山根隆治

やまねりゅうじ



当選回数回

山根隆治の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○山根隆治君 おはようございます。  今日、この時間に質疑をさせていただくということについては一つの感慨を覚えているところでございます。御承知のように、イラク攻撃へのタイムリミットがこの十時に来たということの意味であります。  さて、このイラク問題に関する件でございますけれど...全文を見る
○山根隆治君 今触れられましたように、政治家の定義というのはあいまいなものでございますけれども、我が国の法体系の中では、政治資金規正法第三条第四項では公職の候補者である者、公職の候補者になろうとする者、現に公職にある者というふうに定義をされているわけでありますし、またその公職とは...全文を見る
○山根隆治君 私は、大臣がノーバッジで大臣職に就いておられるということは非常にある意味で意味のあることだというふうに思っております。政治家はどうしてもやっぱり選挙というものを意識せざるを得ませんし、そこでいろいろな自分自身に対して縛りを掛けるということもあるいは場面によっては起き...全文を見る
○山根隆治君 大臣は閣議でこのイラク問題について何か小泉総理に発言をされていらっしゃいますか。
○山根隆治君 それでは、大臣御自身が総理及び、同性ということもございますが、川口外務大臣に対してこのイラク問題について御発言あるいは御進言なさったことはございますか。
○山根隆治君 実は、三月の十一日でしたですか、女性国会議員有志四十二名による小泉総理にイラク攻撃反対の申入れというものをされました。この中には与党の女性議員も入っておられました。自民党から一名、与党議員もおられました。公明党、保守新党からは残念ながら参加者、賛同者というものはおら...全文を見る
○山根隆治君 いろいろな思いというのがひしひしと伝わってきまして、いいお話を聞かせていただいたと思います。  さて、第百五十六回国会における文部科学大臣の所信というのはこの間表明がございまして、私もこの席で聞かせていただくと同時に、何度か読ませていただきました。その中で一つ注目...全文を見る
○山根隆治君 後段の部分でほっといたしました。知識ということだけにとらわれていたとすると非常に大変な問題が惹起されてくるということをちょっと心配を実はしていたわけです。  西洋人、アメリカを含めての人たちの知というものの概念と、私たちアジアの人々のこの知というものの概念というの...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、例えば政治家の資質として言われるのも、知という意味の中で、知情意、情とそれから意識の意、知情意という物の言い方がございます。この概念も含まれていますか。
○山根隆治君 かなり回りくどい言い方をしているかと思いますが、非常に大事な部分、私自身の認識としては大事な部分ですから、少し回りくどく言わせていただいたんですけれども、私は、今日の教育の混乱というのが欧米の知識偏重の私は犠牲になってきた部分が多々あるのではないかということで、今日...全文を見る
○山根隆治君 こういった抽象的な論議をしていると何か雑誌の対談みたいになっちゃうので、この辺で少し打ち切りたいと思いますけれども。  大臣も、子どもの権利条約を始めとする文部科学関係のいろいろな国際条約はお読みだと思います。細かいことを聞くつもりはないんですけれども、子どもの権...全文を見る
○山根隆治君 簡単にそうですねというふうにお答えできないお立場ですから、急な話ですから仕方がないかとも思いますけれども、私は、この子どもの権利条約ができ上がってきた背景ということを考えてみると、我が国にそのまま当てはめたときの環境というか背景が大きく違っているところがあるだろうと...全文を見る
○山根隆治君 いつか機会を見て、この子ども権利条約の日本語訳というのは政府がやっていたものだと理解しています。したがって、私は、しかるべき時期にこの訳について御検討をされてしかるべきかと思いますけれども、いかがですか。
○山根隆治君 もう一つ、国際的な宣言で世界人権宣言がございます。そこの第一条に、すべての人間は生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利とについて平等である、人間は理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならないという文言がありますけれども、これは私...全文を見る
