山本一太
やまもといちた
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月15日 | 第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号 議事録を見る | ○山本一太君 事前通告をしておりませんが、分かる範囲で外務省の方にお答えいただければと思うんですけれども、昨日、日本時間の午後七時半ぐらいだと聞いておりますが、マラッカ海峡で日本船籍のタグボートが海賊に襲われたと、そして日本人の船長と機関長、フィリピン人乗組員だったと思うんですが...全文を見る |
○山本一太君 もうマラッカ海峡といえば原油の、中東の原油の八割以上が通過する地点ということで、日本にとってはシーレーンとしても最も重要な地域であるというふうに思いますが、あの大津波の後でしばらく海賊もなりを潜めていたということなんですけれども、こういう事件も起こって、特に日本人の...全文を見る | ||
○山本一太君 私はこの2プラス2はある意味で言うと、今までの日米安全保障委員会とは、日米安全保障協議委員会とはちょっと性質が異なっているんではないかというふうにとらえております。 特に、今おっしゃったこの2プラス2の中で議論された話は、特に物すごく目新しいものがあったというふ...全文を見る | ||
○山本一太君 今まで前例のないこの2プラス2、しかも日米の戦略目標というものを具体的にまとめて公表したというこの2プラス2で特に注目すべき点は、この日米安保の観点で、日米関係の中で中国の問題に言及したということだと思うんですね。もちろん、中国の六か国協議における建設的な役割みたい...全文を見る | ||
○山本一太君 中国についての言及が今度の2プラス2の共同声明の中では最も注目すべき点だと思いますが、当然この2プラス2の中でもこの北朝鮮の核問題について触れておりまして、特に六か国協議に対する北朝鮮の無条件での復帰というものをこの共同声明の中で強く求めているわけなんですが。 ...全文を見る | ||
○山本一太君 私は、今回、町村外務大臣がライス国務長官との外相会談の中でかなり率直な日本側の意見を長官にぶつけたということについては大変高く評価をさしていただきたいと思っていまして、特にこの時期、北朝鮮について日米両国がきちっと共同歩調を取るということをこの外相会談の声明ではっき...全文を見る | ||
○山本一太君 町村大臣がおっしゃったとおり、この問題はもちろん当面六か国協議で議論をしていくべきだと思いますし、北朝鮮の出方というものをきちっと見極めた上で対応を考えていかないということはあると思うんですが、しかしながら、今大臣がおっしゃったように、六か国協議だけがプロセスではな...全文を見る | ||
○山本一太君 今の話をかみ砕いて言うと、私はこの日米外相会談の意味というものについては次のようにとらえています。 北朝鮮と今いろんな外交戦略を日本は展開をしていると。対話と圧力のカード、正に外務大臣も日ごろからおっしゃっているように、対話と圧力という二つのアプローチを使ってこ...全文を見る | ||
○山本一太君 今の外務大臣の御認識を伺って、大変私、安堵いたしました。 具体的なケースについてライス長官と直接話されたわけではないというお話だったんですけれども、この時期に日米外相会談の共同声明でこういう内容を発表したということについて言えば、正に北朝鮮のこの挑発的行為といい...全文を見る | ||
○山本一太君 今、齋木さんのおっしゃった日本政府のその認識というものは私も一〇〇%共有しておりますし、当然これは重大な脅威として受け取らなければいけない。もちろん、このことによって日本の外交政策が、さっき大臣もおっしゃった対話と圧力というプロセスによってこれから進んでいくわけなん...全文を見る | ||
○山本一太君 今、齋木さんが、先般行われた日米韓の実務者協議の代表の初会合で改めて日米韓の連携を確認したというふうにおっしゃいましたけれども、もちろんその北朝鮮の核廃棄ということについては一致しましたが、私はやはりこの実務者レベルの協議の結果を見ると、やはり特に日米と韓の隔たりは...全文を見る | ||
○山本一太君 今、齋木さんがおっしゃった北朝鮮に対して、北朝鮮の核保有は断固許さないという日本政府としてのメッセージを送るということはもちろんこれは当然だと思いますし、ある意味でいうと、町村外務大臣のイニシアチブで、私の感覚ですけれども、そこを踏み込んで、かなり北に対しての抑止の...全文を見る | ||
○山本一太君 ぎりぎりのお答えいただきまして、防衛庁長官、ありがとうございました。 あと一分しかないんで、最後に一つだけ外務大臣にお聞きをして私の質問を終わりたいと思うんですが、北朝鮮がもし名実ともに核保有国になる、小型核弾頭を付けたノドンミサイルというものが出現する、この場...全文を見る | ||
○山本一太君 ありがとうございました。終わります。 | ||
03月31日 | 第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号 議事録を見る | ○山本一太君 小川参考人に一問だけお伺いしたいと思います。 小川先生が日米同盟の分析の中で、日本しかアメリカの戦略的根拠地ですか、プロジェクションプラットホームになれる国はないと、パワープロジェクションプラットホームになれる国はないとおっしゃいました。しかも、日本なしにはアメ...全文を見る |
