山名靖英

やまなやすひで



当選回数回

山名靖英の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
議事録を見る
○山名委員 新進党の山名靖英でございます。  地方行政委員会として阪神大震災の後の初めての委員会でもございます。先般の野中大臣の所信表明のうち、この震災対策に限って何点かの質問をさせていただきたいと思います。  私自身兵庫の出身でございまして、今回の被災者の中には私の友人、数...全文を見る
○山名委員 その報告を聞かれまして、そして真っ先にどういう行動を起こされましたか。何を指示をされましたか。
○山名委員 今回の政府のとった初動段階での措置につきまして、マスコミ等がいろいろな世論調査を行っておりますが、やはり五〇%以上の人が首相や官邸の対応が非常に鈍かった、あるいは政府の対応については評価をしないという人が六割近くある。こういう、世論の見る目も極めて政府――またこれは我...全文を見る
○山名委員 ところで、災害があってから六日後に大臣は青森県知事選挙の応援に行かれております。災害後六日目といえば、火災は鎮火したものの、被災された皆さんは三十万人を超え、一千五百カ所近い避難所で大変な避難生活を余儀なくされ、あるところではお握り一個で三人の家族が分け合うという、こ...全文を見る
○山名委員 この問題についてくどくど私は言う気持ちはございません。やはり大変な事態の中で的確な判断というものが我々には要求をされるわけでございますし、ぜひともその辺をわきまえながら、今後の行動をよろしくお願いしたいと思う次第でございます。  ところで、この初動段階での立ちおくれ...全文を見る
○山名委員 今私権の問題もいろいろと出ておるわけでございまして、今後の経緯の中で、そういった経済統制あるいは物価の問題等、かかる必然性が出てくる、私はこういうように思うわけでございまして、次に参りたいと思います。  いわゆる防災計画の問題でございます。  この防災計画につきま...全文を見る
○山名委員 三、四カ月というめどを立てて策定をするということでございます。ぜひ今回の事態を踏まえてしっかりした計画をひとつおつくりをいただきたいと思っております。  大臣がおっしゃったように、計画を練っていたってそれ以上のものが来るという、これはそのとおりでございまして、しかし...全文を見る
○山名委員 したがって、防災計画そのものに自衛隊の連携強化という文言をきちっと明記すべきだ、こういうふうに思っておりますが、それについての御見解、いかがですか。
○山名委員 時間もありませんので次に行きたいと思いますが、今回の震災によって大量の災害廃棄物といいますか、瓦れき等が出ておるわけでございまして、その量一千百万立米とも一千二百万立米とも言われております。十トントラックにして百十万台というわけですから、相当の量でございます。  こ...全文を見る
○山名委員 当然、二〇〇〇年、あと十年、十五年には満杯になるわけでありますし、今回、それに加えてこの震災の廃棄物処理ということになりますと、大変な影響を与えるわけでございます。いま一方で、第二フェニックス計画があるようでございますが、その計画をぜひ急いでいたただきたい、私は、こう...全文を見る
○山名委員 人の命と財産を守るためには金を惜しまず、別に警察庁、消防庁の味方といいますか、するわけじゃありませんけれども、十分なそういう装備をぜひお願いをしたいと思います。  最後に一点、被災市町村の統一選挙への対応の問題でございます。今回被災をされた兵庫県会、あるいは神戸、西...全文を見る
○山名委員 終わります。ありがとうございました。
02月07日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○山名委員 新進党の山名靖英でございます。災害発生以来、本日で二十二日目、初動段階のおくれが指摘をされたわけでございますが、今現地ではつち音も高く復興の兆しが見えておりまして、幾多の課題を抱えておるわけでございますが、まず今日までの関係者の皆さんの御努力に心から敬意を表するところ...全文を見る
○山名委員 少なくとも、今回の災害発生時以来の立ち上がりが極めて明快でなかったという多くの皆さんの批判があるわけでございまして、世論調査を見ましても、やはり政府の初動段階の手の打ち方の遅さに対する批判というものが六割を占めている世論調査もあるわけでございまして、ある面では対応がお...全文を見る
○山名委員 学校施設三千カ所以上の被害、具体的な規模等については今詰めを検討しているということです。我々、新聞報道でしか知り得ないわけでありますが、実際、二百八十校以上の学校が建てかえもしくは大規模な改修・改築工事が必要ではないか、こういうふうに報道をされております。とともに、倒...全文を見る
○山名委員 実際、十五万人の方が学校施設で避難生活をされているという実態を見るにつけ、早く仮設住宅あるいは公営住宅等の確保をして、本来の学校教育の場が回復できる、このようにしっかりと手を打つことは極めて大事だと思います。避難者の方の生活が最優先である、そのために学校の教育が多少お...全文を見る
