山田正彦

やまだまさひこ



当選回数回

山田正彦の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第164回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○山田委員 民主党の山田正彦です。  先ほど自民党の松岡先生が、今回の成田での脊柱が入った、危険部位が入った牛肉の輸入については、F1レースの車がたまたま普通の道路に飛び込んだようなものだ、いわゆる交通事故の一環だと。アメリカがたまたまその件については事故したにすぎないのではな...全文を見る
○山田委員 大臣、あなたは閣議決定に違反していないと言うけれども、閣議決定があって、それに反した行為をしたんだから、これは明らかに違反している。しかし、そのことは予算委員会で何度も取り上げられてきたので、それは今ここでは聞きません。  一つ、大臣、いわゆる行政監察局が指摘した十...全文を見る
○山田委員 昨夜遅く十一時に記者会見で、その前にジョハンズ長官に言ったということはお聞きしましたが、どうもジョハンズ長官は、いいですか、もう一言で、そうだ、そうでない、そういう形にしてもらわないと時間が足りませんからね。ジョハンズ長官は、いわゆる九施設とへたり牛の出たところの施設...全文を見る
○山田委員 それでは、ぜひそういう方向で検討していただきたいんですが、総理にお聞きしたい。  総理は、先ほど自民党の先生方の答弁に答えて、アメリカ人はいまだにあれだけの牛乳、牛肉を食べているんだから、正確なことは忘れましたが、それで何ともない、騒いでいないんだからという言い方、...全文を見る
○山田委員 それでは、今度再開するについても科学的知見に基づいてやる、この前も科学的知見に基づいて判断した、そうとらせていただきます。  そうであると、食品安全委員会の結論部分は読まれたと思います、総理。あの結論部分の中において、アメリカもカナダも情報の提供が不十分だったと。私...全文を見る
○山田委員 総理にぜひ言っておきたいんですが、総理は科学的知見、科学的知見と言いますが、科学的知見に基づいてやるとしたら、当然、食品安全委員会に、いわゆる情報の生のデータとか、あらゆるものが必要なんです。ところが、このOIGの報告を読んでも、いわゆるBSEに感染しているかどうかの...全文を見る
○山田委員 大臣、私が言ったのは、リスク評価をするなというのは、いわゆる遵守基準をアメリカが守れるかどうかということについてはリスク評価をしてはならないと。そこまではっきり、これは確認しましたから、するなと。ただ、それを議論することはいいと……(中川国務大臣「アメリカにですか」と...全文を見る
○山田委員 農水、厚労省は、食品安全委員会について、いわゆるEVプログラムの遵守基準をアメリカが守れるかどうか、それについては評価する必要は全くない、ほかのことを評価してくれ、議論することはいいという言い方をしているんですが、それは大臣は知っておりましたか。
○山田委員 どうも大臣よくわかっていないみたいだけれども、私が言っているのは、日本の食品安全委員会に対して、今回のリスク評価をするときに、EVプログラムを遵守、いわゆる安全な基準が守られているかどうかということについて委員の中では随分心配されたわけだ。アメリカ側はこういうことにな...全文を見る
○山田委員 大臣、それは本当に言い切れるんですね。  ところが、私ども、プリオン調査会の先生方から聞いた限りでは、そしてこの前、この問題が起きてから農水、厚労と打ち合わせしたときに、私は農水、厚労の担当者に、そうでしたねと言ったら、そうですと答えられている。だから、この問題は、...全文を見る
○山田委員 午前中、我が党からの質問で、遵守されていない場合には不成立であると、食品安全委員会のことについていろいろ問われておりますが、それについてはもうここでこれ以上質問はいたしません。  ただ、いずれにしても、総理、お聞きになっておりますが、本当に科学的知見に基づいて輸入再...全文を見る
○山田委員 両大臣とも、いわゆる査察が適正に行われて、一日かけて十分になされて、かつ、手順どおりに遵守されておった、皆さんにお配りした配付資料の中にあるんですが、そのように考えていい、そういう返事だったと私の方でとって結構ですね。うなずいていただければいいんですが、それだけで。よ...全文を見る
○山田委員 査察した施設、それから認定した施設、認定した施設においてはどうだったのか大臣よくわからないようなんで、この施設について、私が配付資料で配っております。これを見ていただきたい。四十一施設。配付している資料ですね。米国農務省のBSE違反記録です。これは会社の名前と場所を全...全文を見る
○山田委員 これは情報公開で、すべてそのパブリックシチズンが求めたものです。それで、これは農務省食品安全検査局がパブリックシチズンに渡した書類です。それが不明だとかなんとかということはないはずです、これ自体が。だから、それについても詳細に調べて、本来ならばアメリカの、我々がという...全文を見る
○山田委員 先ほど、けさの岡本さんの質問に対して、少なくとも十一施設においてはアメリカの食品安全検査局が指摘した違反事例について確認をした、そういう言い方をされたけれども、中川大臣は、そういった事例については知らなかったというか調べていなかった、そう言っているわけなので、矛盾しま...全文を見る
○山田委員 この十一施設です。十一施設において、多いところは十二件、こういった違反事例があった。多いところ、スウィフト・ビーフ・カンパニー、テキサス州のカクタスもそうですが、そういうふうにかなり違反事例が、十一施設においてすらこれだけあったんだから、それについて何にも知らずに行っ...全文を見る
○山田委員 それからもう一つ。いわゆる危険部位、脊髄の除去について、その除去に関するプログラムに従って対処していない違反事例、これが二つあります。  それで、私が言いたいのは、私どもが実際に民主党としてこのタイソンの工場に見に行ったときに、それこそ脊髄を、先ほど背割りしても大丈...全文を見る
○山田委員 それから大臣、ちょっといろいろお聞きしたいんですけれども、当然のことながら査察で、アメリカ側はHACCPがよくなされているかどうか。これはEVプログラムの中に入っていますね、HACCPがなされているかどうか。いわゆる衛生的な処理がなされているかどうか。どうですか。
○山田委員 査察はHACCPについても現場で目で見る、午前中、目で見てきたというような言い方を川崎大臣は言っていたようですが、実際にHACCPが本当になされているかどうか目で見てきたんでしょうか。大臣、その報告を受けているはずだ。質問事項にもあるよ。
○山田委員 私がきのうレクを受けて、いいですか、現場に行った人からの話では、報告を受けた人かもしれません、HACCPにおいては、書面で確認させていただいて、現場は見ていないと言っていました。これはどうですか。
○山田委員 見たかどうかは水かけ論で、見たといえば見たという形で言うかもしれませんからそれ以上のことは言いませんが、私にはきのうそのようなお話でした。まあ、それは結構です。  それで、私ども、このHACCPというのは非常に気になるんですが、アメリカにおいてO157、これによって...全文を見る
○山田委員 いつまでに、それぞれの工場において例えばいわゆる月齢の判断はどうしてやったとか、そういったことについて報告できますか。
○山田委員 こうして見ていったときに、EVプログラム、いわゆる安全基準プログラム、手順ですね、安全の手順、それは見てきた十一の各施設にそれぞれあったということは私も聞きました。  ところが、その安全の手順書、それは、コピーなりなんなりで結構ですが、川崎大臣、当然持って帰ったんで...全文を見る
○山田委員 いわゆるEVプログラムの手順書が一番大事なんです。その一番大事な、安全のためのマニュアル、これを持って帰ってこなかった。何にも今農水省にない。これは間違いない事実です、そのEVプログラムについては。厚労省にもない、これは。こういう大事なものがなければ、その次に立入査察...全文を見る
○山田委員 少なくともコピーぐらいは必要かと思いますが。  それはそれとして、次に質問いたしますけれども、日本の場合、アメリカが日本から牛肉を輸入する場合、過去、たった十トン程度なんですが、それについて先ほど松岡議員が言っておりましたが、四つの工場を日本で指定されておって、その...全文を見る
○山田委員 農水大臣、見られましたか。
○山田委員 この内容でいきますと、これだけの厚さがあるんです。これが、日本側がアメリカに輸出する場合のマニュアルです。  この中には、輸出食肉検査担当官を月一回以上、いわゆる認定屠畜場及び食肉衛生検査所に派遣する、そういうふうになっています。  そしてさらに、私もこれは二回ぐ...全文を見る
○山田委員 これは大事なところでして、総理もぜひそこはきちんと考えてほしいんです。総理に一つお聞きしたいと思っているんですが、アメリカから、この十二月からストップするまでの間に通関ベースで千五百トン、船荷されてそのまま残っているのがやはりそれくらいの量があるという状況です。実際に...全文を見る
○山田委員 大臣、しかし今のJAS法では、いわゆる塩コショウすればアメリカのものであるかどうか表示しないでいいことになっています、法律では。大臣、どうですか。
○山田委員 中川大臣、では、先ほど言った答弁ですね。今現在、例えば、アメリカから既に肉が入ってきた、今ストップしましたが。その肉については、塩コショウして、そしてビフテキで売っても表示の義務はなかった、それを確認してください。
○山田委員 ただ私の質問に答えてもらえばいいので、それくらいの、例えば塩コショウしたぐらいで店で売った場合には、原料原産地の表示義務がない、ある、それだけでいいんです。
○山田委員 それでは、私の方から中川大臣にお聞きしたいんですが、いわゆるアメリカ、OIG、そして食品安全検査局、いろいろな指摘がありますね。そして、アメリカ側のSRMの除去、月齢判断はなかなか達成できていない。HACCPにおいてもいろいろ問題が指摘されております。  そんな中で...全文を見る
○山田委員 フードサービス協会といえば、米国産牛肉の輸入をぜひとも再開したい、吉野家さんとか牛どん屋さん、そういうところの団体で、そこで百二十万人の署名を集めて農水省に陳情したことは大臣御存じでしたね。百二十万の署名を集めて、米国からの輸入再開、これを農水省に陳情に行ったという事...全文を見る
○山田委員 これは新聞にも結構大きく報道されて、かなりキャンペーンもフードサービス協会はやっておりましたから、大概の人は御存じなんですけれども。  それはそれでいいんですが、そのフードサービス協会に政治研究会というのかな、いわゆる政治団体がありますね。大臣、そこから大臣の後援会...全文を見る
○山田委員 大臣、記憶だけで結構ですが、BSEが発生した〇一年から〇二年、〇三年、〇四年、これで合計四百万、私どもの調べではいただいたことになっております。一年に百万ですから、これは大変大きな金額です。これは大臣、全く知りませんでしたか。全く記憶にありませんでしたか。
