山中あき子

やまなかあきこ



当選回数回

山中あき子の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○山中(燁)委員 お二人の御意見、大変興味深く拝聴いたしました。  開陳された御意見について、ちょっと御質問させていただきますが、まず、堺屋先生の方で、費用の問題、先ほどのと関連するんですが、ベルリンの例をお出しになっていらっしゃいますけれども、ベルリンは首都としてのインフラは...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○山中(燁)分科員 山中燁子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私も、海と山のあるところで育ちましたので、やはり自然の中で日本の将来を担う子供たちに思い切り育ってほしい、特に今の時代、そういうふうに感じているわけでございまして、農業関連、農政のプランも含めまして御...全文を見る
○山中(燁)分科員 そうしますと、今のお答えで、農業基本法の見直しと同時にこの新農政プランというのも再度検討する余地があるというふうに理解いたしました。  それで、それに伴いまして、私なりにちょっとこの視点について大臣の御見解を伺いたいと思う点が何点かございますので、お願いした...全文を見る
○山中(燁)分科員 私がお伺いいたしましたのは、農村地域が自然があふれているからそれを維持しようという方向の政策の場合と、農村地域も開墾をして、そしてそこに、自然というものそのものが薄れているので、それを取り戻すというような政策をもっと重点的にするかどうか、こういう政策の方針が変...全文を見る
○山中(燁)分科員 ありがとうございます。  それで、もう一点は、私はいい方向に向いていただきたいという気持ちがあって特に申し上げますけれども、申し上げるまでもなく、穀物自給率も三〇%、それからカロリーベースによりましても四二%という現状で、今の新農政プランの中で、バランスとい...全文を見る
○山中(燁)分科員 ただいま環境に触れてもお言葉がありましたので、それに関連いたしまして、やはり今の新農政プランの中では、例えば温室効果ガスの固定化などのさまざまな技術の開発、それからそういった環境負荷を抑制するエネルギーの開発などということにも触れてございますけれども、もう少し...全文を見る
○山中(燁)分科員 そういうものが整備されますと、多分グリーンツーリズムなどももっと活発化するのだと思いますが、そのプランの中には、グリーンツーリズムを推進するとなっておりますけれども、私がいただいた資料ではグリーンツーリズムについては中間報告しか出ておりませんで、それもキャンペ...全文を見る
○山中(燁)分科員 そういう施策を、これは中途半端なままで終わっているんだということなのですが、議員立法の方で何とかカバーをしていらっしゃる。それを進めていくのには女性の力を活用するということで、農水省も随分、女性のための施策というのがあるのですが、どうも抜本的に、「諸方針決定の...全文を見る
○山中(燁)分科員 今までの話を伺っておりまして、食糧の自給率を上げること、それから農村の空間に対する認識、それから田園の文化を構築してグリーンツーリズムと言われているものを促進していく、あるいは地域の活性化をというその視点が見えてきたように思いますけれども、もう一点、やはりこの...全文を見る
○山中(燁)分科員 今のお言葉どおりにカリキュラムがきちっと整備されて、そして修学の機会が確保されるように、私がいただきましたカリキュラムではデンマークと比較してそういうふうにはなっておりませんので、その辺のところをまた改めてぜひ御検討いただきたいと思います。  それで、時間の...全文を見る
○山中(燁)分科員 着実に消化されて推進されているという認識自体が議論のあるところでございますけれども、農水省の方が何度も訪れられたという、例えば千葉県のある農家ですと、農水省の補助金の単価百五十万から百八十万円の一反歩の農道をつくり、それから田の整地を行い、排水を行うというのが...全文を見る
○山中(燁)分科員 デンマークは小規模でありながら規模の収益を得るという工夫をしております。必ずしも大規模化しなければ規模の利益を得られないというわけではない、その辺もひとつ視野に入れていただいて、しかも加速度的に環境は変わりつつありますから、一刻も早くあるべき方向へ向けての改革...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○山中(燁)分科員 山中燁子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  一九九五年の九月に、私はまだ大学人として北京の女性会議に出ておりました。そのときに、中国における対日感情というものがどういうものかというものを非常に肌で強く感じまして、私よりちょっと上の方たちが残留孤...全文を見る
○山中(燁)分科員 九月に橋本首相が、沖縄、最重点施策だということを発表なさいましたけれども、それから二月までの間にお時間がなかったのでしょうか。それともこれは別の所轄の問題とお考えになったのでしょうか。なぜ二月まで御訪問なさいませんでしたのでしょうか。
○山中(燁)分科員 防衛庁長官としては前においでになられていらっしゃるわけですよね。  それで、そういう御経験を通して、沖縄の問題というのをどういうふうに位置づけていらっしゃるか、簡潔にお伺いしたいんですが。
○山中(燁)分科員 ただいまのお話ありましたとおり、私も、沖縄の問題というのは、外交、安保の問題と同時に、生活、文化、そして人権の問題であるというふうに認識しておりまして、そういう観点からいたしましても、地位協定の運用の見直しというのがSACOの最終報告にもありますが、それをもう...全文を見る
○山中(燁)分科員 いろいろなことが起こるたびに少しずつ運用を見直してきてここまで来たということだと思いますが、例えばほかの国との比較としての地位協定の見直しで、抜本的にどういうふうに日本がすべきか、これでよろしいのかというようなことも含めて、私がレクチャーを受けた範囲ではそうい...全文を見る
