山中あき子

やまなかあきこ



当選回数回

山中あき子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月14日第144回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○山中(燁)委員 山中燁子でございます。  きょうは、イラクそして北朝鮮問題を中心にお伺いしたいと思いますが、その前に一つだけ、ユーロに関して、ちょっと外務大臣の御見解を伺いたいと思います。  小渕総理大臣が、円の国際化を通じて、ドル、ユーロによる三極基軸通貨体制の提案に向け...全文を見る
○山中(燁)委員 中国の方たちとお会いしたときに、自分たちは円は持ちたくないという本音をおっしゃったことがありますので、やはりいい形で持ってもらえるように、国際的な信頼の醸成に対して御努力いただきたいと思います。  それでは、ちょっとイラクの方に質問を移らせていただきますが、英...全文を見る
○山中(燁)委員 積極的ではない形の肯定であったということかもしれませんが、この中東訪問に先立たれて、高村外務大臣はイギリスでクック外務大臣とお会いになりまして、大量破壊兵器の査察などを求める国連の安保理決議をイラクが遵守し、人道支援についてもイラク政府が前向きに応じるように引き...全文を見る
○山中(燁)委員 このことを深く質問するつもりはなかったのですけれども、今の御説明ですと、要望が来ておりませんからということなんですか。要望が来てから考えるということなんでしょうか。
○山中(燁)委員 現実にその支援が可能になるかどうかということも一つあるわけですけれども、それはイラク政府が受け入れなければなりません。しかし、日本の立場として、日本は人道的にこういう援助をする用意があります。それを受け入れるか受け入れないかは、イラクが受け入れないのであれば、日...全文を見る
○山中(燁)委員 細かい費目ではなくて、例えば赤ん坊に対するミルクであるとか、今おっしゃったとおりの医療については、受け入れるならば日本は薬品も送りますよということを、そういった大枠をもっと大きな声できちんと表明するということが一つの方向性を示すのではないかというのが私の考えです...全文を見る
○山中(燁)委員 一つの政権を倒すかどうかということと、それから大量破壊兵器の製造、拡大を防いでいくということとはリンクする場合もありますけれども、違うというふうに私は思ったわけです。  そうしますと、二十一日の外務大臣のこの発言というのは必ずしもその英米の立場、フセイン体制打...全文を見る
○山中(燁)委員 ただいまの御説明を聞いて大変よかったと思っております。というのは、日本の立場をきちんとおっしゃって、それにコーエン国防長官も賛成の意を表しているとすれば、それは日本としての立場をきちっと一貫して十二月の発表のを守っていらっしゃるわけですから、ぜひこれからもその線...全文を見る
○山中(燁)委員 これからのことなんですけれども、これからのことといいますのは、今の査察に関するUNSCOMのバトラー委員長も、フセイン政権の打倒目的ではない、一国のためではないと言いながら、盗聴活動というものをしていたということを認めているという事実も出てまいりました段階で、こ...全文を見る
○山中(燁)委員 それでは、北朝鮮の方に移らせていただきます。  北朝鮮の問題も、非常に、イラクとある意味では通じることがあるのかもしれませんが、一つ、その北朝鮮の情勢で、地下核実験のことなどもございますけれども、十二月十六日に島根県、そして十二月二十五日は福井県の海岸に北朝鮮...全文を見る
○山中(燁)委員 これは終わってしまった問題ではなくて、どういう状態でこういう遺体が流れ着いたのか、何を目的として、どういう状況から来たのかというようなことの究明は日本の警察の中だけでできることではございませんので、やはり今後の北朝鮮への対応として、あらゆるチャンネルで、そういう...全文を見る
○山中(燁)委員 ぜひ日本は日本の立場で、歴史的な背景もありますし、韓国の立場もそれぞれありますでしょうし、アメリカの議会のああいう力もありますから、そこのところで外交の力を発揮して、不測の事態を避けるように努力していただきたいと思います。  時間になりましたので、最後に一つだ...全文を見る
02月02日第145回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。改革クラブでございます。  私は、冷戦終了後、世界の情勢が非常に変わってきて、そして日本を取り巻く国際情勢も随分変わってきたわけですから、平和社会のメンバーの一員として日本が一体どういう役割を果たせるかという意味で、新たな外交政策をきち...全文を見る
○山中(あ)委員 目的の中にそのことをうたうというようなことはお考えでいらっしゃいますか。
○山中(あ)委員 周辺事態法だけを読んでいますとそこがどうしても見えないので、これからまた委員会の中の議論になるかと思いますけれども、そこが見える形というのもぜひ検討いただきたいと思います。  それから、ガイドラインの中で三番目に「平素から行う協力」というのがありまして、ここに...全文を見る
○山中(あ)委員 外務大臣に伺いますが、この総合安全保障戦略というような、そういった発想で外交の柱を築いていくということについて、これからまた特段の、今まで以上に具体的な努力をなさるというお気持ちはおありでしょうか。
○山中(あ)委員 外務大臣の決意を伺いましたので、ぜひ、与党野党なく、日本の国全体の安全保障をどうするかという対話を始める対話の枠組みをつくっていただきたいと思います。  それでは、周辺事態法に絡んで少し整理をさせていただく中で、「日米いずれかの政府又は両国政府が国際連合平和維...全文を見る
○山中(あ)委員 一般的なことではなくて、この周辺事態にかかわることの中には、ですからPKOに関することは別であるというふうな認識でよろしいのですね。そこの確認をお願いいたします。
○山中(あ)委員 ここの部分はこちらの委員会であるいはこの法案で、こちらの部分はこの法案でとやっていますとごちゃごちゃになるので、私が申し上げているのは、PKOの法案の方で一括して基本的なところをきちっと審議するということであれば、それに基づいて周辺事態の場合にも、それに準拠して...全文を見る
○山中(あ)委員 私の申し上げたことがおわかりいただいたということでございますので、次に移らせていただきます。  これは、国会承認ということが何度か出てきておりますけれども、例えば、米国の戦争権限法上の規定というものは米軍が活動しているものには当てはまるわけですけれども、日本が...全文を見る
○山中(あ)委員 想定されるかされないかというよりも、一応日本の主権という立場からいえば、日本の判断というのは日本の政府として責任を持つ、アメリカはアメリカの判断で責任を持つ、それがいい形で連携がとれればいいという解釈でよろしいですか。  つまり、想定されないからいつも一緒だろ...全文を見る
○山中(あ)委員 時間の制約がありますのでこれはお答えをいただきませんが、私は頭が悪いのかどうかわかりませんけれども、何度読んでも、IVの(3)のところに出てまいります後方支援活動、これはガイドラインの方ですが、それからVの2の(2)の(ロ)というところに後方地域支援というのがあ...全文を見る
○山中(あ)委員 備えなくして憂いありというのが阪神・淡路大震災だったと思います。これから、国際的なことでもいろいろなことが起こり得ます。英断をもって、そしてわかりやすい、国民が見て、何が行われているか、何を決めているのか、説明のできる形でこの周辺事態法を審議できますように、特別...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○山中(あ)分科員 山中あき子でございます。  私、去年の六月にデンマークのオーフスで環境大臣会議がありましたときに、そちらの農業学校を視察してまいりましたり、それから、一九九七年の三月四日の予算委員会のこの第五分科会において、そのとき新農政プランということで、ウルグアイ・ラウ...全文を見る
○山中(あ)分科員 総合的なお答えをいただきましたが、私はきょう、その中で、最初にお触れになりました、農業とほかの産業も含めて地域をどういうふうに形成していくかという点で、これはウルグアイ・ラウンドのときにも、前に申し上げたことがあるかもしれませんが、例えばスウェーデンですと、農...全文を見る