○山田委員 それは大臣が農水大臣になってから、去年の十月からですね、それからいわゆる大臣の後援会、政治資金団体、それにフードサービスの会員企業から会費その他の名目でもらっているかもしれない。これについて、大臣、そうである、そうでないということも、全くわからないですか。
○山田委員 それでは、質問を終わらせていただきますが、その前に中川大臣、中川大臣は、私どもに言わせれば、閣議に反してこの輸入再開を査察もしないでやってしまった。そして、今言ったように、輸入再開を急いでいるそのフードサービス協会から政治資金をもらっている疑いもある。実際、過去にもら...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○山田分科員 きょうは、離島の航路の問題について、少し、大臣、副大臣、いろいろお聞きしたいと思っております。  離島の航路なんですが、実は、対馬、今島民が大変揺れております。というのは、対馬は六〇%が本土との間を航空便、船便に頼っております。ところが、今まで全日空が航路を飛ばし...全文を見る
○山田分科員 立入検査をしているということですが、今、日本航空、いろいろ問題になっております。立入検査については当然よく記者会見、プレス発表等なされておりますが、私もこれを調べるまでは、全日空でこういう立入検査までするような事故というのが、事故と言えるのかどうかわかりませんが、ト...全文を見る
○山田分科員 私が調べた限りでは、日本航空の数々あるのもやはり整備上の事故、全日空のこれだけのことも整備上のいわゆる事故。その中で、噴煙が操縦室とか客室で発生したり、油圧系統の故障とか、重大な事故につながる可能性が十分あった。それを単に整備の点検を早くしたり、それだけで済ませると...全文を見る
○山田分科員 安全上の整備その他をしっかりやらせたいということだけでは済まない。大臣、航空法の百十二条、「輸送の安全、利用者の利便その他公共の利益を阻害している事実がある」と。そのために立入検査なりカナダのメーカーとも交渉を続けているわけですから、だからそういった場合には、いわゆ...全文を見る
○山田分科員 それでは、大臣、もしもこの機材で事故がわかったら、国土交通省としては責任持てますか。
○山田分科員 大臣、対馬市議会で特別委員会をつくりまして、去年の二月の八日に十人、全日空に出向いていって、全日空の稲田部長とお話ししている。実際に、そういう事情であれば、二便の就航については、二便だけは従来どおりプロペラでなくジェット機を飛ばしましょう、ボーイングを飛ばしましょう...全文を見る
○山田分科員 すべてエアラインの自由に任せていると。しかし、実際に公の市議会において約束をし、しかも公の機関で一社独占である。そんな中で、公共の機関である航空機について島民が六割は頼っている。それについて、全くそういう約束もほごにするような状況下において、いわゆる国土交通省、監督...全文を見る
○山田分科員 先ほども言ったように、安全面でどうあるかというのは、それは今言ったように、私は、今までの事故、いわゆるトラブル、そういったものを見て、これは大したことない、大したことある、その判断はどうなのか非常に疑問に思うし、そこは、これからも大臣として注意深くこの問題は考えてい...全文を見る
○山田分科員 今、松村副大臣からの答弁がありましたが、私の質問には答えていないと思うんです。荷物の問題にしても、著しく荷物を載せるということができなくなっている、そういう事情と、社会的、経済的事情に対して著しく不公平であるということ等について、私は、単なる近隣との比較だけで、近隣...全文を見る
○山田分科員 どうも前向きの答弁ではないようですが、大臣、最後に一言だけ。  今言ったように、空の便の航路の問題もそうですが、船の航路の問題もそうです。島民は非常に困っておりまして、一度十分に国土交通委員会でも私も質問させていただきたいと思いますが、きょうは時間がありませんので...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 本会議 第15号
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○山田正彦君 私は、提出者を代表して、ただいま議題となりました食料の国内生産及び安全性の確保等のための農政等の改革に関する基本法案につきまして、その提案理由及び趣旨を御説明いたします。  最近、スーパーに行くと、中国産の野菜はもちろん、米国産のブロッコリー、チリ産の養殖サケなど...全文を見る
03月23日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○山田委員 大臣にお聞きしたいと思います。  今、閣議でもって査察した後に米国のBSE問題ですけれども、いわゆる牛肉をアメリカから輸入する、そういった決定もあったんですが、十二月の十三日から二十四日まで査察をした、その結果報告書を大臣に見ていただきたいんですが、資料一につけてお...全文を見る
○山田委員 大臣、私が提出した資料二を見ていただきたいんです。  この中で、いわゆるアメリカの農務省の監察局、そこが、この資料の中の後ろの方、特定危険部位の除去違反とか月齢判定違反とありますが、これを見ていただきたいと思うんです。そして、左手の方にアメリカの査察した、あるいは認...全文を見る
○山田委員 適切な、いわゆるきちんとした査察が行われていた結果、日本の成田に脊柱が入っておった。香港においても、危険部位だから脊柱は絶対入れちゃいけないということになっている。  それが、日本の成田であれだけ騒がれた後二十日たって、このコロラド州のスウィフト社は、予算委員会で松...全文を見る
○山田委員 査察が本当に、我々国会議員として、国政の場として、大臣として、適切なものであるか、日本の査察が。それについては、十分に、その十一施設においての査察、私も査察に行った党員たちからお話を聞きましたが、危険部位の除去の仕方、私も三工場を見て、二田筆頭も見られてわかるように、...全文を見る
○山田委員 大臣、間違っていると思われます。  その調査において、向こう側の企業に云々というのはわかる。日本においては安全か否かの、安全な牛肉が入るかどうかの査察をしたわけで、査察の中身についてはそれぞれ各工場で違う、現場の担当者はそれぞれの工場についての意見をちゃんと、報告を...全文を見る
○山田委員 その査察の内容もアメリカの企業の同意を得なければ出せない、そういうような査察をしたところだけをアメリカから牛肉を輸入しようじゃないかという話が既に実務者同士でなされているようなうわさも聞いております。  そこで、私も大変気にしているわけですが、この査察自体、これは非...全文を見る
○山田委員 大臣は、そういう意味では専門家に任せながら、農水省のいわゆる検査体制、チェック体制、監査体制、それは十分だと。例えば先般、成田の牛肉があったときに、これだけ検査体制が十分だったから日本としてはこうして事前にチェックできたんだと、どこかの、かつて農水だったあの幹事長さん...全文を見る
○山田委員 それでは一月二十日の件ですが、いわゆる内臓部分、牛タンと胸腺部分が入っていたわけですが、この内臓部分について、アトランティック社、ゴールデン社も同じですが、そこから入ることについては、いわゆるアメリカの承認、認定した工場であることを農水省、大臣としてはつかんでおったか...全文を見る
○山田委員 私が言っているのは、認定工場からの内臓であったかどうか、農水省として知っておったかどうか。
○山田委員 赤松厚労副大臣、厚労省としては、その内臓が入ってくることについて、アトランティック、ゴールデン社、これはゴールデンでつぶしてアトランティックで箱詰めしたものですが、それについて、厚労省として、その工場がいわゆる認定工場でなかったということをつかんでおったか、つかんでい...全文を見る
○山田委員 大臣も副大臣もよく考えていただきたい。検査・チェック体制が立派だったから、こうして水際で防げたんだと。ところが、実際にあの入ってきた内臓は認定工場からの内臓ではなかった。これを厚労省も農水省も知らずにチェックしておったんですか。そんな検査がありますか。お答えいただきた...全文を見る
○山田委員 内臓については入ってきた。内臓については認定工場じゃなかった。それは、お二人ともお認めになった。それではチェックできていないじゃないですか。
○山田委員 大臣、いわゆる認定工場から入ってきていけないものが入ってきたんですよ。内臓は認定工場じゃないんですよ。肉と内臓があって、内臓についてはあのアトランティック社は認定されていなかったんです。だから、もともと内臓は入ってきちゃいけなかったんですよ。それが入った。  それに...全文を見る
○山田委員 大臣、先ほど、検証・検査・チェック体制は十分だった、だから発見できたんだ、完全とは言えないまでもと言った。ところが、大事な、内臓そのものが入ってきちゃいけない、いわゆる認定工場じゃないところから内臓が入ってきた。そんなばかな、農水省、厚労省のそういうチェック体制。大臣...全文を見る
○山田委員 脊柱が入っていたので驚いたから、それで内臓までとまったんですよ。脊柱がなかったら、内臓は流通しておったんです、大臣。いわゆるその内臓が認定工場から来たのか来ていないのか、それすらつかんでいなかったわけですから。そういう検査体制、それで胸を張れるようなことが、大臣、言え...全文を見る
○山田委員 大臣は、まあ委員会の席で。いいですか。脊柱がなかったら内臓は入ってきたんです。既に、それ以前に入ってきた内臓だけでも随分あるんです。その内臓も、農水省は認定工場が内臓と肉と別々の認定がなされておったということを知らなかったわけだから、厚労省も知らなかったわけだから、内...全文を見る
○山田委員 アメリカ側が指定した工場について日本側が承認するという形でないと、アメリカ側が認定する、それについては事前協議すると言っても、おかしいんじゃないか。韓国の場合は、アメリカ側が指定した工場を韓国が査察して、韓国がこの工場だったら安全で大丈夫だと思うところだけ承認して入れ...全文を見る
○山田委員 そのEVプログラムは遵守されたんですか。
○山田委員 それであれば、大臣が言った前提を欠くじゃありませんか。EVプログラムが遵守されるから、アメリカを信用してアメリカの認定する工場を入れればいいんでという言い方をしましたよ、今。
○山田委員 EVプログラムそのものは、安全にこうしますというんだから、だれが見たってそれは間違いあるものじゃないでしょう。問題は運用ですから。運用が適正になされるかどうかのために査察もあり、定期的に検査する立入検査もこれから考えるというわけですから。そういうことがあってもなお運用...全文を見る
○山田委員 どうも大臣、後ろばかり振り向いていていろいろ聞いているんで、大臣が考えて答弁されればいいんで、だからちょっとかみ合っていないと思うんですけれども。  だから、それはこれ以上質問してもしようがないんでしょうが、大臣、そこのところは、日本も独立国だから、大臣もWTOでも...全文を見る
