山根隆治

やまねりゅうじ



当選回数回

山根隆治の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第166回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○山根隆治君 今朝の朝刊で誠に残念なニュースが出ておりまして、魚住議員が国土交通省の幹部を恫喝したという新聞記事が躍りました。同じ院の議員として非常につらいといいましょうか残念な報道でございましたけれども、これらの報道につきましては、事実関係をお答えを大臣の方からいただけますか。
○山根隆治君 この問題につきましては、事実関係だけ今確認させていただきましたので、質疑に移らさせていただきたいと思います。  一九六〇年、昭和三十五年にある政党が結党をいたしまして、その政党は、これからの日本の国のあるべき姿というのは福祉国家だということを明確に打ち出したことが...全文を見る
○山根隆治君 今、総理からまずお話ございました言葉として、分野として年金の問題が今、お話ございました。年金の問題について担当大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。  年金の制度は五年に一遍、財政再計算を行っているわけでございます。それに伴って大きな制度の改正というのが毎回...全文を見る
○山根隆治君 長期の年金はどのようにあるべきかということを政府の方で試算されるときに、人口の推計というものを行っていらっしゃると思うんですね。ところが、この人口推計というのは、政府の推計がいつも外れてきているということが一つございます。民間の、日本大学であるとか民間の会社でやって...全文を見る
○山根隆治君 やはり政治家でございますので、やっぱり結果責任ということですよね。国際的にも通用する手法を取っているからということであれば、やはり日本がもっと国際的にリーダーシップを発揮して、このような推計というものを取れば、方式を取れば現実に当たるんだということを示す、そういう必...全文を見る
○山根隆治君 具体的に、大臣、お尋ねをいたします。  標準的な御夫婦が熟年離婚をされた場合、夫の厚生年金を半分という上限いったとしまして、夫婦それぞれどれぐらいの収入となるのか、お尋ねをしたいと思います。これ単純に二で割るということではなくて、基礎年金の部分が引かれたり、いろい...全文を見る
○山根隆治君 企業年金入れてないですね、全然。
○山根隆治君 団塊の世代が今年から定年を迎える。私、今、団塊の世代の真っただ中にいる人間ではございますけれども、やっぱりこの年金に対しての非常に関心といいましょうか、御自身の生活設計の中で問い合わせが殺到して、それになかなか出先の機関が答えられていないというふうな状態があるという...全文を見る
○山根隆治君 総理のおっしゃるように、私自身もあるべき姿というものをやはり追うということが大事だと思います。それを根本として現実に対してどう対応するか、それが政治の行うべき道だろうと思っております。  そこで、厚生労働大臣にお伺いをさせていただきますけれども、私は、現実にどう対...全文を見る
○山根隆治君 私は、中期的な施策も大事ですけれども、長期的あるいは超長期的な施策というものを具体的にやはりこれから考えていかなくてはいけないだろうというふうに思っております。  例えば、私、議員であればだれしもいろいろな相談を国民の皆さん、地域の皆さんから受けるかと思うんですけ...全文を見る
○山根隆治君 こういう若者は、派遣会社に登録しておきますと、携帯に仕事の日雇の内容であるとか時間、集合場所等が送られてきて、そして働きに出るということですけれども、こういう雇用の形態というのもモバイル派遣あるいはスポット派遣というふうに言っているそうでございます。しかし、過酷な肉...全文を見る
○山根隆治君 総理も、今の若者の雇用の実情というものをお聞きになっていて心を痛めていらっしゃると思うんですけれども、そういう若者の雇用についてのこうした実情についての御見解、お聞かせいただけますか。
○山根隆治君 次に、介護の問題について、大臣、お尋ねをさせていただきたいと思います。  今、介護の現場というのは大変なことになっているというのは、大臣もあるいは御認識あるかと思うんです。非常に重労働であって、そして低賃金ということで非常に苦しんでおられる方が多いということでござ...全文を見る
