山根隆治

やまねりゅうじ



当選回数回

山根隆治の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○山根隆治君 前委員長として一言ごあいさつを申し上げます。  これまで、委員の方々の多大な御協力、御支援の下、委員長としての役割を果たすことができ、心から御礼を申し上げます。  これからは、元気な櫻井委員長の下、当委員会にかかわる諸問題に微力を尽くしてまいりたいと存じますので...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○山根隆治君 現下の経済危機につきましては、麻生総理は百年に一度という表現をされたり、あるいは未曾有の状況だと、こういうふうな言葉を使われています。つまり、この言葉は矛盾するわけでありまして、未曾有というのはいまだかつてないことですから百年以上一度もないんだということなんですけれ...全文を見る
○山根隆治君 なぜあえて冒頭こんなお尋ねをしたかといいますと、私は、このバブルがつくられたといいましょうか、例えばアメリカの経済戦略の中で、グローバル化ということの正体は何だったのかというのはいろいろな識者が今指摘しているところでありますし、クリントン大統領のときにITバブルをつ...全文を見る
○山根隆治君 これは大臣、私、アメリカのことだけを言っているわけではなくて、永遠の友好国もなければ永遠の敵国もない。永遠に安心できる国もなければ永遠に気を遣わなくちゃいけない国もない。つまり、どの国もやはり日本にとっては外国であるわけでありますから、例えば中国に対してもロシアに対...全文を見る
○山根隆治君 これは我が党でもまだ一つの方向性というものは出していないんだろうと思っておりますけれども、専門家の間でいろいろな議論があるようでございます。  政府紙幣の発行については論外だという大臣が本会議でも述べられたのを記憶しておりますし、私もそうだろうというふうに思ってお...全文を見る
○山根隆治君 それでは、先ほど大臣が予算説明を述べられました。その中で、御答弁にもありましたけれども、先ほど来、新経済成長戦略の改訂版のところでございます。このところについて、このくだりについて何点かお尋ねをしたいと思うんでありますけれども、この新経済成長戦略の改訂版につきまして...全文を見る
○山根隆治君 それは当然そうですけれども、我が国の経済の状況にかかわらずこれだけ円高になっていて税収もどんどん落ちていくことが予測されると、こういう環境の中でどうなのと、改めて見直す必要はないのというようなことをちょっとお尋ねしたくてお伺いをしたわけでございます。そういう想定で考...全文を見る
○山根隆治君 少し時間の関係もございますので、質問の通告してあった順序を少し変えていきたいと思います。  日本周辺の海底資源の可能性についてでございます。  政府は、法律、計画立案、スケジュールというようなものを既に明らかにされておられますけれども、二〇〇九年、今年の三月には...全文を見る
○山根隆治君 イギリスが落ち込んでいたときに北海油田が開発された、あるいはロシアも経済が非常に思うようにいっていないときにシベリア油田というものが開発されていった、ここで息を吹き返して両国がきたと、こういう記憶が私たちにもあります。  我が国にまさか石油がというふうな思いを持っ...全文を見る
○山根隆治君 それでは、再生可能エネルギーについて少し質問をさせていただきたいと思います。  この再生可能エネルギーという言葉でございますけれども、従来、日本では新エネルギーというふうに表現をされてこられました。今回、国会で提出された新法でも再生可能エネルギーというものを、永続...全文を見る
○山根隆治君 再生可能と言うと、ちょっとこれ私も、自分の恥ずかしい体験もあるんですけれども、どうも誤解をする。例えばごみの処理の問題のときも、分別処理と言いますね。だから、ごみに分別があるのかないのかとかという、いいごみとか悪いごみがあるのかというふうにちょっと私考えちゃったこと...全文を見る
○山根隆治君 例えば新エネルギーと再生可能エネルギーの違いということで、資料を見ると、やはり具体的に違うわけですね。大規模地熱発電あるいは大規模水力発電は、再生可能エネルギー、新エネルギープラス再生可能エネルギーと、こういうふうなことになって、役所的にはいろいろとしっかりと分けて...全文を見る
○山根隆治君 海外での取組の状況はどうでしょうか、外国の状況は。
○山根隆治君 海外との連携はどうなっているんでしょうか。情報交換であるとかあるいは共同事業であるとか、そういうことについては検討されているんでしょうか。
○山根隆治君 時間があれば実は再生医療の問題もお伺いしようというふうに思っていたんですけれども、このヒトゲノムの問題、それに関連してちょっと広げて、敷衍して話しますと、問題も、やはり国際的な取組ということで協調して、協力してやっていったと、こういうふうな経過もあるわけでございます...全文を見る
