山中郁子

やまなかいくこ



当選回数回

山中郁子の1974年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月31日第73回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○山中郁子君 質問と意見を申し上げたいのですけれども、その具体的な派遣の内容というか、何人どこへ行くのかというふうなことについてはどういうふうにきめられているのですか。
09月04日第73回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第1号
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○山中郁子君 初めに経企庁長官にお尋ねをいたします。  けさほどからの審議の中で、そしてあるいはいままでの経企庁の発言の中で、今回の消費者米価の問題に関して、政府売り渡し価格を三六%引き上げるということが、いま全国的にたいへんなインフレ状態のもと、物価高の中で国民が非常に苦しん...全文を見る
○山中郁子君 けさほどのお話でも盛んに長官は三六%、つまり末端逆ざやの半分までということで、農林省あるいは大蔵省に抵抗をして努力をしたというふうに盛んに誇示をされておりますけれども、昨年の米価問題の際にもすでにもう末端逆ざやの半分くらいはということは出ているんですね。そして、何も...全文を見る
○山中郁子君 重ねて指摘をしておきたいと思います。経企庁長官は、物価問題は当面する最重要の課題であるということを繰り返し言われております。そしてなおかつ米価は物価の顔であるということを言われました。ですからほかの問題はあれがある、これがあるということと並列的にその中に解消するとい...全文を見る
○山中郁子君 けさの物価局長ないしただいまの経企庁長官のお話の中でも、消費者米価が上がることによって物価指数が上がる、これはたいへん憂慮すべきことであると、そして、ちょっと鎮静をしているという判断を片方でしながら、ちょっと手綱をゆるめればどういうことになるかわからないと、こういう...全文を見る
○山中郁子君 昨年のあの石油パニックが起こった、こういう状態、当時の大蔵大臣が狂乱物価だというふうに言われるような状態が起こっているわけですよね。起こった上でのことしでしょう。そのことしで、おたくのほうが九・六%というふうに見込みをした。しかし、いまのこの時点で経企庁長官は、まあ...全文を見る
○山中郁子君 おたくは大臣じゃないですか。
○山中郁子君 食糧庁長官にお尋ねをいたします。  一つは、いま私が申し上げました、お尋ねした件なんですけれども、食糧庁長官としてはどういうふうに考えられるかということがあるんです。というのは、申し上げますけれども、食管法の第四条はこういうふうに書いてあるんですよ。これは消費者米...全文を見る
○山中郁子君 思いますけれども、そのことでいえば、今度の三六%の引き上げということは決して消費者の家計を安定せしめない、これはもうすでにはっきりしている。これは経企庁長官も物価局長もそういうふうに言われているわけですから、その点についても含めてどう考えておられるかということと同時...全文を見る
○山中郁子君 それは聞いてないからいいです。
○山中郁子君 主文の書き方……
○山中郁子君 前段の部分について食糧庁長官いろいろおっしゃるけれども、要は三六%上げても家計にはたいして影響を与えないと、このように認識しているから三六%という諮問を出したのだと、こういうことになります。一番最初に私が申し上げたこと、あるいはけさから経企庁長官、物価局長その他が言...全文を見る
○山中郁子君 根拠は何かという私の質問に対して、何も根拠がないという回答としか言いようがないというふうに思います。何にも根拠がなくて、この大事な三六%という諮問を出されるその中身の一つは、家計が伸びているからこれだけの支出、負担にたえられるというふうな言い方をしているわけでしょう...全文を見る
○山中郁子君 要するに、ある時期は一年間ずっとってやってみましたと、あるときは五年前の、五年間を平均してやってみましたと、今度は五年前の一年をとってやってみましたと、全くその場の行き当たりばったりで、そういう無責任なとり方をしているということが明らかになった。私はこのことは強く糾...全文を見る