○山根隆治君 本当に日本をもう一度よみがえらせていく、そして子供たちの教育というものをもう一回しっかりと考え直していく、立て直していくということについては、やはりもう相当なところまでさかのぼって、あるいは掘り下げていかないと、この国の教育というものは私はもう立て直すことができなく...全文を見る
○山根隆治君 新しい、報道されていない事実というものが今の答弁で出てまいりました。つまり、二通の手紙、能力のない者が校長になり、たくさんの方に迷惑を掛けた、そういう言葉については各社報道がございましたけれども、もう一通がよく私も分からなかったんでお尋ねしたかったんですが、御家族の...全文を見る
○山根隆治君 なおのこそ、この校長先生のお人柄というものがにじみ出た遺書だなという感想を私は持ちます。  文科省の方で民間校長を採用するという方針を出された背景について、あるいはそのねらい、民間の校長先生には何を求められて大きなかじを切ってきたのか、このことについてお尋ねします...全文を見る
○山根隆治君 管理能力に期待されるということでございますけれども、学校にもそれぞれの学校の歴史がありますし、教育界にも様々な文化というものがある。それを理解した上でないと、私は、校長の職責を全うするというのは非常に難しいものが実はあったんではないかという思いがいたします。  民...全文を見る
○山根隆治君 この慶徳先生は、今お話ありましたように、教頭先生お二人も病に倒れられて、そして御自身もうつの状態にもなられていたようですよね。そして、教育委員会にその自分の思い、現状というものを訴えられて、転校ということも希望されている。しかし、とにかく頑張ってもらいたいということ...全文を見る
○山根隆治君 いやいや、私の伺っていること、提案に答えていないんですけれども。つまり、今、民間の校長先生も赴任されているんだから、それらの先生から直接お話を聞くべきだということを私は提言しています。その答えを下さい。
○山根隆治君 何ばかなこと言っているんですか。そういう抽象的な、官僚的というか、優秀な人もたくさんいますけれども、答弁が優秀でもしようがないのでね。今のお話は、そういうことも含めてじゃなくて、そんな即座に、現場が一番大事なんですよ。ですから、いろんなところから、広島県の教育委員会...全文を見る
○山根隆治君 間接的な情報では、本当、生の情報じゃないと、いろいろと事実認識が間違ってくるんですよ。これはやっぱり直接聞いて、悩みなり喜びなり、そういうものを聞いたらいいじゃないですか、そんな、当たり前の話でしょう。  これは、政治家たる遠山文部大臣から御答弁願います。
○山根隆治君 ありがとうございます。それは是非ひとつ、前向きなお答えだと思いますので、いろいろな検討ありますけれども、前向きな今検討だというふうに理解をして、この問題、是非進めていただきたいというふうに思います。  それから、先ほどちょっと一つ聞き落としたのかも分かりませんけれ...全文を見る
○山根隆治君 余りにもあれですね、すっきりしないんですけれども、ちょっと時間がもうなくなってきまして、コミュニティースクールの問題、それから不登校の問題等もお尋ねしたいと思っておりましたけれども、時間がちょっとたってきて、非常に消化不良になって残念なんですけれども。実はそれらの問...全文を見る
○山根隆治君 いや、それは順序が違うんですよ。その研究の是非ということを我々は深入りするべきじゃないんじゃないかというふうに私自身は思うんですね。それが是か非か、それが正当なものなのかどうかという判断は行政がやっぱりするべきじゃないんで、それはもう学会に任せればいいわけですよね。...全文を見る
○山根隆治君 私もこの方の生き方というか生きざまというものを見ていて、すごい迫力というものを感じました。一つは、会社、出版社をつぶすぐらいに思い入れして、時間も財産も全部費やしてやってこられたというその姿勢というか生き方というのに非常に今感動を実はしたわけでございまして、これほど...全文を見る
03月31日第156回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○山根隆治君 御通告をしております三点について順次お尋ねをしておきたいと思います。  まず、人工乳房の問題でございます。  現在までこの人工乳房の問題ということについて、平成十三年度にいろいろな要望書を厚生労働省にも各団体の方が出されてもおられるわけでもございますが、そういう...全文を見る
○山根隆治君 約十七万名の方ということになります。  平成十三年の実は六月の二十二日に埼玉県所沢市こぶし町の乳癌体験者所沢こぶし虹の会というところから、実は議会に、国会に請願書が出されました。実際の扱いとしては審議未了ということになったわけでございますけれども、実はそれに先立ち...全文を見る
