山本一太

やまもといちた



当選回数回

山本一太の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○山本一太君 簡潔にいたします。  ちょっと田中先生に御質問したいんですけれども、日本のこれからの課題ということで、日中関係をコンストラクティブェンゲージメントに従ってやるという話がありました。リアリズム、リベラリズム、どっちをとってもやっぱりアジア太平洋の安全保障には中国がよ...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。
02月24日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○山本一太君 十分以内という大変きついお達しですので、問題を絞って少し早口でお話を申し上げたいと思います。  アジア太平洋地域の安全保障のあり方、このことを考える上で最も重要なキーファクターは、まず第一に日米安全保障体制、日米安保システムの堅持であり、第二に、これは二十一世紀に...全文を見る
○山本一太君 板垣先生からの御質問に、私なりの意見を簡単に述べさせていただきたいと思うんです。先生のまずおっしゃった普通の国論ということについては、私も先生の御意見に同意できるところがあります。集団的自衛権の問題を含め、日本がある程度普通の国へ脱皮していかなければいけないという感...全文を見る
○山本一太君 簡単にいたします。  益田先生から大変難しい御質問をいただきまして、本当は武見先生が答えたそうなんですけれども、私がちょっと私見を述べさせていただきたいと思います。  先生おっしゃったとおりに、この2プラス2の話は私も大変大事だと思っていまして、九七年の秋に向け...全文を見る
○山本一太君 私もさっき日米安保の話や中国の話をいたしましたので、もしあれだったら喜んでお話ししますが、一人でいっぱいしゃべってもあれなんで、武見先生が中国脅威論についてはいろいろとお話があるので、できれば武見先生の方からコメントをいただければと思います。
○山本一太君 いろいろ伺いたいことがあるんですけれども、時間もありますし、後で質問されたい方もいらっしゃると思うので、簡単に馳先生のODAのコメントについて私の意見を申し上げたいと思うんです。  先ほど来、実は最初の質問は林委員の聞いた話でアカウンタビリティーとエンパワーメント...全文を見る
03月03日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○山本一太君 どうも大変示唆に富んだ御講義、両先生ありがとうございました。簡潔に御質問させていただきたいと思います。  プラサート先生が、冷戦後の社会においても経済協力の必要性というのは少しも程度が下がらない、すなわち日本のODAの重要性についての趣旨のお話をされたんですけれど...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。
03月19日第140回国会 参議院 地方行政委員会 第7号
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○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。  本日は、関根理事初め先輩の御好意によりまして六十分も質問時間をいただきまして、白川大臣にも初めて御質問をさせていただくということで楽しみにしてまいりました。張り切ってやらせていただきたいと思います。  まず最初に、白川大臣に...全文を見る
○山本一太君 今の御説明、いろいろお聞きしたいこともあるんですが、余り突っ込むともうこれで時間がなくなってしまいます。  簡単に言えば、方向性としてはそういう方向に進むべきじゃないかとおっしゃりながら、なかなか現行のシステムを変えることも簡単ではないというようなことではないかと...全文を見る
○山本一太君 私もしばらく特別地方消費税のことは忘れたいと思っておりますけれども、三年間は引き続き監視をさせていただきたい、このように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  次に、行財政制度の改革に関する点について幾つか問題を提起させていただきたい、このように思って...全文を見る
○山本一太君 よくわかりました。  局長が今特殊法人のことをおっしゃったので、私は一言だけ言っておきますけれども、財源の話は前からもういろいろとやってきたわけです。最初から代替財源がないからおかしい税のひずみを残してきたということ自体本末転倒の議論であるということだけは、ここで...全文を見る
○山本一太君 今、局長おっしゃったように、地方単独事業も自治体のいわゆる裁量といいますか、アイデアやいろんな工夫を生かした形で進めていかれるということですので、そこら辺のところは十分踏まえて、また財政的にもいろいろな工夫をしながら進めていただきたいと思います。  いろいろお聞き...全文を見る
○山本一太君 細かい点、何点かお聞きしたいこともあるんですが、いずれにせよ、これから地方分権の進展に合わせて交付税の仕組みもあるべき姿に直していくということであると思います。戦後五十年という節目で地方分権推進のスタートも切られましたので、半世紀もつようなシステムの構築をまた目指し...全文を見る
○山本一太君 例えばこれについては、いろんな制度について外国との比較を行うときに、米英独仏というようにアメリカ、イギリス、ドイツ、フランスを対象国にするわけですけれども、地方債の起債許可制限についてこの四カ国を見ますと、日本と同様に起債制限をとっているのはイギリスだけということに...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。大変クリアな説明でございました。  その他、今我が国の金融情勢が大きく変化していく状況の中で、財政投融資の資金を資金的裏づけとする地方債許可制度のあり方等をいろいろお聞きしたいこともあるんですけれども、ここはちょっと飛ばしまして、次の質問に...全文を見る
○山本一太君 今の答弁に対してもちょっとお聞きしたいこともあるんですが、時間の関係もございます。  この国籍条項の問題は、単に地方レベルでなく国レベルあるいは場合によっては国際的な問題にもかかわることであるというふうに私はとらえております。  九一年の日韓外務大臣覚書というの...全文を見る
○山本一太君 制限時間があと二分しかございませんので、ほかにもいろいろと御質問したいこともございますけれども、この辺にしたいと思います。  最後に一言だけ、警察庁の方からも来ていただいておりますので、オレンジは絶対に許せないということを申し上げたい、このように思うわけでございま...全文を見る
