山中郁子

やまなかいくこ



当選回数回

山中郁子の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第98回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○山中郁子君 拡充法の関係につきましては、私どもは不当で過大な負担を加入者に強いるものであるという立場で、この制定並びに延長について一貫して反対をしてまいりました立場でございますので、廃止はもちろん当然のことであると考えております。  質権法の問題は、いろいろ御説明もあった実情...全文を見る
○山中郁子君 ちょっと待って。  委員長、ちょっと聞こえないんで、私語に御注意くださいませ。ちょっとうるさくて聞こえないんです。
○山中郁子君 次の機会にまたそれは引き続き解明していきたいと思います。  それでこの設備料ですけれども、一貫して指摘しているんですけれども、一般加入電話の一加入当たりとサービス工程原価を見ますと、一般加入の場合には一加入当たり二万円余円、ファクシミリ四十万円、ミニファクス十七万...全文を見る
○山中郁子君 私の申し上げているのは、たとえばそれじゃデータ通信の場合を引き合いに出してみればすぐわかるんですけれども、おたくの方なかなか数字をお出しにならないんだけれども、投資額一千二十五億円という莫大なお金で、そして設備料は六十六億円という、ものすごくそれは均衡を欠いているわ...全文を見る
○山中郁子君 独身者用の社宅などに個別に電話はついていないケースはずいぶんありますわね。で、管理人さんのところでまとめてめんどう見ていると。そういうようなところに、いま私がたとえば設備料を下げてというふうに申し上げましたけれども、そういう需要ですね、潜在需要なんかについてはどうい...全文を見る
○山中郁子君 何だか余りよくわからない。余り調査がされてないということかしら。意味はどういう意味ですか。たとえば、電話のついてない世帯で需要があるのはその半分ぐらいだろうと、こういうお話。
○山中郁子君 わかりました。終わります。
03月23日第98回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○山中郁子君 公社の経営形態の問題について、私も引き続きお尋ねをいたします。  けさほど来から幾つか出てきたことでございますけれども、総裁初めとして公社の方たちは、自分たちはいろいろ勉強しているんだと、勉強していることを聞かれればお答えしているんだということに終始されております...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、昨年の段階では三つの考え方がある、勉強してますとおっしゃってましたね。ところが今回は、いまおっしゃったように商法原則に基づく特殊会社になるのがよろしいと考えると、こうおっしゃったわけですね。同じ勉強しているだけでありますとおっしゃりながら中身はそういうふ...全文を見る
○山中郁子君 ちょっとはっきりさしてほしいんですけれども、そうすると、いまあなた方がおっしゃっている特殊会社というふうにしぼられてきたかのように見える発言ないしいままでの御答弁もありましたけれども、それはあくまても自民党さんが言われた出資会社方式に対して、そういうことならば特殊会...全文を見る
○山中郁子君 だから私は欺瞞だと言うんです。実際は昨年夏以降、電電公社は特殊会社に移行する必要があるということを決めて、「経営形態に関する電電公社の基本姿勢」という文書までつくっていらっしゃるでしょう。そして全国の管理者をオルグして、さらにその仕上げとして昨年十一月二十四日全国通...全文を見る
○山中郁子君 だから、そういうごまかしをしちゃ困るというんです。いま私が申し上げました文書、知っているてしょう、あなた方。それでちゃんと出しているんだから。「今後の事業運営施策のポイントとそのための経営条件、経営形態について」ということで、私、文書を持っていますよ、おたくから出し...全文を見る
○山中郁子君 じゃ主張していらっしゃるんですね。
○山中郁子君 じゃ、こういう文書、ちゃんと電電公社の責任ある文書ですよ、ちゃんとありますよ。私、持ってますよ。そういうものに書いてあることは勝手に書く、中ではそういうふうに言う。いろいろなところへ行ってそういうことを言う。そして、国会へ出てくればそういうふうにごまかされる、そうい...全文を見る
○山中郁子君 考えの勉強する研究が、その三つの案で研究していますとおっしゃっているわけ。だけれども、いま私が問題にしているのはそうではなくて、「最もふさわしい経営形態は、」「企業原則に基づく機動的・弾力的事業運営を図りうる近代企業経営の根幹である株式会社形態である」こういう見解を...全文を見る
○山中郁子君 自民党にだけお出しになるということについては大きな問題があります。  これは「今後の事業運営施策のポイントとそのための経営条件、経営形態について」でしょう。「公社制度における制度上及び運営上の主要な問題点」でしょう。そういうものを自民党、一つの政党だけに渡される、...全文を見る
○山中郁子君 じゃ確認いたします。  あなたは臨調に対して公社を民営あるいは特殊会社にしたらどうかということを提案されたんですね。
