山田正彦

やまだまさひこ



当選回数回

山田正彦の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○山田委員 総理にお聞きしたいんですが、先ほどから、民主党はイラクに対する自衛隊の派遣に反対じゃないかと言っていましたが、何で反対なのか、その辺の論議をしたいと思っているんです。  総理は、イラクに対する戦争を支援した、国連決議一四四一とかいろいろありますが、いわゆるアメリカの...全文を見る
○山田委員 総理のメールマガジン、これは二〇〇三年の三月十三日なんですが、この中に、全世界に対する大量破壊兵器を持っているイラクと断定しておりますね。さらに、二〇〇三年三月二十日のメールマガジン、これにも、問題は、大量破壊兵器を保有するイラクの脅威、断定しているわけです。断定して...全文を見る
○山田委員 いわゆるケイさんの証言、アメリカのイラクにおける戦争、大量破壊兵器があるかないかの調査、この団長が、全く証拠はなかった、イラクに大量破壊兵器はなかった、こう言っているわけですね。  そうすると、今申し上げました、総理は国会でのイラク支持の発言等もあるんですが、総理と...全文を見る
○山田委員 実は、私はきのうの早朝、外務省に対して、ケイ博士の上院での証言内容を早急に翻訳して、それをけさまでに届けてほしいと外務省に何度も何度も質問通告した。しかし、それに対して外務省は、けさ、きょうに至るまでそれを持ってこない。これじゃ質問できないじゃないですか。  総理に...全文を見る
○山田委員 和訳できて、しかも英文でも構わないと言ったのに持ってきていない。ところが、総理にはちゃんと訳したそれを渡している。私はきのうの午前中から、朝から要求している。これじゃ質問できないじゃありませんか。
○山田委員 これは本当におかしいと思うんですが、私の質問時間も限られているんで。  官房長官、官房長官は、きのうの朝、ケイさんの国会での証言等を聞いた後の記者会見、その中であなたは、日経新聞によると、むしろ大量破壊兵器はあるという可能性が高いと記者会見している。大量破壊兵器があ...全文を見る
○山田委員 ケイさん、アメリカの調査団の団長がはっきりないと言っているわけですよ、証拠はありませんと。  例えばトラック、可動式、いわゆる生物兵器、これをつくったんじゃないかというんですが、これもケイさんは、共通の認識としては、いわゆる生物兵器をつくるものじゃない、そうはっきり...全文を見る
○山田委員 捜査するからというのと、そこまで、今までの団長が自分の職を辞職してまででもないと言っているのに。  それから、今度は総理にお聞きしたいんですが、総理はかつて、フセインも捕まっていないんだから、わからないのは当たり前じゃないかと言っていましたね。でも、フセインさん、捕...全文を見る
○山田委員 大量兵器はあったと総理は断定しているんですよ、メールマガジンで。この責任はどうとるんですか。  しかも、これは、これから先、アメリカが本当にイラクをいわゆる占領した、イラク戦争をしかけた、これは大変なことなんですよ。これによって、イラクで一万人以上の本当に普通の住民...全文を見る
○山田委員 国連決議と言うんですが、国連決議が武力行使を容認したのは、いわゆる一九九〇年十一月二十八日の六百七十八号ですよね。ところが、千四百四十一号の安保理決議というのは、深刻な結果に直面すると警告しているだけなんですよ。ところが、武力行使容認決議は、この六百七十八号というのは...全文を見る
○山田委員 これは一部には、これは一部の見解ですよ、私の見解だというわけじゃありませんが、イラクには石油がある、北朝鮮には粗末な石炭しかない。そういうところで、アメリカとしては、イラクに対しては戦争をして占領する利益はあるけれども、北朝鮮に対してはそのようなことはないという見方も...全文を見る
○山田委員 川口外務大臣にお聞きしたいんですが、きのういろいろお話聞いておりました。ただ、その中で、五百五十九億、日本経済が大変厳しい、それこそ年金も引き上げられようかという中で、それをイラクに直接支援するということなんですが、補正で。そのために、先ほどから市の評議会の問題等々が...全文を見る
○山田委員 きのう川口大臣は、日本政府として、あなたは、外務大臣として調査しているとはっきり言ったんじゃありませんか。日本として調査していなかったんですか。明確にしてほしい、その辺。どっちなんですか。
○山田委員 私、先ほどまで私の部屋にいたんですが、外務省から英文の資料も届いていませんし、かつ、いいですか、日本でそれだけの査定をするのに、英文の国連の機関がやったものだけで、いわゆる概算の、例えばパトカーに五十九億とか、そういうものを出したのかどうか。そんなばかなことはあり得な...全文を見る
○山田委員 私の時間はなくなったので、以後、民主党の質問が続くと思いますが、この補正予算については、そういう計算のもとになるニーズの調査、これを国会に明らかにしない限り、これ以上、補正の予算も含めて、このイラク支援は審議できない、そういうことを言って、私の質問を終わります。
02月18日第159回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○山田委員 BSE問題について、アメリカで発生したわけですが、その件で農水大臣にお聞きしたいと思います。  日本で発生したとき、平成十三年、それこそ大変な騒ぎになって、いわば三千億からの損害、死者も多数発生したわけですが、そのときに農水省としては、各国、アメリカとかカナダ等、六...全文を見る
○山田委員 大臣、再三その質問票の中身を明らかにしてほしい、それをきのうも、きょうも電話したけれども、私のところに届けていただけていない、これは。国会は国政調査、いわゆる議員としての調査権があって、なぜ私がその質問票、いわゆる調査内容を必要とするかということは、アメリカにおいては...全文を見る
○山田委員 日本に対して調査結果を回答してきた。そうしたら、いわゆる国政の調査の場、ここは。国政調査の場で、その調査結果を当時大臣が知っておったのか知っていなかったのか、まず。当然知っておったはずだし、その結果の内容をこの委員会で明らかにして、私が資料要求しているんだから、それに...全文を見る
○山田委員 先ほどから言っているけれども、当時、五百頭の生きた牛を、この中にちゃんと、この質問票、あるんですよ、これ。この中に、生きた牛の輸入についての質問をしている。そして、今、五百頭以上、一九九〇年以前に入れたということは明らかになっているんだ。その調査結果があったとしたら、...全文を見る
○山田委員 大臣、大臣はその調査結果について、調査回答書というのを知っておったのか、当時、知っていなかったのか、そのことをお聞きしたい。
○山田委員 回答書の中身を聞いておったのか聞いていなかったのか、知らなかったのか知っておったのかと聞いているんです。
○山田委員 その当時の調査報告は、当時、技術検討委員会、いわゆるBSE感染についていろいろ調査をしておった、感染ルート、それについても報告されていなかった。大臣、報告されていましたか、いなかったか。
○山田委員 私の調べでは、技術検討委員会に報告されていなかったということになっているんだけれども、では、報告されていたということでいいんですか。重ねて聞きます。
○山田委員 アイルランド、一番危険なアイルランドから百六十頭の牛が入荷されている、これは明らかにBSEの疑いが強い、どんなことを考えても。生きた牛が入っているわけで、それが肉骨粉になっているんだから。しかも、二〇〇一年、アメリカのFDAの調査報告、この中で、千二百施設のうち、肉骨...全文を見る
○山田委員 二〇〇一年にそういう調査報告がなされておって、それに注目しなかった。それでいて、トレーサビリティー法案のときに、もう何回質問しても、アメリカはいわゆる清浄国だ、清浄国だと言い張った。大臣、亀井大臣が言い張ったんですよ。この言い張ったことは間違いありませんか、まず。
○山田委員 間違いだったということになりませんか、当然のことながら。FDAの調査報告もあったわけだから、しかも、アメリカからの回答もあったわけだから、それでいて清浄国だと言い張るのは、明らかにあなたはうそを言ったんだ、委員会で。
○山田委員 それはそれでいいでしょう。  では、坂口厚生大臣にお聞きしますが、厚生省としては、アメリカから昨年まで、脳、一番危険部位の脳をそのまま入れていましたね。今までにどれぐらい脳を入れていますか。
○山田委員 坂口大臣、いわゆるこの質問書に対する最終回答がアメリカから既に二〇〇二年の五月にはなされておったんですが、生きた牛がアイルランドから百六十頭とか、全部で五百頭もあったというそれの報告が厚生省に農水省から届いていましたか、届いていませんでしたか。
○山田委員 農水大臣にお聞きしたい。  そういう大事な資料を、いわゆる食の安全と安心が問われているとき、非常に危険な部位、この脳が我々国民の口にずっと入り続けてきたわけだ。なぜ農水大臣はアメリカからのこの質問書に対する回答書を速やかに厚生大臣に伝えなかったのか。その責任はどうな...全文を見る
○山田委員 となると、厚生大臣は当然知り得たはずだ。知り得たはずなのに脳をずっと入れ続けたというのは、どういう責任をとるつもりですか。
○山田委員 カナダで発生した後のことを聞いているのではない。カナダの発生は去年の五月。それ以前、既にこの調査回答は、この質問書に対する回答があったのは二〇〇二年の五月。その時点で技術検討委員会にも報告されたと言っているわけだから、当然厚生大臣は知り得た立場にあったはずだ。それでい...全文を見る
○山田委員 ちょっとよくわからなかったのですが、済みません、もう一回答えてくれませんか、その責任があるのかないのかという点で。
○山田委員 農水大臣は、その技術検討委で厚生省もそれを知っておったはずだと先ほど言ったわけで、大臣、それはしかと調べていただきたい。そして、この委員会に後で報告いただきたい。そして、もしそれを知っておったということであれば、責任をとっていただきたい。  そして、もう一つ大臣に。...全文を見る
○山田委員 FDAといったら、アメリカの食品それから医薬品等々の調査局、非常に大事なところ、厚生省とも密接な関係があるところ、そこの調査報告を本当に厚生省が知っていなかったとは考えられない。本当に知っていなかったのかどうか、もう一回言っていただきたい。知っていなかったということで...全文を見る
○山田委員 それでは知っておったということですか。
○山田委員 農水大臣、農水大臣はそれを承知でおって、技術検討委員会で、もしくは農水省からその大事なことを厚生省には連絡していなかった。なかったのか、してあったのか。