○山中郁子君 そういう消費者の要望にはこたえていきたいと、そのようにしていきたいというお答えなんですけれども、ここで私は昨年からの石油パニックその他の状況のいわゆる買い占め、売り惜しみの事態が起こったときに、次々ともう追っかけでもって上がってくる、物価が。そのときに卸や問屋や、そ...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、まあ名目はどうであっても、八月分としてその追加売却したものに対して食糧庁がこういう通達を出しているんですね。これは八月十四日付でもって各県知事、食糧事務所長に出している通達ですけれども、「八月及び九月における主食用米穀の追加割当申請に関する事務手続等に...全文を見る
○山中郁子君 食糧庁長官に最後にお尋ねをいたします。いまの問題は、あくまでも消費者に安いお米を前の値段で売るという行政指導だというお話でございますけれども、そうだとすれば、この通達の中身は明らかにそれを逸脱して、そして差益を国庫に納付しなさい、納付しなければ追加割り当てをしない、...全文を見る
○山中郁子君 私が申し上げているのは、そういうふうに国にお金を返せというふうなことを強制的に——強制ではなくて私的贈与契約だというふうにおっしゃるけれども、実態はそうではなくて強制で、この文章上からいったってそのようになっているわけですよ、「販売してはならないものとする。」となっ...全文を見る
○山中郁子君 小売りに対して初めてこういうことをやっているということ自体も新たな大きな問題です。このことは認識をしていただきたいというふうに思います。  それと、いずれにしても私が申し上げているのは、もとのお米についてはもとの値段で消費者に売るということを食糧庁が保証をする、そ...全文を見る
○山中郁子君 一言で言うならばかつての、昨年からずっとの物価パニックのときに、政府はそれじゃ何の保証もできないのに、そういう行政指導をするということによって消費者の要求にこたえてきたというのかということに尽きると思います。つまり石油製品のああした買い占め、売り惜しみの時期に、もと...全文を見る
○山中郁子君 食管会計の赤字という中での売買差損……
○山中郁子君 そうしますと問題は、大蔵省が大蔵大臣を先頭に米の赤字は一兆円になっているということで盛んに宣伝をなすってきたわけですね。まあ一種の世論づくりの、国民に対する脅迫とも言えます。こういう「消費者米価の引き上げについて」というパンフレットまでおつくりになって、そうしてこの...全文を見る
○山中郁子君 まさに私は、それは詐欺に近い言い方だというふうに思いますよ。これはそういう指摘にとどめます。  そうして問題は、私はこの一兆円——実際問題としていま大蔵省が言われる売買差損五千三十億というものを税金でまかなうことが問題だと、こういうふうに言われるけれども、なぜこれ...全文を見る
○山中郁子君 どうしてですか。
○山中郁子君 私は、米の売買差損が幾らかというふうにお尋ねをしたことに対して、五千三十億というお答えがあったわけです。ですから、そのことがいかに、普通に常識的に言って売買差損が赤字だというふうに言わなきゃならないところを、赤字ということばをとるならば、いろんなものをつぎ込んで一生...全文を見る
○山中郁子君 時間がありませんので、この点は引き続き次の機会に追及をするということにいたしますけれども、問題は、そうした大事な米価の問題について、国が負担をするということがもともとおかしいというたてまえに立っているということ自体が、食管法の精神にも反するし、それからまた物価問題を...全文を見る
○山中郁子君 いわゆる売買差損ですか。
○山中郁子君 その一兆が実態上は全然インチキだということを先ほどから私は申し上げているわけなので、その数字の訂正はそれはそれで承っておきます。  灯油問題について若干質問をさせていただきたいと思います。先ほど通産次官が午前中の審議の中で、時間ないんでもう簡単にいきますけれども、...全文を見る
