山根隆治

やまねりゅうじ



当選回数回

山根隆治の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月15日第158回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第2号
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○山根隆治君 山根です。  日向野参考人にまずお尋ねいたしますが、その前に、大変心労の重なっている中で今日お出ましをいただきました。非常に見えざるいろいろなプレッシャー等もある中での公述だと思いますけれども、是非、日本の金融行政のためにも思い切ったひとつ御発言をこの際期待をいた...全文を見る
○山根隆治君 次に、奥山参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど奥山さん御自身からお話ございましたように、中央青山監査法人の代表社員ということで、今でも非常に実力者として影響力をお持ちだというふうに承知をいたしているんですけれども、そういう前提でお尋ねいたしたいんですけ...全文を見る
○山根隆治君 そういたしますと、今まででここの中央青山ではノンキャリの方が一名だけだというふうなことで理解してよろしいんですか。
○山根隆治君 なぜこのようなことを両参考人にお伺いするかといいますと、昨日の衆議院の委員会でのいろいろな御議論を聞いていましても、なかなか理解がちょっとされないところがありました。当委員会で、閉会中の審査で竹中大臣との論議もこの委員会でございましたけれども、どうも政府からの説明に...全文を見る
○山根隆治君 ミステリアスだからこそいろいろなことが言われるわけですね。北朝鮮との関係というのをこの際帳簿を全部洗い直して徹底的に調査する、そういう意図があるのではないかというふうなこと等も実はございますので、あえて先ほどああした質問をさせていただきました。  三月期、昨年三月...全文を見る
○山根隆治君 具体的にはどのようなことを言いたいんですか、奥山さん。
○山根隆治君 いろいろと伺いたいんですけれども、時間の制約がありますのでね。  それではお伺いいたしますけれども、繰延税金資産についてですけれども、繰延税金資産を除いた実質的な、それでは、先ほども御議論ありますが、自己資本比率が四%をクリアしている銀行というのはどれぐらいあると...全文を見る
○山根隆治君 いや、除いて。
○山根隆治君 非常に厳しい結果が私は出るんだろうと思うんですね。  今回、繰延税金資産を認めなかったということについて、果たして、それじゃ、他行全部、地銀から都市銀行から全部含めてそういうふうな措置を取った場合には、私は、もう大変な金融恐慌が起こるというような実態というのは、私...全文を見る
○山根隆治君 日向野参考人にお尋ねをいたします。  金融庁は、二〇〇一年以降、二年以上も検査をしておりません。その間、二百九十九億円の第三者割当て増資を容認して持ち株会社の設立も認可してきたわけでございますけれども、この間というのは非常にお互いの信頼関係が確立されていたのかなと...全文を見る
○山根隆治君 そういう御答弁を聞きながら、表現が少し悪くなりますけれども、別の言葉で言うと、甘えが生じていて、なれ合いというふうなことの状況はなかったというふうに理解してよろしいんですか。
○山根隆治君 それでは、時間でございますけれども、最後にお尋ねいたします。  受皿作りということでは県民銀行構想というものも地元であるやにも聞いておりますけれども、これについての見解を一つお尋ねします。そしてもう一つ、善意で増資に応じた方々、株主からの様々な、これいろいろな問題...全文を見る
○山根隆治君 結構です。
02月05日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○山根隆治君 まず、剰余金の処理の特例に関する法律案からお尋ねをいたしておきたいと思います。  今大臣から御説明がございましたように、本法案は、歳入歳出の決算上の剰余金のうち二分の一を下らない金額について公債又は借入金の償還財源に充てなければならない、これの例外的な措置というこ...全文を見る
○山根隆治君 ちょっと、端的にお尋ねをしておりますので、短めにひとつ答弁をお願いしたいと思います。つまり、下らないという表現、二分の一以上ということとの違いがあるので、それが何か特別な意味があったのかということを伺ったわけですが、お答えいただいていません。  それからもう一つ、...全文を見る
○山根隆治君 話変わりますけれども、総理の今国会における施政方針演説については、大臣はどのように評価されていますか。
○山根隆治君 そうしますと、総理が財政のところで、「平成十五年度の補正予算は、十四年ぶりに国債を増発することなく編成しました。国主導の財政出動に頼らなくても、構造改革の成果が現れています。」という文言については、これを支持なさっていらっしゃいますか。
○山根隆治君 十四年ぶり。
○山根隆治君 しかし、せっかくの大臣の評価でございますけれども、しかし、この法律案そのものが、提出された法律案そのものが、私はこれは裏技、ある意味では裏技を使っているということを言わざるを得ません。実質的にはやはり国債を増発したということと同じで、形式だけを整えてきているものだと...全文を見る
○山根隆治君 十五年度の補正予算のフレームを見てみますと、私はここに、はっきりと言えば、国民の目をごまかしているというふうに思わざるを得ないところの指摘をまずしておきたいと思います。  それは、歳出のところで既定経費の節減ということで一兆千七百十六億円が記されているわけでござい...全文を見る
○山根隆治君 私は大臣の今見解をお聞きしたかったんですけれども、今はもう事務的な話で、それをああそうですかということで聞かざるを得ないんですけれども、国民の感情として、そうしただまされているというふうな思いが、このことを細かく説明すれば、私は沸き上がってくる。そういう国民の感情は...全文を見る
○山根隆治君 国債を増発するということと、そしてその分の財力というものを償還に今度回さないということと、どういう意味があるんですか。意味の違い、政治的な意味でもいいですし、財政的な意味合いでもいいですけれども、どういうことなんでしょう。
○山根隆治君 我が国で減債基金制度というのはもう明治時代からずっとあったものでございます。そして、今日の財政法の六条一項の規定というものについても昭和二十二年から施行されている。そして、その施行の中で、お話が、先ほど御答弁ございましたように、もう十回ほど特例措置ということをもって...全文を見る
○山根隆治君 何をどうかというのは、これは全体の財政法の中の仕組み全体、有機的な条文ですから、それぞれが。ここをこうということを言うのには少し支障があるかと思いますけれども、基本的には、成長がほぼ約束されている中、昭和二十二年から戦後ずっと経済が発展して三十年代の高度成長になって...全文を見る
○山根隆治君 復興支援経済協力費ということが書いてあるわけですけれども、復興支援というふうにされていますが、復旧の概念とは同義語ということで理解してよろしいですか。
