山田正彦

やまだまさひこ



当選回数回

山田正彦の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第171回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○山田委員 民主党の山田正彦です。  先ほど細川委員から法務と検察のいわゆる不見識な発言についてお話がありましたが、そのことについてちょっとお聞きしたいと思っております。  刑事局長、お答えいただければと思うんですが、私も、法務省は課長以上は検察官、いわゆる検事さんだというふ...全文を見る
○山田委員 これは、国会でもって、刑事局長に時々、事件のことについて、個別の案件について聞くことはある。しかし、なぜ聞くかというと、刑事局長が検察側と捜査の内容を共有している、よく知っているから聞くのであって、刑事局長と検察との間にはいろいろな捜査についての情報の交換は十分なされ...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのは、指揮している、指揮していないの問題じゃない。刑事局長と検察庁との間に、事件について当然打ち合わせはなされているんじゃないかと。なされていなかったのか、今回のいわゆる政治資金規正法違反事件については。全く打ち合わされていなかったのかどうか、それをはっ...全文を見る
○山田委員 どの時期に検察庁から受けたかどうかは別としても、事件について、今回の政治資金規正法違反の小沢事務所に対する捜査についても、検察側からその事件についての報告というか連絡というか、そういうことがあったことは、その時期、その内容については明らかにできないのはわかりますが、あ...全文を見る
○山田委員 大臣、刑事局長は大臣の部下であると。刑事局長そのものに検察の方から今回の捜査についても話はあっていると。  そうしたら、部下が上司にそのことを報告するのは当然ですね。大臣も報告を受けた、いかがですか。
○山田委員 直前まで知らなかったと言われましたね。では、直前に報告は受けたんでしょう。うそを言っては困りますよ。
○山田委員 いつの時点で、どのように受けましたか。
○山田委員 どうも信じがたい話ですね。まあいいでしょう。いずれにしても、これが真実だとは思えない。(発言する者あり)
○山田委員 私にとっては信じがたい話だと言っているんだ。  それで、大臣としては、そのことを官邸に報告はしなかったのですか。
○山田委員 大臣からは、あるいは検察庁からは、官邸に事前にこれだけの案件が全く相談なされなかった、報告なされなかったと。それで、大臣、今はっきりそう明確に答弁されていいんですか。後日それが明らかになったときはどうされますか。
○山田委員 私の持ち時間は少なくて、きょうはほかのことを聞こうと思って準備しておったんですが、続けてやりましょう。  もう一つは、新聞、捜査上に、いろいろなことが載っていますが、特に漆間氏の発言、自民党には及ばないと。これは、各紙、自民党は絶対捜査が行くことはないと。漆間官房副...全文を見る
○山田委員 刑事局長はないかもしれない。しかし、だれかが言わなければ漆間さんがあんなことを言うはずはないでしょう。各紙がすべて書いたことを、それは証拠がないとかという、これは民主国家じゃない。  そのことでもう一つ。  これは一つのリーク。いろいろなことが、先ほど細川委員が言...全文を見る
○山田委員 私が聞いているのは、そのような新聞等で報道されているのは捜査機関しか知り得ない事実じゃないか、それについて刑事局長として認められるか認められないかということを聞いているんだ。認められないというのなら認められないと答えていただきたい。
○山田委員 我々、一般に考えて、検察庁がリークしているんじゃないか、いわゆる捜査機関がリークしているんじゃないか、いろいろな事実について。そのリークの内容によっては重大な影響、予断を与える。  今度の裁判員制度、これについて、国民が裁判に参加する、そのときに、あらぬいろいろなリ...全文を見る
○山田委員 いろいろな報道がなされているからコメントを避けるということを聞いているんじゃない。こういうあり方について法務大臣としてどういうお考えかと聞いている。
○山田委員 法務大臣としての責任ある答弁とは思えない。  しかしながら、もう一つ僕は聞いておきたいことがある。今、西松側のいろいろなことがいろいろ問題になっております。そうすると、私も弁護士をやってきた、刑事事件も何回も弁護した、その中で、やはり調書をとるときに、相手方、例えば...全文を見る