04月02日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○山本一太君 それでは、私も同僚の馳委員に負けないように張り切ってやらせていただきたい、このように思っております。  本日は私も環境特別委員会における初めての質問ということですから、まず最初に石井長官に一言申し上げたい、このように思っております。  長官は、言うまでもなく私ど...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。地球環境分野は本当に懸案がメジロ押しですので、その御決意を持ってぜひとも御活躍いただくようにお願いを申し上げる次第でございます。  さて、きょうは南極条約についての質問ということだったんですけれども、私の同僚で親友の馳浩委員がまことに包括的...全文を見る
○山本一太君 わかりました。  サステーナブルという意味が環境とまさに工業発展の共生なのかとか、いろいろ細かいこともお聞きしたいこともあるんですけれども、時間の都合もございまして、一時間しかないものですから。  コンセプトの定義にこだわっても余り意味がないんではないかという、...全文を見る
○山本一太君 わかりました。ぜひ視察、観光についても、もちろん環境への影響を最小限にするという条件ですけれども、その道はやはり残していただけないかなというふうに考えております。  私も議員をやっている間に一度は馳委員も誘って南極に行きたいと思っておりますので、そのときはぜひ環境...全文を見る
○山本一太君 今のお話ですと、九二年ですか最近の改正は、それを締約国がちゃんと遵守すれば二〇四五年までにオゾン層が回復するという話で、その計画どおりにいけばいいなとは思うんですけれども、少なくともフロンという物質は化学変化を起こしにくい、それだけに環境に対する影響が持続するという...全文を見る
○山本一太君 今のお話で、フロンの回収に取り組んでいる自治体の数自体は二千市町村、六割ぐらいになっているということはわかったんですけれども、問題は、使われた冷蔵庫やカーエアコンが実際にちゃんと回収されているかという回収率だと思うんですが、これは一番多いもので二割ぐらいしかないと思...全文を見る
○山本一太君 今御答弁にあったように、この問題はとにかくいろんなセクターの絡む問題で、なかなか難しい問題であるとは思うんですけれども、いずれにせよ今おっしゃったように、このオゾン層保護対策推進会議というのは省庁でいうと十八省庁ぐらいにまたがるわけですね、これにおいて今後の回収策に...全文を見る
○山本一太君 第一位ですか。
○山本一太君 第一位の拠出国ということを今初めて聞きまして、大変感銘を受けたわけでございます。  私は、ちょっと一言お聞きしたいのは、第一位の拠出国である日本の立場から見て、これらの国連機関の多国間基金の実施状況、ちゃんと技術協力プロジェクトをやっているかどうか、そこら辺の評価...全文を見る
○山本一太君 きょうは質問に立つということで、国連の昔の知人やらモントリオール・プロトコルで今頑張っている同僚からも電話があったものですから、ぜひそのことだけは聞いてくれということで、外務省も高く評価しているということで報告をしたいと思います。きっと、きょう喜ぶと思います。  ...全文を見る
○山本一太君 エネルギーを補給させていただいたところで、早速質問を再開させていただきたい、このように思っております。  アジア太平洋の環境問題を考える国際フォーラムとしてエコ・アジア、正式名称はアジア・太平洋環境会議と言うんですけれども、この会議に私は大変注目をしております。こ...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  今御説明いただいた成果の中で私が取り上げたいのは、一つはこどもエコクラブの話でありまして、もう一つは地球環境戦略研究機関の話なんです。  恥ずかしながら私は、環境庁がこんないいことをやっているということを知りませんでした。  久々に...全文を見る
○山本一太君 これは大体年間一億円ぐらいの予算なんですけれども、子供に対して環境教育を行うという観点から三年ぐらい前に始まったプログラムということで、先ほどちょっと休憩のときに大渕先生とお話をしたら、大渕委員長時代にこれはどうも発足したプログラムで、その当時よりは随分育ってきてい...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  やっぱり未来を担うのは子供たちですから、こういう子供たちに環境に対する意識を持たせるというのは長期的に見ても本当に大切なことじゃないか。環境に優しいライフスタイルを直接経験させるということは大変大事なことだというふうに私は思っております...全文を見る
○山本一太君 簡明な説明でありがとうございました。  一千五百万ということですけれども、例えばこれを三千万にしただけでも随分この普及の活動ができるんじゃないかと思うんですね。特にエコクラブについては、どうもお聞きしたところによると、日本だけじゃなくて韓国みたいなところにも同様の...全文を見る
○山本一太君 このエコクラブは群馬県を調べてみたら高崎、前橋にもありますので、早速高崎のエコクラブに連絡をしてサポーターの人と一回見せていただこうと、このように思っておりますので、ぜひこの事業につきましてはこれからも前向きに進めていただきたいと思います。  水上の会議で決まった...全文を見る
○山本一太君 設立も随分具体的な段階に来ているんだなという印象を受けるわけですが、こうした機関の活動を通じて、やはり環境戦略の面で日本がアジアに向けあるいは世界に向けていろんなイニシアチブを打ち出すということは大変重要なことだと思います。  関連して一つ感じるのは、やはり日本は...全文を見る
○山本一太君 わかりました。国際機関になるということにつきましては、これはいろいろ意味もあることでしょうから、それなりの取り組みをしていただければいいと思います。  この点について何点かお聞きしたがったんですが、時間の関係でちょっとスキップをいたしまして、今の話で、環境に関する...全文を見る
○山本一太君 大変わかりよい説明でありがとうございました。公式の場ではこの新たな世界環境機関の話というのは出ていないというふうに解釈していいかと思います。  エコ・アジアの話についてはこのぐらいにしまして、次にもう一問ちょっとお聞きしたいと思うんです。  それは、日本の環境戦...全文を見る
○山本一太君 私も一時JICAに勤めた経験がございますので、そのプロジェクトのことは知っておりまして、これは無償とプロジェクト技術協力の連携というかパッケージでやっているということですね。これは本当に意味のある技術協力だと思うんです。  公害防止技術に対する技術移転であったり、...全文を見る
