山根隆治

やまねりゅうじ



当選回数回

山根隆治の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第164回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○山根隆治君 私は、皇室典範の改正問題についてお尋ねをまずさせていただきたいと思います。  私も、衆議院での予算の分科会等の御議論も、今国会の議論も読ませていただきました。官房長官の御答弁も読ませていただきましたが、改めて議論の前提といたしましてお尋ねをいたしておきたいと思いま...全文を見る
○山根隆治君 メンバーの方々見させて、経歴見させていただきますと、学者の皆さんが非常に多いという感じがいたします。幅広い観点からということで、大所高所から高い見識を持っておられる方をと、こういうことでございますけれども、幅広いということからすると、少し幅広くないんではないかという...全文を見る
○山根隆治君 矛盾された御答弁だったと思います。  皇室の専門家を云々というのは、これはヒアリングで呼ばれたということで、私が言っているのはそうではなくて、有識者会議そのもののメンバーについてお尋ねをしているわけであります。
○山根隆治君 今回のメンバーの選定は、どの政府の機関のだれが責任者で選ばれたのか、お尋ねします。
○山根隆治君 先ほど長官は、皇室に対して敬愛の念をお持ちの方をというふうなお話がございましたけれども、思想、経歴等については余り問われないということでよろしいんでしょうか。問われなかったというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○山根隆治君 官房長官にお尋ねをいたします。  日本の政党で天皇の制度、これに反対を唱えている政党はあるんでしょうか、御認識をお聞かせください。
○山根隆治君 個人の問題でなく、政党として憲法を、当然、それは憲法の下での議会制民主制度でありますから、そのことをお尋ねしているのではなくて、天皇の制度について否定的あるいはそれに近い考え方等を持っている政党はあるかということを伺っています。
○山根隆治君 これは政治家たる者の一つの一般常識ということでお尋ねをいたしましたが、支障があるのではないかということで遠慮されて、いろいろな発言も慎重だったと思うんですけれども。  私自身は、これは日本共産党の昭和三十六年に採択された党綱領では、これは廃止というものを掲げられて...全文を見る
○山根隆治君 分かりました。  私も、この有識者会議の報告書をしっかり読ませていただきました。非常にまとまっていて読みやすく、非常に学識豊かな方々の御議論の中での結論だなということを感じさせていただいたわけであります。前半はかなり客観的に書かれているんですけれども、やはり中盤以...全文を見る
○山根隆治君 新しく審議会を設置し直すということについて今お尋ねをさせていただきました。  その私ども提案でもありますけれども、一つは、やはり国民各層の意見を幅広くどう集めて物にするかということが一つ。あるいはもう一つの考え方としては、やはり専門的な知識を持たれた方々、今回のメ...全文を見る
○山根隆治君 国民世論の状況が大きく変わったとしても、これをもって一つの政府の唯一の諮問機関としての結論だということにされるということでしょうか。
○山根隆治君 先ほど来ヒアリングの話もよく出てきたんですけれども、ヒアリングというのは、確かに必要なことでもありますけれども、やり方によっては、形を整えた、聞きましたよ、聞きおきますよと、こういうふうに受け取られかねない、扱いかねない場面もあるわけです。その辺を非常に危惧をいたす...全文を見る
○山根隆治君 次に、北朝鮮の問題についてお尋ねをいたします。  まず最初に、日本人妻の問題であります。  昭和三十四年に始まりました北朝鮮へのいわゆる帰国運動、これはどのようなものであったのか、そして北へ行った方々の数、帰国された方々の数、それらについて政府委員の方から御答弁...全文を見る
○山根隆治君 帰ってこられた方々はどの程度になっていますか。日本に、日本に。
○山根隆治君 多くの方々が物故されているというふうに情報が来ておりますけれども、それらの方々の、物故者の死因はどのように認識されていますか。
○山根隆治君 脱北された方々からの情報、告白と、勇気ある告白。東京、大阪でそれらの方々の集会というものもございまして、そこからのお話等を聞かせていただきますと、やはり日本人妻は向こうに行っても差別を相当受けて、飢餓で苦しみ、そして多くの方々が亡くなっておられまして、日本人妻一千八...全文を見る
○山根隆治君 今回の日朝包括協議の中で、本当にとんでもないことを向こうの方で問題提起してきております。脱北者を支援するNPOの活動家の引渡しの要求をされたり、それから強制連行として八百四十万人の方々、それから従軍慰安婦が二十万人だったというふうなことで補償要求されたり、とんでもな...全文を見る
○山根隆治君 それでは、続きまして、拉致の問題に移らせていただきたいと思います。  文芸春秋の三月号で、韓国の元国家安全企画部の高洙吉元捜査官の証言というものが載っておりまして、日本も国際指名手配しました辛光洙容疑者について、直接いろいろな事情聴取、取調べをされたようであります...全文を見る
○山根隆治君 特定失踪者問題調査会というのが御承知のようにございまして、ここは二百五十三名の氏名というものを公表されて、今も情報を集められておられます。そして、その中の三十四名の方については拉致の可能性が極めて高いとされているわけであります。  政府の認定した方とは別に、そうし...全文を見る
○山根隆治君 北朝鮮が内部崩壊の可能性もなきにしもあらずだろうというふうに思います。そうした混乱の中で邦人をどう救出するかというのは、大変大きな、今から想定をしておかなくてはいけない問題の一つであろうというふうに思います。  そういう状況を想定する中で、日本におけるそれぞれ、憲...全文を見る
○山根隆治君 輸送についてはどうでしょうか。
○山根隆治君 北朝鮮国内の混乱の中で日本人が確かにおられるということで、その方々が多くが生命の危険があるという場合に日本国としてなし得ることはないんでしょうか。アメリカとの関係においてはどうでしょう。官房長官。
○山根隆治君 先ほど防衛庁長官、額賀長官は、輸送については自衛隊、安全が確保されればということのお話がございました。しかし、緊急事態で一国が崩壊する、あるいは大きな混乱があるというところでは、一〇〇%の安全の保障ということはなかなか現実的には難しいだろうと思います。そこは政治決断...全文を見る
○山根隆治君 アメリカでは、既に御承知のように、北朝鮮人権法ができております。我が党も既に国会に提出を議員立法としておりますし、自民党の方も、政府、いや与党の方でもそうした今御準備があるというふうに聞いております。  アメリカのこの北朝鮮人権法を見てみますと、自由アジア放送とい...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  北朝鮮との交渉はなかなからちが明かないということで、誠意ある回答がなければ日本政府としてもやはり次のステップに踏み切らざるを得ないということを言いながら、なかなか踏み切れないでいるということであります。日本にはもう既に特定船舶の入港の禁...全文を見る