○山中(あ)分科員 大変力強い決意なんですけれども、具体的には、例えば全部の都道府県がそれぞれいろいろするという考え方ではなくて、私は、日本というのは縦に長いですから、北海道から沖縄まで、植生も違いますし、あるいは農村の形態も違うし、あるいは生産している状態も違うし、農業の規模も...全文を見る
○山中(あ)分科員 随分前、一九八五年になりますけれども、アメリカのミシシッピ州に行きましたときに、農業中心から、一つの技術の革新ということも含めて、ITDという、研究したものをどのように製品に落としていくか、事業化していくかというような五年間のプロジェクトで、国が支援して、それ...全文を見る
○山中(あ)分科員 食品産業の形成と同時に、地域の開発という中で、農業製品それから加工品に付加価値をつけていく、そういう努力をぜひやっていただきたいと思います。  それで、一番大事なのは人材の育成だろう。私はもともと大学におりましたから、どうしてもそう思うという点もありますけれ...全文を見る
○山中(あ)分科員 時間になりましたので、最後に一言だけ。  一九〇二年に発足したICES、その後いろいろ調べてみましたら、こちらで北太平洋の海洋科学に関する機関というのが、やはり同じような発想で、日本、アメリカ、カナダ、中国、ロシア、韓国の六カ国で一九九二年からスタートしてい...全文を見る
03月03日第145回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。  まず最初に、在外公館名称位置給与法改正案という現在上程されております法案についてお伺いいたします。  在ボンの日本総領事館に関する規定が本法律から削除されるということになったわけでございますが、在ボン日本総領事館のように、法律上は...全文を見る
○山中(あ)委員 三十年という時間が経過して、そして、まだその設置の可能性が見込めない場合、こういうようなときに、いつまでもこの法律をそのままにしておいて継続的に折衝し続けるというようなことは、もし折衝し続けていったとしても、その時間、労力も含めて果たして必要なことなのかどうかと...全文を見る
○山中(あ)委員 一たん決めたものをなかなか廃案にできないかもしれませんが、しかし、三十年の間に政権がかわり、考え方も変わり、時代も変わり、その間、この事務そのものはどういう形かでやってきているわけですから、そういうことも含めて、もう一度考え直していく時期ではないかというふうに私...全文を見る
○山中(あ)委員 私がお聞きいたしましたのは、それは昨年私もここで議論したので覚えておりますけれども、今のお答えのそういった規定ではなくて、この勧告が全く同じなのに、改定する年と改定しない年と、どこが二五%超えるか超えないか、それはこの勧告とは無関係に行われるのでしょうか。
○山中(あ)委員 五人の大変名立たる方がこの審議会のメンバーになっていらっしゃいますけれども、この勧告案というのは、三年間全く同じ文言でございます。同じ文言であったら、この意味がどこにあるのかということは問われるわけでございますので、これは、この外務審議会での勧告というシステムが...全文を見る
○山中(あ)委員 ぜひ勧告に目を通していただいて、お考えいただきたいと思います。  私、一九八〇年代の、ちょうど日本がバブルになったころに、アメリカの在日のいろいろな公館で、財政事情が厳しくて、私どもパーティーに呼ばれても、ほとんど食事も簡単なものしか出なくて、そしていかにアメ...全文を見る
○山中(あ)委員 続きまして、少し違う話題に移らせていただきます。  一九九四年の四月の新聞ですが、在外選挙実施についてということで、一九九四年の南アフリカの初選挙の模様が日本でも報道されました。その中に「東京でも投票」という項目がございまして、南ア大使館で南アフリカの制憲議会...全文を見る
○山中(あ)委員 当分の間、投票は衆議院、参議院の比例区に限るということで、計四票のうち二票だけしか行使できないのではないかという不満が随分あったと新聞には報じられておりますが、このまとめには全然出てきていないんですが、その辺はどうなんでしょうか。
○山中(あ)委員 これは、強い声になったら実現するのか、どのぐらいの時期に完全に投票できるようにするのかというのがこれからの問題になると思いますけれども、例えば、ニュージーランドのようにファクスの投票が可能であるとか、比例名簿であるノルウェーの場合には事前の投票をするとか、イタリ...全文を見る
○山中(あ)委員 附帯条項がついておりまして、可及的速やかにということでございますが、半分の権利しか行使ができないということは、国は半分の責任しか果たしていない、権利を行使するためのその手だてをとるということを果たしていないというふうにお考えいただきたいと思います。  それでは...全文を見る
○山中(あ)委員 終わります。
03月18日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第2号
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○山中(あ)委員 改革クラブの山中あき子でございます。  私は三十分の時間でございますので、早速中身に入らせていただきたいと思いますが、この委員会が日米防衛協力のための指針に関する委員会であるということを前提といたしますと、その指針と、それから今出されております法案、改正案、こ...全文を見る
○山中(あ)委員 総理の決意はよくわかりましたが、外交はプラクティカルでなければその実効性というのが見えないという点がございます。今のような国際会議というのは、いわば点がたくさん打たれているわけですが、それが線になって、そして面になって、立体的にならないと、日本というものがどうい...全文を見る
○山中(あ)委員 防衛問題と政治問題、経済問題、そして環境あるいは人権問題というのは、今は密接不可分の状態になっていますから、ぜひそういう見地で総合的な安全保障対話のイニシアチブをとっていただきたいと思います。恐らく、与野党、それについては協力ができるのだろうというふうに思います...全文を見る
○山中(あ)委員 それでは、そこの2のところでございますが、「日本のすべての行為は、日本の憲法上の制約の範囲内において、専守防衛、非核三原則等の日本の基本的な方針に従って行われる。」という記述が日米ガイドラインの中にございますが、これも間違いないでしょうか。
○山中(あ)委員 今確認していただいた部分というのは、この周辺事態法の中を読んでも、どこにも感じられない部分でございます。ですから、それが安保の枠内かどうかというような議論になってくると思います。  私は、これは多分、タイトルかどこかに日米安全保障条約に基づくとか、あるいは日米...全文を見る
○山中(あ)委員 どういう政治的な意思があって、それが法律にどういうふうに具体化されていくかということを考えますと、この目的のところを読んでもこれが日米安全保障条約に基づくのかガイドラインに基づくのかということがわからないということは、法案としてひとり歩きをするのではないかという...全文を見る
○山中(あ)委員 それでは、改めて外務大臣にお伺いいたしますけれども、午前中の答弁も予算委員会のときも、米国という国は国連の決議に反するようなこともないし信頼ができるということで、ほとんど米国が間違った行動はしないのではないかというニュアンスでお答えになったように思いますが、そう...全文を見る
○山中(あ)委員 完全な人間がいないと同じように完璧な国はないわけですから、予算委員会のときも申し上げたかもしれません、八六年の米国のリビアの空爆のときに英国を除くほかの同盟国は、基地を使わせることあるいは上空を通過することにノーと言ったということがあって、そして、その後十一月二...全文を見る
○山中(あ)委員 法文にきちっと書かれております。あとは政治の意思の問題だろうというふうに私は思っておりますので、総理の御決意を伺えればと思ったのですけれども、いかがですか。
○山中(あ)委員 自治体との関係のこともございましたけれども、実は、今回のような形にもし枠組みをつけて出したとしても、それが外的な要因で、つまり、いわゆる外からの攻撃にさらされる人たちを助けるとかそういう要因だけではなくて、危機管理の体制というのは総合的なものであって、内的な要因...全文を見る
○山中(あ)委員 この法案の後も、国際平和協力法とか、あるいは国連とのどういう関係を持つかとか、今のような危機管理のことですとか、さまざまな問題が残ると思います。ぜひ、長期的な展望、そして総合的な視座、そうした背景の哲学がわかるような全体像を示して、そして日本の将来のビジョンを示...全文を見る
