山中郁子

やまなかいくこ



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山中郁子の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第80回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○山中郁子君 五十二年度のNHK予算の審議に当たりまして、具体的に私は五点の問題にしぼって質問をする予定でおります。で具体的なテーマに入ります前に、けさほどから議論になっておりますオリンピック放送の問題に関して、一つだけ基本的な考え方の範囲の問題としてNHKに見解を伺っておきたい...全文を見る
○山中郁子君 一つ具体的な点でお尋ねしたいんですが、オリンピック放送をかなりの国民の方たちがごらんになる、したがって電波の公共性という点からも強い結びつきができてくるということですけれども、オリンピック放送の視聴率という点から言えばどういうふうな状況になっているというふうに把握さ...全文を見る
○山中郁子君 いまお示しいただいた数字によりますと、常識的に言ってこの視聴率というのはかなり例外的と言っていいほどの広範な国民が視聴しているというふうに判断してよろしい数字でございましょうか。
○山中郁子君 私は、具体的にオリンピック放送だからということで特別にこれが国民的な要求であるということだとか、そういうふうな根拠の薄弱な断定はするつもりはないんです。だけれども、いまNHKでもお認めになりましたように、一般的にかなりたくさんの国民の方たちがこれを視聴することを望ん...全文を見る
○山中郁子君 端的にお尋ねいたしますけれども、私のいま会長からお答えをいただきたいと思っておりますことは、放送事業者同士のトラブルないしはそういう範疇で起こった問題が結果して国民に迷惑をかけるということは、日本の放送法、電波法からいって誤りである、このことをはっきりNHKの会長と...全文を見る
○山中郁子君 この問題に私は時間をかけるつもりはありません。ですから、私はいま会長がおっしゃることを理解しないともするとも言ってないです。このことはしかるべき場所でまた質問もいたしますし、御意見も伺う機会がありましょう。  だけれども、問題は、いろいろ残念であるということと申し...全文を見る
○山中郁子君 第一番目のテーマについて質問に入ります。  経営委員会の問題について。経営委員会の問題につきましては、経営委員の選任の問題とそれから経営委員会のあり方について二点にわたってお尋ねをしたいと思います。  で、これは主として郵政省、郵政大臣にお伺いをするわけですけれ...全文を見る
○山中郁子君 まあ額面どおりに答えていただくのではなくてというふうに申し上げたのですけれども、いまのお答えを予想したから私はそのことを申し上げたのであって、そんなことはよくわかっています、放送法にもちゃんと書いてありますから。  私が申し上げるのは、そうしたいまおっしゃったよう...全文を見る
○山中郁子君 郵政省が推薦なさるわけですが、郵政省の責任で推薦なさるわけですか。
○山中郁子君 郵政大臣にお尋ねしますけれども、郵政省の責任で推薦なさる、こういう御答弁でございました。そうしますと、郵政省は推薦の方たちがどのようにNHKの経営委員として適任であるかという、どういう調査なり資料なりをお集めになって、そしてその上で判断をされていらっしゃるのか。私ど...全文を見る
○山中郁子君 私がお尋ねしたことについては、それじゃぜひ大臣御答弁お願いします。
○山中郁子君 私が具体的にお尋ねをしたいと思っておりますのは、経営委員の方たちが放送に対して——具体的にこれはNHKの経営委員ですから、一般的に「広い経験と知識を有する者」ということの中に含まれるということだけでなくて、放送に対してどういう見識を持ち、見解を持っているかということ...全文を見る
○山中郁子君 ですから、放送に対してその方がどういう考え方を持っているかということは当然知らなくちゃいけないことですよね。そのための手段としてどういうふうな御努力をされているかということを私はいまひとつ伺っているわけです。でも御答弁によりますと、特別にたとえば放送の問題について郵...全文を見る
○山中郁子君 経営委員の方の問題だというふうにおっしゃいますが、私は、その前の問題として申し上げているんです。郵政大臣ね、そういうふうにおっしゃるけれどよ、小佐野賢治の例を見てくださいよ、あれはNHKの経営委員じゃないですよ、だけど電電公社の経営委員だ、逓信委員会の問題ですよ、郵...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、大臣、重ねてフランクに答えていただきたいと思います。  大臣も、そういうふうに自分が単なる形骸化した大臣ではなくて、中身のある大臣としてやっていきたいと、こういうふうに抱負も述べられているわけですから、私はあっちこっちおもんばかったそつのない答弁を伺うのは大...全文を見る
○山中郁子君 だから、私は、もっと国民が納得できる経営委員の選任のされ方がされなきゃいけないし、少なくとも一歩でも二歩でもそういう方向に近づかなければならないと思っています。そういう意味で、先ほどから申し上げました。ということは、経営委員として政府が推薦なさる方がどういう考え方を...全文を見る
○山中郁子君 じゃ次の問題と関連して、もう一度大臣に伺いますけれども、国民が経営委員の選任のされ方についてもっと詳しくいろいろ聞きたいと、私ども議員ももっと知りたいというふうなことについては、それは御努力いただけますね。いま具体的に何を約束しろとは申し上げません、姿勢の問題です。...全文を見る
○山中郁子君 姿勢の問題として申し上げていますんですよ、推薦するのは郵政省ですから。
○山中郁子君 少壮気鋭の小宮山郵政大臣にしても何か言葉の上で言いがたいというほどの中身のことじゃないと私は思っておりますけれども、いずれにいたしましても、国民が期待する、国民がより納得したいと、だからそういうふうにいろいろ努力してほしいと、こういうことについて郵政大臣としてはそれ...全文を見る
○山中郁子君 その前段と後段の間に物すごい深い段差があるんです。そのことについては後ほどまた引き続き究明もしたいというふうに思いますけれども、国民が納得し、あるいはわれわれが要求するそういう方向に近づけるということがあなたの本当の本心からのお考えであるならば、当然のことながら、積...全文を見る
○山中郁子君 検討していただくことを強く要求もし、また期待もいたしますが、経営委員会の次の問題としては、公開、あり方の問題具体的には経営委員会の公開の問題でございます。  遅い時間に経営委員長にお越しいただきまして恐縮でございますけれども、この問題につきましてもいままでも指摘を...全文を見る
○山中郁子君 どうしても何か御答弁いただくなら、どうぞ。
○山中郁子君 私はやはりかなり根本的な問題があると思うんです。経営委員会の総意としての御答弁かあるいは経営委員長としての御見解かということはまた後ほどお伺いしたいと思いますけれども、といいますのは、NHKというのは国民が支持をし、積極的に受信料を払うということによって成り立ってい...全文を見る
○山中郁子君 私は、いま経営委員長がおっしゃったことは違っているというふうに思うんです。本当に国民の期待に沿ったNHKの経営をするために公開がいいか非公開がいいかということはそれは即断できないと、こうおっしゃるわけだけれども、私はそれは即断できる。ということは、国民がみんなお金を...全文を見る
○山中郁子君 国会の質疑も、たとえばこういうもの(会議録を示す)でやりとり全部こうして出るわけでしょう。それとか本会議の代表質問だとか予算委員会の総括質問なんていうのはみんなテレビでずっと放映するわけですね。これはだから国民が知らなきゃいけない、知る権利があるという、そういう観点...全文を見る
○山中郁子君 積極的に受けとめて検討していただけるという御答弁をいただいたのですけれども、私もいまの御発言に対して一つだけ申し上げますが、いま経営委員長が委員長として心配なさるということについての御意見は承りました。それはそれでおっしゃる趣旨はわかります。だけれども、裏返して見れ...全文を見る
○山中郁子君 それは私はやはりずいぶん問題だと思うのですね。結局、視聴者会議というのはより多くNHKの番組編成の問題が多く出るというふうに言われましたけれども、本当に視聴者がどういうものを望んでいるかということをNHKが正確に把握するというための一つの組織でもあるし、仕事でもある...全文を見る
○山中郁子君 私も一から十まで一〇〇%全部しろなんて申し上げてないんです。御理解いただけると思いますけれども、そういう趣旨でもって検討をしていただいたらよろしいと思っていますので、いま検討に値するというお言葉でしたので、ぜひそういうことを期待をして、お約束も果たしていただきたいと...全文を見る
03月29日第80回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○山中郁子君 前回の委員会におきまして、私は、最後に視聴者会議の公開の問題について質疑をいたしました。関連いたしまして、国民、視聴者とNHKを結ぶという観点から二、三続きまして質問いたします。  一つは、受信料の問題でございます。これは受信料制度の基本的な問題についていま繰り返...全文を見る
○山中郁子君 放送の自由を初めといたしますNHKの基本的な姿勢の欠かせない重要な認識の一つというふうに私も考えておりますので、重ねて見解を伺った次第です。  視聴者とNHKとの結びつきの問題に関連いたしまして私も再三ここで取り上げましたし、また多くの委員の方たちからも質疑があり...全文を見る
○山中郁子君 で、この問題につきまして、収納率を高めるということと同時に、そのことの保障になるNHKの番組に対する国民、視聴者の意見の反映とか、それから視聴者のNHKに対する支持だとか、そうしたことの一つの接点として集金人の方の仕事があるということは再々指摘されてきたとおりです。...全文を見る
○山中郁子君 具体的な問題について私ここで詰めるつもりはありません。ただし職員化の問題も当然その内容の問題として含まれるというふうに考えてはおりますけれども、現状の問題点はお認めはいただいていると思いますので、ぜひともそういう観点で積極的な施策について検討していただきたいと思いま...全文を見る
○山中郁子君 この点は、ぜひ私は印刷物によるものを考えていただきたいと思うんです。電波というのはやっぱり一時流れればそれでおしまいでしょう、そうすると見ない人の方が数としては多いですよ、どういう時間帯に放映したとしましてもね、で、それはいまされていることも存じております。それから...全文を見る
○山中郁子君 百円もかかるようなものというふうに申し上げているわけでもないんです。それからまた、どういう形でするかということもそれはぜひNHKで御検討いただきたいと。だけれども、一たん放映されて消えてしまうようなもので流していますよということではなくて、やはり視聴者に対するサービ...全文を見る
○山中郁子君 ぜひお願いしておきます。  それから次に、NHKが視聴者の支持を受け、視聴者とともに活動するという一つの問題として、ぜひともNHKに所属する楽団だとか劇団だとか、そういう方たちにより多く求められている活動に積極的に参加もし援助もしサービスもしていただく、こういうこ...全文を見る
○山中郁子君 何かよくわからないんですけれども、間接的な方法というのはどういう方法なのかということと、控え目にとおっしゃるけれども、控え目にしなきゃならないどういう理由があるんですか、大いに積極的におやりになっていいんじゃないですか。
○山中郁子君 恒常的にたくさんのお金をかけて、そして主流になるようなというふうに私申し上げているわけでは決してありませんで、いまたとえば申し上げましたように、こうしたところでは、きっとNHKにそういう体制があるとすれば喜んでぜひとも力をかしてくれということになりましょうし、そうい...全文を見る
○山中郁子君 もちろん、具体的な方法についてはNHKにお任せをいたします。そのようなちょっとわけのわからない答弁をしていただくのが私の本旨じゃないのです。  たとえば、この立川の子供劇場がせっかくそういうことでつくられた、だけれども、こういうピンチに襲われている、ぜひともNHK...全文を見る
○山中郁子君 次に、私は再放送番組の問題についてお尋ねをいたします。  再放送の番組のことをいま私が提起をいたしますのは、決して再放送番組が悪いからこれは少なくしろとか、そういうことを前提にしていないということを初めに誤解のないように申し上げておきます。これはたまたまやはり私が...全文を見る
○山中郁子君 再放送をするという基準は、どういうところに置いておられますか。
○山中郁子君 それぞれについてお尋ねいたしますが、教育番組は原則的に全部再放送だということです。これは再放送までですか、つまり二回ですか。三回、四回というふうにやるというふうなことがあるのかどうか、そのことを一つお尋ねいたします。  それから二点目のコンスタントに要望のある番組...全文を見る
○山中郁子君 これは仮にですよ、仮にということで申し上げますので、私はNHKがそういうことをしている、そういうふうにやっているというふうに言っているわけじゃないんです。だけれども、仮にたとえば経費の節減だとか、それから合理化だとか、そういうことのために、それは再放送番組がふえれば...全文を見る
○山中郁子君 時間の関係がありますので、この点は私はちょっと問題提起だけしておきますから、次の機会にぜひとも少しNHKとしても見解をまとめておいていただきたいんですが、いま言われた、たとえば総合テレビで一七%ですか、教育テレビ四二ないし三%で、これはまあある意味ではここ数年の実績...全文を見る
○山中郁子君 いまお話が出ました企画委員会なり諮問委員会なりの問題なんですけれども、NHKから資料をいただきましたところ、学校放送中央諮問委員会の委員というのは、いま現在二十八名委嘱されていまして、この中に現場の教師が全然入ってないんですよね。で、内訳をちょっと整理しましたら、学...全文を見る
○山中郁子君 最終的には、でもやはり中央諮問委員会ですから、だんだんとそういう意味では比重は高まってくるわけです、NHKが意見をお聞きになるのが。これがやっぱり最高のパイプになるわけでしょう。だから、私はいまここで具体的に何人たとえば現場の教師を入れろとか、そういうふうなことを申...全文を見る
○山中郁子君 次に、受信の障害の問題について一件質問をいたします。  これは島根県の江津市というところでラジオの難聴が大変強く訴えられているのです。私のところにも陳情にも見えました。これ多分NHKに行っていますね、このりっぱな陳情書ができているのですけれどもね。まず難聴の原因と...全文を見る
○山中郁子君 私は、前に、NHKから御説明を事前に伺ったときに、これは何か韓国の関係の電波に結局影響されると、いまおっしゃった外国というのがきっとそうなんだと思いますけれども、そういうお話を伺いました。それで私が申し上げたのは、ですから、そうした障害の原因を同じくする難聴がほかの...全文を見る
○山中郁子君 これは解決の見通しはどうなっていますか、つまりこの難聴を解決するという見通しです。
○山中郁子君 当面の解決という方策がないのかどうかですね。結局は、私、直接陳情をいただく人たちもこういう人が多いんですね、受験勉強をするのに番組が夜聞かれないということで、一番高い受信機を買わなきゃならなくなっちゃっているらしいんですね。受信機の性能のいいものを買わなきゃならない...全文を見る
○山中郁子君 わかりました。NHKからの御答弁、きょうの段階では伺わなくて結構です。  いま御答弁ありましたけれども、私が申し上げたのは、第二FMという全く新しいあれをつくるというようなことを、ちょっと素人考えも含めて提起をしたんですけれども、いずれにしても郵政省もNHKも、当...全文を見る
○山中郁子君 NHKでも申されましたように、そして現状としても認識されておりますように、沖繩の受信料の収納率は五〇%です。これがまたさらに引き上がると、一体、これはどうなっていくのかということについては、やはり沖繩の県民の皆さんが要望しているようなよい放送をつくって、そして積極的...全文を見る
04月02日第80回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○山中郁子君 国内行動計画の問題について関連して質問いたします。  これは、御承知のように業者婦人の問題でいま質疑が行われておりますけれども、婦人のすべての問題にかかわる分野を持っております。そこで、私は国内行動計画の中でも、婦人のあらゆる分野への進出の第一の項目として、「政策...全文を見る
○山中郁子君 事務次官会議の打ち合わせは昨年の一月に行われたということを指摘しておきたいと思います。  関連いたしまして、国家公務員への婦人の登用、これも同じく国内行動計画で提起をされております。で、ぜひとも総理大臣に思い出していただきたいのですけれども、一昨年の予算委員会、同...全文を見る
04月08日第80回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○山中郁子君 電電公社の通信建設工事に関する下請問題についてただします。  初めに公社にお尋ねいたしますが、四十八年度、四十九年度、五十年度、それぞれの公社の通信建設工事の発注高は幾らになっておりましょうか。そして、それがそれぞれの年度の建設投資総額の何%を占めているか、お聞か...全文を見る
○山中郁子君 いずれにしても莫大な建設投資額です。私は、いままで逓信委員会におきましてもこの問題について何回か取り上げてまいりました。かなり不分明のところがあります。重大な建設投資の莫大な額の使われ方がどうなっているのか。結果的に私は、それが下請企業あるいは孫請企業の小さい業者た...全文を見る
○山中郁子君 はい、結構です。
○山中郁子君 後ほどいただきます。だけれども、これはきのう電電公社が質問の中身を取りにいらっしゃったときに、そしてその以前から私は資料要求していた問題なんです。きのう最終的にそのことも確認したときに、公社は、わかりましたと言ってお戻りになったんです。誠意がないし、一体どういう経過...全文を見る
○山中郁子君 じゃ五社だけでもいいから言ってください。
○山中郁子君 じゃ、あとの五社については後ほど資料いただきたいと思います。これは私は、十社ということで申し上げましたということだけもう一度指摘しておきます。  それから、これの数字で見ますと、圧倒的に五十年度で一級指定業者への発注が高いわけです。この辺にいろいろ問題があるわけで...全文を見る
○山中郁子君 昨年の公衆法の改正、つまり料金値上げの問題の審議の折に、私は逓信委員会で、元請業者が公社からの発注価格の相当部分をいわゆるピンはねをして下請に回しているという問題を指摘いたしました。その折に山口建設局長が、下請問題については元請に厳重に注意をするとともに、今後とも健...全文を見る
○山中郁子君 私はいまの局長の答弁は、やっぱり公社は何にも具体的に元請に指導もしていないし、また仮に指導したとおっしゃるならば、それがどういうふうに問題が解決されているかを具体的に追跡もしていないという姿勢を明らかにしていると思うんです。というのは、三カ月や四カ月とおっしゃるけれ...全文を見る
○山中郁子君 お調べになってないんだから、何も無理して説明していただかなくていいんです。説明なさるとすれば、いまみたいに元請の立場に立ってつじつまを合わせようという説明をなさるだけでしょう。そこが問題だと私は最初から言っているんです。そうじゃなく、まず調べてください。  いまあ...全文を見る
○山中郁子君 そして、いま多少この場合だと引き上げられたと見られる金額になっている直接工事費に関しても、公社の発注単価のひどい例で言うと二〇%とか三〇%です。この場合、私、計算いたしましたら、大体四〇%以下です。四〇%近いですけど、四〇%以下です。こういう形で元請が下請に出してい...全文を見る
○山中郁子君 一概に即断しなくてもいいんです。個別に判断していただいてもいいんです。おたくの方は、どういう業務内容でもって元請が下請に業務を出しているかということはおわかりになるでしょう。おわかりになるはずですよね。そうしたらすぐわかるじゃありませんか。私はいつからこのことを提起...全文を見る
○山中郁子君 わかりやすくそれを申し上げたんです。
○山中郁子君 それはぜひ直ちにやっていただかなければならないと思います。  総裁もいまお認めになりましたように、私も何も一つだけの資料で申し上げているんじゃないんです。たとえば、ここには西部電気工事株式会社、九州の元請です。元請でつくった資料があります。それを見ましても、これは...全文を見る
○山中郁子君 パーセンテージ。
○山中郁子君 全体の工事の。
○山中郁子君 一〇%。
○山中郁子君 つまり、高く見積もっても一〇%ですね。そしたら、それが一つの大きな要因になって、その七〇%が四〇%になるとか三〇%になるということはまずあり得ないでしょう。大体私が推算するところによると、業提物品だといってもせいぜい五%程度です。そして、この業者提供物品だって先ほど...全文を見る
