山中郁子

やまなかいくこ



当選回数回

山中郁子の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第112回国会 参議院 逓信委員会 第2号
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○山中郁子君 きょう初めて新中山郵政大臣にお尋ねする機会を得ましたので、簡潔にお答えいただければ結構でございますが、私ども共産党は、既に労働時間短縮による週休二日制の実現をかねてから主張してきたところでありまして、御承知いただいていると思います。同時に国民のニーズにこたえることの...全文を見る
○山中郁子君 具体的な問題になるとなかなか理屈どおりにいかない点も多うございましょうし、また、しかるべく議論させていただく機会もあると思います。  次に、NTTの皆さんにはお忙しいところお出かけをいただきました。幾つかの点についてお伺いをいたします。  初めに、SDIの研究参...全文を見る
○山中郁子君 それは知っているの、私も。よくわかっていますから。
○山中郁子君 ちょっとわからなかったんですけれども、NELが参加、例えば昨年の国防総省の説明会に参加していませんですよね。そういうことも事実であるし、今後も参加する意思はないと、こういうふうにとってよろしゅうございますね。
○山中郁子君 次の問題は盗聴問題であります。  これも既に何回か委員会で取り上げ、さまざまな角度から審議をしてきたところであります。きょうは一点だけ御説明をいただきたいわけですけれども、この問題はまたさらに新たな進展を見せているという点で大変重要だと思いますので、若干それらの状...全文を見る
○山中郁子君 私がお伺いして高橋さんが答えてくださったのは、昨年の五月二十一日の逓信委員会なんですね。大体それと同じ御答弁なんで、もうちょっと見通しを伺いたいですね。そういう展望が開けてはいる、可能性はあると、ただ時間がかかるとか、もうちょっと手ごたえのある御答弁がいただけないも...全文を見る
○山中郁子君 そうしますと、技術的には大いに可能性があると、そういう具体的な展望というんですか、そういうものは開けたと。それをより正確に一〇〇%、まだ今何%の確率で可能性があるのかということまではわかりませんけれども、おっしゃってないからわからないけれども、それを一〇〇%までにす...全文を見る
○山中郁子君 私どもも大変歯がゆいんですけれども、そういうやり方しかないのかと逆に思うわけで、これ以上ちょっとこれで時間とれませんので、もう一つだけ伺わせていただくのは、あなたは大変まだちょっと確度が低いとおっしゃるけれども、どのくらい、今の確度は。五〇%ぐらいのところまで来てい...全文を見る
○山中郁子君 もちろんまじめにやってないというふうに申し上げるつもりはありませんけれども、事の重要性に照らして、それからまた、それの問題に関するNTTの社会的責任に照らして、一層努力をし進めていただきたいということを重ねて強く申し上げておきたいと思います。  次の問題は、これも...全文を見る
○山中郁子君 同じ問題で関連してもう一つお伺いをしたいのは、特に東京中電の場合なんですけれども、東京中央電報局の一一五というのは東京市外電話局の一〇四番の交換台に入ってくるんですよね。それで、それが振り分けられて東京中電に入ると、こういうシステムになっているので、そのために今おっ...全文を見る
○山中郁子君 改善したんですね。したということ。
○山中郁子君 じゃまたもう一度具体的に私の方も調査をしたいと思います。  それで、この電報問題で、最後にやはりちょっと大臣に御見解も伺い、ぜひお約束いただきたいと思うんですけれども、今のNTTの方たちが、私ごく関連の問題で幾つかお尋ねして要望しただけですけれども、改善のために努...全文を見る
○山中郁子君 何か安楽死じゃなくて自然死だということではないんでしょう。言葉をそういうふうにおっしゃっただけでしょう。要するに、電報に関する国民のニーズにこたえるように努力をすると、そういうことで受けとめてよろしゅうございますのね。
○山中郁子君 不規則発言が多いからわからなくなるのよ。  次に、私は今NTTの現役、OBの管理職でつくっている全国電気通信協議会なるものについてお伺いをしたい。これは略称電通協というふうに言っているようであります。この電通協なるものの「会報」というのがあります。これは一九八八年...全文を見る
○山中郁子君 年額二千万円というのは、千五百円の会費というのとは全く別にNTTの経理から出しているということでありますかということが一つと、創立時に幾ばくかの寄附をされていますかという質問にお答えいただきたい。
○山中郁子君 私が今ここで問題にしようと思いますのは、短い時間でありますのでわかりやすく申し上げますが、これが、この電通協がいわゆる特定政党、特定候補者への支援、支持をその中身としているということで大変重要な内容を持っているということなんです。  それで、年会費千五百円だそうで...全文を見る
○山中郁子君 あなた、副社長自身はメンバーにお入りになっていらっしゃらないんですか。
○山中郁子君 そうなんですよね。だからここでおっしゃっているように四万五千人、現役役職員全部入っている。それで私は一万円、二万円から五千円で平均すると、仮に一万円とすれば四万五千人、現役だけだって四億五千万じゃないかと今申し上げましたけれども、あなた関知しないというふうにおっしゃ...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、なおさらのことそれ は広がっているというふうに思いますけれども、いずれにしても役職員で四万五千名の人々が構成するその電通協なる団体が莫大なお金を集めて、そしてこの人が、この会長が実際に言っているわけですからね。そしてさらにこの中で、臨時カンパの徴収をす...全文を見る
○山中郁子君 私は、ですからそれをお調べいただきたい。集めているのが総務部長だからわかるはずなのよね、ちゃんと写しも来るんだから。だから私は事前にそのことを申し上げて、きょうもこの委員会に広野さんにおいでいただきたいということを要求しておりました。隠そうとしているという以外に理解...全文を見る
○山中郁子君 あなた、語るに落ちるんでね、あなたも二面性も三面性もきっとそれじゃお持ちになるわけでしょう。電通協の会員としての面もお持ちになっているわけでしょう。一会員として、あれは幾ら集まったのかとお聞きになることだってできるじゃありませんか。私は、だから本当に語るに落ちるとい...全文を見る
○山中郁子君 先ほど私が紹介をいたしましたこの文書には、「当事業においては、」となっているんです。「当事業においては、」というのは、電通協の事業じゃないんですよ。「全国津々浦々にあまねく安定的なサービスを提供する責任があります。」、NTTのことじゃないですか。NTTの事業のことじ...全文を見る
