山中郁子

やまなかいくこ



当選回数回

山中郁子の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第108回国会 参議院 逓信委員会 第1号
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○山中郁子君 六十二年度のNHK予算案の審議に当たりまして、私は三つの点についてNHKのお考えを伺い、それから私どもの見解も述べ、また改善すべきことは改善していただきたいという要求、要望を申し上げたいと思います。  第一点は、二月の三日に高検宮が死去された際の放送のあり方につい...全文を見る
○山中郁子君 天皇の弟であっても、一私人であることには何の変わりもありません。多くの影響を持ったというふうに仮におっしゃるならば、総理大臣などは大変大きな影響を持った、活動をされた方だと思います。視聴者の国民の気持ちを考えてと、あなた方がそのようなことを押しつける必要は何にもない...全文を見る
○山中郁子君 私は、あなた方が勝手に国民の心情を察してとかとおっしゃるけれども、そこの客観的な保障はどこにあるんですか。そういうものはないから世論調査いろいろなすったりするわけでしょう。しかも、何ら法律的に特別な位置にないんですよ。一人の人間なの。私人なの。総理大臣だって一私人。...全文を見る
○山中郁子君 公のものでも公式のものでもない、特定の政党、しかも政権党ですよ。そこの政党とNHKの幹部が話をされて、そしてその中身は言うことができないということは一体何を意味するのでしょうか。そんなことがあっていいのでしょうか。まず、私はその問題の持つ根の深いところをやはり考えて...全文を見る
○山中郁子君 だから伺っているんです。どういう話をなさったんですか。私は、自民党がこういう報告書を書いているからといって、NHKが本当にこのとおり言っただろうと言ってないですよ、そんなことは。でも自民党はそのようにまとめていらっしゃるの。だったらあなたは、NHKとしては、我々はそ...全文を見る
○山中郁子君 あなたが自民党としてであるのか、私人、組織じゃなくて有志だと、どういうふうに仮におっしゃっても、お考えになっても、自民党の政治家の多数の人たちとそういう話をなすったことはこれは事実で、そして現に私は、だから私どもが把握した事実に基づいて、これは自民党の中のそのような...全文を見る
○山中郁子君 逃げろとか、そういうことを私は申し上げてないの。要するに、国民にないしょにしなきゃならないようなことはおやりにならない方がいいし、またそうあってはならない。今放送法の理念として申し上げましたけれども、それがやはり放送事業者の生命線である。事実の問題として、言論、表現...全文を見る
○山中郁子君 これはこの問題だけじゃなくて、私もやはり、先ほどどなたかが指摘されていまし生けれども、NHKの最近の中心的な政治問題に対する取り上げ方がやはり少し鈍感だという印象は免れません。印象だけで余り極端なことを申し上げる気はないのですけれども、例えば国家機密法の問題なども、...全文を見る
05月21日第108回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○山中郁子君 初めに郵便料金の特例の範囲の拡大の法案に関係して郵政省にお尋ねいたしますが、今回、最高三〇%の料金割引が行われるように改正されるわけであります。これらはダイレクトメールの関係者から要望が強いことは私も承知しておりますけれども、こういうダイレクトメールに限らず、その適...全文を見る
○山中郁子君 いつまでも広告郵便物に限るんだという、そういう立場に固執されていらっしゃるとすれば、今局長自身が最初におっしゃった、郵便の公共性に矛盾してくるわけよね。私は、そういうことを積極的に郵便の公共性も踏まえつつ、そしてこの広告郵便物に対する今回の措置も、別にこれが反対だと...全文を見る
○山中郁子君 積極的にね。
○山中郁子君 きょうの機会に労働組合の事務室貸与問題について、かねてから私も要望もし、指摘もしてきたことに関連して、一つだけ要求いたします。  数年来、この問題に関しては、特定の組合に対して合理的な理由がないままに労働組合の事務室を貸与することを拒否するという態度は誤りであると...全文を見る