○山根隆治君 私は、実際に今介護の現場で働いておられる方の実態というもの、数字的なものではなくて御意向、これを是非ひとつ聞いていただきたいと思うんですね。  例えば、女性で四十代、五十代の方が非常に多くお勤めになっている方がいらっしゃいます。そういう方々に、さらに、今度は資格を...全文を見る
○山根隆治君 その大臣の適切なというのは、生活が十分に立ち行く、そしてこうした介護を目指されている方々、就いておられる方は、非常に純粋な気持ちで人のために尽くしたいというふうな思いがあるわけですから、それを裏切るような給料ではないということだけは是非この際お願いをしておきたいと思...全文を見る
○山根隆治君 冒頭といいましょうか、前半の部分のお話、全くそのとおりでございますけれども、しかし、実際の結果といいましょうか、やっておられること、言っていることとやっていることは違ってきているという実情があると思うんです。つまり、医療費の抑制が自己目的化してしまって、経済、財政と...全文を見る
○山根隆治君 私、最後の質問をさせていただきたいと思います。  私、昨年の予算委員会でも小泉総理にお尋ねをしまして、統合医療の問題というものを質問をさせていただきました。西洋医学だけでは国民の健康を守り切れない、そこで伝統医療たるはり、きゅう、マッサージ、指圧、そうした柔道整復...全文を見る
04月17日第166回国会 参議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○山根隆治君 実は私、川越の古市場というところに住んでいるんですけれども、私の家から直線で四百メートルほどのところで大深度掘削泉というのがいわゆる掘り当てられて、私も自転車ですぐ二分ぐらいで行けますので時折行かせていただいて非常に有り難いなというふうな思いを持っていたんですけれど...全文を見る
○山根隆治君 それじゃ、大臣にとってこの地球上における無限の概念というのはどのようなものでしょうか。
○山根隆治君 異論があるわけではないのですけれども、有限、無限の概念というものがかなり私はやっぱり環境行政に大きな影響を与えるということで、すべてが有限という概念を強く押し出すと、そこに様々な問題がある。  つまり私は、私たちが無限という言葉を使っている場合の概念というのは、大...全文を見る
○山根隆治君 各都道府県からそういうようなお話があったからということの御説明でございますが、それでは、それらの事例といいましょうか、問題になった事例というのはどれぐらいあったんでしょうか。
○山根隆治君 私、質問をすればするほど私の方が何か悪いことを申し上げるみたいに思うんですけれども、これはいいことなんで、全然反対じゃないんですよ。  ただ、県からいろいろな御意見があったからということで、それでは、パブリックコメントもやられたでしょうし、県からもいろんな意見があ...全文を見る
○山根隆治君 審議会の答申等もありまして、専門家の御意見、答申書を私読みましたけれども、その答申書にないものもいろいろ議論の中であったと思うんですね。ですから、こういうことは考えられるという想定があるからこそ書いている。つまり、何が起きるか分からないから、一応、逃げといいましょう...全文を見る
○山根隆治君 次に行きます。  第六の附則でありますけど、附則の三ですが、「この法律の施行後五年を経過した場合において、新法の施行の状況を勘案し、必要があると認めるときは、新法の規定について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとすること。」ということでございます...全文を見る
○山根隆治君 それでは、次に質問を移らせていただきます。  温泉の成分の分析については、源泉の表示ということをされているわけでありますけれども、これは一般の利用者にとってはなかなか実感として分かりづらい部分もあるかと思うんですね。したがって、私は浴槽のやはりお湯がどのような成分...全文を見る
○山根隆治君 例えば、温泉に行きますと、こういう体の病気に効くとか、効能がずっと書いてあるわけですね。この質問をするに当たって、そのこともちょっとお調べ事前にいただいておりますけれども、医療法上全くそういうことは問題ないということでありますけれども。それはあくまでも、やっぱり源泉...全文を見る