○山根隆治君 広い概念で復興という言葉を使っているということでございましたけれども、国民の税金を使っての支援ということでございますから、その辺をもう少し明らかに私はしていただきたいというふうに思います。  私、なぜそうした文言にとらわれるかというと、復旧ということであれば、恐ら...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、もう少し復旧よりも広く想定をしているということですけれども、どの程度広く考えておられるんですか。まさか東京のような大都市をつくろうというようなことでは当然ないでしょうし、その地域の歴史、環境等にかなったものを復興支援していこうというふうなことでございま...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、自衛隊本隊がイラクのサマワにこれから派遣をされていくということになりますが、今のお話からすると、そうした社会的なインフラがある程度完結するという、復興を一つの事業として完結するということになったらば、これは自衛隊が撤退するということになるのか、あるいは...全文を見る
○山根隆治君 財務大臣、閣僚の一人として同じことをお尋ねします。  改めて申し上げると、補正予算の審議でございますけれども、そしてイラクの復興支援に日本も協力をしていくということでございます。そして、どの程度のことをやるかということについては、社会的なインフラを整備する、復旧を...全文を見る
○山根隆治君 いや、大臣は政治家だからもうちょっと先々の話をしてもらいたかったんですね。それは、今は当然のやっぱりお役所からの話としてはそんな程度だろうと思いますけれども、一人の政治家として、やはりそれが完結したらほかの地域もやっていくというものなのか、あるいは撤退するというのか...全文を見る
○山根隆治君 今回の復興支援ということについて、あるいはイラクへのアメリカの攻撃に対しては、私どもこれに対して日本が支持を与えたということについての抗議をずっとしてきて党としてもいるわけでございます。  国連中心主義、そしてアメリカとの同盟関係、このはざまの中で、現実は非常に難...全文を見る
○山根隆治君 それは外務省の方の耳に入っていないだけで、内々に、それはアメリカとの同盟関係を持っているわけですから、それなりのサジェスチョン、私はあったんだろうと思います。大臣は聞いていませんか。
○山根隆治君 御答弁は御答弁として承りましたけれども、しかし実際には日米同盟の中での話ですから、ある程度の私はサジェスチョンがあったものだというふうに思ってはおります。  それでは逆に、我が国の財政状況からして、今度のイラクの復興開発支援協力ということについてはどの程度が、それ...全文を見る
○山根隆治君 分かりました。  それでは、有償、無償の線引きというもの、それはどこで行っていますか。三十五億ドルを有償ですね、そして十五億ドルを無償ということでございますが、その線引き、物の考え方、教えてください。
○山根隆治君 少し答弁満足していませんけれども、時間の関係もございますので進めます。  補正予算の中で私が非常に気になったところでは、そのフレームの中で雇用問題が項目として挙げられてない。厚生労働省はこの本予算の中で雇用について求めなかったんですか、雇用対策費。
○山根隆治君 今国民が一番求めているのは景気の回復と雇用の安定ですよね。そうした中で、厚生労働省、当該年度の予算要望を財務省にしたときに一〇〇%受け入れてもらったということはないわけでしょう。そして、国民の、勤労者の雇用の安定を求める声が物すごくある中で、声も上げなかったというん...全文を見る
○山根隆治君 もうあと一年ほどしかないので、これはもう是非とも百万人達成をされないと、国民へのやっぱりもう約束ですから、是非ここのところはしっかりとやっぱり腰据えてやってもらいたい。補正予算にも、財務省に物も言えないようなやっぱりちょっと姿勢では、厚生労働省としてもうちょっと頑張...全文を見る
○山根隆治君 既にオランダでは、これは豚にも感染しているということがはっきりしております。やはり、このインフルエンザもA型、B型、C型とありますけれども、A型はどこでどういうふうに変異していくか分からない、増殖していくか分からないということで、必ずしも鳥だけではない、人間にも感染...全文を見る
○山根隆治君 対応できるように変えていくというのは、具体的にはどういうふうに、どこの部分をどういうふうに変えていこうとされるんでしょうか。
○山根隆治君 運用について弾力的にやっていくと、こういうお話でございます。財政破綻そのものを恐れるわけでございますので、これから少し研究していただいて、是非あらゆる事態に適応できるように御努力をお願いをいたしたいというふうに思っております。  時間も残念ながら来ましたので、あと...全文を見る
○山根隆治君 少しちょっと話がずれてきました。  歳入歳出のこの数字の開きということについては、歳出が少なくなっていると。家畜勘定では四百四十八億に対して歳出が三百七十九億ということですから六十九億の開きがあるわけで、これをどういうふうに御説明いただくかということを聞いたわけで...全文を見る
03月12日第159回国会 参議院 本会議 第8号
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○山根隆治君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成十六年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  国債発行三十兆円枠を掲げて登場した小泉総理の三回目の本予算編成は、昨年度...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○山根隆治君 本日は、大変お忙しいところ、ありがとうございました。  時間もございませんので、端的に御質問をさせていただきます。  まず、森本先生にお尋ねをいたしたいと思います。イラク問題についてでございます。  自衛隊がああした形で派遣をされていて、当初かなり世論でもイラ...全文を見る
○山根隆治君 今回のイラクへの攻撃ということで、イギリスはいち早くアメリカを支持し、日本も追従していったという形があります。ヨーロッパの中で、フランスはまず反対しておいて、そこからいろいろな条件を付けてアメリカと交渉する。非常にイギリスとフランスというのは違った外交手法を持ってい...全文を見る
○山根隆治君 それでは次に、北朝鮮の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  少し前にさかのぼって考えてみますと、北朝鮮と韓国との関係、金大中大統領は太陽政策を取られた、融和策を取られた。結果として、私は、余りそれはいい状況を今日もたらさなかったというふうに思ってお...全文を見る
○山根隆治君 次に、台湾の問題についてお尋ねをいたします。  選挙が行われて、最高指導者がだれになるかということによっても随分変わってくるかと思いますけれども、今年はオリンピックがあります。そして、二〇〇五年からは、様々な軍事専門家の分析等では、中国が相当軍備増強してくると、ま...全文を見る