○山名委員 答弁は時間がありませんのでできるだけ短くお願いします。  実際、今学校等で授業が再開されているところにおきましても、実質的に授業じゃないんですね。先生が用意したプリントに若干記入をしたりはしておりますけれども、ホームルームを主体にしたり、本当に実質的な授業という意味...全文を見る
○山名委員 ぜひ被災した受験生にとって不利にならないように弾力的な措置を講じていただきたいし、文部省としても積極的に、地元の市教委や県教委に任せるのではなくて積極的なリーダーシップをぜひとつていただきたい。地方分権が叫ばれていますが、こういう災害時は全く別問題でありまして、ひとつ...全文を見る
○山名委員 そこで、これは確認をしておきたいわけでございますが、やはり外国人の皆さんが日本で生活をし、そして日本人と同じく税金を払い、そして社会保障費も払い、日本で定住されておるわけでございまして、こういった皆さんがやはり日本人と同じような法の適用を受けるということが、こういった...全文を見る
○山名委員 この問題についてはまだ別途御質問したいと思いますが、特に問題として残る外国人登録証だとかパスポートとかいろいろなものについて、紛失した場合、やはりきちっとした対応をしてあげなければいけない、特にいわゆる再交付の場合の手続の簡素化なりあるいは延長なり、そういったものもや...全文を見る
○山名委員 今後の課題も含めて、今までのあり方から見ましていわゆる民間賃貸住宅への入居が外国人の皆さんには極めて厳しいのですね。家主さんが貸し渋るという傾向が強いわけでございます。イギリスやドイツなどは、立法措置で、いわゆる住宅の賃貸借あるいは譲渡について人種上の差別を禁止いたし...全文を見る
○山名委員 では次に参ります。  今回の被災に当たりまして、近隣の市町村あるいは全国の市町村から職員の皆さんが派遣をされまして、救援活動等に全力を挙げておられるところでございまして、本当に御苦労さまでございます。  神戸あるいはその近隣の被災を受けた市町にとりまして、職員の皆...全文を見る
○山名委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、最後に一点だけ御要望を含めてお願いしたいと思います。  今回大変ボランティアの皆さんが御活躍をされておりまして、私は日本のそういったボランティアの力というものを本当に如実に見る思いがいたしました。これからのいろいろな災害対...全文を見る
○山名委員 通告どおり質問できませんで、関係の皆さんに御迷惑をおかけいたしました。以上で終わります。ありがとうございました。
02月17日第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
議事録を見る
○山名委員 新進党の山名でございます。何点かの問題についてお聞きをしたいと思いますが、まず最初に、今回提案になりました被災地における被災者の個人住民税の緊急対応ということで、地震災害によって生じた住宅、家屋等についての個人住民税を平成六年度所得に組み入れた雑損控除ができる、こうい...全文を見る
○山名委員 今回の震災によりまして、当然そういう控除の対象とならない損失もかなり多いと思うのですが、こういったいわゆる雑損控除の対象とならないものの損失に対しての措置というのはどういうふうに考えられるのでしょうか。
○山名委員 わかりました。いずれにしましても、今回の震災における大きな被害というもの、これに対する税制上の優遇措置というのは極めて大事な観点であります。  問題は、今回の雑損控除の問題にしても、あるいは、後ほど若干触れますが、固定資産税の問題につきましても、本人が申告をするわけ...全文を見る
○山名委員 その問題については、例えば、今回確定申告の時期に今来ておるわけですが、業務としてかなり集中をする、それの処理の手がない、当然そういう事態が想定をされるわけですが、いわゆる還付の猶予期間、これの延長についてはお考えはございませんか。
○山名委員 その点については、国税庁任せではなくて、綿密な連携をとっていただきながら、やはり自治省サイドからも物を申していく。現実問題として、現場で被災者の皆さんが混乱を起こしたり不安に思ったり、そういったことのないように、ぜひともお取り計らいをよろしくお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○山名委員 そこで、いわゆる被災者にとって今回の雑損控除あるいはもう一つ減免措置、いずれかを選択をする、こういうことになるわけでございまして、このいずれかを選択するといっても、まさに被災者の皆さんにとっても、被害額の算定がまず基本的に困難だし、相談窓口は混雑をしている、どちらを選...全文を見る