○山中郁子君 個人とおっしゃったって、このときあなたはもうすでに総裁だったんですよね。それで、さっきから電電公社としては三案併記だと、それ以上一歩も出ているものではないとおっしゃって、個人ではこういう考え方を持っている、しかもそれを臨調に提案しているわけでしょう。だったら臨調がそ...全文を見る
○山中郁子君 何とおっしゃろうとも、いま私が幾つか申し上げました。これからも申し上げます。  そういう中で、電電公社が総裁を先頭にしてそういう方向を打ち出してきて、そして電電民営化の方へ路線を敷いて、そして国民の大切な大切な、貴重な財産である電電公社をどこへ持っていこうとしてい...全文を見る
○山中郁子君 電話線から入ってくる収入にぶら下がらない人たちをたくさんつくる、つまり外すということですね、人減らし、首切り。そういうことが自由にできるようにしてください、そのために経営形態を変革してください、総裁はそういうふうにおっしゃっているんです。これが原点だとおっしゃってい...全文を見る
○山中郁子君 総裁がはっきり言っていらっしゃるのは、たとえばことしの一月十三日の郵電週報——業界誌ですね、ここの中でインタビューに答えて、INSは大企業先導で始めていく、まず業務用をブレークスルーの第一布石として着手する、つまり突破口と言うんでしょうか、大企業は大企業でINSを使...全文を見る
○山中郁子君 総裁のおっしゃったことよ。
○山中郁子君 端的に質問に答えてください、時間が足りませんから。
○山中郁子君 違うんです。質問はこういうことなの。電電株式会社になった場合、三十三万人のうち十万人とも考えられるような人が本当に新しい仕事を見つけていけるのかどうか、いまの段階で非常に不安に思う、その辺はどうかと。雇用不安ですよ、首切られるんじゃないか、よその会社へはじき出される...全文を見る
○山中郁子君 個人の人生観を持ち出されても困るんですよ。いまあなた電電公社総裁として、これだってそうでしょう、現場機関長と懇話会されていらっしゃるの、総裁としてね。さっきもあなた個人でもって臨調にそういうことを提案したと。  冗談じゃない。総裁のそうした発言が動かしていくんだか...全文を見る
○山中郁子君 そういう理屈であなた方がおっしゃっている民営化でもって、とにかく人を減らしていくんだということがうまくいくなどということがあり得ないということはだれだってわかります。そのことはあなたたち自身も知っているんですよ、知っているから何と言っているかといいますと、さきに申し...全文を見る
○山中郁子君 それは本当に余りにも手前みそに過ぎます。それは私が何回となくこの逓信委員会で申し上げたことだけをとってみても、あなた方がいかに——それは頸腕の問題について何もしてないとは言いませんよ——頸腕患者をいじめて、そして、当然とるべき措置をとらないできたかということは明らか...全文を見る
○山中郁子君 公社法三十一条は保障されないというお考えだということがよくわかりました。  さらに、公社形態の変更の理由の一つにあなた方が挙げていらっしゃる、働きがいのある職場づくりをする必要ということを盛んに言ってらして、民営化していけば働きがいのある職場ができるんだ、いまそう...全文を見る
○山中郁子君 簡潔にしてね。
○山中郁子君 それは言いかえると、こういうことになるんです。それは真藤総裁も「郵電週報」でインタビューに答えておっしゃっているんです。つまり大企業先導型で始めるというんですよ。で、財務基盤がないとできないと、そのためにはまず事業用にうんと使ってもらって、通信事業のトータルインカム...全文を見る
○山中郁子君 つまり、もし仮に国民がそれを享受できるとして先の先の話ですと、まずは大企業の方に使っていただきます、利便を提供します、そのために三十兆か二十兆か四十兆かわかりませんけれどもその莫大なびっくりするようなお金の建設費が要る、その建設費は国民の皆さんに負担をしていただく、...全文を見る
○山中郁子君 具体的にお尋ねしますが、そうすると、光ファイバーや衛星通信の新規会社とも競争していく、こういうことになるわけですか。
○山中郁子君 当然なんですよそれは、政策の問題は。だけれども、実際は、新規参入者とイコールフィッティングし得る経営体制ということで文書にもちゃんと書いてらっしゃるわけです。だから私伺っているのよ。だったら、光ファイバーだとか衛星通信だとか、そういう人たちとも競争するということを考...全文を見る
○山中郁子君 それもずるいお答えでありまして、すでに新しい時代にそぐわない料金決定の仕組みにより機動的対応が困難になっているというふうに述べているのです、料金法定制の問題でしょう。だから、そんなにたくさん何十もあるわけじゃなくて、大きく言えば、いま申しましたように、料金法定制、予...全文を見る
○山中郁子君 すぐれて通信政策の問題だとおっしゃりながらそういうことについて次々といろいろとおっしゃっているわけ。国会の議決も勘弁してほしい、民営化の方向だと、人を自由に動かしたい、首も切りたい、こういう内容のことも含めて公社の内外で、中ではもっと露骨にいろいろおっしゃっているわ...全文を見る
○山中郁子君 郵政省にお尋ねをいたします。  五十八年度の普通局、特定局の新規開局ですね。私もですけれども、全国的にいろいろ御要望も出ておりまして、私もお取り次ぎをしたり、また郵政省にお願いもしている部分がありますけれども、その辺の計画がおわかりでしたらお示しをいただきたいと思...全文を見る