04月15日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。  改革クラブでございますが、本日は、公明党・改革クラブを代表して質問させていただきます。意見陳述者の皆様からすばらしい意見を伺いました。たくさん御質問したいことがございますが、与えられた時間に制限がございますので、できるだけ簡潔にお答...全文を見る
○山中(あ)委員 ありがとうございます。やはり日本の自主性をきちっと確立することは大事だということでは一致したと思います。  次に、太田先生、ユーゴスラビアの状況はよくわかりますし、今回のNATOの爆撃は少し安易であったというふうに私も思いますけれども、しかし、冷戦後に、昔から...全文を見る
○山中(あ)委員 日本のアイデンティティーがどういう哲学のもとにあるか、そこの論議が不足であったのではないかという御指摘だというふうに私は認識いたします。  続いて、小野さんにお願いいたしますが、先ほど基本計画を承認すべきであるということで、現在は、自衛隊の派遣だけを承認すれば...全文を見る
○山中(あ)委員 前多さんにお伺いいたしますけれども、先ほどの御発言の中で、紛争が起きない努力が非常に大切であるということをおっしゃっておりました。例えば日本の場合、少しずつ努力はしているにいたしましても、紛争が起きる前に防止する努力、紛争が起きた場所に対しては拡大を防止する努力...全文を見る
○山中(あ)委員 もう一点。先ほど意識の改革ということで、平和をどうやって築き、それを維持していくかということを世界に広めていくということをおっしゃったのですが、意識改革というのは非常に大事なことだと思いますけれども、前多さん、その辺はどういうふうなことを日本としてできるというふ...全文を見る
○山中(あ)委員 ただいま皆様のお話をずっと伺っておりまして、本当は理想的には軍備が全部なくなればよろしいのですけれども、今、過渡期の時代にありましてまだまだ抑止力として多少軍備の準備は必要であるとしても、右手のきき手の方は、きちっとした日本の平和思想に基づいた総合的な安全保障と...全文を見る
04月20日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。  いつも時間がなくて、急いで急いでお答えいただくのですが、きょうは何と一時間四十分ございますので、全部の先生をずっと拘束するというのは大変、それぞれ公務もおありと思いますので、主管の防衛庁長官、外務大臣はずっといていただくことにいたし...全文を見る
○山中(あ)委員 カナダで政権がかわって、外交政策がかわるときに、六カ月かけて全国を縦断して意見の交換という、シンポジウムやなんかをやっていった、そういう経緯がございます。私、たまたま昨年五月の連休にワシントンに行きましたときに、どうやったらこの法案がうまく通るかということのキー...全文を見る
○山中(あ)委員 それでは、周辺事態法の対米協力の中で自治体に十項目例示をなさっていますし、これは依頼なのか、それとも強制力がどのぐらいあるのかというようなこともいろいろ言われておりますけれども、どうもいろいろな方に聞いてみますと、民間業者に対して後方地域支援の協力を依頼するから...全文を見る
○山中(あ)委員 私もそうあってほしいと思いますけれども、先日のやはり参考人の陳述の中で、民間の協力の内容には、例えば民間の輸送業者が公海上で武器弾薬、米兵を輸送するということが排除されていないと。こういう場合に、あくまでもこれが民間の船であったとしても、そういうものを輸送すると...全文を見る
○山中(あ)委員 善意でオーケーして、そして輸送に携わった例えば民間航空機とか船舶とかが、万が一何かあった場合には、リスクに対する補償は国としてすると思うのですが、民間にも積んでいるぞということがわかって、全然関係のないものが間違って攻撃されたという場合には、国としては責任は負わ...全文を見る
○山中(あ)委員 そういったたぐいのときの保険のあり方も含めて、予期せぬことが起こったときに対処の仕方がまだ定まっていなかったとか、ほかの業者が手伝ったために自分たちが被害を受けたというようなことがあっては困るという議論が結構ありますので、その辺どういう扱いになるかということはぜ...全文を見る
○山中(あ)委員 結局、国の法律の枠の上でそういうことが起こり得るとすれば、国としてはやはりそれはどうするかということは、アメリカ軍あるいはアメリカの司令部と、どういう場合にはどの程度の補償をする、日本の場合でしたらこういう補償で、日本の政府が借り上げた場合はこうで、アメリカの場...全文を見る
○山中(あ)委員 やはりアメリカ側ときちっとその辺を対応することが一つと、その余波を受けたような事態が生じた場合にそれに対してどうするかということも、これは国としてやはり検討しておいていただきたいと思います。  そういうことも含めまして、先日、ソウルからアメリカ軍の家族が福岡空...全文を見る
○山中(あ)委員 今、大臣から成田のことが出ました。成田の使用も除外はされないということをおっしゃっているわけですけれども、成田の場合にはたくさんの海外の航空会社が乗り入れしているわけですけれども、もし周辺事態になった場合に、海外の航空会社との協定で条約または付表の変更をするとい...全文を見る
○山中(あ)委員 もちろん強制的にはできないことでございますけれども、そのために実際にさまざまな混雑が起こるということは十分予想されることですので、どういう地域とはどういう協定があってということを一度きちっと洗い出しておかれて、そして早目に、いざとなったらどことどういうふうな折衝...全文を見る
○山中(あ)委員 できるだけ速やかにということですけれども、少なくとも例えば一年から二年を要するということであれば、まだもちろん法案自体が審議中ということでありますから、今から作業というわけにはいかないにしても、法案の早期成立が今課題になっているわけですけれども、法律の発効要件と...全文を見る
○山中(あ)委員 大体今の、時系列的に見ていきますと、そこに空白期間ができるということがわかっているわけですから、簡単なものだったらある程度できるということであれば、段階を経て、全部完成、一、二年後にすべての形が見えるとしても、基本的にわかるところから知らせていくという努力をなさ...全文を見る
○山中(あ)委員 それでは、地方の自治権のことについて自治大臣の御所見を伺いたいのですが、神戸のやり方に対して、これは一九八四年、中曽根大臣が、「地方自治の本旨に基づいて神戸の市長及び市議会がとっておる一つのやり方でありまして、それはそれとして我々はよく理解できるところであります...全文を見る
○山中(あ)委員 関連してでございますけれども、外務大臣に。  外交関係を処理することというのは、憲法七十三条の二で国の役割ということになっているわけですけれども、外交については国のことだから、非核しているかしていないかということについて地方自治体あるいは港湾管理者が何かを言う...全文を見る
○山中(あ)委員 私も、九六年にこれは書いて、地方は地方の役割それから国は国の役割という中で、私の場合はスウェーデン・モデルを例にとりまして、国防権とか国教会の監督権、減刑権、特別選挙の施行の決定、指示、それから、法案、予算案の提出権、法律施行細則の制定、それから、委任立法権、行...全文を見る
○山中(あ)委員 私も、前回それから予算委員会のときも、総合的な、内的な要因、外的な要因を一緒にあわせた危機管理のあり方というもの、きちんとその基本法をつくるべきだ、そういうふうな主張をしてまいりましたので、まさにそうでございますが、今私が申し上げたのも、平時のときでございます。...全文を見る
○山中(あ)委員 これは、二月二十日の「後藤田正晴の目」という新聞の記事の中で、後藤田先生が、米軍への後方支援の範囲は極東の中の日本周辺ということを言われて、そして、  事前の国会承認を義務づけることで、シビリアンコントロールがさらに利くのではないか。さらに、自衛隊員に使命感を...全文を見る
○山中(あ)委員 今の御意見は、最初の認識、その依拠するところが違っている、ですから違う結論になっているということでございますとすれば、私は、後藤田先生のような方も勘違いなさるように、もしかしたら非常にわかりにくいのかなということも思いますので、その辺のところも、先ほどのことも含...全文を見る