○山田委員 大臣、私が言っているのは、大臣に経緯を聞いているんじゃなく、そういうところから入れようというお考えがあるのかないのか。そういう考えは全くないんだったらないで結構です、それをお聞きしているんです。国民が望んでいる安全、安心な、いわゆるトレーサビリティーもして、しかもきち...全文を見る
○山田委員 大臣、EVプログラムが遵守されなければ食品安全委員会の答申も成立しない。松田大臣も、この前の予算委員会で、EVプログラムは遵守されていないから食品安全委員会の答申は成立しない、予算委員会でそう答弁しているんですよ。  EVプログラムといっても、それが遵守されなければ...全文を見る
○山田委員 そういうところから入れる気はないかどうかと言っているので、それについての答えになっていないので、ひとつ委員長、私の質問に正確に答えるように正してください。
○山田委員 私が言っているのは、そういうところから入れ始めるべきじゃないかと。そうじゃない、そうであるという、ただ二つに一つの答えを言ってもらえばいいんです。委員長、正してください。
○山田委員 大臣は、私の質問に対して、結局御勘弁願いたいということで、答弁できなかったと解します。  次に、時間がないので質問に移らせていただきたいと思います。  寺田委員長、お答えをいただきたい。いわゆるEVプログラム、大臣が先ほどから言っていますが、EVプログラムが遵守さ...全文を見る
○山田委員 成立しないということを言われた。後でごちゃごちゃ言ったようですが、質問したことだけに答えていただければいい。  それで、今回、EVプログラムは守られていなかった、成田において。それで、もう一回再開するとしたら評価しなければいけないんじゃないかという質問に対して、記者...全文を見る
○山田委員 それでは、委員長として再評価しないとはっきり言い切ったけれども、その権限はどこにあるんですか。お答えいただきたい。
○山田委員 委員長が一人でそう判断されるのかどうか。どういう権限で。
○山田委員 時事通信社の質問に対して、吉川プリオン専門調査会の座長は、データがそろえばもう一回再評価したいと言っているじゃありませんか。委員の意見を全部聞いて言ったんですか。
○山田委員 今の段階ということは、今、EVプログラムが遵守されていなくて輸入再開がストップしている、再開されるとなれば、例えば委員の中には山内先生とか金子先生とかいろいろな先生方がプリオンの専門委員でもいらっしゃる。その先生方から聞いているのでは、当然、アメリカからデータもなかっ...全文を見る
○山田委員 委員長、委員長も科学者であれば、食品安全委員会の報告書は、あなたの所管の大臣ですらEVプログラムが遵守されなかったんだから成立しないと言っている、成立しなければ当然再評価しなきゃならない。いいですか。  この中で、食品安全基本法の二十三条、食品健康影響評価の結果に基...全文を見る
○山田委員 運営委員会の決定で決めずに勝手に委員長権限でできるのですか。
○山田委員 定期的に検査するとここにきちんと書いているじゃありませんか。それをなぜやらないと言うんですか。法令に違反するじゃありませんか。
○山田委員 私が言っているのは、定期的に検査するとここに書いていながら、それを無視して、新しい変化がない限りやらないとかというのは、法令に違反しているんじゃないかと言っているんです。  これ以上言っても私の持ち時間がなくなってくるので、最後に一つ大臣にお聞きしておきたいことがご...全文を見る
○山田委員 せっかく漁民が自分たちでいい事業を考えても、大臣、お聞きになったと思いますが、実際やるとしたら、領収書がなければ金を出せないというのは絵にかいたもちに終わってしまう。大臣、そういった問題が幾つかありますが、時間がありませんのできょうは聞きません。しかし、そういった問題...全文を見る
○山田委員 終わらせていただきます。
○山田議員 私は、提出者を代表して、ただいま議題となりました食料の国内生産及び安全性の確保等のための農政等の改革に関する基本法案につきまして、その提案理由及び趣旨を御説明申し上げます。  最近、スーパーに行くと、中国産の野菜はもちろん、米国産のブロッコリー、チリ産の養殖サケなど...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○山田議員 地方の方で、それぞれの米とか麦とか大豆、菜種とか、地方で決める振興作物でありますが、それをこれだけやりたいというものを地方から出してもらって、そして国の方で自給率に資する主要農産物を決めるという形にしております。
○山田議員 もう三年前になるかと思いますが、筒井委員が初めていわゆる直接支払いを一兆円政策として打ち出して、その法案を出されて、筒井委員がこういう答弁席に座り、私が質問したことを覚えております。  まさに、当時私がもう一つ覚えているのは、大臣に直接支払いをする必要があるのかとお...全文を見る
○山田議員 農村における集落、その中での農地の利水等々については、前回も荒井委員がこの委員会で質問しておりましたが、利水については大変大事なことであって、私ども民主党の案でも、集落に対して直接支払いをすることにより、いわゆる水路の補修、あるいは畦畔、あるいは大事な農業用道路等につ...全文を見る
○山田議員 民主党では、今度の法案での財源ですけれども、一兆円の直接支払いということにいたしました。そのうち、国の予算から五千億、そして地域、地方、今荒井委員が御指摘のように、非常に財政困難な状況で各市町村疲弊しているわけですが、十八兆円の直接交付金というのを民主党では予定してお...全文を見る
○山田議員 バイオマスについての重要性というのは、民主党は、筒井さんとか、午前中菅さんもそういうお話をしておられましたように、大変大事にしてきておったわけです。今回、米の生産調整を廃止する。その中で、先ほど何回も説明しておりますから、過剰な生産というのはできるだけ誘導的に、あるい...全文を見る
○山田議員 今、本当に漁業は大変な状況にありまして、油代がなくて出漁もできないというようなところが多々見られると思っております。  そんな中で、やはり本当に、漁業の再生、そういったものを考えて、民主党案では、今回、安全な食料、安定的な食料確保の一環として水産政策も大きく取り上げ...全文を見る
○山田議員 EUでは個別TAC制度が導入されている、私もEUのブリュッセルに行ったときにそういうお話を聞いてまいりましたが、EUにおいては、何よりも個別TAC制度で、この漁船でこれだけとっていい、それを例えば病気になったりなんなりしたときには譲渡もできる、そういう制度をとられてい...全文を見る
04月12日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○山田議員 松野委員からもっともな質問でありますけれども、我々、自給率を考えた場合には、いわゆる食料危機になった場合にどれだけ国民にカロリーベースで食料を供給することができるかという考え方に立つもので、やはりこの自給率の考え方そのものが食料安全保障という見地に立つのが最も至当じゃ...全文を見る
○山田議員 大変厳しい質問なんですが、私どもは、五〇%を十年間で達成し、その後目標として六〇%まで持っていく。  そうなりますと、過去最大の収量、大豆の場合には八十六万トン、菜種の場合には六十四万トンまでいっています。ただ、小麦をどこまで、過去最大七百七十九万トンまでいっている...全文を見る
○山田議員 梶山委員からの質問でございますが、私どもの備蓄量ですけれども、かつて、一九九三年でしたか、冷害のときに二百五十九万トン米を緊急輸入せざるを得なかったということがありまして、少なくとも三百万トン備蓄しておかなきゃいけないというのが我々の基本的な考え方です。  その三百...全文を見る
○山田議員 後藤委員から非常に大事な質問でございますが、私ども民主党は、十年間で今の四〇%から五〇%に必ず自給率を達成させる、そう約束しているわけでございますが、その一環として、私ども、小麦、大豆、菜種等について、かつて二〇〇一年に、食料・農業・農村基本計画で政府が、後藤委員も承...全文を見る
○山田議員 森本委員の質問は大変大事な質問だと思いますが、今回の担い手法案、政府が、農地において五〇%、農業者において三〇%、いわゆる担い手としての支払いがなされるんじゃないか、そう言われましたが、その中身については、本当に一番大事なところが政令において任される。国民が一番知りた...全文を見る
○山田議員 これまでの農政におきましては、いわゆる中核農家とか、プロ農家とか、そして認定農家、今十九万ちょっといるようですが、そういった農家を中心に補助事業とかいろいろな形でそれを伸ばそう、それで自給率も上がるんだ、食料生産も上がるんだということでやってきましたが、これは、その事...全文を見る
○山田議員 私どもの基本法案で、農地については、農業者でなくとも農業に意欲のある人であれば、あるいは株式会社等においても農地の利用ということであれば、優良農地以外については取得できる、そういうふうにしておりまして、抜本的に見直しを図りたいと考えているところです。
○山田議員 先に休閑緑肥の件で少し話させていただきたいと思います。  いわゆる佐々木委員がおっしゃっているのは、今度の担い手対策の直接支払いの中で、政府案でいきますと、過去三年間の生産実績、そうなった場合に、休閑緑肥も入らないし、新しく農業をやろうという人、そういう人に対してど...全文を見る
○山田議員 菅野委員とは三年前、新食糧法のときに、当時、私、自由党でしたが、菅野委員が社民党、そして筒井さんが民主党で、共産党も含めて四野党、大変この食料自給率については議論いたしました。  あのときに、最終的に、当面目標五〇%と話し合って決めたと思いますが、あのころからずっと...全文を見る
○山田議員 菅野委員と本当にその辺も含めて今まで議論してまいりましたが、まさに私どもにとって今大事なことは、自給率を五〇%、六〇%達成するといっても、担い手、四町歩以上の耕作者とかあるいは認定農家とか、そういった形で絞ると、かつて、中核農家、プロ農家あるいは中核的な営農農家とか、...全文を見る
04月20日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○山田議員 岡本委員の質問について答えさせていただきます。  私どもの法案において、岡本議員が、過去最大の作付面積に対して過去最大の単収でいけば六〇%達成可能だ、そういう話をしております。確かにそういう意味では、小麦だけで七百八十万トンとなって、総需要の六百三十万トンを上回るん...全文を見る
○山田議員 実際に、実現するために少なくとも一兆円は必要であって、そのための予算として一兆円を私どもは法案に明記したわけですが、例えば、我々のシステム、米とか麦とか大豆、特に米の場合に、WTOでもしも関税が下げられた場合に、そういったものに対してそれだけのお金を入れなきゃいけなく...全文を見る