○山根隆治君 久保田先生にお伺いをいたします。  先ほどのお話の中で、統一的構造対策という表現がなされたかと思いますけれども、これは一体どのようなものなのか、もう少し御説明いただければ有り難いと思います。
○山根隆治君 ありがとうございます。
03月19日第159回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○山根隆治君 おはようございます。  私がお呼びしていた大臣が到着していないということで、今日は流れるような質問というわけにどうもいかないようでございますので、大臣が、おられる大臣の順番で伺うということになりますけれども、御理解いただきたいと思います。  私は、今日お伺いいた...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。それは正式な見解ということを改めて伺いました。  実は、一九九四年の夏に金泳三元韓国大統領、そして前クリントン・アメリカ大統領と非常な激論が交わされたというのがつい最近の雑誌記事、インタビュー記事にございました。  当時、北朝鮮の核疑惑と...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  それでは、小野大臣が来られましたので、小野大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  我が国における失踪事件というものが北朝鮮による拉致だったと、こういう認識は政府はいつごろから持っておられたのか、お尋ねいたします。
○山根隆治君 一般には、この拉致というのは一九五〇年代からあったのではないかというふうに認識をされております。世間に公になりましたのは、昭和五十五年の産経新聞のスクープがございました。その後、梶山国家公安委員長が六十三年国会で北朝鮮による犯行だということを、見解を述べられたという...全文を見る
○山根隆治君 この方が検挙されたのは昭和五十六年の六月の二十四日でございます。この以降、たくさんの拉致事件というのが頻発をしてきているということでございます。このときになぜ的確な措置を取れなかったのかというのは非常に残念で疑問に思うところがございます。  このときの取調べの調書...全文を見る
○山根隆治君 いや、今の認識はおかしいんじゃないですか。これは拉致じゃないと、この事件は、日向事件は拉致じゃないという認識というのは極めておかしいですよね。それは拉致をその場ではしていかなかったかもしれないけれども、準備活動に入っているわけですから、それも一体のものとしてとらえな...全文を見る
○山根隆治君 ちょっと大臣、どうですか、今の答弁、私のやり取り聞かれて、小野大臣。
○山根隆治君 大臣、駄目ですよ、聞いていないことをお答えになってもしようがないんです。私は今公表しろとかなんとか、そんなことは要求、今、今の段階、何もしていませんから。私が申し上げたいのは、こうしたことが分かっていながら、いろいろな捜査の中で、北朝鮮の工作の手法とか、それからどこ...全文を見る
○山根隆治君 私が質問していることに答えていないんですよね。情報を、今どうなっているかということじゃないんです、その当時の話なんですから。  そうしたら、関係機関に、そうした政府の関係機関とも協議したということであれば、そうしたら日本の巡視船というのは性能をいつアップできたんで...全文を見る
○山根隆治君 何月何日からアップしたということを聞いているわけじゃなくて、一番大事なことは、こうした事実、日向事件で本当にすばらしいもう捜査されましたよ。そうした情報がありながら何で対応できなかったのかということをお伺いしているわけですよ。官房長、いかがですか。
○山根隆治君 過去があって現在があるの。
○山根隆治君 答えになってないじゃないですか。委員長お分かりでしょう、聞かれていて。どうして答えになってないかということをじゃ具体的に申し上げますよ、今むっとされたから、怒られているから。  今の御答弁の中で、今官房長官言われた、相手がある、相手があるないじゃなくて、相手がひど...全文を見る
○山根隆治君 お教えしますよ。  日本だけで考えられることじゃないですか。巡視船の性能をアップするということは日本だけでできることじゃないですか。工作船に、向こうの工作船をこっちが捕獲しなくちゃいけないじゃないですか。そのために性能をアップするということです。それだけの予算を作...全文を見る
○山根隆治君 そんなばかなことはないじゃないですか。過去のこと、今も拉致はずっと続いているじゃないですか。しかも、一説には百何十人が日本人は拉致されているという話もありますよね。警察が確認しているだけの数じゃない、とてつもない数の人たちが拉致されていると言われているわけですよ。な...全文を見る
○山根隆治君 被疑者はもう北朝鮮に行っていますよね、もう帰っていますね。今もう御生存、生存されているかどうか分かりませんけれども。特別な問題ないんじゃないですか、もうだって民間の報道機関が情報を取っているわけですから。何の問題があるんですか。  国会法百四条、そして憲法六十二条...全文を見る
○山根隆治君 小野大臣ね、私は昨日、もう事前に通告してあるわけですよ、こういうことを質問いたしますよと、日向事件について。ということをもうお話ししているわけですから、もう少し明快な御答弁がなくては困りますね。  どういう、こうした調書があって、いろいろな重要な情報がある、これに...全文を見る
○山根隆治君 そしたら、この調書はなぜ民間に出たんですか。民間に開放されていて、開示されていて国会にどうして出せないのかを教えてください。
○山根隆治君 どうも論議がかみ合わないんですね。(発言する者あり)
○山根隆治君 これは昭和史の深いやみですね。やみとなぞというのが北朝鮮の問題にずっとあるんです。これはもう官房長官のお父様が総理大臣されていたとき、時代のことでございます。当時、いろいろなうわさがありながらも政界を包むやっぱりやみだったですね、この部分というのは。私は、今それを明...全文を見る
○山根隆治君 それでは、今御答弁にありましたように、委員長の方で警察庁の方に委員会の名において資料請求、是非していただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
○山根隆治君 支障のないものをというものでございますから、どの程度が出てくるのかということがございます。  当時の取調べ官の大迫さんという方が非常な努力をされて取調べをされたということでございますし、当時の警察、日向警察の署長、山口署長さん、まだ御健在のようでございますので、こ...全文を見る
○山根隆治君 この北朝鮮という国は大韓民国の官邸、大統領官邸を襲撃したり、あるいは航空機爆破事故も、事件も起こしました。ラングーン事件もあった。偽札を偽造して密輸するということも起こった。そして、日本の拉致の問題があった。やりたい放題のところでございます。したがって、普通の交渉で...全文を見る
