山田正彦

やまだまさひこ



当選回数回

山田正彦の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○山田委員 私ども、食の安全の問題をずっとやってまいりましたが、大変不幸なことに、この二月の四日、日本で初めてBSEによる変異型のヤコブ症で死亡するという事態が発生した。これは、大変ゆゆしき、そして、国民にとって、食の安全にとっては、これから大変大事な問題なんです。  そこで、...全文を見る
○山田委員 一九八九年ごろとパスポートで確認したとなったら、例えば、一九八九年の十一月には、イギリスにおいては危険部位はもう食べられないようになっている。だから、いつからいつまで行っておったか、パスポートで確認した内容、これについては当然明らかにしてほしい。
○山田委員 これは非常に大事なことであって、このことは国民にとっても重大な関心事であり、きょう明確に答弁していただきたいと、いつからいつまで英国に滞在しておったか、そしてまた、発症を確認されてから二十日たっているわけですから、当然のことながら食習慣等々についてもしかるべき説明をき...全文を見る
○山田委員 この件については、ぜひ理事会において、いつからいつまで渡航しており、どういう食習慣があったか、それを速やかに調査、報告をするように求めておきます。  次の質問に移らせていただきます。  私がなぜこんなにヤコブ症のことについて言うかといいますと、フライデーの二月二十...全文を見る
○山田委員 これについては非常に大事な問題であって、これからも十分透明に、そして明らかにしていく必要があり、さらにまた、私のつけた資料の中にありますけれども、国内の医療機関において脳神経外科手術を受けた患者が、手術後に孤発性クロイツフェルト・ヤコブ症であることが判明した事例がある...全文を見る
○山田委員 大臣、それは間違っています。  山内教授の先ほどのフライデーに書いた中にありますが、驚くべきことに米国の農務省にはBSE専門の科学者がいない、日米の専門家会議にも米国側は科学者が入っておらず、行政上のやりとりしかありませんでしたと。  いいですか、この中に検査のこ...全文を見る
○山田委員 私も調査団と行ってみて、米国農務省の言い分とは実態が全く異なるということを実感してきた。ここに鮫島ネクスト大臣もおられますが、同じような感じを受けたと思っております。  大臣としては、私が今聞いたのは、農水省として調査団をアメリカにこのことに関して派遣する気がないの...全文を見る
○山田委員 個々ばらばらでない、それは本当に、先ほどおっしゃったように、食の安全という見地からはぜひ必要なことだけれども、これ以上大臣に言ってもしようがない。しようがないというか、時間がもったいないので、次の質問に行きます。  実は私はきのう、東京港の食肉の検疫を見に行ってきま...全文を見る
○山田委員 大臣、それは間違っているんじゃないですか。いわゆる特定危険部位の除去についてことしの一月からと言っていますよ、一月二十四日にメキシコ政府から、わかりましたという答弁が来ているだけで、実務上はまだ動いていない。これは、いまだにそういうものは入ってきている。  大臣、私...全文を見る
○山田委員 大臣、もう官僚の書いたものを読み上げるのをやめてください。大臣の頭で考えて答えてほしい、いいですか大臣。  私は、きのう見に行ってきて、これはアメリカからのショートプレートがメキシコ経由で来ているんじゃないかと実感したんですよ。検査官も、変わりませんと言ったんだ。い...全文を見る
○山田委員 私はメキシコからの牛肉の輸入について聞いているわけだから、それは大臣としては当然それなりのレクを受けて、それなりに答えてもらうのが大臣の責任である。大事な話だ、それは。  それで、大臣にさらに。大臣は専門的なことでわからないとしたら、私の方からお話ししたいと思う。 ...全文を見る
○山田委員 これで判別できるとは神様みたいなものだと思うけれども、大臣はできるという御答弁だ。  では、もう一つお聞きします。  アメリカ側の一方的な資料だけで、そして日本独自にそれを調査に行って確認しようともしないで、月齢判別が可能であるとし、しかもこの委員は皆さん何かの用...全文を見る
○山田委員 フランスやイギリス等々においてのことは、私も当然調べておりますし、わかっている。しかし、日本においては、日本の食の安全のためにどういう手続をとるかというのは、まさに日本が独自に判断すべきであり、それは島村農水大臣も前から言っているように、食の安全のためにはあらゆること...全文を見る
○山田委員 寺田委員長には今から聞く予定にしている。私が言っているのは、いわゆる月齢識別委員会の座長、委員のことを言っているので。ちょっと、時間がなくなるから。  今大臣が国内と同等の基準と言われたけれども、私の資料を見ていただきたい。日米における飼料原料の給与規制対象品目、こ...全文を見る
○山田委員 先ほど言った飼料規制はBSE対策ではないんですか。BSE対策として同じものの基準を求めると先ほど言ったのは違うんですか。大臣、お答えいただきたい。
○山田委員 当然のことながら、肉の安全に直接といっても、BSE対策としてはこれは大事なことであって、今言ったように、今のはBSE対策に当たらないのかどうか。BSE対策としたら同じ基準を求めるのではないのかどうか、そこはどうですか。
○山田委員 大臣、それは大変重大な発言であって、これからさらに問題にしてきたいと思っておりますが、きょうは食品安全委員会の委員長に来ていただいております。ちょっと時間も迫ってしまいましたが、委員長に一言だけお聞きしたいと思います。  きょうはかなり委員長に聞こうと思っておったん...全文を見る
○山田委員 意見を大事にして結論を出してもらいたい。私もきょうからの会議をつぶさに聞いておきたいと思いますので、その点についてだけ、委員長、答えていただきたい。
○山田委員 終わります。