○山根隆治君 今お話ございましたように、自分の体の部位、腹部であるとかおしりの肉を移植する方法については確かに保険の適用になっているわけでございますけれども、シリコンや食塩水を埋め込むような方法についてはこれは適用外ということになっております。  それで、アメリカの場合を例に取...全文を見る
○山根隆治君 シリコンについて、一時マスコミ等でも報道され、アメリカでも問題になったことがございまして、これはむしろいろいろな害があるのではないかということで報道もされたことがございました。しかし、その後、アメリカのいろいろな研究機関でこれは人体に全く問題ないということで、アメリ...全文を見る
○山根隆治君 実は、平成五年の十月に、福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律というものが施行をされました。この法律は、福祉用具の研究開発と普及の促進を図る上で必要な基盤整備を進めるために、厚生省と通産省、当時ですね、共同提案したものだということで、この普及促進を進めるべしと...全文を見る
○山根隆治君 今後、研究、検討したいということですが、時期的な設定というのはされていますか。見通しはいかがですか。
○山根隆治君 それでは、保険の適用はさておくとしまして、その検討にゆだねざるを得ませんけれども、その間のつなぎとしての助成制度というものは考えられませんか。
○山根隆治君 ありがとうございました。さすが人情派の大臣のお答えだというふうにも思いました。  今日、その会の皆さんも傍聴に来ておられますので、非常にうれしい思いで聞かれたと思います。また次の機会の答弁ではもっと前向きに、いつから適用しますよと、こういう答弁を期待したいと思いま...全文を見る
○山根隆治君 国の調査によっても、これは二月に入ってから新聞でも報道されていたわけでございますけれども、全国の三千の事業所調べたところが、かなりの事業所が依然としてサービス残業が行われているということが実は発見がされたということでございます。対象の約二割の事業所で全く賃金を払って...全文を見る
○山根隆治君 警察庁の統計にも実は出ているんですけれども、非常に悲惨な状況がたくさんございます。  自殺者が三万人という話、よく聞かれているかと思いますけれども、このうちに、労働の勤務時間等の問題で自殺した人が千七百五十六人だという統計、これは警察庁の発表でございます。それから...全文を見る
○山根隆治君 先ほどの連合の調査によりますと、これはある自動車部品の販売店の方から寄せられたお話でしたけれども、これは月百時間ぐらいの残業をしているけれども十六時間の手当しか支給されないということで、労働組合の方に訴えて、労働組合の方で腰を上げてくれるとしばらくはいいんだけれども...全文を見る
○山根隆治君 本来、更に募集を掛けて従業員を増やしていかなくてはいけない、そういう会社が、将来への不安からそこまで人を雇うところまで踏み切れないということで、現在の従業員にいろんな負担を課しているということが実態であると思います。まず、経済をどう活性化するかという大きな問題もござ...全文を見る
○山根隆治君 中国人の国内における、日本国内における犯罪は、出身別の統計というのはあるんですか。
○山根隆治君 これは、いろいろなマスコミ報道等を見ますと、福建省とか広東省が非常に多いという報道がなされています。  中国は、共産主義国家ではございますけれども、もう何というんでしょうかね、地方の力が強くて、中央が統制し切れないような状態があろうかと思います。これは中国へ行かれ...全文を見る
○山根隆治君 党派は違いますけれども、佐々木先生の私は予算委員会での御発言もちょっと読ませていただいたりして、その反響が非常にあったということで、佐々木先生も御発言なさっていらっしゃいましたけれども、今は統一地方選挙で、候補者の方々で治安問題を挙げられる方がかなり出てきているんで...全文を見る
○山根隆治君 是非、これはお役人ではなくて、長官の言われるように、やはりもっと根本的に発想を変えてやっていかなきゃ、法体系に問題があっても法体系そのものをどうやって見直していくかというところまで私はもう来ているんだろうと思いますね。非常に必死な思いしています。  暴対法ができて...全文を見る
04月02日第156回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○山根隆治君 学説を私拝見したということではなくて、自分の経験的な感覚の中でお尋ねを一つしたいんですけれども、子供の教育について本当に親が教育にずっと携わるという前提での今それぞれのお話ですけれども、乳児のときはともかくとして、幼児からの教育ということについて、私はもう高齢社会の...全文を見る