○山本一太君 はい。  最後に、今のコメントを受けてこの会議に対する大臣の政治的なリーダーシップを御期待申し上げると同時に、随分乱暴な質問もありましたけれども、一問一問大臣初め環境庁の関係者の方々に真摯にお答えをいただきましたことにお礼を申し上げまして、質問を終わらせていただき...全文を見る
04月07日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○山本一太君 私が質問しようと思ったことは、もう上田先生の講義の中にすべて入っておりまして、シンプルに一つだけ伺いたいと思うんです。  海兵隊というと日本では余りいいイメージがありません。事実、海兵隊に志願している兵士というのは、アメリカでもどちらかというとそんなに豊かな階層の...全文を見る
04月15日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号
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○山本一太君 本日は、先輩議員の皆様の御好意によりまして、初めて橋本総理、外務大臣、そして防衛庁長官に御質問させていただく貴重な機会をいただきました。もう随分議論は出尽くした感がありますけれども、あと四十一分、張り切ってやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  今おっしゃったように、いろいろ重要な懸案があると思いますけれども、安全保障の問題も含めましてよく日本の外交には顔がないと言われるわけでございますが、総理そして外務大臣にぜひとも強力なリーダーシップを持ってこの会談に臨んでいただきたいと思...全文を見る
○山本一太君 アメリカの立場は一貫して変わっていないという御見解でした。それに関連してちょっと別の質問をさせていただきたいと思います。  それでは、この数カ月間のアメリカの一連の外交にはどういう意味があったのかという点であります。  先ほど依田委員の方からもございましたけれど...全文を見る
○山本一太君 私も総理のお話を聞いて、ようやく幾つかなぞが解けたような思いがいたしております。やはり立場が違えば、そういう見方といいますか、そういう御見解になるんだなという気がいたしております。  いずれにせよ、総理と外務大臣の御答弁を聞きまして、この問題についていろんな報道が...全文を見る
○山本一太君 この下院の決議は、総理も御存じのとおり、思ったより簡単にいかない面もございまして、予想以上に修正文の要求が出たり、あるいはこの種の決議としては十人以上の反対が出るというのは珍しいんですが、十六票のたしか反対票があったというような、十六票だったと記憶しておりますけれど...全文を見る
○山本一太君 わかりました。  大臣、御存じかもしれませんが、たしか昨年、外務省がアメリカのギャラップに依頼をして米国の世論調査をしておりますけれども、それによると七割の米国民が安保体制を一応評価するという回答をしたという記憶がございます。いずれにせよ、この問題についてはアメリ...全文を見る
○山本一太君 また詳しい資料は後でいただくことにしまして、時間もありませんが、いずれにせよ、防衛庁長官がおっしゃられましたように、この方面での協力もぜひとも推進をしていっていただきたいというふうに御要望を申し上げます。  もうあと八分しかありませんので、最後の質問になるかと思う...全文を見る
○山本一太君 今、外務大臣の方から御答弁をいただきました。総理も再三おっしゃっているように、アジア太平洋の安全保障あるいは世界の安全保障には、日米中のトライアングルをいかに円滑にいい関係にしていくかということだと思いますので、引き続きその方向で政策を推進していただくようにお願いを...全文を見る
05月07日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
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○山本一太君 お三方から大変示唆に富んだお話をいただいてありがとうございました。  私は、自分自身JICAに勤めておりましたし、また国連開発計画、先ほど先生から出たUNDPのニューヨーク本部にも勤めて一応援助の行政に携わってまいりました。この政治の世界に入る前は援助のことをいろ...全文を見る
05月19日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号
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○山本一太君 いろいろお話ししたいことはあるんですけれども、一応五分間ルールというふうに伺いましたから一点に絞って、今、直嶋先生のおっしゃったODA基本法のことについて私なりの意見をちょっと述べさせていただきたいと思います。  板垣先生もおっしゃったということですが、私は、この...全文を見る
05月21日第140回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第9号
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○山本一太君 先ほど齋藤委員のおっしゃった戦略研究所といいますか、平和研究所の話はやっぱり一度いろんな検討を重ねる価値があるかなと思って伺っておりました。今、林委員とも話して、フォーレストインスティチュート、林研究所をつくったらどうかとか、いろいろ話していたんですが、どういう形で...全文を見る
05月28日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○山本一太君 今、河本委員のおっしゃった諌早湾の問題につきましては、私も自由民主党の立場から申し上げたいこと山ほどあるんですけれども、きょうは質問時間三十五分ということですから、アセス法関連の別の問題、温暖化防止京都会議について、ここに焦点をちょっと絞らせていただいて質問をさせて...全文を見る
○山本一太君 それでは、外務省、簡単で結構ですから。
○山本一太君 今、大臣のおっしゃった、あるいは外務省の方からの御説明であったように、一つは国際貢献、日本のきちっとした姿勢を示すということと、これまで日本が環境分野でいろいろな実績を上げてきた、それがやはり取りまとめに生きるのではないかということと、さらには長官おっしゃいましたけ...全文を見る
○山本一太君 外務省、そのとおりですね。
○山本一太君 はい、わかりました。  それで、今の話にあったように、この会議は非常に日本の国益にとって大事だと。少なくとも、いろいろあってもこれからの温暖化問題の協議、あるいは施策についてこれを円滑に進める土台づくりだけは、日本がホスト国としてきっちりリードしなければいけないと...全文を見る