03月30日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○山田委員 大臣にお聞きしたいんですが、けさの新聞に載っておりますけれども、きのうの午後、外食産業と牛丼ファンが百十九万人の署名を集めて、大臣のところに行って要請したと。その中で、要請文の中に、特定危険部位を除去した生後三十カ月以下の牛を解禁すべきだ、いわゆる全面解禁を訴えられた...全文を見る
○山田委員 けさの新聞に載っておるんだけれども、大臣のところに、外食産業、牛丼ファン等の人が百十九万人の署名を集めて、全面解禁、これを求めて来られた。その全面解禁の中身は、特定危険部位を除去した三十カ月齢以下のすべての牛をアメリカから輸入すべきだというその請願、これがなされたとい...全文を見る
○山田委員 それで、そのときに、大臣、どういうふうにその請願にお答えになったか。ちゃんと私の方で記録がありますので、思い出して正確にお答えいただきたい。
○山田委員 大臣、先ほど委員会で決議した、拙速な米国産輸入牛肉、これに対しては慎重であるべきだという決議をしたばかりなのに、大臣はすぐさま、きのうの午後には、皆さんのご期待に沿うように努力しますと言われた。今の答弁でも大体同じような話でしたから、それは間違いない。ということは、矛...全文を見る
○山田委員 私がいろいろ聞いている限り、及び全部公開でやっていますから、議事録等も一部読まさせていただきました。その限りにおいて、それでは、積極的に、では二十カ月齢以下でいいと言う人がいましたか。
○山田委員 委員長、それは違うんじゃないですか。この記録を、本当に議事録をよく読んでいただきたいと思うんですが、このプリオン調査会の専門委員会の議事録の中には、今回も、例えば、両論併記すべきだ、そういう意見があった。そして、実際、EUあたりの食品安全委員会では、両論併記もしくは三...全文を見る
○山田委員 もう一つだけ。  食品安全委員会としては、既に昨年の十月の二十三日に日米間の牛肉再開についていわゆる基本的合意がなされて、そして、さらに月齢識別まで、いわゆるA40までは認められるとかという、そういう合意がなされておって、しかも、町村外務大臣とか農水大臣の非常識発言...全文を見る
○山田委員 寺田委員長は学者であって、なかなか政治家でもあって、それはそれで、そういう判断で結構ではありますが。  委員長、もう一つお聞きしたい。  いわゆる飼料規制についてですが、牛肉の安全にとって飼料規制も検査と同じように大事であるかどうか。SRM除去、いわゆる屠殺の方法...全文を見る
○山田委員 それと、検査も同じように大事であると。
○山田委員 同じように大事であると考えていいかどうか。はいかノーかで答えてほしい。
○山田委員 同じようにと言っていいのかどうか。
○山田委員 いやいや、検査じゃなくて、いいですか、よく聞いていただきたいんですが、いわゆる飼料規制、検査、それから危険部位の除去、そしてもう一つ、屠殺方法、この四つは同じレベルでやはり牛肉の安全にとって大事であるかどうかということで、イエスかノーか答えていただきたい。
○山田委員 結構です。  それでは、皆さんにお配りした資料をちょっと見ていただきたいんですが、資料の中に、資料一—二、これは英文ですが、それを訳したもの、「米国会計検査院報告書の概要」というのがあります。先ほど鮫島委員が質問した中で飼料検査についてずさんだったことを言われていま...全文を見る
○山田委員 大臣、今、食品安全委員会の委員長が、飼料規制も検査も、そしてSRMの除去も、そして屠殺方法も同じ程度に牛肉の安全にとって大事だと答えた。これをどう思われるか、大臣。
○山田委員 大臣は、今は輸入再開の条件として飼料規制は求めない、そうはっきり答えられたんですよ。食品安全委員会の委員長は、飼料規制も検査も屠畜方法も同じように大事である、そう言われた。  大臣、いいですか、実際に輸入再開するときには、大臣としては、アメリカの飼料規制がどうであれ...全文を見る
○山田委員 ということであれば、二月二十四日に私に答えた、輸入再開の条件として飼料規制は求めていないというのは間違いであった、そう今言えるかどうか。
○山田委員 非常に矛盾している答弁だとは思うけれども、時間がもったいないから次の質問に移りたいと思います。  きょう、外務省に来ていただいているんですが、外務省にお聞きしたい。  ライス長官が来たときに、いろいろ言われていますが、ライス長官は、実際には、いわゆる牛肉の再開時期...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのは、そういう点じゃない。よく聞いていただきたい。その作文を読まずに、自分のその耳で聞いて、自分の言葉で答えていただきたいと思います。  私が聞いているのは、ライス長官は時期を明示してくれと言わなかったんじゃないかと聞いただけなんです。まあそれは結構で...全文を見る
○山田委員 私がきょう外務省を呼んでわざわざ聞いたのは、今言ったように、日本側の主張、アメリカが飼料規制もずさんであり、しかも、BSEの検査そのもの、ペインター会長の言っているような、屠場でのそういったSRMの除去そのものも不十分であるということ、そういったことに、日本側がそうい...全文を見る
○山田委員 私の質問にちっとも答えてくれない。ないのかあるのかと、それだけでいい。もうこれ以上は聞かない。しかし、外務省は責任をとっていただきたい。
○山田委員 答弁になっていない。しかし、それらについてこれ以上言っても——ただ、はっきりしていることは、外務省は、農水省とか、国益、国の立場を考えて、我々の主張を向こう側に伝えていないなということだけは、私はどうもはっきりしたような気がいたします。  これからは、ぜひ、そういっ...全文を見る
○山田委員 僕は外務省に法解釈を聞いているわけじゃない。外務省は、そういうことに対してアメリカが経済制裁をしたら、当然、パネルに訴えるか訴えないかと聞いたわけだ。外務省はいかにもあいまいである。毅然とした態度を日本国の外務省としてとるべきである。  これ以上聞いてものらりくらり...全文を見る