05月07日第156回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○山根隆治君 私は、拉致議連で石破長官と御一緒していたことがございまして、親近感を覚えている一人でございますけれども、公の場でございますので伸び伸びと議論をさせていただきたいと思います。  今日の読売新聞でございますけれども、テロ特措法枠外支援か、海上自衛艦、米艦に燃料補給、そ...全文を見る
○山根隆治君 いろいろな事実を確認したという御答弁と、そして、今確認中だ、調査中だという御答弁が錯綜しておりました。  これからまだ更にいろいろな事実が明らかになってきて、もし給油を、イラクに展開している部隊に対して給油されているという事実が明らかになった場合には海上自衛隊の艦...全文を見る
○山根隆治君 ほかにも知っていることがたくさんありますので、実は幾つかもっと聞きたいという思いもありますけれども、明日も他の委員会がございますので他の同僚議員にそれを譲りたいと思います。  決算委員会でございます。平成十三年度の決算については、防衛庁の所管のそれぞれの事業につき...全文を見る
○山根隆治君 済みません。時間の関係もありましたので省いていただいたと思うんですけれども、災害、IT施策について引き続き頑張ってください。  次に、文民統制と専守防衛の問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。  文民統制というのは、国会と内閣が担うべきものであろうと...全文を見る
○山根隆治君 資料を読ませていただきますと、九・一一の同時多発テロ以降の記録を見ましても北朝鮮の問題というのは一度も話題になっていない、議題になっていないと私は承知いたしております。拉致問題、熱心に長官も取り組まれましたけれども、拉致の問題、それからミサイルの問題等がこれだけある...全文を見る
○山根隆治君 外交であるとか防衛であるとか、国の、国民の生命、財産を守るべき国の国策を決めるのに官邸だけで決めていくということが時々指摘されることがあるんですが、そういうことでは非常に安全保障会議の重要な役割というのを改めて認識を私たちはすべきだろうというふうに思います。そういう...全文を見る
○山根隆治君 石破長官らしくない御答弁だと思いますけれども、それは議長がその任に、発言する資格があるというか、最高の責任者であることは間違いないですけれども、安全保障会議の一番の責任者ということでは、それはもう議長という立場ありますけれども、国の安全を守る立場から積極的な発言をし...全文を見る
○山根隆治君 もう我が国においては、法的にもそれから社会的にもシビリアンコントロールというのはしっかりもう確立されているというふうに私は認識しております。「戦争論」を書いたクラウゼビッツが、やはり政治が優先すべきだということで、軍人、自らの軍人としての立場よりも、立場からそうした...全文を見る
○山根隆治君 そうすると、政府としてこの記事というものを否定すると。どこから出たというよりも、この記事自体、こうした方針が明らかにされたということ自体を、明らかにされたというか、こうした方針が確認されたと、作られたということ自体を否定するんですか。
○山根隆治君 私もそう考えたんですけれども、余りに報道が詳細なんですよね。ですから、ここはどこからか漏れたというか、リークしたのか分かりませんけれども、異常に詳細な説明がある記事でございますから、本来これに基づいてお尋ねしようと思ったんですが、このこと自体を否定されるわけですから...全文を見る
○山根隆治君 ミサイルに例えば生物化学兵器を搭載していた、あるいは原子爆弾を搭載していた、それによって被害も大きく違いますね。そうすると、私は、今までの国会での論議というのは、専守防衛というのは、日本が被害を受けてからでないとそれを攻撃しない、こういうことになっているわけですね。...全文を見る
○山根隆治君 今の御答弁は今までの政府の統一見解と私は大きく違っているというか、踏み込んでいるというふうに私は思います。つまり、日本が攻撃を受ける前に攻撃可能だという御答弁になると思います。  今までの専守防衛の定義というのは、例えば今言われたような船田さんが、船田防衛庁長官が...全文を見る
○山根隆治君 そうした御趣旨の答弁があった翌日に、小泉総理が、それを一歩引いたような御答弁があったというふうに私は承知しておりますけれども、石破、今の長官の御発言というものについては、私個人としては評価をしている一人ですけれども、ただ、今までの政府のやっぱり見解と大きく違うんだろ...全文を見る
○山根隆治君 長官、一分で、済みません、これからの質問答えてもらいたいんですけれども、トマホークの配置という、巡航ミサイルを、トマホークを配備するという、もし日本政府としてそういう選択があるとしたら、それは違憲というふうにお考えになりますか。
