山田正彦

やまだまさひこ



当選回数回

山田正彦の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月11日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○山田委員 きょうは、松岡大臣と少し議論できるかと思っておりましたら、我が党は、松岡大臣には、何か釈明するまでは質問しちゃいけないという国対の方針のようで、非常に残念でありますが、きょうは副大臣、政務官と率直にひとつ意見交換をさせていただきたいと思っております。  最初に、昨今...全文を見る
○山田委員 万が一ということですが、ここのところ、二カ月、三カ月の間に三回も続けて同じようなことがあって、万が一と。しかも私が行ったレキシントン工場について、そういう、そのほかの工場については、やる気はないのかあるのか、はっきりした答えをもらわなかったように思ったんですが、いずれ...全文を見る
○山田委員 相手方と一緒になって抜き打ち検査をやるということですが、抜き打ち検査をやるとは言わないで、抜き打ち検査の検討をしたいと言ったのかな、非常にあいまいで、かつ、私は、この問題はまたいずれの機会に集中的にやらせていただきたいと思っていますので、これ以上言いませんが、一つだけ...全文を見る
○山田委員 副大臣、五島も三マイルの問題なんですが、今の話は対馬の話じゃないかと思うんです。今の、最近合意したとかという話は対馬だと思うんですが、まあそれは結構です。  ただ、副大臣、大臣許可の問題ですから、それについて合意ができなかったとか云々とかじゃなくて、大臣が許可を更新...全文を見る
○山田委員 話し合いしろ話し合いしろと言ったら、百年たっても二百年たっても解決するわけはないので、言ってみれば大臣の許可権限なんですから、それについて、当然のことながら、大臣官房としても、大臣としても、水産政策審議会でこのことをかけなきゃいけない、論議してもらわなきゃいけない。論...全文を見る
○山田委員 話し合え話し合えと言っていますが、水産政策審議会で大まかな話しかしなかったと言っています。ところが、この問題で私は水産政策審議会の議事録を手に入れてみた。この議事録の中に、この附せんをつけたところ、これはすべてまき網に関しての審議事項です。  ところが、この中で、確...全文を見る
○山田委員 一切やっていない、細かい論議はしないんだと言いながら、具体的なまき網の側に立った論議はしていて、そして副大臣は、今言ったような大多数の沿岸漁民の立場は全く考慮せずに話し合え話し合えと言っているわけですが、先ほど言いました分科会、これを検討している分科会のメンバーを副大...全文を見る
○山田委員 この資源管理分科会委員の中には入っていますが、これを実際に審議している資源管理分科会の特別委員の中には、沿岸漁民の代表は入っていませんね。  いずれにしても、むしろこの構成メンバーからして、これは本来、沿岸漁民の代表を、九州海区の漁業調整委員会の委員とか、あるいは実...全文を見る
○山田委員 個別具体的なことは議論しないと言いながら、まき網についての、大中型まき網の大臣指定については、エンジンの速力からそして細かいことまでかなり詳しい論議がこの中で展開されていて、個別具体的な論議、沿岸漁民とのトラブルについてはしませんというのはおかしな話なので、実際にいろ...全文を見る
○山田委員 ヨコワ漁について、まき網のヨコワ漁、いわゆるマグロの小さい分について、検討していただけるもの、そう思いますが、沿岸の一本釣り漁業というのは、これはあくまで大事にしなきゃいけない、ここは十分配慮していただかなきゃいけない、そう思います。  また、大中型まき網においては...全文を見る
○山田委員 話し合いが基本だ、先ほど副大臣も、まき網でも話し合い話し合いと言うんですが、話し合いが基本だというと、本当に話し合いをしたってなかなからちが明かないということが多いわけです。  海区で漁業を営んでいる人たちにとっては、海区そのものは、農業者にとっての畑と同じであって...全文を見る
○山田委員 性悪説、性善説を言っているんじゃなくて、漁業者にとっては海の畑、自分たちの生活権の問題ですから。  水産庁は、先ほどの山本副大臣もそうですが、事があれば、話し合い話し合い、まず話し合いしてくださいと。こんなことで水産行政ができますか。  ここはやはり、漁業者の立場...全文を見る
○山田委員 副大臣御地元の福井県の沖合のことでもそうなんですが、粘り強く粘り強くと先ほどから言っていますが、水産庁は権力を持ってやるんじゃない。これは間違ってもらっちゃ困るんですが、海区は漁民の権利であって、漁民の畑である。その海区を、漁民の代表である海区調整委員会で指示を出す。...全文を見る
○山田委員 もう一つ、遊漁について福井政務官にお聞きしたいと思っておりますが、先ほど言ったように、本当に全国各地で、べらぼうなまきえでもって、いそが荒れている。どんどんまきえをしたところからいそ焼け、これは浜に行くとよくわかることなんです。そういったことでまきえの規制も含めながら...全文を見る
○山田委員 内水面においては入漁料を取っております。海面においても、入漁料とまではいきませんけれども、ある一定の規制、そういったものをこれから、今までは検討できなかったとか検討していないということなんですが、理論的に言って、内水面は確かにいろいろな種苗の放流をしているということが...全文を見る
○山田委員 厳格に周知徹底を図りたいと、ある程度地元を通じてそれについての監視とか取り締まりもしているようなことを言っておりますが、政務官、私が配った資料の中に、これらの罪は非常に重いんですね。  三枚目にあると思いますが、第九条、見ていただけますか。これは普通の罰金二十万とか...全文を見る
○山田委員 政務官、考えていただきたい。考え違いをしてもらっては困るんですよ。  いいですか。対馬にすぐ隣の外国人がやってきて、ばんばん大量のまきえをしてやっている。私、この現場で見てきたんです。それは単なる観光客じゃないんです。観光を誘致しているからそれを配慮したいというのは...全文を見る