○山中(燁)分科員 劣化ウランが通報されるべきものかどうかという判断も含めてきちんとしたルールをつくっていただかないと、相互の理解が違っていたということが後に起こることのないようにお願いしたいと思います。  それからもう一点なんですが、外務大臣は、金武町で行われた、子供に基地が...全文を見る
○山中(燁)分科員 これは、騒音または爆音による感情鈍麻。それから、暴行事件によるアメリカ人に対する反米感情。これは、野蛮な国であるということ。そして、被弾した山々その他の現状を見て、環境ということに対して非常に日本が環境を重んじているという、いろいろな国の方針にもかかわらず不信...全文を見る
○山中(燁)分科員 このことについてはまた外務委員会などで議論させていただきますが、ボン協定におきましては、人、動物、植物、土壌、水質、大気、そして気候、地勢その他に演習によって悪影響が出た場合には早急に演習の見直しを行うなどというような規定もあります。そういうこともありますし、...全文を見る
○山中(燁)分科員 外務大臣にお願いしたいのは、私は、ぶれているのかという質問ではなくて、それは中長期的なものと短期的なものと理解してよろしいのでしょうかという質問をさせていただきましたので、できるだけ、質問させていただいたことに関して簡潔にお答えいただければ大変ありがたいと思い...全文を見る
○山中(燁)分科員 ブルッキングスのマイク・モチヅキ氏が、日本の、これは佐世保が中心ですけれども、そこから搭載できる兵員あるいは装備というものを、私が読んだものでは三千名ということですけれども、現在の沖縄の海兵隊が全員乗ってすぐ行けるという状況にないとすれば、これはほかの基地から...全文を見る
○山中(燁)分科員 そういうことも含めまして、一体どのぐらいのプレゼンスがあれば本当に即応態勢ができるのか、全く削減する余地がないのかどうか、ぜひ外務省も防衛庁と一緒にこれは研究していただきたいと思いますが、いかがですか。
○山中(燁)分科員 先ほど池田外務大臣が、時代の機運を醸成していくためにも日本がイニシアチブをとって環境整備にも努力をするとおっしゃったのを、私は大変高く評価させていただいております。  それで、カナダのエバンス博士などは、やはり安保というものがアゲンスト・ア・サートン・カント...全文を見る
○山中(燁)分科員 それだけのお金をかけていながら、なぜ沖縄の方は、自分たちに対して日本の国が、これは戦争前のこともありますけれども、復帰後、十分に心に伝わるような施策をしてもらっていないというふうに感じるのでしょうか。その点はどういうふうに分析していらっしゃいますか。
○山中(燁)分科員 そのときに五十億の予算がついているわけでございますけれども、私が聞くところによりますと、今までは留学生に関すること、それから三月のシンポジウム、そういうようなことで各省庁間にそれを移管しながら進めている、そういうふうな理解でよろしゅうございますか。どうでしょう...全文を見る
○山中(燁)分科員 ということになりますと、今までのようにまた各省庁に分かれながら使っていくという発想で、大変たくさんのプロジェクトを持っていらっしゃいますし、沖縄のその協議会に期待するところが大きいのですが、もう少し総合的な視座として、国として何ができるかということに関して、梶...全文を見る
○山中(燁)分科員 それでは、例えば非常に有名なものでは、イタリアのアルト・アディジェというところは、国境地帯ですから法人税と所得税を免除する、払っていますけれども、そのかわりそれが全部その地域で管轄することができるというような措置がとられておりまして、もし、例えば沖縄に当てはめ...全文を見る
○山中(燁)分科員 時間になりましたのでこれで終了させていただきますが、沖縄の問題というのは外交、安保、そして生活、文化、人権の問題であるということをもう一度申し上げまして、沖縄の方々の不信感を回復するような、国として何ができるかというダイナミックな発想でぜひ協議会を続けていただ...全文を見る
04月02日第140回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○山中(燁)委員 山中燁子でございます。外務委員会で初めて質問をさせていただきます。ふなれでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。  本日の与えられました課題は、環境保護に関する南極条約議定書ですので、できるだけそれに沿って質問をいたしたいと思いますが、関連で、地球規模...全文を見る
○山中(燁)委員 できるだけ早く、夏ごろまでに解決していただきたいというふうに思っております。  それでは、続きまして、高村政務次官がペルーからお帰りになりまして、三カ国歴訪なさってまいりました。そして、新聞の報道ですと大変大きな成果が上がったということで、イースター明けにでも...全文を見る
○山中(燁)委員 ありがとうございました。いろいろ御苦労も多いかと思いますけれども、ペルーの事件に関しましては、まだ人命がかかっているところでございますので、これ以上の質問は控えさせていただきます。  ただ、過去の事件の解決の方法から一番ねらわれやすいと言われている日本が、テロ...全文を見る
○山中(燁)委員 これも報道でございますけれども、昨年、環境庁が国会へ提出しようとしたけれども、外務省が国連の海洋法の締結作業で手がいっぱいなので見送りになったという報道がございますけれども、これは事実でしょうか。
○山中(燁)委員 ほかの二十六カ国の動向を見ているうちに、一番最後の三つの一つになってしまったというふうなことなのでしょうか。  それで、関連いたしまして、一九六四年の南極関連の動物相、植物相の保存に関する合意の措置、これも一九六四年に実際には活動を開始できたのに、一九八二年に...全文を見る
○山中(燁)委員 外交上大きな問題になっていないという認識については、後で関連で質問させていただくことにいたしますが、できるだけ速やかにということでありましたら、例えば一九九四年六月にパリで採択されました砂漠化防止条約というのがございますけれども、これはもう既に三年になるわけです...全文を見る
○山中(燁)委員 なるべく早くというのは、大体どのくらいの年限というふうにお考えでいらっしゃいますか。
