山田正彦

やまだまさひこ



当選回数回

山田正彦の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第153回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  大臣にお聞きいたしますが、いわゆるEUの評価書、今、筒井議員も聞いておりましたが、このEUのステータス評価、評価書の案とはなっていますが、これを、その存在を知ったのは、大臣、いつですか。大臣に就任してすぐですか。
○山田(正)委員 新聞を見るまでは知らなかった。
○山田(正)委員 それじゃ、新聞を見てから全文を読まれた。いかがですか。
○山田(正)委員 実は、連合審査の前、十一月だと思うんですが、私が質問通告の中で、新聞でやはりEUから警告しているというその報道を広くなされていましたから、その報告案、これがあるはずだから、これを出してほしい、そういう話をしましたら、それはありませんという回答でした。大臣、御承知...全文を見る
○山田(正)委員 こういう大事な書類が、大臣も読んでおった、レクチャーを受けてあった。それで、あるかないかということに対して、ないと我々国会議員に対して農水省はそう答えた。これはまだEUとの間に機密扱いになっているから待ってほしいとか、これはしばらくの間、EUの了解を得るまで公表...全文を見る
○山田(正)委員 ないと言ったとは聞いていないと今言いましたが……(武部国務大臣「委員長、訂正します。済みません。いいですか」と呼ぶ)
○山田(正)委員 最終結果はない、途中経過はあったということなんですか。私には、すべてないと。ということは、当時、大臣は既に報告書のレクチャーを受け、読んであって、その存在を知っておった。それでいて、大臣は農水省の責任者として、我々議員が大変大事なこの狂牛病問題についての審査をす...全文を見る
○山田(正)委員 私が聞きたいのは、そういう報告書案がありながら、我々国会に対して、議員に対して、それがない、いわゆる最終的な報告案はないという言い方をしましたが、いずれにしても、ないという形でそれを示さなかった。いわゆる隠ぺいした。それに対して、農水省の最高責任者たる大臣は責任...全文を見る
○山田(正)委員 公表しないと、存在があるかないかというのではこれは違う。ないと言った。いわゆる隠ぺいした。  我々国会には、憲法六十二条、国政調査権がある。議員の国政調査権というのは大変重いものだ。それに対して大臣は、その存在を知りながら、ないと我々国会に、議員に対していわば...全文を見る
○山田(正)委員 今まさに、大臣在任中、知りながらその存在を明らかにしなかった。毎日新聞がスクープしてその存在を明らかにして、私も驚いたのですが、その後、第三者委員会にもその報告書を提出することになった。  もしあのときに新聞がそれをスクープしなかったら、そのままいわば隠ぺいし...全文を見る
○山田(正)委員 大臣は、責任問題では、私が問うたらせせら笑いましたが、大臣自身、そういう態度でまさに臨んでおられる。これは憂うべきことだ、我々国民にとってもそう考えます。  それでは、このEUの報告書の中身、これは大臣もレクチャーを受け、読まれたということですからお聞きします...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、私が聞いているのは、OIEの基準、いわゆる百三十三度、三気圧、二十分のそういう条件に基づいてすべて輸入したのか輸入していないのか、大臣はどう理解しておったか、そこをお聞きしたいわけです。イエスかノーでお答えいただきたい。
○山田(正)委員 この委員会で、EUからの肉骨粉の輸入の問題、当初から私は取り上げてきたんですが、その際に、いわゆるOIE基準、百三十三度、二十分、三気圧、これですべて加熱条件を満たしたものしか農水省は輸入を認めていない、そういうふうに私にも答え、そして、たしか委員会でもそのよう...全文を見る
○山田(正)委員 OIE基準、それを満たしていなかった。ところが、OIE基準の加熱条件を満たしたものしか輸入していなかった、そう今まで農水省が言ってきたということは過ちであった、うそを言ってきた、大臣、それはどうなのか。
○山田(正)委員 OIEの検査基準のもののみ輸入しておったということには間違いありませんか。
○山田(正)委員 このEUの報告書の中に、これは二〇〇〇年十一月のものですが、「百三十三度C二十分三気圧基準と」——ちょっとその前に、「少なくとも百十五度C以上で一時間蒸気によって加熱処理したか、あるいは三時間百四十度Cで乾燥熱によって加熱処理した粗粉のみを輸入している。」これは...全文を見る
○山田(正)委員 大臣は、事務方、事務方と言って、実際にこの報告書を責任ある立場で読まれたのかどうか。今私が聞いたのは、この報告書の中にあるBSE汚染国からの肉骨粉輸入の話なんだ。これが、百三十三度、二十分、三気圧でやっていなかった。それなのに、農水省、当時の熊澤畜産局長は輸入を...全文を見る
○山田(正)委員 大臣は目はどこにあるのだ。何を読んでいるのだ。この報告書の中の汚染国からの輸入、その中に、アイルランドにしたってもそうじゃありませんか、いわゆるその加熱処理の条件を満たしていない輸入を畜産局長は認めた、熊澤次官はかつて。これは農水大臣として責任をどうとるかと今言...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、大臣は日本の農政を預かる大変大事な立場にある。私は、このことについてはきのうちゃんと質問通告しておった。それでいて、この実際の事実関係についても、あいまいでよくわからないような、いいかげんな答弁しかできない。  よく読んでいただきたい、EU報告書案を。こ...全文を見る
○山田(正)委員 どこを、何をどのように誤解して、どの部分を削除したのだ。これは議事録にも残るし、いいかげんなことを言ってもらったら農水大臣の責任問題だ。
○山田(正)委員 このEU報告書の中に、いわゆる二〇〇一年四月、三回目の報告書ですが、この中では、一九九八年には、百三十六度C、三十分の蒸熱処理からHT2(b)百三十三度C、三気圧、二十分の蒸熱処理に改正されたとありますが、ということは、一九九八年以前においては、いわゆるOIE基...全文を見る
○山田(正)委員 これは議事録にとどめておいてください。じゃ、その高い基準から低い基準に切りかえた、改正されたということなのか。大臣は大変いいかげんなことを先ほどから何回も言っている。これは日本の農政を預かる大臣としては大変ゆゆしきことだ。一番大事な肉骨粉の輸入、しかもEUからの...全文を見る
○山田(正)委員 それでは、二〇〇〇年十一月のEUの指摘を削除したというのは、どの部分が間違いで削除したのか。
○山田(正)委員 百四十度C乾熱による処分は病原体を固定し、安定化することもあり得るというのは、EUの単なる間違いだったということ、それは間違いないのですね。では、そのように受けとめますが、では大臣……(武部国務大臣「ちょっと済みません、ちょっとごめんなさい」と呼ぶ)
○山田(正)委員 承知していないって、大臣、僕はきのう質問通告しておって、大臣にお聞きしたいと、EUの内容について。  私は、EUの報告書の内容について細かく、今の部分についても、この部分を聞きますということは大臣にちゃんと話しておった。しかも、これは大臣にお聞きしますという。...全文を見る
○山田(正)委員 私が大臣にはっきり答えてほしいのは、いいですか、今まではいわゆるOIEの基準でしか輸入していなかったと農水省は言ってきた。それは間違いないのですか。まずそれだけ。
○山田(正)委員 いや、OIEと言ってきたんだけれども、それについてOIEの基準で輸入してきたと言ってきたことは間違いないか、それだけでいい。
○山田(正)委員 九七年、OIEの基準ができてからはOIEの基準に従って進めて輸入をしてきた、それはイエスかノーか。
○山田(正)委員 そうすると、今まで私が何度も農水省に聞いたときに、すべてOIEの基準どおりに輸入してきたので、畜産局が輸入許可を与えたことについては一切問題がない、そういうふうに私は今まで聞いてきたけれども、今の大臣の答弁と、同時に、実はこの十二月の日本農業新聞の中に、イタリア...全文を見る
○山田(正)委員 時間がないのでこれで終わりますが、ぜひこの問題、EUからの指摘を正確に受けとめて、今までのように事実を隠ぺいして国民になお不信を増幅させることのないように、ぜひ大臣にきちんとした対応をお願いします。  終わります。
01月24日第154回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  今雪印の問題であれこれ狂牛病の問題はさらに深刻になりつつあるようですが、私の方はこの狂牛病関連のことで質疑させていただきたいと思います。  実は、EUからのリスク評価、今私の手元にございますが、EUからのリスク評価を、私、昨年の農水...全文を見る
○山田(正)委員 総理、今お聞きになっていたと思いますが、本当に、今国民にとって、生産者にとっても、流通業者にとっても大変なことです。一国の農政を預かる農水大臣が大変大事なEUのリスク評価、これを事務方から全く教えてもらってなかった、よく中身を知らなかった……(武部国務大臣「全文...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、大臣は、このEU報告書が新聞のスクープで明らかになる前、本来なら農水省としては隠しおおせるものならおおそうと思ったのかと私は思うんですが、十三年の十月十七日の農林水産委員会で、武部大臣ははっきりと、イタリアにおいては湿熱百三十六度、三十分、三気圧で、いわゆ...全文を見る
○山田(正)委員 農水大臣に、私は、前回のときから、このEU報告書は大変大事な報告、だからこれは十分に読んでいただきたい、私が質問するんだからと前もって言っておったはずだし、かつ、きのうもそういう通告はいたしております。  ところが、このEU報告はそんなに長いものじゃない、わず...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、では、前回の答弁を撤回するのか、間違っておったと。農水省は、OIE基準に従わない、国際基準に従わない、そういう三気圧で加熱した、そういうものを入れてなかった、いわゆる農水省は過失責任があった、それを認めるのか認めないのか、それを取り消すのかどうか、それをは...全文を見る
○山田(正)委員 ともあれ、私の時間が短いので申しわけないんですが、この委員会の答弁事項にはっきりと書いてあります。後で理事会で問題にしていただければ、そう思っております。  それで、実は総理大臣に最後にお聞きしたいんですが、家畜伝染病予防法四十四条、そして飼料の安全に関する法...全文を見る
○山田(正)委員 そして、それを知った責任について、一言答弁いただければと思います。
02月04日第154回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  今、テレビで、新聞で、連日雪印の問題が報道されておりますが、この十月十八日、いわゆるBSE問題での全頭検査をする以前の牛肉の在庫、これの緊急保管対策事業について、ひとつ農水大臣からお聞きしたいと考えております。  これはもともと、農...全文を見る
○山田(正)委員 それでは、肉は消費者が食して、心配だから保管して隔離するけれども、内臓、ホルモンとか骨は長期保管に適応しないからやめてしまった、構わない。どうも納得いかない。農水大臣としては、これは国民に対して非常に冒涜というか納得いかない行為だと思うが、それでも内臓、骨の回収...全文を見る
○山田(正)委員 これ以上言っても仕方ありませんが。  この肉についてですが、いわゆる国民が安心して食べていくには、十月十八日以降は絶対大丈夫だと。それ以前の肉について、実は、既に肉の小売屋さんとか焼き肉レストランとかいろいろなところにあった肉については、私も随分調べてみたんで...全文を見る
○山田(正)委員 私が調べた限りでは、ほとんどの肉屋さん等々、焼き肉屋さんでも、その肉の回収はなされなかった。農水大臣はその程度の措置しかしなかった。  これについて、総理大臣。農水大臣の今回のこの緊急保管事業について、適切であったかどうか、農水省として十分なことをしたと思える...全文を見る
○山田(正)委員 私が聞いているのは、今の、その先ほどの措置一つにしても、農水大臣のとった措置が適切であったかなかったか、総理大臣がどう考えるかという意見を聞いているのであって、その意見について、明確に、適切であった、そうではなかったと思う、どちらか答えていただきたい。
○山田(正)委員 総理に。(小泉内閣総理大臣「後でします」と呼ぶ)
○山田(正)委員 まとめてまた最後に総理にはお聞きいたしますが、今度の牛肉保管事業において一万二千六百二十六トンをそれぞれ買い上げていたわけですが、その全肉連の六千百七十トンとハム・ソーセージ組合の三千四百十四トン、今度の雪印の問題はハム・ソーセージ組合の三千四百十四トンの中にい...全文を見る
○山田(正)委員 買い戻し前提でということですが、それは国民を欺くものではないですか。いわゆる十月十八日以前の肉を、それはもう安全宣言をしたんですから、それ以前の肉についてはでは保管しますよ、隔離しますよ、そしてこれは、そのうち国民がBSEのことを、うわさにもならなくなったら、そ...全文を見る
○山田(正)委員 私の持ち時間もあと二、三分なので総理にお聞きしたいんですが、そういった農水大臣のずさんな今度の保管事業、それによって、買い入れ枠をめぐって十一月八日には徳島で肉屋の問屋同士の殺人事件にまで発展した。これは大変なことなんです、このことは。  そして、私が各都道府...全文を見る
○山田(正)委員 私は、自分でも牛を飼っていたりいろいろやってきたので生産者の声をしょっちゅう聞いていますが、今小泉大臣に生産者が言っていることは、武部大臣にばかり任せておって、このBSE問題はただ大臣がしっかりやっているからそれでいいじゃないかと。あんな、本当に今度のBSE問題...全文を見る
○山田(正)委員 時間が参りましたので、終わります。
02月05日第154回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○山田正彦君 私は、武部農林水産大臣の不信任案に対して、自由党を代表して、次のとおり賛成討論を行います。(拍手)  今回のBSE騒ぎで、国民は牛肉に対する信頼を失い、消費は大きく落ち込んで、肉牛の価格は暴落いたしました。今や、日本の畜産関連産業は危機的状況に陥り、生産者、流通、...全文を見る
○山田正彦君(続) 武部大臣は、これまでの農林水産省の任務懈怠、不手際の責任をとって、直ちに辞任すべきであります。  そして、今こそ、国民が一日も早く安心して牛肉が食べられるように、政治家は、これまでのように役所に対策を任せるだけではなく、諸外国がそうであるように、党派を超えて...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  BSE問題についてお聞きをしたいと思っておりますが、まず、副大臣にお聞きしたいと思いますが、肉骨粉の買い入れ、これはどのような基準で、どのようになされておられますか。
○山田(正)委員 私の質問、ちょっと勘違いしておったようですが、国内でレンダリング業者から肉骨粉を今買い入れておりますね。買い入れるときに、価格がまずありますが、価格で、トン当たり幾ら、重量で買っていると思うんですが、そのトン当たり幾らで買っているのか。  実は、私がちょっと調...全文を見る
○山田(正)委員 千百十四円で隔離牛肉を買い入れした。そのときに、それこそキロ二百円ぐらいの単価の安いくず肉等々、すそ肉等々についても全部それで買い入れざるを得なかった。その中には、またいろいろな問題、いろいろ入っているようですが、考えれば、この肉骨粉の買い入れについても、副大臣...全文を見る