○山田委員 証拠の写真もあるし、ビデオもあるわけですから、これはあすにでも逮捕をお願いします。それをしないということ自体が、法治国家としておかしい。私は、弁護士としての立場からも強く申し上げます。それを、これからもなお周知徹底したい、これからもなお検討したいということは、副大臣と...全文を見る
○山田委員 政務官、そこはもう一回、政務官自身の御判断を、これは水産庁の判断じゃなしに政務官自身の判断をお伺いしたいんです。  いいですか、いわゆる悪い方というか古い方の組合員が、その債務超過の部分を、貸し付けを受けて、それをみんなで引き受けて連帯保証して払っていくわけですね。...全文を見る
○山田委員 どうも政務官の考え方はおかしいと思いますね。日本経済も、むしろ償却を早くして健全になろうとして、この十年、多分本当に一生懸命努力してきたわけでしょう、それはいろいろなしわ寄せがあったわけですが。  そんな中で、結局しわ寄せを受けるのは、今回の悪い方の漁協の場合には、...全文を見る
○山田委員 政務官に申し上げたいんですが、今申しましたように、法律では、四%の自己資本比率があれば、いわゆる小さな貸し出しはできるはずなんです。信用事業を行えるはずなんです。ところが、みんなやれなくなった。やれなくされている。これをどこがやれなくさせているのかというのを私は聞いた...全文を見る
○山田委員 これは長崎県の知事さんに、私も二度ほどお会いして、漁民は本当にこれができないので首つりしていっている、自殺者が何人も出ているじゃないかとお願いしたんですが、これをいまだに長崎県はやってくれない。長崎県選出の自民党の代議士さんもいらっしゃることですし、これを契機に、ぜひ...全文を見る
○山田委員 副大臣のお答えを聞いていると、どこの国の水産大臣なのか、よその国の資源を守るためにはIQ制度をこれ以上厳しくしちゃいけないんだと。IQ制度そのものは、既に枠よりも輸入できないでいる。完全に形骸化している。それなのに、それをこれ以上減らしませんと。これは昆布とイカだけは...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○山田委員 きょうは、林業について、ひとつ細かい質問をさせていただきたいと思っております。  先般、大型連休のときにドイツに行ってきまして、急傾斜地の林業、これをつぶさに見てまいりまして、かなり確信を持ってまいりましたが、この間、林野庁出身の松岡大臣がいて、日本の林業はまさに瀕...全文を見る
○山田委員 いいですか、外材が国内産価格のほぼ倍ぐらいしている。これはまさに日本の杉丸太、いわゆる杉正角とか、本当にこれまで日本の建築に使われていた大事なものがこれだけの価格しかしない。製品価格も同様ですね。ホワイトウッドにしても、この表を見てもらうとおり、これだけ違いがある。 ...全文を見る
○山田委員 副大臣は私の質問に答えていない。私の質問は、流通コストが高いか低いかを言っているんじゃない。伐採コストが十倍の開きがあるが、これはなぜかと聞いているんです。  また、伐採コストがどれくらい開きがあるか、例えば欧米と日本と比べていただきたい。それを私は何度もレクのとき...全文を見る
○山田委員 副大臣は、答えになっていない。これだったら林業家は、本当に営々と何十年も、それから、先祖代々だったら何百年もやってきたのが、こんな副大臣の答弁では情けないと思う。  私が聞いているのは、木の現場に、山の現場に行って伐採するコスト、それが一立米、例えば一人が一日当たり...全文を見る
○山田委員 副大臣が今申しました、いわゆる路網の整備、林道の整備、これが日本はおくれているわけです。  私は、あした林業の質問をするからというので林野庁の皆さん方に来ていただいて、そうしたら、私に、レク要旨というので、その資料で林業の現状と云々という長いこういう紙でいただきまし...全文を見る
○山田委員 私の資料を見ていただきたいと思います。資料の五を見ていただきたいと思います。  これは私がきのう一日かかって、林野庁の皆さん方につぶさに聞いてまとめ上げさせていただきました。林野庁もこの資料に大変協力していただいて、最終的につくらせていただきました。  この中に六...全文を見る
○山田委員 これからも続けていくということですか。
○山田委員 国会で道路の規格を云々するなんて聞いたことはないし、そこは大臣の責任ですし、副大臣の責任です。きちんとそれもできないで、そういう続けるか続けないかわからないような、このままでいけば続けざるを得ない。これは、十トントラック、十一トントラックがばんばん走る林道が林業家のた...全文を見る
○山田委員 既に、林野庁の皆さんと話してみても、二千円で簡易な作業道はできてきているということですから、僕はもっと、千円だと先ほども言いましたけれども、それでもできると思っていますが、仮に二千円でつくったとして、もう実際には、こう言っちゃなんですが、公共事業で土建屋さんだけを喜ば...全文を見る
○山田委員 安全性の担保ができないとか来年はもう崩れちゃうんだとか、ちょっとそういう言い方をされたような気がいたしますが、これは間違いじゃありませんか。安全性の確保といっても、路網がないために、いわゆる機械を入れられないがために、トラクターとかを入れられないがために、架線を張って...全文を見る
○山田委員 ありがとうございます。  私の資料六の二の方を見ていただけますか、損益計算書。緑資源機構は約二億五千万利益を出しています。立派なものですね、独立行政法人で。  ところが、これを見てください、経常収益の中で、分収林の収入というのは八千九百六万しかないんです。拡大造林...全文を見る