○山田委員 私が言っておるのは、厚生省に対して報告を農水省から、縦割り行政と随分非難されて、食の安全と安心のための食の安心の委員会、これを内閣府に置いたといういきさつがあって、そのころから横の連絡は十分やりますと。そして食の安全の基本法にも厚生省と十分連絡をとり合うということを書...全文を見る
○山田委員 今日とは違うって、非常に無責任きわまりない。  その責任というのは、今言ったように、脳を、いわゆるこれが発生するときまで入れておった、厚生労働大臣。カナダでBSEが発生したのは五月、そしてカナダのBSE発生が当時新聞にもでかでかと、アメリカ産ではないかとかアメリカに...全文を見る
○山田委員 委員長に、この質問書に対する米国からの回答書、これについては、ぜひこの委員会に提出して明らかにしていただきたい、それを要求しておきます。
○山田委員 次に、農水大臣にお聞きしたいんですが、アメリカ側は日本からの牛肉に対して、全頭検査をしておって危険部位をすべて除去しておっても、今現在、一頭も、一かけらも輸入を禁止しているという事実に間違いありませんか。
○山田委員 アメリカからは正式に輸入再開してくれという要求はあっていますか。
○山田委員 それでは、アメリカから輸入再開してほしいという要求はあっている。そして、日本は全頭検査がされ危険部位が全部除去されても、アメリカは輸入禁止したまま。この件については何か話し合いをしましたか。
○山田委員 今、これは新聞等の報道によれば、農水省幹部等においては、輸入再開に向けて、既にアメリカとの具体的ないろいろな条件の話し合いに入っている、例えば検査するについて費用を日本が持つとか、そういうことがいろいろと報道されているが、そういう事実はあるのかないのか。
○山田委員 今、OIE、国際獣医学会において、アメリカは、一つのBSE感染国からの牛肉の輸入等に関しての安全の基準づくり、いわゆる防疫についての、それを三月中にまとめるとか、そういういろいろな情報は流れているわけですが、OIEが安全な基準というものをつくれば、それに従って、例えば...全文を見る
○山田委員 見守っていかなきゃならないのは当然のことですけれども、いわゆるOIE基準が出ればそれに従うのか従わないのかと聞いているんです。
○山田委員 では、OIEの基準が出れば、それをもとにして輸入を再開する用意はある、そう考えてよろしいかどうか。
○山田委員 つながらないということはどうなんでしょう。場合によっては、輸入再開をもとにしようという考えはありますというふうに解釈してもよろしいですか。
○山田委員 どうも今の話を聞いていると、今の時点ではということなので、将来そういうOIE基準が出れば、もうアメリカからの輸入を再開する考えはないわけではない、そういう趣旨だとどうも私は考えざるを得ない。  しかし、大臣、ここは本当に大事なところでして、日本の食の安全、二十一カ月...全文を見る
○山田委員 では、国民に対して、幾らOIE基準が出ても、そういうことを裏切らないように、ひとつぜひ大臣にそれを約束していただいて、次の質問に移りたい、そう思います。  結局、今回鳥インフルエンザも発生し、そしてコイヘルペスで霞ケ浦のコイの業者も全部廃業に追い込まれたと聞いており...全文を見る
○山田委員 大臣、私の個人的なことなんですが、一九七三年、私は、五島列島で牛を飼っているときに、アメリカが大豆を禁輸した、わずか三カ月だったんですが、えさが暴騰して大変な目に遭った。これは忘れられない。そのとき、主婦の間で豆腐パニックが起こった。当時、日本は食糧自給率が六三%か四...全文を見る
○山田委員 中川大臣に私がそれを聞いているんじゃなくて、EUはどうして食糧自給率を上げることができたか。中川大臣も農業問題では大変な専門家であると聞いております。EUの農業政策、その中で支持価格制度と所得補償、これをどれだけやってきて、どれだけそれでもって自給率を上げることができ...全文を見る
○山田委員 まあ結構です。  農水大臣、それじゃ、お聞きしたいと思うんだけれども、いわゆるEUで支持価格制度、私は、EUのブリュッセルへ行って二年続けて調べてきたんですが、いわゆる市場価格、過去三年間の平均価格ですね、欧州委員会では毎週、指標価格として平均価格を設定してきたよう...全文を見る
○山田委員 そうすると、日本は逆のことをやってきたのじゃないのか。大臣、どうですか。
○山田委員 日本において食糧自給率を上げる、そうするんだったら、減反政策は私は失敗だったと。農水省に調べていただいたら、今減反をやめて回復できる水田というのは三十三万ヘクタールしかない。最大限、減反をやめてつくったとしても百七十万トン。この百七十万トンを仮に六十キロ一万四千円で全...全文を見る
○山田委員 確たる回答ではありませんが、外務大臣としてはしっかりその点は勉強していただきたい。  そして、AMS、WTOの約束事の中で農水大臣にお聞きしたいけれども、いわゆる国内助成総枠、国内の農業を自給率を高めるために保護してもよろしいという約束事、金額、助成額、これが何とア...全文を見る
○山田委員 きょう、予算委員会で、中金の理事長、上野さんをぜひ呼んでいただきたいと頼んでおったんですが、ぜひ検討していただきたい。その理由を今から申し上げて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。  実は今、漁業者、農業、特に漁業においては、いわゆる自己資本比率、これが、...全文を見る
○山田委員 終わります。
02月26日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○山田委員長代理 次に、高橋千鶴子君。
03月02日第159回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○山田分科員 民主党の山田正彦です。  今、自己破産、そういった倒産というものが相変わらず大変横行しているわけですが、その件について、ひとついろいろお聞きしたいと思っております。  まず、自己破産をしようにも金がなくて、お金がかかるから自己破産できない、それで夜逃げする、ある...全文を見る
○山田分科員 各事務所において、破産事件はなかなか弁護士費用をもらえないから分割でやっているところは多いと思うので、何も東京地裁に限ったことじゃない。むしろ、東京地裁の扱いは、本人が司法書士に頼んで書類を出すことも司法書士代理人では認めない。よその裁判所では認めているところもある...全文を見る
○山田分科員 これから先、いろいろとまた聞かなきゃいけないので、最高裁判所のいわゆる各地裁に対する行政面、例えば予納費用の問題とか、いわゆる自己破産の扱いをどうするかとか、個人の民事再生の扱いをどうするか、そういったことについては大変大事だと思うので、それなりに十分な指導をなさな...全文を見る
○山田分科員 その「自由と正義」、弁護士会がアンケートをして十七というのがわかったということなんですが、最高裁判所民事局において、民事裁判のそういう扱いの実態の把握、これがなされていないというふうに今お聞きしたんですが、そういうばかなことがあっていいのかということと、これからそう...全文を見る
○山田分科員 関心を持って見守っているというだけではどうしようもないんで、積極的に、行政としての、それはそれぞれの裁判所の判断ということもあるでしょうが、それはそれ、国民としては、法の下の平等のもと、平等な裁判を受ける権利は憲法上保障されているわけで、それが余りにも差があるという...全文を見る
○山田分科員 実務をやってみて、再生委員は屋上屋を架すことで、さらに債務者に対して、いわゆる再生申立人に対してさらなる費用の負担につながっていく。ならば、できるだけ費用の負担をなくして再生できるようにするのが当然であって、そこはぜひもう少し実務の状況を最高裁としても調べていただき...全文を見る
○山田分科員 実際にはなかなか現場サイドにおいてそうなっていないという現状があるので、ぜひ事実関係を調査していただきたい。その程度にとどめておきたいと思いますが、いずれにしろ、金額が三千万を超えたら破産にいかなきゃいけないというのではあんまりではないか、もうちょっと金額を引き上げ...全文を見る
○山田分科員 ぜひそうしていただきたい、そう思います。  それからもう一つ、給与所得者の個人再生ではなく、いわゆる小規模の個人再生の場合において、過半数の反対があっては機械的にこれを却下するということになっております。  ところが、現実には、給与所得者じゃない事業者、個人商店...全文を見る
○山田分科員 実際の事例を見てもらえばわかるんですが、ほとんど破産の配当は、現実に今破産事件あるいは個人の民事再生でもないというのが実情であって、考えられないというのが実情であって、実務はですよ、その中で個人の破産の配当と選択云々というのは、僕はそれは実務の扱いとしては納得できな...全文を見る
03月03日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○山田委員 民主党の山田正彦です。  今回の自衛隊のイラク派遣なんですが、やはりいろいろあっておりますけれども、一番問題なのは、イラク戦争の大義、いわゆる大量破壊兵器があったかなかったか、この辺は何度でもやはり我々はしっかりと考えて反映していかなきゃいけないんじゃないか、そう考...全文を見る
○山田委員 前回のときに、なぜ出せないかと言ったら、大臣は、当時、イラク派遣等々で大変外務省はごった返していて、申しわけないが、徹夜で作業している、したがって、どうしても間に合わなかったという説明をされた。(川口国務大臣「違います」と呼ぶ)違うかな。(川口国務大臣「そうは言ってな...全文を見る
○山田委員 それじゃ、この一月の間時間がなかったのか、これを翻訳して届ける。外務省、何人いるんですか。あるいは外務省がだれかに委嘱して、それをすべて翻訳して届けることぐらいはできるはずじゃなかったか。それがなぜできなかったのか。
○山田委員 外務大臣、外務大臣、こっちを向いて答えてほしい。  外務大臣、我々は国政に携わる国会議員である。いわゆる選挙区民から選ばれて、大事なお金がどのように使われるか、行政府がどのような仕事をするか、すべて調査する権限がある、議院に、これは。その中で、国政調査権の一環として...全文を見る
○山田委員 抜粋と要点とは違う。これは抜粋なのかどうかと聞いているんで、答えていただきたい。
○山田委員 それでは、抜粋でないということですか。私には抜粋を持ってきますと言ってこれを持ってきた。  では大臣、今、これは抜粋でないということをお認めになりますか。
○山田委員 理由が全然わからない。ポイントと抜粋というのは同じということですか。(発言する者あり)いや、これは大事なことなので、今からいろいろなってくる。