○山田(正)委員 伝えているということと、買い入れに当たって検査しているかしていないか。ともかく検査しているかしていないのか。ただ黙って向こうの言いなり、副産物協会の言いなりに買っているのか。そこを聞きたいと言っているんです。
○山田(正)委員 検査をしていないということで、前回、隔離牛肉において雪印の不正というのもまさにそういう、買い入れ体制において、しっかりした基準でもって、しっかりと検査をしながら買っていくんだという、例えば隔離牛肉の場合だったら屠殺証明等々をつけなきゃいけないとか、そういう行政の...全文を見る
○山田(正)委員 一日約四百トン近い肉骨粉がたまっていっている、ふえ続けていっている。その肉骨粉のふえている一日当たり四百トンとは大変な量ですが、それをどのようにして保管しているのか、その保管料は農水省が負担しているのかどうか、その点はどうですか。
○山田(正)委員 屋内で保管するのは当然でしょうが、その保管料はどうなっているのか、どういうところで保管しているのか。
○山田(正)委員 そうすると、国の助成でますます、国は焼却が進まずにどんどんふえていっている。毎日毎日ふえていっている。それを我々の税金で負担している。そうすると、その焼却、それを急がなければいけないのに、それを急がないというのは、急げないというのは、そこに何らかの事情、例えば、...全文を見る
○山田(正)委員 大臣にもお聞きしたいと思いますが、既に肉骨粉を隔離、焼却するとなってから半年近くたっていると思いますが、それでいてまだまだセメントの試験焼却云々とかそういう言い方をして、どんどん我々の税金はそのための保管費に今使われていっている。そうして考えますと、これは各市町...全文を見る
○山田(正)委員 環境省に相談する、環境省と話してやってもらう、環境省にあるいは法的手段をとってもらうというのは、他人任せではありませんか。このBSE問題は農水省の責任、肉骨粉の焼却処理も農水省の責任。そうであれば、農水省みずからが、BSE緊急措置法なり法律でもって、焼却を早く、...全文を見る
○山田(正)委員 検討してまいりたいということですが、これは環境省等の問題ではなく、まさに農水省としてどういうふうにしていくか早急に対策を打たなきゃいけない問題で、ぜひ早急な措置、あるいは私どもは、これは法律によっていろいろな意味でBSE問題は解決していかないといけないんじゃない...全文を見る
○山田(正)委員 畜産事業団がやっている、それでいいんでしょうか。——はい。  そうすると、畜産事業団は、今回の隔離牛肉の買い入れをいわゆるハム・ソーセージ組合とか全肉連とかそういったところに委託して、いわゆる買い入れ側の当事者である。その当事者が、言ってみれば、本当に買い入れ...全文を見る
○山田(正)委員 今の副大臣の答弁、よくわからなかったのですが、事業団がいわゆる買い入れの主体である、買い入れた団体である、そういうことですね。その事業団が、いわゆる偽装のものがなかったかどうかというのを今検査しているということですか。間違いありませんか。
○山田(正)委員 では、六団体が買い入れして、そしてその買い入れした肉の所有権はどうなるのですか。六団体のものになるのですか。
○山田(正)委員 六団体にお金が払われているのではないのですか。それを幾ら聞いたって始まらないことで、それはもうこれでやめますが、事業団が検査するということは、身内の検査になっているのじゃないのか。そうすると、私の調べでもいろいろと出てまいっておりますが、検査前、いわゆる買い入れ...全文を見る
○山田(正)委員 既に三十倉庫分ですか、終わったという検査の結果、それについて私は質問通告で、いわゆるその検査書、どのような検査か、その書類等もきょう出してもらうように言っておったのですが、私の手元にも届いておりませんし、ただ検査したというだけではきょうは納得いかない、そういうふ...全文を見る
○山田(正)委員 我々議員に国政調査権があるわけですが、その中でどういう調査が、本当に厳正に行われているかどうか、私もこの質問に当たってそれについての資料を、当然、書面で、その結果があるはずだからそれを出していただきたい、そう言っておったわけです。きのう、きょう出していただきたい...全文を見る
○山田(正)委員 詳しく検査させている、詳しく検査させていると言いながら、上の方の許可がないので、検査の結果についても、我々国会議員に対してその書類をお見せするわけにはいかない、そういうことでは、本当にその検査が厳格になされているのかどうか。大臣の、副大臣の意向はわかるけれども、...全文を見る
○山田(正)委員 物理的に全量検査は十分可能である、そして、むしろ事業団、身内の者に検査させないでいわゆる民間に、第三者に委託して検査するという方法が最も合理的ではないかと思うんですが、いわゆる農水省としてそれがやれないということは、全量検査しないということは、どこかおかしいもの...全文を見る
○山田(正)委員 これ以上言ってもしようがありません。  次に、畜産事業団についてちょっとお聞きしたいと思いますが、きょう、参考人で理事長を呼んでおります。  畜産事業団というのは、一体その収入はどういうところから年にどれくらいあるんでしょうか。
○山田(正)委員 それでは、財務省に出した平成十二年度行政コスト計算書、これでお聞きいたしますが、これによると、平成十二年度の収益、事業収入六百八十四億、これは何なんですか。
○山田(正)委員 そうすると、次の収入の主たるもの、千三百四十八億というのが、これは政府交付金となっていますが、一年に千三百四十八億の政府交付金、これは一体中身は何なんですか。
○山田(正)委員 そうすると、本来関税として国庫に入るもの、いわゆる国の、財務省の収入になるべきもの、それの約二千億ぐらいが毎年畜産事業団に入っている、そう考えてよろしいですか。
○山田(正)委員 それで、事業の中身は後で聞きますが、この畜産事業団の、正式名称は農畜産業振興事業団ですか、いわゆるバランスシート、資産についてお聞きいたしますが、今現在、資産のトータル、例えば現金・預金、有価証券。まず、現金・預金だけでどれくらいありますか。
○山田(正)委員 平成十二年度の行政コスト計算書、昨年九月財務省に出したこの書類でいくと、四千九百億、三千……(発言する者あり)そうですか、失礼いたしました。  今現在幾らと言いましたっけ。済みません。
○山田(正)委員 現金・預金だけで約四千億近く、固定資産が千六百億ぐらいありますから、全体で六千五百億畜産事業団は現在資産がある、そういう形になるかと思いますが、一方、流動負債の方は、実際に事業団の性格からしてどういうものがあるのか、ひとつそれを簡単で結構ですから。
○山田(正)委員 この交付金千六百三十二億というのは、もともとこれは入ってくる国からの交付金ですね。それを一時借り入れ、負債のところに計上しているということで、実際の負債は二百五十七億。いわゆる砂糖か何かの基金の支払いのための一時借り入れ立てかえ払いといったそれくらいで、事実上借...全文を見る
○山田(正)委員 そうすると、時間も参りました。大臣にお話ししておきたいと思いますが、いわゆる畜産事業団、この畜産事業団の本来の畜産振興のためのお金、それが今現在、資産として六千五百億ざっとあるわけです。そうすると、今回、BSE関連でもって今本当に被害を負っているのは、恐らく農水...全文を見る
03月13日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  三宅島の噴火が相変わらず続いておりますが、昨年十一月に、私ども、三宅島に行ってまいりました。その後、三月になるわけですが、噴火のガスの状況は一体どうなっておるのか、お聞きしたいと思います。
○山田(正)委員 十一月の時点よりも幾らかガスの噴出量は下がってきているというのは事実なんですか。
○山田(正)委員 きのうも、一時帰島というのですか、三宅島の皆さんにとって島に帰るというのは、それは大変思いがこもっての帰島なんでしょうが、なかなか実現しないでおります。  そんな中で、ひとつ活火山対策特別措置法を早く適用すべきではないのか、そう思いますが、大臣、どう考えられま...全文を見る
○山田(正)委員 大臣はそういうふうに言っておりますが、活火山対策特別措置法、この「目的」等々を読んでみますと、この法律というのは、「火山の爆発その他の火山現象により著しい被害を受け、又は受けるおそれがあると認められる地域等について、」と、いわばその地域については間違いなく三宅島...全文を見る
○山田(正)委員 大規模に島民が入ってというわけではありませんが、あるいは各部落の公民館をクリーンハウスみたいな施設にすることによって、例えばショートステイみたいな形で部落の何人かずつそこに住めるような、一時帰島できるような、そういう形のいわゆる避難施設の緊急整備、これが活火山対...全文を見る
○山田(正)委員 今、三宅島に、既に百人か二百人かの人が、常時クリーンハウスのもとに居住しながら工事を進めているというのは事実であります。そうであれば、各部落に公民館がございますし、そういうところにいわゆるクリーンハウスの施設を、簡単なものをつくることは可能だ、そう大したお金はか...全文を見る
○山田(正)委員 どうも、大臣と私の議論とかみ合っていないんですが、活火山対策特別措置法の地域指定を今する必要はない、今はまだいわゆる活火山の噴火があって人が住めるような状況じゃないから、今指定するときではないという言い方だ、そうとっていいんでしょうか。
○山田(正)委員 この時期ではない、将来は適用する。では、どうなったら適用するのかという判断を政治がする、行政がするということかと思いますが、ただ、我々政治家が考えなきゃいけないのは、活火山対策特別措置法という法律があって、その地域指定をしてほしいと今三宅島の住民は私どものところ...全文を見る
○山田(正)委員 三宅島でいろいろな事業、例えば、いろいろなところに勤めておった方々が全島避難によって勤められなくなった。当然失業保険というのは出たと思うんですが、そういったいわゆる雇用保険等の給付状況はどうなっておったか、それについてお答えいただければと思います。
○山田(正)委員 いただいたデータによると、百九十三人の方が失業給付を受けられたようですが、その中で特例措置が百六十六人。ところが、現在は、ほとんどの方がというか、この六人の方はわかりませんが、失業給付を受けていない。受けていないということは、一体、就職ができているのか、あるいは...全文を見る
○山田(正)委員 有珠山の噴火にしてもそうですが、鳥取の災害の場合でもそうだと思いますが、どこの災害、三宅島に限らず災害があった場合に、どうしても生活そのものを、今言ったように、失業保険ももらえなくなってくる、そういったときに支え切れないでいる状況というのは生じてくる。  そう...全文を見る
○山田(正)委員 そういう大変深刻な状況なので、言ってみれば、住宅支援等で、無料で都営住宅に入れるようにするとか、そういういろいろな手配はしているというお話でありましたが、私が言いたいのは考え方の問題でして、いわゆる災害によって余儀なくされている立場の人に対しては、その人たちにと...全文を見る
○山田(正)委員 何度も同じ話をしてもしようがないんですが、ただ、失業保険にしても六カ月で切れてしまう、その後みんな延長できないで困っているという現実。例えば、生活保護を受けるにしても、極端に言うと、財産があれば生活保護を受けられない。災害地に財産があると、どうそれを解釈するのか...全文を見る
○山田(正)委員 十年で区切るということは、もう十年で終わったのか終わっていないのかということなんですが、二十年やって、さらにもう十年やらなきゃいけないということであれば、恒久法としてそれをやっていいんじゃないのか。その辺をちょっとお聞きしたかったんですが、それについて。
○山田(正)委員 終わります。
03月28日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  きょうは、畜産物価格についての審議、委員会のいろいろな質疑なんですが、実は大臣は北海道で、大変酪農にお詳しいと聞いておりますが、生産者乳価は一体どのようにして今決められているのか、ひとつお教えいただければと思います。
○山田(正)委員 ちょっと、私が聞いたのはそういうことではなくて、乳価の取り決め方、いわゆる指定生産者団体とメーカーとの取引の価格はどのようにして決められているのか。副大臣、結構です。
○山田(正)委員 相対取引でいわゆる百五十ぐらいのメーカーと生産者団体がやっているということは、力の差によって価格が大分変わってきているんじゃないか。私が聞いているところでも、一キロ当たり五円ぐらいの開きが出てきている。  これは生産者にとっては大変大きな価格の差であって、そう...全文を見る
○山田(正)委員 私が聞きたいのは、平成十一年に試みた入札制度を、もう取引をやめた、これはなぜやめたのか、どういう弊害があったのか。せっかく入札制度、いわゆる公開の市場制度というものを導入しようとしながら、乳価において、乳製品において、それをやめるに至ったというのは、何かそこに働...全文を見る
○山田(正)委員 補給金を十円三十銭から十一円に決めたわけですが、いわゆる七十銭上げた、その上げた主な理由ですね。このところ物価はずっと下がり続けてきている。そんな中で、今まで長い目で見れば乳価も下がってきたような傾向はあったんですが、そこで、ここで上げたというのはそれなりの理由...全文を見る
○山田(正)委員 大臣のお話ですと、七十銭上がったというのは、いわゆる副生物あるいはぬれ子等の価格の低下、そういったものを考慮して、農家経営、酪農家経営安定のために乳価を引き上げたんだ、よくそれは私どもも納得いくわけですが、では、今度は牛肉の安定上位価格、安定基準価格、これは十三...全文を見る
○山田(正)委員 どうも、大臣、私の質問に答えていないんですが、私が言っているのは、いわゆる乳価についての補給金を七十銭上げた。今まで下がり続けたのを上げたわけです、ことし。それはなぜかといったら、副産物その他の価格はBSEの影響で大いに下がった、下がったからそうして上げたんだ。...全文を見る
○山田(正)委員 じゃ、乳価の方は上げて、こちらの方はぎりぎりの選択で据え置いたと。言ってみれば、酪農家の政治的な力が強くて、どうやら政治的判断でぎりぎりのところ据え置いたとお聞きしたんですが、これ以上質問するのはもうやめましょう。  もう一つお聞きしたいんですが、先ほどからち...全文を見る
○山田(正)委員 どうもよく、その説明、私としては納得いかないんですが、これを聞いたところでしようがない話で、ひとつ、副大臣、大臣もよくわかるとおり、これだけの開きがあるのに格付でその基準価格を決めないというのはおかしい、このことはよく実態を知っておられる方ならよくわかることで、...全文を見る
○山田(正)委員 B2、B3を買い支えた、調整保管したということですが、価格の推移で見る限り、B2、B3あたりが七百八十円を大幅に下がって、大幅とは言いませんが、下がっている。じゃ、これは買い支えたことにならないんじゃないのか。一体何をしておったのか。一体どれだけの量をどうしたの...全文を見る
○山田(正)委員 一般の畜産農家のA3とかA4とかというものならまだしも、B2、B3とか、その辺においても買い支えすら、いわゆる調整保管すら十分にできていないとしたら、なかなか難しいとか、いろいろな事情、副大臣弁解しておられたようですが、もうそんな制度だったら要らないんじゃないで...全文を見る
○山田(正)委員 いろいろ言っても、これ以上言ってもしようがありませんで、ぜひひとつそこは、今回、畜産価格の問題で考えていかなきゃならないということ。  もう一つですが、実際にかなりA4価格、A3規格の価格は大幅に下がったわけですね。B3においても随分下がった。ところが、そうい...全文を見る