○山本一太君 大変明快な御説明をありがとうございました。  おっしゃったとおり、アメリカ、欧米諸国、それからいろんな途上国も含めてなんですけれども、どのくらいの目標に設定するかとか施策をどういうふうに展開していくかについては、いろいろ大臣がおっしゃったように温度差のあるところだ...全文を見る
○山本一太君 今現在、関係省庁間の調整を急いでいるというお話なんですけれども、部長、余り時間がないと思います。  六月二十日から橋本総理がデンバー・サミットヘ行かれます。非常に大事なサミットで、御存じのとおり今度は経済問題と同じぐらいの比重でほかの地球関係の、いわゆるグローバル...全文を見る
○山本一太君 後で通産省の方にもちょっといろいろ御質問をさせていただきますけれども、いずれにせよ、デンバー・サミットとか国連の環境特別総会の前ぐらいまでにはきちっとこの国別の報告もまとめていただくよう最大限の努力をしていただくように御要望を申し上げたいと思います。  この国別報...全文を見る
○山本一太君 環境庁の方としていろいろ努力をいただいているということはそのとおりだと思うんですけれども、その国際化の目標、今打ち出すためにもいろんな協議をされているということですが、これは環境部長、難航しておりますか。難航していると言っていただければ結構です。
○山本一太君 はっきりおっしゃいませんでしたけれども、なかなか難しい状況だということは読んでとれました。  今のところ、何となくこの件について小田原評定が続いているような状況で、通産省の方もいろいろお立場があるかと思いますけれども、私はこういう状況で、大臣、せっかく日本がこれだ...全文を見る
○山本一太君 今のお話を聞きますと、この閣僚会議の位置づけなんかからいいまして、必ずしも別に一律削減で加盟国が全部賛同したというニュアンスではないというふうに受け取りましたけれども、今の件について何か環境庁からつけ加えることありますか、このIEA会議の結果について。簡単に。
○山本一太君 大体わかりました、感触は。  いろんな事情、それぞれの国の状況を踏まえて、国別の削減目標を決めるか、あるいは一律削減をするかというのは、いろんな議論があると思うんですけれども、私は、日本の立場はこれに近いかもしれませんが、余り一律削減ということにこだわって、せっか...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました
05月29日第140回国会 参議院 地方行政委員会 第12号
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○山本一太君 きょうは初めて警察行政について質問をさせていただく機会を得まして、どうぞよろしくお願いいたします。  暴対法の改正について伺う前に一言伺いたいと思うんです。  先日から大変世間を騒がせております例の神戸市須磨区の小学校六年生の殺害事件、その残虐性とか犯人の異常性...全文を見る
○山本一太君 今おっしゃったようにこれは本当に許しがたい事件でございまして、地域の住民の生活にも直接いろんな影響を与えております。父兄が子供に四六時中付き添って通学をするとか、そういう影響も与えておりますので、いずれにせよ全力で捜査をしていただいて、一刻も早い犯人の逮捕に向けて活...全文を見る
○山本一太君 今、大臣からかたい決意をお聞きして心強く思ったわけです。  あの須磨区の事件を見まして、子供たちに親御さんがぴったりくっついて通学の送り迎えをしているというのを見ました。実は欧米の社会では子供の誘拐も多く、また子供をめぐる性犯罪も多いものですから、通学の送り迎えは...全文を見る
○山本一太君 今の御説明によれば、暴力団対策法は制定の目的をそれなりにというか十分に果たして機能してきたということだと思います。  おっしゃったとおり、バブル崩壊後、この暴対法の効果もあり暴力団の資金がかなり窮乏しているということもあって、今おっしゃったようなさまざまな規制逃れ...全文を見る
○山本一太君 大変わかりやすい説明をしていただいたんですけれども、いろんな行為があると思います。  今御説明を聞いてみると、つまり自分の手を汚さずに自分がやりたいことを第三者にやらせる、そこら辺のところにきちっと規制が届くように網をかけると、こういう御趣旨であろうというふうに思...全文を見る
○山本一太君 今の御説明によりますと、被害者一般に係るものを法務省と協議をしながらきちっとまたつくっていこうということでございますので、ぜひとも前向きに検討していただきたいと思います。こうしている間にもいろんな事件があってさまざまな被害者が生まれているわけなんで、一刻も早くこの制...全文を見る
○山本一太君 今おっしゃった方向でぜひとも全容解明に向けて御努力をしていただきたいと思いますし、現地の警察当局との協力をぜひ緊密にしながらこの問題に取り組んでいただきたいと思います。  この問題に関しましてもう一つ気になることは、そういった外国人犯罪組織と日本の暴力団とのつなが...全文を見る
○山本一太君 もうお聞きしたいことは山ほどあるんですが、時間になりましたので別の機会に、今度はもうちょっと時間をとってじっくりいろいろ質問させていただくこととしまして、一分ちょっとオーバーしましたけれども、上吉原委員に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
06月04日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第10号
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○山本一太君 馳浩委員にきっちり時間どおり渡していただいたんですけれども、三十分という限られた時間ですから、前回の質問で取り上げさせていただいた地球温暖化対策について、きょうはフォローアップの質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  前回私は...全文を見る
○山本一太君 今の部長のお話に一つつけ加えるとすれば、すなわち、削減努力を求める、環境政策を導入するということは大体年に一兆円ぐらいのコストがかかる、ということは、見かけで言うと企業や家庭に対する負担になると。ところが、これは、英語で言うと、ジ・アザー・サイド・オブ・コインとかい...全文を見る
○山本一太君 それは近く実現しそうな技術というか、今ある技術ですか。
○山本一太君 ありがとうございました。  ちょっと思ったことは、技術を開発するということと、それをきちっと実際に適用するということはやや違うことかなというふうにも思います。  今、部長がおっしゃった太陽光ですが、これはかなり前から開発を進めておりまして、日本のODAでも随分や...全文を見る