○山田委員 ぜひひとつ逢沢副大臣、そういう形で日本国の利益を、今のお話のように、しかるべくきちんと、農水問題においてもBSE問題でも守っていただきたいと思います。  次に質問を移らせていただきますが、豚肉の関税の問題をお聞きしたいと思います。  実は私、この委員会でもう二回、...全文を見る
○山田委員 実際に、それでは、例えば腕なら腕、安いものも法律上は五百二十四円以下では入ってきていないのに、今の説明では一本として輸入申告がなされているからそれに従っているんだ、そういうふうに解釈するけれども、それではまさに、いわゆる法の網をくぐっていいかげんになされているんじゃな...全文を見る
○山田委員 わかったような、わからないような感じですが、いずれにしても、ぜひひとつその辺はきちんとやってもらわなければ、差別関税にしている意味がない、これは。そこは今まで、財務省は少しいいかげんだったんじゃないか、私はそんな気がいたしますが、これからはきちんとやっていただきたいと...全文を見る
○山田委員 財務省としては、司法共助の道もあるわけですから、外国のメーカーの帳簿等を直接調べれば出てくるんじゃないか、私も弁護士なのでそう思うところもあるんですが、ひとつ厳格に調べていただいて、この脱税というか悪の差別関税制度を利用して、そして国内の生産者も困り、自給率が豚が急激...全文を見る
04月19日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○山田委員 きょうは不覚にも風邪を引いておりまして、ちょっと声が低いかと思いますが、この前のように、大臣、聞こえないということのないように、よく耳を澄まして聞いていただければと、そう思っております。  ところで、経営基盤強化法の前に、二つ三つBSEの問題に触れておきたいと思いま...全文を見る
○山田委員 大臣にお聞きしたいんですが、その検査方法についても、かねてから大臣は日本と同等の基準でなければ入れない、これは小泉総理もそう言ってきたわけです。やはり検査方法においても日本と同等でなければならない、そう思われますが、それを大臣自身はどう思われるか、はっきりお答えいただ...全文を見る
○山田委員 大臣、私の質問の答えになっていないと思います。  日本はいわゆるELISA法をやった後に、ウエスタンブロット法と免疫組織化学反応、両方をやっている。それと同じ、同等の検査基準でなければいけないんじゃないのか、そうでないのか。イエスかノーでお答えいただきたい。
○山田委員 前回の委員会のときに、OIE基準が、五月に例えば三十カ月齢以下のSRMの除去だけで貿易、輸入してもいいというような決議になったとしたらどうなるかという質問に対して、こう答えておられるんです。いわゆるSPS協定においては、日本がその必要性が認められる場合においては日本の...全文を見る
○山田委員 全然答えになっていない。  大臣、もう一回重ねて言いますよ。いわゆるOIE基準があったとしても、SPS協定によって、国内で必要と、合理的理由がある、正当な理由があって必要と認めている検査基準であれば、例えばことしの五月、OIE基準がどうあろうと、その国内基準を守りま...全文を見る
○山田委員 大臣の答弁は私の問いに対して答えていない。したがって、私はこれ以上質問できないと思いますが、委員長、それについての釈明を大臣にさせていただきたい。
○山田委員 実は、日経新聞にも一部載って、日本農業新聞にも、カナダでかつての検査官が、アメリカのBSE検査については不正がある、そういうことが報道されておりました。確かに、アメリカにおいては、食肉検査官の協議会議長ペインター氏がまさに書簡を出して、危険部位そのものも肉に供給されて...全文を見る
○山田委員 実際に本当に調べに行って、事実関係を明らかに調査、レポート、それくらいのことを、国民に対して農水大臣は責任があると思いますが、この件についてはそれ以上お聞きしません。  次にお聞きしたいのは、実は、食品安全委員会については、この前一つの結論を出しました。結論を出した...全文を見る
○山田委員 寺田委員長、議事録を読んだ限り、もう全頭検査はやめていいという積極的な意見は、僕はほとんど見られないと思う。それについてはどうですか。
○山田委員 全頭検査をこのままやめてもいいという積極的な意見はなかった、ほとんど。ということであれば、全頭検査を、皆さん、例えば二十一カ月、二十三カ月が出たというのは、全頭検査をやったから出たのであって、イギリスでも二十カ月齢は発症までしているわけですから、そうであれば、当然のこ...全文を見る
○山田委員 牛肉を輸入することについて、安全か否かということについての諮問をする。ということは、飼料規制についても、SRMの除去についても、屠殺方法についても、検査方法についても、同様に安全であるかどうかということは大事な四つの要素であって、それを食品安全委員会に諮問する、大臣は...全文を見る
○山田委員 どうも、ここに来てまだ、大臣はあいまいだ。  私が言っているのは、いわゆるSRM除去など四つの方法について、先ほどは牛肉輸入再開について安全か否かという諮問をすると言ったんだから、当然この四つがその中に含まれるか含まれないのか、それを明確に答えていただきたい。含まれ...全文を見る
○山田委員 そうすると、アメリカの飼料規制について、安全か否かについての評価の要素としては、それを食品安全委員会に求めないということなのか。イエスかノーで答えていただきたい。その安全の基準の中に飼料規制は入っていないということか。
○山田委員 それでは、アメリカでは会計検査院の中で、フィードバンが全くルーズである。私の調べでもアメリカの東海岸ではまだ牛の肉骨粉を乳牛に食べさせている。そんな中で、いわゆるBSEの蔓延はそのまま継続されているとアメリカ議会の会計検査院がそう言いながらも、飼料規制については、食品...全文を見る