○山田委員 国会議員に対して、では、翻訳全文がないとしたら抜粋、抜粋がありますからと言うので、では抜粋を持ってきなさい、抜粋でもいいと。そうしたらこれしか持ってこなかった。  これには何と書いてあるかというと、まず最初に、「イラク監視グループの作業は継続する必要がある。」と。「...全文を見る
○山田委員 外務省は国会の場において、これまでもいろいろな審議の中、意図的な情報操作があったんじゃないか、全文の翻訳を出せないとか等々言いながら。私は、この一枚の抜粋と言われる用紙でもってそのことを明らかにしたいと思うので、その経緯について理事会等ではぜひきちんとした、委員長、ぜ...全文を見る
○山田委員 委員長、どういうふうにこれを処理される予定か、ちょっと私に説明していただきたい。
○山田委員 どのように。例えば、私の方は、これは意図的な捏造のというか、捏造とまで言わなくても、意図的な、故意によって、そしてこういう抜粋だと称する用紙を出したんじゃないかと。だから、その過程、どういうものであったか、これを明らかにしてほしいと。そういう趣旨でよろしいかどうか。
○山田委員 納得いきませんが、続けましょう。  それから、実は迫撃砲がサマワで撃たれた事実関係があった。それからもう一つ、ルメイサ市、その南の方の幹線道路でもって、サマワから約四十分のところですが、米軍の発砲事件があった。この二つについて、外務省あるいは防衛庁に現地からの何らか...全文を見る
○山田委員 このイラク支援委員会を続けるということは、こうして週に一回原則続けているわけですけれども、現地の、我々日本人である自衛隊員の身の安全、そういったものがどういう状況にあるかということをリアルタイムで常時この委員会できちんとした対応をして、そして自衛隊が本当に安全で、そし...全文を見る
○山田委員 私が言っているのは、防衛庁長官なりあるいは外務大臣がこの場でいろいろ答弁すること、そのことだけがこの委員会で大事なことではない。やはり現地の、現実のいろいろな報告書、あるいは今言ったようにデービッド・ケイさんの報告書とか、例えばさっき中野譲議員が言っていましたが、実際...全文を見る
○山田委員 出せないものは出せないという判断の基準は、出せるもの、出せないもの、資料、どこでどういう判断で決めるわけですか。
○山田委員 諸外国との信頼、そして隊員の安全、それ以外の、それに反しないものであったら出せるということでよろしいか。
○山田委員 最も基本的に重視しているのはというのが納得いかないわけですが、我々には調査権限がある。そちらには、今言ったように、国際的な信頼、これを守らなきゃいけないものと、自衛隊の安全を害するようなことがあってはならないという責務がある。それに反しない限りは必ずすべてを、例えばこ...全文を見る
○山田委員 そういう具体的な資料も出さずに、そしてこのまま、ただ大臣が、そして防衛庁長官が、いわば本当に何のさわりにもならないような話をするだけで、私は、この委員会を幾ら続けても一緒である、そう申し述べて、質問を終わります。
03月04日第159回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○山田委員 民主党の山田正彦です。  鳥インフルエンザについてお聞きしたいと思いますが、今またさらに、浅田農場の次に隣の農場が感染するという大変厳しい事態になりつつあるようですが、ちょうど、私は調べてみましたら、昨年の五月十五日、農水委員会で、アメリカの鳥インフルエンザについて...全文を見る
○山田委員 アメリカとの間には、州ごとに、例えばペンシルベニア州で発生したらペンシルベニア州で三カ月、そして三カ月新たな発生がなかったら輸入を再開する、ペンシルベニア、バージニアと、次々に輸出をとめていってはまた解禁するということの繰り返し、これをアメリカだけは特別扱いにしておっ...全文を見る
○山田委員 米国からは、やはり同じようにいわゆる高病原性というふうに私は理解しておりますが、なぜ低病原性だったら各州ごとで、アメリカだけを特別扱いする、これがわからないんですが、なぜでしょう。
○山田委員 この三十七条では、輸出国となっておって、鳥の場合に、私が調べたら、ドイツとかよその国においては全部、今回、東南アジアでも国ごとに禁止している。  それはそれで、次の質問に入りたいと思います。  ワクチン、いわゆる鳥インフルエンザに対してワクチンを、例えば今度の浅田...全文を見る
○山田委員 発症をとめることはできる、ところが感染をとめることはできない、それはどうしてですか。
○山田委員 抗体ができないということは、いわゆる家畜のというか、鶏のふん、そういったものにそのままウイルスが出てくる、それがまた感染源になっていく、そういうことに理解していいんですか。
○山田委員 体外に出る部分も、かなりワクチンを打つと抑制される、いわゆる減少する、これは事実だと。そうしたら、一番強いのは、ふんがやはり残ると可能性があるんじゃないかと言うんですが、ふんの処理は、私も畜産をやっていたのでわかるんですが、ほとんどが今発酵させる。発酵して、あるいは乾...全文を見る
○山田委員 大臣、各国で、ワクチンでもっていわゆる抑制している国、そういう国にはどのような国がありますか。
○山田委員 中国も東南アジアもワクチンの使用を始めた。そして、何とかこれらの、いわゆるオランダで大量にどんどんどんどん発生したような、オランダはワクチンを使用せずに殺処分にしていった。そういう意味では、ワクチンを日本も考える必要があるのではないのか、そう思います。  例えばアメ...全文を見る
○山田委員 大臣はそう言い切りますが、確かにアメリカで、リングワクチン、周りでワクチンを使用した後、ワクチン接種した鳥はその後に全部殺処分にしたと、そういう話は聞いております。  そういう形であれ、いずれにしても、京都の周囲、そこの鶏には全部ワクチン接種する、大臣はやらないとは...全文を見る
○山田委員 鳥のワクチン、これは現在日本で準備してあるのかどうか、準備してあるとしたら、どれくらいの鳥に対しての準備が、今用意してあるのかどうか、それをお聞きしたいと思います。
○山田委員 それでは、今でも三百二十万羽に対しては使用可能だ、そういうお話ですが、厚生大臣、今ワクチンの話を聞いておられたと思います。これはまさに、もしかして、突然変異性で人間に出てくる可能性もある。一刻も早く、できるだけ封じ込める、いわゆる抑制するということが必要だと思うので、...全文を見る
○山田委員 鳥のワクチンの使用については、どう考えられますか。
○山田委員 いわゆる牛がBSE、鳥がインフルエンザなんですが、豚、これが豚コレラで、韓国は今ずっと蔓延しているわけですね。  私は、この問題、随分心配いたしまして、やはり昨年農水委員会で取り上げたことがあるんですが、平成十二年の十月から日本は豚コレラのワクチン接種をやめた。韓国...全文を見る
○山田委員 どうも金田副大臣、おかしな話をいたしますが、いわゆる技術者の検討、技術者の判断、そうじゃなくて、判断をするのは政治家であって、判断の資料を提供するのが技術屋。だから、技術屋のいろいろな判断の中で、政治家が、これは、この場合には中国も東南アジアもインドネシアもどんどんワ...全文を見る
○山田委員 大臣はまたおかしなことをおっしゃる。食の安全と安心の立場を、国民の立場を、養豚業者の立場を考えるならば、養豚業者が不安でしようがないからワクチンの接種を再開してほしいと。しかも、金田副大臣が言っているように、豚の場合には感染まで抑えることができる。そうであったら、直ち...全文を見る
○山田委員 よくわからないんですが、清浄国でないということならば、なぜ輸入をしなければいけないということなんですか。
○山田委員 そういう趣旨ならわかりますが、今五割からの豚肉を輸入している、そういう現況下において、これで国産の牛肉等の自給率を考えていっても、国産の農家を守ることが、相手国が清浄国で輸入を断れなくなるから何とかという理由よりもはるかに大事だということ、それはまさに官僚の判断ではな...全文を見る
○山田委員 だれが考えても、いわゆる事実関係で、立入検査も来て、異常はないよとそう伝え、その後、千羽、二千羽、何千羽と死んでいってもその報告をしなかった。先ほどの質問の中で、獣医さんに相談したと言ったけれども、獣医さんにも相談していなかった。そういう事実が明らかになれば、その事実...全文を見る
○山田委員 行政の怠慢、政治の怠慢、そしておくれをとって次々に蔓延していく。BSEでも明らかなんです。それと同じように、今回、やはり行政、農水省なり農水大臣がはっきりと素早く、告発なら告発、そういった形をとらなければ、今さらどういう事情を精査しなければいけないのかどうか、大変理解...全文を見る
○山田委員 具体的にどれだけの補償を国としては出せるんでしょうか。  例えば、卵がそれだけ出荷できなくて損害をこうむった分、あるいは冷凍保管料、そういったものについての損害について、政府が、国が移動を禁止するわけですから、移動を禁止した人たちに対しての補償は、一体その損害額の何...全文を見る
○山田委員 アメリカとかEUとか諸外国は、移動を禁止する、そういった場合の補償は、国はどれくらいやっているんでしょうか。
○山田委員 卵に対してはどうですか。
○山田委員 私が質問通告の中で、諸外国、アメリカ、EUについて、どういう補償を国がどれだけするかということをお答えいただきたいと言って、早速取り急ぎ調べたのでそれほど詳細なことはわからないということですが、私が大体聞いている範囲では、アメリカにおいても一〇〇%、移動を禁止させたも...全文を見る
○山田委員 輸入牛肉とか輸入畜産物の差益、そういった関税差益といったものは、交付金として入るところの、いわゆるかつての畜産振興事業団、今の独立行政法人農畜産業振興機構というんですか、ここの昨年十月十五日付の決算書をちょっと調べてみました。これによると、幾つかの会計に分かれておりま...全文を見る
○山田委員 最後に厚生大臣にお聞きしたいんですが、ある日突然、変異性の鳥インフルエンザが人間にうつるといった場合に、スペイン風邪の場合二千万人が亡くなったということですが、それに対するワクチンの用意、それはもう既に用意しているかとは思いますが、きょう発生したとしたら、そのワクチン...全文を見る
○山田委員 きょう変異性が発生して人間に大流行するおそれが生じたというときに、ではいつごろできるか。できるだけ早くやりたいと思うというのではちょっと国民にとって大変不安なんですが、ひとつ、いつごろまでにはできると思うから安心するようにというメッセージは送れませんか。私が聞いている...全文を見る
○山田委員 終わります。
03月12日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
議事録を見る
