山本一太

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山本一太の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○山本一太君 総理、あの東日本大震災から昨日で一年目になりました。改めまして、あの震災で亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りしたいと思います。  これまでの野田政権の震災への対応について、総理のまず自己評価を伺いたいと思います。
○山本一太君 総理としてこれだけはやらなければいけないと思ううちの何%ぐらい達成できたとお考えでしょうか。
○山本一太君 野田内閣の震災対応についてはいろいろと申し上げたいことはあります。ありますが、依然として被災地では大勢の方々が困難な状況に置かれていると。東北三県で三十万人以上の方々がまだ避難生活を強いられていると。このことはしっかり胸に刻んで、震災対策、原発事故被害対策、あるいは...全文を見る
○山本一太君 総理は度々、不退転の決意で増税法案を成立させるというふうにおっしゃっています。  自民党がこの国会で例えば消費税増税法案に賛成して成立のめどが付いたら、その見返りとして早期に解散・総選挙をやると、こういう選択肢は総理の中にただの一%もないということでいいですか。
○山本一太君 もう少し直接的に答えていただきたいんですね。  今私が申し上げた話合い解散をやるつもりは全くない、話合い解散の可能性はゼロ%だと、そういうことですか、総理。はっきり答えてください。
○山本一太君 いや、総理が話合い解散の可能性を全く否定していないという感じで、私ちょっとびっくりしましたが、私は総理、話合い解散などというものはあり得ないと思っています。  そこの岡田副総理がおっしゃったように、これは国民の前の談合ですから、こういうことは自民党はやりません、や...全文を見る
○山本一太君 党内はきちっとまとめられるんでしょうか。
○山本一太君 三月までに提出できなかったら、どういうふうに責任を取られるおつもりですか。
○山本一太君 野田総理は、昨年十一月のカンヌのG20で、成立のめどもない段階から消費税増税法案を今年度中に提出すると、半ば国際公約しているんですよ。これがもしできなかったら日本政府の信頼は失墜しますから、その瞬間に野田内閣は即死だと思いますよ。三月末までに提出できなかったら潔く辞...全文を見る
○山本一太君 答えていませんね。出せなかったらお辞めになるんですかと聞いたんです、三月末までに。
○山本一太君 分かりました。  自民党の方から救命ボートは出しませんから、総理が本当に党内をまとめられるのかということをしっかり見極めたいと思いますが、消費税増税法案の出す出す詐欺だけは絶対に総理、やらないでくださいね。
○山本一太君 消費税増税法案については、ちょっと気になることがあります。  一部の報道で、消費税を一〇%に引き上げた後、二〇一六年度の年度末までに再増税の法案を提出する方針を固めたと一部の新聞で報道されましたが、これは事実でしょうか。
○山本一太君 もう一度聞きますが、そうすると、この報道は間違っているということですね。
○山本一太君 分かりました。方針を固めたという事実はないということですね。  それでは、この記事の中にある、二〇一六年度末までに更なる一〇%の上のこの再増税の法案提出について、この法案の附則に明記すると、これも全く決まっていないということですね。
○山本一太君 ちょっともう一度お聞きしたいと思いますが、二〇一六年度末までに一〇%に引き上げた後の再増税の法案を提出すると、このことを今回の増税法案の附則に明記するという可能性はあるんでしょうか。
○山本一太君 今後の検討課題ということは、この二〇一六年度末の再増税の法案提出の方針が附則に明記される可能性もあるということですね。
○山本一太君 もう一回だけ聞きます。一〇%に引き上げた後、二〇一六年度末までに再増税の法案を提出するという方針を今回提出する増税法案の附則に明記する可能性があるんですかと聞いたんですが、もう明確に答えてください。
○山本一太君 決めていないということは、可能性があるということですね。
○山本一太君 明記する可能性があるのかどうかと聞いているんですから。(発言する者あり)
○山本一太君 ちょっとそんなこと聞いていないですよ。附則に明記する可能性があるかどうかと聞いているんですよ。ちゃんと答えてくださいよ。(発言する者あり)
○山本一太君 だって、委員長、同じ質問を何度も繰り返しているんですよ。ずっとはぐらかしていますよ、明らかに。(発言する者あり)
○山本一太君 増税をするじゃなくて、増税の法案を出すということを附則に明記するかどうかです。何度言わせるんですか。
○山本一太君 考えてないということですから、もうこれは議事録にも残りましたし、テレビの映像にも残りました。ありがとうございます。  総理、国民の六割はまだ増税に反対しています。みんな、いつか消費税増税は必要だと思っていますが、順番が違うだろうとみんな思っています。まず身を切るき...全文を見る
○山本一太君 小沢さんはあなたの党の元代表ですよね。それしか感想はないんですか。もう一度お答えください。あなた、党の代表でしょう。
○山本一太君 民主党は、政党発足時に自民党と違うクリーンな政党だということを標榜されていたわけですが、その後、閣僚の政治とお金の問題が次々に明らかになって、もうそのイメージは地に着いたと思いますね。今の総理の答弁だと、政治とお金の問題については襟を正すという積極的な気持ちが全く感...全文を見る
○山本一太君 これは総理、取り返しの付かない私は失策だと思います。これ、議事概要、この中身見ましたけれども、余りにも貧弱、散発的、断片的。これではあの事故に対応した政策決定、重要な政策決定の検証なんて私はできないと思いますよ。  もう一度、本当にこのずさんな対応をどのくらい深刻...全文を見る
○山本一太君 総理の言葉、何か軽く感じられますけれども。  玄葉大臣にお聞きしたいと思います。  その議事概要なるもの、この中で、第一回の会議で、当時、一回、最初の方の会議ですか、二回か三回か分かりませんが、当初の、初期の会議で当時国家戦略担当相だった玄葉外務大臣が、最初から...全文を見る
○山本一太君 そうすると、玄葉大臣、いわゆるあの事故が起こった初期の段階から様々な会議でメルトダウンという言葉は出ていたということですね。
○山本一太君 それでは、当時官房長官だった枝野経産大臣にお聞きしたいと思います。  玄葉大臣は、メルトダウンの可能性について発言をしていたと。いろんなところで多分議論があったのかもしれませんが、枝野当時の官房長官がこのことを一切公表しなかった理由は何でしょうか。
○山本一太君 今のは、ちょっと枝野大臣、おかしいと思いますよ。  私は、官房長官としてあのとき枝野大臣が不眠不休でやっていたのはよく分かります。でも、ずっとメルトダウンを否定し続けてきて、初めてたしか認めたのは二か月後ぐらいだった記憶がありますが、これ、やっぱり結果として言わな...全文を見る
○山本一太君 枝野大臣、官房長官としてメルトダウンの可能性があるかもしれないというふうにおっしゃったのは何月何日の何時何分ですか。
○山本一太君 それは後ほど記録としてこの委員会に提出していただくように私の方からお願いをしたいと思います。
○山本一太君 そうすると、枝野大臣は官房長官としては正しい報告をした、メルトダウンについてもきちっと言及をした、つまり全て正しかったと。この枝野長官がメルトダウンを公表しなかったと思われていることは心外であって、つまり全く自分に恥じるところはない、国民に対する背信行為でも何でもな...全文を見る
○山本一太君 枝野大臣は、官房長官としての公表は全て間違いなかったというふうに思っていらっしゃるんですけれども。  この議事録がまともにできなかった、議事録をきちっと取っていなかったということは私は大変なことだと思っています。これは、人類史上最悪レベルの原発事故の検証がこのおか...全文を見る
○山本一太君 もう一度お聞きしますが、鳩山元総理が外交政策の担当、菅前総理がエネルギー政策の担当、こういうことでしょうか。
○山本一太君 これ総理、私聞いたとき、何かの悪い冗談だと思いましたよ。鳩山元総理は、普天間問題をめちゃくちゃにして、日米関係をがたがたにした張本人じゃないですか。菅前総理は、この間の民間事故調の報告書によれば、あの原発事故を深刻化させた人災の側面の中心を担っているわけじゃないです...全文を見る
○山本一太君 分かりました。民主党の外交政策には顧問として鳩山元総理が影響があると、民主党のエネルギー政策については菅前総理が影響を持っているということを確認をさせていただきました。  総理は、やはり人事が私は苦手だと思います。党幹部の人事も本当に適切さを欠くと思いますが、その...全文を見る
○山本一太君 この次期戦闘機F35A、そもそも全部で何機調達される予定なんでしょうか。
○山本一太君 このF35A四十二機、一体いつまでにどんなスケジュールで調達をされるんでしょうか。
○山本一太君 引き続き十年のうちにって、そうすると大体何年度までという目標はないわけですか。
○山本一太君 大臣、もう一回お聞きしますが、F35Aは次期戦闘機として日本の安全保障の空の中核になるんですね。いつまでにその後調達するかどうかはまだ決まっていないとおっしゃいましたけれども、そのとおりですか。
○山本一太君 これは物すごく重大な答弁だと思いますよ。F35A、日本の次期戦闘機四十二機の配備、いつ終わるか決まっていないというふうに大臣おっしゃっています。防衛大臣が主力戦闘機の配備計画の詳細を説明できない、これもう防衛大臣の資格ないと思いますよ。どうですか。
○山本一太君 私、本当に驚きました。日本の主力戦闘機の配備が決まっていないと、防衛大臣からそういうお言葉を聞くというのは本当に驚愕しました。  それではお聞きしますが、さっきもちょっとおっしゃっていましたけれども、アメリカと交渉中だと、夏前に契約するみたいなこともおっしゃってい...全文を見る
○山本一太君 一川前大臣は、昨年の十二月にもう納期に納める確約があると言いました。田中大臣も、今年の一月末の記者会見でスケジュールは一切変更なしと言いました。だけど、衆議院の答弁変わっているじゃないですか。中止もあり得る、これ何で変わったんですか。
○山本一太君 防衛大臣、このF35Aは元々、開発が遅れるんじゃないかとか調達が遅れるんじゃないかとか価格が高騰するんじゃないかとかいう懸念が言われていたんですよ。今の状況、最初は絶対大丈夫だと言っていたのが、いや、もしかしたら中止するかもしれませんというのは、それは防衛省のこの分...全文を見る
○山本一太君 おかしいですよ。じゃ、確実に、確実に納期を守るというんであれば、何で中止の可能性について答弁で言及したんですか。中止する可能性もあるんでしょう。
○山本一太君 F35A、調達を取りやめる可能性もあるということなんですけれども、可能性があるんだったらお聞きします。  じゃ、もし調達が取りやめになったとしたら、日本の防空体制にどんな影響があるんでしょうか。
○山本一太君 防衛大臣、全然質問に答えていません。F35A、購入できなかった、調達できなかったらどういう我が国の防空体制に影響があるのか、具体的に教えてくださいと言ったんです。
○山本一太君 どう劣るのか、防衛大臣、どう劣るのか、具体的な事実を教えていただきたいんですよ。(発言する者あり)