○山根隆治君 それでは、続きまして税務署の諸問題について、主に財務大臣から御答弁を求めたいと思います。  税務署の職員の方が毎年、相当件数といいますか、懲戒処分を受けておられるということでありまして、十四年、十五年、十六年、それぞれ四、五十件あるということでございます。そして、...全文を見る
○山根隆治君 酩酊をして引き起こした事件については、そちらの方から出された資料に、ちょっと見させていただきましたけれども、自費で飲んでいたのか、それとも納税者からごちそうになって酔ってのことなのか、その辺が明確でなかったんですけれども、いかがでしょうか。
○山根隆治君 いろいろな誤解の生まれないように、是非綱紀粛正に努めていただきたいというふうに思います。  それでは、続きまして税務調査についてお尋ねをいたしますが、税務調査の概要について、政府委員の方からお答えください。
○山根隆治君 なかなかこの、特に法人、零細中小企業、まだまだ元気が出ないという中で、やはりこの調査ということについては非常に、余り評判が良くないというか、まあ怖がるというか、そういうふうな状況も現出をいたしているわけであります。現場では、OBの方々がいろいろなところで発言をされて...全文を見る
○山根隆治君 徴収実績、職員の数との比較の中での効率ということでは、実は国士舘大学の教授の本庄資先生という先生が調査した資料が実はございます。それを見ますと、やはりアメリカに比べてその実績、効率というのはかなり低いというふうに言わざるを得ません。徴税コストの推移ということで見てみ...全文を見る
○山根隆治君 官房長官に最後にお尋ねをいたします。  小泉さんは今年九月に退任されるということでございますけれども、やはりもう官から民へ、官から民へということで、自民党内のほとんどの方々、反対していた郵政民営化を強引に実現させてしまったというふうに私自身は思っておりますが、そこ...全文を見る
○山根隆治君 財務大臣、一言。
03月22日第164回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○山根隆治君 おはようございます。  平成十八年度の経済産業政策の重点というものを出されておりまして、その中でまず冒頭、中期的な経済産業政策の方向性というものが記されておられるわけでございます。  私は、この中期的な経済産業政策の方向性ということの前に、その前提として、現在の...全文を見る
○山根隆治君 政府の統計によれば、各種経済指標を見ても確かに景気は回復してきているということですが、しかし、末端の零細企業等の方々のお話聞くと、まだまだということを言われる方が非常に多いんですね。それなぜかと、那辺に理由があるかということを考えてみますと、政府の統計でもそうですし...全文を見る
○山根隆治君 私、引きこもりのことを伺ったんですが、これは特に調査はしていなかったですかね。
○山根隆治君 引きこもり……。  今お答えをいただいたんですけれども、その統計の取り方によって、定義によって、政府でも内閣府と厚生労働省、違うようであります。今お話しありましたように、専業主婦をカウントするかしないかということで分かれているようなんですけれども、やはりこのニート...全文を見る
○山根隆治君 大臣、これは今、厚生労働省、我が省の数字が一番権威があると、こういう御趣旨の御発言で、そうなんだろうと思うんですけれども。しかし、外に出てくる数字としてはいろいろと飛び交ったりしますので、是非、それは政治的なこれ判断だと思いますので、ひとつ他省庁との関係も是非調整を...全文を見る
○山根隆治君 今御答弁の中で、フリーターの数が二年連続で減ってきたと、ニートについては十六年度と同じだと、こういうことでございますけれども、一方また、これは最新のものというところでは出ていないんですけれども、社員と非社員、この割合、非正規の職員、従業員ということでその比率を見てみ...全文を見る
○山根隆治君 今の厚生労働省の御答弁、非常に評価させていただきたいと思います。是非ひとつ若い人については正規社員になれるように、なおそうした施策を積極的に取っていただきたいと思います。  今、政務官から御答弁をいただきましたけれども、言われていることは多分OJTの話だろうと思う...全文を見る
○山根隆治君 もし逆に、逆な結論が出るということになりますと、今のやはり形態をある程度認めざるを得ないかと思うんですけど、雇用形態を認めざるを、私、得ないと思いますが、もしそういうことであったとすると、格差社会をなくすためには、私はやはり年金、医療、そして雇用保険含めまして、介護...全文を見る
○山根隆治君 少し繰り返しになって恐縮でございますけれども、正規の社員と非正規の社員では、生涯賃金ということで見てみますと、大体統計的にはやっぱり四倍近い格差が生まれるという数字があるわけですね。だから、本当にこれは見捨てられない問題でありますので、今正念場だと思いますので、是非...全文を見る
○山根隆治君 実は、民間の調査機関で労務行政研究所というところがございまして、この成果主義についてアンケート調査を行いました。この調査結果の中では、この制度を導入している企業の七割で、自社の制度に問題があるというふうに会社自体が答えているわけであります。そして、労働側も、これには...全文を見る
○山根隆治君 この成果主義を非常にうまく取り入れている企業も日本にはたくさんあります。例えば、トヨタであるとかキヤノンというところは非常に今業績がいいところでありますけれども、こういうところは併せてやっぱり終身雇用というものを前面に打ち出して、雇用をしっかり確保するということを打...全文を見る
○山根隆治君 キヤノンの御手洗社長はこういうこと言っていますね。終身雇用は、それに安住をして堕落したりするのを防ぐことができれば、日本においては理想的な形だと思います。これは、インタビュー記事を私持ってお話ししているんですけれども、若干、御通知してないんですけれども、経済産業省と...全文を見る
○山根隆治君 私は、やはり企業としては雇用を保障をすると、そういう意味でやっぱり終身雇用というものがバックにあるということは大事だろうと思うんですね。働く方の側は、それは自分の能力を他に生かしたいとか、当然職業の選択の自由があるわけでございますけれども、それを保障するということで...全文を見る
○山根隆治君 フランスではやっぱりエリート教育というのは有名なグランドゼコールというのがありますし、中国では重点大学、韓国では最近はノーベル賞、日本を意識しているんでしょうけれども、を取らせるための教育ということでかなりやはりエリート教育に力を入れております。  今大臣がお話し...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  そろそろ時間が近付いておりますけれども、私は、政治家とか役人、お役人はやっぱり庶民ではない。やっぱり士農工商の中で、農工商が庶民であって、武士階級はそうじゃなかった。つまり武士階級は、今でいえば政治や行政に携わる人たちがそれに当たるんだ...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○山根隆治君 今日は、国民生活に限定した議論の場でございます。昨年の予算委員会で、私は総理に、これからの日本をどのような国にされていこうとするのか、その具体的なイメージをお聞かせいただきたいという御質問をいたしましたところ、なかなか明確なお答えをいただけませんでした。  五年半...全文を見る