○山中郁子君 これはちょっと具体的なものですけれども、前に私もお願いしたんですが、清瀬市の中清戸五丁目付近に郵便局の早期建設方をお願いしたいということで申し出ておりますけれども、この見通しはいかがでしょうか。それと百局の特定局の個所づけがまだ決まっていないんだと思いますが、個所づ...全文を見る
○山中郁子君 最後に、電電の経営形態の問題で郵政大臣にお尋ねをします。  昨年の三月二十三日の逓信委員会でございましたが、私もこの問題につきまして質問いたしました。当時の箕輪郵政大臣がこのように御答弁なさっていらっしゃいます。「公衆電気通信事業は国民生活にとって不可欠なサービス...全文を見る
○山中郁子君 終わります。
03月30日第98回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○山中郁子君 五十八年度のNHK予算審議に当たりまして、年度内、具体的には二月というようにも承っておりますけれども、打ち上げられる放送衛星のBS2の実用化のための当面の対策につ いて本日は中心的にお伺いをいたします。  最初に、郵政省にお尋ねいたしますが、郵政省は放送衛星の実...全文を見る
○山中郁子君 私も、BS2の電波が視聴者である国民の生活、文化向上に役立つもので効果的に運用されるべきであるというように考えておりますので、NHKに対して、五十八年度予算審議に当たり、この重要な事業の内容であるBS2の放送内容、計画についての提示を求めてきたのです。しかし、NHK...全文を見る
○山中郁子君 いま幾つかおっしゃるのですけれども、私は当然、計画内容の提示なくして免許申請はあり得ないと思いますし、そうしたものをきちんと提示をしていただきたいということをお願いしております。これは早期に行わなければならない。つまり常識的に考えても免許申請は迫っているわけですから...全文を見る
○山中郁子君 難視というのは、大きく言って辺地難視、都市難視がございます。それで、この放送衛星の打ち上げによって解決するのはまずNHKのものしか解決しないということになりますね、郵政省にも確認をいただきたいのですけれども。つまり、いままでの地上設備による難視解消の中で解決に組み込...全文を見る
○山中郁子君 次に、衛星放送を受信する場合の経費の問題があります。これは視聴者が受信するためにはパラボラアンテナが必要になる。それで、このアンテナは直径一メートルぐらいのアンテナが必要になってくる。このほかにもコンバーターが必要だということになりますけれども、これが結構な経費にな...全文を見る
○山中郁子君 かなりな経費なんですけれども、日本全地域をカバーするのに一メートルのアンテナでは足りないという部分が出てきますわね。一メートル以上のアンテナが必要になってくると、これはまたもっと物すごい経費がかかるというふうになると思うのですけれども、私の素人判断では、北海道だとか...全文を見る
○山中郁子君 ことで私は、ちょっとその中身ですね、番組の内容について立ち入ってお伺いをしたいのですが、つまりどういうものがそれで放送されるのかということです。難視解消が大きな目的だとするならば、現在放送されているものが、衛星放送によって同じものが放送される。それによって現在の難視...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、BS2を上げて、新しい二チャンネルをNHKがそれを使って放送する、それは現在放送している第一チャンネルと三チャンネル、これと同じものを放送する、こういう計画になるということですか。
○山中郁子君 そうすると、あなたの大体の見当でよろしいのですけれども、大体いまおっしゃったようなことで放送するとすれば、どのくらいの時間帯、全体の放映時間の半分だとか、三分の一だとか、三分の二だとか、どんなふうに見当をつけておられますか。
○山中郁子君 番組の内容の問題について後ほどまた触れますけれども、難視対策そのものについてもう少しお聞きをしたいと思います。  その一つは、辺地難視の対策なんですけれども、郵政省もNHKも、放送衛星の打ち上げによって来年度から地上における難視対策費は考えない、こういうふうに言っ...全文を見る
○山中郁子君 まず一つは、衛星放送の受信設備でもって、先ほどかなりコストを下げた段階、普及した段階でも六、七万からの個人負担になるわけですよね。しかも、それは地域によっていろいろ違ってきますし、雪の降るところなんかだったら屋根の上にそのアンテナを置くことができるのかどうかというよ...全文を見る
○山中郁子君 何か翻訳をしてくださると余り期待ができないような中身になってくる感じなんですけれども、それでは困るのであって、難視対策が後退するということになってしまうと思います。  それから、もう一つは都市難視問題なんですけれども、これも五十六年度、資料を見せていただきますと、...全文を見る
○山中郁子君 原因者負担の原則は堅持されるということですね。
○山中郁子君 難視聴解消のためということが一つの大きな目的で打ち上げられる衛星放送によっても、幾つかの問題が残るということは明らかになっております。郵政省もNHKもそれを認めていらっしゃる。ですから、私はNHKに対しても、先ほど電波監理局長からはちょっと頼りない答弁しかいただけな...全文を見る