○山田委員 委員長、私が、食品安全委員会への諮問について、飼料規制を入れるか入れないかと言っているのに、入れないんですねと言っても、それについては答えない。ということは不十分である、質問について。それであったら、私はこれ以上質問できない。
○山田委員 食品安全委員長にお聞きしたい。  アメリカからの牛肉輸入について安全か否かという諮問について、飼料規制については、アメリカの飼料規制がどんなであろうと、それは諮問事項の中の一つとしては入れないと大臣がはっきり言っている。科学者として、食品安全委員会の委員長として、そ...全文を見る
○山田委員 そうすると、諮問の仕方がどうであろうとも、寺田委員長、アメリカからの牛肉輸入の再開が食の安全にとって、国民にとって安全であるか安全でないか、飼料も含めて、すべての点で評価するというふうに私どもはとらえていいかどうか、そこをお答えいただきたい。
○山田委員 安全か否かについて評価すると大臣は先ほど答えたと私は聞いたけれども、その後、飼料は入れないと、こう言った。ということは、もう一回、かつて食品安全委員会に諮問したように、二十一カ月齢以下のアメリカの牛肉の輸入を再開してもその危険度はどうかということになったら、すべての安...全文を見る
○山田委員 主たる質問も残っておりますのでこれ以上質問いたしませんが、たとえ農水省あるいは厚労省がどういう形の諮問であろうとも、良心に従って、科学的知見に基づいて、これは末々代まで大変責任ある問題ですから、本当に安全か否か、それを確かと、あらゆる資料をもとにしてその評価をしていた...全文を見る
○山田委員 何か二つぐらいの質問で終わるつもりだったら……。  経営基盤強化法の問題についてお聞きいたします。経営基盤強化法の中で、かつて、今の島村大臣の、前の……
○山田委員 はい。
○山田委員 私がお聞きしたのは、大臣、いわゆる食品安全委員会に対する諮問の内容についての打ち合わせを——では、大臣とか政務官とか副大臣じゃなく、いわゆる農水省の幹部がするということについてはあり得るということなんですか、今の答えは。それもないのかどうか、そこだけ。
○山田委員 本当に時間がなくなってしまいましたが、最後に経営基盤強化法に対してなんですが、今の島村大臣の前の、亀井農水大臣の時代、我々は、新食料のときに直接支払いを要求したわけです。直接支払いをすべきじゃないかと。ところが、当時、構造改革に反するからしない、自民党側も直接支払いし...全文を見る
05月18日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○山田委員 大臣にお聞きしたいんですが、この五月十五日の日経新聞に、大島理森元農水大臣がアメリカで、この連休のときでしょうね、チェイニー副大統領に会われて、そして——大臣、今回は聞こえますか、七月末または八月中に日本国内の手続が整うのが望ましい、そう言っていらっしゃる。  連休...全文を見る
○山田委員 まあ大臣としてはそう答弁するしかないんでしょうから、それで結構ですが。  次は、ちょっと寺田委員長にお聞きしたいんです。  先ほど川内議員が真剣に話しておられました、いわゆる金子副座長のことですね。これ、どうも、ちょっと委員長の発言の中で気になったんですが、どうい...全文を見る
○山田委員 委員長も、これは全く米国産牛肉とは関係ないとはっきり言ってこられながら、結果としてそうなった、それは残念だと。しかし、それについて良心の呵責はありませんか。
○山田委員 寺田委員長は、なかなか御立派で、全く良心の呵責はないということです。  大臣にお聞きしたいんですが、私もアメリカに行って、ペン次官に、アメリカの検査は検査らしい検査になっていないじゃないかということを言ったことがあります。いわゆるウエスタンブロット法をやっていない、...全文を見る
○山田委員 これは、各委員の先生が調べるときに、いろいろ直接当たられることもあるかもしれない、それは国政調査のために当然そうあってしかるべきだと思いますが。今回、私も、質問に当たって、直接金子先生から聞いたわけではない。ほかの人からお聞きして、多分そうだろうなと推測で質問したんで...全文を見る
○山田委員 大臣、もっともらしい答弁ですが、私が今ちょっと調べかかっているところでは、かなり違いそうである。しかし、それは次回、機会があったときにやりましょう。  要は、アメリカとかいろんな国から来た、海外から来たレモンとかオレンジとかグレープフルーツ、これは有機栽培でないのに...全文を見る
○山田委員 大臣、農水省が発表しているんですよ。ことし平成十七年の四月十四日のプレスリリース。この中で、株式会社高永。そして、さらにあるんです。有限会社ユー・アイ。どんどん入ってきたものにシールを張ればいいというんです。  私も先般東京検疫所に見に行ってまいりましたが、中国産の...全文を見る
○山田委員 政務官は、国内の業者に対しては厳しく監視しますと。私が言っているのは、中国から来る有機JASの、それが本当に有機の栽培なのかどうか、これについては、どうやってこれを調査し、監督できるんだと言っているんですよ。  今回の法律の中においては、第十九条の九。見ていただけれ...全文を見る
○山田委員 中国に対して、冷凍ホウレンソウのときに二回ぐらい行って、これは日本でも大問題になったから、そのときにそういうことをやり、冷凍ホウレンソウの輸入を一時的に停止したということは、私も調べているからよくわかっております。  その他において、有機JAS規格について、これを、...全文を見る
○山田委員 大臣、逆に言いましょう。  そのカップめんに三十三種類の添加物とかいろいろなものを書いているわけですから、その中に三カ国か四カ国の原産地を表示することは決して不可能じゃないでしょう、それは。しかも、カップめん業者は、恐らく小麦にしたらアメリカから輸入の小麦です、これ...全文を見る
○山田委員 大臣、それは違うと思うんですが。練りウニとか、例えばアジのフライにしたって、原産国を表示するのが何で難しいですか。答えていただきたい、はっきりと。