○山田委員 独立行政法人で、緑資源機構は道路をつくり、そして拡大造林をいまだに、いわゆる落葉樹をどんどん切り払っていって、針葉樹、もう価値がないと言われている針葉樹を植えていく拡大造林ですね。それを、前は公社造林とかいろいろ言っていましたが、もうみんな赤字で、各県はその赤字清算に...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのはそうじゃないので、この五百七十七億円は、ざっと林道整備に幾ら使われています、拡大造林に幾ら使われています、簡単に品目を幾ら幾らと言ってくださいと。人件費に幾ら使われております、あるいは農水省OBの役員報酬にこれだけの金が支払いされています、それだけ言...全文を見る
○山田委員 副大臣、今ずらずらと言いましたが、農用地とか林道整備とか、こういうこともやっていますよ、水源涵養何とかと言っていましたが、こういったこともやっていますよと言っていますが、こういったことは何も緑資源機構という独立行政法人、利益を上げている法人にわざわざ国が金を出してやる...全文を見る
○山田委員 こういう無駄な行政改革を、一生懸命安倍政権がやっていますと。渡辺さんは行政改革、改革と言いながら、今の政務官の答えですと、これをさらに拡大していきます、緑資源法人を続けていきますということで間違いありませんね。もう一回、確認。イエスかノーでいいですよ。
○山田委員 まあ、情けないということの一語に尽きますが、林道整備で百十二億だったと思いますが、出していると言いながら、この経常収益の中で、林道整備割賦譲渡収入で六十三億云々とあります。これを説明していただこうと思いますが、時間が来そうなのでもうやめましょう、これは。  では、い...全文を見る
○山田委員 私の資料七を見ていただきたい。  我々は林業予算の国費の中から、林業関連公益法人、これが全部で幾つあるのかな、五十ぐらいあるんじゃないですかね、ちょっと数えていないんですが。  大日本山林会から始まって、いわゆる林野弘済会、これは松岡大臣が献金してもらっているとこ...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのは、皆伐を野放しにしているが、それでいいのかと聞いているんだ。いいならいい、悪いなら悪いと、それを答えていただきたい。
○山田委員 適正に適正にって、何が適正なのかわからないじゃありませんか。  私が聞いているのは単純なんですよ。皆伐すると、当然のことながら、山がはげ山になって荒れてしまうんです。ヨーロッパでは皆伐を禁止しているところが多い。皆伐が仮になされたとしても、木が切り倒されたとしても、...全文を見る
○山田委員 具体的な説明を今できるというので求めているので、皆伐を禁止する気はあるのかないのか、あるいは伐採した後の植林を義務づける気があるのかないのか、その二つをイエスかノーで答えていただきたいと言っているだけです。それは答えられないんですか。
○山田委員 答えになっていないんですが、まあ、しようがない、これが松岡農政である。仕方がありませんね、これは。  それで、もう一つ言っておきたいんですが、流通コストなんです。  これが日本の場合には、私が資料を出しております、見ていただきたいんですが、資料四、「一般的な国産木...全文を見る
05月24日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○山田委員 先ほど田端先生が、感無量である、そういうお話をなさいました。また、私もこのカネミ油症に関してはいろいろな思いがよぎってまいります。  と申し上げますのも、今回に至るまで、田端先生とも、公明党の坂口先生とも、自民党の座長、河村建夫先生ともいろいろ話し合いをさせていただ...全文を見る
○山田委員 油症研究班にことし幾ら国から交付金がおりますか、研究費名目で。同時に、今まで累積幾ら研究班にお金がおりていますか、国から出されていますか、我々の税金で。
○山田委員 その調査研究費一億七千万、それはことしどのように使われるのか。詳しいことは要らないです。二項目で結構ですから答えてください、大きいところを。
○山田委員 一億七千万円のお金がそういう研究費にことしも使われる、患者には一円も行かない。その患者の検診に、そのうちからお金を幾ら使っていますか。
○山田委員 委員長、私は大臣か副大臣に答弁を求めておりまして、副大臣に答弁をさせてください。
○山田委員 では、何人にその検診をしたかと私きのう調べましたら、三百五十人、一人当たり二十万、きょう、検診を受けた方もおられると思いますが、二十万かけてことしも三百五十人の方に検診なさるそうです。どういう検診なのか聞いてみましたら、血液検査だと。あとの一億何千万かのお金は調査研究...全文を見る
○山田委員 色素沈着の数について答えてくださいと言っているわけです。それはわかっているはずで、答えられぬなら答えられないと言ってください。
○山田委員 色素沈着の数について研究していないはずはないはずなんです。これだけのお金かけているんだから。これ以上質問できない。
○山田委員 私が聞いているのは、黒い赤ちゃんを聞いているんじゃないんです。新生児の色素沈着の数を聞いているんです。  というのは、患者さんの皆さんに聞いてみますと、この診断、いわゆるカネミ油症の患者が、カネミ油症の認定にこれから入りますが、それについても、いかにその診断基準がい...全文を見る
○山田委員 いわゆる調査をやっているのか、やっていないのか。やっていないからわからないということなら、そのとおり答えてください。
○山田委員 そんな、基準もないような、明確でないような、そんなあいまいな答えで全く納得はできない。後日、この委員会において、理事会でそのことは明らかにしていただきたい。  委員長、いかがでしょう。
○山田委員 次、お聞きしたいんですが、それだけの研究費を、累積二十六億かけながら、厚労省がそれをさせているんだから、厚労省自体にお聞きしたいんですが、有効ないわゆる治験、治療薬、治療方法というのはあったんですか。もう時間がないので、一言で答えていただきたい。
