山中あき子
やまなかあきこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月29日 | 第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○山中参考人 山中あき子でございます。 短時間ではございますけれども、イラクの復興支援を通して民主イラクの自立を助け、国際社会での日本のプレゼンスを高める、そういうことのために、日ごろ考えていることを述べさせていただきたいと思います。 大量破壊兵器の有無、アルカイダとフセ...全文を見る |
○山中参考人 私たち人間も同じですけれども、国もそうです。国際社会もそうです。五十年余りという年月というのがすべての状況を変えてきている。そういう意味で、国連も、あるいは日本の憲法も、そしてそれにかかわる私たちの人間の判断基準も変わってきているというふうに思っています。 憲法...全文を見る | ||
○山中参考人 基本的には、国家というのは自分の国の国民と国土を自分の手で守るというのが基本ですから、それは基本にありますけれども、北朝鮮が不安定であれば、北東アジア、アジア全体が不安定であるという今の時代を考えますと、先ほど西元参考人がおっしゃいましたように、国連は一定の役割を果...全文を見る | ||
○山中参考人 イラクの人たちがどうありたいかという現状を見て人道復興支援をするという観点からいけば、その前提の条件がどうあろうと、日本が一体何ができて、イラクの人たちが何を望んでいて、そして何をしなければいけないかというところは、私は変わりないと思っています。 ただし、この戦...全文を見る | ||
○山中参考人 本日は国連を代表して話しているわけではございませんので、その点は御了解いただきたいと思いますけれども、いろいろな人が、国連は弱体化した、ですから、国連はもうその責任をとれないのではないかという意見を言っています。 確かに、現状では、国連自身がどういう役割を本当に...全文を見る | ||
○山中参考人 大変いいプロジェクトと思っております。一つは、世界遺産級の湿原という歴史的なものの復元であること、二つ目は、今御指摘の、雇用の創出を長年にわたって、これは長期的なものですからできるということ、そして、日本の、例えば釧路湿原の回復などの科学技術を生かせるということ。 ...全文を見る | ||
06月11日 | 第159回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号 議事録を見る | ○参考人(山中あき子君) ただいま御紹介いただきました山中あき子でございます。 不審船舶の検査のプロジェクトチームの一員として検討したことがございますので、今回、ああ、ここまで来たなというふうに思っているところでございます。また、動燃の事故の折にワシントン州の燃料工場の危機管...全文を見る |
○参考人(山中あき子君) 日本への攻撃というのは二つあると思っております。 一つは、全く外からの場合には、日本は海上をきちっと守るということと、あとミサイル、そういう形でしか例えば原子力発電所に対しては攻撃ができないわけですから、その点でいろいろな問題、臨海のいろんな問題あり...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) 今、浜谷委員がおっしゃったところと見解はほとんど一致しているところでございます。そういう協定をしたわけですから、協定に沿って動いていくというのがそれぞれの国の責務だろうと思いますし、ただその柔軟性の面で、運用の柔軟性の面で、油であったら油で返すのか、油で...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) 最近、様々な事件が起こっております。これは有事などというものではなくて、日常の生活の中の事故や、それから殺人や、こういうものを全部考えてみますと、民主主義、自由主義というものに対しては、自由を得る代わりに責務があると、責任があると、ここのところの教育が本...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) 今の緊急事態が起こってからの、先ほど私が申し上げました危機管理の方では、多分、現場の判断というものが非常に大事になってきますし、そのスピードという、判断のスピード、実施というのが大事になってきますから、総理大臣からのその伝達という、そういう形では機能しな...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) 非常に綱渡りのような、多分これは法的に大丈夫だろう、いやちょっと法的には厳しいだろうという綱渡りの状況であるというのが現実だろうと私は思っておりまして、二〇〇二年の十二月に官房長官の下で国際平和協力懇談会の報告書というのを出しました。その中で、日本が国際...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) 私は、外交というのはやっぱり両手を使うべきだと思っておりまして、両手の外交というふうに考えているんですけれども、その両手の片方というのは、ある意味でハードの部分であって、そして、今回のようにイラクへの、あるいはアフガンへのそういった自衛隊の派遣というよう...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) ただいま西井先生がおっしゃった金銭、物資、そういったものを止めるというのは一つありますが、マレーシアの前マハティール首相が、虐げられた者の怒りがある限り、いかなる武力をもってしてもテロは根絶できないと言った言葉があるんですが、テロは支援している人たちがい...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) 私は法律家でございませんので法律的な観点ではないのですけれども、第二次世界大戦の後、冷戦時代がずっと続きました。これは、武力が抑止力になって、まあ危ういときもありましたけれども、使わずに何とか国際的な均衡が保たれてきた。今、私ども、冷戦後にいるわけですけ...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) 先ほど危機管理基本法と申し上げましたのは、有事というのの発想が、戦争ということの概念が変わってきているわけですから、相手からの武力攻撃というのが、先ほどのあの原子力発電の話もありますけれども、ほとんどないだろうと思いつつも、いろいろな国際情勢を見て、ある...全文を見る | ||
○参考人(山中あき子君) 先ほど私が申し上げた両手の外交というのの基本は、もうそこからずっと流れておりますけれども、これは日本が主体的に攻撃を行うというようなことを全く想定はしていませんけれども、しかし国際社会の中がこういう状態であるからには、攻撃を受けた場合にそれを防衛するとい...全文を見る |