○山本一太君 私が求めた答弁、もうちょっと具体的なお話ししたんですけれども、もうこれ以上どうフォローしたらいいか私も分からないんで、それではちょっと次の質問をさせていただきますが、田中大臣、新しい機種を入れるとおっしゃいましたが、じゃ、今の段階でどの機種をいつまでに入れる計画なん...全文を見る
○山本一太君 次期主力戦闘機のF35Aの購入ができなくなる可能性があると。しかし、その後どういう機種を選定するか、いつまでにか、全く決めていない。これが安全保障ですか、大臣。  野田総理にお聞きします。  田中防衛大臣は最強の布陣なんでしょうか、適材適所の防衛大臣なんでしょう...全文を見る
○山本一太君 答えてください。適材適所なのかって聞いたんです。最強の布陣なのかって聞いたんです。
○山本一太君 野田総理は適材適所の防衛大臣だというふうに今おっしゃったわけですけれども。  田中大臣、二十四年度予算、一機幾らでこのF35A計上しているんでしょうか。
○山本一太君 先ほど日本側の提案が実現しなかったら中止の可能性もあるというようなことをおっしゃいましたけれども、そうすると、一機九十九億以上に値段がなったら、これは調達はやめるということなんでしょうか。
○山本一太君 いや、ちゃんと答えてください。九十九億円以上だったら調達をやめるということですかとお聞きしたんです。
○山本一太君 大臣、来年度のこのF35Aの調達は、FMS、有償軍事援助方式となっていますが、これは簡単に言うとどういう方式でしょうか。
○山本一太君 FMSだとアメリカ側が納期や調達価格を決めるというルールはあるんですか。
○山本一太君 それではお聞きします。米軍の来年度のF35Aの調達価格は、大臣、幾らでしょうか。
○山本一太君 大臣、御存じだと思いますが、アメリカの武器輸出管理法だと米軍の調達価格よりFMS契約の場合は高くする義務があるんですね。そうしたらもう百二十二億円以上になっちゃいますよね。これで本当に調達できるんでしょうか。
○山本一太君 それでは大臣、FMS方式、そのまま適用されて、一機分百二十二億円以上になっても購入する、調達する可能性があるということですね。
○山本一太君 この価格の問題について、かなり昨日徹夜で質問を準備したんですけれども、もう大臣、これ以上は突っ込みません。恐らく答弁が返ってこないと思うからです。  田中大臣、私、大臣のお人柄も分かっていますし、一生懸命やっていただいているということも分かります。クイズをやるつも...全文を見る
○山本一太君 もう一度だけ聞きます、もう一度だけ。  田中大臣、この国難のときにある日本、この防衛大臣が自分は十分に務まると、そういう自信があるんですね。(発言する者あり)
○山本一太君 自信があるって言えない、そういう覚悟だったら防衛大臣は決して受けるべきじゃないと思います。田中防衛大臣がお辞めにならないんだったら参議院でどこかで失格の通知を突き付けるしかないと、これをはっきり申し上げておきたいと思います。  それでは、いろいろ質問を準備しました...全文を見る
○山本一太君 海兵隊のグアム移転を切り離して先行させると普天間問題は解決に近づくと思っていますか。
○山本一太君 私は、玄葉大臣が鬼の首を取ったかのように誇らしげな表情でこの切離しを発表したこの姿を見て、大変違和感を覚えました。  お聞きしたいと思いますが、三月一日の毎日新聞のインタビューで大臣が、一年というのは無理だろうと、でも、土地の返還は今より早く進むとおっしゃっていま...全文を見る
○山本一太君 いや、全然具体的な根拠になっていないと思うんですが、一年が無理なら、じゃ、三年以内ぐらいにはめどが付くんですか。
○山本一太君 全くめどがないということですが、お聞きします。  この切離しの前と後で、特に後で、この切離しパッケージが発表された後で、アメリカ政府が嘉手納以南の五つの施設、これを返還するというインセンティブが上がった、アメリカの熱意が上がった、そういう証拠はあるんでしょうか。
○山本一太君 つまり、一年か三年か五年か、恐らく十年以内とも言えないと。  これ、私、玄葉大臣、気を付けた方がいいと思いますよ。あのパッケージ切離しで、インタビューか何かで今よりも早く進むと言ったら、沖縄の方々は、グアムへの海兵隊の移転が先に行われればあしたにでも嘉手納以南が返...全文を見る
○山本一太君 じゃ、もう一回言います。嘉手納以南の返還は今までよりも早く進むんですか。
○山本一太君 全く説得力がありませんね、大臣の言うことは。  私は、これは玄葉大臣の勇み足だと思いますよ。切り離すという選択肢は一つあるかもしれないけど、去年の十二月か何かにクリントン国務長官といろいろと話をしたと。恐らく、田中防衛大臣、一川防衛大臣も全然知らない。沖縄の意見も...全文を見る
○山本一太君 詳しく言いませんけれども、玄葉大臣、防衛省の中で本当に人気ないですよ。防衛官僚、物すごく怒っていますよ。つまり、アメリカ側と勝手に話を進めて、結局防衛省は知らなかった。だから、アメリカ側に明確な進展を見せるために、あんな未明に環境アセスメントを運び込まなきゃいけなか...全文を見る
○山本一太君 三月八日の読売新聞のこれ一面だと思いますが、アメリカ側が在沖海兵隊のグアム移転費用に関する日本側負担の増額を要求という記事が出ました。記事によると、アメリカが当初合意した二十八億ドルから四十億ドルの増額要求をして日本側は応じなかったという報道がありますが、玄葉大臣、...全文を見る
○山本一太君 そうすると、この記事にあるすごく具体的な、アメリカ側は二十八億ドルから四十億ドルの増額要求をしたと、これは事実と違うということですね。
○山本一太君 それでは、お聞きしたいと思います。盛んにマスコミ報道される海兵隊移転の規模の話。これ八千人から四千七百人になると。これ、事実でしょうか。
○山本一太君 残りの三千三百人程度がこれローテーション方式でハワイとオーストラリアとフィリピン等に分散配置をする方針だということですが、これもよく報道されていますけど、これは事実でしょうか。
○山本一太君 こういう議論は出ているんでしょうか。
○山本一太君 この規模が縮小されるとか、ローテーション方式で分散をしたらどうか、こういう提案、こういう議論というものは今あるんですね。
○山本一太君 大臣、もっとちゃんと答えてくださいよ。人数言えないって何ですか。  何で日本のマスコミが報道するのか。アメリカの関係者が上院の軍事委員会で証言しているからですよ。パネッタ国防長官が、オーストラリアとはローテーションについて協議ができたと、フィリピンとは今交渉中だと...全文を見る
○山本一太君 議論の俎上にのっているということははっきり言っていただいたんですけれども、じゃ、大臣にお聞きします。  仮に、在沖海兵隊、八千人グアムに行く予定が四千七百人、半分ぐらいに減った場合、これは日本側の負担というものはもちろん減るんですよね。
○山本一太君 結果としてどうなるかじゃないですよ、大臣。外務大臣としての、外務省としての方針を聞いているんです。仮にグアム移転する人数が減ったときには日本側の負担は減らすと、そういう方針で臨まれるんですね。
○山本一太君 何にも答えていませんよ。外務省としての方針を聞いているんですよ。今の話だったら、じゃ、例えば在沖海兵隊八千人が四千七百人に減ったと、それでも日本側のコスト負担が減らない可能性があると言っているように見えますけど、そうですか。
○山本一太君 日本としての方針を言えないというのはすごい驚きましたね。  例えばローテーションで分散移転するとそちらも経費が掛かりますけれども、ここまで日本の負担を求められたときに、外務省、これに応じるんですか。
○山本一太君 まあ、もしかすると負担増になる可能性もあるということを玄葉大臣、ここでおっしゃっているんだと思いますが。  もう一つ聞きます。肝心の普天間基地移設への影響ですね、このパッケージの切離し、これについて田中防衛大臣、しばらく答弁がないので答弁していただければと思うんで...全文を見る
○山本一太君 ちょっと何言っているかよく分からないんですけれども、これ以上フォローのしようも突っ込みようもないのでやめますが。  つまり、田中大臣、在沖海兵隊をグアムに移転させたいというのは、アメリカ側の事情もあるわけですよね。そうだとすると、パッケージ切り離して、最初にとにか...全文を見る
○山本一太君 もう一つだけ聞かせてください。どうして固定化にはつながらないんですか。理由を教えてください、大臣。
○山本一太君 ちっとも質問に答えない。今防衛省の役人の書いた答弁を棒読みされましたけれども、もうちょっと、じゃ田中大臣が勉強されていることについて一つだけ聞きたいと思います。  最近、長島総理補佐官がホルムズ海峡への自衛隊派遣のために特措法を検討していると発言したそうですけれど...全文を見る
○山本一太君 そうすると、長島補佐官の言ったことは間違っているということですね、大臣。
○山本一太君 総理、どうですか、この検討については。
○山本一太君 頭の体操ということなんですけれども、特措法を検討していると答えたら私も相当驚いたと思うんですね、インド洋に自衛隊を派遣するテロ特措法に反対したのは民主党ですから。そこら辺も踏まえながらいろいろ対応を考えていただきたいというふうに思います。  大体時間がなくなってき...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○山本一太君 防衛大臣、今、佐藤委員の方からいろいろ質問があって、正直申し上げると、はっきり答えていただいていない点がいっぱいあると思うんですけれども、一番大事なことだけ、これは本当に国民の皆さんにとっても大事なので、一つだけちょっと、もう一度御答弁をいただきたいと思うんですね。...全文を見る
○山本一太君 正直言ってよく分かりませんが、これ以上これを突っ込んでいくとどんどん、多分審議が止まると思いますので、私も随分細かい質問を用意してきましたし、また佐藤正久委員の質問の追撃もいっぱい書いたんですけれども、今日はあえてそれ、ここでやめます、このままずっと答弁が止まるだけ...全文を見る
○山本一太君 私、田中大臣のお人柄がいいことも知っていますし、一生懸命なさっているのかもしれませんが、防衛大臣が皆さんに比べて知識は足りないかもしれないけれどもなんて言うんだったらば、それは大臣を受けるべきでは私はないと思います。  昨晩、これまでの大臣の答弁、ずっと見てきまし...全文を見る
○山本一太君 私は、田中防衛大臣に、申し訳ないんですけれども覚悟があるとは全然思っていません。  昨日の参院予算委員会の議事録をずっと読んでいたんですが、与党の川上筆頭理事からこういう質問がありました。答弁能力と有事の指揮能力は全く別だと、与党の理事がそういうふうにおっしゃいま...全文を見る
○山本一太君 田中大臣が覚悟とか緊張感とかおっしゃるんで、この細かいちょっと質問は今日はやめて、大臣のその職務に対する姿勢についてこれからちょっと伺いたいと思います。  大臣、私、これでも十六年半政治家をやってきました。外交、安全保障の分野を中心にやってきましたが、これだけ委員...全文を見る
○山本一太君 今の日本の状態は、防衛大臣に更なる努力をしていただく余裕は私はないと思います。  私、防衛大臣として田中大臣が不適切だと思う理由が四つあります。一つは、防衛問題、安全保障政策についての基礎的な知識がないことです。二つ目は、大臣に防衛大臣としての自覚と緊張感がないこ...全文を見る
○山本一太君 もう結構です。