○山本一太君 改めて環境関連産業の規模の大きさを今局長のお話を伺って思いました。もし今おっしゃっている予測が正しいとすれば、二〇一〇年には三十兆円近いインダストリーになると。  これはパチンコ産業と同じぐらいの大きさで、航空産業の数倍というような感じになると思うんですけれども、...全文を見る
○山本一太君 エコビジネスの支援という問題はこれからの日本経済を考える上でも私は一つのキーワードになっていくと思いますので、また改めて通産省の方の担当者にも来ていただいて質問をさせていただこうと、このように思っております。  局長はいろんな御配慮をされて、できる範囲でというお言...全文を見る
○山本一太君 力強い御決意をありがとうございました。ぴったり三十八分、時間ですので、真打ちの谷川委員に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
10月27日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号
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○山本一太君 この小委員会はフリーディスカッションということで、あえて余りまとめたり準備もしてきませんでした。いろいろ思いついたことを簡単にお話ししたいと思います。  先ほど国連本部のパレスチナのプロジェクトのUSG、事務次長でピーター・ハンセンというのが部屋に訪ねてきまして、...全文を見る
○山本一太君 さっき最初に五分話したときに、アジア開銀の佐藤総裁のいじましく絡めないという言葉を引用したんですが、ちょっと言い方に誤解があったかもしれないんです。もちろん、援助の理念として人道主義というのは必要だと思いますが、それと同時に、相互依存といいますか戦略的援助というもの...全文を見る
○山本一太君 今、馳先生のお話なんですが、特に私の言っていることと矛盾していることは別にないと思います。援助の理念の中で相互依存といいますか、経済的な安全保障というのは当然ありますし、そういうことで日本もアジアにかなり援助が多いわけです。環境の問題ももちろん重要なもので、理念の中...全文を見る
○山本一太君 極めて深刻だということは間違いないんですけれども、エイズについては、私が国連にいたときにはWHOを含めて幾つかの機関でプロジェクトチームができていまして、特にアフリカなんかエイズのポテンシャリティーの大きいところについては実態調査をやっていました。例えば、当時のルワ...全文を見る
○山本一太君 情報を少しとってみます。今、どういう活動をしているか、数字でどのくらい国連でエイズに関するプロジェクトがあるかとか、そこら辺の具体的なところはちょっと調べてみないとわからないんですが、関係機関でプロジェクトチームをつくってエイズ対策はもちろん活動を続けていると思いま...全文を見る
○山本一太君 WHOを中心にやっていますよ。
○山本一太君 ちょっと調べてみないとあれですけれども、多分、WHOとか国際機関のエイズの基金に日本政府としてきちっと拠出していると思うんですね。
○山本一太君 エイズは、例の日米コモン・アジェンダ、九三年の東京サミットのときの宮澤・クリントン首脳会談のときに、地球的展望に立つた協力という中に人口・エイズというのが入っていたのは先生覚えていらっしゃると思うんですけれども、一応日米のコモン・アジェンダの作業部会の設置をそのとき...全文を見る
○山本一太君 各国別のですね。国連開発計画、UNDPの開発戦略の特徴というのは、各国別にカントリープログラムというのがありまして、大体五年間ぐらいの計画の中であらあらのプロジェクトまで出てきて、大体どの分野にどういう形で援助するかというかなりきっちりとした書類をつくるんですね。日...全文を見る
○山本一太君 先生、御存じだと思うんですけれども、いわゆる援助の実施定期協議みたいなものをやっているバイの大事な国については援助指針はできていると思うんです。今、たしか二十数カ国できていると思うので、それを見ていただくと、もちろんUNDPなんかのカントリープログラムに比べると個々...全文を見る
○山本一太君 JICAにいたときに青年海外協力隊の事務局にもよく行ったりしたんですが、田先生おっしゃったとおり、やっぱり顔の見える援助ということでは、青年海外協力隊、二年間現地人と同じ生活をしてよく病気にもなっていましたけれども、頑張っているので、そういうところはやっぱり先生がお...全文を見る
10月29日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○山本一太君 両参考人からいいお話を伺いまして、本当にありがとうございました。小此木先生それから重村先生に数問、お聞きしたいと思います。五分以内ということですから、急いでお話をさせていただきたいと思うんです。  小此木先生の、北朝鮮のいわゆる政府首脳部といいますか、政府と国民と...全文を見る
10月30日第141回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○山本一太君 メルコスルの話とかODAとか、いろいろお聞きしたいことはあったんですが、質問時間が二分以内ということですから、一問だけ簡単にお聞きしたいと思います。  先ほど塚田大使の方から安保理の改組の問題が出たんですが、今、小渕外務大臣に会長をやっていただいている日本の国連貢...全文を見る
10月31日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号
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○山本一太君 今、小委員長がおっしゃったように、前回のいろんな議論のフォローもする中で、きょうは実施体制の議論ということなんですが、この間広中先生の方から出たODA大綱の大綱自身とそれから運用の乖離の問題ということについては、前回、今までのいろんなケースの検証をしたらどうかという...全文を見る
○山本一太君 広中委員のおっしゃった貧困の問題、日本の援助というのは随分方向も変わってきていますけれども、やはりNGO、民間との協力という点では国連や欧米諸国に比べておくれているというのは委員のおっしゃるとおりだと思いますし、やはりますますそういう方向に行かなければいけないと思い...全文を見る
○山本一太君 馳委員からもあったんですけれども、国連機関の支援の問題というのは本当に私も広中先生のおっしゃるとおりだと思います。飢餓議連か何かで今超党派の署名を集められているものは、もう見た瞬間にサインをして送らせていただきました。  さっき、今自民党でこういう議論がと申し上げ...全文を見る