○山中(あ)委員 報告がなされた後、それをそのまま、終わってしまいますと、何事も、次に向かって、一つずつ学んで、そしていい形にしていくということを考えますと、当然、民主主義のルールといたしましては、チェック・アンド・バランスで、報告書あるいは報告を出されたレポートについて、私は、...全文を見る
○山中(あ)委員 大臣のお言葉ですけれども、私は、当事者あるいはここにかかわった人間がチェックをするというのは非常に難しいと思うのです、自分たちがかかわった法案に基づいてチェックをする。ですから、先ほどから申し上げているように第三者機関が必要だと思いますし、日本はやはりもっとそう...全文を見る
○山中(あ)委員 それでは、周辺事態の法案でございますけれども、周辺事態というのがどういうようなことかということは随分議論されてまいりましたので、ここでその中の同じような議論はもう繰り返すつもりはございません。ただ、周辺事態というものの概念をある程度明確化して、そしてどういった認...全文を見る
○山中(あ)委員 やはり幾つかの類型が示されてきますと相当わかりやすくなってまいりますので、ぜひそれは速いピッチで作業を進めていただきたいと思います。  それから、日米安保条約の枠内という言葉がいろいろなところで躍っておりますけれども、純粋に法的にこの言葉というのは、日米安保条...全文を見る
○山中(あ)委員 法制局の方にお伺いしたいのですけれども、その枠内という言葉というのは法律的にはよく使われるのでしょうか。
○山中(あ)委員 それで、戻りますが、枠内という言葉は今のところ検索されている中では見えないとすれば、どういう言葉がこれに該当する概念として法律用語としてはよく使われているのでしょうか。
○山中(あ)委員 外務大臣、目的が入っても入らなくてもほぼ同じだろうと。ほぼ同じだろうと思うのですけれども、一般的に見れば、入らなくても入っても同じであれば、入れる必要もないわけでございますね。入れても入れなくても同じであれば、入れる必要はないわけですね。
○山中(あ)委員 目的という言葉があることによって違いがあるのかないのかという点は、多分大きいんだろうと思うのです。つまり、日米安保条約の周辺事態というのがあらわしている周辺というのがどういうところに来るかということなんだろうと思うのですが、もう全く違う文言で考えるということもあ...全文を見る
○山中(あ)委員 日本は、カナダと一緒に地雷の禁止条約に率先して署名した国であります。日本の機雷掃海というのは大変に能力が高くて、ほかの国のできないところを随分国際的に貢献してきたというふうに思います。  機雷の除去という言葉と機雷の掃海という言葉は、これは違うのかどうか後でち...全文を見る
○山中(あ)委員 防衛庁長官はそうですとおっしゃらないだろうと思って外務大臣にお聞きしましたが、私は、武器はなくなればなくなるほどいいと思っていますから、どんな武器にしろ。そういう意味で、今非常にハイテクになってきた、こういう時代ですので、除去できる、除去というか本当に廃棄できる...全文を見る
○山中(あ)委員 今大臣が、北朝鮮に対して対話と抑止ということで、これもよく言われるのですが、私個人の見解でいきますと、対話も不足していますし、抑止も不足しているのじゃないかという気がいたします。ですから、やはりこのガイドラインの法案だけではなくて、さまざまな意味での抑止もそれか...全文を見る
○山中(あ)委員 北朝鮮がこう考えているだろうということは、国際的に日本がどう見られているか、日本に対する国際的な評価の中でも、今のような形で、もうちょっと、日本の政策がないから日本の外交についての回顧録には書けなかったというようなアメリカの専門家の話もあるように、それは一つの鏡...全文を見る
○山中(あ)委員 私もそのように解釈しておりましたが、そういうふうにとらえている向きが結構あるということは、また説明不足のところに戻ってくるかもしれませんけれども、もう少し、やはりその辺のところも含めてきょう確認をさせていただくことによって、どういう形かで随分おわかりいただけると...全文を見る
○山中(あ)委員 日本政府の見解としては、今のNATOの空爆に対してはどういう態度をおとりですかということをまず最初にお伺いします。
○山中(あ)委員 今の動きといたしましては、難民救済ということに主に力を置くということを斉藤駐米大使もおっしゃっているようですけれども、そのほかに、今、調査も終わって帰ってきたと思いますので、日本としてはどういうかかわり合いをしていくというふうにお決めになっていらっしゃいますか、...全文を見る
○山中(あ)委員 四月一日に、緒方難民高等弁務官が、日本は備蓄物資の援助を検討中だが、どれだけ早く現場に物資を持ってこられるかにかかっているというコメントを出しているわけですが、調査団が帰ってきて、今も検討中というのは、一般的な形でいけばそんなにゆっくりではないのかもしれませんけ...全文を見る
○山中(あ)委員 これは参考人のときに岡本行夫さんも、日本があれだけ湾岸でお金を出したのに、なぜ見える顔という形で評価されなかったかということの中で、アジアの各国も含めてそういう医者をうんと出すとか、そういった人的な目に見える支援、細やかな、きめ細かい支援というものができない現実...全文を見る
○山中(あ)委員 人材というのは宝物ですので、やはり日本なら日本にいる人材を適材適所で生かしていくということを考えていただけたらというふうに思います。  時間もなくなってまいりましたので、ここで私は、先日小川さんが、思想と呼ばなければならない部分というのが残念ながら欠落している...全文を見る
○山中(あ)委員 大変心強く伺いましたが、法案そのものには明記されておりませんので、ぜひこれは、談話か何かの形で、この法案と一緒に発表していただきたいと思いますので、それは委員長の方に検討をお願いしたいと思います。  国民に知ってもらう努力と、それから日本のアイデンティティーを...全文を見る
04月21日第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号
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○山中(あ)委員 山中でございます。  皆さんと違って私は十五分ですので、恐れ入りますが、簡潔なお答えをお願いできればと思います。  先ほど森本先生の方から出ておりますレジュメを拝見しておりまして、大変重要な三点、一つは、国会承認に国民の支援、協力に関する措置を入れるというこ...全文を見る
○山中(あ)委員 最終的には政治の意思というもの、見識というものが問われているというふうなお答えかというふうに思います。  それから、国会での承認の以後、実際に活動が終了した場合に、事後国会に報告するのは当然のことというふうにおっしゃいました。私もそれは当然と思いますけれども、...全文を見る
○山中(あ)委員 委員会でのそういった検証というのと同時に、例えば、日本もいろいろなシンクタンクがありますけれども、外交と安全保障に関しましては、例えばアメリカで言う安全保障の調査会とか、またイギリスのいろいろなシンクタンクも含めて、そういった、国から離れた部分でのきちんとした客...全文を見る
○山中(あ)委員 お二人から、国会での検証の仕方、途中での監視、そして今おっしゃった、審議会になるかどういう委員会になるかわかりませんが、そういった第三者的な機能というものをきちっと整えるということで、私は大変力強い支援を得た気がいたします。  それから、今佐々先生がお立ちにな...全文を見る
○山中(あ)委員 先ほどから危機管理のことについて出ておりますけれども、内的な要因、外的な要因、それを総合して日本の国と国民をどう守るかという有事法制というのもその一部と私は思っておりますが、そういった総合的な危機管理の法の整備ということの必要性ということについて、先ほど佐々先生...全文を見る
○山中(あ)委員 それでは、最後になりますが、ペリー氏も、余り理解されてはいないが大変重要であるということで、予防防衛ということをおっしゃっております。  先ほど森本先生は、これから冷戦後どういうふうな安全保障に行くかの今過渡期であるとおっしゃいましたので、予防外交なのか予防防...全文を見る
○山中(あ)委員 ミリタリーとノンミリタリーの両手の外交ということ、ありがとうございました。  日米間も含めてルール・オブ・ローの確立が必要なのだということをきょう学ばせていただきました。公述人の皆様に御礼申し上げます。  これで質問を終わります。