○山根隆治君 私は、総理のこの五年半の言動、行い、そういうものを見てきますと、総理が漠然と目指していたのはやはりアメリカ型の社会を目指していたのかなというふうな私は感想を持っております。アメリカも非常に懐の深いところですし、明るい、活力に満ちた魅力のある国であります。しかし、他面...全文を見る
○山根隆治君 実は、患者の方の側から非常に今、総理も経験されている。私自身も、実はテニスをやっていまして、ひじを痛めたり腰を痛めたりいたします。そんなときに、もう歩けないような状態のときでも、はり治療でもう一時間後には歩いて帰ってこられる、そんなふうに非常に即効性もあるということ...全文を見る
○山根隆治君 アメリカの国立衛生研究所の二〇〇五年度の相補、お互いに補う、代替医療の研究費というのは、日本円にしますと三百五十億円になっているわけであります。そして、今大臣から御答弁ありましたように、日本では来年度予算で一億円ということで、三百五十対一の比率と、アメリカと比べて、...全文を見る
○山根隆治君 国家試験があるから、制度として確立しているから、それでしっかり担保されているということは少し、国民がそれでどのぐらいそれでは治療を受けているかということからすると、東洋医学でありながらアメリカ人はよっぽど、数倍の患者数というか、持っているということをこの際御指摘をし...全文を見る
○山根隆治君 欧米では、この統合医療を導入させることによって医療費というものを見直して、そして大幅な削減計画というものを立てているわけですね。  日本も、今見直しをされて、当初予定よりもかなり削減するということでありますけれども、膨大する医療費、まあGDPに比べてどうかという議...全文を見る
○山根隆治君 私、冒頭、はり治療のお話をさせていただきました。これは自分の実体験でございました。しかし、このはり治療についても、先ほど制度のお話、大臣されましたけれども、例えば柔道整復師さんですと、その先生のところに行くについて、保険の適用については医師の許可が必要でなく、そして...全文を見る
○山根隆治君 今大臣、現状をお話しされたんですが、これはもう政府参考人の立場から仕方がないことだと思うんですけれども、私が申し上げているのは、もう時代が大きく変わってきている、統合医療というものが見直されている、厚生労働省でももう踏み切っている時代に来ている、そうした歴史の大きな...全文を見る
○山根隆治君 いい答弁だったと思います。あとは実行ということで、厚生大臣に強くひとつおっしゃっていただきたい、指示していただきたいと思います。  私は、この際、今はお医者さんの指示の中でというところでの受領委任払いのお話をいたしましたけれども、私は、例えばがん治療、がんの手術を...全文を見る
○山根隆治君 今年の二月に、実は国際シンポジウム「日中韓で統合医療を考える」というものが日本で開催を実はされました。  今、中国、韓国との関係がいろいろなファクターに、要因によってぎくしゃくした関係にあるということは多分総理もお認めになるんだろうというふうに思っておりますけれど...全文を見る
○山根隆治君 是非ひとつ御検討いただいて、今すぐ御答弁いただけるような話ではありませんけれども、厚生労働大臣と御協議いただきたいと思います。  次に、大学入試センターのリスニングテストのことでお尋ねをいたします。  国立大学受験をされる方が大学入試センターのリスニングテストを...全文を見る
○山根隆治君 今、遺憾の表明がありましたけれども、昨年テストをやってみて、〇・〇五の事故率というか不具合の具合、そして本番になってみたらまたそれが増えているということですね。これはもう仕方のないという、想定の範囲というふうに考えておられたのかなというふうにも思います。  時間が...全文を見る
○山根隆治君 いや、だから、それが無駄でしょう、もったいないでしょう、なぜそういうことをするのかということを聞いているんです。
○山根隆治君 心の問題ですね。国民の負担というもの、先ほど定率減税の話、辻委員からもございましたけれども、そういうメンタルの面はどう考えるんですか。
○山根隆治君 それでしたら、私はやはり、個々にプレーヤーをお渡しするということではなくて、一斉にその教室で聞かせる、リスニングテストをさせるということをもう一回私は検討すべきだと思います。  時間です。終わります。
04月10日第164回国会 参議院 本会議 第14号
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○山根隆治君 民主党・新緑風会の山根隆治であります。会派を代表いたしまして、ただいま議題となりました薬事法の一部を改正する法律案に対しまして質問をさせていただきます。  法案の具体的な質疑に先立ち、小泉内閣及び官房長官の政治姿勢について、安倍官房長官にお伺いをいたします。  ...全文を見る
04月18日第164回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○山根隆治君 衆議院の方でも議事録見ますと我が党の議員が五人質問いたしておりますし、今日も林先生、若林先生も御質疑があって、なかなか重ならないでと思っていましたけれども、重なる部分多少ありますので御理解をいただきたいと思います。  まず冒頭、大臣に、本法案の成立によりまして短期...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございます。  今年度の予算の中でいろいろと措置をされているわけでありますけれども、この法案の中、後半の部分で、五年間たったところで直すところがあればまた直すというふうな記述も法文の中にあるわけでありますけれども、このことの意味でありますけれども、五年た...全文を見る
○山根隆治君 そこを言っていただかないとならないと思ったんです。増額という言葉を使ったんですね、今。ちょっと聞き取れなかったんですが、それでよろしいですね。はい、分かりました。  実は、午前中の質疑の中で、当委員会で参考人の先生方においでをいただきましていろいろと御意見聞く中で...全文を見る
○山根隆治君 それでは、続きまして、法文の、逐条的に解釈等についてお尋ねをいたしておきたいと思います。  まず、本文の第一条、二行目のところでありますけれども、「基盤技術の高度化を図り、」ということで、この基盤技術の高度化ということでの定義については抽象的にお答えということにな...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、完成された製品そのもののイメージではなく、その技術を評価しているということですね。はい、分かりました。  それでは、続きまして、第二条の第二号でありますけれども、「常時使用する従業員の数」ということでございます。  この「常時使用する従業員の数」と...全文を見る
○山根隆治君 続きまして、同じく第二条の二項であります。  「この法律において「特定ものづくり基盤技術」とは、」というところがございまして、「中小企業者がその高度化を図ることが我が国製造業の国際競争力の強化又は新たな事業の創出に特に資するものとして経済産業大臣が指定するものをい...全文を見る
○山根隆治君 中期的というのはどれぐらいでしょう。