○山本一太君 あのね、そういう認識を持っている国民はいませんよ。大臣の認識が間違っていますよ。じゃ、何で、ちゃんと答弁していたらこんなに止まるわけないでしょう。全ての委員会が止まっているんですよ。さっきも質問と答弁が全然一致していませんよ。  それから、大臣、覚悟っておっしゃい...全文を見る
○山本一太君 今日ここで、本当は随分細かい質問を準備してきましたが、ちょっと切り替えて、大臣のその認識というのを伺ったんですけれども、ここまでの何十分間かで、私が大臣に決定的に欠如しているものがあると申し上げて、それを大臣の答弁で証明していただいたと思いますよ。  まず、安全保...全文を見る
○山本一太君 あの沖縄の問題。パッケージ切離し論ってありますよね、グアムの移転を先行させようという。まあ、目つぶっていただけで寝てないと言っていますけど、寝てた感じでした。  そのグアム移転を先行させるという話。あれ、防衛大臣、最初から全然、全然相談を受けてないじゃないですか。...全文を見る
○山本一太君 北澤元防衛大臣がここにおられるので、御本人を前にちょっと言うのも何かと思うんですけれども、北澤元防衛大臣だったら私はこういう展開はなかったと思いますよ。防衛大臣、元防衛大臣が、北澤元防衛大臣、二月末の毎日・世論フォーラムで、この在日米軍再編のロードマップ見直し協議に...全文を見る
○山本一太君 私は、一川前防衛大臣に対しても、田中防衛大臣に対しても、何の個人的な恨みもありません。でも、一川前防衛大臣、残念ながら、就任直後のぶら下がりインタビューで、いや、俺は素人だと、素人だからシビリアンコントロールだということを言って内外に誤ったメッセージを発信し、その後...全文を見る
○山本一太君 ちゃんと日本語は正確に言っていただきたいと思います、防衛大臣ですから。  粉骨砕身といって、にこにこして言ったらいいというものじゃありません。別にお人柄と能力は関係ありません、あなたは防衛大臣なんですから。あなたには一刻も早く辞めていただきたいと思います。それは、...全文を見る
○山本一太君 何か三重四重否定で何をおっしゃっているのかよく分からないんですけれども。  そうすると、そういう事態は防衛省としては想定していないということなんですね。イエスかノーかでお答えください。
○山本一太君 私はというのは、日本政府はということでしょうか、大臣、もう一回お聞きしますけど。
○山本一太君 最後に、もう時間がないんで玄葉大臣に一つだけお聞きしたいと思うんですね。  今、ソウルで核セキュリティ・サミットが、核安全保障サミットですか、が昨日から始まりました。これ、流れからすると例のイラン問題と北朝鮮問題が中心だということで、どうもミサイル発射については包...全文を見る
○山本一太君 時間になりましたので、最後に一言だけ申し上げておきたいと思います。改めてまた大臣と議論ができればと思いますが。  この間、参議院の公聴会に外交評論家の岡本行夫さんが公述人として来られました。日本の存在感が下がっているということは、これは間違いない。それは、以前は世...全文を見る
○山本一太君 いや、もういいです。もう結構です、はい。それだけ申し上げて、宇都委員に譲りたいと思います。  以上です。
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○山本一太君 幾つか気になるニュースが飛び込んできたので、質問通告はしていませんけれども、まずそこから質問させていただきたいと思っています。  防衛大臣にお聞きしたいと思います。  本日の朝日新聞の一面、アメリカ側が普天間の補修費二百五十億円、八年分を日本側に要求していること...全文を見る
○山本一太君 大臣は、今事実関係を述べていただいたんですけれども、大臣、こういう協議、こういうことが協議されているということは事実なんですね、詳細はともかくとして。
○山本一太君 まだ決まっていないということなんですが、それでは大臣にお聞きします。  それでは、この報道のとおり、もしアメリカ側が日本に二百五十億円、八年分の普天間の補修費を要求していたと、こういうことであった場合には、防衛省としてはどういう対応を考えておられるんでしょうか。 ...全文を見る
○山本一太君 いや、大臣、私がお聞きしたのは、仮に例えばアメリカが八年分の補修費を要求すると、こういうことがあったとしたら大臣はどうお考えになるのか。以前、大臣は補修費については前向きな答弁をしているんです。大臣としての見解を教えてください。断るのか、それとも総額を減額するように...全文を見る
○山本一太君 いや、今はっきりした御答弁聞きました。できるだけ補修費を小さく抑えていくことが大事だということですが、大臣、もう一言だけ聞きます。  例えばアメリカ側が八年分要求したと。これ、もし認めたら、普天間の固定化八年認めるようなものですけれども、こういうことについては大臣...全文を見る
○山本一太君 いや、理由を確認して臨むということは、大臣、じゃ、八年を受け入れる可能性もあるということですか。大臣、そうでしょう。理由によっては受け入れるという意味でしょう、それは。
○山本一太君 必要最小限の予算だということは明言をしていただきました。後でまたゆっくり御質問させていただきたいと思います。  もう一つ、今朝の朝刊各紙で、政府が関係閣僚会議の承認を得て、早ければ八日にも枝野経済産業相を福井県に派遣して再稼働を要請する方向と書かれていますけれども...全文を見る
○山本一太君 そうすると、この四日に要請するかどうかということは全く決まっていないということですね。(発言する者あり)八日、失礼しました。
○山本一太君 今日はなかなかこの原発問題をやっている時間はないんですが、枝野大臣に一言お聞きしたいと思います。  枝野大臣の発言がどうも右に行ったり左に行ったりしているような気がするんですが、枝野大臣は、原発の再稼働に前向きなんでしょうか、それとも後ろ向きなんでしょうか。
○山本一太君 どちらでもないということは、じゃ、何なんですか。
○山本一太君 前向きでも後ろ向きでもないということなんですが、この問題、また改めてやらせていただきたいと思います。  もう一つ、これは玄葉大臣に是非お聞きしたいというか、むしろ私からの要望なんですが、一部報道によると、鳩山由紀夫元総理が六日から九日にイランを訪問してアフマディネ...全文を見る
○山本一太君 このことについて、外務大臣としてはどう評価されていますか。
○山本一太君 それでは、外務大臣、もう与野党の枠を超えて言いますが、やめさせていただけませんか。
○山本一太君 今、イラン情勢は物すごく微妙な時期ですよね。鳩山元総理が行ったら絶対ろくなことになりませんから、注意するんじゃなくて、外務大臣、羽交い締めにしてでも止めてくださいよ。日本の国益のために。
○山本一太君 総理、鳩山元総理のイラン訪問、やめさせていただけませんか。
○山本一太君 それじゃ、はっきり言ってください。止めるんですか、止めないんですか。コミュニケーションじゃありませんよ、やめさしてくださいよ。
○山本一太君 意思疎通をしていくということであれば、止めるんですか、止めないんですか。
○山本一太君 鳩山元総理は、普天間基地移設問題については、私は万死に値すると思いますよ。その人を外交顧問に任命した野田総理の責任ですから、これで何かイランとの外交関係でいろいろ問題があったら全て野田総理の責任だということを申し上げておきたいと思います。この件、この点については、外...全文を見る
○山本一太君 あなたは与党なんですか、野党なんですか。
○山本一太君 あなたの党の代表はどなたですか。
○山本一太君 亀井静香代表は連立を離脱をしたということを繰り返し表明されているんですよ。そうしたら、連立を離脱したということじゃないんですか。
○山本一太君 自見大臣のおっしゃっていることは全然よく意味が分かりません。党則で、それでは、自見大臣、議員総会で党の方針を決定すると書いてあるんですか、国民新党の党則に。
○山本一太君 党則には議員総会で党の方針を決定するとは書いていないと、こうおっしゃるまでにこんなに時間が掛かって、異常ですよ。よっぽど後ろめたいことがあるんじゃないですか。  もう一度聞きます、それでは。国民新党の党則には党首のリコール規定というのはあるのでしょうか。
○山本一太君 亀井代表が依然として党の代表、リコール規定もない、議員総会で党の方針を決めるということも書いていない、それだったら連立離脱じゃないですか。代表が連立離脱していると言うのが、それが党の方向性じゃないんですか。
○山本一太君 総理、自見大臣のよく分からない答弁続いていますが、国民新党は民主党との連立を解消したと、こういうことですね。
○山本一太君 友党の意思決定について関与するしないじゃないですよ。だって、連立政権組んでいるんじゃないですか。連立というのは政党と政党との契約でしょう。あなたの契約の相手はどなたですか。
○山本一太君 連立の協定、署名したのは誰なんですか、国民新党側で。
○山本一太君 これは国民には分かりにくいですよ、総理。誰が見たって連立は解消されているんですよ。これが総理の本質なんですよ。大体こうやってごまかしていくんですよ、分かりにくいところは。これはまるで……(発言する者あり)まだ言っていませんから、黙っていてください。これ、ほとんど連立...全文を見る
○山本一太君 全く理解できません。  自見大臣、下地幹事長がまだ亀井さんを説得すると言っています。もう必死で説得すると、国民新党は分裂していないと。分裂しているんですよ。そうやって、いや、亀井代表は説得すると言い続けて国民の批判をかわして、その間はずっと総理から連立与党の地位を...全文を見る
○山本一太君 大臣、あなた、亀井代表のおかげで政界に復帰をして、そこの席に座っているんじゃないですか。これだけちょっとお聞かせください。
○山本一太君 私は、政権の枠組みからいっても、あなたの金融担当大臣としての能力からいっても、この連立の枠組みという理屈からいっても、あなたはそこに座っているべきじゃないと思います。  あなたが、与党とか野党とか分からない、国民新党が与党とか野党とか分からない状況だったら、参議院...全文を見る
○山本一太君 いや、自見大臣、本当にがっかりしました。私、自見大臣のお人柄はもちろん好きですが、政治家としての信義というのがないですよね。  今日は武士の情けで呼びませんでしたけれども、浜田和幸政務官とあなたは違うんですから、ここできっぱり辞めていただきたかったと思います。必ず...全文を見る
○山本一太君 総理、今の安住大臣の答弁で間違いありませんね。
○山本一太君 安住大臣、二月二十二日の衆議院予算委員会の答弁で、仮定の話ではあるけれども、今の経済状況であれば私は引上げが可能であると思いますというふうにおっしゃった、これは宮沢さんとの質疑でおっしゃっていますけれども、こう言ったのは間違いないですね。
○山本一太君 総理、昨日、我が党の宮沢委員から安住大臣の衆院予算委員会のこの答弁について聞かれた際に、曖昧な答弁を繰り返しました。昨日の夜、私、議事録を読んだんですけれども、総理のおっしゃっていることはもう意味不明でした。最後に、安住大臣の当時の発言は一つの判断、そのときの政治判...全文を見る
○山本一太君 ちょっとよく分からないんですが、それでは安住大臣にお聞きします。  二月二十二日の時点では、今の経済状況なら引上げ可能だとおっしゃっていますが、では現時点では安住大臣はどう思っていますか。今、この現時点、今の経済状況なら消費税引上げは可能だと、そういうふうに思って...全文を見る
○山本一太君 今、それは今の話ですね、大臣。ちょっと確認させていただきます。
○山本一太君 今の安住大臣の答弁について、総理、どう思いますか。