○山根隆治君 そうは言いながら、今大臣の目を見ていると、かなり私たちに期待しているなというふうに私にはお見受けしまして、やはり外交のカードとして特別委員会があるということだけでも相当なやはりプレッシャーになるわけでございますから、この点については国会筋の話でありますけれども、更に...全文を見る
○山根隆治君 来年度予算の中で、BMDについて既に二〇〇三年の十二月に導入が決定しているわけでございます。この予算付けはどのようになっておりましょうか。
○山根隆治君 委員長、小野大臣に対しては私の方からの質問をこれで終わりますので、お取り計らいください。
○山根隆治君 既に北朝鮮に配備されておりますノドン二百基及びテポドン1の開発が完了が近いとされているわけでございますけれども、今長官の方から御説明ありました予算付けがされているということで、BMD、ミサイル防衛システムをもってこうした北朝鮮のミサイルに対して対応するということでご...全文を見る
○山根隆治君 湾岸戦争のときに配備されたパトリオットについて、その後検証して、当時言われていたほど命中率が高くなかったというふうに言われているんですが、これは事前に申し上げてなくて申し訳なかった、済みませんが、その命中の確率はどの程度か、御認識されていますか。
○山根隆治君 パトリオットの命中率はそれでは分からないということが分かりましたけれども、そこに搭載されているものが生物化学兵器であるのか、核であるのか、その判断というのは事前にできるんですか。
○山根隆治君 そうしますと、何を搭載されたか分からなくても撃ち落とす。そのことによってかえってパトリオットで撃ち落としたときの被害というものが予測できないということでございますが、その場合に迎撃すべしという指令をするのはどなたですか。
○山根隆治君 私の持ち時間があと一分ほどでございますので、外交防衛の問題についてはこれで締めさせていただきたいと思います。  話はがらっと変わりますけれども、厚生大臣、厚生労働大臣にお尋ねいたします。  痴呆性の高齢者の方が非常に増えております。実は、いろいろな痴呆が完治する...全文を見る
○山根隆治君 せっかくですから。  大臣、是非、まだまだ国の行政の中ではこうしたセラピーの問題、未開拓でございますので、是非積極的にお取り組みいただきたいということを要望して、私の質問を終わります。
03月25日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○山根隆治君 おはようございます。今日は二時間の時間ございますので、じっくりお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  この法案、様々な読み方もできるわけでございますけれども、やはり一九八〇年代後半のバブルというものの影響を圧倒的に受けた予算の編成であり、こうした所得税...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  このことで議論をするつもりなくて、お伺いして、そこから次に法案の内容について進もうと思ったんですが、ちょっとお二人のお話の中で、やはり私の意識としては少し物足りなかったところがありますので、それをあえて、あえて言われなかったのかも分かり...全文を見る
○山根隆治君 これ以上議論するつもりございませんが、大変まとめてお話をいただきまして、ありがとうございました。  なぜこういうふうなことを議論しないのに聞いたかというと、やはり議事録にしっかりと残しておきたいというふうな思いがありましたので、今この時点での担当大臣の見解はこうだ...全文を見る
○山根隆治君 少しこのことで時間を取り過ぎましたけれども、本来これは、こうした長期的な国家戦略等はこの本院で、参議院でやはり十分論議してまとめ上げていくというのが参議院の意義にもなるんだろうというふうな思いもありまして、少し触れさせていただきました。  さて、本法案でございます...全文を見る
○山根隆治君 私、その辺の実際の現場というのはよく分からないんですけれども、やはりお役人がしっかり、有能な方ばかりですから、まとめ上げられた間違いないものだというふうに思いますけれども、その税制調査会のメンバーの方も恐らく学者の方は物を書くのにたけておられる方が多いだろうと思いま...全文を見る
○山根隆治君 どんな資料を先生方に出すか、そして役人の、事務方の皆さんがどんな発言をして会議をリードするかということによってかなりやっぱり影響を、小さな発言でも大きな影響出るわけですから、その辺のところは十分に、委員の方々が伸び伸びと自分の思いを表現できる、できて一つの形にできる...全文を見る
○山根隆治君 私たちが政権を担ったときの参考のお話に十分聞かせていただきまして、大変ありがとうございました。  それで、この法案によりまして税収の増減というのはどのようなことになりましょうか。
○山根隆治君 個人にとっての見方、法人にとっての見方でそれぞれ分かれるところです。これは後ほど議論をさせていただきたいというふうに思います。  昨日、この本委員会で、大塚議員だったかと思いますけれども、内閣府試算による経済見通し、それから財務省試算による見通し、その問題を取り上...全文を見る
○山根隆治君 竹中大臣、いいですか。
○山根隆治君 今までの積み重ねがあるわけですから、そう一朝一夕に変えるのも大変だというお立場も分かりますけれども、やはりこれは国民の目から見てというのを物差しに是非していただきたいというふうに思います。  ですから、その前提、計算の前提が何なのか、そしてそのプロセスというものを...全文を見る
○山根隆治君 この点について分かりました。  竹中大臣がお時間の関係もございますので、少し先を急ぎます。  今の景気、少し、一月の月例報告の中では少し明かりが見えるというふうな表現だったでしょうか。景気の基調判断は「着実に回復している。」と、こういうふうに表現をされております...全文を見る
○山根隆治君 輸出と設備投資に支えられてと。輸出については、アメリカ、中国というのが非常に大きいでしょうし、しかしこの先行きというものがどういうふうに見られるのか。あるいはまた、設備投資についても、この設備投資の範囲というのは減価償却費の中の限界の中での話のように思えるわけですが...全文を見る
○山根隆治君 小泉総理と一緒になって進められております構造改革でございますけれども、この景気の回復と構造改革のかかわりというのは、具体的にはどのような産業の分野、あるいはどのようなかかわりの中で構造改革の成果があったというふうに思われるのか。あるいは、いや、私はそんなこと言ってい...全文を見る
○山根隆治君 大企業、不良債権処理によって、それを克服して収益を上げてきて、非常に明るい見通しが出ていますけれども、逆に言うと、不良債権処理によって建設業であるとかサービス業であるとかというのは淘汰がどんどんされていって、それが非常に末端に経済の回復感というのがなくて、絶望的なま...全文を見る
○山根隆治君 大臣、お時間が迫ってきましたんで、これ最後に、竹中大臣への質問は最後になるかと思いますけれども、あるべき税制ということで、法人を優遇して、そして個人に負担が行っているという、そういう答申であり、実際に今年度の提案されている予算、そしてこの法案の中でも個人に重くのし掛...全文を見る