○山名委員 先ほども固定資産税の減免措置、災免法に基づく問題が提起をされました。  私はここで一点だけ申し上げたいのは、これも認定に当たっての弾力的な運用、こういう問題でございまして、例えば家屋の損壊でいきますと、全壊、すべて壊れた、これはもう非常にわかりやすいわけですね。とこ...全文を見る
○山名委員 この問題については、地方税法三百六十七条ですか、そこに各市町村で条例によって定めるということになっておるわけでございますが、やはり事務次官通達のような形で、当然ある面での指導性というものは問われていくのではないかと私は思いますし、そのことに関連しまして、今回何点かの現...全文を見る
○山名委員 では、次の質問に移りたいと思いますが、今回の震災の反省点、いろいろな教訓、数多くあるわけでございますが、危機管理の問題、あるいは震災に強い都市づくりをいかに進めていくか、課題は極めて多いわけでございます。そこで、今後特に各地方自治体が策定をするであろう地域防災計画、そ...全文を見る
○山名委員 国庫負担、国庫補助率をかさ上げをしてそれなりの手だてをするということですが、この際、地方の超過負担分、従来の補助金のあり方から問題になっているのは、地方でのそういう超過負担が問題になっておるわけでございまして、そういった超過負担が生じないように、やはりしっかり補助対象...全文を見る
○山名委員 時間が来ましたので終わりたいと思いますが、最後に一点だけ。  今回の震災、一カ月たちまして、仮設住宅の入居も始まりつつ、また、いろんな意味での神戸の、あるいは西宮の、阪神の復興に向けての一定の取り組みがされております。戦後最大の被害を受けた今回の震災でありますけれど...全文を見る
○山名委員 ありがとうございました。終わります。
03月09日第132回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第5号
議事録を見る
○山名委員 新進党の山名靖英でございます。同僚委員の皆さんの御理解をいただきまして、初めて当委員会で質問をさせていただきます。  まず最初に、さきの阪神・淡路大震災に関連をいたしまして、いわゆる交通安全対策という観点で若干御質問をさせていただきたいと思います。  一月十七日、...全文を見る
○山名委員 十八日の午前六時にいわゆる緊急輸送ルートを設置して、緊急輸送車両以外の通行については制限をするという交通規制をした、こういうことでございますが、これは丸々一日かかっておるわけであります。十七日の朝五時四十六分に発生し、十八日の六時に交通規制。二十四時間の間に大変な死者...全文を見る
○山名委員 現場での交通規制の権限の問題を今おっしゃったわけでありますが、少なくとも道交法第四条には公安委員会の交通規制、六条には現場の警察官に基づく交通規制というのはきちっとうたわれておりまして、そういう災害時の場合の権限というのは担保されておると私は認識をしております。  ...全文を見る
○山名委員 次に、高齢者及び障害者の安全対策といいますか、特に歩行という立場になろうかと思いますが、これについて若干の御質問をさせていただきたいと思います。  お年寄りや障害者に優しい町づくり、あるいは優しい道路、こういううたい文句で、各都道府県なり市町村の取り組みとともに、建...全文を見る
○山名委員 段差については、そういうことでぜひ今後ともひとつ積極的な改善策をとっていただきたいと御要望いたします。  とともに、いわゆる本来の一般歩道について、放置自転車、これがかなり散乱をしているといいますか無造作に置かれて、それが大きな歩行障害になっている。あるいは、最近当...全文を見る
○山名委員 さっきも申しましたように、電柱については、後から歩道がつけられた関係もあって、歩道のど真ん中にどんと居座っている。電力会社としても、特に支障のある場合については移動をしてくれるというケースもあるようでございますが、こういった取り組みは具体的にはやはり各地方自治体の条例...全文を見る
○山名委員 障害者の中でも、特に視覚障害者の方への配慮の問題でございますが、いわゆる目の不自由な方が歩行する場合の障害物問題というのはやはり極めて重要な問題であります。  視覚障害者誘導用のいわゆるブロック、点字ブロックといいますか、こういったものもかなり設置をされておるようで...全文を見る
○山名委員 いずれにしましても、こういう高齢者の方あるいは障害を持つ方に優しい、いわゆるバリアフリー化といいますか、障害物を除去していくこの運動、取り組み、これはやはりこれからのいわゆる福祉のノーマライゼーションという観点から考えても極めて有効な施策であろうかと思っております。ぜ...全文を見る
○山名委員 十年前と比べれば二・八倍に増加している、これは大変な実態だと思います。当然、年とともに反射神経が鈍化し、目が衰え、判断力が衰えていくということは否めないわけですけれども、少なくとも高齢ドライバーの交通事故あるいは死亡者がふえている。そういう三倍近い増加に対して、それな...全文を見る