○山田委員 私は、奄美とか小笠原と同じように離島、五島列島で生まれて育ちましたので、離島の厳しい状況というのはよくよくわかっているつもりでございます。その中で、ひとつ奄振の、そして小笠原諸島振興開発措置法の質問をさせていただきたい、そう思っております。  まず、離島にとって大変...全文を見る
○山田委員 大臣、そう答えられますが、国で機体に対する助成、航空ガソリン税に対して幾らかの助成をしていることは承知しております。  ところが、大臣、私言っておきたいんですが、航空運賃の燃料代、この税金をかけているのはアメリカと日本だけです、航空運賃に税金をかけているのは。そして...全文を見る
○山田委員 それをもう一度確認したいんですが、例えば、奄美大島の場合には鹿児島県、そして小笠原の場合には東京都、あるいは私の住んでいる五島列島ですと長崎県。長崎県知事が、地元の意向を受けて、そういう畜産物とかいろいろなものの運賃に対して、この奄美振興法のその助成の中で助成しよう、...全文を見る
○山田委員 大臣、全く答えていない。答えていない。この法案は、大臣が出している政府閣法です。だから、これは大臣から答えてもらわなきゃいけない。いわゆるこの法案の趣旨を読む限り、僕は何度も読んでみた、そして、これは離島振興法でも同じように書いてあるわけです。  今回、いわゆる地方...全文を見る
○山田委員 ということは、今確かに運賃等々について地方、市町村も幾らか助成していますが、この法律でもって、これから国がそれに上乗せの助成を運賃にすることができる、そういうふうに確認してもらってよろしいわけですね、できるということで。
○山田委員 大臣、どうもその辺が、否定するものではないと言いながら、今の答弁は否定していることなんですよ。これは、いわゆる例えば百円の運賃に市町村が十円助成しましょう、そうしたら今度、市町村から、国も助成してください、三位一体でもう大変厳しいんですと。運賃ですよ、個々のものに対し...全文を見る
○山田委員 それはわかるんです。  ただ、今市町村がやっているのは、例えば農協とかが出荷する、そういう出荷者に対して運賃を助成しましょうという形で市町村はやっていますね。それに対して、国も、市町村に準じて、出荷組合とかそういうところに国のお金も直接運賃助成に回せる。航空会社じゃ...全文を見る
○山田委員 大臣は実態がわかっていないようで、知事さんも市町村長さんも、そういう産業の運賃助成に、我々県や市町村が負担するのではなく、国もかさ上げして、例えば二分の一助成、あるいは市町村が二分の一助成、そういった形でやってもらえればありがたいんだが、何とかそういう道がないかと。 ...全文を見る
○山田委員 国が直接航空会社とかフェリー会社に補助するものではないことはわかっていますよ。ただ、法解釈からして、出荷者に対して市町村がやっているものにかさ上げして国が直接運賃助成をこの法律でできないわけじゃないでしょう。私も弁護士だからこれを十分読ませていただきましたよ。それを局...全文を見る
○山田委員 委員長、どういうことか趣旨が全く不明です、局長の答弁は。ちょっと明確に少し整理して答弁させていただけませんか。大事なことなんです、これは。
○山田委員 非常に端的に私の質問はしているわけであります。とにかく局長の答弁がわからない。だから、それを明確に整理してちょっと答えさせていただけませんか。
○山田委員 どうも、この法案の趣旨からしたら、いわゆる国がこういうメニューをやってこうしなさいということをやめて、地方が本当に困っていること、必要としているものに我々の税金を使いましょうという趣旨だと。  そういう意味では、本当に困っているのは出荷する者の運賃助成なんですよ。市...全文を見る
○山田委員 だから、可能性はありますよね。  ほかにもいろいろ聞きたいんで、そういう今の大臣の答弁では、明確にこの法案では十分可能性がある、否定するものではないということを受けて、積極的に、確かにこの法案から見たらそうしなけりゃおかしいんで、大臣、しっかりその辺は、離島が困って...全文を見る
○山田委員 ぜひ大臣、タンカーのついていないところにフェリーにタンクローリーを載せても、もし安全であるとすれば、対策上、基準上、仮にタンカーのついている島にフェリーにタンクローリーを載せても変わらないはずなんです。そういう意味で、離島のガソリン税が幾らかでも安くなるようだったら、...全文を見る
○山田委員 あれから一年たってもまだ調査してなかったわけで、怠慢じゃありませんか、公取、これは。私がちょっと調べた限りでもおかしいわけです。  これは告発を待たなければやれないものか。そうでなくて十分できるはずで、これは本当に、丹念に、例えば立入検査だってやればできるはずで、こ...全文を見る
○山田委員 私の持ち時間も来ましたので、最後に、実は二年前から島嶼議連で、島における、離島に係る消費税の免除、それと離島に係る揮発油税等の軽減、そういう法案、これは条文までつくって用意しておりまして、ぜひ超党派でもってこの委員会で御議論いただければ、そう思っております。離島の問題...全文を見る
04月08日第159回国会 衆議院 本会議 第21号
議事録を見る
○山田正彦君 ただいま梶原康弘議員から、丹波篠山、鳥インフルエンザが発生した現地の選出議員として、切々たる現場からの訴えがございました。  まさに政府の対応が生ぬるかったために、私ども民主党は、早急に対策本部、本部長に菅直人代表になっていただき、立ち上げて、その対策を、政府が対...全文を見る
04月21日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
議事録を見る
○山田委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表して、農業改良助長法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農業改良助長法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
議事録を見る
○山田議員 今の質問についてお答えさせていただきますが、私どもが用意したこの鳥インフルエンザ法というのは、いわゆる家畜伝染予防法に対する特別法の関係にあります。  私どもも、当初から家畜伝染予防法は不備である、いわゆる殺されたというか屠畜処分にする家畜等に対する補償が三分の一と...全文を見る
○山田議員 今委員から御指摘の件でございますが、この鳥インフルエンザというのは、あくまで家畜伝染病予防法に対する特別法なんですけれども、鳥インフルエンザに特有の、例えば豚コレラとかBSEとか口蹄疫と違うものがあります。  例えば、届け出させるについても、ペットとして飼っている人...全文を見る
○山田議員 まず、政府案と我々民主党案の違いなんですが、政府案では、都道府県が負担する場合あるいは負担しない場合も自由になっています。ということは、都道府県の財政事情というのは大変厳しい、そうした場合に、どこまでの事務費をどのように負担するかというのはそれぞれ違ってきます。例えば...全文を見る
○山田委員 久々にこの委員会で質問させていただきます。  実は、第三回日米BSE協議、これが二十四日に行われたわけですが、この中で極めて大事な話し合いがなされております。日米双方が、それぞれの国内での議論を深め、本年夏をめどに米国産及び日本産牛肉の輸入再開について結論を出すべく...全文を見る
○山田委員 それでは、配付しました資料の中で、アメリカのへたり牛に関する英語で書かれた伝票、これを見ていただきたいと思いますが、この中で、実は、二二二九〇九五、丸で記してあります。これが前回アメリカでBSEが発見された牛なんですけれども、これについて、二枚目を見ていただきたいんで...全文を見る
○山田委員 ホームページを調べましたら、米国ではこのBSEの虚偽疑惑の捜査開始、いわゆるダウナー牛で、歩行困難でなかったのに、歩行困難であったということで、刑事事件に発展も、そういうホームページの記事もあるぐらいですが、大臣、これについては、もう前からこの委員会でも指摘されておる...全文を見る
○山田委員 さらに、アメリカにおいて肉骨粉の扱いなんですが、これは我々、昨年BSEの審議をしたときにも、アメリカでは一九九七年以来肉骨粉は一切使用を禁止している、そういう話でありましたが、実際にはそうでなかったのではないのか。アメリカの肉骨粉のずさんな管理体制というのが今明らかに...全文を見る
○山田委員 私の手元の資料によると、FDAは飼料検査はしておらず、チェックも企業自身がつくった報告書の書類審査だけだ、そしてまた、米国全体で、飼料を製造、輸送、使用する、そういった会社が一万三千七百九十八の企業のうちに、七千七百二十五、これは書面検査もされていない、そういうふうな...全文を見る
○山田委員 となれば、日本は今現在もアメリカから飼料を輸入している。肉骨粉のまじった飼料、いわゆる配合飼料、一部ではありますが、私の調べた限り、配合飼料の輸入もアメリカとカナダからなされている。それでは大変危険なのではないのか。大臣、少なくともこの配合飼料の輸入だけは今すぐにでも...全文を見る
○山田委員 アメリカは、FDAで肉骨粉の使用状況というのは検査していない。大臣が調査した、調べた結果でも、かつて七五%と低く、今も中小の飼料製造業者というのは実際に調べていない、どういうふうに使用しているかわからない。ということは、非常に危険な状況にあるところから、肉骨粉がアメリ...全文を見る
○山田委員 それは表面上は、配合飼料に肉骨粉は、アメリカは使っていない、禁止されているということから、入っていないにしても、アメリカのずさんな肉骨粉の管理というのは、先ほど大臣も言ったように、大臣の最初の説明にもあるように、ほとんど中小の飼料工場というのは無検査だと。という状況で...全文を見る
○山田委員 FDAの検査は書面の自主申告だけで、非常に危ない。実際、水際でサンプルの検査をしているという大臣の説明のようですが、私も、肥飼料検査所、一度見学したことがありますが、これは数も少なく、事実上、実態としてはほとんどサンプリング検査もなされていないも同然であって、その辺は...全文を見る
○山田委員 副大臣、お聞きしたいのは、どの程度調べた結果があるかということで、ただ、今から調べるというだけで、何にもないということなのかどうか。
○山田委員 一例の報告があるだけだと今説明がありましたが、副大臣、副大臣の手元に、きょう皆さんに配付した資料一、これはおたくの、厚生労働省疫学部の海外情報室のホームページです。おたくのホームページですよ。  読み上げてみましょう。   米国では、連邦政府のクロイツフェルト・ヤ...全文を見る
○山田委員 おたくの、厚生労働省の疫学部のホームページのこういう内容が不確かであるということであれば、厚生労働副大臣、これ以上追及しませんが、ぜひその内容を詳細に検証して、厚生省なりの、アメリカのクロイツフェルト・ヤコブ症、いわゆるBSE関連だと思われますが、それについての詳細な...全文を見る