○山中郁子君 委員長、今の答弁に関して一つだけ。これで終わります。  だから、直系候補者というのは、その理解はあなたの御答弁から私も推察できますけれども、NTTの人を、間接的にだれかほかの方を、いわゆる関係の深い議員を応援するのじゃなくて、NTTの人を直接的に直系の候補者として...全文を見る
03月28日第112回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○山中郁子君 初めに、郵トピア構想について伺います。  郵政省からいただいた資料によりますと、郵トピア構想について、以下のように述べている部分があります。    〔委員長退席、理事大森昭君着席〕  「モデル都市は、別記の二十都市を指定し、当該モデル都市の地方自治体と関係郵便...全文を見る
○山中郁子君 実際問題としては、緒についたばかりだというふうに理解をいたします。  それで、私はこの「郵トピア構想について」という郵政省の文書の中でも、例えばこういうふうに述べておられるんですが、「当該モデル都市に地域社会の発展に資するサービスや新しい郵便サービスを集中的かつ先...全文を見る
○山中郁子君 それで、どのくらいの時間的な見通しというかしら、試行的に試みてと言ったって、三年も四年も五年もずるずるやってたら、それはやっぱりサービスの格差の固定化になりますしね、その辺はどのぐらいのスパンで考えていらっしゃるんでしょうか。
○山中郁子君 やはり一つの矛盾というか、例えば沼津でそういうサービスをやって、皆さんに喜ばれている。そうすると、この郵トピア構想自体が各自治体と協力をして、いろいろ情報交換もして、全国的にそのサービスの情報交換もしていって、やっていくということがあるわけでしょう。そうすると、沼津...全文を見る
○山中郁子君 今までの分でも十分な手当てがされているというふうなことは、そのとおりですとは私は受けとめにくい、受けとめられない事態はたくさんあります、先ほど指摘したものも含めて。しかし、いずれにいたしましても、今私が申し上げたのは二つ。この郵トピア計画で、ほかにもいろいろあると思...全文を見る
○山中郁子君 誤解をされているようなので訂正しておかないと困りますけれども、私は時間外に指定しろなんて言っているんじゃないんですよ。配達時間の指定をしていただければ大変ありがたい。一日じゅう家にいて持っていなきゃならないんじゃなくて、何時というふうにね。だから、別に時間外に長時間...全文を見る
○山中郁子君 そのことに私は時間を使いたくはないのですが、あなたが余りにも矛盾したことをおっしゃるので、もう一度伺います。  山形新聞、つまり山形放送の中のテレビとラジオ、山形テレビ、この三つを全部山新グループ、山形新聞が持っているのよ。これはマスコミの集中独占じゃないですか。...全文を見る
○山中郁子君 あなたは何のためにそういうことを決めているのか、根本基準として、何のために電波法に基づいて、どういう理念でもってできているのかということを全くネグって、そういう言い逃ればっかりしたってしようがないの。私が言ったように、独占集中が何をもたらすか、だからいけないと言って...全文を見る
○山中郁子君 私はこの前のときに指摘をいたしましたけれども、当時は中央マスコミ、朝日、毎日などの県版でも報道していますが、百五十九の申請者のうち五十七名がいわゆる山新グループのダミーだということなんですね。そしてそれは送信所や演奏所が山新——山形新聞、山形放送、山形交通、そういう...全文を見る
○山中郁子君 森島局長がお約束なすったのは、申請者から個々に事情聴取を行うと、行っているとおっしゃったのね。それはまだ一本化の前ですよ。だから私はそれを今伺っているんだけれども、それはお調べになってないようですね。結局それじゃダミーであるかないかということがおわかりにならないと思...全文を見る
○山中郁子君 あのね、ちょっとそのような御答弁はどうかと思うんですよ。山形第3テレビ局一本化推進協議会というのがずっと行われていて、それで議事録もちゃんとつくられていて、それで、ここには郵政省がちゃんと出ているのよ。毎回そうしてやっているんですよ。それをあなたは何にも御存じないみ...全文を見る
○山中郁子君 二つちょっと確認したいんですけど、私さっき質問した清野さんという人が申請者の一人であって、その方の申請による演奏所は山形市旅籠町三の五百三十の二でありますね。それは山形放送の所有地ですね。そこを確認してください。間違いないでしょう、それ。
○山中郁子君 それは、私は事前にこのことについても申し上げておきましたので、お調べいただいてないということは大変怠慢じゃないかと思いますけれども、それは調べてすぐ御報告ください。これは間違いないことですよ、事実として。それで間違いないですよ。——ああ、わかった、わかったなら答弁し...全文を見る
○山中郁子君 山形放送。
○山中郁子君 これは調べればすぐわかることですので、お調べください。調べる機会が、申し上げてあるにもかかわらず調べてないということは、変にあなた方が山新に肩入れしているというふうに受け取られたってしようがないですよ。  それから、だから山新グループのダミーとして、清野源太郎氏が...全文を見る
○山中郁子君 唐沢大臣も当時、一昨年の私の質問の際に、森島局長もそうでしたけれども、既設事業者に集中させるようなことはしないと、そういうことはまずいんだと、こういうことをはっきりおっしゃっていて、それで個々にだから調査をしますとおっしゃっているんです。だから、郵政省がそのことにつ...全文を見る
○山中郁子君 私が決めつけているんじゃないんですよ。最初からよく聞いておいていただけばわかるんですけれども、現地の中央マスコミの県版でも、五十七が山新のダミーであるということで報道をばっとしましたでしょう。一昨年、そのことを私は含めて取り上げて申し上げているの。そして、それらにつ...全文を見る
○山中郁子君 放送局開設の根本基準、何回も繰り返し私も申し上げ、あなたもおっしゃっているけれども、それに照らして少なくとも郵政省としてはさまざまな問題点は把握されているはずですから、ですから国会でもこのように取り上げられている問題なんですから、だからよくよくそうした弊害を一層強め...全文を見る
○山中郁子君 田中哲さん。
○山中郁子君 じゃ、私の方からお伝えしますけれども、これも事前にたしか申し上げているはずですよ。  この方は山形新聞に入られてから山形放送、山形テレビということで常務などを経てこられた方なんです。それで、今は山形交響楽協会というものの会長をしていらっしゃる。この山形交響楽協会と...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、今おっしゃったのは、郵政省はその一本化調整、県に依頼してやってもらっている一本化調整会議の中にも出ていて、それで既設マスコミに集中していくようなことは、集中排除の根本基準から反するのでそういうことはしないようにちゃんと物も言うし、努力もしているというふう...全文を見る