11月05日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○山本一太君 両先生から大変興味深い、おもしろいお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。いっぱい御質問したいことがあるんですが、五分以内ということですから、各先生に一問ずつだけ簡潔に御質問させていただきたいと思います。  米中のことなんですけれども、やはり先生もお...全文を見る
11月10日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号
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○山本一太君 大島局長、中川先生、大変御参考になるお話をありがとうございました。  大島局長に伺いたいことなんですけれども、ネガティブリンケージの適用はやはり難しいというお話を改めて伺ったんですが、その国の民主化の程度をどのように判断するかというのは大変難しい問題だなと思うんで...全文を見る
○山本一太君 もうそれはお答えいただいたんですけれども、すなわち一貫性を確保するということが必要だと、しかしそこにある程度のフェールセーフをかげながらやるというお話だったんです。大体今のお答えで、先生の言わんとしていることはわかりました。
○山本一太君 あと一点だけ。  例のアフリカのいわゆるインスティチューションビルディングの話、いわゆるIRIとかというところがやっている話を日本の技術協力で乗せられないかということについてはいかがでしょうか。
○山本一太君 ちょっと馳先生が最初におっしゃったことについてなんですけれども、JICAのリーダーが現地で大体二年か三年でかわるというのですけれども、長い人は十年ぐらいおりますので、必ずしもプロジェクトリーダーはそんなに簡単にかわりませんから、それだけをちょっとまず申し上げたいと思...全文を見る
○山本一太君 いい方向にというので、インターエージェンシーの話は大変参考になりまして、おもしろいと思いました。何かまた論文がありましたらぜひ回していただきたいなと。
○山本一太君 論文が完成したら、ぜひまた各委員にも配っていただきたいと思います。  中国の無償資金協力の停止のときは、自民党といいますか、たまたま私の党の方では部会とか調査会でもやっぱり借款まで行けというような意見も随分ありまして、どうしてもうちょっと断固たる態度をとれないのか...全文を見る
○山本一太君 最初に、中国の円借款を核実験のときにとめるかどうかという議論が結構自民党の中にあったという話をしたら、何かおっしゃりたそうなそぶりをなさったので。
11月17日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号
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○山本一太君 本日は大変貴重なお話を伺いまして、ありがとうございました。  私がJICAに勤めていたときにジョモ・ケニヤッタ農工大プロジェクトにちょっとかかわったことがあって、当時の杉山リーダーにもお目にかかった覚えがございますけれども、JICAの技術協力のプロジェクトの中でも...全文を見る
○山本一太君 今まで委員の先生方がおっしゃったこととか、あるいはお二人の参考人に御質問したいことはいっぱいあるんですけれども、もう時間がありませんので二分ぐらいで国際協力の現場でお仕事をされてきたお二人に一つずつお聞きしたいと思います。  お二人にお聞きする話ではないかもしれま...全文を見る
11月19日第141回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○山本一太君 自由民主党の山本一太でございます。きょうは、初めて大木大臣に御質問させていただきたいと思います。  京都会議もいよいよ間近に迫ってまいりまして、大臣におかれましては交渉の道筋を何とかつけようということで連日飛び回っておられる大変多忙な毎日だと思いますけれども、大臣...全文を見る
○山本一太君 いずれにせよ、この会議はCO2削減についての大変大事なステップであって、だるま落としの一番下を何とか落として全体への流れをつける会議でございます。  私は、今ちょっと国連のことをやっておりまして、環境重視のODAということでいろんな協力をしているわけですが、特に今...全文を見る
○山本一太君 今の浜中部長の御説明ですと、今のところとにかくゼロ%までの積み上げということなんですが、京都会議できちっと二・五%を提案するというからには、やはり具体的な根拠をきちっと積み上げていかなければいけないと思うんですね。京都会議まで余り間がないんですけれども、それまでには...全文を見る
○山本一太君 改めて検討したいということは、京都会議までは二・五%の積み上げは特にしないと、こういうことですか。それとも、二・五%分についてはきちっと準備をした上で京都会議の推移によってまたいろんな計算をしていくということでしょうか。もう一度ちょっとお聞かせください、よくわからな...全文を見る
○山本一太君 今、大臣の説明で大体の状況はわかりましたが、できるだけ数字の面でも万全な準備をもって臨んでいただきたいと、このように思います。  東京の非公式会合、いろんなことがあったわけですが、数値目標についてはなかなか合意ができなかったということですけれども、少なくとも京都会...全文を見る
○山本一太君 大臣、何か。
○山本一太君 今の大臣のお話については私の同僚の馳委員からまた詳しく質問があると思いますので、ここでは深くお話を伺うことはしません。  今の浜中部長と大臣のお話をちょっと伺って、途上国といいますか中国に対するアプローチというのは、外交のエンゲージメントの関与政策じゃありませんけ...全文を見る
○山本一太君 こうしたボイラーの普及活動なんというのは適正技術といいますか、非常にいいことだと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。  中国についてはまた馳委員がいろいろお聞きするということなんですが、やはりアジア太平洋というか世界経済全体についても、あるいはアジア太...全文を見る
○山本一太君 大変まとまったわかりやすい御説明をありがとうございました。  こうしたアプローチは非常に大切だと思います。日本の地方自治体も捨てたものじゃないなと、改めてちょっと取り組みを拝見して思ったので、ぜひとも環境庁としてこれからも引き続きそういった支援を強化していただきた...全文を見る
○山本一太君 炭素税の導入については慎重な意見も多いですし、考えてみたら大蔵省も余り積極的じゃないということもあるので、いろいろハードルは高いと思いますけれども、これは一つのやっぱり意識改革というものをもたらすということにおいては非常に大きな意味があると思いますので、引き続きこれ...全文を見る