○山中郁子君 鉄郵の跡のスペースの問題で提起をいたしましたので、郵産労の本部並びに中郵支部というふうに申し上げましたけれども、これはほかにも国際郵便局その他あるということを改めて申し上げておきたいと思います。  次に、NTTの方々にお尋ねをいたします。  初めは盗聴問題であり...全文を見る
○山中郁子君 質問中でありまして、傍聴者の方もお見えになっておりますので、できるだけ私語を慎んでいただくように委員長からも御注意をいただきたいと思います。質問に差しさわります。
○山中郁子君 今の点ですけれども、私がなぜ、あえてそれはやはり基本的に謝罪すべきことではないかと申し上げたのは、この事件の経過でそうしたことが行われなかったからなんです。ですから私は申し上げました。当然のことであるというふうに今お答えになりましたので、今後ともそういう立場はきちん...全文を見る
○山中郁子君 盗聴問題については以上で終わります。関係者の皆さんにはありがとうございました。  引き続きNTTのサービス、それから、それとの関連での労働条件その他の問題についてお尋ねをいたします。  これは六十一年の四月の二日の予算委員会の委嘱審査で私も問題にして、NTTから...全文を見る
○山中郁子君 きょうの質問でNTTに、受け付けサービスのサービス完了率の提出を求めたんですよ。そうしたらとっていないとおっしゃるの、NTTは。これは、今まで公社時代はとって、監査報告書にちゃんと出ていたんです、サービス完了率が。とっていないし、だからわからないとおっしゃるんですけ...全文を見る
○山中郁子君 どうもそのようには思えない。ということは、それでは指定をして私は求めました。東京市外電話局、東京電話番号案内局、それから一一五番ですね。それについて東京中電の場合を求めまして一応出てきたんですが、これが九時から十一時までの状況だけ、そういうごく一部の数字だけが出てく...全文を見る
○山中郁子君 保全の一万九千人問題、六十五年までに。それから全体では約五万九千人、その要員の計画は今あなたがお答えになった中にあるということですね。それは要員計画だとかということで労働組合と協約を結んだわけではないけれども、そういう中身の計画としてはそういうものはあると、いろんな...全文を見る
○山中郁子君 その点について、一万九千人と同時に、あわせて全体で五万九千人というのもそういう意味でありますねということです。
○山中郁子君 私は細かい問題について今どうこうということではないんですが、先ほど指摘しましたように、例えばNTTの一一五番の問題にしても、出なくって、加入者から大変な不満が出ていて、実際に困っていますよね。そういう事態のもとで要員を減らすなんてことは考えられないわけ。それで私は今...全文を見る
○山中郁子君 はい。時間ですので郵政大臣にもお伺いしたいのですが、これは次の機会にいたします。  それで最後に、今NTTの方がお答えになりました、サービスの方もあるいは労働条件の方もちゃんと確保しているんだとおっしゃっていたけれども、実際に電番台が入って労働条件がどうなっている...全文を見る
05月22日第108回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○山中郁子君 今回の貯金法の改正の一番の焦点は自主運用問題であると思いますけれども、この問題も含めて貯金法の改正、それから国債窓口販売法によって預金者、つまり国民が具体的にどのような利益、まあメリットがあるのかということを端的にお尋ねしたいわけであります。  私は、預金者貸し付...全文を見る
○山中郁子君 端的に、具体的なメリットがないということがわかる御答弁だったと思います。税金つきの国債につきましては後ほどまた触れます。  それで、今回の改正で貯金総額の制限額が五百万円に引き上げられることになっていたけれども、それが衆議院では所得税法第九条の二の規定、すなわち郵...全文を見る
○山中郁子君 大臣にちょっとお答えいただきたい。一体、それじゃいつするのか。見通しとしてはできないのか、どのように考えていらっしゃるのか。