○山中(燁)委員 私がなぜそういうことをお聞きしたかと申しますと、これは与えられた課題で南極条約を読んでいましたら、第十二条の修正または改正に関してのところに「二年の期間内に批准の通告が受領されなかったものは、その期間の満了の日に、この条約から脱退したものとみなされる。」という項...全文を見る
○山中(燁)委員 もしその人手が足りない場合には、外部の専門家の投入などというシステムを構築してでも、やはり速やかに処理できるものはできるだけ速やかに処理をすべきだと思います。と申しますのは、時期を逸して同じ労力、同じ金額を投入しても、評価されるどころか非難さえされ得るという苦い...全文を見る
○山中(燁)委員 それでは、条約の中の議定書の八条、附属書のⅠにあります環境影響評価についてお伺いしたいと思います。  まず三つの段階に分ける基準というのは、もちろん議定書にその基準がクリアに載っているというものではありませんけれども、当然議定書を提出なさるにはその三つの基準と...全文を見る
○山中(燁)委員 ただいまの御説明、非常にわかりやすいのですが、私、イギリスの九五年の環境影響のガイドラインのこの絵の御説明を聞いているような気がいたしました。これとほとんど同じガイドラインが日本では今検討されているというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○山中(燁)委員 ちなみにこの一九九五年の英国の環境影響のガイドラインというのは、九一年の当議定書に従って作成したというふうにちゃんと書いてあります。九一年に、同じときに、同じところにいて、そしてこれだけ時間的な差ができたというのは、やはり国際的に優先度が高くはないのではないかと...全文を見る
○山中(燁)委員 それから、関連いたしまして、この議定書を実際に実行していくためには国内法の整備、そして日本がこれもOECDの加盟二十九カ国中、唯一環境のアセスメント法のない国でございますけれども、これも同時並行的に現在環境庁の方でやられていると思いますけれども、その辺のところも...全文を見る
○山中(燁)委員 もちろん一番多いのはアメリカでございますけれども、日本の場合には、日本の業者が直接するというよりも海外のエージェントに、一緒に行くということが多いということを聞いてはおりますけれども、実際には日本のエージェントが外国の船をチャーターして行くというようなことも起こ...全文を見る
○山中(燁)委員 関連でございますけれども、監視員を置くこと、今までもできたわけですが、日本はそういったことはしてまいりましたでしょうか。
○山中(燁)委員 やはりこういう状況になってまいりまして、なおその査察、監視員というのが重要な役割を果たすようになってきつつあるのではないかと私は思っておりますけれども、日本はそれに対して、これは出しても出さなくてもいいということではありますけれども、積極的にイニシアチブをとって...全文を見る
○山中(燁)委員 重要なもので、実施をするというふうにはまだ決めるところまでいっていないということでしょうか。日本としては、出すか出さないかはまだこの段階では決められないということでしょうか。
○山中(燁)委員 多分、要員の確保ですとか費用とかいろいろ問題があると思いますけれども、国立の極地研究所にはモニタリングセンターというのができておりますから、そういう要員はもういるわけですし、ぜひほかの国よりも率先して、ここで日本が南極の環境全体をチェックするという意味でそういっ...全文を見る
○山中(燁)委員 それでは、最後になりますけれども、ことしの十二月に日本でCOP3があるわけですが、この準備のイニシアチブをとっていら っしゃるのは外務省でしょうか。
○山中(燁)委員 先月の二十八日、二十九日ですか、京都市で行われましたNGOの国際会議で、必ずしも客観的と言えないかもしれませんが、環境庁と通産省とでなかなかその主張が折り合わないということが国際的にも散見されるような状況になっているということなのですけれども、そこに関しては外務...全文を見る
○山中(燁)委員 地球の温暖化のその進みぐあいの速さというのが、北極が一番被害が大きいと言われておりますけれども、南極のボーリング地点での観測の結果、二十万年前から見て、今が一番多いというようなことを専門家の方たちがおっしゃっているわけですし、もしこの調子で地球の温暖化が進んでい...全文を見る
○山中(燁)委員 九五年十二月十六日のローマのIPCCで、「温暖化の原因は人間の活動である」ということを御承知のように言われております。今までにない時代にいる私たちが、個人のレベルでも、また国のレベルでも、自分たちの生活のあり方そのものを見直すときだと思いますので、公平と同時に優...全文を見る
04月09日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号
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○山中(燁)委員 新進党の山中燁子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  田久保、森本両参考人からの明快な御意見を拝聴いたしまして、大変ありがとうございました。  ただいまのお説を伺っておりまして、お二人とも共通して、日米安全保障条約というのは日本の外交、防衛上の基...全文を見る
○山中(燁)委員 関連して後ほどまた質問させていただきますが、そうしますと、もう一方の沖縄の信頼の回復について、沖縄の心をよく御存じの田久保参考人にお伺いいたします。  先ほど一番最初におっしゃいました点と共通しておりますけれども、ちょっと個人的なことを申し上げますと、私、九五...全文を見る
○山中(燁)委員 女性としては大変心強いお答えをいただきました。  ボン協定も、四九年、五九年、七一年、八一年、そして最終九三年には、施設・区域内の作業というのはドイツの法に基づくというふうなところまで持ってきております。決して裁判権の問題だけではなくて、イコールパートナーとし...全文を見る