○山中郁子君 ちょっと確認しますけれども、そうすると、先ほどからあなた方もお認めになっているけれども、テレビの調整会議はあなた方お出になっている、郵政省がね。で、FMの方は、県に依頼して一本化会議をやっているFMの方は、郵政省は直接そこに参加していないんですか。なぜですか、もしそ...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、あなたがさっきそういう態度で、郵政省はそういう態度で主張してきているんだとおっしゃったのは、どこで主張なさったんですか。何か一番最初の御答弁では、その調整会議に出ているというふうに私は理解していますけれども、出ていなくてどこでそういう主張をなすっているのですか...全文を見る
○山中郁子君 随分何か無責任な話で、そういうふうに一回だけ最初出て、そして郵政省の態度を、集中排除の原則をあれしなきゃいけないということをおっしゃって、それでそのままほっておいて、それでもう終局の状況に来ているんだなんて人ごとみたいにおっしゃっていていいんですかと私は思いますけれ...全文を見る
○山中郁子君 そういうことをあなたが強く郵政省として押していけばいくほど、自分も、山新グループが入っている、しかもその人を社長にするような方向で一本化が進んでいるようなものに一本化は合流できないし納得できないとされている人たちを、またもっと圧力をかけて一本化に合流してください、お...全文を見る
03月31日第112回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○山中郁子君 六十三年度のNHKの予算審議でありますが、私はまず第一に、NHKが六十三年度からスタートさせるとしております新営業構想というものについて、幾つかお伺いをしたいと思います。  NHKからいただいた資料によりますと、「新営業構想では、契約収納活動の推進に必要な視聴者情...全文を見る
○山中郁子君 その点については、私も委託集金人の方たちの仕事が過重になるという方向で管理が強化されるということだけではまさに問題を残し、あるいはまた拡大するだけであって、やはり基本的には現場で働く人たちのモラルと自覚、それが上から押しつけられる、ないしは強化される、そういうものに...全文を見る
○山中郁子君 慎重にイメージを落とさない、かえって一生懸命やっているつもりがマイナスになるようなことのないように対応なさるという御回答だと受けとめました。社会的には先ほど申し上げましたように、そういうことは非常識だということで、サラ金なんかでも、もう法律でも禁止されているんだとい...全文を見る
○山中郁子君 つまり、ないんですよね。私は、やはりそのこと自体が、現在まだ放送衛星に関して言うならば、開発途上の時期だという認識をすべきだと思うんです。それで、あなた方はいろいろ大丈夫だ大丈夫だとおっしゃるし、これからはどんどんできていくんだとおっしゃるけれども、じゃ、その保証は...全文を見る
○山中郁子君 いや、私は極端に否定する立場に立っているわけじゃないんですよ。だけれども、そういうことは十分あり得るでしょうと言うの。現に西ドイツは失敗したわけだから。そして日本だって、aが失敗しているわけでしょう。それでそのほかさまざまな失敗というか、故障を起こして、次々と故障を...全文を見る
○山中郁子君 私はもう少しやはり節度があるべきだと思うんですね。視聴者がやはり冷静に選択できる、そういう節度を持った番組の内容の案内でも何でも——今はとにかく夢をかき立てて、買いたいなと思う人は、もうとにかく買いたくてしようがなくなる。カルガリー・オリンピックの問題もそうですけれ...全文を見る
○山中郁子君 どうして考えていないの。私はね、そこのところを会長に伺いたいの。会長は衆議院の予算委員会で、佐藤祐弘議員の質問に対して、その理由を、各党の代表者と話し合って決めたことなので変えられないと、こう答弁されたんです。これは一体どういう意味ですか。 事前にNHKの方たちに質...全文を見る
○山中郁子君 私は、川原会長がおっしゃったのか、どなたがおっしゃったのか、わからないけれども、今読みましたように、私どもはということであなた表現されているから、NHKとしてこういうことをなすったということでしょう、それを指摘申し上げました。少なくともNHKとして、各委員会の委員長...全文を見る
○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件、いわゆるNHK六十三年度予算案に対して、反対の立場から討論いたします。  よく知られているようにNHKは、国会での政府演説と衆参両院における各党代表質問並びに予算委員会総括質問の各...全文を見る
04月12日第112回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○山中郁子君 私どもは今回の法改正そのものについては、利用者のサービスの向上につながるものでありまして賛成できるとしておりますけれども、問題が一つありますので、ぜひこの機会に郵政省において解決、改善のために努力をしていただきたいということで提起をいたします。  この居宅払い自体...全文を見る
○山中郁子君 労働組合の調査でも二千通から三千通という、そういうかなり大きな数字の通数が滞留していると。一日の配達総数に匹敵するということですけれども、それでそうしたものを、つまり不在でもって、取りにいらっしゃいという通知によって来る人が、一日二百人から三百人の人が局に取りに来る...全文を見る
○山中郁子君 郵務局長がこういう業務に対して、どういうふうに実際に人数が計算されるのかということを承知していないとおっしゃるのは、大変怠慢というか誠意がないというか、そういう御答弁だとしか受け取れませんが、私は事前にそのことを要求しておきました。  いずれにしても、込みでもって...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、このいわゆる局長のお話によると、持ち戻り郵便物というふうに言っておられるようですけれども、これの作業につい てどのくらいの人が必要だという計算をなさる御意思もないし、していらっしゃらないようですけれども、そういうことなんですか。つまり、全体としてこうだ...全文を見る
○山中郁子君 それでしたら、持ち戻りの多い郵便局は当然のことながら割食うわけですね。そういうことがあるということですね。
○山中郁子君 いや、理論的じゃないです。実際の話よ。
○山中郁子君 今定員論争をしている時間がないのが残念でありますけれども、いずれにしても持ち戻りの郵便物数がほかの平均値から割り出しても特別に多いという状況の郵便局では、定員自体が問題があるという前提に立ちつつも、よそよりも大変仕事が多くなってくるということは、今のお言葉でもはっき...全文を見る