○山田議員 財源についての御質問でございますが、よく岡本委員も調べていただきたいと思います。  例えば、平成十七年度ですけれども、農業用予算の公共事業、これは一兆三千億をちょっと切っているかと思います。その全体一兆三千億の中に、それは農業予算だけでなく、漁業予算、漁港予算とか林...全文を見る
○山田議員 財源について、我々は政府ではありませんが、過去の予算等から見て、これは必要である事業、これはそうでないのではないかという検証を重ねて、その上で無駄な公共事業を排して、本当に農業土木にとって必要なもの、これを第一義に考えていきますし、先ほど申し上げましたように、米とか麦...全文を見る
○山田議員 大変大きな問題でありますが、ちょうど私、三十年少し前、田舎で、五島で牛、豚を飼っているころ、アメリカのニクソン政権のときに大豆を七十日間禁輸したんですが、その禁輸のときに、えさが倍に上がりまして牛の値段が半分に下がるという、日本では豆腐パニック、それが起こったことがあ...全文を見る
○山田議員 先ほど話しましたように、我が国は、テレビや自動車を売って経済成長を図り、農産物を諸外国から買うという政策を続ける一方、では、イギリスやドイツやヨーロッパはどうして自給率を上げたか。それを私ども、詳細に検討させていただきました。そんなときに、イギリスがどうやったか。イギ...全文を見る
○山田議員 中川大臣もおっしゃいましたように、世界の食料危機、特にアメリカで、この前視察に行ってまいりましたが、小麦の大生産地等々においては地下水がかなり下がってきている、中国においては黄河の利水に失敗して、そして世界全体で日本の農地面積以上のものが毎年砂漠化していっている。先般...全文を見る
○山田議員 大変難しい質問でございまして、生産者が自分でなぜ値段を決め切れないかと。  私もかつて、牛、豚を飼っておりまして、何で小売で高いのに我々が売る豚とか牛は安いのかと大変頭にきまして、自分で肉屋をやってみまして、最後、牛丼屋までやったんです。ところが、肉屋をやっても大変...全文を見る
○山田議員 私も、大畠議員の申すとおり、全く同感でありますが、漁港予算は予算として、必要な漁港とか港湾もあることはあるんですけれども、それはそれで、本当に無駄なものがないかどうか精査して、むしろ水産予算の重点を漁業者の所得安定対策に今や思い切って投ずるべきだと考えております。 ...全文を見る
○山田議員 最近、遺伝子組み換え食品とか、あるいは残留農薬、いろいろな問題で、ファストフード等もいろいろな問題が指摘されておりますが、日本人のアレルギー症、アトピー症がこの十年で倍ぐらいにふえていますし、花粉症の拡大等々もありまして、食品からくる人への影響、これはかなり大きいもの...全文を見る
○山田議員 まず、例えば主要加工食品ですが、インスタントラーメンとかいろいろあります。そんな中に、すべての原材料について表示する、原料原産地すべてを表示するということは大変難しい面も出てまいります。  ですから、私どもが検討した内容では、主要な原材料、では主要な原材料というのは...全文を見る
○山田議員 今、輸入検疫体制というのは非常に貧弱でありまして、この前、成田の検疫所で背骨の入った牛肉が見つかりました。ところが、実際には、内臓も指定されたアメリカの工場からではないところから入っておった。ところが、その当時、農水省も厚労省も、もちろん現場の検査官、動物検疫官も、そ...全文を見る
○山田委員 民主党の山田正彦です。  引き続き大浦さんにお聞きしたいのですが、立派に農業生産法人と集落営農をつくられて頑張っておられます。先ほどから感銘して聞いておりましたが、十六年からつくって、実際、法人として黒字でしょうか、赤字でしょうか、まずそれだけ答えていただければいい...全文を見る
○山田委員 御立派にやっておられて本当に感服いたします。  もう一つ大浦さんにお聞きしたいのですが、今度の担い手対策で、集落として、いわゆる品目横断的直接支払い、どれくらい入ってくるか。行政からいろいろお聞きしたこと、あるいは皆さん方でどれくらい予定しておられるでしょうか。
○山田委員 政府を信頼して、それでそれだけ今度の品目安定対策でお金がもらえるだろうということのようですが、今回の法案は、末海さんがさっきおっしゃっておりましたように、予算も明示されておりません。どれだけ集落営農に対してやっていくのか大変不明です。  かつ、今、維持することは大変...全文を見る
○山田委員 加工用のバレイショに力を入れているようですが、ことしから、アメリカから加工用のバレイショ、生鮮ジャガイモが入ることになって、もう入っているんじゃないかと思っております。  輸入の食品が相変わらずどんどん入ってきていますから、今取り巻く環境はそう簡単ではありませんで、...全文を見る
○山田委員 今申し上げましたように、いわゆるデカップリング、所得補償、アメリカで言う不足払い、日本で、我々が提案したところの直接支払い、これを我々は一兆円の規模でやろうと考えておりますが、先ほど大浦さんが、ばらまきで民主党案はだめだという言い方をしておりましたが、いずれにしてもそ...全文を見る
○山田委員 よくわかりました。  私ども民主党としては、担い手をいわゆる四町歩以上とか認定農家に絞らないで、いわゆる販売農家、農産物を計画的に生産する販売農家すべてに直接支払いをして、その中から、構造改革というか、農地を集約している農家とか品質のいい農家、規模加算、品質加算、環...全文を見る
○山田委員 私の時間も来てしまいました。  末海さんに新規農業者の農地参入について最後にお聞きしたかったんですが、どうやら私の持ち時間が終わったようで、終わらせていただきます。  きょうは本当に貴重な御意見、ありがとうございました。
05月11日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○山田議員 今原田委員の質問がございましたが、まさに我が国を取り巻く漁業の状況というのは深刻でございまして、殊に油代の高騰が直撃して、最近漁にも行けなくなっているという状況が続いている浜の現状です。  そんな中で、私どもは、何とか漁業経営を安定させなきゃならない、そういう見地か...全文を見る
○山田議員 確かに、漁船漁業者にとって、そのときそのときとれる魚種、今までですと、とれるだけとってしまおうという形でやってまいりました。ところが、それをやりますと、どうしたって魚価の低迷は招くし、いろいろな不都合が生じてまいります。それで、各都道府県ごとに、各漁船漁業者ごとに登録...全文を見る
○山田議員 原田委員の今のお話で、民主党案のいわゆる意欲的なところは評価するけれども、現実的に難しいじゃないかという言い方のようでございますが、私どもがこの第十八条を設けた趣旨というのは、余りにも今の漁業者の現状というのが、油代の高騰等も含めて、本当に漁にも出ていけないような状況...全文を見る
○山田議員 大変岩國委員に怒られそうでございますが、今、政府の農村振興局長でしたかね、十三万あるというお答えでございましたが、私ども、市町村合併の中で、各集落、かつての村単位というのが大体一つの市に、私どもの長崎県を例にとりましても、二十から三十ぐらいの集落が今あるかと承知してお...全文を見る
○山田議員 私どもは、自給率の達成で、十年間で五〇%以上、そしてそれ以後、目標を六〇%、そういうふうに約束する法案になっております。
○山田議員 小沢代表は、自給率一〇〇%、そう最近おっしゃっております。  この法案においては、民主党においてネクストキャビネットを重ねてきながら、その中で、一応五〇%以上を十年以内に達成し、それ以後六〇%を目標とするというふうに決議しながらやってまいりました。  つい最近でご...全文を見る
○山田議員 私どもは、実際に私どもの政策が実現されてからという考えでやりますが、例えば、来年もしそうなったとすれば、平成十九年度から十年間かけて、二十九年度までに必ずカロリーベースで一〇%アップさせる、これについては自信がございます。
○山田議員 お答えいたします。  私ども民主党案でいきますと、いわゆる都市近郊農家、今の政府法案でいきますと四町歩、あるいは、特例があっても二・六町歩、二・六ヘクタール以上という形になってしまいますが、私どもの法案では面積に制限ございません。したがって、本当に意欲を持って農業に...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 農林水産委員会公聴会 第1号
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○山田委員 きょうは、公述人のお四方、それぞれ遠くからも来ていただきまして、大変貴重な御意見、ありがとうございました。  それで、早速お聞きしたいと思いますが、吉野公述人にお聞きしたいと思っております。  実は、先ほどお話を聞きながら、本当に大変御苦労なさっていることはよく理...全文を見る
○山田委員 林公述人にお聞きしたいんですが、林公述人の陳述書を読まさせていただきましたが、今回の法案の中央公聴会の公述人としては、政府提案の三法案と我々民主党提案の一法案があるわけですが、政府法案についていろいろ述べておりますが、民主党提案の法律について一切触れておりません。これ...全文を見る
○山田委員 では、一つだけ言っておきますが、私どもの法律は法律になじむのかという話ですが、これは基本法で、しかもかなり具体的に書いております。しかも、麦については、私ども、法案の説明、この国会で三十時間近く今論議して、きょうも、自民党さんからも、いろいろな方々から私どもの法案につ...全文を見る
○山田委員 全くそのとおりだと私も思いますが、その中で、今度の政府の担い手法案では、私どもが非常に心配しているのは、これは兼業農家も含めて、農業の切り捨てにつながって、自給率の達成はおろか、まさにどんどん生産意欲もなくなり、農業が衰退していく道をここでもって開いていくんじゃないか...全文を見る
○山田委員 ありがとうございました。  私の持ち時間がなくなりましたので、質問を終わらせていただきます。
05月16日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○山田委員 今回、品目横断的な直接支払いの担い手法案を閣法として、大臣、この国会で出されて審議されておりますが、この法案を出された直接の目的ですが、この時期、この法案をどういう趣旨で、どういう目的で出されることになっているのか、ひとつ端的にお答えいただければと思います。
○山田委員 その趣旨はわかりました。効率的に農業をやっていくため、そういうふうにこの第二条でも書いておりますが、そのためにいわゆる構造改革に資するということが一つあるかと思います。その構造改革、いわゆるばらまきの批判を避けて担い手を中心としたものに対して直接支払いをしていく。そう...全文を見る
○山田委員 それでは、四ヘクタール以上生産すれば、農家として担い手として自立してやっていける、あるいは、北海道では十ヘクタール以上であれば担い手として自立してやっていける、そういうお考えでしょうか。