○山中郁子君 配達費を入れるということになろうかと思いますというたいへん心もとない御答弁なんですけれども、私は今度の三百八十円の標準価格設定の問題に関して、そこでそれ自体も上げられたということでたいへん消費者が困った。しかも、そこへもってきて、普通は宅配で自分たちの手に入るのが価...全文を見る
○山中郁子君 六百円じゃないですよ、六百円を切ると言っているんです。
○山中郁子君 指導価格、標準価格というものは、当然のことながらそれで売らなきゃいけないということではなくて、それ以上になってはいけないと、こういう内容のものですから、ですからいまおっしゃったような問題は、行政指導も含めて、あくまでも配達も含めて消費者の手に渡るということを前提にし...全文を見る
○山中郁子君 需給の問題その他いまいろいろおっしゃいました。私は端的に伺って、時間がもうないということで来ておりますので、伺いますけれども、要するにほかとの関連だとか、それから需給の関係だとかいろいろおっしゃるけれども、実際問題としてこの元売り価格をこの時点で二倍にも上げなきゃな...全文を見る
○山中郁子君 原価の問題なども出されておりますけれども、私は、昨年来の石油パニックで通産次官が何回もおっしゃったけれども、石油連盟こそは諸悪の根源であるということを何回もおっしゃっているんですよね。つまり、だれもが認めるように、あの石油連盟、つまり石油大資本が、あのパニックを利用...全文を見る
○山中郁子君 政府答弁の問題です。
10月29日第73回国会 参議院 逓信委員会 閉会後第1号
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○山中郁子君 私は、電信電話料金に関する公社財政問題について質問をしたいと思います。  初めに、端的に伺いますけれども、二十四日に開かれました公社の経営委員会に対して、電電公社はどのような試案を提示したのか、その柱についてお答えいただきたいと思います。
○山中郁子君 事務的な料金引き上げの試案の中身について柱をお伺いしたい。
○山中郁子君 関連してお伺いいたしますが、ただいま度数料の変更ということをおっしゃって、これについて金額を言われませんでしたけれども、その質問の繰り返しをしておりますと時間を食うばかりですので、新聞報道その他、また電電公社がいままで何回となくそうしたことを打ち上げてきた中身から、...全文を見る
○山中郁子君 午前中からの質疑の中で再三電電公社側でも主張されていた人件費だとか、あるいは予定収入が入らないから千九百億とか二千億とか両方のおっしゃりようがありましたけれども、まあいずれにしても二千億からの四十九年度末の赤字になるのでこうした値上げを考えなければいけないという、こ...全文を見る
○山中郁子君 四十七年です。
○山中郁子君 情勢の変化というふうにおっしゃっておりますけれども、私はここで副総裁が正直に公社のいままでの経営の内容をおっしゃっているというふうに思います。それは資金調達面の財源がもう飛び道具がそろって全部安心なんだと、そしてものすごい膨大な建設投資を何年も重ねてきたと、そういう...全文を見る
○山中郁子君 安易な国民からの資金調達によって、そのことばに正直にあらわれていますけれども、収支が合えばということではなく、「単に収支の帳尻さえ合えば、」あとはどうでもつじつまは合うんだと、こういうふうな公社の経営に対する考え方、このこと自体を私はまず一つ問題にしたいというふうに...全文を見る
○山中郁子君 このときの副総裁のあいさつの中身でもはっきりしておりますように、電電公社は私は財政上根本的に大きなメスを入れなければいけないのではないかというふうに考えております。  副総裁、お忙しいところをおいでいただいて恐縮でした。どうもありがとうございました。  で、たと...全文を見る
○山中郁子君 はい、どちらでもけっこうです。
○山中郁子君 それではお伺いいたしますけれども、まず減価償却の方法、耐用年数について公社は三十六年に一度改定し、四十一年に改定し、四十三年に改定をしております。これは公社の資料をいただいて判明しているんですけれども、そのそれぞれの時点ですね、三十六年以前と三十六年改定時、四十一年...全文を見る
○山中郁子君 もう一つお伺いしたのは、ダイヤル電話機でけっこうですから。
○山中郁子君 それぞれの時点でのことをお伺いしたい。