○山中郁子君 それで、それをちょっと見ていただきたいのですけれども、実際問題として、この処理自体はおっしゃったように、いろいろ複雑な手続とかそういうものがあるから、かなりベテランの業務に精通した職員でないとやっぱり当たれないんですよ。そういうことで、アルバイトの人たちを雇っても簡...全文を見る
○山中郁子君 いろんな手だてを講じなきゃいけないと言うけれども、具体的にどういうことを考えていらっしゃいますの。はっきりしているんですよ、問題は。物数はふえる。対象とする住民の数はふえる。世帯数はふえるでしょう。そして要員は減るでしょう。人数が足りないということに尽きるんですよ。...全文を見る
○山中郁子君 さっき六十局を対象にしてあなたの方で数字を下さいました。これが九千九百二十通ですね。それが練馬局一局で二千通から三千通あるということはあなたもお認めになっているんだから、一般論じゃなくて手当てをする、つまり人をふやす、専任者を置くというお考えはないんですか。どうして...全文を見る
○山中郁子君 それは違うんです。実際問題として、あなた方の郵便局の資料によっても、二千ないし三千という局が明確になっているんです、数字が。余り時間を使うわけにいかないんですけれども、今私が申し上げているのは、そういう状態に今なっているその扱い、持ち戻りの郵便物の扱いに人を専任者と...全文を見る
○山中郁子君 それで、実際にもう配達区域が拡大されているから、たくさんのものをあれしなきゃいけないでしょう。だから、ピンポーンと鳴らして、それで例えばどこかにいらして、ああ、だれか来たなと思って出てみたら、もう不在通知が入っていてなんということだって実際に経験する方がたくさんいら...全文を見る
○山中郁子君 局長ね、ちょっと何かその辺からちょこちょことどなたか出てきて耳打ちされると妙なことをおっしゃるんだけれども、じゃ、どこですか。練馬郵便局と同じように、あるいはそれ以上に持ち戻り物数が多い郵便局で、そういう混乱が起きていない郵便局というのはどこですか。ちゃんと物数も示...全文を見る
○山中郁子君 そういうことを言ってはいけないの。どこですかと私は聞いているんですよ。だから、実際の物数も提起して、練馬との比較で数字をおっしゃってくださいよ、そういうふうに言うんだったら。
○山中郁子君 うまくいっているのであればと今おっしゃったけれども、さっきはうまくいっているところもあるとおっしゃったのよ。だったら示してくださいと言うの。そういうひきょうな言い方をするべきじゃないです。私は今写真もお示ししたでしょう。そして実際に労働者の声も、局長だっていつも窓口...全文を見る
○山中郁子君 建設計画をもうちょっとわかる範囲で伺わせてください。
○山中郁子君 そういう計画があるということは、必要があるからそういう計画があるんでしょう。だから、私は何回もさっきから言っているように、そういうことを事実に照らして、現実の姿なんだから、あなた方だってそのためにそういうふうに計画をして、土地も取得しよう、そして郵便局もつくろう、そ...全文を見る
○山中郁子君 終わります。
04月19日第112回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○山中郁子君 ハイビジョンの実用化に伴うテレビ放送の将来像という点について初めに伺いたいと思います。  既に幾つかの議論がありましたけれども、一つは、ハイビジョン放送に全部衛星放送が移行するということを想定しておられるのかどうか。これはハイビジョンの推進に関する懇談会報告、「ハ...全文を見る
○山中郁子君 私、最初にハイビジョンのテレビ放送の将来像について申し上げましたけれども、そうなんです、今やはりそれが模索されている状況でしょう。だから、将来像がどうなるのかということを私は今からやっぱりいろいろと議論もするし、また考えてもいかなきゃいけないことだと思うのね。そのた...全文を見る
○山中郁子君 今、林さんのお話にあった、非常 に長い将来ということではなくてとおっしゃった展望の目安ですね、どのぐらいというふうにお考えですか。ちょっと参考のために聞かせてください。
○山中郁子君 そうですね。いずれにしても、ハイビジョン放送が二十一世紀のという修飾がついて喧伝されているわけですけれども、あと十二年とか十三年とかという、そういう時期ですね。先ほど郵政大臣が何かハイビジョン貯金のことなどもおっしゃっておられましたけれども、この将来展望やその他郵政...全文を見る
○山中郁子君 当面というふうにさっき林さんがおっしゃったのは、やっぱり十二、三年とか十数年とおっしゃいましたね。やっぱり要するに、二十一世紀を目指してという、ハイビジョン構想というのはね。その先の話は、ハイビジョンに一本化していく、衛星放送に一本化していくという、そういうふうにお...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、試験放送の段階でJSBがハイビジョン放送に乗り出すということは、有料あるいは広告放送、同時にそういう問題が出てくるということなので、そういうふうに考えざるを得ないということですか。つまり、民放が試験放送の段階でハイビジョンに乗り出すという可能性は、どうし...全文を見る
○山中郁子君 私は、試験放送の段階でのさまざまな有料放送だとか、あるいはNHKの受信料の問題もそうですけれども、そういう点については慎重であるべきだと思っておりますので、その点を申し上げておきます。  それから二番目に、この法案に関してですが、通信・放送衛星機構の将来展望なんで...全文を見る
○山中郁子君 機構の設立当時、衛星の公正中立な利用、また営業本位にならないために、特殊法人の機構として成立させるということになったわけで、その辺の議論も大いにあったわけですよね。それで、この原則は今も大変大事な意味を持つものと私は考えております。それで通信衛星の公共性はこれから一...全文を見る
○山中郁子君 次の問題なんですけれども、本法案の成立によって可能になる移動体通信の問題であります。  移動体通信の衛星利用の需要は、どういうふうに予測をされておられますでしょうか、船とか航空機とか車とかいろいろあるわけですけれども。
○山中郁子君 一言でいいんですけれども、あなたが例えば今具体的に船の数字を挙げてくださいましたね。その中には自衛隊は入っていますか。
○山中郁子君 自衛隊は、潜在需要がないという判断をされているということですね。
○山中郁子君 では後ほど細かい数字はお示しいただきたいと思います。  防衛庁に来ていただいていると思うのですが、お尋ねをいたしますが、現用の通信衛星CS2におきましては、自衛隊は硫黄島との通信回線を専用線十四、それから加入電話四、その他公衆電話三をNTTから借用しています。この...全文を見る