○山田委員 患者の人たちは本当に苦しんでいますが、油症研究班の三十年の油症の歩みというんですか、油症三十年の歩みという中に有効な手だてというのが書いてあります。私が幾ら聞いても、有効な治療方法はない。  まず一つは絶食だと。これは、患者の皆さんから、私も十年前から聞いておりまし...全文を見る
○山田委員 答弁になっていない。  私が聞いているのは、そういうふうに、一九七七年、三十年前からダイオキシンだということがわかっていながら、二〇〇四年になってようやく診断基準も変え、そしてここで厚労省が認めた、この責任は国の責任である、なぜなのかと聞いているので、それを明らかに...全文を見る
○山田委員 その責任について聞いているんですよ。答えてください、時間がなくなるから、早く。
○山田委員 厚労省は責任はないということですか。ないならないで答えてください。
○山田委員 先ほど厚労省の部長が与党プロジェクトチームの意向を受けて云々ともっともらしく言いましたが、厚労省自体がこのざまで、国に責任が、厚労省に責任がありながらそれを放置してきて、ようやく仮払いだけは少しだけ何とかしましょう、こういう態度で本当にこのカネミ油症の問題というのは解...全文を見る
○山田委員 今患者は、認定を受けていない患者、私も患者とこの前お話ししたんですが、立岩満治さんという方は八人家族だったんです、おじいちゃん、おばあちゃん、御夫婦と子供四人。みんな同じような症状で苦しんだ。それで、御主人の立岩満治さんだけ油症患者と認定されて、奥さんは、まっこうと五...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのは、食中毒事件と今言ってくれましたが、食中毒患者としての扱いだったら、届け出があってそれに関連する症状があればすべて食中毒患者になるんでしょうと聞いているんです。イエスかノーで答えてください。
○山田委員 それでは、食中毒患者の場合、医師の診断書がなければならないんですか。行政上、食中毒患者として扱えないんですか。実際には扱っているんじゃないですか。
○山田委員 私は、副大臣は副大臣として務まらないんじゃないか、質問通告しているんですから、それぐらいのことはきちんとやっていただきたい。通例は、医師の診断がなくても、いわゆる関連する症状があれば食中毒患者として認められております。  次の質問に移ります。  私の資料を見てくだ...全文を見る
○山田委員 実際に、長崎県側も、犬塚さんの方で調べていただきましたが、どういう措置をしたか、資料不明だし、私の方も玉之浦町そして奈留島の皆さん方にお聞きした限りでは、具体的な回収も、そして実際に周知徹底もなされていない。厚生省も記者会見でそういうことを発表した事実もない。国民の健...全文を見る
○山田委員 PCBであるという原因は、アスベストも石綿であるということで、同じである。原因企業が、アスベストの場合には特定していないと言っていますが、カネミ倉庫の場合には、同じような、人体に危害を加えるものをつくったのは、鐘淵化学、カネカ、そして、私もこの資料の中に提出しておりま...全文を見る
○山田委員 設備だけで千七百億とか今聞いたようですが、では、運営費用は出さないんですか。運営費用も含めて、トータルで我々の税金が幾らその企業のために使われていくんでしょうか。本来、企業が焼却すべきじゃなかったんでしょうか。
○山田委員 たしか五年かそれくらい、もっと前だったか、私が自由党時代にこの問題の審議をしたことがありますが、そのときに、たしか三千億ぐらい国の出費が見込まれておったと私の記憶にあります。それが四千億になったのか、幾らなのか、わかりません。製造者責任でもって、有害物質ですから、企業...全文を見る
○山田委員 時間も参ってしまいました。本当はゆっくり時間をかけて聞きたいと思ったんですが、残念ではありますが、一つ最後に、この法案をきょう皆さんで可決するに当たって、議連をつくっていただきました、それこそ、自民党から、公明党、民主党、社民党、共産党と。その中で、本当にこれは国に責...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第29号
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○山田委員 きょうは銃砲等の所持についての集中審議なんですが、私の方で実はパチンコの問題をお聞きしたい、そう思っております。  皆様方にお配りしました資料がございます。見ていただければと思いますが、今パチンコ業界は大変な状況でございまして、資料一、「東北最大チェーンのダイエーが...全文を見る
○山田委員 それは全く違うのではないですか。何でことしになってこれだけの件数が急激にふえたのか。これは、私の資料一を見ていただきたい。いいですか、後半です。パチスロ五号機の先行導入に伴い借入金が増加、さらに、ことし六月末までの五号機入れかえを控えて、取引金融機関、リース会社、ノン...全文を見る
○山田委員 何のために施行規則を変えたのか、端的に答えていただきたい。
○山田委員 大臣、私の質問に端的に答えていただきたい、時間がないので。原稿を読み上げないで、大臣の思うところを答えていただきたい、レクは受けているはずだから。  それで、私が聞きたいのは、今言った、射幸心をそそるおそれがあるから、ここで、風営法を受けた施行規則を公安委員会で変え...全文を見る
○山田委員 大臣、施行規則を読まれたと思うけれども、施行規則の中には、出玉を例えば一分間に何発とか、そういう細かい規則がある。そういう細かい規則の中で、今までパチスロ機にしても認められてきておった。いわゆる公安委員会がそれを認可してきた、認めてきておった。それが、違法、著しく射幸...全文を見る
○山田委員 パチンコの問題というのは、十六年に限らず、もう十年、それ以上も前から、いわゆる熱中してサラ金に走ったり、破産したり、それはいろいろな問題があって、私も弁護士をやっているから、それによって倒産、破産した者の弁護をしたこともある。そういった中で、急にここに来て、今までは保...全文を見る