○山田(正)委員 大臣が疑問を持たれたのではしようがない話で、もう少し、例えば一つの小売価格に対する行政指導とか、あるいはいろいろな形での具体的な指針を打ち出しているならともかく、疑問であるという段階でしか大臣はお答えにならないわけで、私の時間ももうないので、最後にちょっと質問を...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田です。  西野さんにお伺いしたいのですが、三宅島から八丈島に行かれて、八丈島でユリの栽培をしているというのを新聞で私、見ていまして、大変頑張っていらっしゃる、一度お会いしてお話でもお聞きしたいなと思っておったのですが、きょう参考人で伺いました。 ...全文を見る
○山田(正)委員 どうですか、ここ一年半か二年もすれば三宅島に戻れそうなお話があるわけなんですが、あなたとしては、もしこれが落ちついたら三宅に戻って、もう一度そこで、レザーファンとか今までやっていた三宅島での農業を再開したいというお考えですか。
○山田(正)委員 三宅に戻って、あなたと同じように農業をやろうとする人たち、農業者だけで二百五十八戸、七億円の売り上げというか、生産高があったということですが、あなたの友人とか農業者仲間あるいは漁業者も含めて、第一次産業に島で従事している人たちがそのまま島に戻って、どうやったら自...全文を見る
○山田(正)委員 そこなんですが、いわゆる農業委員会の報告等を読んでみましても、既にビニールハウスは壊れて、施設が大半壊れているような状況、そんな中でレザーファンの栽培はどうなるのか。例えば公のもの、排水施設とか給水施設とか道路、そういったものは公的な支援というのはできるかと思う...全文を見る
○山田(正)委員 廣井先生にお聞きしたいんですが、雲仙・普賢岳とか有珠山等々における農業、漁業、そういった個人事業に対する支援というのはどの程度までなされているんでしょうか。
○山田(正)委員 廣井先生にお伺いしたいと思うんですが、いわゆる活火山対策特別措置法、この法律における指定は早く受けなきゃいけない、そう思って、実はこの委員会でも大臣に一般質問で私は何度もやっているんですが、なかなかまだそうしてもらえない。  ただ、その中で、活火山対策特別措置...全文を見る
○山田(正)委員 先生に重ねてお聞きしたいのですが、私どもも、議席を持ってこうして委員会で、政治の一角に携わっている者ですが、いわゆる政治における行政の不平等さ、やらなきゃいけないことをやっていない、それをどこに訴えたらいいのか、どうしたらいいのか。そういった意味で、非常に政治の...全文を見る
○山田(正)委員 今、先生もおっしゃったように、今本当に生活に困っている、先生のこのデータの中でも、生活保護制度について見ると、今後困ったときに相談したい人が四一%と最も多い。ところが一方、生活が非常に苦しいと答えた世帯の中で早期に相談したいと答えた人は一九%にとどまった。という...全文を見る
○山田(正)委員 確かに、自分の責任ではなく噴火という天与の災害によって、生活を閉塞させられてどうしようもなくなってしまった。そういった場合においては、私は、日本国憲法の二十五条の生存権、いわゆる文化的な最低限度の生活を営む権利を国民だれしも持っているんだ、それを国が保障しなけれ...全文を見る
○山田(正)委員 私の質問は終わりますが、最後に、長谷川さん、いわゆる商工業者の方々、いろいろな方々が大変厳しい状況下にあるわけですが、今五百人もの方がいわゆる災害復興の工事のために働いておられる。これからさらに降灰除去作業とかいろいろな公共事業が出てくるわけですが、そういったも...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  きょうは金融二法案についての審議ですが、その金融二法案の審議に入る前に、きのう発表がありましたBSE問題に関する調査検討委員会報告について、大臣に二つほどお聞きしたいと思っております。  まず、この報告書の中で、大臣が大臣になってか...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、それをしなかったことは確かに問題であったということは言っているわけですが、まさしく大臣が大臣になってから、このEUのステータス評価についても、私ども委員会の議員に対してすらないということ、そういう形で不透明、いわゆる隠してきたという事実。  そしてもう一...全文を見る
○山田(正)委員 きょうは金融二法案の審議なので、そんなにこのことでするつもりはありませんが、ただ大臣、今のあなたの答弁、きょうはちょっと資料を持ってきていないんだけれども、あなたは議会でもって、委員会でもって、いわゆるEU、イタリアの肉骨粉は、百三十三度、二十分、三気圧、これで...全文を見る
○山田(正)委員 いろいろ新聞の報道等が私としては本当なんじゃないか、そう思うんですが、きょう午後からの参考人質疑で、うちの党で高橋先生に聞いてもらうことになっていますので、その件はそれでまたいろいろと明らかになると思います。  もう一つ、今回、政と官の癒着の問題について、癒着...全文を見る
○山田(正)委員 ざっと今私の手元にあるこの特殊法人、独立行政法人、いわゆる食肉と畜産関係だけで八十五あるわけですが、その中には、いわゆる問題の前の熊澤次官、今回調査報告書にもあるように、重大な失政の責任あるとされた、言ってみれば当時の畜産局長、熊澤元次官が社団法人日本食肉協議会...全文を見る
○山田(正)委員 公益法人を総ざらい、いわば整理し、天下りをさせないということなのかどうか。整理し、必要なものは全部やめさせ、そして天下りもこれから先禁止する。そういういわゆる農水省改革をやるつもりなのか、そうではないのか。
○山田(正)委員 きょうは金融二法案の審議の場なので、それくらいで本来の議題に入らせていただきたい、そう思います。  このいわゆる農業金融の問題で、農業近代化資金、公庫資金、それから農業改良資金、この三つが大きくはあると思うんですが、その中で農業近代化資金にしても、実はかつて私...全文を見る
○山田(正)委員 実際に農業をやってみて、農業の制度金融で一番困ったのは、これは私自身の体験からして、設備とか機械とか、あるいは家畜を買うときのお金は出るけれども、いわゆる運転資金が出ない、これは大変農業者にとっては困ってきたわけですが、今回、いわゆるセットでなくても、今困ってい...全文を見る
○山田(正)委員 この近代化資金の枠内で、運転資金あるいは借りかえ資金も可能だと。今回の改正で、あるいは改正がなくても、どちらですか。
○山田(正)委員 実際に借り入れの際に農業者が一番困るのは、特にプロ農家、実際に先進的にやっている農家というのは、時折というか、よくあることで、かえって多いかもしれませんが、農協との関係がうまくない。農協から資材を購入したりとかしないで、直接安いところから自分で入れ、そして高いと...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆる銀行とか金融機関、農協ではなくて、民間のそういうところはまれ、まずないと言っていいと。
○山田(正)委員 本当に中核的な農家、いわゆるプロ農家は、農協離れがどんどん進んでいる。逆に言うと、農協離れが進んで、いわば農業生産法人とか、事業としての農業が将来の日本の農業を担っていくであろう。  そういった場合に、そういった人たちが本当にお金が借りられるような形での、民間...全文を見る
○山田(正)委員 もう四、五年ぐらい前になりますが、いわゆる銀行の貸し渋り対策として、中小企業、それに対して五千万までは無担保無保証で融資を実現した。これはかなり広範に、実際の中小企業者は結構あのとき随分使ったわけなんですが、結果として思ったより事故率も少なかったようで、そんな中...全文を見る
○山田(正)委員 個人が千八百万、法人が三千六百万というのは無担保無保証で出す、いわゆる無条件でやると。
○山田(正)委員 かつて貸し渋り対策の五千万、結構中小企業は助かったわけなんですが、まさにあのときは、もちろん無条件とは言いませんが、それなりに枠が広がった。だから今回もそれなりに、あれくらい並みに広げるつもりなのかどうか。
○山田(正)委員 副大臣がむしろ期待をしているというんじゃ困るので、副大臣がそうさせる、大臣がそうさせる、そういう行政をやらなければ農家は助からないところまで今来ているということ。ではひとつ大臣、どうですか。
○山田(正)委員 なかなか、大臣も長々と答弁する割には、中身のないお話だ。  一つ大臣に御提案したいのですが、各県の中小企業の信用保証協会と比べて、保証料率が低いんじゃないか。これも質問事項の中へ入れて通告しておったんですが、事故率も比較的少ないんじゃないか、農業信用基金協会。...全文を見る
○山田(正)委員 きょう参考人で農林漁業金融公庫総裁を呼んでおりますので、総裁にお聞きしたい、そう思っておりますが、いわゆる不良債権のリスク管理、それは今どういう現状にあるのか。ちょっと手短に、私も持ち時間が少なくなってまいりましたので、お答えできれば。
○山田(正)委員 私の手元にあるこの資料、いわゆるリスク管理債権の状況によりますと、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫、国金とあるわけですが、この中で、破綻先債権が農林漁業金融公庫は七十七億しかない。ところが、延滞債権が一千五百九十億。実際に、じゃ中小企業金融公庫はどうかというと...全文を見る
○山田(正)委員 農協の不良債権のリスク管理、金融公庫の不良債権のリスク管理等、少し質問しようと思っておったのですが、ちょっと私の質問時間がなくなってしまいました。  最後に、大臣に言っておきたいと思っておりますが、非常に大事な問題なんです。実際に、それによって、不良債権の中身...全文を見る
○山田(正)委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、農業法人に対する投資の円滑化に関する特別措置法案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農業法人に対する投資の円滑化に関...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。きょうは参考人の先生方、本当に私にとっても大変驚くようないろいろお話をいただきまして、ありがたく思っております。  溝上先生にお聞きしたいんですが、先生からいただきました資料の中で、GPS観測により測定された平均的な地殻変動、この中で、一...全文を見る
○山田(正)委員 そうすると、いわゆる固着域がはがれる前兆滑りの中間ぐらいではないかということなんですが、いわゆる前兆滑りが始まってマグニチュード八以上の地震が起こるまでの間、例えば何日間なのか、何カ月なのか、あるいは何時間なのか、その辺はいかがなんですか。
○山田(正)委員 お聞きしますと、いわゆる前兆滑りを観測して四十八時間から数時間前までには地震の予報がほぼ確実にできる、そういう段階に東海沖地震はあるんだと考えていいかと今お聞きしたのですが、四十八時間前に前兆滑りがわかって、予知判定委員会というのですか、そこで、今申しましたよう...全文を見る
○山田(正)委員 私の質問とは違うんですが。私が聞きたかったのは、予知が例えば五時間前にできたとする。そのときに、どういう警報、例えば、具体的に火災についての備えとか、あるいは耐震構造のできていない建物に住んでいる人に対してはどこどこに避難しなきゃいけないとか、そういうことは少な...全文を見る
○山田(正)委員 ただ、火災の場合に、もし最小限度であったとしても、気になるのは、阪神・淡路大震災のときもそうだったと思うんですが、倒壊した家屋のところで近代的消防設備が機能しないということは十分考えられる。人力で火災を防災することはできない。そういった場合に、むしろ原始的な、家...全文を見る
○山田(正)委員 私がお聞きしたのは、そういったライフライン、いわゆる水が来ない、そして、近代消防車も入れない、そういった場合の対策はきちんとできているのかとお聞きしたんであって、もうそれ以上聞こうとは思っておりません。  溝上先生にお聞きしたいんですが、いわゆる活断層、二千ぐ...全文を見る
○山田(正)委員 白石先生にお聞きしたいんですが、いわゆる耐震構造の建物、基準に沿った基準適格の建物ですね。そういったものは阪神・淡路大震災ではほぼ大丈夫だったんでしょうか、地震の際に。ほぼというのは、どの程度安全なんでしょうか。
○山田(正)委員 基準適格な建物は。
○山田(正)委員 工事も手抜きがなくて基準に合った建物というのは、ほぼ九割ぐらいは大丈夫なんですか。
○山田(正)委員 その結果、確率を聞きたかったんですが、もう私の時間が終わりましたので、最後に翠川先生に、きょう横浜市のこのマップを見て大変ありがたいなと思ったわけですが、地盤の調査からこういうマップの作成というのは横浜市だけなのか、東海地域で行われているのか、それを聞いて私の質...全文を見る
○山田(正)委員 ありがとうございました。
04月24日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  大臣にお聞きしたいと思うのですが、今、野菜の価格は低迷しております。ちょっと調べてみますと、平成十年の四月、十一年の四月、十二年の四月からしますと、約半分近くまで落ち込んでいるんじゃないか。ことしですね。そうすると、これだけ野菜の価格...全文を見る
○山田(正)委員 今、大臣言われましたが、一番大きいのは輸入にその原因があるんじゃないか、そう考えてよろしいでしょうか。
○山田(正)委員 平成三年から平成十二年、約十年間で、自給率九〇%が八二%に約一〇ポイント下がった。輸入量を調べてみますと、百十万トンから二百二十四万トンと倍以上に上がってきている。これがやはり、野菜価格の低迷、野菜農家が本当に今大変な状況に陥っていることの大きな原因じゃないか、...全文を見る
○山田(正)委員 おっしゃったように、暫定セーフガードをやったけれども、本格的なセーフガードの発動にまでは至らなかった。ネギ、生シイタケ、畳表ですね。  その中で、平成九年から十三年までの間に、中国からの輸入が四・二倍、韓国から十・七倍、韓国からもかなり急激な輸入の増加があって...全文を見る
○山田(正)委員 輸入によって重大な影響を受けているということは、大臣、お認めであったとしたら、セーフガードの発動を暫定措置だけでなぜやめたのか。例えばネギとかシイタケ、畳表にしても、七割から六割ぐらいに前年比輸入がとどまっているから協議会でいいんだというような言い方にも聞こえま...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、時間がないので、質問の答えだけ答えていただければいいので。  セーフガードを本格的に発動できなかった、それは本当のところを言うと、いわゆる中国からの対抗措置、自動車の関税等、いわゆる経済産業省の立場、そういったものから押し切られたということではなかったの...全文を見る
○山田(正)委員 いろいろ報道はされておりますが、私どもから、国民から見たら、何とも腰砕けな感じを受けたわけです。大臣も重大な影響を受けているということは認識しながらそうなったわけですが、でも、この四月一日から施行されました中国向けの経過的セーフガード、これは中国としては対抗措置...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆる対中国の経過的セーフガード、これはちょっと今大臣も話されたようだけれども、一般セーフガードは、いわゆる国内産業に重大な損害を受けた場合、その重大な損害またはそのおそれ、それがどうかというところでかなりいろいろ問題もあったようですが、今回は単なる攪乱または...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆるゴボウ、ショウガにおいては市場攪乱要因とは見ない、攪乱されていないという御返事なのか。そうであったらそれでよろしい。ただし、里芋は前年比二二三%の増、これも今市場攪乱要因ではないのかどうか、中国からの輸入で。明確にお答え願いたい。