○山根隆治君 国の方針として打ち出すということよりも、それは任意にということの今お話だったと思うんですけれども、これはパブリックコメントなんかでそうした意見というのはなかったんですか。
○山根隆治君 私は実は積極的な意味でちょっと御質問をイメージとしてしているんですけれども、日本で「温泉療法」という本が書かれたことがありました。これはもう四十年以上前の話なんですけれども、やはり温泉を積極的に医療ということに活用していこうという考え方がかなり学者の間でも強くなって...全文を見る
○山根隆治君 少し時間がもうなくなりまして、最後の質問になりますのでほかに移らせていただきますけれども、大臣にお尋ねをいたします。  大深度掘削泉などの流行といいましょうか、によりまして、既存の国民保養温泉地も様々な経済的な影響も十分受けているということが予測できるわけでありま...全文を見る
○山根隆治君 終わります。
06月04日第166回国会 参議院 本会議 第32号
議事録を見る
○山根隆治君 民主党の山根隆治であります。  私は、冒頭、松岡農林水産大臣の御冥福を心よりお祈りを申し上げます。  さて、大臣死去の報に接し、政府高官が様々な発言をなさっておられます。その中で、私には看過できないものがあります。  農林水産省所管の緑資源機構による官製談合事...全文を見る
○山根隆治君(続) それとも、三年前の保険料値上げ、給付削減のあの年金改革は、今でも百年安心なのだと強弁できるのですか。厚生労働大臣に伺います。  七月には、天下分け目の参議院選挙が行われます。民主党は、与党を完膚なきまでに打ち負かし、一日も早く政権交代を実現いたします。私たち...全文を見る
06月19日第166回国会 参議院 環境委員会 第13号
議事録を見る
○山根隆治君 民主党の山根でございます。  まず、ちょっと通告外で恐縮でございますけれども、昨日の夕刊と今日の朝刊に報道されておりました、トンネルじん肺の原告団と国との和解についての報道がございましたけれども、これについて大臣、何か御感想ありましたら。いろいろな訴訟問題等、環境...全文を見る
○山根隆治君 通告外で恐縮でございました。  今、大野先生が議員としての最後の御質疑ということでのお話を聞きまして、少し詰まるものもございました。その御議論をちょっと聞いていて、これも細かしい話ではないので、基本的なところでございますので、通告をこれもちょっとしてなかったんです...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、半減という数字には科学的な根拠はないということでいいんでしょうか。
○山根隆治君 例えば、半減ではなくて五五%だ、六〇%だということもあり得たわけですね。しかし、今の大臣のお話、御答弁聞くと、やはり何かレトリックといいましょうか、そうした象徴的な数値としてやっぱり挙げられたのかなという気はしたんですね。  もう古典的なレポートですけれども、ロー...全文を見る
○山根隆治君 大臣の御答弁で背景と大体の風景が見えた気がいたします。  しかし、もう一つあれと思う疑問は、そうすると、数値の話でありますから少し細かしくなりますけれども、京都議定書で定められた期間というのがあって、二〇一二年、それを待たずに現状の半減というふうな表現をされている...全文を見る
○山根隆治君 御説明はよく分かりましたけれども、やはりちょっと私の疑問にはまだすっきりとした御答弁でなかったと思いますけれども、マクロの話ばかりしていても時間もございますので、少し進めさせていただきたいと思います。  私は、アスベストの問題についてお尋ねをさせていただきたいと思...全文を見る
○山根隆治君 なかなか試算ができない、まだできていないということでございますけれども、ある組織での試算ですと、胸膜中皮腫の死亡者数について、今後三十年間で約五万八千八百人、四十年間では十万三千人になり、二〇三〇年から三四年の五年間で死亡者数のピークを迎えると、こうした予測を出して...全文を見る
○山根隆治君 アスベストについて、日本及び主要国での製造、使用に関する状況はどのようになっているか、お答えをいただきたいと思います。