○山中郁子君 昨日来から大臣がしばしば、今もそうですけれども、口にされる衆議院における税制協議機関なるものは、共産党を排除するなどして国民の声を広く反映できないものであります。到底国会の正規の機関とは言えないものであると私どもは判断をしております。もし議長あっせんに賛成した会派だ...全文を見る
○山中郁子君 いかがかと思うというのは、いかがだと思うのですか。つまり私が今伺ったのは、マル優制度の廃止、つまり施行期日を特定せず非課税貯蓄制度が改定される場合の施行日を踏まえてと、こうなっているのね。非課税貯蓄制度が改定されるというのは、課税になるということでしょう。非課税じゃ...全文を見る
○山中郁子君 それでは非課税貯蓄制度が改定されるというのは、どのように改定されることなのですか。
○山中郁子君 そんな無責任なことがありますか。私が言っているようなことではないといいながら、それじゃどういうことなのかと聞けば、仮定の問題に答えられない。そんなばかばかしい無責任な答弁がありますか。大臣答えてください。あなた、いいですよ、大臣に。そんな答弁何回聞いたってしようがな...全文を見る
○山中郁子君 私は、その衆議院に設置される協議機関なるものについて先ほど申し上げたことをもう一度大臣に反すうをしていただくという以外にありません。まさにマル優制度の廃止が前提になっているという以外のどのような理解だってできないですよ。あなた方も有効な合理的な反論だってできないじゃ...全文を見る
○山中郁子君 適用がなければ、他の金融機関の窓口で販売されるものと比べて大きなハンディがありますよね。大変売りにくいものであるし、売れない。これはもう常識的に推察ができるものですけれども、どうしてこういうことになるんですか。  もう一度それでは、私はあわせて先ほどの局長の答弁と...全文を見る
○山中郁子君 そのバランスが欠けるわけでしょう。金融機関は税金がつかない。そして郵便局で売り出すのは税金つき。先ほどあなたは国債を郵便局で買えることが国民のニーズにこたえることで、国民のメリットだなんということをおっしゃったけれども、税金つきの国債を買わされるのが何でメリットなん...全文を見る
○山中郁子君 それでは十月一日から売り出すことになっているわけでしょう。そうしたら、それまでに特別マル優制度はなくなるという判断をなさっているんですか。
○山中郁子君 見守る、見守らないというのは全然別の話で、私が伺っているのは、十月一日から売り出すことになっているけれども、それまでにそれではマル優制度がなくなるんですか。郵便局から買う分だけはやっぱり税金がつくんですか。郵便局の場合も適用されるような制度改正が行われるというふうに...全文を見る
○山中郁子君 税金つきであっても、よそはそれが無税になるようなものが仮に税金つきであっても、郵便局で売り出せば国民の利益になるのだという、こういう大変理解に苦しむ御見解以外に何も聞けないというのは全くどうかと思います。  もし十月一日までに特別マル優制度が廃止されないで残る、こ...全文を見る
○山中郁子君 大騒ぎして国債の販売をやるとか、そういうことでもってふたあけてみたら全額税金つきの国債で、そして大量に売れ残って、それで買い取らなきゃならない、一体何をやってきたのかという結果になるんですが、これは結局、国債の窓口販売そのものが特別マル優制度の廃止を前提にしていたか...全文を見る
○山中郁子君 万一の仮定なんて言っているんじゃないんです。関係があるんでしょうって伺っているのね。関係があるからこそこんな問題が起きてくるんですよ。あなた方が苦しい答弁をしなきゃならないような事態が出てくるわけでしょう。この法案が国民が反対するマル優制度の廃止を、それを前提にして...全文を見る
○山中郁子君 あなたは、あれだけ中曽根さんが公約違反をしたということで大きな国民の怒りを買って、うそとペテンの中曽根政治と言われて、それであの地方政治の結果が生まれたということを一体どういうふうに考えているんですか。中曽根さんと同じうそとペテンでやりますということを今あなたおっし...全文を見る
○山中郁子君 それに関連してでありますけれども、昨日社会党の及川委員の質問を仄聞しましたところ、十二月の五日付で党と——自民党です、それと政府の合意ということで、こういう文書が来たというお話がありました。要求もしないのに持ってきたという御発言だったと伺いました。私どもそういうのを...全文を見る