○山中郁子君 ちょっといまよく御答弁がわからなかったのですが、たとえば五十八年度も一億五千三百万円の難視対策費を計上されているわけです。いままでも逐次そういうことで解決してきたわけですね。衛星放送が始まっても解決できない部分がまた残る。仮に衛星放送によって解決できるとしてもそれは...全文を見る
○山中郁子君 私も、衛星放送で解決するにもかかわらず同じようにやっていけということを一つも申し上げているわけじゃないのです。最初から確認していますように、衛星放送が始まっても解決できないものがある。それは民放の場合ももちろんそうですね。それからローカル放送もそうです。それからアン...全文を見る
○山中郁子君 ですから、その免許申請をいつごろなさるおつもりですかということをお伺いしているのです。免許申請、それに先立つ予備免許申請がございますね。いつごろなさる御予定ですか。
○山中郁子君 だから、免許申請する時期は近づいているわけですよね。そして、その前に予備申請をしなきゃいけませんね、当然のことながら。それで私は、この予備免許審査の中に、放送局の開設の根本的基準ということがあって、これに合致することが必要である、私が申し上げるまでもないと思います。...全文を見る
○山中郁子君 六月といえば、もうあと二カ月しかありません。目前に迫っているわけでして、そしてある意味では画期的な衛星放送による放送が行われるわけですから、そこのところはあくまでも視聴者の立場、皆さん方がいつも繰り返される国民のNHK、こういう立場に立った番組の内容の準備を進めてい...全文を見る
○山中郁子君 その内容の問題について、やはりかなりまだ不分明なところがありますし、これから検討しますという部分もある。しかし、免許申請の時期は迫っている。そして、放送開始はもうそのように決められている。  そこで、私はお尋ねもし、また意見としても申し上げたいのですけれども、本放...全文を見る
○山中郁子君 私は、せっかく電波が新しくふえるわけですから、難視対策はもちろんですけれども、できる限り有効に、国民のニーズに、期待に合った利用を考えるべきだというふうに思うのです。  それで、昭和五十五年に電通が行った「放送の多様化に関するアンケート調査」というものがありまして...全文を見る
○山中郁子君 BS2から始まるわけですけれども、BS2に限らず、今後の新しい衛星放送というジャンルが開かれるわけですから、そのことを踏まえて申し上げておりますが、たとえば、これは私がごく個人的に考えるのですけれども、放送文化基金というのがあって、これでもって番組部門で表彰されたも...全文を見る
○山中郁子君 視聴者の、広く国民の意見を率直に聞かれて、積極的な対応を進められることを重ねて要望申し上げておきます。衛星放送の問題については以上で終わります。  次に、NHKで働く職員の方々の労働条件、特に転勤問題について、ひとつお尋もし、改善も図っていただきたいと思っておりま...全文を見る
○山中郁子君 伺うところによりますと、報道関係は三年から四年、あるいはプロデューサーとかディレクターの方たちは四年から六年、技術関係の方は六年ぐらいというように伺っております。現に、私たちもテレビでお見受けするアナウンサーの方たちが、いつの間にか別な局の方に行っていらっしゃるなん...全文を見る
○山中郁子君 転勤時期なども、私も画一的に四月でなければいかぬというふうに申し上げているわけではありませんけれども、そうしたさまざまな職員の方々の実際の生活から出てくる要求、実情、そうしたものに見合った配慮をさらにしてしかるべきであろうという意見を申し上げております。  また、...全文を見る
○山中郁子君 やはりどうしても、普通の企業もそうですけれども、そうなりますと人事上の不利益がついて回ったり、さまざまな問題があって、私も率直に言って、NHKでそういうことがないということは考えられないでおります。ですから、そのことは重々御注意をいただかなければならないと思っており...全文を見る
○山中郁子君 終わります。
05月10日第98回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○山中郁子君 簡保関係の法改正に際しまして、団体保険の問題について若干お伺いをし、明らかにしていただきたいと思っております。  保険料の一括払い込みによって保険料を割り引きするといういわゆる団体割引ですね、こういう制度がありまして、その中で旅行だとか観劇、人間ドック、こういうも...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、十年間の推移は減少の方向をたどっているということだと思います。  それで、この同趣同好の団体というのにはどういう方針をお持ちですか。つまりどんどんふやしていくというような方針で臨んでいらっしゃらないんだと思うんですね、減っていますから。その辺の基本的...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、私がいまこの問題をあえて取り上げましたのは、練馬郵便局に調査に行きました。それで、そこの練馬の局の中で同趣同好の団体がどのくらい、どういう名称の団体があるのか、どのくらいの人数が参加しているのか、その他幾つかのことについて、どんな規約を持っているのか、...全文を見る
○山中郁子君 国会議員が言っているのよ。みだりじゃないですよ。