○山田委員 法制局長官としては歯切れの悪い答弁ですが、直接には当たらない、間接には当たる、そうとっていいのではないか。  いずれにしても、不適切であるということは、だれしもが法律家であったら考えることで、いや、法律家でなくたって考えることなので、ここは本来ならば、パチンコ行政に...全文を見る
○山田委員 法制局長官にお聞きしたい。  こういう従来の施行規則そのものに射幸心をそそるものがあったから、施行規則を変えた。そうすると、従来の施行規則は、いわゆる違法とまで言わなくても適正ではなかった。これによって、多くの者が倒産その他の大変な損害を受けた。  ということにな...全文を見る
○山田委員 いずれにしても、きょう大臣の方で、これまで落ちこぼしもあったとか、これまでの機械が射幸心をそそる問題があったとかということであったら、当然、これから国賠法の問題に移ってくるんじゃないかと思われます。  時間がなくなってまいりましたが、もっと大事な、いわゆるパチンコ、...全文を見る
○山田委員 きのう法制局から見えた方に、三店方式というのをるる説明いたしました。資料も渡しました。その上で、十分、一日の余裕もあるわけだから、憲法解釈から法の解釈をやるのは法制局の立場ですから、法制局として、風営法二十三条に言う景品の買い取りに今の三店方式は当たるのか当たらないの...全文を見る
○山田委員 きょうはちょっと質問時間がないので、端的に、最後に私からお話をするにとどめたいと思いますが、資料六を見ていただきたいと思います。  現在、いわゆる景品取引が、ああいう三店方式という、景品を買ってそれを現金にかえていくというような複雑な仕組みであるがために、強盗の犯罪...全文を見る
○山田委員 終わります。
06月18日第166回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○山田委員 きょうは外務大臣も来ていただいております。  実は、今度の参議院選挙、まことにどうなるかわかりませんが、もし安倍政権がどうなったかとなると、ポスト安倍の、後を担当されるやもしれない麻生外務大臣に、今何やらメモを読んでおられますが、外務大臣というより、将来、ポスト安倍...全文を見る
○山田委員 それでは副大臣、ほかの機材に対する助成とかその他において、では沖縄本島じゃなく沖縄の離島、日本のほかの離島も含めてですが、それに対して同じような、あるいは、沖縄の離島は沖縄本島よりも燃料代については高くしているから、それよりも便宜を図っているという事実がほかの助成策で...全文を見る
○山田委員 私が調べていろいろ勉強させていただいた中には全くない。それでいて、同じ沖縄県でありながら、沖縄の本島と我々が視察に行った南大東島、そこの航空機の燃料軽減が半分、倍違う。これはおかしい。これについて麻生外務大臣、これは担当とは違いますが、将来、日本を担う総理大臣ともなろ...全文を見る
○山田委員 それでは、沖縄担当大臣、感想で結構ですが、今お話をずっと聞いておられたと思いますが、おかしいと思いませんか。
○山田委員 この件については、国交省の担当副大臣がお見えでございますが、いわゆる沖縄の離島だけでなく、全国の離島においては、航空運賃の燃料については、それは大変今困っております。非常に高い運賃で、そういう意味では、沖縄本島だけ二分の一にして、ほかのところを四分の三にするというのは...全文を見る
○山田委員 今、沖縄から羽田に着く分の着陸料等々については六分の一にしているということですが、むしろ逆に、石垣島から直接羽田に来るときの着陸料、それについても同様と考えていいんですか。
○山田委員 沖縄本島と沖縄の離島、それについては、先ほどの航空機燃料減税については差別がされておった。ところが、着陸料については同じだと明快に答えていただきましたのでそれで結構なんですが、離島にとっては、これから先も非常に航空運賃というのは大事です。  例えば、私が今住んでいる...全文を見る
○山田委員 この離島路線の助成の問題で、いわゆる損失率でその損失をカバーするという考え方のようですが、例えば、全日空とか大きいところが、福岡—対馬、福岡—五島とか、あるいは沖縄とか、そういうところを飛んでいるわけです。そういった場合に、全体の損失で助成ということは無理だと思うんで...全文を見る
○山田委員 そうしていただければ大変ありがたいと思いますが、何としても離島航路を下げる、何とか使いやすいように、運賃を上げずに今のまま、もしくは下げたいとすれば、もう一つは機体に対する助成なんですね。これは離島振興法の中でも随分やってきて、九割まで助成できるということにはなってお...全文を見る
○山田委員 沖縄だけ違えるのは当然じゃないかというのはどういう意味ですか、沖縄の離島だけ違えて当然だというのは。
○山田委員 きょうは航空局長もいらしていますか。監理部長ですか。では、監理部長にお答えいただきたいんですが、確かに、今申し上げました沖縄の離島と本島の差、いろいろな問題も大変なんですが、同時に、全国の離島において、すぐ隣の奄美大島についても、離島にとっては同じような問題を抱えてい...全文を見る
○山田委員 総合的に、総合的にと先ほどから言っているんですが、総合的な離島への助成策を四つ、五つあるのを全部僕は述べていっているので、何も総合的にという枠の中で答えてくれと言っているわけじゃないんです、これは。  だから、機体の助成にしても燃料代の助成にしても差がある、離島間で...全文を見る
○山田委員 どうもはっきりお答え願えないんですが、それは立場もあろうし、ただ、この問題は大変大事なので、この委員会で明らかにしておきますが、ひとつぜひ今後検討していただきたい、そう思います。  次に、実は離島の問題で、沖縄とは違うんですが、今回、この十一月から、全日空さんが対馬...全文を見る