○山根隆治君 同じく第二条第四項でありますけれども、「特定ものづくり基盤技術を指定し、又はこれを変更しようとするときは、製造業を所管する大臣に協議するとともに、」ということの文言がございます。この場合に、「大臣に」というのは適切な表現ではなく、私は「大臣と」ということだろう、が適...全文を見る
○山根隆治君 国語の勉強という意味ではなくて申し上げているんですけれども、つまり具体的には私は、「大臣と」というふうにすべきだ、つまり経済産業大臣とそのほかの大臣と協議するわけでありますから、経済産業大臣とそのほかの大臣、製造業を所管する大臣と協議するということの方がより分かりや...全文を見る
○山根隆治君 時間もないんであれですけど、日本語としては美しくないということだけ申し上げておきたいと思います。  その同じところの行で「中小企業政策審議会の意見を聴かなければならない。」とされております。これは既存の組織でありますけれども、本法律案がもし可決されたということにな...全文を見る
○山根隆治君 続きまして、第三条でございます。  第三条の第二項のところで、それぞれ一から四の定める事項がございます。例えば、第二では「達成すべき高度化目標」、それから第三では「高度化目標の達成に資する特定研究開発等の実施方法」ということを、これは経済産業大臣がこれを定めるとさ...全文を見る
○山根隆治君 じゃ、次に行きます。  第四条でございます。「特定研究開発等計画の認定」であります。第一項のところで、特定研究開発等に関する計画を作成し、経済産業省令で定めるところにより、これを経産大臣に提出して、その計画が適当である旨の認定を受けることができる、こういうふうにな...全文を見る
○山根隆治君 私は、やはり法文というものも、見てすごくやっぱり分かりやすさというものを追求する必要が私はあると思うんですね。そういう意味では、ここのところで、申請を出せばもう認定を受けられるというふうな書きっぷりではなくて、申請をすることができるということにして、そしてその後でい...全文を見る
○山根隆治君 第五条、「特定研究開発等計画の変更等」についてお尋ねをいたします。  第五条の第一項のところでございますけれども、当該認定に係る特定研究開発計画を変更しようとするときは、経産省令の定めるところにより、経産大臣の認定を受けなければならないということで、簡素化された措...全文を見る
○山根隆治君 法文の解釈ずっとやっていますとかなり時間も掛かりますし、一つ一つもっと深追いをしたいんですけれども、ほかに聞くべきことがございますので、この辺で法文の解釈については終わらせていただきますけれども、幾つか私が指摘したことについて、御答弁は御答弁として、本音ではそうだよ...全文を見る
○山根隆治君 日本支店とそれから外資系、まあ外資系という意味、いろんな定義ございますけれども、例えば経済産業省では外資系企業動向調査の中でその定義はこういうふうに書いてあります。「外国投資家が株式又は持分の三分の一超を所有している企業」ということで、経済産業省の方は規定をいたして...全文を見る
○山根隆治君 それでは、少し別の角度から質問をさせていただきますけれども、例えば外資系、その外資の比率が非常に高いところの企業が特許を得たということの場合ですね、これは日本で特許を得ても、WIPOによってこれは国際的に直ちにもうどこでも適用されるものになってくるわけでありましょう...全文を見る
○山根隆治君 十分にケアして運用をしていただきたいということをこの際申し上げて、次の質問に移らせていただきます。  中小企業の基盤整備とものづくりということでございますけれども、これは防衛産業についても私はかかわりがかなり出てくるんだろうというふうに思っておりますけれども、防衛...全文を見る
○山根隆治君 陸海空で分けるとどうなりますか。
○山根隆治君 防衛産業の生産規模というのは大体二兆円近くになるだろうというふうに言われておりますし、我が国では就業者の数も四万人、まあカウントの仕方によりますけれども、四万人程度というふうに言われております。これはもうこの大きさはフランスの防衛産業に匹敵するものでありますので、私...全文を見る
○山根隆治君 ちょっと今の御答弁で気を付けなくてはいけないことが一つあったと思いますけれども、今長官は、民間の技術がそれが防衛産業に生かされるというふうな云々というのがありましたが、私が申し上げているのはそうじゃなくて、明らかに最初から防衛産業から生まれた技術というものがそれから...全文を見る
○山根隆治君 今、欧米では防衛産業、かなり業界の再編というのが行われてきております。それは経済的な事由であるとか、そして一九九〇年に前後してから東西の冷戦構造が変わって防衛産業に大きな変更がもたらされてきたということにもよるわけでありますけれども、そうした経緯があって、やっぱり輸...全文を見る
○山根隆治君 そうすると、輸入は減っているということでしょうか。国産品の比率というものは変わってないんでしょうか。減っているんでしょうか増えているんでしょうか、どうでしょう。
○山根隆治君 それで少し安心したところありますけれども、欧米のそうした圧力によって武器輸入ということを増やしていく、その比率を高めるということは、逆に言うとそうした外国、欧米の兵器産業というか武器産業、防衛産業というんですか、それを幇助するようなことに結果としてなるということにも...全文を見る
○山根隆治君 質問を経済産業省の方に移させていただきます。  平成十六年の三月に十五年度の汎用技術実態調査報告書というものを出されまして、まとめられまして、防衛装備品のスピンオフ動向に関する実態調査というものであります。この場合のスピンオフというのは、民間のものに転用をするとい...全文を見る
○山根隆治君 防衛庁及び防衛施設庁、イメージがちょっと今悪くなっていますが、そういうところにはしっかりと技術というものを広げていっていただきたい、汎用していただきたいということをこの点については御要望を申し上げまして、この点についての御質問はもう終わらせていただきたいというふうに...全文を見る
○山根隆治君 そういたしますと、この高専の今後のありようというものは、制度的な変更を加える必要というものはないということでしょうか。あるいは更にこれをレベルアップをさせる、社会のいろんなニーズに適応させるということでは、例えば、今五年制でありますけれども、それも六年制にするとか、...全文を見る
○山根隆治君 参考人のお話の中で、当委員会でお伺いをしたときに、東北大学の堀切川先生がお話しになっておられましたけれども、東北大学で御自分のところから各企業に逆に出前出張みたいな形で行っていると。それが非常に喜ばれていて、敷居が取れたということで非常に企業から喜ばれている。そこで...全文を見る
○山根隆治君 取組、進めようとしてて、今やってないということなんですか。
○山根隆治君 大学と違って、もう一つ高専ということになると、なじみやすさもあるし、気安いいろんな相談等もできると思いますし、一緒にやっていくという空気が醸せるので、是非積極的に取り組んでいただきたいということを要望をさせていただきたいと思います。  さて、こうしたものづくりとい...全文を見る
○山根隆治君 私、数字に強いところとか弱いところありまして、例えば十代のときには三けたの掛け算、三けた掛ける三けたというのは暗算でできたんですよね。ところが、今は二けた掛ける一けたしかできない。これみんなびっくりするんです。これは、そろばんやっていると暗算やっていますから、かなり...全文を見る