○山田委員 我々民主党は、可視化法案を参議院で多数決で通した。これからいよいよ衆議院でその法案を通さなきゃいけないと思っているんですが、刑事局長としては、この可視化法案には疑問がある、反対である、そう考えて……(発言する者あり)廃案になっているんだが、この可視化法案に対しては刑事...全文を見る
○山田委員 先ほど、疑問はあるというようなことを言っておられたので、そのほかに、適正にという話をるるされておったから、いわゆる可視化法案に刑事局長は賛成じゃないということはよく私としては理解したつもりです。  きょう本当に聞きたかったことを最後に聞いておきたいと思っております。...全文を見る
○山田委員 国としては一切責任はないし、これからもこの問題はそのままにしておく、そういう趣旨なのかどうか、明確に答えていただきたい。
○山田委員 答えになっていない。それは判決を読み上げただけじゃないですか。法務大臣としての見解を最後に聞いているのです。
○山田委員 終わります。
04月22日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○山田委員 私はきょう、無担保無保証の、中小企業に対する緊急融資、これについて、セーフティーネットについて質問させていただきたいと思っております。  実は私は、今でもちょっと、法律事務所で弁護士として実務の方も時々やらせていただいておりますが、先般、まだ二週間にもならないんです...全文を見る
○山田委員 私もいろいろ調べてみました。そうしますと、これまでの旧債について、保証協会は八〇%保証して、銀行が二〇%プロパーで出しておった。ところが、今回の保証は国が九六%ですよね。私もいろいろな事業を前からやっていたので、保証協会も何度も通わせていただいたんですが、保証料を前払...全文を見る
○山田委員 それはわかってはいるんですが、今私が言っているように、保証協会みずからも、どんどんこれから代弁していくときに、かつてのいわゆる二〇%自己負担部分のそれを、損失を免れようとしているところは、私はあり得ると思っていますので、しっかり監督してほしい。それは、いわゆる中小企業...全文を見る
○山田委員 質問通告しておったんですが、私が配りました資料一、去年の十月一日から十二月三十一日までに二百十三件、これは金融庁の金融円滑化ホットラインに寄せられていますね。融資を断られたり、いろいろな苦情があります。これが去年の十二月三十一日までです。それ以降、ことしになってから、...全文を見る
○山田委員 私、金融庁はけしからぬと思うのが一つあるんですが、中小企業庁は、ことしの二月二十四日、金融庁監督局長に対して、緊急保証制度についてのいわゆる旧債振りかえ、こういったことをなさないようにという通知を出しているんですね。同じような通知を金融庁監督局長の方から、いいですか、...全文を見る
○山田委員 二十五日に出している通達が、僕が今読み上げたように、旧債振りかえについては一切触れていないじゃないですか。どうですか。
○山田委員 この二枚セットの二枚目のものを私は持っていますが、ここに旧債振りかえというのはないじゃないですか。ありますか。まあいいでしょう、それは。副大臣をいじめるつもりはありませんので。ただ、金融監督当局である金融庁は、その辺をもう少ししっかりしてもらわなきゃいけない。  例...全文を見る
○山田委員 今回、滞納があるからとか、一回、二回ぐらいの滞納はどうしたってこういう時期だから出てくるので、そういう場合にも、せっかくいい制度をやったんだから、積極的に条件変更に応じるような指導をもう一回していただけるとありがたい。これは、口頭でもいいけれども。そうすると中小企業は...全文を見る
○山田委員 ということは、前回のときは特別だった。今回のときのやはり無担保無保証の緊急融資、これは規模は同じ。前回のときは二十九兆で、十年たって事故率は八%だった、国が傷んだのはわずか二兆三千億だ。とらえ方もあるかもしれませんが、これは一年に直したら二千三百億ぐらいなものだ、それ...全文を見る
○山田委員 言葉じゃなく、金融担当副大臣も中小企業担当副大臣も、皆さんそろっておりますが、ここは、みんなが本当に真剣にここのところの不況対策は考えないかぬ。かけ声だけで、百年に一回の大不況だから経済危機対策として五十七兆円事業費かけますと。それならば、今回、前と同じ二兆三千億の損...全文を見る
○山田委員 時間になったんですが、きょうは農水副大臣にわざわざ来ていただいておりまして、最後に一つ、一問だけさせていただきたいと思います。  これはもう副大臣御承知のように、農業者、漁業者は今非常に深刻です。その中で、今回中小企業はそういう無担保無保証の緊急融資があるけれども、...全文を見る