○山中(燁)委員 五十億の調整費の使い方、今までかけた五兆円、そういったことがそれほど沖縄の方たちにとって感謝できるというか評価できることでなかったとすれば、やはりここで抜本的に、国として何かできるかというように視点を移してこのことを考えるべきだというふうに私は思います。  さ...全文を見る
○山中(燁)委員 もう一度申し上げます。  橋本総理大臣と小沢党首との合意についてなんですけれども、その二項目めに、沖縄県民の負担を全国民が担うというような観点で合意しております。意見の中には、そんなことを言ったってできないのではないかという不信感があるわけでございますので、こ...全文を見る
○山中(燁)委員 それでは次の質問に移らせていただきますが、昨日の池田外務大臣の答弁の中にも予防外交という言葉が使われておりました。けさ、私もペリー前国防長官とお会いしましたときに、十万人の兵力は当分維持する、しかしその一方で、やはり軍事的なコンフリクトを避けて平和を構築していく...全文を見る
○山中(燁)委員 先ほど田久保参考人に、この特措法の改正でアメリカの信頼の回復の第一段階ということをお伺いいたしましたが、その上でさらにどういうことをすべきかということで、お考えがありましたらお願いいたします。
○山中(燁)委員 お二人の参考人に感謝を申し上げます。  これからの日本の外交、安全保障は、やはりアカウンタビリティー、そしてポリシー、ストラテジーが明確であって、しかも柔軟に、複眼的に動きを見ながら対応していくということが大事で、改めて今、日本がこれからの外交をどういうふうに...全文を見る
04月15日第140回国会 衆議院 厚生委員会 第16号
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○山中(燁)委員 山中燁子でございます。  私は、生死を分かつ病気をした親族を持った人間といたしまして、臓器移植によって助かりたいという方と臓器を贈与してもいいという方がいる場合に、この両者の気持ちを尊重して、脳死状態からの臓器移植を認めたいと考えております。ただ、幾つか疑問が...全文を見る
○山中(燁)委員 今おっしゃいましたように、脳血流の検査とかその他の検査を導入すべきだという意見もありますし、あるいは無呼吸テストを余り早い段階でやると死期を早めるのではないかというような議論もあるというふうにお聞きしております。  そういうふうに意見がいろいろ分かれているとい...全文を見る
○山中(燁)委員 異なる部分、つまり、死ぬプロセスにあるということと死が一致できるかどうかということがこの二つの案の一番大きな相違点であろうというふうに思います。そこに法で医学的な限界を定める危険性というのがあるかないかということを、私は自分がきちんと意思表示をするまでに考えたい...全文を見る
○山中(燁)委員 ドイツの場合には脳死判定は規格化して、そして、その記録を数年間保存するということにもなっておりますし、客観的に判断のできる体制、そして責任の所在を明らかにできるような体制を組んでいただきたいと思います。  次に、ドナーの意思の確認についてでございます。  本...全文を見る
○山中(燁)委員 四月十二日に、日本移植学会の臓器移植ネットワークの行動指針というのが出ましたけれども、これに、法律なしの状態でも実施できるよう万全の準備を完了しているというのが書いてございますし、それから、九七年一月の「日経メディカル」に、日本移植学会の理事長の野本氏が、「法律...全文を見る
○山中(燁)委員 私は、ドイツやイギリスのように、それぞれの医学の関係者、特に王立医学会とかあるいはドイツの医師会のように、日本もそうですが、医学的な造詣と同時に国民の信頼をもって責任を持ってやっていくという体制が非常に大事だと思いますが、その点について、これは質問ではなくて、先...全文を見る
○山中(燁)委員 私は、当初に申し上げましたように、臓器移植そのものに反対しているわけではございませんが、イギリスで、死の定義そのものは法律上の議論をしないということのそのわけとして、「死ぬことが確実であることと死が等値できるか」どうかということが挙げられております。  私は、...全文を見る
05月16日第140回国会 衆議院 労働委員会 第12号
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○山中(燁)委員 新進党の山中燁子でございます。  限られた時間でございますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  一九八五年の国連婦人の十年のナイロビ会議のときに、私も北海道の代表として出席させていただきました。そのときには、もう本当に、ナイロビ全体が活気に満ちて、こ...全文を見る
○山中(燁)委員 大臣のその意気込みが本当に実現しますようにというふうに願っております。  それでは、具体的に少し中身に入らせていただきます。  まず、労基法の改正についてでございますけれども、時間外、それから休日、深夜労働についての女子保護の規定を撤廃するということで、これ...全文を見る
○山中(燁)委員 かなり整ってきたというお話でございますけれども、撤廃するためには、男女ともに働く環境が望ましい方向に向かうということでなければその意味がないわけで、それが悪化するのではないかという懸念がされるという状況が想定される場合には、非常に慎重に考えなければいけないと思っ...全文を見る
○山中(燁)委員 実労働時間というのは、私が申し上げるまでもなく、ドイツが三十八・三、フランスが三十九、カナダが三十・九、オーストラリアが三十九・八、イギリスが四十・一、アメリカが三十七・七というようなことになっておりますし、日本がせっかく目標値として掲げました千八百時間というの...全文を見る
○山中(燁)委員 前のどなたかの質問でも出たと思いますけれども、妊娠看護婦の三割が切迫流産、それから四割が正常出産ができないというような統計も出ておりますし、そういう意味で私自身はこれは不十分であるという認識に立っております。今おっしゃいました労働基準法の審議会の中で千八百時間と...全文を見る
○山中(燁)委員 もう一度お願いといいますか、希望を申し上げますが、この法律を施行するまでにぜひその辺の受け皿をきちんとつくっていただきたい。それを前提として賛成をするというくらいの気持ちで、それができなければこれに対しては私は非常に疑問を感じております。  それから次の質問で...全文を見る