04月21日 | 第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号 議事録を見る | ○山本一太君 答弁も含めて十分以内ということなんで、かなり短く質問させていただきたいと思います。 まず、小島参考人にお聞きしたいと思います。 中国における反日デモの背景について大変説得力のある明確な御説明をいただいたわけなんですが、私もこの反日デモの趨勢を大変心配をしてお...全文を見る |
○山本一太君 ありがとうございました。 | ||
06月14日 | 第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号 議事録を見る | ○山本一太君 まず、国土交通省に一問御質問させていただきたいと思います。 この千九百六十五年の国際海上交通の簡易化に関する条約、長過ぎるのでFAL条約と言わしていただきたいと思うんですけれども、これは国際航海に従事する船舶の入港、入出港に係る手続、提出書類が複雑なのでこれをし...全文を見る |
○山本一太君 ありがとうございました。 この国際競争力を付けるという目的をしっかり踏まえた上で必要な措置をとっていっていただきたいと思います。 町村外務大臣に御質問したいと思います。 御質問する前に、一言まず大臣を激励したいと思うんですが、日本の常任理事国入り問題、安...全文を見る | ||
○山本一太君 ごまをするという表現は大変直接的ではありますけども、私は極めてうまく今の状態を表現している適切な言葉だったと思っておりますので、特に大臣は反省する必要はないと思っております。 私は、ちょっと今日は短い時間ですが町村大臣にお聞きしたいのは、大臣は日本の対中戦略、対...全文を見る | ||
○山本一太君 今大臣の中国に対するお考えはよく理解をさしていただいたわけですけれども、私は、自民党には対中政策において三つのスクール・オブ・ソーツ、学派があると思っております。親中派の方々は、本当に日中関係を心配している方々はもちろん自民党の中にいるわけなんですけれども、あえてそ...全文を見る | ||
07月14日 | 第162回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号 議事録を見る | ○山本一太君 私は、ただいま可決されました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政...全文を見る |
10月20日 | 第163回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号 議事録を見る | ○山本一太君 今、同僚の澤委員の方からテロ特措法の延長問題については質疑があって、両大臣あるいは官房長官のお答えから、このテロ特措法一年間延長の必要性は十二分に私も理解をいたしましたので、特にこの件については余り詳しく質問するつもりはございません。一年延長に私は賛成です。 先...全文を見る |
○山本一太君 靖国参拝について、余りこの件について細かく大臣に質問通告をしていませんので、できる範囲で今お答えいただければと思うんですが、一つ私が疑問に思っているのは、この靖国参拝の問題というのは、大臣御存じのとおり、一九七八年にA級戦犯との合祀が行われて、その翌年の一九七九年に...全文を見る | ||
○山本一太君 それでは、日中関係についての少し基本に戻って、町村大臣の基本的な認識といいますか戦略といいますか、そういうことを伺いたいと思うんですが、日中関係については日本外交はどういうアプローチをするべきなのかということについて大臣の基本的なお考えを改めてお聞きできればと思いま...全文を見る | ||
○山本一太君 町村大臣がこれまで外務大臣として中国と接してこられて、例えば教科書問題、歴史認識の問題、あるいは東シナ海の問題、大臣は極めて戦略的な視点で日中関係をとらえているように私は考えております。 やはり、どうも自民党の中には、日中関係について言うと、いつも思うんですけれ...全文を見る | ||
○山本一太君 町村大臣は戦略派だと思います。 中国に対する戦略的なアプローチの中で非常に最近注目されているのが、資源外交といいますか、エネルギー問題だと思います。御存じのとおり、中国は急激な経済成長にエネルギーの供給が追い付かないということで、ここ最近はもうなりふり構わず資源...全文を見る | ||
○山本一太君 今お話があったとおり、中国の資源政策といいますか、資源構造といいますか、石炭がかなり重要な地位を占めているということで、九三年から二〇〇三年の資料をざっと見ていたんですけれども、ずっと七〇%以上は石炭でエネルギーを賄ってきたということがはっきり分かるんですけれども、...全文を見る | ||
○山本一太君 私、この間ある電力会社の偉い方と御飯食べて中国の話をしたんですけれども、今のペースで中国が石炭を使っていくと、特に昨年の石炭の需要の伸びの四割ぐらいは全部中国が使っていると、このまま石炭を使っていくと、例えば重慶みたいなところは環境問題がひどくなって人が住めなくなる...全文を見る | ||
○山本一太君 終わります。 |