○山中郁子君 私が申し上げたのは、どういう名称の団体があるのかですよ。代表者の名前を数えろなんて言っているわけじゃないんですよ。どういう名称があるのか。それから、その団体がどういう規約を持っているのか。それは後ほど申し上げますけれども、都信用事件があった問題の反省の上に立って、そ...全文を見る
○山中郁子君 練馬局の保険課が五十一年十月二十五日現在にまとめた資料によりますと、その当時、四十九年当時は同趣同好団体が四千六十九件なんです。それが現在は約九倍になってて、約三万五千件が同趣同好団体のものになっている。それが異常なふくれ上がり方ではないかと私どもは注目をいたしまし...全文を見る
○山中郁子君 別です。件数で申し上げています。
○山中郁子君 それではもう少しあれしますけれども、先ほどあなた方はこういうふうに指導をしたということでおっしゃったのは、まず規約を作成しなさい、そして構成員に対してそれを渡すと、周知すると、それから、決算報告もしなきゃいかぬと、そういう幾つかの点をおっしゃいました。そういう指導を...全文を見る
○山中郁子君 だけれども、そうすると、逆に、決算書はもらっていないと、行かないときはお金を返してくれたと、こういうところもあるんですよ。そうすると、これまたおかしいわね、あなたのおっしゃるあれによると。どっちにしてもいろいろめちゃくちゃという感じですわ。あなた方もいままあお認めに...全文を見る
○山中郁子君 だったら全部出してください。そうしなきゃ、それ論証できないわけよ。練馬の局の中で団体が幾つあると、この中でたまたま例外的にこの団体、Aという団体、Bという団体だけに見落とししましたということをここでおっしゃるなら、それ全部出してくれなきゃわからないじゃないですか。大...全文を見る
○山中郁子君 例外的だとおっしゃるけれども、あなたが一方的に例外的だというふうにおっしゃっても客観的な論証にはならないわけですね。私はたくさんの人から、いや決算書ももらってない、規約ももらったことはないという人からたくさん聞いて調べているし、証言だってするという人たちいっぱいいる...全文を見る
○山中郁子君 最後に申し上げておきますけれども、いま局長が言われたことは、それはそれで御検討ください。その上になおかつ、私はこうしたものを国会に資料として提出できないはずはないし、すべきものであるという考え方は持っておりますから、その後の問題として理事会にお諮りするなり何なりする...全文を見る
○山中郁子君 今回提案されております、三百二十キロ以遠に限ってはいますけれども、遠距離料金の引き下げ自体は、私どもかねてから主張しておりましたように、高過ぎる電話料金を引き下げるというものなので、賛成するものではあります。  しかし、この機会に、今後の電話料金のあり方や、それか...全文を見る
○山中郁子君 三百二十キロというところの何か特別な合理的な根拠というのがありますか。
○山中郁子君 この問題で公社当局も記者会見で発表したというように伝えられているんですが、いまも議論になっておりましたけれども、五十七年度も三千二百億円見当の大幅な黒字が出る。この黒字に対して国民の方から、電話料金が高過ぎるんじゃないか、電電公社はもうけ過ぎているんじゃないかという...全文を見る
○山中郁子君 ちょっと問題をそらさないでいただきたいのですけれども、私どもはそういう職員の方の努力だとか、あなた方のおっしゃる努力とかいうものを何もしてないじゃないかと言っていないのですよね。むしろ賃金をもっと引き上げるべきだという主張をしているんであって、そういうことにそらさな...全文を見る
○山中郁子君 それでもまだ黒字が出ているということがそこで問題で、私は何回も申し上げている。  じゃ、公社には今後とも基本料金の引き下げを含む基本料金についての負担の軽減をしていく考えはないということですか。そういうふうに受けとめてよろしいですか。
○山中郁子君 基本料を引き下げる考え方がないということはわかりました。いまのお話だと、へたすると基本料引き上げなんて言い出しかねないなというような印象ですけれども、まさかそんなことは、お考えはないんでしょうね。
○山中郁子君 端的に答えてくだすっていいです。
○山中郁子君 引き下げ問題については考えがないということは、またこれは問題だと思いますので、引き続き問題として私は今後も追及していきたいと思っております。  もう一つの問題は、国民の不満というか、要求が高い夜間、日曜、祭日の割引料金適用の六十キロ以遠に限られているものについての...全文を見る
○山中郁子君 私の言うのは全市外に適用するように拡大したらどうか、つまり六十キロ以遠じゃなくて、時間帯のことももちろんありますけれども、いま申し上げたようなたとえばそのことはどうですか。いまおっしゃったのは時間帯を動かす考えはない、つまり集中するということがあるからとおっしゃるけ...全文を見る
○山中郁子君 欧米諸国とよく比較されますけれども、たとえば、欧米諸国では土曜日の割引をやっているところもあるし、全市外料金の割引を適用しているところもあるし、割引率も非常に高いのもあるわけですね。  だから、私はこれひとつ総裁に理念的な問題としてお答えいただきたいんですが、いま...全文を見る
○山中郁子君 夜間割引の拡大が利用者のかなり切実な、比較的広範な要求であるということはいろいろな調査によっても明らかになっておりますので、公共企業体たる電電公社がそれに対して積極的な対応を示されるべきであると思っております。にもかかわらず、なかなかはっきりは言えないというお答えで...全文を見る