○山根隆治君 ありがとうございました。  それでは最後に、もう時間がなくて通告したものの半分も行かなくて申し訳ないんですけれども、外務大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。  いわゆる拉致問題の解決と金正日体制の今後の展望というものについてお尋ねをしたいと思いますが、こ...全文を見る
○山根隆治君 最後に、実は今日の夜六時半から、第五回の、拉致はテロだ第五回国民大集会というのを有楽町で行うんですけれども、私も出席いたしますけれども、外相は御出席になりませんか。もし、ならなければ、メッセージを私持っていってもよろしいんですけれども、いかがでしょうか。
○山根隆治君 メッセージ、いかがですか。
○山根隆治君 石破長官、メッセージ、いかがですか。メッセージを私お預かりして集会に出ましょうか。
05月13日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○山根隆治君 奥島先生におかれましては、検討会議の座長をなされておられたということで、全体を俯瞰されるお立場であったかと思います。そういうお立場からお伺いをさせていただきたいと思いますが、留学生について先ほど御発言がございまして、十万人計画がほぼ達成されたということでございますけ...全文を見る
○山根隆治君 次に、清成先生にお尋ねをさせていただきたいと思います。  欧米などでは、大学生あるいは院生含めまして、非常に社会経験のある学生が相当数、日本に比べて多い。つまり、ある国では半数を超えるような学校もあるというふうに聞いているわけでございますが、我が国におきましても社...全文を見る
○山根隆治君 非常に刮目される御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  横山先生にお尋ねをさせていただきたいと思います。  高校生の奨学金制度についてでございますけれども、これはその時々の教育長であるとか、あるいは都道府県知事の考え方によって、思想によってかな...全文を見る
○山根隆治君 最後に、三人の先生方にそれぞれ経験的なお話で聞かせていただきたいんですが、いわゆる遅咲きの子供たち、生徒、学生を発見でき得るすべというのは経験的にどんなものがございましょうか。
05月15日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○山根隆治君 おはようございます。  この法案は、関係者、内外の関係者にかなり注目を当然のことですがされている法案でございます。実は、その関係者の一人とも言われる学生さんが私の会館の部屋にこの間陳情に来られまして、たまさか私も在室しておりましたので、いろいろな御意見を聞かせてい...全文を見る
○山根隆治君 今回の法案は骨格を出されたわけで、その血肉というのはこれから付けられていくものだというふうに私理解をするわけでございますけれども、先ほど御紹介申し上げましたようなそうした声というものを是非身にしっかり受けていただいて、これから肉付けされる際に是非配慮していただきたい...全文を見る
○山根隆治君 その直感、私もそういうふうに感じました。  つまり、いろいろな不安、社会全体にびまんしている不安というのがございますから、学生さんは学生なりに、そうした四年間の、学部でいうと四年間の生活の中でも不安があるし、あるいはまた、今、局長お話しになったように、社会に出て就...全文を見る
○山根隆治君 そこの点が非常に心配もされておりましたので、改めて今確認をさせていただいた次第であります。  それでは次に、本法律案の法文について少し疑問点、解釈についての疑問点がございますので、一つお尋ねをさせていただきたいと思いますけれども、第二条、これはもうすべて申し上げて...全文を見る
○山根隆治君 いろいろな議論があったか、ほかにどんな案があったかということもお伺いちょっとしたんでございますが、余りこの点について追っ掛けていくと時間を費やしますので、今、最後に述べられたように、誤解のないようにひとつ是非折に触れてアピールしていただきたいと思います。  次に、...全文を見る
○山根隆治君 私は、小泉総理は神奈川県ですし、民主党の党首の菅さんが東京工業大学だから、そういうことをまさか配慮したんじゃないとは思いますけれども。私は、神奈川県という海のあるところというのは、大体ほっておいても、首都圏であれば発展するというか注目されるところですね。ですから、海...全文を見る