○山根隆治君 是非いま一歩踏み込んで国際協力に力を入れていただきたいというふうに思っております。  宇宙エネルギーということでは今太陽光、太陽のエネルギーということだけというふうな取組だと思うんですけれども、しかし、やはり学者によってはまだほかのいろいろなエネルギーが宇宙にある...全文を見る
○山根隆治君 少し再生医療についても触れさせていただきたいと思います。  再生医療とは何なのかということを、だれか、短くちょっと御説明ください。
○山根隆治君 研究開発のもう少し現状と事業化の進捗状況、これについてはもう民間企業がかなり参入して、事業化についても進められる分野もございますけれども、これらについての状況について御説明ください。
○山根隆治君 まだその御説明では、承知しているところって、余り承知していないような気もいたしますけれども、私はやはり、今後の再生医療というものについては、かなり力を入れて取り組む必要があるんだろうというふうに思っています。  ここは経済産業委員会でございますけれども、厚生労働省...全文を見る
○山根隆治君 新しい分野の産業が育つときには、非常に日本は特に規制が、規制改革というのは小泉さん言っていましたけど、本当の意味での規制改革、国民の生活に合ったといいましょうか、ニーズに合った規制改革の必要がすごくあるんだろうと思うんですけれども、再生医療を事業化していくについて、...全文を見る
○山根隆治君 もう時間もなくなりましたけれども、是非積極的に検討していただきたいと思います。  やはりヒトゲノムのときも、その解析については日本の和田先生という方が平成十六年の五月に衆議院の文部科学委員会で発言をされておられますけれども、それによると、コンピューターとかロボット...全文を見る
04月21日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○山根隆治君 おはようございます。  本法案につきましては、もう既に各会派の議員さんから様々な角度から御質疑がなされているところであります。本法案は多岐にわたる施策が盛り込まれたものでございますけれども、本法案の成立によりまして、我が国の経済、現下の景気回復にはどのような好影響...全文を見る
○山根隆治君 私は、大企業、中堅企業のための資金調達の円滑化に関して若干お尋ねをさせていただきたいと思います。  今回の改正案では、指定金融機関から一定の要件を満たす企業への出資を危機対応業務とみなして、これらの出資に対する株式会社日本政策金融公庫による損失補てんを可能にする制...全文を見る
○山根隆治君 幅広く専門家から意見等を聴取して今回の制度設計だということでございますけれども、やはり審議会等で議論が余り、一般論としてではなく具体的な議論が行われずにこうした提案になってくるというのは非常にちょっと異常さを覚えるわけでありますけれども、その辺、なぜ審議会で本格的な...全文を見る
○山根隆治君 せっかくの御答弁ですけど、やっぱりちょっと苦しそうですね、感じが。  それでは、少し質問を進めさせていただきますけれども、指定金融機関による買い付けやコマーシャルペーパー、今お話ございましたけれども、買取り等はこれまでも行われてきていまして、危機対応業務については...全文を見る
○山根隆治君 いろいろな緊急的な事情があったからということで、特別な措置だということの御答弁で一貫しているんですけれども、しかし、やはり一回つくり上げられた制度というものはそのままずっと動いていくわけでありますし、当然前例にもなるわけでありまして、やはり国民各界各層の専門家の方々...全文を見る
○山根隆治君 しかし、これは先ほど申しましたように、産業再生法の認定を条件としているわけでございますから、やはりその主務大臣が事実上はかぎを握ると、こういうことになるんだろうと思うんですよ。危機管理大臣ということで今経産大臣と財務大臣と農水大臣の名前を挙げられましたけれども、三省...全文を見る
○山根隆治君 先ほどの答弁の中では、三つの要件という基準、物差しを持ってやるんだと、こういうふうなことでございますけれども、しかし役所がそんな三つの要件、物差しを持ってジャッジするというのは余りにちょっと、少し単純過ぎるというか危険過ぎるというか。その三つの条件、要件以外のいろい...全文を見る
○山根隆治君 こうした制度を使って活用していくと、資金の注入先の企業にもし損失が生じた場合、それは公的なお金です、公金でありますから、やはり慎重な上にも慎重にしなくてはいけませんし、その透明性というのもしっかり担保されていなくてはいけないというふうに思うんですね。先ほど透明性の言...全文を見る
○山根隆治君 是非、今の御答弁にしっかりとしたやはり裏付けを持ってこの問題については当たっていただきたいというふうに思うんですね。どうなることか先々のことは分かりませんけれども、もし我が党が政権に着いて経済産業大臣増子大臣誕生ということになっても、多分増子さんも困るんだろうと思う...全文を見る