○山中(燁)委員 百七十一号についてはいかがですか。
○山中(燁)委員 できるだけ早く批准していただいてそれに合致する基準をつくらないと、二十一世紀に向けて日本がこれから出す法律としては非常に国際的に説得力が乏しいというふうに思います。いつごろまでに百七十一号は批准の見通しでいらっしゃいますか。
○山中(燁)委員 検討をいつまで続けられるかわかりませんが、日本の場合に、例えば世界遺産も二十年かかりましたし、先日通りました南極の環境条約も五年、六年かかって、最後の三つになってしまった、そういうような現状もあります。やはり二十一世紀には国際社会の一員、グローバルな世界の一員と...全文を見る
○山中(燁)委員 とれますけれども、その内容的なものというのをもう少し充実させていっていただきたい。今、欧米並みにということはいろいろな状況でできないにしても、日本の場合には、例えば深夜業の制限、今回の改正でも介護その他は一カ月前に連絡をして、そして一人の子供について一回とれると...全文を見る
○山中(燁)委員 これは男性、女性が平等に享受するというよりも、女性の部分の差別を少しずつなくしていくという過程の法律であるから、そういう形になったというふうに理解しておりますが、私自身の気持ちとしては、もうその段階を超えて世界は動いているというふうに思いますので、これから両方が...全文を見る
○山中(燁)委員 その点に関しましては、先ほどの河井先生の御質問にもありましたように、ポジティブアクションということ自体もコンセンサスが得られているのか、どういうふうになっているのか、まだそこがわかりません。  先ほど大臣は、セクシュアルハラスメントについては相当に合意が形成さ...全文を見る
○山中(燁)委員 そうしますと、これからつくられる指針というものに対しては、具体的にどういう結果になるかということに関しては私どもは途中で関与する機会がございますか。
○山中(燁)委員 通常のルートだとそういうことはほとんどないとは思いますけれども、ポジティブアクションにしましても、それから間接差別の撤廃はまだ盛り込まれておりませんけれども、そのこともまた、セクシュアルハラスメントにつきましても、やはり立法の人間と行政の方々と、それからそれを実...全文を見る
○山中(燁)委員 もちろん法で整備すればすべてがうまくいくかというと、そうではございませんけれども、やはり法的な裏づけがないということは、雇われる側と雇う側と現実に対等で話ができるような、そういった契約社会に日本はまだなっておりませんので、符に女性の場合、今この職を失ったらあとは...全文を見る
○山中(燁)委員 それから、第三者的な形で、例えば情報を入手して勧告をして、それで、それに従わなければいけない義務を雇用者側も労働者側もそれぞれ持てるような、そういった第三者的な機関の設立というようなことは今お考えでいらっしゃいましょうか。それとも、そうではなくて、今の体制を強化...全文を見る
○山中(燁)委員 先ほど申し上げましたように、例えば北米型の差別というのは、人種差別とか性差別あるいは年齢の差別、障害者の差別、これはアメリカの基準なんですが、カナダに行きますと、もっと、人種のほかに国籍とか皮膚の色とか宗教とか、その中の一つが性差別である。そういうような国と相対...全文を見る
○山中(燁)委員 カナダのチャーターというのが、一九八二年にしっかりしたものができましてから、かなり女性の立場がよくなってきた。それで、国会議員の数も二百九十五人中、九三年の選挙では五十三議席というふうになってまいりましたけれども、それでもまだ問題点が非常にあって、例えばパートタ...全文を見る
○山中(燁)委員 カナダのサスカチェワンという州なんですが、ここの州法の中で、女性の従業者が深夜労働をした場合に、その後自宅に帰るまで安全に送り届けるためにタクシーチケットを出すということが法律で決まったのです。それで、それに対して、男性の方はそんなに遅くなってもタクシーチケット...全文を見る
○山中(燁)委員 どうもありがとうございました。  戦争がないことが平和とは限らないし、差別がないから、では平等か、そういうところに私たちはもう既にいないのであって、もっと男性、女性ともに本当に真の豊かさを享受できるためにはどういうふうにしていけばいいかという観点をぜひきちんと...全文を見る
05月20日第140回国会 衆議院 運輸委員会 第15号
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○山中(燁)委員 新進党の山中燁子でございます。  日本は小さな国であっても、細長いということで四季の変化はございますし、それから起伏に富んだ地形もあります。また、歴史や文化を見ましても、日本というのは本当に観光産業に大変適したところであるにもかかわらず、なぜか国内的にも国際的...全文を見る
○山中(燁)委員 ただいま御決意を伺いましたが、観光地に対するニーズの変化というものは極めて速いスピードで変わっております。申し上げるまでもなく、一過性の景勝地という発想から、滞在型そして体験型あるいは研修型、そういった方向に多様化しているわけでございますから、今回の法案も、ぜひ...全文を見る
○山中(燁)委員 先ほども御紹介しました政策審議会の答申の中に、大変いいポイントが幾つか出ておりまして、文化遺産の問題とか自然環境の問題もありますけれども、すべての人々が旅に出かけられるゆとりを持つ、そういった機会を持つということも指摘されております。  地域のさまざまな格差が...全文を見る
○山中(燁)委員 ただいまのお答え、大変私としては満足しております。  と申しますのは、ともすれば、ばらばらに法案が展開していきますと、その間でいろいろなことが、抜けていくところ、あるいはオーバーラップするところが出てきますから、やはり観光政策としては総合的に全体を、その三本の...全文を見る
○山中(燁)委員 ブロックでびいっと線を引くというやり方ではなくて、ぜひその辺は柔軟に対応しながら、一つのまとまった地域を育てていくという発想で推進していただきたいと思います。  その次に、外客来訪の促進計画についてなんですが、大変細かく記述されておりまして、促進地域の区域であ...全文を見る