○山田(正)委員 国際的にその定義が定まっていないからどうだ、確定的なものがないからどうか、そんなばかなことを大臣が言ってもらっては困る。これは、日本の国内事情、日本の農家にそれによって実害があるかどうか、いわゆる市場の攪乱要因になっているかどうか、そこだけの判断なんだから。 ...全文を見る
○山田(正)委員 今そうおっしゃいましたが、大臣、お答えになったように、里芋に関してはことしになって既に二二三%の前年比増、これについては少なくとも市場攪乱は客観的に見てされている。であったら、直ちに調査してやっていただきたい。  ただ、このセーフガードなんですが、アメリカの場...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、私の時間は終了したのですが、こういう野菜の構造改善対策の云々だということよりも、本当に大事なのは、中国の野菜なら中国の野菜に対して直ちに経過的セーフガード、対抗措置なくできるようになったんだから、市場攪乱のおそれだけで。  だから、大臣、こんな満遍のいろ...全文を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  参考人の四人の方々、本当に御苦労さまでございます。  ひとつ飯塚参考人からお聞きしたいと思うのですが、先ほどからお話があった、キュウリが十三段階、十三種類に分けられる、三種類か四種類の大きさ、サイズでいいのにというお話でしたが、前々...全文を見る
○山田(正)委員 一〇%の契約栽培の中でですが、例えば、先ほどちょっと聞かれておったその関連なんですけれども、生産者と契約したのに、生産者がそれだけの品質のそれだけの量を生産できなかった、御社としては非常に困る、そういった場合はどういうふうに現実には処理していますか。
○山田(正)委員 生産者に対しては損害賠償請求をやるわけですか。
○山田(正)委員 それでは生産者は何のデメリットもないので、どんどんやっていく。  私が実際に聞いた話では、契約栽培すると、そのとき品質、数量がないと、その分についてすべて生産者が負担しなきゃいけない、そういうふうにお聞きしておるんですが、どうなんでしょうか。
○山田(正)委員 大変良心的で、それだと生産者にとっては本当にありがたい話なんですが。  お話を承ったところで、実は柳澤さんに長野のことをお聞きしたいと思うんですが、今言ったキュウリの十三規格、これは何でいまだに続いているんでしょうか。ひとつ、どういうことでそうなっているか。
○山田(正)委員 いわゆる市場価格、市場形成そのものがそういう十三規格まで必要としているというお話に今お聞きしたんですが、そうであれば、委託販売、契約栽培、そちらをどんどん進めていけば、そういう規格もなくなっていくんじゃないかということのようですね。  それで、奥野参考人にお聞...全文を見る
○山田(正)委員 奥野参考人に引き続きお聞きしたいのですが、先ほど、ニンジン、タマネギ百七十億の売り上げが八十億まで落ちたというようなお話をされたと思うのですが、タマネギの出荷は、流通経費七百円を引くと手取りは全くないというお話でした。  今のお話ともつながるのですが、なぜ今こ...全文を見る
○山田(正)委員 もっともなお話なんですが、量販店が二割ぐらいの輸入野菜で安く入れれば、それに引きずられて国内物も相対的に安くなってしまったところからということは十分考えられます。  実は、セーフガードの問題を随分私もこの六、七年ずっと取り組んできたのですが、いわゆる中国の野菜...全文を見る
○山田(正)委員 全くそのとおりだと思うのですが、中国とは、そういう意味では十二年間、このWTO加盟に関して、何百%でも対抗措置なしで、例えば自動車の関税とか云々を一〇〇%、二〇〇%にするとか、そういうことなしにできるということの条約が成立しているということ、だから、今すぐにでも...全文を見る
○山田(正)委員 けさの委員会でも大臣にその話を激しく言っていたところなんですが、今まさにそういった中国の野菜について対等にできないんだと。そうすれば、関税を引き上げる、いわゆる一〇〇%か二〇〇%に、一時的でもいいけれども、それをするしかない。それはぜひやらなきゃ、すぐに引けない...全文を見る
04月25日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  きのう、生産者、流通業者のいわゆる参考人質疑は大変有意義だったと思うんですが、中でも大臣にぜひ聞いていただきたかったのは、量販店において輸入野菜を二割ほど扱っている、その輸入の野菜が一般の需給関係よりもさらに生産地の価格を引き下げて、...全文を見る
○山田(正)委員 この野菜供給安定基金では、今の大臣のお話ですと毎年九百億から約一千億近い収入があると今お聞きしたのですが、それでいいのでしょうか。  その支出が、百四十五億、百十三億、百四億、百六十六億、一番多いときが平成十三年度ですか、これが私の手元の資料では二百四十一億で...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆる野菜供給安定基金の民間企業仮定決算書、これによると、資産としては、固定資産が八百十六億七千七百万かな。この累計でずっと積み立てられたというのはこの資産の中には入ってきていないんですか、別途これは累計であるんでしょうか。ただ、積立金利益剰余金というのは別途...全文を見る
○山田(正)委員 そうすると、資金造成は毎年七百七十六億はあると考えていいわけですか。そうであったら、百億か二百億しか出していないということは、基金を多く集めてその三分の一、四分の一しか出していないと考えていいんですか。
○山田(正)委員 大臣にこれは質問通告しておったので、なぜ私がそれを聞くかというのは、いわゆるこの野菜の価格安定のための給付金、補給金、これがいわば集めているお金よりも、極端に言ったら少ないんじゃないか、それを聞きたかったわけで、よくわからなければわからないで結構です、それは。 ...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、もう一回聞きますが、特認野菜、特定野菜、指定野菜の中にも、オオバとかアサツキがなくて、シシトウガラシとかワケギとかはあるわけで、これは、大臣個人としてでも結構ですよ、おかしいと思いませんか。
○山田(正)委員 それでは、大臣、私が言いたいのは、時代に合わなくなってきている、その需要、供給によって。そうすると、こういうふうに野菜を指定したり特定したりしないで、農家がつくろうとする野菜を登録した場合においては、だれでもこの安定基金を利用する制度にもう規制緩和、一種の規制だ...全文を見る
○山田(正)委員 私の質問に端的に答えてもらえればいいので、もういろいろ理由はいいですから。  では、次に、いわゆる指定産地。いわゆる指定消費地は、今回の法律でもってもう規制緩和してなくす、どこに出してもいいですよと、そういうことですよね。この指定産地の要件はそのまま残っている...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、指定消費地は外してどこでもいいと。では、指定産地の制限、面積要件はそのまま残したというのは、消費地は外して産地は残すというのはどういう理由があるんですか。何かそれなりの合理的な理由、それを明確に答えていただきたい。
○山田(正)委員 大臣、大臣初め農水省の考え方としては、いわゆる企業型農業、いわゆる農業生産法人等を含めてこれから育成していこう、そういうことであれば、そういう企業型あるいはプロ型農家というか生産法人等々が、その地域で、施設園芸だったら例えば一ヘクタールでも大変なものです。そうい...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、なかなかはっきりできないところですが、共販要件というのがありますよね。これまでは、出荷量のうち農協が三分の二以上扱っていなければこの交付金をもらえないという。そして、今回その規定は外して、いわば大規模農家を残すわけですね。大規模農家の範囲というのが、施設の...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、個人的にはそうだと率直にお答えいただきましたが、基金はかなり金の余裕はある。そうすれば、生産地要件、いわゆる共販要件も外して、意欲ある生産農家を育てるという形にこれを直ちにもう一度改正していただきたい。これをぜひお願いしたいと思います。  実は、私時間が...全文を見る
05月16日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  三宅島の現在の状況等について質疑させていただきたいと思います。  まず、火山ガスが日量一万トンを切ったんじゃないかという最近の情報ですが、一体、本格的帰島ができるには、どの程度の火山ガスが日量出るようだったらできるとお考えなのか。大...全文を見る
○山田(正)委員 桜島並み、三千トンを切るようだったら本格帰島をするという、大臣、どれくらいだったら本格的帰島をし、どれくらいの火山ガスだったら一時帰島あるいはショートステイという形なのか。  もう既に二年たっているわけですから、それなりに、大臣として、また災害対策の本部として...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、私が聞いているのは、いつ帰島できるのかと聞いているんじゃなくて、日量火山ガスがどの程度、三千トンまでなったら、あるいは五千トンまでなったらクリーンハウスをつくって、いわゆる共存できるのじゃないのか、みんなでの一つの協議というのか、どこで、そういうところをど...全文を見る
○山田(正)委員 既に二年近くになるのに、まだそういった判断基準を持っていないということは、大臣、怠慢じゃありませんか。
○山田(正)委員 私は島の生まれ、離島の出身でございまして、殊さらに三宅島のそういった状況については胸を痛めている一人なんですが、いわゆる担当大臣において、まだそういった準備すらできていないということは非常に悲しい思いがするわけなんです。  ただもう一つ、活火山対策特別措置法、...全文を見る
○山田(正)委員 前回は確かに消極的な御意向だったのですが、大臣、今回は、研究したいということの前向きな発言だ、そういう意味では、私もほっとはしておりますが、ただ大臣、これは今本当に我々政治の行革等々で、いわゆる従来の、今まで内閣がそうであったからとか、対策本部がそうであったから...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、今五百人からの人が三宅島に一年半住んでおって、一度も火山ガスによる事故もなく生活している。その中で、大臣、今言いました、一体クリーンハウスを今つくったとして生活実態が可能かどうかという言われ方をしましたが、既に作業員の人五百人、その中には、いわゆる警察の人...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、ですから、私が言っているのは、そういった方々が実際に、五百人もの人がこの一年半ぐらい日常の生活をし、それで生活の実態がそれでもないと大臣は考えているのか。先ほどクリーンハウスをつくったって生活の実態があると言える状況になるのかどうか疑問だという言い方をされ...全文を見る
○山田(正)委員 今、私の聞き間違いでなかったら、今地域指定しても意味がないという言い方をされたと思ったんですが、具体的にはどういうことで意味がありませんか。
○山田(正)委員 大臣、今の発言は大変大事だと私は思うんです。  活火山の地域指定があれば、この法律の条文で見る限りは、当然、国の費用で国が責任を持って緊急避難施設ができる、そう思います。今、既に五百人からの人が、警察官、消防その他の人がこの一年半、平穏に日常生活を三宅島で行っ...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、活火山法の第五条に緊急避難施設整備、そして第六条に国の予算への経費の計上及び特別な助成等々あります。  そして、クリーンハウスをつくるのに費用がかかり過ぎるんじゃないかとかそういうお話をなさっておりましたが、一部落百人ぐらい収容のクリーンハウス一棟つくる...全文を見る
○山田(正)委員 終わります。
05月29日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  BSE法案について、四野党で先に法案を出しておりました。その後、自民党、与党三党からも法案が出され、今理事会を通じながら、合意案がほぼ各党党内手続が終わったところですが、大臣に、この新しいBSE法案について、基本計画も含め、その中身を...全文を見る
○山田(正)委員 死亡牛の全頭検査を今EUでは行っているわけですが、その中で、一般の屠畜場に運ばれている牛と違って、このいわゆる死亡牛、へい死牛については、BSEの感染率、発生率が非常に高いと聞いておりますが、その内容はいかがでしょうか。
○山田(正)委員 死亡牛の場合、かなりのBSEに感染している率が、十九倍とか二十倍とか三十倍とか聞いておりますが、その中で、実際に日本において今現在、死亡牛、へい死牛、これについては一体どれくらいの頭数が年に出て、そして現在どのような検査がなされているか、なされていないか、大臣、...全文を見る
○山田(正)委員 日本において死亡牛の検査はまだほんのごくわずかしかなされていない。ということは、今現在、死亡牛の取り扱いなんですが、これは検査されないままに肉骨粉になっていっているという現状だと思うんです。  実際、私の九州あたりで話を聞いていますと、いわゆる畜産農家は、老廃...全文を見る
○山田(正)委員 死亡牛の検査がなされないままに、かなり高い発生率、二十倍とか三十倍とかというBSEの感染率があって、検査されないままに肉骨粉になっていって、その肉骨粉が場合によっては肥料とかそういったものに使われるおそれがあるとしたら、それは大変ゆゆしきことなんです。  死亡...全文を見る
○山田(正)委員 農水省としても、全頭検査、二十四カ月齢以上の死亡牛について取り組むというお話ですが、今その状況、その体制は、例えば各都道府県にそれを委託してやらせるつもりなのか。そうであるとしたら、各都道府県の準備状況はどういうところまでにあるのか。わかる範囲で結構ですが。
○山田(正)委員 かなり時間がかかりそうなお話ですが、大臣はこの委員会で、九月までにはへい死牛の全頭検査の準備ができるということを答弁したのではなかったのですか。
○山田(正)委員 迅速にやらなければならないということは、大臣、お考えか。
○山田(正)委員 かなりの時間、日数を要するというのは、具体的には、先ほどのお話ですと、いわゆるへい死牛を一たん保管しなければならない、その保管、いわゆる冷蔵保管というんですか、その施設等々に時間がかかるというお話のようですが、検査そのものは、いわゆる今屠場で検査しているのと同じ...全文を見る
○山田(正)委員 この新しい合意案の中には、第十三の附則、平成十五年四月一日から全頭検査、いわゆる二十四カ月齢以上、期限を切って予定されているわけですが、まさに地理的な状況、例えば離島等について、私も離島ですが、離島は結構、いわゆる牛の繁殖農家等が多いわけですけれども、そういった...全文を見る