○山田委員 今私が配付資料でやったキャリーさんの脳の写真、そして、いわゆる厚生労働省疫学部で出しているホームページ等のクロイツフェルト・ヤコブ症のアメリカでの状況ということについては、知っておったか、いなかったか。
○山田委員 今、知らなかったということですが、食の安全委員会の委員長代理、委員長代理として、当然のことながら、食の安全委員会の基本法によると、日本の食の安全に関して危険性があると思ったら独自の調査をしなければならない、独自の調査をする権限があると。クロイツフェルト・ヤコブ症、アメ...全文を見る
○山田委員 委員長代理に重ねてお聞きしたい。  いわゆるクロイツフェルト・ヤコブ症、アメリカの集団発生についての検討を内部でしているのか、していないのか。それから、アメリカの検査方法、サーベイランス、さっき言ったダウナー牛についても非常にいいかげんであるということ、それから肉骨...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのは、外部から聞こえるのは、いいですか、食の安全委員会がアメリカの輸入牛肉の再開をしたい、日経新聞等を読んでいると、そういうおそれのある記事が幾つも散見される。いわゆるリスク評価の点において、何%発生率が、百万頭のうち何例あるかとか、そういった議論をして...全文を見る
○山田委員 それでは、厚生労働副大臣にお聞きしたい。  アメリカのBSEの検査方法は日本と異なって、ウエスタンブロット法と免疫組織化学検査、日本はこの二つの方法でやって、どちらかが陽性であればいい、陽性であればBSEだと判断することになっている、ところがアメリカの場合はそうでは...全文を見る
○山田委員 このウエスタンブロット法の検査によると、日本における八例目、九例目、二十三カ月齢と二十一カ月齢はいわゆる陽性反応、したがってBSEと認定しているわけですが、厚生労働省としてはこの認定で間違いないのかどうか。  それと、アメリカの場合には、これは免疫組織化学検査でやっ...全文を見る
○山田委員 微妙であると聞いたことはあると言うけれども、厚生労働省として、この二十三カ月齢と二十一カ月齢というのは、これはBSEでないかもしれないと思っているのか、BSEと断定しているのか、どちらかお聞きしたい。
○山田委員 それでは、アメリカがBSEと断定していないことについて、アメリカ側に対して厚生労働省としてははっきりと異議を述べているか、何にも述べていないのか。
○山田委員 議論して詰めるということは非常にあいまいであって、では、日本もアメリカの言うように免疫化学検査だけでやろうという協議になる可能性もあるということなのか、それとも、日本側としてはあくまでウエスタンブロット法、この方法を追求し、アメリカに対してもそれを求めるという姿勢なの...全文を見る
○山田委員 それでは、重ねて厚生労働副大臣にお聞きしたい。  最近、厚生労働省筋からも、安全と安心、食肉は安心であって、いわゆる危険部位だけ除去すれば大丈夫じゃないかという声が頻繁に聞こえて、輸入再開を準備しているという話も聞こえる。そういう話はないと思うが、実際にそういう議論...全文を見る
○山田委員 現時点では全くない、食の安全委員会に対していわゆる輸入再開に向けてもう一回アメリカのBSEの検証等についてということで私も少し安心しました。  ところで、食の安全委員会の委員長代理、食の安全委員会は、新聞報道等々によると、輸入再開に向けての検証を始めた、そして厚生労...全文を見る
○山田委員 先ほどの話でいうと、食品安全委員会は、脊柱について、厚生労働省と農水省から諮問があったのでそれについて見解をまとめたということなのか。それ以上に、これからの異常プリオン等々、いわゆるBSEの発生リスクについて、その輸入再開に向けての独自の調査を始めたのか、始めていない...全文を見る
○山田委員 全体の議論というと、全体とは何を指しているのか。
○山田委員 人への感染の危険性の因果関係ははっきりしているはずで、それを今さら何でする必要があるのか。まず、それについてお答えいただきたい。
○山田委員 委員長代理、わからない。一つでも危険であったら安全でない、科学的に。しかし、どの程度の危険性があるのかという確率の論議をしているわけなのか、そこをはっきりしてほしい。
○山田委員 確率の論議を含めてと。あとは何をしているわけですか。確率の論議を何のためにする必要があるの。それを明らかにしてほしい。
○山田委員 どの程度危険性が下がるかということは、やはり危険性の確率の問題を論議しているということ。——今うなずいたのでそうだと思うけれども。  そして、それとほかに何を、何でその危険性の確率の論議を今しなければならないんですか、今この時期。
○山田委員 私が聞いているのは、今なぜそれを、いわゆる危険性の確率を議論しなければならないのかと聞いているので、その理由を明確にしてほしい。
○山田委員 どうも食の安全委員会は、大事な職務ではなく、そのようないわゆる数学的な確率の危険性、その辺のみを議論して、そして、いわゆる勧告をして輸入再開を求めるという記事が日経新聞に載っておりますが、勧告するということを食の安全委員会は記者に話したのか、話していないのか。なぜそう...全文を見る
○山田委員 それならば、委員長としてはっきりと日経新聞に、その旨の訂正なり間違いである旨の取り消しを要求したのか、していないのか。
○山田委員 なぜやっていないんですか。なぜやっていないのか、理由をはっきりしてほしい。おかしいじゃないですか。
○山田委員 なぜ正式にこの大事なことを抗議しないのか。これは、食の安全委員会をつくるときに我々も十分論議した。大変大事な問題だ。なぜ抗議しなかったのか、それを明らかにしていただきたい、その理由を。
○山田委員 委員長代理、私は、ここに日経新聞の記事は持ってきている。そういう内容ではないじゃないですか。明らかに、食の安全委員会は輸入再開に向けてリスク評価を見直して、そして厚生労働省その他にその勧告をしたいというふうになっているじゃありませんか。これは大変なことで、委員長の職責...全文を見る
○山田委員 それでは委員長代理、正式に日経新聞に抗議するとこの場で言明できるかどうか。
○山田委員 委員長代理、食の安全委員会の中には、食品健康影響評価については、国民の意見に十分配慮しつつ科学的見解をと言っているわけだ、公正中立に。ところが、私が調べた限り、読売新聞の四月二十四日、「全頭検査「必要」九割 本社全国世論調査」、共同通信が八七%、ほとんどの世論調査、国...全文を見る
○山田委員 抗議を言っていないのはわかるけれども、今ここで、する気があるのかないのかと聞いているんですよ。それにイエスかノーで答えていただきたい。  日経新聞に言っていない。では、間違いの記事を書いたというんだったら、それを今ここで抗議しますとなぜ言えないのか。
○山田委員 おかしな話で、何らかの意図があるとしか思えない。そういうことであれば、我々、委員会としても黙っておれない。これは必ずや委員長の不信任にもつながっていくことです。その辺、もう一回委員会において、食の安全委員会は、きょうは委員長は出張で不在ですが、明らかにしていただきたい...全文を見る
○山田委員 手続にいろいろと時間がかかったから一年半おくれましたと。大事な、いわゆるBSEに感染するか感染しないか、危険部位の除去について、いわば手続のためにそれだけで一年半もおくれたということは、厚生労働省としては、副大臣としては、国民に対して申し開きが立つとお思いですか。
○山田委員 これは農水省と相談する事案ではない。OIEが脊柱は危険部位であるとはっきり一年半前に指摘したにかかわらず、それを、いわゆる危険部位、除去しなかったというのは、これは厚生労働省の責任であって、だれがこれに対して、おくれたことに対する責任をとったんですか、とらなかったんで...全文を見る
○山田委員 いつも無責任なそういった官僚機構というものは、いつ何どき国民に対して危険を及ぼすか、いわゆる責任の自覚のなさ、これは大いに考えていただきたいと思います。  ひとつ、森副大臣、なぜおくれたかという理由、先ほどの、手続が何々だったからということは理由にならない。だれの責...全文を見る
○山田委員 背根神経節は、背根、背骨からいわゆる筋肉、肉部に伸びているものであって、背根を除去したから全部すべてなくなるというものではない。しかも、アメリカの機械解体肉というのはほとんど、三割、三五%という説もありますが、三五%は汚染されている。そうであれば、十二分に本当は危険で...全文を見る
○山田委員 その点、食の安全委員会の委員長代理も、いわゆる安全と安心は違うとか、あいまいな言い方で、危険部位の除去さえすれば肉は安全である、そういう主張をしているやに聞こえるが、実際にそういう主張をしているのかどうか。
○山田委員 それでは委員長代理に聞きますけれども、いわゆる食の安全委員会でもって、食品安全委員会における専門部会、そこでBSE、アメリカ牛肉等々についてのリスク評価を始めた。その座長に吉川教授がなっているということは間違いないのかどうか。
○山田委員 私が配付した資料の中でも、吉川泰弘教授は、論文の中ではっきりと、危険部位を除去すれば肉については安全ではないかといった趣旨、いわゆる「リスクの少ない若齢牛で、このようなシステムが確立された処理場からの牛肉であれば、人へのリスクは無視できる」「米国は世界のためにも、迅速...全文を見る
○山田委員 どういう利害関係を指すんですか。明らかにしてほしい。
○山田委員 それでは、今回の場合、吉川座長がつくった資料がその場で使われる可能性が十分ある、それは認められますか。
○山田委員 これは重大な間違いである、委員長代理。委員長代理ともあろう者が、食品安全委員会における調査審議方法等について間違った見解をしている。  この中では、明らかに、申請資料等作成者、出す審議に対する資料の作成者がもし座長であるとしたら、退室しなきゃならないとある。私が聞い...全文を見る
○山田委員 当たらないと思うということですが、私も法律家だ。この規約で見る限りは、明らかに当たるし、公正中立という委員会の立場で、一方的な偏見を持った人を専門委員の座長にするということはおかしい。当委員会でその内容をつぶさに明らかにして、そして、本当に公正な食の安全委員会にしなけ...全文を見る
○山田委員 両大臣、副大臣とも、本当に今、食の安全委員会は大事なことで、かつ、今アメリカにおいては、カンザス州等においては、みずからいわゆる全頭検査をして、危険部位を全部除去して、日本に輸出しようじゃないかという機運が出ている。その機運が出ているやさきに、日米間でいわゆる輸入再開...全文を見る