○山田委員 北海道の農業と本州あるいは西日本の農業では大きく異なるのは大臣も御承知だと思いますが、例えば香川県では平均して〇・八ヘクタールしか耕地面積がないという事情です。  そんな中で、四ヘクタールあって、例えば先般壱岐の農協の組合長が公述人として言っておりましたが、四町歩、...全文を見る
○山田委員 はね上がるということは間違いございませんね。来年からいわゆる直接支払いをやるわけですが、いかがでしょう。
○山田委員 予算についてはまた後で聞いていくといたしまして、この法案によりますと、国民に対する熱量の供給を図るためにというふうに条文上なっておりますが、今回の法案で、政府の方で基本計画の目標がありますよね。それによると、小麦が平成十七年八十八万トンですが、平成二十七年度は八十六万...全文を見る
○山田委員 今度の法案では自給率を上げる、熱量、いわゆるカロリーベースでの生産を上げるとはっきりうたいながら、基本計画では今言ったように下がっているところもあり横ばいのところがある。そうやって、大臣は、十年間で自給率を五%アップさせると。どういう根拠で自給率をアップさせるんですか...全文を見る
○山田委員 大臣にお答えいただきたい私の質問は、今の答えじゃなくて、四五%、五%アップするという根拠です。小麦も大豆もトウモロコシもほとんど横ばいで、それでいて十年後に五%アップしますというのは、本当にアップしなければうそを言ったことになる。どういう根拠で五%アップされると言われ...全文を見る
○山田委員 大臣、今、答弁されて記録になっていますが、これは全然根拠になっていませんね。今言ったように、少しずつ、上がるところもある、下がるところもある、それを足しても五%の根拠には全くなっておりません。むしろ基本計画で五%アップしているのは、米の消費で一%伸ばす、そして今、どん...全文を見る
○山田委員 そうすると、法案で言っているところの熱量供給を上げるということは間違いですか。
○山田委員 大臣、お忙しいだろうとは思いますが、やはりここは大事な法案の審議ですから、一番大事な自給率の目標四五%、その内訳と、本当にそれが実現可能な基本計画になっているのかどうか、これは大臣たる者としての責任として、十分に精査してお答えいただきたい。単に今のようなお答えではお答...全文を見る
○山田委員 私の手元に届いた資料もそのとおりなんですが、いわゆる担い手要件である四ヘクタール以上が八万戸、十ヘクタール以上の北海道の農家戸数は二・八万戸、それから、問題は、この集落営農組織への参加農家戸数というんですが、これも四十一万戸となっております。  ところが、平成十六年...全文を見る
○山田委員 十六年度の農業センサスと、昨年度調べられたのかわかりませんが、農水省の調査とはこんなにも開きがあるものなんですか。これはどっちも同じ農水省がやっていて、私はにわかに農水省の調査も信じがたい、そう思われますが、そう主張されるんですから、それはそれでお聞きするといたしまし...全文を見る
○山田委員 結局、そういう答弁でしかないわけなんです。  大臣、聞いていただきたいんですが、私が聞きたかったのは、本当に、そういう機械の共同運営、機械を共同購入しているから、それをオペレーターとか、それをやって使っているから、それで集落営農と言えるのか言えないのか。私は、それが...全文を見る
○山田委員 農業は、実際やってみてそんな簡単なものじゃありませんし、仮にその共済制度があるから、ナラシの対策があるからといって、大きい規模でやればやるほど、幾ら九割の共済の金が出るとしても、共済の金が出るのは随分後になってですし、そして、実際のところ、土地利用型の農業生産法人とし...全文を見る
○山田委員 これについて具体的な答弁は得られないようですから、時間がないので次に進みます。  いわゆる認定農業者を認めるに当たって、所得の特例、これを設けております。これについて、私は大変疑問があるんですが、この法案でいきますと、第二条で、対象農産物の効率的な生産を図る上でとな...全文を見る
○山田委員 局長、国会をばかにしないでほしい。立法府というのは法律を決めて、法律に書いてないことまで、適切なものとして農林水産省令が定める基準によって所得特例を認めるということは絶対にあってはならないことだ。  局長、この条文の、法律の中に、どこかにそのたぐいのものがあって、こ...全文を見る
○山田委員 大臣はそういう第一条の目的からという趣旨ですが、これは、法律は何でもそうですが、目的は幅広く書いているのであって、その目的から何でもできるとなったら、我々、法律は要らないわけです。その目的に従って法律で定めて、法律の中身である程度決めたものを省令とかそういったものに落...全文を見る
○山田委員 それから、先般公述人が言っておりましたが、吉野公述人がこの委員会で、今回の担い手対策において、壱岐においては、麦の七割、大豆の四割しか直接支払いの対象にならないと、実際に。そうなった場合に、大臣、よく聞いていただきたいんですが、今、麦で、相場で売ったとして、所得が反当...全文を見る
○山田委員 中川大臣の思いは私もよくわかるんですよ。しかし、思いはわかるけれども、中川大臣は、この担い手対策法案がスタート時に、いわゆる販売農家の三割、そして麦とか大豆とか、そういった耕作面積の五割しか対象にならないと言うわけですから、その対象にならないところは、交付金も麦作経営...全文を見る
○山田委員 最初の大臣の答弁は、このスタート時、いわゆる集落営農も所得特例も全部含めて、集落営農でそれだけできるとは思いませんが、言っている五割より私はぐっと少なくなると思っているんですよ。しかし、最初においては、スタート時においては、五割の面積しか直接支払いがありません、対象に...全文を見る
○山田委員 大臣、大臣みずからが、農水省みずからが、農家の三割、耕地面積の五割、これはいわゆる集落営農も含めて、所得特例も含めて、これしかスタート時できませんと言っているわけですよ。それは違うんですか。
○山田委員 二田委員の質問に対して、かつて農水委員会で、議事録を今から精査していただきたいと思うんですが、いわゆるスタート時に、販売農家の三割、そして耕地面積の五割しか対象にならない、五割が対象になるとはっきり、そこまでは何とか持っていきたい、そういう趣旨のことを言っています。 ...全文を見る
○山田委員 では、今話しました、最初、三割、五割の話の、大臣としては、特例があるんだからもっとふえるという言い方をしておりますが、先ほどから私の質問の趣旨を聞いてもらえばわかりますとおり、集落営農にしても、一万というのは非常にあいまいだし、この今の法律要件である限りふえるはずはな...全文を見る
○山田委員 次に、ナラシ対策についてお聞きしますが、ナラシ対策が、中身は皆さん御承知なんですが、三対一で一、農家が負担するということになっておりますが、一体ナラシ対策、三対一の中身、今までも米農家というのは大変な負担を強いられております。  例えば、今私の方が調べた限りにおきま...全文を見る
○山田委員 この算定ができないというのはおかしい。私が政府側から聞いたのは、大体一割ぐらい、いわゆるナラシ対策で必要とされるであろう金額の一割ぐらいを考えておりますと。一割ぐらいとしたら、そのナラシ対策で必要とされる金額の一割ですから、出てくるはずです。その一割のうち、三対一とし...全文を見る
○山田委員 十八年の数字が出てこないから、いわゆるナラシ対策の農民負担の金額は出せません。それならば、十六年、十七年の分だけで結構ですから、出してください。私は質問通告しておりました。井出局長、例外的に井出局長、質問通告はしておったんだから、端的に幾らになりますと答えていただきた...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのは、いわゆるナラシ対策で価格が下がった場合に九割までは補てんしますよと言っているわけだから、価格も、過去三年間なり五年間なり、それを平均したらわかるわけです。それより、九割までは負担しますというから、その金額もほぼはじけるはずです。その金額について、で...全文を見る
○山田委員 では、大臣が指示していただいたので、また次の委員会の冒頭にでもそれについてお答えいただければと思います。  次に、私の持ち時間も来ましたが、一番大事な予算のことを聞こうと思っておりました。(発言する者あり)まだまだ質問したいところでございましたが、では、私の質問、非...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○山田委員 きのう質問いたしましたいわゆる特例についての法律的根拠について、今大臣から見解が示されましたが、その中で、耕作の業務の規模、これで読めるんだという言い方でした。  大臣、よく考えていただきたいのですが、業務の規模というのは、いわゆる売り上げにおいての規模ですから、売...全文を見る
○山田委員 私も法律家でございますが、法律というのは、いわゆる限定的に、何でもそうですが、定義においてそれを拡大解釈というのはできるだけ避けなければならない、それが原則です。  そういう意味で、業務の規模、規模というとこれは売り上げを指すものであって、所得、収入の中身まで指すも...全文を見る
○山田委員 いずれ、特例でどれだけ救えるかということもこれからの論議になっていきますが、多分恐らく、七割の農業者が、今まで麦とか大豆をつくっていたものが、一切何らの、大豆においては二万七千円とか、麦においては四万、これがもらえなくなってきた場合に、十九年度から国内に農業のパニック...全文を見る
○山田委員 大臣、これはまさに、今大臣は業務の規模を先ほどから話しておりますが、法律として省令委任事項は違反であるということは、今言ったように、いわゆる所得目標を決めるときに、私が市町村の長であったらこれを例えば百万とか二百万とかに目標を下げることはできるわけです。下げた場合に、...全文を見る
○山田委員 それについてある程度の概算、どれくらいかということもつかめずにやるということで、私は大変おかしなことだとは思いますが、時間が来ますので。  次に、大臣、今回そういう形でできるだけ担い手を広く、できるだけ多くその対象にしたいようなことは言っておりますが、メリットがある...全文を見る
○山田委員 農水省から何回も私は説明を聞いたんですが、いわゆる担い手に対しても今までの麦作経営資金とか大豆の交付金と同じ金額、現行水準でやる、それは大臣、間違いありませんか。間違いないかあるか、それだけお答えいただきたい。
○山田委員 とすれば、いわゆる天災、災害時に七割が九割になるというメリット以外に、どこにメリットがありますか、具体的には。もう端的に、何秒かで答えていただきたい。私の持ち時間、あと予算を聞かなきゃいけない。
○山田委員 これから担い手に対しては国がいろいろな政策を重点的にやっていきますよと言ったって、それだけで具体的なメリットにはなりません。  これは、農家にとってみれば、今度麦をつくり、大豆をつくり、てん菜をつくり、それに幾らその直接支払いがあるんですかと、そこですから。そういう...全文を見る