○山根隆治君 少し、ちょっと質問落としちゃったところがありますので、がらっとまた変えます。  予算のところで、ものづくり基盤技術の研究開発支援六十四億、そして事業者の出会い促進で二億、高専等を活用した人材育成支援四億、製造中核人材育成事業二十八・四億というふうなことで予算措置が...全文を見る
○山根隆治君 すばらしい知恵等が出てきてこの予算では足らないというような場合には、補正ということも、大臣、これはあり得るんでしょうか。
○山根隆治君 最後に、大臣、引きも切らずいろいろな知恵が出たり申請が出たら、いいものだったらどんどんおれに任せろという一言、お願いします。
04月20日第164回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○山根隆治君 衆議院の質疑が終わって、そして、今日午前中、お二方の質問を聞かせていただきまして、かなり用意していたものは重複した部分もございましたけれども、なるべく重複避けましてお尋ねしたいと思います。  我が党の理事の方からこのNEDO法に対する質疑について私が担当するという...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  一九七二年にローマ・クラブから「成長の限界」が出されて、非常に衝撃的な本でございました。当時、私も直ちに求めて読んだものでありますけれども、結論は非常に分かりやすく明快なものでございました。成長のスピードを止めてでもやはりこの地球環境を...全文を見る
○山根隆治君 西暦二〇一三年以降について、どのように世界的にしていくのかということについてはこれから国際会議等を開いて決められていくということでございます。  この環境問題というのが二〇一三年にどうなっていくかというのは分かりませんけれども、しかし、いずれにいたしましても、この...全文を見る
○山根隆治君 今は先生の口頭による教育、あるいは教科書、文字による教育であろうというふうに思うんですけども、私はその中に是非映像による教育というものを加えていただきたいと思うんです。  実は、先般、我が党の同僚議員の家西議員が、民主党の埼玉県連でパーティーがありまして、それが終...全文を見る
○山根隆治君 是非お願いをしておきたいと思います。  次に、途上国排出量の予測とその対策について経済産業省の方でお尋ねをさせていただきたいと思います。  二酸化炭素の国別の排出量というのは、二〇〇二年の資料で、先進国の主なものとして書かれているものがここに私の手にございます。...全文を見る
○山根隆治君 この問題の第二問としてお尋ねしようと思っていたことを先に御答弁いただきましたんで、それはそれで結構でございますけれども。  視点を変えましてお尋ねいたしますと、実は十七年度の環境白書の中では、今後二〇一〇年にも開発途上国の排出量が先進国を上回る見込みだということで...全文を見る
○山根隆治君 やはり、私、環境省の方が、日本で作られた予測ということではそちらの方を優先するべきだと思うんです。あとは権威付けの問題だと思いますので、是非、環境問題については、かなり考え過ぎだというふうなことはなくて、むしろそっちの方が当たっている場合もかなり多いので、その辺のと...全文を見る
○山根隆治君 是非、松大臣に頑張っていただきたい。私、野党ではありますけれども、やはり華やいだ人が激しい言葉できつく外国に、アメリカに対して物を言うということはかなりやっぱり違うと思うんですね。アメリカもライス国務長官もかなりな方でございますけれども、言うことはかなりきついことを...全文を見る
○山根隆治君 是非お願いをしておきたいと思います。  アメリカもいろいろな政治的な国内の状況、原油価格の高騰のこともありましたし、あるいはハリケーンの影響等もあって、やはり必ずしもブッシュ大統領の当初考えていたような空気というものは世論上形成されないという状況もありますので、是...全文を見る
○山根隆治君 京都メカニズムのクレジットの取得ということでございますけれども、政府によるクレジットの取得にはいろいろな方法が実はあったかと思うんですね。一つには、政府による直接調達ということがあったかと思います。CDM・JIプロジェクトの入札制度等の活用ということでございます。あ...全文を見る
○山根隆治君 NEDO、すばらしい組織だというふうな御発言でございますけれども、NEDOのいろいろな歴史もあったかと思います。今、陣容というのは、これからいろいろな事業を、この法案が成立いたしますと様々な負担というのが掛かってくるんですけれども、全体の陣容というのはどのようになっ...全文を見る
○山根隆治君 職員の方、千五十人ということですけれども、中央官庁から来られた方多いかと思うんです。その省庁別の人員というのは分かりますか。
○山根隆治君 三百八十名の今数字いただいたんですが、全部で千五十名職員がいらっしゃるわけですね。あとはどんなような内訳なんですか。
○山根隆治君 役員の方は、いわゆる天下った方は何人いらっしゃるんでしょうか。何人中何人でしょうか。
○山根隆治君 五名の方の出身官庁はどこですか。
○山根隆治君 全部経済産業省でしょうか。
○山根隆治君 急なちょっと御質問だったので数字的なことで申し訳ないなという思いもありますけれども。  なぜ伺ったかといいますと、先ほど直嶋議員の質疑の中で、やはり国民の厳しい目がある中で、先ほどこのNEDOでも十二件ほど、随契ですか、の話でいろんな御指摘がございました。私、その...全文を見る
○山根隆治君 それでは、続きましてクレジット購入経費の算出の根拠でございますけれども、先ほど来、百二十二億円の国庫債務負担行為ということで組んでおられるということでございますけれども、これは二〇〇八年から二〇一二年までの期間の購入を目指す、一億トンの購入量やクレジットの市場価格と...全文を見る
○山根隆治君 クレジットの価格高騰ということも予想されるわけでありますけれども、その場合の追加の措置、財源が必要な場合にはどのようにされるんでしょうか。
○山根隆治君 我が国、非常に優れた省エネの技術等がございます。それを活用をしていくということで、優れたやっぱりエネルギー環境技術をこうした京都議定書の遂行というところで諸外国への我が国の環境技術の啓蒙ということも十分できるチャンスが多々あるわけでありますけれども、こうした視点での...全文を見る
○山根隆治君 是非こうした機会を使ってこの環境問題のみならず、やっぱり産業ということからの広い視点でのPRということも是非協力してあげて、民間に対して協力していただきたいということをお願いを申し上げておきたいと思います。  さて、先ほど来の御答弁で、温室効果ガス、一九九〇年比で...全文を見る
○山根隆治君 是非頑張っていただきたいというふうに思います。それは御答弁として承っておきたいと思います。  プロジェクトの計画から排出権の獲得まで国連のCDMの理事会の承認が必要であるということで、その手続も相当程度掛かるのではないかということも言われているわけです。これについ...全文を見る
○山根隆治君 時間も迫ってまいりました。ちょっと先を急がせていただきたいと思います。  CO2を発生しないエネルギーということでは、国内外でだれしもが浮かべるのはやっぱり原子力発電ということだろうというふうに思っているところでございます。  この原子力発電、今我が国の電力量の...全文を見る