○山中郁子君 先ほど孫請に行くともっとひどいというふうに申し上げました。  一つだけ例を申し上げますと、これは関東の目黒通信の孫請です。これが単独電話新設ですと二千円になってしまうんです。そして二六・五%。移転ですと千七百円になってしまって二八・八%。ひどいのはコンクリート柱の...全文を見る
○山中郁子君 それは私、資料を差し上げて見せてあげてもいいですよ。だけど、これは公社が調べればすぐわかることなのです。先ほどから私はなぜ調べてないのかと申し上げているんで、そのことはちょっと間違いないようにしてください。私の御要望とおっしゃるけれども、これはまさに電気通信事業、電...全文を見る
○山中郁子君 これは現実に元請から下請に材料を支給される中で、下請業者がそのように元請から聞いてもいるし、実際にその関東資材のマーク入りの品物でなければ使えない、こうなっているそうですから、それはひとつお調べいただきたいと思います。関東資材という会社は、またその上の一つの商事会社...全文を見る
○山中郁子君 それはお調べいただきます。  それから、先ほどから私も提起をしております元請が下請に大体何%ぐらいの額でもって出しているのかということは、公社はどの程度に把握していらっしゃいますか。いろいろ個別の事例がありましょう。ですから、細かいことを申し上げているわけじゃあり...全文を見る
○山中郁子君 わかっていないというお話なんですけれども、これは公社の「例規集」ですね、電契二〇六二号です。「電気通信設備請負工事の下請工程管理簿の制定について」ということで、これは制定しなきゃならなくなっているんです。書式がちゃんとこれあるの。そしてここに、元請から下請へ幾らで出...全文を見る
○山中郁子君 じゃおたくの方、「例規集」にある電契二〇六二号というのはやっていないということですか。建設部長名でこれ出ているんです。
○山中郁子君 個々でなくていいです。工事名及び工事概要、契約金幾ら、下請幾ら、受注金額幾らという表があります。これ、こういうふうにして出さなきゃいけないと公社が言っているんです。そしてこれをちゃんと公社が把握していなきゃいけないの。私このこともきのう質問で申し上げましたのよ。だか...全文を見る
○山中郁子君 五企業でいいです。
○山中郁子君 だから三カ月分でいいです、五十年度の第一・四半期。
○山中郁子君 それで、さらに資料いただいてからまたはっきりさせたいと思いますけれども、問題は、公社は発注する場合に、当然のことながら原価計算をして発注なさるはずだと思います。その場合に、元請会社の取り分はどのように積算をしていらっしゃるんでしょうか。
○山中郁子君 要するに、元請の取り分が五〇%も六〇%も七〇%もあるじゃないかと私は指摘しているわけです。おたくの方は、調べてはみるけれどもそのようにあるとは思えない、こうおっしゃっているわけです。それは何か根拠があるからでしょう。だから、元請の取り分というのはほぼまる投げに近い形...全文を見る
○山中郁子君 総裁からお答えがあるようですので、後ほど一緒に伺います。  そんなことはないでしょう。たとえ仮にまる投げみたいな状態で下請に持ち込んだとしても、最低元請は、こうしたものは元請のふところに入るんだということはありますでしょう。それがないということは、原価計算それ自体...全文を見る
○山中郁子君 それがやっぱり総裁、たてまえなんです。それは何回も申し上げましたから繰り返しません。  私が申し上げたいのは、これは電電公社の「電気通信設備請負工事予定価格の積算要領」です。宅内の問題です。これに「予定価格の構成内容」という表がちゃんとあるんです。公社はこういうふ...全文を見る
○山中郁子君 それではもう一つはっきりしてください。じゃ私がいま申し上げました一般管理費ですね、このほかに一般的に元請の取り分になるという項目は何ですか。代表的なもので結構ですから挙げてください。
○山中郁子君 初めに私申し上げましたこの中で、機械器具だってちゃんと下請に積算させて契約して下請が持っているんです。それから仮設事務所の問題だってこういう資料の中に、全部そこに入っている。だから私は、元請が持つものは何かということがわからないんです。公社だって、確信持ってこれはみ...全文を見る
○山中郁子君 日に日に下請業者が倒産をしています。本当に路頭に迷うという状態です。企業といったって、本当に小さい零細企業がたくさんあるんです。そういうところに電電の建設工事というのは、いままでずっとそこでもってやられてきたわけです。ですからそういう意味でも、いま大臣がおっしゃった...全文を見る
○山中郁子君 じゃ急いで言ってください。時間が足りませんので、その資料は下さい。次の質問に移ります。  で、それを伺いますけれども、私の大体感じではそうふえてないんですね。認定業者というのは、この前の昨年の質問のときにも私は、認定業者をやはりふやしていくような方向をというふうに...全文を見る
○山中郁子君 最後に指摘いたします。  総裁はそうおっしゃったけれども、これは昨年の十月二十六日の私の質問の答弁で、公社は認定業者を拡大しないという方針はとっていないと答弁されているんです。いまの総裁のお言葉とは重大な食い違いがございます。  それからもう一つは、ジョイント方...全文を見る
04月11日第80回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○山中郁子君 私は、教育問題に関しまして二、三の点について政府の見解、姿勢並びに施策をただしたいと思います。  その問題に入ります前に、先ほど粕谷委員の方から御質問がありました総理大臣の地元の歓迎の問題に絡みまして共産党の名前をお出しになって答弁がありましたので、一言申し上げて...全文を見る
○山中郁子君 教育問題は、きょうの集中審議におきましても、また当委員会におきましても、再三、受験地獄やまた塾の問題、あるいは落ちこぼれ、青少年の非行化、そうした重要な問題として社会問題ともなり、国民の大きな関心も高まってきている。そういう問題ですけれども、私はこの一つの大きな要因...全文を見る
○山中郁子君 総理大臣も、官庁における人事が学歴偏重ということの傾向がないわけではないということは苦慮してきたと御自分でもおっしゃっているわけです。総理大臣が東大を卒業されて大蔵省に入られてエリートコースを歩いてこられたというふうには伺っておりますけれども、私は別に何も東大卒業が...全文を見る
○山中郁子君 大分認識が違うのじゃないかと私は思うのです、現状の。それで、私は人事院に調査をしていただきました。この表をちょっと総理大臣に見ていただきたいのですけれども、人事院の調査によりますと、本省関係で審議官、参事官を除いて部長以上のポスト、これが現在百八十五あります。この百...全文を見る
○山中郁子君 はしなくもいい人に来てもらいたいと思うのでその結果国立の卒業者になる、東大が多くなる。そうすると、これは盛んに本当の実力を登用することによって学歴偏重をなくしていく、学閥をなくしていくということとは論理的にも矛盾していくわけですけれども、私はまずそのことを総理大臣に...全文を見る
○山中郁子君 私が先ほど申し上げましたのは、問題は、入るときには東大の比率が二六%だった、そして上の方へいったら八〇%になっていると、こういうことはなぜこうなるのかということをお尋ねしたわけです。それでこの間の問題というのは選考の問題だと思うのです。昇任に際しての選考が結果的にそ...全文を見る
○山中郁子君 選考の基準をお尋ねしています。
○山中郁子君 そこに大きな問題が一つあるというふうに私は思います。実際には皆さんよく御承知だと思うのですけれども、もう国家公務員試験を受かった段階から、先輩後輩の関係で、どこの省庁に引くとかということで、もう何回も話し合いをして、そして、学閥、そういう人脈、そうしたつながりでもっ...全文を見る
○山中郁子君 さらに、資料を提示申し上げますけれども、これも人事院に調査していただいたものです。  大蔵省、文部省、通産省、それぞれの本省の課長在職者の採用試験別分布でもって申し上げますと、これは大蔵省、試験任用でもって入った人は五十八名中全部上級です。中級、初級の人はゼロです...全文を見る
○山中郁子君 それでは、もう一つ具体的に聞きますけれども、先ほど私は建設省の課長補佐のポストを全部ピックアップして調べたと申し上げました。年齢が大変大きな差になっているわけですね。なぜそういうことになるのかと言いますと、任用の基準の中の最低基準の中で、たとえば四年間一つのところに...全文を見る
○山中郁子君 私は人事院の資料に基づいて幾つかのデータを申し上げました。そのことが当然の結果だというふうには、つまり能力の当然の結果だということをおっしゃるならば、高卒や私大の卒業者では役に立たないんだということを政府がおっしゃるのと同じことなんですよ。そういうことではないという...全文を見る
○山中郁子君 これだけ私は指摘をしておきたいと思うのですけれども、一九六六年の第二十一回国連総会で人権に関する国際規約を採択しています。その中で経済、社会及び文化的諸権利に関する国際規約第七条の(C)項で、「すべてのものがその雇用内で適切なより高い職階に昇進する機会を平等に与えら...全文を見る
○山中郁子君 その点は一つは確かにあります。だけれども、文部大臣は、入社後の昇進にしても学歴が必要以上に幅をきかせているということを再々言ってらっしゃるんです。指定校制度の問題だけじゃありません。そのことは先ほどの御質問の答弁にもおっしゃってました。つまり学歴偏重社会というものを...全文を見る
○山中郁子君 私の数字は、人事院の調査でいただいた数字でございますので、いま文部大臣がおしゃったことはそれとして承っておきます。  文部大臣がそうおっしゃるからには、私は、やっぱり結局東大ばかり採っちゃいけない、上級甲の資格者ばかり採っちゃいけない、それは学歴偏重になるから、私...全文を見る
○山中郁子君 文部省にお願いしておいたんですけれども、国立二期も待って入学の処理をしているというところがあるんで調べていただきたいとお願いしましたけれども、お調べがついたでしょうか。
○山中郁子君 それで、もう一つ大臣に突っ込んでお約束いただきたいんですけれども、いま伺うと四十六の学校でそれをしていると、私も二、三そうした手続をしているところの学校に直接問い合わせて聞いてみました。そうしたら、先ほど大臣がおっしゃいましたいろいろな作業上の困難ですね、それはまあ...全文を見る
○山中郁子君 次に、婦人教員の問題に絡む施策について質問をいたします。  いま全国的に婦人教員の方たちが大変ふえてきている。特に小中では半数を超えるところが出てきている。そういう中で、婦人教師の皆さんが日本の教育に大変大きな役割を果たし、そして積極的に努力をされている。同時にま...全文を見る
○山中郁子君 私は専門家じゃないのでちょっとわからない点があったんですけれども、そうすると、運用上引き継ぎ期間を実際に行うようにしていきたいと、この間は俸給は出ないんですけれどもというふうなことをちょっとおっしゃったんですけれども、私は現実の問題として、一週間なり十日なりの引き継...全文を見る
○山中郁子君 あわせて研究をしていただきたいことはへ先ほども申し上げましたように、一定の数婦人教員の方がいらっしゃるときに、どこに数字を求めるかは別といたしまして、代替要員を含む婦人教員の母性保護を初めとする権利の擁護という観点からも、それからよい教育をするという観点からも、プラ...全文を見る
04月12日第80回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○山中郁子君 昨年の国会で大きな議論になりました電話料金の引き上げ後の具体的な二、三の問題について質疑をいたします。  初めに、先週の決算委員会におきまして、郵政省の決算に当たって私は電電公社の下請業者の問題に関して質疑をいたしました。時間の関係で省略した部分もございますし、総...全文を見る
○山中郁子君 もちろん資料をつくるのに時間がかかる問題とかね、そういうことは私の方だってそれは判断つきます。  で、たとえばこれですよね(資料を示す)、私それじゃちょっと建設局長にお尋ねしたいんですけれども、四十二年から五十一年までの認定業者の数がどう推移しているかと、これだけ...全文を見る
○山中郁子君 私も無理は決して申しません。ただ、いま申し上げましたように、こんな簡単なものがなかなか出ないということ——これだけじゃないんです、いままでもたくさんあったんで、総裁は新しくなられましたから私がその都度、その都度申し上げたことを全部御承知ないかもしれませんけれども、先...全文を見る
○山中郁子君 認定業者数の推移、いまいただいた資料ですけれども、四十二年から五十一年までの十年間の推移を見ますと、四十二年、七十九社ありました、それが現在では六十九社になっております、十社も減っているんですね。拡大どころではなくて減っているわけです。こういうふうに十社減ってきてい...全文を見る
○山中郁子君 細かくなくていいですよ。
○山中郁子君 そうしますと、先ほどの総裁の釈明は釈明として承りました。だけれども、私はやはり問題が根本的にあると思うんです。  それは、この前も指摘いたしましたけれども、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律というのがございます。その中でいわゆる協同組合方式なども具...全文を見る
○山中郁子君 それでは、いま郵政大臣の見解を受けて、公社にも私はもっと積極的にそういう方向で努力をしていただきたいと思うのです。それはできるのです。というのは、私は認定制度そのものに意見は持っています。だけれども、いまこの問題は横に置きます。それで公社の言われる通信建設という特殊...全文を見る
○山中郁子君 私どうもわからないんですけれどもね。これはこの前のときにも下請禁止をしているのは何かということを事前に質問をお願いしていて、一向にかみ合った答弁が出てこないのですけれども、公社の例規集によると「下請負禁止工程」というのがあるでしょう、これ生きてないんですか。電契百二...全文を見る
○山中郁子君 いや、いいです。これなんですね、結局。これが生きていて、これがやっぱり下請禁止工程なんですね。そのことが確認できればいいです、私もこれ例規集持っていますから。
○山中郁子君 そうしますと、先ほど局長が例に挙げられました「最終試験」なんというのもここに入っているわけですね、「線路」の部分に。そしてこれは私この前提示をいたしました下請と元請の契約書、下請に元請が全部出している中にみんなこういう工程が入っているんです。「ガス試験」だとか「最終...全文を見る
○山中郁子君 それでは認定基準というのは何ですか。そういうふうにおっしゃるんだったら、認定業者に対する認定基準というのは何ですか。
○山中郁子君 じゃもう一つはっきりさせたいんですけれども、経営能力というのは何を基準にするんですか、資本金幾ら以上とか、そういうことですか。
○山中郁子君 それでは具体的な認定基準を出していただきたいんですけれども、よろしいでしょうか、たとえば資本金だとか営業年数だとか、工事能力だったらどういう点の工事能力か。ありますんでしょう、なければ認定できませんよね。
○山中郁子君 どうして公表してないんですか、どうして公表できないんですか。そうしたら、総裁、ぜひとも聞いてほしいんですけれども、結局、私がこの前も申し上げましたし、いまも申し上げていますけれども、公社が本当にガラス張りで何の疑惑も抱かせないように公平に判断できる基準でもってそして...全文を見る
○山中郁子君 私は、だから、どういう項目について基準としているのかということを申し上げているんで、それはそれでじゃいま示していただけるというお話でしたので、まず、それを資料としていただきたいと思います。いまでなくていいですよ、後でいいですけれども。  それで、総裁、もう一度だけ...全文を見る
○山中郁子君 全部とは言いませんよ。
○山中郁子君 ぜひとも実効のある結果が生み出せるような御努力をお願いしたいと思います。  これも同じく決算委員会で、関連する質問の中で、私は、東洋通信工業の元請価格、そしてまたそれを下請へ出す場合の下請価格、ピンはねの実情などを申し上げました。それで、私は、そこに電電公社の幹部...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、いま申し上げましたりんどう会、それから総合計画研究協会、越山会、これはもう田中角榮のだってわかりますけれども、財政調査会、それぞれどの政治家に関連する政治献金の団体であるかということをお示しいただきたいと思います。
○山中郁子君 代表者でも結構です。
○山中郁子君 これは政治資金全書で調べたところですけれども、りんどう会は藤田義光氏、それから総合計画研究協会は、これもよく知られていますけれども、江田三郎氏、越山会はもちろん田中角榮、財政調査会も田中角榮、こういうことと記載されています。  そしてこれは多分自治省においても確認...全文を見る
○山中郁子君 真っ先に検討されるべき性格のものだというふうに考えていらっしゃるように思います。  それで、もう一つ、これとあわせて東洋通信を見ますと、電電公社から専務以下四人が天下りしているんですよね。こういうつながり、これは私はやっぱり根本的なところでもって天下りを——私は天...全文を見る
○山中郁子君 問題点、おわかりになっていると思います。私は、こういう体質が下請、元請の問題で先刻来指摘もしております中身につながりがあるんだということを申し上げているわけです。その点については、電電公社総裁の方にも、ぜひとも少しいままでの延長でなくて、額面どおりでなくて、きちんと...全文を見る
○山中郁子君 料金値上げのときにも、私、若干議論をいたしましたけれども、付加使用料というのはそもそもどういうもので、また、それはどういう基準で決められているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○山中郁子君 そうすると、設備料ではなくて、付加部分については全部付加使用料で取る、こういうことになっているわけですか。
○山中郁子君 そういう付加使用料です。  それで、この付加使用料を五月一日から上げるということになっているんですけれども、親子電話なんていうのは、私はわりあい普通の単独電話の次に一般家庭が使うものだというふうに思うんですけれども、そのほかのいわゆる付加使用料を取っている付加装置...全文を見る
○山中郁子君 その親子電話の使用料が今度三百円に上がるわけです。私が問題にしたいのは、そのほかにもいろいろ付加使用料があります、付加使用料で引き上げてないものもあるんですね。だけれども、その中で一番大衆的に庶民的に使われている親子電話をなぜ一番先にたくさん高い比率でもって引き上げ...全文を見る
○山中郁子君 でも、ほかの問題と比べますと、それはたとえば、ずっと長いことたっている、前の価格がですね。だけど、それだけの比較で言うならば、初めから高くなり過ぎていたんじゃないかという、こういう理屈にもなるわけね。  比較で申し上げますと、たとえば今度認可料金でもって上げてない...全文を見る
○山中郁子君 それでは親子電話の耐用年数は何年ですか。キャッチホンやプッシュホンは何年なんですか。
○山中郁子君 九年で償却するわけでしょう。それを何で二年八カ月でお金回収するみたいな、そういう速度でしなきゃいけないのかということを——私、いま、ひとつまとめてお伺いしますけれども、それで実際問題としてそういうことをあたりまえに出てくるとおっしゃるけれども、なぜあたりまえに出てく...全文を見る
○山中郁子君 それは電話ファクスだってキャッチホンだって同じであって、別に親子電話だけがそこに必要とされるというものじゃないでしょう。そんなことはあたりまえなことなんで、そういう言い逃れをしてくれなくてもいいんですけれどもね。  私がここで問題にしたいのは、たとえばいま申し上げ...全文を見る
○山中郁子君 それは、郵政大臣、認識不足でいらして、二階家といえば大邸宅だと思ったら大間違いなんですよ、いまどき十五坪、二十坪という土地に二階家を建てなきゃ住めない、こういう土地事情だということをおわかりになっていないということは私びっくりしましたけれども、いずれにしましても御承...全文を見る
○山中郁子君 私は何も認可料金上げろということを言っているわけじゃないんです。上げた問題についていま申し上げているんですけれども、ぜひとも総裁にお願いしたいんですけれども、認可料金が認可料金として国会の審議にかからないで上げられるというその制度問題については私は意見を持っています...全文を見る
○山中郁子君 撤回してもとに戻せと言いたいところで、そういう気持ちなんですけれども、二つ目の問題に入ります。  これは撤去電話に関する問題です。これも昨年の公衆法の審議のときに私が提起をいたしました。それで、この質問をした際に、これは減価償却の問題と絡んでいろいろ議論をしたとこ...全文を見る
○山中郁子君 五十二年度の見込みでいいんですけど。
○山中郁子君 だから内訳を私要求しているの。移転によるもの、機種変更によるもの、故障によるもの、この三つの内訳でもって見込みをいただきたいわけ。五十一年の実績でもいいですけど。