○山田(正)委員 法律で期限を切ることの意味合いというのは大変大きいものだと思うんですが、大臣、ぜひその例外にならないように御尽力いただきたい、そう思います。  ところで、全頭検査が終わるまでの間の肉骨粉等々については、非常にBSEの汚染の疑いのある肉骨粉が今でもできていってい...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、最後にもう一つ。いわゆるその肉骨粉を利用した肥料なんですが、これもいわゆる死亡牛の全頭検査が終わるまでは、汚染された肉骨粉が混入している割合、あると思うんですが、これも、肥料については当然禁止する措置と考えていいのかどうか、その辺、明確にお答えいただきたい...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、今回、私の質問はこれで終わりますが、BSE法案、与野党合意案について非常に前向きに大臣が、この日本からBSEをできるだけ早くなくしてしまうことに力を入れていただくこと、農水省も含めすべての、厚生省も含め、各行政機関と協力し合いながら、一日も早くそういう形で...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。鳥取県の片山知事さん、鳥取大地震の際に、十一日目にして住宅支援を決断なさったということで、私ども、大変感心しておったといいますか、きょうのお話を非常に関心を持って待っておったわけなんですが、先ほどからお話を聞いておりまして、霞が関の反対を押...全文を見る
○山田(正)委員 結果として五十九億ぐらいで終わったんですね、住宅支援の方は。  国が負担するいわゆる災害復旧工事、道路その他の災害、結構やったと思うんですが、国、県も含めて。そういった、道路とかその他云々にはどれくらい復旧までにかかりましたか。概略で結構です。それは全部国が負...全文を見る
○山田(正)委員 実際に実施して、例えば、本当は全壊でもなく、建てかえる必要もなかったのに、三百万欲しいために建てかえたとか、修繕する必要がなかったのに余計に修繕費をもらったとか、現場でのそういったトラブルとかいろいろな問題というのは、そんなに起きることはなかったでしょうか。
○山田(正)委員 確かに、すべてがうまくいったようです。  そこでなんですけれども、確かに、そういった住宅支援基金制度という、県単位でやっておられる、これは大変立派な制度だと思って、先ほどから感心しておったんです。それに対して、国の考え方なんですが、いわゆる国は、従来、財政の方...全文を見る
○山田(正)委員 そこなんですが、確かに、私どももいろいろ災害で調べてみて、例えば雲仙・普賢岳の場合は一家族三人で月に十万ぐらい、約三年間の生活支援がなされたんですね。ところが、三宅島の場合にはそういう生活支援が全くなされていない。そういうばらばらな対応がありまして、これはまさに...全文を見る
○山田(正)委員 一般民家とあるいは個人の生活支援とか、本当に災害時の公共事業云々にだけ厚くそうするんじゃなく、本当の生活、いわゆる住民の生活そのものに目を向けた災害復旧という形での考え方というのを我々も大いに検討したいと。  きょうはお二人の知事さん方、大変参考になりました。...全文を見る
06月11日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  きょう、まだ大臣がお見えでありませんので、副大臣にお聞きしたいと思っております。  BSEの法案が先般通ったんですが、副大臣に随分いろいろと御尽力いただいて、その中で、きのうちょっとお話を聞いて気になることが一つありました。  中...全文を見る
○山田(正)委員 ということは、BSEについては、それこそ政府もその責任を感じているということで何度も陳謝しておりますし、その意味で、損害をかけた中小零細企業に対して、今言ったように、直前の決算書じゃなく九月以前、BSE発生以前の決算書をもとにした配慮をするということでよろしいで...全文を見る
○山田(正)委員 ぜひそういう方向でお願いしたい、そう思います。  それでは、きょう、水産の問題についていろいろお聞きしたいと思っておりますが、私の地元というのは、壱岐、対馬、五島とか、いわゆる漁業者、特に零細の沿岸漁業者の多いところなんですが、昨年、対馬のイカ釣り漁業者が二人...全文を見る
○山田(正)委員 最近持ち直したということは聞いているんですが、一般に、魚価、魚の価格の低迷というか、非常にこの十年来大きく下がってきている。この十年来大きく下がってきたのは、大きくは輸入の魚によるものだということはだれしもが認めていることと思います。当然、いわゆる魚価の安定とい...全文を見る
○山田(正)委員 まず、財団法人魚価安定基金、これについて、水産物の調整保管事業をやっているということですが、これは実際に機能していると言えるのかどうか。  例えば、イカ、アジ、サバ、この十年、二十年の価格をずっと見てきますと、三倍になったり四分の一になったり、非常に変動が激し...全文を見る
○山田(正)委員 機能しているというのであったら、いわゆる魚価安定基金制度ですから、当然、安くなったときにそれを買い支え、価格が倍になったり半分になったり三分の一になったりということはあり得ないはずなんです。機能していないから、これだけ価格の変動があり、そして安い魚価が生じて漁民...全文を見る
○山田(正)委員 一体、この魚価安定基金、財団法人には、年間どこからどれくらいのいわゆる収入があって、そしてそのうちどれくらいのお金で買い支えしているのか。その収入というのはどこから入ってきているのか。そして、その買い支えの場合に、市場から買い支えているのか、どういう魚種をどのよ...全文を見る
○山田(正)委員 予算は十分確保されるって、魚価安定基金がどれくらいの予算で、資産内容はどれくらいなのか。これだけ価格の変動が激しいということは、予算が三十九億円ぐらいで、それで本当に魚価安定に寄与していると言えるのか。  単なる名目上、魚価安定制度がこうしてありますよ、いわゆ...全文を見る
○山田(正)委員 五億か六億買い支えているということですが、大臣、野菜の基金制度は、先般この委員会で質問したから、どれくらい予算があって、どれくらい毎年買い支えしているか、大体まだ御記憶にあると思う。十分大臣も勉強なさったと思うので、それと比較して、どう思われるか。
○山田(正)委員 大臣、どうやらすぐ御記憶ないということですが、野菜の基金制度は約一千億円、そのうち、ことし、たしか二百五十億ぐらいの野菜農家に対する直接補償、いわゆる不足払い制度は、市場価格と過去九年間の平均価格との差額の支払い額だけで二百数十億になる、野菜の場合。約一千億の制...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、長々と説明しましたが、考えてみていただきたい。  野菜の場合には、価格安定のために計画生産が可能である、転作が可能である、大臣が言ったように。ところが、水産の場合はそうはいかない。イカ釣りならイカ釣り、アジ、サバとか、ヨコワ釣りならヨコワ釣りというふうに...全文を見る
○山田(正)委員 今、大臣率直に、必要だということは認められた。そうであったら、野菜農家に実際に価格補償として、幾らか積み立てはしておりますが、それに対して支払われている同じ形、いわゆる野菜約五十種類の品目について価格安定基金制度がなされておりますが、それとほぼ全く同じような形で...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、先ほどから何度も話しているように、魚価安定基金制度があって、いわゆる買い入れ調整保管があって、それで本当に機能しているんだったら、こんなに、四分の一になったり三倍になったりという価格はあり得ないはずで、これだけ漁民が本当に苦しんでいるということはあり得ない...全文を見る
○山田(正)委員 大臣も北海道で、漁業のことは幾らか見聞きしているということのようですが、大臣、EUの魚価安定政策について、私の方で資料も各委員にも配っているとおりなんですが、いわゆるEUではどうして漁業者の価格安定を図っているか。  大臣、十分勉強していただいてくれと話してお...全文を見る
○山田(正)委員 欧州では、いわゆる市場価格、その一割下がった価格、それに品質係数を掛けて、それで買い取るんだという制度があるということを大臣は知っておられたか、知っていなかったか。     〔委員長退席、鮫島委員長代理着席〕
○山田(正)委員 大臣、そう率直に言ってくれればこっちもそれ以上追及しようとは思わなくなる。  大臣、今言ったように、欧州においては、特に魚については五十種類の品目、これは僕が調べてきたんだ、五十種類の品目において、大量にとれたりなんなりしたときには、言ったように、市場価格の約...全文を見る
○山田(正)委員 そこなんですが、いわゆる調整保管して、ちょっとだけ名目上買って、サバとかアジとかイカとか、安くなったらそれを冷凍したものを出しますよというのとEUは違う、これは。一たん回収した魚は全部焼却廃棄処分にする、市場に出さない。私はスーリーさんという課長さんからそのお話...全文を見る
○山田(正)委員 私の記憶では五十品目と思っていたんですが、二十六品目であったら、いわゆる回収価格制度に適用しているのは二十六品目かもしれません、それはね。  いずれにしたって、それだけの魚についてきちんとした対応をEUではやってきている。予算措置も欧州委員会そのもので、いわゆ...全文を見る
○山田(正)委員 今大臣は聞き捨てならないことを言ったんですが、日本の方が手厚く漁業者に対してやっているのではないかと。どういうところがEUと比べて日本の方が手厚く魚価安定並びに漁業者に対して助成しているんですか。
○山田(正)委員 大臣はよくEUの回収価格安定制度がわかっていないようで、もう一回説明しておきます。  いわゆる過去三年間の平均価格、市場価格、各魚について、二十六品目であれ五十品目であれ、だからその魚について欧州委員会で毎年指標価格を設定する。それよりも市場価格が一割下がった...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、ちょっと私、ほかのことを聞こうと思っていたのに、時間が随分来てしまったんですが、これ以上この問題でするつもりはありませんが、いわゆるEUの回収価格制度というもの、これと日本の調整保管とは制度そのものが全く違って、EUは直接、漁業者そのものから漁業組合等々を...全文を見る
○山田(正)委員 台湾海峡まで今昆布養殖できていますから、向こう、南の海でも、鹿児島までは十分、昆布は三、四メートルまで成長できます。
○山田(正)委員 大臣、南の海の方で昆布がとれるのかということですが、私の地元の長崎県で、島原の方ではもう三十年来昆布の養殖をやっておりますが、四十トンほどとっております。それで、昆布は、私も昔から注目はしておったんですが、十分生産可能であります。  ただ、そうすることによって...全文を見る
○山田(正)委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党及び社会民主党・市民連合を代表して、遊漁船業の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     遊漁船業の適正化に...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  久しぶりに国土交通委員会で大臣に質問させていただきます。  きょうは離島振興法の一般質疑ということで、離島の抱える問題について、ひとつ皆様方にお聞き願い、そして質問させていただきたいと思っております。  まず、これは対馬の美津島で...全文を見る
○山田(正)委員 運送コストが高いということですが、私どもが、島嶼議連で調べた限りにおきましては、原油が中東から運ばれて、九州の場合を例をとりますと大分の製油所に運ばれる。大分の製油所でガソリンとか軽油、灯油になったものは、いわゆる小型バージ、タンカーでもってそれぞれの油槽所、例...全文を見る
○山田(正)委員 副大臣、今申したように、それは違うんだ、コストは変わらないんだ。それぞれの島に油槽所があるわけで、そこまではタンカーで運ぶわけですから、長崎市においても、大都市においても。副大臣、よくよくそれは調べていただきたい、そう思います。  実際に、なぜ高いのかというの...全文を見る
○山田(正)委員 この件に関して、私も二、三カ月前から国土交通省の担当の方と話しているんですが、今調査中である、調査の結果を待ってと言うんですが、調査にまた半年、一年かかるようでは困るので、ひとつ大臣、早急にそれについては是正して、幾らかでも早くガソリン価格、灯油価格を下げるよう...全文を見る
○山田(正)委員 大島副大臣にもう一度お聞きしたいと思うんですが。  島のガソリン価格等が非常に高いのは、私は、遠いからだというわけじゃないんだという話を今したわけです。ところが、実際にその元売価格を私どもの方で調べてみました。きょう皆さんに、また大臣のところにもその資料を配っ...全文を見る
○山田(正)委員 副大臣を責めるわけじゃありませんが、ひとつ副大臣の立場として、いわゆる島のガソリン行政について、それについても、いわゆる弱い立場にある地方に対しても、当然、行政の行き届く配慮というものをしていただかなければと、そう思っております。  きょうは公取の委員長を呼ん...全文を見る
○山田(正)委員 私の方でもいろいろ調べてみましたが、小売店そのものも非常に正直に言うのを、いろいろな圧力もかかってきて大変困っているというような状況にある。ただ、公取の強制捜査権限でもって各小売店等々、あるいは仲卸から元売の価格まで調べていけば、私どもでわかった限りでは、県とか...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、前向きにひとつ離島のことを、そしてまた離島みずからも、補助金じゃなくて、むしろ減税策とかそういった形によって、自助努力による離島の活性化を図っていけるんじゃないのか。そういう形で、大臣含めきょうお集まりの委員の先生方も、離島振興政策を大きく転換していくこと...全文を見る
○山田(正)委員 財務副大臣から大変交誼あるお話をいただいたんですが、今離島でも三つほど税制の、買いかえ資産の問題とか土地特別保有税の問題とか、若干ですが特別措置はとられているようです。  ところが、実際には、沖縄においては、例えば観光客が行っても、その分について税の払い戻しが...全文を見る
○山田(正)委員 沖縄は、さきの大戦で大変被害をこうむった、それは私どももよく承知しております。しかしまた、壱岐、対馬、鷹島等については、元寇の役のときに、大変な損害をというか、死者も大変な数出たわけです。  島、離島というのは国境にそれぞれ属していて、それなりの役割を担いつつ...全文を見る
○山田(正)委員 どうもありがとうございました。
07月18日第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  大臣にお聞きしたいと思いますが、活火山対策特別措置法、三宅島を何で早くその地域指定しないのかということを再三この委員会で言ってまいりましたが、先般、七月五日でしたか、地域指定いただけたということで、ほっとしているところです。実際、随分...全文を見る
○山田(正)委員 その地域指定を受けたわけですが、それによって、避難施設緊急整備事業というのを国が直接やれることになると思うんです、この法律によれば。  具体的に、今ちょっと大臣からも話がありましたが、一時帰島して、ショートステイというのですか、するためのいわゆるクリーンハウス...全文を見る
○山田(正)委員 三百人ほどの施設というのは、一カ所につくるんですか、数カ所につくっていくものなんですか。
○山田(正)委員 一カ所と私の方もお聞きしてはいるんですが、三百人ぐらいの大きい施設で、それでいても、いざとなったらその三倍ぐらい、約千人ぐらいは収容できるようになりますというお話は聞いているのです。その中で、それなりの人たちが一時帰島して、常時ガスマスクを準備しておれば、どこか...全文を見る
○山田(正)委員 都の住宅で無償で云々と言っておりますが、雲仙の普賢岳の場合には、もちろん私も何度か見に行きましたが、仮設住宅、有珠山の方にも仮設住宅を建設して、それぞれ無償で当然入っていただいております。それから、一時的な災害の弔慰金ですが、雲仙の場合には五百万、有珠岳の場合に...全文を見る