○山根隆治君 今、四割という、あるいは四割を超えるというふうなお話ございましたけれども、時間の設定的にはいつごろをめどとして考えているんでしょうか。経済発展等を考えた上ではどの程度のことを考えていますか。
○山根隆治君 それには国民の理解も必要でありますし、そして政府のやはり支援対策というものは私は必要なんだろうと思います。  例えば、一つ、二〇〇二年や二〇〇三年度における温室効果ガスの排出量が増えたというのは、原子力発電の長期停止というのが実はあったということがあるわけでござい...全文を見る
○山根隆治君 新エネルギーへの取組ということでは、今一番メジャーなのは、燃料電池それからまた太陽光発電というのが二つの大きな夢のあるプロジェクトだろうと思っておりますけれども、この現状、民間企業でも相当、先日も、私、ホンダの方に行きまして燃料電池の車、試乗させていただきまして、非...全文を見る
○山根隆治君 民間で相当な設備投資をしているわけでございまして、こうした大きな日本の明日のクリーンなエネルギーというものについては、私は日本だけじゃなく世界に大きく貢献し得る研究だと思います、開発だと思いますけれども、やはり産官学、それぞれの場で協力し合って私はやっていかないと、...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 経済産業委員会、国土交通委員会連合審査会 第1号
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○山根隆治君 今、柳澤委員がいろいろな角度から御質問がございまして、論議聞かせていただきました。私も、この市街地活性化法、都市計画法の改正についてのどうしても哲学というものがどうもよく分からない、その適格性について疑問がございます。したがいまして、今日のこの私の質疑を通じまして是...全文を見る
○山根隆治君 そこが分からないんですね。  今、二階大臣の方で一言触れられた、高齢社会だからというふうな御発言がありました。そして、今、北側大臣の方から二つのことを言われた。つまり、地方の顔、それを大事にするために生かすんだ、それで今回の措置だと、そしてもう一点は、都市機能を集...全文を見る
○山根隆治君 では、それでやっぱり政府に責任があったと、国土交通省にも責任があったということをお認めいただいたということになると思うんですけれども。  政策の大転換、国策を変えるとき、間違っていたから変えるという、それを、ただ政策を文字で変えるのではなくて、それに伴う予算という...全文を見る
○山根隆治君 いけないんですかね。
○山根隆治君 白いキャンバスに新たに絵をかくなら話は分かりますよ。しかし、もう既に拡散しているんですね。
○山根隆治君 いやいや、もっと拡散、もう人口がどんどんどんどん減少し始めていますね。そして、もう目一杯というかどうか、それは飽和状態かどうか分かりませんけれども、大型店というのはもう既に出店した状況ですよ。そこから更に顧客が増えるということはもうないですよね、人口増えないんですか...全文を見る
○山根隆治君 今のままでほっといていいのかということについての私の反論は、今の機能というもの、現にある機能をどう生かすかということに私は施策というのを集中すべきだろう。一度流した汗をまた戻すような愚かな行為につながりかねないような非常に問題点も、私は、今度の法改正の中、施策には私...全文を見る
○山根隆治君 次に移ります。  今回の法改正で想定される、政令にゆだねる部分というのはどれぐらいございましょうか。
○山根隆治君 日本は官僚国家だというふうに言われている要因というか具体的な局面たくさんございますけれども、一つは、閣法という形で、それぞれの役所の優秀な皆さんが法律を作って閣法で上げてきて、国会に提出して、多数をもってそれを可決して法律として作っていくことが一つあります。そして次...全文を見る
○山根隆治君 迎審議官の方からの御答弁で、少し私の質問とそごを来しているところがありました。それは、事前に政令定めるときにパブリックコメント等で措置をするということのお話がございました。  それも大事でありますけれども、私が申し上げているのは、事後について、それが実際に国民生活...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○山根隆治君 既にマクロでの視点からの御質問は前回、連合審査でさせていただいております。今、松村委員の御質問も、要を得た御質問も非常に勉強させていただきました。ただ、私の立場と若干違ったところもありますけれども、それはまず冒頭申し上げさせていただきます。  今、地域で相当な期待...全文を見る
○山根隆治君 私も同様な見解を実は持っているわけでございます。ですから、単純な基準といいましょうか、物差しはないというふうなことだろうと思います。  先般、当委員会で、私の地元でもございます川越市の方においでをいただきましていろいろなところを見ていただきました。ただ、残念だった...全文を見る
○山根隆治君 アメリカのエモリー大学の医療研究グループが、実は健康とそれからまちづくりということでの研究成果というものを発表をされたことがございます。つまり、アメリカの場合でありますけれども、郊外へ市民が車で移動するということによって起こる弊害の一つとして高血圧などの生活習慣病が...全文を見る
○山根隆治君 今、久しぶりにハイカラという言葉を聞いて非常に、少しうれしい思いもさせていただきましたけれども、松副大臣、今大臣の方からも御指名があったような状況でございますけれども、一言ありましたら御所見聞かせてください。
○山根隆治君 是非、健康とまちづくりというものも是非お考えをいただきまして行政に生かしていただきたいということを、最後にこの点については申し上げさせていただきます。  次に、実はイギリスで高齢者の方や障害者向けの送迎サービスであるとか電動スクーターの貸出し、車いすの貸出し等を行...全文を見る
○山根隆治君 久留米市を今挙げましたのは、特に久留米大学の経済学部の松尾先生という先生が、その経済性、経済効果というものについても実は調査をされて発表されているということがございまして、こうしたモビリティー、タウンモビリティーというものをつくることによってやはり経済的な波及効果は...全文を見る
○山根隆治君 期待をするのはいいんですけれども、私は、まず、既存のというか、新しく郊外に展開されたショッピングセンターであるとか、一つのコミュニティーももうできているわけですね、地域によっては、全国で見れば。ですから、そこを逆にリニューアルする。小さな予算で小さな力で大きな効果を...全文を見る
○山根隆治君 いま一歩やはり踏み込んだ答弁がないというのは不満でございます。  前回の質疑でも私お話しさせていただき、発言させていただきましたけれども、やはり一度つくった、形成されたやっぱり町というものをどう生かすかというのは非常に大事なわけでありまして、今回の法案というのは中...全文を見る