○山中郁子君 それでは、すぐに。  で、この中に三十六年に電気通信施設の償却方法を定額法から定率法に改正したということと、それから四十一年度には建物、工作物等の減価償却方法を定額法から定率法に改正したということがそれぞれ含まれているというふうに公社から伺っております。それで、公...全文を見る
○山中郁子君 ダイヤル電話の耐用年数はわかりましたでしょうかということが一つと、それからもう一つ、私は委員会の前に公社当局の方にお尋ねしたときに、現行の耐用年数は国定資産を平均して七・五年だという御説明があったのですけれども、現行は先ほどのお話ですと十三・五年ということで間違いあ...全文を見る
○山中郁子君 もう一つ聞いたダイヤル電話の前の耐用年数はわかりませんか。
○山中郁子君 いま御説明がありましたけれども、東京電力の場合に、たとえばあれが問題になって以降、定率法からもう一度定額法に改めるというふうなことが出されているなど、この減価償却の問題が利益を不当に隠すということで非常に重要な問題になっているおりから、私はこの点について公社の考え方...全文を見る
○山中郁子君 電話料金の一部で充当するというふうにおっしゃいますけれども、四十九年度予算では電話収入一兆七千三百二十三億です。ほかに収入がそれじゃあるのかといえばないですよね。こまかいものなのでしょう、電信は赤字だとおっしゃっているし。そうしたらこの減価償却費にしても利子にしても...全文を見る
○山中郁子君 こまかい数字は省いて申し上げますけれども、それでは一万二千円で買ったものがなぜ二万一千円で登記されるのか。五千五百円で買ったものがなぜ一万二千円で登記をされるのですか。
○山中郁子君 一つ一つについて伺いたいところですけれども、時間がないのでこれはがまんをいたしまして、後ほどいただきたいと思いますけれども、いま局長が言われましたようにこれはプッシュホンの場合もダイヤル電話の場合も同じであるというお話がありました。そうしますと、なぜ、たとえば一万二...全文を見る
○山中郁子君 どなたもおわかりにならなかったと思います。私が指摘したいのは、もしかりにダイヤル電話が正しい計算だとおっしゃるならば、何にも根拠がなくてプッシュホンの場合は二千五百円上のせをしているではないかということなんです。  かりにダイヤル電話が五千五百円を一万二千円で登記...全文を見る
○山中郁子君 これは先ほど私申し上げましたけれども、先ほど局長はプッシュホンの場合もダイヤル電話の場合も付属する架設料その他については同じであるとおっしゃっているのですよね。同じなものが何でダイヤル電話は六千五百円の上のせで、プッシュホンがなぜ九千円の上のせなんですか、そこに二千...全文を見る
○山中郁子君 それでは、このプッシュホンの場合とダイヤル電話の場合の二千五百円の違いはどこが違いますか、何が違うのですか。
○山中郁子君 プッシュホンとダイヤル電話で二千五百円の違いが出てくるということの中身は何ら明らかにされていませんね。具体的に機能が違いますから違うと。だけれども、それじゃそういう配線の中身のほうが違うのですか。それとも局内設備というのは宅内電話機の固定資産の中に入るわけじゃないで...全文を見る
○山中郁子君 そういうことをお伺いしているんじゃないんです。一万二千円という標準創設単金は現時点において適切であると考えるとおっしゃいました。これは三年前から一万二千円になっているんです。この三年間、物価が上がって、そして賃金も上がってというふうに皆さんおっしゃって、そして料金を...全文を見る
○山中郁子君 先ほど私が質問したことに対して局長は現時点で適切な価格であると考えると、こうおっしゃったんですよ。総裁、責任持って答えてください。
○山中郁子君 現時点という日本語は現時点以外に理解のしょうがないものですけれども、それでは伺いますけれども、公社は固定資産の評価をいま適切じゃないと、もっと上げなきゃならぬと考えているわけですか。
○山中郁子君 いまの中身でもはっきりいたしましたけれども、要するに公社はそうした国民が納得できる適切な価格で固定資産を登記してないということはあまりにも明らかです。それはどのようにことばの上で言いつくろったとしても、現時点で適切だと言っておいて、それじゃ三年前から変わってないじゃ...全文を見る
