山本一太

やまもといちた



当選回数回

山本一太の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○山本一太君 与野党のエースの皆さんが集まっておられるこの予算委員会で初めて質問に立たせていただきたいと思います。  私の最初の質問は外務大臣に答えていただきたいと思うんですが、今度の政府系金融機関の改革の一番の目玉は、これはODA改革だったと言っても過言ではないと思うんですが...全文を見る
○山本一太君 今回のODA改革に当たっては、最終的な取りまとめをされたのは安倍官房長官だというふうに理解をしております。党の方では、官房長官御存じのとおり、海外経済協力に関するワーキングチームというのができまして、私も自民党の外交部会長としてかなりこの会議に参加をいたしました。す...全文を見る
○山本一太君 今回のODA改革の議論をめぐっては、とにかくODAにかかわっている官庁も多いですからいろいろと、名前は言えませんけれども、各省の省益争いみたいなものも水面下でありましたし、官房長官、相当苦労されたんじゃないか。いろんなところからいろんな人がいろんなことを言ってきて、...全文を見る
○山本一太君 まあ、今回のODA改革でJBICの円借款部分、部門と国際金融の部分が分離をされて、円借款部分、これはまあ援助機能ですから、こちらの援助機能の方はJICAと統合されるという、まあスムーズな形になったわけなんですが、他方、JBICが持っていた国際金融の部門、これについて...全文を見る
○山本一太君 今、財務大臣がおっしゃったJBICというその組織のブランドの生かし方とか、あるいはそのJBICの国際金融部門がどういうふうに独立性をこの新しい機関の中で担保していくか等々については実は山ほど申し上げたいことがあるんですが、ちょっと時間がないのでそこまでは踏み込みませ...全文を見る
○山本一太君 今、麻生外務大臣がおっしゃった外交の一元化、これはやはり外交を担う外務省がきちっとやらなきゃいけないということは全く私も同感なんです。特にODAは各省庁にまたがって実施をされてきたということで、極めてこの縦割り行政というものが非常に効果的なODA戦略の立案に妨げにな...全文を見る
○山本一太君 今の外務省に対する私の認識について、官房長官、簡単で結構ですから、御感想があればいただきたいと思います。
○山本一太君 ありがとうございました。  外務省の組織改革ももちろん進めていただくと同時に、外務省員の、外務官僚の意識改革にもきちんと着手をしていただいて、外務官僚が余り萎縮をしないように是非大臣と官房長官に叱咤激励をしていただきたいと思っております。  さて、ODAの議論は...全文を見る
○山本一太君 麻生大臣おっしゃったように、朴槿恵党首は、朴正熙大統領のお嬢さんというか娘さんで、韓国ではなかなかカリスマ的な人気のある方で、当然、次の大統領選挙の有力な候補者の一人ということです。  ただ、韓国政界は、大臣御存じのとおり、とにかく変化が激しいですから、朴槿恵党首...全文を見る
○山本一太君 私は、安倍官房長官と朴槿恵党首のこの夕食会に同席をさせていただいて、近い将来日韓首脳会談になればいいなと思いながらいろいろと話を拝聴させていただきました。私は、余り口数が少ない方ではないので、ふだんはよくそういう会合でしゃべるんですが、安倍官房長官と朴槿恵党首にでき...全文を見る
○山本一太君 私は、ニューリアリストと呼ばれる政治家は与野党にいると思っておりまして、簡単にこのニューリアリストと呼ばれるための条件を考えてきたんですね。(資料提示)  一つは、現実的、戦略的なマインドがあること。国際政治の変化というものに背を向けない、国際政治の新しい変化とい...全文を見る
○山本一太君 是非、政府の方も、この北朝鮮人権侵害対処法案の動きに、きちっとこれをフォローしていただいて、まあ政府と議会というのは異なるメッセージを出すということで複合的な外交ができるという側面もありますので、関心を是非払っていただきたいと思っております。  そこで、麻生外務大...全文を見る
○山本一太君 今、麻生大臣の方から、特にニューではないという御感想をいただきました。  これ、ニューリアリストという言葉は、そのまま訳して別に新現実主義者ではなくて、戦略派ということを示すのになかなかいい言葉が見付からなくてこのニューリアリストという言葉に行き着いたんですが、大...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。終わります。