11月12日第173回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○山田副大臣 農林水産副大臣を拝命いたしました山田正彦です。  赤松大臣を補佐して、私、そして郡司副大臣、佐々木政務官、舟山政務官、一緒に、農林水産政策全般にわたって一生懸命頑張らせていただきたいと思っております。委員長、また委員の皆様方、どうかひとつよろしくお願い申し上げます...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○副大臣(山田正彦君) この度、農水副大臣に拝命を受けました山田正彦です。  赤松大臣を補佐して、郡司副大臣、佐々木政務官、舟山政務官と一緒に農政のために一生懸命頑張らさせていただきたいと思っておりますので、委員長を始め各委員の皆様方に大変いろいろ御指導、御鞭撻のほどよろしくお...全文を見る
11月17日第173回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○山田副大臣 宮腰委員がおっしゃっているように、年々主食米の需要は減ってきております。そんな中で、私ども、この米のいわゆる所得補償をするに当たって、やはり一番大事なことは、過剰な生産を避けなければいけないということを考えました。そんな中で、いわゆる米の生産数量目標、それに参加して...全文を見る
○山田副大臣 私ども、戸別所得補償を考える際に、できるだけシンプルに、簡便に、複雑な申請手続をせずに、そして即受けられるようなという、簡便な方式を考えました。したがって、単価も、地域によって生産コストは違います。しかし、それながら全国一律という形でとらえさせていただきましたが、同...全文を見る
○山田副大臣 確かに宮崎も、九州は畜産の盛んなところでして、私も畜産をやっておりましたから、ALICがなくなってマル緊制度とか子牛の価格安定制度等々がなくなったら、大変なことになります。  我々、ことしは米のモデル事業をやっておりますが、来年度、今まである肉牛とか子牛業とか養豚...全文を見る
○山田副大臣 今、舟山さんが担当しておりますが、舟山さんと相談して、場合によっては私が行きましょう、大臣の了解を得て。
○山田副大臣 確かに、私は講演したときに、これは社会保障政策ではないんだ、いわゆる産業政策であるというお話をしたと思うんです。農業とか漁業とか畜産がいわゆる自立してこの日本の中で産業として確立するためには、欧米諸国並みに所得補償が必要である、そういう話をしたので、私自身がWTOや...全文を見る
○山田副大臣 農業は今、六十五歳以上のお年寄りで六一%を占めている、非常に危機的状況にあると私どもは考えておりまして、本当にこの日本の食料自給率、食料供給、これは、どうしても必要最小限度六〇%は国際的なこれからの食料危機を考えると必要だと私は考えておりますが、そこに至るまでの農業...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○山田副大臣 福島委員から大変大事な御質問でございます。  この新しい食料・農業・農村基本計画については、私ども政権交代したら、既に何回か企画部会が開かれて検討されておりました。そんな中で、まず、今までの、かつての自公政権の中での企画部会委員じゃないか、これを入れかえてもう一度...全文を見る
○山田副大臣 確かに、今度の戸別所得補償のモデル事業の中において、米を定額所得補償しようということにしておりますね。その中で、自給率向上事業で麦、大豆とかそういったものにかなり重きを置いたんですが、これまでの産地づくり交付金で、玉木委員のところにあるようにブロッコリーとかそういっ...全文を見る
○山田副大臣 森本委員の地元に、先般、食と農の再生会議の際に行って、田原市長さんからも、ビニールハウスが壊れている、いろいろな状況、いろいろお話をお聞きいたしました。  本当に大変な災害で毎年どこかでこういう状況になっているわけですが、そういった場合に備えまして、我々は今、大き...全文を見る
○山田副大臣 確かに、今、六十五歳以上の高齢者が日本の農業の六一%を担っているという非常に大変な高齢化。そんな中で、こういう災害を契機に、もう農業をやめようかと、今、森本委員指摘のように、森本委員の地元でも、各地でそういうことがよく聞かれるわけです。  自給率がどんどん下がって...全文を見る
○山田副大臣 今回の米のモデル事業ですが、確かにこれまで、委員指摘のように生産調整に協力しない農家の方々、府県も、協力できなかった方々も結構いるわけです。しかし、今回の私どもの生産数量目標に参加する人、その人たちには、いわゆる定額分、これはこれから決めていくわけですが、その定額分...全文を見る