○山田(正)委員 今、大臣のお話ですが、雲仙の普賢岳とか有珠山においては、そこにある程度住むことができるという意味では、まだこれまでの事業の継続ができる、まだ収入の道が幾らかでも確保できるという事情がある。ところが、三宅島の場合には、島を離れて、東京でどうやって生活していくか、全...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆる災害時の生活支援、それも含めてですが、災害時の個人財産について、もちろん、火山等々によってそういったものが一瞬にしてなくなるわけですが、そういったものを、国が個人財産の補償をするという考え方、例えば、先ほど河合先生も言っておりましたが、鳥取県における住宅...全文を見る
○山田(正)委員 先般、この委員会で鳥取の片山知事の話を聞いた際に、片山知事が、いわゆる住宅支援について県費で助成しようとするとき、本庁の方で憲法違反であると随分言われたというわけですね。いわゆる個人の財産の災害に対する損失について、国がそれを支援する、補償することは許されないと...全文を見る
○山田(正)委員 私どものこの委員会で参考人のときに、鳥取の大震災のときの住宅支援のために、三百万でしたか、県費を支給するわけですが、県費をそうして支給すること自体がいわゆる憲法違反である、そう言われたというわけです。災害において、個人財産の損失についていわゆる公費を出すことは許...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、お聞きしたいんですが、これまでいろいろな大臣あるいは総理大臣等々が災害時の個人財産の損失補てんについてどういう見解を述べてこられたか、大臣も大体おわかりだと思います。その中で、やはり今の法の建前上、いわゆる個人財産の、国の、国費というか公費によっての補てん...全文を見る
○山田(正)委員 大臣もそういう意味では従来の考え方にはこだわらないという表明だ、そう思い、いずれにしても、大変これから大きな課題のところではありますが、その中で、憲法二十五条、御承知のとおり、いわゆる生存権、生存権の保障で、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利...全文を見る
○山田(正)委員 これから委員会でも、災害支援についていわゆる勉強会を予定しているようですが、その中で、ぜひ大臣各位においても前向きにひとつ御検討いただければと思います。  私の持ち時間は終わりました。質問を終わります。
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第4号
議事録を見る
○山田(正)分科員 自由党の山田正彦です。BSEの基本計画について、なかなか農水委員会で機会がありませんで分科会まで追っかけてまいりました。申しわけありません。  早速ですが、実は死亡牛の検査体制、この死亡牛の検査なんですが、これは法律では平成十五年四月一日から実施するというこ...全文を見る
○山田(正)分科員 大臣の答弁だとそういう、決して後退しているわけじゃなく、厳しく、十五年の四月一日には原則実施できるということのようで安心いたしましたが、さっき、その三番目の例外、いわゆる死亡頭数が多くて不可能な場合と、ちょこっと言ったような気がするんですが、そういった場合です...全文を見る
○山田(正)分科員 先般、畜産部長は二分の一しか出せないような話をしておりましたが、大臣としては、二分の一の助成ではなく、国が全額出すおつもりか。
○山田(正)分科員 北海道だけで四十億、北海道が死亡牛数の半分を占めているといいますが、全国、施設をつくるとしても、それからすれば百億ちょっとぐらいじゃないかと考えられますが、それくらいの金額で早く整備するとすれば、ぜひ国の助成をやれないものか。あるいは、予算措置が難しいとなれば...全文を見る
○山田(正)分科員 畜産事業団の業務の範囲等を調べてみて、法律で見ても、畜産事業団法の二十八条の三号、「その他の畜産の振興に資するための事業で農林水産省令で定めるもの」ということであれば、当然——ともかくBSEの死亡牛検査は大臣御承知のとおり一刻も急がなきゃいけない。そうであって...全文を見る
○山田(正)分科員 大臣、副大臣もおられるので、この点は、いわゆる畜産部長のお話だと二分の一しか出せないとかなり強く言っていましたが、これはあくまでやはり政治家が責任を持って、大臣が、副大臣が責任を持って、一刻も早く基本計画の実施に当たっていただかなきゃならない、そう考えますので...全文を見る
○山田(正)分科員 大臣、今実際の数字を見られればわかりますとおり、平成十四年の三月から四月にかけて、価格は上がったといってもそれほど牛の価格は上がっているわけじゃないのに、いわゆるBSEマル緊が十七万だったのが三万にまで下がった。それで農家はどう言っているかというと、米価と同じ...全文を見る
○山田(正)分科員 ちょっとこれ以上時間もなくなってきましたので、ぜひ、でも公平に、せっかくの国からの助成ですから、やらなきゃいけないという点では御配慮をぜひするべきだ、そう考えます。配慮していただかなきゃならない、そう思います。  実は、昨年十月にBSEマル緊の特別融資、いわ...全文を見る
○山田(正)分科員 BSE対応畜産経営安定資金の貸し付けについてのペーパーがここにあるわけですが、この中に、直近三カ月間の販売額と助成金の合計額が、原則として前年同期間の販売額と比較しておおむね二割以上減少した大家畜経営の場合にとありますが、これは今まで、例えば平成十三年度、昨年...全文を見る
○山田(正)分科員 十五、十六で均等に払わなきゃいけないということで、例えば、十六年度にまとめて払うというわけにはいかないということ。それでいいんですか。
○山田(正)分科員 それで、大臣、先ほどの話のように、肥育農家にとっては実質、BSE特マルでもって補償されたとはいいながら、なかなか厳しい状況にあって、恐らく十五年度、十六年度に至って払えなくなるんじゃないか。払えない、均等に。払えなくなった場合は、もう倒産するしかない。  そ...全文を見る
○山田(正)分科員 大臣、十五年度、十六年度になっても均等の元本返済ができなくなった農家、その農家に対しては、いわゆる借りかえ基金、大家畜経営改善支援資金特別融資助成事業というんですか、この中で、償還を十五年、据え置き三年、貸付利息が一・五%、これに借りかえられる、そう考えてよろ...全文を見る
○山田(正)分科員 そうすると、この融資を受けるには、いわゆる信用基金協会の保証が必要である。私自身も畜産をやっていて何度も体験したことがあるんですが、基金協会、なかなか保証してくれない。そういった大変な難問がある。  それで、保証してくれないとなったら、もう倒産するしかないの...全文を見る
○山田(正)分科員 大臣、そういう債権取り立ての話は私だって、だれでもよく承知している話で、私が聞いているのは、保証協会も保証してくれない、いわゆる借りかえ、三年据え置きの十五年償還、一・五%の金利の融資が得られないようなこと。そういうことにならないように、今回、BSEの問題とい...全文を見る
○山田(正)分科員 終わります。
10月30日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○山田(正)委員 きょう水産問題でいろいろ聞こうかと思っておったのですが、急遽ひとつ、大臣元秘書官の口きき疑惑について、大臣にいろいろ釈明を求めたい、そう思っております。  大臣、問題のこの桜丘の、宮内秘書官が購入した一軒家の件なんですが、これで、この前予算委員会で、いわゆる預...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、質問に対して簡潔に、イエス、ノーで結構だから。ちょっと時間も短いことだし。  今大臣、大事な発言をいたしましたが、このいわゆる約五千万近いお金ですが、これがどうなったかということを明らかにしない限り大臣としては責任をとる、そう今言われましたね。そう言われ...全文を見る
○山田(正)委員 そこを明らかにすることが大臣としての責任である、そう言われませんでしたか。
○山田(正)委員 委員長、私の聞き間違いかどうか、今、このいわゆる疑惑になっている金額を明らかにしない限り、これは大臣としての大きな責任だと言ったように私は聞こえたんですが、議事録、速記録をちょっと今明らかにしてもらえませんか、休憩して。
○山田(正)委員 最初、大臣はこのお金の金額を明らかにすることが私の大臣としての責任であるというふうに聞こえたんですが。だから、速記録を、議事録をちょっと明らかにしてもらうわけにいきませんか。
○山田(正)委員 いわゆる大臣の答弁というのは大事なものでして、ひとつ今大臣の責任を、いわゆる適性を問われているときですから、どういう発言をしたか、どういう考え方でこの問題を見るか、大臣の責任に関する発言というのは大変重要ですので、後でまた言いかえればいいとか訂正すればいいという...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆる大臣のいろいろなことに対する釈明じゃなくて、大臣の責任の問題に関する大臣の発言、これは非常に大事だと思うんですが、重ねて議事録で、それはどういう内容を発言したか、速記録で明らかにしていただきたいと思います。
○山田(正)委員 大臣、秘書官から今言われている疑惑に対してその説明を求めること、これはだれでもできるわけです。大臣が、大臣としての秘書官だった人、その疑惑を大臣として明らかにする、それが大臣の責任である、そう私はお聞きしたんですが、そうではなかったんでしょうか。
○山田(正)委員 大臣、あなたは、大臣としての私の責務ということは、大臣としての責務。私は人事院規則を調べてみたんですが、人事院規則に基づいても、公務員の監督責任、これは明確に規定されていますね、公務員が公務員を監督する場合の。ですから、大臣というのは公務員の最たるものですから、...全文を見る
○山田(正)委員 大臣としての責任だと明確に答えていただいたので結構なんですが、では、この疑惑、五千万について、まだ六百九十万わかっていませんが、これを明らかにできないとしたら、当然、大臣は責任をとってやめられる。いかがですか。
○山田(正)委員 予算委員会で、総理大臣小泉さんも、事実を調査させる、明らかにしろと。総理大臣として、閣僚に対する指示だ。もしそれに対して明らかにできない場合は、大臣としての責任が当然問われることになる。それについて、そうでないのかそうなのか、イエスかノーで答えてください。
○山田(正)委員 私の質問に答えていただきたいんですが、大臣として、あの総理大臣の閣僚に対する指示もあり、これから本当に調べなきゃならない。そういった場合に、あらゆることを調べなきゃならない、あらゆることを。例えば、宮内秘書官に明らかにさせることも一つ。ほかにもいろいろあるんじゃ...全文を見る
○山田(正)委員 前秘書官だけ聞いて、それで明らかにならなかった、そうしたらどうするんですか。
○山田(正)委員 大臣、何度も同じことを言っているんですが、秘書官に問いただして、証拠も出しなさいと言っても、もう十月十三日からこれまでに半月近くかかっていてまだ明らかになっていないんでしょう、まず。そうすれば、秘書官から聞いて明らかになっていなければ、当然その後は何を調べるんで...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、本当にじれったくなるんですが、私の質問、もう一回言いますよ。宮内秘書官にいろいろ聞いて、ここまでは調べました、しかしこれから先はわかりません、そうなったらもうそれで最初に言った大臣の責任は終わったのか、それともそれ以上何らかの調査をしなければいけないと思う...全文を見る
○山田(正)委員 それでは、宮内秘書官に聞いてみてわからないとなったら、新たに調べなきゃいけないということは当然だと今お答えになった、そういうことでいいですね。
○山田(正)委員 何か回りくどい言い方をするんですが、宮内さんから幾ら聞いてもここまでしか出ない、そうなったらほかのことも大臣として聞いていきますとはっきり言っていいわけでしょう。イエスで答えてください。どうですか。
○山田(正)委員 結局何を言っているかわかりません。私の質問は明確に質問しているわけで、明確な答えがない限り、私はこれ以上質問できません。
○山田(正)委員 従来の調査で足りない部分については、当然、大臣として新たに調査します、それで明らかにしますということ、それで結構なんです。  では、質問を続けます。  問題のコンサルタントのAさん、大臣、御承知ですよね。そのAさんについて、Aさんは、今回宮内秘書官にお金を渡...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、私が聞いているのは、顔が浮かぶ浮かばないじゃないんですよ。今回の問題で、いろいろなところで報道されているように、コンサルタントのAさんが宮内さんにあなたの衆議院の議員室でお金を渡したと言っているんです。  宮内さんに聞いてみたら、口ききはしたけれどもお金...全文を見る
○山田(正)委員 あなたは、大臣としてこの事実を明らかにする責任がある、そうはっきり言ったんですよ、この委員会で。大臣としての責任がある。当然、国家公務員規則から、総理大臣の指示からしたって、閣僚として調べる責任が法律的にもあるわけです。  その中で、これだけみんなに問われてい...全文を見る
○山田(正)委員 私が聞いているのは、コンサルタントのAさんが、国会手帖という証拠物の中にあなたの部屋の名前も書いてある。そして、宮内さんにいろいろあなたが釈明を求めても、十月の十三日以来半月たたんとしているのに明らかにならないとしたら、あなたも、新しく調べなければならないという...全文を見る
○山田(正)委員 今ちょっと間違ったようですが、宮内さんを調べても、最初に話があったのは十月十三日ですから、いまだに明確になっていない。これは、筒井議員の先ほどの質問でも明らかなとおりなんです。その中で大臣は、責任を持って調べる、そして大臣として新しいことも調べなければならない。...全文を見る
○山田(正)委員 済みません、挙手してから質問するようにします。  Aさんに対しては、大臣として調べる責任がないのかあるのか、イエスかノーではっきり答えてください。これを答えない限り、私もうこれ以上質問できない。Aさんに対して。
○山田(正)委員 それでは大臣として、たとえ明らかな証拠物、国会手帖の中に記載があったとしても、いわゆる大臣の責任としてAさんを調べる必要はない、そういう考えなんですね。それだけ答えてください。
○山田(正)委員 大臣は大きく間違っています。大臣は、個人としてのいわゆる宮内との主従関係ではなく、公の責任の、大臣としての事実関係を明らかにする責任がある。先ほど、最初にそれは言ったはずだ。そうであれば、報道されているAさんには聞く必要ないというのは、これは大臣としての職務に反...全文を見る
○山田(正)委員 大臣は私の質問にまじめに答えていただいているとは思えません。大臣の立場としての公の責任というのは、広く大きいし、重い。その立場をないがしろにし、ある意味ではこの委員会を冒涜するものであって、この問題に明らかに答えられない限り、私としてはこれ以上質問はできない。
○山田(正)委員 接触する思いはない、義務はない、責任はない、どちらなんですか。
○山田(正)委員 時間がなくなるのであれなんですが、大臣、大臣の私的なことをお聞きいたしますが、大臣は、九九年、品川東五反田、マイキャッスル高輪台に買われましたね。マンションですか、これは。それについて私は質問通告しておったはずです。手短に答えてください。
○山田(正)委員 原資についてどれだけか、その原資はどこで調達したものかということも質問事項に入れておったんですが、私の持ち時間が少なくなってくる。問題点を先に話しましょう。  いわゆるこの保証会社が大和ギャランティ株式会社。そして、七千百万のお金を宮内秘書官が借りた。四十六歳...全文を見る