○山根隆治君 先に進みます。  二〇〇五年、フランス上院の報告書によれば、フランスでは今後二十年から二十五年以内に六万人から十万人がアスベストにより死亡する可能性があり、その責任は産業界の強い影響を受けて禁止措置を遅らせた政府にあると、こうされたわけでございますけれども、我が国...全文を見る
○山根隆治君 今、御答弁にありましたように、建築物の解体に伴ってアスベスト廃棄物の大量排出ということが十分予測されるわけでございますけれども、この最終処分場というのは全国的には充足されているということになるのか、不足しているのか、お尋ねいたします。
○山根隆治君 特段不足していないということでございますけれども、それはいかがなものかなというふうな思いが実はいたしております。  相当の私は廃棄物、アスベスト廃棄物の大量排出ということで、本当にそれが全国的にも、トータルでは満たされていても、例えば大都市圏等ではその最終処分場の...全文を見る
○山根隆治君 しかし、大都市圏のいろいろなところで起こっている現実としては、山の中に不法投棄が後を絶たないという状況もまだ実はあるというふうに私自身思っております。  これは、卵か鶏がどちらが先かという話もありますけれども、例えば駐車違反なんかもそうですよね。非常に迷惑駐車だか...全文を見る
○山根隆治君 いずれにいたしましても、私は、やはり各都道府県の実情に応じて、建築廃材でアスベスト処理ということが本当に大変な問題をこれから引き起こすことは間違いありませんので、適切な、やはり各都道府県の現状に応じた、実態に応じた措置というものを国として何ができるか模索を是非してい...全文を見る
○山根隆治君 それでは、ハイリゲンダム・サミットでの話に少し戻らせていただきたいと思うんですけれども、報道されたところによりますと、カナダが京都議定書の削減目標達成を事実上断念したというふうな報道があるわけでございますけれども、我が国としてもカナダについてはこうした認識を持ってい...全文を見る
○山根隆治君 日本は頑張るんだと、こういう決意の表明もいただいたわけでありますけれども、今お話ありましたように京都議定書の目標達成計画を見直すということでございますけれども、いろんな見直し方があるんだろうと思いますけれども、当然、釈迦に説法ですけれども、排出削減ということが一つあ...全文を見る
○山根隆治君 国内的に、東京都も非常に今いろいろな施策を展開して、全国の注目も浴びているところでございますけれども、温暖化排出量が相当程度高い事業所を対象にして五か年の削減計画を求めたりして都内の事業所に対しておられるということでございますし、排出量取引という制度についてもこれか...全文を見る
○山根隆治君 環境省も今年度から自主参加型国内排出権取引制度に参加する企業団体を公表をされたという新聞報道がございます。今までの、この制度が発足をしましてから成立した売買というのはどの程度になっているのでしょうか。
○山根隆治君 非常に数としては少ない数、数字だと思うんですけれども、今後もこの程度のものにとどまりそうなんでしょうか。見通しはいかがでしょうか。
○山根隆治君 次に、環境省は環境会計ガイドラインに基づき環境会計を促しておられますけれども、環境会計の開示状況がどのように今なっているのか、現状についてお尋ねをいたします。
○山根隆治君 企業からの評判、評価はどうですか。
○山根隆治君 その効果、社会的な評価、効果、企業にとっての社会的な評価、評判、そういうものはどうですかということを伺っています。
○山根隆治君 将来、義務化するお考えはあるんでしょうか。
○山根隆治君 終わります。
10月25日第168回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○山根隆治君 おはようございます。  通告外ではございますけれども、昨日の夕刊各紙トップで報道されたことが、金大中事件のKCIAの主導だということで韓国政府が断定をしたという記事が大きく躍りました。そして、今日の朝刊におきましても、その過去の歴史的な経過、詳報されたわけでござい...全文を見る
○山根隆治君 韓国の究明委員会は、我が国に対しても真相究明に努めなかったとして遺憾の意を表明をされたわけであります。そして、昨日の報道と今の長官の御発言が少し若干違いがありますので、確認させていただきますが、新聞報道によりますと、ある新聞では、駐日韓国大使は外務省を訪れて事件につ...全文を見る