○山本一太君 いや、安住大臣の答弁も総理の答弁も相当後退した感じがしますよね。いよいよ何か二枚舌みたいになってきましたよね。  総理、これは法案出しているんですから、ちゃんと解釈についてはきちっと説明してもらわなきゃ困りますよ。大綱のときと法案のときと、景気弾力条項については基...全文を見る
○山本一太君 いや、総理の増税に対する決意とか命懸けの覚悟とか、本当に疑わしいと思い始めました。  総理、自民党も参議院の選挙のときに、マニフェストで一〇%消費税を掲げました。消費税の必要性ということは我々も認識しているんですよ。国民が一番知りたいのは、総理、つまり、増税をする...全文を見る
○山本一太君 今総理は、デフレ下でも成長しているときがあると、すなわち、だからデフレ下でも成長していれば消費税増税は可能だということですね。  いや、総理の今の答弁だから、いいよ、大臣。総理、今の答弁について答えてくださいよ。言ってくださいよ、今。
○山本一太君 いや、これおかしい、おかしい。違う、違う。そこだけちょっと確認してくださいよ。(発言する者あり)
○山本一太君 ちょっと意味分からない。  総理、デフレ下でも、もう一度だけ答えてください、デフレ下でも消費税増税は可能なんですね。それだけでいいんです。
○山本一太君 今総理は、デフレ下で経済が成長することもあるって言っていましたけれども、一体それは何年から何年までで、何%成長して、そのときは消費税増税可能だということなんでしょうか。一体何年から何年まで、今総理の言ったデフレ下の成長というものがあったんでしょうか、教えてください。...全文を見る
○山本一太君 今、あったじゃないですかと言ったんですけれども、何年から何年まであったんでしょうか、何%ぐらい成長したんでしょうか、教えてください。
○山本一太君 もう、ちょっとよく分からないんですが、昨日、これまでの財務大臣、総理の答弁をずっと振り返って読んでみたんですよ。これずっと読んでみると何が分かるかというと、政府は、景気条項の発動は、さっきもちょっと財務大臣おっしゃったけれども、東日本大震災とかリーマン・ショックのよ...全文を見る
○山本一太君 取りあえず、総理は、デフレ下でも成長すると、デフレ下でも消費税増税が可能だというふうに思っていることは確認をさせていただきました。  余り時間ありませんが、今日は閣僚の皆さん集まっておられて、今のこの消費税増税法案、閣議決定、署名されていますが、もちろん賛成だと思...全文を見る
○山本一太君 それでは、松原拉致担当大臣、この消費税増税法案の中身にこれは丸ごと賛成なんですね。
○山本一太君 大臣、大臣になる前の平成二十三年九月八日のブログで、松原仁が主張するデフレ脱却論では増税はデフレを悪化させるとおっしゃっていますけれども、この法案に賛成なんですか。
○山本一太君 一年前、消費税アップは国民のための民主党にあるまじきことだとおっしゃっていますけれども、つまり変節されたということですか、松原大臣。
○山本一太君 だから、変節したんですか、松原大臣。それだけ言ってくださいよ、はっきり。明らかに変節でしょう。
○山本一太君 いや、松原大臣の今の言葉には本当にあきれて物が言えません。  これはまたいろんな委員会でフォローさせていただきますが、もう時間が九分ですから、次の質問、いよいよ防衛大臣にいろいろとお聞きをさせていただきたいと思います。  防衛大臣、防衛大臣として過去、三か月弱だ...全文を見る
○山本一太君 適材適所かって聞いているんです。それだけ答えてください、御自分でそう思うかと。思うって言えばいいんですよ。そう言ってください、そうだと。(発言する者あり)
○山本一太君 努力するとかしないとかじゃないですよ。  中国の海洋進出が拡大すると、軍事的プレゼンスも拡大すると、北朝鮮情勢も不安定になっていくと、こういう中で御自分で防衛大臣の職務をきちっと全うできると、そういう自負があるかどうかです。これだけははっきり聞かせてください。ある...全文を見る
○山本一太君 私は田中防衛大臣をいじめるつもりはありません。真剣に一刻も早く辞めていただきたいと思っているからこうやって質問させていただいているんです。  大臣、三月二十七日の外交防衛委員会の私の質問、防衛大臣としての職務を果たせる十分な能力があると思うかという質問に対して、知...全文を見る
○山本一太君 法律の知識について不足しているということですが、大臣、同じ答弁で、知識は私の方があるということも自負しているとおっしゃいました。大臣の方が知識があるというその分野はどこですか。  大臣、反駁してくださいよ。証明してくださいよ。
○山本一太君 具体的には何にも答えていませんけれども、これ以上言いませんが。  総理、総理は田中防衛大臣が適材適所だと何度も明言していますけれども、その認識は今も変わらないんでしょうか。
○山本一太君 総理が本当に田中防衛大臣を適材適所だと思っていたら、見識を疑いますよ。適材適所なわけないじゃないですか。今ミサイル防衛って言いましたけれども、委員会の質問でミサイル防衛に関する法的枠組みについても答えられていないんですよね。  総理、もう一回聞きます。本当に適材適...全文を見る
○山本一太君 それは逐条の問題ではありません。  例えば、おととい、四月三日の予算委員会での佐藤正久議員とのやり取りでも衝撃の答弁が幾つかありました。まず、訂正と謝罪、五回ありました。田中大臣は、PAC3の配備について聞いた佐藤正久氏の質問に対して、要請があればその地域にPAC...全文を見る
○山本一太君 さっき、今総理が北朝鮮のミサイルの話をされましたけど、総理、北朝鮮のミサイルが沖縄の上空を通過する可能性が高いと。もちろん可能性は低いかもしれませんけれども、その一部が領海、領土に落下してくる可能性があるかもしれない。こういう緊迫した状況の中で、防衛大臣がPAC3は...全文を見る
○山本一太君 同じ委員会でもう一つちょっとびっくりした答弁は、防衛大臣が、今のミサイル防衛システムでは北朝鮮のミサイルから全国土を守り切れないと言い切ったことです。佐藤委員が、じゃ、中期的にはどうなんですかと言ったら、いや、体制整備、中期でも守り切れないと言って、最後は、これ答弁...全文を見る
○山本一太君 大臣、あなたの答弁で予算委員会が今まで何回中断になったかというのは御存じでしょうか。
○山本一太君 三十数回。もうちょっと短い中断を含めると四十回以上ですよね。  止まっているのは予算委員会だけじゃありません。大臣、これまであなたのために外交防衛委員会の質疑が何度止まったか、御記憶でしょうか。覚えていなければ覚えていないで結構です。
○山本一太君 三月下旬の三回の外交防衛委員会、記録を調べたんですけど、速記が十回止まっています。短い中断は恐らく二十回ぐらいですよね。ミサイル対処、PKO、専守防衛の問題についての答弁が原因です。  十六年政治家やっていますけれども、こんなこと初めてですよ。一々予算委員会が止ま...全文を見る
○山本一太君 円滑な審議ができなくて残念というのは、不適切だと言っているのと同じだと思いますよ。  総理、知識がないだけじゃありません。防衛大臣、申し訳ないんですけれども、私があきれたのは、田中大臣が官僚の作った答弁書を棒読みすることなんですよ。  大臣、外交防衛委員会で三月...全文を見る
○山本一太君 答弁、答弁求めていますから。  なぜ止まったのか覚えていらっしゃいますかということですから。
○山本一太君 いや、止まった原因は、大臣、そうじゃありませんよ。大臣が、ここにありますが、役人の用意した全く別の答弁ペーパーを読もうとしたからですよ。専守防衛についての議論なのに、PKOはと読み始めたんで委員会室が騒然となって、そのとき大臣は、はい、じゃ、専守防衛と、失礼、失礼し...全文を見る
○山本一太君 何回あります、何回あります。
○山本一太君 いや、もう本当に詭弁だと思いますね。  私は、知識だけじゃなくて、申し訳ないんですけど、緊張感、使命感、当事者意識もないと思いますね。まあ風邪で鼻水が出たのは本当にお気の毒だと思いますけれども、予算委員会から十分以上行方不明、その間、議員食堂でコーヒーを飲んでいた...全文を見る
○山本一太君 もうコーヒーは飲まないという答弁自体がピント外れなんですよ。コーヒー飲んでも紅茶飲んでもカフェオレを飲んでもいいんです。委員会から行方不明にならなければいいんです。もう大臣、二度とこういうことのないようにしてください。  さらに、私が看過できないのは、三月十四日の...全文を見る
○山本一太君 読んでいないんですね、大臣。  大臣、読んでいるんですか。読んでいないんですね、つまり。
○山本一太君 読んでいるか、読んでいないかですよ。読んだんですか。
○山本一太君 総理、委員会が中断するという現象のほかにも異常な光景、見られます。  おとといの一般質疑での佐藤正久議員の質問の際には、質問するたびに五、六名の役人が大臣取り囲んで紙を渡したり、後ろで発言の内容をささやくと。何かしゃがんでいる人もいて、隠密同心か何かかと思いました...全文を見る
○山本一太君 何でこういうことを総理に申し上げたかというと、官僚の腹話術でしかしゃべれない大臣が外交交渉なんかできるわけありませんよ。沖縄の県民の皆さんにきちっと安全保障を説明して納得してもらうことなんてできませんよ。  田中防衛大臣はこの状況を見ても適材適所でしょうか、総理。
○山本一太君 田中防衛大臣の問題答弁、ずらっと並べましたけれども、とても、これから一つ一つやるつもりでしたけれども、全く時間がありません。  総理に申し上げます。  総理、日本の国民の安全、国益というものを本当に考えているのであれば、任命責任は問われることは覚悟で田中防衛大臣...全文を見る
○山本一太君 総理、辞めさせないということは、国益より保身なんですか。素人の防衛大臣を二代続けて任命したと、これだけでも私は総理の資格はないと思います。  大変申し訳ないんですけれども、防衛大臣には、安全保障を担う閣僚としての知識も見識も緊張感も当事者意識も説明能力も、この答弁...全文を見る
○山本一太君 まあ辞任されないということであれば、参院で不合格通知を突き付けるしかないと。あなたが不適格だということはみんな思っています。私はもうタイミングの問題だというふうに思っています。  今国会の予算委員会審議、ずっとここに書きましたけれども、まあ野田内閣が最善最強とは程...全文を見る
04月05日第180回国会 両院 平成二十四年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○山本一太君 山本一太でございます。  参議院側が平成二十四年度一般会計予算外二件を賛成少数で否決した趣旨を申し上げます。  第一の理由は、予算規模と公債発行額を抑制するため、粉飾的な手法を用いている点です。  政府・与党は、中期財政フレームの歳出の大枠である基礎的財政収支...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○山本一太君 今日は随分テレビカメラがこの委員会室に来ています。これは、理由は多分こういうことだと思うんですね。恐らくといいますか、もしかすると田中防衛大臣にとって大臣としての最後の答弁になるかもしれないと、恐らくそう思ってマスコミの方も来られているんじゃないかと思います。  ...全文を見る