○山田委員 そのことで私が聞いても、担当官が、いわゆる民間がやることで、規制緩和をしたんだから国が関与するところではありません、そう言っておられて、副大臣、そうでしょうか。  結構です、時間がないので私から申し上げますが、ところが、航空法百十二条、これは副大臣、よく聞いていただ...全文を見る
○山田委員 副大臣、公共の利益を阻害しているという事実はその他の場合であって、利用者の利便というのは、いわゆる本文の中に入っているわけです。  そういう意味では、利用者の利便が、今、多いときは七便飛ばしているんですが、私に全日空からの説明ですと、六から七便を四便にしたいというお...全文を見る
○山田委員 副大臣は離島の事情は余りよく御存じないかと思いますが、きょうは宮腰理事も御出席、宮腰理事は離島のことをよく御承知で、よく御存じだと思いますが、規制緩和されたとは言えない。むしろ指定航路でがんじがらめにされているのが離島航路です。ここは、当然のことながら、これから検討課...全文を見る
○山田委員 はい、あと三十秒だけ。  そういうことで、伊是名村の村長さんは、それこそいわゆる三役の給与を二〇%カットし、さらに退職者十名、これをそのまま補充せず、職員の手当も一三%カット、みずからやっていて、それで何とか離島の活性化を図っている、頑張っている、やっていけるという...全文を見る
10月31日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○山田委員 このC型肝炎については、いわゆるフィブリノゲン、血液製剤が原因と今されておりますが、それが一番使われたころの三十年前にさかのぼってきょうは質疑させていただきたい、そう思っております。  一般的に、医薬品の承認というのは通常どれくらいかかるものでしょうか。局長でも結構...全文を見る
○山田委員 手元にお配りした私の資料一と書いた部分、この中の六ページを見ていただきたいんですが、上の方に、これは一九八七年四月十五日、厚生省の担当者のメモです。これは公開されておりますし、裁判でも出された書類です。  この中に、「加熱製剤の承認申請」、それまで非加熱製剤でどんど...全文を見る
○山田委員 委員長、私の質問はいつも大臣が基本でして、大臣が答えられないときにいわゆる局長とかそういった方にお願いすることにしていますので、質問は私の権限ですから、それはぜひ御承知いただきたいと思います。
○山田委員 それで、資料の同じく七ページを見ていただけますか。この七ページの中にいろいろ書いています。この血液製剤フィブリノゲンについては、「FDAでアウトになっている」ここに書いていますね。アメリカでは、これはもう十年前から使われていない、当時、一九七七年から使われていない。こ...全文を見る
○山田委員 十日間で、異例、いわゆる一年から二年かかる新薬の承認をやってしまった。  ところが、資料三、十ページを見ていただきたいんですが、その下の方ですけれども、当時、四月十五日、申請がおりたのが四月三十日ですが、加熱処理製品を使って肝炎発生があったときにどうするか。厚労省自...全文を見る
○山田委員 委員長、ちょっと待ってください。委員長の指揮に問題あり。私は、最初から申し上げたように、大臣に質問する。
○山田委員 いや、事実関係についても、大臣に僕は質問を投げております。そして、これは事実関係ではなく、今、大臣、そのことについてどう思うかということであって。
○山田委員 私が提出している資料四、十一ページを見てくれますか。  これは、厚生省の薬務局安全課の牧野さんのところに行ってのメモですね。日付も入っております。四月の十五日でしたかね。その中で、牧野さんがミドリ十字の人に対してこんなことを言っていますね。「理論武装の用意が必要と考...全文を見る
○山田委員 これは、まさに薬害エイズの発生した直後というか、その後のことなので、一九八七年ですから、まさに同じ血液製剤で、同じような隠ぺい工作をやっていたんだと思われます。  ところで、本当に十日間で、申請したその資料、加熱型のフィブリノゲンが実際に有効だったのか、有効というか...全文を見る
○山田委員 客観的事実としてそれは認めるということは、厚労省の責任を認めるということですか。一言でお答えくださいね。
○山田委員 これはどう考えても、非加熱製剤を加熱すればいいんだろうと、たった十日間でやってしまって、そして、それを多くの人にばらまいていったわけで、ばらまいてというか、それが加熱製剤なら大丈夫ということで、多くの方が使われていったわけです。それこそ何十万人という単位の方がこれを使...全文を見る
○山田委員 これは恐らく大変な問題だと思うんですが、大臣は、この前、菅さんの質問に対して、たしか、非常にこの問題の追及については厳しいことを述べておりますね。  平成十四年八月当時に被害者を特定して告知していれば、適切な治療を受けて、病気の悪化を防ぎ得た者が含まれていた可能性が...全文を見る
○山田委員 先ほどの棒グラフでも見てわかりますとおり、四百十八名のうち二百四名の方がこの非加熱から加熱製剤になって感染しているんです。そのほかにも、この四百十八名のほかでも大変な数の方がいて、そして、それこそ死者も出ているかもしれない。これだけは事実です。  もう一度お聞きした...全文を見る
○山田委員 約一万人じゃなく、前回は大臣がはっきり一万五百九十四人に感染と言っている。局長、もう局長は答弁しなくてよろしい。  一つ、この発生率の根拠はどういうことで出されたのか。
○山田委員 ミドリ十字にそれを頼んで、いわゆる加害企業にそれを頼んで、感染率を出させた。その感染率が三・七%、使用者に掛けると推定で一万五百九十四人だ、そういう説明だと思いますが、私がきょう提出しております資料五を見ていただきたい。これは、一番最初、青森の集団発生で、副作用情報室...全文を見る
○山田委員 さらに隠ぺい体質について、では、つけ加えて申しておきますが、このメモの中に、マスコミに対しては十分注意しなきゃいけないとか、フィブリノゲン関係者の窓口は必ず一人に絞ること……
