山本一太

やまもといちた



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山本一太の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第174回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○山本一太君 鳩山総理、一昨日、私の同僚である森まさこ委員がこの予算委員会において鳩山総理に対して、総理が自ら売却された株式の一覧表、この提出を求めました。  そこで、総理はこの予算委員会の場で、いいですよ、お見せしましょうとおっしゃったわけですが、これは総理、早急に森委員に対...全文を見る
○山本一太君 おとといはテレビ中継入りで、まさに国民が注視している中で鳩山総理がおっしゃった言葉です。これは理事会がどうとか運営の話ではなくて、総理御本人がここで約束をされたことですから、これは是非出していただきたいと思います。いかがでしょうか。
○山本一太君 鳩山総理は大変誠実に率直にいろんなことをおっしゃる方だと思っていますけれども、今の説明は私、理解できません。  総理は隠すことがない、出してもいいとおっしゃっている。この予算委員会でおっしゃったことをなぜ委員会の理事が止めなければいけないのか。しかも、報道によれば...全文を見る
○山本一太君 官房長官そうおっしゃっていますけれども、予算委員会というこの議論の場で、しかもテレビ中継入りで国民が注視している中で、総理が自分は隠すことがないから資料を渡すとおっしゃったんです。それを、理事にゆだねなければいけないから渡せないとか、官房長官がそれを止めるということ...全文を見る
○山本一太君 私は、総理の説明、納得できません。  総理はここで資料を渡すとおっしゃって、しかも、今も、自分は隠すところは何もないとおっしゃっている。それを周りの人たちが、総理がこういう情報をしっかり渡したいと言っているのに止めている。この構図は、総理、おかしいと思われませんか...全文を見る
○山本一太君 それは、総理、理事会の方で決めていただいたらお出しするという話じゃないです。総理大臣が予算委員会の席で、この情報をあなたに渡します、開示しますと言ったんですから、総理の方からイニシアチブを取って出すというのが普通だと思いますけれども、いかがでしょうか。
○山本一太君 今、鳩山総理がその方向で検討させていただくというふうにおっしゃっていただきました。  たとえ理事会に預けるにしても、総理はこの資料を公開してもいいとおっしゃっていると、その方向で……(発言する者あり)いや、今総理の言葉なんだから黙っていてください。総理は、その方向...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございます。  是非、総理、その方向で資料を開示していただくようにお願いをしたいと思います。
○山本一太君 それは総理に求めていただきたいと思います。
○山本一太君 総理の、その方向で話合いをさせていただくという言葉を私は今承りましたので、そのように信じたいと思います。  次に、総理、今日は総括質疑ということで、もう一つ総理に御確認をしたいことがございます。普天間基地の移設問題です。  総理は、この普天間基地の移設、移設先を...全文を見る
○山本一太君 総理がおっしゃった、そのように決めたということは、もう何度もここで総理は発言をされていますが、アメリカ側の了解を得、地元住民の了解も得、もちろん与党内の了解も得て、最終的にどこに移設するかということを閣議決定するという意味だと、このように受け取ってよろしいでしょうか...全文を見る
○山本一太君 基本的にというのを取ってもう一度言っていただければ幸いでございます。
○山本一太君 官房長官も御発言されたようですが、総理、閣議決定をするということでよろしいでしょうか。
○山本一太君 総理が、予算委員会始め、内閣総理大臣として、この日米同盟の根幹にもかかわる大変大事な問題、沖縄の方々も注視しています、日本国民も注視している、この中でこれだけのことをはっきりおっしゃっている。  これ、もし総理、五月末までにこのことができなかったら、それはどのよう...全文を見る
○山本一太君 覚悟を持ってやると、できなかったことは考えていないと。万一それではできなかったら、例えば御自分の職を懸けるのか、お辞めになるのか、そういうことでしょうか。
○山本一太君 今総理は、それはそのとき考えることだとおっしゃいました。つまり、万一、五月末にできなくても別に責任取らない、総理は辞めないということ、そういう意味でしょうか。
○山本一太君 今のは岡田外務大臣の言葉とは思えないと私は思います。  総理がこの問題で右にぶれたり左にぶれたりする、閣僚の方々が違うことを言う、日米首脳会談でどうもいろいろとそごがあると。そのたびに、総理、沖縄の方々は苦しむんです。同盟国のアメリカは困惑するんです。国民は混乱す...全文を見る
○山本一太君 総理、もう一度お聞きしますが、五月末にできなかったら、別に総理を辞めるおつもりはないんでしょうか、あるいは続けるんでしょうか、それとも辞めるかもしれないんでしょうか。ちょっとその三つのどれかでお答えいただきたいと思います。(発言する者あり)
○山本一太君 その質問があり得ないというのはどういう意味か、総理、ちょっと教えていただけますか。
○山本一太君 つまりそれは、仮に万一できなくても総理はお辞めにならないということなんでしょうか。  総理は、総理は、お母様から贈与されたという十二億円の問題、今日は政治とお金の問題は私やりませんが、谷垣総裁の質問に対して、確かにそれだけのお金を受け取ったのを知らなかったというの...全文を見る
○山本一太君 鳩山総理の覚悟は、この五月末までに移設先が決まらなくて、例えば延期された場合には、今の時点で総理大臣の職を懸けるとは言えない、そういう覚悟だというふうに私は受け取りましたけれども、それでよろしいでしょうか。
○山本一太君 何で総理にこういうことを何度もお聞きするかというと、総理の発言がこれまでいろいろとぶれてきました。もうどっちに行くのか本当に分からない。鳩山内閣がどっちを向いているのか、この問題で、理解できない。そういう中において、総理が、この委員会も含めてあちこちで、はっきりと何...全文を見る
○山本一太君 ここまで総理に御質問しても、絶対にやる、仮定の話には答えられない、必ずやるんだと。必ずやることについて、できなかったら責任を取る、例えば総理を辞めると、こういう言葉が出てこないということは、仮にこれが延期されたとしても総理はそのまま総理をお続けになるというふうに私は...全文を見る
○山本一太君 今総理がおっしゃった五月末まであと四か月しかありませんが、その四か月の間に総理はアメリカの了解を取り、地元住民の了解を取り、閣議決定ができると、もちろんお答えは分かっていますが、確信しておられますか。
○山本一太君 今総理が、最良のシナリオ、今ベストシナリオを模索をしていると。とにかくアメリカ側の了解も取り、もちろん党内の、党内といいますか、与党内の了解も取り、地域住民の方々にも分かってもらってきちっと移設先を決着させるというふうにおっしゃいました。  最悪のシナリオは、総理...全文を見る
○山本一太君 それは官房長官、違うと思いますよ。たらればの話じゃないと思います。  これは総理が国民の前で約束をした、沖縄の方々も含めて関係者の前で約束をしたことですから、総理、これは最悪のシナリオは絶対にない、そのように確信しているというふうにお答えいただけますか。
○山本一太君 総理、私が最悪のシナリオと申し上げたのは、結局、移設先が決まらずに、決まらずに、環境アセスメントも始まろうとしていた現行案にも戻れずに、そのまま普天間の状態が続くということなんです。できるだけ努力するとか、そのベストのシナリオに向かって進んでいるとか、私はそういう話...全文を見る
○山本一太君 御懸念は当たらないということは、そういうシナリオはないと、こういうことでよろしいでしょうか。
○山本一太君 その決意の下でベストシナリオを検討しているということですので、私が思っているよりも総理の覚悟は本当に十分なのかなという正直言って気がいたします。  総理、これまでいろんな代替案が浮上しています。岡田外務大臣にお聞きしたいと思いますが、嘉手納統合案、かなり真剣に検討...全文を見る
○山本一太君 そのほかにも伊江島、下地島等々の可能性があるようですけれども、それについては官房長官、どういうふうに考えていますか、可能性については。
○山本一太君 徳之島というのも急浮上したようですけれども、これについてはどんなお考えを総理お持ちでしょうか、総理。
○山本一太君 今日は持ち時間が少ないので、一々この件について深く突っ込めませんけれども、基本的に言って、今出ている代替案は私はほとんど難しいと思っています。  福島大臣にお聞きしたいと思いますが、社民党がおっしゃっていた硫黄島についてはどんな今現状でしょうか。
○山本一太君 ここで一々繰り返すことはしませんけれども、伊江島も下地島も、今いろんな選択肢を御検討中のようですけれども、アメリカ政府が容認をして、かつ、地元住民がこの四か月以内に了解をすると、私はそういう可能性は極めて低いというふうに個人的には考えています。  先般、アメリカ政...全文を見る
○山本一太君 この移設問題について官房長官が度々発言をされていますが、基地の移設について地元の民意をしんしゃくしてやらなければいけない理由はないというふうにおっしゃいました。この今の時期、官房長官がこういうことをおっしゃるということは、場合によっては土地収用とかあるいは特措法とか...全文を見る
○山本一太君 亀井大臣、人が質問しているときに大きな声が聞こえるようなあくびはしないでいただきたいと思います。閣僚席に座ってあんな大きなあくびをしないでいただきたいと思います。これ、ちゃんと記録に残してください。予算委員会の場所ですから、ひとつお願いをしておきたいと思います。 ...全文を見る
○山本一太君 先般、名護市長選挙で基地移設に反対する市長が当選をされました。  総理、この方が例えば四か月以内に、四か月以内に基地受入れを表明する可能性はあると思われますか。
○山本一太君 今の総理の御答弁は、辺野古案も可能性の一つとしてあると、こういうことですね。
○山本一太君 あらゆる可能性を検討するということは、現行の辺野古案もその中に入っていると。なぜそれを言えないんでしょうか、官房長官。
○山本一太君 どうしてそういう御答弁になるのか、よく分かりませんが。  福島大臣にお聞きしたいと思います。  ゼロベースで議論するということは、現行の辺野古案も可能性があるということです。仮に、仮にこの移設先がやはり現行の辺野古案に戻るということになったら、福島大臣は連立を離...全文を見る
○山本一太君 鳩山総理……
○山本一太君 総理、最新の日経新聞の調査によると、鳩山内閣の支持率が大きく下がっています。この四か月間で七五%から四五%になったと。  これについてはどのように受け止められますか。
○山本一太君 支持率低下の原因は私いろいろあると思います。同僚の林委員が先般もこの委員会で取り上げた、財源なきマニフェストへの不安、本当に子ども手当が景気対策になるんだろうかという不安、西田昌司委員が追及した政治とお金の問題、総理と幹事長の元秘書が五人も起訴又は逮捕されているとい...全文を見る
○山本一太君 私は、対米関係に関して言うと、鳩山総理の外交は行き当たりばったり外交だと思います。もう一つ言うならば、アメリカはきっとこう思ってくれるだろうという思い込み外交だと思います。  総理、今、日米間できちっと意思の疎通が図られていると、日米関係は良好だと、そういうふうに...全文を見る
○山本一太君 私は、日米同盟うまくいっているとは思いません。  総理、日米首脳会談のときにトラスト・ミーとおっしゃいましたが、あれは、もう一度お聞きしたいんですけど、どういう意味だったんでしょうか。
○山本一太君 そのトラスト・ミーという言葉がオバマ大統領に誤解を与えたということは御認識になっているでしょうか。
○山本一太君 日米首脳会談の翌日にオバマ大統領がサントリーホールで講演をされました。その後、六時間か七時間後に、これは林委員もちょっとおっしゃっていましたが、シンガポールで総理がぶら下がり会見をして、大統領と全く違ったことを言ったと。東アジア構想もニューヨークで出されたんですけど...全文を見る
○山本一太君 今日は、総理から度々、五月末までにすべてを決めると、再三にわたって御決意をお聞きしました。まあ総理の職を懸けてまでということではないようですけれども、そこまではっきりおっしゃったからには、私が言った最悪のシナリオ、五月が終わったときに普天間が固定化されるようなことだ...全文を見る
○山本一太君 五月末、しっかりそこまで、鳩山総理が今お話しになったことをされるかどうかを野党としてウオッチしていきたいと思います。  それでは、同僚の世耕議員に譲りたいと思います。
03月16日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○山本一太君 今朝の産経新聞の一面にこういう記事が掲載されています。  米軍普天間飛行場移設問題で、鳩山由紀夫首相が、鹿児島県本土と沖縄本島の間にある徳之島、ここを移設先として本格検討するよう防衛省などに指示したことが十五日に判明したと、こういう記事が今日、産経新聞の一面に載っ...全文を見る
○山本一太君 外務大臣は、鳩山首相が徳之島を移設先の有力な候補地として本格検討を指示したと、こういうお話は聞いていらっしゃるでしょうか。
○山本一太君 両大臣は全く知らなかったということなんですけれども、これは恐らく徳之島の方々は本当に驚き、そして怒っておられるんじゃないかと思います。  政府の政府・与党検討委員会には榛葉副大臣がメンバーとして参加をされているということなんですけれども、岡田大臣も北澤大臣も鳩山内...全文を見る
○山本一太君 その前に、北澤防衛大臣にお聞きをしたいと思います。  北澤大臣は、鳩山内閣の安全保障政策についてどのぐらいのポイントを、あげるとしたらどのぐらいの得点を付けますか。
○山本一太君 私から見ると、鳩山内閣の外交政策は、特に対米関係については行き当たりばったり、ほとんど思い込み外交だと思います。対中政策については極めてナイーブだと思います。全方位外交で、だれにもいい顔をするものですから、どんどんどんどん外交姿勢がぶれていくと。  さっき、岡田外...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、いかがでしょうか。アメリカ側が、いろんな憶測やらいろんなことを言う人がいますけれども、基本的に今のこの辺野古案がベストの選択肢だと、そういう立場で一貫しているということについては、そういう認識でよろしいでしょうか。
○山本一太君 キャンベル国務次官補の名誉のために言っておきますが、キャンベルさんは会談の中で鳩山政権の批判とか外務大臣に対する批判とか、もちろんそういうことは一切されていませんでした。  ただ、今防衛大臣もちょっとおっしゃいましたが、キャンベル国務次官補が言っていたのは、一方で...全文を見る
○山本一太君 キャンベル国務次官補は三月末までに政府の案を日本側がまとめるはずだとは言いませんでした。ただ、数週間以内に新しい動きが起こってくるだろうと。それは当然鳩山総理がおっしゃった三月末までに政府の考え方をまとめると、こういう意味でおっしゃったんだろうと私が解釈をしてお話を...全文を見る
○山本一太君 正確に言いますと、私の方から伺いました。五月までにもし決着が付かないときはやはり日米関係に影響があるんじゃないでしょうかと私の方からお聞きをしました。それはもう当然のことだと思います。これは日米同盟にかかわる極めて重要な問題で、政府が五月までにやると言っていると。し...全文を見る
○山本一太君 野党の一応筆頭理事として正式に会談を申し込んで、外務省にもしっかりと伝えて面談をさせていただいたと。そこで話したことについて一切外に出してはいけないということであれば、きちっとそういうふうに条件を付けて会うということでありまして、もちろん今お話しした中には話していな...全文を見る
○山本一太君 北澤防衛大臣、いかがでしょうか。
○山本一太君 アメリカ側では、だれがどうとは言いませんけれども、小沢幹事長が訪米するということが話題になっていました。岡田外務大臣、小沢幹事長が、五月の連休でしょうか、訪米するということは御存じでしょうか。
○山本一太君 岡田大臣、小沢幹事長が訪米をすると。アメリカのどの要人に会うのかよく私も知りませんけれども、もしかしたらオバマ大統領に会うかもしれないという話もうわさとして出ていると。こういうことを外務省として、幹事長がいつアメリカに行って、向こうのだれと会うのかと、こういうことも...全文を見る
○山本一太君 どこまで具体的になったのかというのは分かりませんけれども、いずれにせよ、今外務大臣がおっしゃったように、小沢幹事長が訪米をされる、例えばアメリカの要人に会う、そういうときに外交ルートが絡むかどうかというのは私は非常に大事だというふうに思っています。  今日、ちょっ...全文を見る
○山本一太君 不注意というか、岡田外務大臣は正直なんだと思います。恐らくアメリカ側の反応も十分分かった上で、なかなか今のこの普天間移設問題は大変だということがあったんでつい正直に言ってしまったんじゃないかというふうに私は解釈をしておりますけれども、いずれにせよこれ外務大臣の御発言...全文を見る
○山本一太君 それでは、北澤防衛大臣にもちょっとお聞きしたいと思いますが、北澤大臣はキャンプ・シュワブの陸上案に理解を示しているというふうに報道されています。実際、たしか二月十九日の記者会見だったと思いますが、基地内の移転だと、かつて楚辺通信所がキャンプ・ハンセンに移ったときは大...全文を見る
○山本一太君 じゃ防衛大臣、なぜこういうふうに真剣に検討するとかいうふうにおっしゃるんですか。防衛大臣の一言は重いですよね。  先ほど岡田外務大臣も不注意な発言だったとかいうふうに言いましたけれども、大体この問題で、前も御指摘しましたけれども、外務大臣と防衛大臣と総理が違うこと...全文を見る
○山本一太君 そうすると、この記者会見といいますか、この報道が間違っていたということでしょうか。
○山本一太君 この発言だったら、それはもちろんキャンプ・シュワブ陸上案に理解としか報道されないと思うんですね。今の御答弁はちょっと意味がよく分からないんですが。  今政府・与党内で浮上した移設候補地、ずっと書いてみたんですね。キャンプ・シュワブ陸上部五百メートル級の滑走路の場合...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、いかがでしょうか。
○山本一太君 両大臣は、何を聞いても、それは総理が決めることだと。それだったら、最初から十二月にあんな国民を惑わすような、沖縄の方々を惑わすような発言をしなければいいんです。いつもこの委員会に出てきて思いますけれども、委員会を何だと思っているんだと思います。この委員会が、この委員...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、いかがですか。
○山本一太君 つまり、この普天間問題は、外交防衛委員会で議論しても、結局は官房長官が決める、総理が決めるということで、本来であれば最もアメリカの側の反応が分かる、本来であればもっと政策決定プロセス、特に移転先の基地の決定のプロセスに関与しなければいけないこの二人の大臣の方から何ら...全文を見る
○山本一太君 ここに三つの岡田外相外しというのを掲げさせていただきました。一つは普天間基地移設問題、二つ目が対北朝鮮外交、三つ目が対中・対韓外交というように書かせていただきましたけれども、ちょっと普天間の話をさせていただきたいと思うんですけれども、何となくこの普天間問題をめぐる民...全文を見る
○山本一太君 そうすると、大使館とかあるいは事務方も協力をさせてこの協議を進めていくということなんでしょうか。
○山本一太君 私は今回、キャンベル国務次官補にお目にかかっていろいろお話をさせていただきましたが、既に今中断をしているということなんですけれども、以前も外務大臣に申し上げましたけれども、なぜ閣僚級の会合が外務大臣と防衛大臣とルース駐日大使とそしてグレッグソン国防次官補なのか。国務...全文を見る