○山根隆治君 大半がということですが、大半がちょっとおかしいなと思います。  というのは、理事については、監事もそうでしたでしょうか、理事長がこれは任命するということにたしかなっていたと思うんですね。そうすると、世間でよくあるのは、任命された人は任命権者に従うというか、そういう...全文を見る
○山根隆治君 是非、いろんな工夫をしていただいて、そうした問題、具体的に生じないようにひとつ御留意をいただきたいと思います。  それでは、第十三条でございますが、十三条の二項、「外国人留学生、我が国に留学を志願する外国人及び外国に派遣される留学生に対し、学資の支給その他必要な援...全文を見る
○山根隆治君 大学間の協定の内容によってかなり千差万別ですよね。ですから、私は、この八万円、一律八万円というのも、一つの最低限度というところで私は八万円というのを設けて、そしてさらに非常にその内容によっては厳しいところについては厚くするということも必要だと思うんですね。  実際...全文を見る
○山根隆治君 是非、研究から検討に進んでいただきたいということを大いに期待をいたして、この点については終わりたいと思います。  そして、この法案の法文そのものを離れまして、いろいろな問題点というのを各界から指摘もされておりますし、さきの参考人の質疑の中でもいろんなことが明らかに...全文を見る
○山根隆治君 分かりました。  大学院にいて、先ほど有村委員のお話、御質疑がございまして、興味深く聞かせていただきましたけれども、私は、非常に学力が顕著な者という、特に優れた者という表現というのは、本当に実は難しいだろうと思います。  ノーベル物理学賞をさきに取られた小柴先生...全文を見る
○山根隆治君 是非、将来撤廃という方向で考えてもいただきたいと思います。近々、私ども民主党の方も一つの法案の提出を用意をさせていただいておりますけれども、それはもう育英からの奨学というのは徹底したものになるかと思いますが、この点について是非御期待をしていただきたいと思いますし、い...全文を見る
○山根隆治君 これは、国としての意思ですから、やはり撤廃する、しないということは、また違ったメンタルの面がすごく大きいわけで、是非この点についても今後検討をしていただきたいというふうに思います。  それでは次に、大学間で奨学金の受給率の格差がかなり生じているというふうに聞くわけ...全文を見る
○山根隆治君 いや、そうではなくて、大学によってそれぞれ奨学金の受給率というか、申請してそれを受けている率というのはどうなのか、格差があるのかということで聞いているんですけれども、これは急なことですから、ちょっと事務当局に御迷惑掛けちゃうので私の方からお話しさせていただきますけれ...全文を見る
○山根隆治君 ちょっと直接お答えしにくくてしていないんだか、ちょっと理解されなかったんだか、よく分からないんですけれども。  そうした内示が実際にはあって、それが影響を受けているというふうな一つの説というか、そういうふうな話もあります。あるいは、教務の方が非常に遠慮して、学生に...全文を見る
○山根隆治君 是非、実態を調査して、御検討をいただきたいというふうに思います。これ以上はこの件は進めません。  さて、高校生の奨学金については、これ都道府県に移管されると、こういうことでございますけれども、こうした国のいろいろな施策のときに都道府県にというときに、私、どうなんだ...全文を見る
○山根隆治君 この教育の問題につきましては、例えば都道府県からすると、政令指定都市を持つ都道府県からすると、人件費等は県が持つけれども、権限は全部政令市にあるということでの不満というものもありますし、非常に微妙な関係ですよね。  それで、都道府県で奨学金制度をやっていますし、や...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  それでは最後に、留学生の問題について何点かお尋ねさせていただきたいと思うんですけれども。  先ほど、有村委員の論議の中でも、いろいろと認識、改めて認識、私持ったところも幾つかございますけれども、非常にやはり留学生を大事にしていくという...全文を見る
○山根隆治君 その中からいろいろな示唆に富んだ意見、意見というか声もあろうかと思いますが、是非それを吸収していただいて反映をしていただきたいというふうに思っております。  今の御答弁で、まだ、ちょっと急なこれもお話だったので、まとめた、整理した、アンケートがこうだというふうな御...全文を見る
○山根隆治君 財政的に是非していただきたいと思います。今、局長、後ろを見られたから余りちょっと自信がなかったのかも分かりませんけれども、是非、財政的な支援をこれから是非充実していただきたいというふうに思いますので、この点についてお願いしたいと思います。  それから、日本人学校の...全文を見る