○山中郁子君 時間がありませんので、ちょっと立ち入ってはできないのですけれども、総合的に値上げをしないようにがんばるとおっしゃっているところがまた問題なんですよ。  というのは、だからやっぱり近距離は上げても長距離は下げるから総合的には上がらないんだということもそこに入るわけね...全文を見る
○山中郁子君 だから、そういうものを出してください。
05月12日第98回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○山中郁子君 答弁者の側の御都合もあるようですので、宇宙三条約の問題に入ります前に冒頭短時間ですが、外交問題といたしまして金大中氏の事情聴取のことについてお尋ねをいたします。  きょうの報道によりますと、金大中氏が事情聴取に応じるか否かの回答が十日に発送されてFBI側に十一日に...全文を見る
○山中郁子君 内容はどういうものか把握されていますか。
○山中郁子君 内容につきまして官僚的でなくて、やはり日本自身の問題でありますから直ちに日本側が責任を持ってその内容について聴取をされるべきであろうということだけはまず指摘をしておきます。  それで報道によりますとその回答の中で、いま若干局長も触れられましたが、金大中氏は、自分は...全文を見る
○山中郁子君 いま局長が言われましたように、警察庁もいままでの経過の中でまさに捜査の常道であるということは当然のこととして、訪日によって実況見分しなければまずいと、それがベストであるというふうに見解を述べておられますね。それから先日、たしか外務委員会で私どもの神谷委員に対して、こ...全文を見る
○山中郁子君 初めて聞いたというお話の部分はそれはそれとしてあるとしても、問題自体は長い問の問題になっていましてね、この外務委員会に限らず予算委員会その他でも何回も繰り返し議論になってきている問題でありますから、だから訪日の要請のことについてはいま突然判断をしなければならないよう...全文を見る
○山中郁子君 そういうことは別にして具体的な問題としてこの問題を解明していく、それから日本政府の政治責任、そうした問題についてのことを申し上げているので、あなた方のいまの範囲でのおっしゃることはわかりましたけれども、少なくとも訪日要請はしないという態度を持っているということではな...全文を見る
○山中郁子君 これに時間をとるつもりはありませんですけれども、話が逆さまではないでしょうか。つまり先ほど御紹介しました報道によりましても、中身は、日本政府が誠意を持って真相究明のための態度を明らかにし、なおかつ訪日要請がないことに失望したと、こういう発言になっているわけですから、...全文を見る
○山中郁子君 いまの御答弁にもありましたけれども、私はけさほどからの議論を伺っておりまして、まず軍事衛星の定義がどうなのであるかということがはっきりしないということが一方にずうっとあるわけですね。そのことが一つは問題だと思うのです。ということは、定義がはっきりしないで、当事者、つ...全文を見る
○山中郁子君 しかもレーガン政権は三月二十三日、レーガン大統領の国防演説の中で対ソ戦略弾道ミサイル迎撃システムの研究開発計画を明らかにいたしました。これは宇宙戦争時代の幕あげを意味する危険な構想であるということは軍事専門家も指摘をしているところなのですけれども、このレーガン政権の...全文を見る
○山中郁子君 私はやはりちょっとそれは問題が大き過ぎると思いますね。四月五日にはアメリカの科学者連合が記者会見でこのシステムが軍縮の枠組みを破壊するものだというふうに非難をした。これには三名の元政府高官も参加をして危険性を強く指摘している。アメリカでさえ、そしてしかもアメリカのも...全文を見る
○山中郁子君 ちょっと論弁にもならない、わけのわからない御答弁としか受け取れないのですけれども、ちょっと端的にそれじゃお伺いしますけれども、アメリカの科学者が反対し、もとの政府の高官もこぞって反対しているこの戦略弾道ミサイル迎撃システムに人工衛星を利用するというような構想をまさか...全文を見る
○山中郁子君 それだったら一番最初にあなたがおっしゃった、いつできるのかわからない、今世紀末になるだろうみたいなことで何だかよくわからないから見守るのだというのとまた矛盾してくるわけね、勝手な御理解だと思います。政府としての責任ある見解を次官からお伺いしたいと思っておりましたけれ...全文を見る
○山中郁子君 報道によりますと、六月にも日米軍事技術協力に関する協議が行われるようになっている。ここで同システムの研究開発についての協力要請がもしあったならば、ここだけでなくて今後アメリカの方は日本を含む他の国にも要請するのだということを言っているわけですから、その場合明確にこの...全文を見る
○山中郁子君 仮定の問題とおっしゃるけれども、実際にアメリカの方でそう言っているわけよね。そういうことは日本にまた来るわけだ、当然ね。そういうことを考えるならば、単に一般的に仮定の問題というのではない重要な問題、しかも宇宙空間の軍事利用といういまここの委員会でも大きな問題になって...全文を見る