○山名委員 確かに、高齢者の運転免許保有数というのはおよそ四百万人、このように伺っております。これは大きな増加になっておりまして、少なくとも高齢者の自動車運転中の死者数というのは保有者数の増加率を大きく上回っている、こういう実態もあるわけでございます。年齢とともにそういった衰えと...全文を見る
○山名委員 交差点での事故は一般的にも多いわけでございますが、特にお年寄りについては信号、交差点、特にその中でも右折時ですね、こういう事故が多いやに聞いております。  そこで、これはもう高齢者に限らず、右折時における無理な右折による事故発生というものが実態としては非常に多いわけ...全文を見る
○山名委員 そこで、高齢者の方のそういった事故の問題に関連をいたしまして、免許更新時における講習のあり方、一般講習のみならず、やはり高齢者の方についてはちょっと角度の違った講習といいますか、自分自身のいわゆる衰えの認識を呼び覚ますような内容のものがまた必要ではないかと思います。今...全文を見る
○山名委員 とともに、いわゆる長距離運転、高速等含めて、そういうケースも今大変ふえておるわけでございます。そういう意味で、これは建設省になりますか、道の駅、休憩ゾーンですね、こういった取り組みがやはり大事じゃないかと思っておりまして、こういった道の駅の整備が今どうなっておるのか、...全文を見る
○山名委員 時間もありませんので、ちょっと端的に質問を何項目がさせていただきます。  いわゆる身体障害者の方の高速道路の料金割引制度は、これは実現をしておりますが、そういう方を介護する介護者の有料道路の通行料金割引制度というのがまだ実現をされておりません。今後、いつごろ実現をさ...全文を見る
○山名委員 時間が参りましたので、最後に一点だけお伺いして終わりたいと思います。  それは、最近大きな社会問題の一つである放置自動車の問題でございます。いわゆる廃車をする場合、道路運送車両法の十五条あるいは十六条の抹消という手続があるわけでございますが、現実、十五条については解...全文を見る
○山名委員 終わります。ありがとうございました。
03月16日第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
議事録を見る
○山名委員 今回の市町村合併特例法に関しまして、若干の質問をさせていただきます。  最初に総括的に、いわゆる市町村合併という問題について私なりに整理をしてみたわけでございますが、我が国は明治以来、まさに欧米に追いつけ追い越せ、こういうかけ声の中でいわば中央と地方が一丸となりまし...全文を見る
○山名委員 市町村合併が行われるためには、いろいろな諸条件があろうかと思います。  一つには、私は、政治的な条件というものが考えられると思います。政治的にいわゆる似通った状況をその市町村が有しておること、例えば代議士がその町を二分しているような勢力争いといいますか、そういうとこ...全文を見る
○山名委員 ところで、地方分権を推進する意味からも今回の市町村合併というのは重要な課題と受けとめておるわけでございますが、さきに広域的行政の推進あるいは地域のニーズに合った町づくり、こういったねらいを持っていわゆる中核市制度、広域連合制度、パイロット自治体、こういったものが制度化...全文を見る
○山名委員 わかりました。  次に、先ほどからも話題になっておりました住民発議制度の問題でございますが、従来、この現行法の中でなかなか合併まで至らない、途中でとんざをしてしまう大きな理由として、首長あるいは議会等、公選者の消極的な姿勢というところがやはりどうしても存在をしておっ...全文を見る
○山名委員 余りハードルを高くすると本来の趣旨が達せられない、こういうことのようですが、いみじくも今おっしゃったように、この合併協議会そのものを設置をするのかどうかという発議をするわけですね。ということは、この合併協議会そのものの存在といいますか、これを設置すること自体がある面で...全文を見る
○山名委員 数の問題で、多いから、少ないからということではありませんが、五十分の一の数字が果たしてこの合併に基づく住民参加の一つの道を示しているのかどうかという疑念は若干残ると私は思います。  ところで、合併に対して今回自主的な推進を図るという、住民の判断を重視するということに...全文を見る
○山名委員 ぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。  例えば、これは合併協議会に対する請求が住民から発議された、議会としてはそんな必要がないということで、議会としてそれを拒否した、それでこの発議が終わってしまうわけですね。次、それを出してもいい期間といいますか、これはどうな...全文を見る
○山名委員 いわゆる一事不再議で、議会ごとに発議は出される、こういう考えでいいんでしょうか、局長。いわゆる一事不再議の原則で、議会ごとに発議が出せるという、こういう受けとめ方でいいんですか。