04月04日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○山本一太君 まず、日英の租税条約について御質問をさせていただきたいと思います。  我が国が今までいろんな国と締結した租税条約、たしか四十五か六だったと思いますし、国でいうと五十か国を超える範囲をカバーしているというふうに記憶をしております。これは経済のグローバル化の進展に伴っ...全文を見る
○山本一太君 租税条約が結ばれて投資所得に対する源泉地国の課税が大幅に軽減されるということになると、大体こういう特典が出てくると必ずこれを悪用しようとする人々が出てくるのが世の常だと思うんですが、私は、国際税制専門家じゃないんですけれども、とにかくその租税条約とかいう話を聞くと、...全文を見る
○山本一太君 租税条約の目的というのは、基本的に言うと、国際的な二重課税を回避するとか、あるいは経済的、人的交流を促進するとかいうことなんだと思いますが、特に近年は、今おっしゃったようないわゆる租税回避、国際的な租税回避とか脱税行為ですかね、こういうものを防止するという重要な役割...全文を見る
○山本一太君 簡潔にお願いします。
○山本一太君 そうだとすると、この今回の控除の廃止というのは、インドが経済発展を遂げて、いわゆる今までのようなシステムから脱却しつつあるという理由でやるというわけではないということですね。
○山本一太君 分かりました。  私の質問時間、あと七、八分しかないんですが、この二つの租税条約の件を少し離れまして、日中関係について、外務大臣に幾つか御質問をさせていただきたいと思っています。  大臣御存じのとおり、先般、先月のたしか三十、三十一辺りだったと思いますが、橋本元...全文を見る
○山本一太君 私も大臣の意見に全く同感でして、まあ靖国神社の問題は中国側にとっても極めて政治的に難しい重要な問題だとは思いますけれども、靖国神社の問題一つがあるから首脳会談をやらないと。一つの問題で首脳会談のハードルにするという国はやっぱり余り見られないんじゃないかという気がして...全文を見る
○山本一太君 率直なお答え、ありがとうございました。  大臣、私は、日中関係を今考えるときに、よく昔使われた対中政策におけるタカ派とかハト派とか、そういう極めて単純な色分けは適切じゃないと今思っております。いろいろ国際、戦略的国際協調主義者とかニューリアリストとか、適当な言葉を...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  終わります。
05月23日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○山本一太君 今回の防衛庁設置法等改正案、今ちょっと資料を見ているんですが、施設行政に係る防衛庁本庁内部部局の企画立案機能の強化とか、あるいは装備本部の新設、地方連絡部の地方協力本部への改編、陸上自衛隊中央即応集団の新編などを柱とすると、こう書いてあるんですが、私、最初の質問者で...全文を見る
○山本一太君 額賀長官、昨日の晩、官房長官始め何人かの実は国会議員で集まって夜、懇談をしたんですが、北朝鮮問題、特に拉致問題に関係する議員が七人ほど集まって、主に北朝鮮情勢についていろんな意見交換をやりました。防衛庁長官も先般の御答弁で、差し迫ったどうも脅威はないというようなこと...全文を見る
○山本一太君 長官から中堅幹部というお言葉をいただきましたが、私は中堅ですが、幹部を取っていただいて、中堅議員の一人として頑張りたいと思います。  ちょっと防衛、省の移行問題に余りこだわるつもりはないんですが、この点についてもう一つだけちょっと防衛庁長官にお聞きしたいんですけれ...全文を見る
○山本一太君 ちょっとそれについていろいろ意見もあるんですが、余り深入りしないことにして、次の質問にいきたいと思うんですが、先ほど私が紹介した内閣府の自衛隊・防衛問題に関する世論調査の中で自衛隊の印象度というのがありまして、自衛隊に良い印象を持っている方が八五%に達している、これ...全文を見る
○山本一太君 今、木村副長官のおっしゃった言葉に従って、是非この問題、きちっと取り組んでいただきたいと思います。  余り今日は時間がないんですが、これ最後の質問にしたいと思うんですけれども、二十日、イラクに正式政府がようやく樹立をされた。マリキ首相だったと思いますが、なかなか前...全文を見る