○山中郁子君 私は、だから、見込みでいいというふうに申し上げているんですけれどもね、見込みというのを立てるんでしょう、おたくの方。今年度はどのくらい撤去がある、このうち移転はどのくらいと見込みをお立てになるのでしょう、そういうこと全然なしで新設やなんかどんどんやるわけですか。
○山中郁子君 そうすると、ちょっと私はよくわからないんですけどね、この前の質問のときに結局撤去したものでオーバーホールをして、それを新しいものとして使うんだと、こういうお話がありましたたね、ありましたでしょう。
○山中郁子君 そうすると、五十二年度の単独電話の新設は二百二十万加入というのが公社の見込みでいらっしゃるわけでしょう、ちょっとそれを答えてください。
○山中郁子君 そうしますと、先ほど保全局長でいらしたかしら、お答えになった、実数は持っていないけれども移転の見込みで二百七、八十万だ、こうおっしゃいましたでしょう。そうすると移転した電話機というのは、オーバーホールに出してそれまたそのまま使うというお話でしたよね、去年の審議のとき...全文を見る
○山中郁子君 だから私は撤去数のうちの内訳をさっきから伺っているんですけれども。昨年、質問したときに御答弁があったのは、移転によるものが四七%で、機種変更によるものが三八%あったのですよね。だから私は今度五十一年度はふえているはずだ、そうしたら、そのうち機種変更は五十年度は三八%...全文を見る
○山中郁子君 それじゃ、ぜひ、どのくらいの新たな取りつけ工事にどのくらいの再生品が使われるのかということは、ちょっと数字を、後ほどで結構ですけれども、いただきたいと思うんです。私はかなりのウエートを占めることになるのではないかと思います。  それで単独電話の新設なんていうのは、...全文を見る
○山中郁子君 これがまたすごいどんぶり勘定のやり方で、結局、もう創設単金を決めてずっと何年もきているわけでしょう。その間に撤去の数とか移転の数というのはどんどんふえているんですよね、それを勘案している、こうおっしゃるのね、私はこれはちょっといいかげんに過ぎるという気がするんです。...全文を見る
○山中郁子君 創設単金は毎年見直しをして変化をしているわけですか。二万一千円のプッシュホン、一万二千円の普通型、これは毎年見直していて変化しているということですか。
○山中郁子君 時間が参りましたので終わりますけれども、いま申し上げましたように、私は、昨年の審議のときに減価償却の問題を含めて、そうした見直しをするべきだし再検討するべきだということを主張いたしました。それで電電公社も、また郵政省としても、そのことをお約束なさいました。  私は...全文を見る
04月13日第80回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○山中郁子君 交通問題について、特に自転車置き場の問題について、政府の見解並びに施策をただしたいと思います。   〔主査退席、副主査着席〕  自転車置き場の問題は、すでにもうかなり社会的な問題になっているわけですけれども、現在通産省の調べによりましても、約四千四百万台の保有台...全文を見る
○山中郁子君 一つは、いま私も三十万台ということで申し上げて、長官もそのようにおっしゃったんですけれども、この数字自体は、全国市長会が調査した四百五市で二千五百二十一カ所における放置台数が約三十万台と、こうなっていますね。これは全国的には大体どのくらいになるのかというのを調査なす...全文を見る
○山中郁子君 それはね、私ぜひ、全国市長会のこれももちろん一つのあれのデータですけれども、総理府としても、対策室としても、やはり責任持った把握をなさるべきだというふうに思います。いま室長もおっしゃいましたように、社会的な問題になっているわけですから。そのことはひとつ要望して、調査...全文を見る
○山中郁子君 で、その中の問題として、一つは、用地確保の問題が一つの大きな問題としていまも言われたんですけれども、それで運輸省にちょっとお尋ねしたいんですけれども、運輸省でもこれは四十八年ですね、鉄道監督局長の名前で、国鉄総裁に、自転車利用のための道路交通環境の整備等について、と...全文を見る
○山中郁子君 それはぜひ、総務長官の御意見もありますし、姿勢も伺ったわけですので、運輸省もぜひともその用地確保については、自転車置き場はやはり最優先ということで取り組んでいただくということのお約束を果たしていただきたいと思います。  いま運輸省の方でそういうお約束をいただいたわ...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、一点目の問題については市との話し合いということで、市の方は全体的な計画でもって、この点についてはいま市が借り受けるというふうにはならないと、もし仮にそうだとすれば、せっかくできているものですから、小田急としてもそれは使えると、使用開始、つまり自転車置き場として...全文を見る
○山中郁子君 ちょっともう一つだけ、それじゃその問題ね。市の方は別にということはあっても、そこにせっかく小田急がつくったわけでしょう、とにかく。だったら、それはいますぐにでも、駅のところにみんなもう放置されているわけだから、二百台だけでもそれがすぐ使えて、あとの問題はあとの問題と...全文を見る
○山中郁子君 これは私は小田急に指導してくれと、市にという意味じゃないんですよ。要するに市は何もそれ使っちゃ困るなんて言っていないわけです。小田急が使えばいいわけです。市としては借りないというふうなことになってきているという関係があると思いますので、その辺はそういうことも含めて本...全文を見る
○山中郁子君 一般的な基準から安くさせないということになるならば、一般的な基準で貸与するようにしているのだと、こういうことですか。一般的な基準というのは、それはどういう意味でしょうか。
○山中郁子君 それは最初からおっしゃっているような、そういう社会的な問題になっている中身であるから、安くといったって、どこまで安くということはそれはいろいろありましょう。国鉄だっていまそんな、そのときの駅周辺の地価と同じ値段で貸しているわけじゃないんでしょう、と私思いますけれども...全文を見る
○山中郁子君 私はいずれにしてもこれはさらに大きくなっていく問題ですから、いまから運輸省がそういう姿勢で一般的な基準を設けないという姿勢じゃなくて、やはりそれはそういうことも含めてやっぱり検討していかなければならないような事態に、当然将来なるということは見越すべきだと思うんですよ...全文を見る
○山中郁子君 総理府の方でやはり一つの調整役をやっておられるわけですので、ぜひそういう方向で御努力もいただきたいし、運輸省としてもそのように御検討いただきたいと思います。  それからもう一つは用地費の問題に関しまして、いまのことも関係しますけれども、私ぜひとも国庫補助をするべき...全文を見る
○山中郁子君 はい、そうです。駅前ですね。
○山中郁子君 はい、わかりました。  何か時間が足りなくなってしまったので……
○山中郁子君 いいですか。  いまのちょっと、建設省のお答えによりますと、そうしますと、私が伺いたいのは、駅前の自転車置き場に対して、将来国庫補助というものは考えられるんだと、いま検討されているんだと、その整備計画の中で。そういうことなのかどうかということが、ちょっといま複雑な...全文を見る
○山中郁子君 そういう道が開けるわけですね、国庫負担のね。
○山中郁子君 それじゃもう一問だけ。  それでは、ぜひそのように事態の解決を図るためにお取り組みいただきたいと思います。  それで、最後に総務長官に。先ほどのその提言という問題がこの前たしか交特委員会で安武議員の質問に対しまして、三月中にですか、それが出るというお話だったんで...全文を見る
○山中郁子君 はい、わかりました。
04月19日第80回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○山中郁子君 初めに、受信障害の問題についてお尋ねいたします。  テレビの難視地域の解消の問題ですけれども、前は、当時の地域の具体的な個所だとかそうしたものを予算参考書に記載していただいていたと思うんですけれども、このごろはそれがいただけなくなっているんですけれども、何か特別な...全文を見る
○山中郁子君 大体の分布ですね——いまおっしゃったのは、それはそれとしてわかりますけれども、ことしは大体十万戸の障害を解消するというふうな方針で提起されておりますけれども、難視解消の問題は一つの課題でもありますし、NHKとしても重要な施策の中身の一つですけれども、現在多少のそうし...全文を見る
○山中郁子君 変更ということは、それはあるかもしれません。だけど、どこがどうなっているのかというふうにして聞かれればお答えできるとおっしゃるならば、大体の計画はこうなんですよということがわからないはずないじゃないですか。
○山中郁子君 私わからないんですけれども、だって具体的に十万戸は解消するという計画を立てていらっしゃるわけでしょう、そのためにお金も使うわけでしょう、予算も組んでいらっしゃるわけでしょう。それがどの地域を解消しようとしているのかということが何とも言えないということはあり得ないじゃ...全文を見る
○山中郁子君 だから、それを出してくださいと言っているんです。
○山中郁子君 じゃそれでも結構ですから、いただきたいです。  で、ちょっと一言申し上げておきますけれども、二百局なら二百局という具体的な計画あるわけでしょう、それはどこの局だというのはわかっているわけでしょう。だから何も私はどこの地域の何町の何番地の何世帯という、そんな厳密なこ...全文を見る
○山中郁子君 時間が限られていますので、また別な機会にその辺は解明したいと思いますけれども、NHKが行き当たりばったりに難視解消していくのだということでない限りは、予算編成期にできないにしても、何らかの把握がされているはずだと思いますので、その点については、また引き続き解明したい...全文を見る
○山中郁子君 それじゃ、この前、放送研究所で見せていただいたいろんなものがありましたね、私素人だからあんまりよく全部覚えているわけじゃないんですけれども。ああいうものはまだ一つも、受信者でもって取りつける機器装置の問題としては、実際には全然実用化はまだされてないということですね。
○山中郁子君 その経済性の問題がやはり問題になると思うんですけれども、いま実用化を研究しているというようなものは、大体、受信者がもしそれをつけて受信障害を逃げるとすれば、どの程度の、何というかしら、機器のものになるんでしょうか、その辺は見当はまだ全然つかないですか。
○山中郁子君 もう一つ、いまやはり問題になっていますのに高層ビルの電波障害がありますけれども、これはちょっと郵政省にお尋ねしたいんですが、依然として原因者負担ということでは明らかに態度は示しておられるんですけれども、実際には、新宿副都心の問題なんかを見ましても、それが解決していな...全文を見る
○山中郁子君 これはいま局長がおっしゃったように、維持管理費が一つのネックになっているんですよね。それで、私は、いま郵政省はそれは当事者同士の話し合いに任せるというふうにおっしゃっているんだけれども、実際問題として、いまは新宿の場合、三年間、維持管理費原因者負担ということで話し合...全文を見る
○山中郁子君 ぜひとも積極的に一歩進めた解決のリーダーシップを郵政省がとっていただくことによって私は問題は全体として前進しつつあると。結局、この問題も維持管理費の問題になってきたけれども、そのもっと前の段階では、原因者負担ということだって出てきてなかったわけですから、そういうある...全文を見る
○山中郁子君 NHKももちろん御承知だと思いますし、各方面から一番最も近い外国語である朝鮮語、そして日本にもたくさんの在日朝鮮人の方がいらっしゃる。そうした朝鮮語がNHKで語学講座として行われていないということについての指摘もあるし、また、ぜひしてほしいという希望も各方面から出て...全文を見る
○山中郁子君 それは具体的に言うと、どういうことが予想されたり、あるいは隘路として認識されているのか、お尋ねしたいんですけれども。
○山中郁子君 まあ私もそう詳しいこと知っているわけじゃないんですけれども、日本の国民が主張するしかも外国語の講座というのは、先ほどお示しあったように、いまスペイン語だとかドイツ語、英語、フランス語なんてみんなやっているわけですよね。それでNHKとして朝鮮語というものをどういうふう...全文を見る
○山中郁子君 最後に、その問題、私は何もそういう個別の運動とか、それだけに限らず、やはり個人であろうと何であろうと、各方面でそうした期待がされているということの上に立って、いまおっしゃったような形での対処を積極的にされたいということを指摘もし、要望もしておきたいと思います。  ...全文を見る
○山中郁子君 初めに、きょうおいでいただきました参考人の民放連の会長並びにテレビ朝日の三浦さんに、私は、この問題に関する私の基本的な考え方を申し上げておきたいと思います。それはこの前の参議院の逓信委員会にNHKの関係者の方はお見えになっていましたので、お聞き取りいただいたところで...全文を見る
○山中郁子君 指摘だけしておきたいと思いますけれども、先ほどの理由で公開をされないということは国民が納得もできないし、私どもも何とも理解しがたいわけです。そういうことがよけい裏に何かあるんじゃないか、ぐあいが悪いことがあるんじゃないか、だから引き延ばしているんじゃないか、こういう...全文を見る
○山中郁子君 私は関係者の方からこれを見せていただいています。NHKもこれのコピーをおとりになって持っていらしているというふうに私は伺っておりますけれども、そういうことはないんですか、それじゃ。
○山中郁子君 私が入手しました情報によりますと、明らかにNHKはこれのコピーを持って、おとりになったということだそうです。その辺のことについてもはっきりさせないままにきょう、この問題について議論する委員会に臨まれているということは私はどうも理解に苦しみます。  ということはね、...全文を見る
○山中郁子君 まだいろいろありますけれども、IOCのそうした規則がかなり大幅に昨年のモントリオールの大会のときに変えられているわけです。そうして、そういうものと無関係に、どこが契約するにしても、今度のモスクワ五輪の契約が私は出てくるということはあり得ないというふうに思うんです。 ...全文を見る
○山中郁子君 そうじゃなくて、おわびになってもいいんですけれども……。問題は、それじゃNHKとして、このことについて、この委員会での質疑に参考人として何か物を言うということはできないわけでしょう。そういうことについてはどうお考えになるんですか。これはNHKだけじゃないですよ、いま...全文を見る
○山中郁子君 それで、佐野参考人にお尋ねしたいんですけれども、具体的なスポンサー問題なんかがかなりいろいろな観点から論評の対象になっています、たとえばの話がね。この点については、なぜIOCがこういうふうな規約の改正をしたのか、細則ですね、どういう趣旨でされたのか。それから、かなり...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、先ほど坂本会長はIOCの問題であるというふうに理解を自分もするとおっしゃいましたけれども、小林参考人にお尋ねしたいんですけれども、その点は、いかが御理解になっていますでしょうか、いまのスポンサーの問題だとか、そういうことについて。
○山中郁子君 ちょっといま私が話していたのをお聞きになってなかったのかどうかわからないんですけれども、ここで先ほど佐野参考人にも確認をいただいたんですけれども、IOCの細則の改正の中で「商業的性格を有するインサートおよびまたはスーパーインポーズについては特別のIOC承認を必要とす...全文を見る
○山中郁子君 それではちょっと御理解が違うんですけれども、関連して伺いますけれども、そのスポンサーの問題その他もおっしゃっているんですが、先ほどの同僚議員の質問に対しまして、民放連の小林会長としては、このまま将来の問題としてもこういう内容では契約することはできないというふうにおっ...全文を見る
○山中郁子君 簡単でいいですけれどもね。
○山中郁子君 私、ちょっともう少し整理をしてお答えをいただけると思っていたんですけれども、そういうことでは時間も足りませんので、それは後ほどまた伺わせていただきます。  それで、そうしてきますと、いまの小林会長の御答弁によると、断固としてこれからもやることにはならないと、契約を...全文を見る
○山中郁子君 関知するかもしれないのよ、郵政大臣の話によれば。
○山中郁子君 じゃ三浦さんにもう一つお伺いしたいんですけれども、私が申し上げたような観点でコマーシャルを間に入れないようにしてやると、こういうふうにおっしゃったというふうに理解してよろしいですか。
○山中郁子君 それでは、いまの国民の皆さんの期待にこたえるようにならないんです。私はせっかく具体的な積極的なことを提案しているんですから。それは邪魔にならないといったって、競技されている最中に、どこでコマーシャル入れたって、それは邪魔になるんですから、そこのところはぜひともお考え...全文を見る
○山中郁子君 配慮していても、いま実際にそういうのがあるんですよ。知っていらっしゃるでしょう。だから、それについては、自粛をするということをいま現在配慮していても、現実にはそういう状態があるから、自粛をしてくださいということをいま申し上げているんです。はっきりそういうことをお約束...全文を見る
○山中郁子君 私、これに時間をとるつもりはちっともないんですけれども、でもそういうふうにおっしゃるから、私はもう一度だけ言います。  現実に、そういうことで、たくさんのおもちゃをつくって、その番組の間にそのコマーシャルを入れて、そして子供にこれを買いたいと思うようにさせて、そし...全文を見る
○山中郁子君 もちろん、そうですけれどもね。
○山中郁子君 だから枠内で結構ですと私は申し上げているんです。そういうことにちゃんとした対応をなさらなければ、放送事業全体に対する国民の不信なり、そうしたものを解消していくことはできないんですよ。まじめにお考えになっていただきたいと思います。  それで、私は、最後に三浦さんにお...全文を見る
○山中郁子君 筋違いだというのは、あなたがこういうことを言ったのが筋違いの話じゃないかということを言っているんですよ。だから筋違いの答弁してもいいなんて、そんなふうに思われたら、もってのほかです。あなた、国会の審議をどういうふうに思っていらっしゃるんですか。私は、経過を正確に把握...全文を見る
○山中郁子君 三浦さんに、私は、この点について、この経過全体についてということで込みにして申し上げるつもりはありません、だけれども、率直にまじめに反省もしていただき、認識を改めていただかなければならないということを重ねて強く申し上げまして、質問を終わります。
04月26日第80回国会 参議院 逓信委員会 第9号
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○山中郁子君 昨年の十月七日のKDDの審議に当たりまして、私は、ごく一部の時間を割きまして職業病、頸肩腕症候群の問題についてお尋ねをいたしましたが、きょうは、この機会にこの問題について基本的な点を詰めてみたいと思います。  その点をお含みいただきまして、初めに、社長にお尋ねいた...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、頸肩腕症候群の職業病の問題に関しては、いまおっしゃったことに基づいて、職員がそうした病気にならないように、あるいはなった場合にも十分な回復のための措置を会社としてもとる、こういうふうに理解をしてよろしいですか。
○山中郁子君 私は、この問題につきましては、いま社長が言われたような基本的な姿勢を本当にKDDがしっかり踏まえた上で誠意を持って対処されるならば、ほとんど解決のつく問題だというふうに思っております。それで、事実、いままでにそうした努力をされて解決を見た部分もなしとはしません。しか...全文を見る
○山中郁子君 昨日、私、会社の方にお尋ねいたしましたら、現在、頸肩腕症候群の特別措置を適用されている者が東京電報で九名、東京電話で九名、大阪電話で五名というふうに御説明いただいたんですけれども、そうすると、これは違っているわけでしょうか。いま現実に正確に特別措置を適用されている、...全文を見る
○山中郁子君 わかりました。大阪電話というふうにお聞きしていたので食い違いがあるなと思いましたけれども、大阪電報なわけですね。  そうしますと、東京電話に関して言いますと、昨年と一昨年に十一名の人々が労基署でもって業務上の疾病に認定されていて、そのほかに九名の人々が特別措置の適...全文を見る
○山中郁子君 それで、そうしますと、頸腕の診断を受けていながら業務上の認定をされていない人が、つまり労災適用になっていない人が九名いるということになるわけですけれども、それはどうして認定されていないんですか。業務上疾病という判断になっていないのですか、会社の方で。
○山中郁子君 この問題は私ちょっと後回しにして質問いたしますけれども、いまここで一つだけお尋ねしたいんですけれども、そうするとKDDでは労基署に提訴をしなければ労災という扱いをしないということですか、とにかく大前提として。