○山根隆治君 厚生労働省、おいでいただいているかと思いますけれども、舛添大臣もお答えになっておられまして、いわゆる第二会社方式の活用における雇用の安定についてでありますけれども、事業者にありましては、元の会社及び第二会社における雇用の維持に最大限の努力をしてほしいと考えておりまし...全文を見る
○山根隆治君 次に、事業の再生計画について、法律の第七十三条にその計画の実施状況では報告を求めることができると、こうされているわけでございます。しかし、これはやはり不当な解雇問題の発生などを厳重にチェックする体制を私は構築をするためには、この報告を義務付ける制度設計とすべきだった...全文を見る
○山根隆治君 その報告によって当然、法律も書いてございます、認定の取消しというものも行うことができると、行うわけでございますけれども、実際に今日までで取り消した事例というのはどれぐらいあるのか、その辺のところはどんなふうになっていますか。
○山根隆治君 そうしたチェックをされて、五件というのが多いか少ないかということは別といたしまして、その報告の内容を吟味していろいろな措置をとると、取り消していくことも含めて。  その際に、その役割は再生支援協議会の範囲を超えているということだろうと思うんですけれども、そしてまた...全文を見る
○山根隆治君 事業の営業譲渡でございますけれども、これは会社分割と同様に労働契約を承継する法的な整備が必要だろうというふうに思っているところでありますけれども、会社分割では労働契約承継法がもう既に制定をされているところであります。営業譲渡においても、民法の規定ということはございま...全文を見る
○山根隆治君 聞き取れなかった。法制化についてはその必要を感じないというふうなお話ですか。今ちょっと聞き取りにくかったんですが。
○山根隆治君 現時点というのはすごく意味があると思うんですね。これだけ激変した経済環境、それで雇用環境が変わってきているという中で、やはりこの半年でもどんなことが起きてくるか分からないと。現実を直視する中で、やはりしっかりと労働者の権利を守るということで法制化すべしというような視...全文を見る
○山根隆治君 しっかりやっていただきたいと思います。厚生労働省の方もしっかりと対応していただきたいと思います。  それでは最後に、文科省、おいでいただいていると思うんですけれども、日本の産業は技術がやっぱり命であります。最近、子供がOECDの国々と比べても非常に理科離れが進んで...全文を見る
○山根隆治君 今の御答弁、頑張ってくださいということを申し上げたいと思うんですけれども、しかし、実際には今年度の予算にでもその裏付けが出てきていない、非常に不十分なものだと。例えば理科の実験等もどんどん進めて実際にいく、そういう時間を増やすということでありますけれども、学校の先生...全文を見る
04月27日第171回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○山根隆治君 本委員会の藤田委員長、山本理事、山谷理事、外山委員、徳永委員、白委員、衛藤委員、魚住委員、山下委員及び私、山根の十名は、去る三月十六日、新潟県佐渡市において、北朝鮮による拉致問題等に関する実情調査を行いました。以下、その概要を御報告いたします。  まず、曽我ひとみ...全文を見る
04月30日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○山根隆治君 おはようございます。  与えられた時間が三十分でございますので、質問も簡潔にさせていただきますが、答弁もよろしくお願いいたしたいと思います。  化学物質というのはアメリカの学会誌によれば三千万種あるということを言われております。そして、EUでも各種資料の中で出て...全文を見る
○山根隆治君 我が党の認識と大臣の御答弁の違いというのはかなりやっぱりあるなというふうなことを感じました。私ども、今部門会議で、特に今環境を中心として新しい在り方を模索をしているということで、改めてまたいつかの機会に御提案もすることになろうかと思います。そのことは申し上げておきた...全文を見る
○山根隆治君 中小企業に過重な負担が行って企業の存立そのものにかかわるようなことになってもいけませんので、是非十分な配慮をお願いしたいということを申し上げておきたいと思います。  さて、今八百社、そしてその中では中小企業は四百社ですか、という御答弁があったわけでございますけれど...全文を見る
○山根隆治君 次の質問に移ります。  実は、動物愛護法改正が数年前されましたときに私もこの法案作りにかかわった一人でございますけれども、動物実験の問題についてお尋ねをいたしたいと思うんです。  当時、この法案作りの過程の中で、学術会議の方からもお話を聞いたり市民団体の方からも...全文を見る