○山田(正)委員 大臣に、ちょっと時間がないのではしょりますが、かつての宮内秘書官が、今回、八戸の市民病院の建設について口をきいたことは大臣も認めている。口をきいた、いわゆる紹介したということは認めている。そして実際に、前回、予算委員会の質問の中で、いわゆる大臣の政治資金法に基づ...全文を見る
○山田(正)委員 刑事局長をきょうお呼びしていますので、刑事局長にちょっと質問したいと思っております。  刑事局長、見えていますよね。刑事局長にお聞きしたいんですが、いわゆる今回……(発言する者あり)
○山田(正)委員 それでは簡潔に申し上げます。  今回、いわゆる収賄罪に関するおそれ、例えば鈴木宗男議員の調べのように。実際には、証拠物として国会手帖あるいは証人その他いろいろのものがある中で、事実関係を明らかにして、これを贈収賄事件として調べることができるのではないのか。 ...全文を見る
11月07日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○山田(正)委員 私は、諫早の隣の大村に今住んでおりまして、状況はかなりわかっているつもりではいるんですが、ひとつ、森参考人に先にお聞きしたいんですが、いわゆるノリの酸処理ですね。この酸処理の実態なんですが、これをどうやって行っていますか。手短に。
○山田(正)委員 その酸処理なんですが、船の中に、そういう塩水と酸ですね。その酸の種類なんですが、食用になるような酢酸とか、害のないようなそういったものならいいんだけれども、非常に安い塩酸とかそういったものを使って、そして網をつけますよね。ノリ網というのですか、つけた後、それを出...全文を見る
○山田(正)委員 これまでそういう酸処理が野方図になされてきて、県とかそういう指導も、このところ二、三年前から随分厳しくなったようですが、それに対して罰則とかそういった厳しい側面、そういったことで取り締まっているというような話を聞いたことはありますか。
○山田(正)委員 森参考人にお聞きしたいんですが、いわゆるタイラギ漁は、かつて私どもも、よく潜水服のでかいものを着て、森さんのところの組合の皆さん方、海に深く潜ってとっておって、食べさせてもらったこともあるのですが、ああいう結果になってしまった。今、どういう状況なんでしょうか、一...全文を見る
○山田(正)委員 中村参考人と宮入参考人にお聞きしたいんですが、このタイラギ漁はゼロになった。今までとれておった。あの辺の名産であった。私どもも、本当においしいタイラギを食べさせていただきました。それが、いつか口に入らなくなった。この原因は何だとお考えでしょうか。中村参考人からお...全文を見る
○山田(正)委員 どうやら、諫早湾の干拓工事に伴う、いわゆる砂の沖合の採取とか、そういったことで、中村参考人もおっしゃったように、貧酸素、そういう状況下でタイラギが全滅していったのじゃないか、そう思われますが。  吉次参考人にお聞きしたいのですが、諫早の干拓工事を始めるときに、...全文を見る
○山田(正)委員 ともあれ、ムツゴロウ云々とよく言われるんですが、僕は、いつもムツゴロウの話が出るたびに、ムツゴロウより何でタイラギのことで騒いでくれないんだろう、そう思っておったのですが、タイラギ等々で、まさに今、有明海の海はこうなってしまったということですね。  そうなった...全文を見る
○山田(正)委員 宮入参考人にお聞きしたいのですが、いわゆる厳しい罰則を設けた総量規制、それぞれの基準、窒素とか燐とか、そういったものの必要性を私は強く考えているわけですが、今回、今度の法案に修正案として総量規制を今提案しているところなんですが、宮入参考人、それについてお考えはい...全文を見る
○山田(正)委員 その一番重要な点というのは、もう一度おっしゃっていただけませんですか、この法案においてどうすべきであると。
○山田(正)委員 私は、きのう、委員会で、現地、諫早干拓の現場を見てまいりましたが、現場で見る限り、潮受け堤防の仕切りがきちんとなされておって、あと、内部の調整池に既にアシ等もかなり茂っておって、ある程度の落ちつきを示してきている。内側の工事、これは、あと残されているのは、いわば...全文を見る
○山田(正)委員 最後ですが、小長井町と諫早市はどうやら合併しそうですが、今の吉次市長さんが、小長井の前面の共同漁業権も含めて、諫早の方も含めて考えられて、実際、そういう方向でやろうというお気持ちがあるかないか、それだけで結構です。
○山田(正)委員 質問を終わります。参考人、大変ありがとうございました。
11月12日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○山田(正)委員 引き続き疑惑を聞きたいところですが、きょうは有明法案について大臣にお聞きいたしましょう。  平成十二年にノリ被害があった。その前から、タイラギ、巻き貝等々がかなりの被害を有明海で受けてきている。これはどこに原因があるのかといろいろ今まで取りざたされてきましたが...全文を見る
○山田(正)委員 きのうの質問通告で、大臣に酸処理の実態を必ずレクしておくように、大臣から酸処理の中身を御答弁いただきたい、そう言っておったので、今のような回答では困る。
○山田(正)委員 その酸処理をどのようにしてやるのかということで私は質問通告で言っていたつもりですが、もう結構です。  大臣、その酸、本来ならば、酢酸とかそういう海に害のないものをやらなきゃいけないのが、実際には安い塩酸とかそういったものを利用して、いわゆる竹を刺したノリの棚が...全文を見る
○山田(正)委員 大臣は農水大臣になられて、有明法案の審議の、いわゆるこの法案の直轄の大臣として、有明海がどういう状況にあって、実際に酸処理がどうして行われたか、いわゆる酸処理済みの海水と酸をまぜたものを、この五、六年、事実上みんなが捨ててきている、それに対して何らの取り締まりも...全文を見る
○山田(正)委員 先ほどの法律の第十条、これに違反している、海上投棄ということで。違反した場合には、この法の第五十五条の第三号、それによって一千万円以下の罰金に処せられる。これは大変重い罪だ。これが、今までは有明海においては野放しになってきている。それを、先ほど大臣は、大臣の責任...全文を見る
○山田(正)委員 いわゆる、今までこの問題で調査したり、あるいは捕らえたり、逮捕したり、罰金に処したりということはなされていない、私が調べる限り。  そういう意味では、きょうの大臣は、はっきりと、今野放し状態になっている酸処理について調査をするということなので、大臣が言われた、...全文を見る
○山田(正)委員 現在、総量規制が行われている瀬戸内海とか伊勢湾、東京湾について、どういうふうに現実になされているか。ごく簡単でいいですが、きょう、環境省の政務官、見えていると思いますが、政務官、御答弁お願いします。
○山田(正)委員 今回の修正案で、いわゆる総量規制についての条文を明確に入れていただいているということで、政務官にもう一度お聞きしたいんですが、実際に有明海でも総量規制をやるのか、やらないのか。そこだけで結構です。
○山田(正)委員 はっきりそうして環境省でも言っているので、それを早急に取り組んでいただきたい、そう思っておりますが、瀬戸内海あるいは東京湾みたいに、最初からそういった基準ではなかなか難しいと思うので、それなりに、徐々にでも結構ですし、早急にこれに取り組んでいただきたいということ...全文を見る
○山田(正)委員 能登半島では発見できないとかと水産庁から私も聞いたんですが、実際にあるという報告もあるし、日本に来ているかもしれない。ところが、海域に本当にその海藻があるかどうかというのを調べるのは至難のわざであって、本当はもう入っているかもしれない。実際に、日本の水族館におい...全文を見る
○山田(正)委員 ちょっと、まず農水大臣に。
○山田(正)委員 この問題で、環境省を呼んで、役所の方を呼んでいろいろお聞きしたときに、イチイヅタについて環境省は、海のそういう生物についての調査は全くしていなかった、政務官、これはね。私は驚いたんですが、今政務官の答弁の中にも、突然、いわゆる水族館の中で変異するというんじゃなく...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、資源回復に取り組みたいという意向、その意向はわかりましたが、具体的な話として、資源回復をどのようにしてやるのか。その意味では、今、水産庁の事業の中で、私は、水産予算の三分の二は土木予算でどうしようもないといつも言っているわけなんですが、その中でも一つだけ、...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、その資源回復事業、これをぜひ水産の振興のために、各地で今始まっているところなんですが、いわゆる港湾土木じゃない、本当の意味で漁業者が資源回復するために、国が三分の一助成しましょう、都道府県が三分の一助成しましょう、あと残り三分の一を漁民に負担してくださいと...全文を見る
○山田(正)委員 ただ、私が言っているのは、漁業者に対して十分な休漁補償、減船補償をやりましょうというわけじゃないわけですね。例えば瀬戸内のサワラにしても、一人当たり漁民に五万か六万ぐらいになるんじゃないか、そういうふうにお伺いしておりますが。いわゆる漁民自体は既に覚悟している。...全文を見る
○山田(正)委員 終わります。
○山田(正)委員 私は、自由民主党、公明党及び自由党を代表して、有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案に対する修正案の趣旨につきまして御説明申し上げます。  この修正案は、法案提出会派であります自由民主党、公明党及び保守党の与党三党並びに自由党の協議の結果、合意...全文を見る
11月19日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○山田(正)委員 今回の無登録農薬、これが発覚したというか、山形県警が七月三十日に逮捕をした、それから大きくなったわけですが、以前からうわさがあった。  質問通告はしておったんですが、大臣、農水省としてはいつごろからその事実を聞いておったでしょうか。
○山田(正)委員 農水省に昨年、ことしじゃないです、平成十三年に、山形県のいわゆる農水課ですか、そこから相談があった。それで、どのようなことをその相談に対して農水省はお答えしたのか。
○山田(正)委員 農水省としては、その大事なこと、いわゆる無登録農薬が大量に使われてきているという事実、そういったものが山形県から報告がありながら、単に県に指導するだけで、それで終わった。それでいいんでしょうか。
○山田(正)委員 当時の新聞を見ますと、「無登録農薬 県が農水省指導怠る」、そしてさらに、これは河北新報ですが、八月十五日、「無登録農薬問題 山形県、国の助言放置」。国は助言したけれども、山形県がそれを放置した。  この無登録農薬のうわさそのものは平成七年からあった。それはもう...全文を見る
○山田(正)委員 今回の立入検査、全国約六万カ所ぐらいの立入検査をやった、そしてかなりの量の無登録農薬を調べ上げた。そして、実際にそれを使用したリンゴとかナシとかそういった野菜についても廃棄処分にした。それほど大事なこと、大変なこと。それを、私が最初にこの問題のレクを受けたときに...全文を見る
○山田(正)委員 これからはそうするとおっしゃっていますが、私は、これからはこれからはというのではなく、当時、平成七年からうわさがあって、平成十三年にははっきりとその事実についての相談を受けながら、それを放置した農水省、国の責任者の処分、行政処分、調査してやらなきゃいけない。当然...全文を見る
○山田(正)委員 明らかに任務懈怠責任がある。やらなきゃいけない、法律上。当然、国民のために、農水省としては、そういう農薬の云々について監督責任がある。それをしなかったんだから、その任務不履行についての、いわゆる任務懈怠についての行政処分は当然必要ではありませんか。それを今考えて...全文を見る
○山田(正)委員 それでは、実は先般、有明法の審議のときに、大臣に酸処理の話をお聞きいたしました。いわゆる酸処理、一月になってノリ棚を入れるときに、酢酸とかいった酸の中にそれをつけてもう一回海の中に入れるということは、そのノリにいろいろな雑草というかいろいろなコケ類、そういったも...全文を見る
○山田(正)委員 確かに、農薬取締法を調べてみましたら、農薬とは、農作物、いわゆる樹木及び農林産物を含むと。いわゆる農林産物を含むと言っているので、水産産物は含まれていない、ノリは含まれていない。  ということは、いわゆるノリに対して、あるいは水産物、今いろいろな魚介類の養殖が...全文を見る
○山田(正)委員 薬事法というと、いわゆる人間に適用するもの、それが魚にも適用されている、そういう趣旨と解して、大臣、いいものかどうか。
○山田(正)委員 大臣、十年ぐらい前、いわゆる鹿児島あるいは長崎でも問題になったのですが、フグの養殖でホルマリンが大量に使われた、そしてアコヤガイがほぼ全滅するほどの被害を受けた。これは法律に反するのか反しないのか、大臣、いかがと思いますか。
○山田(正)委員 大臣にお聞きしたいのは、質問通告しておったもので、いわゆるホルマリンを当時使っておった、かなり大量に。私もこの目で見てきたことがある、いわゆるフグの養殖に。ということは、何らそれを規制する、処罰する、刑罰に処する法律があったのかなかったのか、その一点だけ答えてい...全文を見る
○山田(正)委員 ということは、養殖漁業において、ハマチからタイからあらゆる養殖魚について、今一戸当たりの経営体で月に約三十万から百万ぐらいのいわゆる薬品、農薬に類似のいろいろな虫の殺虫剤等々といったものを使っている、これは。  そういったものが、今ホルマリンについては代替のも...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、先ほどの中林先生の質問の中で、食肉について、残留農薬基準が全くなされていないという話をされておりましたが……(大島国務大臣「肉の飼料でしょう」と呼ぶ)えさも肉も、残留農薬についての基準がない。そうすると、魚について、養殖魚についても、いわゆる薬を使いながら...全文を見る
○山田(正)委員 食肉の抗生物質については、確かに基準がございますね。いわゆる養魚、魚についてはあるんですかね。ちょっと後ろに聞いてもらって結構ですから。
○山田(正)委員 残留基準を、これは農薬じゃありませんが、抗生物質、これを使って、その基準を超えた場合に、その処罰の規定があるのかどうか、あるいは回収する義務が定められている規制があるのかどうか、後ろに聞いてもらって。
○山田(正)委員 それは通達なのか、あるいは罰則まで定められているのか、それを使った場合の、残留基準を抗生物質が超えた場合。
○山田(正)委員 抗生物質はいわば薬事法にも適用されるものであって、確かにそれだけ厳しい規制はあると思うんですが、農薬そのものについて、いわゆる薬そのものについて、ホルマリンとかその他の、もう今日本では使われていないようになっていますが、魚では使われておった。取り締まりもできなか...全文を見る
○山田(正)委員 種類は確かに倍以上あるわけで、倍以上、それだけ農薬を日本は使われる、いわゆる禁止されていない、いわゆるEUの倍近く農薬の使用が緩やかに認められている、大臣。そうすると、先ほどの大臣の答えとはちょっと違ってくるんじゃないですかね。  では、厚生労働大臣政務官にお...全文を見る
○山田(正)委員 日本では残留濃度をやはり決めているわけですか。
○山田(正)委員 では、大臣にお聞きします。
○山田(正)委員 どうもよくわからないんですが、八百種類登録してあって、百十六種類しかEUでは認めてないということなんでしょうか。厚生労働大臣政務官。
○山田(正)委員 どうもよく理解できないんですが、ただ……(渡辺(具)大臣政務官「私が今申し上げたのは、残留農薬基準であります」と呼ぶ)