○山根隆治君 竹中大臣については私の方からはこれ結構なので、委員長の方でお取り扱いください。
○山根隆治君 それでは同じ質問、谷垣大臣にさせていただきます。個人負担の。
○山根隆治君 せっかくの御答弁でございますが、やはり国民の感覚としては、酒税が上がって、たばこ税が上がって、配偶者特別控除の上乗せ部分も廃止になったりということで、これらはすべて恒久的に増税される部分がどんどんメジロ押しになってくるんじゃないかと、そういう非常に不安が今あるわけで...全文を見る
○山根隆治君 是非お願いしたいと思います。もうびほう策ではどうにもならないところに来ているわけですから、税制そのものの骨格、スケルトンそのものをやっぱり変えていくというところにももう来ているというふうに思います。それは、もう雇用の形態も変わってきたし、教育も大きく曲がり角に立って...全文を見る
○山根隆治君 低いといっても、今現在というか、どの時点かによっても時々刻々もう変わっているという状況がありますよね。三千万の所得の方々、かなり増えてきているし、そして低所得に落ち込んでいる人たちもかなり出てくる。つまり、雇用状況によってもう非常に、今流動性が非常に高くなっているわ...全文を見る
○山根隆治君 やっぱりさすが政府ですね。私、二〇〇〇年までのしか持っていなかったので、二年間新しいので。  しかし、もっと非常に流動性が高いということは是非御認識いただいて、この日本という国のありようというのが、今までは中流意識を皆持って、そして所得もかなり平均化していた時代が...全文を見る
○山根隆治君 抽象論としてはそういうことで分かりますけれども、具体的な数値的な目標というか、日本の社会はこうあるべきだということで、ジニ係数はこのぐらいにすべきだというふうな目標設定というのはできないんですか。そういうふうな哲学はお持ちじゃないんですか。
○山根隆治君 少しジグザグした議論になると思うんですけれども、やはり中高年それから若年の世代の人たちにもろにこの日本の経済状況というのはしわ寄せが行っているということが一つ言えると思いますね。  それは、若い方々の就職率の低下、フリーターが今四百十七万でしたかね、おられる。そし...全文を見る
○山根隆治君 文部科学省の関係、教育の問題について少し触れさせていただきたいと思います。  こうした所得の格差というのが教育に与えている影響というのは非常に大きなものが今あろうかと思います。学歴社会というものがいけないんだというふうな御議論もありますけれども、しかし、実際には就...全文を見る
○山根隆治君 私も質問をしながら考えながら、税ということで考えた場合には非常に難しさがあるかなというふうな思いも実はいたしました。逆にもっと格差が広がるという、単純に取り扱うとそういうところもあるのかなというふうな思いも実はいたしました。  しかし、逆に、じゃ、塾であるとか事業...全文を見る
○山根隆治君 分かりました。是非お願いいたします。  少し前後いたしますけれども、雇用の問題にもう一度戻らせていただきたい。雇用関係の問題でございますけれども。  アメリカではジョブロス・リカバリーという言葉がはやっております。日本でこうした雇用減少の回復という訳に一応なって...全文を見る
○山根隆治君 厚生労働省、おいでいただいていますので、この辺のところについて見解聞かせていただけますか。
○山根隆治君 事実の把握なんですけれども、フリーターの方、私の持っている資料だと四百十七万で今二百何万と、その規定の仕方によって随分違っているなと思います。  いずれにしても、そういう傾向があるわけでございますけれども、そうした方々はフリーターであることを望んでいる方もおられる...全文を見る
○山根隆治君 非常に微妙な数字ですね。  しかし、本当に年齢が重なってくればフリーターであることのやっぱり不安とか、それから結婚ということを前にしてくるとそれが、フリーターであることが障害になるというふうなことが当然予測されるわけでございまして、その辺をある程度、実態そうだから...全文を見る
○山根隆治君 少し、ちょっと時間も迫ってきたので、一遍にまた二つ、厚生労働省と経済産業省にお聞きしたいんですけれども、今の御答弁で対日投資を五年で倍にするということですが、これは規模的には今がどうで、五倍になるとどうなるんでしょうか。それと、海外との比較、内容についてちょっとお尋...全文を見る
○山根隆治君 はい、分かりました。余り追っ掛けていくとちょっと時間がなくなっちゃいますので。  経済産業省の方でこれから是非対日投資というものを、五倍もいいですけれども、もっと大きく増やして、日本の雇用というものも逆に雇用の概念が変わるぐらいに、たくさんの勤労者がそこで吸収され...全文を見る
○山根隆治君 占める割合が低いからということでございますけれども、この根拠といえば外国との比較だろうというふうに思います。アメリカと日本では、日本が二・五%、アメリカが八・一%ということでございますけれども、これはどの辺のところまで増やしていくという数値目標を教えてください。
○山根隆治君 ある見方からすると、個人の資産というのをそうしたリスクのないものに投資させるということで、日本の経済の活性化ということを考えると、やっぱりリスクマネーということで、経済の活性化というものにそれを振り向けるというふうな考え方もある。それには逆行するわけですけれども、こ...全文を見る
○山根隆治君 ちょっと質問の、取り違えておられたと思うんですけれども、リスクマネーだと言っているんじゃなくて、リスクがないということの前提でお話をしていまして、個人の金融資産というのはリスクマネーの供給としてのやっぱり役割が期待されているわけですから、これに逆行するんじゃないか、...全文を見る
○山根隆治君 少し、ちょっと話がうまくかみ合っていないんですけれども、どなたでも、ちょっと御答弁、ほかにちょっと私の言っていることで、大臣。
○山根隆治君 何年物が一番人気なんですか。
○山根隆治君 分かりました。  個人向けの国債については、これは金利が上がっていったときにどうなるんだろうかというふうな思いもありますので、どの辺まで期待をして、信頼寄せていて、期待していっていいのかというちょっと危うさも感じないわけではありません。それから、郵貯も民営化されて...全文を見る
○山根隆治君 住宅政策取り上げるのは、私、国会で二回目なんですが、いつも最後の方に取り上げるのでちょっと消化不良いつも起こしているんで、今度じっくり議論の場を自分で設定して議論させていただきたいと思いますので、またそのときに譲りたいと思います。税制上のいろいろな措置についても、例...全文を見る
○山根隆治君 本当にいかようにも取れる名答弁だと思いますので、実際の運用の中でどうにでもされちゃうなというふうに、よく考えて聞いていたので、そういうふうに思いました。  私、別にビールメーカーから選挙でも何もお世話になっているということはないんで、特定のこと名前言っちゃってよか...全文を見る
○山根隆治君 分かりました。そうしますと、今のお話をそのまま伺いますと、総量が、日本人の飲むビールの総量が大体もう前提として決まっていて、ビールのたぐいのものであると、それが移動するかどうかということだけで見るということですね。いや、数字的なお話ではそういうふうなこと、私にはそう...全文を見る