○山中郁子君 初めの固定資道の問題については、私は厳重に申し上げておきます。いま問題にしているのは、固定資産が不当に過大になっているのではないかということを私は指摘しているのです。その疑いは幾つかいまの公社の答弁の中だって解明されなかった問題として残っているんです。そこへもってき...全文を見る
○山中郁子君 当然のことながら、五万円加入者が出している収入について収入として入れるならば、建設勘定のほうに入れて損益に入れないならば、減価償却として落とすべきじゃないということは子供でもわかる理屈だと思います。そういうところに電電公社の経営のからくりがあって、そこから赤字、赤字...全文を見る
○山中郁子君 建設勘定のほうまで詳細に入って、きょう質問、審議をする時間が私は残念なことに持てないのですけれども、結論的に言いまして、一般加入電話の増設のための建設勘定の必要というのは、公社が提起している予算上必要な建設勘定を大幅に下回ることができるということは確実に言えると思い...全文を見る
12月24日第74回国会 参議院 逓信委員会 第1号
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○山中郁子君 私は、最近、田中内閣が金脈問題それから物価・インフレ問題で国民の大きな批判を受けて退陣をせざるを得なくなる状態になって、そのあとを受けて村上郵政大臣を含む三木内閣が登場しました当面の政局において、非常に重要な焦点になっている公共料金、なかんずく郵便料金の問題について...全文を見る
○山中郁子君 私はたいへん重大なことを大臣が言われているというふうに思います。  けさほど来の論議の中で、三木内閣が、三木首相をはじめとして福田副総理が公共料金の問題は白紙で検討をするということを繰り返してこられた。で、けさほどからの大臣の答弁もそういうことになっておりますから...全文を見る
○山中郁子君 大臣、それは当然のことであって、私は、その前のことを問題にしているのです。  つまり郵便事業を管理監督する総元締めの責任者である郵政大臣が、国が金を充ててやるから上げるなと言われてまでも値上げを要求するなんて、そんなばかみたいなことをいま私はお答えを聞こうと思って...全文を見る
○山中郁子君 私は、経済閣僚会議で郵政大臣がどのように発言しているかということをこの場で発表するのは適切でないというふうにおっしゃることについては同意をいたしかねます。まさに、そうしたことは新聞を通じていろいろと報道されているんです。ほんとうに国民が郵政大臣はそれでは郵便料金を押...全文を見る
○山中郁子君 郵便法第三条の改正については、私どももそのときに反対をいたしましたように、多くの論議のあるところでした。しかし私はいまそのことについて深入りはいたしません。  問題にしておりますのは、まず第一条の目的としてうたわれている公共性です。その公共性というのは、憲法で定め...全文を見る
○山中郁子君 私がお伺いをしたいと思いますのは、かりにいまお答えのように人件費が非常にかかる、したがってこの赤字の要因になっていると、しかし先年度までは赤字になっていなかったわけですよね。なぜ人件費が上がったんですか、要するに何が原因ですか。
○山中郁子君 私がお伺いをしたいと思っているのはちょっと違うんですけれども、まあよろしいです。  これは否定はなさらないと思います、人件費が上がったのは物価が上がったからですよ、インフレだからですよね、そうですね。このインフレ、物価高こそは、自民党政府がいままで続けてきた政治に...全文を見る
○山中郁子君 その結果、少なくとも「すべてを」というふうにおっしゃる以上は、すべてではなくても一部はそうだということはお認めになっていらっしゃるんだというふうに思いますけれども、まあそれは見解の相違でけっこうですけれども、いまもうすでに国民の中で石油パニックのあの大企業の買い占め...全文を見る
○山中郁子君 一九・五%のほかの八〇・五%が企業というふうにおっしゃいましたけれども、私はそういうことはないのではないかというふうに思います。つまり個人発信以外の郵便物の中にほかにどういうものがあるかといいますと、官公庁、地方自治体、各種団体、政党、そうしたものがたくさんあります...全文を見る