○山田(正)委員 私がちょっとはっきりしたいのは、EUと日本と比べて、農薬の規制が甘いんじゃないか、その中で大臣は初めて、使用量は日本の方が随分多いということはお認めになられた。  では、農薬の種類については、日本とEUではどっちが多く、少なく、認められているのか。その点、ちょ...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、今お話あったように、いよいよ次の通常国会で食と安全の問題の審議に入るわけですが、まさに農薬の問題は健康の問題、食の安全と安心の問題、そういう意味では、十分EUの規制とかそういったもの、そして農水省の、幾ら規制しても、最初にお話ししましたように、無責任な姿勢...全文を見る
○山田(正)委員 終わります。
11月21日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○山田(正)委員 自由党の山田正彦です。  今回のペイオフ延期の法案について、ひとついろいろ聞かせていただきたいと思いますが、農協、漁協、この系統のいわゆる総貸出額といいますか、債権額はどれくらいなのか。まず、総債権額の貸出額を。
○山田(正)委員 その貸出額のうちに、今、いろいろな不良債権とか、あるいは破綻先、実質的破綻、第四分類ですかね、破綻懸念先とか要注意先債権とかありますが、その分類に分けると、いわゆる不良債権、破綻先と実質破綻先、これはどれくらいの金額、また、破綻懸念先はどれくらいか、要注意先はど...全文を見る
○山田(正)委員 ちょっとよくわからなかったんですが、金融庁の四分類と俗に言われている中での、そういう意味で答えていただければと思っていたんですが、不良債権は、農協だけで一兆三千億と。この不良債権というのは、もう破綻もしくは実質破綻でいいわけですね。そうすると、この要注意先とかあ...全文を見る
○山田(正)委員 例えば、銀行はまだ不良債権が三十七兆あるとか、そういう新聞をよく見るわけですが、では、系統系は、不良債権がそれぐらいあって、要注意、破綻懸念先債権が七十二兆ぐらいある、銀行等の場合にですね。そう言われておりますし、そう新聞にも報道されている。そういう意味では、か...全文を見る
○山田(正)委員 こういった分類というか債権分類、これは、自己査定でそれぞれの農協、漁協が、あるいは信連等がやっているものか、それとも、それに対して農水省なり各都道府県なり、そういったところが金融庁と同じような検査をやっているものかどうか。その辺、どうなんでしょうか。
○山田(正)委員 調査するようにしている。ただ、今のところはほとんど、あれだけの農協、漁協団体があるんですから、いわゆる自主申告に基づいてやっているんだ、幾らかはそれなりに都道府県なり調べてはいるけれども、それが実態だと思っていいんですか。
○山田(正)委員 私も弁護士で、田舎の信用組合から随分相談を受けたことがあるんですが、かなり金融庁の検査は厳しい。自主申告というか自主査定しているもののほとんどが覆されてしまう、担保の価値、云々云々、その他ですね。そしてどんどん、不良債権とまでいかなくても破綻懸念先債権で、それに...全文を見る
○山田(正)委員 そういう形でやっているということはわかったんですが、ひとつ農水大臣も十分その辺、不良債権はかなりもっと多いんじゃないかという懸念、これは監督機関としまして十分御注意いただきたいと思っています。  さらに、実は、信用事業を行う農協、漁協の経営そのものは非常に劣化...全文を見る
○山田(正)委員 もう今は平成十四年の終わりですから、平成十三年度の統計はないんですか。
○山田(正)委員 農協の信用事業、漁協の信用事業というのは年々刻々悪化していっている。魚価も非常に低迷し、中国から安い輸入の魚、安い野菜等が入ってきて、非常に厳しい状況に今あって、一昨年よりも去年、ことしとかなり厳しい中で、当然、農水省としてはその監督責任としてリアルタイムで各漁...全文を見る
○山田(正)委員 今の平成十二年度で見ましても、剰余金とさっきおっしゃいましたが、当期利益だとみなしていいのかどうか。それが漁協だけで六九%ある、あとの三一%は赤字であると。私が聞いている限りでは、漁協関係は、昨年度、平成十三年度、五〇%は赤字である、半分は赤字である、そういうふ...全文を見る
○山田(正)委員 そうしたいという理想はわかるんですが、現実の面において、既に経営母体そのものが赤字経営である。それで信用事業をさらに行うことはできるのかどうか。いわゆる漁協の大半が、五〇%以上が赤字だとして、そして農協の二割から三割が赤字だとして、そういう赤字の企業に信用事業を...全文を見る
○山田(正)委員 農協、漁協系統は、そういった信用事業においては問題点をかなり内部に抱えている、これは大臣もよくおわかりだと思いますが、これからその点は、本当にペイオフ延期法案の審査と同時に、十分考慮しなければ大変なことになるのじゃないか。  それと、きょう、公庫総裁に来ていた...全文を見る
○山田(正)委員 ありがとうございます。  これから大事なのは、いろいろな漁業者、農業者の破綻があるときに、金融機関が再生に向けてどれだけ協力してくれるかという姿勢、そういう意味で、今まで公庫を随分私ども心配しておったのですけれども、公庫さんの方も、今の発言で、そうなってくれれ...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、九州北西海域、いわゆる韓国と面しているところですが、ここにおいて、日本のEEZ内、そこに韓国のはえ縄漁船が二、三百隻入ってきている。日本のEEZ内ですね。その船が、ほとんどが三十トンぐらいで七、八人乗っている。ところが、日本は、そこで実際に四、五トンの船で...全文を見る
○山田(正)委員 終わります。
11月28日第155回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○山田(正)委員 沖縄北方問題に関する特別委員会、私、初めてでございまして、支援委員会のことについて少し調べさせていただきました。外務大臣にお聞きしたいんですが、九三年以降、支援委員会が開かれないままに拠出されたいわゆる北方支援の金額は、幾らぐらいに上りますか。
○山田(正)委員 通告しておりましたが。
○山田(正)委員 大事なことでありまして、きちんと通告しておったのに、大臣、それを後で調べてお答えするというんだったら、私としては質問できなくなってしまいますから、これは、今後こういうことのないようにしていただきたいと思います。  それで、私の手元にある、支援委員会の国際機関に...全文を見る
○山田(正)委員 今、手元に支援委員会の設置に関する協定書がございますが、今大臣の答弁で、室長の権限で出すことは法的には可能である、委員会が開かれること、委員会で要請することはいわゆる要件でないと。要件でないという言い方をされましたが、この条文からすると、どうしてそれが要件でない...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、私の質問に答弁していないんです。  支援委員会に日本政府の代表が出席して答弁したと言いましたが、支援委員会は開かれていない。どういう形で出席して答えられたんですか。支援委員会は開かれていない。そこに、今大臣は、いわゆる日本政府の代表がその支援委員会に出席...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、この第四条ですが、第四条を素直に読めば、日本国政府は、委員会による要請についての検討及び優先分野についての検討を考慮に入れて、委員会による委員会資金の使用につき、いわば具体的な支援実施方法を委員会に通報して決めると。いいですか、この条文は。ということは、委...全文を見る
○山田(正)委員 委員会も開かれていない、メンバーも決まっていないんですよ。いいですか。そんな中で委員会に通報することもできないでしょう。さらに、委員会の要請に基づいて日本国政府が決定するとなっている、この条文は。勝手に室長が支出するということはできないんではないですか、法的に。
○山田(正)委員 大臣、私が言っているのは、適切でなかったというのは会計検査院のこの報告書でもはっきり書いてあります。それはそうなんだ。僕は、外務省はこの地位協定から見れば不当な支出、違法な支出をしたんじゃないかと。  いいですか。日本政府が——ちょっと大臣、話聞いてください。...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、国の大事な税金の支出、拠出金の支出ですね、そういった場合に、私どもは今、農水委員会でいろいろな補助事業等いろいろやっていますが、もし補助事業でも違法な場合とか不適切であった場合というのは、必ず国に返還を命ぜられる。  いいですか。そうすれば、この支出五百...全文を見る
○山田(正)委員 では、先ほど違法でないと言ったけれども、今回あらゆる面でこの支出が法律的には違法であるということを認められるとすれば、今残っている残高を国庫に返すのは当然、しかし、今まで違法に支出された分は、その責任者が当然国庫にその分を返す。もとの谷津農水大臣も見えております...全文を見る
○山田(正)委員 だれが見ても、法律家であれば、この第四条は委員会前提での支出であって、委員会がなければ、その支出は違法である、不当である。そうなったら、その支出は国庫に対して、これは当然、不当利得、いろいろな法律でそれを返還する。例えば農業の補助事業の場合においては、補助金に対...全文を見る
○山田(正)委員 会計検査院が、違法な支出か、法律の判断をするはずはないんで、だから、違法とか違法でないとか書いていないのは当たり前。しかし、ここに明らかに具体的事実を摘示しているじゃありませんか。読み上げてみましょうか、大臣。  この報告書の中にかなり書いてありますよ。この地...全文を見る
○山田(正)委員 外務省は、みずからの立場を守るために違法でなかったと言うかもしれませんが、地位協定第四条によって支出している。ところが、何度も言いませんが、第四条は委員会が前提、それを考慮して日本国政府が決めるとなっている。それがないのに支出したのは明らかに違法だということは、...全文を見る
○山田(正)委員 そうすると、三十万一千円。ところが、実際に住民に対する援護、これは二億何千万か使われていると聞いておりますが、わずか、三十万と今言いましたか、そのお金の住民に対する利子補給なのに、住民に対する支援だけで二億数千万のお金が使われる。これは何に使われて、こんなばかな...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、どういう経費に。住民には利子補給分が三十万しか行っていない。それで二億数千万の予算が、住民に対する援護費約十億のうちに使われている。何でそんなばかなことを、そういう経費は何に使っているんですか。官僚の天下りの、それこそ自分たちのお手盛りの費用に使っているわ...全文を見る
○山田(正)委員 自由訪問とかビザなし支援の旅行とかというのは別の経費で約二億、それぞれ全部調べています。それはちゃんと打ち合わせも十分やっているはずだ。それは別途の予算が組まれてある。
○山田(正)委員 それは、私ども自由党は大臣か副大臣か政務官以外には聞かないことになっているので、事前に十分レクをしておいてほしいと、何度も、二日にわたってそのことについては私はちゃんと打ち合わせしてある。だから、大臣がそれがよくわからない、答弁できないじゃ困る。
○山田(正)委員 貸付金の利子補給はそのうちに三十万しかなされていない。としたら、そのあとの二億のうちに、何に使われているのかと聞いているんだ。
○山田(正)委員 管理費云々がそれだけ含まれるとなったら、いわゆる北方領土から本土に来ている九千人の人たちに対する貸付金等の利子補給はわずかに三十万しか援助がない。それなのに、あとの二億円近いものというのは、ほとんどが管理費とかいわゆる人件費等々に支払われている。こんなばかなこと...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、本当にそう思われるのか。国民は、今本当に大変な不況の中で、リストラ、リストラ、食べられないでいる。そんな中に、わずかに三十万の利子補給をするために一億五千万の人件費がお役所で支払われている、そのためにさらにことしも大きく予算がつけられようとしている。こんな...全文を見る
○山田(正)委員 ありがとうございました。質問を終わります。
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○山田(正)委員 私どもが地元に帰りますと、本当に、倒産企業、夜逃げ、自殺、破産、そういったことばかりであります。そんな中で、竹中金融大臣の不良債権の償却、これを急ぐ、そうなりますと銀行が、新聞に載っておりましたが、三十兆円もの回収を、いわゆる貸し金の回収を、貸しはがしをやるとい...全文を見る
○山田(正)委員 そこで、この構造改革、いわゆる政官業癒着、これを断ち切るために、ひとつ大島農水大臣、先ほどから言われております疑惑、前秘書官の疑惑を明らかにしたい、そう思っております。  皆様方に配付しております資料を見ていただければと思います。総理大臣、配付資料がありますの...全文を見る
○山田(正)委員 大臣、大臣は全く答えていない。いわゆる調査権限は法的にあるとかないとかって話していない。総理大臣から十月十七日に調査して明らかにするようにと言われている。そうであったら任意に、そのコンサルタントのAさん、いつでも行って調べに応じますよと言っているから。それを行っ...全文を見る
○山田(正)委員 総理大臣、いわゆるコンサルタントのAさんはいつでも調査に応じますよと言っているのに調査していないんですよ。何度言っても、この一月、委員会で幾ら言っても調査していないんですよ。それで、調査して明らかにするでしょうと。大臣、任命権者としてそれで納得できるんですか。
○山田(正)委員 いや、大島大臣は同じことのお答えで、時間がないので、ちょっと、私は聞きたいことがいっぱいあるんだ。もういい。
○山田(正)委員 いいですか、大臣、今言ったように、口ききをして、そしてその業者が指名に入り、その業者がコンサルタントのAさんにお金を渡し、Aさんは秘書官にそのお金を渡した、宮内さんに渡したと言っている。この事実は客観的なんですよ。そうなると、これは明らかに刑法上の贈収賄に当たる...全文を見る
○山田(正)委員 手続はだれにさせたのかと私は聞いているんですよ。  では、もういい、あなたはまた長々とやったら私の時間がなくなる。あなたは文春の記者の質問に答えて、手続は宮内にやらせたと答えている。いいですか。私は、あなたに頭金についての原資はどうかといわゆる質問通告しており...全文を見る
○山田(正)委員 あなたは、たい家でコンサルタントのAさんに会って、いいですか、Aさんにお礼を言われた。そして、Aさんにこのネクタイを謝礼として渡された。覚えがありますか。
○山田(正)委員 これはダンヒルの、三越で買った大変高いネクタイです。これを謝礼じゃなくて何で渡したんですか。明確に答えていただきたい。
○山田(正)委員 コンサルタントのAさんは、いわゆる宮内の手足として、口きき、あっせんのいわゆるお金の授受と、そして引き渡しをしてきた。そのお礼として渡されたとはっきり言っているわけです。  実は、国税庁の次官、きょう来てもらっていると思いますが、今回のこの問題は、まさに国税通...全文を見る
○山田(正)委員 総理大臣、コンサルタントのAさんは、いわゆる設備会社のリリースによって自分に渡されたというお金、これがこのままだと脱税になってしまう、罪になってしまう。それで、これを明らかにされない限り自分は夜も眠れないし、それこそ委員会に出て明らかにしたい。もしそうでなければ...全文を見る
○山田(正)委員 大臣は、総理大臣はどうもはっきりしたことを申しませんが、もしこれ以上明らかにするとすれば、この委員会でも当然のことながら、コンサルタントのAさんと宮内さんをぜひとも参考人として呼んで、この事実を明らかにし、この重大なる経済問題である構造改革について、政官業癒着の...全文を見る