○山中郁子君 同じ量のということで理解してよろしゅうございますか。
○山中郁子君 それは既に問題になっております国会決議との関係、あるいは機構法の成立の際の附帯決議、その他重大なかかわりのある問題でありますけれども、さらに来年打ち上げが計画されている宇宙通信株式会社の通信衛星の一本の中継器をNCC、つまり防衛庁ですね、自衛隊の専ら通信を行うという...全文を見る
○山中郁子君 時間が余り残されておりませんので、私の方から調べて伺ったことについて申し上げますが、申請の内容というのは、使用目的としては艦船から艦船、あるいは地上から艦船、そういうことであります。  それで防衛庁に伺うんですが、このNCCの利用で言う地上あるいは艦船、それは地上...全文を見る
○山中郁子君 大臣にもぜひお聞き取りいただきたいのですけれども、今のように艦船と艦船、艦船と地上の通信、これはまさにもう軍事利用そのものなんですよね。これが平和利用ということはない。ましてや非軍事利用ということではないことは明らかであります。今回の法改正によりまして、機構がつまり...全文を見る
04月21日第112回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○山中郁子君 放送法及び電波法の一部改正案でありますが、私どもはごく大まかに言いまして、一つとしては、政府・郵政省が言論機関である放送局の免許を行うという、けさほど来からの議論もありましたが、政治権力の放送への介入を招きやすい現行のやり方を肯定化するものであるということ、と同時に...全文を見る
○山中郁子君 でも要するに、衛星放送の場合に有料放送をつくるということでしょう。だから、どうして衛星放送がそういうふうに必要なのか、ちょっと先走ってお答えになっていらしたので、あわせて私はお伺いしますけれども、今もおっしゃったように、先ほども議論がありましたように、要するに衛星放...全文を見る
○山中郁子君 何かそういう意見が多いということもあるやに聞いておられるというお話ですけれども、何ですか、それは。何か調査かなんかがあるんですか。どういうもので、どうした意見がどういうふうに多いんですか。
○山中郁子君 余り明確な根拠としては伺えませんけれども、要するに地上放送はもちろんしないんでしょう。JSBの衛星放送について有料放送の制度を導入するんだから、スポンサーが衛星放送につくと、集中すると。したがって、地上放送の方のスポンサーが少なくなる危険があるということで、いわゆる...全文を見る
○山中郁子君 初期の段階より多少は技術の発展はありますから、多少の改善はできるということは一般的にも考えられますけれども、かなりやはり諸外国、アメリカなんかでもあるんですよね。これは事実で、よく御承知のところなんだと思うんですよね。  それで、それじゃ契約者以外が見る、視聴する...全文を見る
○山中郁子君 証拠をつかむってどうやって証拠を、何をもって証拠とするんですか。
○山中郁子君 だから、それはデコーダーがあるというのをだれがどうやって見つけるの。そこに基本的な問題があると私言っているんですよ。もし仮に同じようなデコーダーがあって、あの家はどうも受信契約してないのに、どうも視聴しているみたいだと、だれかが何かうわさ話するとか、隣の人がそういう...全文を見る
○山中郁子君 放送事業者はそれじゃ、ちょっと大臣、明確にしてほしいですけれども、この法律は、それじゃ放送事業者が人の家へ入って、自分の放送が契約されてないのに見られているか見られていないかということを見ると、現認することができるという内容をいささかでも含んでいるんですか。冗談じゃ...全文を見る
○山中郁子君 ほかに確かめようがないじゃない。どうやって確かめるの。
○山中郁子君 スクランブルのかけ方を変えるとか、そういうことはあり得ましょう。だけど、放送事業者が証拠をつかむということはどうやってできるんですかと言っているんです。できないじゃない。
○山中郁子君 つかめないのよね。そうでしょう。だって人の家へ入ることできないもの。幾らどんな、もし仮に、あの家は受信契約してないけれども見ているよとだれかが仮に言ったとしても、外から見えるものじゃありませんわね。だったら、そういうことはできないのよ。だから、私が言うのは、そういう...全文を見る
○山中郁子君 私、NHKの方に伺ったんですけれども、この質問をするに当たってですよ。そうしたら、だから林さんにもちょっと率直に伺いたいんだけれども、別にスタジオにしたって、そう今たくさんあいている遊休スタジオがあるわけじゃないんでしょうと思うし、NHKの方もそうおっしゃるのよ。今...全文を見る
○山中郁子君 将来、不動産業を始めるなんということでもないと思うんですけれども、実際大して違いがないということは林さんお認めになったとおりで、どうにもここにどういう積極的な役割を求めようとしているのかというのがわからないと同時に、強いて言うなら、本当に不動産業みたいなものを将来始...全文を見る
○山中郁子君 ノーハウだけで制作はできないんですよね。人が要るんですよね。だから、私はそのことを伺っているの。人をふやさない、減らすとおっしゃっていてね、まだ余分があるということですかと言うの、人様の仕事を請け負う。そういうことは労働組合とも合意できているんですかということを伺っ...全文を見る
○山中郁子君 今それじゃNHKの方は、そういういわゆるNHKのいわば国民的な財産であるノーハウを国民的な活動に還元していくという精神であると、別に法律にそういうこと何も書いてないですけどね、そういうふうに受けとめて、人間も含めてその番組を制作するというふうなものではないと、そうい...全文を見る
○山中郁子君 明らかに違いますね。問題は、要するに人、人を基本的に出して使うのではない、少なくともそれを下請、どこかにNHKのその技術なり機械なりを貸すなり委託をしてつくるんだと、そういうことだというのが林さんの主たる受けとめ方だとおっしゃる。だけれども、局長の方はそうではなくて...全文を見る
○山中郁子君 具体的に伺いますが、政府広報番組はつくるんですか、もし政府の方から、広報番組これでもってお金出すからつくってくれとNHKが要望されたとき。
○山中郁子君 政府の広報番組、委員長、答弁がちょっと一つ抜けていますので。
○山中郁子君 重大な問題だということを初めに申し上げましたけれども、一層鮮明だと思います。  今、自民党の政府が、竹下さん先頭に大型間接税絶対やると、こうおっしゃる。そうしたら、政府が大型間接税についてのキャンペーンの広報番組をつくって、それでNHKに出す、それはできるし当然だ...全文を見る
○山中郁子君 最後に、そこに私は、やはり言論報道機関に対する基本的な民主主義の理念に立った理解というか、スタンスを詰めていってないから、わざと詰めていないんだと思うんですけれども、私は公開しろと言う、公開するなと言う人もいると、そういうものじゃないんですよね。言論報道機関は、やは...全文を見る