○山田委員 それでは、資料をちょっと、私の持ち時間もなくなると思うので、この中を見てもらえばよくわかりますが、この厚労省のメモの中に、いわゆるマスコミ関係には口を余り開いちゃいけないとか、注意することとか、あるいは、厚労省とミドリ十字がそれぞれ担当者を一人ずつに決めようじゃないか...全文を見る
○山田委員 組織改革、いわゆるプロジェクトチームをつくったり組織改革をやるといっても、エイズのときにあれほどやって、その後の生物製剤課長ですよ、このフィブリノゲンは。有罪になった課長の後の生物製剤課長が、このフィブリノゲン製剤をつくって、その後、このメモで見られるように大変な隠ぺ...全文を見る
○山田委員 大臣、テレビでもいろいろなところでそういうお話をしているようですが、言うはやすい。格好いいことを幾ら言っても、実行しなきゃいけない。その実行が何かということなんです。  今大臣もお認めになったように、今カルテがないとかなんとか、二十年前の話、三十年前の話ですから、そ...全文を見る
○山田委員 それでは、大臣、新聞紙上に厚生労働大臣舛添要一としてそれを出して、そして多くの患者の方に呼びかけて、そこの病院でかつて治療された方は必ず検診を受けてくださいと。  そして同時に、厚生労働省そのものも、大臣が本当に、口先だけじゃなく、やる気があったら、相談窓口を使って...全文を見る
○山田委員 しつこいようですが、医療機関七千四を新聞で広告して、広く国民に、三十万人の国民に呼びかけるということは実現していただけますね。
○山田委員 それでは、大臣、もう一つ。  先般、薬事法の中で制限があって、医療機関、病院とか、そういうところに対して、カルテを捜して、そして患者を特定するよう要請することはできないようなことを言っていましたね。そうでもないですか。この前の大臣の答弁では、立法によって解決してもら...全文を見る
○山田委員 先般の議論の中で大臣が、立法措置をとってもらわなきゃ大臣としては具体的な措置ができないんだということを言っているので、私もいろいろ調べさせていただきました。先般ミーティングをやっていますと、厚労省の課長がやってきて、薬事法ではそういうことはできませんと、大変偉そうに申...全文を見る
○山田委員 役所の担当課長は、偉そうに、そういうことはできないと言ったんですが、法律によれば、薬事法の第六十九条、厚生労働大臣は、「薬局開設者、病院、診療所」に対して、「厚生労働省令で定めるところにより必要な報告をさせ、又は当該職員に、薬局、病院、診療所、」「工場、店舗、」等々に...全文を見る
○山田委員 条文に明らかに書いていて、読まないという見解があるわけですか。私も弁護士だし、それこそこの条文を一生懸命調べましたよ。ほかの弁護士仲間にもいろいろお聞きしました。  では、もう一つ条文を言いましょう。副作用の報告、第七十七条の四の二です。  薬局開設者とか病院とか...全文を見る
○山田委員 大臣、この七十七条、後でよく確認して読んでください。厚生労働大臣に報告しなければならないと書いてあるのであって、ミドリ十字に報告しなければならないとは書いていないんですよ。  この前も厚労省の方は、製剤メーカー旧ミドリ十字に対して、いわゆる感染者、ミドリ十字が副作用...全文を見る
○山田委員 では、最後に一言だけ。  旧ミドリ十字に、加害企業に対して、相変わらず大臣はそこを通してやりたいと言っていますから、大臣が、いかにテレビで、新聞で立派なことを語っても、本音は、やはり旧ミドリ十字と一緒になって、これについての本質を一刻も早くやろうとしていないというこ...全文を見る
12月06日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○衆議院議員(山田正彦君) ただいま議題となりました厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明申し上げます。  修正の要旨は、第一に、国は、特例納付保険料相当額を負担したときは、その負担した金額の限度において、事業主...全文を見る
12月07日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○山田委員 最初に、これは局長でも結構ですが、四百十八名のリストについて今どうなっているか。その調査の結果というんですか、患者に特定してそれを知らせるという作業だと思うんですが、その中で、既に死者が五十一名、治療中の方が三十八名、治療済みが十八名というデータが報告されております。...全文を見る
○山田委員 ちょっと解せないんですが、これは当然のことながら厚生労働省が直接調査に当たっているんでしょうね、医療機関に対して。
○山田委員 この四百十八名の調査についてもメーカー経由でやっている。ところが、薬事法を読んでみても、厚労省は直接医療機関に対して、六十九条、七十七条からしても、立ち入りしていって調査することができるようになっている。何でメーカーを通じてこの大事な四百十八名の調査をしなければいけな...全文を見る
○山田委員 局長、間違っている。  大臣、よく聞いていただきたい。  この薬事法六十九条にしたって、危害の発生をできるだけ防止するため、その規定であって、そのためにこれは医療機関に対して調査、立ち入り、帳簿の閲覧、質問その他できるようになっている。いわゆる薬害、そういったもの...全文を見る
○山田委員 今、その実態調査、この前の山井さんの質問に対しても、二〇〇二年八月当時の状況を再現して、それから、どういう状況にまで、死に至ったか、あるいは重篤な状態になったか、それもきちんと調べたい、大臣そう言われましたよね。それについては、今、直接医療機関に対して委員会をつくって...全文を見る
○山田委員 調査票を検討しているというので、その調査票の項目、それだけでも僕は資料要求して、きのうずっと遅くまで待っていました。ところが、夜遅くなっても、十時過ぎても十一時過ぎても持ってこない。これはどういうことか。