○山中郁子君 考えがなくても現実にこの問題は、事態ありました。私どもは少なくともこれはいただいておりません。どういうことなんですか、これは。
○山中郁子君 要望もしないのに持ってきたという御発言でありました。そのことを私とやかく今言うつもりはありません。マスコミで中身が報道されているなんということも百も承知です。そんなこと言ってないんですよね。じゃ、社会党にだけ渡したんですか。私はもうこれ以上このことについて時間をとる...全文を見る
○山中郁子君 これで終わります。  私が申し上げているのは、郵政省がこういう重要なものを、あなたが方針転換したという、こういう声明書みたいなもんですよね。これで勘弁してくださいというようなものでしょう、きっとね。そういう重要なものを、あの政治的状況のもとで一部の政党にだけ配ると...全文を見る
○山中郁子君 終わります。
○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、郵便貯金法の一部を改正する法律案と郵政官署における国債等の募集の取扱い等に関する法律案に対する反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、この二法案が、いずれも国民が強く反対しているマル優制度、特別マル優制度の廃止を前提にしているから...全文を見る
05月25日第108回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○山中郁子君 初めに簡保年金積立金の運用範囲の拡大についてお尋ねをいたします。  既にお話もありましたけれども、今回、運用範囲を拡大するということで、一つは福祉事業団に対する貸し付けが行えるようにするということでありますけれども、もともと簡保郵便年金福祉事業団は、加入者福祉施設...全文を見る
○山中郁子君 先ほど大蔵省の方も言っていらっしゃったんですけれども、直接国が扱うのはまずい、つまりそれは元本補てんの契約のない金銭信託についてですね、だから事業団を通じてやれるようにしたんですと。それはリスクがあるからなんですね。国が直接やるにはふさわしくない、リスクのあるものだ...全文を見る
○山中郁子君 加入者に還元をするというのは、それじゃそういう財テクに走って、一生懸命何か金を集めて、ふやしてというようなことと基本的にやっぱり考え方として違うんだということを私は先ほど申し上げて、その考え方もあるというふうに大臣はおっしゃっておられましたけれども、もっとこの簡保を...全文を見る
○山中郁子君 約款で決められる部分もいろいろたくさんあると伺っておりますけれども、ぜひとも今の段階では、私が心配だとして申し上げましたことのないように、今の局長がお約束なすったことが実際に実践されるように強く希望をしておくにとどめます。  以下は、先ほど私が実際にもっと還元しな...全文を見る
○山中郁子君 それはもうわかったの、あなた方の説明を聞いて。だから、わかったけれども、それが合理的かどうかの議論を今するつもりはないけれども、最初の約束で、これだけの利率ですよといって約束したのにもかかわらず、この低金利時代に一方的におたくの方で変えてですよ、制度を変えて今度これ...全文を見る
○山中郁子君 一つ一つけしからぬことをおっしゃっているのよね。でも大臣が今最後にとにかく加入者の立場に立って検討するというお約束をなさるならば、それでそういうふうにしてほしいわけなんですけれども。  局長ね、一つ一つ私今反論する時間がないから残念なんですけれども、例えば貸し倒れ...全文を見る
○山中郁子君 後ほどまた個別に改善方を郵政省の皆さんに詰めていきたいと思っています。  それと今の解約の問題、解約のベルトの幅の問題とも関連するんですけれども、いろいろ宣伝をして募集しておられるわけですけれども、大変問題だと思いますのは、貯蓄型商品ということで、生命保険としての...全文を見る
○山中郁子君 誤解をさせるパンフレットじゃないですか。
○山中郁子君 私が今改めて申し上げるのは、郵政省は詐欺まがいの商法をやめなさいということなんです。だれに聞いてもらったってわかるじゃないの。こんな加入者をだますようなことをやって、それでそういう理屈をこねて、何があなた、加入者本位ですか。国民のための簡保ですか。豊田商法みたいなの...全文を見る