○山田委員 大臣、答弁になっていないと思いますよ。アジの衣をつけたのはよくて、フライにしたのは何で表示できないんですか。何で困難なんですか。難しいからとか、そして、仮に難しい場合には、それは政令事項で、いわゆる告示事項で落とせるわけですから。  ところが、今のこのJAS法のあり...全文を見る
○山田委員 さっきの大臣が見せたカップめんの中にも三十三の表示ができるんだから、その原産国を六カ国、七カ国ぐらい書けないことはない。それは、今岩永副大臣が言ったように、これを本当に前向きに考えて、私どもの主張のとおりに——しかしその例外はもちろん、主要な原料とか、表示が難しい場合...全文を見る
○山田委員 委員長、突然大臣が退席されましたが、前から話があったのは、最後の私の質問の十分だけはいいし、そしてその次の質問の公明党の先生と、お互い十分十分譲りましょうと話しておったんですが。
○山田委員 わかりました。それは失礼いたしました。  今、疫病の問題について、私も非常に懸念しているんですが、そういう話で大丈夫じゃないかという趣旨に聞き取れたわけですが、決してそうではないとは思いますものの、なお私が心配するのは、いわゆる残留農薬です、これは。  大臣、クロ...全文を見る
○山田委員 今の答弁に二つ疑念がありますね。一つは、この農薬取締法で〇・〇五ppmと決めたのは、何も環境だけじゃない。いわゆる農薬に使われた、残留農薬ですから、食の、消費者の安全にかかわっているということが一つ。それについては、当然のことながら、一千倍に高めたということは、これは...全文を見る
○山田委員 これ、私の方で厚労省からいただいた資料なんです。そして、皆さん方にお配りしています資料二の三を見ていただきたいと思います。  大臣、見てください。この中に、ジャガイモについて国際基準はないと言いながら、いいですか、WTO協定国際基準、右手ですよ、右の肩の方です、欧米...全文を見る
○山田委員 それは言いわけにならぬでしょう。一般的な例示だったら、米についても何ppmと書くでしょう。米はなし。これは、今私の方でも欧米の基準その他を調べているので、EUがジャガイモについて残留農薬の基準がないということはあり得ないでしょう。これは、副大臣、いいかげんなことを言っ...全文を見る
○山田委員 このジャガイモの残留農薬の問題、大臣、これはアメリカから輸入するに当たって、非常に問題であるということ、ジャガイモの輸入。これは日本国民の健康を考えるんじゃなく、アメリカの生産者のために今回ジャガイモの輸入を考えているんじゃないのか。  大臣、ジャガイモは輸入するん...全文を見る
○山田委員 ジャガイモについて、ポテトチップを一回、ハウス食品でオー・ザック製品について回収したことが記憶があると思いますが、あのときは遺伝子組み換えのポテトが使われておったということで、大臣はうなずいておられますから記憶があると思います。  もう一つ、生鮮ジャガイモを輸入して...全文を見る
○山田委員 遺伝子組み換えの大豆についても、アメリカはほとんど八割が遺伝子組み換え大豆と言われていますが、これの区別が、遺伝子組み換えの大豆なのか、それを使っていない大豆なのかというのが輸入の現場ではわからないというのが私が調べた限りの実情です。  そうすれば、これから入れるジ...全文を見る
○山田委員 それでは、大臣、ここについてはもう一回念を押しておきたいと思うんですが、生鮮ジャガイモを入れますか、入れませんか。
○山田委員 入れるということになるんでしょうかね、本当に。食の安全を考えれば、アメリカに弱い日本の農水外交、情けない限りですが、しようがありません。(岩永副大臣「ちょっと済みません」と呼ぶ)
○山田委員 副大臣の意気込みはわかります。意気込みはわかりますが、実際としては、今言ったように、残留農薬基準にしても、すべてのことで、結果としては、消費者のこと、いわゆる国民のこと、生産者のことなんてもう考えていない、そうとしか思われないと私は思います。  次に進みたいと思いま...全文を見る
○山田委員 資料二の三を見ていただきたいんですが、小麦は最高三ppm、国際基準、いわゆるコーデックス基準というんでしょうか、こうなっているわけですが、八ppmになった。これもアメリカの基準に合わせたんですかね。いかがですか。
○山田委員 私の方もコーデックス委員会の基準値とかいろいろ調べておりまして、この小麦の問題はまたこれからやることにしましても、一つどうしても納得できないのがある。  ホウレンソウ、これはクロルピリホスという農薬ですが、その残留農薬基準が〇・〇一ppm。ところで、岩永副大臣も農業...全文を見る
○山田委員 今、ただ、コマツナとホウレンソウの違いを岩永副大臣に聞いたので、実際に、コマツナとホウレンソウと残留基準が百倍違うのはなぜかという理由は厚生労働副大臣からお聞きしたい。
○山田委員 ホウレンソウはオーストラリア、コマツナはやはりアメリカに合わせたということですが、食の安全のために、日本人の消費者の健康のために、日本で独自の試験というものを何でやらないんですか、厚生労働省は。
○山田委員 農水大臣も副大臣も政務官も、皆さんこういうふうにお聞きですが、いいですか、コマツナとホウレンソウとはほとんど同じものですよ。これについて、一つはオーストラリアの基準に合わせて〇・〇一ppm、一つはアメリカの基準に合わせて百倍の同じ農薬で一ppm。それで、それなりに意味...全文を見る
○山田委員 どう考えてもこれは納得できない。しかしながら、私ももうちょっと時間があると思ったらちょっと短くなったので、少し急ぎます。  これは、平成十八年五月、来年から、ポジティブリストということで、今まで残留基準が決められていない農薬に対しても、すべて残留基準を決める作業を今...全文を見る
○山田委員 これは業界団体からの話じゃなく、大豆はほとんどが遺伝子組み換えの大豆、これが搾油に回されて、そのほとんどがいわゆるしょうゆに、その二十二万トンのうち十七万トンがそれに使われている、私が調べた限りでは、農水省から資料をいただいた限りでは。  私の方の持ち時間も少なくな...全文を見る