○山本一太君 長官おっしゃったとおり、現時点でいつ撤収するかとか、そういう議論はなかなかできないというのはよく分かるんですが、最後にもう一つだけお聞きしたいんですが、額賀長官の目から見て、日本政府がイラクに自衛隊を派遣した、その当初の目的は、これはほぼ達成されたとお考えになってい...全文を見る
○山本一太君 終わります。
10月24日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○山本一太君 本日は、二つの問題意識を持って麻生大臣とそして久間防衛庁長官に御質問させていただきたいと思います。  一つ目の問題意識は、北朝鮮が核実験を実施をした、もうちょっと正確に言うと、どうも失敗をしたという説が有力なようですので、核実験を試みたと。そして、場合によっては二...全文を見る
○山本一太君 これは質問通告はしてないんですが、久間防衛庁長官にも同じ御質問をお聞きしたいと思います。
○山本一太君 今、両大臣が、日本の核武装論、日本の核保有というその議論に対してのお考えを両大臣からお聞きをしたんですが、私も一人の政治家として、日本の核武装というものは、これはもう日本の国益にもそぐわない。久間大臣もおっしゃったように、これは麻生大臣もおっしゃったように、唯一の被...全文を見る
○山本一太君 久間防衛庁長官。
○山本一太君 両大臣のお話、結論からいうと非核三原則はもちろん堅持をするということだと思うんですけども。  さて、それを踏まえた上で、先ほど私が申し上げた最初の問題意識のところに戻りたいと思うんですが、北朝鮮が地下核実験を試みた、場合によっては二回目、三回目やるかもしれない、最...全文を見る
○山本一太君 私は、今回、大臣がライス国務長官と会談をされて、そこでライス国務長官の方から何回もアメリカとしては安全保障上の必要なコミットを果たすという発言があったと。これは非常に私は意味のあることだと思っています。前回、前々回ぐらいの2プラス2でもインターオペラビリティー、とに...全文を見る
○山本一太君 今、先ほど私が申し上げた二つ目の問題意識の方にちょっと行きたいと思うんですが、北朝鮮はもう基本的にアメリカと直接対話をしたいと、こういう政治的な意図を持っていろいろとこの仕掛けをしているという分析があるわけなんですけれども、ブッシュ政権はずっとこの二国間の直接対話と...全文を見る
○山本一太君 時間的にもう一問なんで、ちょっと細かい質問通告はしていないんですが、是非外務大臣の御見解を伺いたいんですけれども。  今、国際社会、これ、国連安保理の制裁決議、全会一致で通過をしたと、これで北朝鮮に対して核兵器の計画を断念させるためにプレッシャーを掛けているという...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  終わります。
11月07日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○山本一太君 麻生大臣に御質問させていただきたいと思いますが、JBICとJICAをめぐる問題については、JBICの在り方というものが政府系金融機関改革の目玉として浮上して以来、我が党でもODAのプロジェクトチームをつくる等々で、まあとにかく関係省庁も巻き込んでけんけんごうごう、か...全文を見る
○山本一太君 今大臣がおっしゃったように、私もこのJBIC成り立ちの経緯をずっと見てまいりまして、最初からその旧OECFの部分と輸銀をくっ付けるというのは反対でした。当時、自民党の行革本部長、どなただったかということは申し上げませんけれども、この方がこの件についていろいろ提案のあ...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  なかなか一朝一夕というか、あした、あさって、一か月後、一年後には難しいかもしれませんけれども、是非そういう問題意識は大臣の中に持っていていただいて、必要な時期が来れば見直しも是非考えていただきたいと思います。  少し時間が残っているの...全文を見る
○山本一太君 終わります。ありがとうございました。
12月07日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○理事(山本一太君) どなたがお答えになりますか。  ちょっと速記止めてください。    〔速記中止〕
○理事(山本一太君) じゃ、速記を起こしてください。