○山中郁子君 じゃ、それはまた後ほどお尋ねいたします、後回しにして。  昨年の委員会で、私がこの問題について質問したことに対して検討を約束された点が幾つかございますが、その後の経過を伺いたいと思います。  一つは連続着座時間の問題なんですけれども、私は昨年の委員会で連続着座時...全文を見る
○山中郁子君 労働省の方お見えになっていただいていると思いますが、このキャッシャーやキーパンチャーに関して一時間ということで通達が出たのはいつなのか、そしてどういう趣旨であるか、お聞かせいただきたい。
○山中郁子君 労働省に重ねてお尋ねしたいんですけれども、キーパンチャーですが、これが電話交換手の場合にも法律でどうこうということでなくて、内容的には、当然、交換手の場合でも当てはまるものであるというふうに考えられるのかどうか、そこをお尋ねいたします。
○山中郁子君 KDDにお尋ねするんですけれども、電電公社の場合は、中央協約で一時間ということを結んでいます。それからさらに頸腕の患者については、三十分を最高着席時間とするということを支部段階で結んでいるところもあります。具体的に申し上げると、たしかこれは福島県だと思います。会津若...全文を見る
○山中郁子君 また次の国会で質問したときに検討しているということのないように、これはそのときにはすでに解決がついたということを期待いたしまして、ぜひともお約束を果たしていただきたいと思います。  このKDDで頸腕症候群の患者が多発したことの問題と関連しまして、昨年の九月二十八日...全文を見る
○山中郁子君 東京電話関係だけでいいです。
○山中郁子君 もう少しスピードを上げてください。
○山中郁子君 そのほかに安全衛生管理体制の整備を図る問題とか、空調問題とか、作業場の床の清掃についてとか、年次有給休暇の付与に関しなどということについて指摘があったんじゃないですか。項目的で結構ですから、おっしゃってください。
○山中郁子君 労働省にお尋ねしたいんですけれども、中央労基署で指導表を出した内容をいまKDD側から御説明いただいたんですけれども、それで間違いがないかどうかということと、それに対してKDD側の回答は労働省の指導に対応するものであったのかどうか、そこの見解をお尋ねいたします。
○山中郁子君 もう一つお尋ねしたいのは、回答が労働省の指導に見合ったものであるのかどうか。つまり労働省としては満足すべきものであったのかどうかということをお尋ねいたします。
○山中郁子君 そうしますと、先ほど井上さんからお話がありましたけれども、たとえば安全衛生委員会などが定期的に開かれていなかったとか、そうしたことについての対応の御報告があったのですけれども、幾つかのこうした問題、かなり基本的に労働安全衛生法にもとるから指導があったわけなんですけれ...全文を見る
○山中郁子君 具体的なことを一つ、二つお尋ねしたいのですけれども、私がさきに伺った中に、いま井上さんからも御答弁あったのですけれども、労働者の定期健康診断ということが言われていますけれども、どういう方向でもって今後改善されるという、そういう見通し、計画をお持ちなのか、そこをお伺い...全文を見る
○山中郁子君 この労働安全衛生法で言われる産業医が診療所長であるというお話でしたけれども、この労働安全衛生法の規則の十四条の二項に「産業医は、前項各号に掲げる事項について、」――前項というのは、健康診断の実施だとか衛生教育だとか、そういうことが挙げられているわけですけれども、その...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、まず、この勧告はいつ出されたのか。それからもう一つ、この勧告に対してどのように対処をしてこられたのか、その三点をお尋ねいたします。
○山中郁子君 処理の経過。
○山中郁子君 昨年の後半だというお話でした。私は、ちょっと率直に申し上げますけれども、産業医というのは、一体、どういう役割りを果たさなくちゃいけないのかということについて、この労働安全衛生法でも明確になっているとおり、働く者の健康を守るということが大前提なわけです。それにもかかわ...全文を見る
○山中郁子君 どういう理由によるものかわからないというのは、何ですか、純医学的におっしゃっているんですか、それとも何が原因かわからないと、こういうふうにおっしゃっているんですか。
○山中郁子君 私は率直に社長にお願いをいたしますし、問題も申し上げたいと思うんですけれども、産業医というのは、ともすれば経営者側の意向を受けた形で、そして労働者の健康を守るという立場に立ち切れないという経過があるというふうに、私自身の電電公社で働いていた経験から警戒をしております...全文を見る
○山中郁子君 いま井上さんから、産業医の見解として、理由がはっきりしないというお話がありましたけれども、私は理由がはっきりしているからこそ、しているからこそ、労基署でもそれを認定したと理解をしています。  ところで、一昨年と昨年に認定された場合の認定理由、これをちょっと明らかに...全文を見る
○山中郁子君 それでは労働省からお聞かせください。  二つのケースがございまして、先ほど申し上げましたとおりです。主要な認定の理由ですね。
○山中郁子君 そうしますと、それはいわゆる労働省のキーパンチャーなんかの認定基準をお話しいただくことになると思うので、それだったらわかっておりますから、結構でございます。  で、後でよろしいんですけれども、この具体的な例ですね、一昨年と昨年の国際電電の交換手について認定した認定...全文を見る
○山中郁子君 電話交換手、婦人労働者の場合にも、それをおやりになるというお話ですか。夜中の十二時ごろ出勤させるのですか。
○山中郁子君 私はKDDが労働組合とどういう交渉をなすっているかということについては何も申し上げません。それはそれで別な問題です。  だけれども、指摘をしておきますけれども、それはまさに三交代勤務のことでしょう、三交代勤務がいかに非人間的な勤務であるかということはいま大きな問題...全文を見る
○山中郁子君 お間違いないようにしていただきたいのは、深夜労働というのはそもそも人間にとっては不自然なものなんです。人間のあり方からいって不自然な形になっていますから、同じ時間を深夜で働いたりあるいは昼まで働いたりして同じだというふうなことはよもやお考えになってないと思いますけれ...全文を見る
○山中郁子君 深夜労働者の問題で、もう一つぜひともこれは善処していただきたいことがあるんですけれども、労働者の中から、深夜勤務、つまり宿直・宿明け勤務になると、生理休暇がほとんどと言っていいほどとれない、こういう苦情があるんです。  これは私は現実に自分の経験からもよくわかるん...全文を見る
○山中郁子君 全然違うんですよ、それは。私はちょっともう少しまじめに考えて実態をよく見てほしいと思うんです。  現実に新入社員が入ってくると、宿直・宿明けでは絶対に生理休暇をとるなという、おたく教育をしているんですよ。それから、現実に宿直の場合に一人といえども予備の余裕がないん...全文を見る
○山中郁子君 これはこの前の委員会で指摘をした問題で、こんなのは私はもう本当につまらない問題だからすぐにも改善されたんだと思っておりましたけれども、まだ改善されていないので、あえてもう一度ここで申し上げて、何とか今度は確実に改善をしていただきたいと思います。それは保養所の利用の問...全文を見る
○山中郁子君 現実には、医者がそうしたものを許可しないとか、そういう問題があって、八時間のフル勤務をしている、健康管理でも八時間のフル勤務をしているケースありますでしょう。あるいは五時間の軽減勤務をしている。実際に毎日込んだ電車に乗って、そして往復して働いているんです。そして、い...全文を見る
○山中郁子君 むずかしくなんかないわよ。
○山中郁子君 出張と違うのですよ、保養ですよ。
○山中郁子君 あなた、それじゃ頚腕の回復のための療法として何があるか言ってみてくださいよ。ハイキングに行ったり水泳に行くんだっていいんですよ。学問的にだって医学的にだってそれはオーソライズされているのですよ、そういうことは。知らないのですか。  私が言いたいのは、だから私は一番...全文を見る
○山中郁子君 私は、治療上いいとか悪いとかということもまたそれで、だから産業医との問題で初めに申し上げたんですけれども、簡単に言いますけれども、医者が意地悪したらどうなるんですか。医者が会社の意を体して、そしてあなたは治療上こういうことはよくないということになったらどうなるんです...全文を見る
○山中郁子君 そらぞらしいこと言わないでください。私は、御理解くださいとおっしゃるけれども、絶対理解はできません。もし直ちにこの保養所に対する不公正な扱い、あるいはハイキングの補助費などに対する不公正な扱いをおたくが直ちにおやめになるならば、その時点で理解をいたします。それはぜひ...全文を見る
○山中郁子君 初めにちょっと触れました問題ですけれども、特別措置を受けて結局頸腕だというふうに会社も認定した人々に対して、労基署に申請をしなければ業務上災害として認めるということにならないというお話がありまして、法律に基づくというお話でしたけれども、どういう法律に基づいてそうなる...全文を見る
○山中郁子君 それでは、労基署に申請を出すとか、いわゆる提訴をしなければ認められないということではなくて、当然、ほかの災害も同じです、作業中に何かけがをしたとか、そういうことも同じで、KDDとしては、当然のことながら、作業中にけがをすれば、会社側が積極的に労働者にそうした業務上災...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、本人が労災申請をすれば、当然のことながら、積極的にそれを業務上災害として認定を行うという関係になりますか。
○山中郁子君 では最後に、私は、この職業病の問題とも絡みまして、KDDにおける任用上の差別の問題について、問題提起にとどめますが、申し上げておきたいと思います。  実は、KDDの東京国際電話局に働いていらっしゃる七名の方から、労働組合に対して任用問題についての要望書というのが出...全文を見る
○山中郁子君 差別をしたから病気になったんです。それはもう確かにそのとおりなんです。何十年も長いこと、十年も二十年も長いこと交換台に置いて働かせていたら病気になるでしょう。だから、いま井上さんがおっしゃったことについては、私は、たくさん究明しなきゃいけないことがあります。だけれど...全文を見る
05月11日第80回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○山中郁子君 成田空港のアクセス問題、具体的に成田新幹線の問題について、限られた時間ですので、初めに大臣に質問いたします。ぜひはっきりさせていただきたいわけなんです。というのは、大臣も多分御存じのはずですけれども、成田新幹線をつくるということで根本名川の橋脚工事も始まっているとい...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、ちょっと大臣にお尋ねしますけれども、新幹線工事であると、こういうお話でした。そうしますと、県の側が新幹線工事として認めたのではない——根本名川の橋脚工事ですね。それで、これは在来線の延長であると、こう言って住民側に対して防戦しているわけですよね。このことは一体...全文を見る
○山中郁子君 そうしましたら、知事は住民に対しては新幹線は反対だと、したがって新幹線を認可したわけではないと、こうおっしゃっているわけです。先ほどの御答弁に際しても、県だとか、あるいは住民だとか、そうしたところの意向にはもちろん沿って、そして問題のないように図っていきたいと。これ...全文を見る
○山中郁子君 それじゃ大臣にお伺いしますけれども、知事は住民に対してはうそをついていると、こういうことですか。知事がそういうふうに答弁しているということはもう御承知でしょう。住民に対してこれは新幹線ではないと、新線であると、在来線の延長だとして私は認めたんだと、現在の新幹線計画に...全文を見る
○山中郁子君 そんなことを聞いているんじゃないんですよ。知事が、県側が住民に対して、これは新幹線じゃないから認可したんだと、新幹線はいまの計画では私は反対だということを繰り返し言っているんですよ。それだったら、解釈をどうしようと、在来線の延長だから認可したんだと知事が言っているの...全文を見る
○山中郁子君 問題は、私は、知事にごまかしをさせるようなことの責任が運輸省にあるなら、運輸省がそのことをはっきり解決をしなきゃいけないし、知事がおなかの中では新幹線をもうどんどんつくってくれと思っていても、住民が反対していると、したがって住民に対してはかっこうをつけなきゃいけない...全文を見る
○山中郁子君 同時に、知事はこういうことも言っているんです。この工事は成田からの延伸工事で、私を信用するのか、鉄建公団ないしは運輸省を信用するのかと、こういうふうに住民に言っているんです。ですから明らかに延伸工事であると言っているんです。それで、私の言うことを信用できないのかとい...全文を見る
○山中郁子君 統一見解ね。
○山中郁子君 最後に一問。  それでは最後に、そういうことをもし了と私がするとすれば、現在新幹線工事だということで強行している工事は、いずれにしても一時見合わせなければならないということは当然の結論だと思いますが、その方向に沿って御検討いただきたいということを指摘もし、要望もし...全文を見る
○山中郁子君 午前中に引き続きまして、成田空港のアクセス問題についてただします。  初めに、午前中明確な御答弁がいただけなかったので、重ねてお尋ねいたしますけれども、千葉県知事は、新幹線に絶対に反対ではないけれども、現在の新幹線計画には賛成できないということをきのうの住民の代表...全文を見る
○山中郁子君 余りそう形式的なことを言ってほしくないんですよ。聞いてないとおっしゃるけれども、私、午前中大臣にも申し上げたでしょう。大臣だってそれは認められて、早急に千葉県知事と話し合いしますというふうに約束をされたんですよね。それを聞いていらっしたでしょう、局長だって。それを、...全文を見る
○山中郁子君 それは中央紙だって出ていますよ。
○山中郁子君 それじゃ、もう一度だけこのことについて伺っておきますけど、大臣は早急に県知事と意思統一を図る、つまり意思が統一されてなくて別なことを県知事が言っていらっしゃるから話をしますと、こういうふうにおっしゃいました。それはよろしいんですね、局長としてもね。当然、だから大臣は...全文を見る
○山中郁子君 問題を繰り返しますけれども、運輸省は新幹線だと言って工事をしている。それで、県の方は、これは成田空港新線工事だと、だから許可をしたと、こう言っているんです。けさほども申し上げました。  それで、そのことについて私は伺いますけれども、ここに鉄建公団の申請書があります...全文を見る
○山中郁子君 だから、私は最初から問題にしているのです。正直におっしゃっているのかどうかわかりませんけれども、住民の人たちが、あるいは新幹線に反対している人たちが新幹線では困るから新線ならいいと、それで新線でやったけど、中身は新幹線で、そういうことははっきりしていると、それはごま...全文を見る
○山中郁子君 それでは、あなた方は、この申請書に「成田空港新線」というふうに書かれたと、運輸省からは新幹線という指示をもらっていると。どうして「新幹線」と書かなかったのですか。新幹線という指示をもらって何で「新線」としたんですか。「新線」と「新幹線」とどう違うんですか。何かそうい...全文を見る
○山中郁子君 新線というのは敷設法別表に基づく新線でしょう。そうでないということは明らかで、これは新幹線なんでしょう、指示は。だから、なぜ「新幹線」と書かないで「新線」と書いて出したんですか。私は、このことを言うのは、何回も申し上げましたけれども、県知事が、これは新幹線ではなくて...全文を見る
○山中郁子君 私はこんなけしからぬことないと思いますよ。というのは、普通はみんな新幹線工事は「新幹線」と言って認可申請しているんでしょう、いまあなた認められたように。成田だけどうして新幹線なのに「新線」というふうに言ったのかということを私いま聞いているんです。そうしたらあなたは地...全文を見る
○山中郁子君 これは私はどうしてもはっきりさせていただきたいと思います。だから、それじゃだれが——地元とおっしゃるのは地元のどういう団体が、あるいは県知事がそういうふうに頼んだのか、はっきりしてください。「新線」というふうにやってくださいと、新幹線ということは百も承知だけれども「...全文を見る
○山中郁子君 わかりました。要するに、現地が「新幹線」だと反対だから、ごまかして「新線」というふうに書いたと、鉄建公団はこういうふうに答弁されたんですよ。私はそれ確認いたします。  そして運輸省に伺いますけれども、そういうことがあり得るんですか。そういうことでよろしいんですか。
○山中郁子君 それじゃ運輸省に伺いますけれども、先ほど鉄建公団も他の場合には全部新幹線だという御答弁がありました。私はいまここに東北新幹線橋梁のコピーがあります。これは利根川水系及び北上川水系です。全部「新幹線」ですよ。運輸省が出されているこれ申請書。全部「新幹線」ということで出...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、運輸省もこれは新幹線だと、新幹線を申請するときにはちゃんと「新幹線」と書くということはお認めにいまなった。鉄建公団も、ほかの場合は全部「新幹線」だと、成田新幹線の場合だけ「新線」といって申請をとったと、認可をとったと、その理由は何かということを伺うと、現地の空...全文を見る
○山中郁子君 私の質問は、にもかかわらず「新線」と、ほかの場合には全部「新幹線」で出しているのに、このところだけ、成田新幹線だけ「新線」というふうに申請したということについては、現地の空気をおもんぱかって特別に成田の場合だけ「新線」というふうに申請したんですと、こういうことですね...全文を見る
○山中郁子君 要するに、現地の反対の空気があるので「新線」ということでごまかして出したと、それで県知事も新線というふうに受け取って、これは新幹線ではないから認可をしたと、こういうことなんです。局長、それね、自分は聞いてないとおっしゃるなら、よくお調べになればすぐわかりますけれども...全文を見る
○山中郁子君 はっきりしているじゃないですか。さっき何回も私は伺ったんだけれども、「新幹線」と書くべきところを現地の空気をおもんぱかって「新線」にしましたと、こうおっしゃっているんですね。それは反対の空気が強いからね、「新幹線」と書くべきところを「新線」というふうにごまかして書い...全文を見る
○山中郁子君 これは私はしかるべき大臣に御出席いただいて徹底的に解明いたします。もうこれ以上のあれを期待いたしません。  ただ、一言だけ言っておきます。初めに申し上げましたけれども、なぜもっとちゃんと人の言うことを聞いて、そしてその中身——もう子供だってわかるようなことを私言っ...全文を見る
○山中郁子君 二つ問題があります。  一つは、先ほどから何回も言っているように、県知事は新線だから認可をしたと、新幹線ならばいまの計画では反対だと言ってるんです。それはもう百も御承知だと思います。そのことが一つ。  それからもう一つは、新幹線というのは部分的にその施設をつくっ...全文を見る
○山中郁子君 余り主観的に信じたりしてもだめなんでね。現状、東京都知事も問題点の指摘、凍結を主張しているし、千葉県知事も、いままで何回も申し上げたとおりです。市川、船橋、浦安市、それぞれみんな市議会で反対の決議をしています。そういう状況のもとで新幹線が一体できるのかどうか。私は展...全文を見る
○山中郁子君 私は一つの例として申し上げました。ですから、住民の反対、その他住民のコンセンサスの上でこうしたことが行われなきゃいけないということはあなた方も言ってらっしゃるんだから、そうした住民感情を逆なでするようなデモンストレーションみたいなことは自粛すべきだということを私は申...全文を見る
○山中郁子君 逆なでするようなことは自粛してほしいと言っているんです。
○山中郁子君 つもりはあってもなくても、結果として、こういうものをおたくがばらまけば、住民がいろいろ意見を言って、あなた方は住民の意見を聞きますと言いながら、既成事実でどんどんデモンストレーションしているんじゃないかという事実があるから私は言っているんですよ。さっきみたいにごまか...全文を見る
○山中郁子君 簡単で結構です。
○山中郁子君 もう一つだけ。当面の問題は、結局アクセス街路の問題が一つ出てくると思うんで、これは大体いつごろできる見通しなのかということを建設省にお伺いするのと、もう一つ、やはり地元が一番心配しているのは、アクセス街路かできるまでの期間ですね。期間にもし——もしというか、開港とい...全文を見る
05月24日第80回国会 参議院 逓信委員会 第11号
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○山中郁子君 郵貯と簡保の二法の審議に当たりまして、私は、初めにまず郵便貯金の金利の引き下げ問題について若干触れたいと思います。  これはもうすでに多くの委員の方たちが触れられまして、政府の答弁も承知しております。その上で確認をしたいんですけれども、大臣初め政府は口を開けば郵便...全文を見る
○山中郁子君 簡単でいいですよ。