05月12日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(山中あき子君) 公明党・改革クラブといたしましては、三つの要件を考えております。  一つは国連決議を必要とする、もう一つは旗国主義というのも取り入れる、そして周辺事態に限っての活動であるということでございますが、これからこれをもとにいたしまして三会派での協議がどう...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) 公明・改革といたしましては、先般の領海を侵犯してきた不審船をとめるというのと全く違いまして、これは国連決議に基づいて経済制裁をする、そういうような前提でいきますと、警告射撃というのは今までの例を見ましても十万件のうちに数十件しかございませんので、そう...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) まず、基本的なスタンスでございますけれども、公明・改革といたしましては、まず一番最初に挙げることとしては、日米のこの安全保障条約というのは、やはりアジア太平洋も含めて抑止という意味で非常に大事であるということ。二番目には、憲法をきちんと遵守するという...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) 私どもは、先ほどから御議論ありましたように、周辺事態というのは一体どういうものかというのがよくわからないということもありますし、これが独立した法案としては日米安保条約とどういうようなかかわりがあるかということがよくわからないと、やはりわからないことと...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) 対応措置というのと計画というのと両方あるわけですから、計画を事前に報告して、そして途中の経過も含めて最終的に対応した、事前に報告されている基本計画とそれから出動の可否を、これは承認した活動とその途中の経過、それもすべて含んで現実にどういう対応措置をし...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(山中あき子君) まず、日本の国民の平和と安全を守るということが第一義にありますけれども、平和というのは座して待っていて来るものではない。ですから、平和をつくり上げて、それをどういうふうに維持していくかということのために日本は努力する必要があるだろう。もう一方で、アジ...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) 木俣先生おっしゃるとおりに、外交の基本姿勢、安全保障の基本姿勢というのは変わるものではないというふうに思っています。それが日本のアイデンティティーなんだと思いますけれども、現実の政策という意味では、ドイツの有名なゲンシャー外務大臣もおっしゃいましたよ...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) 公明党・改革クラブといたしましては、原案に沿って、まず国連安保理の決議を必要とする、それから旗国主義ということも可能である、そしてこの適用範囲は周辺事態法の範囲であるという考え方は今も変わっておりません。  ただ、このガイドラインのアメリカとの約束...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) 私もこれを評価するにはもう少し調べさせていただかなきゃいけないんですが、最善がうまくいかなければ次善の策ということもあるのかなというふうに拝見いたしました。  先ほどの国連決議のことに関しましては、このガイドラインの法案の中の五番の二の括弧一のイロ...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) お名指しですので私の考え方を申し上げますと、今、先生おっしゃった中でもう一つ日米防衛協力のための指針というのが日本語と英語版で当然できているわけです。この英語版の中で今の周辺事態というものの定義というのは日米で協力して一緒に確認をしてつくってあるわけ...全文を見る
05月19日第145回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。  このたびのコソボのこういった一連の動きの中で、私は、日本の政府としては理解はするという態度をひとつとっていること、それから難民の支援に大変いろいろな形で努力をしている、そういう点では、いろいろありますけれども、妥当な態度、妥当な距離...全文を見る
○山中(あ)委員 私は、失敗したから責任をとれというのではなくて、ニューヨーク・タイムズの記事の中に失敗したということが書いてあって、それを先ほど引用したので、私の立場としては、日本としてはいいスタンスをとっているだろう。ただ、今おっしゃいましたように、両方から拒否された提案をア...全文を見る
○山中(あ)委員 それができていれば、きっともっと前にそれが可能になっていたと思うのですが。  そういう意味で、今回のような、ユーゴの国民全体に責任があるのではなくて、ミロシェビッチという大統領のやり方というのが非人道的である。こういう場合に、国際的な司法の場で、欠席裁判という...全文を見る
○山中(あ)委員 今直接できることと、それからやはりここからスタートして、十年先、二十年先、中長期的に、一体、国際的な秩序をどうつくっていくか。それは、日本がたまたまヨーロッパにいませんし、こういうふうに距離もありますし、ある意味では客観的な立場を保てるということで、そういったと...全文を見る
○山中(あ)委員 先ほどもお話あったと思いますけれども、ワシントンでの十八日の世論調査では、今回の空爆を支持するという、クリントン大統領の決定に対して先月五日の時点で六八%であった支持するという答えが、九ポイント下落しまして五九%になったという数字が出ております。長引けば長引くほ...全文を見る
○山中(あ)委員 やり方はいろいろとあると思いますので、包括的に別に基金を設けなくてもよろしいのですが、手続をできるだけ簡略化していただくというのを、運用面だけではなくて、わかるルールにしていただくと、NGOの方も、どういうふうに何を書類にして持っていけばいいのかとか、どういう要...全文を見る
○山中(あ)委員 次に、四月二十日の衆議院の防衛指針の特別委員会におきまして、私は医療援助ということをこのコソボに関して申し上げたのを多分高村外務大臣は御記憶にあるかと思います。  つまり、防衛医科大学の学生たちも、言葉もできるような、国際貢献もできるような、また制度もというよ...全文を見る
○山中(あ)委員 四月二十日にも申し上げたと思いますけれども、例えば防衛医科大学の語学教育をもう少し充実させてということで、当然その道具としての言葉というのが大事ですから、日本の専門職の人が国際的に活動できるというのは、それに付随する大きな道具としての言葉の訓練というのは当然入っ...全文を見る
○山中(あ)委員 確認されていれば結構でございますが、どうも中国の大使館の方からのお話を伺っても、例えば地下二十メートルの地下施設をターゲットにした新しい形の爆弾であるとか、いろいろ使われているのではないかというようなことが言われておりますので、今後ぜひその辺は調査していただいて...全文を見る
○山中(あ)委員 それでは、あとは、これからの日本の外交姿勢について、コソボに関連して幾つか申し上げたいと思います。  空爆が始まってすぐのとき、ロシア大使館の方が三人見えまして、その用件は何かといいますと、もちろんスラブ民族ということもありますし、チェチェンを抱えているという...全文を見る
○山中(あ)委員 日本の一つのスタンスとして、やはり、今もしこの解決に貢献できれば大変にいい段階になるというふうに思いますので、ぜひ最大の努力をしていただきたいと思います。  もう一つ、フィンランドが浮上しているというふうに書かれておりますけれども、フィンランドだけではなくて、...全文を見る
○山中(あ)委員 イギリスのある企業では、コミュニケーション能力というのが採用の一つの条件になっているところもある。そういう意味で、交渉力とかあるいはコミュニケーションの能力というのが日本ではまだまだ評価が十分社会的にされていないという面もございますので、ぜひ国際的なところから始...全文を見る