○山中郁子君 要望していませんけれどもお答えがいただけたので、私も最後に一言……。
○山中郁子君 はい、一言。  郵政省がお答えになっておりますように、契約者以外の人が見た場合についての事業者の救済措置はこうであるとおっしゃっているんですから、それは当然想定されているんですということだけ指摘しておきます。私がそういうことを想定しているのじゃなくて、法律がそうい...全文を見る
04月26日第112回国会 参議院 逓信委員会 第9号
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○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、放送法及び電波法の一部改正案に対する反対討論を行います。  反対する第一の理由は、今回の法改正が政府・郵政省が言論機関である放送局の免許を行うという現行制度を法定化することによって、放送局への政府権限を強化、拡大するという点であります。...全文を見る
05月12日第112回国会 参議院 逓信委員会 第11号
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○山中郁子君 本日の午前中には衆議院でも集中的に議論をされたというように聞いておりますけれども、今、新大型間接税の問題をめぐってNHKの調査、そしてまたその報道のあり方などが問題になっております。  今国会の当委員会におきましては、私もこの問題については、一つはNHK予算をめぐ...全文を見る
○山中郁子君 今までにも折に触れて郵政省の見解として伺っているところでありますけれども、今もお話がありましたように、郵便は、国民の基本的通信手段として国が責任を持つべき事業である。国営独占事業であるからこそ料金が法律で定められている、そのように理解をしております。そして、料金改正...全文を見る
○山中郁子君 過去にも既に財政法三条の問題を含めた議論を繰り返し行ってまいりました。ただいま財政法三条をめぐる議論をしている時間がないのは大変残念でありますけれども、一言だけ申し上げるならば、それは法律の曲解だということです。じゃ、どうして最初からそうなっていないのか。それをなし...全文を見る
○山中郁子君 要するに、当面料金法定があるから非常に困るんだと、したがってこれを変えたいという、何にもないわけね、具体的な必然性、必要性が。もし仮にあったとしても、将来何か考えられるとしても、値上げがないというんなら値下げがあるのかどうか。少なくともそういうことがあるなら国会に出...全文を見る
○山中郁子君 ちょっとよくわからなかったんですけれども、私が伺ったところによりますと、基本的には四時四十五分に局を離れる、集配の働く方たちですね、普通、昼間ですね。ですから、四時四十五分に局を離れるというのは、つまり帰るわけだから、配達が終わって帰ってみえてからいろんな処理がある...全文を見る
○山中郁子君 一つ私は具体的に杉並南郵便局のことで申し上げたし、事前にもお話ししていましたので、それは確認していただきたいけれども、もう一つ、何かすごい全国の郵便局の勤務が千差万別みたいなことをおっしゃるけれども、そんなことないんでしょう。局によって全部違うんですか、杉並南だけが...全文を見る
○山中郁子君 ちょっとそういうのに余り余計な時間をとりたくないんだけれども、常識的に答えてくださいよね。大体そうだということでしょう、要するに。それで、だからそれまでに終わるというのが基本ですよね。だけれども、杉並南の場合も必ず連日超勤があるんですよね。一人の人が、特定の人が連日...全文を見る
○山中郁子君 違うの。私の言っているのは、さっきも申し上げましたけれども、一人の人が毎日超勤しているとは言わないですよ。それは一人何か七、八時間だとおっしゃるんでしょう。でも一人七、八時間、月でやっているわけでしょう。ということは毎日必ずだれか超勤しているのよね。だからこれが慢性...全文を見る
○山中郁子君 細かくなくていいから、基本を言ってくださればいいの、私が言っていることに。
○山中郁子君 私の言っているのは、だから毎日必ず超勤がやっぱりあるんでしょう。あるということは、つまり勤務、本来なら四時ぐらいまでに配達が終わるべきだとあなた方も考えているし、勤務もそう組んであるにもかかわらず、それ以降に配達をされる家がたくさん出てくるということよね、どのくらい...全文を見る
○山中郁子君 杉並南だけの特別な状況ではない、ほかにも類似の状況が生まれているということも重ねて申し上げておきます。  同じようなことで、先日の四月十二日の委員会で、私は為替・振替法の改正案の審議の際に、練馬郵便局の問題を例にとって、書留等の受領確認を要する郵便物のサービスの問...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、この種の無料のサービスですね、つまり、あて名書きだとか包装だとか差し出し、それからあて名の貼付、そういうものは一体、今のお話だと何か幾らでも大口利用者であればあるほど幾らでもやると、何のそれについては基準もないというふうにしか受けとめられないのですけれど...全文を見る
○山中郁子君 ありがとうございました。
○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、郵便法改正案に対する反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、今回の法改正が財政民主主義に反し、国権の最高機関である国会の審議権、議決権を制限するものであるからです。  財政法第三条は、「法律上又は事実上国の独占に属する事業にお...全文を見る
05月17日第112回国会 参議院 逓信委員会 第12号
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○山中郁子君 今回の郵便年金法の一部改正は既に議論がありましたように、掛金の一時払い制度の採用、即時年金制度の採用、契約後復活制度の採用などを柱にしているものでありまして、法全体から見れば、まだまだいろいろと改善すべきことはありますが、一定の改善であり、さらにこれによって不利益を...全文を見る
○山中郁子君 局長ね、余りそういういいかげんなことはおっしゃらない方がいいと思うんですけれどもね。これだけ法人契約をお勧めしますといって大キャンペーン張っていて、それで幾つ法人契約がとれたかを調査してなくて数も押さえてないなんて、そんなことがありますか。そういう全くデータも何にも...全文を見る