06月08日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○山田委員長代理 高橋千鶴子委員。
06月09日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○山田委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。岡本充功君。
○山田委員長代理 次に、川内博史君。
06月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○山田委員 きょうは、参考人として全中の山田さんに全農の田林さん、それから農林中金の上野さんにもわざわざ来ていただいて、大変ありがとうございます。  きょうは、全農のいろいろな不祥事件等々もあったわけですが、そういったものも含めて、いわゆる農協、漁協、系統、そしてその金融問題等...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのは、大臣告示で自己資本比率は何%になっているかということです。
○山田委員 きょうは、金融庁から副大臣が来ていますが、何%になっていますか。
○山田委員 私は生まれが島で、五島列島出身ですから、今でもよく浜回りしておりますけれども、二年ほど前、対馬に行ったときに、続けて二軒ほど葬式に行くことになりました。漁業者の葬式です。豆酘と阿連というところですが。いずれも自殺ということでした。  何で自殺したのかというと、漁協さ...全文を見る
○山田委員 農林中金の理事長、きょう来ていただいておりますが、農林中金で決めたことには間違いありませんか。その手続はどういう手続であれ、農林中金が決めたということに間違いがないかどうか、端的にお答えをいただければと思います。
○山田委員 農林中金はどういう法的権限でそれを決めたんでしょうか。大臣告示は四%となっている。それが一〇%で、信用事業ができなくなるよと各漁協に言われますと、各漁協では、漁民はその地域の漁協を頼りに日常の生活をやっていますから、これから何の金も借りられなくなるとなったら大変なこと...全文を見る
○山田委員 指導方針は結構です。それは、農林中金が系統のトップとして指導なさるのはごもっともだと思います。しかし、指導方針が、法律にある四%の枠を超えて、一〇%、八%にするというのは、これは法令違反ではありませんか。
○山田委員 預金者のいわゆる信頼を得るという趣旨ですか。
○山田委員 信用事業あるいはいろいろな事業をもって漁協は、そのままそこの地域の生活に密着しているわけですが、今申しましたように、預金者保護だったら、ペイオフ解禁になるまでは貯金保険機構で守られている。今でも利息のつかない口座に入れれば貯金保険機構で守られている。そうであれば、全国...全文を見る
○山田委員 今の大臣の答弁では、そういうことは陳情も受けていないし、そういう実情について、そういう厳しいものとは認識していないというふうにとってよろしいですか。
○山田委員 当時、私もこの問題をこの委員会でも取り上げたわけですが、結局、農林中金において、各漁協関係において、各農協関係において自主的に決めたんだと、そういうお話だったが、上野理事長にお聞きしたい。自主的に決めたということですが、どういう形で決められたのか、端的にお答えいただけ...全文を見る
○山田委員 そうお聞きして、私も各漁協、農協さんの組合長さん方に、私の知っている限りでずっとお聞きしてみたら、組合長さん方はだれも、我々は総代会に出て、そしてそういう相談を受けて、四%と法律で決められているものを一〇%なり八%にという話は聞いていない、いわゆる総代会の手続を経て自...全文を見る
○山田委員 金融庁も責任がある、主管庁、共管ですから。自主ルールであればと言いましたが、本当に自主ルールであれば問題ないでしょう。ところが、末端における農協、漁協においては全くそういったことも知らされておらず、いきなり上からそういうことになって、しかも信用事業をできなくなったとい...全文を見る
○山田委員 差しさわりのない、だれかが書かれた答弁を読まれたんじゃないか、そう思われますが、今はそれ以上副大臣を追及したところで仕方がないと思いますので、次の質問に移らせていただきたいと思います。  現在合併が進められております。各漁協の合併をかなり強力に進めておられるようです...全文を見る
○山田委員 いわゆる合併の趣旨はだれでもわかっています。副大臣、そう一々大きい声で説明していただかなくても結構です。  ただ、私が言っているのは、与党議員に約束していると水産庁がこういう文書を出す、大臣、これは問題じゃありませんか。与党議員に水産庁が約束して、水産庁が文書を出す...全文を見る
○山田委員 水産庁水産経営課が出している文書だ、これは。これは大いに問題あり。しかしながら、ここで審議をストップさせるわけにはいかない、きょう参考人の先生方もいらっしゃっているから。私が言いたかったのは、合併を強要している、これは。  私も、この前、京都の方の若狭湾に行って、漁...全文を見る
○山田委員 合併は自主的にやっていて、強要していないと言っているけれども、この文書自体「不退転の決意で」「副大臣」がと、そういうかなりの圧力をかけて、しかも、合併しなければ補助事業の金は出さない、それから信用事業はさせない、そういう形で合併を、私の感じでは脅迫してでもやらせようと...全文を見る
○山田委員 これは農協関係もかなり私はあるんじゃないかと思っておりますが、合併を急がせた余りに、そういうきちんとした累積損失の整理をさせずにやったことが原因である。  その中で、漁協関係について、きょうは水産庁長官に来ていただいておりますが、一つお聞きしたい。  私も、浜回り...全文を見る
○山田委員 水産庁長官、長官は長官という立場で、なかなか現場の浜の状況はよくわからないと思いますが、例えば今、ヨコワ、クロマグロの小さいものですが、これにしても、キロ二百円しかしない。そしてタイ、天然ダイ。今どれくらいか御存じないと思いますが、今浜相場でキロ五百円です、これは。そ...全文を見る