○山中(あ)委員 振り上げてしまったものはおろせないし、どちらも悩んでいると思います。NATO側もユーゴ側もアルバニアも、みんな悩んでいる。この問題の解決は非常に難しいと思いますけれども、中長期的なものも含めて、日本の国際社会でのスタンスの確立というものも含めまして、日本の貢献の...全文を見る
05月21日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
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○衆議院議員(山中あき子君) 衆議院の修正段階でも現在でも、公明党・改革クラブのスタンスは全く変わっておりません。  ですから、基本的なところは、原案に賛成という意味では、今、先生おっしゃったとおりの基本姿勢でございますけれども、ただ、衆議院の段階で、望む望まないというのは別と...全文を見る
○衆議院議員(山中あき子君) 先ほど申し上げましたとおり、内容については私どももそういう立場で頑張っていきたいと思います。  ただ、これを修正案とするか別途の立法とするかの御決議というのは参議院のことでございますので、その辺の中身についてはおっしゃるとおりでございますけれども、...全文を見る
06月03日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。  きょうは、外務省の設置法につきまして質問をさせていただきたいと思いますが、先月、駐日英国大使デービッド・ライトさんが帰国なさいました。急遽帰国なさったわけですけれども、そのお別れ会のときにこういうことをおっしゃいました。日本は、行政...全文を見る
○山中(あ)委員 大臣としては、もっとやれる、あるいはやるべきところが、今回はこれとして御理解を賜りたいとおっしゃいますけれども、これから二十一世紀の日本がどういう日本になるかという観点から見て、まだまだこれから改善の余地があるというふうに思っていらっしゃいますでしょうか。
○山中(あ)委員 始まったところだという大臣の今の御答弁は私も非常に同感だと思いますので、これで一つ改編が、再編と言わせていただければ、それが済んだところから、これから本当の改革がスタートする、そういう視点で、きょうはODAというようなことに絡んで、外務省設置法案に関係の質問をさ...全文を見る
○山中(あ)委員 縦割りの実施体制の弊害が著しい、外務省の外局として国際協力庁の創設をというのは前経団連の豊田章一郎会長の言葉ですし、あるいは行革の最終報告に対しても、外側から見ると実際にどのように一元化され効率化されるのかが見えず、運用次第では従来とさほど変わりがないのではない...全文を見る
○山中(あ)委員 大臣は、これで十分にやっていけるかどうかということよりも、そういう努力をするというふうな表現を今使われたと思いますが、私は、やはり予算が一元化されていないということは、予算のむだを省くという改革がなされないのではないか。日本のこれからの経済状態を考えますと、やは...全文を見る
○山中(あ)委員 それでは、その査定をする大蔵省の、きょうちょっと大臣をお呼びしなかったものですから、大蔵省の方に来ていただいていますので大臣じゃなくて結構ですが、どういう人がこのODAの予算の査定に当たることになるのでしょうか。
○山中(あ)委員 今までのことではなくて、これからどういうふうにこの行政改革に伴って変わるのでしょうか。それとも変わらないのでしょうか。
○山中(あ)委員 もし大きな変化がないとすれば、大変心配でございます。  なぜかといいますと、これまでも、もし一元化されていて、そして同じようなプロジェクトのために各省庁、一昨年、中国には同じようなプロジェクトに関して二十の調査団が行きました、省庁ごとに、あるいは、省庁それから...全文を見る
○山中(あ)委員 イギリスのブレア首相の政権が発足して、九七年の十一月のことでございますけれども、ODAの名称、位置づけを変更いたしました。そしてこれは、国際開発のための省に格上げしたわけでございますが、決して大きな組織ではありません。組織表を見ると、本当に小ぢんまりとした組織で...全文を見る
○山中(あ)委員 大臣が触れていただきましたので、お聞きしたいと思います。  五月七日に、行政機関の保有する情報の公開に関する法律、情報公開法が通過いたしましたけれども、今もおっしゃったODAに関する情報の公開、透明性ということと、この中に、これは当然といえば当然の部分があるわ...全文を見る
○山中(あ)委員 平成十一年の四月一日以降の案件について、応札企業名、応札額、受注企業名、契約額などの事後開示を進めるということになりました。しかし、開示の方法というのは、海外経済協力基金と国際協力事業団での閲覧のみということになっているわけでございまして、非開示でない部分の情報...全文を見る
○山中(あ)委員 プロジェクトによっていろいろあるということですけれども、今の場合には、大綱では要請主義なわけでございますから、要請があったときに検討するから個々に検討していかなきゃいけないわけです。やはりこれからはプロジェクト方式に大きくかじを切っていって、環境について、日本は...全文を見る
○山中(あ)委員 複雑系と言われている時代でございますから、相手の国だけじゃなくて、先ほどおっしゃったNGOをもっと重視するのなら、相手の国からの正式な要請があるかないかということは一つの側面であって、もっと別の形の援助がたくさんある、そういう視点の切りかえというのを、外務省も含...全文を見る
06月08日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。  この男女共同参画基本法の推進をぜひ進めてほしいというファクスや要望書やいろいろなものが、このぐらいうずたかく私の事務所にも来ております。それだけ女性の期待が大きいのであろうというふうに思っておりますが、参議院の議事録を拝見いたしまし...全文を見る
○山中(あ)委員 今、基本計画の策定その他について基本的な理念を述べられましたけれども、もう一度、これは政治の意思がないと早く進めることができないと思いますので、官房長官として、基本法の策定を速やかに行うということも含めまして、この基本法案を実効あらしめるために最大の努力を払って...全文を見る
○山中(あ)委員 決意を承りましたので、早速その法案に沿いまして、日ごろ考えておることを申し上げながら少し議論をさせていただきたいと思います。  まず、前文に加わりましたところでございますけれども、そこの中に「日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、男女平等の実現に」と...全文を見る
○山中(あ)委員 これは一九九四年に出ましたスウェーデンのスウェディッシュ・ワーク・エンバイロンメント・ファンドという中に、これはスウェーデンにおける平等の定義ということで、経済的な自立できる職業につくための権利、義務、機会。それから家庭を大切にし子供の世話をするための権利、義務...全文を見る
○山中(あ)委員 次に、やはり前文の中に、男女が互いに人権を尊重しつつということがございます。  先ほどどなたかも触れていらしたと思いますけれども、やはり人権の最も基本的な尊重というのは核である家庭の中における人権の尊重だということを考えますと、女性への暴力というのが先ほどから...全文を見る
○山中(あ)委員 ぜひそういう方向で、早速調査を実施に移し、啓蒙活動を始めていただきたいと思います。  次に、法案そのものの第一章の中の第二条の定義のところでございますけれども、ここの部分で、社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が保障され、ともに責任を負うべきであるとい...全文を見る
○山中(あ)委員 今大臣から介護の問題、託児の問題、決意を語っていただきまして、大変心強く思っております。  託児の問題につきまして、一つ提案させていただきたいことがございます。  と申しますのは、これは九六年に私がまとめた本でございます。その中をちょっとかいつまんで御紹介さ...全文を見る
○山中(あ)委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  そして、ついでに、これは建設省の方にかかわることですけれども、スウェーデンの例を見ますと、室内で子供を育てるときには、例えば、床から八十センチ以下にガラスの使われているドアでは強化ガラスを使用することとか、おふろ場、お便...全文を見る