○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律及び簡易保険郵便年金福祉事業団法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律は、その目的として、「確実で有利な方法により、且つ...全文を見る
05月26日第108回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○山中郁子君 私は初めに、去る二十一日の当委員会におきましてテレマーケティング問題、NTTが推進しておりますこの問題についてお伺いをした折に、時間が足りなくて残してある問題がありますので、その点を先にお尋ねをしたいと思います。  先日の委員会でも申し上げたんですけれども、NTT...全文を見る
○山中郁子君 考え方の違いはいろいろありますけれども、これに時間を余りとれませんので、もう一点だけNTTにお尋ねします。  先日も私提起しましたけれども、新しい電番台の導入で、いろいろと作業が合理化されて人が動かせるんだという御見解なんだけれども、今、労働強化の状況は大変な状態...全文を見る
○山中郁子君 前の委員会でも申し上げましたけれども、現実にもう既に今仕事が始まって、いろいろな労働者の健康が損なわれる状態が出ているわけですから、大きな社会的責任を持つNTTが、過去の頸肩腕症候群という労働者の健康の問題で大きなやはり問題を残したという過ちを再び繰り返さないために...全文を見る
○山中郁子君 この点に関してのNTTに対する質問は終わりました。  次に、電気通信事業法の一部改正に関連して、二、三お尋ねをいたします。  午前中から議論がありましたけれども、CCITTの勧告によれば、D1勧告、専用線の使用目的は顧客の本来業務に限ると定められています。それで...全文を見る
○山中郁子君 無理というか、いかがわしいというか、そういう内容だと私は思うんですけれども、その回線を用いて電気通信サービスを提供すること、つまり再販売することもCCITTの勧告に反することになると思います。このCCITTの禁止の目的が公平、低廉な料金とサービスを図る、つまり公衆網...全文を見る
○山中郁子君 専用線の利用に関する国際的な規制をすり抜けるというか、クリアするというと少しきれいな言い方になり過ぎると私は思うんですけれども、そのために郵政省自身もかなり特異な解釈をするということはお認めになっていらっしゃると私は思うんですよね、今までいろいろお話を伺った過程でも...全文を見る
○山中郁子君 先ほどもどなたか指摘をされておられたと思うんですけれども、来年CCITTの総会が開かれる。それからまた、世界通信主管庁会議、WATTCですね、こうしたところで国際VANの取り扱いが議論されることになっています。それを待たないでこの法案を成立させるとすれば、かなり強引...全文を見る
○山中郁子君 お忘れになるような事柄ではないと思います。  NTTにお伺いしますが、そのような働きかけを、つまり、市内料金の引き上げなどの料金改定の必要を政府や自民党などの政党に対して行ったのでありましょうか。
○山中郁子君 じゃ重ねてNTTにお伺いいたしますけれども、これも新聞報道の論調なんですけれども、料金引き上げを疑問あるいは否定的な郵政の態度に業を煮やして、郵政の頭越しに後藤田官房長官に会って、これは十二月十一日だと報道されておりますが、市内料金の引き上げ等の要望を行ったというわ...全文を見る
○山中郁子君 もう一度はっきり言ってください。要するに、これらの報道は、後藤田官房長官に料金改定を訴えた。そして官房長官は、それについては、「「報告は聞いたが了承したわけではない」と答えた。」と、このようなことがそれぞれ報道されておりますけれども、料金改定の必要性を訴えたのではな...全文を見る
○山中郁子君 もう一度お尋ねします。  料金問題についての基本的な考え方を述べたとおっしゃる中には、料金改定の必要という問題が入るわけですか、あなた方の基本的な考え方の中には。市内料金のね。