○山本一太君 だって、このメモ、読みにくくて、間違って写されているぐらいですからね。今の御答弁、非常におかしいと思います。それに、この中身、こういう手書きのものを出すというのもおかしいし、これが外に出るということ自体もおかしいと。北澤前防衛大臣と榛葉前副大臣も、これは本当におかし...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣がもうあっさりと、今回のミサイル発射の対応については、官邸と防衛省の連携が良くなくて国民に不安を与えたと言い、そしてこれからいろいろとその理由を検証すると。まあこういう防衛大臣にはとても日本の危機管理は、申し訳ないんですけれども私はできないと思います。  ...全文を見る
○山本一太君 防衛大臣がそんな思い込みで危機管理のプロセス進めたら困るんですよ。うちの外交部会長も政調会長も官邸に行って官房長官に会ったんですよ。そのときに、藤村官房長官が、何で田中防衛大臣は記者会見なんかしちゃったのかなと、理由がよく分からないと言っているんですよ。それなのに、...全文を見る
○山本一太君 今の答弁に田中大臣の欠陥の全てが凝縮されているんですよ。  さっきは、記者会見を開くに当たって官房長官の了解を取ったとはっきり言ったんですよ。官房長官は、なぜ田中大臣が記者会見を開いているのかよく分からないと言っているんですよ。ちゃんと訂正してください、さっきのニ...全文を見る
○山本一太君 大臣、答えていないですよ。答えていないです。  もう一回言いますね。事前には了解を取っていないんですね。今のは事後なんですね。それだけ言ってください。こういうところに田中防衛大臣の欠陥の全てが凝縮されているんですよ。はっきり言ってください。
○山本一太君 じゃ、訂正してください、さっきの言葉。
○山本一太君 ちゃんと答えていないよ。いや、答えてもらってください。おかしいですよ。
○山本一太君 大臣、こういうときのやっぱり表現、きちっとやってほしいんです。まさにクロノロジー、とても大事ですから、これからのミサイル発射に備えるいろんな検証をする意味でも。事前に了解を取っていないものを了解取っているかのように言って、結局事後だと言い換える。ずっとあなたの答弁は...全文を見る
○山本一太君 金曜日の自民党の外交・国防部会に、防衛省、そして外務省、それから内閣官房の役人が来ました。防衛省の大臣審議官だと思いますが、この記者会見は、特に大臣が事務方から相談を受けたわけでもなくて、御自分でやったというようなお話がありました。  大臣、こういう危機管理のとき...全文を見る
○山本一太君 これは適切な対応ではありません。  やはりこの内閣の一番の問題は、危機管理に当たって内閣、各省がばらばらだということなんですよ。さっき大臣もおっしゃったじゃないですか。防衛省と官邸のこの連絡についても反省すると、これについても検証するとおっしゃったでしょう。官房長...全文を見る
○山本一太君 伊藤大臣官房審議官がいたんですよ。  最初の説明では、防衛大臣が官房長官に電話したという情報は一切なかったので、この新しいクロノロジーの中で初めてそれが出てきたから、外交・国防部会に出席をしたこの伊藤大臣官房審議官に聞いたんです。で、審議官が何と言ったかというと、...全文を見る
○山本一太君 いや、それは、近くにいた大臣官房の審議官が、防衛大臣がこういう状況の中で官房長官に電話している中身が全然分からないなんということ自体おかしいですよ。組織として機能していませんよ。中央指揮所にいるフロアの人たちがやっぱりきちっと情報を共有するというのが私は普通だと思い...全文を見る
○山本一太君 電話をする前に、官房長官に防衛大臣が電話をする前に、周りの官僚、防衛省の役人でも誰でもいいですけれども、ここでこのタイミングで電話をしてくださいと、こう言われて電話をされたんでしょうか、大臣は。
○山本一太君 何で私がこのことを今日お聞きしたかというと、田中防衛大臣は、はっきり言って、この委員会質疑では、ほとんど官僚の言うとおりの答弁しかしない、ペーパーがずうっと後ろの方から回ってくるから、違う質問に対する答えを読むということがよくありました。  その田中大臣が、今回の...全文を見る
○山本一太君 昨日の部会で外務省と防衛省に、今朝までに、この質問までにきちっと示せるようにしてくれというふうに言いましたし、ちゃんと質問通告にも書いてありますから、今分かる範囲だけでも、大臣、ちょっと言っていただけますか。
○山本一太君 これは十二日から十六日まで、これ北朝鮮がミサイル発射を予告していた期日なので、これは細かいクロノロジーを、後で結構ですから是非提出をしていただきたいと思います。  大臣、私は、今日恐らく最後の質疑になると思うので申し上げますが、これまでずっとあなたのことを不適格だ...全文を見る
○山本一太君 先週末、渡辺周副大臣がテレビ番組に出まくっておられました。物すごいペースでした。私の仲間は、もう次期防衛大臣に向けての猛烈なアピールだと、こう言っていました。渡辺副大臣は能力もあるからそう言われてもいいと思いますけれども、もう永田町では次の防衛大臣に当確だと言われて...全文を見る
○山本一太君 渡辺副大臣がフジテレビの番組で、北朝鮮や中国の脅威が隣にあって日米両国で役割分担する際、集団的自衛権は避けて通れない議論になるというふうに発言をいたしました。私個人としては非常に考え方は近いんですけれども、これは大臣、政府の見解ですね、大臣の意見と同じなんですね。そ...全文を見る
○山本一太君 こんな大事な発言を聞いていない。しかも、今の野田内閣では行使しないと言っている。副大臣がテレビで発言したんですよ。大臣、やっぱりあなたには一刻も早く辞めていただきたいということと、最後にもう時間ありませんから玄葉大臣に、寝そうになっていますから。寝ちゃいけませんよ、...全文を見る
○山本一太君 次は止めてくれますね。  以上です。     ─────────────
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○山本一太君 本日の朝日新聞の一面に、昨年の八月、中国が北朝鮮に軍用車両を輸出していたと、日米韓三か国の政府がそのことを把握しながら公表しなかったというふうに報道されています。  玄葉大臣、この報道は事実でしょうか。事実だとしたら、なぜ日本政府は公表しなかったんでしょうか。
○山本一太君 大臣、事実なのかどうかだけちょっとお答えください。
○山本一太君 今日時間がありませんから、この問題は改めて外交防衛委員会で徹底的にやらせていただきたいと思います。  さて、野田総理に改めて伺います。今国会で消費税増税法案が成立しなかったら解散・総選挙をやると、こういう御覚悟で総理、よろしいんでしょうか。
○山本一太君 そういう表現では、総理、国民には分からないんですよ。分かりやすく言ってくださいよ。法案が成立しないのならば解散するんですか。
○山本一太君 適切な時期に判断するというのは、法案が通らなかった場合に解散も総理の選択肢の一つなんですか。そのくらい、テレビで国民が見ているんですから、言ってくださいよ。
○山本一太君 まあ、総理のいつもの逃げの答弁だと思います。  続いてお聞きしますが、総理、自民党の社会保障制度改革基本法案、これを受け入れるおつもりはありますか。
○山本一太君 関連じゃないんですよ。おとといの自民党の役員会で、この修正協議が合意する前提は我々のこの対案を民主党政権が受け入れるかどうかと、こういうことを正式に確認したんです。この対案を、総理、受け入れる可能性はあるんでしょうか。
○山本一太君 今のその可能性も含めてということは受け入れる可能性もあるということだと思いますが、谷垣総裁も、この修正協議が合意できるかどうかはこの対案を民主党政権がのむかどうかに懸かっていると、ボールは政府・与党にあるというふうに言っております。これ、総理、自民党がこの基本法案を...全文を見る
○山本一太君 子細に検討するということは受け入れる可能性があるということだと思いますが、もう一つお聞きします。  六月十五日までに修正協議の与野党合意を目指すと、この方針は、総理、全く変わっていないということですか。
○山本一太君 そんなに簡単に私はいかないと思います。  谷垣総裁はもう既にボールを投げたと言っています。公明党は最低保障年金の撤回を求めています。何より党内が物すごく騒がしいようですが、総理、本当に民主党の中をまとめられるんですか。
○山本一太君 総理の言葉とは裏腹に党内では反対の声が上がっていると今日も報道されていますが、総理、万が一、万々が一、与野党合意が調って衆議院を法案が通過したとしても、参議院を通らないと成立しないと、こういう認識はあるんですか。
○山本一太君 総理は今国会でこの消費税増税法案を成立させることが最低限の責任だとおっしゃいましたけれども、それも変わっていないですね。
○山本一太君 それでは、総理、今の言葉をそのまま取れば、会期を延長するということでいいんですね。
○山本一太君 厳しい日程じゃありませんよ。会期末の六月二十一日までに参議院も通して消費税増税法案を成立させるなんということは物理的に不可能じゃないですか。もう一度言ってください。会期を延長するんですね。参議院をばかにしているよ。
○山本一太君 いや、駄目だよ、駄目。駄目だよ、こんなの。駄目です、そんなお答え。駄目ですよ、こんなの。
○山本一太君 物理的に不可能ですから、こんなの。(発言する者あり)
○山本一太君 総理、ここまで来て会期延長しないというのは、これはここにいる全員をばかにしていますよ。参議院は予算委員会やらなくていいんですか。参議院は増税法案の審議を二日ぐらいで切り上げろと言うんですか。もう一度答えてください。今国会中に成立させるのであれば会期を延長するしかない...全文を見る
○山本一太君 駄目だよ、こんなの。何のために予算委員会やっているんですか、じゃ。参議院の予算委員長でしょう、あなた、注意してくださいよ。  どうやって二日間で上げるんですか。(発言する者あり)
○山本一太君 会期延長の可能性はあるぐらい言ってください。
○山本一太君 いや、総理の答弁は本当にひどいと思いますよね。どう考えたって、参議院で審議をしなきゃいけないということを思えば、会期延長するしかありません。  総理、衆議院で法案を可決しようがしまいが、参議院を通らなければ法律にはなりません。そして、この修正協議が調おうが調うまい...全文を見る
○山本一太君 総理、仮の話じゃありませんよ。会期末に参議院自民党は問責決議案を出すんですよ。それが可決される可能性が高いんです。もう一度お答えください。
○山本一太君 総理の今までのこの政権運営で、問責を提出する理由は十二分にあると思っています。  おとといの特別委員会だったと思いますが、岡田副総理が、いや、問責が可決されても総理も閣僚も辞める必要はないというふうにおっしゃいましたけれども、総理、これ同じお考えですか。
○山本一太君 民主党は、二〇〇八年に福田総理、二〇〇九年に麻生総理の問責決議案を出しました。可決しました。このとき、問責決議案の中に、福田総理は、即刻内閣総辞職するか、又は解散・総選挙で国民の信を問うか、いずれかを選ぶべきだと書いてあります。麻生総理に対しては、内閣総辞職ではなく...全文を見る
○山本一太君 ひどい答弁だと思います。  福田総理の前に、九八年に額賀防衛大臣に問責決議案が可決されました。そのとき民主党の菅直人代表が、一つの院が正式に大臣を不適任だと決めたのは大変重いですから当然辞任すべきだとテレビ番組で発言しています。これも総理、間違っているということで...全文を見る
○山本一太君 問責が可決された後の対応を見極めたいと思いますが。  玄葉大臣、お聞きしたいと思います。  丹羽中国大使の問題発言、これ正確な中身を教えていただけますか。
○山本一太君 総理はこの丹羽大使の発言をどういうふうに思われますか。