○山本一太君 これ以上は申し上げませんけれども、大臣おっしゃったように、一回たまたま集まったからという問題じゃないと思うんですね。これはやはり外交のランクというのは大変大事なものであって、やはり岡田外務大臣のカウンターパートはクリントン国務長官だし、北澤外務大臣のカウンターパート...全文を見る
○山本一太君 岡田外務大臣、三月十一日の衆院安保委員会でも、アメリカとの交渉は外務省が責任を持って行うというふうにおっしゃっていますけれども、さっき岡田外相外しというのをちょっと書かせていただいたんですが、外から見ているとちょっとそう思えない面があります。  三月二日、普天間問...全文を見る
○山本一太君 この会議のことは、岡田大臣、御存じだったんでしょうか。
○山本一太君 普天間問題で官房長官と駐日大使と防衛大臣が会っている、そこに岡田外務大臣だけ出席をしていない、これはどう考えても外から見たら不自然だと思いますけれども、そこはどう思いますか。
○山本一太君 平野長官が三月三日の記者会見で、検討委員会の運営は私に一任をされているというふうにおっしゃっています。委員会の場で議論してもらう話ではないので、自分が引き取ってこの移設候補地を決めるふうにやっていくというふうにおっしゃっているんですね。  これは、官邸を中心にこれ...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣はどんな役割を果たされるんでしょうか。
○山本一太君 この普天間問題のお話いろいろ伺ったんですけれども、少なくとも岡田大臣も北澤大臣も五月までにきちっとこの決着を付けると、総理が何度も明言しておられるこの五月までの決着がないといろんな問題が起こると、そういう認識を持っておられるということは、この質疑で確認をさせていただ...全文を見る
○山本一太君 拉致問題に対してはどんなお考えでしょうか。
○山本一太君 もちろん中井担当大臣が拉致を担当しているわけですけれども、これはもう対北朝鮮政策においては大変重要な、見過ごすことのできない当然懸案でありまして、これについてどうも岡田外相の熱意が伝わってこない気がします。  例えば、大臣所信の中で拉致の部分がすっぽり抜け落ちてい...全文を見る
○山本一太君 大臣御存じだと思うんですけれども、中国が六者協議に予備会合案を関係国に示唆をしたと、これも報道ベースなんでどこまで一〇〇%事実かどうか分かりませんが、そういうことが言われています。二月二十六日にクリントン国務長官が、進展に向けた複数の兆しがあるということをおっしゃっ...全文を見る
○山本一太君 外務大臣御存じのとおり、北朝鮮政策をめぐっては各国の間にいろんな思惑の違いがあります。対米交渉における北朝鮮の思惑は、これはメモを作ってきたんですが、国連制裁措置の解除。中国は、これは北朝鮮の暴発を許さないということで早期の六者会合を要求していると。アメリカは、これ...全文を見る
○山本一太君 お言葉ですが、明らかに自民党時代よりも悪くなっているんじゃないかと私は思っていまして、特に日米関係は非常にぎくしゃくしているというふうに見ていますので、そこは岡田大臣と見方が全く違うということだけは申し上げておきたいと思います。  もう余り時間がなくなってしまった...全文を見る
○山本一太君 当然、議員外交というのは自民党時代にもありました。  私が申し上げたいのは、今小沢幹事長は政策の話はしないというふうにおっしゃっていますけれども、しかしこの日米中の正三角形論について、少なくとも今日本政界最高の実力者と言われている小沢幹事長が中国に行って胡錦濤国家...全文を見る
○山本一太君 終わります。  ありがとうございました。
03月23日第174回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○山本一太君 今日は普天間基地移設問題に絞って、総理と官房長官に御質問をさせていただきたいと思いますが、普天間問題に行く前に、一つ鳩山総理にお伺いしたいことがあります。  一部のマスコミ報道によると、三月十八日でしょうか、鳩山総理夫人、幸夫人がお気に入りの韓流スターを総理官邸に...全文を見る
○山本一太君 私は、ファーストレディーがプライベートな時間を持ってはいけないとは思っていません。しかし、総理、今大変経済状況も厳しい中で多くの国民の方々が苦労されていると、こういう中で官邸のファーストレディーがこういうことをなさったというニュースが外に出ると、これは十二億円をお母...全文を見る
○山本一太君 総理、私の質問に全く答えておられないんですね。なぜ総理はこの時点でアメリカ側が幅広い考え方を持っていると判断したのかとお聞きしているんです。総理がアメリカ側と交渉した雰囲気なのか、あるいは大使館からの情報なのか、何が根拠でこういう発言をされたかということをお答えくだ...全文を見る
○山本一太君 ほとんど根拠は示せないということなんだと思うんですね。  総理、今、先ほど総理は川口委員の質問にもお答えになられましたけれども、アメリカ側は現行案がベストだと思っているんです。そのアメリカ側とまだ協議もやってないんです。一部報道にも出ていますが、ワシントンの情報筋...全文を見る
○山本一太君 今、総理からリーダーとしての言葉の重さはしっかり認識をされているというお言葉がありました。総理の過去の発言を見ていきたいと思います。  さきの衆議院選挙、この前に行われた日本記者クラブ主催の党首討論で、総理はこうおっしゃっています。海外への移転が望ましいが、最低で...全文を見る
○山本一太君 さらに、総理、さきの総選挙で、総理は当時、党の代表でおられたわけですが、党の公認候補の応援に駆け付けた、これ沖縄市民会館だと思いますが、そこでも、県外移設に県民の気持ちが一つならば最低でも県外の方向で我々も積極的に行動を起こさなければいけないと演説をされました。これ...全文を見る
○山本一太君 そのことを踏まえて、では伺いたいと思います。  鳩山総理は、先週の金曜日にこういう発言をされました。県外は難しいが、もう一回言います、県外は難しいが、沖縄県民からすれば県外が望ましいという気持ちを大事にしたい、その中で頑張っていると。これは一体どういう意味なんでし...全文を見る
○山本一太君 よく総理の真意を、私、今の御答弁では理解できませんでした。  総理、前回の外交防衛委員会、私、自民党の筆頭理事を務めているんですが、この委員会で北澤防衛大臣、こうおっしゃいました。県外へ移設すべきだという県民の気持ちは痛いほど分かると、一方で、今の日本で私の県が受...全文を見る
○山本一太君 それでは、総理、もう一回お聞きしますが、現時点でも移設先が県外になる可能性があるということですね。イエスかノーかで是非お答えください。
○山本一太君 今、現時点で県外の可能性もあるということを総理から伺いました。  総理は、たしか二十三日、今日でしょうか、関係閣僚とこの普天間基地問題について協議したいというふうにたしかおっしゃったというふうに記憶をしています。ただ同時に、政府原案を取りまとめるかどうかはまだ決め...全文を見る
○山本一太君 その結果は公表されるんでしょうか、しないんでしょうか。もうイエスかノーかで結構です。
○山本一太君 元々公表しないんであれば、なぜ三月末までにまとめるとおっしゃっているのか、ちょっとよく意味が分からないんですけれども。  続けてちょっと、総理、お聞きしたいと思うんですね。  総理は、最近、これは引き続きの発言だと思いますが、普天間飛行場の移設案について、米国に...全文を見る
○山本一太君 総理、五月末まで一か月ちょっとしかありません。この問題を解決していくというのは、相当の覚悟がないと私はうまくいかないというふうに思います。  これ、私、一月二十八日だったと思いますが、予算委員会の総括質疑で、さっき川口委員もおっしゃいましたけれども、総理にお聞きし...全文を見る
○山本一太君 その総理が言った政治家としての覚悟というのは、うまくいかなかったらきっぱり総理大臣を辞めるという覚悟でしょうか。
○山本一太君 それはとても総理の覚悟として伝わってこないですね。もうこういうあいまいな私は総理には答弁やめていただきたいと思うんですね。  総理は今、県内は難しいと言い始めているんですよ。あの選挙の前に、少なくとも県外だと総理はおっしゃったんです。あの選挙の前後に、今のこの名護...全文を見る
○山本一太君 私は、先月と今月、沖縄に二回行って、普天間基地を見て、名護市の方々とお話をしました。小沢幹事長の持っていらっしゃるという土地もついでに視察をさせていただきました。アメリカにも一泊三日で行って、キャンベル国務次官補、ダニエル・イノウエ上院議員ともお目にかかりました。徳...全文を見る
○山本一太君 あと十分私の質問時間があるようで、大変失礼いたしました。あとしばらくこの質問を続けさせていただきたいと思います。  さて、総理、(資料提示)実は、このパネルに今までマスコミ等々で取りざたされてきた政府・与党内で浮上した移設候補地、主なものをずっと書かせていただきま...全文を見る
○山本一太君 いや、合意しないじゃない、条件を満たしてないと言ったんです。
○山本一太君 先ほど申し上げたとおり、沖縄に二回行って、この徳之島そしてこの大村市にも視察に行ってまいりました。どこで住民の方々に会っても、必ず皆さんが心配されているというか、憤慨されていることがあります。それは、平野官房長官のこの発言なんですね。これ名護市の市長選挙の後だと思い...全文を見る
○山本一太君 本旨って、そのままじゃないですか。
○山本一太君 前提条件はいいんです。
○山本一太君 済みません。失礼しました、委員長。
○山本一太君 それでは官房長官、お聞きします。  沖縄県議会は、全会一致で基地の県外移設を求める決議を可決しています。名護の市議会も、全会一致でこの基地の移設に反対する決議を可決しています。こういう決議を無視されるようなことはないと、ここで断言していただけますね。
○山本一太君 つまり、県議会あるいは市議会の決議を尊重されるのかされないか、イエスかノーかでもう一回お答えください。
○山本一太君 徳之島の方々と会ってきました。三町長と会い、あるいは議会の関係者の方々と会い、住民の方々にも会ってきました。大部分の方々が基地の移転には一部機能でも反対だというふうにおっしゃっていました。  徳之島について、官房長官の御指示かどうか分かりませんが、民主党の議員がア...全文を見る
03月25日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○山本一太君 私は、ただいま可決されました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・改革クラブ、公明党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出...全文を見る
04月15日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○山本一太君 まず最初に、防衛省の官房長にお聞きしたいと思います。  十三日のこの外交防衛委員会で、同僚の佐藤委員から、国会議員等の招待に係る防衛省官房の文書課が作成したかもしれないとどうも疑われている文書についての質問がありました。これについては、官房長、調査を行っておられま...全文を見る
○山本一太君 この件について、先般質問した佐藤委員のところに御自分で行っておられますか。
○山本一太君 何で行かないんですか。(発言する者あり)
○山本一太君 外交防衛委員会で佐藤委員がこの文書の話を取り上げて、官房長に、一度この件について、調査をする前に一度来られたらどうですかというふうに申し上げたわけですよね。それは普通やはり、官房長、この問題、問題意識があれば、説明に行くか真意を聞きに行くかというのが普通だと思うんで...全文を見る
○山本一太君 官房長、この委員会はインターネットで国会中継されているんですね。この間ちょっと申し上げる時間がなかったんですけれども、官房長の対応、質問に対する対応、態度、私は非常に不誠実に思いました。私の地元の支持者がインターネットの中継を見ていて、佐藤委員が質問していることに対...全文を見る
○山本一太君 この問題はまた引き続きやらせていただきたいと思いますが、今日は、IRENA、先ほど徳永委員が質問されたIRENAとIOMの特権免除協定の話なので、そこから御質問させていただきたいと思います。  IRENAの件については、これは福山副大臣にお聞きすればいいんでしょう...全文を見る
○山本一太君 IRENAに加わっていくわけなんで、是非おっしゃったように戦略的な視点から日本の役割をどんどん広げていってほしいということをちょっと要望したいと思います。  それからもう一つ、さっき少し福山副大臣がおっしゃったこととも重なりますが、IRENA設立は、さっきも徳永さ...全文を見る
○山本一太君 私はIRENAの参加は大変いいことだと思っていますから、そこら辺は是非政府として、今、福山副大臣おっしゃったように、積極的にやっていただきたいと改めて御要望申し上げたいと思います。  IOMの特権免除協定については、はるか昔なんですけれども、私、一九九九年から二〇...全文を見る
○山本一太君 外務大臣そうおっしゃいますけれども、外務大臣が鳩山政権の外交の責任者で、やはり鳩山総理が行ったセキュリティーサミットでアメリカの主要メディアにこういうふうに酷評されているということについては、やはりかなり危機感を持っていただきたいと思いますし、それについて一切特にコ...全文を見る
○山本一太君 少なくとも私が知る限り、こういう言い方で日本の総理がアメリカの主要メディアに酷評されたということはないと思います。それだけアメリカのメディアには鳩山総理は何のために来たんだろうと、こういう印象が強く残ったということにほかならないと思いますが。  そこで、官房副長官...全文を見る
○山本一太君 私の認識が正しければ、官房副長官は半分ぐらいはイランの核の話だったというふうに記者の前でおっしゃっていませんでしょうか。
○山本一太君 総理がそうおっしゃったんですから、当然イランの核問題の話は出たんだと思いますけれども、鳩山総理がおっしゃっていることでいくと、普天間問題の五月末決着のための日本政府の方針を説明をされて、協力を求めたというようなことをおっしゃっていますが、アメリカのホワイトハウスの発...全文を見る
○山本一太君 今回の会談は、ワーキングディナーか何かの前の十分、非公式会談と呼べるものかどうか分かりませんが十分、夕食会の冒頭での会話ですね。そこに、今おっしゃったように、セキュリティーゾーンが設けられているんでしょうから、恐らく通行証というか、それのある方しか入れないんだろうと...全文を見る
○山本一太君 外務大臣、私がお聞きしたのは、いろいろと報道では出ていますが、日本政府としてアメリカ政府に対してオバマ大統領との首脳会談を申し入れたんですかと、そういうふうにお聞きしているんです。それについてお答えください。
○山本一太君 外務大臣、ここは外交防衛委員会で、外交防衛委員会の委員長も務められた北澤大臣もおられますけれども、参議院では私は最も重要な外交と安全保障両方ここで議論するという委員会の場所ですから、日本側として、報道は常にもちろん事実とは限りません、だけど、これだけあちこちから、い...全文を見る
○山本一太君 これは、日本政府が相手方に、アメリカ政府に対して首脳会談を求めたのかどうかというのは大事なポイントだと思うんですね。もう既にあちこち、いろんな関係者の話、メディア等々も含めて、日本側は首脳会談を望んだけれどもアメリカ側はこれを拒否したというふうになっているわけですか...全文を見る
○山本一太君 今外務大臣は率直に事実をお認めになって、少なくとも日本政府としてはオバマ大統領との首脳会談を望んだと。機会があればと言ったわけですから、これは申し入れたと。で、アメリカ側は、今外務大臣は配慮をしてくれたとおっしゃっていましたけれども、会議の前の十分のワーキングディナ...全文を見る
○山本一太君 今の御答弁は、とても岡田大臣の御答弁とは思えないですよね。  どんな意図で聞いているのか。当たり前じゃないですか。セキュリティーサミットに日本の首相が行って、今大臣お認めになったように、日本政府としてはできれば首脳会談の場所があった方がいいと言って、結局、向こうか...全文を見る
○山本一太君 実質二・五分じゃないですか。
○山本一太君 いや、今の岡田外務大臣の普天間はメーンのテーマじゃないというのは、私はちょっと耳を疑いますよね。  十分といっても五分ですから、実質には、だって通訳が入っているんですから五分ですよね。その中で、アメリカはイランの核問題を話し合いたかった、それは当然でしょう。それは...全文を見る
○山本一太君 お言葉を返すようですが、というか返すんですけど、私は外務大臣のおっしゃっていることがよく理解できません。あと一か月半しかないんですから、外務大臣。外務大臣、この間委員会で、いやいや、まだそういう段階に至っていないというふうにおっしゃいましたけれども、一か月半しかない...全文を見る
○山本一太君 北澤大臣も、当然、総理の言っている定義が定義なんだと。官房長官が、既に総理が繰り返しおっしゃっていることについて、どう考えても違うニュアンスだということをおっしゃっていること自体も大変問題だと思いますが、今日はこの問題について、鳩山内閣の主要な大臣としてこの普天間移...全文を見る
○山本一太君 これはいろいろと報道されていることが事実かどうかの確認をさせていただきたいんですが、いろんなメディアの報道等を見ると、外務大臣がルース大使に対してもう実務者の協議を始めようというふうにおっしゃって、それをアメリカ側ルース大使が拒否したというようなことが伝えられていま...全文を見る
○山本一太君 そうすると、一つ教えていただきたいんですが、岡田外務大臣がルース大使に対して実務者の協議を始めたいと、普天間問題について。これを言ったということは、大臣、事実なんでしょうか、あるいは全く事実じゃないことなんでしょうか。
○山本一太君 ちょっと岡田大臣らしくない、不明確な話だったんですが、実務者協議をやろうというふうにルース大使に大臣はおっしゃったんでしょうか。
○山本一太君 おっしゃるとおり、どのくらい報道が正確なのかどうか分かりませんけれども、もしこれが本当にルース大使が外務大臣の申入れを断って、今実務者協議をする段階にないと言ったんだとしたら、もう本当に深刻だと思うんですね。  つまり、移設先の理解が一切得られていない状況だという...全文を見る
○山本一太君 北澤大臣は委員長のときはもっとはっきり物をおっしゃっていたんですけれども。いろいろ選挙等々もあって大変だと思いますが、ここはもう日米関係、同盟がどうなるかという勝負ですから、土、日を返上して、もう一回言いますけれども、土、日を返上して、もう本当に普天間問題の方に力を...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、いかがでしょうか。
○山本一太君 今両大臣の方から御答弁をいただいたんですが、つまり、官房長官の言っている県外移設が中心になるということについては、ちょっともう一回お聞きしますけれども、これは共通認識を持っていないということなんでしょうか、それともそれは答えられないということなんでしょうか、ちょっと...全文を見る
○山本一太君 前後の脈絡は、大臣、明らかですよ。県議会議長に対して言ったんです。官房長官が県議会議長に対して、いやいや、県外を中心に考えていますというふうにちゃんと記者会見でおっしゃっているんです。  前後の文脈は明らかですから、それを踏まえてもう一回お聞きしますが、じゃ県外と...全文を見る
○山本一太君 岡田大臣がこの問題については日米交渉を担当する責任者でいらっしゃいますから、官房長官が公の席で、いやいや、県外を中心に考えているんですということについて、官房長官の真意は分からないと。もう鳩山内閣の混乱ぶりを象徴するような御答弁ですけれども、北澤大臣、いかがでしょう...全文を見る
○山本一太君 今なかなか重大な御答弁をいただいたと思うんですけれども、総理はもちろん県外への思いがあると。それを踏まえれば官房長官の言ったことは間違った方向ではないということですから、今の大臣の御答弁から推測すると、やはり県外を中心にやっているんだろうなと、そういう感じになると思...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございました。  これちょっと、私の記憶のかなたにあるこの物資協力の話なんですけれども、これについても、当然私はいいことだと思うんで、是非外務省の方としてもこの物資協力の方も検討していただきたいというふうに思います。  あと一分なんですけれども、引き続...全文を見る