○山本一太君 浜中部長が今御説明になったパンフレットを私も拝見しまして、非常によくできているなと思って感心をいたしました。「これから生まれてくる子供たちからのお父さん、お母さんへの十の質問」というものですね。何か何年か前にベストセラーになった環境の本のタイトルにちょっと似ているか...全文を見る
○山本一太君 このボランタリーアクション等調査研究会の報告書の中で私が一番面白いと思ったのは、今、浜中部長がおっしゃった、オランダの自主協定の締結手続のところでございまして、本当に簡単で結構ですから、これについても、どういう仕組みになっているのかというのを教えていただければと思う...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  最後にもう一つだけちょっとこの自主的取り組みについてお聞きしたいんですけれども、企業の自主的取り組みというその方向性は大変いいと思うんですが、これだけで果たして本当に必要な削減が可能かという問題が出てくると思います。企業にはそれぞれやは...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  これから京都会議まで公式、非公式にいろんな場所で大臣が環境分野のリーダーとして交渉に当たられるということになると思います。二十一日ぐらいからたしかヨーロッパにも行かれるということで、向こうでもいろんな交渉をされると。さらにはAPECもあ...全文を見る
11月21日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第5号
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○山本一太君 この小委員会も何回かいろんな議論を委員の先生方とさせていただいて、いよいよ国会とODAのかかわりということになったわけですけれども、これからの進め方について皆さんの御意見を私の方からもちょっと伺いたいと思ったんですが、ODAと国会のかかわりということで、やはり一回は...全文を見る
○山本一太君 今、木庭先生のお話を聞いて、私もこの国際問題調査会に入ってからそんなにたっていないんですけれども、二年ぐらいになるわけですが、先輩方の議論が文字どおりODA大綱のもとになったということを思うと、参議院が中心になってこの問題をやってきたということの意味を改めて考えさせ...全文を見る
○山本一太君 ちょっとだけ今の木庭先生の御意見でお聞きしたいんですけれども、私はODA基本法推進という立場じゃありませんけれども、先生が考えられているODA基本法というのは、すなわち基本理念をまず明確にするということですね。
○山本一太君 国会の関与を明確にする、しかし現実的なものであって、外交の手足は余り縛らない形にすると。  すなわち、つくり方によっては法律の議論になってしまうということも考えられると思うんですね、一つ一つのODA政策をやっていく上で。そういうものではなくて、しかもやはりポイント...全文を見る
○山本一太君 上田先生、それから木庭先生からもそろそろ結論を出すときだというお話がありました。  国際問題については上田先生、田先生、もうずっと昔からかかわっておられて、ODA大綱の基本もつくり、いわば全体のODAの議論を大げさではなくリードされてきたんだと思うんですが、やはり...全文を見る
○山本一太君 今の田先生のお話を伺って、実は田先生は七〇年代に既にODA大綱のアイデアを出されていたということがわかって、大変感銘を受けました。  透明度のお話は、先生おっしゃったように当局側も努力しているところがありまして、前もちらっと申し上げたように、コンサルタントとか商社...全文を見る
○山本一太君 上田先生がさっきの御発言でおっしゃっていた、縦割りの弊害をなくしていこうということは私は本当に賛成ですし、一元化を進めていこうということについては、何らかの合意が得られれば、やはりそれなりに提言をするということもいいのかなというふうに思います。  さっき木庭先生は...全文を見る
○山本一太君 木庭先生のおっしゃることは非常に賛同できるところもあります、幅広くという御意見ですし。いろんな慣例とかはあっても非常に国会というのは柔軟なところだから可能性はいろいろあるかもしれないんですけれども、私個人の意見としては、その法律案という話は、外務委員会というものがあ...全文を見る
○山本一太君 ODA基本法も大綱も、あるいは決議も、それぞれの可能性としてそれぞれ検討していっていただきたいと思います。余り言うと、もうそうじゃなくてもバッテン二十ぐらいついているものですから、これ以上コメントできないところがありまして、いろいろ実は思いもありますけれども。これは...全文を見る
11月27日第141回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○山本一太君 小渕大臣は私と同じ群馬県、上州の御出身でございまして、今私の地元では福田、中曽根総理に次ぐという期待を込めて第三の男、こういうニックネームで呼ばれているわけでございます。きょうはその地元の大先輩に、自民党両理事の御好意もありましたけれども、こうして外務委員会の場で初...全文を見る
○山本一太君 大臣の御決意を聞いて改めて力強く感じましたけれども、申し上げるまでもなく、国連創設当時から比べて加盟国は三倍以上になっております。また、それに比べて安保理の拡大というのは六五年の非常任理事国を六カ国から十カ国にしただけということでございますし、国連に対する財政負担の...全文を見る
○山本一太君 今、収束しなかったというお話ですが、どのぐらい具体的に枠組み決議案の話が詰まったのか、そこら辺をもうちょっと教えていただけますか。
○山本一太君 ありがとうございました。  今、大臣が二十一と二十四のお話をされたんですけれども、アメリカはとにかくこの二十一という数字に大変こだわっておりまして、これはアメリカ政府の信念なのかあるいはオルブラィト長官の信念なのかよくわからないんですが、大臣、バンクーバーで会われ...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  十一月二十四日のウクライナのウドベンコ議長の御発表によれば、もうこの問題は年内は先送りをして来年仕切り直しということになると思うんですけれども、今後ともやはりこの枠組み決議をどのように実現するかということが日本側の戦略の中心になっていく...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  地道に、しかもいろんなチャンネルから説得をしていくということのようなんですけれども、実は小渕大臣に総会に来いという御指示をいただく前に、たまたま河野議員と二人でふらりとニューヨークに一週間ほど行きました、八月の初めごろだったと思うんです...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  今のお話で、ロシアの態度が少しずつ変わってきたというのは大変いいことだと思いまして、これは総理や小渕大臣の日ロ外交の成果かなというふうに思うわけでございます。  さっきの二十一と二十四の話で、やはり各国の間に二十一ではまとまらないので...全文を見る