○山中郁子君 でもこれは昨年のたしか十一月五日の閣議だったと思いますけれども、亡くなられた当時の中川科学技術庁長官が、このスペースシャトルが抑止力として国防上の利用も考えているようだという発言をされていますし、また同じ閣議で当時の伊藤防衛庁長官も抑止力的なものだという発言もしてい...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、やっぱり宇宙条約がもっと本当に実質的にこうした宇宙における軍拡に歯どめをかけ、平和利用の側面から強化し、そしてさらには軍事利用をやめさせていく、禁止していくというようにさらによりよいものになっていかなきゃいけないわけだと私たちも考えるし、先ほどから次官...全文を見る
○山中郁子君 一九七九年にイタリアが、宇宙条約第四条に、月その他の天体を含めた宇宙は平和目的のみに使われ、という条項を加えるようジュネーブ軍縮委員会で提案していますね。日本の場合には申し上げるまでもなく戦力不保持、恒久平和を基調としている憲法を持っていて、そしてしかも唯一の被爆国...全文を見る
○山中郁子君 むずかしさというのはある意味で当然なことでありまして、私がいま問題にしておりますのは、やはり日本政府がそういう立場で積極的に働くということですね。それがすぐにできるかどうかということとはまた別問題ですよ。だから、そこのところが大事なところであるということです。その点...全文を見る
11月25日第100回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○山中郁子君 まず、自治大臣にお伺いをいたしますが、一昨日、十一月二十三日付の朝日新聞の記事の中に、「すでに確定した十一月二十八日解散、十二月三日公示、同十八日投票の日程は、公選法改正を前提にしてのことだ。地方選管によっては、立会演説会会場を確保しないなど、改正を前提に選挙準備を...全文を見る
○山中郁子君 成立をしてもしなくてもとおっしゃるけれども、この記事が指摘しているように、立会演説会会場を確保しないなどということは、結局もし成立しなかったら立会演説会ができなくなるわけですね。私は一つの例として申し上げましたけれども、こうした事態について自治大臣の御見解を簡単にお...全文を見る
○山中郁子君 数多くの事例が出ておりますので、後ほどまたそのことについては、きょう以降の質疑の中でも触れたいと思います。  次に、私は委員長に申し上げたいことがございます。  一つは、この法案の衆議院段階での取り扱いの経過と本院への送られ方です。けさほどからも指摘が幾つかござ...全文を見る
○山中郁子君 それでは、参議院段階ではいままでの慣例としても二十日間の審議は必要だ、そしてまた公聴会開催は絶対に外すことのできない基本的な要件であり、そして各議員の質疑時間は十分に保証して慎重な審議をする。私は、理事懇談会においてたくさんの課題が山積しているこの法案の審議に照らし...全文を見る
○山中郁子君 申し上げたその趣旨に照らして考えていただくならば、委員会は民主的にそして十分でかつ慎重な審議が行われ、国民の有権者の意見が反映されなければならないということを私は重ねて強調しておきたいと思います。  次に提案者にお伺いをいたします。  選挙法を変える際の基本は、...全文を見る
○山中郁子君 恣意的な、つまり御自分たちの都合のいいような有権者との接し方と称する意見のくみ上げでは解決しない、ここのところをはっきりさせたいと思います。  いま委員長に申し上げました本法案の経過や現在の条件を別にしても、この法案の重大な内容は、選挙期間や時間の短縮、立会演説会...全文を見る
○山中郁子君 提案者のおっしゃるのは、実体のない声なき声だけでもって、こんなにたくさんちゃんとあらわれている、活字にもなっている、要請書にもなっている、そういう声に背を向ける提案だということで全く根拠がないと言わざるを得ません。  いま交通の発達などとおっしゃいましたけれども、...全文を見る
○山中郁子君 はっきりしていただければ結構です。  次に、提案理由の中にも、主要な問題として金がかかるということをよくおっしゃいます。そして今回も「金のかからない選挙の実現に資するため、」こういうことが大きな理由になっておりますけれども、私は一つお伺いしたいのですが、これは提案...全文を見る
○山中郁子君 四分の一としてもほぼ二百五十万ですよね。もちろん御承知のように印刷費だとか家屋費、これがかなり大きく出ているわけですから、そういうものは四分の一機械的に減るものじゃないですね。そうすると二百万とか百五十万とかそういうレベルのお金です。だけれども、お金がかかるという問...全文を見る
○山中郁子君 個別の問題に立ち入る時間がありませんけれども、いま選挙部長も認められたように、こういう形での政治資金規正法の違反、そうしたお金の使われ方、お金が要る、こういう問題になってくるわけです。それでこういうような日常的な地盤培養と称する実質的な買収行為で政治活動という名の事...全文を見る
○山中郁子君 後藤田さんが講演されたことを御紹介しましたけれども、これは自民党の地方議員研修会で話されたことなんです。そして選挙制度の諸問題と称して講演された中なんです。だから、いま提案者がおっしゃるように例外的なものだなんというはずはないわけです。官房長官がそういうふうにして話...全文を見る
○山中郁子君 大臣にそれじゃはっきりしていただきたいのですけれども、たくさんの例がありますが、要するにそういう利益誘導型選挙、そしてまた企業ぐるみ、あるいは官庁ぐるみ、こういう選挙は正しくないし、あるべきではないし、法律上も問題があるんだということについてはそういう認識をお持ちな...全文を見る