04月20日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○山本一太君 まず最初に、松野官房副長官にお聞きしたいと思います。  鳩山内閣の支持率が急落しています。これは恐らく政治とお金の問題も当初大きかったんだと思います。小沢幹事長の例の問題の不起訴処分についての当否を議決する検察審査会も今日とか来週とか開かれるんじゃないかと言われて...全文を見る
○山本一太君 着実に行われているものというのは何でしょうか。
○山本一太君 あの選挙のときに民主党がマニフェストに掲げたいろんな項目があります。この普天間基地の問題は確かにマニフェストには入っていませんでしたが、今おっしゃったいろんな公約があるわけですけれども、例えば暫定税率、これも撤廃すると言っていてこれは撤廃されなかった。子ども手当につ...全文を見る
○山本一太君 川内博史委員長、かなり純粋なタイプだと思うんですね。とにかく暫定税率撤廃を民主党が叫んでいたときにガソリン値上げ隊とかいうのをつくって内外にアピールしておられた姿は……(発言する者あり)失礼しました。ガソリン値下げ隊というのをつくって内外にアピールしていた姿、この映...全文を見る
○山本一太君 岡田外務大臣の御答弁は予想したとおりなんですが、おっしゃるとおり、まだ、鳩山総理もおっしゃっているとおり、移設先は決まっていないということなんですけれども、私がお聞きしたかったのは、少なくとも移設先の候補地の一つとして挙がっていると。どのぐらいの可能性があるのかとい...全文を見る
○山本一太君 岡田大臣、大変注意深い御答弁だったんですけれども、率直に物をおっしゃる北澤防衛大臣、いかがでしょうか。一義的には防衛大臣が移設先の住民との恐らく交渉に当たっていかれるということになると思うんですが、この徳之島の大集会についてどんなふうな感想をお持ちでしょうか。
○山本一太君 防衛大臣の率直な御答弁ありがとうございました。  少なくとも、外務大臣もこれだけ大勢の方々が集まったということについてはしっかり見なきゃいけないとおっしゃり、防衛大臣は、この島の半数の方が出た反対集会については、それはまだ結論が出ていない問題とはいえ、重く受け止め...全文を見る
○山本一太君 これも予想どおりの答弁としか言いようがないと思うんですけれども。  私は、実は、こうやって外交防衛委員会の質問に立って、岡田大臣とか北澤大臣にお聞きしたいことは普天間以外にも実はいろいろあります、国連安保理の問題、北朝鮮問題、中国に対する政策。でも、今この普天間問...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、いかがでしょうか。
○山本一太君 これも予想どおりの答弁なんですけれども、お二人は本当に嫌気が差しているんじゃないかと勝手に想像しています。外交はもう全権委任してもらって、岡田外務大臣がやった方が私はいいと思っていますが、それはもう答弁は別に求めません。  そこで、官房副長官、お聞きしていきたいと...全文を見る
○山本一太君 それでは、ちょっとお聞きしますが、この内閣官房専門調査員というのはそもそもどういう機能を果たす人なんでしょうか。
○山本一太君 これ、私の記憶が正しければ、民主党は政権交代後に政策決定一元化ということで政務調査会を廃止をされたということで、政調の職員が首相官邸とか各府省で政務三役をいろんな形でサポートしていたと。これは官僚側から、これで守秘義務がきちっと守れるかと、情報が漏れるんじゃないかと...全文を見る
○山本一太君 そうすると、この専門調査員は内閣官房長官の指示の下で仕事をすると、こう考えてよろしいんでしょうか。
○山本一太君 これまで、それでは官房副長官、お聞きしますが、この須川さん、官房長官の指示で普天間問題についての情報の提供とか調査、こういうものを行ったことがあるんでしょうか。
○山本一太君 それでは、是非調べていただきたいと思うんですが、この徳之島行き、一月二十五日の、これは公務で行ったのか、そのときの旅費は公費で出たのか、その報告は官房長官に行われたのか、これについてはいかがですか。
○山本一太君 それでは、官邸で総理を補佐し、あるいは内閣官房長官とも連絡を取られている立場からお伺いしたいと思いますが、これ、平野官房長官は記者会見では須川専門調査員の徳之島現地視察について指示は出したことがないとおっしゃっているんですけれども、これは事実でしょうか。
○山本一太君 副長官、この須川さんって公務員ですよね。守秘義務の掛かっている公務員ですよね、さっきの御回答のとおり。守秘義務の掛かっている公務員が、官房長官の指示もなく、民主党の、与党の国会議員と一緒に徳之島に行って、基地移設の相談をして、官房長官に会ってくれと勝手に言うと、こう...全文を見る
○山本一太君 この須川清司さん、専門調査員、この方が徳之島でどういう役割を果たしたのか、このことについては須川さんをここにお呼びすることを是非要請したいと思います。  あわせて、この件についてはやはり官房長官に直接聞かないと、官房副長官は一切聞いていないという御答弁ばかりなんで...全文を見る
○山本一太君 それでは、外務大臣と防衛大臣に引き続きお話を伺っていきたいと、御答弁をいただきたいと思います。  鳩山総理が四月十六日に、自分の後援会の関係者に対して、普天間なんて知らなかったでしょうと、それが国民の一番の関心事になること自体、メディアが動き過ぎていると思っている...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、どんなふうにお感じになりますか。
○山本一太君 この発言は私、本当に問題だと思います。普天間なんて知らなかったでしょうと、それが国民の一番の関心事になること自体、メディアが動き過ぎていると。これ、まるで普天間基地問題は大した問題じゃないと思っているように外には伝わると思うんですね。これ、報道によって政治問題にされ...全文を見る
○山本一太君 この発言は本当に沖縄の方々を私は愚弄する発言だということは申し上げておきたいと思います。  そこで、核セキュリティ・サミットの話に移っていきたいと思いますが、この首脳間の意見交換、前回の委員会でも岡田大臣に御質問をさせていただきました。十分間の会談、しかも通訳が入...全文を見る
○山本一太君 読売新聞は仮にも日本の三大紙、四大紙、五大紙と言われているうちの一つの主要メディアで、この新聞が一面に記事を掲載したと、当然それなりの裏も取っているはずです。  しかし、大臣がもしこれ事実無根だと、総理もこれ事実無根だとおっしゃっていますが、事実と違うということで...全文を見る
○山本一太君 大手新聞の一面に掲載されると、これはいろんな方々が読む、影響はあると思います。それは日本だけじゃなくて、アジアとかアメリカの日米問題の研究者あるいは有識者、政府の役人、そういうところにも伝わっていく。この間、ワシントン・ポストのコラムで鳩山総理のことが最大の敗者とい...全文を見る
○山本一太君 外務省が承知している限りそういう表現はなかったという外務大臣の御答弁ですが、それならもっときちっと抗議をすればいいんじゃないかと。やっぱり事実なんじゃないかなと今の御答弁を思いながらつい考えてしまいます。  この核セキュリティ・サミット時の首脳間の意見交換で、鳩山...全文を見る
○山本一太君 キャンベル国務次官補は、アイデアの段階だと、まだアイデアであって正式な提案でないというふうに言われているんですけれども、されば具体的な中身までは詰まっていないということでしょうか。
○山本一太君 まだアイデアの段階ということなんだと思います。  これは、CSISの、ちょっと訳は忘れましたが、CSISの講演の後、日本の記者五、六人がキャンベル国務次官補を囲んで聞いた話だと。国際電話で、それを聞いた記者の方から確認をいたしましたが、アメリカ側は、とにかくアイデ...全文を見る
○山本一太君 確認いたしますが、キャンベル国務次官補が日本に来るという正式な打診はなかったということでしょうか。
○山本一太君 局長レベルでありますが、これ岡田外務大臣が一番御存じだと思いますけれども、やはり民主党政権内では対日政策の立案についてキャンベル国務次官補はかなり影響力を持っているということは、これは私は事実だと思っています。  これ以上申し上げても岡田大臣はそうやってするりする...全文を見る
○山本一太君 いや、大臣、これ全然違うと思いますよ、総理と官房長官がおっしゃっていることは。  総理はもう何度も本会議でもそれから委員会でもおっしゃっていますが、五月末決着の定義は、先般も改めて御自分でおっしゃいましたけれども、アメリカの理解を求める、国民、特に沖縄県民の皆様の...全文を見る
○山本一太君 いや、北澤大臣、申し訳ないですけれども、今の御答弁、本当におかしいと思います。  もう一回、前回の委員会でもお二人の御意見を確認しましたけれども、総理は、五月末までにアメリカ側の了解を得て、地元の了解も得て、そして決着させると、移設先を決めると言ったんです。しかも...全文を見る
○山本一太君 今の答弁はちょっとはっきり言って理解できません。大事なことだけちょっとお二人にもう一回確認したいと思います。  今の防衛大臣の御答弁聞いていると、まるでこの五月末決着が、こういうラインで日本側が決めたと、日本側としてはこういうラインで決めましたと、政府側がこういう...全文を見る
○山本一太君 大臣、私の質問に答えていらっしゃらないんですね。交渉難航するというのはこれはもう最初から分かっていたことなんです。  私は、もう本当に大事な点なんで確認したいんですけれども、五月末決着は、総理はもう繰り返し言っているように、五月末までにアメリカの了解も得ると、地域...全文を見る
○山本一太君 いや、北澤大臣の今の御答弁は大変私は重いと思うんですね。  総理は五月末決着で、本当に覚悟を持ってやると、心配をしないでくださいというふうにおっしゃっている。ちゃんとアメリカ側の了解も得て、移設先の住民の了解も得てやると何度もおっしゃっている。今、北澤防衛大臣は、...全文を見る
○山本一太君 ちょっと外務大臣と防衛大臣の発言が違うんですけれども、これ以上やっているとまた時間がなくなるんで、これは次の機会に回すとして、もう一つちょっとお聞きしたいと思います。  これはあくまで報道ベースなんで、事実かどうかも分かりません。もう聞くのもばかばかしいと思います...全文を見る
○山本一太君 この問題が一面になったということと、申し訳ないんですけれども、外務大臣、オバマ大統領と鳩山総理のやり取りが出て、そこでキャン・ユー・フォロー・スルーと言われたことの重みは、私は全然違うと思いますが、もう一回聞きます。  このコメントも、コメントというか、これはまた...全文を見る
○山本一太君 まあ理解できませんが。  防衛大臣、いかがでしょうか。今、一部の報道に出ている、これ、あり得ないと思います。もうこんなこと聞くのも申し訳ないと思うんですが、これはもう、どうもあちこちやってうまくいかないから辺野古に戻してきて浅瀬案でやろうと、こんなことはあり得ない...全文を見る
○山本一太君 今の御答弁もしっかり私の記憶に刻んでおきます。政府が検討するような話ではないと、その言葉を、防衛大臣の言葉を信じたいと思います。  これだけ辺野古は駄目だ駄目だと、自公政権で決めたこの辺野古は駄目だということで、県外、国外から始まって県外、これだけ議論して、いろん...全文を見る
○山本一太君 この論文、私読ませていただいて、最後の箇所で雨降って地固まるというような表現を長島政務官が使っておられると。いわゆる国民の日米同盟への理解、政治主導による新しい日米同盟の形を描き出すと、こういう覚悟を述べておられますが、私は、日米同盟の現状は不信ともう疑念の中で今激...全文を見る
○山本一太君 安保理に入っているということは、もう釈迦に説法ですが、本当に大事なことだと思うんですね。北朝鮮のテポドンミサイルのときもそうでしたが、やはり安保理に入っていたために北朝鮮に対するいろんな対抗措置がとれたということもあって、ここはなかなか日本の外交力が、存在感が低下し...全文を見る
○山本一太君 官房長官が、五月末にできなかったときの責任を問われて、別に何か総理の責任問題にはならないみたいなこともおっしゃっていますが、総理はもう度々、覚悟を持ってやる、覚悟を持ってやると、首相として、日本のリーダーとしておっしゃっていると。五月末にできなかったときにはそれなり...全文を見る
04月22日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○山本一太君 今日は、日・EU刑事共助協定、それから日・ロの共助条約、さらには日・タイの受刑者移送条約と、この三本の条約について質問をさせていただく前に、まず松野副長官に一言伺いたいと思います。  今日、私はこの委員会に瀧野官房副長官の出席を求めました。さらには、内閣官房専門調...全文を見る
○山本一太君 前回の委員会で松野副長官がここに出席をされて、私、官房長官の件についてお聞きをした。これは聞いてないから分からないというお話だったんですね。質問通告がないから分からない。ここで須川専門調査員のことについてもお聞きをした。これも質問通告がないんで細かいことはよく分から...全文を見る
○山本一太君 その言葉をしっかり受け止めて後ほど質問させていただきたいと思いますが。  いつも言うんですけれども、この委員会、参議院の外交防衛委員会、ネット中継されています。私の地元の有権者で何人か毎回見ている方がおられて、また連絡が来ました、この間の防衛省の官房長に引き続いて...全文を見る
○山本一太君 今副大臣がおっしゃった当該国、相手国に対する確認は非常に大事なところなので、そこは是非しっかりやっていただきたいと思います。  これについてもう一つだけ、今度は外務大臣に一つ御質問したいと思うんですが、これ、署名前の国家公安委員会の会議でも、この問題、これちょっと...全文を見る
○山本一太君 少し突っ込みたいところなんですけれども時間もないので、改めて福山副大臣にお願いしたいと思いますが、とにかく条約の構成としてはややどうも不平等ではないか、不公平ではないかという懸念がありますので、相手国への確認についてはこれはしっかりやっていただきたいと思います。 ...全文を見る
○山本一太君 今の御答弁、大変大事だと思うんですが、福山副大臣、ちょっとこの件で資料を少し調べていて驚いたんですけれども、例えばスウェーデン、スウェーデンはタイとの間でこの二国間受刑者移送条約を締結しています。これ、スウェーデンでは、判決をした国への敬意から、言い渡された刑を引き...全文を見る
○山本一太君 それでは、この三条約については大体概要についての質問を終わりましたので、普天間基地移設問題の方に移らせていただきたいと思います。  昨日、鳩山総理と谷垣総裁の党首討論がありました。その中で谷垣総裁が鳩山総理に対して、総理が何回も明言をしている、日本の国民とも約束を...全文を見る
○山本一太君 またこれも大変、防衛大臣、重い発言だと思いますが、少なくともおとといは、来月末までに完全に決着するということは私の立場で申し上げるわけにはいかないというふうにおっしゃっていましたが、総理の決意を受けて、これはもう当然五月末までに決着させると、こういうことを今おっしゃ...全文を見る
○山本一太君 おとといの発言のニュアンスとはちょっと違うと思います。これは防衛大臣も総理の強い決意を受けて発言を修正されたというふうに私は今受け取らさせていただきました。  岡田外務大臣についてはもう一貫して鳩山総理の言っている決着の定義が決着の定義だというふうにおっしゃってい...全文を見る
○山本一太君 職を賭してというのはもちろん普天間問題にも係ることだというふうに外務大臣がおっしゃったと私は理解いたしました。  北澤防衛大臣、いかがでしょうか。──いや、もうお聞きしましたから大丈夫です。もう簡潔に分かりやすい御答弁いただきましたから、どうぞ北澤防衛大臣。──い...全文を見る
○山本一太君 総理が述べられたのは、すべての政策の実現に向けて職を賭して頑張るということですから、そのままだというふうに外務大臣がお認めになったということだと思います。  防衛大臣、いかがでしょうか。今同じ質問をさせていただきます。これは総理が退路を断って覚悟を示すというふうに...全文を見る
○山本一太君 余り突っ込みたくないんですが、一般的に様々な意味があるというのはどういうことでしょうか。政治家が職を賭してと言ったら、もうそれはその職を懸けて、できなければ辞める、できなければ議員バッジを外す、できなければポストを降りる、こういう意味だと思いますが、ちょっと今の御発...全文を見る
○山本一太君 大臣、職を賭すと言ったらほかの意味は私はないと思いますが、これ突っ込んでいると時間がなくなってしまうので、これ以上はこの件については言いません。  実は、昨日の党首討論を私ずっと見ていて一つ大変気になることがあります。これは岡田外務大臣に是非お聞きしたいと思うんで...全文を見る
○山本一太君 辺野古案について一々またここで繰り返し申し上げるつもりもありませんが、少なくとも日米の間は完全に合意ができていた、そして県知事も苦渋の決断で受け入れていた、地元の名護市長も受け入れていたと、今とは全然違うということだけは申し上げたいと思います。  それから、外務大...全文を見る
○山本一太君 いや、お任せすると心配なので私申し上げているんですが。  もう一回お答えください。地元の合意も取れない状況の中で外交交渉をする、これは極めて稚拙な手法だというふうに外務大臣は思われませんか。
○山本一太君 これはちょっと今の答弁は受け入れられないんですけれども、ほかにも質問があるので、次の委員会でまた改めてこの点は質問をさせていただくとして、松野副長官、お待たせいたしました。毎回お呼びしますから、あくびをする暇もないくらい私が質問させていただきますので、真摯な御答弁を...全文を見る
○山本一太君 官房長官が島民集会の状況を聞きたかったということですが、なぜ島民集会の状況を官房長官は把握したかったんでしょうか。
○山本一太君 それを聞きたかったことがなぜかというふうにお聞きしているんですが。  じゃ、もう一つちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、官房長官が記者会見で三町長との面会について聞かれて、とにかく午前中と夕方と言うことがころころ変わってくるので、ちょっともう私も官房長官の言...全文を見る
○山本一太君 副長官、そういう状況というのはどういう状況でしょうか。
○山本一太君 副長官、何で瀧野副長官に三町長とコンタクトを取ってくれと官房長官が指示したのか。さらに、なぜ記者会見で、もし三町長に面会できるような機会があれば考えたいというような意味をおっしゃったのか。つまり、徳之島が、徳之島が移設先の有力な案だからですよね。だって、大規模な集会...全文を見る
○山本一太君 副長官、予見を与えるようなことって、官房副長官が三町長に電話してですよ、官房長官に会ってくれと言っているわけでしょう。これ以上の予見ってあるんでしょうか。  じゃ、ちょっと言い方変えますが、徳之島は政府の案なのかどうかはともかくとして、これは有力な候補地の一つなん...全文を見る
○山本一太君 外務大臣にお聞きしたいと思います。  官房長官が官房副長官に指示して徳之島の三町長に電話を入れて、官房長官と会ってくれと言ったと。これは、少なくとも徳之島は政府が考えている移設先の候補地の一つだと、こういうふうに、どう考えてもそうとしか理解できませんけれども、そう...全文を見る
○山本一太君 外務大臣、じゃ、なぜ官房長官は瀧野副長官に命じて三町長に電話を入れさせたんでしょうか。なぜこの大規模集会のことを知りたかったんでしょうか、官房長官が。それは、もうこの徳之島も選択肢、候補地の一つに入っているからだと、これもう火を見るよりも明らかですよね。少なくともこ...全文を見る
○山本一太君 それは、ちょっと申し訳ないんですけど、答弁としては納得できません。  官房長官の指示で官房副長官が徳之島の三町長に電話して、官房長官に会ってくれと言ったと。それは、徳之島が候補地の一つでなければ全く考えられない。その候補地の一つになっているとさえも言えないと。これ...全文を見る