○山田委員 確かに中山間地域、二百二十億ぐらいでしたか、それだけしか直接支払いやっていませんけれども、そうじゃなくて、今回の品目横断で、いわゆる大豆交付金とか麦作経営安定資金を出さないわけですから。いいですか、出さないから、もらえない人が七割になって、さらに、もらえる人も現行水準...全文を見る
○山田委員 今、千七百かあるいは八百億円かなというお話でしたが、今までのいわゆる麦作経営安定資金とか、あるいは大豆交付金とか、てん菜とかジャガイモ、品目別。今回、担い手の対象になる部分についての予算は、大臣、現行の水準でいくと言うんですから、今まで幾らだったんでしょうか。
○山田委員 現行水準でいって、しかもスタート時に麦作とかてん菜とか云々含めて三割しか、多分、特例がどれくらいあるかわからないとは言っていますものの、耕地面積の五割しかということになると、予算規模はどう考えても、もうすぐに概算要求しなきゃならないんですが、減らざるを得ないだろう、そ...全文を見る
○山田議員 民主党としては、自給率を絶対に上げるということ、これはどうしても五〇%に十年間で上げるということを目標としておりますので、そのために、まず国で、自給率に資する農産物、例えばカロリーの高い菜種とか、あるいは大豆、そして小麦、そういったものを中心にして定め、あるいは地域振...全文を見る
○山田議員 これは、あくまでも試算、例えばという形でございまして、私どもの法案は基本法ですから、こういう形でいきますということで、それなりに試算をしたという形のものを出しただけです。したがって、これで固定して、これでやりますということではありませんので、御承知おきいただきたいと思...全文を見る
○山田議員 最初に説明しましたように、これはあくまでも試算として出してみたというところで、いろいろな条件によって異なってくるわけです。  例えば、今WTOの交渉に入ったわけですが、WTO交渉の中で、米の上限関税がどれだけ、このままうまくいくものかどうか、あるいは下げられてくるの...全文を見る
○山田議員 WTOの黄色の政策、緑の政策というのは、それぞれのとり方によっていろいろな解釈はできると思いますが、過去の生産実績に対して緑の政策としてやりましょうと。  例えば政府案でいきますと、麦とか大豆とか、あるいはてん菜もそうなんでしょうが、過去三年間の平均実績に対して出し...全文を見る
○山田議員 過去の例えば三十年前、この畑においては麦がつくってあった、大豆がつくってあったということについては、私の方で詳細な調べはしておりませんが、当時の統計資料等によれば、ある程度わかるんじゃないかと。今調べて、確信を持って今言っているわけじゃございません。当時、麦とかそうい...全文を見る
06月07日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○山田委員 きのう赤城先生から、私どもの小沢代表についての、一〇〇%自給率等について、一方的な質問がございましたので、ひとつ私の方から一言申し添えておきたいと思っております。  一〇〇%自給率は、まさに与野党含めて、その方向性でありまして、御承知のとおりで、土地条件が違うとはい...全文を見る
○山田委員 それでは、どういう条項で、どういう法解釈でこれをとめることができたのか、端的にお答えいただきたい。
○山田委員 私も、その家畜伝染病予防法とか、いろいろちょっと当たってみましたが、今消費・安全局長が言っているような形でとめられるかどうか、これは大変疑問だと思っております。このことをいろいろ論議すると時間も来ますので、先に進ませていただきます。  であれば、そのまま生きていると...全文を見る
○山田委員 どうも、余りよく聞こえなかったんですが、少し大きい声で、少し私耳が悪いのかもしれませんが、マイクの方も調整していただければと思います。  私が申し上げているのは、家畜衛生条件、日本側とアメリカ側の取り決め、そのとおりでやるのか、あるいは、きのう川内委員も大臣にお聞き...全文を見る
○山田委員 では、当然そういう形であると考えていいと。どうも最後の語尾のところが、大臣、聞こえなかったんですけれども。  日本側で自主的に、この工場は査察の結果、どうも守られそうもないから、ここはもう日本は入れないということをアメリカ側に主張できるのかどうか、イエスかノーかで答...全文を見る
○山田委員 では、できるという形でさせていただきます。  そうすると、今までの家畜衛生条件を改めるということになるわけですね、大臣。
○山田委員 どうもはっきりよく聞き取れない、私の耳が悪いのか。  大臣、いわゆる家畜衛生条件がそのまま生きていて、再開するとなったら、日本側は何も言えないという形になってしまうわけなんです。いや、何も言えないじゃなくて、このままですと、例えば、後で聞きますけれども、韓国とアメリ...全文を見る
○山田委員 私の言っている趣旨と大臣の趣旨は同じだと解釈していいのかと思いますが。  リスコミで配られている資料の中に、「輸入再開前に全ての対日輸出認定施設における日本側の事前調査を実施」する、ここはいいんですが、「問題のないと判断された施設のみを輸入手続き再開の対象。」と書い...全文を見る
○山田委員 では、最初から、韓国と同じようにこの施設はだめだ、この施設はいいという判断はできないということなのですか。イエスかノーかだけ答えていただきたい。
○山田委員 それで、大臣、私の手持ち資料を見ていただきたい。  資料の一なんですが、これは韓国側のプレスリリースをアメリカの農務省が書面として明らかにしたものです。その中に、アメリカ側と合意したという内容があります。日本とは比べ物にならないような厳しい内容になっています。  ...全文を見る
○山田委員 EVプログラムは日本とアメリカがつくったものじゃないんですよ。大臣、誤解しないでください。EVプログラム、いわゆる安全手続基準というのは、それぞれの工場がつくっていて、それを日本は、コピーすら持っていないんです。いいですか。それで、ただ一方的にアメリカの認定した工場か...全文を見る
○山田委員 では、アメリカ側が認定する工場から入れるのじゃなく、アメリカが指定した施設の中で日本側が承認する、大臣、そういうふうにとらえていいですね。これは大事なところなんです。
○山田委員 しつこいようですが、このいわゆるリスコミで言っているように、アメリカ側の指定した施設に対して日本側が承認する権限があるんだとみんなが思うわけです。しかし、それがそうでなかったら、これは重大なことになります。だから、もう一回、そのとおりでいいということでイエスと言ってい...全文を見る
○山田委員 大臣、では今の話は、リスコミにおいてもこのように言っているんだから、日本側がアメリカの指定した施設を承認するんだということでいいものだとして、これはもう一回確認させていただこうと思っていますが、その前に、韓国側のアメリカとの合意事項の中にもう一つ重要なことがあります。...全文を見る
○山田委員 大臣の答弁を聞いていると、そのときになって判断するしかないと。  アメリカのBSE状況が、飼料規制は依然としてなされていないわけですから、さらに本当に検査を続ければBSEは出てくる、これは食品安全委員会でも何度も指摘されたことです。食品安全委員会では、中間の報告の中...全文を見る
○山田委員 私が言っているのは、これも含めてですが、日本側が自主的に、アメリカの指定した施設、これはアメリカが認定した施設じゃないですよ、アメリカはここからだけだったら輸出したいと言ってきている施設について、先ほどの話もそうですが、日本側が承認するものじゃないとだめですよ、あるい...全文を見る
○山田委員 では、今までやっていないけれども、大臣、これからそういう交渉をやっていきたいということで理解していただきたいと……(中川国務大臣「今までもやっているんです」と呼ぶ)  では、少なくとも韓国、ほかの国と同じように、輸入再開に当たってはそれを盛り込んでいただきたいと思い...全文を見る
○山田委員 大臣、きょうは韓国の資料でもう一つ述べさせていただきますが、三ページ目の中身を見ていただけますか。「輸入衛生条件の比較」というところです。  韓国は、いわゆる今回のアメリカとの合意事項の中で、骨つきリブ、あばら肉、スカート部分というんですかね、腸などの内臓、食肉加工...全文を見る
○山田委員 私らが工場を視察しても、内臓を分別して冷蔵する施設を新たにつくることはやりませんと。確かに、月齢でもし本当に別々に管理できるとなったら、そこまでやらなきゃできないわけです。日本はアメリカの言いなりに、宮崎工場は四億もかけて改装したわけです。それもできないならば、日本側...全文を見る
○山田委員 大臣は非常に前向きに、アメリカとの間においても非常に慎重に考えられると思うので、アメリカとの交渉において韓国にできて日本にできないことはない。どうか、本当に食の安全を考えられたら、大臣自身が、いわゆる農水官僚に、交渉その他を実務者担当に任せるのではなく、韓国、台湾の事...全文を見る
○山田委員 リスク管理責任を負っているということは重々承知しているということですが、厚生労働副大臣、厚生省も、今回もしこのようなことがあったら、厚生労働大臣なりだれが責任をとるんでしょうか。
○山田委員 大臣、きのうの川内委員の質問に対してお答えになりましたが、いわゆる、査察をすると言いましたが、査察するに当たっては、例えばどういうところ、前に言ったように、EVプログラムがどうなっているか、そういったものをきちんと、あるいは危険部位の除去はどうなっているかということに...全文を見る
○山田委員 そういう話ではどうしようもないんです。  それでは、前回、十二月十二日、輸入再開をしたときの話なんですが、そのときに閉会中審査を私の方で申し入れた。ところが、きょう、今、二田筆頭はいないんですが、二田筆頭も閉会中審査をやりましょうという話だった。ところが、実際にはや...全文を見る
○山田委員 単なる試験的な輸入であって、店頭で本格的な販売をするような輸入ではありません、そうはっきり与党理事懇で言ったんじゃないですか。言っていないかどうか、私もそれは徹底的に明らかにしたい。
○山田委員 局長、大臣も聞いていただきたい。私がなぜきょう個人的に局長をそういう言い方をしたかということなんですが、あのときに本当に閉会中審査をやれば、この前のような、予算委員会で大臣が閣議決定の云々というようなことは、私はあり得なかったと思っている。そのときに聞いていたはずだ。...全文を見る
06月08日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○山田委員 私の方からきょうは食の教育を中心に質問させていただきたいと思いますが、最初に、このところ凶悪的な子供の犯罪がかなりふえております。酒鬼薔薇聖斗の、土師淳君が亡くなって以来、これが平成九年ですから、平成十五年には、私の住んでいるところの長崎、そこの西浦上中学校の、種元駿...全文を見る