○山本一太君 いや、総理、十分ちょっと言葉には気を付けていただきたいと思いますが。  そもそも、適切ではないと言う前に、総理はこの大使の発言が日本の国益を大きく損ねたと、こういう認識はおありでしょうか。
○山本一太君 答えていません、答えていません。答えていませんよ、委員長。
○山本一太君 いや、今、国益を害するとおっしゃいました。  ファイナンシャル・タイムズで石原都知事の計画に対する政府の強い不安のサインだというふうに書かれています。中国のニュースサイトは、日本の政府高官の初めての批判で、丹羽大使は現実主義者だと評価されています。これ、中国側に日...全文を見る
○山本一太君 総理は大使の発言が国益を損ねたとおっしゃったんですから、総理の責任で更迭していただけませんか。
○山本一太君 外務大臣、丹羽大使に注意したというんですけど、少なくとも一回召還して事情を聴くべきじゃないですか。そうじゃなかったら、中国側がこれ日本の政府が容認したかのように受け止めると思いますけれども、いかがでしょう。
○山本一太君 総理大臣が大使の発言は国益を損ねていると言ったと。つまり、特命全権大使が政府の見解と違う国益を損ねる発言を公の場、しかも世界に発信される場所でやったと、これはもう外交官としてあるまじき行為だと思います。経済人としては立派かもしれませんが、中国大使としては明らかに失格...全文を見る
○山本一太君 特命全権大使が総理が国益に反するというまでおっしゃった発言をしながら、注意をするだけで済ますと、ここに野田政権の全てが凝縮されているという感じがいたします。  次の、内閣改造のことについてちょっとお聞きをしたいと思いますが、今回の内閣改造、これは私は野田総理の負の...全文を見る
○山本一太君 全く意味がよく分かりませんね。今回もまた適材適所だという意味のことをおっしゃいました。三回目ですよ。前の内閣は最善最強の布陣だったわけですよね。最善最強の布陣が何で五か月しかもたないんでしょうか、お答えください。
○山本一太君 本当に総理の答弁は、もう一度言いますが、お粗末だと思います。今回の改造も前回と同じ、問題閣僚を一掃するためのカモフラージュ内閣改造じゃないですか。  それでは、個別に聞いていきます。森本大臣の前任である田中防衛大臣、参議院で問責を受けましたが、田中大臣を交代させた...全文を見る
○山本一太君 駄目です、駄目です、答弁拒否です。答弁拒否ですよ、委員長。
○山本一太君 いや、もう質問しましたから。
○山本一太君 いや、だって質問したんですから、こたえる必要ありません。
○山本一太君 いや、時間大事ですから、やってください。
○山本一太君 何でもう一回するんですか。
○山本一太君 駄目です。答えていません。答えていません。替えるにはちゃんと理由があるんだから、こんなの答えられないわけないじゃないですか、総理の人事なんだから。私たち問責出したんですよ、この大臣に。理由を付けて院で可決したんですから、ちゃんと答える義務がありますよ。
○山本一太君 今総理、より適材とおっしゃいました。そうすると、田中防衛大臣は最善最強じゃなかったということですか。
○山本一太君 いや、ちょっと質問に答えてください。  田中大臣は最善最強の閣僚じゃなかったんですか。
○山本一太君 じゃ、どうして六か月で辞めさせたんですか。
○山本一太君 厳しい安全保障環境って何ですか。
○山本一太君 じゃ、その環境に田中防衛大臣は対応できないと御判断されたんですね。
○山本一太君 よりベターということは田中大臣がワースだったということなんで、ちょっと総理のおっしゃっている意味がよく分かりませんけれども。  それではお聞きしますが、防衛大臣。総理、今の説明聞いて分かる国民はいないと思いますよね。全く問責とも関係ないというふうにおっしゃっている...全文を見る
○山本一太君 では大臣、これまで民主党の防衛政策、特に鳩山政権の政策を大臣は厳しく批判されてこられました。鳩山政権の政策は国を誤る道としか思えないともおっしゃっていましたが、そのお考えは今でもお変わりないんでしょうか。
○山本一太君 鳩山総理の政策は国を誤る道だというのは、これは今でも同じ御認識だということですけれども。  もう一つお聞きします。  森本大臣、民主党がインド洋の給油活動を中止したときに、国際貢献を金で買うべきではないというふうにおっしゃいました。大臣は今でも民主党がインド洋の...全文を見る
○山本一太君 総理、森本大臣がインド洋の給油活動をもっと続けるべきではなかったかというふうにおっしゃっていますけれども、総理も同じ認識でしょうか。
○山本一太君 私は、森本大臣が防衛大臣に就任されると聞いて、民主党の誤った政策を正していただけるんだと思いました。  でも、森本大臣、例えば集団的自衛権の持論を封じてしまって、それで政権に入っても、本当に森本大臣が政権に入る意味があるんでしょうか。
○山本一太君 大臣、それは違うでしょう。大臣がやるべきは、安倍政権がやり残した集団的自衛権の問題を野田内閣でやりましょうということでしょう、安全保障基本法を作りましょうということでしょう、ここが間違っているから直しましょうということでしょう。自分のお考えを封印して内閣に入ってどう...全文を見る
○山本一太君 本当は森本大臣にお聞きしたいこと、山ほどあります。普天間問題の展望とかオスプレイの配備とか沖縄との交渉の進め方とか、これは改めて外交防衛委員会でやらせていただきたいと思いますが、一つだけ、民主党沖縄県連の辞任要求について総理に伺いたいと思います。  森本大臣のオス...全文を見る
○山本一太君 あってはならないんならば、民主党県連に見直すことを総理は行動として申し入れるんでしょうか。
○山本一太君 是非そうしていただければと思います。  さて、内閣改造に戻りたいと思いますが、鹿野道彦農水大臣を交代をさせた理由は、総理、何でしょうか。
○山本一太君 最強最善ですよね。何で今お辞めになるんですか。
○山本一太君 郡司農水大臣を任命することがどういうふうに内閣機能の強化につながるんでしょうか。
○山本一太君 内閣機能の強化ということを答えてないですよ。どう機能強化になるんですか。
○山本一太君 総理、明らかにごまかしなんですよ。鹿野大臣が替わったのは対中不正輸出疑惑でしょう、スパイ疑惑でしょう。どうしてそういうことをはっきり認めないんですか。  もう一度答えてください。何で鹿野大臣を交代させたんですか。
○山本一太君 全く意味が分かりませんね。在任期間が長かったら最強最善の布陣を変えるんですか。  じゃ、その最強最善の閣僚を替えるんなら、郡司大臣は更に優れていたということでしょうか。
○山本一太君 まあ、ごまかしの答弁ですよね。  今日、郡司大臣の発言を資料としてお配りしています。農水省のホームページに載っている六月四日の大臣就任後の会見です。皆さん、これ読んで意味分かりますか。私、全く分かりません。  総理、これちらっと読んでいただいて、この発言理解でき...全文を見る
○山本一太君 いや、もう触れようがないんです、これ。本人に読んでいただくしかない。(発言する者あり)  郡司大臣、では、この農水省のホームページにある答弁、ちょっと読んでいただけますか。御自分で話した話ですから、そのまま読んでください。
○山本一太君 そのまま読んでください、大臣。
○山本一太君 総理、この答弁の意味、お分かりになりますか。
○山本一太君 内閣総理大臣が、農水大臣が記者会見で言ったことを読んで真意が分からないと。農水省が第一こんなものを載せること自体が間違っていると。大臣を本当におとしめようとしているのかなと思うぐらいですが、私は、この答弁能力でTPP交渉できるのかと、外交交渉できるのかと物すごく不安...全文を見る
○山本一太君 TPって何ですか。TPじゃありません。
○山本一太君 農水大臣、TPPとPTと何度も間違えないでくださいね。  私はよく分かりませんでした。  それで、郡司大臣、これまでTPPを慎重に考える会の副会長なんかをやっておられますが、TPPについてどうお考えになっているのか改めてお聞きしたいと思います。
○山本一太君 何か長くしゃべられたんですけれども、私よく分かりません。理解能力が乏しいのか、何言っているかよく分かりません。  大臣、記者会見でTPPについて、二十一分野全体を考える必要がある、トータルで国益かどうかの判断になると発言されています。全体として国益になるならば米の...全文を見る
○山本一太君 答えていません。米の関税撤廃について聞いている。答えてくださいよ、今の質問にちゃんと。
○山本一太君 大臣、あなたね、農政の責任者なんですよ。あなたの意見を求めているんです。あなたはこの米の関税も例外ではないと思っているんですか、思っていないんですか、答えてください、ちゃんと。
○山本一太君 あなたは農政の責任者でしょう。あなたの御意見はどうなんですか。米の関税撤廃はするんですか、しないんですか、言ってください。人ごとで言わないでください、人ごとで。
○山本一太君 いや、米について言っているんですから。
○山本一太君 いや、答えていないですよ、米について。言っていません。米について言ってください、米について。
○山本一太君 分かりました。それもはっきり言っていただいたので、記録に残ると思います。  郡司大臣の答弁、私、よく分かりません。どうして郡司大臣が鹿野大臣より適材適所なのかということは、はっきり言って全く分かりませんでした。  続けて、国土交通大臣のことをお聞きしたいと思いま...全文を見る
○山本一太君 そうすると、前田大臣は最強ではなかったということですか。最強って一番トップということじゃないんでしょうか、総理。
○山本一太君 前田国土交通大臣替わったのは問責ですよね。理由は明らかなのに、総理はそれもまたずっとごまかされる。  それでは、羽田大臣にお聞きします。  羽田大臣、御自身は国土交通行政全般について実績、知見、これは前田大臣よりも優れていると、こういうお気持ちありますか。
○山本一太君 羽田大臣、尖閣諸島での中国漁船衝突事件の際、ビデオ公開に反対されましたよね。国益を損なってはならず、慎重に取り扱う必要があるとおっしゃっていましたが、何で公開しないことが国益なんでしょうか。
○山本一太君 これは正しい判断だったと、大臣、思われますか。
○山本一太君 東京都が尖閣諸島を買おうという動きがありますけれども、これについては大臣はどう思われますか。
○山本一太君 羽田大臣、あなたは大臣ですから、大臣としての御意見聞かせてください。尖閣を国有化すべきだと思いますか。国土交通大臣ですからね。
○山本一太君 閣僚としての御意見を伺っているんですけど、もう一回お答えください。どう思いますか。
○山本一太君 実は離島防衛等々についてもいろいろお聞きしたいことがあるんですけど、あとは委員会でやらせていただきますが、総理、私には前田国土交通大臣よりも羽田大臣が物すごく知見に優れているというのは、今の答弁ではちょっと分かりませんでした。  もう一つお聞きします。小川法務大臣...全文を見る
○山本一太君 そうすると、小川法務大臣が競走馬を何頭も持っていたとか競馬サイトを見ていたとか、いろんな問題で我が党の世耕議員等から非難されていたと、これは全く大臣を替えた理由としては関係ないということですね。
○山本一太君 滝法務大臣はどの部分が小川法務大臣よりも優れているんでしょうか。