○山田委員 農水大臣は、食の安全と安心のためにしっかり頑張ってもらわなきゃいけない。どうも食の安全委員会は一方的であり過ぎる。その辺はひとつしっかりと、ぜひ厚生副大臣も承知していただきたいと思います。  それから、今、私ども、輸入牛肉に関するトレーサビリティー法案を出しているわ...全文を見る
○山田委員 大臣、これは細かいことなのでよく御承知ないかもしれないですが、私が農水省と確認したところでは、こういう注射の一本一本というのはいわゆるJAS法においては必要かもしれないが、牛トレーサビリティー法においては、牛の生年月日と、どの牛、母牛、さっき大臣が言われたこと、最小限...全文を見る
○山田委員 実際、生産者も大変困っていたので、私も農水省と確認させていただいて、それでよろしいということで、私、地元の農家にはその旨伝えております。ぜひそういう形で、できるだけ負担のない形にしていただきたいと思います。  私の質問時間は終わったんですが、きょう外務副大臣に来てい...全文を見る
○山田委員 ちょっと私の時間がなくなったので……
○山田委員 それでは、いずれ反論して大激論をしたいと思っております。
06月09日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
議事録を見る
○山田委員 大臣にお聞きしたいと思うんですが、今、農業者、そして農協関係を回ってみますと、非常に農協の経営は厳しくなってきている。その中で、農家が今、みずからのお金で設備等をやるんじゃなく、いわゆるリース事業、例えば畜舎とか園芸施設、イチゴとか花卉栽培とかそういったものについて、...全文を見る
○山田委員 農協は、本来は営農を主としてやっている。そして、今や信用事業に傾いているという面は否めないわけなんですが、その中で、いろいろそういう規制をしてくるということは、各信用機関、例えば銀行とか信用組合、信用金庫と違って、農協だけにそういう規制をかけてくるということは、総合事...全文を見る
○山田委員 大臣、私は当初、農協等のそういう実態を見て、農林中金あるいは全中、そういったところの指導によってこういう厳しい規制がなされているんじゃないか、そう思って、農林中金の常務、そして全中の担当理事を呼んでいろいろお聞きしたんですが、彼らとしても、農協の実態等々を考えると、信...全文を見る
○山田委員 厚生労働副大臣にお聞きしたいんですが、イギリスにおいて、いわゆる人の虫垂、人の扁桃、そういった部分について一万何千例というものを検査した結果、いわゆる異常プリオン、BSEの兆候が見られたということがかなり大きく報道されております。そうすると、潜在的な可能性、潜伏期間が...全文を見る
○山田委員 それで、前回のときもちょっとホームページを紹介したんですが、厚生労働省の疫学部の出しているホームページの中にあるいわゆる集団発生、チェリーヒルの十七人のヤコブ症の集団発生はつとに有名でありますが、そのほかにも、米国各地で、ペンシルベニアとかフロリダとかオレゴン州とか、...全文を見る
○山田委員 いずれにしても、アメリカにおいては、現在、機械処理、いわゆる解体処理を機械でやっているわけですが、先般説明したように、三〇%はプリオンが飛び散るということは十分指摘されており、そういったいろいろな問題があるわけです。その中で、実は、先般、五月にOIEが、すべての月齢の...全文を見る
○山田委員 今の発言を聞いてみると、輸入を再開するつもりなのか、再開しないのか、その辺についてはどう考えておられるのか。わからないということなのか、どちらかで答えていただきたい。再開するのか、再開しないのか、わからないのか、その三つのうちの一つでいい。
○山田委員 ということは、安全性がその検討委員会で担保されれば入れるということなのかどうか。
○山田委員 どうもよくわからないんだけれども、それでは、科学技術検討委員会で安全性が大丈夫だという結論が出ればそれはもう当然入れるというふうにはならないということなのかどうか。例えば、それであってもさらに検討するというのか、それとも、その結論で安全性が確保されたら、もうそれで入れ...全文を見る
○山田委員 農水大臣は、農水省としてどうお考えか。
○山田委員 遠藤部長にもう一度お聞きしたいんですが、もし安全性が、検討委員会で安全であろう、こうであるならばということで確保されたとして、そして再開されるとしたら、その危険部位の除去については、OIEが少なくとも指摘している危険部位については、すべての月齢において除去しなければ安...全文を見る
○山田委員 遠藤部長は、巷間私的に話していると思う。それを私も間接的にお聞きしたんですが、もう輸入再開せざるを得ぬだろう、そうすれば、二十カ月齢以上、これを検査すればいいんじゃないか、そういうふうに話したやに聞いておりますが、その中で、実は私の方も調べてみたんですが、費用対効果と...全文を見る
○山田委員 食の安全委員会の梅津局長、いろいろなところでいろいろな発言をなさっているようですが、ひとつ、食の安全委員会の事務局長じゃなくて、かつて畜産部長時代からこのBSE問題については一家言持っていることは私もよく承知であります。このBSE問題に対する梅津局長の考え方をお聞きし...全文を見る
○山田委員 御自身の考えは述べられないようですね。  それでは、私の資料の中にあなたの論文をちょっと提起いたしました。「BSE問題の本質」、これはJAS情報の中で四月に書かれた論文ですが、この中で見ても、今のような全頭検査は今ここでひとつ見直すべきじゃないかというふうにしか私は...全文を見る
○山田委員 事務局長としてそういった、みんな、いわゆる全頭検査は必要ない、三十カ月齢以上の危険部位の除去で足りるんじゃないかと言う人たちを次々に講演させて、非常に食の安全上全頭検査は必要じゃないかと思われるようなプルシナー博士、初めて異常プリオンを発見した、そういった人たちの講演...全文を見る
○山田委員 梅津局長に、本当に公正にやろうとするならば、プルシナー博士も呼んで、それなりに公正な形で委員会の講演とかその他をやっていただきたい。  委員長にお聞きしたい。委員長、資料二—七を見ていただきたいと思う、食の安全委員長。資料二—七の3、「審議の公平さに疑念を生じさせる...全文を見る
○山田委員 委員長は事務局長が用意したので、それで、専門委員その他についてもそのまま任命という形になったかもしれませんが、いわゆる委員長として、個人と、その場における考え方の違いをはっきりさせてほしいと言っても、そう簡単にいくものじゃない。裁判においても、最初から、予断を持った人...全文を見る
○山田委員 厚生労働副大臣にお聞きしたい。  私の資料の中に添付されている資料を見ていただきたいんですが、世界に登録されている農薬、これが七百五十種類ぐらいある。そして、その中で、いわゆる腐らないブロッコリー、そして中国からの野菜についても、腐らないというのはちょっと言い過ぎか...全文を見る
○山田委員 まず、七十五品目しか、殺菌剤だけでも百二十四品目あるのに、いわゆる防腐剤等々のものがあるのに、残留農薬も含めて全部で七十五種類しか検査できない、この体制自体が問題なんじゃないのか。これは問題ないと思いますか、副大臣。
○山田委員 それでは、副大臣、森さん、アメリカは、日本からアメリカに牛肉を輸出する場合には、それは指定された四工場でかなり厳しい。私もここに資料を持ってきていますが、例えば、ホタテ、水産物にしても、指定された加工場以外のものでは日本から輸出できない、それくらい厳しく。例えばオラン...全文を見る
○山田委員 中国、アメリカにやったことがあるのかないのか、私の時間もなくなったので、これで質問を終わります。中国とアメリカにやったのか、やっていないのか、それだけで結構です。これで質問を終わります。やっているのか、やっていないのか、それだけで結構。
○山田委員 時間がなくなったので、きょうはちょっとBSEにこだわり過ぎて大変残念なんですが、またの機会にこの問題を質問いたします。  終わります。
10月05日第160回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○山田委員 食品安全委員会の寺田委員長にお聞きしたいんですが、日米協議、今コロラド州でやられているようですが、その日米協議と国内BSE対策は何の関係もないとリスコミ、リスクコミュニケーションで言っているようですが、そのとおりでしょうか。
○山田委員 六月の二十八日と三十日に日米の専門家会議がなされたようですが、その中で、若い牛の検査に限界があると。七月の二十二日に、若い牛の検査に限界があるということで日米間で協議が調った、これも事実でしょうか。イエス、ノーで結構ですから。
○山田委員 それで、お聞きしたいんですが、資料一を見ていただきたいんですが、このいわゆるBSEの資料の七月分と八月分、資料一と資料二、これは食品安全委員会の事務局がつくられたんでしょうか。事務局長、イエス、ノーで結構ですから。
○山田委員 この資料一、二、島村大臣、見ていただきたいんですが、この資料一でいくと、赤でマークをつけております、二枚目ですが、それが何カ月齢の牛に相当するか、現在の知見で明らかでないと。同じく、資料二、八月分の取りまとめでも、それが何カ月齢の牛に相当するか、現在の知見では明らかで...全文を見る
○山田委員 それまでは、それまでの資料一、二でわかるとおり、月齢についての知見はできない、月齢について区切ることはできない、そう言っておった。ところが、このときの報告でこうなったということは、それまでそう書いておって、なぜここで二十カ月齢ということを入れたかということを聞いている...全文を見る
○山田委員 どうもはっきり理由について私に明確に答えたとは言えないんですが、私が調べたところによりますと、九月の三日、これは九月の六日なんですが、食品安全委員会の事務局の方から有力な専門委員のところに夕方電話があって、訪ねていった。そして、実際に、この二十カ月齢で線を引きたい、そ...全文を見る
○山田委員 知らないということですね。  事務局長、そういう事実はあったかなかったか。わからないならわからないで結構です。
○山田委員 なかったではなく、わからない、どちらも知らないということで、なかったという事実じゃないようですが、それでは、私の資料四を見ていただきたい。  これは九月六日、このたたき台をもとにした専門調査会のやりとりです。この中の佐多委員、今マークをつけておりますが、二十カ月齢を...全文を見る
○山田委員 事務局と相談してという言葉があったんですか。もう一回確認したい。
○山田委員 委員長、しっかりしてください。食品安全委員会の委員長ですからね。  その後、記者会見で、二十カ月以下の検出は困難であると考えられるという部分は結論部分から削除するのか、本文からも削除するのかとの記者団の質問に対して、吉川座長は、本文からも結論部分からも削除するとはっ...全文を見る