○山根隆治君 やはり、その根本にある哲学というか思想というか、そういうものが問われている時代だと思うんですね。  特に動物愛護についていえば三R、御承知のように、代替的な措置を求める、そして動物を犠牲にするときには痛みをできるだけなくす、そして動物実験は避ける、こういうようなこ...全文を見る
○山根隆治君 動物愛護については非常に認識が高いというふうに、我が国もと言いましたけれども、我が国は高くないんですよ。だから、そこが問題だということを申し上げているんですね。  いろんな分野の方々からお話を聞いた中で、やはり平均的にヨーロッパに比べて動物愛護の精神というか、そう...全文を見る
○山根隆治君 そこで、大臣にお尋ねをさせていただきたいと思うんでありますけれども、その代替実験法の研究に関するやっぱり予算ですね。これは今、政府答弁のニュアンスと私が申し上げているニュアンスは少し違いますけれども、やはり動物への愛情といいましょうかね、先ほど申し上げました三R、犠...全文を見る
○山根隆治君 EUでは三月に、動物実験をした原料の使用、流通を禁じる法令が施行されました。我が国では逆に一部の化粧品の安全性評価に動物実験が課されています、これは医薬部外品のところでございますけれども。これらについてやはり世界の動きと逆行するような動きという見方もされるわけでござ...全文を見る
○山根隆治君 適切に対応の前にはやらざるを得ないというふうなことも言っているので矛盾、混乱がございますけれども、是非積極的にそうした動物実験を避けるということで研究、検討を前向きに、前向きですよ、前向きにやっていただきたいと思います。  時間の関係でまとめて二つほど質問を最後に...全文を見る
○山根隆治君 少し時間がございますので、質問が前後をいたしますけれども、今回の法律案は一トン以上のものが対象ということでございますけれども、しかし、実際には一トン未満のものが、そうした製造をしている事業者がたくさんあれば、先ほど八百社が対象ということでございましたけれども、たくさ...全文を見る
○山根隆治君 冒頭申し上げましたように、我が国では工業化された化学物質が三万ということでございます。そして、その化学物質同士でどのような影響がお互い掛け合うことで起きてくるか分からないと、こういうふうな状況も心配されるわけでございますので、これからしっかりといろいろな考えられ得る...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第17号
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○山根隆治君 おはようございます。  通告外といいましょうか、今朝御通告して恐縮でございましたけれども、昨日の夜のテレビそして今朝一斉、各紙が一面で昨日の総理の発表を報道されております。温室効果ガス一五%減で決着、こうした見出しが躍っております。このことにつきまして、いろいろな...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  それでは早速、本法案につきまして具体的にお尋ねをしていきたいと思います。  まず、提案者への質問をさせていただきます。  私たち国会議員は、それぞれ週末は大体地域でいろいろな方々と情報交換をしたりするというものでございますけれども、...全文を見る
○山根隆治君 ありがとうございました。  次に、衆議院では三項目の附帯決議がございます。これらについて、具体的な項目がございますけれども、どのような感想を持たれたか、ちょっとお聞かせください。
○山根隆治君 それでは、法律案の要綱に沿いまして、逐条的に質疑をさせていただきたいと思うわけでございます。  政府が保有する株式の処分すべき時期についてでありますけれども、その起算をするのが平成二十年十月一日だったものを二十四年の四月一日からとされたわけでありますけれども、この...全文を見る
○山根隆治君 第二の一でございますけれども、株式会社産業革新機構は毎事業年度の予算を経済産業大臣に提出してその認可を受けなければならないと、こうあるわけでございますけれども、機構の予算編成は事実上これはもう政府が行うということに近しいものがあろうかと思うんですけれども、そういった...全文を見る
○山根隆治君 今回は非常に経済の危機という中でのこうした法対応というふうなことになっているわけでありますけれども、やはり平成二十年九月現在では不良債権が三・七%というふうに、商工中金、承知をいたしているわけでございますけれども、中小企業の悪影響を避けつつ今後とも不良債権の処理につ...全文を見る
○山根隆治君 今回の法案が通ってまいりますと、私は、限りなく非民営化に近づいていくことになるんだろうというふうに私自身は感じているところでございますけれども。  もう一つの問題として、杞憂に終わればいいわけでありますけれども、商工中金の経営の自主性あるいは独立性、こういうものも...全文を見る