○山本一太君 今日は原発問題からそのほかいろいろやりたいことがあったんですけれども、この内閣改造でほとんど時間なくなってしまいましたが、今日の質疑で内閣改造の理由は私は全く分かりませんでした。何でこの五人の新しい大臣が前任者より優れているのか。だって、最強最善の内閣なんですから、...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○山本一太君 今日は、マルチ四条約のうちACTAについて玄葉外務大臣に幾つか質問をさせていただきたいと思います。  ACTAは模倣品とかあるいは海賊版の拡散を防止する枠組みということで、知的財産権を保護するという点ではもちろん意味のあるものだと思いますし、大臣御存じのとおり、元...全文を見る
○山本一太君 私は、政府がどういうふうにこの動きを分析しているかということをお聞きしたんですが、今大臣が言及をされたインターネット分野の表現の自由を脅かすことになるということは、もうちょっと具体的に言うとどういうことなんでしょうか。大臣。
○山本一太君 ちょっと今の説明だと、中身について、大臣、よく分からないんですが、これ細かくやっていくとほかの質問ができなくなっちゃうんでこれ以上突っ込みませんが、何で私がこれを聞いたかというと、元々このACTAは、日本とそれからアメリカとヨーロッパと協力をして、例えばインドとか中...全文を見る
○山本一太君 大変申し訳ないんですが、そのインターネット分野の表現の自由のことについて、玄葉大臣の答弁がよく分からないんで、全く具体性を欠く答弁でありますが、日本政府はちょっと違う見解を持っているということなんですが。  それでは、このACTAですね、日本のイニシアティブで始ま...全文を見る
○山本一太君 まず発効させるということですが、是非大臣、なぜ欧州議会が否決したかということはもうちょっと具体的にきちっと研究していただいて、少なくともこのACTAを広げていく上でもそこら辺は非常に大事なことになると思いますから、きちっと日本政府として戦略を持って進めていただければ...全文を見る
○山本一太君 外務大臣、忙しい日程の中でロシアを訪問されて大変御苦労されたと思いますが、今の御答弁だと、何か具体的な進展があったというふうに私にはちょっと思えないんですね。  まず、北方領土問題では特に具体的な進展があったとは報道もされていませんし、記者会見でもそういう結果は出...全文を見る
○山本一太君 今の外務大臣の、この間どこまで行ってきたかというのは、ちょっと何か聞き捨てならない話だと思うんですよね。だって、元々日ロ関係を悪化させたのは民主党政権ですよ。自民党政権の時代にロシアの高官が北方領土に行くなんということはなかったわけですよね。そういう事実があるにもか...全文を見る
○山本一太君 外務大臣、抗議と言いますけれども、メドベージェフ首相は国後を再訪問したわけですよね。本当に日本政府の抗議の意思が伝わったら、ラブロフ外相のこの反応というのは私は非常におかしいと思いますよ。抗議と言うけど、どういうふうに抗議されたんですか。遺憾の意を表明されたんですか...全文を見る
○山本一太君 ちょっと大臣の答弁よく分かりませんけれども。  外から見ていると非常に、何というんでしょうか、強い抗議をしたふうには見えないし、極めて、何かこう弱腰に見えるんですよね。なおかつ、ラブロフ外相は、ロシア政府はこの地域の社会経済環境整備という重大な責任があって、それも...全文を見る
○山本一太君 法的根拠のない占拠をしているということなんですけれども、それではちょっとお聞きしたいんですけれども、この北方領土が不法に占拠されたという経緯に関して言うと、ロシアが日ソ中立条約を一方的に破棄して対日参戦をして、ポツダム宣言が受諾された後で不法に北方領土を占拠したと、...全文を見る
○山本一太君 そうだとすると、ラブロフ外相が玄葉大臣との会談の中で第二次世界大戦でのロシアの犠牲について言及したと、国連憲章の中にこれが入っているみたいなことを言って、これがロシアにとっての法と正義の原則だと言ったわけですよね。これ、今大臣がこういう解釈でいいと言った日本の立場と...全文を見る
○山本一太君 こんなのね、大臣、笑って言うような話じゃありませんよ。日ロの国益を懸けたせめぎ合いなんだから。何言っているんですか。  あと、言えないというのはなぜですか。抗議したんですか。じゃ、このことについて強く抗議したんですか。それはもうきちっと言ったんですか、記者会見で抗...全文を見る
○山本一太君 じゃ、そう言ってもらえばいいんですよ。別にメディアの前で言うことを聞いているんじゃありません。委員会で大臣に質問しているんですから。ちゃんとそういうふうに言っていただければいいんですね。強く抗議したということですね、間違いなく。分かりました。  今回、外務大臣が訪...全文を見る
○山本一太君 これについてもいろいろお聞きしたいことがあるんですが、時間の関係もあってこのことにはこれ以上ちょっと突っ込みませんけれども、プーチン大統領の言葉の中で、会談の中で、互いに受入れ可能な解決策を探りたいとおっしゃっていますけれども、これはどういう意味だというふうに御覧に...全文を見る
○山本一太君 今の答弁もよく中身は分かりません。つまり、引き分けの意味もこのいわゆる双方が互いに受入れ可能な解決策というのもよく分からなかったと言っているのと同じだと思うんですけれども。  これ、もう一つお聞きしたいのは、野田総理が我が党の総理経験者である森元総理をロシアに特使...全文を見る
○山本一太君 今この場で申し上げることは控えたいと言うと、そうすると、何の戦略もなく送るんでしょうか。なぜそんな説明もできないんでしょうか。例えば並行協議みたいな流れをもう一回つくりたいとか、こういう戦略だという大まかなことすら委員会で言えないんでしょうか。  もう一度御答弁く...全文を見る
○山本一太君 大臣の答弁は本当に抽象的でよく分からないんですけれども。  ちょっと、ざっと今回大臣のロシア訪問中に起こったことを書いたんですけれども、本当は、もう毎回のように玄葉大臣の外交に私は好きでけちを付けているわけじゃないんですが、これ、けちを付けざるを得ないということが...全文を見る
○山本一太君 ちょっともう時間なんで最後に申し上げたいと思うんですが、大臣、やはり外交は行けばいいというものじゃないと思うんですよ。さっき言ったように、日ロ関係を悪化させたくないから、首脳会談の後で首相が北方領土を再訪問しても、とにかく悪化させないから会うとか、会えば成果じゃない...全文を見る
08月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○山本一太君 今日は、参議院の予算委員会で野田総理に質問をさせていただく恐らく最後の機会になると思います。来週以降、参議院が恐らくもう野田総理を総理大臣としてお迎えすることは私はないと思っています。  これまで随分予算委員会で野田総理といろんなやり取りをさせていただきまして、随...全文を見る
○山本一太君 外務省は、郵送された親書を、結局送り返された親書を受け取ったということなんですが、改めて野田総理にお聞きしたいと思います。  野田総理が日本の総理として韓国の大統領に送った親書が送り返されてきたと。外交慣例上まさに考えられないことだと思いますが、これについて総理は...全文を見る
○山本一太君 日韓関係、韓国は日本にとって大事な私は戦略パートナーだと思っていますが、しかしながら、日韓関係がこれだけ負の連鎖に陥ったと。あなたの政権でこういうことになったわけですね。つまり、この一連の領土をめぐる異常事態、これはやはり民主党外交のまさに負の遺産だというふうに私は...全文を見る
○山本一太君 まあよく総理、そういうことがおっしゃれると思いますよね。  もちろん自民党時代も竹島は韓国によって不法占拠されていました。北方領土はもちろんなかなか進展がありませんでした、返還については。でも、でも、韓国もロシアもそして中国も、ある程度の一線は踏み越えなかったんで...全文を見る
○山本一太君 総理にもお聞きしたいと思います。  竹島は韓国によって不法占拠されているということですね。
○山本一太君 私がこの予算委員会の総括質疑とか外交防衛委員会で、何度総理とかあるいは外務大臣にこの韓国に不法占拠されているんですかということをお聞きしても、皆さんは何とおっしゃっていたかというと、法的根拠のない形で支配されていると、こういう表現をずっと使ってこられたわけですよね。...全文を見る
○山本一太君 竹島です。
○山本一太君 今、韓国の、竹島のことを聞いているんですよ。  今までは不法占拠と外務大臣は言わなかったわけですね、総理も言わなかったと。不法占拠というふうに表現を変えた、これはより韓国に対して強いメッセージを発信すると、こういう意味ですよね。
○山本一太君 外交というのは言葉が命なんですよ。総理とか外務大臣の表現というのは大事なんですよ。そういうごまかしを言わないでくださいよ、玄葉大臣。  今まで不法占拠って言わなかった、不法占拠と言ったら今度は韓国が抗議をした。つまり、今まで弱いメッセージを間違って向こうに送ってい...全文を見る
○山本一太君 いや、不法上陸をしたかどうかと聞いているんですから、もうシンプルに答えてください、国民の皆さんはみんな見ていますから。  もう一回聞きます。韓国の李明博大統領は竹島に不法上陸をされたと、こういうことでしょうか。何でそんなふうにごまかすんですか。
○山本一太君 これ、最初からはっきりそういうふうに言っていただければいいんだと思いますが、総理も今おっしゃいました、李明博大統領は日本の領土である竹島に不法上陸をしたと、こういうことでございます。  さて、今回の一連の韓国とのいろんなやり取りがありましたけれども、最も私たちが衝...全文を見る
○山本一太君 今総理が謝罪と撤回を求めるということをはっきり明言をしていただいたと思います。  この発言について、李明博大統領が天皇陛下の訪韓についてあの発言をした当日、玄葉大臣が一切コメントに応じなかったと。なぜその日に外務大臣はこの件についてコメントをされなかったのか、お聞...全文を見る
○山本一太君 それは外務省としてすぐ確認するのが当たり前でしょう、こんな発言だったら。大体、翌日まで全く発信しないというのはどういうことなんですか。官房長官もあなたもこの件について何にも発信していないじゃないですか。  最初にコメントを求められたときの外相の発言には驚きました。...全文を見る
○山本一太君 いや、そうじゃないですよ。事実確認はその日にやらなきゃいけないんです。これはいつも民主党政権のパターンだから私は申し上げているんです。何かがあると後手後手できちっとタイムリーに発信をしないと。世の中の様子を見て、メディアの動向を見て、それでどうも政権に流れが来ている...全文を見る
○山本一太君 もう一回大臣に確認したいと思いますが、安住大臣の発言で、このスワップ協定は韓国側に手を差し伸べたものだと、こういうことでよろしいですね。
○山本一太君 総理、安住大臣こうおっしゃっていますが、総理の口からもはっきり言ってください。この日韓のスワップ協定は韓国側からの要請で行われたと、日本側が手を差し伸べたものだと、日本にとって今おっしゃったように大きなメリットがあるというよりは韓国側にメリットがあるんだと、それでよ...全文を見る
○山本一太君 総理にそれを今日はっきり言っていただいたことはよかったと思うんですが、いつものとおり遅過ぎるんですよ。さっき玄葉大臣がいつものような得意顔で、ナルシスト的な表情で、僕は不法占拠って言っちゃったもんって言いましたが、でも、私が何回聞いてもこの竹島は不法占拠されていない...全文を見る