06月08日第164回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○山根隆治君 おはようございます。  既に大臣は、本委員会におきまして提案理由の説明をお述べになりましたし、北川イッセイ議員の御論議の中でもその法案提出の意味合いというものは若干理解するものでありますけれども、しかし、提案理由の説明にもありますように、一連の不祥事への対応という...全文を見る
○山根隆治君 戦後の日本の経済というものを大きく方向性等で、現在の経済産業省の方で果たしてきた役割は非常にもう大きなものがあったと思うんです。しかし、今回の法案に象徴されるように、どうも民間の企業の方が先行して、そしてそれを行政が後追いするというふうなイメージがどうしてもぬぐい切...全文を見る
○山根隆治君 大ベテランの大臣からの御答弁、達見であるというふうに思いますけれども、ちょっと振るようで恐縮です、政務官の小林政務官あるいは松あきら副大臣の方で、新しい感覚の中で経済産業省にかかわられて、入られて、今私が御質問したような疑問について何か特別な感慨があればお述べいただ...全文を見る
○山根隆治君 はい、分かりました。  それでは、少し視点を変えて更に質問させていただきます。  この法律が成立をしたと仮定いたしまして、成立後、その施行に伴う予算というのは具体的にはどの程度のものになっていくのか、お尋ねいたします。
○山根隆治君 まちづくり三法では一兆円の予算が伴うというふうなことも明らかになってきました。しかし、今のこの法律では広報費として五百万円、あるいは都道府県への指導等に使うものとして二百万円、非常に地味めの予算ということで、まあ質問に立っている私も地味ですからフィットしているのかも...全文を見る
○山根隆治君 それでは、まず基礎的な数値についてお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど北川イッセイ議員の質問に対してもお答えになっていた部分もありますけれども、そのほか改めてお伺いしておきたいと思うんですけれども、中小企業組合の実態がどうなっているのかということで、数字的なと...全文を見る
○山根隆治君 分かりました。そうすると、それら大体把握をされているということで、実態というのをつかまれているということが分かりました。ありがとうございました。  それでは次に、私、そうしたいろいろな数字を基にして実態というものを当然つかんでいかなくてはいけないわけでありますけれ...全文を見る
○山根隆治君 私たち政治家ですから選挙の状況等を調査するのにいろいろな手法を使っていますけれども、一般のマスコミでやるよりも例えば我が党の独自の調査の方が精度はすごく高いというふうに私自身は思っているんですけど、同じ調査でもやはりその調査の手法とか範囲とかいうことによって実情の把...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございます。  それでは、次に移らせていただきたいんですが、是非サンプリングについては増やす方向で頑張っていただきたいと思います。残り任期は短いと思いますけれども──失礼いたしました、頑張っていただきたいというふうに思っております。  それでは、中小企...全文を見る
○山根隆治君 予算委員会に提出を既にされている資料を見ますと、中小企業金融三機関については非常にこうした要望におこたえされているというふうに数字的には見えるわけでございますけれども、ちょっと腑に落ちない点が資料を見てございましたので、お尋ねをさせていただきます。  事例でござい...全文を見る
○山根隆治君 民間の金融機関に借入れに行けばどんどんはねられて、とても一〇〇%に近いような数字というのはあり得ない実態があるわけでございますけれども、しかし政府系金融機関だとそれに近い数字になってくるというのは一体何なのかなというふうに思うわけですね。事前の御相談とかチェックとい...全文を見る
○山根隆治君 それをちょっと取ってくださいよ。取らないと、それじゃもう先着順ということになりますよね。だって、一〇〇%ほぼオーケーなんだから、早く行った方が勝ちということになって、そこでいろいろな問題、物議醸しませんか、現場で、どうですか。
○山根隆治君 私も埼玉県ですけど、いろいろな融資の御相談がございますので、そうしたときには積極的に中小企業金融三機関に対して御紹介をいたしますので、その節はひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  実は、行革法が一段落をいたしました。その大方針、政府の方針の中で、政府系金融...全文を見る
○山根隆治君 バブルのとき、本当にお金借りてくれ借りてくれと言ってきて、そして、いざ必要となったときにはもう非常に冷たいということで、銀行への信頼というのは、中小企業者はもう本当に落ちて、大幅に大きく落ちてきている今実情があろうかと思います。そういう意味では、政府系金融機関の果た...全文を見る
○山根隆治君 それでは、その民法の改正で保証の限度額、極度額というのがあって、これが、この枠というものが超えたところでの申込みをされている率というものはどのぐらいになっているのか、お尋ねします。
○山根隆治君 しかし、実際に保証をするまでの額を融資するということではなく、それ以上の、保証人がなかなか見付からなくて、当然、その額を超えるものを融資申込みしているんだと思うんですね。その辺のちょっと実態というものを把握しておかないと、これからの国の金融行政についても適切な措置が...全文を見る
○山根隆治君 不適切な事例って、今までのことからするとこれはもう不適切な事例ばかりだろうと思うんですよ、逆に言うとね。そういう事例がない、あるの問題じゃなくて、私はそこのところは実態把握しっかりする必要があるんだと思うんですね。保証人が見付かって、例えば五千万の融資が欲しいと、だ...全文を見る
○山根隆治君 そういう消極的なことではなくて、積極的にやったらどうですかと。ちょっとどの資料だか忘れましたけれども、経済産業省自身が調査していたものだったと思うんですけれども、例えば地方銀行なんかはその貸出しの額というのは非常にもう下がってますよね。それは、もう余り銀行に借り入れ...全文を見る
○山根隆治君 これ、大臣、是非、実態把握までしていないというのはもうちょっと聞いてあきれる話ですけれども、その辺のところ、もう一年、法改正、民法改正になって起こっているわけですから、実態がどういうふうになっているのかと、そしてそれが金融行政にはどのような影響が及ぶのかということを...全文を見る
○山根隆治君 それでは、次に質問を移りますけれども、そういった環境もありまして、なかなか思うように中小企業者がお金借りられないということで、民間の企業などでは金利の高いクイックローンが非常に今はやっている。つまり、すぐ融資が、今まで、申し込んでからいろいろな書類の審査であるとか実...全文を見る
○山根隆治君 大臣、このクイックローンを利用している企業というのは非常に零細企業が多いんですね。クイックローンを利用していると回答した調査によると、四〇・八%が従業員二十人未満の小規模の企業であって、従業員数が百人未満の企業全体で七七・六%に達しているということがあるわけですね。...全文を見る
○山根隆治君 それでは、法案自体の御質疑もさせていただきたいというふうに思っております。  まず、中小企業組合の基本原則というのは相互扶助ということでございますけれども、こうした基本理念と、今回の法改正は規制強化ということでございますけれども、この辺の二つの相反する理念はどのよ...全文を見る
