していただきまして、そ...全文を見る
○山田(正)委員 それじゃ、刑事局長にお聞きしたい。  現在、東京地検特捜としては被疑者扱いとして調査に入っているかどうか、被疑者と言えるのかどうか、それをはっきりしていただければわかることであります。
○山田(正)委員 告発されているわけですから、いわば関係者その他には、いわゆる加藤紘一は被疑者としての扱いで調査等は入っているわけであります。  これは、いろいろ言うんだったら、後で明らかにしたらいい。あとは証人喚問に応じて明らかにしてもらえばいいので……(発言する者あり)委員...全文を見る
○山田(正)委員 今話しましたように、事実関係は、当時の後援会長、水町さんが非常にリアルに、具体的に当時の授受の状況を話しておられる。ところが、実際には、国会の場では四回にわたってうそをついております。私に言わせれば、うそをついております。これは政治家として絶対に許せないことじゃ...全文を見る
○山田(正)委員 業務を滞りなくこなしているということと、国会でうそを証言したということの政治的責任、これはいわば総理として、総裁としてその政治的責任についてどう考えるかということについては、ひとつ見解を述べていただいていいのじゃないでしょうか。
○山田(正)委員 今総理は、なかなか他人のことまでは言えないということでありますが、立場上わからないことではありませんが、ひとつここで民主主義の、政党政治というもののあり方、その中で国会での政治責任のとり方というものは本当によく検討していただければ、そう考えます。  次に、上原...全文を見る
○山田(正)委員 さすがに上原康助委員長でございまして、ぜひひとつ証人喚問について実現のほどをお願いしたい、そう思います。  また、与党、新進党の合意事項というのが委員長も御承知のとおりございまして、この一項の中に、「証人喚問等について、予算委員会は、真摯に受けとめ協議して対応...全文を見る
○山田(正)委員 郵政大臣としても今後どういう形でこの問題を取り扱うか、ひとつ真摯に検討をいただければと思っております。  次に、実は佐藤観樹社民党幹事長、このことについて、住専の大口融資、七十四億円の借金がある東海電工、愛知県の電装部品メーカーに、これは大蔵省が公表したいわば...全文を見る
○山田(正)委員 社民党佐藤幹事長は、毎年二十四万円顧問料をいただいております。資産公開法によりますと、報酬を得て企業の役員などに就任している場合においては、やはり報告しなければならないことになっていると私は考えておりますが、関連会社等報告書によりますと、平成五年の四月は「なし」...全文を見る
○山田(正)委員 東京新聞の九六年一月二十四日の記事によりますと、いわゆる東海電工のことですが、佐藤氏は会社設立時から監査役に就任し現在に至っていると。その中で、創業期に世話になったので監査役に就任してもらったが、各期ごとの決算報告をしたこともなく、名誉みたいなものだと話しており...全文を見る
○山田(正)委員 この事実については、やはり大変大切なことでございまして、ひとつ自治省に、後日調査の上、その実態を明らかにして報告いただければ、そう考えます。
○山田(正)委員 最後に、実は佐藤観樹社民党の幹事長は、いわば内閣での「国務大臣の営利企業等の兼職について」ということの申し合わせと思いますが、それに反しておった。その申し合わせ、私、これは今手に入れて見ているところでありますが、「営利企業については、報酬を得ると否とにかかわらず...全文を見る
○山田(正)委員 これから住専においては、日住金とかいろいろな住専の各会社、またそれに大変いろいろな多額のお金を出してきた農林系統の問題、それから母体行の責任、そういったものを、いわゆる法的責任、民事上、刑事上の責任をこの国会においても明らかにしなければいけない、そう考えておりま...全文を見る
04月01日第136回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○山田(正)委員 新進党の衆議院議員山田正彦です。  前回、いろいろと加藤紘一先生にまつわるお話を聞いてみましたが、また、きょう改めて、いわゆる信連の責任等々について聞いていきたい、そう思っております。  その前に、きのうの新聞を読みましたら、産経新聞に、いわゆる日住金が和議...全文を見る