○山中郁子君 要は、結局、個人の貯蓄を守るというよりは、全般の金融の状態の要請にこたえて下げるんだと、こういう御答弁以外の何物でもないと私は思います。  それで、ちょっとこの点は大臣に一言お伺いしたいんですけれども、私は、いろいろむずかしい言い方なさるけれども、結局は、公定歩合...全文を見る
○山中郁子君 大蔵省に伺いますけれども、三月十二日、四月十九日と連続して公定歩合の引き下げが行われた。それに連動しないと言われるけど、実際、連動していることは事実です。現実に、その経過の中での財投の貸出金利ないしは預託利率ですね、これはいまどういうふうになっていますか。   〔...全文を見る
○山中郁子君 いつ下げるのか、そういうことを教えでくれればいいです。
○山中郁子君 貸出利率は。
○山中郁子君 先ほど局長の御答弁にもありましたように、いわゆる預託利率の引き下げもあるのでというふうなお話がありましたけれども、結局、預託利率はまだ引き下げられていないわけですよね、六月一日からでしょう、この公定歩合の引き下げに関しては。  私は、そういう状況のもとで、何も郵政...全文を見る
○山中郁子君 結局、財界の要求に基づく金融政策、経済政策のあおりで景気刺激と言うけれども、その景気刺激は庶民のところには及んでこない。企業で言えば、中小企業のようなところには及んでこないということは、いま私が申し上げるまでもない事実です。私は、この点について、大臣が本当に国民の生...全文を見る
○山中郁子君 平均額でそうしたラインを引くというのは、これは理論的にも矛盾しているんですね。全部が全部お金を借りなければ、その貸し出しの金額をふやさないということは全く根拠のないところです。実際には五万円借りるという人もいるし、あるいは五十万どうしても借りたいという人もいるし、た...全文を見る
○山中郁子君 いいえ、そうじゃないんです。  それはちゃんとした責任を持った見通しを持って言っていますと、任せておいてくださいと、やりますと、こうおっしゃらなければ、これは参議院選挙目当てのアドバルーンだと言われたってしょうがない。私はそういうことを申し上げているんです。お約束...全文を見る
○山中郁子君 参議院選挙目当てのアドバルーンではなかったということが実証されることを期待いたします。  次に、郵便貯金業務のオンライン化の問題について伺いたいと思います。  オンライン化の計画の展望と、それからいままでのそのためにつぎ込んだ資金、それからオンライン化完成に至る...全文を見る
○山中郁子君 今後の見込み、完成までの。
○山中郁子君 詳細でなくていいです。
○山中郁子君 かなり莫大な資金を投じてオンライン化を図るわけですけれども、郵貯がオンライン化されると預金者にとってどういうメリットがあるのかということ、それを具体的に。
○山中郁子君 そうしますと、先ほど御説明がありました一部先行して神奈川県の一部でもってそれが始められるということですけれども、そこでは総合口座と同じようなサービス、自動振替、給与振り込み、いまおっしゃったようなそういうことがすぐ行われるようになるということですか。
○山中郁子君 実際に始められるというところでの計画を早急に詰めるというお話ですが、どっちにしても預金者の利益のために図る問題でありますから、そこのところはかなりはっきりした、しっかりした計画ですね、プログラムをお持ちでなければおかしいのではないかということを指摘しておきます。 ...全文を見る
○山中郁子君 私は、これは労働組合と郵政省との交渉の問題ですから、それはそれで別にその点について関連して申し上げるつもりはありません。  ただ、いま神山さんが言われたように、非公式に仮定してというふうにおっしゃっても、五千名という数字が出るということは、これは大問題ですよね。私...全文を見る
○山中郁子君 御承知のように、郵便貯金にしても保険にしても、実際にこの業務を扱うのは圧倒的多数を占める特定郵便局です。いまこの特定郵便局問題というのは当委員会においてもいろいろ問題になってきていますし、いろいろな角度から問題になっています。で、私は、この特定郵便局制度が端的に言っ...全文を見る
○山中郁子君 自民党にとってはね。
○山中郁子君 それでは、新聞に金も組織もあらゆる面から言ってベストファイブに入ると言って報道されている特定郵便局長会というものは、一切、選挙運動、特定政党の特定候補者の選挙運動にかかわりないというふうに認識している、こういうお答えでしょうか。
○山中郁子君 じゃ、やっていたとしたら、それは明らかに公職選挙法違反であると、こういう御見解ですね、自治省にはまた後でお伺いしますけれども。
○山中郁子君 特定郵便局長会という会の事務所がどこにあるか御存じですか、全国的な。
○山中郁子君 郵政省の十階にありますね、かなり一定のスペースをとったところです。——違うんですか。
○山中郁子君 本省にも一部あるわけでしょう。そこの事務所に私の秘書が行きました。そしてそこの事務局の方に伺いました。そうしましたら特定政党の特定候補者の支持は当然やっておりますと、こういうお答えでした。当然のことですと、こういうお話で、票の取りまとめやそうした事務もそこの場所でや...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、次のところに入る前に、先ほど引用しました読売新聞の記事のところからもう一度だけ引用いたします。  特定郵便局長会で並木さんという事務局長がこう言っているんですね、「郵便法の改正案を通すにしても、郵政省だけじゃ何もできない。われわれが地元で自民党の代議士に働き...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、自治省に重ねて伺いますけれども、お得意様名簿というものをつくる、それは特定郵便局長としての立場で自分たちの知っているお得意さんです。それから、そのほかにもたくさんあります。切手売りさばき人の組合にも票を持ち込むとか、あるいはこの前はあなたは得票が多かったからと...全文を見る
○山中郁子君 じゃ自治省として検討してお答えをいただきたいと思いますが、よろしいですか。
○山中郁子君 いま申し上げました特定郵便局長として局長会が全部ノルマを与えて、そして一人何票、後援会員何人、カンパ何千円、みんなそれ徴収される。そういうことが地位利用にならないとお考えですか、ならないというふうになるんですか。すべての問題は全部具体的なケースで出てくるでしょう、だ...全文を見る
○山中郁子君 最近、防犯会議という名前で会議が特定郵便局長を集めて郵政局で開かれたと思いますけれども、どのような会議だったかをお知らせいただきたいと思います。
○山中郁子君 その防犯会議ですね、これが行われた後、局長会の代表者と文書課長や何かが集まって、そして局長さんの話で、選挙活動に関していろいろな指揮監督とか票の取りまとめだとか、それを郵政局の文書課長や秘書課長がやっているということも私は聞いております。そういう事実は御存じですか。
○山中郁子君 大臣にお伺いしたいんですけれども、私は何にもないところにこういうものをでっち上げて、話をつくり上げてお話ししているんじゃないんです、それはおわかりいただけると思います、これは新聞その他の報道もあるので。ですから、私がいま大臣にお伺いをしたいのは、こういう事実が実際に...全文を見る
○山中郁子君 そうしたら、郵政省としては承知していないとか、知らないとかという御答弁が繰り返されたんですけれども、そうした私がいま申し上げました点に沿って、もう一度明確に厳正に郵政省として特定郵便局長会に対する指導を強化していただく。で、こうした事態は、あるとすれば、なくすという...全文を見る
○山中郁子君 特定郵便局自体の果たしてきている役割りとか、その業務の中身について、一番最初、郵政大臣は特定郵便局は大変貴重な役割りを果たしてきていると、こういうお話でした。そのことを私は否定するものではありません。それは誤解のないように申し上げておきます。  いま問題になってい...全文を見る
○山中郁子君 当然なことが行われていないのだから。
○山中郁子君 最後に、私は具体的な郵便局の設置の問題で一つお約束をいただきたいと思います。  これは都下の町田市の成瀬台団地なんですけれども、区画分譲地で現在八百戸以上あります。そして間もなくこれは一千戸になって、最終的には一万戸になるというふうな計画だと聞いておりますけれども...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、大体、窓口開設はどのくらいになりますか、いつごろになりますか。
○山中郁子君 じゃちょっと具体的に、別に私はいま正確に何月何日というふうなことを言ってほしいというのじゃないのですけれども、住民の方々の要求は大変切実ですので、いまから一年以内に大体設置できるだろう、最も遅くても、そういうふうに理解してよろしいですか。
○山中郁子君 二キロ、六百戸というのがたしか基準でしたよね、郵便局の設置基準は。いずれにしましても、その基準に照らしても早急に設置をすべきケースでもありますし、住民の要求も大変強いことになっていますので、いまお話がございました線で、なるべく早期に開設が実現できるように強く要望いた...全文を見る
08月11日第81回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○山中郁子君 人事院勧告につきましては、私どもは国公労働者の労働基本権、ストライキ権の問題などとの絡みで基本的な意見を持っております。それからまた、すでに議論にもなっておりました民間比較との調査の方法その他についても多くの意見を持っておりますし、問題も認識しております。しかし、限...全文を見る
○山中郁子君 次に、今回の勧告の問題とも関連をいたしますけれども、私は公務員の中におけるいわゆる男女不均衡の問題について質疑をし、問題の解決の促進についてのお約束をいただきたいと強く思っております。具体的に申し上げますと、今度の勧告によりましても、いわゆる足を延ばすというふうに言...全文を見る
○山中郁子君 そこで具体的な問題に入りますが、厚生省の場合、これはもう十分に認識をされていらっしゃるというふうに思いますし、かつて社会労働委員会でも、衆議院で革新共同の田中美智子議員が取り上げた経過がございます。それで、実際問題として六等級で昇給間差額に差が生まれてくるというのが...全文を見る
○山中郁子君 昇格基準について問題がないということはそのとおりですね。
○山中郁子君 いま、たとえば一つの問題としては、六等級の人が係長になることによって五等級に上がると、このことについて婦人の場合にはいろいろな困難があると、こういうふうにおっしゃったけれども、私は細かい点にはいま入りません。だけれども、その点について積極的に、この行動計画でも言われ...全文を見る
○山中郁子君 ごまかしちゃだめよ。十人に六人が女性だと言ったってもともと女性が多いんだから。そこのところを踏み込んでいくと時間がなくなるからやめておきますけれども、そうじゃなくて、本当にそういう立場に立って実施をしていくというお約束をいただきましたので、そこのことは具体的にも今後...全文を見る
○山中郁子君 八十ないし九十要求されて、二十しかいつも来ないということなので、これはまた人事院の問題にもなりますけれども、この問題で御承知だと思いますが、労働組合やあるいは現場の労働者の方たちが、いわゆる平五というふうに言っておられるようなんですけれども、一般係員の五等級、これの...全文を見る
○山中郁子君 いま知恵の出しようというのも、聞きようによっては妙な話なんですけれども、私はそんなふうに何も苦しんで知恵出さなくたって、現実の問題としてあるのよ。それは同じ仕事しているでしょう。そうすると、十年、二十年とたてばその人たちはベテランになるんですよ。特に統計情報部の仕事...全文を見る
○山中郁子君 ないみたいですね。
○山中郁子君 これは説明に来ていただいた、何か給与課の筆頭課長補佐の方が何回も言っていらしたんですけれども、男女の差別はないからそういうデータはとる必要はないんだと、こういう趣旨のことを言われているんですね。私、これもってのほかだと言うんですよね。いま私が申し上げたこの事例をとっ...全文を見る
○山中郁子君 時間はまた後ほど具体的に詰めます。
○山中郁子君 できる部分から、最初に早目に出していただくというお約束された分もありますから。しかし時間がもしかかったとしても、それは把握していただかなければならないデータだと思います。私が欲しいというだけでなくて、政府としても把握されなきゃならないはずです。そのことをお願いいたし...全文を見る
○山中郁子君 広い意味の検討も結構で、その中に当然この観点からの、とにかく平五等級の問題で解決をしなければ、そういう打開の道を探っていかなければこの問題が解決しないということはほぼ一致した見解なんですよ。これは厚生省の考え方も含めてですね。ですから、そのことはいまおっしゃいました...全文を見る
○山中郁子君 PXL選定の経過についてただします。本意ではないんですが大変限られた時間ですので、その中で多くの問題がありますが、私は主として一つの問題にしぼりたいと思います。  それは、かねてから問題になっております疑惑の解明なくして選定なしと、この問題ですね。私は先ほどからの...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、どういう内定をしたんですか。正式でないどういう内定をしたんですか。
○山中郁子君 簡単にもう一度、いまのことも含めまして選定作業の今後の日程をもう一度はっきりしてください。
○山中郁子君 防衛庁長官に重ねて確認をお願いしたいんですけれども、従来とも、解明なくして選定なしと言明してこられました。この点はもちろん変わりありませんね。
○山中郁子君 私はそこが大きな問題だと思います。で、防衛庁はさっきから腹に持ってるなんてことを何回も言っているけれども、腹に持っていたんじゃさっぱりわからないんで、端的に私は伺いますし、それから明らかにしてもらわなければ困るし、これだけの大事件の残りなんという問題じゃないんです。...全文を見る
○山中郁子君 そうしなければ選定がないということです、あなたが言ってきたように。
○山中郁子君 要するに、疑惑なくして選定なしという態度は変わらないと、こういうことですね、よろしいですね。
○山中郁子君 そのことはまた問題にいたします。  そうしますと、要するに疑惑の解明がなくして、つまり国民が理解をするということをつけようがつけまいが、実質的にはそういうことで解明されるかされないかの問題になるわけですよね。あなたのはされるという前提でと、こういうふうに言われてい...全文を見る
○山中郁子君 じゃ具体的に申し上げましょう。  児玉公判の冒頭陳述に、結局児玉譽士夫が分離輸入その他の問題に関して決定をしてもらうようにした方がよいという助言をロ社にしたとか、米国のつながりとの関係でそうした問題が冒頭陳述で出されています。それから小佐野公判の関係にすれば、ロッ...全文を見る
○山中郁子君 小佐野問題、小佐野公判……。
○山中郁子君 法務省の言われるのは大体そういうことなんですけれども、それはそれで問題はあります。しかし、そういう仮に法務省の言われることを前提として考えるならば、これからの公判の過程の中でどういうことが出てくるかわからないわけでしょう、どういうことが出てくるか、それを明らかにして...全文を見る
○山中郁子君 公判の推移は、結局児玉、小佐野、ロッキードのPXL、P3Cの関係の犯罪の問題の一つの大きな中身です。そしてあなた方がいままで再三、疑惑の解明をして国民の誤解を解いて、そしてきれいな形でやると言われていた中身は、まさにその犯罪の事実があったのかなかったのか、その疑惑が...全文を見る
○山中郁子君 わからないじゃないですか、どういうことが出るか。
○山中郁子君 大事なことなんで私はもう一度繰り返して言います。概算要求でいましかるべき手続を踏んでPXLの選定をしますと、こう言っておられるわけでしょう。そしてP3Cの問題があたかも既成事実のごとくに、新聞報道を含めてですよ、ずっとつくられてきているんですよ。そしていま公判の問題...全文を見る
○山中郁子君 合理的なというか、適切な答弁ができない問題だということがはっきりいたしました。お聞きになった方はおわかりだと思います。で、いま防衛庁としては何ら問題がないみたいにおっしゃいましたけれども、たとえば伊藤刑事局長が、これもやはり参議院のロ特委で、要するに分離輸入の助言を...全文を見る
○山中郁子君 児玉にかわる代理人。
○山中郁子君 あのね、そういうことじゃないんですよ。新聞報道はさらに、日本が「P3C対潜しょう戒機の導入を決定したことで、同機のライセンス生産について、すでに川崎重工との間で交渉が開始されている」ということを言っている。それからハーク会長の会談は、あなたも新聞をごらんになればすぐ...全文を見る
○山中郁子君 これで終わりますが一言。先ほどのお話もあったんですけれども、こういう問題は、ありません、明確にございませんなんておっしゃっていて、そしてやがてだんだん浮上してくるんですよね。いずれ、これは大変重要な問題です。私は次のしかるべき機会におきまして問題の追及をしたいという...全文を見る
09月09日第81回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 閉会後第1号
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○山中郁子君 なるべく重ならないようにいたしますが、集中的審議でもありますので、必要な重複は了解をいただくことにいたします。  初めに長官にお考えを伺いたいのですけれども、私はこの問題、先日も皆さんと一緒に沖繩に行きまして調査をさせていただきました。それで新たに実情もわかり、現...全文を見る
○山中郁子君 御理解はともかくも、それはわかりました、何回も言われているからね。ただ、私は一日、二日とか、そういうことじゃなくて、だけどしかも、それも半年とか一年とかいうことじゃまた逆にないですよ。いままさにそういうふうにして事態がかなり進んで、詰めの段階に入ってきて、そして現地...全文を見る
○山中郁子君 私は七月三十日を一カ月延ばせ、二カ月延ばせというふうなことについてはいま何も申し上げていないんです。これはだから七月三十日は断固やってよろしいと、こういうことを言っているわけでもないんですよ。それは要するに、準備ができればできるのであって、できなきゃ実際できないんで...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、やっぱりいまの長官の答弁の中の背景にあることは、見えて持って帰ってまた何か出てきても困ると、こうおっしゃるわけでしょう。それだったら一致していないということを認められた上での発言じゃないですか。先ほどから、もう現地は一致していると思う、だから見切り発車で...全文を見る
○山中郁子君 予算関係の細かい点に入りますその前に、一つ確認をしておきたいんですけれども、県の方はかなりいろいろと要求をした文書だとか、あるいは私どもが陳情を受けた機会などにでも強調されていることは、枠外計上をしてくれと、要するに政府の責任でやるんで特別の仕事なんだから、ほかのと...全文を見る
○山中郁子君 予算の仕分けだとか、そういう具体的な問題でのいろんな問題は出てきましょうけれども、基本的な中身としては、沖繩県で、こういうふうに変更に伴って幾ら欲しいと、こう言ってきますでしょう。ああそれはつけましょうと。しかしそれは沖繩に当然出すべき補助金の中で項目としてそれをつ...全文を見る
○山中郁子君 まあ実質的にという意味です、いま申し上げたのは。
○山中郁子君 じゃ、まあそういうことで、予算はこたえますよと、だけれども、よくよく見たら、例年との比較や何かその他で見たら、結局はそっちを項目変えただけだったということが絶対にないということをお約束いただいたと思いますが、それは具体的な問題についても全部そのように貫徹をしていただ...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、これお手元にお持ちかどうかですけれども、県の方から出されております救急患者搬送車整備事業費、救急車専用通路の整備事業費、それぞれ三百五十万、六百万ですね、も含めて、この関係は処理できると、こういうことで理解してよろしいですか。
○山中郁子君 じゃ私は、ここで一つ一つそれでやって詰めるというふうなそういう趣旨でもありませんし、時間もありませんから、少なくとも厚生省は、概算要求に出てないということで、現地の方は厚生省は何にも考えてくれてないのかというふうな受けとめ方もあったんですよね。だからその辺は、いまあ...全文を見る
○山中郁子君 次のちょっと開きのある問題は、同じくこれは二十一ページなんですがね、農道と林道の整備事業費の関係なんですよね。これは要求が二億七千七百万となっているんですが、これが概算要求では三千万という関係なんですわ。これちょっと事情も伺いましたけれども、余りこれはちょっと要求と...全文を見る
○山中郁子君 そうしたら、あれですか、県の方でお話をなすって、二億五千万よね、要求が。それに対して三千万しかつけないということについて県は了解したという意味ですか。