○山根隆治君 是非、そうした基本的な考え方に基づいてお願いをしていただきたいと思います。  そこで、具体的な法律の中で、第九条の二で、原則兼業禁止ということで企業組合、なっているところがございます。特定共済組合、先ほど北川イッセイ議員もいろいろとお尋ねございましたけれども、実際...全文を見る
○山根隆治君 ちょっと今聞き落としたかも分かりませんけれども、そうしますと、原則五年間の猶予があるというふうなさっき御答弁ございましたけれども、兼業を廃止することによってその企業組合自体が崩壊していく、つぶれていくという、そういう心配というのはないんでしょうか。
○山根隆治君 そうすると、兼業はいけないよということで、もう一つの、二つの事業、Aという事業、Bという事業があったら、Aという事業は引き続いてやって、そしてBという事業はやっちゃいけないからまた別建ての組織をつくりなさいと、こういうことですね。  そうすると、同じ地域でやる事業...全文を見る
○山根隆治君 質問前後しますけれども、特定共済組合の規模、基準というのが千名というのは、根拠は何でしたっけ。
○山根隆治君 まあ、千人というその基準がちょっとよく分からないところありますけれども、いろんな事例で、破綻した組合等の事例見て千人くらいが一応限度だと、こういうふうな判断だというふうに理解をいたします。  それでは、特定共済組合というのはそれなりに、今お話ありましたように力も持...全文を見る
○山根隆治君 今度のこの法律によっていろいろな政省令がたくさん用意されているかと思います。その一千人という数字についても政令で決められていくんだろうというふうに思っておりますけれども、様々な政省令、これはいつ発布していくという今お考えでありましょうか。
○山根隆治君 中小企業を取り巻く環境というのは本当に今激変しているわけでございます。この法律を作るに当たってもパブリックコメント等をやられたと思うんですけれども、法律作るまではいろいろな国民の声を聞こうという意欲があるんですけれども、しかし実際に法律が成立してそれを施行していった...全文を見る
12月13日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
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○山根隆治君 私は、まず大臣に冒頭お伺いいたしたいのは、十一月の十七日に自殺問題に対応する、そのことの意味合いで大臣がアピールを出されたわけでありますけれども、大臣自身、政治家としての経歴を少し調べさせていただきますと、非常に気骨のある政治家だなと、そういう印象を私自身はございま...全文を見る
○山根隆治君 アピール文は大臣自身がお書きになったんですか。
○山根隆治君 反響はいかがでしたか。
○山根隆治君 アピール文を大臣は朗読の形式をもってマスコミ、テレビの前でお述べになりましたけれども、これは適当だと思いましたか。
○山根隆治君 私は、冒頭、大臣の人生観というか死生観をお尋ねをいたしました。そして、例えば自社連立政権のときも海部さんに投票されたりと、そういう気骨を持っている方の割にアピール文そのものも私はもっと心揺さぶる内容であってもらいたかったというふうに思いますし、そして、あれ朗読すると...全文を見る
○山根隆治君 私は、直接このメッセージというものをお読みになっていたその姿を見ておりまして、やはりもったいないなというふうな思いが実はいたしました。やはり、ああした訴えというのは乾坤一てき、私は政治家としてのある種真剣勝負の瞬間だったなというふうに思うんですね。つまり、子供にとっ...全文を見る
○山根隆治君 一つのある種の矛盾がそこで出てくると思うんですね。  というのは、例えば自由という問題についても、自由を否定する自由もあるということの考え方ありますね。そして、自由を思想的に否定するだけではなく、それは行動に表れて、国家を転覆のぎりぎりのところで自由を否定する政権...全文を見る
○山根隆治君 この議論というのは非常に難しい部分もたくさんあるんだろうと思うんです。ですから、なかなか深められるようで深められない議論にもなりますけど、そういった問題というのがはらまれているというか含まれている、そういうことは是非御認識をしておいていただきたいと思います。  民...全文を見る
○山根隆治君 すばらしい御答弁をいただきました。  世界の五大宗教と言われたこのすべてが自殺というものについては否定をいたしております。ですから、私は、今、西岡先生お話にあったように、世界の五大宗教と言われる宗教がこういうような教義があるということだけでも教えることによって私は...全文を見る
○山根隆治君 これに充てたという意味は、近藤信司文部審議官が文化庁長官ということとは違うんですか。
○山根隆治君 そうしますと、休職扱いにされているということで矛盾を私は感じるんですけれども、特に矛盾感じませんか。
○山根隆治君 そうすると、復職の可能性があるというふうに見ていらっしゃる、期待をされているということでしょうか。
○山根隆治君 お伺いするところによりますと、現在も意識の不明の状態が続いていらっしゃるということでございますけれども、任期一月十七日までに回復というのは現実的には考え難いんじゃないでしょうか。
○山根隆治君 一般職であれば、それはよく理解できます。しかし、一つの省庁のトップの方ということを考えてみると、いかがなものかという思いがしなくありません。  お給料については支払われているということで理解させていただいてよろしいんでしょうか。
○山根隆治君 私は、惻隠の情も分かります。  ただ、先生の御経歴等を見させていただいたり、あるいはいろいろのお話聞くと、本当に評価が高い方ですし、国際的な学者でいらっしゃったり、それから非常に美意識の強い先生だというふうにお伺いしているんですね。であれば、私はやはり、規約上のい...全文を見る
○山根隆治君 これは価値観の問題でございますから、私があえて指摘させていただいたのは名誉をどう守るかということでのやっぱり措置の問題で、それはもう判断は別のところありますけれども、問題を提起させていただいたということであります。  さて次に、今道徳教育の教科書を読ませていただき...全文を見る
○山根隆治君 多分大臣はそんなに修身の教科書をごらんになってない、昔はどうだったか、御自身はどうか分かりませんけれども。  今、天皇の話がされましたけれども、それは本当にごく一部といいましょうか、例えば上杉鷹山、これは、ケネディ大統領が日本の記者に記者会見でだれを尊敬するか、日...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  例えば、中国の古典でいえば大学とかあるいは小学というものがございます、相当膨大な本でありますけれども。そこまで古典として認められるところまで行けば我が国の道徳の教科書もすばらしいと思うんですが、なかなかやはり感情移入しづらいというものが...全文を見る
○山根隆治君 前総理は米百俵の話をして教育改革に燃えるということ、まあ全然実績なかったですけれども、その後、安倍さんになって、教育改革なんだか改悪だか分からないような、将来を本当に展望してのこれは検討事項なんだろうかということが非常に私自身は心配、憂慮するものでございますので、取...全文を見る
○山根隆治君 終わります。