○山田委員 聞いておるということで、まあ、事実だ、そうとらせていただきます。  その場で、記者会見の中でもう一つ吉川座長に、これについては政府から、いわゆる官邸もしくは農水省、厚労省からそういう依頼があったのではないのか、そういう話がなされて、吉川座長は十秒ぐらい答え切れなかっ...全文を見る
○山田委員 私も、複数の方々からいろいろ聞いて調べたので、間違いない事実だ、そう思っております。  その後、九月九日に、さらにそれを受けたとりまとめが出された。大臣、副大臣、見ていただきたい。二十一ページですが、この中に、「二十ケ月齢以下のBSE感染牛を確認することができなかっ...全文を見る
○山田委員 本文の方は、ちょっと私も今のは間違いでした。この結論部分のところの「二十ケ月齢以下の」というところは、記者会見では吉川座長は、削除する、数字を切るということは、何カ月かということを切るということは削除するとはっきり言っている。しかも、寺田委員長、前の資料三の「二十ケ月...全文を見る
○山田委員 だからこそ、資料四でもってプリオン専門調査会のやりとりを詳しく私が資料で出して、寺田委員長は認めた、このとおりだったと。このとおりの中に、二十という数字を削除すべきじゃないか、そういう意見が委員の先生方から出ている、何人かから。そして、吉川座長も削除すると言っている。...全文を見る
○山田委員 大臣、私が調べたところでは、事務局が関与してこういう記載になったと。そのことについて各専門委員の先生は非常に不満である、恐らく寺田委員長も不本意であったろうと思う、こういう記載に変わったという、これは。なぜこういう意図的な記載をせざるを得なかったか、大臣、それについて...全文を見る
○山田委員 その背景なんですが、きのう付の朝日新聞を資料六で用意させていただいた。きのう付の朝日です。いわゆる二十一日の日米首脳会談がなされる前です。そのなされる前の話ですね。この中で、いわゆる十一月の大統領選を控え、オハイオ、ウィスコンシン両州など激戦区の畜産票を固めたいとの思...全文を見る
○山田委員 総理官邸に行って、どういう話をなさいましたか。
○山田委員 大臣は、その業界も大変困っているから、アメリカからの牛肉の輸入をできるだけ早くしてほしいということの陳情に行かれたわけではなかった。どうですか。
○山田委員 どうも意味不明なんですが、業界の人はどういうことで行かれて、そのために、島村大臣が何のためについていかれたのか。その辺は事実ですから、はっきりお答えになられた方がいいかと思います。
○山田委員 陳情の窓口に総理官邸まで行かれて、その陳情の内容は輸入牛肉の再開であった、それは事実ですね。もうイエスかノーだけで結構ですから。
○山田委員 前回のサミットのときからいろいろうわさされてきました。いわゆる小泉総理とブッシュさんとの間でアメリカの輸入牛肉再開に向けて話し合いがなされ、どうもブッシュさんから頼まれて、そして小泉さんはブッシュ支援のために約束したんじゃないか、そういううわさは広く流れてきたわけです...全文を見る
○山田委員 午前中の鮫島委員の質問に答えて、中川消費・安全局長、農水省から食品安全委員会にいわゆる諮問があったら日米協議を始めることができると言ったかに聞こえたんですが、そのとおりですか。  それともう一人、厚生労働省、外口さんにもお聞きしたいが、いわゆる日米交渉再開、先ほど寺...全文を見る
○山田委員 ということは、国内措置で諮問がなされない限り、一切日米交渉の話には入れないということでとっていいわけですね。まあ、うなずいたようだから、それでいいですね。  外口さん、どうですか。
○山田委員 それでは、日本の外交というのは、島村農水大臣、いわゆる農水省の意向、そういった意向とか厚生労働省の意向に関係なく、アメリカと具体的な交渉に入るということは可能なんですか。それは、していいことなんですか。
○山田委員 外務省審議官にお聞きしたい。  資料七、これは八月の三十一日、外務省が向こうの農務省にやった文書です。間違いありませんか。わからないならわからないでいい。これは私が調べた限りで間違いないと思う。
○山田委員 判断できないということは、そうでないということではないわけですね。いかがか。  午前中に、もう九時ぐらいには渡っているはずだから、十分その間に調べられたはずで、お答え願いたい。
○山田委員 確認できない、確認できないということのようですが、もう一度資料、朝日新聞。きのうの朝日新聞の中に、「会談直前まで日本国内の調整は難航した。原因のひとつは、外務省が甘い見通しを米側に伝えたことだった。複数の関係者によると、外務省幹部はホワイトハウス高官に「二十カ月齢以下...全文を見る
○山田委員 大臣は、そういう交渉がされておる、そういう中身で日米間で大統領選挙前に何とか輸入牛肉再開に向けてある程度の方針を打ち出したいということ、そのことについて就任するときに総理から何も言われなかったのか。いかがですか。
○山田委員 大臣、資料八を見ていただきたい。きのうの東京新聞。上を赤でマークしているところを、大臣、見ていただきたい。  私がかわりに読み上げましょう。大臣の言葉だ。「大統領選を意識して取り組む気はないが、できることなら大統領選の前の方が、後よりはるかにいい。国内も(外食、食肉...全文を見る
○山田委員 大臣はこれを言ったのか言っていないのか、それだけはっきり答えていただきたい。
○山田委員 大臣、私があなたに聞いているのは、この「後よりはるかにいい。」と、大統領選の前、牛肉再開について、そう記者会見で言ったか言っていないのか。僕は複数の記者から聞いている。それをはっきり答えていただきたい。
○山田委員 これは同じ内容で実は日本農業新聞にも載っている。では、日本農業新聞も東京新聞も、今大臣が言っていることと違うことを書いたことになる。  では、これはこの記事の方が間違いだということでいいんですか、大臣。
○山田委員 ということは、大臣はそう言ったということだ。この記事のとおり、間違いないということですね。  それで、大臣、いいですか、今、朝からずっとこの集中審議をしているわけです。先ほど、直前の大臣の答弁では、総理からもそういうところからも何の話もなかった、いわゆる食肉業界で陳...全文を見る
○山田委員 大臣は本当は、大臣に就任するときに小泉総理から、牛肉輸入の再開を急いでやってほしい、そういって頼まれて、それが頭にあって、そしてこういう記者会見をし、大臣が言っていたいわゆる国内の食の安全、安心というよりも、アメリカに対してできるだけのことをしてやろうという思い、そう...全文を見る
○山田委員 外務省に再びお聞きしたい。  外務省、この朝日新聞が言っている、「「二十カ月齢以下の除外で政治決着は可能」と伝えていた。」こういう記事は、では、外務省としては、違うのか本当なのか、そういう事実があったのかなかったのか、お答えいただきたい。知らないでは困る。
○山田委員 それでは、この朝日新聞の記事はうそで、であったら、朝日新聞を偽造記事だということで告訴する気はあるのか、そこまで考えているのかどうか、お答え願いたい。
○山田委員 農水省と厚労省にお聞きしたいんですが、今、コロラド州のフォートコリンズですか、ここでいわゆる実務者、専門家の実務者会議がなされている。この中で、資料九を見ていただきたい。共同通信のきのうの夕方の五時四十八分の記事なんですけれども、これによると、輸入再開に向けて、米国の...全文を見る
○山田委員 何も、今国内措置を食品安全委員会でこういうふうにしているとかという説明をただするんだったら、米コロラド州のそこまで行って、現地まで行って専門家のワーキングチームが会議する必要なんてないじゃないですか、それは。情報を聞くんだったら、今まだ国内の措置もとれていないのに、向...全文を見る
○山田委員 現地で何の確認をするわけですか。
○山田委員 岩永副大臣、前から農水の理事でずっと一緒でしたが、今お話をずっとお聞きになっていたと思いますけれども、農水省として、今BSEの問題は非常に大事な時期を迎えているわけですが、副大臣自身としては、アメリカからの輸入牛肉の再開についてはどういうお考えですか、簡単に一言お答え...全文を見る
○山田委員 大臣、島村大臣にちょっと別の質問なんですが、私の用意した資料の十、それから十二を見ていただきたい。  いわゆる月齢別で、二十カ月齢で切った場合と切っていない場合の費用です、コスト。コストは、日本は三十億かかるうちのわずかに二億しか変わらない。ところが、二十カ月齢以下...全文を見る
11月05日第161回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○山田委員 最近、メキシコから牛肉がどんどん入ってきておりまして、この原産地証明の問題、食の安全の問題等について、私の方から質問させていただきたいと思っております。  今、アメリカとメキシコとの間というのは、まさに、牛がメキシコから今でも九十万頭ぐらい自由にアメリカに出入りして...全文を見る
○山田委員 EUのリスク評価がレベルIIIというと、アメリカとカナダと同じレベル、いわゆるBSEの汚染度。その中で、メキシコは、私の調査では、SRM、いわゆる危険部位の除去はしていない。実際そうかどうか、わかる範囲で結構ですから、厚生労働副大臣でもいいし、お答えいただきたい。
○山田委員 私の質問に答えていただきたい。私の言っているのは、SRM、いわゆる危険部位の除去、これをメキシコはやっているかやっていないか。私の調査ではやっていない、それについて、知らないというなら知らないで結構、それをお答えいただきたい。
○山田委員 では、メキシコはBSEの検査はやっているのか。私はアメリカにBSEの調査に行ってきましたが、アメリカは三千五百万頭いて二万頭ちょっとしか検査していない、しかも、リスク牛じゃなくて健康な牛の検査をやっている。私は、ペン次官にBSEが出ないような検査しかしていないじゃない...全文を見る
○山田委員 まさに、年間四百頭しか検査していない。その検査の結果はBSEは出ていないということなんですが、アメリカですら二万頭検査している。ということは、メキシコにおいてはBSEの検査が事実上ほとんどなされていない、そう思っていいんじゃないか、そう思いますが、メキシコから韓国に牛...全文を見る
○山田委員 韓国において、事実そのようなことがあった。実際に、私も、日本の輸入の検疫というのがいかにいいかげんなものか。五%のモニタリング検査をしていると言っているけれども、五%という意味は、これは輸入される二十回に一回しか検査していない。しかし、韓国のことがあって、今検査を始め...全文を見る
○山田委員 SRMの部位は入れていない、自粛するようにという話は聞いています。しかし、ほかの内臓は入っているのか。例えば、SRMでも、回腸部分はだめだけれども、それ以外の腸の部分はいいとなっている。そういったものは入っているのか入っていないのか、わからなければそれでいい。