○山本一太君 外務大臣、もう一回お聞きします。  官房副長官が、地元の三町長に電話して官房長官に会ってくれと言ったと、この島民大会の様子を知りたいから電話したと。これは当然徳之島が移設先の候補地として浮上しているから、これどう考えても、だから電話をしたということで、徳之島は政府...全文を見る
○山本一太君 いや、私が外務大臣だったらもっと率直に言っただろうと私は思います。  このタイミングで官房副長官が町長に電話して、普天間基地以外の問題だったらこれはもうどう見たっておかしいと思いますので、ちょっと納得できませんが、より率直な北澤防衛大臣にお聞きしたいと思います。 ...全文を見る
○山本一太君 非常にお二人の大臣の答弁は歯切れ悪いというか、本当におかしいと思います。もうだれがどう見ても、客観的に見れば、このタイミングで官房長官がわざわざ官房副長官に地元の三町長に電話させると、これはもう普天間基地問題以外はもちろんないと思いますが。  そこで、また松野副長...全文を見る
○山本一太君 内閣官房として知らなかった。これもう愕然としますけれども、この専門調査員の業務というのは何なんでしょうか、そもそも。
○山本一太君 そうすると、今度須川さんが徳之島に行かれたというのは、これは、この旅費は公費で出たんじゃないということでしょうか。
○山本一太君 そうすると、この須川さんが、資料をちょっとチェックしてみたんですけれども、沖縄とグアムに出張していると。このときは、今官房副長官がおっしゃった、あれですか、公務になるわけでしょうか。これは公費で沖縄とグアムに出張しています。これは、普通で考えれば米軍再編とか普天間移...全文を見る
○山本一太君 御通告いただかなかったって、須川さんの問題で質問すると言ったんですから、御通告いただかなかったというのはそれは不正確ですからやめていただきたいと思うんですが。これ、ちゃんと調べてください。私が調べたところでは、これは公費でグアムとそれから沖縄に出張していると。  ...全文を見る
○山本一太君 全然答えになってないですね。公務員ですよね。公務員として知り得ることを軽々に外に漏らしちゃいけないということですよね。  これ、一月二十五日に、官房長官にも言わず、内閣官房も知らず、勝手に民主党の衆議院議員にこの人が付いていった。公費でグアムとか沖縄に出張するこの...全文を見る
○山本一太君 その守秘義務は担保されているはずですということ自体が非常に私はおかしいと思うんですね。  これ、また引き続き次の委員会でも質問させていただきますけれども、やっぱり公務の仕事と私的な仕事、例えば党務をやっていた方々が政調がなくなって専門調査員になったという経緯があっ...全文を見る
○山本一太君 来週も再来週もお招きいたしますので、是非、内閣官房のお立場をいろいろとお話しをいただきたいと思います。  ここで改めて委員長に申し上げたいんですけれども、官房長官の出席を改めて求めたいと思いますし、また、今日は松野副長官、前回よりも少し調べてこられたようですが、や...全文を見る
○山本一太君 この問題も引き続きやらせていただきたいと思いますが、今日は松野副長官をお招きして、官房副長官が電話したことも総理は知らなかったとおっしゃっていると。専門調査員が徳之島に行ったことも官房長官は知らないと。鳩山内閣、全く政策決定プロセスが機能していないなということを確認...全文を見る
04月23日第174回国会 参議院 本会議 第19号
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○山本一太君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、鳩山総理の訪米報告について質問いたします。  もし総理の答弁が不明確、不十分である場合には再質問、再々質問を行う考えがあることをあらかじめ申し上げておきます。  この度の訪米については、総理が帰国されてからも、日々日本の国...全文を見る
○山本一太君 先ほどの鳩山総理の御答弁に対して、再質問させていただきます。  総理は、この答弁で、徳之島が政府案かどうか、徳之島が移設先の候補地なのかどうか、このことについての発言、明言を避けました。  総理、官房長官が官房副長官に指示をして、そして徳之島の地元の三町長と話を...全文を見る
04月27日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○山本一太君 舛添理事からの御声援ありがとうございます。  今日は、シンガポール、マレーシア、ベルギー及びルクセンブルクとの租税協定、条約の改定議定書ということで、まずこのことに関して関連質問をさせていただきたいと思います。  先般からちょうどNHKの土曜ドラマでチェイス・国...全文を見る
○山本一太君 マカオも。
○山本一太君 今、福山副大臣がおっしゃったマカオ、法人税率一二%、所得税率一〇%、これは香港より安いということになりますけれども、日本の企業あるいは国民の中でも、これまで租税回避地として活用してきた香港よりマカオを有望視する、こういう動きもあるように聞いています。これ、例のマカオ...全文を見る
○山本一太君 今日、先ほどタックスヘイブンのことを申し上げたんで、少しタックスヘイブンについてお聞きしたいと思っています。  この資料によると、二〇〇五年の推定で、タックスヘイブンに預けられている資産が何と総額十一兆五千億ドル、脱税額は年間二千五百億ドルというふうに書いてありま...全文を見る
○山本一太君 そういうふうにおっしゃると思ったんですが、これやっぱり、我が国の税収額、タックスヘイブンでどのぐらい失われているのかというのは、これはちゃんと政府として算出する私は必要があると思うんですよね。  アメリカの取組というところを見ると、アメリカは、タックスヘイブンによ...全文を見る
○山本一太君 なかなか難しいということは分かっているんですけれども、やっぱりもうちょっと政府として、なかなかアメリカ並みにやるというのは難しいかもしれませんけれども、積極的に取り組んでいただきたいと思います。それはもう強く要望を申し上げたいと思います。  タックスヘイブンについ...全文を見る
○山本一太君 是非、引き続き今おっしゃったような努力を続けていただきたいと思っています。  ちょっと関連なんですが、これ、日中財務対話が四月三日ですか、第三回の日中財務対話、これ菅財務大臣とそれから向こうの中国財政部長が共同議長で行われたということなんですけれども、これ、日中租...全文を見る
○山本一太君 このシンガポール、マレーシア、ベルギー、それからルクセンブルクですか、この租税協定、条約の改正議定書については、これは先ほど申し上げたとおり大変意味があると思いますし、賛成いたしますが、このタックスヘイブンの問題については、これは引き続きこの委員会で私もフォローして...全文を見る
○山本一太君 北澤防衛大臣、どういうふうに思われますか。
○山本一太君 決意は職を賭すということだと思うんですが、夕方の記者会見かなんかで総理がそのことを聞かれて、普天間基地問題について職を賭す思いで一生懸命やることだというようなことをおっしゃって、ちょっと私は意味が分からなかったんですが、解釈も何も、今、岡田大臣は総理の言ったことにつ...全文を見る
○山本一太君 北澤大臣に同じ御質問をさせていただきます。
○山本一太君 北澤大臣、岡田大臣は重く受け止めるとおっしゃいましたが、その一つの民意は、この九万人集会、重い民意でしょうか。
○山本一太君 岡田大臣は、四月二十日の外交防衛委員会で、ちょうど徳之島の一万五千人を超える島民の集まった移設反対集会の直後でしたけれども、私の質問に対して、これだけ多くの人が参加した集会なので重く受け止めざるを得ないとおっしゃいました。今回は沖縄県のこの読谷村、九万人集会というこ...全文を見る
○山本一太君 岡田大臣は、これだけの方が集まったということで、これは民意としては重いというふうにおっしゃった。ということは、すなわち、これから移設先を決めていくプロセスの中で、これだけ反対の民意があるということについては、これは十分政府としても勘案しなければいけないと。これはよろ...全文を見る
○山本一太君 いや、今の外務大臣の御発言のニュアンスだと、九万人の反対集会があって、知事も出た、すべての、全会派の方々も出て、市町村長の代表も全員が出席をされたと、こういう反対集会が沖縄県内読谷村で行われても、普天間基地を移設するということが元々の問題だから、いや、それは県内も可...全文を見る
○山本一太君 今は、北澤大臣の御発言ですと、徳之島の反対集会の後の御発言で、今の状況はなかなか難しいものがあるとおっしゃった。しかし、難しいからといってそれで断念するということではないということですから、これは徳之島の集会の後でも、徳之島移設を大臣として、政府としてこれは別にあき...全文を見る
○山本一太君 今、また北澤大臣がいつものように大変重大な発言をされたと思うんですね。現行案も含めて、北澤大臣、今ゼロベースだというふうに防衛大臣がおっしゃいました、現行案も含めて。  二十四日、鳩山総理が我が群馬県に来県をされました。新幹線が私一本早かったので、一本遅ければ車両...全文を見る
○山本一太君 今の答弁は、大臣、ちょっとよく分からないんですが。  それでは、今はゼロベースではないと、今は現行案はないということでよろしいんでしょうか。
○山本一太君 大変率直な御答弁をいただきましたが、鳩山総理が自然への冒涜だと、海が埋め立てられるのは自然への冒涜だと、現行案が受け入れられる話はあってはならないとはっきりおっしゃっています。ということは、この首相発言でいうと、埋立てを伴う案はこれは一切駄目だと、現行案も含めて。こ...全文を見る
○山本一太君 総理の発言ではありますが、この普天間基地移設問題では岡田大臣は極めて重要な役割を果たしてこられたし、これからも果たしていかれると。特に、日米交渉は外務大臣が担当されるわけですから、総理が、現行案はあってはならない、受け入れる話はあってはならない、海が埋め立てられるの...全文を見る
○山本一太君 物すごくおかしいと思います。岡田大臣らしくないと思うんですけれども、総理がここまではっきりおっしゃっていることについてコメントができない、本当に不思議だと思うんですけれども、北澤大臣、いかがですか。総理がはっきり現行案はあり得ないと言い、しかも、海が埋め立てられるこ...全文を見る
○山本一太君 別に北澤大臣が御自分で言った発言ではないんで、大臣の責任ではありませんけれども、埋立ては自然への冒涜だと、現行案に戻ることはあり得ないと総理がはっきりおっしゃっているわけなんですね。それをもし、海に立った心象風景で言った、これだけ大事な問題、沖縄の人たちが毎日本当に...全文を見る
○山本一太君 北澤大臣、特にこの問題については防衛大臣として深くかかわられてきたし、また、どんな方式を使うかということについてもかなり防衛大臣として責任を負っていかれることと思いますが、この浅瀬案の話は事実でしょうか。浅瀬案の話が浮上しているということは事実でしょうか。
○山本一太君 今、そういう具体的なことで協議をした事実はないと、今大臣が断言されましたので、それしっかり記憶にとどめておきたいと思いますが。  この浅瀬案ですね、今まで、これも大臣御存じのとおり、SACO合意のころからいろんなオプション、選択肢を政府で検討をしてきたと。このくい...全文を見る
○山本一太君 これは確かに前政権時代の話なんですけれども、代替施設の協議会の資料をずうっと取り寄せてみたんですけれども、ここにいろいろ議論の経緯が書いてあります。  メガフロート案については、技術的にまだ信頼性がはっきりしていないとか、かなり波が荒いんで防波堤を造ったら一兆円ぐ...全文を見る
○山本一太君 大臣、そもそもルース大使にはお会いになっているんでしょうか。
○山本一太君 先週二十三日にルース大使に外務大臣は会われたんでしょうか。
○山本一太君 外交防衛委員会、ここ国会の場で、何度も申し上げますが、外交防衛委員会の場ですよ、大臣。しかも総理が、鳩山総理が、外相が大使と会ったのは事実だと言っているんです。二十三日に会ったかどうかも言えないと、それはおかしいと思います。それははっきりおっしゃってください。二十三...全文を見る
○山本一太君 まだ中身についてはこれからお聞きしようと思っているので、会ったかどうかだけ聞いているんですけれども、二十三日に会ったかどうかも言えないというのは私は本当におかしいと思うんですね。  これもワシントン・ポストの報道ではありますが、外相が大使に、現行計画の大筋の合意、...全文を見る
○山本一太君 それでは、大臣、ルース大使と会って何を話をされたんでしょうか。
○山本一太君 アメリカ側からこういう情報が出ているわけですよね。しかも総理が、岡田外務大臣とルース大使が会ったと、で、その報道もしかも必ずしも事実でないというふうにおっしゃっている。必ずしも事実でないということは、普通に考えれば事実の部分もあるということなんだと思うんですね。こう...全文を見る
○山本一太君 そうすると、大臣、このキャンベル国務次官補の発言は事実ではないと。このキャンベル国務次官補が日本側から具体的な提案を受け取ったというのは事実ではないということですね。それはもうはっきり否定してください、事実じゃないんなら。
○山本一太君 外務大臣に以前、キャンベル国務次官補が来日を延期したと、何回か延期をしたわけですよね。そのときに、何で国務次官補、いわゆる外務省でいえば局長級の人が来ることについて一々何か関心を持つのかよく分からないというふうにおっしゃいました。  今、オバマ政権にはジャパン・ハ...全文を見る
○山本一太君 対日政策に影響力のある国務次官補が日本に来て、当然、普天間基地問題の話を日本政府とすると。これが重要でなかったら、重要な交渉のチャンネルというのは私はないと思いますが、もう一つだけ、このワシントン・ポストの報道の中で気になったことについて御質問したいと思います。 ...全文を見る
○山本一太君 いや、大臣、それは違いますよ。非公式であろうと何であろうと、日米の首脳が会って、どんな話合いをしようと、メモを取らないなんということはあり得ないですよ。だって、後で外交を歴史的に検証できないですから。それは、今の外務大臣の発言は大変問題だと思います。今のところ自民党...全文を見る
05月13日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○山本一太君 最初に、松野官房副長官にお聞きしたいと思います。  今日は平野官房長官の御出席を求めたわけですが、なぜ官房長官はこの委員会に来られないのか、教えていただきたいと思います。
○山本一太君 外交防衛委員会で今この普天間基地移設問題を議論しているわけですね。この普天間基地移設問題、もちろん岡田外務大臣も北澤防衛大臣も大変重要な役割を果たしているわけですが、官房長官が責任者ですから、当然この委員会に来ていただいて答弁していただくというのが自然なことだと思い...全文を見る
○山本一太君 松野副長官、官房長官に伝えていただきたいんですけれども、理事会で民主党以外の会派はすべて官房長官の出席を求めるということで一致しているんです。連立を組んでいる社民党も、山内徳信委員の方から、問題を深めていく、国民の前で明らかにしていくというのが委員会の責任なんだから...全文を見る
○山本一太君 今のは全然説明になっていませんよ、副長官。再三にわたって、再三にわたってこの委員会で官房長官に出席を求めてきたんです。  官房長官が出席するって言えば、それは国対だって議運だって反対しませんよ。しかも、官房長官が交渉の責任者になって、今徳之島の町議の方々と交渉され...全文を見る
○山本一太君 この委員会が終わったらじゃなくて、今電話してください。外交防衛委員会で委員長が強く出席を求めて、民主党以外のすべての党の理事が出席を求めているんですから、今ここで電話してください。じゃなきゃ質疑できません。(発言する者あり)
○山本一太君 いや、質問できません。(発言する者あり)
○山本一太君 官房長官の出席は引き続き強く求めていきたいと思います。  続いて松野官房副長官にお聞きしたいと思います。  副長官、五月四日に総理の沖縄訪問に同行されたということで、かなり沖縄側から厳しい反応があったというふうに報道されていますけれども、これも報道によりますと、...全文を見る
○山本一太君 総理がもう一回行くということは、これは確かな意思だということですね。
○山本一太君 この件についてはまた後でいろいろと深めていきたいと思いますが、続いて北澤防衛大臣にお聞きしたいと思います。  防衛大臣が、これは五月十一日のたしか閣議の後の記者会見、十一日だと思いますが、閣議の後の記者会見で、その前日に行われた鳩山総理大臣と関係閣僚の協議について...全文を見る
○山本一太君 そうすると、その後にまだ交渉事が残るのは仕方がないことだと大臣おっしゃっていますが、この発言をもってメディアは、防衛相、五月末決着を事実上断念というふうに報じているわけですけれども、これは事実ではないと。すなわち、まだ、五月末までに鳩山総理が再三約束をされているアメ...全文を見る
○山本一太君 今、北澤大臣の方から改めて真意を伺って、これは別に事実上断念したわけではないと。  これ、普通、大臣のこの発言を普通の人が聞けば、その後にまだ交渉事が残るのは仕方のないことだという話を普通に聞けば、つまり米国政府との合意もまだ取れない場合があると、移設先の住民との...全文を見る
○山本一太君 北澤大臣のおっしゃることは大体分かりやすいんですけど、よくおっしゃっていることが分かりませんでした。後で多分議事録を見てもよく分からないと思いますが、パッケージであろうと何だろうと、アメリカ政府の合意を取って移設先住民の合意を取って連立与党の合意を取って決着させると...全文を見る
○山本一太君 外務大臣と防衛大臣、続けて今の質問に対する御答弁をいただければと思います。
○山本一太君 今の北澤大臣の御答弁は、辞めるとか辞めないとかいう話ではないということなので、それは、これが先送りにされても特に責任を取る必要はないというふうに今解釈をさせていただきました。  これ、岡田大臣はコメントする話じゃないというふうにおっしゃっているんですが、普天間基地...全文を見る
○山本一太君 総理は、国会の答弁でも職を賭して臨むというふうにおっしゃっているので、今、岡田大臣が総理と同じだと言うのもちょっと私も解釈に苦しむんですけれども、少なくとも責任論についておっしゃらないということは、これはもう責任を取らなくてもいいと、こういう御趣旨だと思います。 ...全文を見る
○山本一太君 今年になって、一月だったと思いますけれども、官房長官がこの調整役を買って出られたのか分かりませんが、前面に出てきて、それで、何か検討委員会もやっていたんだけれどもこれも中断されちゃったと。昨日の徳之島町議との会談も含めて、どうも平野官房長官、調整能力が欠如しているん...全文を見る
○山本一太君 それでは、官房副長官、本当は官房長官に聞かなきゃいけないことなんですが、まだこちらに来られてないということなんで官房副長官にお聞きしたいと思いますけれども、官房長官が、昨晩でしょうか、鹿児島市で徳之島町議の方々、五名でしょうか、と会談をされたということなんですけれど...全文を見る
○山本一太君 今、官房副長官は用意されたペーパーを読み上げた。官房長官じゃないと分からないと、真のところはそうかもしれませんが、私が聞いている話と違います。四月に官房長官が徳之島町議何人かの方々と朝食会か何かで会われて、そのときに官房長官の方からおっしゃったと私はある筋から聞いて...全文を見る
○山本一太君 官房副長官はもうそういうふうにおっしゃるしかないんで、改めて官房長官の出席を求めたいと思います。  そこで、これ以上また官房副長官にこのことをずっと、いろいろとお聞きしたいことを書いてきたんですけれども、お聞きしたところで結局御本人じゃないから分からないということ...全文を見る
○山本一太君 だって、総理が沖縄に行かれて、何をおっしゃっているんですか、外務大臣。総理が沖縄に行って、普天間の機能の一部をお引き受けいただければ大変有り難いという思いを総理として今日はお伝えしたいと発言しているわけですよね。これもう明らかに徳之島もこの政府案の一部として検討され...全文を見る
○山本一太君 総理が沖縄まで行って、徳之島まで行ってこういう発言をされているわけですよね。あっ、ごめんなさい、そうじゃなくて、徳之島の地元の三町長に対してきちっと政府としてもう申入れをしているわけですよね。この中で、今最終案は決まっていないとおっしゃいましたけれども、これ政府案の...全文を見る