○山名委員 わかりました。  次に参りたいと思いますが、今回の改正案の中で、地方債について、現行法では「適切な配慮」、こういう文章が「特別の配慮」、こういうように改正をされております。「適切な配慮」と「特別の配慮」、これはどういう違いがあるのか、まずお伺いをしたいと思います。
○山名委員 理解いたしました。  地方債を起こして新たな借金を持って合併する、これが市町村にとって果たしていいのか、そういうことが言えると思います。やはり、十分な地域振興策あるいは高齢化社会に備えた福祉施策をさらに充実させるという意味からも、そういった特別の配慮というものは当然...全文を見る
○山名委員 市町村の合併については若干おいておきまして、ここで私は、地方分権と地方債のあり方という点について御質問をしたいと思います。  地方分権をいかに叫んで制度面の改革を行ったとしても、財政的な自立が市町村にとって確保できなければ地方分権というのは絵にかいたもちになるわけで...全文を見る
○山名委員 ということは、当分の間がまだしばらく続くということでございます。  それでは、当分の間が続くということにして、地方債の発行については国債に比べて非常に債券市場では敬遠されているわけでございまして、それは自治体ごとに発行規模は当然小さいし、流通量が少ないし、値決めが困...全文を見る
○山名委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、この共同地方債の発行という問題は、市町村の合併を推進していくために、市町村相互のいわゆる共同意識というものがそのことによって大きく芽生えていく、逆に市町村の合併を推進する第一歩になるのではないか、こういう認識を持って質問をさ...全文を見る
○山名委員 私は、この際、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけの四会派を代表いたしまして、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます...全文を見る
04月13日第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
議事録を見る
○山名委員 新進党の山名でございます。  今回提出されておりますいわゆる銃刀法の改正案につきまして、質問をさせていただきます。  近年、銃による凶悪事件が頻発をしていることは、もう御承知のとおりでございます。特に、昨年七月、東京におきましては、パチンコ店支配人が何者かによって...全文を見る
○山名委員 暴力団の対立抗争が暴対法以来減少をした、そういう点でのけん銃等が民間に流出をしているという、まさに特徴的な傾向かと思います。  ところで、この我が国の銃砲刀剣類所持等取締法というものが一九五八年に制定されまして、今回の改正に至るまで過去九回の見直し、改正を行ってきて...全文を見る
○山名委員 そこで、さらにちょっと具体的な質問に入りたいと思いますが、先ほど密輸入の巧妙化ということもお述べになりました。そこで、この密輸入の問題について若干の質問をさせていただきたいと思います。  やはり、押収のけん銃の実態から見まして、不法所持されているけん銃の大部分が外国...全文を見る
○山名委員 今お答えをいただきましたように、平成六年度で六件六人、六十四丁。この数字は、極めて低調ではないか。平成二年等から比べますと、平成二年は十六丁だったようですが、六十四丁ということはかなりふえているということでもありますけれども、これが押収する全体の三・七%という。水際で...全文を見る
○山名委員 今何点かの問題点、原因をお述べになったわけでございますが、確かに密輸等が巧妙化してきている、それに対応する人員の問題あるいは体制の問題等も含めて、不十分さを伴っているということもあろうかと思います。  そういう点で、密輸入の水際等を含めたいろいろな問題点、課題につい...全文を見る
○山名委員 全国レベルで共同摘発班というのを編成をして、今後そういった、警察と海上保安庁、あるいは税関と連係プレーを図っていこう、こういうことで昨年の十二月にそういった連絡会議等を持たれたようでございますが、ぜひともこれが実を結んで、対策に十分な効果が出るように、ひとつ今後とも御...全文を見る
○山名委員 港での対応、小さな港等についてはその対応というのは非常に難しいわけでございますが、海上保安庁、お見えになっておりますので、その点について、今までの取り組みとまた今後の取り組みの方途についてお聞かせをいただきたいと思います。
○山名委員 今後ともぜひひとつ全力でお取り組みをお願いします。  じゃ今回の、さて法案の内容について若干お伺いをいたします。  今回の法改正案に、密輸入対策としていわゆるクリーン・コントロールド・デリバリー、クリーンCDといいますか、これを導入をしようというわけでございまして...全文を見る
○山名委員 そうしますと、この中身をかえるわけでございますが、何とかえるのですか、どんなものとかえるのですか、取りかえるというのは。