○山田委員 大臣も副大臣も、そしてきょうは全中の山田さんも、皆さんお見えですので、全農の田林さんもぜひこれは聞いていただきたいんですが、農協とか漁協の合併の際に、累積損失がある農協、漁協を合併させるには、一回その累積損失を償却させなきゃいけない。そうしなければ、一たん信連が貸した...全文を見る
○山田委員 それについて、今言ったように、貯金保険機構に対しては、それなりに信用事業を営む漁協も農協も、あるいは農林中金も出資しているかもしれませんが、そういった意味からは、当然それを利用させてもらうのは、特に弱小の漁協とか農業者に対しては当然のことであって、それは当たらないと思...全文を見る
○山田委員 だんだん持ち時間がなくなってきて、農林中金の理事長さん、なかなかこういうところには出席してもらえないと思うので、ようやく今回来ていただいたので、ちょっと聞いておきたいことがありますから。  農林中金の連結損益計算書、これは皆さんに資料として配付しております。見ていた...全文を見る
○山田委員 これは、奨励金を大辞林で引いても、一つの給付金みたいな、交付金みたいな形になっている。これはむしろ農協とか漁協さんが預けたことの権利としての見返りの利息の支払いですから、そこはきちんとさせていただきたいと思います。  それから、農林中金さんは税金だけで四百七十七億も...全文を見る
○山田委員 それは私、理論的に異なると思っておりますが、時間がないので。  ただ、全農にしても全共連にしても、それぞれの債務もそういった出資分も引き継いできたのに、農林中金だけは、今言ったような理屈を言いながらやっていないということは、私はけしからぬと思っておりますが、それはと...全文を見る
07月27日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○山田委員 先ほど質問に立った今村委員と一緒に、山岡委員長も私もアメリカに先般行ってまいりましたが、その中で、きょう品川先生にちょっとお聞きしたいと思うんですが。  アメリカでは、いわゆる二十一カ月齢、二十三カ月齢の検査結果について、昨年もことしも、アメリカの農務省のペン次官、...全文を見る
○山田委員 先生、十九カ月齢。
○山田委員 もう一つ、アメリカのBSE感染かどうかの判別機関において、プリオンのいわゆる専門家がいない。これは私も随分先方に厳しく言ったんですが、アメリカにはあれだけノーベル賞をもらったプリオンの専門家、学者がいらっしゃって、なぜプリオンの専門家はアメリカの判別機関に入れていない...全文を見る
○山田委員 それでいてアメリカが二十一カ月、二十三カ月齢はおかしいというのは、私はアメリカ自身がおかしいと考えているところです。  ところで、先生はプリオン調査会の専門委員でもいらっしゃいますが、中間とりまとめ、私は非常に不明朗であった、そう思っております。その中で、たしか二十...全文を見る
○山田委員 プリオンの専門家の先生方は皆さんそういうふうに考えておられたように聞いているんですが、結果として二十という数字が出てしまったことについては、先生はどう思われますか。
○山田委員 先生のお立場では残念だとしか言えないかもしれませんが、座長が削除すると言いながら、出てきたというのは、食品安全委員会の事務局の方でそのような働きかけをした、いわゆる行政の意図、こういったものがあったように先生は考えられませんか。そういうふうに考えたことは——というか、...全文を見る
○山田委員 先生の思いは私もよくわかるつもりでおりまして、今のプリオン専門調査会の中にも、本当のプリオンの専門家の皆さんというのは数人しかいないかと私は思うんですが、あとは統計学の先生とかいろいろな方々がおられて、そして、プリオンの専門家の先生方は、いわゆる二十カ月以下のアメリカ...全文を見る
○山田委員 先ほど、フードサービス協会の加藤専務が全頭検査は意味がないとはっきり言われましたが、品川先生、それについてはどう思われますか。
○山田委員 先生、我々政治家もそうですが、一般消費者にとっても、先生のプリオンに対する学識、見識等については大変畏敬の念を持っておりまして、これから先もプリオン専門調査会において先生の考えをぜひどんどん述べていただければありがたい、日本国民の消費者のためにもそう思っているところで...全文を見る
○山田委員 確かに、検査にかかるコストそのものは、一頭当たり三千五百円にしたって、一頭の枝肉が三百五十キロとしたら、わずかに十円もかからないという形になるかと思いますが、そんな中で全頭検査ということは非常に意味がある、私自身はそう考えているわけです。  木村先生にちょっとお聞き...全文を見る
○山田委員 日本では、牛の肉骨粉は千度Cで三十分加熱して、灰にして焼却処分して、もちろん飼料にも肥料にも一切していない、それくらい大変厳しい措置をとっているわけですが、アメリカにおいてはまさに依然としてそういうことがなされ、かつ、GAOの報告にもありましたが、アメリカではラベルに...全文を見る
○山田委員 加藤専務にちょっとお聞きしたいと思うんですが、いろいろな見解で随分熱心に述べられたのは敬意を払うところではございますが、アメリカから牛肉が入ってきて、そして日本の消費者の七割から八割は全頭検査してほしいという気持ちでいるわけです。  その中で、カナダからの牛肉をアメ...全文を見る
○山田委員 よく理解できなかったんですが、リスクといっても、WHOでは、人のフードチェーンの中に感染牛を入れちゃいけないとはっきり、これは採択されておりますから、本来ならスクリーニング、いわゆる食の安全とか安心じゃなく、全頭検査してでき得る限り消費者に安全なものを与える、これが建...全文を見る
○山田委員 ありがとうございました。
○山田委員長代理 次に、高橋千鶴子君。
08月04日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