○山本一太君 徳之島は政府案の一部として検討されているということと、これ前原大臣もはっきり言っていますが、完全な県外移設は難しいと、一部はやはり沖縄でこの移設を考えるしかないと、この二つについては、外務大臣、確認をさせてください。  こういう、いつもいつもこうやってはっきり言わ...全文を見る
○山本一太君 全く意味が分からないし、不誠実です。ちょっと今の答弁、納得できません。  もう一回お答えください。徳之島は、徳之島は政府案の検討の一部になっているんですか。総理ははっきりもうおっしゃっていますけど、そういうことでいいんでしょうか、外務大臣。そんなこと何でごまかすん...全文を見る
○山本一太君 今のように外務大臣が答弁していただければいいものを、総理がもう既に発言をしている、しかも徳之島の方々とも会っている、沖縄にも行っている。その中ではっきり、徳之島、機能の一部移転をお願いしている、沖縄の方々にも負担をお願いしている。そういう中で、ずっといつもこういう問...全文を見る
○山本一太君 今の外務大臣の言い方だと、総理のおっしゃったことは案の一部でもないと言っているのと同じですよ、総理がはっきりおっしゃっていることが政府案の検討案の一部ではないと言っているのと同じですよ。非常におかしいと思います。  そこで、実務者協議のことなんですけれども、だんだ...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、何言っているかちょっとよく分かりません。  まず、お話をされたところが農村部であろうと都市部であろうと、私の地元の群馬県の方々も講演会をやれば必ずいっぱい質問が出ますから、それと今度の大臣の発言は全く関係ないと思います。  もう一回読みますが、長野市の...全文を見る
○山本一太君 防衛省としてはいろんな形もあんな形もあるというのを検討しているのは当たり前のことで、真摯に努力をしていると。つまり、これは、大臣がおっしゃったように、沖縄の皆さんに実感していただけるようなこの飛行機の訓練の分散の案を今作っていると、こういうふうに大臣はおっしゃってい...全文を見る
○山本一太君 この案を今作っているというこの日本語から考えて、もうほかに全く取りようがないんですけれども、ちょっと大臣、これ非常に逃げられた答弁だというふうに思いますけれども。  いずれにせよ、いろんな案を検討しているということですが、例えば案を作っている、いろんな検討をしてい...全文を見る
○山本一太君 この大臣の発言、私も正確に調べたいと思います。政治家の発言ですから、必ずここに出席した方がおられるはずなので、大臣が検討しておられると言ったのか、それとも今作っていますと言ったのか、ここは大変大事なことですから、これはもう一回詳細に調べて御質問したいと思いますが。 ...全文を見る
○山本一太君 それはもう外務大臣、おっしゃるとおりだというふうに私も思いますが。  これは、実は実務者協議、五月四日にもやっています。日本側は十名、アメリカ側も十名出席をしたと。これは、ある自民党の関係者が、アメリカ政府の関係者とか恐らくこの実務者協議にかかわっている方々だと思...全文を見る
○山本一太君 そこは、外務大臣がそこをなかなか明らかにできないということは理解しますが、私がアメリカ側の関係者と会った自民党の関係者から得た情報、彼は一次情報を取ってきたわけですが、これによれば、はっきりもう五月四日の実務者協議の段階でくい打ち浅瀬案も出ていると。当然、徳之島の件...全文を見る
○山本一太君 もう時間がないので、そのことについてもまだお聞きしたいことがありますが、次の委員会でやらせていただこうと思います。  もう今日の両大臣の答弁でも分かったんですけれども、あと五月末までそんなに時間がありません、十七日間か八日間しかないと。それなのにまだ具体策を言わな...全文を見る
05月18日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○山本一太君 今日審議されるこの日本とバミューダの租税協定、それから日本とクウェート租税条約、それから日本とカザフスタンの原子力協定、これは三本とも非常に重要な案件だと思っておりまして、基本的に内容については異論はありません。賛成します。  ただ、少し気になる点があるので、今日...全文を見る
○山本一太君 大平三原則の話、私も存じ上げておりますが、なるべくとにかく恣意的にならないように、国会承認条約にならない場合も、協定がですね、タックスヘイブンについての協定は国会承認条約にならない可能性もあるので、そこら辺は恣意的にならないようにしっかり確認をしていただきたいという...全文を見る
○山本一太君 それでは続けて、この日本・クウェートの租税条約についてもちょっと気になる点があるので、政府の見解をただしていきたいと思います。  これは、中東の湾岸諸国と結ぶ租税条約としてはこれは初めてだというふうに理解をしていますし、これはある意味でいうと我が国の資源外交にも通...全文を見る
○山本一太君 福山副大臣の答弁は、中身はよく分かりましたが、いろいろ分かっておっしゃらなかった部分もあると思いますけれども、これ、やはりこの日本とクウェートの租税条約、資源外交の側面というのもあると思うので、そこら辺は口に出さなくても是非戦略的マインドを持って進めていただければと...全文を見る
○山本一太君 もう一つだけ、この原子力協定に関して、インドとの原子力協定の可能性について伺いたいんですけれども、昨日ちょっと資料を調べていたら、ジョージ・パーコビッチという、この人はカーネギー国際平和財団の副所長兼同財団の核政策プログラムのディレクターで、この世界ではかなり有名な...全文を見る
○山本一太君 岡田大臣はいつものように慎重に言葉を選んでおっしゃっていますが、十分私は前向きだと思います。やはり、日印関係の戦略的重要性というものを十分考えていただいて、今静かに議論を始めているというところですが、是非前向きな検討をお願いをしたいと思います。もう一言で結構ですから...全文を見る
○山本一太君 分かりました。慎重に、しかし、しっかり対応していただきたいと思います。  それでは、この原子力協定についても私は異論はありません。昨日ずっと内容を読ませていただきましたけれども、三本とも非常に大事な条約であり、協定であるというふうに思っています。  そこで、次の...全文を見る
○山本一太君 今大臣がおっしゃったバイの会談の話なんですけれども、十六日の日韓外相会談について、当然これ、韓国の哨戒艦の沈没事件が議題になったというふうに思いますけれども、これは報道によれば、韓国の柳明桓外交通商相が岡田外務大臣に対して、これまでの調査結果をいろいろ総合的に考えて...全文を見る
○山本一太君 これに対して、これももちろん報道ベースですけれども、韓国側の関係者の方から出ているんだと思いますが、岡田外相は韓国を支持し必要な協力を惜しまないと応じたということですが、これについてはいかがでしょうか。
○山本一太君 私は、この会談で岡田外相が韓国をサポートするというメッセージを出されたことは非常に適切だったというふうに思っています。  そこで、さっき韓国側からの話についてはちょっと詳細はという話でしたが、これ、同じように韓国側関係者から出ているので、少なくとも柳明桓外交通商相...全文を見る
○山本一太君 この哨戒艦の沈没に関して韓国の朝鮮日報の記事がここにあるんですけれども、韓国軍と民間の合同調査団がかなり北朝鮮の仕業以外にないということに近い決断を下したと見られるというふうに報じていまして、潜水艦の専門家を含む米軍調査団もこうした結論に同意したのではないかと、こう...全文を見る
○山本一太君 外交防衛委員会で、ここまでいろいろ韓国側のメディアからも出ているその韓国の外交通商相がやっぱり北朝鮮の可能性がかなり高いと言ったことさえここでまたしゃべっていただけないということで、ちょっと私不満なんですけれども、こういうことで今委員会を止めるようなことはいたしませ...全文を見る
○山本一太君 その大臣の御判断というか、考え方も非常に私は適切だというふうに思います。  そこで、岡田大臣が、非常に言葉を選ぶ注意深い岡田大臣が、韓国を支持して必要な協力を惜しまないとは言ったと。この点については今御発言があったわけですが、この場合の必要な協力というのは例えばど...全文を見る
○山本一太君 今大臣がおっしゃったように、この真相究明の結果がどうなるかというところにもよると思うんですが、これもまた韓国メディアの報道ですけれども、これは、北による犯行という共通認識を持って、日本独自の対北朝鮮制裁の強化とか、国連安保理事会での協力に取り組むよう求める可能性があ...全文を見る
○山本一太君 大臣としてぎりぎりの答弁をしていただいたと思うんですが、この調査の結果、やはり北朝鮮の犯行だったということが判明をして、これは韓国は当然国連安保理に持っていくと思いますけど、この問題を。そのとき歩調を合わせるということは、それは日本も、安保理の決議なのか何か分かりま...全文を見る
○山本一太君 日中の外相会談で、これ一部報道ですが、岡田外務大臣が中国側に対して、北朝鮮に対する影響力を十分行使していないんじゃないかと、もっとしっかり中国が北朝鮮に対して働きかけてくれと、ばしっと、ずばっと言ったという報道がありますけれども、これは事実でしょうか。
○山本一太君 日中関係についてはいろいろほかの問題も議論されたと伺っていますし、例の中国艦載ヘリの異常接近のこととか等もかなりいろいろと議論があったということですが、後で時間があれば戻りたいと思いますけれども、日中韓の外相会談の質問は取りあえずここまでにさせていただいて、松野副長...全文を見る
○山本一太君 そうすると、今の話だと、この総理が言った、五月末の期限を私はつくったから、できる限りのことはすると。すべてが果たされるかどうかということだから、当然六月以降になっても必要があれば努力すると。これは不正確な総理の言葉ということですね。今言ったように、これまた総理の言葉...全文を見る
○山本一太君 それでは、同じ質問を岡田外務大臣にもさせていただきたいと思いますが、この総理の発言、いわゆる今まで言っていた条件の下での五月末決着を断念したと、こういうふうに解釈してよろしいんでしょうか。
○山本一太君 北澤防衛大臣、いかがでしょうか。
○山本一太君 これはやっぱり、余り言いたくないんですけれども、普通こういう発言をしたら、今まで言っていた三つの条件で五月末までに決着するということは断念したというふうに解釈をされるのが当然だと思うんですね。これ、もう幾ら何でも総理の言葉は物すごく軽いと思うんですよね。  ちょっ...全文を見る
○山本一太君 ちゃんとお答えになっているって、前の発言と全然ぶれているからみんなが混乱するんですよ。本当に意味不明です。もうあきれました。  もう一つちょっとお聞きしたいと思うんですが、鳩山総理が十四日、国会内で関係四閣僚と協議をされたと、もちろん岡田大臣も北澤大臣もおられたと...全文を見る
○山本一太君 北澤防衛大臣に同じ御質問をさせていただきます。
○山本一太君 閣議了解の方向だということは、松野副長官、平野官房長官が言っていますから、これは、だから閣議了解の方向でやるということなんだと思いますが、そこで、もう一つちょっとお聞きしたいと思うんですけど、平野官房長官が十七日午前中の記者会見で、今度は、閣議了解にするか閣議にかけ...全文を見る
○山本一太君 もう何度も閣議決定とか閣議了解とか今まで言ってきたわけですよね。こういう問題については、普通やっぱり閣議決定するというのが普通だと思うんですけれども、ただ、平野官房長官が記者団のたしか質問に答えて、首相の言葉、首相の発言といいますか、閣議了解でなくても総理がはっきり...全文を見る
○山本一太君 今決める段階にないと言ったんですけれども、どんどんどんどん発言がぶれていくということは確かだと思うんですよね。どんどんどんどん勝手にハードルを下げていると。この間の質問のときに松野副長官に、本当に平野官房長官、調整役として機能しているんですかというふうに申し上げたら...全文を見る
○山本一太君 もう何度も理事会等々でもお願いしていますが、やはり改めて官房長官をお招きしての集中審議を求めたいと思います。
○山本一太君 引き続き伺っていきたいと思いますが、北澤防衛大臣が五月の十六日に記者会見をされたときに、五月末決着の形を示せば支持率の下落は止まるというふうにおっしゃったんですが、この場合の五月末決着の形というのは、大臣、どういうことを念頭でおっしゃったんでしょうか。
○山本一太君 今のは大臣の率直な願望も含んでの発言ですけれども、重大な発言だと思うんですね。  総理はずっと、アメリカ政府の合意を取り、移設先の住民の了解も取り、連立与党内の合意も取って決着させると言っていた。今、北澤大臣に決着の形をお聞きしたら、大枠を決めてこういう方向でいこ...全文を見る
○山本一太君 これもまた非常に踏み込んだ発言だと思うんですけれども、一遍で協議が成立するような話じゃなくて、本当に今のお話をそのまま取れば、つまり、総理が約束していたのは五月末までにすべての協議が調うということですから、今の発言も、協議が開かれて、それで成立するという問題ではない...全文を見る
○山本一太君 それをはるかにしのぐようなという表現についてもうちょっと御説明いただきたいと思います。
○山本一太君 前回の外交防衛委員会で北澤大臣に御質問をさせていただいた部分があります。大臣が地元で沖縄の負担を軽減するような案を今作っているということについての答弁なんですけれども、改めて読み直してみたら、大臣はある意味では答えていらっしゃる。防衛省とすれば、これはこういう形もあ...全文を見る
○山本一太君 大臣、それノーコメントだったらいいと思うんですけれども、ノーコメントじゃなくて、防衛省の官僚は、そういう協議をしているということはやっていませんと、全くやっていませんというふうに言っていますので、別に答えられませんと言ったわけじゃないんで、ちょっと今の御答弁とはずれ...全文を見る
○山本一太君 いや、自治体の方々とも打診を行っているとはっきりこのウォール・ストリート・ジャーナルでおっしゃっているので、まあ時間ですからこの問題はまた次の委員会でやらせていただきます。次もその次も私が立たせていただきます。  ありがとうございました。
05月20日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○山本一太君 昨日から今日にかけての朝刊各紙あるいは夕刊の報道でいろいろと取りざたをされているんですけれども、普天間基地の問題について、例えば今朝の朝日の朝刊は、一面で、普天間月内に共同声明、日米最終調整、辺野古移設を明記するというようなことが書かれておりますし、ほかの新聞でも、...全文を見る
○山本一太君 私が聞いたのは、昨日から今日にかけていろいろと出ている報道、これは政府関係者によればとか複数の日米関係者によれば等と書いてあります。恐らく何人かこういうことをリークされた方がいるんだと思いますが、これは事実無根だと、これは全く事実と違うということでよろしいんでしょう...全文を見る
○山本一太君 報道によって違うと言いますけど、大きな方向ははっきりしているわけですね。つまり、これからアメリカとまとめる案、対処方針、これには現行案に非常に近いものを、結局、現行案に極めて近いもので決着させると。つまり、県内に施設を造って、かつ、まあこれがどういうふうに微調整され...全文を見る
○山本一太君 決定するのはだからこの月末だというふうに報道されているわけですね、決定するのは。そうじゃなくて、こういう今報道に出ているような話、こういうことはもう全部事実無根ですかと、そう聞いているんです。  県内移設ということになったら相当現行案に近い形になってくるわけですね...全文を見る
○山本一太君 事実無根じゃないと言えないということは、やはり全く事実無根じゃないと言っているのと同じですよ、これ。だって、もしこういう可能性がないんであれば、ここで、ないと否定すればいいんですから、非常におかしいと思いますが。  同じ質問を岡田外務大臣に伺いたいと思いますが、こ...全文を見る
○山本一太君 もし、例えばくい打ち桟橋方式をアメリカに拒否された、これを断念して例えば埋立てにすると、こういう可能性が本当にないんであれば、これどう考えても普通はあり得ないと思うんですね、これまで政府が言ってきたこと、これまでの経緯。本当に可能性がないんであれば、例えば埋立方式も...全文を見る
○山本一太君 岡田大臣はいつも非常にまじめに注意深く真摯にコメントをされてこられていると思いますけど、鳩山総理が繰り返し約束した五月末までの決着まであと十日しかないんです。いつ、じゃ明らかにするんですか。その経緯も全く明らかにしないで、どんどん新聞のリークで先に物事が出て、結局そ...全文を見る
○山本一太君 今、外務大臣、根拠のない情報がいろいろとむしろ事態を混乱させたというふうにおっしゃっていますが、じゃ例えば、鳩山総理は今でも五月末決着を断念しないとはっきり自分でおっしゃっているわけですから、何度も繰り返し、官房副長官からもありましたけど、おっしゃっているわけですか...全文を見る
○山本一太君 私がこうやって強く言うのは理由があるんですけれども、今日の記事、おっしゃったとおりどこまで正確かということは分かりませんけれども、私、愕然としました。  やっぱり鳩山総理は、もう再三再四にわたって、現行案であってはならないというふうに言ってきているわけですね。特に...全文を見る
○山本一太君 答弁、全然絡んでいませんよ、全然。擦れ違いじゃないですか。  鳩山政権、当初から現行案にはしないと言ってきたわけですよね。今いろいろ取りざたされている、岡田外務大臣もおっしゃった不正確な情報によれば、もしかすると、もうだって月末には政府案出てくるわけですから、約束...全文を見る
○山本一太君 今、官房副長官、その辺野古の周辺、辺野古の近くで埋立てをすると、ほとんどこれ現行案に近い形になりますから、この可能性はないということを言ってくださいと言って、あらゆる可能性があるので特にコメントできないということになったら、これはやっぱり可能性があるというふうに解釈...全文を見る
○山本一太君 全く答えになっていません。  北澤防衛大臣にも同じ御質問をしたいと思うんですが、この一連の報道、岡田大臣はこういう不正確な報道がかえって世の中を、憶測報道が混乱させるんだというふうにおっしゃいましたけれども、これは、北澤大臣、よく御存じだと思います、自然への冒涜だ...全文を見る
○山本一太君 北澤大臣も岡田大臣も、鳩山総理とか官房長官、カメレオン長官に比べれば相当私は正直な御答弁いつもいただいていると思いますが、しかし、それは、今の何かころころ報道が変わるというのは、私は今の鳩山政権に言われたくないなという気がいたします。  それと、今大臣おっしゃった...全文を見る
○山本一太君 じゃ大臣、一つだけお聞かせください。  今言った、いろんな案を検討している、予断を持ってなかなか物を言えないということですけれども、これ、つまり辺野古の近くに例えば埋立てで施設を造ると、これは幾ら何でも、これは本当に元の現行案への回帰ですから、これは幾ら何でもやり...全文を見る
○山本一太君 私は最大野党の一応委員としてきちっと政府の見解を追及するのが役目ですから、もちろんこの問題、いろいろおかしいことがありますから厳しく追及はしていますけれども、特に御無礼な表現は使ったことはありませんので、トーンが優しいとか声が大きいとかいうことは、大臣、関係ありませ...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、いかがでしょうか。このアセスについて、アメリカ側がこれまでの協議で、やっぱり今のアセスの範囲内でやってもらいたいと要望していると、そうじゃないと移設の時期が大変遅れてしまうという懸念を表明しているということは、これは事実でしょうか。そういう事実があるんでし...全文を見る
○山本一太君 今、防衛大臣が、アメリカがアセスの範囲内でやってくれと要望しているかどうかについては、これはコメントできないというお話だったんですけれども、ちょっと今日連絡が遅れて来ていただけないんですけれども、長島防衛政務官が、これは十九日だと思いますが、衆議院の委員会だと思いま...全文を見る
○山本一太君 ちょっとまた意味のよく分からない御答弁だったんですけれども、長島政務官、次に来られたときにしっかり質問させていただきたいというふうに思いますが、政務官がここまで言っているということは、少なくとも協議の中でこの点について配慮をして政府としてやるんだということなんだとい...全文を見る