○山根隆治君 分かりました。  今お話しのように、七三年と七五年、田中内閣、三木内閣で二回の政治決着を行ってきたということでございますけれども、そうしますと、こうした事態、新しい事態を受けて、これらをもう一度、我が国としても事実関係について見直すという可能性というものはあるとい...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、真相究明のためには犯人の引渡し等の要求も、今後そうした事態もあり得るというふうに理解をしてよろしいのでしょうか。
○山根隆治君 日韓の大切な関係もこれあり、非常に我が国としても心痛める問題でありますし、主権が侵害されたということが公に韓国政府も認めたと、こういうことでの非常に微妙な立場に私たちも今あるというふうに思っておりますけれども、決して禍根を残さないようにしっかりとした対応をお願いを申...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、大きな障害というのが特別にあって遅れているということじゃなくて、事務的なベースで遅れていると、こういう理解でいいですか。
○山根隆治君 時間の関係があるので端的にひとつ御答弁いただければ有り難いんですが、検討会議の基本的な考え方というのを私も読ませていただきましたけれども、どうもやっぱりイメージが非常につかみにくいというふうなことがありまして、これだけ遅れているというのはよっぽどのことがあるのかとい...全文を見る
○山根隆治君 MI6、二千三百人と言われているというふうなことでございますけれども、なかなか海外のそういう情報機関のスケールというのが国家機密もあって明らかに今なってきていないわけでございますが、あえてMI6のお話をされたというのはやはりイギリスをかなり意識されているなというふう...全文を見る
○山根隆治君 意外にどんどん数字が出てくるので逆に心配もするところもありますけれども、今大臣の御認識ではかなりやはり貧弱だというふうなお話でございまして、私も二、三年前に小泉総理にやはり情報機関の充実ということを予算委員会でお訴えしたことがありまして、総理もそのとおりだというふう...全文を見る
○山根隆治君 長官、MI6のお話も再三されておられまして、我が国の情報機関というのは脆弱だというふうなお話でございまして、そうするとその先の行き着く末のところのイメージなんですけれども、例えば我が国でも国家情報庁のような一つの大きな組織というもののイメージというものを持っておられ...全文を見る
○山根隆治君 個人としてと言うよりも、政治家はなかなか、個人としてというのはなかなか難しいんですけれども、長官御自身としてはそのような方向性が望ましいと、こういうふうに考えられているんでしょうか。
○山根隆治君 情報の収集、最初には公にもう発表されたものの情報収集・分析というところから始まって、それだけでも相当な分量でございますから、大変な人員等も確保しなくてはならないというふうな状況も出てくるんだろうと思いますが、今長官のお考えはお伺いをさせていただきました。  そして...全文を見る
○山根隆治君 お時間もあるということを伺っていますので、官房長官に対する質疑はここで終わりますので、御退席いただいても、委員長、結構でございますので。
○山根隆治君 次に、公安調査庁の関係でお伺いをさせていただきたいと思うんですけれども、公安調査庁は国際関係では、いろいろな資料を読ませていただきますと、テロと北朝鮮の動向にその行動が特化されているというふうに私自身は見えるわけであります。  昭和二十七年の設置された当時、法的に...全文を見る
○山根隆治君 時代の要請を現場では微妙に感じられておられるかと思うんですけれども、今後の現場でのいろいろな活動の中で、公安調査庁のあるべき姿というふうなものは、現場感覚の中で結構ですけれども、なかなかおっしゃりにくいかも分からないけれども、どのような姿が望ましいと自らを考えられて...全文を見る
○山根隆治君 次に、外務省の現状についてお尋ねさせていただきたいと思うんですけれども、私も公務で各国を訪問させていただくときに、大使館等に立ち寄らせていただいてそこでいろいろな情報というものをお聞きして勉強させていただくということが多いわけでありますけれども、しかし数年前の外務省...全文を見る