○山根隆治君 お話の趣旨よく分かったわけでありますけれども、実は参議院の予算委員会におきまして与謝野大臣が、結局、商工中金の民営化ということについては失敗だったんではないかというような趣旨、反省等の答弁が議会でもなされているわけでございます。つまり、私は、小泉改革は失敗だったんだ...全文を見る
○山根隆治君 次に、このところ、経済財政諮問会議に新たな財政再建目標などを盛り込んだいわゆる骨太の方針というのが新聞報道されているわけでございます。これによりますと、平成二十三年度にプライマリーバランスを黒字化すると、こういうふうな約束をしてきたこと、これをここに来て事実上方針転...全文を見る
○山根隆治君 レトリックということなのかも分かりませんけれども、プライマリーバランスのことを財政健全化目標の中で位置付けて国の内外に明らかに今日までしてきたわけでございますけれども、財政健全化そのものは、もちろんいつの時代、だれの内閣でも当然負うべきものでありますけれども、象徴的...全文を見る
○山根隆治君 それでは視点を変えて、外国で財政健全化目標をどのように掲げているか、先進国の事例、分かれば御答弁いただけますか。
○山根隆治君 主要先進国ではプライマリーバランスに利払い費を加えた財政収支の均衡というものを目標に掲げているんだろうと思うんですね。これ、今お話あったドイツでもそうですし、アメリカでもそうでありますし、そのほかのEUの各国でも共通したものであります。つまり、日本の掲げる目標という...全文を見る
○山根隆治君 私は、外国先進国と我が国との違いの一つに、政治レベルで見ると、やはり内閣の短命というのがあるんだろうと思うんですね。ですから、その内閣が、例えば橋本内閣であれば財政構造改革法による歳出の抑制というふうなことを言われて、GDP比で二〇〇三年に三%以下に赤字を抑えますよ...全文を見る
○山根隆治君 霞が関や永田町が理解する目標を掲げる、事情で掲げるということではなくて、我が国はやっぱり経済的にはGDPが世界第二位の国家でもあるし、世界への影響も非常に大きいわけでありますから、世界に通用する目標を掲げるというのは非常に大事であると思いますね。それはやはり国際経済...全文を見る
○山根隆治君 明確な定義はなかなか私も探しましたがないわけでありますけれども、一つ破綻金融機関等の融資先である中堅事業者に係る信用保険の特例に関する臨時措置法というのが実はありまして、この中では一つの定義として、資本金の額又は出資の総額が五億円未満の会社という、そういうふうな定義...全文を見る
○山根隆治君 一応分かりました。  そこで、産業革新機構の問題でありますけれども、この機構の設立の見通しについてお尋ねをさせていただきたいと思うんですけれども、新聞報道等で既に人事等が報じられているわけでありますけれども、この全体についてどのような今状況になっているのか、進んで...全文を見る
○山根隆治君 恐縮でありますが、もう一度質問を戻させていただきます。  中堅企業の定義について私はお尋ねをいたしました。二度御答弁をいただいたわけでありますけれども、アバウトなところでの定義ということで、しかし法律にはしっかりと中堅企業というふうに書いてあるわけでありますから、...全文を見る
○山根隆治君 そうしますと、今後いろいろな法案、法律案が作られたり、あるいは改正されてきたときに中堅企業というものが言葉として出たときには、法律名として出てきたときにはやはりその都度いろいろな解釈が変わってくるということになるんでしょうか。あらかじめ中堅企業というのはこうだという...全文を見る
○山根隆治君 それでは、質問をまた戻します。  機構の設立の見通しについて先ほど御答弁をいただきまして、大体理解をしたところでございます。  そして、その人事について伝えられるところでは、いわゆる代表取締役社長については能見先生が当たられるということでございますけれども、御年...全文を見る
○山根隆治君 人事ですから余り深追いをすることは避けたいと思いますけれども、先ほどの御答弁の中で、全部でスタッフ合わせて五十名ほどだというふうな御答弁がございました。私のような素人を集めるのは、これは五十人なんかあっという間でございますけれども、本当に有能で専門性を持った人、そし...全文を見る
○山根隆治君 大臣、この機構がどのようなスタートを切られるかということが非常に成功するか否かの点で大事なポイントだと思うんですけれども、御自信はございますか、自信はおありですか。
○山根隆治君 次の質問に移ります。  商工中金は政府系金融機関というふうな範疇に入るんだろうというふうに思うわけでございますけれども、既に株式会社化されているわけでございますけれども、依然として政府系金融機関というふうに言っていいものでありましょうか。
○山根隆治君 株式会社化されたということで、世間で見る目、そして職員の方々の思い、様々なものがございます。今はっきり明確に政府系だというふうに言っていただいたので、これは一つの大きな前進といいましょうか、一つの形が明らかになったと思うんですが、私は、やはり職員のモチベーションの問...全文を見る
○山根隆治君 終わります。