○山中(燁)委員 私は、やはり進んだ社会というのは選択ができる社会だというふうに思っております。そしてまた、観光が地方分権の一つの先導的役割を果たすという意味で地域を活性化していく、そういう意味から、ぜひ地方を重視して、運輸省はバックアップするということで進めていただきたいと思い...全文を見る
○山中(燁)委員 ぜひそのようにお願いいたします。  それから次に、PRについてでございますけれども、これは日本人が一番下手であるという、恥じらいの文化ということで、聞こえはいいんですけれども、実際には大変にそのノウハウがうまくいってないということがよく言われるわけです。先ほど...全文を見る
○山中(燁)委員 PRに関してもう一点伺いたいのです。例えば、ここに私がたまたま持っていますのは、スカンディナビアのデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの三国が共同で日本向けに開発したパンフレットでございますけれども、これには地図はもとより交通手段、宿泊の予約の仕方、または歴史、...全文を見る
○山中(燁)委員 ぜひ、これから北海道からまた北方四島の方にも行くかもしれませんし、沖縄から蓬莱圏、そういうことで、日本の国土から圏域としては広がっていくという発想も含めて、今後の戦略を考えていただきたいと思います。  それからもう一つ、これは要望させていただきたいと思いますが...全文を見る
○山中(燁)委員 その次に、人材育成についてでございますけれども、通訳、ガイド、このたび、都道府県の知事が許可することができるようになりました。これもできれば、先ほどのブロック内で共通の、例えば歴史的な課題を課すとか、そういったことも含めて柔軟に対応していただきたいと思うのですが...全文を見る
○山中(燁)委員 ということは、運輸省の方で特例として課すその研修のほかに、例えば、その地域としてはこういうものを入れたい、こういう試験をしたいというような場合にも、話し合うことによってそれを加味していくこと、あるいは試験を課すということが可能だというふうに解釈してよろしいのでし...全文を見る
○山中(燁)委員 もう一つの視点は、サービス向上のためにどういう人材を育てていくかということで、例えばシンガポールなどでは国策としてサービス、ホテル業、そういったものを育成してきているわけです。例えば日本でも、立教大学でホテル学をやっていまして、それがまた例えばコーネル大学に留学...全文を見る
○山中(燁)委員 この法案を実効あるものにするためには、今までいろいろな具体的なPR方法とか出てまいりましたけれども、その根本にあるその地域をどういうふうに発展させていって、そこの地域の人たちをどういうふうに巻き込んでいくか、そういう点が非常に大事で、それがなければなかなか実効性...全文を見る
○山中(燁)委員 官同士、官民一体となってぜひ複眼的に政策を進めていただきたいと思います。御期待申し上げます。どうもありがとうございました。
06月10日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○山中(燁)委員 新進党の山中でございます。いろいろと御説明いただきましてありがとうございました。  私は、とにかく行財政の改革によってこの委員会または審議会がストップするということではなく、先ほど渡辺先生もおっしゃったのと発想は非常に似ていますけれども、たまたま今回出ている国...全文を見る
06月11日第140回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○山中(燁)委員 山中燁子でございます。  日米ガイドラインの中間取りまとめに関しましては、昨日からの安保委員会、そしてきょうの外務委員会などでもいろいろな質問が出ておりますけれども、私は、日本の姿勢という視点から少し御質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいた...全文を見る
○山中(燁)委員 冷戦時代から地域の不安定要素が多様化して、違った形が顕在化してきたというところはまさに同感なんですが、それに対して日本が一体どういうふうな対処をしていくかということがこれからの問題だろうと思います。昨年の四月十七日の橋本・クリントン共同宣言の文言も含めまして、こ...全文を見る
○山中(燁)委員 ナイ・レポートの特徴はいろいろあると思いますけれども、物すごく簡単に、三点ほど申し上げますと、東アジア太平洋の平和と安定、その中に国名入りで朝鮮半島有事のこともありますし、また中国への警戒、中国の軍事拡張への警戒ということも文言としてきちっと載っているわけです。...全文を見る
○山中(燁)委員 ずっとそういう御主張だと思いますし、ガイドラインを見てもそういうふうに読み取れるわけですが、ただ、その流れを見ますと、そういうふうにも受け取られかねないというところを、やはり日本としては認識しながら対処をしていく必要があるのではないかというふうに私は思いました。...全文を見る
○山中(燁)委員 日中関係の御努力はよくわかりますけれども、日中関係だけではなくて、やはりアジアの一員として日本がどういうところへどういう戦略を持ってこれから外交を進めていくかというようなことについて、やはりいろいろな形でもっと議論をする必要があるのではないかというふうに私は思っ...全文を見る
○山中(燁)委員 もう一つ、ワーディングとしてはシチュエージョンズというのが使われておりますが、日本では一時「有事」と報道されて、その後「事態」というふうに変わっているのです。これは、アメリカ側の理解としてはクライシスの意味なのですか、それともステート・オブ・アフェアーズの意味な...全文を見る
○山中(燁)委員 そうしますと、シチュエーションズという言葉があらわすものすべてを含んでいるというふうに解釈してよろしいわけですね。
○山中(燁)委員 もう一つ、憲法に抵触するかしないかという議論が大変大きくあるのですが、これは防衛大臣、ちょっとのどが悪いということで申しわけありませんが、いざとなると憲法の枠を超法規的に超えるということはございませんでしょうか。