○山根隆治君 国民の持っている不安というのは、様々な不安があります、治安の問題等も含めた不安でありますけれども。しかし、やはり国際情勢の激変による不安というものも国民の多くは持っておられる。  具体的には、北朝鮮のミサイルというものについても、大方現実味がないんだという、現実的...全文を見る
○山根隆治君 私は、今は最悪の場合を想定して、それも政府の方で考えられているということで、改めてお伺いをしてみたわけであります。  やはり北朝鮮のミサイルが日本に着弾、本土にはさせないと、こういうことが非常にいろいろな角度から大事なことでありますけれども、弾道ミサイル防衛、BM...全文を見る
○山根隆治君 これは、例えば湾岸戦争のときも七割ぐらい命中したと言っていて、でも実際に後から米軍によって検証してみたら三割ぐらいだったという話もあるわけですね。今のもほとんど全部命中したと言いますけれども、やっぱり何年かすると、いや、実はそうじゃなかったんだというわけですね。ほと...全文を見る
○山根隆治君 昔国鉄で追突事故がたくさんあって、脱線したと、そういうことがありました。それは何とかならないか、事前に止めちゃえばいいじゃないかと、こういう発想をして、自動制動システムというか、そういうものをやっぱりつくりましたね。日本人自身でつくった。やはり、理想はこうあったらい...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。世界一安全な国の復活ということが国民の願いであることも間違いありません。外国人犯罪が非常に多くなっているというのも実はここみんな感じているものの一つでございますけれども。  刑法犯の認知件数、これが平成十五年から四年連続して減少しているとい...全文を見る
○山根隆治君 これは検挙率も、これもだんだん高くなってきているということですよね。平成何年だったか分かりません、今検挙率は三一%でしたか、になってきて、その一、二年前が一九%ぐらいだったから、かなり良くなってきている、こういう胸を張ったお気持ちもおありかと思うんです。しかし実際、...全文を見る
○山根隆治君 来年度予算要求の中で、警察官、地方警察官の増員要求は行わないというふうなことで承知をいたしております。そうすると、少ない人数で治安というものにしっかり取り組まなくてはいけない。現場では警察官の方々もかなり労働過重というものも、各都道府県警の状況を見るとそんな状況にあ...全文を見る
11月22日第168回国会 参議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○山根隆治君 おはようございます。  本法案について、幾つかの点についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、団体、団体の活動、不正権益の定義についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  改正案では、組織的・不正権益目的によるけん銃等発射罪等を新設をしているわ...全文を見る
○山根隆治君 是非そうした御認識の中で法の執行に当たられたいということをお願いをいたしておきたいと思います。  さて、銃器につきましては、これがもう久しく潜在化してきていると、こういうことが言われているところでございますけれども、しかし、今年に入りましても、二月八日の東京で起き...全文を見る
○山根隆治君 それでは、これらの事件から少し問題点を私なりに摘出させていただいて質問をさせていただきたいと思うんです。  一番新しい記憶に、各委員とも生々しいところでは、十一月八日、佐賀県で起きた事件がございまして、入院患者が暴力団組員に間違えられて射殺されると、こういう事件が...全文を見る
○山根隆治君 その点是非、例えば私ども政治家であれば、病院に入るというようなことになればこれを隠しておきたいというのが、いろんな事情からそういう心理働くんですが、あくまでもやはり患者さん自身がどうされるかという意思の確認というのをされるように、厚生労働省としてもひとつ御指導方お願...全文を見る
○山根隆治君 公安委員会の議事録、公開されているものの中では、防弾チョッキについての議論は見受けられませんでしたけれども、議論として公安委員会の中ではこの点についてはあったんでしょうか。
○山根隆治君 参考人でも結構なんですが、そういう議論が公安委員会であったかどうかというのをお尋ねしているんですけれども。