○山中郁子君 私に申しわけないと言う必要はちっともないんであってね、あなた方、そういういいかげんな仕事をしているということがこの国会の場で明らかになったわけであります。郵政省は、そういういいかげんな仕事をしているということです。  それで、その中で、今御説明がありましたけれども...全文を見る
○山中郁子君 多いだろうと思うんじゃなくて、ここに書いてある、このパンフにね。そのことが書いてある。だから確認すべきことはきちんと確認をしてください。  それで、これを郵政省の方で職員に法人に勧めさせる、つまりそういうお客さんをとる仕事をさせる上で、被保険者は従業員の配偶者や子...全文を見る
○山中郁子君 そうすると、郵政省がやはりそういうふうに解釈しているということは、勧誘の方、職員の方たちがそういうふうに法人に、会社に行ったときにそういうことができますよということで勧誘するという、そういうことがやはりあるということですね。
○山中郁子君 基本通達のどこにその家族を含めるということが出ているのか、ちょっとそれは教えていただきたいんですが。
○山中郁子君 そうすると大蔵省が、きょう私、税制のそこにも一つ大きな問題があると思っているんですけれども、そこの大蔵省も含めた議論をするとても時間的余裕がありませんので、郵政省の見解としてお伺いしたいんですけれども、大蔵省が法人税の基本通達の中でそういうふうに言っているから、郵政...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、東京郵政局が勝手にやっているけれども、郵政省としては、そのことを積極的に推進する立場にはないということで受けとめてよろしゅうございますか。  ついでにあわせて伺いますけれども、東京郵政局で、外務員の手引の中で、「個人で保険料を支払うより、法人契約の二分の一損...全文を見る
○山中郁子君 あなたは普及が使命だとおっしゃったけれども、簡易生命保険法の第一章第一条、この法律の目的に何が書いてあるのか、私がここで読み上げなきゃわからないわけじゃないでしょう。「この法律は、国民に、簡易に利用できる生命保険を、確実な経営により、なるべく安い保険料で提供し、もっ...全文を見る
○山中郁子君 最初の質問に対する調査結果の御報告をいただきたいということはよろしいですね。
○山中郁子君 どのくらいあるのかということです。そして形態別に何%かと。すぐでなくてもいいですよ。
○山中郁子君 そんなことはなくて、つかめるようにちゃんとなっているはずです。じゃ、それはお願いいたします。  次に、これはこの機会にひとつ、かねてから私、前にも問題提起をしたこの当委員会でもありますし、ほかの委員会でもあるんですが、ぜひ一歩でも二歩でも前進をしていただきたいとい...全文を見る
○山中郁子君 誠意を持って答えてほしいのよ。私が言っているのわかるでしょう。志村先生が拍手してくださっていますよ。要するに超党派的な、しかも雇用機会均等法を国会で全会一致で成立させたのよ。それで世界的な今の取り組みの中で、どうして日本がそういう恥ずかしいことをいつまでもしてなきゃ...全文を見る
○山中郁子君 配慮とか検討とかというお言葉がありましたので、ぜひともそれは、今私が申し上げた、私が指摘した上に立って、それを受けとめて、そういうふうにおっしゃったというふうに私は理解をいたします。  男女差別がないというふうに局長が言われたということですけれども、それは局長の悪...全文を見る
05月24日第112回国会 参議院 逓信委員会 第13号
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○山中郁子君 先ほど川原会長から、午前中の及川委員の質疑に関連をして、指摘を受けた諸点について率直かつ厳しく受けとめ、今後とも公共放送の使命と責務の達成に万全を期すので了承していただきたいという趣旨の御発言がありました。私は、先ほど委員長が発言されましたとおり、この川原会長の御発...全文を見る
○山中郁子君 そのときに正しかったと思ってなすったんでしょう、間違ったことをしたということはないんだと思いますよ。だけれども、その後の経過で間違っていたということを率直に認めるならば、間違っていましたと、そうならなければ本当に率直に厳しく受けとめたことにならない、子供だってわかる...全文を見る
○山中郁子君 もうちょっと大きな声で話して、簡潔にね。
○山中郁子君 くくり方が適切でなかったということはあなたはお認めになった。だったら、くくり方によって四六%が賛成だという報道を再三なすったのよね、明らかに世論誘導じゃないですか。そういう結果をもたらしているんです、現実の問題として。今尾西さんもお認めになりましたように、くくり方は...全文を見る
○山中郁子君 質問の仕方によっては変わるものだなどという気楽なことを言わないでもらいたい。そういうことなんですよ、私が一つは言いたいことは。つまり、すべての調査がそうですよ。だけれども、この新型間接税の導入の問題は今の国民の暮らしにとっても、日本の政局の焦点になっている重要な問題...全文を見る
○山中郁子君 私は、そのことについて、二つぜひ明らかにしていただきたいと思うんです。  それは、新型間接税を導入しようとするならば、解散して国民の信を問えというのは、もちろん我が党も一貫して主張しております。これは政局を左右する重大な問題なんですよ。しかも、そう思うと答えた人が...全文を見る
○山中郁子君 初めに申し上げましたように、率直かつ厳しく受けとめなんておっしゃっているけれども、違うじゃないかということはここにもあらわれている。何で一言、やっぱりあれは報道すべきであったとおっしゃらないんですか。  あわせて申し上げますけれども、ラジオで報道したとおっしゃるの...全文を見る
○山中郁子君 報道すべきであったとするならば、なぜテレビで報道しなかったのですかと。最大の今メディアであって、多くの方々がテレビによって情報を得ているのに、そういう判断なすったのなら、なぜテレビで報道しなかったんですかということを言っている。この問題はそういう重要な問題だから報道...全文を見る
○山中郁子君 同じ調査で、片方の新型間接税は誤解をされるからといって報道しない、片方の新型間接税は誤解がされないんだからいいんだといって、しかし、テレビでは報道しないでラジオで報道する。余りにも国民を、視聴者を愚弄したあなた方、言い方ですね。それは上海事故は大事件ですよ。あなた方...全文を見る
○山中郁子君 そのことは何回ももう、コメントつければいいじゃないか、クレジットつければいいじゃないかと幾らでもお話が既にあったんです。だれに疑われる、だれに意図が疑われるということなんですか。
○山中郁子君 私は言葉じりつかまえて言っているんじゃないの。あなた何回もこういう言い方しているんですよ。「むしろ意図を疑われるおそれがある、」自分たちの意図がこうだと今おっしゃったけれども、それじゃ、この発言は取り消すわけね。意図を疑われるということは、だれかに疑われるというふう...全文を見る