○山本一太君 なぜ辺野古案が駄目なのかとお聞きしたんです。今こうやって何かくい打ち桟橋案とか出てきて、これについては北澤防衛大臣も委員会の答弁で、専門家によっては環境への影響は埋立てとくい打ちといろいろあるけど評価は分かれると言っているんですね。  だって、まあこれこの後分かる...全文を見る
○山本一太君 それは、北澤防衛大臣、違います。  総理は何度も現行案に戻るようなことがあってはならないと言い、辺野古を埋め立てることは自然への冒涜だというふうに言っているわけですから。大臣がこの委員会でもおっしゃったように、当初は現行案も含めて辺野古というオプションもありではな...全文を見る
○山本一太君 やっぱり町長も飛び越えて知事も飛び越えて、今、全部賛成派じゃないと言ったんですけど、少なくとも大勢を占めている反対派じゃないわけですよね。普通、反対派の人たちに働きかけていくんだったらまだしも、やはり町長を飛び越えてこうやって官房長官が、本当に何か行き当たりばったり...全文を見る
○山本一太君 時間になりましたが、引き続き、今日の両大臣それから副長官の答弁も踏まえて、来週以降もずっと御質問させていただきたいと思います。北朝鮮問題等々については次の西田委員に譲ることにいたしたいと思います。  これで一応私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月27日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○山本一太君 まず、北澤防衛大臣、大変厳しい日程の中で、米国出張お疲れさまでした。恐らく今日、今朝成田空港に着いて、この委員会に直行されたということだと思いますが、まず一言御慰労だけは申し上げておきたいと思います。  さて、まず、防衛省設置法及び自衛隊法改正案の方なんですけれど...全文を見る
○山本一太君 じゃ、大まかで結構です。大臣の大まかな見解だけいただければ。
○山本一太君 今の大臣の御見解を伺えれば十分ですので、是非、定員増、定員枠の確保については御努力をいただきたいと思います。  実はほかにもこれに関連して島嶼防衛の話とかBMDの整備とかお聞きしたいこともあったんですが、後ほど登場する私の同僚が専門家でございますので、佐藤委員の方...全文を見る
○山本一太君 私はそういうことをお聞きしたんじゃなくて、岡田外務大臣は昨日、衆議院の外務委員会で、県外移設とならなかったと、これについては沖縄の皆さんに大変申し訳ないというふうにおっしゃったんですよ。さらには、日米両政府が名護市辺野古への移設、これで合意したことについては沖縄県民...全文を見る
○山本一太君 以前もこの委員会で申し上げましたが、私は、この問題で鳩山総理が何度も腹案がある腹案があるとおっしゃった、本当に国民、移設先の住民の理解が得られて、アメリカの合意も得られて、連立与党の中のことは知りませんが、そういう本当にすばらしい案があるんなら、私はもちろんこれは賛...全文を見る
○山本一太君 今の大臣の御説明ですと、ゲーツ長官との会談の中で日米共同文書、もうあちこちマスコミでは報道されていますが、これについての最終調整もやったということでしょうか。
○山本一太君 今おっしゃった事務方でまとめたものというのは、いわゆる総理が先般、仲井眞知事との会談の中で言及された、つまり辺野古あるいは辺野古の付近に施設を造ると、飛行場を造ると、こういうことについてということでしょうか。
○山本一太君 ですから、まとめてきたものというのは辺野古への移設の話ですね。それ、イエスかノーかで、もうこれ、大臣、お答えください。
○山本一太君 この辺野古といいますか、日米共同声明の話ですね、最終調整したのかどうかということについては、今防衛大臣はっきりお答えになっていませんが、これもマスコミ報道次々に出てきているんですが、マスコミの報道によれば、辺野古周辺はこれは明記されるということなんでしょうが、具体的...全文を見る
○山本一太君 岡田外務大臣がおっしゃった信用できないメディアの情報のとおりに私はシナリオが進んでいるという感じがしてならないんですけれども。  防衛大臣にもう一回ちょっとお聞きしたいと思うんですが、ゲーツ国防長官といろんなやり取りをされている中で、まとめてきたものをゲーツ長官と...全文を見る
○山本一太君 もう一度確認させていただきますが、沖縄の米軍の訓練の移転、これはもちろん、移転するためには当然アメリカ側の合意も必要なんだと思いますが、これについては前向きに検討するというふうにゲーツ長官はおっしゃったということでよろしいでしょうか。
○山本一太君 何かちょっと怪しい言い訳になってきましたけれども、前向きに検討するというふうにゲーツ長官がおっしゃったということを今大臣からお聞きしました。  さらには、これも報道ベースですが、鳩山総理が環境に配慮した工法を求めていると、これについても北澤大臣がゲーツ長官に理解を...全文を見る
○山本一太君 会談の中でおっしゃって、ゲーツ長官の反応はどうだったんでしょうか。
○山本一太君 ああ、そうですかというのは、防衛大臣、ゲーツ長官は前向きに受け止めていただいたということなんでしょうか。
○山本一太君 まあ環境工法の話については前向きに受け止めてくれたということだと思いますが。  引き続きこのゲーツ国防長官との会談についてお聞きをしたいと思うんですけれども、六月の四日から六日にシンガポールでアジア安全保障会議が開かれると。この会議に合わせて日米韓の防衛相会談をセ...全文を見る
○山本一太君 それでは、続けてお聞きします。  北澤大臣が、北朝鮮の魚雷攻撃は許し難いと、強く非難するというふうにゲーツ長官におっしゃったということで、ゲーツ長官も日米韓で一致した姿勢を示すことが重要だというふうに言ったと、これも報道されておりますが、これ、哨戒艦の沈没は北朝鮮...全文を見る
○山本一太君 それは、そういう話は出ていないということでしょうか、防衛大臣。
○山本一太君 それでは、岡田外務大臣にお聞きしたいと思いますが、韓国は、李明博大統領が独自制裁をもう既に打ち出して、例えば黄海での米韓合同の対潜水艦訓練とか、あるいは大量破壊兵器の拡散防止構想ですか、PSIに基づく海上封鎖訓練の実施なんかを予定しているということをおっしゃっていま...全文を見る
○山本一太君 今外務大臣が、残されたメニューの中で意味のあるものをしっかりやっていきたいというふうにおっしゃったんですけれども、例えば今残っているもの、幾つかあると思いますが、今報告なしに北朝鮮に送金できる上限額って一千万円だったと思いますが、あるいは届出なく北朝鮮に持ち出せる現...全文を見る
○山本一太君 岡田大臣、はっきりこういうメニューをやるとなかなか外務大臣としては言えないところあると思います。それは、相手に対しても手のうちを見せるというのは私も良くないと思うんですが、残されたメニューの中からいろいろ考えてということですから、当然、今私が申し上げた多分項目も検討...全文を見る
○山本一太君 安保会議で鳩山総理が韓国の立場を支持するというふうにはっきりおっしゃっているわけですよね。岡田大臣も今、韓国と足並みをそろえていくと。私は間違っていないと思いますが、それについて、韓国が安保理決議にこれを持っていきたいと思っていることは、もうこれは自明の理といいます...全文を見る
○山本一太君 しつこいようですが、もう一回大臣にお聞きしますが、韓国の安保理における動きは日本としてサポートしていくと、これはそういうふうに理解してよろしいんでしょうか。そのぐらいは、大臣、はっきり言ってください。
○山本一太君 これも仮の話なんで、外務大臣、今みたいな答弁を繰り返されるのかもしれませんけれども、例えば安保理制裁決議が採択されたと。さらに、日本が協力要請を受けたときどうするのかと。恐らく、日本に期待されるのは、アメリカとか韓国の包囲網を抜けた例えば北朝鮮の船舶、これを例えば追...全文を見る
○山本一太君 もう少し、岡田大臣、日本の立場をこの委員会で言っていただいてもいいと思うんですね。  韓国の動きをしっかりサポートすると言ったんですから、韓国側から安保理にきちっと提訴があったら、日本として共同提案国になると、そのくらい踏み込んだことをやはりメッセージとして出して...全文を見る
○山本一太君 今私が申し上げた、例えば事務方による日米韓の外交当局の非公式局長級協議とか、大体この時期に並行して行われたと。これはもちろん中国を意識してのことだと思うんですが、もう一回ちょっとお答えください。やはり中国にもう少し北朝鮮問題でしっかり動いてもらいたいと、そういうメッ...全文を見る
○山本一太君 岡田外務大臣にお聞きしてもいつもそういうお答えなので、肝心のところは一切お話をいただけないんですけれども、さっき防衛大臣が、ゲーツ長官とは、不測の事態、偶発的な事態が起こり得ると、そこについてはしっかりお互い協力、監視していこうということでは認識が一致したというふう...全文を見る
○山本一太君 大臣の認識からいくと、今の状況は極めて緊迫した情勢なんでしょうか。どういうふうに大臣、表現されますか。極めて緊迫した状況なのか、有事じゃないことは確かだと思いますけれども、有事につながりかねない状況だというふうに認識をされているのか。日本の外務大臣としてのその御認識...全文を見る
○山本一太君 外務大臣、さっき防衛大臣が、ゲーツ長官との話合いの中で偶発的ないろんなことが起こり得るという認識を共有したということですから、やはり不測の事態が起こりかねない、少なくとも何か非常に危険な状況が起こりかねない事態だと、こういう認識があるということぐらいはきちっと外務大...全文を見る
○山本一太君 何で、外務大臣、そこのところを別に普通に言っていただけないのかなと思うんですね。北朝鮮が危険なことを言っていると、つまり偶発的なことが起こり得る、やっぱり一歩間違えたら、もちろんそれは軍事衝突みたいなことはないようにしなきゃいけませんけれども、一歩間違えたらやはり事...全文を見る
○山本一太君 だから、そのぐらいのことは言ってください。だから、外務大臣としてこの状況をどう認識しているのか、緊迫した状況だと思っているのかどうかだけを答えてください、外務大臣。こんなことも言えないなんて、委員会で。変ですよ。
○山本一太君 いろんな可能性があると、それに対応する可能性があると言っていただければいいんであって、だって、もう防衛大臣が、不測の事態が起こるかもしれないという認識でゲーツ国防長官と認識が一致したと言っているわけです。  もう結構です、大臣、さっきもうお聞きしましたから。  ...全文を見る
○山本一太君 いや、今の岡田外務大臣の御答弁は非常に大事なことをおっしゃっていると思うんですね。二〇一四年の目標を変える必要がない。  お二人の今の御見解を聞けば、まず北澤防衛大臣は正直に、今までの現行案、ほとんど現行案だと思いますが、手続を変えるということになれば、それは今ま...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣、いかがですか。二〇一四年、なかなか目標どおりにはいかないとおっしゃっているわけで、これ、ロードマップを将来これ修正する可能性もあるということですね。
○山本一太君 ちょっと意味が分からないんですけど、時間がもうなくなってしまったんですが。  今回、厳しい日程の中で北澤防衛大臣、アメリカに行かれて、ゲーツ国防長官といろんな会談をされたと、中国の話とか。いろいろ日本外交にとって意味のあることもいろいろなさってきたんだと思いますが...全文を見る
06月01日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○山本一太君 今日は、与党の喜納委員と同様に普天間基地移設問題を中心に質問させていただきたいと思います。  民主党を除く全会派で繰り返し出席を求めていた官房長官、今日ようやく御登場をいただきました。私のすべての質問は、今日、官房長官に御答弁いただきたいと、最初にそのことをお願い...全文を見る
○山本一太君 私は、なぜ支持率が急落されていると内閣のかなめである官房長官が思っておられるのかという質問したんです。もう一回御答弁お願いします。
○山本一太君 要因は何でしょうか、官房長官。要因は何だと思われますか。
○山本一太君 質問時間が限られているので、これ以上はお聞きしませんけれども、もうこの官房長官の危機感も切迫感もない答弁には唖然としました。その要因さえ一つも挙げない。  これ、官房長官、国民が怒っている理由は山ほどあるんですよ。マニフェストの中身ちょっと持ってきたんですけれども...全文を見る
○山本一太君 国民からノーを突き付けられていると、そういう感覚はお持ちでしょうか。
○山本一太君 官房長官、これは普天間基地移設問題にも、あるいはテロ対策にも、民主党のあらゆる政策に直結する問題だと思いますので、内閣のかなめとして官房長官にお聞きをしたいと思うんですね。  報道によると、民主党内で鳩山総理の責任論が広がっていると言われています。昨晩、民主党が役...全文を見る
○山本一太君 今官房長官から、当然鳩山総理は続投するべきだというふうに明言をいただきました。  官房長官、自民党は与党時代に、結果として三年間で総理が三人誕生しました、総理が三人替わりました、失礼しました。特に、一年でやはり総理が二人も三人も替わってしまったと。その間国民の審判...全文を見る
○山本一太君 今の官房長官のお話は、まず、総理は続投するべきだと。私が官房長官に御質問をさせていただいた、よもや総理の顔だけすげ替えて、総理だけすげ替えて、国民に信を問わずに参議院選挙を戦うなどということはないと、こういうことをはっきりおっしゃったと、こういうことでよろしいでしょ...全文を見る
○山本一太君 官房長官はっきりおっしゃいませんでしたが、少なくともここで鳩山総理を替えて、しかも総選挙もやらずに顔だけすげ替えて参議院選挙に行くなどということは毛頭考えていないと、そんなふうに私は解釈をさせていただきました。  私は、官房長官といいますか総理大臣、鳩山総理は当然...全文を見る
○山本一太君 二〇一四年のロードマップ、この目標は守れるかどうか、守れると思うかどうか、こういうことを聞いているんです。お答えください。
○山本一太君 本当にあいまいな答弁の繰り返しだと思いますが、官房長官、私はこの普天間問題のてんまつ、これは本当にあきれて物が言えません。さっき民主党の喜納議員からも、アリバイづくりみたいなことをやっては困ると、そういう怒りの質問もありました。  これ、谷垣総裁も記者会見で言って...全文を見る
○山本一太君 官房長官、申し訳ありませんけれども、私、全く逆の見方を持っています。官房長官、外交を含めて、ずらっと官房長官の発言とか並べてみましたけれども、全体として余りにも幼稚な政権運営ですよ。もう鳩山幼稚園内閣ですよ。内閣というより幼稚園の教室ですよ、これでは。  そのクラ...全文を見る
○山本一太君 ちょっと止めてください、止めてください、ちょっと。
○山本一太君 今、官房長官、そんなこと言われる筋合いはないというふうにおっしゃいましたけれども、私たちは、官房長官がこの普天間移設問題も含めて官房長官としての機能を果たしていないと思っていますから、それは日本の国益にとって非常にマイナスだと思っているから是非お辞めいただきたいとい...全文を見る
○山本一太君 ちゃんと答弁してください。何言っているんですか。(発言する者あり)  止めてくださいよ、委員長。三十分しかないんですよ。(発言する者あり)
○山本一太君 ちゃんと答弁してもらってください。全然答弁になっていません。
○山本一太君 それは、ですから、この辺野古の明記を政府の対処文書の方から削ろうとしたと、こういうことは事実なんですね。
○山本一太君 官房長官、福島大臣が記者会見で官邸とのやり取りを話しているんですよ。二十八日に首相官邸が福島氏に示した閣議決定の文案には、これは辺野古の地名はなかったということも報道されていますし、これは福島氏の説得が難しいと分かると辺野古を復活させたんじゃないですか。  罷免さ...全文を見る
○山本一太君 ちょっと、もう一度お聞かせください。その福島党首の誤解というのはどういう意味でしょうか。大事な、今発言ですから。
○山本一太君 私、そんなこと言っていません。最初に提示されたものと違うということですよ。
○山本一太君 じゃ、その最初に福島大臣に提示をした紙の方では辺野古が抜けていたということなんですね。その事実関係を官房長官に確認したいんですよ。
○山本一太君 今の官房長官の発言は重大ですよね。福島党首は、以前に示された政府の対処案より悪くなっていると言ったんですから。ということは、それはないということは、福島大臣はうそをついていると、うそをついているということになりますけれども、いいんですね、官房長官。
○山本一太君 官房長官、ちゃんと答えてくださいよ。事実関係まで何で隠すんですか、こんな大事なことを。もう一回ちょっと答えてください。
○山本一太君 いや、もう官房長官の答弁は本当にすり替えですよね。ここで普天間基地移設問題についてずっと関係の閣僚の方々にお聞きをすると、最後はもう官房長官じゃなきゃ分からないみたいになったから、だからようやくお呼びしたんですけれども、ちっともまともに答弁をしていただいていないとい...全文を見る
○山本一太君 官房長官は普天間基地移設問題の責任者じゃないですか。それで、社民党との政府対処文書の協議にも全然かかわっていない、あれは幹事長がやったことだと。こんな基本的な日米の合意文書の中身についても、外務大臣に聞いてくれと。これで、これで辞めろと言われる筋合いはないとよく言え...全文を見る
○山本一太君 平野官房長官と近い国会議員の方が行かれているじゃないですか。現地で島民の方々に官房長官と会ってくれと言っているじゃないですか。  今回、ようやく官房長官をここにお呼びして、内閣のかなめですから、この質疑を通じてもう改めて分かりました。今の官房長官のお話を聞いても、...全文を見る
○山本一太君 それはまた引き続き官房長官の御答弁を、この問題は、詳細にまた改めて調べて官房長官に御答弁をいただきたいと思いますけれども、これは例えば徳之島についてのアプローチでも、中立派とか賛成派の経済人と会っているじゃないですか、例えば。そこで、例えば借金を免除するとかそういう...全文を見る
07月30日第175回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○山本一太君 私は、委員長に前田武志君を推薦することの動議を提出いたします。
08月04日第175回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○山本一太君 今日は、最初に拉致問題、特に先般の金賢姫元死刑囚の来日について取り上げさせていただきたいと思っておりますが、その前に、ちょっと今日朝、気になるニュースが飛び込んでまいりましたので、そのことから質問を始めさせていただきたいと思います。  これは朝日新聞の一面なんです...全文を見る
○山本一太君 それでは、もう一回お聞きしますが、この報道は大臣、事実無根だと、こういうことでしょうか。
○山本一太君 川端大臣の記者会見のメモがあるんですけれども、七月二十日だったと思いますが、この検討は新学期までと想定しているというようなことをおっしゃっています。八月中に結論を出す方針を表明したということなんで、そろそろこういう話が出てくるのかなと私も思っていました。  その中...全文を見る
○山本一太君 委員長。
○山本一太君 この問題は恐らく与党内でもいろいろ議論のあるところだと思うんですね。  これ、文部大臣告示だから文部大臣が最終的に判断して決めるということなんですけれども、中井拉致担当大臣、こういうことでよろしいんでしょうか、この高校の無償化は。
○山本一太君 文科大臣、専門委員会に中井大臣を呼んでいただけないでしょうか。
○山本一太君 今のは中井大臣が教育に精通していないと、呼ぶ価値もないとおっしゃっているようなものだと思うんですね、全く。  私はこの件についてもう一つ、大臣、気になっていることがあるんですね。最初、この朝鮮学校の論議が始まったときには、私が理解しているところでは、まず、さっきお...全文を見る
○山本一太君 日本の高校に類する教育をしているかどうかというのが一つの大きな判断基準になるんだと思うんですね。  今日、ちょっと資料のコピーを持ってきたんです。これはある人が、今全国各地、何校の朝鮮高等学校で使っているのかは分かりませんが、ここで使われている現代朝鮮歴史、歴史の...全文を見る