○山中郁子君 どうもはっきりしないんで、ちょっと端的に答えてほしいんだけれども、県は了解したんですか。三千万でよろしゅうございますということを言ったんですか。
○山中郁子君 私、長官、ちょっとこれぜひ聞いてほしいんですけれども、こういうことがいろいろ出てくるんですよ。というのは、私は、県と十分話し合って了解をしていただきましたと、こうおっしゃるけれども、よく実際調べてみると、やっぱり国の方がこうだ、ああだ、こうだああだと言って、結局はう...全文を見る
○山中郁子君 じゃあ重ねてですけれども、まあ長官は具体的にはよく知らないけれどもそうではないかというふうにおっしゃっているんですが、私もそういう意味では具体的な経過は知りません。だけれども、余りにも開きが大きいでしょう。そしてしかも県の責任者の了解を得たわけじゃないと、こうおっし...全文を見る
○山中郁子君 もう一つはですね、何回も出ておりますし私も申し上げましたいわゆるすみ切り問題停留所の変更の問題ですね、これもいま申し上げましたような具体的な問題として、私はぜひ長官にもよく事情も知っていただきたいし、再考もしていただきたいというふうに思うんです。これは、那覇市長、本...全文を見る
○山中郁子君 何日と何日ですか。
○山中郁子君 じゃ、二つお尋ねしますけれども、那覇市から百九十カ所というふうに具体的なものが出て、おたくの方がそれを把握されたのはいつかということですね、一つは。それから、全部見てないとおっしゃるけれども、それじゃ何カ所見たのか、この二つをお尋ねしたい。
○山中郁子君 何カ所。
○山中郁子君 いろいろな御努力は私は否定するものではありませんけれども、結局三十カ所しか見てないんでしょう。百九十カ所那覇はやってほしいと出してきているんですよね。現実に百九十カ所見なければそれが必要であるとかないとかやっぱり言えないでしょう。私は、そんなこと言える人いたらお目に...全文を見る
○山中郁子君 多数決で決めた。
○山中郁子君 別……
○山中郁子君 失礼いたしました。これは不規則発言です。
○山中郁子君 じゃあ、もう一つぜひお願いをしたいのは、いま長官もおわかりになったと思います、三十カ所しか実際に見てないと。で、それは百九十カ所何が何でも全部やらなくちゃいけないのかどうかということについて、私はどうこういま言いません。だけれども、実際に現地の支持とか現地の了解とか...全文を見る
○山中郁子君 じゃあ、建設省に重ねてお願いをいたしますが、先ほど三十カ所しか見ていないということについては、私の方から申し上げました。それで、ぜひとももう一度よくこのことについては見直しもしていただきたいし、現地の要望に沿った形で善処をさらに進めていただきたいということを建設省の...全文を見る
○山中郁子君 私は、余り時間もないですから、そういうことにしておいてもいいという気もしますけれども、やっぱり現地を見ないで決めたんですよ、二十カ所。こういう態度は改めてほしいということをいま申し上げているんです。だって、それは見なきゃわからないですよね。市が全然でたらめなことを言...全文を見る
○山中郁子君 専門家だってそんなことわかるはずがないでしょう。
○山中郁子君 それ、委員会が出した結論ですから、総務長官がそれがどうこうというふうにおっしゃれないということは私はわからないではありません。だけれども、実際に見ないで、どんな専門家だって見ないでそれが妥当であるかないかなんてのはわかりっこないですよ、そんなことは。私はその姿勢のこ...全文を見る
○山中郁子君 記念事業のこと。
○山中郁子君 最後です。  何回も申し上げましたけれども、その記念事業も含めて現地の要望を十分政府としては積極的に受けとめて、そして実現をするということが総論です。何回もおっしゃいました。だけれども、いまたとえば具体的に私は幾つか申し上げました。そのことについては、そうしたこと...全文を見る
10月05日第82回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○山中郁子君 けさから米軍機の墜落事故の問題で質疑が行われてきたわけですけれども、防衛庁、もうすでに御承知かと思いますが、この質疑が行われている最中に、きょうまた千葉県下で習志野の第一空挺団の自衛隊機が練習飛行でもって接触して、そして不時着の事故を起こしたということがあります。私...全文を見る
○山中郁子君 八千代市といったら私もよく知っておりますけれども、いまのお話だと、たまたま水田か何かで直接的な民家の被害がなかったとか、あるいは被害者が出なかった模様だというお話ですけれども、市街地ですよね、当然。学校はある、民家は密集している、そういうところで、一つ誤ったらどんな...全文を見る
○山中郁子君 私は、けさほど来防衛庁長官が繰り返し力説していらしたところによるまでもなく、こうした自衛隊機の事故が起こっているという事態なんですけれども、当面の問題として、この自衛隊機の訓練飛行のあり方、それから事故との関係、徹底的な調査究明をすることが必要であることは当然ですけ...全文を見る
○山中郁子君 いろいろおっしゃったように、特別こういう時期に、だからこそ防衛庁としても、長官としても特別に配慮もし、指示もしたと、こうおっしゃっているわけですね。それでもなおかつ起こっている、しかもきょうですよね。それでもなおかつ起こっているんだから、だから言っているんです。とに...全文を見る
○山中郁子君 綿密な計画でもって問題がない、そういう計画で訓練をしているんだとおっしゃるならなおさらのことですね、そういう計画でもなおかつ事故が起きるということをおたくはおっしゃっていることになるんですよ。そうしたら、どんな場合でも事故はどうしてもあるんだと、こういう態度だという...全文を見る
○山中郁子君 初めの報道の段階で、岩国へ帰ろうとしていたときの事故だと、こういうお話も途中で出ていたんですけれども、その辺の関係はどうなんですか。岩国所属で、岩国に帰る飛行機であったという回答が一時的にちょっと出たんですね。
○山中郁子君 じゃ次に、この事故機が厚木を立った時間、出発した、飛び立った時間、何時何分何秒であったのか。それから、パイロットが飛びおりた時間、何時何分何秒であったのか。そして、この事故が、機体が墜落したのが十三時二十一分というふうに報告されていますけれども、十三時二十一分何秒で...全文を見る
○山中郁子君 何秒。
○山中郁子君 何秒。
○山中郁子君 ああそうですか。
○山中郁子君 パイロットが飛びおりたのは何時で、そしてあわせて聞かせてください、どこの地点。先ほどの長官の補足説明の中で地番言われたと思うんですけれども、もう一度聞かせてください。パイロットがおりた地名です、地番です。
○山中郁子君 パイロットがおりたところ。
○山中郁子君 何分かというのを、おりた時間です。
○山中郁子君 そうしますと、墜落地点とパイロットがおりた地点の距離はどのくらいですか。
○山中郁子君 私がいまこういうことを伺っているのは、当然おわかりだと思いますけれども、いろいろ今度の事故で、国民、とりわけ横浜の市民の人たち、それから実際に被害を受けた方たちの怒りというものはどうしようもないものです。その中に、パイロットが自分の安全だけを考えてさっさと飛びおりて...全文を見る
○山中郁子君 私はそれがよくわからないんですけどね。二十七日に事故が起こったわけでしょう。そしてもう十日近くなるんですよ。それにもかかわらず、まず交信テープを起こしてどういうふうに事故経過、事故が起こったのかということがまず押さえられていないということは、どうにもこの事故の真相、...全文を見る
○山中郁子君 それはさらにそれでは調査をしていただきたいと思います。私も専門家ではありませんから、それ以上のことを申し上げられませんけれども、一般的にはレーダーフイルムはあるはずだと思います。  次に、いま交信テープ並びにそれに基づく事故の時間経過その他は資料として出していただ...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、改めて交信テープも出してください。
○山中郁子君 一存でいかないとするとどこと御相談なさるんですか。これは航空管制塔は自衛隊ですよね、自衛隊の管理でしょう、厚木の航空管制塔は。
○山中郁子君 それでは、横田とも協議をすると、こういう意味ですか。
○山中郁子君 御検討くださるというお話ですので、当然隠し立てする筋合いのことではないし、何らそういう必要のないものだというふうに私は思いますが、そういうことを重ねて申し上げておきたいと思います。そして検討の結果は必ず御報告いただきたい。  それから、先ほどの三原長官が取り消され...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、管制塔が指示を与えたので右旋回したということはわかっているのですか。先ほど私は、交信テープその他でもって、一体どういう状況でどういう指示で、飛行機がどういうふうに動いたのかということを尋ねたら、それはまだ起こしてないし調べてないと、こうおつしゃったけれど...全文を見る
○山中郁子君 じゃもう一度ちょっと確認しますけれども、先ほどから私がいろいろお伺いしていて答えていただいていることは、すべて米軍の情報でもっておたくの方がつかんでいらっしゃる御答弁なわけですか。
○山中郁子君 テープを起こしてないというのは、私が、それならまだテープを起こしいらっしゃらないわけですねと、こう申し上げたらそれを肯定なすったので私はそう申し上げたんです。だけれども、私が言いたいのは、だったら自衛隊の管制塔の交信テープがあるんだから、それはそれですぐ調べられるわ...全文を見る
○山中郁子君 もう一つだけ教えてください。  離陸してから、厚木の管制範囲は厚木の管制塔で指示をしてるんでしょう。あれは離陸してすぐもう火を噴いて故障がはっきりしたわけですけれども、事故がはっきりしたんですけれどもね、その間は厚木でもってやっているわけですね。
○山中郁子君 すぐですか。
○山中郁子君 その辺はまた詳しく後ほどあれしたいと思います。  で、もう一つその事故の具体的な問題について聞きたいんですけれども、私も現場に行きました。それで、墜落地点から百メートル以上も離れた林さんのお宅がほとんど全焼という状態でしたね、家屋が。そこで子供さんが二人亡くなると...全文を見る
○山中郁子君 けさほど来の質疑がありましたので、私は重複を避けますけれども、いずれにしても国の姿勢が——結局自衛隊のヘリコプターが来て何を救出するのかと思ったら、落下傘で飛びおりた米兵を救出してさっさと厚木の基地へ運んで、そこで火だるまになって重傷を負った子供や婦人、被害を受けた...全文を見る
○山中郁子君 私はまあ具体的な補償の問題についても若干時間をとらなきゃいけませんので、この問題は引き続き明日から始まります本格論戦の中で徹底的に解明をいたします。しかし、いま長官が言われたようなことではないんです。私の意見じゃないんです、事実なんです。そして、あそこの被害地の人た...全文を見る
○山中郁子君 ガラス張りに、そして最も早くそれを知らされなければならないのは被害者であり、国民なんですね。そこは私が申し上げるまでもないと思います。そこをはっきり押さえてください。そして、中間報告についていまのお約束を実行していただけるように、このことについては長官にもあわせて意...全文を見る
○山中郁子君 努力をしていないと私は言っておりません。だけれども、問題は初動のときがとおっしゃったけれども、まさに被害者にとってみたら初動のときですよね。それと、混乱があったとかいろいろおっしゃるけれども、被害者こそもう本当に大混乱ですよね。そこのところをどこへ向けて努力するのか...全文を見る
○山中郁子君 ブルドーザーの件はどなたか答えてください、それじゃ。どこが答えてくださるのか。——委員長、時間なんですけれども、いま警察庁はそうおっしゃったけれども入れなかったことは事実なんです、本人がそう言っているんですから。多くの立ち会った人もいます。それはもう一度言っておきま...全文を見る
○山中郁子君 それでは、時間の関係がありますので、この問題についてはすぐに調査をしてください。そして後ほど報告をいただきたいと思います。警察当局にもお願いいたします。どちらになるか知らないけど、どなたでもいいです。その所管のところで、事実どうであったのかということを調査していただ...全文を見る
○山中郁子君 一言だけ委員長お願いします。  私が申し上げたのはそうではなくて、もうこれは御答弁は要りませんけれども、戦闘行動に米軍機が日本の基地から飛び立って、日本の地域の中で事故を起こすということがあり得ると想定するならば、その場合はどうなのかと、このことを申し上げたんです...全文を見る
10月25日第82回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○山中郁子君 大蔵省の方は御都合がおありのようですので、先に大蔵省関係の基地の跡地利用の問題について質問をいたします。  神奈川県の相模原市のキャンプ淵野辺が昭和四十九年の十一月三十日だったと思いますが、返還をされております。現在この跡地利用の問題について、市、国、それぞれの折...全文を見る
○山中郁子君 三分割方式がいろいろな問題になっていることは御承知のとおりです。私は、いま現在、大蔵省も知っていらっしゃるはずですけれども、小学校建設の問題が具体的な問題になっております。そのことにつきまして、現状どういうふうになっているかを重ねてお示しをいただきたいと思います。
○山中郁子君 私が聞くところによりますと、これが無償貸し付けを市の方は要求されているという経過がありまして、その点についていままで合意ができないために延び延びになっていたということですけれども、その具体的な折衝の内容は、その市の要求に照らしてどういうふうに解決しているのかしていな...全文を見る
○山中郁子君 問題は、市の方が要求していますように、現在、先ほども大蔵省の方も言われたけれども、相模原市は人口急増地域ですね。しかも日本でも代表的な人口急増地域です。現在の中央小学校千八百十四人、四十七学級、共和小学校千八百九十五人、四十六学級で、もう飽和状態です。これからどんど...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、いまのそういうあなたの方の認識でもって四月開校は間に合うというふうに大蔵省としては理解をしていらっしゃるというふうに私の方は受け取ってよろしいですか。
○山中郁子君 そうしますと、具体的にいま折衝の中で合意されない問題、隘路ですね、それは何ですか。先ほど私は無償貸し付けの問題を申し上げましたけれども、要するにそれですか。
○山中郁子君 本契約の見通しは、一応、いずれにしても大蔵省としてはどのぐらいの時期に持っていらっしゃいますか。
○山中郁子君 御承知のように、三分割問題を大蔵省は言われるけれども、地元の要求は、当然のことながら県や市、スポーツ公園や高校、中小学校をつくる計画を持っておられるわけです。今回の具体的な当面の小学校建設の問題にしても、無償貸し付けということで要求をされて、いまそれが折衝の一つの焦...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、まだ、ここに具体的な名前が出ていますよね、食糧事務所だとか統計情報事務所、法務省登記所だとか、そうしたことがそれぞれどのくらいの個所というふうなところには進んでないわけですか、大体の見当で結構です。
○山中郁子君 先ほど申し上げたんですけれども、整理合理化、定員削減、統廃合というふうな問題が、とにかく実情を無視した形で、それが大義名分で何が何でも減らして統廃合していくんだということでは行政上大変大きな問題が出てくるということを、私は具体的な問題の解決を図りたいということもあわ...全文を見る
○山中郁子君 これ、以前に資料でもって御提出いただいたんですけれども、こういう違いですね、公図と現状の違いによっていろんなトラブルが、不正事件だとか、そうしたものが起きた件数を年次でもって出していただきましたら、三十八年以降、二十五件、二十件、二十九件、二十九件、三十五件、四十二...全文を見る
○山中郁子君 私は、あなたおっしゃるのが逆さまだと思うんですよ。だから正直者がばかをみて、そして登記所の登記簿見なかったからしようがないんだと、そのことを先におっしゃるのは法務省として反対じゃないですか。国民の財産や利益を守るために法務省はあるんでしょう。それはあなたのおっしゃる...全文を見る
○山中郁子君 簡単でいいです。
○山中郁子君 必ずしも例外中の例外じゃなくて、横浜市にも、ほかにもケースあるんです。多分、係の方御存じだと思いますけれども、時間がないのでそれはちょっと詰めません。  いまおっしゃいましたけれども、結局こういうことによってどういう問題が、被害が出てくるかといいますと、それこそ一...全文を見る
○山中郁子君 実際問題として、これは結局宅造業者がまとめて宅造するわけでしょう。そして権利書その他をつけて直接登記所の方に分筆登記するわけでしょう。そのときに、いまおっしゃったように実地調査しないから、だから書類でもって受け付けているわけですよ、分筆登記を。そこから問題が一つ起こ...全文を見る
○山中郁子君 それで、具体的なこの問題ですね、これはやはり早急に善処していただかなきゃいけないし、関係者の方たちもそれを強く要望されています。それで具体的な解決の方途ですね、それをちょっと法務省のお考えをお伺いしたいと思います。
○山中郁子君 一つ、いま混乱地域ということもおっしゃいましたけれども、混乱地域というのを指定するのはどういうケースで、いまどのくらいそういうふうに、指定するというのか、おたくの方が認識するのかよくわかりませんけれども、どういうことになっていますか。
○山中郁子君 それで、それがいまどのくらいあるのか、大体その世帯数、たとえば家の問題に関して言うならば何世帯ぐらいに該当するのかというのを教えていただきたいんです。それで、いまなければ後で資料として出していただいても結構ですけれども、よろしいですか。
○山中郁子君 それで、先ほどあなた、国が積極的に介入するべき筋合いのものでもないしという趣旨のことを言われたんですけれども、私は先ほどから申し上げていますように、一つは、その登記事務の問題その他での国のやはり行政の穴だという意味での国の責任というのは大きいと思います。ですから、そ...全文を見る
○山中郁子君 まあ介入というのは、よげいなことをする言葉ですから、私は介入という意味はそういうことではなくて、法務省が国の責任として積極的に乗り出して善処する、解決をするということです。ですから、いまのこのトラブルを具体的な解決を図るということについて法務省が積極的なイニシアチブ...全文を見る
○山中郁子君 さっきも私申し上げましたように、これは登記を受け付けるときの登記所の現地を見ない書類の受け付けから端を発しているんですよ、大きく。それはあなたも先ほど言われました。買う人が見ないからいけないんだというふうなことも言われたけれども、私はそのときには申し上げました。そう...全文を見る
○山中郁子君 私はいま約束してくれというふうに申し上げていないです。約束していただくにこしたことはありません。しかしですね、これだけの膨大な地域でたくさんの人が該当する混乱地域ですね、おたくも考えていらっしゃるように。そこの解決のために法務省が積極的に当たってほしいということを一...全文を見る
○山中郁子君 じゃもう一つ、その点は引き続きまた要求もするし、追及もいたします。しかし、具体的にやはり解決を急がれているわけですよ、それはもう御承知だと思います。  先ほど、こういう展望でとおっしゃいましたけれども、とりあえず、たとえばこの問題は、この問題についての解決のために...全文を見る
○山中郁子君 だから、そのことについて法務省がイニシアチブを発揮してくださいと、それで現地をそれじゃとにかくとりあえず見て、現地の人とも話し合ってほしいということは、それじゃぜひお願いをします。よろしいですね。
○山中郁子君 それで行管庁に。私はいまこの問題はぜひとも解決をしなければいけないということで取り上げました。それと同時に、具体的にこれは行政の穴ですよね。実際問題として登記所に人員がたくさんいるならば、実際に登記がなされたときにそれを現地と照らし合わせて、こうした物すごい混乱だと...全文を見る
○山中郁子君 増員の数や何かについて問題はあます。しかし、いま私が申し上げましたのは、現状こういう事態がこれからも起こらないという保証がないわけでしょう、いまの実態から言えばね。だからそういう事態のもとで定員の増こそ必要であって、削減が大きなやっぱり国民の損害をもたらすということ...全文を見る
10月26日第82回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第2号
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○山中郁子君 官房長官にお尋ねいたします。  四十八年のいわゆるドバイ事件後、政府がハイジャック等防止対策要綱を発表されました。この中には羽田空港のダブルチェックの問題や外国空港における日航独自の検査の実施なども入っていて、今回の要綱よりも詳細にわたっているという面もあります。...全文を見る