○山本一太君 いや、もう安住財務大臣の言っていることと違うと思いますよね。  今日、テレビで国民の皆さん御覧になっていますけれども、これが玄葉大臣の正体なんですよ。どちらから持ちかけたかということをお聞きして、はっきり答えなかったんですよ、玄葉大臣は。そういう感覚だから常に韓国...全文を見る
○山本一太君 総理に改めてお聞きします。  今の財務大臣の御答弁、もうそのまま総理も同じお考えですね。つまり、この通貨スワップの見直し、これは今決めろということじゃありませんが、これは見直しの具体的な対応策の一つとしてこの通貨スワップの見直しというものは政策の選択肢にきちっと上...全文を見る
○山本一太君 野田総理の方からも、韓国とのスワップ協定の見直しというものがこれは対応策の一つの選択肢だということは今日はっきり明言をいただきました。  もう一つ出ている話で、韓国の国連安保理の非常任理事国入り、これについて日本政府は反対すべきだという話が選択肢として出ているとい...全文を見る
○山本一太君 総理は、この韓国の非常任理事国入りについて日本が反対すると、こういう対応策についてはどうお考えでしょうか。
○山本一太君 これは私も外交的に一つの選択肢だと思いますが、国連機関に一応勤務した経験もある立場からいうと、非常任理事国に立候補した韓国を日本が応援しないと表明すると。しかし、例えば韓国が当選した場合の影響とか、いろいろそういうところもきちっと考えて、やはり、ただ日本が一国で反対...全文を見る
○山本一太君 竹島を武力で取り戻すという現実的な選択肢は、これはないと私は思いますから、やはり日本がすべきことは二つで、二度と韓国大統領の不法上陸を許さないということと、もう一つはやはり国際的にしっかりこれをPRしていくということ以外にないと思いますが、例えば来年度の概算要求で、...全文を見る
○山本一太君 これ、ある意味でいうとPR合戦になってくるわけなんで、そこはしっかり外務省を中心に戦略を立ててやっていただきたいということはお願いしたいと思いますが、もう一つ気になるのが、オリンピックで政治的なメッセージを発したというあの事件なんですけれども、これ、サッカーの日韓戦...全文を見る
○山本一太君 オリンピックで政治的なメッセージを掲げるというのは、総理御存じのとおり、例えば、シリアの選手がメダルを取ったらシリアの大統領が正しいとそこで言うとか、あるいはイランの選手がメダルを取ったら核開発は我々は正しいことをしているみたいなことを言うのと同じですから、これはや...全文を見る
○山本一太君 いや、総理に聞いているんですよ、総理。
○山本一太君 今の段階では早過ぎるということは、どこかの段階では政府がきちっと抗議をするということなんでしょうか。これは……(発言する者あり)揚げ足取りじゃありませんよ、これは大事なところなんですよ。例えばIOCで全く処分がありませんということになったら、それをただ日本政府として...全文を見る
○山本一太君 野田総理のそういう対応が私は常に国際社会に誤ったメッセージを送っていくんだというふうに思っています。  韓国の李明博大統領が竹島に不法上陸をした理由として一つ挙げられているのが、慰安婦の問題について日本政府が十分な対応をしてくれなかったと、こういうことが挙げられて...全文を見る
○山本一太君 それが総理、違うんですよ。総理が日韓首脳会談で何らかの知恵を絞ると言えば、向こうは期待するんですよ、いろんな。  じゃ、知恵って何なんですか。具体的にどういう知恵を絞ったんだか、ここで教えてください。
○山本一太君 総理、法的な分野で、法的な面で決着が付いているだけじゃないんですよ。政治的にももう最終決着なんですよ。法的にも政治的にも決着しているんですよ。  その、じゃ総理の言う何らかの知恵、アジア女性基金のフォローアップというのは具体的にどういうことなんでしょうか、教えてく...全文を見る
○山本一太君 ちょっと総理の答弁、よく何をおっしゃっているか分からないんですが、知恵を絞ると言いながら、結局、具体的な知恵を絞る中身は何もないということなんですね。私は、具体的にどういうフォローアップがあるのかと聞いているんです、総理に。どういうことを、知恵を絞るといったときに総...全文を見る
○山本一太君 いや、今の総理の答弁ではっきりしていることは、何らかの知恵を絞ると言っても中身は全くないということですよね。何らかの知恵を絞ると言えば相手側は期待をすると、鳩山元総理のトラスト・ミーとある意味でいうと似た私は構図だと思います。  続けてこの竹島の問題をお聞きしたい...全文を見る
○山本一太君 いや、そんなことありません。私は全然違うと思います。それはもう玄葉大臣の危機感のなさ、緊張感のなさだと思います。武藤大使は九時過ぎには恐らく羽田空港に着いておられたと思います。その後十分、玄葉大臣は武藤大使を呼んで報告を受ける時間があったと思います。  大体、閣僚...全文を見る
○山本一太君 なぜ閣僚会議をすぐ開かなかったのかということについて全く答えになっていないと思うんですけれども、私がすごく驚いたのは、李明博大統領が竹島への上陸を三年前から準備し、昨年も揮毫を持って行こうとしたが天気のせいで行けなかったというふうに述べているんですね。しかし、外務省...全文を見る
○山本一太君 いや、反省しなければいけないという問題じゃないと思うんですね。  例えば、李明博大統領の竹島不法上陸について日本政府が抗議をする、武藤大使からすぐ抗議をさせようと思ったけれども、韓国側と連絡が付かないと、これはどういうことなんでしょうか。外交ルートがありながら、こ...全文を見る
○山本一太君 そんな問題意識なんですか。もう一度答えてください。  これだけの大事件が起こったときに、日本の大使が向こうの政府に連絡が取れないというふうに言ってきていると。これについて、もっと玄葉大臣、深刻に受け止めるべきじゃないでしょうか。もう一回答弁してください。
○山本一太君 外務大臣が予算委員会の答弁で、なぜこんなに大事件があったときに駐韓大使が向こうの政府に連絡を取れなかったのかと、笑いながら、こういうことはよくあるんですよと、これが外務大臣の言うことでしょうか。これ、あり得ないことなんですよ。もっと本当に深刻に、じゃ本当にもっと大き...全文を見る
○山本一太君 向こうに間違ったメッセージが伝わっていないという私は具体的な是非理由をお聞きしたいと思うんですけれども、例えば韓国メディア、中央日報がこの武藤大使の帰任について、外交疎通のレベルを正常化したもので、韓国との外交関係断絶が長期化してはならないという意味が込められている...全文を見る
○山本一太君 いや、今のお話も本当に私、愕然としますよね。日本外交のリーダーである、日本外交の責任者であるあなたが、韓国側と外交ルートで連絡も付かないことをよくあることなんですよと言い、なおかつ、大使をこんなに早く帰任させて韓国側に間違ったメッセージを送っているという、こういう感...全文を見る
○山本一太君 今総理から国際司法裁判所の提訴という話がありました。私は、提訴自体は正しい一つの方法だというふうに思っていますが、提訴によって果たしてどのくらいの効果があるのかと、これもしっかり分析をしていかなきゃいけないと思うんですね。  今、このICJでどういう懸案が例えば議...全文を見る
○山本一太君 ICJに提訴することはいいと思いますが、今、外務大臣でさえ中身はよく知らないと。なかなかICJで議論されているということは世界の人たちに知られていないということなんで、ICJに提訴することは大事なんですけれども、その効果は十分に見極めながらやっていかなければいけない...全文を見る
○山本一太君 ちょっと余りこれも説得力のある答弁じゃなかったんですけれども、ICJへの提訴はいいと思います。ただ、もう一度申し上げますけれども、それがどういう効果を与えるかというのは、それは多分に日本の政府の戦略にかかわるところありますから、ここはしっかりやっていただきたいと思っ...全文を見る
○山本一太君 もう一度お答えください。  つまり、私が申し上げたように、これからはやはり問題の所在を認めて、外交問題はあるという認識の下にいろんな具体的な対策を講じていくと、総理はそういうお考えだということでしょうか。
○山本一太君 東京都の上陸申請についてですが、これ許可しない方針だという報道もありますけれども、どんな対応方針なんでしょうか、総理。
○山本一太君 是非これは許可をしていただきたいというふうに思います。日本人の上陸を認めないという政策を続けるようでは、民主党を信用していない地権者の方も決して政府には島を売っていただけないというふうに思っています。もうちょっと努力をしていただきたいと思います。  もう一つ外交問...全文を見る
○山本一太君 いや、私、これもう人気取りの政策としか思えないですよね。これだけの大問題が尖閣で起こっている、竹島で起こっている、ロシアも北方領土の問題でどんどん攻勢を掛けてきていると。こんな中で何で日朝の政府間交渉を再開しなければいけないのか全く理由が分かりません。  玄葉大臣...全文を見る
○山本一太君 それでは、拉致問題が含まれなければこの政府間交渉はやらないということですね。
○山本一太君 今の答弁だと、今私は言えることって何ですか。今の答弁だったら拉致問題が含まれていなくても政府間交渉をやるというふうに聞こえますよ、外務大臣。  もう既に北朝鮮側は、これは協議の目的は日本人の遺骨問題で、拉致問題の提起は不純だって非難しているんですよ。もう既に八月十...全文を見る
○山本一太君 もう一度お聞きします。拉致問題が、今、玄葉大臣いろんなことおっしゃいました、北朝鮮いろんな発信をしている、正しいのかどうかという話がありましたが、拉致問題が協議に含まれないとすれば、この日朝の政府間交渉というものは、これは協議は続けられないということでいいんですね。...全文を見る
○山本一太君 いや、答えていません。拉致の問題が入らないときには、拉致の問題が含まれなくても協議を続けるんですかと、協議をやるんですかと聞いているんです。
○山本一太君 いや、今の答弁だったら、この公の場で、拉致問題が協議に含まれなくても日朝の政府間協議をやるということになりますよ。  もう一回言ってください、これ大事なところなんだから。大臣、もう一回言ってください。
○山本一太君 答えていません。ちゃんと、ちゃんと答えてください、もう一回。もう一回ちょっと答えてください。おかしいですよ。(発言する者あり)
○山本一太君 やり取りじゃなくて、日本側の姿勢を聞いているんですよ。こんな状況の中で日朝の政府間交渉をやるというこのセンス、私もう考えられません。完全に北朝鮮から足下を見られるというふうに思います。  委員長が全く委員会も止めていただけなかったのでどんどん時間がたってしまいまし...全文を見る
○山本一太君 そうすると、この近いうちというのは時間的なコンセプトは全く含んでいないということなんですね。
○山本一太君 そうすると、全く今、時間についても時期についても全く言えないと、こういうことですね。
○山本一太君 今の言葉を聞いて、改めて谷垣総裁も総理にだまされたと思っていると思いますね。  やはり、総理、人間としての、政治家としての信義があるんだったら、信義があるんだったら、もう少し谷垣総裁の気持ちにこたえたらどうですか。あなたは、法案が成立するかどうかというときに何度も...全文を見る
○山本一太君 最後に。
○山本一太君 本当に、総理、ひどい発言だと思いますよ。  近いうちにということで、一切時期は明示しないのに、近いうちという表現で谷垣総裁に御了解をいただいたと、今そう言いましたよね。そうしたら、もう近いうちにという意味は全くありません。総理の私は人間としての資質を疑います。 ...全文を見る