○山中(あ)委員 先ほどのWINWINというのは、民間の方たちが協力して、政治家は全く中に入れない、選ばれる方でございますので、スクリーニングされるかどうかということで、入れない団体なのです。民間の方たちがそういうふうに動いておりますので、ぜひ、政治の分野にいる私たちとしましては...全文を見る
○山中(あ)委員 ぜひそういう方向で検討していただきたいと思いますし、これも、お願いするだけではなくて、全員が考えていかなければいけないことだというふうに思っております。  第一章の七条のところに「国際的協調の下に」ということがあるのですが、私は、国際という言葉がいつも非常に簡...全文を見る
○山中(あ)委員 やはり日本のアイデンティティーというものをきちんと確立して、日本は同じ平等であってもどこに重きを置いてあるかというようなことについて、やはり対外的にも国内的にもわかるような形でこれから実際の法の整備をしていただきたい。つまり、すべてに少しずつ全部目配りしても、そ...全文を見る
○山中(あ)委員 七五年は藤田たき先生、八〇年は高橋展子さん、そして八五年は森山眞弓先生が女性会議の代表でしたが、残念ながら、北京会議だけ日本は男性でした。ぜひ来年の二〇〇〇年に女性を登用していただきたいということをお願いして、質問を終わります。
07月23日第145回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。  きょうは、アジアの状況について気になることが幾つかありますので、一般質疑でございますので、それについてさせていただこうと思います。  まず、本日から、第四回の核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラムが開催されるということで、これは私...全文を見る
○山中(あ)委員 先ほど申し上げたようなことは、大変期待されるけれども、また逆に言えば、現実に当事者も出席しているということであれば合意が難しいのではないかということも考えられるわけですが、ぜひ、日本のイニシアチブで、こういった方向で、方向性が違う形にならないでまとめていただきた...全文を見る
○山中(あ)委員 今の大臣の御答弁で、かなり努力をなさる、知ってもらう努力をなさる方向であるということをお聞きして、少しほっといたしましたけれども、いつも日本は、大変いいことをしても、それを十分に知ってもらうという努力がなかなか実らなくて知られていないということがあるわけですので...全文を見る
○山中(あ)委員 来年外務委員会におりましたら必ず質問させていただきますけれども、そうではなくてもぜひ御報告いただきたいと思います。  先日、アメリカのもとの上院議員のクランストンさんとお会いしたときに、彼は、ステート・オブ・ザ・ワールド・フォーラムという、核廃絶とか安保の枠組...全文を見る
○山中(あ)委員 日本は、ポルトガル、アメリカと同様に約一千万ドル以上の資金を六月一日に拠出しているわけでございますよね。それなのに、東ティモールの、まあこれは一つのグループと言ってしまえばそれまででございますけれども、独立運動指導者のホルタ氏が、日本の貢献というのがもっと大きい...全文を見る
○山中(あ)委員 派遣するか派遣しないかというのは今おっしゃったような原則にのっとると思うのですけれども、派遣人員が三名か五名か十名か、そういったところは、その原則にのっとった上で、当然、三名であろうと何名であろうと派遣するわけですから、人数的に非常に少ないということがせっかく日...全文を見る
○山中(あ)委員 能力というのはいろいろな意味があると思うのです。私は、これから日本においてはPKOの訓練センターの、スウェーデンにもあります、カナダにもピアソンのようなものがありますけれども、その中で、特に、ミリタリーの側面のある部分というのは一つあると思いますけれども、文民の...全文を見る
○山中(あ)委員 そうしますと、例えば今おっしゃった御説明ですと、地方にも派遣していくというようなことであれば、人材としてはちゃんとトレーニングを受けた人材は十分いるのでしょうか。
○山中(あ)委員 先ほどの御答弁の中で能力という言葉をお使いになったので、私は能力というのはそういうことも含むのかなというふうに思ったのですが、せっかくこういう機会もありますので、前に、埋設地雷の除去作業などが本体業務が凍結されているということでできないという状況もありますから、...全文を見る
○山中(あ)委員 そういう問題提起をさせていただきました。またこれから、そういう包括的にPKOをどうしていくかということを、日本の貢献がどうあるべきかということをいろいろな機会に議論を続けさせていただきたいと思います。  きょうは特急のようでございますが、次に、北朝鮮の問題にち...全文を見る
○山中(あ)委員 具体的にどういうような制裁をするとか警告をするとかということにつきましては、それを最初に今こういう委員会で出してしまうことがいいかどうかというやはり政治的な配慮がございますから、その具体的なことはおっしゃる必要があるかどうかということも含めて私はお聞きしませんけ...全文を見る
○山中(あ)委員 新聞などの報道で送金の停止とか、そういう具体的なことが報道されたりしております。そういうことも含めまして、九八年度の統計ですと、日本との貿易で、日本が輸入は二百八十七億に上っておりますし、輸出は二百二十七億というような、大変な金額が実際に日朝間の貿易額として出て...全文を見る
○山中(あ)委員 中国のトウカセン外務大臣が、問い合わせに対して、EEZや領域の境界線ははっきりしておらず、中国からすると問題はない旨の回答をした、しかし日中協議については必要な協議を行うことは大切であるというようなコメントを出されているというふうに報道されております。  それ...全文を見る
○山中(あ)委員 今お読みしたのは、外務省の「首脳・外相会談(高村外務大臣)」というものの中に出てきた文言を読ませていただいたのですが、そういう経過を見ますと、このEEZの画定の見通しというのが一つ立っているのかどうかということも含めて、ぜひ日中協議ということを早期に加速させて、...全文を見る
○山中(あ)委員 せっかくそういうふうにトウカセン外務大臣がおっしゃったんですから、間を置かず、では第一回目はどういうレベルでいつやるかという具体的なアクションを起こすということが日本にとっては大事だろうというふうに思いますので、ぜひ早急にそういう形で、まず第一回目座って、話し始...全文を見る
○山中(あ)委員 今までのように、当事者同士での話し合いに期待するというところから一歩出て、あるいは二歩も三歩も出て、そういった話し合いができる場をつくり出す、そういう雰囲気をつくり出すということのために、ぜひ今回外務大臣、実際においでになるわけですから、そういう形で動いていただ...全文を見る
○山中(あ)委員 これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
07月30日第145回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○山中(あ)委員 先ほどから参考人の方々、それから各委員の方々のお話を伺っておりまして、今まで何度も何度も話し合っていた九二年にできているODAの大綱の中で、やはりNGOの活用ですとか、二国間に偏重している発想を多国間というものにもっと広げていくとか、あるいはハードからソフトへ、...全文を見る
○山中(あ)委員 先ほどのミャンマーのことでちょっと一言補足しておきたいと思いましたのは、五分という中で話したものですから、ヤンゴンの病院のことだけ申し上げましたが、ミャンマーで同じような看護学校というのは大変成功しております。これはやはり建物を日本が援助したわけですが、イギリス...全文を見る
11月17日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○山中(あ)委員 山中でございます。  日本の国民は、専門家によって、安全な技術、安全な管理に信頼を寄せていたわけでございます。しかし、今回の東海村の事故に際しましては、国の管理の甘さ、会社の認識の甘さ、従業員の自覚の甘さ、そういったものが指摘されております。この一連の甘さとい...全文を見る
○山中(あ)委員 実際の政令とか省令とかというものと抱き合わせでないものですから具体的なものが見えないので、ぜひその辺は、今申し上げたことも参考にしていただいて、いいチームをつくっていただきたいと思います。  それから、同じこの法案ですが、十条の二項の中に「通報を受けた都道府県...全文を見る