○山中(燁)委員 それでは、一つだけ例をお聞きしたいのですが、例えば「機雷の除去」というのがガイドラインの中に出ております。九七年の六月の、これはきのう防衛庁からいただいた資料の中なのですけれども、ペルシャ湾への掃海艇の派遣のときには、まず正式な停戦が成立していたということが掃海...全文を見る
○山中(燁)委員 防衛庁長官からの、憲法に抵触しない範囲でということをきちっと守っていくということをいただきましたので、今の段階では、やはりそれをきちっと考えていくということになるのだろうと思います。  このガイドラインというのは、国の方向を決める大きな要素ではないかというふう...全文を見る
○山中(燁)委員 そうしますと、これは国際約束ではないし、約束としての義務も負わないということですか。つまり、履行をしなければならないというわけではない、参考にするということなんですか。
○山中(燁)委員 よくわからないんですが、法律を含むという、法律は法的に義務を負うわけですけれども、約束というのは、政治的な約束であると政治的に責任を負うのではないかと私は思うんですが、これは国際約束ではないというふうなことであれば、義務を負うことにはならないということにならない...全文を見る
○山中(燁)委員 大平外務大臣の発言の三つの項目、これが国会の承認を要するということで、一つ目が法律を含む国際約束、これではない。そして二つ目が財政事情を含む国際約束、これでもないわけですよね、今度のガイドラインは。それで私は、三番目の、一にも二にも属さない、政治的に重要な事項を...全文を見る
○山中(燁)委員 外務大臣の御意見は承りましたけれども、もし法的なものを国際約束と言うのであれば、ここにわざわざ法律事項を含むとか含まないとかということを言うことはないのではないかというふうに私は思いますので、そこのところは私もこれから勉強させていただきますけれども、これは非常に...全文を見る
06月11日第140回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○山中(燁)委員 新進党の山中燁子でございます。  選択的夫婦別姓制の導入に関しまして、基本的に賛成でございます。ただ、幾つか問題点がございますので、その辺も含めましてきょうは質問させていただきたいと思います。  まず、質問の前に、実はきのう、ちょっとこれは通告以外のことでご...全文を見る
○山中(燁)委員 なぜお聞きしたかと申しますと、ちょっと個人的なことで恐縮でございますけれども、実は私は夫の姓に入っておりまして、夫の本籍地は千葉でございます。私は北海道の出身で、親の本籍地は北海道にあります。あるとき新聞で千葉県出身というふうに書かれました。えっ、私は千葉県の出...全文を見る
○山中(燁)委員 大変失礼かもしれませんが、決められない状況ということを想定しないというのは、少し甘いのではないかと私は思っております。と申しますのは、例えばヨーロッパ各地は夫婦別姓を導入しております。ドイツの場合には、両親の決定ということが当然あるわけですが、一人の子供で決めた...全文を見る
○山中(燁)委員 関連してなのですが、例えば結婚するときに、もう既に一応姓を決めるということに関して先ほどもお答えがあったと思いますけれども、子供が生まれないかもしれない、そのときに姓を決めるのは非常に心理的に影響があるのではないかということはおっしゃいましたが、そのほかに矛盾点...全文を見る
○山中(燁)委員 私は法律家ではございませんけれども、もし離婚に至れば、それは離婚したときの氏の名前になるわけですから、そうなってしまったときは問題ありませんけれども、おっしゃったように、別居をするとかいろいろこじれた場合に、それこそ生まれてくるときにそこでもう話し合いができない...全文を見る
○山中(燁)委員 その件に関しましては、私は一〇〇%これがいいというふうなものは難しいとは思いますけれども、やはりいろいろなことを考えまして、生まれる前にとりあえず姓を決めておいて、子供が十八歳になったときに本人の意思によって選択できるということをきちっとうたって、そしてその手続...全文を見る
○山中(燁)委員 御趣旨はわかりますけれども、現在の実際の裁判になっているケース、それからどういう状況に置かれているかというようなケースを見てみますと、やはり一定期間の共回生活の後、そのときの不存在を離婚の理由にする場合に、その原因について責任のある方が離婚を申し立てるということ...全文を見る
○山中(燁)委員 私自身の個人的な考え方としては、もう少しそこのところをきちんと担保する形に深めていく議論をしていただければいいのではないかというふうに思っております。  民主党案に関しましての質問というのは大きく言ってその二点でございますが、先ほどから、あるいは新聞報道等で、...全文を見る
○山中(燁)委員 先生のおっしゃっている意味は十分わかっているつもりでございます。やはり、女性の立場、女性の置かれている現状、特に子供を抱えた母親、そういった点からいたしまして、念には念を入れてきちんと担保されないと、私は、気持ちの上ではなかなか賛成というところまでは申し上げられ...全文を見る
06月16日第140回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○山中(燁)委員 山中でございます。  まず、長い間の外務省の担当部局の方々の御苦労に対しまして、ねぎらわせていただきたいと思います。  ことしの一月六日からカナダのバンクーバーで開かれましたアジア・太平洋議員フォーラムの折に、ペルーの与党、野党の議員の方たちと懇談いたしまし...全文を見る
○山中(燁)委員 そういうことでありましたら、国会のこの終わりの間際でなくて、できればもうちょっと早い時期にそういった報告が出てきてほしかったと思いますが、今言った観点からいたしますと、この報告というのはもう少し具体性があってもよかったのではないかと思います。例えば、ペルーの国会...全文を見る
○山中(燁)委員 普通は報告も、経過報告であればこういう形だと思いますが、調査の報告書であれば、一番に目的が書いてありまして、次に調査方法で、いつ、だれが、どこで、どのような形でしたかということがあって、そしてその実際の事件の概要があって、それから四番目に原因ということで、例えば...全文を見る