○山田委員 長崎の西浦上中学で起きた種元駿ちゃん事件も、そして同じ長崎の佐世保の大久保小学校の事件も、私も長崎県選出の代議士なものですから、こんな分厚い資料を送ってまいりました。その中には、いわゆるチャットというんですか、メールの、そういったものをだれがどれくらいやっているかとか...全文を見る
○山田委員 確かにこの中の、教育の目標の第二条、私もつぶさに読んでみましたが、「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養う」と。「態度を養う」とあります、これは。態度が先か、心が先かということは別にしましても、これでは私はどうかなと思うんです。  もう一つ例を挙...全文を見る
○山田委員 民主党案は、今、高井さんが御答弁になりましたが、私もこれを読みまして、本当にそのまま美しい心をはぐくむと書いてありまして、感動いたしました。この民主党案での教育基本法、これならば凶悪的な子供たちの犯罪というのもなくなっていくんじゃないか、そう思いますので、それをぜひ踏...全文を見る
○山田委員 そういう中で、学校給食の役割というのは、私は農水の方を中心に今やっているわけですが、非常に重要だと思っております。  中でも、先ほどの真田町の学校におきましては、学校給食で平成十年から米飯を始めて、そして、平成十四年に完全和食の米食にすべて切りかえたというんです。こ...全文を見る
○山田委員 大臣もその辺についての御理解はあるようでございます。  子供大臣、猪口さんにお聞きしたいと思います。  今回そのような学校給食をやることによりまして、いわゆる貧血で倒れる子供とか生徒が非常に少なくなった、それから中性脂肪過多の児童生徒が極めて少なくなった、コレステ...全文を見る
○山田委員 はい。
○山田委員 食育という言葉は、子供に何を食べろ云々しろという、そういう指導というのは、私は思い上がっているんじゃないかと思っていて、賛成じゃないんです。ただ、食農は非常に昔から関心がありまして、そういう意味では、地産地消と同時に、食農について、この前NHKでもやっておりましたが、...全文を見る
○山田委員 提案者の高井さん、小さなお子様もこれからですので、そういう意味で、いわゆる子供の給食とか食べ物には、ぜひひとつ政権をとってからも十分注意を払っていただきたい、そう思います。  そこで、大臣、今お話ししましたが、食農という言葉は、南国市で食農教育を前からやっております...全文を見る
○山田委員 皆様方に渡しました資料三を見ていただきたいと思います。  実は、子供の教育にとって大事なことは、やはり学力です。最近、学力が落ちた、読み書きができない子が多くなった、そういったことを新聞等でお聞きしますが、塾に通っている子供が都市部においては七割から八割も多いと聞い...全文を見る
○山田委員 もう時間が参りましたので、これで私の質問を終わりますが、最後に一言だけ。  民主党の教育基本法、よく読ませていただきましたが、よく考えられてできていると思います。自民党の教育基本法においてはまだまだ大事な肝心なところが抜けているんじゃないか、そういう意味では、どうか...全文を見る
07月14日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○山田委員 午前中の川内委員に引き続き、私の方で、BSE、アメリカ産牛肉の輸入の問題についてお聞きしたいと思います。  今、査察チームがアメリカの方に三チーム行っているわけですが、その査察チームで七月の二十一日までに、事実上、現地の調査を終えられるということですが、途中、宮腰農...全文を見る
○山田委員 私が宮腰副大臣に言っているのは、副大臣として現場に行って、いわゆる査察チームにお会いしたと思いますが、お会いした段階で、少なくとも安全プログラム、日本側としては安全プログラムのコピーぐらいは必要だと思うので、それについて、入手するようにとか、あるいは入手しているか否か...全文を見る
○山田委員 大臣、今回、査察調査に行くに当たって、やはりどのようにアメリカ側が危険部位の除去をしているかということ、これから報告が終わって、そして省内で協議するかと思いますが、その場合に、安全プログラムについての、少なくともそのコピーぐらいは必要だ、そう思われますが、その必要はな...全文を見る
○山田委員 大臣、EVプログラム、いわゆる安全遵守のプログラム、各施設ごとに違うようですが、それについてどういうふうにやっているかというのは最も大事なことで、仮にそれを公開するか公開しないかは別としても、当然調査に行ってきたらそれを持ってくること、これはこの委員会で私は二回ぐらい...全文を見る
○山田委員 大臣は、アメリカ側を信用しているから、ただ見に行ってくるだけでいいんだとしかとれないわけです。  私がきょう皆様方にお渡しした資料の中の一番最後、牛丼チェーンの社長が米国を視察した記事が朝日新聞に載っておりますが、この中に、「一つの枝肉の脊髄除去にかける時間は二秒ほ...全文を見る
○山田委員 その中に、いわゆる症状に疑いがある、中枢神経がやられた牛かへたり牛、そういったものについてはOIE基準ではすべてBSEの検査をしなきゃならないとなっておりますが、それについての項目は入っているのか入っていないのか、消費・安全局長はそのことについて知っているのか知らない...全文を見る
○山田委員 消費・安全局長にお聞きしますが、農水省で、いわゆるこの前のOIEの変更部分について、症状の疑いのある牛はすべて検査することとなっていますが、違いますか。今の消費・安全局長の話は違うような答えでしたが。
○山田委員 その件について確認させていただきたいと思いますが、私が農水省からもらっている資料においては、OIEの新しい基準においては、疑いのある牛についてはすべて検査すること、そうなっていると思いますが、それについて明らかにした上で質問を続けさせていただきたいと思います。
○山田委員 これは当然、そういう意味ではサーベイランスで検査しなきゃいけないわけですから、屠畜場に入ってくる牛についてもOIEの新しい基準では検査をしておかなければいけないということになるのではないでしょうか。
○山田委員 ジョハンズ長官は、私も二回ぐらい言われましたが、OIE基準に従ってやりましょう、そう言っているわけですから、当然屠畜場に入る、症状の疑いのある、中枢神経を侵された牛とかそういった牛についてはBSE検査をしているかしていないか、それを確認しなければ現地調査の意味がないん...全文を見る
○山田委員 いわゆる疑いのある牛かどうかは屠場に入ればわかる。そうなれば、OIEの新しい基準では、疑いのある牛はすべてBSEの検査をしなければならないとなっている。それについて、先ほど消費・安全局長は、そこまでなっていない、そういう言い方をして、サーベイランスではそうなっているけ...全文を見る
○山田委員 これは大変大事な問題でして、OIEの新しく変更された基準の中で、病畜の疑いのある牛はすべてBSE検査しなければいけないかどうか。OIE基準は、大臣も言われたように、最低の基準である。それについて、アメリカ側はそれを守らなくてもいいんだという言い方に聞こえたわけですが、...全文を見る
○山田委員 大臣、OIE基準は最低守らなければならない基準である、ジョハンズさんもOIE基準でやろうじゃないか、我々はOIE基準に従ってやっているんだ、そういう言い方をしている。  そうした中で、BSE検査をしているかしていないかというのは、日本の国民にとって、消費者にとって、...全文を見る
○山田委員 OIE基準で症状の疑いのある牛はすべて検査するということになった。  そうすると、日本側はアメリカ側に対して、大臣、それを要求するということは間違いないですか。それをイエスかノーで答えてください。そういう要求はしないんですか、大臣。
○山田委員 では、もう一回繰り返します。  OIE基準で、症状の疑いのあるものはすべてBSE検査しろとなった、日本側はアメリカ側に、当然、これから輸入する牛肉については、へたり牛とか中枢神経を侵された牛は全部検査済みでなければいけないという要求をするのかしないのか、しないでもい...全文を見る
○山田委員 私が大臣に聞いているのはそれじゃない。  いいですか。私が聞いているのは、OIE基準で、今消費・安全局長も言い直したように、疑いのあるすべての牛については検査しなければならないとなっている、だから検査済みの牛でなければ日本は入れませんという要求をするのかしないのかと...全文を見る
○山田委員 大臣、OIEの総会でサーベイランスの基準が変更されて、今言ったように、すべての疑いのある牛というのはBSEの検査済みにしなければいけない。そうすると、今度の、調査、査察に行っているわけですが、その中で、これから牛肉の輸入を再開するに当たって、そういう牛について必ずBS...全文を見る
○山田委員 それでは、求めるということでしたから、大臣、それでよろしいですね。
○山田委員 もう一回。
○山田委員 大臣、最初からそう言っていただければ早かったんです。  そうなれば、いわゆる今度の査察報告の中にも、当然のことだと言っていましたから、各施設においてはそれについてBSE検査をするかしないかということまで査察報告の内容は明らかになるんでしょうね。これは局長でも結構です...全文を見る
○山田委員 大臣、今のお話を聞いていたかと思いますが、消費・安全局長の言うのはおかしい。いわゆるへたり牛であるか中枢神経が侵されている疑いのある牛というのは、飼育している、屠場に来る前にわかるときもある、あるいは屠場に来て獣医が診てこれは中枢神経をやられている牛だとわかる場合もあ...全文を見る
○山田委員 先ほどから言っているように、へたり牛は、牧場で飼っているときに見つかろうが、屠場に入って屠殺以前に見つかろうが、いずれにしても、食肉になるときにはすべてBSEの検査済みでなければいけないというのがOIEの基準。それについて、OIEの今度の新しい基準をよく読んでいただき...全文を見る
○山田委員 委員長、きょうは質問を随分準備していて、ちょっとこれで時間をとられると私は困りますので、委員長の方で、今私が言っている、いわゆるOIEコードがこの前の総会で変わって、疑いのある牛についてはすべてBSE検査済みでなければいけないとなっているから、日本に入ってくる肉は、歩...全文を見る
○山田委員 要求をするということは、そういう食肉は入れないということの要求だととらせていただきますが、それはもし問題があったらもう一回やらせていただきます。  そういう意味で、この前の監査報告ですと、黒塗りされているわけですが、これは、施設において中枢神経を侵された牛が何頭いた...全文を見る
○山田委員 前回の査察の報告は、川内君が聞きましたように、我々農水委員会に対して、概要でしたけれども、問題はないと言って、その後一月もたたないうちに、いわゆる成田で骨つきの、背骨の入った肉が見つかった。  それだけじゃないんです、大臣。その後、アメリカ側がレビュー、各施設を調査...全文を見る