○山中郁子君 七〇年の十二月の答申の中に、そうしたダイレクトメールの激増や企業通信の激増が郵便事業に対して大きな影響を与えているということが指摘されているわけです。  現実の問題としても、少なくとも個人間通信ないしは個人用通信が二〇%以下になっているということが大体把握できるわ...全文を見る
○山中郁子君 それで、もう一つこれは大臣にお伺いしたいのですけれども、現状はそのようなものです。つまりそのようなという中身は、個人の通信というものがたいへん総体的に毎年少なくなってきて、そして少なくとも団体とか業務用通信が多くなってきています、圧倒的多数を占めています。  それ...全文を見る
○山中郁子君 つまり中身がいわゆる同じ性格のものではないというふうに考えられるということですね。
○山中郁子君 赤字であるというふうにいわれていて、その答申の中身は五十一年度で収支を償うということであるというふうな中身になっているそうですけれども、具体的にこの値上げをおたくのほうで出された根拠として、五十年度末ではそれではどうなるのか、五十一年度末ではどうなるのかということを...全文を見る
○山中郁子君 五十年度は千百八十億の黒字になるということですね。これは四十九年度の千四百億の赤字を相殺して黒字になる、こういうことですか。
○山中郁子君 先ほど申し上げましたように、いままでの赤字というものはほんとうにいままでの政府の物価政策、そうしたものの責任によって生み出されてきているものであるということを、五十年度一年を限ってみれば千百八十億の黒字を出すような料金の仕組みによってそれを解決しようということ自体が...全文を見る
○山中郁子君 本省とかあるいは郵政局ですね、そうした管理段階の人件費も含めて、すべての経費を、説明を伺いましたらごく一部分は一般会計になっているそうですけれども、そのほとんどすべてを郵政事業の特別会計でもってまかなうということは、たてまえとしてというふうに言われますけれども、どの...全文を見る
○山中郁子君 私は、いま申し上げたことは繰り返しませんけれども、他の特別会計ですね、たとえば食管の問題でもそうですし、厚生省の病院会計でもそうですし、それに見合う本省とか管理段階の人件費までが特別会計に含まれていないはずです。これはぜひ御検討いただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、お尋ねしますが、管理監督段階の共通経費ですね、これは全部一般会計で持っていると、こういうことですか。
○山中郁子君 ですから、管理監督段階の郵政省における共通経費が郵政事業特別会計の中でまかなわれるべきものではなくて、一般会計の中でまかなわれるべきものであると、ほかの特別会計もそういうふうにやっているんですよ、その辺のところはどうなんですか、御検討になる余地はないんですか。
○山中郁子君 このほかに、たとえば郵便局の設備、これはやはり国民がすべて共通して使う公共施設です、当然のことながら。たとえば国道のように、国道だって当然のことながら国の経費でもって建設される。そうした意味から言えば基礎設備にかかわる部分、それからいま私が申し上げました共通経費にか...全文を見る
○山中郁子君 大臣に、この問題についての考え方をお伺いしたいというふうに思います。  繰り返しませんけれども、つまり公共的な当然国が責任を持つべきものが郵政事業特別会計に組み込まれていることによって赤字が出てきている、これはやはり国が責任を持って負担をすべきである、私は、郵政大...全文を見る
○山中郁子君 あとでまとめて料金問題について大臣の最終的なあれを伺いますけれども、その前に電電公社にお伺いしたいと思います。  ごく具体的な二、三の点についてまとめてお伺いいたしますので、まとめてお答えいただければけっこうです。  一つは、最近、電電公社が専用料金等の改正に関...全文を見る
○山中郁子君 データもですか。
○山中郁子君 時間がありませんので、指摘だけにとどめますけれども、専用線を均衡を保つということで下げるということは、私は全く根拠がないというふうに考えます。  なぜならば、赤字だから料金を上げたい、こういうふうに言われている公社が、いままででも割り安になっている——割り安でない...全文を見る