○山中郁子君 そういうあいまいな姿勢でいらっしゃることが、それが大臣の姿勢だから、利権、金権、腐敗をはびこらせるもとになっているということを指摘せざるを得ません。あまたある利権の中でも、問題になりました滋賀県ぐるみの四十五億脱税汚職もみ消し工作で、山下元利代議士が防衛庁長官時代に...全文を見る
11月26日第100回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○山中郁子君 参考人の皆様には貴重な御意見をありがとうございました。  初めに皆川参考人にお尋ねをいたします。  先ほどから御質問や、またお考えが開陳されてきたところでありますが、私どもも、町村選挙期間の問題について具体的にいろいろ調査もし、また御意見も伺ってきました。短い時...全文を見る
○山中郁子君 次に、紀平参考人に三点お尋ねをいたします。  一つは、この法案が衆議院段階でどういう状況で参議院に送られてきたかはもう御承知だと思いますので、ここで私は申し上げません。結論的に言えば、参議院でも衆議院でも公聴会も開かれないという事態のままに、ごく本当に短時間で、も...全文を見る
○山中郁子君 ありがとうございました。
○山中郁子君 昨日の審議と、それから本日の午前中に行われました参考人に対する質疑の中でも私はいよいよ明らかになってきたと思いますのですが、この法律案の提案理由が、説明の文書によりましても「最近の選挙の実情にかんがみ、」ということが一つです。それから「金のかからない選挙の実現に資す...全文を見る
○山中郁子君 それでは全然わからないのでありまして、長過ぎるというのは、だれが長過ぎると言っているのか、思っているのか、そういうことはもうすでに何回も衆議院段階でも論議がありまして、昨日もありましたし、参考人の皆さんの中からもお話がございましたけれども、むしろ短過ぎるぐらいだとい...全文を見る
○山中郁子君 依然として何も具体的な事情をお示しになれないということだと思います。  それで、きのうも私は短い時間でしたので簡単にしか申し上げませんでしたけれども、たとえば交通通信手段が発達しているとかというふうなことでおっしゃるならば、それは当然のことながら、文明の発達という...全文を見る
○山中郁子君 テレビあるいはラジオ等による政見放送をふやすということは、これはもちろん結構なんです。それはもちろんいろいろな一定の常識的な限界というのはありましょうけれども、問題は、そういうことで補うから減らしていいのだというのでは議論が逆立ちしている。そういう利便が発達している...全文を見る
○山中郁子君 日常的な地盤培養と称して、きのうも申し上げましたように、実質的な買収その他でお金をたくさん使っている。自民党の方が引退されるに当たって、もうお金がない、この前も五千万かかった、二億、三億かかる、かなわないと、これは特殊な例外じゃないんですね。ですから私はそういう点で...全文を見る
○山中郁子君 それじゃ、そういう実態があるということはお認めになるわけですね。
○山中郁子君 それはいかにも白々しいお答えでありまして、あなた方がそういう実態がよく知りませんなんということはあり得ないのですけれども、現実をやはりちゃんと直視をしていただきたい。それで、そういうことがいま国民の政治不信、それが田中角榮有罪判決を一つの契機にしてさらに大きくなって...全文を見る
○山中郁子君 いまおっしゃったのは選挙管理委員会、六団体、これはいずれも有権者の立場の方たちじゃないですよね。そのほかは、あなたがおっしゃったのは感触だという。感触なんという言葉ほどいいかげんなものはありません。片方ではたくさんの請願署名が山積みにされていて、そしてたくさんの団体...全文を見る
○山中郁子君 だからまさに選ばれる側の都合だけじゃありませんか、しかも自民党の皆さんの。国民主権、日本のいまの憲法のもとでの政治の主人公は国民である。それの最低の、そして最大の政治参加である選挙について、全く有権者不在のこうした悪法、改悪を提起すること自体まさに言語道断のことであ...全文を見る
○山中郁子君 委員長、動議。
○山中郁子君 私は、質疑の打ち切りに反対し、質疑の継続を求める動議を提出いたします。  理由は、本法案の審議が尽くされていないからであります。どなたもみんなそうおっしゃっている。公職選挙法改正案の審議については、議会制民主主義の基礎にかかわる重要な性格に照らし、公聴会開催、十分...全文を見る
○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、まず、自由民主党提出の公職選挙法の一部を改正する法律案について反対の討論を行います。  冒頭に私は、議会制民主主義の基礎である選挙制度の根本にかかわるこのように重大な法案を、両院を通じて公聴会も開かず、まともな審議を行うこともなく、審議...全文を見る
11月28日第100回国会 参議院 本会議 第9号
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○山中郁子君 私は、選挙制度に関する特別委員長松浦功君問責決議案の発議者として提案理由の説明を行います。  まず、案文を朗読いたします。   本院は、選挙制度に関する特別委員長松浦功君を問責する。   右決議する。  以上であります。  本決議案の提案理由を説明するに当...全文を見る