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○山田委員長代理 次に、山本喜代宏君。
10月19日第163回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○山田委員 きょうは、プリオン専門調査会の吉川座長には、わざわざバンコクから、朝着いていただいて、この委員会のためにどうもありがとうございます。  早速質問させていただきたいと思いますが、十月十二日、同僚の民主党の川内議員が内閣委員会で質問しております。いわゆる牛肉系の肉骨粉、...全文を見る
○山田委員 今まで、牛には食べさせていない、豚とか鶏、そして鶏のふんをえさに食べさせているから、その残渣で交差感染、汚染のおそれがあるということは言われてきましたが、今私が言っているのは、そういった、十六万トンも使われていて、特に牛の血粉なんですが、そういったものが七割も牛のえさ...全文を見る
○山田委員 大変大事なところなので、十分にそういったデータ、資料を集めて、もう一度その点、この牛の血粉の問題も含めてプリオン専門委員会では調査していただきたい、そう思います。  さらに、一つ農水大臣にお聞きしたいと思いますが、アメリカでは、牛由来の肉骨粉約十六万トンができている...全文を見る
○山田委員 大臣、私が言っているのは、日本にアメリカから入ってくる配合飼料は、アメリカの方は、肉骨粉入りという表示をしていないと言うわけです。そして、このことは去年の九月、吉川座長も御承知のとおり、食品安全委員会でも指摘しているんです。本来なら、当然それについて検討して、早速そう...全文を見る
○山田委員 それはわかっていたことですから、ぜひ早く対応してください。大臣、直接の指示を、早急な指示をお願いいたします。  それから、問題は代用乳。  BSE感染で、肉骨粉が原因だとも言われていますが、日本で発生した二十頭のうち一九九六年生まれが十二頭ありますので。これは全農...全文を見る
○山田委員 というと、カナダの資料があるからアメリカの資料は必要ない、そういうことでしょうか。
○山田委員 取り寄せるということですね。
○山田委員 委員会に出てきた資料には、私の方で調べさせてもらった限りでは、アメリカについて、いろいろな若齢牛の飼料についての成分は載っているけれども、代用乳については載っていない。そういった大事な資料がアメリカについては欠陥している、資料が提供されていない。  私も、アメリカの...全文を見る
○山田委員 前回のプリオン調査会の後の吉川座長の記者会見だったと思いますが、朝日新聞に、年内輸入再開かと、その載った記事の中で、日本では年間二、三頭発生するけれども、アメリカでは年間三十二頭だろう、そういう書き方がされておりました。したがって、アメリカは日本の十倍の、というか三千...全文を見る
○山田委員 そういうデータで、新聞でアメリカでは三十二頭と言うと、いろいろな資料を、食品安全委員会は科学的知見に基づいて、そして計算した上でこれを出したんだと一般国民はとってしまう、消費者もとってしまう。ところが、今言ったように、日本の検査の結果から推定しているだけだ。しかし、諸...全文を見る
○山田委員 ヨーロッパの陽性率をアメリカに当てはめる、これもまたばかな話で、アメリカのデータがないから、アメリカのリスクの同等性を調べようがないという、それで日本やヨーロッパの感染率で推しはかる、こんなばかなことはないわけで。  吉川座長、もう一つ大事なことは、ヨーロッパも日本...全文を見る
○山田委員 このたたき台にあるのは二〇〇三年のBSE検査データとなっているので、飼料規制はその前に、二〇〇一年からなっているわけだから、どうも潜伏期間を含めての話かもしれませんが。いずれにしても、日本は飼料規制をやった後のデータ。それをこれ以上話すつもりはありませんが。それくらい...全文を見る
○山田委員 要するに、いわゆるデータ不足なんだけれども、若い牛については、感知というのは限界があって、年とった牛については検査できるけれども、しかし、若い牛においても回腸部分に六カ月で出るわけですから、そのBSEの感染は同じなんで、そういった検査率が少ないから感染が少ないと、検査...全文を見る
○山田委員 そうすると、吉川座長、このたたき台なんですが、このたたき台の「結論」部分と「おわりに」と書いてある前のところに、リスクは高いけれども、若齢牛、若い牛に対しては、今まだ検査の技術がそこまで発達していないから、感染牛は感染牛だけれどもBSEだということが発見できない、リス...全文を見る
○山田委員 吉川座長、間違っているんじゃないかと思いますが。日本においては完全な飼料規制をやっている、SRMの除去もきちんとやっている。ところが、アメリカにおいてはそうじゃない。そうじゃない中で同じように比較するということは、これから将来のことについての、輸入の問題ですから、その...全文を見る
○山田委員 完全にSRMが除去されているということ、そして二十カ月齢以下がきちんと遵守されているということ、それを前提で評価しているということでとらえてよろしいと、今うなずいていましたので、そうだということですが。  ところが、実際に、まずSRMの除去ですが、これはほとんどアメ...全文を見る
○山田委員 どうもプログラムで見ると、二十カ月齢の月齢の識別についてもそのようなことを言っているようですが、私が実際に見てきた範囲では、私も当時の山岡委員長も、そして二田筆頭理事も見てきて、三人が三人とも、これは現物を見てA40かA60か区別がつかないじゃないかと。案内してくれた...全文を見る
○山田委員 結論部分からそれを削除したのはわかるんですが、あなたは本文部分からも削除すると言いながら、しかもこれを大事な政策に云々するというのは、多分あなたが書き込んだのではなく、いわゆる事務局の方で書き込んだんじゃないかと私は思うんですが、その後大変問題になってきた。  公開...全文を見る