○山中郁子君 具体的な保証というのを本当に真剣にはっきりさせていただきたい。これはもう国民の強い要望です。  それから、もう一点お聞きしたいんですけれども、きのう参議院の運輸委員会が開かれまして、きょうもお見えになっていらっしゃいますが、日航の朝田社長がその中で、海外での日航独...全文を見る
○山中郁子君 そのいまの問題で、もちろんそういうふうにするというお答えなんですけれども、ぜひ明らかにしていただきたいと思うのは、現実にもうそうした折衝が始められているのか、いつをめどにそのことが確実に日航ができるようになるのか、その点をもう一つはっきりお伺いしておきたいと思います...全文を見る
○山中郁子君 クアラルンプールの事故に関して朝田参考人にお尋ねいたします。  けさほど来の質疑の中でもそうですし、また四十七年の連続事故の後、国会でも議論になりました。で、朝田社長は口を尽くして安全第一ということを強調されています。私は、率直に申し上げますけれども、経済性の問題...全文を見る
○山中郁子君 簡単でいいです、時間がないから。
○山中郁子君 関連しますけれども、もう一つ例を挙げれば、オペレーションズマニュアルですけれども、第四章の乗員の規定についてのところで、確かにこれはことしの八月ですか——七月でしたか、八月ですね。これに、いままで安全性、定時性、快適性というふうに運航の原則を決めておられたのに、経済...全文を見る
○山中郁子君 誤解の問題ではなくて、事実の問題です。姿勢をはっきり国民の前にそういう点で示されるならば、当然取るべきであるし、検討すべきであるということを重ねて申し上げておきます。  もう一つの問題はウェザーミニマムの問題ですが、御承知のようにクアラルンプールの事故の問題で、ウ...全文を見る
○山中郁子君 検討をお約束いただいたわけで、とりあえずクアラルンプールの基準については早急にやはり改善を図るということもあわせて進めていただきたいと思います。  次に、これも先ほど御指摘がありましたけれども、私も日航の乗員の方々の労働組合を初めとする主張などの中にも、機長を管理...全文を見る
○山中郁子君 一言。  いまのお話の中で、そういうことははっきりされるおつもりだというお話のようですけれども、重ねて私は申し上げておきます。  機長になったということで、組合から脱退を強要しないこと、そして機長の組合員に対して差別をしないこと、このことについてあわせていまお約...全文を見る
11月14日第82回国会 参議院 本会議 第9号
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○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、防衛二法案について、福田総理並びに三原防衛庁長官と関係閣僚に質問いたします。  この防衛二法案は、自民党内閣のアメリカに追随する危険な外交軍事政策に対する広範な国民の批判によって、国会審議ですでに三回も廃案になったものです。しかるに、今...全文を見る
11月16日第82回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第3号
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○山中郁子君 欠陥バス問題と、それに関しまして政府の行政指導姿勢についてただしたいと思います。  最近、十月三十一日ですけれども、いすゞのBU型路線バスがいわゆるリコール届けを運輸省に出したということがありました。この欠陥車ですけれども、いつからいつまでの製造の物で、対象台数が...全文を見る
○山中郁子君 六千六百四十七台というのは、そうしますと路線バス全体の何割ぐらいになりますか。つまり、路線バスは全部で何台ということになりましょうか。
○山中郁子君 かなりの分量になるわけで、これが先ほどからずっと議論になっております交通問題での人身事故の問題、大変重要な危険をはらんで現在六千台以上のバスが走っていると、こういうことになるわけで、大変重大な問題だと思いますが、この欠陥が、今度いすゞがリコール届けを出しました理由に...全文を見る
○山中郁子君 欠陥車で人身事故というのはなかなか余りないケースで、しかもこれがバスでしょう。いま警察庁の御答弁にもありましたように、市営バスとかそうしたあれで、大変重要な問題だというふうに思います。もちろんそのように認識されていると思いますけれども、この欠陥車問題でいままでも国会...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、いつそれは御承知になったわけですか、運輸省は。
○山中郁子君 これは私は、一つは、それが事実ならば業者の怠慢であるというふうに判断しなきゃならないことだと思うのですよ。いまおっしゃったけれども、実際問題としてこのクラッチカバーが原因で事故が起こって、そして業者がみずからリコール届を出しているわけでしょう。それでしかも、それは四...全文を見る
○山中郁子君 率直にもう少し言っていただきたいのです。というのは、少なくとも四十六年のこれをあなた方がもし改善だと、馬力アップだというふうに強弁なすっても、その後すぐ四十七年にもう事故が起こっているんですよね。そしてこれがクラッチカバーの問題だということははっきりしているんです。...全文を見る
○山中郁子君 じゃ関連してもう一つ聞きます。  じゃ、今度いすゞが四十六年までの製造車両をリコール届を出したということは、それは四十六年までの製造と四十六年以降の製造と、いまのこのクラッチカバーの変更を除いて、ほかにどういう違いがあったのですか。それがなければ理由が成り立たない...全文を見る
○山中郁子君 時間の関係でこれだけにとるわけにいきませんけれども、それでしたら、あなた方はそのリコール届を受けて、それを調査を命じて、そしていずれにしても取りかえするわけでしょう。そういう措置をするという理由をどこに求められているのか、何にも合理的な答弁はないですよ。業者がそうい...全文を見る
○山中郁子君 最初に申し上げました運輸省の姿勢というのは、そこに私は重大な問題があると思います。しかし、いずれにしてもあなたは矛盾をしたことを言っていらして、このクラッチカバーの問題が、四十六年当時、もう一つ譲って、百歩譲って、四十七年の神戸の事故からは、ここに問題があるというの...全文を見る
○山中郁子君 警察庁にこれは確認をしたいんですけれども、この神戸の事故、これは明らかに、先ほどお話もありましたけれども、クラッチカバーの、そこが原因で事故が起こっているということははっきりしていますでしょう。いま運輸省の答弁は、その時点ではそういうふうに断じがたいということから調...全文を見る
○山中郁子君 現実はクラッチカバーの問題であったということは、さっきの御答弁は確認できますね。
○山中郁子君 それで、運輸省は自動車運送事業用自動車事故統計年報というものをお出しになっている。そして、この中で、この事故については、「事故「推定」原因」として、「クラッチ・カバーに三ケ所の亀裂が生じたため当該部位が破損したものと思われる。」と、こういうふうにちゃんと書かれている...全文を見る
○山中郁子君 答弁はそう言う以外にないのかもしれませんけれども、実際上のいま運輸省がこの問題についてやっていることを見ますと、どうもそれが逆行している。  先ほど指摘したこともそうですけれども、私がさっき取り上げました事故統計年報、これについても、この「まえがき」にはちゃんと、...全文を見る
○山中郁子君 そういう理屈だと業者にフィードバックできないんですよ。業者の責任を回避するという役割りをあなた方がこういうことによって果たしているというぐらいにしかならないでしょう。そこは重ねては言いませんけれども、それと同じような面ですけれども、一つはいまこの事故統計年報、これは...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、とにかくちゃんとできれば下さるんですか。五十年版、私の方要求したんですけれども下さらなかったのだけれども、それはいただけますね。お約束を下さい。
○山中郁子君 そんなばかな話ないじゃないの。
○山中郁子君 余部がないなんてとんでもないですよ。こんな一部ぐらい余部がないなんてことあり得ないでしょう。第一あなた方「本書も、その意味において、つとめて今後の事故防止対策に活用されるよう切望するものであります。」と書いているのよ。だれに活用してもらうんですか。国会議員に提出しな...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、それはいただくことにいたしまして、この中でやはり故障事故の項がなくなっちゃっているんですね。私どうしてもおたくの方で下さらないからいろいろ駆けずり回って探しまして五十年版をちょっと見ました。でも後で下さいよ、これは返さなきゃいけませんから。そうしましたら、その...全文を見る
○山中郁子君 四十九年まではできて、五十年からはできなくなったんですか。
○山中郁子君 何にも私は合理的な根拠のない御答弁だというふうに思います。  それで、実際にこうした車両の事故が起こって、そしてそのことをこういうところに出さないでおいて、そうして何でそれが今後の交通安全の対策の資料になるんですか。それは結局車両の故障、つまり欠陥車の問題に関連す...全文を見る
○山中郁子君 それで、五十年の自動車事故の関係について、この五十年版には載っていないので私はこれを運輸省に要求をいたしました。そうしてそれによって資料もいただいたんですが、それによりますと、自動車事故の概要の車両関係では十三件が出ているんですね。これあなた方から、そちらからいただ...全文を見る
○山中郁子君 そうしましたら、私は五十年版のを見ましたら、これはこの報告の中では五十年は二十二件というふうに書かれてありました。だから十三件、あなたの方はこれ出して下さいましたけれども、それはいまの部長の御答弁を了といたしましょう。時間がなくて急におつくりになったので抜けていると...全文を見る
11月17日第82回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○山中郁子君 防衛二法の質疑に当たりまして、私は、まず初めにファントム機の墜落問題について、一点だけとりあえずきょうの質問ではただしておきたいと思います。  それは、先日の本会議の質問に当たりまして、エンジンの問題で三原長官が答弁をされましたけれども、アメリカ軍用機のエンジン事...全文を見る
○山中郁子君 では、まず初めに伺うのは、アメリカのどこのどういう設備でないとそれができないのですか。
○山中郁子君 RF何ですか。
○山中郁子君 どこが違うんですか。つまり、アメリカに持っていって調査をしなければならないという、そのいまの型式が違う、エンジンが違うと言うけれども、そのどこが違うんですか。
○山中郁子君 じゃ玄人の方にお答えいただきます。玄人の方もいらしているんでしょう。
○山中郁子君 じゃ、まずその点について、技術的に内容的にどこが違うのか、したがって、この設備は日本にないのでアメリカに持ち帰らなければならなかったということについての資料を、いまでなくて結構です、私また引き続き何回も質疑をさせていただきますので、出してくださるようにお約束いただき...全文を見る
○山中郁子君 資料の御提出はお約束いただいたんですけれども、私は、いま長官がおっしゃったわからないと、米軍に聞かなきゃわからないものを、あなた方がわかっていたからこそ、それは日本ではできないから米軍が持ち帰るということについて容認なすったと、こういう理屈になっているわけですよね。...全文を見る
○山中郁子君 じゃもう一つ、ぜひともこれは資料をまた出していただきたい。いまおわかりになるならば答弁をいただきたいわけですけれども、エンジンの精密な調査と日常的な調査、日常的な整備ですね、それの決定的な違いというのは一体どういうことなんですか。日本のいまある設備ではできない、ここ...全文を見る
○山中郁子君 じゃそのことについて、内容ですね、どこが、エンジンの普通の日常的な整備点検の場合と、事故が起こった場合の精密な検査ということの中身ですね、これについて後ほどまた教えていただくということをお約束ください。
○山中郁子君 私は、この問題はあなた方そういうふうにいろいろ言われるけれども、いままでの経過を振り返ってみますと、結局アメリカの言いなりになって、そして、先回の和泉委員の御質問に対する答弁もありましたけれども、黙って持ち帰らないように要請したにもかかわらず断りがなかったので遺憾の...全文を見る
○山中郁子君 じゃ重ねて防衛庁長官にお尋ねしますが、私が言うのは、そういう精密なというのは、日常的な点検の場合だって精密な点検が必要とされることがあるわけですよ。しかも、精密な問題について、つまり事故が起こった問題について、すぐにその場で点検できないような状況の本とでファントム偵...全文を見る
○山中郁子君 問題は、実際上はっきりしている問題は、そういうことでいろいろと言いつくろって、そして米軍のイニシアで、極端に言えばさっと持ち帰ってしまって、証拠隠滅したかしないかわからないじゃないですか、私はそういうことを言いたいわけ。それは指摘をしておきますけれども、そうしますと...全文を見る
○山中郁子君 一昨日の質疑の中でも出ておりましたけれども、次の事故調査委員会はいつごろおやりになる予定なのか。それから、本報告を、いまの問題も当然含まれることになると思いますが、含めた本報告をいつごろお出しになる見込みなのか、それもお知らせいただきたい。
○山中郁子君 もう二ヵ月近くもなるんですよね、事故が起こってから。それで、しばらくこのところ事故分科委員会開かれていないと、私は怠慢だと思います。それで、いまの御答弁だと結局アメリカ任せでしょう。少なくとも、あなた方は早く事故分科委員会を次にいつごろ開くようにしたいということで米...全文を見る
○山中郁子君 ファントム墜落問題につきましては、補償の問題その他多くあります。後の機会に譲ることにいたしまして次の問題に入ります。  これも私本会議質問の中で申し上げたことですけれども、日米防衛協力小委員会のどういう経過になっているのかという資料要求に対しまして、外務省から出さ...全文を見る
○山中郁子君 具体的に、たとえばそれじゃどういう場合ですか。
○山中郁子君 だったら、その場合を想定して基本構想だとか、機能調整に関する問題だとかということは協議できないでしょう、具体的な問題を考えなければ。あなたがおっしゃるような範囲で、そして機能調整に関する問題、作戦機能、情報機能、どういう場合にそれをどういうふうにするのか、この一つ一...全文を見る
○山中郁子君 それでは、外務省からいただきましたこの文書は、ちょっと前提の問題として確認したいのですけれども、もちろん日米ではっきり了解をされたものですね。
○山中郁子君 要するに内容は了解されたものであるということです。  もう一つ前提ですけれども、安保条約第五条で言う日米共同対処は武力攻撃が発生してから初めて発動されるということについても、これは当然のことながら、そういう立場に立っているということは確認できるわけですね。
○山中郁子君 そうすると、武力攻撃のおそれがあるということだけでは日米共同対処はできないといういままでの政府の見解は変わらないということですか。
○山中郁子君 そうしますと、この日米防衛協力小委員会で、「おそれのある場合の諸問題」というものも入っているということは、安保条約五条のいままでの法の内容からして、そしていままでの政府のとってきた立場からして逸脱するものになるということは明らかじゃないんですか。   〔委員長退席...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、安保条約のどこを根拠にしてそうしたおそれのある場合が協議対象になるというふうにお考えですか。何にも根拠ないでしょう。
○山中郁子君 その経過の中で、国会質疑でも、安保条約第五条ということが、日米安全保障協議委員会の論議の経過でも明らかになっているんです。それがすりかえられて、そして、おそれまで拡大しているということは、まさに安保条約第五条をおそれを含む方向に広げていくという問題にならざるを得ない...全文を見る
○山中郁子君 無理じゃないんですよ。それは何も、予想できないものに対して研究協議すること自体がどだい無理な話で、話は逆さまですけどね。  じゃもう一つ重ねて伺いますけれども、歴代政府、特に三木内閣当時の宮澤外務大臣が、朝鮮半島の紛争が強まってわが国に火の粉がかぶさってくるといっ...全文を見る
○山中郁子君 問題は、その火の粉がかぶさってくるという問題ですけれども、さらにもう一つ伺いますが、朝鮮半島で軍事衝突が起きて在日米軍が出動すると、こういう事態があり得ると、そうした場合に、朝鮮半島に対する米軍や韓国軍の補給路を、自衛隊が——つまり火の粉で、それが、どれがどういうふ...全文を見る
○山中郁子君 それでは、私どもがずっと主張しているように、実際いまの時点で、そして有事立法——後ほど有事立法に移っていきますけれども、そういう事態のもとで、朝鮮有事の場合を想定して、そしてアメリカからさまざまな要請があると、五項目要請の問題その他いろいろ議論になっています。そうし...全文を見る
○山中郁子君 それでは、外務省の言われることと防衛庁の言われることとちょっと違うのではないかというふうに思いますけれども、先ほど私は、事前協議の問題で宮澤さんは盛んにこういうことを言いましたと、で、あなたはおそれのある場合というのは何にもおっしゃらないから、それでは宮澤さんや歴代...全文を見る
○山中郁子君 重ねて押さえておきたいんですけれども、武力攻撃のおそれがあるということだけでは日米共同対処はできないという政府の見解は確かだと、このことはアメリカも明確に了解しているんですね。
○山中郁子君 外務省の答弁ですけれども、先ほどの、だから第五条を逸脱するではないかと、「おそれ」の問題が入ってくれば、この協議対象になればね、ということを申し上げました。第五条は確かにそうだと、こうおっしゃるわけでしょう。だったら、この日米防衛協力小委員会の前提となる第十六回の日...全文を見る
○山中郁子君 これは文章お読みになればわかるでしょうし、当時のアメリカ局長の答弁の中身ははっきりしているんです。それは量の問題とかそういう問題じゃないんです。その質問の経過なんかもお読みになればわかりますけれどもね、安保五条の事態だと。そして、わが国に対する武力攻撃が行われた場合...全文を見る
○山中郁子君 だから明らかに、おそれのある問題、おそれのある事態というのは後から入れた問題なんですよ。で、あなたがいまおっしゃるような言い方ならば、もともとこの安保条約第五条が直接武力攻撃がある場合なのかどうかという、その枠の拡張解釈がどうだということを何十年もかけて国会で議論す...全文を見る
○山中郁子君 よくわからないんですけれどもね。そうすると、武力攻撃がなされた場合とおそれのある場合について、作戦機能の研究協議の中身は違うと、別々な協議があると、こういうことですか。
○山中郁子君 結局ね、あなた答弁なすっていてもちろんお感じになっていると思うけれども、ジレンマに陥るわけですよ。  じゃ続けて伺いますけれども、情報機能、後方支援、それぞれ直接武力攻撃がなされた場合、あるいはおそれのある場合、それぞれの内容というのは、研究協議はどういうものにな...全文を見る
○山中郁子君 じゃもう一つ、後方支援についてもお聞かせください、この中の三つ目の。
○山中郁子君 そうすると、この「武力攻撃がなされた場合」と「そのおそれのある場合」というのは、具体的な協議研究の場になれば、中身としては同じものだと、こういうことですね、お話を伺った限りでは。
○山中郁子君 だんだんはっきりしてきたんですけれども、結局は、だから、おそれのある場合も武力攻撃が直接行われた場合も込みにして、一緒の問題として、そして、これらの問題についての研究協議をするということに結局ならざるを得ないんですよ。ということは、安保条約第五条に、いままでこれだけ...全文を見る
○山中郁子君 半分の時間になっていますので、あとは午後に譲ります。
○山中郁子君 午前中の質疑の続きでございますけれども、そうしますと、「おそれのある場合」ということについて明確な御答弁がいただけないでいるんですけれども、それでは、この事態がおそれのある場合であるというのは、だれが判断をするのでしょうか、どういう段階で。
○山中郁子君 そうすると、関連ですけれどもね、政府が判断して、一方的におそれがあるということで何らかの行動を起こすと、こういう事態になるわけですか。
○山中郁子君 それではないんです。防衛協力小委員会のいま議論をしています「おそれ」の問題、安保五条にかかわる問題です。  それでは次に、それとの関係でいま伺っておりますけれども、要するに、先ほどおそれのある段階と、それから直接武力攻撃が起こった場合と、それぞれが含まれているんだ...全文を見る