○山田委員 それは、私も質問通告していなかったので申しわけないんですが、ただ、私が調べて皆さん方にお配りした中に、輸入証明書、これは、二〇〇四年の八月十四日、最近といえば最近なんですが、メキシコから日本が牛肉を輸入したものです。  その中に、ショートプレート、マーカーをつけてい...全文を見る
○山田委員 私は、必ず業者の名前も明らかにしていただきたいと言っている。しかも、肉骨粉のときにも、いわゆる肉骨粉の輸入業者について明らかにしてほしいと言って、なかなか明らかにしなかった。しかし、すべて明らかにした。これは、国民の食の健康、いわゆる食の安全に関する大事な問題である。...全文を見る
○山田委員 次に、この八月十四日の輸出証明書なんですが、確かに、この中には、メキシコで生まれて育った牛だという政府の証明書がついています。ああ、皆さん方にお配りした中にないかもしれない、それは申しわけないが。もう一ページあったんだけれども。政府の証明書がついている。しかし、この政...全文を見る
○山田委員 こういういわゆる輸出証明書を確認して、確かにこれは原産地メキシコとなっているから大丈夫だなと。そして、検査の肉を、一応、メキシコ産の肉と書いてあるかどうか調べている、検査している。こちらの港湾でやっている。それだけの話であって、実際に向こうが、いわゆるBSEの肉骨粉の...全文を見る
○山田委員 日本が北海道でホタテガイをEUに輸出するとしたら、オホーツク海に面した二つの工場で、しかも、とれたところの海水の質の検査から処理工場の処理の仕方、いわゆる手袋まですべて規制どおり、そして、向こうから検疫官が来て、初めて輸出できる。牛肉もアメリカに輸出する場合は同じ。と...全文を見る
○山田委員 外務省はけしからぬ。いわゆるそういう条約ではだめだ、これは。  私の取り寄せた四十四条のこの日本の訳文は、「訪問を通じて、」。英文では、スルー ア ビジット バイ ガバメンタル オーソリティーとある。いわゆるビジット、訪問だけになっている。これは調査じゃない。本来な...全文を見る
○山田委員 立ち会いができるというだけで、実際に、監査、調査、リサーチ、オーディット、そういったこともできない、ただビジットでしかすぎない。そんなことで原産地の表示を大臣は本当に、中川大臣、これで担保できると思われるかどうか。
○山田委員 大臣も、食の安全についてはやらなきゃいけないということは認められているようだけれども、そのビジットで、オーディット、監査でもなくビジットでいいというのは絶対におかしい、これは。だから、ぜひ、私も時間がなくなってきたので、関係省庁あわせて、食の安全の問題、これは検討して...全文を見る
○山田委員 ことし、いわゆる自給率が五三%かな。この六年間で、かつて六割あった自給率が大幅に下がっています、これは大臣も御承知のとおり。たった六年間で豚肉の自給率がこれだけ下がって、しかもメキシコから豚肉が入ってくるとしたら、関税率、私が皆さんにお配りした豚肉の関税制度、差額関税...全文を見る
11月30日第161回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○山田議員 そのとおりで、BSEが発生している国、そしてBSEの発生国と同じようなリスクのある国、これを指定国として、そういう国は日本と同じ、内外無差別、いわゆる食品安全基本法で、日本と同等の条件でなければ安全上入れられない、そういう趣旨でこのトレーサビリティー法案をつくったわけ...全文を見る
○山田議員 今赤羽委員の質問と、それから西川委員の質問にもお答えしておかなければと思っておりますが、食品安全基本法の中にいわゆる国の内外無差別というのがあるわけです。そして、アメリカのいわゆる……(赤羽委員「いやちょっと、そんなことは聞いていない。トレーサビリティーについてだけ」...全文を見る
○山田議員 アメリカへ行って、私もちょっと牛肉は食べてみました。ところが、アメリカのプルシナー教授、セーファー助教授、アメリカでBSE、いわゆる異常プリオンを発見してノーベル賞をもらったグループ、この先生方は、アメリカでは一切牛肉は食べない、そして、日本では牛肉を喜んで食べました...全文を見る
○山田委員 島村大臣は、黒豚の問題でも大変前向きな決意を示していただいて、我々農水委員会としても大変心強いところですが、これはちょっと前回の質問通告になくて申しわけないんですが、いわゆるアメリカからの輸入牛肉に対して、前々から、大臣、いわゆる日本と内外同等の条件で、例えば、二十カ...全文を見る
○山田委員 国内のBSE対策、蔓延防止対策、一つはもちろん検査ですが、今、日本では全頭検査をやっています。それから、飼料の規制がありますね。そしてもう一つは、いわゆる危険部位の除去ですね。それからもう一つありますか、大臣。トレーサビリティー法案は、BSEの蔓延防止、そのための法律...全文を見る
○山田委員 大臣はさすがで、非常に心強く思っております。  それで、いわゆるBSE蔓延防止策としてトレーサビリティー法案、これも、国内対策としてはそのための法案であるか否か、それだけお答えいただければと思いますが。
○山田委員 大臣、そのことを聞いているわけじゃないんですが。  トレーサビリティー法案そのものは何のための法案なのか。先ほど、消費・安全局長も、BSEの蔓延防止のための法案であって、直接食の安全ではないような答弁をなさったわけですが、大臣、そのとおりだと考えてよろしいのかどうか...全文を見る
○山田委員 大臣、どうも私の質問に答えていないわけです。  大臣、いいですか、消費・安全局長は、国内のトレーサビリティー法案はBSE蔓延防止のための法案だ、直接食の安全ではないとはっきり言っているわけで、大臣、そのとおりでいいわけですね。それと違うのか、いいのか、それだけお答え...全文を見る
○山田委員 では、いわゆる国内のトレーサビリティー法案はBSE蔓延防止のための措置である、ということであれば、内外同等の条件というと、トレーサビリティー法案そのものに大臣も当然賛成なさる、いかがでしょうか。——いや、ちょっと、消費・安全局長、答弁できないよ、大臣に聞いています。
○山田委員 よく聞こえなかったんですが、トレーサビリティー法案は何と言われたわけですか。  トレーサビリティー法案はBSE対策の国内措置である、そこまではお認めになった、局長と同じだと。では、国の内外ともに同じ条件だから、我々が出しているトレーサビリティー法案には、大臣、当然賛...全文を見る
○山田委員 それを聞いているわけじゃないです。ですから、反対なのか賛成なのか。  大臣、トレーサビリティー法案というのは、国内のBSE対策措置である、大臣は先ほどから、同じように、国の内外ともに同じ条件で、そうでなければ禁輸を解除しないと言っておられるわけだ。それを今認められた...全文を見る
○山田委員 大臣、全くわからない。BSE対策措置として、大臣、トレーサビリティーは認められた。  いいですか、大臣。けさ記者会見されましたね。十時二十三分から十時四十二分、いわゆる本省記者会見室で。大臣、どうですか。「アメリカに対してもトレーサビリティーの義務づけを求めていくと...全文を見る
○山田委員 大臣、私の手元にけさの記者会見の速記録があるんです。いいですか、大臣は、質問、「アメリカに対してもトレーサビリティーの義務づけを求めていくということなんですか」と聞いたら、「当然ですね」と答えているんです。間違いありませんか。
○山田委員 大臣ともあろう者が、大臣の見解を述べて、その中で、「当然ですね、それは、まあ、けたが違いますから、いきなりやってくれと言ったって物理的にできない点もあるでしょうから、その辺の確認ができないものについては我々は受け入れないよ、だから、その辺の確認だけはしっかりしてくださ...全文を見る
○山田委員 大臣は、事務局から、事務官から言われたら、ころころと意見を変える。大臣、そういう農水行政でいいんですか。大臣ともあろう者が。お答えください。
○山田委員 ころころ変わったじゃありませんか。トレーサビリティー法案は当然だと、アメリカに対して求めるのは。これはみんながそう思っていると思いますよ、自民党の先生方も本音は。(発言する者あり)まあ、だれか一人、二人、何人かいるかもしれないけれども、それはおかしい。  ただ、大臣...全文を見る
○山田委員 ころころ見解が変わって申しわけなかった、こういうふうに修正しますと。  いずれにしたって、大臣たる者は、事務方がいろいろなことを言おうとも、大臣の考えで、政治家の考えで農水行政をやる、事務方がやることではない。これは、これから先、しっかりと責任を持ってやってもらいた...全文を見る
○山田委員 それでは、メキシコはいわゆるリスク評価、EUのリスク評価はレベル3。アメリカとカナダと、そしてメキシコ、日本は同じリスク評価なんですが、そのメキシコから、大腸、小腸、二百九十七トン、私の資料を見ていただければいいんですが、資料三ですね、入ってきているわけです。そして、...全文を見る
○山田委員 大臣、日本で今、焼き肉屋さんでホルモンを食べているんだけれども、大腸、小腸、今まで二百九十七トンも入ってきている。もう一つ見ていただきたいんですが、中国はどれくらいこのところ輸入しているかと聞きましたら、資料二にあるように、四十・五トンと私のところに戻ってきた。ところ...全文を見る
○山田委員 中国からも危険部位が入ってきているわけです、現に、メキシコからも。ところが、日本国の農水大臣あるいは厚生労働大臣としては、それが安全な、BSEのおそれがないかどうか、いわゆるレベル評価、リスク評価、それを当然やらなければいけないんじゃないのか、その必要はないのか、それ...全文を見る
○山田委員 大臣は放置してきた。大臣の責任は重い、これは。  実は、私が調べていったら、ことしの五月の二十八日の日経新聞、「牛の腸、輸出入を禁止 BSE基準国際機関改定 二国間合意無ければ」と書いてあります。そして、先ほどOIE基準等について言っていましたが、OIE基準を遵守す...全文を見る
○山田委員 大臣、せっかく大臣は黒豚であれだけの表明をして、それなりに大臣もよく勉強なさり、大臣自身が考えて食の安全と畜産のことを考えておられると思っておったら、大臣、全く情けないじゃありませんか、これは。放置していないと言いながら、まさに「牛の腸、輸出入を禁止」と日経新聞に大き...全文を見る
○山田委員 食品安全委員会はまさにむだなことばかりやっていて、いわゆる国内の不満のガス抜きだけやっていて、肝心かなめのことをやっていないことの責任は重い。そして、先ほどの農水大臣の、放置してきた、食の安全に対する、その責任も重い。  そして、大臣に言っておきたいのは、韓国。韓国...全文を見る
○山田委員 全くそうでない。無責任きわまりない。しかし、時間がなくなったので、これで質問を終わらせていただきます。