○山中(燁)委員 それはもう当然のことだと思います。これからにかかわるいろいろな問題もありますから、全部が出せるとは思いませんけれども、今のような点で、出せる形で、もう少し事実関係、客観的なものをお出しいただければ、今回の事件に対して国民が一体どういうふうに認識していくべきなのか...全文を見る
○山中(燁)委員 もちろん、先ほど担当者もおっしゃいましたし、今大臣もおっしゃいましたが、できないものを公表していただきたいというふうに申し上げているわけではありません。  それでは、ちょっと質問を変えさせていただきますが、突入に関して、リマ発の四月二十六日の新聞によりますと、...全文を見る
○山中(燁)委員 今大臣おっしゃいましたように、マスコミのとおり受け取りますと、もしかしたら国民がミスリードされるというところもかなりあるわけです。だからこそ、できるだけこういうことに関しては、確認されていないとかいるとか、そういったことも含めて情報を入れていただければいいと思い...全文を見る
○山中(燁)委員 その範囲についてですけれども、報告書ですと、在外公館がいかに安全にということで、これはもう書かれているとおりほとんど異存はございませんから、できるだけ、できるところから実現して整備をしていっていただきたいと思います。そのほかの海外におります日本人の生命を守る、あ...全文を見る
○山中(燁)委員 危なくなったらアメリカ大使館に逃げ込めなんというようなことが書かれないように、ぜひ日本の大使館も含めて、在外公館はおっしゃったとおり拠点ですから、整備をしていっていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、今のこれを基本にいたしまして、外務省だけでなく...全文を見る
○山中(燁)委員 それは御検討していただけないということでありますから、また新たな機会に議論させていただきたいと思います。  危機管理で一番大切なことが何かということで、元警察庁警備局長の三島健二郎氏がペルー事件に関して、「日本の事件処理への姿勢が問われた」、つまり、日本の姿勢...全文を見る
11月18日第141回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○山中(燁)委員 三点ほど質問させていただきたいと思いますが、一点目は調査対象地域の進め方に関して、あと二点目は具体的にこの中の資料に関して二点ということでお願いしたいと思います。  まず、一番最初のフローを見ていますと、大変わかりやすく、これは311の資料でございますけれども...全文を見る
○山中(燁)委員 そうしますと、一番最初のところは、今までの審議会の議論をもう一度整理し直した基準で第二タームから第三タームへ行く、そのときの見直しであるというふうに理解してよろしいのですか、チェックという形で。
○山中(燁)委員 ありがとうございました。
11月19日第141回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○山中(燁)委員 新進党の山中燁子でございます。  小渕外務大臣は、御就任早々、地雷の全面禁止の決断をなされたということを、私は大変うれしく、高く評価させていただいております。そういうふうな発想で、今、日本が世界の中でどういう役割を果たせるか、ワールドコミュニティーの一員として...全文を見る
○山中(燁)委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  あと二週間しかございませんで、けさ京都イニシアチブのことの発表がありまして、発展途上の締約国に対する援助ということの枠組みを提示するという新しい発想もございましたけれども、京都に向けては、具体的な数値目標、それから根拠に...全文を見る
○山中(燁)委員 今の五%プラスアルファと、もう一つぜひこれから踏まえていただきたいのは、エストラーダ議長が、一九九二年の国際条約を批准したすべての国はこれに従って行動すべきであるということで、私もこの条約を日本語と英語と調べましたけれども、先進の締約国というのは、やはりきちんと...全文を見る
○山中(燁)委員 ぜひそれを実現していただきたいとは思いますけれども、私は、返す返すも残念だと思いましたのは、日本は国連中心に平和活動をしていくということをきちっとうたっているわけでございます。憲法から始まりまして、ODAの四原則を書いてあります九二年の文章におきましても、そうい...全文を見る
○山中(燁)委員 私、単純に考えまして、一〇%削減で、なぜあるところが三九%、四〇%になるか、これは力関係でそこへいったのか、もしくは政治的な判断でそこへいったのか、何か理由がなければ、一律一〇%ということではなくて、優先順位をつけていたということでしょうか。どういうことか。 ...全文を見る
○山中(燁)委員 なかなか理解が、私はすとんと落ちないのですけれども。  実は日本の拠出金がずっと、いろいろなレートの関係もございましたけれども、ここ六年間世界、で一番のコントリビューションをしてきたということになっております。それは大変にいいことでありますけれども、ところがD...全文を見る
○山中(燁)委員 もう具体的に始められることがあるのではないかと私は思っております。  それで、これはODAの一九九二年の閣議決定でございますけれども、ここにODAの四原則というのがございますけれども、ここの基本的な理念の中で、常に発展途上国への援助ということの枠をもう一つ外し...全文を見る
○山中(燁)委員 ただいま申し上げましたのは、閣議決定のこの物の考え方、ポリシーがどうあるべきかということでございまして、具体的に御努力なさっているのはよくわかっております。しかし、日本のポリシーをもう一度きちんと考え直す必要があるのではないか。  加えて、九月に入りましてから...全文を見る
○山中(燁)委員 大臣の明確な御意思をお聞きすることができなくて大変残念でございましたが、そう目的をきちっと認識することによって、今のような一元化を図れない状態ではなくて、経済協力ではなくて、国際開発協力なり国際援助協力なり支援協力なり、一つの省庁に一元化すること、それから基本法...全文を見る