○山田委員 調査票で隠さなきゃいけないことというのは何もないと思うんだけれども。  その調査票は、直接医療機関に送るのか、わかっている患者に送るのか、それともメーカーを通じて送るのか、どちらですか。
○山田委員 大臣、大臣は先ほど、その実態調査は直接医療機関なり患者にやると言われませんでしたか。そういう答弁じゃなかったですか。  今、メーカーを通じてもう一回実態調査をやると言っているんですよ。いいですか、この前の記者会見のとき、被害者、原告団と一緒に記者会見のときに、メーカ...全文を見る
○山田委員 大臣、冷静に考えていただきたい。  既に四百十八名のうち三百人近い人については住所も氏名もすべてわかっている。それをもう一回さかのぼって、メーカーから医療機関に、患者に、患者から医療機関にというそんなことではなく、あれだけの調査委員のメンバーも決まったんだったら、厚...全文を見る
○山田委員 お医者さんにアクセスすることは、それはそれで意味があるとしたって、本人にもお医者さんにも直接厚労省が連絡するということは当然であって、舛添大臣が、加害者であって一番責任があるのはメーカーだと。何でその加害者であるメーカーを使わなきゃいけないんですか、相変わらず。癒着と...全文を見る
○山田委員 大臣、こういうので時間をそんなにとらせたくないんで、いいですか、私がきょう示している資料の四—二を見ていただきたいんですが、これは、がんがんがんがん私どもが言って、七千の医療機関に対して国が直接調査用紙を送付しているんです。  いいですか、この四百十八名の実態調査に...全文を見る
○山田委員 情けない話ですが、今言った、では、なぜ法的責任はないのか。これは、大臣でもいいし、局長でもいい、あるいは調査チームの責任者、事務方をきょう呼んでいるはずですから、その方でもいい。お答えいただきたい。
○山田委員 いいですか、そのプロジェクトチームの責任者の方に申し上げますが、私も法律家だ。薬事法一条をよく読んでもらいたい。これは物に対して書いているんじゃない。この「目的」は「保健衛生の向上を図ることを目的とする。」と書いている。これは人に対してなんですよ、当然のことながら。人...全文を見る
○山田委員 大臣、よく聞いていただきたい。大臣が選んだ弁護士さんがそのような見解を述べたらしい。本当に述べたんですかと僕は聞いた。弁護士であったらそんなことを言うはずがない、私はそう思っています。  もう一つ。いいですか、法的責任がないという理由の中に有識者会議のことが書かれて...全文を見る
○山田委員 齋藤医師が発言しているじゃないか。それに対して杉村座長が、そうだねと言っているじゃないか。  もうそれについてそれ以上聞かなくてもいい。大臣の所信だけ、そういうことに対してお聞きすればいいと思っています。
○山田委員 大臣は、つい二、三日前の記者会見で、この問題は薬害であると、謝罪しておられますね。企業が一番悪い、それでも、国も悪いというか、謝罪しています。ということは、やはり国も責任があるということをお認めになっているということでいいわけですね。いかがでしょう。
○山田委員 そのスタンスというのは評価したいと思っておりますが、薬害である、いわゆるエイズのときと同じように。ということは、まさに国が加害者である、大臣、そう考えてよろしいですか。
○山田委員 前回の質問で私は、加熱製剤を十日間で、普通なら二年かそこらかかる承認をたった十日でやってしまった、それでさらに被害が拡大してしまった。そのとき、厚労省の担当者のメモに、これはFDA、アメリカでは使用禁止に既になっているし、有効性にも疑問があると。いわゆる、それなりに厚...全文を見る
○山田委員 いや、FDAのことについては、前回、私は証拠で出しておりますし、FDA自身は一九七七年に既に禁止していますね。だから、あの加熱製剤を十日間で承認するときの担当者のメモの中に、FDAにおいてもこれは禁止されているし、有効性にも疑問がある、それでも十日間でやってしまえとい...全文を見る
○山田委員 薬事法についてどうかと聞かれたら、弁護士は薬事法についての直接の規定はありませんねというぐらい言ったかもしれません。しかし、法的責任というのは、私も弁護士ですから、薬事法だけじゃないんです。業務上過失致死、過失致傷というのは刑法なんです。私は薬事法の観点からも作為義務...全文を見る
○山田委員 広く救済したいということのようですが、それで、大臣のお気持ちは私もわかります。しかしながら、実際に我々は何度も厚労省の役人と接していて、大臣はそんなことを言ったんですか、我々は知りませんよと。これは、本当に愕然とするようなことが多々あるわけです。そういう意味では、大臣...全文を見る
○山田委員 ごめんなさい。この真ん中の薄い方が救われる部分で、濃い方が救われない部分です。そう見てください。  もう一枚、今度は資料五を見てください。今の資料四は四百十八名のリストをグラフにしたものです。これはその比較ですね。ところが、資料五の方は……
○山田委員 失礼いたしました。  この五—二は、全国の原告のこれをやはりグラフにしたものです。そうすると、これはほとんど一致するんです。東京地裁で救われる人が約三分の二です、薬害患者の。救われない人が三分の一です、これでいきますと。それを、大臣がお述べのように、僕はもう一回十月...全文を見る
○山田委員 今の大臣の言葉に大変私もありがたく明るいものを感じております。  念のために、たまたま、私も弁護団あるいは患者の方々からは、すべてを救済したい、私たちがその分だけ金額が減っても結構ですよというのは聞いていましたが、毎日新聞を見てみましたら、資料六です、「薬害肝炎補償...全文を見る
○山田委員 時間が来ましたので。  大臣の今のお言葉、本当に早く新聞広告を出す、そして私の方で資料でつけさせていただきましたが、各医療機関に対して直接厚労省からアンケート調査をやっております、これについて、返ってきているはずだから、その中身を私の方にきょう資料提供してほしいと申...全文を見る