○山本一太君 ドイツの動きについてはどんな評価をなさっていますか。
○山本一太君 わかりました。  それで、今ちょうど局長の方から拒否権の話が出ましたが、これについては、拒否権の問題をセットにした場合には安保理改革の議論が進まないということで、別途改めてパッケージの中でということがやはり最も現実的だと思うんですけれども、そこら辺についてはいかが...全文を見る
○山本一太君 拒否権の問題はいろいろ難しい問題だと思いますけれども、総政局長がおっしゃったように、私もパッケージで全体として考えていくのが一番現実的かなという感じを持っております。いろいろなお考えもあると思うんですけれども、最初から拒否権なしの常任理事国になるべきだという話は、私...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  今大臣の方から国内のお話が出ましたけれども、やはり大事な時期でもあり、大変な時期でもあり、全く安保理改革が進展しないのに二〇%払えという話は国内的にもなかなか説明がつかない話ではないか、このように思いますので、ぜひここら辺につきましては...全文を見る
○山本一太君 ちょっと一つ教えていただきたいんですが、十二月末までにこの分担金の問題は決めなければいけないということなんですけれども、これはそうすると投票で決定するということになるんでしょうか、このまま行きますと。
○山本一太君 コンセンサスというのは、これは全体のコンセンサスということですか。コンセンサスができない場合には、投票に付して決めるというようなことも考えられるわけですか。
○山本一太君 ありがとうございました。  分担金の問題については、外務大臣がおっしゃった方向でぜひ取り組んでいただきたいということを御要望申し上げたいと思います。  続きまして、日本人職員のことについて幾つかお聞きをしていきたいと思います。  国連に勤める日本人職員の現状で...全文を見る
○山本一太君 大臣も御存じかと思いますけれども、この懇談会の報告書にもあるんですが、大体国連のスタッフの位でいうとP4、P5という課長クラスぐらいまでは自分の力でも努力によっていけるということがあるんですけれども、やはりそれ以上、D1、D2、いわゆるASGと言われる事務次長補とい...全文を見る
○山本一太君 今、部長の方からお話があったネットワークの話でございますけれども、十月三十日の読売新聞で国際人材ネットワークのことが報道されておりました。  主流の国家公務員とか、いわゆるそういうところ以外のいろんな人材を幅広く求めようということで、経済界とか学界とかそういうとこ...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  ささいなことなんですけれども、大臣がニューヨークに来られて邦人職員との懇談に出られまして、二十八人ぐらい集まっていましたが、全員と握手をされたと。小さいことですけれどもこれは私の同僚がみんな感激をしておりまして、ぜひ内部の人間についても...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。外務大臣としてのますますの御活躍をお祈り申し上げます。
12月01日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第6号
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○山本一太君 この間は馳先生にお譲りしたので、きょうは私が最初にやらせていただきたいと思います。  両参考人から大変示唆のあるお話を伺いまして、ありがとうございました。村井先生のおっしゃった、ODAの政策についてはこれまで国会の方が、我々議員が十分にその責任を果たしてこなかった...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  村井先生に伺いたいんですけれども、ODAの理念として人道援助を日本は中心にしていくべきだというお話がありました。今、御存じのとおり、財政構造改革の中でますますODAをめぐる環境は厳しくなっておりまして、それは言い方をかえれば、タックスペ...全文を見る
12月05日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号
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○山本一太君 きょうでこの小委員会は七回目ということになると思うんですけれども、きょう国会対策委員会で、いつものとおり各委員会の理事がいろいろ説明する中で、私もこの小委員会の委員間のフリーディスカッションという話をしたら、他の同僚から、この国際問題調査会の自由討議というのは非常に...全文を見る
○山本一太君 今、先生のおっしゃった次の通常国会でも続けてほしいというのは、馳委員もおっしゃいましたけれども、私もぜひ要望したいと思います。この六回の議論というのは大変充実していたと思いますし、やはりODAをこういう形で考える場があってもいいのではないかということを私の方からも改...全文を見る
○山本一太君 上田先生のおっしゃったことは大変意味のあることだと思うんですけれども、ただ、ODAと国会のかかわりについては、さっきも申し上げたとおり、やっぱり二通りの考え方があると思うんです。  例えば一つは、先生のおっしゃったとおり法律という形できちっと明文化してメッセージと...全文を見る
○山本一太君 上田先生がよくおっしゃる例の七項目合意、あの合意をつくられたという諸先輩方の御苦労には本当に敬意を表させていただきたいと思います。  馳委員の方からODA基本法について煮詰まったという話があったんですけれども、私は煮詰まったとは思っていなくて、これはもう個人的な意...全文を見る
○山本一太君 今、広中先生のお話を伺ったんですけれども、私は自分でオリジナル曲を書いていまして、政治を音楽を使って伝えようというバンドもつくっていまして、その中でステータスクオ・ノーモアというふうにいつもバンドで叫んでおりますので、現状維持派ではないですし、常に政治にいろんなブレ...全文を見る