○山田(正)委員 実は九一年の五月、静岡信連の笹本専務は、私が笹本さんから聞いたお話では、そういうことで調査の依頼をしたということでございました。  実はこれは笹本さんからいただいた資料なんですが、この中に、九一年度一兆九千五百七十二万円を実は農林系は住専各社に融資をしている。...全文を見る
○山田(正)委員 農水大臣にはっきりお聞きしたいのですが、信連は、自分たちは認識していなかったというお答えでありましたが、この八〇年十月十六日は、個人向けの住宅ローンをその通達で認めたということ。いわばそれが、信連各社がそれぞれどんどん貸し込み競争をしていって、不動産、建設向けに...全文を見る
○山田(正)委員 大蔵大臣にお聞きしたいのですが、この八〇年の十月十六日の通達は、いわゆる個人住宅ローン向けではなく、住宅地を取得するために必要ないわば不動産の投資、今のお話ですと、それにも通達としては認められるのだ、そういう趣旨なのかどうか。その辺ひとつ明快に、大蔵省としての見...全文を見る
○山田(正)委員 いわば長期の不動産向けあるいは建設、ビルの建設とかいろんなことに住専各社はどんどん貸し込んでいった。今私の手元にある資料によりますと、これは、平成の元年あたりになりますと、既に個人住宅ローンはわずかに二四%、それからさらに下がっていきますが、あと八割近くというも...全文を見る
○山田(正)委員 大臣の今の見解でも納得まいりませんが、私が調べた限りでは、いわゆるこの通達にある「住宅の用に供する土地及びその土地の上に存する権利を含む。」そういった取得に必要な限定された長期資金の貸し付けのためとなっておりますが、これはちょうど住宅金融公庫法、この中にもほぼ同...全文を見る
○山田(正)委員 それでは、農水省としては、この融資申込書に個人住宅ローンと、例えば建設とか不動産に貸し出すにもそう書かれておったということを知っておった、知らなかった、どちらかをイエスかノーで答えていただきたいと思います。
○山田(正)委員 どうも答弁がはっきりせずに、私が言っているのは、本当にそうなのかどうか、これを農水省が知っておってやらせておったといったら大変なことであります。  実は、アメリカにおいて、貯蓄貸付組合が大量破綻したときに、金融機関改革再建摘発法という法律ができました。皆さんも...全文を見る
○山田(正)委員 総理の答弁では納得がまいりませんが、本当にこの住専問題の根幹に立って考えるならば、そのあたりをしっかりとひとつ解明して、きちんとした対応をとっていただきたい、そう考えております。  余り時間もありませんので次に進みますが、信連が住専に貸し込みしていくときに、実...全文を見る
○山田(正)委員 今の局長の御答弁ですと、いわば融資に向けて、その信連に、今月あるいはことし、この下半期、これだけ出していいですよという融資の枠を決めてやったことはない、そうはつきりとっていいんでしょうか。
○山田(正)委員 じゃ、その貸付枠そのもの、それは大蔵も農水もいわゆる信連協会におろしたことはないと、報告を受けただけだと……(発言する者あり)中身をはっきり言わなきゃ。これは大変なことなんでして、うそを言ったら承知しませんからね。実際のことを言ってもらいたい。
○山田(正)委員 今のお話ですと、貸付枠は決めたことはないというふうにとらせていただきますが、これは私は明らかにうそだ、明らかにこれは間違っておる、この国会で今うその答弁をしておる、そう思いますが、実は私、静岡信連の元専務、笹本さんにお聞きしましたら、信連によってはやはり枠が決め...全文を見る
○山田(正)委員 実は、かつて九〇年三月当時、農林中金の融資担当常務であった荒井浮二さんという方が、その本「JA農協金融」、その中でこのように書いております。信連の住専向け融資は、政策当局から金融機関貸し出しとして貸出枠が与えられて実行したものだと、いわば農林中金の内部からもはっ...全文を見る