○山中(あ)委員 防災専門官と専門的知識を有する職員とはどういうふうに違うかというのは、これもまた議論していくと非常に詰めていかなければいけないのですけれども、私は、危機対応の管理者とかそういった人だけでなく、可能な限りさまざまな分野の専門官も、例えば今回の場合、健康に関する専門...全文を見る
○山中(あ)委員 ぜひそのようにお願いいたします。平時にいかにコミュニケーションをとっておくか、平時にいかに知識を普及して、そして普通の人たちも、住民の人たちも納得していくか。国がどれだけやってくれているんだろうということは非常に大事な点だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたし...全文を見る
○山中(あ)委員 せっかく科学技術庁の開発したSPEEDIというのがございますので、こういうものを活用すればその地域地域のオフサイトセンターですべて判断ができるというふうに、大変多角的な分析のできる機械のようでございますし、六時間までの予測ができる、六時間後までのシミュレーション...全文を見る
○山中(あ)委員 必要とだれが判断するのか私はわかりませんが、今回の事故を考えてみますと、もうこれは必要とされているというふうに判断していいのではないかというふうに思っているわけです。  先ほどSPEEDIのことを申し上げましたけれども、こういったシミュレーションができる能力が...全文を見る
○山中(あ)委員 期待をするのではなくて、国としてやはりそういう方向である程度バックアップをする、そして科学技術庁の持っているノウハウを提供するということでないと、地方自治体がそれぞれどうするかということになってもなかなか難しいのではないかと思うので、私は、国の姿勢として、長官の...全文を見る
○山中(あ)委員 それ以上申し上げても同じお答えが返ってくるのかもしれませんが、このチャンスを私はぜひ国として生かしていただきたい。しかも、日本の持っているSPEEDIにしても、あるいはアメリカとのネットワークにしても、それを活用しない手はないんじゃないか。そして、それが住民にと...全文を見る
○山中(あ)委員 実は、ヘリコプターの使い方で発想の転換をしていただけないかと思っております。  これもちょっと図をお見せしますけれども、こういうヘリコプターでございまして、これは日本にももう入っております。例えば、電力会社ですと東電、中部電力、東北電力などに入っておりますが、...全文を見る
○山中(あ)委員 今後というのが、先ほどの小野先生の質問のように六カ月とかたつんじゃなくて、できるだけ早い機会に実現をしていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  最後の質問でございますけれども、事故当時の濃縮度の高い高速増殖炉の実験炉について、九九年十一...全文を見る
○山中(あ)委員 温かい思考と丁寧な、きめ細やかな施策をして、備えなくて憂いありというようなことは二度と起こらないようにしていただきたいと思います。  これで私の質問を終わります。
11月19日第146回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。私は十五分間しかございませんので、絞って質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、アロンドラ・レインボー号の件でございます。  インド海軍が十三日にインド洋の沖で発見して、その後十六日の捕獲時には、巡視艇が三隻と航空機二機、...全文を見る
○山中(あ)委員 日本においても、ことしの二月の「環境ジャパン」の中で、秋元一峰、この方は防衛庁の研究所の方でございますけれども、国連海洋法条約に基づき、地域諸国が海上防衛力で取り締まるなど共同行動を行うべきであるというような趣旨で、オーシャンピースキーピング、いわゆるPKOの海...全文を見る
○山中(あ)委員 何もしないでいても何も生まれてこないと思います。やはりチャレンジしてみて、うまくいくかどうかは別としても、ぜひ外務省も率先して具体的な検討をしていただきたいと思います。  それでは、次の問題に移らせていただきます。  朝鮮労働党から村山元総理に招請状が届いた...全文を見る
○山中(あ)委員 報道などで心配されているとか懸念されているということは、何も条件なしに行くということですけれども、何か要請された場合に、北朝鮮側の今までの行動からいうと、国に対しての要請のような形であちら側が対処してきた場合に、それをもしメッセージとして持って帰った場合に、日本...全文を見る
○山中(あ)委員 ペリー報告の中で、米国の政策として、米国がそうあってほしいと考える北朝鮮政府の姿ではなく、現在の北朝鮮政府にどう対処するかというふうにきちっとかじを切った報告がなされておりますけれども、ことしの十月五日にペリー報告がスタンフォードでなされたときに、私もゲストとし...全文を見る
○山中(あ)委員 早くノーマルなお隣になってほしいと願いつつ、質問を終わらせていただきます。
11月24日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○山中(あ)委員 山中あき子でございます。  再び質問の機会を与えていただきましたが、きょう採決がございまして、この法案が通過いたしますと、先ほどからの御答弁を伺っていますと、その後、いろいろなところでいろいろな意見を聞いて、そして実効あらしめるようにするということですが、でき...全文を見る
○山中(あ)委員 微妙な解釈のところで誤解を招かない形という意味ではさらに前進すると思いますので、期待していますが、ぜひ原子力安全委員会の方をもっと強化して、OECDに、間違ったかどうかわかりませんが、四百五十名という登録を一たん出した、その数字も一つの目安にいたしまして、そのぐ...全文を見る
○山中(あ)委員 ふだんの活動がどういうふうに準備されているかという意味で、前回のときに、ヘリコプターで定期的にすべての核関連の物質を扱うところをきちんと測定し、そしてその情報を公開していく、また早期に発見したときには速やかに改善を図るというようなことで、ヘリコプターといっても、...全文を見る
○山中(あ)委員 防災訓練だけではなくて、これは発想の転換で、年に二回くらいにわたって各原子力を扱っているところを上から探知をしていってということを定期的に行うという意味でこの前提案申し上げたのですが、その辺も前向きに御検討いただけますでしょうか。大臣に、前向きに御検討いただける...全文を見る
○山中(あ)委員 できるだけ早くそういう体制に持っていっていただきたいと思います。  さて、先回ゾーニングについてお伺いしましたときに、中曽根長官が、「個別の災害想定や避難計画等の検討が必要とされた場合には、」とか、あるいは「自治体や関係団体等が、地域に応じた避難方法、避難場所...全文を見る
○山中(あ)委員 大変前向きに御答弁をいただきましたので、これで多分地域の住民は、自分がどういうゾーニングにいて、森があるからここは大丈夫なんだとか、いろいろなことがわかると思いますので、ぜひそれは今のお言葉どおり実行していただきたいと思います。  さて、そういった中で、実は今...全文を見る
○山中(あ)委員 教育と一緒に訓練というのも非常に大事になってくるわけですけれども、その避難訓練の場合には、それもすべて、基本的な姿勢としては、自分の仕事として計画を立ててその計画を実行せよ、一番大事なことは人々を無事に避難させることであるというようなことで、この訓練の中にも含ま...全文を見る
○山中(あ)委員 今回の事故に関して、IAEAの報告書の中に、設計、管理及び作業上の事項を含む施設に関する検討、それから、許認可及び検査、規制に関する検討、さらに、緊急事態への準備及び対応に対する検討というのが日本の場合には必要であるというのが出ているわけですが、今申し上げてきた...全文を見る
○山中(あ)委員 その提携しているものが機能するためには、どうやって、どういう形で情報を提供するかというのができていないのであれば表面上しかできませんので、そこをきちっと埋めていただきたいと思います。  時間になりましたので、最後に、今後の風力、太陽、火力または磁力、それから宇...全文を見る
○山中(あ)委員 長官から大変前向きの御答弁をいただきましたので、速やかに実行していただくことを希望して、質問を終わらせていただきます。