○山本一太君 大臣、今の立場で私がコメントできることではないじゃないんですよ。大臣がコメントしなきゃいけないことじゃないですか。だって、この無償化決定するかどうかというのは、日本の高校に類する教育をしているかどうかが判断基準なんですね。  これ、この朝日新聞に書いてあります。会...全文を見る
○山本一太君 大臣が最終的に判断されるっておっしゃったじゃないですか。大臣告示なんだから、大臣が判断されるとおっしゃったじゃないですか。それを大臣、こういう政策を決めるときに、その朝鮮高校のカリキュラムが本当にこの日本の高校の基準に合っているのかどうか、それをきちっと分からないで...全文を見る
○山本一太君 冗長にしゃべっていますけれども、何をおっしゃっているのか全く分かりません。だって、大臣が最終責任者としてこれを許可するわけでしょう。これを決めるわけでしょう。だから、その前にきちっと、例えばここは今朝鮮高校ですけれども、この歴史教科書が高校の授業としてふさわしいかど...全文を見る
○山本一太君 全く答えになっていません。全く政治主導が働いていません。よく分かりました、この件については。  大臣、この教科書、ほかにもいわゆる金正日、将軍様を礼賛している部分がいっぱいあります。私は、別にこの朝鮮高校で学んでいる高校生の方々、もちろん彼らには何の罪もありません...全文を見る
○山本一太君 これ以上やっても文科大臣から同じような官僚答弁みたいなものしか返ってこないと思うんで、最後に一つだけ文科大臣に申し上げておきます。  これ、本当に密室で議論が進んでいるんですね。全くどういう議論が行われているか分かりません。これ全く、今、林さんからも話がありました...全文を見る
○山本一太君 中井大臣、私は横田さん御夫妻が金賢姫元死刑囚に会いたいという心情はよく理解できます。また、拉致被害者の家族の方々が、もうほんのちょっとでもいいから新しい情報が欲しいというお気持ちも分かります。大臣がおっしゃったように、拉致問題について世論を喚起するという意味でいうと...全文を見る
○山本一太君 いかにも人情派の中井大臣らしいお言葉でしたけれども、ちょっと情緒的なだけで説得力ありません。  これは午後からの質疑で続けてやらせていただきたいと思います。
○山本一太君 金賢姫元死刑囚の件ですけれども、いろいろ中井大臣抗弁されていましたが、やはり国際的なスタンダードからいくとテロリストのVIP待遇はやはり非常に不自然だと、日本国民も、あるいは大韓航空機爆破事件の犠牲者を抱えている韓国民も非常に違和感を持っているということだけは申し上...全文を見る
○山本一太君 これは、仙谷官房長官がどういう意図でおっしゃったのか分かりませんけれども、非常に私は外交的にも微妙な問題だと思います。  ちょっと質問通告してないんですけれども、原口総務大臣、この談話についてはどんなお考えをお持ちですか。
○山本一太君 仙谷官房長官にお聞きします。  この総理談話、この意図するところは何なんでしょうか。この時期に総理談話を出すということが日本にとっていかなる利益があるんでしょうか、お答えください。
○山本一太君 いかなる意味があってこういう発言をされたのかと聞いたんです。もう一回お答えください。全然答えになっていません。
○山本一太君 新たな談話発表を検討しているという発言のことです。
○山本一太君 質問に答えてください。どういう意図でこういう御発言をされたのか、そう聞いているんです。
○山本一太君 ちょっとよく分からなかったんですけれども、官房長官は政権のナンバーツーですから、その発言はわあっとアジアにも世界にも広がるんですね。この発言で韓国では、新たな賠償の話が出てくるんじゃないかと、あるいは村山談話みたいなものがまた出てくるんじゃないかという期待が高まって...全文を見る
○山本一太君 仙谷官房長官の発言については、もっと私が心配していることがあります。(資料提示)それは、日韓問題に対するこの発言、ここにパネルありますけれども、日韓基本条約で韓国政府が日本の植民地をめぐる個人補償の請求権を放棄したことについて、法律的に正当性があると言って、それだけ...全文を見る
○山本一太君 ちょっとよく分からないんですけれどもね、今の答弁。  官房長官、政治的な方針というのはどういう意味でしょうか、この御発言の中の。
○山本一太君 今の、官房長官としての発言でしょうか。(発言する者あり)
○山本一太君 まあ、ちょっと同じようなあれなので。  仙谷長官、日韓基本条約について、条約が締結された当時の韓国は軍政下であり、韓国国内の事柄として一切知らないと言えるのかとも述べている。その発言とこれを併せれば、当然、今私が言ったようなことを韓国が考えるのは当たり前なんですよ...全文を見る
○山本一太君 もう時間がないんで、もう支離滅裂な答弁ですけれども。  これ、決着済みの話を今蒸し返して何の利益があるのかと思います。戦後賠償、国家賠償で一度決着した補償問題を蒸し返さないと、これ、国際法の大原則ですから。こうやって官房長官が言うことによって韓国が期待するんです。...全文を見る
○山本一太君 総理、この問題大変難しいと思うんですね。五月の時点では、八月の末までに施設の位置、工法を専門家の間で決めると、それを秋の2プラス2、日米防衛大臣そして外務大臣の協議会で承認をして、そして十一月にオバマ大統領が来日したときに決着させるというシナリオだったんですね。 ...全文を見る
○山本一太君 最後に申し上げますが、やっぱり菅総理には普天間問題に取り組む決意が私はどうしても感じられません。やっぱり、できないことを約束して、できなくなったら解釈でごまかして最後は破綻すると、もうこれが民主党政権のDNAなんじゃないかと今日思いました。  これは厳しくこれから...全文を見る
10月14日第176回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○山本一太君 まず、内閣総理大臣にお聞きしたいと思います。  昨日、我が党の小野寺五典衆議院議員、シャドーキャビネットの外務大臣なんですが、小野寺衆議院議員が六本木にあるグーグルの東京支社を訪問しました。今日の朝刊にも出ておりますが、総理はこのことを御存じだったでしょうか。
○山本一太君 小野寺五典議員が、総理、グーグルに行ったのには理由がありまして、尖閣諸島についてのグーグルのマップに日本語名の魚釣島に加えて中国名の釣魚島という記載があるんです。これについて削除してほしいと、そういうことを我が党の小野寺五典衆議院議員が申入れに行きました。  この...全文を見る
○山本一太君 前原大臣らしい御答弁だと思いますが、総理に改めてお願いしたいと思います。  このグーグルに対する申入れは自民党として行ったわけですが、政府として、今総理御存じないと言っていましたけれども、この経緯は、政府として状況を調べて、できるだけ早くグーグルに対して、この中国...全文を見る
○山本一太君 いや、総理にお聞きしたいんです、総理、総理。
○山本一太君 総理、本当に激務でお忙しいのは分かりますが、これ結構大事な話だと思うんですね。  やはり、前原外務大臣がおっしゃったように、尖閣に領土問題がないということについては、いろんなところから発信を積み上げていかなきゃいけないということなんです。お忙しいと思いますが、今日...全文を見る
○山本一太君 ありがとうございます。前原大臣、必ずやっていただけるというふうに確信を持っております。  さて次に、中国の問題について総理にお伺いしたいと思います。  先般、中国で服役中の民主活動家劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞されました。まず、これについての総理の見解を伺いた...全文を見る
○山本一太君 ちょっと総理、奥歯に物が挟まったような非常に歯切れの悪い御答弁だと思うんですけれども、もうちょっと踏み込んだお話をここでいただけないでしょうか。
○山本一太君 今のは、総理、従来よりも踏み込んだ御答弁だったというふうに思います。やはり中国についても人権問題はしっかり、人権については尊重していくべきだと、そういう国際的な意思が示されたと今総理はおっしゃいましたので、これは以前よりも踏み込んだ答弁だというふうに思いますが、総理...全文を見る
○山本一太君 私がお聞きしたのは、日本政府として劉氏の釈放を求めていくと、そういうステートメントを出されるつもりがあるのかどうかということなんですよ。お答えください。
○山本一太君 今の釈放されるのが望ましいというのも、これも総理の新しい答弁だと思いますが、私はもっと踏み込んでおっしゃっていただいてもいいと思うんですね。  これで総理が、いや、今、以前よりは踏み込んだ答弁をしていただきましたが、人権問題についてはっきり言わないと日本は人権問題...全文を見る
○山本一太君 やっぱり菅総理、野党のときとは全然違いますね。何か石原伸晃幹事長の質問じゃないんですけど、おどおどしている感じがします。何か国際社会に対してステートメントを発するのに、物すごく逡巡しておどおどしていると。  中国に何でこんなに気を遣わなきゃいけないんですか。はっき...全文を見る
○山本一太君 総理、総理になられたら発言に気を付けなければいけないというふうにおっしゃいますが、総理だから言っていただきたいんです。  じゃ、お聞きしますけれども、ここで人権問題についてはっきり総理がステートメントを出すと、例えば劉暁波氏の釈放を求めると、これがどう国益を損ねる...全文を見る
○山本一太君 釈放されるのが望ましいと中国政府に釈放を求めるのは、総理、全然違いますよ。  もう一回お聞きします。その総理がはっきり言うことによって失われる国益というのは具体的に何なんでしょうか、お答えください。  総理、ちゃんと答えてください、まじめにお聞きしているんですか...全文を見る
○山本一太君 総理、はぐらかさないでください。  私は総理に劉暁波氏の釈放を中国政府に求めるとここで言っていただきたいんです。そのことによって、例えば総理が今逡巡されている、それはなぜですかと聞いているんです。それによって日本の国益の何が失われるのかと聞いているんです。答えてく...全文を見る
○山本一太君 委員長、意味が分かりません。ちゃんと答弁してもらってください。
○山本一太君 いや、ちゃんと答えていません。答えてないもの、国益のどこを損ねるか。だって、答えてないもの。国益のどこを損なうのかと聞いているんですよ。
○山本一太君 私はここで総理に、中国政府に対して劉氏の釈放を求めるという答弁をしていただきたいと申し上げました。そうしたら、総理が総理として慎重に発言しなければいけないとおっしゃいました。  ここではっきりそのことを言って、どんな国益が具体的に、総理、失われるんでしょうか。
○山本一太君 最初からそういうふうにまだ言っていただければいいんですよ。つまり、日中関係を考慮して、中国側に困ったメッセージが行くと困るからと、こういうことですね、総理。(発言する者あり)そういうことじゃないですか。答えてくださいよ。いや、日中関係に配慮してここでは強いことを言え...全文を見る
○山本一太君 やっぱり総理は私の質問にちゃんと答えていただいていないと思うんですね。  ただ、今の総理のお話を聞いていると、何か人権は国によって価値観が違うと。どこかで聞いたようなせりふですよ、これ。それはまるで中国が言っている、いや、価値観は世の中で違うんだから、中国の何か人...全文を見る
○山本一太君 今日はNHKのテレビ中継入っているわけですが、恐らくテレビで総理の答弁聞いた方は何言っているか全然分からないと思いますよ。はっきりしたことは、総理は中国政府に対しては劉氏の釈放を求めるということは言えないと、それはよく分かりませんけれども、何だか知らないんですけれど...全文を見る
○山本一太君 今の総理の答弁にこの内閣のやはり対中政策が象徴されていると思うんですね。何かちょっと中国の不興を買うようなことを言えば戦略的互恵関係ができないかのような、物すごくおどおどした物の言い方で、そこまで中国に気を遣うということは私はよく分かりません。もうこれ時間ないですか...全文を見る
○山本一太君 そうすると、何度もこれはお聞きしていることですが、政治的な介入、政治的な影響力は一%もないと、こういうことでよろしいですね。
○山本一太君 それでは、大臣、引き続きお聞きしたいと思いますが、検察がこの中国人船長の釈放を決めた理由、その判断の基準は何なんでしょうか。
○山本一太君 法務大臣、今ちょっとうっかり、私が釈放を決める前にというふうにおっしゃいましたけれども、それは明らかに言い間違えたということでしょうか。
○山本一太君 今、法務大臣の方から、処分保留の上釈放したという理由を述べていただきましたが、この中に計画性等は認められないというのがありますが、法務大臣、計画性がないというのはどういう根拠で判断されたんですか。(発言する者あり)瑣末な話じゃありませんよ、大事な話なんですよ。総理が...全文を見る
○山本一太君 これね、法務大臣、処分保留の上釈放の理由として書かれているんですよ、計画性は認められないと。どうして計画性は認められないと判断したのか、どんな根拠だったのか。これ絶対、法務大臣、説明できるはずです。ちゃんと説明してください。(発言する者あり)おかしいじゃない、何で計...全文を見る
○山本一太君 駄目だ。止めてください。こんなのあり得ない。答弁拒否じゃないか。だって理由としてあるんですよ、ここに。
○山本一太君 それでは、法務大臣にもう一度お聞きします。  この計画性とは認められない、なぜ計画性がないと判断されたんでしょうか。計画性がないというふうに判断した基準は何なんですか。根拠は何なんですか。
○山本一太君 別に法務大臣をいじめるつもりはありませんけど、全然答えていませんよ。もう一回答えてください。  何で計画性がないというふうに判断したんですか。根拠を言ってください。官房長官に聞いていませんから。法務大臣に聞いているんですから。(発言する者あり)
○山本一太君 それだけでつまり計画性がないと判断したというのも非常におかしい気がしますが、さっき仙谷官房長官が答弁を求めてもいないのに出てきていろいろ理論をすり替えていましたけれども、法務大臣はこの報告をきちっと検察から聞いてこれを了解しているわけですよね。ということは、この計画...全文を見る
○山本一太君 最初からそれを法務大臣言っていただければよかったんだと思いますが。  これやっぱりこの答弁見ている方が、テレビで見ている方は思ったと思いますよ、こんなにいいかげんな理由で判断しているのかと。これね、地検の判断の中に日中関係の考慮というのが入っているのはこれはもう言...全文を見る
○山本一太君 官房長官、この柳腰という言葉が中国語でもあるのは御存じでお話しになったんでしょうか。
○山本一太君 これはもう官房長官御存じだと思いますけれども、この言葉の起源は中国の唐の時代で、これは楊貴妃の楊に柳腰って書いてヤンリュウヤオと、これ女性のしなやかな腰を表現する言葉、これ女性を表現するときにしか使わない言葉なんですね。これ外交政策を表現する言葉としては私不適切だと...全文を見る
○山本一太君 あのね、官房長官、官房長官がここで柳腰という表現を使ったと、何かいかにも洒脱な言い方をしたみたいな御満悦な顔で言っていると。私が何で、これをやめてくれと言っているのは、中国側にどういうメッセージで伝わるかということなんです。女性はすばらしいんです、別に女性についてど...全文を見る
○山本一太君 あのね、やっぱり、中国の知人に聞いたんですけれども、非常に異様な感じがするということなんですね。  ちょっとどいてください、質問しているんですから。  これは、官房長官の言葉というのは発信されるんですよ。世界第二位の経済大国、もうすぐ三位になりますが、やっぱり官...全文を見る
○山本一太君 いや、今、じゃ官房長官、お聞きしますが、国際的には今どういう評価になっているんですか。官房長官、お答えください。
○山本一太君 それは官房長官、だれも思っていないと思いますね。今のは本当に自画自賛みたいなコメントですけれども、これは国民の七割、八割は今度の対応はおかしかったというふうに思っているんですからね、官房長官。  もう一回言いますが、これは官房長官、撤回してください。
○山本一太君 私は、今度の政府の対応は手痛い外交敗北だと、そういうふうに確信しています。  このことはまた後でお聞きしたいと思いますが、仙谷官房長官、さっき官房長官としての発言の重みを意識しているとおっしゃいました。やっぱり仙谷官房長官は発言が私、軽いと思いますよ。例えば、これ...全文を見る
○山本一太君 仙谷官房長官のこの日韓基本条約の件から思うんですけれども、これ、外交感覚の鈍さというのは、私はあきれて物も言えません。  これ以上やっても同じお答えでしょうから、次に行きたいと思います。  政治とお金の問題を総理にお聞きしたいと思います。  おととい、その前で...全文を見る
○山本一太君 これも一部の報道ですが、民主党が小沢氏に、衆院政治倫理審査会、政倫審への出席を要請する方針を固めたと。何か近く岡田幹事長が小沢氏と会談するというようなことが言われていますけれども、これは総理、事実なんでしょうか。
○山本一太君 総理、そんな他人任せみたいな言い方しないでいただきたいと思うんですね。私は、民主党の党首である菅総理にお聞きしているんです。民主党の党首として政治とお金の問題を払拭すると、民主党をクリーンでオープンな政党にすると宣言された菅総理にお聞きしているんです。  総理、小...全文を見る
○山本一太君 この総理のおっしゃっている、やらざるを得ないというときは党として判断すると書いてあるんですが、やらざるを得ないときというのは、総理、いつでしょうか、どういうときでしょうか。
○山本一太君 そうすると、現時点では、これは小沢元代表は国会で説明する必要がないと、総理はそういうふうにおっしゃっているんでしょうか。
○山本一太君 いや、総理にお聞きしているのは、総理が党首として判断されると言っているんだから、今の時点で国民の八割が小沢元代表の説明に納得していないと、で、検察審査会で起訴をされることになったと、この時点で必要がないというふうに総理がおっしゃっているのかなと思ったんですよ。  ...全文を見る
○山本一太君 今の時点です。
○山本一太君 いや、菅総理、本当に歯切れが悪いですね。元気もないし。  菅総理、私、おとといの衆議院の予算委員会で石原伸晃幹事長が言及した「大臣」という菅総理の本、読ませていただきました。その中に書いてありますよね、総理は。自分の党の議員が疑惑を持たれているなら党首として何らか...全文を見る
○山本一太君 与野党の議論は議論なんです、総理。別に手続なんか聞いていません。党首として民主党をクリーンでオープンな政党に変えるとおっしゃった菅総理がこの問題についてどう考えているかということを私は聞いているんです。  じゃ、もうちょっと詳しくお聞きしたいと思うんですね。これは...全文を見る
○山本一太君 今のは、総理、こう言っているように聞こえますよ。私は、党首としての総理の気持ちを聞いているんです。今の時点でちゃんと小沢さんは国会に出るべきだと、証人喚問があるんならそういうところに出るべきだと、そういうふうに思うかどうかと聞いているんです。今のを聞いていると、何か...全文を見る
○山本一太君 私は、一足飛びに物を決めろなんて言っていません。総理のこの問題に対する意思を聞いているんですね。やっぱり、総理は小沢一郎元代表をかばっていると、政治とお金の問題について極めて後ろ向きだと、こういうふうに思わざるを得ないですね。(発言する者あり)ちょっと谷岡さん、うる...全文を見る
○山本一太君 蓮舫大臣が出演したテレビの中身をちょっと今日正確に見付けられなかったので、もう一回、私、見た記憶ですから、きちっと蓮舫大臣が何をおっしゃったかというのは確認をした上でもう一回御質問をさせていただこうというふうに思っています。  総理、政治とお金の問題については総理...全文を見る
○山本一太君 総理、この記事は読まれていますよね。共同通信の記事は読まれていますか。
○山本一太君 総理が逮捕を六時間も知らなかったというのはこの記事の中に書いてあるんですね。実は総理は逮捕を六時間も知らなかったと、野党から責められるとどなったと。これは事実でしょうか。