○山田(正)委員 これ以上言っても水かけ論になりますので、ぜひ責任ある内閣の立場でこの事実関係を明らかに調査して、また次回聞きたいと思いますので、それまでに調べていただければと思います。  次に、信連が融資する、お金を住専に貸す場合に、一体その審査はどうなっておったのか、担保は...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆる住宅ローンの債権譲渡担保契約、これをしておったということですが、私が調べていきますと、非常にずさんであって、ほとんどいわゆる担保という担保はとっていなかったんじゃないのか。そしてまた、審査らしい審査はしていなかったんじゃないか。  実は、先ほど話しまし...全文を見る
○山田(正)委員 私が入手しました各信連が農水省、大蔵省に出している金融機関貸し付け状況報告書というのがあるんですが、この中に一件ずつ「直取引」あるいは「短資業者」とかいろいろ書かれている一番最後に「担保物件」と書いてあります。いろいろな形で、信連にしてもこういう報告を、いわば八...全文を見る
○山田(正)委員 当方からいかがなものかと言っておりますが、住専が貸し出したいわば末野興産とか桃源社とか、そういったリストは全部大蔵は出した。それならば、今信連が住専に貸した、どこの住専に幾ら貸したのか、いつ、何月、それは担保があったのかなかったのか、それについての資料はきちんと...全文を見る
○山田(正)委員 これは農民の預金が大変なことになるんじゃないか、そう言われて出そうかとしているときに、農民から集めた信連のお金がどこにどのように貸し出されていったのか、これも明らかにせずしてこの審議をやれというのは、明らかにこれは農水省、大蔵省の考え違いである。  実は大阪信...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆる担保をとっておった、債権譲渡の担保をとっておったと言っていますが、私の内部資料から見ても、今言った、その農林中金の融資担当常務の本の中身からしても、担保らしい担保はとっていなかったと言っているわけで、とってあったのだったら堂々とそれを出して何が悪いんです...全文を見る
○山田(正)委員 それで、次にお聞きいたしますが、私は、静岡信連の笹本さんに二回にわたっていろいろ事情をお聞きいたしました。  当時信連としては、どんどん貸し込み競争をする、その中で一体本当に貸した金が元本割れにならずに返ってくるかどうか随分心配して、そして全国信連協会の中で住...全文を見る
04月26日第136回国会 衆議院 予算委員会 第31号
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○山田(正)委員 去る三月二十七日の予算委員会における「白川勝彦議員に三千万、当時支払われておうた、そういう記載が残っております」という私の発言は、全くの事実無根であり、白川議員の名誉を著しく傷つけました。  ここに、その発言を取り消しますとともに、白川議員を初め議員の皆様に、...全文を見る
05月15日第136回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○山田(正)委員 新進党の山田正彦でございます。  きょうは、いよいよ二百海里の批准に向けて審議が始まるということで、私どもにとっても、また私の地元であります壱岐とか対馬の漁民にとつても大変喜ばしい、本当に感動的な国会審議がいよいよ始まるわけでございます。  この二百海里を何...全文を見る
○山田(正)委員 これは水産庁と外務省に聞きたいのですが、実は前の委員会でも少し取り上げましたが、中国の船、韓国の船、台湾の船はよく緊急避難と称して、私も対馬の舟志湾で現実に見たのですけれども、すごい天気のいい日にでも湾内に入ってきている。そして湾外に出ていくときにそのままごっそ...全文を見る
○山田(正)委員 海上保安庁の先ほどの説明では、確かに八百何件かの、緊急避難だとかそうして入ってくるかなりの数があることはわかるのですが、私が舟志湾で去年の十月ごろ、天気のすごいいい日の朝見たのですが、二隻入っておりました。あれは韓国の船だからぜひ海上保安庁に連絡しろ、そう言いま...全文を見る