○山中郁子君 一般視聴者が疑うなんていうこと何にもないじゃないですか。一般視聴者に対してあなた方は世論調査したんでしょう。そしてその結果がそういうふうに出たんでしょう。だったらコメントをつけて、これはこういう時期のだと言ってすれば、だれも疑いませんよ。一般視聴者がどういうふうに疑...全文を見る
○山中郁子君 一つ一つのケースをとってみれば、特定の政党の特定の質問者の質問が夜中に回されるんですよ。そうでしょう。それがどういう積み重ねをしてきたか今ここで申し上げている時間はありませんけれども、あなた方よく御存じのとおりなんです。そして、しかもそれは別な時間に視聴者に届ける。...全文を見る
○山中郁子君 だから私は感想を聞かせていただきたいと申し上げたんですね。西川さんにしても小野さんにしてもごく最近の話ですよ。その段階で番組をあなた方がおろすようになすっているわけでしょう。だったら、経営委員だったらいいんですか。経営委員がそのまま自民党の比例代表の候補者としてこう...全文を見る
○山中郁子君 委員長、最後に一言。  タレントさんとか画面に出る人ならみんなに影響を与えるからやっぱりおりてもらうのがあれだけれども、経営委員なら画面に出ないからということは、経営委員の任務の崇高だとおっしゃる割には具体的な重要さを何にも御存じないんじゃないかなと言わざるを得な...全文を見る
○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、NHK昭和六十年度決算報告に関し、反対の討論を行います。  周知のように、今政府・自民党は大型間接税の導入に躍起となっており、あらゆる手段を使って世論操作を繰り広げているのが現状です。  こうしたとき、NHKが今年三月に行った大型間接...全文を見る
12月07日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第6号
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○山中郁子君 今までのお話ではっきりしたことは、端的に申し上げまして、あなたが自分ではいささかのお金も出さないで、江副さんに言われて短期間に二千万の現金を入手されたということに尽きると思いますけれども、その点はお認めになりますね。
○山中郁子君 端的に答えてください。
○山中郁子君 私は、とにかく事実として二千万それでもって入手をされたということを申し上げているので、あなたもそれは否定はできない、事実である。それは結局、あなたの業務に関して現金を受け取ったということに実際なります。  あなたがよく御承知のように——そうですよ。あなたはもともと...全文を見る
○山中郁子君 関係がないと言ったって、現実に二千万のお金をあなたが手にされたことは否定できない事実であります。そしてあなたは、電電公社それからまたNTTと特にデータ関係の畑でずっとやっていらして、それで江副さん自身もいろいろなところで述べておられますし、最もはっきりわかるのは、衆...全文を見る
○山中郁子君 人に迷惑をかけたとか、あるいは反省をするとかというような問題で済むことじゃないということを、私は先ほど事実の経過に照らして指摘を申し上げました。  そこで、今、問題になっているリクルート社のクレイのスーパーコンピューターの購入に当たってでありますけれども、我が党の...全文を見る
○山中郁子君 あなたはデータ部門を一貫して歩いてきていらして、初めに委員長の質問に対するお答えでも述べておられましたけれども、社内の経歴というのはほぼ中心的にデータ畑なんです。だからわずかな時間が、形式的に少しあなたの職責といろいろな事態が違っているからといって、そのことが全くわ...全文を見る
○山中郁子君 それでは、クレイ社からリクルートに直接お金が渡っている、そういう流れがあったということはないということをここで証言なさるわけですね。
○山中郁子君 六十生の一月に日米首脳会談がありました。そして、四月四日の経済対策閣僚会議で中曽根前総理がNTTの対外調達をふやせという指示をしておられます。その翌日、早速当時の左藤郵政大臣が真藤社長にその旨を要請しました。その結果、それまでのNTTではやっていなかったスーパーコン...全文を見る
○山中郁子君 何でも全く御存じないというのがあなたの先ほどからの御答弁でございますけれども、実際をここで証言なさるというのがあなたの責務だということはよくよくお考えをいただきたいと思います。  それで、衆議院の逓信委員会での郵政省の答弁でも、このときの目玉がNTT調達と通信衛星...全文を見る
○山中郁子君 NTTがリクルートに転売をした二台目のクレイ社のスーパーコンピューターでありますけれども、中曽根前総理は、八七年、つまり昭和六十二年の五月一日の日米首脳会談で、レーガン大統領とNTTが一台追加購入するという約束をしました。このときあなたはデータ本部長だったと思います...全文を見る
○山中郁子君 それでは、四月の下旬から五月の上旬というのは、実際に日米首脳会談で、中曽根・レーガン会談が五月の一日ということでありますから、四月の下旬ということでありましょうと私も理解いたしますが、そのときの話の内容というのはどういうものだったのですか。
○山中郁子君 あなたは、最初にいなかったけれども、それが四月の下旬から五月の上旬にかけてあったということはさっきお答えになりましたけれども、じゃ、そういう話があったということは事実なんですね。そのように聞いていらっしゃるということですね、二台目の購入に関して。
○山中郁子君 ところで、事前にNTTに相談なしに中曽根さんがレーガンにNTTが一台追加発注するよということを言うということは考えられないと私は思います。あなたはNTTの役員もしていらして、ずっとそこの中で働いていらしているわけなのですけれども、そういうことが考えられないということ...全文を見る
○山中郁子君 それは、知らないというのか、そういうことがあり得ないというのかということについてはわかりませんけれども、あなたのおっしゃる意味が。もしそういうことがないとすれば、そういうことが頭越しに行われたと、つまり中曽根さんは何の話もNTTとしないでレーガンさんと約束をしてきた...全文を見る
○山中郁子君 じゃ、東芝が大口利用者として利用しているということは、実際そういうようになっているということはあなたも御存じだということだと思います。  それから、このスーパーコンピューターの導入の問題に関して、さまざまな便宜供与がNTTからリクルートに行われたということがいろい...全文を見る
○山中郁子君 一問だけ。  適正な価格というのは、実際、今物すごく大変高い土地の価格になっているんですね。これがそういう当時の簿価を基準にしてリクルートに貸し与えられているとすれば、これはやはり大きなサービスのうちの一つになる。そしてあなたの職務に、経過から見て関係してきて、あ...全文を見る