○山根隆治君 二百五十人というお話ですね。分母はどれぐらいなんですか、アバウトで。
○山根隆治君 四万人の中の二百五十人って、どういうふうに考えたらいいんでしょうか。これからの展望をちょっと聞かせてください。
○山根隆治君 やっぱりけた、伸ばし方のけたがちょっと違うんじゃないですか。五十人ずつっていうと百年たったら何人ですかね、もう追い付かないぐらいのものになりますので、少し発想を変えて、やっぱり大胆に施策の展開、転換というものを是非これは考えていただきたいと思いますけれども。  ち...全文を見る
○山根隆治君 留学生の奨学金については、これはちょっと私調べ切っていなかったんですけれども、貸与型でしたか。
○山根隆治君 是非支給型で、額の問題もございますし、それから一律でなく、やはり各国の経済事情によっていろいろと、日本の国内での生活ということには変わりはないわけでございますけれども非常に苦労の度合というものもそれぞれに違っているわけですから、それぞれ各国の事情に応じてケアしながら...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第22号
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○山根隆治君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、内閣提出の国立大学法人法案に反対し、民主党修正案に賛成する立場から討論を行うものであります。  本法案は、自律的な環境の下で国立大学を活性化し、個性豊かな大学を育てるというその提案趣旨とは裏腹に、国立大学に対してこれまで以...全文を見る
07月09日第156回国会 参議院 本会議 第38号
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○山根隆治君 私は、民主党・新緑風会を代表して、内閣提出の国立大学法人法案に反対の立場から討論を行うものであります。  冒頭、我々民主党は、文部科学省による不要な監督から国立大学を切り離し、各大学の独自性と自律性に基づく発展を促すという立場にあることを明らかにしておきたいと思い...全文を見る
07月23日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号
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○山根隆治君 おはようございます。  質問通告に沿いまして順次お尋ねいたしておきたいと思います。  今の竹中大臣の御報告を聞かせていただいて、本当に日本の金融システムがついにもうここまで来ているんだという思いが禁じ得ません。今日まで本委員会で様々な角度から専門的な経験等を生か...全文を見る
○山根隆治君 民主党も行った調査がございます。それから、政府自身も行った調査がある。それどういうことかというと、末端の中小零細企業の事業主の方々が政府の改革路線、現場ではどのように受け止められているのか、あるいはさらに具体的にどのような問題があるのかというアンケート調査をいろいろ...全文を見る
○山根隆治君 かなりの長期間にわたって企業の倒産が減っていると、減少してきているということ、それはお心の中ではしてやったりと、効果が出てきたなというふうに思っているかも分かりませんが。  実は株価の問題でもそうですけれども、ここへ来て経済の復調といういろんな指標、経済指標等が出...全文を見る
○山根隆治君 少し時間がたってまいりましたので、次に移らせていただきたいと思います。  この国、我が国の景気回復を早急に果たさなくてはいけない、どのように果たすか。いろいろな手だて、それこそ魔法のつえはないということは確かでございます。しかし、いろいろな改革を積み重ねた後で日本...全文を見る
○山根隆治君 そこで、私は、短期、中期、長期で国のなすべき景気回復策ということで幾つかちょっと提案させていただきたいというふうに思うんですけれども、一つは、住宅ローン減税が今年十二月一杯で期限が切れるということでございますけれども、私は、非常に住宅建設というのは景気の回復にすそ野...全文を見る
○山根隆治君 平成十年十月十四日に経済戦略会議が短期経済政策への緊急提言というものを行いました。今行われている住宅ローン減税については、いろいろな制限という、条件というものがございまして、今の時代に必ずしもマッチしていない、もう少し緩和措置をいろんな面で取るべきだろうというふうに...全文を見る