○山根隆治君 しょうちゅうのことを言うと、本当は奄美でごちそうになったものについても、もうしょうちゅうは前年比一七〇%の売上げだと言っていましたね。非常に大きな売上げになっているというふうに思いますが、今スコッチウイスキーの話されましたけれども、あれはもう政治で、ちょっと、私もも...全文を見る
03月26日第159回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○山根隆治君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました平成十六年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  小泉内閣は、過去三年もの長きにわたり、構造改革と称し、国民に不安を与え痛みばかり押し付ける政治を行ってまいりました。小泉改革の三年間に...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○山根隆治君 おはようございます。  証券取引法についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  大臣の提案理由の説明によりますと、政府の、内外の経済金融情勢の変化に対応して、市場監視機能の強化及び有価証券の販売経路の拡充を行うなど、市場機能を中核とする金融システムを改善強化...全文を見る
○山根隆治君 よく、一応分かりました。  この法案について、私どもは賛成という立場でございます。今大臣が言われたこと、もっともなところも多々あるんですけれども、今ふと私も思い浮かんだことで、ふと一つ不安になったことが急にちょっと思い浮かびました、事前には何の用意もしてなかったこ...全文を見る
○山根隆治君 竹中大臣らしからぬと言ったらちょっと失礼ですけれども、非常にいいお話を聞かせていただき、ちょっと失礼ですね、これは。ちょっと今の取り消しますね。  私の持っていたイメージとちょっと違っていたという意味で、そうした日本独特のやっぱり社会風土というか、そういうものも大...全文を見る
○山根隆治君 ということではあるんですけれども、しかし、現場に行きますと、恐らくこれが解禁されるということになってくると、様々なやはりトラブルというか、そういうものが非常に起きやすいなという気が非常に私としてはいたしております。それらについて、やはり現場を踏まえながら、対応策とい...全文を見る
○山根隆治君 今具体的な数字を挙げて、現状では欧米は相当数個人の取引が多いということでございますけれども、こうした証券取引について個人で一割というのが日本の実態ということですが、これの見通しというか、希望というか、希望的観測というか、そうした目標設定というものはございますか。
○山根隆治君 金融システムの強化、改善につなげていきたいということであれば、副大臣自身のお持ちになっていらっしゃる感覚で結構ですけれども、どの程度あれば国際的なレベルに合う、あるいはこうあるべきだというふうな個人的な見解をお聞かせください。個人的といったって、副大臣としてですから...全文を見る
○山根隆治君 副大臣も随分国会で答弁されていらっしゃるから、非常にお上手になっていらっしゃるなと思いますけれども。  それでは、ひとつ視点を変えてみますと、来年四月、ペイオフというふうなことになってまいります。そうなってくると、日本の今の預金の状況がどうなっているのかということ...全文を見る
○山根隆治君 法案作成の段階でペイオフを迎えたときの状況分析というものはされていなかったんですか。
○山根隆治君 それでは、役所の中でそうした議論があったところでどのような、法案と直接的な関係がないということに仮にしておいて、どのような議論が行われて、ペイオフになった場合にどのような国民の選択が行われるというふうな予測をされておられるんですか。議論としてどんな議論が出ていたか、...全文を見る
○山根隆治君 分かりました。  それでは次に、もう既に四月から税理士や会計士の方が個人で証券仲介業をやっておられるわけでございます。四月、五月、今日は六月ですから、二か月間の実績というのは細かく数字で持っておられるかどうか分かりませんけれども、どのような実績になっているのか。そ...全文を見る
○山根隆治君 九件の内訳を教えていただけますか。
○山根隆治君 そうすると、税理士さんや公認会計士さんがやっておられるということはないんですね。
○山根隆治君 税理士の資格を持っておられる方、公認会計士の免許を持っておられる方は何件になるんですか。
○山根隆治君 意外に少ないのでびっくりいたしましたけれども、これから非常な、この法律が通ってくると様々な報道もなされていきますので、あるいは個人の方も増えていくのかなというふうな気もいたしますけれども、是非、まだスタートをしたばかりではございますけれども、様々なケースで、少しケー...全文を見る
○山根隆治君 今の段階ではそういうふうな御答弁に当然なってくるだろうと思うんですけれども、様々なやっぱり憶測、揣摩憶測があるわけでございまして、やはり時間を追って時系列的に見てくると、銀行、証券、保険の規制緩和をめぐる動きというのは非常にテンポが速くなってきているわけでございます...全文を見る
○山根隆治君 銀行もすごくこれ忙しくなってきていますよね。貸しはがしをするのにも忙しいのかなというふうに思っていましたけれども。これで今度は株の仲介をやって、そして今お話ししたように、保険も全面解禁に向けた動きがあるというふうなことになっているわけでございますけれども、果たして銀...全文を見る
○山根隆治君 それは銀行自身が選ぶことですから、今の御答弁というのは当然でございますけれども、しかしバブル期にお金が余って、どんどんお金借りてくださいということで、ゴルフの会員権だとかも含めてどんどんお金借りてくださいと、お貸ししたいと、もう要らないと言っていても借りてくれって言...全文を見る
○山根隆治君 今お話出た証券業協会というと、やはり金融庁、旧大蔵省の影響下に圧倒的にあるところですよね。ここの協会のことをちょっとお尋ねを、そうすると、いたしますけれども、そうした教育を施せるだけのやっぱり社会的な信頼というか、業界の中であるのか、それから人的な力というものもある...全文を見る
○山根隆治君 今、スタッフは何人ぐらいなんですか。
○山根隆治君 株取引等をしている方々が日本国民の一割ほどしかいないということのいろいろな要因というのはありますけれども、証券会社へ行って取引しても、もう損ばかりさせられて、手数料目当てにどんどんどんどんこれを買いなさい、これを借り換えなさいというような、売りだ買いだということを外...全文を見る
○山根隆治君 少し話が飛びますけれども、保険の外交員さんが三十万人弱いるというような統計も見たことがございます。年々保険の外交員が数が減ってきているわけでございます。銀行業務、窓口業務の中で、この保険がどんどん解禁されていくということになると、他の既存の保険会社への影響も非常に大...全文を見る