○山田副大臣 既に北海道では麦の作付も、西日本ではこれから始まるところだと思いますが、十月十五日の概算要求の時点で、今までの麦については、経営所得安定対策の定額部分と出来高分の四万円にプラスして三万五千円、これを概算要求が通れば出しますよ、そういう形で私どもは発表させていただいて...全文を見る
○山田副大臣 私の方で答えさせていただきたいと思いますが、もう一回、今の質問の内容なんですが、いわゆる作付面積が幾らかという趣旨でしょうか、事業について。(山本(拓)委員「はい」と呼ぶ)  現状の作付面積に加えて、麦、大豆、飼料作物は約三十万ヘクタール、これを事業を見込んでおり...全文を見る
○山田副大臣 私ども、過去数年間の平均の生産費、過去数年間の平均の標準的な販売高、その差額と言っていますので、いろいろなデータもあるわけです。その中で、今まで私ども、二十年産の米の生産費、これはようやく今発表になったところで、さらに二十一年産の米価の動向、それを見きわめながら決め...全文を見る
○山田副大臣 今、私も政府税調の方に入っておりまして、たばこのいわゆる増税問題についても検討しているところです。  私ども農水分野としましては、たばこ耕作農家、殊にたばこの場合には、過疎地といいますか、離島とか、ほかの作物ではなかなかできないような、そういうところでたばこをつく...全文を見る
○山田副大臣 殊に、水産において私も同じように大変心配しております。  先ほど赤松大臣が申し上げましたように、二億円かけて漁業者の生産費の調査及び販売価格の調査等、概算要求をことしいたしております。  同時に、先ほど申しました漁業所得補償ができ上がるまでの間は、何といったって...全文を見る
○山田副大臣 今、水産自給率は低いんですが、五〇%ちょっとぐらいしかありませんが、いわゆるその七割を漁船漁業で占めておりまして、特にこの漁船漁業については大変重要だと思っています。ところが、北村委員の今の質問のように、今非常に漁船漁業の経営が深刻で、新しい船をつくれない、そういう...全文を見る
○山田副大臣 確かに、いわゆるセーフティーネット制度は前からあったんですが、なかなか、各都道府県によってはそれを適用しないとか、いろいろなことがありました。というのは、基金協会そのものが仮に保証したとしても、自己負担分があるとか、いわゆる危険負担をやはり負わなきゃいけないんだとか...全文を見る
○山田副大臣 いわゆる暫定水域内において、外国漁船の漁具等の放棄等におけるいわゆる海の掃除といいますか、そういったものについて、確かに百二十四億、補正予算で要求されておったんですが、そのうち、私どもの方で補正予算の見直し、執行停止を閣議の決定によってさせていただきました。中でも、...全文を見る
○山田副大臣 一つだけ訂正させていただきたいと思うんですが、先ほど、保証協会、各都道府県の信用漁業保証協会についての負担割合で、実は、その七割分については保険の方から出るんですが、あと三割部分についての九割、二七%出ますので、全部合わせて九七%信用保証協会は負担してもらえる。です...全文を見る
○山田副大臣 所得補償分について、私の方で今税調に行っております。財務省の方とこれから検討するんですが、今までの品目横断的な所得と同じように所得は所得なんですが、それについてそのまま課税というのではなくて、準備金として積み立てることができるというような方向で整理させていただこうと...全文を見る
○山田副大臣 違わないんですよ。大臣が言っているように、所得は所得なんです。ですから、これは、本来ならば課税されるんです。ところが、いわゆる品目横断別の、いろいろな今までやってきた所得補償と同じような形で、準備金として積み立てていくことができる。その部分については課税対象から外し...全文を見る
○山田副大臣 今石田委員のおっしゃるとおり、いわゆる飛び地であっても、一ヘクタール以下であっても、今回、中山間地域の所得補償がもらえるように、できるだけ、厳しい条件じゃなくて緩やかな形でいわゆる中山間地域の所得補償ができるような形の検討をさせていただいております。
○山田副大臣 確かに、石田委員のおっしゃるとおり、そういった場合でも家が建てられるようにできるだけ柔軟に私どもとしては対応するよう今検討しているところです。
○山田副大臣 これからの検討なんですが、役員報酬、共同活動の日当というのは受給の上限をかけないで、できるだけその集落の自主性に任せたい。あらゆる面で、今回、中山間地域の所得補償を使いやすく、非常にシンプルにしていきたい、そう考えているところです。
○山田副大臣 この植物工場については、九十六億を補正予算で計上しておりました。補正予算の見直し、閣議決定によって、私ども精査させていただいたのですが、当時、六十六億は既に植物工場をやろうという話がありましたので、それは認めて、その余については国庫に三十億返還させていただいておりま...全文を見る