○山根隆治君 実は民主党でも、住宅だけではないんですけれども、民主党の場合には、住宅、自動車、教育費等を中心にして、キャッシュローン以外のすべてのローンに掛かる利子を所得控除するローン利子控除制度というものを創設して、資産デフレを軽減して、将来的にも、金利が上昇した場合でも消費の...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  もう一度、改めて国土交通省に伺います。  住宅政策全体についての考え方をお伺いしたい、あるいは私の提案に対しての御見解をいただきたいと思いますけれども、これからの住宅建設は、もう少しスケール、質ともにやはり発想を変えていかなくてはいけ...全文を見る
○山根隆治君 次に、高市副大臣にお尋ねをいたしておきたいと思いますけれども、時間の関係もありまして少し大ざっぱなお尋ねにならざるを得ませんけれども、いわゆる産業の空洞化の問題についてお伺いしたいと思うんですけれども。  やはりここの空洞化というものが一体何なのかと。いろんな定義...全文を見る
○山根隆治君 それは当然なことなんですけれども、ある意味では、過渡的な措置というか、その間のそうした高付加価値の商品開発ということについて力を入れるというのは当然のことですし、それが非常にスケールが大きなものになっていかないと、産業化する、産業という言葉になるまでには非常に年月が...全文を見る
○山根隆治君 あと一分なんであれですけれども。  担当は違っても、最後に捨てぜりふじゃないんですけれども、やっぱり教育の問題、日本はやっぱり人材が非常に大事なわけですから、担当の省庁とはちょっと違いますけれども、この間の国立大学法人法案のようなばかな法案が、私から言わせるとです...全文を見る
07月24日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第23号
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○山根隆治君 ゆとり教育の問題についてまずお尋ねをさせていただきたいと思います。  国会はちょっとゆとりがないんですけれども、教育の問題ということで御理解をいただきたいと思います。  一九七七年の学習指導要領がゆとり教育の始まりでございました。その後、さらに二〇〇二年に全面改...全文を見る
○山根隆治君 今、大臣からは、確かな学力、それから豊かな心という二つのキーワードがあったように思います。私自身も子供二人、二十二と今十九歳になる娘がいるわけでございますけれども、学校のせいにするわけじゃないんですけれども、豊かな心は持った子供に育ったような気がするんですが、確かな...全文を見る
○山根隆治君 事前に御質問、御通告させていただいているところでございますけれども、人間と性教育研究協議会というのはどんな団体だか御存じでしょうか。
○山根隆治君 お立場からそれはお話がなかなかできないだろうと思いますけれども、高崎経済大学の助教授の八木先生が新聞に投稿されていた問題が実はございました。この人間と性教育研究協議会が非常に大きな影響を与えているということの中で、御自分の子供さん、小学校になる、四年生になる子供さん...全文を見る
○山根隆治君 いつごろまでにということですか。
○山根隆治君 そして、その実態調査に基づいて検討されると思うんですけれども、想定としては年度内にいろいろな、政策的にまとめていく、対応策をまとめる、こういうことでよろしいんですか。
○山根隆治君 先ほど、私、触れさせていただきましたこの協議会の影響というのは非常に大きいということでございますけれども、これはそれぞれいろいろな情報が飛び交っておりますけれども、結婚制度とか一夫一婦制さえ否定をするような活動があるところもございますし、非常に根源的な問題、教育の根...全文を見る
○山根隆治君 私は、際物といいますか、いつも今日的な問題から教育というものの素材にしていくということが、子供の教育への関心の度合いというか、非常に高まっていくものだろうと思います。そういう意味では、非常に今微妙な段階であって取上げ方難しいかとは思いますけれども、これだけマスコミに...全文を見る
○山根隆治君 私は事前に調査を徹底して質問したんじゃないんで、今初めて伺って、ああそうなのかということで実は理解したような次第でございますけれども、これも平成国際大学の学長の中村勝範先生が産経新聞の「正論」に投稿されている中で紹介されておりました。子供も大人と対等であるというふう...全文を見る
○山根隆治君 教育のありようということをいろいろと模索を文科省もされておりますし、識者もしていますし、当委員会でもいろいろな御議論ございます。  私がやはり根本的に考えているところは、語源的に知恵というのは、平等相、平等な部分、共通したもの、人間だれしもが持つ人間の個人の尊厳、...全文を見る
○山根隆治君 厳しい教育ですね。