○山田(正)委員 特に私は外務省に対して、この緊急避難時、そういった際の互いの入港が二百海里がいよいよ施行された後も相互に平等になされるように、それをきちんと配慮していただきたい。いずれまた私もその件できちんとお聞きしたいとは思っておりますが、次に進めていきたいと思います。  ...全文を見る
○山田(正)委員 竹島の二百海里水域の中には、日本の西日本のイカ釣り漁民あるいはカニ漁の漁民が今でもかなりどんどん行っているようでありますが、今回その海域が、竹島を韓国が実効支配している、事実上韓国の軍艦が占有しておって、新たな港湾施設もつくっている、そういう状況の中にあって、果...全文を見る
○山田(正)委員 現在北方四島の海域については、事実上は向こうが実効支配しているために、日本が許可をもらってあるいは入漁料を払って操業しているというのが実態じゃないか、そう思いますが、では、今度のこの竹島の問題でも、例えばそういうふうになるのか。あるいはもう少し竹島については、共...全文を見る
○山田(正)委員 領土問題であったら確かに韓国側がそれを拒否するということは考えられますが、領土問題と切り離して経済問題としての国際司法裁判所の裁決、これは可能なんじゃないか、私はそう思いますので、ぜひその方の検討をお願いできれば、そう思います。  いずれにしても、中国とも韓国...全文を見る
○山田(正)委員 一年以内にということで、今お聞きいたしました。ということは、交渉を始めて、韓国とは五月の九日からだったですか、中国とは四月の九日からだったと聞いておりますが、それから一年以内に話がつかなかったらどうするのか。もうその時点で線引きできるように、韓国に対しては一年前...全文を見る
○山田(正)委員 ぜひ一年以内にまとめ上げてほしい。それができなくても、だらだらと何年もかかるとかということなしに、きちんとどこまでというエンドを決めてやっていただきたい。これは漁民にとっては本当に大変なことでございまして、ぜひお願いしたい、そう思っております。  次に、尖閣諸...全文を見る
○山田(正)委員 先般、私、長崎の遠洋まき網の組合の皆さん方からいろいろ実情をお聞きしたのですが、ここにそのときの東海、黄海の図面を持ってまいりましたが、魚釣島の周辺、ここでまき網の漁船団がアジ、サバをとって周年操業している。大変大事な海域で、ここだけで約五十億の水揚げをしている...全文を見る
○山田(正)委員 ぜひよろしくお願いしたい、そう思います。  先ほどの話の続きでありますが、フグはえ縄にしても、以西底びきあるいは西日本の遠洋まき網などもそうでありますが、殊にまき網は、私が聞いた限りでは、漁獲高の五〇%の魚を実は日本の二百海里、排他的経済水域以外の相手方の二百...全文を見る
○山田(正)委員 ここで水産庁長官と法律論争をやる気はないのですが、いわゆる三十九条による補償というのが、以西底びきの減船について一九五〇年に二億円余り国家補償がなされたようでありますが、必ずしも、あの一九七七年、ソ連が一方的に線引きしたときの北転船等の北海道のサケ・マス漁業の減...全文を見る
○山田(正)委員 大臣から本当に前向きに、農水省、いわゆる水産庁だけでなく大臣官房も含めて、それで運輸省まで働きかけてぜひ取り締まり予算、これの思い切った増額をやってもらわないと設備も人も私は大変なことになるのじゃないかなと心配いたしております。  取り締まりに関してもう二つだ...全文を見る
○山田(正)委員 それでは、TACの実施時期は、日韓、日中ともに話し合いができて、いわば双方ともにそれぞれが資源を守るという立場であった場合に初めて実施するのだ、そヶいうふうに理解させていただきたい、そう思います。  どういう魚種をどういう方法でまずTACを決めていくのか、簡単...全文を見る
○山田(正)委員 今水産庁長官が申された魚種、これについて、資源量を調査した上で、最大持続可能生産量と申しますか、いわばTACを決めていきたいという趣旨と今伺いましたが、実は、今言われたサバとかアジとかイワシ、そういった魚種というのは非常に資源変動の大きい魚種でございまして、特に...全文を見る