○山根隆治君 報告はされたけれども、それは議論にならなかったのかということをお尋ねしております。
○山根隆治君 同じことを聞いているんですが、説明はされたか。特にそのことで私追及しようということで聞いているわけじゃないんですが、議論があったかどうか、議論になったかどうかということをお伺いしております。
○山根隆治君 この問題、後でまたお尋ねをさせていただきたいと思いますけれども、やはり現場では、なかなか現場の状況、説明し切れない事態という状況というのはたくさんやっぱりあるわけでございますけれども、そういうこともあえて承知した上で質問を続けさせていただくんですけれども、SATは、...全文を見る
○山根隆治君 そうすると、SATの隊員そのものの個人の判断ということの裁量はないということでしょうか。
○山根隆治君 私はやっぱりその必要もあると思いますし、そのことを私はもっと隊員に徹底されていたのかどうかということをちょっと伺いたいわけでございます。  もし現場の指揮官あるいは隊員の一人一人が現場の非常に生々しい状況の中で武器使用について逡巡したりする、ためらいがあるというふ...全文を見る
○山根隆治君 亡くなられた林一歩さんは二十三歳の若さで、本当にこれから将来を、日本を、あるいは警察行政の中で大きな役割を果たしていかれた方だろうと思うに非常に残念でなりませんけれども、この林さんについては殉職をされてどのように警察庁としては処遇をされたのか、お尋ねをいたします。
○山根隆治君 それでは、少し防弾チョッキの問題についてまた戻って御質疑させていただきたいと思うんですけれども、この防弾チョッキはどこ製のものですか。日本製のものか外国製のものであるのか、あるいはもう少し明らかにしていただけるんであれば御答弁をお願いいたします。
○山根隆治君 防弾チョッキに弾が暴漢から当てられたというのは今回が初めてですか。
○山根隆治君 殉職したかしないかではなくて、SATの隊員等がこの防弾チョッキ、防具というものを着けてから事件に遭遇して被弾を受けた、被害があったかどうかは別ですよ、被弾された事例というのはこれが最初なんですか。
○山根隆治君 SATの隊員の方は、防弾チョッキを着けたから被弾しても自分の命には支障はないんだと、ぎりぎりのところでは、そういう私は信頼といいましょうか、それがあったと思うんですね、防具に対して。しかし、それが本当に裏切られたということだろうと思うんですね。  私はどこ製かとい...全文を見る
○山根隆治君 当方でというと、警察として納品されたものを更に実験を重ねるということなんですか。
○山根隆治君 そうした実験もむなしく、それが余り意味がなかった、結果的にですね、ということになったことの責任というのはどこにあるんですか、ないんですか。
○山根隆治君 そうしますと、こうしたこともやっぱりあり得たと、死に至るということもあり得たと、こういうふうにも聞こえるわけですけれども、そういう理解でいいんですか。
○山根隆治君 しかし、アメリカなどでは相当なやはり事例というものがあるんだろうと思うんですね、外国で。これらについての事例の研究というものをされた上での話だったと思うんですね。私は、機能性の話を今局長されたけれども、一番大事なのは、絶対譲れないのは、やはり防弾チョッキなんだから、...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、今回の武器というのは想定外のものだったんでしょうか。
○山根隆治君 繰り返しますけれども、やはり機能性というのは次に付いてくるもので、まずは、防弾チョッキと言うぐらいなんですから、命には支障がないんだという、それを最優先してやはり作るべきですよね。  これ、アメリカの例なんかはどうなんですか。その辺は調べておられたんでしょうけど、...全文を見る
○山根隆治君 ちょっとなかなか議論がかみ合わないんですけれども。  例えば、殉職された林さんが個人的に生命保険会社に加入されていて、生命保険が下りる云々というふうなときに、これ私的なことでありますけれども、私が家族だったら、この防弾チョッキを作った製造元に対して一言言いたいとい...全文を見る
○山根隆治君 それは幸いなことでございますけれども、私、今回の事件というのは、SATの隊員だけではなく、警察庁の職員全体に及ぼしたというか、ショック度というのは相当なものがやっぱりあったと思うんです。ですから、現場の人たちについて士気の低下というのが起きないんだろうか、それから、...全文を見る