○山中郁子君 この点で最後に郵政大臣にお尋ねいたします。  郵政大臣は、これらの問題について、例えば市内料金の引き上げは軽々に口にすべきではない。あるいは売上税に関連して、仮に課税されたとしても料金抑制の姿勢は変わらない。さらには、単純に電話料金の値上げを認めるつもりはないなど...全文を見る
○山中郁子君 最後にNHKの報道姿勢の問題について、放送法改正の審議の機会にお尋ねをいたします。  三月二十六日の逓信委員会で、私は、NHKの報道姿勢について、政府・自民党と癒着して果たして公正な報道ができるのかという点についてただしました。しかし、その後のNHK報道を見ても、...全文を見る
○山中郁子君 だから、そういう態度がまずいんじゃないですかということを私は先日もかなり時間をかけて申し上げたはずです。出席予定者が何らかの故障で不可能なら、それにかわる人は各党、どの党だっているんですよね。いるはずですよ。出席不能などということはあり得ないんです。  何に照らし...全文を見る
○山中郁子君 そうしたら、こういうことが今後行われないように、国民の知る権利が、タイムリーなそういう計画がNHKにおいて実行し得るんだという保証をどこに求めることができるんですか。何回だって繰り返されてしまうじゃありませんか。そういうことができないようにするというのは、国民がその...全文を見る
○山中郁子君 もしあなたがおっしゃるように、そういうことがあるなら、それはそれで明らかになすったらいいじゃありませんか。何か先ほどの及川委員の質問に対しては、だけれどもそれを言い出すといろいろまた問題が大きく広がっていくから何も言わないでいるんだと、こういう趣旨のことをおっしゃっ...全文を見る
○山中郁子君 私は、ただいま議題になりました電気通信事業法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、本法案が国際電信電話諮問委員会、すなわち、CCITTの専用線に関するD1勧告で禁止されている専用線の再販売を行えるものとしている点にあります。...全文を見る
09月17日第109回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○山中郁子君 私も初めに、九月四日からサービス開始をされましたNCC、新規参入通信業者の問題に関連して、二、三質問をいたします。  初めに、このサービス開始に伴いまして、各NCCの社長による共同記者会見が行われましたが、その席上、六十二年度売り上げについて、以下のように見込みを...全文を見る
○山中郁子君 私がここで問題にしたいのは、現実にこういう見通しを立てることによって、NTTがどういうことをしてきたかという問題なんです。  大胆な推定をしたというふうにおっしゃいました。だから、何のために、何を考えてそういう——大胆もいいところだと思うんですけれども、そういうこ...全文を見る
○山中郁子君 私は、そういうことを利用してNTTとしてはするべきではない、職場における俗に言う労働者にハッパをかけるなどということは、してはならないということを申し上げております。  それで、故意にハッパをかけたのではないとNTTも言い、郵政大臣もそのようにかばい立てなさるなら...全文を見る
○山中郁子君 この問題の本質的な動機というか、つまりNCCの参入は、それはよく言うところのクリームスキミングですよね。それを本質的 な動機の一つとして参入してきているわけですから、全体としてそういうものも展望しながらこれらの計画が進められてきているというふうに言って間違いないと...全文を見る
○山中郁子君 期待どおりにいかない可能性はいろいろな点で非常に強くあると私は思っていますけれども、そうすると、やはり東京——関西、いわゆる東海道地域、ここの部分と他の地域との地域格差が固定化するという事態が引き起こされることはお認めになりますか、そういうふうに判断されますか。私は...全文を見る
○山中郁子君 大臣にちょっとお尋ねしたいんですけれども、今私が申し上げたことはおわかりいただけると思うのだけれども、NCCが不採算地域にそう勇躍してどんどん拡大していくとは思えないわけで、そうすると、いわゆるクリームスキミングの現象ですよね、そういうことが固定化していくと料金の地...全文を見る