○山中郁子君 防衛協力小委員会の中身として、「おそれのある場合の諸問題」として「作戦機能、情報機能」、先ほど御説明いただいた内容を協議研究なさるということでしょう。協議研究するということは、協議研究した中身がそのおそれのある場合に行動に移される、武力攻撃が直接あった場合にも行動に...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、実際問題として安保五条に基づいてこの防衛協力小委員会の中身が議論をされていて、そして、それは自衛隊法とは別問題ですよね、自衛隊法による自衛隊の出動とは別問題ですね、日米の協力の問題ですから。そうすると、結局共同対処が、おそれの段階でも行われるという以外...全文を見る
○山中郁子君 いや問題は、だから、おそれのある段階で日米が共同行動を起こすというふうにならざるを得ないではないかということを言っているんです、ここに「おそれのある場合」が入ってくれば。
○山中郁子君 じゃ関連してもう一つだけ伺いますけれども、これは日米で合意してできているということですね。そして、アメリカがいま朝鮮半島をにらんだ形での戦略で日本にいろいろと要望をしているという事態が、これは客観的に明確です。そうしますと、この日米防衛協力小委員会の中でこうしたこと...全文を見る
○山中郁子君 では具体的に、その自衛隊ができることとできないことがはっきりしているというお話ですが、まず、この報告いただきました文書によりますと、「前提条件として了解された事項は、次のとおり。」ということで、これができることとできないこととの関連であるというふうに理解してよろしい...全文を見る
○山中郁子君 それで、ここに「前提条件として了解された事項は、次のとおり。」となっていまして、その(1)として、「事前協議に関する諸問題、我が国の憲法上の制約に関する諸問題、及び非核三原則は研究・協議の対象としない。」と、こう記されております。この意味をちょっと教えてください。余...全文を見る
○山中郁子君 一点目について恐れ入りますが、もう一度ちょっと教えてください。
○山中郁子君 そうすると、事前協議にかかわる制約に関しては協議研究ということの中では考えないと、こういうふうに理解してよろしいんですか。
○山中郁子君 そうすると、もう一つ伺いますが、外交チャンネルでのいわゆる事前協議の問題ですね、それは当然のことながら、防衛協力小委員会の中で協議研究の対象からは外れるという意味ですか。
○山中郁子君 そうすると、いままで、たとえば事前協議に関して百項目に上る秘密協定があるとか、いろいろ報道された面もありますけれども、具体的にひとつあなた方が中身としてはこういうものについて考えているんだということを聞かせていただきたいということと、「我が国の憲法上の制約に関する諸...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、非核二原則の問題に関して言うならば、米軍の核兵器は絶対に持ち込まない、積んだままの船はもちろん入ってこない、こういうことを前提にした研究だということですね。
○山中郁子君 すると、先ほどから伊藤局長は、自衛隊のできることとできないことをはっきりさしているというふうに言われましたけれども、この前提条件との関係で、この防衛協力小委員会の中で議論をされた自衛隊のできないこと、つまり除外合意項目みたいなものですね、それについての資料を、いまで...全文を見る
○山中郁子君 それでは、この前提条件に基づいて、この協議研究の内容の具体的な中身でもって、この点は日本の憲法に抵触するからこれはできないんだとか、それから、事前協議との関係に関係するからこれはできないんだとかいうふうな議論が、一度も防衛協力小委員会の中では行われていないということ...全文を見る
○山中郁子君 じゃ具体的に、これが第二回にこの問題が議論をされたわけですので、私もう少しその内容について知りたいものですから議事録をいただきたい、これをお願いしたいんです。
○山中郁子君 正式な議事録がなくて、それでは何によってそれらが確認されるんですか。つまり、まあ普通考えて、この前の委員会でこう言ったではないか、日本はそれを了解したではないか、アメリカが第三回目に、第二回目のことについて言うとなると、するとどうなるのですか、言った言わないの水かけ...全文を見る
○山中郁子君 それはまたずいぶんひどい話で、実際問題として協議するのでしょう、研究だけではない、協議するんですよね。それを実際に、アメリカから現在も、やれ防衛費の分担、労務費分担がどうとか、五項目要請があったとかないとか、アメリカがもう日本にしてもらいたいことはわかっているわけで...全文を見る
○山中郁子君 まとめるに当たっても、何にも文書記録をしていないということはあり得ないと思いますから、そうした国会を軽視し、あるいは国民を愚弄するような態度は重大な問題だというふうに私は指摘しておきます。そして、これだけしがなくて、皆さんいずれまとめるときに、みんな頭の中に入ってい...全文を見る
○山中郁子君 そうした姿勢についての指摘は先ほど申し上げたとおりです。  で、関連をいたしまして、この第二点の「憲法上の制約に関する諸問題、」ということの中に、憲法に基づく日本の各法律、いわゆる国内法ですね、ということは入っているのでしょうか。
○山中郁子君 ということは、もう一度確認をさしていただきますが、憲法並びに国内法については協議の対象とならないと、こういうふうに理解してよろしいわけですね、内容的に。
○山中郁子君 そうすると、日本の国内法が、場合によってはアメリカとの研究協議の対象になるということですか。
○山中郁子君 ちょっと歯切れが悪いですけれども、私が一番最初に申し上げた意味は、憲法上の制約というのは——国内法は憲法に基づくものですよね、すべて。私たちはそれは自衛隊法の違憲性だとかそういうことを言っています。だけれども、いまそのことを言っているんじゃないんです。すべて日本の国...全文を見る
○山中郁子君 すりかえようとしてもだめなのよ。私は日米防衛協力小委員会でね、あなたがおっしゃることはいいですよ、それは。法律は変わることはあるんだから。で、変わっても憲法との整合性のもとで変わると、基本的な前提ですよ。だけれども、日米協力小委員会の協議の対象になるのかどうか、この...全文を見る
○山中郁子君 私は大変な重大な問題だと思います。それで三原長官にもう一度伺いたいんですけれども、日米協力小委員会の中の研究協議の対象として、日本の法律が上がるということもあり得ると、いままでは上がっていないけれどもと、こうおっしゃっているわけでしょう。大変な主権放棄じゃないですか...全文を見る
○山中郁子君 アメリカの言うなりにとか、アメリカのあれによってとかいうふうなことまで言わなくても、少なくともアメリカの関与というものは日米協力小委員会の中では出てくるんですよ、日米のそのための協力ですから。私は繰り返して申し上げますけれども、日本の法律をアメリカとの協議研究の対象...全文を見る
○山中郁子君 そういうことも言われたけれども、逆に協議対象になって、日本の政府として判断をして、そして法律は変わるということはあり得ると、憲法との関係で矛盾がない範囲で変わるということはあり得るということも言われているわけです。ですから、私が言っているのはおわかりだと思いますが、...全文を見る
○山中郁子君 もちろん当然そうでしょう。だから、そのことを協議の対象にすること自体が、日本独自で考えて法律を変えようと政府が思って、国会に諮って、国会でそれが成立するというなら別だけれども、そうではなくて、この協力小委員会の中で協議の対象になるということは重大な問題につながります...全文を見る
○山中郁子君 じゃもう一つですけれども、まあちょっと大体の展望がありますでしょう。あなた方の願望でもいいですわね。それはどのぐらいにそれを取りまとめて発表することにこぎつけたいと思っていらっしゃるんですか、大体の感じでいいんですけれども。
○山中郁子君 じゃこの問題でもう一つちょっと具体的なことを伺いたいんですけれども、三つの部会がそれぞれいままで何回、何月何日に開かれたかということだけちょっと教えてください。
○山中郁子君 何日。
○山中郁子君 それじゃ、それ後で教えてください。よろしいですか。
○山中郁子君 じゃ余り十分時間があるわけではありませんので、それは後で教えていただくことにいたします。  で、有事立法の問題に関連してくるわけですけれども、この問題も、本国会におきましても、予算委員会やあるいは先日の同じく防衛二法の本会議質問の中でも、かなり政府としての積極的な...全文を見る
○山中郁子君 防衛庁長官も、たしか有事立法は防衛庁だけで考えたんではだめなんだと、いろんなところで関係してくるんだと、現に国防会議も大蔵、通産、経企、外務だとかで構成されているわけですね。しかし、いまほかの省庁では有事立法については何ら研究だとか行動がされていないというお答えでし...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、おそれのある場合に発動されるものとしては考えていないというふうに理解してよろしいんですか、私の質問から言うならば。
○山中郁子君 いや、私が言うのは、おそれのある場合にも発動されるものとしての有事立法を考えていらっしゃるのかと。いま何か研究だか勉強だかよくわかりませんけれども、そういうことを伺っているんです。
○山中郁子君 私どもが一貫して主張しているのは、このおそれの問題、無制限に拡大していくではないかと。先ほどの御答弁もありましたけれども、いま平時もおそれのある場合の状態の前段階。で、有事の場合、つまり武力攻撃があった場合の前段階がおそれのある場合、そうすれば無限につながっていくわ...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、勉強なすっていると。実際政府が政策として有事立法をつくるということを決める方向が確認された段階で、具体的な研究、実際の正式にというのか、何というのか、正式な研究に入る、こんなふうな関係になっているように伺いました。そうしますと、そうしたことについて三原...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、いわゆる業務としての本格的研究が、政府の方針として明らかになった段階で総理から指示をされるという御認識ですね、その辺のことについては何らかの話があるわけですか。総理大臣の方から、正式にその有事立法の研究を防衛庁としてもやってくれと、まあその場合には防衛庁...全文を見る
○山中郁子君 そうであっても、総理はさまざまなかなり積極的な答弁をいろいろなところでなさっている。それで、その中の答弁の一つに、いずれ開示をする、どういうことを一体やっているのかということに対して、いずれ開示をする——開示って、まあ開いて示すという、開示をするというふうに言われて...全文を見る
○山中郁子君 この問題が、これは三原防衛庁長官がたしか参議院予算委員会で答弁された中身だと記憶しておりますけれども、坂田長官の時代に研究の再開を指示したと、研究であるか、勉強であるか、指示したと。そして、改めて、先ほどお話がありましたように、三原長官も指示をなすったということは、...全文を見る
○山中郁子君 そうですかと伺うわけにいかないことの最も大きな理由として、三矢研究の問題があったわけですよね。あなた方、勉強しているだけですと言いながら、三矢研究の中身をあれしていただければわかるけれども、それが大問題になったわけでしょう。それで私は、一つだけ三原長官のお考えという...全文を見る
○山中郁子君 平静な状況のもとに非常事態を予想する、そういうこと自身が間違っておる、こういうことを言っていることについて、情勢が変わったのですかと、当時は地震は起きないということだったけれども、いまは地震が起きそうになってきた、たとえばそういうふうに変わったのですかと、まあ地震と...全文を見る
○山中郁子君 それじゃ有事立法というのは、地震など、まあ地震ですね、そのための研究であるということですね。
○山中郁子君 まあ余りこの問題にこだわっても仕方ないんですけれども、私が申し上げたいのは、堀江委員が質問されたことが動機でとおっしゃっているように、堀江委員が何を質問されたなんということはわかっているわけですよ、何も地震やなんかということをおっしゃったわけじゃないですよね。そうい...全文を見る
○山中郁子君 時間になりましたので、引き続き次の機会にこの問題も含めて、先ほどのことも含めて、資料もいただいた上で質疑を続行いたします。そのほかにF15あるいはP3C等々たくさん問題がございますが、最後に一つだけここで伺っておきたいのは、それではいま研究を指示したというふうに言っ...全文を見る
11月21日第82回国会 参議院 法務委員会、運輸委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
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○山中郁子君 大変限られた時間ですので、すでに議論がありましたが、チェック体制の問題にしぼって数点伺うことにいたします。  いままで関係各委員会でそれぞれ政府のこの問題に関する答弁もございました。私は、ごく具体的にすぐの問題として、やっぱりいかに武器を持ち込ませないかということ...全文を見る
○山中郁子君 日航の調査で検査体制不十分とした十七空港があります。運輸省の御見解はこれと一緒だというふうに伺っておりますけれども、それの確認をお願いします。
○山中郁子君 それはいつごろ調査ができるのですか、確認ができるのですか。
○山中郁子君 いままでの経過の中で、現在四空港が実施されていると、逆に言えば四空港しか実施されていないというのが、カラチ、バンコク、マニラ、クアラルンプールというふうに言われておりますけれども、その実際いままだ行われていないところですね、仮に日航の十七空港という調査でコンクリート...全文を見る
○山中郁子君 いや、それではなくて、十七空港の大体のその実現の見通しですね、それを伺っている。  それとあわせて、大臣、いまお話があったのだけれども、ずいぶんのんびりした話だと思いませんか、一月末までかかるって政府の調査が。そうしてそこでもってダブルチェック体制に問題があるとこ...全文を見る
○山中郁子君 いつまでに。
○山中郁子君 じゃ、関連して、その三空港ですね、残りの三空港がどこか、ちょっと確認させてください。
○山中郁子君 それはぜひお願いをしておきます。  それから日航ルートでもって話がつかない場合に外交ルートに持ち上がってきてそれで解決を図ると、こういうふうになっておりますけれども、いままでそうしたケースがありましたか。あれば、どこの国との関係かということを聞かせてください。
○山中郁子君 次の問題ですけれども、国内の空港でこの問題がどうなっているのかということも実は私かねがね気になっていたところなんですけれども、こうした問題は幾ら羽田で伊丹で一生懸命厳密に調査して検査しても、反対側の方で何もないというのだったら意味がないわけなんですけれども、運輸省か...全文を見る
○山中郁子君 少ないといいますけれども、必ずしもそうでなくて、いまやっぱり乗客はふえていますからね。これは五十年の数字ですけれども、エックス線装置のない空港の乗降客が五十年度の計で四百六十五万人にも達していますね。私は、いまの観点から検討していますと、こういうふうにおっしゃってい...全文を見る
○山中郁子君 これは大臣にお約束をいただければと思うのですけれども、第三種の場合には地方自治体が設置者になっていますね。やはりいろいろ財政上の問題その他も何らかの形で関係するかもしれません、要員の問題も含めてですね。この点に運輸省の責任で設置するという基本的な姿勢か確認されるなら...全文を見る
○山中郁子君 一種、二種に対しては、いまお話があったように国か助成をしているわけですから、だから、三種空港につきましても、地方自治体が設置者ではあるけれども、厳しい指導と同時に国としてのやはり助成も考えていただきたい、このことをいま私は申し上げておりますが。
○山中郁子君 最後に一つ御質問をいたしますが、私も実際に空港を使いまして、こうした第二種段階で運輸省の調査によるとそうした装置があるというふうになっているところでも、実際にそうしたことが行われていないという経験も実はあるのです。その辺はどうなんですか。まああってもやられていなけれ...全文を見る
11月25日第82回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、防衛二法案に反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、この法案が自衛隊の増強、第三航空団の三沢への移駐、輸送航空団の改編強化を含むものであり、その背景には、自衛隊をカーター政権の新たなアジア干渉戦略の一層強力な助手に仕立て上げ、朝鮮...全文を見る
12月09日第83回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○山中郁子君 初めに育児休業給の問題についてお伺いします。  育児休業給の支給時期の問題が、今度の法案で、給与法の中で主任手当の連動の問題とあわせて一つの焦点になっているということはもう御承知のとおりです。これはすでに昨年三月の人事院の勧告で、昭和五十一年四月一日から支給すると...全文を見る
○山中郁子君 廃案になったとおっしゃるけれども、何で廃案になったか、後でその主任制度の問題でやりますけれども、政府に責任があることでしょう。それで、予算措置にしても、来年度予算に遡及を組めばそれで実現できるんですよ、政府がやる気になればできること。けちなことを言わないで、まずとに...全文を見る
○山中郁子君 主任手当の問題に関して質問いたします。  いま答弁がありましたように、この給与問題が何で先臨時国会で廃案になって、またこういう形になってきているのか、これはいろいろな問題があります。しかし、これと絡めて主任制度を導入するということの政府の意図、人事院の意図、それに...全文を見る
○山中郁子君 先ほどの和泉委員の質問に対する御答弁にもあったように私は聞きましたけれども、人事院がそうした形で勧告をしてきたから一本の法案にして出しましたとね。この前、いまそこにたまたま藤田先生がいらっしゃいますけれども、藤田先生が総務長官でいらっしゃったときに、人事院がそういう...全文を見る
○山中郁子君 簡単にお願いします、時間ないですから。
○山中郁子君 人事院が文部省と一緒になって口火を切って、そういうふうにおぜん立てして動かしてきたじゃないかと、それは人事院の役割りを逸脱するものだと、こういうことを私言っているのです。答弁になってないけど、もう時間がないから私は先に進みます。  それで、もうすでに周知のとおり、...全文を見る
○山中郁子君 まあ、そういうことでは理解するすべもないということは、きょうもたくさんお見えになっている現場の先生方が一番よくおわかりだというふうに思います。  で、私はこの前の、これは十一月十七日ですね、前国会の衆議院の内閣委員会でわが党の柴田議員が、実態ですね、学校の。いまの...全文を見る
○山中郁子君 それでは伺いますけれどもね、そもそもがこれだけ長い期間問題になっているのに、組合の調査だから信用できないみたいにおっしゃるなら、なぜあなた方いままで調査しなかったんですか、私はそのことを一つ言いたいです。それと同時に、だったら、調査をしなければならぬと、あるとすれば...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、信用すれば、すぐやめるべきじゃない。
○山中郁子君 だから、それでしたらね、調査がちゃんとできて、そういう問題があるとかないとかはっきりした上でなければ、好ましいことじゃないんだから、これをいまの時点で主任制度絡みでもって給与法を強引に押し通そうとする態度は当然改めるべきじゃないですか。文部大臣並びに私は総務長官にあ...全文を見る
○山中郁子君 文部大臣のいまのお話は事実とまず一つ違います。事実と違う上に立って、そして自分にそういう考えがないから、だからそういうことにはならないんだと、そんな不遜な発言というのは、私はいままでの経過、実態に照らしてもうあり得ないことで、逆に言えば大変恐ろしいことだと、自分が思...全文を見る
○山中郁子君 委員長。
○山中郁子君 防衛二法案の処理について一言意見を述べさせていただきます。  防衛二法案は、すでに国民の合意が得られないで四回も廃案になったものですから、当然私は今国会で廃案処理にするべきだというふうに考えております。しかも、今国会では国鉄、健保などを議了して防衛二法、給与法案は...全文を見る
12月20日第84回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○山中郁子君 私は、ただいま議題となっております一般職職員給与法改正案に対する修正案について、日本共産党を代表して、その内容及び提案理由の説明を申し上げます。  修正案の第一の内容は、第十九条の五第二項の改正規定を削除することであります。これは本改正規定の成立とあわせて主任手当...全文を見る
○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっております一般職給与法改正案及び特別職給与法改正案並びに防衛庁職員給与法改正案に対して討論を行うものであります。  初めに私は、本給与関係法案が、国会の会期も決まらず審議も始まらないうちに、わが党を除く五党間で法案成立...全文を見る