○山本一太君 私がお聞きしているのは、この記事の中にある、船長逮捕の報告が遅れたことに対して総理が官邸に集まった秘書官を前に、おれが逮捕を六時間も知らなかったから野党から責められるじゃないかと、こうどなったという記述があるんです。  これは総理、事実なんですか。事実じゃなければ...全文を見る
○山本一太君 あのね、もう一回言いますよ。簡単にしてください。  総理が秘書官等を集めて、おれが六時間も知っていなかったら困るだろうとどなったというのは、これは全くのガセネタなんですね。それだけ総理、言っていただければいいんです、事実じゃないって。
○山本一太君 いや、それじゃ最初からここに書いてあることは全く事実無根だと、総理、言っていただければいいんですよ。今の総理の何かもごもごしたよく分からないこと聞いたら、ああ、やっぱり事実なんだってみんながそう思いますよ、総理。で、もう一回言ってください。事実無根なんですね。これだ...全文を見る
○山本一太君 いや、その事実がないと言っていただければ別に総理、いいんです。それを言わないでもごもごもごもご言うから、ああ、全部本当なんだなとみんな思うということなんですよ。新聞記事が本当だなんて思っていません。だけど、こういう話が出たから事実かどうかって聞いているだけなんですよ...全文を見る
○山本一太君 この解放については、総理もいろんなルートで御努力をされて、解放されたと。御家族の方も本当にほっとされていると思いますし、私も本当に安堵いたしました。  驚いたのは、翌日のこれは朝日新聞だったかもしれませんが、これは事実かどうか分かりません、官邸周辺で、今回のことは...全文を見る
○山本一太君 今の総理のお話ですが、この尖閣問題をめぐる日中のいろんなせめぎ合いがあったわけですけれども、この全般的な対応について総理は、これは適切に日本政府は対応したと、そういうふうに評価されていますか。
○山本一太君 私は総理とは全く逆の見方です。大変手痛い外交敗北だったと思います。  総理は、この高橋定さんが解放されたときのコメント、良かったと、これはもう日本人みんなそう思ったと思います。でも、これで日中関係が元に戻ると、極めてナイーブな言い方だと思うんですね。今度のやはり菅...全文を見る
○山本一太君 今ごろ何を言っているのかという今声がありましたが、少なくとも今からでも、官房長官がおっしゃったように、中国側にはきちっと説明を求めていただきたいと思うんですね。  総理、今官房長官のこういう御答弁ありましたが、日中関係がこれで元に戻ると、高橋定さんが解放されて良か...全文を見る
○山本一太君 今日初めて官房長官と総理からここまで踏み込んだ答弁があったんだと思うんですけれども、この事件の間、ほとんどこの四人の拘束についてこのお二人からきちっとした発言がなかったと、これは私は非常に残念だったと思うんですね。  この経緯で見てみると、何か中国側が配慮してくれ...全文を見る
○山本一太君 いや、聞きません、聞きません。今いいんです。私、陰の総理に聞いているんじゃありません、表の総理に聞いているんですよ、今。  総理、これは、総理、総理、今度の日本人の四名の拘束は、これは尖閣で起こった衝突事件と関連があるのか、そこはどうお考えですか。
○山本一太君 それは、今、前原外務大臣がおっしゃったような見方を総理も官房長官もしていただければまだいいと思うんですけれども、私が非常にびっくりしたのは、この尖閣をめぐる事件の真っただ中に四人が急に拘束されたわけですよ。それについて官房長官は最初の記者会見で、何か、いや、この四人...全文を見る
○山本一太君 官房長官、じゃ、事実が分からないんだったら事実が分からないと言えばいいじゃないですか。何で一報入ってきたときに関係ないだろうと言うんですか。おかしいですよ、今言っていること、矛盾していますよ。
○山本一太君 官房長官、その前の御発言、新聞記事の事実をかざして、これが事実なのかどうかということを聞いた質問は今までないっておっしゃいました。それは、民主党が野党時代だって、週刊誌の記事とか新聞の記事を持ってきて、例えば閣僚に対して、総理に対して、こういう記事がありますけれども...全文を見る
○山本一太君 あのね、今のは本当に失礼ですよ。  官房長官、そんなこと聞いていません。一度もそういう質問はなかったというふうに言ったんですから。(発言する者あり)  取り消さなきゃ、間違った事実なんだから。(発言する者あり)
○山本一太君 今、最も拙劣な手法だと言ったことは、官房長官、謝ってください。
○山本一太君 まあ別にそのまま謝っていただければよかったんですが、仙谷官房長官らしい何か回りくどい言い方でしたけれども、次に行きたいと思います。  今回の日中首脳の立ち話について伺いたいと思います。  これ、外務省のホームページ見ると、前原大臣、会談とか会見じゃなくて、交談な...全文を見る
○山本一太君 前原大臣素直に認められたんですけど、これは驚くべきことだと思うんですよね。中国側には、総理が行かれたわけですけれども、中国側には中国語と日本語の分かるスタッフがいて、こちら側は中国語の分かる人がいないと。ということは、総理が発言して英語に直された言葉が本当に正確な中...全文を見る
○山本一太君 いろいろおっしゃっていますけど、要は、こちら側に中国語の分かる人はいなかったんです。向こう側には日本語の分かる人がいたんです。これはもう危機管理上も私信じられません。  もう一つ聞きますが、菅総理、この二人の会談にはどなたが日本側から同席していたんでしょうか。
○山本一太君 今北京に行っておられるという齋木アジア大洋州局長、この齋木さんは同席していなかったんでしょうか。
○山本一太君 前原大臣、何で担当局長が同行していないんでしょうか。
○山本一太君 今回は中国・モンゴル課の担当課長も行かなかったと聞きましたが、これも事実でしょうか。
○山本一太君 菅総理、予算委員会の御説明だと、何かワーキングディナーが終わってたまたま同じ方向に歩いている中で、私もニーハオぐらいは言えるからという、何か打ち解けて立ち話になったということなんですが、こんなのテレビの恋愛ドラマでもなかなかないと思うんですが、事前に準備をきちっとさ...全文を見る
○山本一太君 まあ立ち話であっても、日中首脳がそんな事前の連絡もなく会うということは、これは総理、普通は私は起こらないと思います。  ちょっとお聞きしたいんですが、廊下のこのいす談義ですね、これは並んでいすに座られたんでしょうか。
○山本一太君 今おっしゃったように、外務審議官がすぐ近くにいたということは、当然総理と温家宝首相の立ち話を一緒に聞いているということですね。
○山本一太君 分かりました。  外務審議官も日中のこの立ち話の一部始終を聞いていたということですが、これは総理、まあ首脳会談があれば会談録というのがあります。これは立ち話録というんですが、これ、ちゃんとお二人の話は記録に取られているんでしょうか。
○山本一太君 日中の首脳が会ってその話し合った記録がないということは、これは私はもう考えられないことだと思います。それがなかったら、将来、日中関係、外交は全然検証できないということなので、そうすると、総理はこの記録をだれかが取っていたかということは知らないということですね。
○山本一太君 前原さんいなかったんだから、そこに。分かんないでしょう。
○山本一太君 分かりました。じゃ、きちっとした会議録というか立ち話録はあったということだと思います。  これからいろんなこともお聞きしたいんですが、私の時間ちょっと超過しましたので、一つ申し上げておきたいのは、やっぱり今回の尖閣諸島をめぐるせめぎ合いは、私は本当はもうちょっと外...全文を見る
○山本一太君 質問、要りません、していませんから。
○山本一太君 最後に一言だけ言います。  これから十年後、二十年後、三十年後、菅総理の今回の尖閣問題での対応は、日本の外交の歴史に汚点、外交敗北だと必ず刻まれると私は確信しているということだけ申し上げておきます。
11月25日第176回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○山本一太君 まず、菅総理に御質問させていただきたいと思います。  午前中の衆議院の予算委員会、我が党の小野寺五典委員の質問に対して、今回の北朝鮮による砲撃を総理がどうとらえておられるかということについて総理は、休戦協定以来初めてのことだと、本当に戦争を勃発させかねない極めて重...全文を見る
○山本一太君 今総理がおっしゃったこの極めて深刻な事態、緊急事態だと思うんですけれども、私は、こういう緊急事態に国家が危機管理の対応をするときには大事なことが二つあると思っています。  一つは、その国のリーダーのメッセージ力、説得力、アピール力、イメージ力と言ってもいいかもしれ...全文を見る
○山本一太君 総理、情報収集なんて当たり前のことなんですよ。そんなこと言うまでもないことなんですよ。まあそういう発言に総理の危機管理能力のなさがもう既に表れていると思います。  私から見たら、総理は、この二つの条件、二つとも駄目だと思います。  まず一つ目の国民に対する説得力...全文を見る
○山本一太君 その対応が、総理、間違っているんですよ。  最初の初動の記者会見のときに情報収集に努めるなんて、そんな中身ありますか。この、私、中身の薄さにびっくりしました。何で情報収集に努めると言う前に、総理もおっしゃった、明らかに北朝鮮側から韓国の国土が砲撃されたわけですよ。...全文を見る
○山本一太君 総理のこの、最初に記者会見をやって、情報収集に努めますと。これもう本当に遅いんですよ。アメリカのオバマ大統領は、早朝に起こされて三十分後にはもう報道官が北朝鮮を非難する声明を出しているんですよ。ロシアの、ロシアもこれは北朝鮮については非常に慎重ですが、ラブロフ外相も...全文を見る
○山本一太君 総理、この二十三日のうちにほかの国は北朝鮮の非難声明を出しているんですよ。日本政府だけが何か、この事案が発生してから五時間も掛かって関係閣僚会議やって、その後、総理じゃなくて官房長官が初めて非難声明を九時近くになって出しているんですよ。  私は、官房長官のこの非難...全文を見る
○山本一太君 仙谷官房長官、後で御自分のあの記者会見、テレビでもう一回御覧になったら私はいいと思うんですね。  仙谷長官は非常に戦闘的な御性格ですよね。自民党、野党の質問者に対しては、ここですごんだり、にらんだり、どなったりすると。この間、私が質問させていただいたときも、新聞記...全文を見る
○山本一太君 もう一回申し上げますが、お聞きしたいと思います。何であのときメモを読んだんですか。冒頭のカメラ撮りなのに何でメモを読んだんですか。
○山本一太君 総理、あの首脳会談の模様がテレビで放送されてから、海外に住んでいる私の複数の友人から電話があったんです。NHKワールドで見たのかそれともCNNで見たのか分かりませんが、全員があれはひどいと言っていました。まるで中国に比べて格下の首脳みたいに見えると言っていました。 ...全文を見る
○山本一太君 もう一つ申し上げたいんですけれども、午前中の小野寺委員の衆議院での予算委員会の質疑の中で一つ驚くべき事実が明らかになりました。  この事案が起こってから初動の七十分間は総理官邸に政治家がだれもいなかった。総理官邸はすっからかんだった、空っぽだった。その総理官邸の横...全文を見る
○山本一太君 午前中の質疑で総理が、官邸が初動の七十分空だと言われたときの非常に感情的な答弁、何度もかんだり口ごもったりする、相当私は痛いところをつかれたんじゃないかなというふうに、そういうふうに思いました。  この午前中の質疑の中で、小野寺委員の方からもこの初動の遅れについて...全文を見る
○山本一太君 大臣、私が聞いているのは、こういった事案が起きたときには、これは午前中の委員会の答弁で大臣おっしゃっていますけれども、例えばテロが起こるようなことがないように未然に防ぐと、こういういろんな措置をとらなきゃいけない。あなたの役割は物すごく大事なんです。この五時間、本来...全文を見る
○山本一太君 もう一回お聞きしますが、岡崎大臣、どこにおられたんですか。何時から何時まで国家公安委員長としてどこにおられたんですか。
○山本一太君 岡崎大臣、これは先ほど総理もおっしゃったように大変な事案なんですよ。例えば、北朝鮮の工作員とか特殊部隊がテロを起こす可能性だってゼロじゃないんですよ。あなたの役割は物すごく重要なんですよ。閣議決定のルールもあるんですよ。何で議員宿舎で待機しているんですか、答えてくだ...全文を見る
○山本一太君 岡崎大臣、この五時間のうちに、じゃ大臣は一体政府のどなたに連絡をして、どういう情報を取って、どんな指示を出されたんでしょうか。
○山本一太君 これが政治主導なんですか、岡崎大臣。役所からの連絡待ちなんですか。じゃお聞きしますけれども、どなたから電話があって、どういう報告があって、どんな指示をされたんですか、具体的に教えてください。国家公安委員長でしょう。
○山本一太君 秘書官は何という方で、いつどういう情報を受け取ったんでしょうか。もっと具体的に教えてください。
○山本一太君 それは、岡崎大臣、指示をしたということにはなりませんよ。あなたは国家公安委員長でありながら、事案が起きてから五時間あったわけですよ。その間宿舎にいて、どういう行事に行かれた、まあ宮中行事にも行かれたのかもしれませんが、その間、自ら国家公安委員長として……(発言する者...全文を見る
○山本一太君 ちょっと今の、岡崎大臣、もう一回お聞きしたいと思うんですが、警察庁に行って職務ができればその方がよかったとおっしゃったんですか。もう一回お答えください。
○山本一太君 岡崎大臣の御答弁を聞いていると、国家公安委員長として、これだけ重要な事案が起こっているにもかかわらず、自らは議員会館にいて警察庁にも行かない、こちらからきちっと情報を取るように政府に連絡をして指示を出すこともしない。これでもあなたは国家公安委員長ですか。あなたは資格...全文を見る
○山本一太君 これが菅内閣の大臣の政治主導なんでしょうか。やっぱり国家公安委員長、これだけの事案が起こっているんですから、三十分ルールもあるんですから、すぐに警察庁に行くべきでしたよ。自らいろんな情報を国家公安委員長として収集をして具体的にやっぱり指示をしなかったら、あなたは政治...全文を見る
○山本一太君 仙谷官房長官のお話が出たんで、一つ官房長官にも御質問させていただきたいと思います。  官房長官、二十三日のたしか夜の記者会見で、北朝鮮に対する新たな制裁を検討するというふうにおっしゃっていましたけれども、それは具体的にどういう制裁をお考えになって言ったんでしょうか...全文を見る
○山本一太君 官房長官は記者会見で新たな経済制裁措置を検討するとおっしゃったんですよ。  私は北朝鮮への経済制裁関連の二本の議員立法に中心的にかかわりました。既に、全面的な輸出禁止、輸入禁止やっています、船舶の入港の禁止もやっています、送金の限度額もかなり引き下げています。もう...全文を見る
○山本一太君 今の答弁、意味不明です。もう一回ちゃんと答えてください。なぜこのプロセスを止めたんですか。どういう理由でどういう根拠で止めたんですか、菅総理。いや、外務大臣じゃないよ、外務大臣じゃないよ。
○山本一太君 今の外務大臣のお話聞くと、これ、審査基準を見直すと言っているように聞こえますよね。  これは、我々は反対していましたよ。こういう独裁国家の体制を正当化するような教育をやっている学校、そこに、勉強している方々には、生徒さんに罪はありません、だけど、日本の安全保障にと...全文を見る
○山本一太君 大臣、自分で言っていて支離滅裂だと思いませんか。何ですか、大臣の発言見てみたら、教育的見地から政治絡みの判断はしない考えは変わらない、だけど……(発言する者あり)
○山本一太君 影響が大きいので重大な決断をしなければならない、今回の事態は世界の平和を脅かす行為だ。これ支離滅裂じゃないですか。ちゃんと分かりやすく説明してください。
○山本一太君 答弁になっていませんよ、これは。全く理屈が破綻していますよ、委員長。(発言する者あり)
○山本一太君 それでは、菅総理、改めて、なぜプロセスを止めたのか、どういう根拠なのか、どういう理屈なのか、是非分かりやすい御答弁をお願いします。
○山本一太君 支離滅裂じゃない、こんなの。答弁になっていませんよ、委員長。答弁になっていませんよ、これは。止めてください、止めてください。(発言する者あり)
○山本一太君 全く理屈になっていません。民主党政権の象徴ですよ。政策に一貫性もないじゃないですか、全くないじゃないですか。何の定見もなく、何となく世論から批判されると思ったらそっちに行く、そうじゃなかったらまた元に戻る。これ、総理、本当にひどい答弁だと思います。  じゃ、お聞き...全文を見る
○山本一太君 そうしたら総理、じゃ、どういう条件が整ったら再開するんですか。総理がお決めになったんでしょう。
○山本一太君 ちょっと、これじゃ答えになってないよ、ひどいよこんなの。(発言する者あり)  速記止めてくださいよ、委員長。
○山本一太君 先ほどからの総理の答弁は全く理論破綻していますよね。教育的見地から決めなきゃいけない、だけれども何か平和にかかわる問題だから止めると。これ全く理屈になってない。  これが民主党政権なんですよ。これが民主党政権のやり方なんですよ。例えば、さっきの仙谷長官の、北朝鮮に...全文を見る
○山本一太君 答えていないじゃないですか。どうして答えないんですか。もう一度止めなきゃ駄目だよ、やっぱり止めないと。(発言する者あり)
○山本一太君 総理のおっしゃっていること、全然よく分かりません。安保会議を開かないということは、制服組が参加していないということなんですよね。  これは総理がおっしゃったように、いや、別に官房長官に聞いていません、韓国の国土に対する大変な攻撃だと、そういうことであれば、最初から...全文を見る
○山本一太君 安保会議については御質問ありますけど、あと一分しかないので申し上げますが、さっきの総理のこの無償化の答弁聞いていて、本当に支離滅裂。やっぱりこの政権には定見というものがないです。一貫性というものがないです。  我々は、仙谷官房長官の問責、そして国土交通大臣の問責、...全文を見る
11月26日第176回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○山本一太君 私の質問時間十分しかないので、ちょっといつもより早口で、二倍速でやらせていただきますので、よろしくお願いします。それから、十分しかないので、余り何回も御答弁聞いていると時間なくなりますから、少し質問者である私の話が多くなる、このことも御容赦をいただきたいというふうに...全文を見る
○山本一太君 これは吉国さん、男と男の約束ですから、必ず会長に伝えてください。  それでは、その会長について少し御質問させていただきたいと思うんですが、NHKの会長人事、これはやはりNHK組織全体のモラルにかかわる問題だと思うんですけれども、私の記憶が正しければ、福地会長が、十...全文を見る
○山本一太君 会長人事、会長のもちろん御意思もあると思うんですけれども、NHKの会長として、政治家じゃないんですけれども、いったん言った発言というのは大変重いと思うんですね。  だから、お辞めになると言ったんなら辞めるのか、それともやっぱりやりたいということで、この言ったことを...全文を見る
○山本一太君 これは国会の審議で議事録に残りますから、その言葉大変重いので、しっかりお伝えをいただきたいというふうに思います。  さて、NHKの記者による捜索情報漏えい問題の方に移らせていただきたいと思いますけれども、御存じのとおり、NHKは放送法七条で、ほかのメディア、それか...全文を見る
○山本一太君 今回の事件について、NHKの内部規則等に基づいていろんな処分が決められたということになっています。いろいろ書いてありますが、記者本人について停職三か月、停職期間中は無給の処分、停職期間終了後は記者職から外す。停職三か月という処分なんですけれども、これ私、軽過ぎると思...全文を見る
○山本一太君 今理事がおっしゃった、情報を確認しようと思っただけだと。この見方は私甘いと思いますよね。結果として、結果として捜索情報を伝えたということになったわけなんで、その認識が元々私は甘いと思います。  それから、この再発防止策についていろいろやっていると。ここに今ちょっと...全文を見る
○山本一太君 私は、やはり報道局の責任、この件については重たいと思いますので、今の御発言は参議院の総務委員会の質疑の議事録にしっかり残りますので、それを踏まえて、本当にNHKがこういう不祥事を起こさないように、私は役割は重要だと思っているから申し上げているのであって、そのことに是...全文を見る