○山田委員 大臣、私が資料配付した一の二を見てください。これは韓国政府が輸入を認めない七処理施設のリストです。韓国では、自分のところが調査して、ここは不適合であった、それをちゃんとこうして我々が入手できるわけです。なぜ日本はアメリカがレビューした施設もできないのか。  さらに、...全文を見る
○山田委員 私が言っているのは、各国それぞれ厳しい姿勢を貫いている。先ほどから何度も三十カ月齢を二十カ月にしたようなことを言っていますが、これは日本の食品安全委員会が、二十カ月齢以上の牛、二十一カ月、二十三カ月で発生したからそういう結論を出してきたわけです。  私が言っているの...全文を見る
○山田委員 当然のことだと思います。  大臣、では、査察の報告の中にそういったことも考慮に入れながら、先ほど専門家の意見を聞いて決めるとか言っておりましたが、アメリカからの牛肉の輸入に対して、この施設のこういう状況ならいいとか、そういったすべてのことについての判断は一体だれが責...全文を見る
○山田委員 そうすると、それで責任を持って決めていかれるということでとらせていただきますが、では、そこで大臣は、査察結果をもとにして、そのことについて、例えば小泉総理大臣は、食品安全委員会の専門家の意見をもとにとか、いろいろな言い方をしてまいりましたが、いわゆる大臣が決められると...全文を見る
○山田委員 先ほど大臣は、食品安全委員会として、リスクの差は、いわゆる安全プログラムが遵守されておれば少ないというような評価をしたんだからそれでいいんだという発言をされましたが、同時に、食品安全委員会では、いわゆる安全プログラムが遵守されなければ食品安全委員会のリスク評価は成立し...全文を見る
○山田委員 であれば、このリスク評価は成立していない。例えば、予算委員会で松田食品安全担当大臣も、我が党の岡本委員の質問に対して、再三質問を変えながら、最後には、リスク評価は成立していない、食品安全委員会のリスク評価は結果として成立していないという文面になっていますね。よく読んで...全文を見る
○山田委員 大臣、そこを聞いているんじゃない。  安全プログラムが遵守されなければ成立しない、評価は結果として成立しない、そう書いている。読まれましたか、今。そうしたら、それについてどうお考えか。
○山田委員 遵守していなかったということは、これは事実。その結果、輸入を大臣がおとめになられた。その結果、アメリカがレビューした。その三十五施設のうち十九施設において不適合がアメリカ側で見つかった。そのうち六施設においては重要な違反があった。例えば、EVプログラム、安全プログラム...全文を見る
○山田委員 いわゆる遵守されていなかったということを、アメリカ側は三十五施設のうち十九施設において報告してきた。韓国側は、最近調査に行って、七施設において不適合なところがあったとして輸入再開を延期した。そういうことであれば、当然これは安全プログラムが遵守されていない。したがって、...全文を見る
○山田委員 食品安全委員会の評価は遵守されていなければ成立しない、遵守されていなかった、これは、もろもろの状況から、だれもが認める明らかな事実である。そうすれば、もう一回再開するとして、今回査察にも行った、査察の結果とか、いろいろな客観的な各国の情報、あるいは食品安全委員会が当然...全文を見る
○山田委員 大臣は、リスク管理とリスク評価、これについて考え違いをしておるようで、リスク評価があって初めて管理ができる、それは間違いないですね。うなずいていますから、そうとらせていただきます。  そうなると、リスク評価が成立していないとなれば、輸入再開を決定するとすれば、もう一...全文を見る
○山田委員 おかしなことを大臣おっしゃいますが、食品安全委員会が、内臓についてもいい、大したリスクはないと言ったから、その骨についても、肉についても入れるというわけですか。よその国は、中国も韓国も、骨つき肉、例えば台湾も、あるいはもちろんよその国のほとんどは骨つき肉は入れない。O...全文を見る
○山田委員 大臣、大臣は本当にこの食品安全委員会の内臓部分を読まれましたか。この食品安全委員会の最後の答申ですが、その中の二十九ページ、「従ってA40による月齢判別のみでは、内臓を日本に輸出することは不可能であるが、内臓と枝肉を対応して識別管理できる場合には日本向けに輸出が可能で...全文を見る
○山田委員 きょうは食品安全委員会を呼んでいますが、あと私の持ち時間は十分足らずです。ちょっと私としては先を急ぎます。  大臣、骨つき肉がなぜだめかということを御存じですか。骨の中に髄液が入っています。例えば、内臓の部分の骨もそうですが、指の骨にしても中に必ず髄液が入っています...全文を見る
○山田委員 この問題は、私、大臣に聞いているのであって、食品安全委員会は別の問題。リスク評価が成立しているか成立していないか、今後どうするのかということは別途聞きます。質問にお答えいただきたい。
○山田委員 先ほど、国内でニーズがあるからで、よその国にはニーズがないようなことを言われたし、何で骨がだめなのか、内臓がだめなのか、大臣、知っておられるか、この二問についてお答えいただきたいと言っているんです。
○山田委員 大臣、食品安全委員会のこの最終報告は読まれたと思います。この中に、内臓の輸入は不可能であるがと書いているじゃありませんか。二十九ページの中段。ましてや、金子清俊先生は、骨の輸入を認めるなんて考えられない、なぜだか私がお聞きしたい、食品安全委員会の金子先生がそう言ってい...全文を見る
○山田委員 時間がなくなるので、ちょっと急ぎますが、骨つき肉を輸入する際のOIE基準の中に、リスク不明国、いわゆる飼料規制とか云々が完全に有効になされていないのはリスク不明国と見ていいと思いますけれども、その中に、「脱骨の過程で露出する神経組織、リンパ組織を含まないこと。」それは...全文を見る
○山田委員 今回、骨つき肉、骨、あるいは内臓まで入れるということであれば、当然のことながら、大臣として、今おっしゃった表示ということについては大臣も責任を持って、また与党の先生方も、表示については義務づけでなくても任意ではやるべきじゃないかという御意見も、二田筆頭を初め随分お聞き...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○山田委員 質問を始めるに当たって、けさの朝日新聞、松岡農水相に献金集中、鳥インフルエンザ自民対策事務局長時代、養鶏業者、計一千百万円、こういう記事がありますが、もちろん、松岡大臣御承知だと思います。いわゆるこの問題。また、いろいろなことが言われているようですが、そういったこと。...全文を見る
○山田委員 いずれ、このようなことについては予算委員会初めその他でいろいろと追及され、そういうことでしょうから、ここは私はあえて何もそれ以上のことは申し上げません。  しかしながら、この大事な日本の農業が本当に危機的状況、壊滅するか壊滅しないかというときが、まさにこのFTA、オ...全文を見る
○山田委員 オーストラリアとのFTAの交渉入りということは、いわゆる農水産物に対する関税下げということではないのか、ほかの産品というのはほとんど関税はないわけですから。自動車がわずかに一〇%であって、それが五%になっても大した状況ではない。  そうなれば、日本の農業が大変な打撃...全文を見る
○山田委員 いわゆる除外品目、再協議、そこに何が入るかということが、これからのFTAの交渉においては最も大事なことになるんじゃないか、そう思います。  その中で、日本とオーストラリアの間の共同研究、この共同研究の報告書は、私が聞いた限りでは既にできている、そしてそれをもとに、日...全文を見る
○山田委員 国会の審議において、我々、この委員会、国政の場においては、当然のことながら、憲法六十二条における国政調査権というのがある。国政調査権は、記録の提出を求めることができる権利である、これは国会議員、我々の。また、国会法においてもそのような記録の提出が、国会法の百四条ですか...全文を見る
○山田委員 それでは、交渉入りする前に必ず日豪共同研究の内容を公表してもらうことと、その公表してもらうことを前提に、さらにこの委員会で、それをもとに、交渉入りが是か非か、それの協議をしていただきたい。委員長、それについて御返事いただきたい。
○山田委員 限られた時間で、本当にこの大事な問題、非常に不本意なんですが、経済産業副大臣に来ていただいております。  農業においてこの影響がはかり知れないこと、そしてその数字的な試算というのも、先ほどある程度出していただきましたが、それでは今度の日豪の間のFTA交渉入りをして、...全文を見る
○山田委員 具体的な数値は、FTAならあったけれども、EPAになるとちょっと難しいような今の答弁だったと思うんですが、そんなことで交渉入りしていいのか。  いわゆるFTAの部分だけでも、具体的なメリットが、数値として、自動車の場合はこれぐらいとか、あるいは、鉄鉱石とかその他等々...全文を見る
12月19日第165回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○山田委員 長崎県の大村市というところに私はいるわけですが、そこで、実は去年の夏でした、住民からちょっと見に来てくれと言われて、行ってみました。ところが、その閑静な住宅地の、山の上の方の住宅地ですが、そこに行きますと、いわゆる安定五品目の最終処分場というんですか、谷を掘って、素掘...全文を見る
○山田委員 省令によりますと、最終処分場に搬入した産業廃棄物は、展開して当該産業廃棄物への安定型産業廃棄物以外の廃棄物の付着または混入の有無について目視による検査を行い、それで認められるもの以外を埋め立ててはならないとなっていますね、大臣。  ところが、実際の現場、このビデオテ...全文を見る
○山田委員 どうも、何だか非常にあいまいなんですが、私も住民に、これは法律違反じゃないか、私も弁護士でもありますから、当然のことながら、警察に行って話しなさいよ、刑事告訴しなさいよ、そういう言い方をしたわけなんです。  ところが、実際は住民は大変なんですね。こういう事件というの...全文を見る
○山田委員 当然に、県としては改善勧告を、本当は、私は五、六回そこまで行ったんですが、もう昨年のうちにやらなきゃいけないと私は思っていましたが、なかなかやってくれない。環境省の担当者も呼んで何度も話をして、環境省からも県の方に言ってもらったけれども、ようやくことしの七月ですか、そ...全文を見る
○山田委員 私が言っているのは、長崎県の責任、大村市の責任を言っているわけじゃないんです、大臣。私が言っているのは、国は、産業廃棄物は事業者の責任にして、事業者の責任だからそれをあとは県と市が適正な監督管理を行っていないからこうなっているんだ、そんなことでいいのかと言っているんで...全文を見る
○山田委員 済みません、時間が来ましたけれども、法律を変えてでも、あるいは行政処分としてでも国として管理、施設をつくり、最終処分場は産業廃棄物をきちんとさせる、そういう気持ちはないのかと私はお聞きしたんですが、そういう気持ちはないということですので、きょうはその点でお聞きして、質...全文を見る