○山根隆治君 衰えていないというのは結構なんですけれども、そんなことはないですよね。やっぱりもう一度しっかりと、装備品の問題等について上司の言うことは本当なんだということをしっかりと信頼できるような関係を築くためには、もっとやはりしっかりとした、もう一回体制を立て直して私は臨むべ...全文を見る
○山根隆治君 暴力団もたくさんあるそうでございますけれども、それぞれ格差といいましょうか、資金が潤沢なところとそうでないところがあって、今御答弁にありましたように、山口組、住吉会、稲川会の三団体が非常に顕著な力を付けてきているというふうなお話でございますけれども、そうしますと、今...全文を見る
○山根隆治君 警察としては大きな団体に収れんされていくということの方が結果としては望ましいのか、あるいは暴力団が多数組織化されて幾つもの組織に分散されていくということが、警察業務にとってのやりやすさといいましょうか、やりやすさといいますといろいろとあるでしょうけれども、どちらなん...全文を見る
○山根隆治君 今回の法改正によってやっぱり銃の使用というものが激減するということは期待したいところでありますけれども、その自信のほどを聞かせていただきたいと思うんです。例えば、道路交通法が変わったことによって飲酒運転というのは激減しているし、国民の間でも緊張感が走って、いい効果と...全文を見る
○山根隆治君 時間も少したってきましたんで、少しほかの御質問をさせていただきたいんですけれども、銃器の一般への拡散、暴力団以外に拡散しているという状況もあるかと思うんですね。例えば、インターネットを利用してこうしたけん銃の取引をしたと、こういうふうな例もあるわけでございまして、一...全文を見る
○山根隆治君 例えば逆に、そうすると、インターネット上での取引であるとかいう問題もありますし、そして武器の製造ですね、例えば松本サリン事件のときなんかも、あの当時、いろいろな報道をされたのが、サリンの作り方というのがインターネット上で流されたりということが起きていたわけであります...全文を見る
○山根隆治君 爆発物はそういうことでしょうけれども、爆発物以外の銃器等の製造方法を掲載するとかということもやはり問題だろうというふうに私は思うんですが、この辺の法制化とか、そういうことの検討は政府の中では行われているんですか、ないんですか。
○山根隆治君 国民の皆様からのいろいろな情報の話も先ほど来御答弁出ていましたけれども、けん銃一一〇番、報奨金制度もスタートということでございますけれども、この報奨金制度については、今まで捜査特別報奨金制度というものがスタートを既にされていて、国会でも議論がされているというふうに承...全文を見る
○山根隆治君 少し一般論からまたもう一つ具体論でお尋ねをさせていただきたいと思うんですけれども、一九九〇年に、昭和天皇の戦争責任発言をめぐって当時の長崎市長が銃弾に撃たれるという事件が起きました。そして、記憶に新しく、前の伊藤市長も長崎市で暴力団幹部に銃撃されたと、こういうことで...全文を見る
○山根隆治君 ただ、射殺された前の長崎市長さんは警護していたけれども、警護を外したところでこういう事件に遭遇したというふうにちょっと記憶しているんですけれども、この記憶でよろしいでしょうか。
○山根隆治君 ですから、大臣、どの時期に、非常に危機が迫っている状況があるという判断をして、そのときに警護を付けるというのも分かるわけですけれども、しかし実際には、警護が外れたときにこうした事件が起きたりしているわけですね。  ですから、その危機の状況というものの察知というのは...全文を見る
○山根隆治君 長崎と広島は特別な都市ですね。私は、そのことを十分認識していただかないと、今までのお役所の基準の答弁ではちょっと納得いかないんですよ。大臣、やはり政治家なんですから、特別な、役所の今までの慣習に従うということではなくて、私は、やっぱり政治家としてその辺はもう少し考え...全文を見る
○山根隆治君 検討はどうですか。
○山根隆治君 山根です。  私は、ただいま可決されました銃砲刀剣類所持等取締法及び武器等製造法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗...全文を見る