○山根隆治君 厚生労働省の方でちょっと御答弁いただきたいと思うんですが、私がちょっとお尋ねしたのは保険の外交員の方々の雇用の問題です。この実情がどうなって、これからどのような展望を持っておられるのか、そしてその生活実態というものがどのように、末端の外交員の方あるいはその家族に経済...全文を見る
○山根隆治君 保険業界の再編がある中で、その保険の外務員、外交員の、特に女性が圧倒的に多いですけれども、方々の悲惨な状況というか、かなり深刻な状況を聞くわけですね。今、四十二万人が二十八万人に平成十四年なってきたということですけれども、この中でも特に給与労働者、給与をもらっている...全文を見る
○山根隆治君 時間も迫ってまいりましたので、先に進みます。  課徴金の問題でございます。  仲介業に乗り出していかれる中で、法的な様々な規制もありますけれども、それがなかなか遵守されにくいというか、懸念される状況もあるわけでございます。今回、課徴金ということで決められているわ...全文を見る
○山根隆治君 何で適当なのかよく分からないんですけれども、私は、違反行為によって得た利益、それにふさわしいというか、ほぼ同額を課徴金として取り立てるということだろうかと思うんですけれども、しかし、実際に、逆に言うと発生を、そうした行為によって発生した損害を含めても徴収すべきじゃな...全文を見る
○山根隆治君 まあ分かりましたが、そうしますと、独占禁止法とか証券取引法百九十二条の条項もございますけれども、これら行政処分と課徴金との関係については二重罰というか、そういう見方もできようかと思います。これらについての議論はどうでした。
○山根隆治君 じゃ、憲法三十九条はクリアしているという見解ですか。
○山根隆治君 ただ、様々な議論があるということだけは一つ、御承知でしょうけれども、一言申し上げておきたいと思います。  それでは次に、実は教育の問題についてお尋ねをしておきたいと思います。  学校教育について、社会科の中では当然経済の問題も学校教育の中に取り入れているわけでご...全文を見る
○山根隆治君 それで、私自身は、本当にやはり学問というのは、実際の生活に直接すぐ役に立つもの、あるいはまた役に立たずとも将来的に役に立つかもしれないもの、あるいはさらにそうした価値を超えて人間が求めてやまない何かある種のもの、そういうようなことが言えるかと思うんですけれども、私は...全文を見る
○山根隆治君 どのように適切に努めていくのか、もうちょっとその将来展望を聞かせていただけますか。アクションプログラムというか、そういうものもありますか。
○山根隆治君 教科書の中でいろいろと教えるというのも大事ですけれども、ちょっととっぴで余り整合性のない話かも分かりませんけれども、例えば高校にゼミを置くということで、学校が終わったところで、放課後でもいいし、あるいはゼミの位置付けというものもちょっと高校の中で考えてもらって、そう...全文を見る
○山根隆治君 やっぱり日本は、これから世界の中で活躍していくのには経済とそれから文化だろうと思います。やっぱり経済ということで考えると、もう本当にたくさん才能を持った方がたくさんいらっしゃる。物づくりでもそうでございますけれども、金融や証券ということでもそうでございますので、たく...全文を見る
06月03日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○山根隆治君 おはようございます。  まず、竹中大臣が少し遅れて来られるということでございます。  スポット的に質問をさせていただきたいことがございます。  谷垣大臣、先月の十五日に日中韓と東南アジア諸国連合の財務大臣の会合に臨まれて、日本とアジアが結んでいる租税条約の抜本...全文を見る
○山根隆治君 前向きな反応があったということで喜ばしいことでございます。これは各国共通にそのような前向きの反応があったというふうな理解でよろしいんですね。
○山根隆治君 そうしますと、会議が終わった後で、実務者の中では事務レベルで更にもう具体的に話が詰まってきている状況だというふうな理解でいいんですか。
○山根隆治君 そうしますと、東南アジア諸国との租税条約の改定ということも今お話伺いましたけれども、ヨーロッパとの関係ですね、EU各国、オランダとの改定が一番早めに着手されているというふうに承知しているんですけれども、これらの手順について、あるいはヨーロッパとの関係についての状況は...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、手順的にはまずオランダから話を詰めていって、そしてEUにも広げていって、更に東南アジアの国々との話になっていくと、こういうふうな順番ですか。
○山根隆治君 それらの諸国との交渉をされていく上で、今のお話ですと、私が触れたところだけじゃなくて、世界各国との条約にも視野を広げているというのは外務省からの御答弁で分かりましたけれども、しかし、それぞれの各国でいろいろな商習慣も違いますし、経済環境も違う。そういう中で一様な条約...全文を見る
○山根隆治君 そうすると、少なくともやっぱりオランダが六月七日からスタートということですから、オランダを手始めにするということは、これはもう間違いないということでよろしいですね。
○山根隆治君 分かりました。  それでは、次に質問を移らせていただきたいと思います。  今日お伺いをいたしたいというふうに思っておりますのは、一つはいわゆる格付機関、ムーディーズが世界で一番評価されている、あるいは大きい規模のところだと思いますが、そういった格付機関のまず評価...全文を見る
○山根隆治君 格付機関は、それぞれ株式会社で、自分のところで格付していくんだといえば、それはもうそれで自由に発足できるものであろうというふうに思うんですが、これは認可されるという種類のものと分けて考える必要があると思うんですけれども、今のお話のものについては、これは指定格付機関と...全文を見る
○山根隆治君 それでは、指定格付機関、今御答弁ございましたけれども、政府が指定格付機関にしたところの機関というのは、日本では二社、そして外国を入れると全部で五社になるというふうに承知をいたしているわけでございますけれども、この格付機関の意義、評価、どのようにされておられましょうか...全文を見る
○山根隆治君 評価はどうなのかということをちょっとお尋ねしたんですが。
○山根隆治君 はい、分かりました。  大臣、竹中大臣来られましたので、大臣の方に少し向けてお尋ねをしておきたいと思います。  今お尋ねしているのは格付機関の評価と役割ということで、大きなタイトルではお伺いしているわけでございます。  二〇〇二年の四月に、黒田財務官が、ムーデ...全文を見る
○山根隆治君 ホームページの中で、これは財務省のホームページでしょうか、大臣政務官、砂田さんと吉田さんのホームページ、登場しているホームページがございますが、ここで質問に答える形で、「国債の格付けに関する意見書について」ということで、かなり実は詳細なものがホームページ上は載せられ...全文を見る
○山根隆治君 意見書を出したことが誤りだということは申し上げるつもりは特にございませんけれども、慎重を要しただろうということを私は言いたかったわけで、気分としては私自身もなぜなんだということを言いたい気分でございますから、大臣の感覚と近いものが私自身にもあるだろうというふうに思っ...全文を見る