○山名委員 それなりに効果がより高まるような方途を考えなければいけないとは思いますが、このクリーン・コントロールド・デリバリーという、これを導入することによってどのような効果というのが期待され、所期の目的といいますか、こういったものが果たして果たせるのか。ほかに、クリーンCDにま...全文を見る
○山名委員 このクリーン・コントロールド・デリバリーというのは、いわゆるおとり捜査、こういったものを許すといいますか認知するためのものではないかと率直に思うわけです。おとり捜査そのものの合法性なり賛否については別でありますけれども、それを、クリーンCDを導入することによって本来の...全文を見る
○山名委員 わかりました。  ところで、今回の法改正の中で、けん銃密輸防止対策として営利目的密輸入罪、これについて罰金刑のみの引き上げになっているわけですね。量刑の部分の改正といいますか、罰金刑のみの引き上げにしたその理由はどこにあるのでしょうか。
○山名委員 それでは、密輸入の問題についてはそれぐらいにしておきまして、今度は国内におけるけん銃等の取り締まりの問題についてお伺いしたいと思います。  国内におけるけん銃取り締まり状況というのは、昨年で百五十九件、前年度より二十九件はふえておるものの、平成二年度の二百件あるいは...全文を見る
○山名委員 今回の改正案に、警察官等が何びとからもけん銃の譲り受けができるようにするための規定というのが設けられました。この規定を設けた理由あるいは背景、これについてお伺いいたします。
○山名委員 今回、そういう譲り受けの免責ということでありますけれども、これは先ほどもちょっと触れましたおとり捜査の根拠規定そのものになるんじゃないか、こういうふうに思います。  私は、おとり捜査というのは、こういう国民生活あるいは生命財産を守るための事犯摘発のためには当然あって...全文を見る
○山名委員 これについては、警察官または海上保安官が、けん銃等、けん銃部品、またはけん銃実包に関する犯罪の捜査に当たって、所管の公安委員会の許可を受ける、こういうことですね。どういった内容の許可になるんでしょう。  とともに、これは一度受けたらもうずっと有効なんでしょうか、それ...全文を見る
○山名委員 警察官がけん銃を譲り受けるという、こういう捜査については極めて危険を伴うおそれがあるんではないかと思います。そういった意味では、警察官の安全確保を含めて、今後都道府県警にどのように指導をされるお考えなのか、これについてお伺いをいたします。
○山名委員 ぜひとも、万全の配慮の上で御指導いただき、万全を期していただきたいと思います。  次に、これは自治大臣にぜひお伺いしたいと思いますが、こういった今回の銃刀法改正等に伴い、また今後こういった銃規制というものを推進する上に当たって、今のままの体制でいいのか。人員等含めて...全文を見る
○山名委員 最後の質問になりますが、今回の銃刀法の改正に関連をいたしまして、今回はけん銃等の、いわば真正けん銃といいますか、こういったものが対象でございまして、いわゆる武器の改造、密造、こういったものの罰則強化等の内容が含まれていないわけでございます。  ところが、実際我が国に...全文を見る
○山名委員 何か起きてから見直すのじゃ遅いと思いますし、ぜひこの辺の認識に立った上で今後ひとつ御検討いただきたいと思います。最後に自治大臣に締めをお願いしたいと思います。  こういった銃刀法の問題等について、捜査上、やはり重要なのは、民間からの情報提供じゃないか、こういうふうに...全文を見る
○山名委員 終わります。ありがとうございました。
○山名委員 私は、この際、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけ及び日本共産党の五会派を代表いたしまして、銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただき...全文を見る
10月19日第134回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
議事録を見る
○山名委員 私は、この際、自由民主党・自由連合、新進党・民主会議、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけ及び日本共産党の五会派を代表いたしまして、消防組織法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきま...全文を見る
10月31日第134回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
議事録を見る
○山名議員 私は、新進党・民主会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及びその概要を御説明いたします。  今、我が国経済は、戦後最大ともいえる未曾有の危機に直面しております。経済企画庁が去る九月十...全文を見る