○山田(正)委員 一概に、そう即いかないとは思いますが、遊魚、釣り客だけで今二千万から三千万と言われていますが、そういった場合もTACの量の中に入るのかどうか。また、高度回遊魚、カツオ、マグロとか、あるいは潮河性魚、いわゆるサケ、マスとか、あるいは今、えづけ漁業とか稚魚を音に馴致...全文を見る
○山田(正)委員 今いろいろお聞きしているのですが、例えばTACでサバならサバで今年度はこれだけしかとれないという最大の量を決めたときに、それの割り振りです。例えば、中央漁業調整審議会で最後に大臣が決めるというふうに本案はなっているようですが、実際にそれを各船ごとに割り当てするの...全文を見る
○山田(正)委員 大変大事なことなのですが、各県の県知事さんに意向を聞く、各県の海区漁業調整委員会がそれぞれありますが、そこの意向を聞いて知事さんに、そしてその知事さんから国の方はその意見を吸い上げて決めていくのだということは、私は観念的にはよくわかるのですが、中央漁業調整審議会...全文を見る
○山田(正)委員 よくわかるのです。どうやらTACの量に達してきそうにあるというときに公告をする。もういつまでしか操業できませんよという公告をする。そうなったときに、これは漁業種類ごとの日本のTACの決め方は事実上オリンピック方式だと私は解するわけですが、そうなった場合に、いつい...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○山田(正)委員 新進党の山田正彦でございます。  外弁法が改正施行されて二年ぐらいになると思うのですが、それから今までに、各国から法規制緩和要求とか、あるいは向こうからどういう要求がなされてきているか、その実態、また、外弁法施行後において、実際、いわば法規制緩和要求とかそうい...全文を見る
○山田(正)委員 一般に、外国弁護士が日本に来て訴訟に携わっている実態といいますか、仲裁事件だけに限らず、その件数は一体どれくらいの件数で、実態はどうなっているのか、少し簡単に。
○山田(正)委員 今度、国際仲裁事件に外国弁護士も参加できるような改正だと思いますが、国際仲裁事件とは、具体的にどのような事例がこれに当たるのか、ひとつ御説明いただきたい。
○山田(正)委員 現在、国内の仲裁機関における仲裁事件の、実際どれぐらい行われているかの受理件数についてお答え願います。
○山田(正)委員 十件前後の仲裁というのは非常に数的に少ない。諸外国においてはかなり仲裁事件は、結構多くというか、頻発しているように聞いていますが、我が国においてこういう仲裁が不振であるというのはなぜなのか、その辺をひとつ法務当局にお答えいただきたい。
○山田(正)委員 外国法事務弁護士というのは、本改正がなされなくても国際仲裁事件での代理を行うことはできるのではないのかと考えられますが、これはどう思いますか。
○山田(正)委員 外国法の事務弁護士ですね、今言った、原資格法とか指定法に関する法律事務であっても、この第三条第一項各号に定める法律事務を取り扱うことを禁止されているのに、国際仲裁事件の手続についての代理に関してはこうした禁止を不要とする理由、これはどういうことなのか。
○山田(正)委員 国際仲裁事件手続の代理については、諸外国において、我が国と同じように規制されている国は一体あるのか、その概要と、我が国の今の外弁法との相違についてお答え願いたいと思います。
○山田(正)委員 第五十八条の二の「外国において当該外国弁護士となる資格を基礎として法律事務を行う業務に従事している者」とは、具体的にどのようなものを言うのか、ひとつ御回答いただきたい。
○山田(正)委員 第五十八条の二、「その外国において依頼され又は受任した」という意味はどういうことなのか、これについて。
○山田(正)委員 ことしの三月二十九日に閣議決定された規制緩和の推進計画について、外弁問題はどのように取り扱われているのか、少しマクロ的に、また将来のことまで含めて、これ以上どうするのかとか、そういう一つの方向を、お話を聞かせていただきたいと思います。
○山田(正)委員 終わります。