○山根隆治君 結果的にこの格付機関の影響力の大きさというものを日本政府自身も認めたということになる一つの騒動だったろうなというふうに思っているところでございます。  今年の実は三月に、モルガン・スタンレー証券が二〇〇三年の円債市場に最も貢献した格付機関を選定する格付機関オブ・ザ...全文を見る
○山根隆治君 我が国の国債の評価ということでございますから、先ほどのJCRが金賞に輝いたということも理解しやすいわけでございますけれども、海外でのいろいろな活動に対する評価ということについては、なかなかまだ日本の格付会社も後塵を拝しているというふうな感じを私自身は受けるわけでござ...全文を見る
○山根隆治君 先ほど局長の答弁で、企業内容等の開示に関する内閣府令に触れた答弁だったかと思います。その中で、指定格付機関というのは、金融庁長官がその格付実績、人的構成、組織、格付の方法及び資本構成、そのほか発行者からの中立性に関する事項等を勘案していくんだと、こういうことでお話が...全文を見る
○山根隆治君 世界的なレベルでの話ですが、これは私はまだ二十社ぐらいではないかということを触れましたけれども、実際に掌握されておられますか、格付会社。各国が指定したり公認したりしているところの格付機関はどれぐらいだと承知されていますか。
○山根隆治君 是非これは掌握をしていただきまして、格付機関、日本も権威あるものに是非高めていただきたいというふうにも思います。  アメリカからスタートしたこの格付機関、もう百年をたっておりますけれども、私どもも我が国ではまだ二十数年の歴史だというふうに承知いたしております。また...全文を見る
○山根隆治君 今、全体の感じというよりは形式的な規模だとか形としてのお話でございましたけれども、その内容において一番指摘されているのは、経営の独立性ということが指摘されているんだと思うんです。その違いというものが非常に大きいんだと。  だから、例えば日本の格付機関の場合ですと、...全文を見る
○山根隆治君 もう少しで参議院選挙も始まるんですけれども、マスコミが告示前に世論調査をして、そして告示後も調査をして、投票日の数日前に、最終の一週間前に発表したりする。それで、非常に我々も一喜一憂するわけですけれども、実はその世論の調査機関ももうたくさんあって、有名な電通とか博報...全文を見る
○山根隆治君 これは谷垣大臣にお伺い是非しておきたいと思うんですけれども。  日本の格付機関が地方自治体の格付を実はしたことがある。これは、地方自治体というのは都道府県ですけれども、都道府県は一定の規模がございますので、格付されたからといってそれほど大きな、決定的な影響は持つに...全文を見る
○山根隆治君 はい、分かりました。是非、非常に大きな影響のあることでございますので、財務省の立場から地方自治体を見ていっていただきたいというふうに、これ御要望しておきたいと思います。  それから、これから景気回復の見通しの問題について主に竹中大臣にお伺いするんですが、その前に、...全文を見る
○山根隆治君 強い要請が、例えば、人様のところでございますが、青木幹事長等から強い強い要請があったり、あるいは今、谷垣大臣も今目くばせされていたように思いますけれども、あった場合にまだ考慮するということはあり得るんですか。絶対出ないんですか。
○山根隆治君 これはかなり出る意思があるなというふうに、私はそういうふうに受け取らせていただきました。今の御答弁からすると、非常に脅威を感じながら、景気回復の問題について質問をさせていただきたいと思います。  今、景気がいろいろな経済指標を見ると非常に好転してきているというふう...全文を見る
○山根隆治君 五月二十八日に、いわゆる骨太方針でしょうか、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇四年、これ原案ということでございますが、まとめられました。  この前に、五月の十九日に素案が作られているんですけれども、素案から原案に至る過程で幾つかのところで、幾つかというか...全文を見る
○山根隆治君 ちょっと質問、今の御答弁から幾つかちょっと伺いたいことが出てきたんですが、ちょっと時間も迫ってきていますので、是非聞いておかなくちゃいけないことだけちょっと、スポットだけまた伺います。  この骨太の方針の中で年金の一元化という言葉が削除されたということが、今日も新...全文を見る
○山根隆治君 ところが、三党合意ができて、私も党の幹部でもありませんから、一議員というふうな立場でいつもこの間の経緯等を見てきましたけれども、三党合意がなされた後で、厚生労働大臣が年金の一元化なんていうのは現実には無理なんだよというふうな発言をテレビ等でされているのを見ました。そ...全文を見る
○山根隆治君 それでは結構ですが、私の見解を述べさせていただいたということでとどめたいと思います。  さて、竹中大臣にこれはお話を戻した方がいいでしょうか。  「マクロ経済からみた構造改革の進展」というのを五月に内閣府の方でこれは出されました。これも大ざっぱに読ませていただき...全文を見る
○山根隆治君 突然ですけれども、宮澤元総理大臣とは御親交もあったかと思うんですけれども、人物評価、どのようにされていますか。
○山根隆治君 私も同様な認識です。その宮澤元首相が、今の政府は頼りたくても頼れないんだということをおっしゃっておりまして、「実際、政府は何もしていません。政策は当てになりません。十年やってこの結果なんだから、異存はないでしょう。」という非常に手厳しい発言もなさっていらっしゃいます...全文を見る
○山根隆治君 ちょっと話がとんだ方向へ行っちゃったんでございますけれども、私が申し上げたいのは、そうした皆さんが尊敬してやまない宮澤先生も、非常に日本の経済を憂慮されると同時に、政府の経済政策、このままでいいんだろうかという疑問を呈しておられるということだけは是非重く受け止めてい...全文を見る
○山根隆治君 経済環境の整備をされてきたと、税制の面、金融の面、そういうことでのお話だったかと思います。  しかし、構造改革そのものによって直接的な、この産業が元気になったとかということの因果関係というのはどうしても、今の説明にもございませんけれども、見ることができない。本当に...全文を見る
06月14日第159回国会 参議院 本会議 第30号
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○山根隆治君 私は、ただいま議題となりました金融機能の強化のための特別措置に関する法律案及び預金保険法の一部を改正する法律案の審議につき中間報告を求めることの動議に対し、民主党・新緑風会を代表して、満腔の怒りをもって反対の討論を行うものであります。  今、私は、議会制民主主義の...全文を見る
10月12日第161回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○山根隆治君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。