○山中郁子君 長野県一ついっているよ、TWJが。
○山中郁子君 お伺いしたところの問題の焦点と範囲がかなり広がったりずれたりしているので、ちょっとかみ合わなくて残念に思っておりますけれども、時間がないので次に進みます。  新聞その他テレビでも報道されておりますけれども、NCCの参加に関連して、便乗して電話機の詐欺商法が横行して...全文を見る
○山中郁子君 NTTにもう一点お尋ねをしたいことは、最近データ通信本部の分離、これが問題になってきているように私ども受けとめておりますけれども、余り細かく立ち入るきょうは時間はありませんから、大まかなところで、私が疑念を抱いているのは、例えば端末機の多機能化みたいなのがどんどんま...全文を見る
○山中郁子君 検討中ということでもありますし、私も先ほど例えばということで申し上げました以外に意見を持っております。問題点も多々あると思っておりますので、また機会を得て詰めてみたいと思っておりますので、必要な報告をお願いしたい。  最後に郵政大臣にお尋ねをいたしますというか、お...全文を見る
○山中郁子君 終わります。
○山中郁子君 NTTが行っております同和研修をめぐる問題につきまして伺います。大変限られた時間ですので、誠意のある答弁をいただきたい。  NTTの関西総支社傘下の各局所で同和研修なるものが現在も進められております。改めて言うまでもありませんけれども、私ども日本共産党は、部落差別...全文を見る
○山中郁子君 暴力的糾弾を是認するのか、人権侵害を是認するのかどうかはっきりしてくれとお尋ねしているんです。一言でいいんですから、ちゃんと答えてください。
○山中郁子君 暴力や人権侵害は認めてないんですね、認めないんですね。ちゃんと答えてください、そらさないで。
○山中郁子君 私は、参考人に御出席いただいたことは労を歩といたしますけれども、委員長からも御注意をいただきたい。私は、暴力的糾弾や人権侵害は、NTTとしては認めてない立場なのかどうかということをお尋ねしております。そうだというのか、あるいはそうでないというのか、ちゃんと答えてくだ...全文を見る
○山中郁子君 暴力行為、人権侵害と、二つのことを言っております。
○山中郁子君 どうしてこれだけのことにこれだけの時間がかかるのか、そこに今私が取り上げている問題の本質があります。  ところで、同和研修の実施についてのNTTの指示文書では、同和対策審議会答申並びに地域改善対策特別措置法の精神にのっとりという、そういう旨を第一に述べておられる。...全文を見る
○山中郁子君 そこで、現実に暴力的糾弾や不公正、利権あさりの乱脈同和行政がさまざま行われてきている、こういうことに関して事実もたくさんあります。証拠もたくさん挙げることができます。こういう事実を見知っているNTTの職員が、あなた方が行うこういう、地方自治体の指導を受けて行おうとす...全文を見る
○山中郁子君 大変限られた時間でありますから、私はたくさんの事実と、現実に動かしがたい証拠その他を今ここであなたとお話しする時間がありません。しかし、一つだけはっきりさせておきたいのは、何らかのトラブルがあったということはあなた方今お認めになった。そして、そのトラブルというのは、...全文を見る
○山中郁子君 一つは、そういう事態はなかったとおっしゃるけれども、あったと私は認識をしておりますので、この点については、さらに具体的な今の事例に即して調査をしていただいて御報告をいただきたい、それが一つであります。それはよろしいですか。いいか悪いかだけでいいです。
○山中郁子君 そしてもう一つ、私は、あなた方が言うような研修の内容はたくさん問題点がある、抜本的な検討が必要だという立場に立ちつつも、今のあなたの言葉の上で、当面の問題として、説得という形で強制にわたるというようなことは あり得ない、その点については確認をしておきたい。本人の意...全文を見る
○山中郁子君 この説得が、あほだとかぼけだとか、そういうことを言って、それでさらしものにして人権侵害の事態が起きた上の話で、それで本人が受けなかったんだから強制してないなんて、それは私は言い方に事欠いて不誠意きわまることだと思います。つまり、じゃ強制しないんだったら、何でこういう...全文を見る
○山中郁子君 時間ですので、やむを得ませんが、終わります。